テーマ : 防災対策

かるた、人形劇で防災学ぶ 災害の教訓や心得楽しく 浜松

 浜松市中区の市防災学習センターは25日、ワークショップ形式で防災を楽しく学ぶ「春フェスタ2023」(静岡新聞社・静岡放送後援)を同施設で開いた。親子連れなど約190人が訪れ、かるたや人形劇を通じて防災への理解を深めた。

防災かるた大会で熱戦を繰り広げる参加者=浜松市中区の市防災学習センター
防災かるた大会で熱戦を繰り広げる参加者=浜松市中区の市防災学習センター

 静岡市の団体「しぞ~か防災かるた委員会」による「防災かるた大会」では、参加者が白熱した戦いを繰り広げた。かるたは上の句に県内各地の風景など、下の句に防災の心得が記されていて、ゲーム感覚で災害の教訓を学んだ。「初孫の名前高々浜松まつり 声かけあって普段から」など地元の札が読み上げられると、一段と盛り上がりを見せた。
 津波が発生した際に自分の身をどう守るかを考える「ぼうさい人形劇」(人形劇団わにこ)や、聖隷クリストファー大の学生を講師に迎え、ごみ袋でポンチョを作る防災工作室なども行った。
 かるた大会に臨んだ内田基博くん(8)=浜北区=は「楽しかった。いっぱいとれて良かった」と話した。

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