2023年1月29日(日)

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  • ⚽藤枝順心が19連覇 サッカー女子 静岡県高校新人大会

     サッカー女子の県高校新人大会は29日、決勝を藤枝総合運動公園サッカー場で行い、藤枝順心が常葉大橘を3―1で下し、コロナ禍で大会が中止になった昨年度を挟んで19連覇を果たした。

    速報NEWS
  • 焼津市議選が告示

     任期満了に伴う焼津市議選(定数21)が29日告示された。投開票は2月5日。

    速報NEWS
  • スズキ 2030年度に向けた成長戦略を発表 目指す姿は

     スズキは成長戦略説明会を開き、2030年度までに電気自動車(EV)17モデルを市場投入し、電動化関連に2兆円を投資すると発表しました。成長戦略の詳細に加え、インドで開かれた「オートエキスポ2023」で公開されたEV試作モデル「eVX」について、まとめました。

  • 静岡県内 議員なり手不足61% 「報酬引き上げ必要」最多 全国地方議長アンケート【地方議会はいま】

     4月の統一地方選に向けて、全国の地方議会の議長を対象に共同通信が実施した「地方議員のなり手不足」に関するアンケートで、静岡県は県議会と県内35市町議会のうち、22市町議会の議長がなり手が少なくなっていると感じていると答えたことが28日、分かった。県内自治体議会の61%に上り、全国の回答割合63%とほぼ同水準だった。無投票で議員が選出されたのは県内は3市町(県内自治体議会の8%)。全国は16%に相当する271市町村あり、なり手不足の深刻化が浮き彫りとなった。 なり手不足に関する設問では、本県内は8市町(同22%)が「感じる」、14市町(同39%)が「どちらかといえば感じる」と答えた。「感じない

  • どうする観光業 「大河」人気取り込みへ企画続々 家康イメージ客室/「ドラマ予習」バスの旅

     徳川家康を主人公にした大河ドラマの放送に合わせ、県内の観光・宿泊事業者らが家康関連の歴史文化資源を生かした商品・サービスを次々に投入している。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ観光業界。放映開始を待ちわびていた各事業者は「まさに観光復活の起爆剤。絶好機を逃さず、経済活性化と経営改善を果たす」と訪日客を含めた誘客促進に創意工夫を凝らす。 静岡鉄道グループの静鉄ホテルプレジオ静岡駅南(静岡市駿河区)は、最上階の13階に限定客室「家康公コンセプトルーム」1室(1泊税込み1万6500円~)を用意した。壁面に葵の紋や駿府城を大きくデザインし、主役を演じる松本潤さんの所属グループ「嵐」でのメンバーカラー紫

  • 「どうする家康」大河ドラマ館 見どころをぎゅっと紹介

     徳川家康が主人公の大河ドラマ「どうする家康」。家康が青年期を過ごした浜松に、大河ドラマ館がオープンしました。グランドオープンは3月22日ですが、周辺も含めてすでに盛り上がりを見せています。どのような施設なのか、見どころを1ページにまとめました。

  • 一足先に熱海に春 「あたみ桜」が見頃 2月5日まで糸川桜まつり

     熱海市中心部を流れる糸川沿いで、早咲きの品種として知られるあたみ桜が見頃を迎えている。2月5日まで「糸川桜まつり」が開催中で、久々の晴天に恵まれた28日は多くの観光客でにぎわった。 市によると、糸川沿いには58本のあたみ桜が植えられている。26日現在、21本が見頃を迎え、20本が五分咲きになっている。見物に訪れた観光客は、青空に映えるピンク色の花をカメラに収めたり、散策を楽しんだりした。まつり期間中はライトアップするほか、土日祝日に桜茶の無料サービスを行っている。 28日は熱海市と観光交流協定を結んでいる御殿場市の観光イメージガール「富士娘」や同市のキャラクター「ごてんばこめこ」が登場し、同

  • 早咲き「土肥桜」見頃 2月5日まで「まつり」 伊豆

     伊豆市土肥地区で、早咲きで知られる土肥桜が見頃を迎えている。市観光協会土肥支部は2月5日まで、観光施設「土肥金山」の駐車場で土肥桜まつりを開催している。 市内在住の紙切り作家水口千令さんが手がけたまつり限定の御朱印を地区内5カ所の寺院と神社で入手できる。駐車場では地場産品の販売や音楽ライブなどが行われ、観光客や地元住民でにぎわっている。 同施設の土肥桜は28日現在、五分咲き。濃いピンク色の花が青空に映え、来場者が写真を撮って楽しんでいた。同施設はまつり期間中の金、土、日曜に午後5時から、土肥桜のライトアップを行う。地元の伊豆総合高土肥分校の生徒が製作した竹灯籠も並ぶ。

  • 浜松まつり 屋台引き回し、激練り...今年はどう変わる?

     浜松市で5月に開かれる風物詩「浜松まつり」。コロナ禍で実施を見合わせていた中心街での御殿屋台の引き回しが4年ぶりに行われることが決まりました。激練りや凧の糸切り合戦については、感染動向などを考慮して3月中に結論を出す方針です。24日に行われた浜松まつり組織委員会の協議内容、開催方針のポイントを1ページにまとめます。

  • ふるさと納税返礼品「砂干しのサバ」最優秀 沼津市制100周年記念、7月1日から出品

     沼津市はこのほど、市制100周年を記念したふるさと納税の返礼品コンテストの最終審査を同市のプラサヴェルデで開いた。最優秀賞には川正商店(同市下河原町)の「砂干しのサバ」が選ばれた。 コンテストは7月1日の市制100周年に合わせた「プレミアムな返礼品」を昨年7~10月に公募。74品の応募があり、1次審査で最終審査の10品に絞った。 10品の出品者は、頼重秀一市長や、同市出身でぬまづ燦々(さんさん)大使のモデル藤木由貴さんら5人の審査員を前に、自社製品の良さをPRした。審査員は記念返礼品にふさわしいか、全国にPRできる品か、など15点満点で見極めた。「砂干しのサバ」は火山灰を使い、うまみを凝縮さ

  • 文筆家・甲斐みのりさん 二つの故郷 富士宮と和歌山・田辺を案内 都内でマルシェやトークショー

     富士宮市はこのほど同市出身の文筆家・甲斐みのりさん(本紙夕刊「窓辺」執筆者)が第二の故郷と慕う和歌山県田辺市と共同で、両市をPRするイベントを東京都調布市で開催した。マルシェやトークショーを通じて、甲斐さんが愛する“二つの故郷”を首都圏在住者らに案内した。 富士宮市とまちの案内冊子「みやめぐり」を制作した甲斐さんからの提案を受け、富士宮市と田辺市での共催イベントを企画。マルシェは両市のブースを構え、市職員らが地元のお菓子などを紹介し、まちの魅力を伝えた。 トークショーで富士宮市については「みやめぐり」の徒歩で楽しむ「まちなか編」と、車で出かける「富士山編」の2冊をもと

  • マイナンバーカード申請 藤枝市が出張窓口を拡充

     藤枝市は職員が市内各地に出向いてマイナンバーカード申請を受け付ける出張窓口の態勢拡充を図っている。26日には同市の大洲こども園で開設した。 同園では夕方ごろ、園児を迎えにきた保護者が出張窓口を利用した。保護者自らや、園児のカードを申請した。 同市市民課によると、カードの取得希望者は申請か交付のタイミングで市役所本庁舎に出向く必要がある。一方で出張窓口を利用すれば、その手間がなくなり便利だという。 市は、ある程度まとまった人数の取得希望に応じて、教育施設や企業での窓口開設を増やしていく方針。同課の担当者は「仕事や育児で忙しい人、わが子のカードの取得を考えている人などに活用してもらえたら」と呼び

  • 静岡・両替町の雑居ビルから出火 白煙に包まれ一時騒然

     28日午後9時半ごろ、静岡市葵区両替町2丁目の雑居ビル1階の飲食店から出火し、店内を焼いた。 市消防局によると、店の従業員や客は店外に避難し、無事とみられる。従業員から「厨房(ちゅうぼう)から火が出て消火器を使ったが、火が消えない」と通報があったといい、駆け付けた消防隊員が消火活動に当たった。現場は静岡駅北口の繁華街。当時、現場周辺は多くの人でにぎわっていて、白煙に包まれ一時騒然となった。

  • 中華料理店が全焼 富士宮市淀師 鍋から火、従業員と客逃げて無事

     28日午後2時15分ごろ、富士宮市淀師の中華料理店「中華大勝」から出火し、鉄骨2階建て店舗兼住宅約200平方メートルが全焼した。隣接する住宅のカーポートなども焼け、別の駐車場に止めてあった数台の車両の一部が溶けた。けが人はいなかった。 富士宮署などによると、調理場の鍋の油から火が上がったとみられる。店内にいた従業員と客計7人は避難して無事だった。

  • 伊藤美誠・早田ひな組 史上最多5連覇 25連勝「最強ペア」 卓球全日本選手権女子ダブルス

     卓球の全日本選手権第6日は28日、東京体育館で男女のシングルス準々決勝、ダブルスの準決勝、決勝を行い、女子ダブルス決勝で伊藤美誠(スターツ、磐田市出身)・早田ひな(日本生命)組が3-0で成本綾海・井絢乃(中国電力)組を下し、史上最多の5連覇を達成した。 女子シングルスの平野美宇(木下グループ、沼津市出身)は0-4で早田にストレート負けし4強入りを逃した。鈴木李茄(トップおとめピンポンズ名古屋、静岡市出身)も木原美悠(エリートアカデミー)に敗れたが、自己最高タイのベスト8。同級生支えで輝き再び 未踏の金字塔を打ち立て、名実ともに「日本最強ペア」の称号を手にした。伊藤・早田組が女子ダブルスで単独

  • ⚽清水の鈴木唯 フランス1部移籍発表 W杯若手活躍に刺激「自分もチャレンジ必要」【一問一答あり】

     J2清水は28日、MF鈴木唯人(21)がフランス1部ストラスブールに期限付きで移籍すると発表した。期間は6月30日まで。関係者によると、完全移籍のオプション付き。 神奈川県出身の鈴木唯は2020年に市船橋高(千葉)から清水に入団。リーグ第2節で先発に抜てきされると、巧みなドリブルを武器に1年目からシーズンを通して試合に絡んだ。2年目の21年には主力に定着し、J1初ゴールを記録するなど33試合2得点。昨季は開幕からリーグ2戦連続得点を挙げたが、6月の負傷の影響などで20試合3得点にとどまった。J1通算83試合5得点。 鈴木唯は28日までに取材に応じた。昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会で

  • ⚽静学、磐田東に攻め込み2-1/浜名は清水桜が丘に競り勝つ 静岡県高校サッカー新人大会準決勝

     男子サッカーの静岡県高校新人大会は28日、準決勝を愛鷹広域公園多目的競技場で行い、新型コロナウイルス禍で大会が途中で中止になった昨年度を挟んで連覇を狙う静岡学園と、19年ぶり3度目の頂点を目指す浜名が決勝に進出した。 静岡学園は延長の末に磐田東を2―1で退け、浜名は清水桜が丘を2―1で下した。 決勝は29日午後1時半から藤枝総合運動公園サッカー場で、感染拡大防止対策の観点から無観客で行う。  ▽準決勝浜名 2(0―0 2―1)1 清水桜が丘▽得点者【浜】加藤、藤田【清】木村(岸) 【評】決定力で上回った浜名が、粘る清水桜が丘に競り勝った。 前半を0―0で折り返した浜名は後半27分、こぼれ球を

  • ⚽J3沼津 中山監督初実戦 アスルユースに6得点 新戦力が躍動

     J3沼津は28日、沼津ユースとの練習試合を時之栖スポーツセンター裾野グラウンドで行った。中山新監督が実戦で指揮を執るのは初めて。新戦力が4得点を奪うなど躍動を見せ、6-1で勝利した。 試合は30分ハーフ。主力と控えを混ぜてメンバーを入れ替えながら臨んだ。前半10分、FWブラウンノアのシュートで先制。相手にボールを保持される時間が長く、ミスも絡んで同点とされたが、19分に新加入のFW赤塚が左足で勝ち越しゴールを決めた。 後半は4本のゴールを奪い、格の違いを見せた。指揮官と同じ筑波大卒で新加入のFW和田は後半12分と13分、立て続けに得点。いずれもスルーパスや縦パスに合わせてゴール前に抜け出し、

  • ⚽J2磐田 3被弾完敗「強い球際、速い押し上げ必要」 大分と練習試合 ジュビロ磐田・鹿児島キャンプ(28日)

     J2磐田は28日、鹿児島市の白波スタジアムでJ2大分と練習試合(45分×3本)を行った。今季初のJクラブとの実戦となったが、昨季J2で5位の相手に0-3で完敗。3週間後の開幕に、不安が残る内容となった。 詳細な出場メンバーを公表していない磐田は、主力と若手の混成で臨んだ。1本目は中盤の左サイドで出場したMF古川が再三仕掛けたが、ゴールを奪えなかった。 2本目は5分にCKから先制点を許すと、11分には右サイドを突破されて追加点を喫した。14分にも左右に揺さぶられて、3点目を奪われた。攻撃では1トップに入ったFW杉本が3度の決定機を外し無得点に終わった。3本目はトップ下のMF山田、ボ

  • Bリーグ三遠 格上島根に惜敗 64-71

     バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)は28日、浜松アリーナなどで第20節12試合を行った。三遠はリーグ上位の島根と対戦し、格上相手に善戦したものの一歩及ばず、64-71で敗れた。 東地区首位の千葉JがFE名古屋に97-58で快勝し、15連勝で29勝目(4敗)を挙げた。 中地区の川崎は北海道に98-79で勝った。京都に76-80で敗れた横浜BCとともに、20勝13敗で並んでいる。西地区は広島は72-66で宇都宮を退け、ともに26勝7敗。  ▽1部島根 26勝7敗 71(16―13 17―10 15―19 23―22)64 三遠 15勝18敗細川 得点能力で存在感 残り4分で同点も 崩せず

  • ⚾センバツ発表一夜明け紅白戦 常葉大菊川「もっとやれる」

     第95回記念選抜高校野球大会に10年ぶり5度目の出場を決めた常葉大菊川は発表から一夜明けた28日、菊川市の同校グラウンドで練習を行った。 午前7時前から集合してトレーニングやシートノックをこなし、10イニングの紅白戦を実施した。気温が10度を下回る寒さだったが、先発した内藤が5回を投げ無安打無四球と好投。持ち味の制球と緩急で打たせて取り、アピールした。 熾烈(しれつ)なメンバー争いにおいて貴重な実戦。気迫を欠いたプレーにはスタッフの目が光った。石岡監督は厳しい表情で「期待して試合をしているが、もっとやれる。何のためにやっているのかを感じてほしい。(結果よりも)やる姿勢が大事」と強調した。 主

  • 多文化共生促進へ 静岡県、川根本町で実験 人材確保の一助に期待【解説・主張しずおか】

     静岡県は本年度から多文化共生の地域づくりに向け、川根本町で実証実験に取り組んでいる。同町の企業が参加し、外国人と日本人の町民が交流するイベントを昨年10~12月に開催した。まずは町内で働く外国人の声に耳を傾け、住みやすい環境のニーズを探る。国内外の外国人から、第二の故郷として選ばれるような地域を県全体で目指したい考えだ。 県が事業の委託先を募り、同町で経営コンサル事業などを担う「KAWANEホールディングス」が名乗りを上げた。同社の迫洋一郎代表取締役は「国籍にとらわれず、主体的に交流が生まれる関係が必要だ」と考え、さまざまな交流イベントを展開した。 町の人口は約6100人。近年は外資系企業の

  • 全線開通70年 好循環を創出 沿線活性の発信拠点へ 岳南電車社長/橘田昭氏【本音インタビュー】

     富士市の岳南電車(通称・岳鉄)は1月に全線開通70周年を迎えた。2004年度以降は利用者の減少などで経営状況が苦しくなり、市からの補助金で赤字を補ってきた。現在は23年度以降の公的支援の最終決定を待っている。地方鉄道の存続に向けた課題を聞いた。 -利用者数の推移は。 「年間70万人を下回っている。ピーク時(1970年前後)の約460万人とは比較にならないほど減少してしまった。創業当時は、吉原駅と商店街を結び、製紙工場の輸送手段として地元の期待を背負って運行していた。モータリゼーションや沿線企業の減少が響き、2012年の貨物輸送休止が社の分岐点と言える。夜景電車を筆頭とした企画に注力し利用者が

  • 深海研究プレゼン さかなクン「すギョい着眼」 静岡で児童発表会

     深海の専門知識を身に付けた児童を育てる「深海研究スーパーキッズ育成プロジェクト」(一般社団法人シヅクリ主催)の研究成果発表会が28日、静岡市清水区の東海大海洋科学博物館で開かれた。深海研究スーパーキッズ大賞には沼津市立片浜小6年の広瀬翔太郎君が選ばれた。 同プロジェクトは「日本財団海と日本プロジェクト」の一環で、2022年6月から県内外の小学5、6年生15人が深海に関して学習を進めてきた。沼津高専での基礎講座の受講や駿河湾フェリーへの乗船などを通じて基礎を固め、その後は各自で興味のある分野について研究を深めた。分かりやすく考えを伝える能力を高めようと、動画編集方法やプレゼンテーション講座にも

  • 常葉大菊川高にセンバツ祝う看板贈呈 加茂白岩下自治会

     菊川市の加茂白岩下自治会が28日、第95回記念選抜高校野球大会への出場を決めた地元・常葉大菊川高野球部に、出場を祝った応援看板などを贈呈した。 野球部の寮が同地区にある縁で、長年交流を深めている。看板は手作りで「祝甲子園出場」と書かれ、室内練習場前に掲示された。 会員ら有志約20人がグラウンドを訪れ、セレモニーを実施した。自治会長の山下雄三さん(65)は「おめでとう。良いニュースで、地域のわれわれが元気をもらう」と選手を祝福。長年野球部を応援する野中茂雄さん(77)は「普段の力を出して頑張ってほしい。常葉の野球をやってもらえたら」と期待を寄せた。 

  • 命と地域、守れる大人に 浜名湖海洋少年団が結団式

     浜名湖を中心に、カヌーなどの海洋活動を通じて青少年の健全育成に取り組む「浜名湖海洋少年団」の結団式が28日、浜松市中区で行われた。参加した団員の児童生徒11人は、活動開始に向けた期待で胸を膨らませた。 同少年団では、少年少女が海上での通信手段となる手旗信号やロープワークの訓練、浜名湖での海洋活動に取り組むほか、湖岸清掃なども行う。子どもの指導は、団員のオイスカ浜松国際高(同市西区)のマリンスポーツ部員が一端を担う。 式典には団員と日本海洋少年団連盟の関係者ら約35人が出席し、同連盟から同少年団に団旗と団員証が授与された。 団員を代表して伊藤奨麻さん(16)=同校1年=が「自然環境に恵まれた浜

  • 大自在(1月29日)寄せ鍋と生物多様性

     果物栽培で欠かせない受粉。花々を行き交う生き物が花粉を運ぶ役割を果たし「送粉」と呼ばれる。国の研究機関が送粉の経済価値を試算したところ全国で年間4700億円に上った。静岡県に限っても100億円超で、全世界では67兆円に達する。 飼養のハチはその一部で、送粉による経済価値の大半は昆虫など野生生物が担う。依存度が高いのはリンゴやウメ、メロン、トマトなどで、特産品にしている青森、山形県などは耕種農業産出額の27%を野生送粉者に依存していた。 こうしたデータを解説したふじのくに地球環境史ミュージアムの岸本年郎教授(昆虫分類学・生物地理学)の講義は生態系の深淵[しんえん]な世界観に満ちていた。学名が付

  • 社説(1月29日)富士川SA周辺 活性化へ岩本山生かせ

     静岡県内屈指の集客力を誇る東名高速道路富士川サービスエリア(SA)付近の富士川下流域で、観光交流の活発化を軸とした地域振興の機運が高まってきた。契機は2023年度内の開通を目指す「富士川かりがね橋」の整備で、富士川SAに近い富士市木島地区と対岸の市街地をつなぐ。官民挙げて、観光交流圏の拡大に挑む好機だ。 富士川SAに直結する道の駅「富士川楽座」は利用者が回復傾向。この施設とつながり、市街地に近い東岸地域は古刹[こさつ]など名所旧跡が豊富だ。特に、地元有志は富士山の眺望や豊かな自然環境が売りの岩本山公園を生かした観光拠点化に向け活動を加速している。新橋が開通すると山梨県峡南地域を結ぶ県道とつな

  • 時論(1月29日)河川敷広場の復旧 なぜ1年

     台風で被災した河川敷のスポーツ広場の修復と再開になぜ、こうも時間がかかるのか。 静岡市清水区の大規模断水をはじめ、各地で甚大な被害をもたらした昨年9月の台風15号。同市の安倍川河川敷でも、増水によりサッカーや野球の施設が土砂に覆われたり、陥没したりする被害が出た。全33カ所のうち、被災は19カ所に上る。全面復旧はことし夏にずれ込む見通しだ。 被害が小規模だった7カ所は復旧作業が進み、4月までに利用が再開される。残る12カ所は国の補助事業で復旧させる方針だが、この手続きに時間を要している。国土交通省の都市災害に関する復旧事業の適用を見込み、担当者による被災現場の確認を待つことになったのが要因だ

  • 交通事故死者増 高齢者横断時に 2022年の裾野署管内

     裾野署は26日、2022年の管内の人身交通事故が392件で前年に比べ2件減ったものの、死者は4人と3人増えたことを明らかにした。同署で行われた同署協議会で説明した。 死亡事故のうち、2件は11、12月の夕方に裾野市内で発生した。いずれも近所に住む高齢者が歩いて道路を横断していたところ、軽乗用車と衝突した。このため協議会では、横断歩道の利用や反射材着用の徹底など高齢者向けの広報を引き続き行うことを確認した。 任期満了を迎える西島奉行会長ら協議会委員への感謝状の贈呈も行った。山下安則署長は感謝の言葉を述べ「引き続き警察と市民との架け橋になってほしい」と話した。

  • 富士高野球部 少年チームを指導 手本見せ熱心に

     富士市の富士高野球部は28日、沼津市の少年野球チーム「沼津リトルリーグ」を同校に招き、技術を指導した。 高校生のシートノックを見学してもらい、全力で打球を処理する集中力を示した。後半は小学生を参加させて守備位置ごとに捕球姿勢を解説した。ティー打撃では高校生が小学生にボールを上げ「体の開きが早い。ボールがバットに当たるまで見る意識で」などと指摘した。 混合チームでのミニゲームも行い、年齢をを越えた交流を楽しんだ。 同校の小学生以下に向けた野球指導は5回目。

  • スルガ銀行支店と沼津信用金庫支店に感謝状 詐欺防止で沼津署

     沼津署はこのほど、特殊詐欺被害を未然防止したとして、いずれも沼津市のスルガ銀行沼津セントラル支店と沼津信用金庫大岡支店に感謝状を贈った。吉田光広署長が各店舗を訪れて手渡した。 スルガ銀沼津セントラル支店では今月11日、来店した60代女性が「市役所から保険料の戻りがあるという内容の電話があった」と話したため、行員が詐欺被害を疑い通報した。 窓口対応した小山比呂子さんと伊東昭子支店長が感謝状を受け取り、小山さんは「『口座残高に応じて手数料を免除すると言われた』など女性の説明に引っかかった」と振り返った。 沼信大岡支店では16日、来店した70代女性が「保険屋から名前を勝手に使われていて、口座のお金

  • 空手全国大会へ小中生14人意欲 沼津市長に報告

     沼津市本田町の空手道場「養正館」(渡辺貴斗館長)の小中学生14人が全国大会出場を決め、選手らが27日に市役所を訪ね、頼重秀一市長と奥村篤教育長に報告した。 昨年11月の県予選で優勝や準優勝に輝き、全国切符を手にした。全国大会には小学生8人、中学生6人が出場。小学生は2月17~19日に北海道で、中学生は3月26~28日に京都府で開かれる。 選手代表は演武で意気込みを示した。頼重市長は「大舞台で練習の成果を最大限発揮してほしい」と呼びかけた。

  • 趣味アート展 30代交流イベント機に企画 2月11日まで 磐田

     磐田市ゆかりの若手作家らが集結し、文化・芸術作品などを並べた作品展が28日、同市上新屋の「ひと・ほんの庭 にこっと」で始まった。昨年9月に開催した趣味を通じた30代の交流イベント「30s祭(さんじゅっさい)」(市主催)を機に実現。水彩画や書、海岸プラスチックを活用したアクセサリーなど多種多様な作品が会場を彩る。2月11日まで。 参加者は、会社員やパートなどの勤めの傍ら、趣味で芸術活動に取り組む30代の男女9人。竜洋海岸のゴミを利用したイルミネーションや磐田の魅力を収めた写真、手づくりの人形などを寄せた。 会社員安間公是さん(39)は、10年前に働いていた飲食店で、まかないとして提供した「カレ

  • 修復終え住民に披露 観音堂の地獄絵図 掛川・貞永寺

     掛川市東大坂地区の観音堂に所蔵されている「十王・地獄絵図」が28日、観音堂近くの貞永寺で展示された。冥界で死者の生前の行いを裁判する10人の王と地獄が表現されている。 観音堂の再建に合わせて地獄絵図の修復が行われた。区によると作者は不明で、江戸時代後期に制作されたとみられる。赤い顔をした閻魔(えんま)王の絵では左下に舌を抜かれる人の姿が描かれている。 節分祭も行われた貞永寺には子どもから大人まで多くの地域住民が集まり、10枚の絵を興味深そうに見ていた。区長の中田繁之さん(69)は「無言で道徳を示唆しているような伝える力の強い絵。地域の宝として大切にしたい」と話した。

  • 「富士山の日フェスタ」参加者募集 沼津で2月23日 記念講演や演劇など

     静岡、山梨両県は「富士山の日」の2月23日午後2時から、沼津市大手町のプラサヴェルデで「富士山の日フェスタ2023」を開催する。一般参加者100人を募集する。参加無料。 富士山はことし、世界遺産登録10周年を迎える。フェスタはその普遍的価値への理解を深め、保全に向けた意識を継承する目的で、2015年から開催している。今回は本県が幹事を務める。 橋本聖子元東京五輪・パラリンピック組織委員会会長による記念講演「富士の国からスポーツ文化を世界に」や、県舞台芸術センター(SPAC)の演劇「羽衣」などを予定。10周年イヤーの開幕セレモニーも実施する。 郵送やメール、ファクスで受け付ける。詳細は県ホーム

  • 菊川河口のサーフィン 「ビジター」にルール発信 愛好家ら講習会

     掛川市の菊川河口付近でのサーファーと漁船の衝突事故防止を目的とした講習会が28日、同市役所大東支所で開かれた。地元サーファー約50人が出席し、遠方から訪れる「ビジター」に注意を呼びかけていくことなどを確認した。 河口付近は砂がたまりやすく、水深が浅くなるとサーフィンに適した波が立つとされる。菊川河口はかつて地元サーファーが楽しむ波乗りの好スポットだったが、近年はSNSで評判が広まり、静岡県外からも多くの愛好家が訪れるようになった。 大東マリーナ(同市国安)に係留する漁船は河口から波を越えて沖に向かう。河口の東西150メートル区間は航路になるとして注意看板が設置されている。御前崎海上保安署によ

  • 全国のだるま 富士に集結 日本三大市「毘沙門天大祭」30日まで

     日本三大だるま市に数えられる「毘沙門天(びしゃもんてん)大祭」が28日、富士市今井の毘沙門天妙法寺で始まった。全国のだるま店約40店が境内に軒を連ね、多くの参拝客が疫病退散や景気回復を願ってだるまを買い求めた。周辺道路には露店約150店が並び、新型コロナウイルス禍で失われていた縁日の雰囲気が戻りつつある。30日まで。 店頭には富士市の特産でひげが控えめな「鈴川だるま」を中心に全国各地のだるまが並び、店員の威勢の良い声が飛び交う。参拝客はだるまを手に取って表情を見比べ、気に入った物を買った。会社と自宅用に大小四つを購入した富士宮市の佐野治彦さん(76)は「コロナ禍と物価高騰どちらも収まってほし

  • 男性の手にかみつく 傷害の疑いで女逮捕 静岡

     静岡中央署は28日、傷害の疑いで千葉県松戸市松戸新田、自称不要品回収業の女(46)を逮捕した。 逮捕容疑は同日午前9時ごろ、静岡市葵区東千代田の集合住宅駐車場で同区の無職男性(36)の手にかみつき、指から出血するけがを負わせた疑い。同署によると、容疑者は引っ越しを手伝う業者として男性宅に来た際、男性と口論になり危害を加えたとみられる。

  • 乾燥大麻所持の疑い 男2人を現行犯逮捕 藤枝

     藤枝署は28日、大麻取締法違反の疑いで焼津市小柳津、自称派遣社員の男(27)と自称同市西焼津、自称土木作業員の男(28)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は28日午後6時ごろ、藤枝市内に駐車中の車内で乾燥大麻相当量を共同所持していた疑い。

  • 横断中の男性と衝突 過失傷害の疑いで教諭逮捕 三島

     三島署は28日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで清水町長沢、同町立中教諭の男(24)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午後5時40分ごろ、三島市大場の伊豆縦貫自動車道の側道交差点で乗用車を運転中、横断歩道を歩いていた同市の無職男性(75)と衝突し、けがを負わせた疑い。同署によると、男性は意識不明の重体のもよう。乗用車が右折しようとした際に男性と衝突したとみられる。同署が原因を調べている。

  • 安倍川-静岡駅間で枕木から煙 東海道線 運休や遅れ

     28日正午ごろ、JR東海道線安倍川-静岡駅間で、走行中の上り貨物列車の運転士が線路の枕木から煙が出ているのを発見した。JR東海静岡支社によると、消火活動や安全確認のため上下計21本が全区間運休、同47本が部分運休となり、同17本が最大131分遅れて、約1万3180人に影響が出た。静岡市消防局と静岡南署が出火原因を調べている。

  • パトカー内 アクリル板壊す 器物損壊容疑で男逮捕 静岡

     静岡中央署は28日、器物損壊の疑いで静岡市葵区昭府2丁目、職業不詳の男(36)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は同日午前7時半ごろ、同区昭府2丁目の空き地に駐車中のパトカー内で、運転席と後部座席を隔てるアクリル板を両手で引っ張り湾曲させて壊した疑い。同署によると、容疑者は酒に酔っていたという。

  • 会長に山本さん(ヒーローズアカデミー社長) 浜松商議所女性会

     浜松商工会議所女性会は24日の臨時会員総会で、2023年度会長に芸能スクール「ヒーローズアカデミー」(中区)社長の山本泰子さん(62)=写真=を選出した。任期は4月1日から1年。 山本さんは09年に同会に入り、17年度と20~22年度に副会長を務めた。就任に向け、「女性会に入って良かったと思えるような活動内容を考えていきたい」と抱負を述べた。 23年度の役員は次の通り。 副会長広報委員会 小野豊美(ウサギヤモンターニュ洋菓子店店長)▽同学び委員会 松下ひとみ(花然代表)▽委員長広報委員会 榑松立子(グランドホテル浜松営業企画課マネジャー)▽同学び委員会 平出美香(大羽専務)▽副委員長広報委員

  • 刃物凶悪犯罪へ対応 静岡鉄道、警察と連携訓練

     静岡鉄道は27日、刃物を使った凶悪犯罪への対応訓練を静岡市葵区の新静岡駅で行った。駅構内で不審者を発見し、犯人を取り押さえるまでの流れを実践。社員や警察官約50人が参加して連携態勢の強化を図り、駅利用者の避難誘導方法などを確認した。 ナイフを所持した男がホーム停車中の列車に侵入したと想定。不審な男を見つけた駅係員はすぐに110番し、不審者が列車に侵入した後は、2人がかりで刺股を使って男の行動を制止した。 その間、他の駅係員らは乗客を安全な場所まで避難誘導し、数分後に駆け付けた警察官が男の身柄を確保した。男の所持品から有毒な液体も見つかったと想定し、テロ対策訓練の一環で列車の扉を閉めて密閉措置

  • 客の詐欺被害防止 コンビニ店員2人に感謝状 浜松中央署

     浜松中央署は25日、特殊詐欺を未然に防いだとして中区のミニストップ浜松佐鳴台1丁目店の従業員本間るみさん、青山貴子さんに感謝状を贈呈した。 2人は昨年12月13日、60代男性が高額なプリペイドカードを購入しようとしたことから詐欺を疑って声をかけ、被害を防いだ。 同署で開かれた贈呈式には広野雅貴店長(27)が出席し、財津康署長から感謝状を受け取った。

  • 文化財を火災から守れ 富士・旧稲垣家住宅 職員ら消火手順確認

     富士市の富士山かぐや姫ミュージアムは27日、隣接する広見公園内の県指定有形文化財「旧稲垣家住宅」で消火訓練を実施した。 文化財防火デー(26日)に合わせた訓練で、園内の林から出火を想定し、木造平屋かやぶき屋根の旧稲垣家への延焼を防ぐ消火活動に取り組んだ。 ミュージアム職員や園内を清掃するシルバー人材センター会員ら約20人が、消火設備の使い方を確認した。園内の消火栓にホースをつなぎ、2人一組で放水した。

  • 浜松志耀ロータリークラブに認証状伝達 浜松市中区で式典

     浜松市で新たに誕生した「浜松志耀ロータリークラブ」(小沢邦比呂会長)の国際ロータリー加盟認証状伝達式典が28日、中区のホテルで開かれた。県内の天竜川以西がエリアの国際ロータリー第2620地区静岡第5グループでは、12番目のクラブとなる。 浜松志耀ロータリークラブは会員29人で発足。クラブ名は「志を持ち、自らきらきらと光り耀(かがや)く」の意味を込めた。 伝達式では同地区の浅原諒蔵ガバナーが小沢会長に認証状を手渡した。小沢会長は地域に根ざした継続的な奉仕活動などに注力する方針を掲げ、「会員一人一人が成長していくことがクラブづくりの原点」と呼びかけた。 日本盲導犬協会、浜松視覚特別支援学校、学校

  • 男性の家事・育児、課題は 夫婦ら参加し講座開講 浜松市中区

     浜松市中区の「あいホール」で28日、男性の家事・育児参加の重要性を考える講座「両立パパの基本の『キ』」(市主催、NPO法人浜松男女共同参画推進協会企画・運営)が始まった。3月まで全3回開く。 県立大男女共同参画推進センター長の犬塚協太教授が講師を務め、市内の夫婦ら5組が参加した。 犬塚教授は、日本の男性の家事参画は先進国の中でも遅れていて、育児休暇の取得率も女性に対して依然低い水準と説明。長時間労働の常態化や職場の理解不足などが要因と主張した。対応として改正育児・介護休業法の施行を追い風に同僚と声を上げたり、転職も視野に入れたりすることが重要とした。 次回は2月25日。先着順で若干名、参加を

  • 新鮮野菜求め行列 JAとぴあ農協祭、29日まで 浜松市西区

     JAとぴあ浜松(浜松市東区)の農協祭が28日、西区の浜名湖ガーデンパークで始まった。29日まで、新鮮な地元農畜産物の販売やステージイベントを展開している。 中央芝生広場にはセロリやタマネギ、葉ネギ、チンゲンサイのほか、野菜の箱詰めセットなどをお得な価格で販売するブースが並び、大勢の来園者が列をつくった。各通路では同JAの青壮年部員らがオニオンスープや焼き芋などを販売した。ステージでは劇団静岡県史(菊川市)が徳川家康にちなんだ演劇を披露した。 コロナ禍の影響で農協祭の開催は3年ぶり。29日は午前9時から午後3時まで。JR舞阪駅と会場を結ぶ無料のシャトルバスを午前8時から随時、運行する。

  • 日インドネシア国交65周年 舞踊や演奏披露 浜松市東区でフェス

     日本とインドネシアの国交樹立65周年を記念したフェスティバル(駐日インドネシア大使館主催)が28日、浜松市東区の市総合産業展示館で開かれ、インドネシア留学生らが同国の舞踊や演奏を披露した。 浜松、静岡両市の留学生会や浜松インドネシア友好協会の会員らが、軽快な音楽に合わせてきらびやかな衣装で舞う伝統芸能、アンクルンと呼ばれる竹楽器の演奏などを発表した。同大使館のジョン・チャフヤント・ブスタミ副大使は「日本とインドネシアの友好関係をさらに深めていきたい」と話した。 同大使館は昨年から、国内各地で友好イベントを開いている。県内では千人超のインドネシア人が滞在する浜松市を選んだ。

  • 天竜材消費拡大へ建築活用事例学ぶ 浜松市中区で官民連携組織

     天竜材の地産地消を推進する官民連携組織「浜松地域FSC・CLT利活用推進協議会」はこのほど、浜松市中区のホテルでCLT部会研修会を開いた。「浜松の森と街をつなぐ」をテーマに、NPOや建築士事務所の役員らが講演した。 さまざまな木造建築のアイデアを提案しているNPO法人「team Timberize(チーム ティンバライズ)」(東京都)の山田敏博副理事長は、オフィスビルやデザイン性の高い公共建築物など木材をふんだんに使った建物の事例を紹介。都市部で大規模な木材建築が普及すれば「新しい風景が生まれる」と強調した。 このほか、持続可能な森林管理の国際基準「FSC認証」を受けた木材を使用する建築プロ

  • スポーツ振興へ 湖西市に寄付金 浜名湖スイミングスクール

     湖西市新居町の浜名湖スイミングスクールはこのほど、小中学校のスポーツ振興に役立ててもらおうと、同市に現金約4万円を寄付した。 昨年12月のスクールのクリスマス会で販売した飲食の売り上げなどを充てた。寄付は今年で7回目。 ヘッドコーチの菊地昌弘さん(53)=写真右=が市役所を訪れ、影山剛士市長に目録を手渡した。菊地さんは今年でスクール設立35周年を迎えることを紹介し、「地元で長く続けられていることに感謝したい」と話した。

  • 多文化共生願いフェア 衣装展示や料理販売 磐田、袋井、掛川の3市国際交流団体

     磐田、袋井、掛川各市の国際交流団体でつくる実行委主催の「インターナショナルフェア」が28日、磐田市高見丘のららぽーと磐田で始まった。外国人市民の多い3市の各団体・企業が、活動や取り組みなどを紹介するブースを設置。来場者は、民族衣装の展示や外国料理の販売といった多彩な催しを通じて多文化共生へ理解を深めた。29日まで。 NPO法人掛川国際交流センターは、ドイツやベトナム、トルコなど世界各国の衣装約60着をそろえた。多くの親子連れが民族衣装に身を包み、楽しみながら異国文化に触れた。 このほか、非政府組織(NGO)「ペシャワール会」現地代表を務め、アフガニスタンで凶弾に倒れた故中村哲医師の信念や現在

  • 菊川の課題解決へ 高校生がプレゼン 駅前整備や観光など

     菊川市は27日、第7回高校生まちづくりプレゼンテーション大会を市役所東館プラザきくるで開いた。小笠高と常葉大菊川高の生徒37人が参加し、JR菊川駅前の開発や多文化共生、福祉などをテーマに9班に分かれて地域課題を解決するアイデアを市幹部に提案した。 常葉大菊川高の班は市が進める駅の整備事業を取り上げた。校内で実施したアンケート結果を公表し、8割以上の生徒が駅の整備を知らなかったと報告。駅周辺にほしい施設を尋ねる設問では飲食店や書店と答える生徒が多かった。他県の観光地を参考に、「駅の工事中のテントに鮮やかな絵を描けば、工事による利用の不便さより完成への期待が高まると思う」と発表した。

  • カナダの生徒 身近に感じた 清水中生、オンラインで交流

     清水町の清水中1年生が26日、姉妹都市のカナダ・スコーミッシュ市の中学2年生とオンラインで交流した。英語を使い、町や学校を紹介したり質問をし合ったりして、互いの生活に理解を深めた。 約20人の代表生徒はスライドを示しながら英語の時間で考えた紹介文を読み、交流相手の生徒が作った学校や地域の伝説を紹介した動画を視聴。「どんな授業を受けているか」「おすすめのゲームは」などの質問をし合った。 勝又悠正さん(13)は「日本から遠いはずなのに近く感じた」、璒美川千晃さん(13)は「始まる前は緊張していたが相手のことを知れて緊張しなくなった」と話し、「実際に行ってみたい」と声をそろえた。 2003年に姉妹

  • みんな楽しい「インクルーシブ自転車」 伊豆総合高生 高齢者、障害者と乗車体験

     伊豆総合高(伊豆市)の選択授業「こころとからだの理解」を受講する3年生7人がこのほど、年齢や障害の有無にかかわらず楽しめる「インクルーシブ自転車」の乗車を校内で体験した。地域の高齢者施設と障害者施設の利用者計8人も参加し、交流しながら乗車を楽しんだ。 自転車の製造販売を手がける地元の「オートクラフト・IZU」が協力し、9台の多様な自転車を用意した。種類は車椅子ごと荷台に載せられるタイプや手こぎ式、4人乗りなどさまざま。参加者はいろいろな自転車の乗車を体験し、乗り心地を語り合った。 総合学科の望月来生さん(17)は「一緒に乗った人が笑顔で楽しんでくれてよかった。駅前の広場にあったら子どもたちも

  • 子ども観光大使へ ワサビの特徴学ぶ 函南で認定講座

     ふじのくに子ども観光大使の認定講座(県、NPO法人子ども未来主催)が28日、函南町の伊豆わさびミュージアムで開かれ、小学生8人がワサビの特徴を学んだ。 同ミュージアムを運営する山本食品(三島市)の山本豊社長が講師を務めた。山本社長は実際にワサビを見せながら部位の名前や伊豆地域で栽培が盛んになった歴史などを説明。「ワサビは日本が世界に誇れる食材。ワサビ田にも一度見学に行ってほしい」と呼びかけた。 参加者はワサビ、サケ、梅しそなどの味をオリジナルの配合で混ぜるふりかけ作りを体験した。認定講座に3回以上参加し、検定に合格すると同大使に認定される。

  • 熱海市民駅伝 3年ぶり力走 中部Aが7連覇

     第19回熱海市民駅伝競走大会(市主催)が28日、市内で行われた。町内会などでつくる11チームが出場し、中部Aが51分6秒で7連覇を果たした。2位に多賀A、3位に泉が入った。 旧網代小前から市役所までの6区間14・2キロのコース。選手は号砲とともに勢いよく駆け出し、長浜海岸や熱海サンビーチ、銀座通り商店街などを力走した。沿道では多くの住民や観光客が選手に声援を送った。 中部Aで3区を担当し、優勝に貢献した漆原幹人さん(韮山高2年)は「みんなで勝ち取った勝利。絶対に1位でたすきをつなぎたいと思って走った」と振り返った。 同大会は新型コロナウイルス禍の影響で中止が続き、3年ぶりの開催となった。一般

  • 大物狙いタモ振るう 伊東で「めちゃくちゃ市」オークション盛況

     伊東市渚町の松川藤の広場で28日、大物産市「第29回伊東温泉めちゃくちゃ市」(実行委員会主催)が始まった。29日まで。目玉イベントのオークションで会場を盛り上げたほか、多数のブースが並び、来場者でにぎわった。 オークションには、地元事業者「伊豆中」の工場長が加工した1メートル近いブリや1メートル超えのタルイカなどの巨大干物が登場した。来場者が手を上げて購入の意思を示し、他の参加者と競り合った。 いけすを泳ぐ鮮魚をタモですくう権利も競りにかけられた。競り落とした人はお目当ての海産物を狙い、制限時間内に懸命にタモを操った。生きのいい大物を豪快に捕らえると、周囲で見守った観衆が沸いた。 ブースには

  • 自転車トラック疾走 中高生、自己記録挑む 伊豆

     中高生を対象にした自転車競技大会「チャレンジ&エンジョイ ジュニアトラック」(県自転車競技連盟主催)が28日、伊豆市の伊豆ベロドロームで始まった。ジュニア世代の強化を目的に初めて開催した。29日まで。 男女年代別の5部門にそれぞれタイムトライアルやケイリンなど4種目を設け、県内外の38人がエントリーしてトラックを駆け抜けた。順位にとらわれずに個々の技術向上に集中するため、表彰は行わず、選手は自己記録の更新に挑んだ。 ランダムに鳴るスタートの合図を自転車に乗った状態で足を着かずにスタートラインの前で待つ新種目「ロンゲスト・ラップ」を29日に実施する。連盟の担当者は「大会にトレーニング要素を盛り

  • 貨物鉄道の役割PR ららぽーと沼津でイベント 29日まで

     貨物鉄道の役割などを地域住民に紹介する「貨物鉄道フェスティバル」(JR貨物東海支社主催)が28日、沼津市のららぽーと沼津で始まった。29日まで。 JR沼津駅付近鉄道高架化の前提となる新貨物ターミナルの建設が進む中、市民になじみの薄い貨物鉄道をPRするため、同市で初めて開催した。 会場では、プラレールやNゲージの鉄道模型が展示された。何両もの貨車を連ねた模型が走ると、子どもたちは目を輝かせた。 JR貨物で廃車になった機関車のナンバープレートなど、鉄道部品の即売会も開かれている他、県内外の鉄道、バス会社が自社のグッズを販売している。県や市も鉄道高架事業を紹介するパネルを展示している。

  • 写真や陶芸など メンバーの力作展示 浜松・細江文化協会

     第60回細江文化協会文化祭の展示発表会が29日まで、浜松市北区細江町のみをつくし文化センターで開かれている。 同協会の写真部、陶芸部、絵手紙部などに所属する会員や地元のシニアクラブのメンバーなど約180人が、日頃の活動の成果を披露した計200点以上を出展した。同町の気賀、西気賀、中川、伊目の4小学校と細江中学校の児童生徒による作品も並び、絵画や習字、切り絵などの子どもたちの力作が来場者の目を引いている。 29日は午前9時から午後4時。

  • 育てた大豆でみそ造り 湖西・白須賀小5年生が挑戦

     湖西市の白須賀小の5年生が27日、自分たちで育てた大豆を使い、みそ造りに挑戦した。同市新所のJAとぴあ浜松湖西営農センターで講師の手ほどきを受けながら、みそが出来上がるまでの工程を学んだ。 児童は昨年6月、学校近くの畑で種まきを実施。同JA湖西地区支店の協力の下、収穫や脱穀も行い、みそ造りに使用する大豆を用意した。この日は児童34人が講師の女性部員らから指導を受けた。 児童は煮た大豆と煮汁、米こうじ、塩を混ぜ合わせ、ミンチ機にかけた。細かくした材料を次々とたるに敷き詰め、カビが発生しないように丁寧に空気を抜いていった。 みそは同センターで1年間熟成させる。同校は先輩児童が1年前に作ったみそを

  • 3月に沼津市総合体育館 開館記念試合 B3静岡の大石選手PR

     沼津市新町のコワーキングスペース「シンマチ」は26日、バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)のベルテックス静岡所属、大石慎之介選手(35)=同市出身=のトークイベントを同所で開いた。3月の市総合体育館の開館記念試合に先立ち、企画した。 同市のローカルメディア「ぬまスポ」の杉浦希未子さんが聞き手を務めた。大石選手は人生のターニングポイントとして、上京せずに浜松大(現常葉大浜松キャンパス)でバスケに取り組んだこと、大学時代にプロ選手を勧められたこと、ベルテックス静岡を立ち上げるため三遠ネオフェニックスから移籍したことを挙げた。 開館記念試合は3月11、12の両日のさいたまブロンコス戦。大石選手

  • 伝統の和太鼓響く 児童、練習の成果披露 島田・相賀小

     島田市の相賀小で28日、和太鼓発表会が開かれた。40年近く続く伝統の行事で全校児童が出演し、1年間この日のために努力してきた練習の成果を保護者の前で披露した。 特色のある教育の一環として、和太鼓の活動を取り入れている。児童は朝学習の時間などを有効的に活用して練習してきたという。 発表会では学年を組み合わせて複数のグループを作り、同校の伝統として受け継がれる演目を披露した。4、5年生は担任とオリジナルの演目をつくり、リズムよく太鼓をたたいて、迫力のある演奏を繰り広げた。 リーダーを務めた鈴木瑠菜さん(6年)は「最後の発表会。全員が練習の成果を発揮できてよかった」とホッとした様子だった。

  • 女性特有の被災リスク軽減へハンドブック 牧之原市消防団が作成

     牧之原市消防団の女性団員でつくる女性消防隊のメンバーが、女性特有の被災リスクを周知し、普段から生かせる心構えや知恵を盛り込んだ防災ハンドブック「これならBook」を作成した。有事の際、性別や年齢関係なく、誰もが支え合える環境を構築することが狙いだ。 ハンドブックはA6判、全16ページで、基本的な防災知識に加え、「生理」や「トイレ」など女性が被災時に声を上げにくい問題に対する備えや、女性特有の問題に対して周囲の協力が不可欠なポイントを記載。被災時の性被害対策として各種相談窓口の情報も加えた。防災を身近に感じてもらおうと当事者が記入する欄も取り入れた。 ハンドブックは今後、市内のイベントなどでの

  • 少年サッカー 10チーム熱戦 島田で大会開幕

     島田市内のサッカースポーツ少年団が熱戦を繰り広げる「第30回ベルスターニューイヤーカップ」(市サッカー協会主催)が28日、同市の横井運動場公園人工芝サッカー場で開幕した。 6年生主体の10チームが参加し、ハーフコート8人制の競技規則で行われた。10チームは3グループに分かれてリーグ戦を戦い、各ブロック上位2チームが29日の決勝トーナメントに駒を進めた。 多くの選手が小学生年代最後の大会で、父母やお世話になったコーチに気持ちのこもったプレーを披露した。

  • 船内の実験、生活を紹介 宇宙飛行士土井さん 静岡で講演

     宇宙飛行士としてスペースシャトルに2度搭乗した土井隆雄さんの講演会「宇宙をめざせ!」(県労働者福祉基金協会主催)が28日、静岡市駿河区のグランシップで開かれた。 現在は京都大大学院特定教授を務める土井さんは、1997年と2008年に宇宙ステーション活動に参加。船内で取り組んだ調査実験や印象に残っているエピソードについて、資料映像などを交えて紹介した。 実験結果から人は無重力状態になると骨細胞を生成する機能が劣ると指摘し、「いま宇宙は骨粗しょう症の治療薬開発などで注目を集めている」と述べた。 また、2回目の搭乗時はメンバー7人のうち唯一の日本人だったことに触れ、「国際協力を大切にして互いに信頼

  • 開館当時25年前とこの先25年 プラネタリウムで天文特別番組 ディスカバリーパーク焼津

     焼津市田尻のディスカバリーパーク焼津天文科学館で28日、四半世紀前と後の天文現象や宇宙の話題を紹介する特別番組が投影された。耳の不自由な人でも楽しめるように解説内容を音声認識ソフトで変換し、画面上に字幕を表示して行われた。 番組は同科学館が開館した1997年から現在までに起こったしし座流星群の出現や火星大接近、ブラックホールの撮影成功といった天文に関する出来事を振り返り、現在から25年後に起こる宇宙のトピックスや将来の予想を示す内容。 画面には解説内容の字幕が流れるなか、宇宙ステーションの内部を再現したり、月面の様子を紹介したりして、宇宙で繰り広げられる話題を分かりやすく伝えた。 このほか、

  • メタバースで宇宙飛行士に 中学生と教員が学習体験会 藤枝

     藤枝市はこのほど、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が監修したメタバース空間を活用した学習体験会を青島北小で開いた。市内の中学生や教員約30人が参加し、宇宙飛行士の動きをリアルタイムで体験した。 メタバースは、コンピューター内に構築された3次元の仮想空間。今回の学習会では、国際宇宙ステーションが再現され、都内IT企業が提供した空間を活用した。 参加者は専用のゴーグルを着用した。地球上空400キロを秒速8キロで飛行しているステーションの現在の飛行位置や、地球の昼夜を再現した世界を体感した。参加者からは「日常にない世界を体験できるのが面白かった」「学びに効果的な部分がある。キャリア教育の現場でも活

  • ドッジボール 全国V報告 小学生女子県代表の静岡市7選手

     昨年12月に茨城県で開かれた小学生ドッジボールの第9回全日本女子総合選手権で優勝した県代表チーム「Fillies(フィリーズ)」が27日、静岡市役所静岡庁舎に田辺信宏市長を訪ね、4度目の優勝を勝ち取った喜びを報告した。 フィリーズは県内各地のクラブチームから選ばれた合同チーム。大会に出場した選手14人のうち市内の学校に通う7人が出席し、全国32チームが参加した大会での活躍を報告した。中田小6年由比藤彩衣さんは「最高の仲間と優勝できてうれしかった」と喜び、麻機小6年木原悠菜さんは「チームで一致団結できた」と手応えを語った。葵小6年田中沙月さんは「大きな声を出して試合に臨めた」と振り返った。 相

  • 元焼津市長 2期8年功績 故戸本さんに「従五位」

     焼津市長を2000年から2期務め、昨年10月に90歳で亡くなった戸本隆雄さん=同市祢宜島=に対する叙位の伝達式が26日、同市役所で行われた。中野弘道市長が戸本さんの妻和子さんに「従五位」の位記を手渡した。 戸本さんは県バレーボール協会理事、県体育協会専務理事などを歴任し、00年に市長に就任。焼津市、大井川町の合併に尽力したほか、駿河湾深層水関連事業に取り組んだ。09年には旭日小綬章を受章している。 和子さんは「市長として2期8年間、頑張ってきたことを評価していただき、本人もうれしいと思う」と語った。

  • 寒風の夜「七草祭」 静岡市葵区日向 五穀豊穣願い舞奉納

     静岡市葵区日向の福田寺(ふくでんじ)観音堂で28日、県無形民俗文化財に指定されている「七草祭」が3年ぶりに行われた。厳しい寒さの中、古来の祭事が繰り広げられた。 本殿前の特設舞台で行われた夜祭りでは、裃(かみしも)姿の舞役6人が円陣を組んで舞う「大拍子踊」や「申(さる)田楽踊」、馬と山鳥の冠をかぶった小中学生がササ竹の中を出入りして養蚕の繁栄を祈る「こまんずばやし」などを奉納した。 祭り中盤、本尊の千手観音に奉納する山海の幸を担いだ「浜行」「若魚」と呼ばれる面を着けた道化が登場。清めの海水をまきながら境内を練り歩いた。終盤には、大太鼓の前で稲作の様子を独特の節回しで語る「数え文(かぞえもん)

  • 地域課題解決へ協定 袋井市とあいおいニッセイ同和

     袋井市は27日、あいおいニッセイ同和損害保険と地方創生の推進に向けた連携協定を結んだ。官民共創による地域課題解決の取り組みの実践と、新たなサービスの創出へ協力体制の構築を確認した。 地域防災や企業の労務管理支援などで連携してきた協力関係をさらに強化する狙い。協定は地域・暮らしの安全安心に関すること、文化・スポーツ振興に関することなどで協力することを明記。来年度から同社の営業担当が家庭訪問を行う際、家具固定補助制度などの案内チラシを配り、制度周知を図ることなどが決まっている。 市役所で同日、締結式が行われ、大場規之市長と浜松支店(浜松市中区)の作田慎支店長が署名した。大場市長は「地域密着のパー

  • 書き初め力強く 牧之原で作品展 29日まで

     牧之原市相良書道連盟が主催する書き初め展が29日まで、同市の相良総合センター「い~ら」で開かれている。 市内の小中高生、一般の力作計369点を展示した。毎年の恒例行事で、会場には「出発の春」「明るい声」などと力強く書かれた作品がずらりと並び、来場者の関心を集めている。

  • 2個人4団体を表彰 ふじえだ元気大賞 地域に活力、知名度向上

     藤枝市は27日、本年度の「ふじえだ元気大賞」の表彰式を市役所で行った。市民に活力を与えたり、藤枝の知名度向上に貢献したりしたとして2個人4団体をたたえた。 障害者のテレワークオフィスを開設し、社会福祉功労を受けた福田次朗さんは「同様の取り組みを全国に広げていけたら」と今後の抱負を語った。朝比奈第一小は「旅するチョウ」のアサギマダラを呼び込む活動など地域一体での活動が評価され、村松一伸校長は「住民の子どもを愛する思いが原動力になった」と語った。 このほか個人では、市花の会の槙原とも子さんが蓮華寺池公園の整備など地域活性化分野で表彰された。団体はサッカーJ2昇格を果たした藤枝MYFC、全日本女子

  • 4日に遊具体験 下田・浜崎小で

     下田市や社会福祉協議会で組織する官民団体「下田子育て支援ネットワーク」は2月4日、子供対象の遊具の体験イベントを市立浜崎小で開く。子育て支援事業の一環で参加無料。 大型のだるま落としやバランス台、プラレールなどを用意する。0歳から小学生までが対象。事前の申し込みは不要だが、体育館用の上履きや前日からの検温などが必要。午前9時半から正午まで。問い合わせは団体事務局<電0558(22)2216>へ。

  • 断水の石川県へ職員派遣を中止 富士宮市

     富士宮市は28日、寒波に伴う水道管の凍結で広域断水が発生した石川県かほく市に向けた職員の派遣が中止になったと発表した。 富士宮市によると、石川県内での支援態勢が整ったため県外からの支援受け入れを中止したいと連絡があったという。28日朝、日本水道協会静岡県支部を通じて支援中止の連絡を受けた。同市では同日午前10時に職員2人と2トンの給水トラック1台の出発を予定していた。

  • FDAの出雲往復便が欠航 静岡空港、28日

     富士山静岡空港株式会社は28日、同日発のフジドリームエアラインズ(FDA)の静岡-出雲の往復便が出雲空港周辺の天候不良の影響で欠航したと発表した。静岡空港を出発した機体が着陸できず、同空港へ引き返した。

  • 脳卒中予防テーマ 2月11日に講演会 静岡・グランシップ

     静岡県は2月11日午後1時半から、脳卒中予防をテーマにした「健康寿命をのばそう!講演会」を静岡市駿河区のグランシップで開く。参加無料。 滋賀医科大の上島弘嗣名誉教授が減塩を中心とした血圧コントロール、信州大大学院の増木静江教授が「インターバル速歩」と呼ばれるウオーキングについて講演する。企業や大学がブース出展し、健康度チェックも行う。定員200人で先着順。ウェブサイトかファクスで申し込む。2月2日締め切り。 問い合わせは県健康政策課<電054(221)2404>へ。

  • 伊藤・早田組 女子ダブルスで史上最多5連覇 卓球全日本選手権

     卓球の全日本選手権第6日は28日、東京体育館で男女のシングルス準々決勝、ダブルスの準決勝、決勝を行い、女子ダブルス決勝で伊藤美誠(スターツ、磐田市出身)・早田ひな(日本生命)組が3―0で成本綾海・井絢乃(中国電力)組を下し、史上最多の5連覇を達成した。 女子シングルスの平野美宇(木下グループ、沼津市出身)は0―4で早田にストレート負けし4強入りを逃した。鈴木李茄(トップおとめピンポンズ名古屋、静岡市出身)も木原美悠(エリートアカデミー)に敗れたが、自己最高タイのベスト8。

  • 12人死亡、2253人新規感染 28日の静岡県内【新型コロナ】

     静岡県内で28日、新型コロナウイルス患者12人の死亡と2253人の新規感染が確認された。 県全体の病床使用率は69・0%。地域別では中部78・9%、東部71・4%、西部56・5%。重症者は11人。直近1週間の新規感染者数は前週の0・59倍。 県は医療機関に入院していた9人の死亡を公表した。うち7人は80~90代で、ほか2人は年代非公表。静岡市も高齢男性3人が亡くなったことを明らかにした。 累計感染者は82万7157人。

  • 感染者数/病床使用率 静岡県内の最新状況まとめ【新型コロナ】

     静岡県内で確認された新型コロナウイルス感染者数は次の通り。新型コロナウイルス感染症の発生届の限定化に伴って静岡県は2022年9月27日、公表形態を変更しました。毎日の公表項目のうち新規感染者の性別や居住地などが廃止されました。1月28日 新規感染者 2,253人累計感染者数 827,157人病床使用率 69.0%東部71.4% 中部78.9% 西部56.5% 重症者22.4%(1月28日現在)新型コロナ情報「+追っかける」で逃さずキャッチ選べる4種類 あなたの静岡新聞メールを受信する -->区分新規感染者数新規感染者内訳-->静岡市発表分436人浜松市発表分513人静岡

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    乳がん検診、和菓子で啓発 新商品「ぴんくりぼん」 浜松・巌邑堂、4日から販売

     浜松市東区の和菓子店「巌邑堂」(内田弘守社長)は27日、「日本乳癌(がん)検診学会学術総会おもてなしプロジェクト」と連携して開発した、乳がん検診を啓発する和菓子の新商品「ぴんくりぼん」を市役所で発表した。 商品は、乳がん検診推進のシンボルとなっているピンクリボンに着想を得た。ミルクあんの大福にフランボワーズのピューレを加えたリボン型のようかんを巻き、結び目部分には金箔(きんぱく)をちりばめた。さっぱりとした味わいで、カロリーも抑えた。 昨年11月に市内で開催された同学術総会の来場記念品として提供したところ購入希望者が多く、一般販売も行うことになった。同プロジェクトのリーダーで聖隷福祉事業団保

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    家康の側室 於愛(おあい)の方ってどんな人? 2代将軍・秀忠の母 広く慕われた慈愛の女性

    於愛の方の生涯 於愛の方(おあいのかた)は天文21年(1552年)、遠江国西郷村(現・掛川市上西郷)生まれ。母方のいとこ・西郷義勝に嫁いだものの義勝が戦死し、叔父・西郷清員(きよかず)の養女となった。  その美貌が家康の目に止まって側室となり、天正7年(1579年)に家康の3男・長丸(2代将軍・秀忠)を、天正8年(1580年)には4男・福松丸(松平忠吉)を生んだ。秀忠誕生後は母方の家名と地名から、西郷の局と名乗った。 三方ケ原の戦い、長篠・設楽原の戦い、小牧・長久手の戦いなど、戦が続いた家康の苦難の時代を支えた。家康とともに浜松城から駿府城へ移ったが、苦労が多く、38歳で死去。駿府の龍泉寺(現

  • 家康ドラマ館 静岡にオープン 広瀬アリスさん、春風亭昇太さん登場「静岡の歴史楽しんで」

     大河ドラマ「どうする家康」の世界観を伝える「静岡 大河ドラマ館」が27日、静岡市葵区の静岡浅間神社境内にオープンした。名誉館長に就いた落語家・春風亭昇太さん(清水区出身)と、ドラマで徳川2代将軍秀忠の母於愛(おあい)の方を演じる広瀬アリスさん(同区出身)が記念式典に出席し、地元への思いやドラマ館への期待を語った。 昇太さんと広瀬さんは、同館を運営するドラマ活用推進協議会会長の岸田裕之静岡商工会議所会頭、副会長の田辺信宏市長らとともに神社の拝殿でドラマ館を生かした地域活性化を祈願。式典では鏡開きで開館を祝った。昇太さんは「何度も訪れ、静岡のおいしいものを食べて、静岡の歴史を楽しんでもらいたい」

  • 西伊豆町 こども園と小中一貫校建設 8年議論の計画白紙に

     西伊豆町は27日、2027年度以降の早期開校を目指してきた認定こども園と小中一貫校の建設計画を中止すると明らかにした。同町では再編案や建設地について約8年にわたって議論されてきたが、最終案が白紙になり、計画の大幅な見直しを迫られる。 星野浄晋町長は町役場で会見し、「子どもの安全確保を第一に考えてきたが、保護者以外の地元住民の同意が得られなかった」と述べ、「一区切りして違うアプローチをした方が良いと判断した」と吐露した。今後は現行の校舎や園舎の防災対策を進める方針。再編統合については、近隣町に連携を呼びかける考えを示唆した。 今回の計画白紙化については、町が1月中旬に5地区で開催した住民懇談会

  • 学校のブラック校則、謎ルール、見直しませんか② 関係者インタビュー【賛否万論】

     ブラック校則や学校の謎ルールについて考えています。校内暴力などが社会問題化していた時代は学校の秩序を保つために厳しい校則が必要とされていましたが、今は時代にそぐわなくなっている校則もあるようです。静岡新聞社にもこれまで、校則に悩む多くの生徒から投稿が寄せられてきました。非合理的なルールが、不登校の子どもを増やしているという指摘も聞こえてきます。積極的に校則の見直しを進める静岡市立西奈中で、生徒指導主事を務める大村悠紀教諭(34)に今後の校則の在り方について話を聞きました。意見や考え 発信する力養いたい 静岡西奈中・生徒指導主事 大村悠紀さん大村悠紀さん 大学卒業後、清水第六中に5年勤め、20

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    ベアードブルーイング(伊豆市) キャンプ場に「乾杯」の声 年間40種 出来たて提供【クラフトビール群雄割拠 静岡/山梨/長野/新潟⑤】

     静岡、山梨、長野、新潟4県の県紙がリレー形式で地元のクラフトビールを紹介する連載企画「クラフトビール群雄割拠」の第5回。2巡目の第1弾は、醸造所併設のキャンプ場が人気の「ベアードブルーイング」を静岡新聞が取り上げる。 狩野川のほとり、広葉樹に囲まれた4階建て相当の醸造所の周辺に大小のテントが並ぶ。2018年6月開業の「キャンプベアード」(伊豆市)は、日本におけるアメリカンエール人気の火付け役の一つ「ベアードブルーイング」(同)が運営する。全国でも珍しいビールメーカー直営のキャンプ場だ。 最大の特徴は出来たてのビールが飲めること。同社はラガー、IPA、スタウトなど定番12種をはじめ、ミカンや梅

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    エチゴビール(新潟市西蒲区) 国内第1号、業界けん引 缶入り製造の先駆け【クラフトビール群雄割拠 静岡/山梨/長野/新潟④】

     静岡、山梨、長野、新潟4県の県紙がリレー形式で地元のクラフトビールを紹介する連載企画「クラフトビール群雄割拠」。4回目は新潟日報が、国内第1号のクラフトビール醸造所として誕生した「エチゴビール」を取り上げる。 新潟市中心部から車で約40分。越後平野に工場を構えるのが、エチゴビールだ。「海外のビールを故郷の新潟から全国へ広めたい」-。かつて欧州で演劇家を務め、現地で多様なビール文化に触れた創業者の思いから、日本のクラフトビールの歴史は幕を開けた。 1994年の酒税法改正で、年間最低製造量が大幅に下がったことを受け、翌95年2月、醸造設備とレストランが一体の施設「ブルーパブ」が旧巻町(現・新潟市

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    OH!LA!HO BEER(長野県東御市) 豊かなホップ香「挑戦」 名産ワインと並ぶ存在【クラフトビール群雄割拠 静岡/山梨/長野/新潟③】

     静岡、山梨、長野、新潟4県の県紙がリレー形式で地元のクラフトビールを紹介するこの企画。今回、信濃毎日新聞が紹介する「OH!LA!HO BEER[ビール]」は、眺望が開けた高台で、少数精鋭のメンバーが定番と個性的な商品の数々を手がけている。 標高717メートル、眼前には美ケ原高原や八ケ岳、遠くは北アルプスの山々が広がり、東には浅間山を拝む。長野県東御市のオラホビール工場は、信州の山々がおりなす絶景の中に構えている。 船出は1996年。小県郡東部町(現東御市)振興公社が、運営する日帰り温泉施設にさらなる誘客を-と醸造所兼レストランを整備した。「おらほ」は、信州で「自分、俺たちの方・ところ」を表す

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    萌木の村 八ケ岳ブルワリー(山梨県北杜市) 「清里」香る地元産ホップ 地域の価値向上に貢献【クラフトビール群雄割拠 静岡/山梨/長野/新潟②】

     静岡、山梨、長野、新潟4県の県紙がリレー形式で地元のクラフトビールを紹介する連載企画「クラフトビール群雄割拠」。2回目は山梨日日新聞が「萌木の村 八ケ岳ブルワリー」を取り上げる。 9月下旬、秋晴れの八ケ岳南麓、山梨県北杜市高根町清里にたたずむ「萌木の村 八ケ岳ブルワリー」。地下160メートルからくみ上げた八ケ岳の伏流水で年間100キロリットルを造る。この日、市内産のホップ「甲斐黄金」を使った季節限定ビール「ホクト」1800リットルの醸造が終了。3代目ヘッドブルワー名取良輔さん(31)がたるに詰め替え、アルミはくをかぶせた。「今年はホップの出来がいい。清里の風を感じながら飲んでもらえれば」 ブ

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    御殿場高原ビール(御殿場市) 地元の米が薫る一杯 知名度向上にも貢献【クラフトビール群雄割拠 静岡/山梨/長野/新潟①】

     静岡、山梨、長野、新潟の4県は1990年代後半の第1次「地ビールブーム」の時代から、国内のクラフトビール業界をけん引し続けてきた。現在も個性豊かな醸造所が相次いで誕生し、地域振興を担う存在として期待されている。4県の県紙が、地元のビールと地域の関わりをひもとく新連載。初回は静岡新聞が「御殿場高原ビール」を取り上げる。 富士山を間近に望む御殿場市。御殿場高原ビールの醸造所には、容量2千リットルの仕込み釜が二つ並ぶ。7月下旬、作業を終えた5代目工場長の村石充博さん(48)は、室内に掲げたカウンターボードの数字を入れ替えた。「創業から6267回目の仕込みですね」。四半世紀超の歴史を刻む木製のボード

  • 介護、認知症予防にeスポーツ 島田市、新年度から事業開始

     島田市は2023年度、eスポーツを活用した介護予防事業に乗り出す。適度な運動や脳の活性化により介護予防や認知症予防の効果が期待できるeスポーツを高齢者に体験してもらい、交流の場づくりにもつなげる。体験会の開催に加え、サポーターも養成して地域での普及を図る。 関連経費約240万円を当初予算案に盛り込む方針。デジタルゲームに縁のなかった高齢者向けに月1回程度の体験会を開くほか、市保健福祉センター内に体験ルームを設ける。自治会や老人クラブ向けの出張講座に加え、シニア世代を中心にサポーター養成講座を実施し、各地域での体験会実施を目指す。 27日には同センターでキックオフイベントを開き、65歳以上の高

  • ⚾センバツ優勝経験 常葉大菊川・石岡諒哉監督、再び甲子園に

     2007年の選抜高校野球大会で静岡県29年ぶりの優勝を果たした常葉菊川高の捕手が、指揮官として母校を率いて甲子園に帰ってくる。27日、選抜出場が決まった常葉大菊川高の石岡諒哉監督(33)は、後にプロ入りした田中健二朗投手(DeNA)とバッテリーを組み全国制覇を達成した。「地区大会と甲子園とは景色が違う。準備が一番大事」。監督として、まずは甲子園初勝利を目指す。 高校時代は2人の監督の指導を受けた。2年夏までは磯部修三氏(82)、2年秋から森下知幸氏(61)=御殿場西高監督=。野球観も指導法も対照的な2人に多くを学んだ。 犠打なしのフルスイング打線が代名詞となった森下監督には「高校野球の概念を

  • 交通安全協会費 回答者の6割強「払っていない」【NEXT特捜隊】

     「運転免許証を更新する際、交通安全協会費をお願いされるのが苦痛です」との投稿を受け、免許証窓口で会費を募る理由をはじめ、協会費の用途、会員になるメリット、静岡県外の事例などを調べ、読者の交通安全協会費の支払い状況に関するアンケートを実施した。回答は631件寄せられ、意見を整理した。 払っていない理由はおおむね以下の七つに分けることができた。  ■払っている人も払っていない人も「断りづらい」  投稿者の女性のように、「窓口で断りづらい」との意見は払っていない人からも払っている人からも寄せられた。「窓口で支払わない理由を言う必要はないが、支払わないことに対する圧力を感じてしまう」(磐田

  • 県境またぐ強盗想定 緊急配備訓練 細江、湖西署など

     細江署と湖西署、愛知県警豊橋署、田原署は27日、県境をまたいだ犯罪を想定した合同緊急配備訓練を浜松市北区などで実施した。両県警の通信指令課と連携し、犯人確保までの流れを確認した。 豊橋市で乗用車が奪われる強盗事件が発生し、容疑者の男が湖西市を通過して浜松市北区細江町まで逃走した―という想定。各署の捜査員は無線で情報を共有しながら、覆面パトカーなどで犯人が乗った車両をリレー形式で追跡した。 最終的には、同町に設けた仮想のコンビニエンスストアに立ち寄った男が店内から出てきたところを、細江、湖西両署の捜査員5人が囲い込み、取り押さえた。 合同緊急配備訓練は、内容を変えながら毎年実施している。捜査員

  • 感染症対策 飲食店認証制度 浜松市、3月末で終了へ

     浜松市は27日、感染症拡大防止のため2020年8月から続けてきた「はままつ安全・安心な飲食店認証制度」を3月末で終了すると発表した。新規の認証受け付けは1月末で終了する。 県が21年に始めた類似制度「ふじのくに安全・安心認証制度」が普及したこと、店舗や利用客の感染防止意識が定着したことなどを踏まえて判断した。今後も感染対策は続けるよう呼びかけていく。 市が規定した約40項目の対策を講じた店舗を、市が認証してPRに協力する制度。現時点で1284店舗が認証されている。

  • 新春祝う華麗なひな飾り 清水区蒲原「お休み処」、4月9日まで

     静岡市清水区蒲原の国登録有形文化財「お休み処」でひな飾りの展示が行われている。同地区では旧暦の桃の節句を祝う風習が残っていて、4月9日まで展示を楽しめる。 同所2階に、御所を模した舞台へとひな人形を据える「御殿作り」が3台と7段飾りを1台並べ、新春を祝う華麗な景観に仕上げた。市内外から寄贈された人形を展示し、昭和初期のひな飾りなどの他に、子どもが賢く育つことを祈念する天神人形も置いた。

  • 救急、救助出動最多 静岡市消防局 2022年まとめ

     静岡市消防局は27日までに、2022年の救急統計と火災発生状況の速報値をまとめ、県中部5市町に広域化した2016年以降で救急出動件数、救助出動件数がともに過去最多だったと明らかにした。火災件数は過去最少だった。 救急出動は前年比6535件増の4万5045件で、搬送者は同5643人増の4万904人。搬送者の6割以上が高齢者、4割以上が軽症だった。 救急出動が過去最多となったことについて、同消防局によると「新型コロナウイルス感染拡大の影響はあくまで一要因。交通事故による出動などが全体的に増えている」という。救助出動は同53件増の547件で、そのうち火災が148件と最も多かった。 火災件数は前年比

  • 静岡の巨大盛り土 森林法違反疑いも捜査 県警、市の対応聞き取り

     静岡市葵区の藁科川上流域の日向、杉尾地区に無許可で造成された盛り土(残土処分場)を巡り、県砂防指定地管理条例など砂防法関連の法令違反を視野に造成業者への捜査に着手した県警が、森林法違反の疑いもあるとみて裏付け捜査を進めていることが27日、関係者への取材で分かった。日向地区での開発行為が森林法に抵触する可能性が高い。県警は同法を所管する静岡市への聞き取りも進めて実態を解明する。 日向地区の盛り土は市内の業者が造成し、概算で広さは約6万平方メートル、土砂量は約37万立方メートルに及ぶ。森林法では1ヘクタール(1万平方メートル)超の森林開発には、同法に基づく林地開発許可が必要。県警のこれまでの捜査

  • 静岡市当初予算案 屋内子育て施設整備へ 第2子保育料無料化も

     子育てをしやすいまちの実現に向け、静岡市が新たに屋内の遊び場施設を整備することが27日、関係者への取材で分かった。2026年度の供用開始を目指し、23年度市当初予算案に調査費約1千万円を計上する方向で調整している。 関係者によると、市が22年12月に子育て世代を対象に実施したアンケートで、駐車場が整備された屋内の子育て施設に魅力を感じるとした回答が多数寄せられた。静岡科学館る・く・る(駿河区)やこどもクリエイティブタウンま・あ・る(清水区)などの体験施設はあるが、児童館の機能を持った屋内の大型施設はなく、焼津市など周辺の自治体に足を運ぶ世帯が多かった。 市は積極的な子育て施策で人口を増やして

  • 下田グランドホテル跡地 下田市が取得契約 市長「予定通り公園」

     下田市が取得方針を示していた下田グランドホテル跡地について、松木正一郎市長は27日、破産管財人との不動産売買契約を25日に締結したと明らかにした。民間の購入希望者が現れるなど二転三転していた。「予定通り、防災機能を備えた多目的公園の整備を目指す」とした。定例会見で説明した。 跡地を巡っては市が2021年に取得方針を表明した後、市議会が取得案を一度否決。さらに22年になって関連議案が可決された後に、今度は民間に渡る可能性が急浮上するなど紆余(うよ)曲折を経てきた。 契約額は100万円という。22年度の市公共用地取得特別会計に同額の購入費用を既に計上していて、結果的に年度当初の予定通りになった格

  • CNF濃縮品を生産・販売へ 独自の乾燥技術で低価格化 西光エンジニアリング(藤枝)

     乾燥機メーカーの西光エンジニアリング(藤枝市)は、セルロースナノファイバー(CNF)の低価格化や用途拡大に向け、2月からCNF濃縮品の生産・販売を始める。独自技術を生かし、市販のCNF溶液に比べて10倍の濃度まで水分量を低減できる。あらかじめ脱水処理を施すことで、使い勝手の向上や流通コスト削減に貢献する。 隣接する食品加工子会社の沖友の敷地内に新工場を構え、マイクロ波減圧乾燥機を設置した。一般的なCNF溶液のセルロース含有量は2%程度で大半が水分だが、マイクロ波を活用してCNFの特性を損なわずに水分を蒸発させ、含有量20%まで濃縮する。自動車部品メーカーや製紙関連企業を中心に販路を築き、20

  • 静岡市中心市街地 通行量2年連続で増加 パルシェ前地下道1位 2022年11月調査、コロナ禍前には及ばず

     静岡商工会議所がまとめた2022年度静岡市中心市街地の通行量調査によると、総通行量は前年度比0・7%増の38万9800人と2年連続で前年度を上回った。社会経済活動の正常化に伴う人出の大幅回復が期待されたが、44万人超を記録したコロナ禍前(19年度)に及ばなかった。 調査は22年11月27日、同市葵区の中心市街地の計78地点で実施した。2年連続の通行量トップは「パルシェ前中央地下道」の2万7841人(前年比14・8%増)。次点は「新静岡セノバ前南口モール」の2万2710人(1・8%減)、「スターバックスコーヒー呉服町通り店前・サンカメラ前」の1万8854人(4・8%増)が続いた。 同商議所は「

  • JR「政府見解」文書を公開 田代ダム案など巡り静岡県質問に回答 県「法的懸念は解消」 リニア大井川水問題

     リニア中央新幹線トンネル工事に伴う大井川水問題についてJR東海と国土交通省は27日までに、静岡県が東京電力田代ダム取水抑制案などに関して問い合わせていた質問に回答した。JRは、同案は水利権の譲渡に当たらず河川法上問題ないとする「政府見解」が記された文書を公開した。 政府見解が記された文書は、1月25日開催の県有識者会議の専門部会で提示された。国交省鉄道局施設課長名で「政府部内で整理した結果」として2022年12月1日付でJR東海に回答していた。 県が「田代ダム案が水利権の譲渡に当たらないのであれば、(抑制したことに対してJRが東電に何らかの)『補償』をしても河川法上禁止されるものではないのか

  • 3区制条例案骨子「適切」 7区協議会が答申 浜松市行政区再編

     浜松市の行政区再編を協議する市議会特別委員会が27日開かれ、市は新たな3区制への移行に向けた条例改正案の骨子を現7区の区協議会に諮問したところ、すべての区協議会から「適切である」との答申を得たと明らかにした。一部の区協議会が答申に意見を付けていて、市は意見を踏まえて条例案をまとめ、市議会2月定例会に提出する方針。 区協議会に昨年11月に諮問し、年末までに答申が集まった。意見を付けたのは西、北、天竜の各区協議会。出先組織の職員を減らしても市民サービスを低下させない、区役所が遠くなる地域には区長が積極的にアウトリーチ勤務をする、など住民の不安解消に向けた努力を求めた。 現在定員25人の区協議会が

  • 障害者工賃回復 6%増 2021年度売り上げ増、コロナ前水準に

     静岡県はこのほど、県内の障害者就労施設で働く障害者に支払われた2021年度の平均工賃(月額)を公表した。一般企業での就労が困難な人が利用する就労継続支援B型事業所の工賃は20年度より939円(6・0%)増の1万6468円となり、新型コロナウイルス感染拡大の影響を本格的に受ける前の19年度(1万6511円)の水準までほぼ回復した。 前年度を上回るのは2年ぶり。20年度の工賃はコロナ禍のイベント中止などで販売機会が失われ、前年度比982円減の1万5529円と11年ぶりに落ち込んだ。21年度はイベント再開で授産製品の売り上げが増え、下請け作業の受注が回復した。障害者が農業を通じて社会参画する「農福

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     島田市の島田商高2年生が25日、持続可能な開発目標(SDGs)や地元の魅力発信をテーマに地元企業の協力を受けて進めた商品開発について同校で発表し、和菓子やパン、帯を使った小物などさまざまな商品を紹介した。 商品開発の授業を選択する27人が6グループに分かれ、県内産牛乳を使ったパンやサツマイモのスイーツ、和菓子の消費拡大を狙った新商品、帯を日常のファッションに取り入れてもらうためのリメーク小物などを考案した。既に販売が実現した商品もあり、この日はスライドを使って商品のコンセプトや販売方法、ターゲットなどについて説明した。 県高校教育研究会商業部会の研修を兼ね、志太榛原地域の商業科がある高校の教

  • 地魚のおいしさPR フランスパンで恵方巻き 沼津の「はなぱん」

     沼津市我入道のパン店「はなぱん」が2月3日の節分を前に、地元のタチウオやアジを使用した「恵方巻フランスパン」を開発した。オーナーの鈴木華子さん(47)は「魚を食べる習慣が減っていると感じる。おいしく地魚に親しんでほしい」と思いを話す。 長さ15センチほどのフランスパンの中身をくりぬき、タチウオやアジのフライ、卵焼き、キュウリなどの具材をのりに巻いて入れた。魚のだしを使ったタルタルソースで味付けし、本物の恵方巻きを思わせる味わいに仕上がっている。 鈴木さんの亡き祖父は沼津我入道漁協の漁師だったといい、鈴木さんも漁協の準組合員。店内には魚介類を使用したパンが多く並ぶ。身が細すぎるなどサイズの問題

  • 狩野川神島公園を整備 キャンプ、ドッグラン…集客拠点に 伊豆の国市、管理業者と調印

     伊豆の国市は狩野川神島公園の整備や運営に関する基本協定を建物のメンテナンスなどを手がける「JM(ジェイエム)」(東京都)と締結し、27日に市役所で調印式を開いた。同公園は集客拠点として、10月1日のオープンを予定している。 同公園は「かわまちづくり」事業の一環で、市が国土交通省と連携して神島地区の狩野川右岸河川敷に整備する。民間の資金やノウハウを活用する公募設置管理制度(Park-PFI)により、同社が多目的広場や芝生広場などを整備した後に市が買い取り、同社が指定管理者として運営する。同社は函南町の川の駅「伊豆ゲートウェイ函南」の管理も担っている。 同公園の広さは約14・1ヘクタール。遊具、

  • 韓国のグルメや音楽、舞踊満喫 湖西「Kフェス」29日まで

     湖西市新居町のボートレース浜名湖で28、29の両日、韓国の音楽やグルメを楽しめるイベント「Kフェス」が開かれる。 ステージでは両日とも、韓国人アーティストグループ「Blue Project(ブルー・プロジェクト)」が正午から、韓国ドラマの歌を手がけるシンガー・ソングライターのSanha(サナ)さんが午後2時半から、歌を披露する。韓国舞踊グループ「天芸団」も各日2回登場する。 会場にはトッポギやキンパ、韓国式おでんなどを提供する4店が並ぶ。韓国ブランドの化粧品や服も販売する。 午前10時~午後4時。15歳以上はレース場への入場料100円。

  • 自転車振興へパートナーシップ協定 藤枝市とスルガ銀行

     藤枝市とスルガ銀行はこのほど、自転車振興に関するパートナーシップ協定を締結した。サイクリストの呼び込みを図り、観光交流人口の拡大につなげる狙いがある。 市役所で締結式があり、北村正平市長、大石裕之執行役員静岡コミュニティバンク長、2004年アテネ五輪自転車ロードレースに出場したサイクリングプランナー田代恭崇さんらが出席した。 北村市長は「本市の魅力的なコースをもっと多くの人に知ってもらいたい」、大石氏は「県外からのアクセスも良く、連携して誘客に取り組む」とそれぞれ語った。 同行は静岡、神奈川両県の19の自治体や企業と同様の協定を締結していて、本県中部地区では藤枝市が初めて。サイクルツーリズム

  • 駿河湾フェリー 12月輸送6988人 強風で欠航相次ぐ

     一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーはこのほど、清水―土肥港間を結ぶ駿河湾フェリーの2022年12月の輸送実績を公表した。車両台数と旅客数を合わせた輸送人員は6988人で、前年同月の76・7%。強風による高波の影響で欠航が相次ぎ、運航率が70・6%にとどまったことなどが影響した。 車両のうち乗用車は1932台で前年同月の83・9%、バスが44台で同57・9%だった。特に団体旅行が低調で、バスの台数は現行の1隻体制となった09年度以降の12月で最も少なかった。新型コロナウイルス禍で堅調だった二輪乗船者も221人で前年同月の77・8%にとどまった。徒歩乗船者は1032人。 冬型の気圧配置が強まった

  • 思い出の一本松、絵本に 菊川の野崎さん 図書館、児童館に寄贈

     菊川市堀之内の野崎恭子さん(51)がこのほど、現在の菊川中央公園がある場所にかつてあった一本松を題材にした絵本「一本松のいる丘で」を制作した。自身の思い出をもとに、主人公の女の子が一本松と過ごした時間をつづった。 野崎さんによると、一本松の幹は大人の両腕でも抱えきれないほど太く、かなりの高さだった。幼い頃は家族や友達と遊びに来ていたが、高校生になった頃に訪れると切り株になっていたという。現在は一本松跡の看板だけが立っている。 「一本松の場所に来ると元気になれる。りんとしてかっこよく、どこか優しい印象の松だった。読んだ人がほっとした気持ちになってくれたらうれしい」と話した。絵本は市内の図書館と

  • 早春の西伊豆歩こう 駿河湾フェリーとJR東海、静岡駅でPR

     一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーとJR東海は28日から3月31日まで、西伊豆地域への誘客キャンペーン「早春の西伊豆ウオーキング」を実施する。企画が始まるのを前に両社などは27日、関連イベントをJR静岡駅構内で行った。 伊豆市土肥や西伊豆、松崎の観光協会職員ら約15人が駅利用者に観光パンフレットやグッズなどを配布した。人気スポットも映像で紹介し、「ぜひ旅行先に伊豆西海岸を選んで」と呼びかけた。 キャンペーンでは清水港(静岡市清水区)-土肥港(伊豆市)を結ぶ駿河湾フェリーと電車の利用を推奨。土肥港を徒歩で出発し、土肥金山や恋人岬などを巡る「土肥コース」と、土肥港から無料バスで松崎町に移動して長

  • ⚾常葉大菊川 選抜高校野球出場決定 10年ぶり5度目

     第95回記念選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園球場)の出場36校を決める選考委員会が27日開かれ、常葉大菊川(菊川市)が東海地区代表に選出された。10年ぶり5度目の出場。吉報を受けたナインは喜びの表情を浮かべ、あこがれの地での躍動を誓った。 静岡県勢の選出は4年連続。主戦格の左腕久保綾哉投手を中心とした堅実な野球が光り、昨秋の東海大会で準優勝した。東海大会4強に進出した加藤学園(沼津市)は補欠校となった。 組み合わせ抽選会は3月10日に行われる予定。常葉大菊川「らしく元気に」「出るからには優勝」 待ちに待った吉報に常葉大菊川ナインは安堵(あんど)の表情を浮かべ、喜びを分かち合った。主将

  • ⚾選抜高校野球 ガイドラインに沿って選考 前回異論受け高野連

     第95回大会の出場校は昨年7月に作成された「選考ガイドライン」に沿って選考された。 前回大会では選考結果に多くの異論が出た。出場枠が2の東海地区で、参考資料となってきた秋季大会準優勝の聖隷クリストファーが落選。ベスト4の大垣日大(岐阜)が選ばれた。東海地区の選考委員は個人の力量などを理由に挙げたが、選考の在り方が問題視された。 日本高野連は「選考ガイドライン」で過程の明確化を宣言。評価の主なポイントとして「秋の試合結果と試合内容を同程度に評価して、総合的に判断」「技術面だけでなく、試合運びや野球に取り組む姿勢、チームワークなども評価の対象」などを示した。複数の学校の評価が並んだ場合は、できる

  • ⚾選抜高校野球 加藤学園は補欠校 「夏へ前向こう」決意新た

     加藤学園は2度目の選出がかなわず、補欠校となった。米山監督から結果を聞いた選手らは「前を向こう」と夏の甲子園出場を目指し決意を新たにした。 太田主将は「引きずらず前に進んで、夏に向けてやるだけ」と冷静に受け止めた。「(悪い流れの中で)攻略できずに終わってしまうことがよくある」とチームの課題を挙げ、「流れを止める強い選手を増やしたい。悔しい気持ちは夏の試合で前面にぶつける」と力強く語った。 指揮官は「走攻守の全てでレベルアップしなければならない」と見据える。昨秋の県大会は3位。県勢対決となった東海大会準決勝は常葉大菊川に0-2で封じられた。「得点力(不足)というのもあった。生徒としっかり話をし

  • 伊藤美誠 女子シングルス、6回戦で敗れる 卓球全日本選手権

     卓球の全日本選手権第5日は27日、東京体育館で行われ、女子シングルスで平野美宇(木下グループ、沼津市出身)は4-2で大藤沙月(大阪・四天王寺高)との6回戦に競り勝ち、準々決勝に進出した。鈴木李茄(トップおとめピンポンズ名古屋、静岡市出身)は4-1で皆川優香(大阪成蹊大)を破り8強入り。昨年覇者の伊藤美誠(スターツ、磐田市出身)は横井咲桜(大阪・四天王寺高)に1-4で敗れ8強を逃した。早田ひな(日本生命)とのペアで歴代最多5連覇が懸かる女子ダブルスは、準々決勝で小畑美月・菅沢柚花里(デンソー)を3-0で下し4強入りした。 男子シングルスは前回王者の戸上隼輔(明大)、5大会ぶりの頂点を目指す張本

  • ⚽J3沼津のMF鬼島 関東1部リーグへ

     J3沼津は27日、MF鬼島和希(24)が関東1部リーグのVONDS市原FCに移籍すると発表した。

  • ⚽指揮官「連係高める」 清水エスパルス、J1復帰へ本格始動 鹿児島キャンプ(27日)

     J2清水の鹿児島キャンプは27日、鹿児島ふれあいスポーツランドで本格始動し、実戦形式を盛り込んだ練習を約1時間半こなした。強風と雪の影響で予定よりも短時間で切り上げたが、リカルド監督は「練習の入りとしてはスムーズだった」と手応えを示した。 本格始動初日の練習では10対10のゲームを繰り返し、攻守の連係を確認した。キャンプのテーマについて「われわれのゲームモデルをさらに成熟させていく」と答えた指揮官。8人の新加入と若手選手を含め「チーム全体で連係を高めたい」と課題を挙げた。 昨季は試合終了間際の痛すぎる失点が相次ぎ、J1残留を果たせなかった。リカルド監督は1年でのJ1復帰に向けてこのキャンプを

  • ⚽「超攻撃的」着実に浸透 藤枝MYFC、東京Vと練習試合

     J2藤枝は27日、J2東京Vと練習試合(45分3本)を清水ナショナルトレーニングセンターで行った。試合は2-3で敗れたが、須藤監督は「GKからのビルドアップで“出口”を探せた」と超攻撃的戦術の着実な浸透に自信を深めた。 1本目は先に失点したが、GKがDFラインに加わって攻撃を組み立て、ボール保持率で上回った。1点目は今季から背番号10を付ける横山。倒れ込みながら右足を振り抜き「去年一番成長したのはシュートを打つ意識。自分の伸び代にワクワクしている。今季も挑戦を続けたい」と決意を新たにした。 簡単なミスから2点を許した2本目には課題が出た。メンバー5人を一気に入れ替えた

  • 大自在(1月28日)外来語

     スマートフォンの会話は、電話よりメッセージ。生まれながらのデジタル世代は「書き文字」ならぬ「打ち文字」で口語化する。苦笑も含む「草[くさ]」や同意の「なー」など、インターネットに書き込む“訳語”で気持ちを添える。 「ここに掲げた訳語は私の創意による」。明治の俳人正岡子規は新聞記事で、自ら熱中する新競技「ベースボール」について書いた。「野球」の訳者は子規でないとする見解もあるが、この中で彼は打者、走者、四球など今に残る訳語を披露した。 西洋文化がせきを切って流れ込んだ明治期もさることながら、変化が目まぐるしいデジタル社会。新語だけでなく新しい概念も生まれる。和訳が追い付

  • 社説(1月28日)中小の倒産増懸念 悲観せず事業の再建を

     新型コロナウイルス関連融資の利子や元本の返済が本格化する今年は事業継続を断念する中小企業の急増が懸念される。静岡県内の2022年企業倒産件数は歴史的低水準で推移したものの、国内全体では3年ぶりに前年水準を上回った。中小の経営者は将来を悲観しすぎず、社会経済活動が正常化に向かう中で早急に本業を立て直し、借入金の返済に向き合ってほしい。 信用調査会社の東京商工リサーチが集計した22年の全国企業倒産件数(負債額1千万円以上)は、前年比6・6%増の6428件だった。一方で同社静岡支店がまとめた22年県内企業の倒産件数は7・2%減の167件。平成以降で過去3番目の低さだが、今後は物価高や人手不足に伴う

  • 記者コラム「清流」 地元での活躍を

     2022年4月の改正民法施行で成人年齢が18歳に引き下げられたが、新年の各市町の「成人式」は従来通り20歳を祝う記念式典が開かれた。 県東部の式典を取材すると、地域の将来を担う若者への市町からのメッセージが印象的だった。長泉町では町長や登壇した議員から今後の町の発展を託す発言が、清水町では町職員が登場しUIJターンを呼びかけた。行政側の熱意をくみ取ってか、出席した若者からは「町の役に立てる社会人になりたい」と力強い言葉が返ってきた。 法改正により例年より1歳早い19歳で成人としての自覚を備えた今年の出席者。それぞれ日常に戻り活動の場を広げる中で、地元での活躍を期待する大人たちの姿を思い出して

  • 記者コラム「清流」 「先生」の影響、自覚を

     20年以上前の話になる。浜松市内の高校を卒業し、都内に進学して半年がたった頃、高校の同級生から久々に連絡があった。電話口で興奮気味の同級生。伝えられたのは高校時代の担任が逮捕されたという驚きの内容だった。 担任は女子高生とみだらな行為をしたとして県青少年環境整備条例違反容疑で逮捕された。「先生」「教諭」の呼称は報道で「容疑者」に。逮捕容疑も重なってショックは大きく、帰省時は出身校を言うのも恥ずかしかった。 市内では今月、中学校教諭の男が男子高生にみだらな行為をしたとして同容疑で逮捕された。生徒や保護者、これまでの教え子らの戸惑いや怒りは想像に難くない。逮捕はもちろん、「先生」の言動が、子供た

  • 記者コラム「清流」 語呂合わせ「登呂遺跡」

     弥生時代の稲作文化を伝える登呂遺跡(静岡市駿河区)の覚え方には、こんな語呂合わせがあるようだ。「弥生さんは静かにトロを食う」。受験生がインターネット上に書き込んでいるのを見つけた。 秀逸さに感心しつつ、試験対策として重要な遺跡が身近にあることへの誇らしさも感じた。ただ、喜んでばかりはいられない。登呂遺跡の発見80年に合わせた正月連載「至宝 登呂遺跡 発見80年」では、教科書からの記述が減っていることなどさまざまな課題が浮き彫りになった。 語呂合わせには「健さんは水だ」という続きもある。俳優の故高倉健さんと高床式倉庫を結びつけている。水は水田跡。節目の年に、語呂合わせの光景をイメージしたイラス

  • 静岡人インタビュー「この人」 台風15号で県内支援をした日本カーシェアリング協会代表理事 吉沢武彦さん

     宮城県石巻市を拠点に全国の災害被災地で、車の無料貸し出し活動を行う。昨年9月の台風15号直後から静岡市を拠点に、浸水で自家用車を失った人や災害ごみの搬出でトラックを必要とする人たちなどを支援した。44歳。 ―活動実績は。 「10月から乗用車と軽トラックを延べ286件貸し出した。申し込みが殺到したが、ピーク時170人だった待機者は今はゼロ。貸し出し期間は2月28日までとしている。車の寄付を募ったところ、有志や中古車業界団体の協力で24台を譲り受けた。中古車需要が高い中で手放した思いに感謝が尽きない」 ―静岡市の調査時の印象は。 「清水区を最初に訪ね、住民の話を聞き、思っていたよりもひどいと感じ

  • 茶況(1月27日)袋井の菩提酸茶 スパークリング準V 静岡の宝物グランプリ

     袋井市の晩茶研究会が開発した「菩提(ぼだい)酸茶スパークリング」が、県内事業者を対象に商品や生産者の魅力を審査する静岡の宝物グランプリの素材・加工部門で準グランプリに選ばれた。 乳酸菌発酵茶を原料とし、飲みやすく仕上げたスパークリングティー。独特の味わいや食事との相性の良さに加え「伝統製法と最先端の技術を駆使して作り上げた新ジャンルの茶」とアピールした。 2月の全国大会を控え、同研究会はプレゼンテーションのブラッシュアップを進める。池田佳正副会長は「菩提酸茶スパークリングを全国でPRしたい」と話す。

  • 焼津市議選 29日告示 投開票は2月5日

     任期満了に伴う焼津市議選(定数21)は29日、告示される。これまでに現職15人、新人11人の計26人が立候補を表明している。 立候補の届け出は同日午前8時半から午後5時まで、市役所で受け付ける。投票は2月5日午前7時から午後8時まで、市内31カ所で行われ、午後9時から焼津体育館で即日開票される。 昨年12月1日現在の選挙人名簿登録者数は11万3306人(男5万5379人、女5万7927人)。

  • 静岡県議選 平島政二氏出馬へ 静岡市葵区選挙区

     行政書士の平島政二氏(63)=静岡市葵区足久保口組=が27日までに、任期満了に伴う4月の県議選に同市葵区選挙区(定数5)から立候補する意向を固めた。日本維新の会に公認を申請している。 平島氏は取材に対し「中山間地振興を県全体の課題と捉えて積極的に取り組みたい。教育無償化や行財政改革なども強く訴えていく」と述べた。 平島氏は同市出身、明治大政治経済学部卒。2013年の静岡市議選で初当選し1期務めた。17、21年の同市議選に出馬し、落選した。 

  • 静岡県議選 自民県連が大石氏公認 牧之原市・吉田町選挙区

     自民党県連は27日、4月9日投開票の県議選で牧之原市・吉田町選挙区から出馬する現職大石健司氏の公認を決めたと発表した。26日付。大石氏は現在、県議会の会派には所属していない。

  • 統一地方選に向け模擬投票 駿河総合高生「選挙」学ぶ

     静岡市駿河区選挙管理委員会事務局は27日、4月の統一地方選に向けて、駿河総合高で選挙に関する知識を伝える出前講座を行った。生徒は模擬投票を通して投票所での流れを学んだり、若者の投票率が低い現状などについて理解を深めたりした。 2年生約240人が参加した。統一地方選の時点で18歳を迎える代表生徒3人が同事務局職員の指示を受けながら、記載台で投票用紙に架空の候補者の名前を記入して投票箱に投じた。 体験した大塚楓人さん(17)は「想像以上に簡単な作業で驚いた。候補者のことをしっかり調べて統一地方選に臨みたい」と初めての投票に向け意気込んだ。 講座では、講師を務めた同事務局の梅田しおり参事が2019

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     五郎丸歩が学ぶビジネスの流儀。今日は従来、男の職場と思われていたねじの製造現場に女性社員、愛称「ねじガール」を起用し、会社全体の改革に結びつけた静岡市清水区の興津螺旋株式会社社長、柿澤浩一さんの社員登用術に五郎丸さんが迫ります。女性採用が現場の安全意識向上 五郎丸さん 私は「ねじガール」を知らなかったんですが、非常に面白い取り組みですよね。ねじガールとは興津螺旋の工場でネジを作る女性従業員のことを指すそうですが。 柿澤さん ネジを製造する現場は力仕事が多く、以前は男性従業員しかいませんでした。 しかし2012年、生産スタッフに女性を採用すると彼女たちが当社を大きく変える存在になりました。当時

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     牧之原市で昨年9月に発生したこども園の送迎バス女児置き去り死亡事件を受け、静岡市は、こども園などの送迎バスの安全対策に補助金を支給する方針を固めた。国が送迎用車両への安全装置装備を義務化したことに伴う対応。関連費約1億5千万円を2022年度2月補正予算案に計上する。27日までの関係者への取材で分かった。 車内の安全確認を怠ると警報を発するなどのシステムを装備する際にかかる費用を補助する。安全装置の装備が義務化される認定こども園や保育所などには車両1台につき18万円、放課後児童クラブなど義務化対象外の施設には1台当たり9万円を助成する。 登園管理システムや園児の位置情報などを確認できるタグの導

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     袋井市の大場規之市長は27日の定例記者会見で、浅羽海岸周辺エリアの地域活性化に取り組む「袋井市海のにぎわい創出ビジョン」を策定したと発表した。地域住民、民間事業者などと連携し、施設整備や環境保全といった事業を本格化する。 平成の命山や防潮堤など沿岸部で進められてきた防災施設の整備に一定のめどが立ち、新しい地域の価値を官民一体で創出することを目的に2022年度からビジョン策定に着手した。同市南部を横断する国道150号線以南を対象範囲とし「保全」「利活用」「発信」の三つの観点から企画を打ち出す。 第1弾として浅羽体育センターなどが立地する同笠エリアを対象に設定し、5年かけてアクティビティゾーンな

  • 子育て情報発信「ベビ*ステ」サイト開設 富士宮市とNPO 登録店検索、お出かけを応援

     富士宮市内で子育てにやさしい店舗や施設を認定する「ふじのみやベビーステーション(ベビ*ステ)」事業の専用サイトが新たに完成し、27日の会合でお披露目した。「パパとママのお出かけ応援サイト」として、ベビステ登録店・施設が検索できる機能のほか、お勧めのお出かけコースを紹介。乳幼児を育てるパパママをメインターゲットに外出時の不安解消につなげる。 ベビ*ステは富士宮市とNPO法人母力向上委員会が協働で進めている事業。認定を受けた登録店・施設では粉ミルク用のお湯提供や紙オムツの販売、オムツ交換台があるなど子育て世帯を応援する設備やサービスを提供している。市内のコンビニや公共施設など92カ所が登録してい

  • 北里博士生誕170年 伊東ゆかり、市役所でミュージカル映像上映

     伊東市民有志でつくる「北里柴三郎博士顕彰委員会」は27日、北里博士にまつわるミュージカルの映像上映会とミニパネル展を市役所ロビーで開いた。30日も行う。伊東ゆかりの博士の生誕170年(1853年1月29日生まれ)を記念した取り組み。 上映会は午前10時からと午後1時から。2009年に同市で上演された国民文化祭の市民ミュージカル「ありがとう北里先生―伊東だけが知っている北里柴三郎物語」のDVDを鑑賞する。 同委員会は現在、北里博士の功績を後世に伝える顕彰碑を市内に設置するため、クラウドファンディングを含めて募金活動を展開している。パネル展は伊東にあった北里博士の別荘の上棟式や建築に使われた大工

  • 富士製作所 長泉に移転へ 町、静岡県と協定 26年稼働目指す

     製材機械製造の富士製作所(沼津市杉崎町、田中清明社長)は27日までに、長泉町東野に本社機能や工場などを集約し、全面移転することを決めた。着工期は未定で、2026年の稼働を目指す。 移転地は長泉一色工業団地に隣接し、東名高速道と新東名高速道の各インターチェンジから車で10分の場所。利便性の高さから移転を決めた。分散していた本社工場と倉庫を集約し、大型トレーラーの駐車が可能なスペースを確保する。面積は約1・1ヘクタール。 27日、同社は町、静岡県との工業用地造成に関する協定を結んだ。町役場での締結式に臨んだ田中社長は「本社が老朽化し、商業・住宅地域での工場稼働も難しくなった。2026年の稼働を目

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     富士市は27日、発熱などの症状がある市民が対象の新型コロナウイルス検査キット無料配布受け付けを2月14日午後2時まで延長すると発表した。 当初は1月30日までの予定だった。市によると、12月15日~1月27日までの申し込みが約6千件で今も問い合わせが相次いで、市内の医療現場の逼迫(ひっぱく)状況もあり延長すべきと判断したという。 申請は市ウェブサイトから受け付け、午後2時までの申請分は翌日に自宅へ届ける。 市新型コロナ一般電話相談窓口<電0545(55)2959>の対応も2月15日まで延長する。

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