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避難所開設、受け入れ確認 段ボールハウス組み立ても 焼津・大富第19自主防災会 初動訓練

 焼津市の大富第19自主防災会は5日、避難所開設訓練を黒石小(同市大住)で行った。地域住民が同会で策定したマニュアルに沿って、避難者を受け入れるまでの流れやそれぞれの役割を確かめた。

段ボールハウスを組み立てる参加者=焼津市大住の黒石小
段ボールハウスを組み立てる参加者=焼津市大住の黒石小


 同日午前9時から市内で行われた「災害時初動訓練」に合わせて実施した。同会内で割り当てられた避難所開設役員が参集し、学校内の防災用倉庫にある資機材や、主に避難者の車両宿泊エリアとなるグラウンドを確認した。
 その後、体育館で段ボールのベッドや間仕切り、パイプを組んで段ボールをはめ込む「ハウス」を実際に組み立てた。非常用電話の設置箇所も確認した。
 同会では、避難所の開設から生活管理までを盛り込んだマニュアルを策定している。増田正春防災委員長は管内が沿岸部ではないことから「災害時に予想される沿岸部からの避難者をどう受け入れるかなどの課題も今後検討したい」と語った。

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