テーマ : 防災対策

記者コラム「清流」 災害時のアプリ活用

 2日の活発な梅雨前線と台風2号による記録的な大雨。情報を集める中で、市のLINE(ライン)公式アカウントでの情報発信に注目した。
 伊豆市では、朝は大雨警報発令に伴う注意喚起、昼は自主避難所等の開設などを発信。内容には市危機管理課の電話番号のほか、気象庁による土砂災害の危険度分布のサイトと県防災アプリに切り替えられるようにURLが記されていた。土砂災害警戒情報は静岡地方気象台の発表と同時に通知があり、即時性もあった。3日未明の市内の停電やバスの運休情報も早かった。
 何よりも被災者に沿った内容だった。自治体の情報発信はさらなる展開が待たれる上に、既存のメディアも今まで以上にSNSを活用して情報を届けていかなければならない。
(大仁支局・小西龍也)

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