テーマ : 防災対策

掛川市、夜間に津波避難訓練計画 議会で説明

 掛川市の戸塚美樹危機管理監は8日の市議会2月定例会一般質問で、2023年度の津波避難訓練を夜間に実施して課題を検証する考えを明らかにした。藤沢恭子氏(新しい風)の質問に答えた。
 市危機管理課によると、24年3月に沿岸部で実施する訓練を対象にする。避難施設やアクセス道の見え方を確認し、停電に伴う暗闇の中で迅速な避難が可能かどうかを調べる。夜間実施は同市初になる見込み。
 避難場所までの道路沿いや避難所に自発光式の照明を設置する検討も進める。戸塚危機管理監は「自治会が設置する発光ダイオード(LED)防犯灯の設置補助事業で、ソーラー式防犯灯も対象にすることで防犯と防災につなげられないか研究する」と述べた。
 勝川志保子(日本共産党議員団)、鷲山記世(創世会)、窪野愛子(市民派・公明倶楽部)の3氏も登壇した。

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