テーマ : 防災対策

道の駅に防災機能 裾野市、拠点施設整備方針  

 裾野市はこのほど、市内に整備する「(仮称)道の駅ふじさんすその」の基本コンセプトを公表した。「休憩」「情報発信」「地域連携」に「防災」を加えた四つの機能を併せ持つ地域のにぎわい創出と交流の場として整備。安心な道路交通環境を提供する。
 防災は同市ならではの機能として、市民と来訪者の災害時の拠点として施設を活用する。市は道の駅の大まかなデザインとなる基本構想を2023年度中にまとめ、24~25年度に基本計画を策定して国に認可を申請する方針。開設場所は国道246号や同469号など主要幹線道路沿いの富士山の景観が楽しめる地点を候補地に選定する。
 村田悠市長は「裾野市は交通量が多いが、多くの道路利用者にそのまま通過される傾向にある。地方創生の重要な手法として道の駅を整備したい」と話した。
 (東部総局・杉山諭)

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