テーマ : 防災対策

富士の中高生、災害時の行動や備えを学ぶ 防災士養成講座

 将来の防災リーダーを育てる「ふじのくにジュニア防災士養成講座」(富士市社会福祉協議会主催)が27日、同市の市フィランセで開かれた。市内の中高生18人が災害時に取るべき行動や日頃からの備えについて理解を深めた。

災害時に取るべき行動を話し合う生徒=富士市の市フィランセ
災害時に取るべき行動を話し合う生徒=富士市の市フィランセ

 県地震防災センターの深沢良子講師が映像を交えながら、阪神淡路大震災や東日本大震災など過去の災害を紹介した。南海トラフ地震で想定される被害も説明。家具の固定やハザードマップの確認など必要な備えを取り上げ、「家庭や地域の防災を率先して考えるリーダーになろう」と呼びかけた。
 生徒は避難所運営ゲームも体験し、「ペット同伴者が来たら」「体調不良の人がいたら」など避難所生活で起こり得る課題や対応を話し合った。

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