テーマ : 防災対策

道路冠水即時感知 センサー試験導入 沼津市

 沼津市は2024年度、頻発する豪雨災害に備え、道路の冠水や住宅地の浸水をリアルタイムで観測する小型センサーを試験導入する。
 設置するのは1台3900円と安価で小型の「ワンコイン浸水センサ」。近年の大雨で浸水被害があった原、大平の両地区や、道路が頻繁に冠水する箇所など計36カ所に整備する。リアルタイムで把握することで、道路の通行止めや住宅地への避難誘導など対策の迅速化につなげる。
 国土交通省の実証実験の一環で、1年間は設置費用と通信費を国が負担する。本年度は磐田市と函南町で実施していて、24年度は沼津市のほか三島、浜松、牧之原の各市と川根本町も加わる。
 沼津市では2019年以降、豪雨による冠水や浸水が多発。昨年6月の大雨では市内の多くの箇所で被害が出た。

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