テーマ : 防災対策

「災害対応力強化」テーマ 9月の総合防災訓練の概要説明 熱海

 静岡県と熱海市、伊東市は30日、9月1日に両市を主会場に共催する総合防災訓練の全体説明会を熱海市のMOA美術館で開いた。行政や訓練に協力する機関の関係者ら約170人が集い、予定する訓練内容などを確認した。

総合防災訓練の内容を確認した説明会=熱海市のMOA美術館
総合防災訓練の内容を確認した説明会=熱海市のMOA美術館

 訓練テーマは「もしもの時にどう動く?自分と家族と地域を守ろう―自助、共助、公助による災害対応力の強化」とし、午前8時から正午に実施する。県内で震度7を観測する大規模地震が発生し、建物倒壊や津波浸水、土砂災害、火災などの大きな被害が起きた想定で行う。
 説明会では、それぞれの担当者が訓練概要や内容を説明した。伊東市は市民運動場をメイン会場に訓練を実施する。能登半島地震の土砂崩れや家屋倒壊で多数の犠牲者が出たことを念頭に、運動場駐車場で土砂埋没車両や倒壊家屋からの救出・救助訓練を行う。熱海市では、初島でのヘリによる物資空輸などを予定する。

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