テーマ : 防災対策

災害時に命守る行動確認 御殿場・原里中で防災・減災講座

 御殿場市立原里中はこのほど、あいおいニッセイ同和損害保険の職員を講師に招いた「命を守る防災・減災出前講座」を同校で開いた。1、3年生の約240人が災害時の警戒レベルや避難の仕方などを学んだ。

防災、減災について理解を深める生徒たち=御殿場市立原里中
防災、減災について理解を深める生徒たち=御殿場市立原里中

 生徒たちは地震で建物倒壊、火災、土砂崩れなどさまざまな危険が発生することを復習。住宅耐震化や家具の転倒防止に加え、家族と安否確認の方法を決めておくことや避難ルートを下見することなど事前の備えが重要であることを確認した。災害時避難における自助、共助、公助の考えや警戒レベルに応じた行動などについても理解を深めた。
 3年の稲遥菜さんは「地震が起きた際は、自分がいる場所に合わせた行動が大切だと知った。学びを周囲に伝えたい」と話した。
 同社は市とSDGsの取り組み推進に関する包括連携協定を締結している。協定内容の「防災・減災等リスクマネジメント支援」の一環で、中学生の防災・減災意識の向上に協力した。

いい茶0

防災対策の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞