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能登半島地震 大仁北小で派遣消防隊員が講話 津波の怖さ再確認 伊豆の国市

 伊豆の国市の大仁北小でこのほど、県緊急消防援助隊に加わって能登半島地震被災地の石川県珠洲市で活動した駿東伊豆消防本部予防課の大石明宏さんが、3年生と5年生を対象に講話した。現地の写真や動画を見せながら、地震、津波の恐ろしさや消防隊の活動内容などを紹介した。

駿東伊豆消防本部の大石さん(左)の話に耳を傾ける児童=伊豆の国市の大仁北小(画像の一部を加工しています)
駿東伊豆消防本部の大石さん(左)の話に耳を傾ける児童=伊豆の国市の大仁北小(画像の一部を加工しています)

 大石さんは1月7~11日、第3次隊の一員として現地に赴いた。講話では、道路寸断や積雪などにより到着までに27時間かかったことや、地震の揺れや津波で多くの家屋が被害に遭ったことを語った。
 3年生は31人が耳を傾けた。倒壊した建物の写真や動画を見て「ひどい」「これほどとは思わなかった」などと声を上げた。大石さんは「地震や津波の怖さを再確認して、小学生の自分でもできることを考えるきっかけにしてほしい」と呼びかけた。
 (大仁支局・小西龍也)

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