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興津川承元寺取水口にふた 断水対策で応急措置 静岡市

 2022年9月の台風15号により発生した大規模な断水を受け、同市清水区承元寺町の興津川承元寺取水口上部を覆う鋼製の網のふたの設置工事を行ってきた静岡市は10日、工事が完了した、と発表した。

施設上部の開口部に鋼製の網のふたが取り付けられた承元寺取水口=7月下旬、静岡市清水区承元寺町(静岡市提供)
施設上部の開口部に鋼製の網のふたが取り付けられた承元寺取水口=7月下旬、静岡市清水区承元寺町(静岡市提供)

 流木が詰まり取水できなくなったことが断水の原因とされた。同市は専門の業者に業務委託し、応急対策などを検討してきた結果、施設上部の開口部から土砂や流木が流入し、取水口が閉塞(へいそく)したことが取水停止の主な要因と判明した。今年6月以降、設置工事を進めてきた。
 同市は断水対策のため、清水地区水源検討部会を設置、清水区南部の新たな水源を検討するなど本格的な断水対策を進めている。

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