テーマ : 防災対策

災害時の情報収集 ドローンで迅速に 磐田市と企業組合協定

 磐田市は28日、企業組合フジヤマドローン(富士市、望月紀志代表理事)と災害時の支援協定を結んだ。ドローンを活用して迅速に被災状況の情報収集などを進めることで、早期の救助・復旧につなげる。

協定締結式でドローンの動作を確認する関係者=磐田市役所
協定締結式でドローンの動作を確認する関係者=磐田市役所
協定書を交わす草地市長(中央左)と望月代表理事(同右)=磐田市役所
協定書を交わす草地市長(中央左)と望月代表理事(同右)=磐田市役所
協定締結式でドローンの動作を確認する関係者=磐田市役所
協定書を交わす草地市長(中央左)と望月代表理事(同右)=磐田市役所

 災害時には協定に基づき磐田市から要請を受けた会員がドローンで被災地域を空撮し、被害状況を調査する。映像を3次元解析し、崩れた土砂の流出量などを推定することも可能という。ドローンで孤立地域に医薬品や食料などの応急物資を運搬することも支援内容に盛り込んだ。
 協定締結式で望月代表理事は「被災状況を撮影した映像を救助や復旧に役立ててもらいたい。災害時だけでなく、市のPRにも貢献できれば」と話した。草地博昭市長は「大きな災害が起きた時に足りないマンパワーを補う大きな力になる。心強い」と期待した。
 同組合は県内のドローン有資格者約150人でつくる。市内には造園業や測量士ら約15人の会員がいるという。今後、市の防災訓練に参加して連携を強める。

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