2022年5月28日(土)

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浜松市の記事一覧

  • 都市伝説「きさらぎ駅」 映画公開に合わせグッズ販売 遠州鉄道

     遠州鉄道(浜松市中区)は6月3日から、都市伝説を題材にした映画「きさらぎ駅」の公開に合わせて、映画とのコラボグッズを新浜松駅で販売する。5日からは映画の場面写真などを並べた「ギャラリー電車」を同駅ホームに停車展示する。  「きさらぎゆき」「さぎの宮ゆき」と記載した2枚のレプリカ切符のセット(税込み500円)をはじめ、駅名看板をデザインしたキーホルダー2種(各600円)とステッカー(300円)、映画の撮影地になった同社鉄道線と上田電鉄(長野県)の1日フリー切符のセット(2180円)を用意した。  ギャラリー電車は5~26日の毎週土日に登場する。入場にはグッズ購入者に配布する入場券が必要となる。

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  • 記者コラム「清流」 データが突き付ける現実

     数年前、世の中で“常識”と思われている話が実際の姿と異なっていると指摘し、ベストセラーになった本があった。一読後、思い込みを排しデータに基づいて物事を見る大切さについて再認識した記憶がある。  本を思い出したのは、4月の本県の推計人口が358万人余と報じた記事を見た時だった。自分が同じ取材を担当していた2008年ごろは379万人台を記録していたはず―。わずか十数年で、県内から今の浜松市中区を少し下回る規模の人口が消えたことになる。現実の厳しさを改めて突き付けられた気がした。  少子高齢化や人口減が日本の課題と言われるようになって久しく、県内でも影響は多方面に及んでいる

    速報NEWS
  • 新東名で無免許運転疑い 事故起こし発覚、会社員を逮捕 浜松

     静岡県警高速隊は27日、道交法違反の疑いで神奈川県湯河原町吉浜、会社員の男(26)を逮捕した。  逮捕容疑は26日午後11時45分ごろ、浜松市北区の新東名高速道路で、乗用車を無免許運転した疑い。同隊によると、容疑者が浜松サービスエリア西側の中央分離帯に衝突する事故を起こし発覚した。

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  • 布団洗濯かたり3万円詐取 容疑の男再逮捕 浜松西署

     浜松西署は27日、詐欺の疑いで浜松市中区西浅田1丁目、無職の男(34)を再逮捕した。  再逮捕容疑は、25日午前11時ごろ、同市西区の無職女性(84)宅で、布団の販売会社の社員を名乗り、布団のクリーニングを行うなどとうそを言って女性から現金3万円をだまし取った疑い。容疑者は女性宅付近で警察官の職務質問から逃走しようとした際に右ほおを殴るなどして、同署に公務執行妨害の現行犯で逮捕されていた。

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  • 独特のキャラクターで癒やし振りまく 浜松市出身の落語家 柳家花いちさん【NEXT特捜隊 あの人に聞きたい】

     落語界のサラブレッドとも称される柳家花緑さんに弟子入りして約15年、昨年9月に真打ちに昇進した柳家花いちさん(39)=浜松市中区出身=。同区の40代女性から「真打ちになって変わったことなど、いろいろ聞いてみたい」と依頼が寄せられた。取材を申し込むと「はい、うれしいです」と即快諾。柔らかな物腰で周囲をふわりと明るくする独特のキャラクターに癒やされた時間だった。 真打ち「変わらず」「不安だらけ」  真打ち昇進は落語協会理事会で決まり、師匠を通じて聞くわけですが、基本は年功序列の世界です。そろそろだなと楽しみに待っているのが一般的だと思います。私はと言うと正直「やった!」というよりも不安だらけ

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  • 給与所得1922万円 浜松市長資産公開

     浜松市は27日、市長の資産公開条例に基づき、鈴木康友市長の2021年の所得等報告書を公開した。給与所得は1922万4194円で、20年より259万861円増えた。  20年は新型コロナウイルス対策で緊急事態宣言が発令され、給与や賞与を減額した。21年も市特別職報酬等審議会の答申を受けて期末手当を若干減額したが、年間の給与所得は19年以前の水準近くまで戻った。  雑所得は49万6785円、不動産所得は9万2455円。新たに取得した土地や建物はなかった。報告書は市役所内の市政情報室などで閲覧できる。

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  • 浜松市議会 議長に太田氏 副議長は倉田氏

     浜松市議会は26日開会した5月定例会の本会議で正副議長選を行い、議長に太田康隆氏(71)=自民党浜松、浜北区=、副議長に倉田清一氏(66)=同、西区=を選出した。正副議長は1年交代が慣例で、最大会派の自民党浜松が4年連続で両ポストを独占した。  太田康隆氏(おおた・やすたか)県宅建協西部支部顧問、県行政書士会西遠支部顧問。5期。浜北区道本  倉田清一氏(くらた・せいいち)伊佐見和地自治連顧問、社会福祉法人理事。2期。西区湖東町

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  • 商業施設でテロ対策訓練 浜松・西区

     浜松西署はこのほど、テロ対策訓練を浜松市西区の商業施設「イオンモール浜松志都呂」で行った。署員や施設の警備関係者ら約40人が参加し、不審者や危険物発見時の対応を確認した。  訓練は、可燃性の危険物を所持するとみられる不審者が来店したとの想定で進めた。ポリタンクを持った不審者役を、さすまたや警棒を手にした警備員らが取り囲み、通報で駆け付けた警察官が取り押さえた。  同署の倉見真和警備課長は「通報から警察が駆け付けるまで平均で約10分はかかる。訓練で施設の警備関係者との連携を強化することが重要」と話した。

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  • 生産者に寄り添う経営 役員大幅減など組織改革も 鈴木文雄/JAとぴあ浜松経営管理委員会会長【聞きたい】

     コロナ禍に伴う需要減で経営に苦戦する農家が増える中、生産者ファーストの視点で、安心安全な農産物の販路拡大支援に努める。さらに2023年度から役員定数を49人から17人に減らすなど組織の抜本改革も進める。  ―就任から約2年。課題は。  「農業振興施策として生産と販売の拡大を図るため、20年から農業振興助成事業を3年間、年1億円の予算で実施している。しかし、ロシアのウクライナ侵攻もあって農業資材が高騰し、生産者は打撃を受けている。国や県に農業支援を働きかける」  ―4月に発足した県内最大規模のJAふじ伊豆をどうみるか。  「よく比較をされるが、それほど意味はない。規模の大小ではなく、要は利益を

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  • ⚾逆転サヨナラ ヤマハ3回戦へ 都市対抗東海地区2次予選

     社会人野球の都市対抗東海地区2次予選は26日、愛知県の岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで第1代表2回戦を行い、ヤマハ(浜松市)がホンダ鈴鹿(鈴鹿市)に7-6で逆転サヨナラ勝ちし、3回戦に進んだ。ヤマハは終盤に5点差をひっくり返した。八回、網谷圭将の2点本塁打などで1点差に迫ると、九回は笠松悠哉、相羽寛太(静岡高出)の連打などで2死満塁とし、青柳直樹の2点適時打で勝利を決めた。ヤマハは29日の3回戦でトヨタ自動車(豊田市)と対戦する。  ▽第1代表2回戦 ホンダ鈴鹿(鈴鹿市) 200100210―6 000100042x―7 ヤマハ(浜松市) (ホ)井村、森田―長 (ヤ)清水、水野、九谷、沢

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  • B1三遠「来季 強くなる」 浜松市長に成績報告

     バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の三遠ネオフェニックスの関係者が26日、浜松市役所に鈴木康友市長を訪ね、2021―22シーズンの成績を報告した。  チームは10勝48敗で全22チーム中21位に終わった。同市開催の6試合は2勝4敗だった。苦しいシーズンとなったが、太田敦也選手のB1通算300試合出場、年間入場者数やオフィシャルパートナー企業の増加など、明るい話題もあった。  6月に球団新社長に就任予定の牛尾信介経営戦略室アドバイザーは、巻き返しに向けて「強化の部分では、新しい取り組みでかなり強くなる。ご期待いただきたい」と述べた。鈴木市長は「来シーズンは頑張ってほしい」とエールを送った

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  • コロナワクチン4回目接種券 浜松市、5月31日発送開始

     浜松市は26日、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種の体制について発表した。31日から接種券を順次発送し、医療機関での個別と商業施設などでの集団の2方式で接種を進める。  接種対象は60歳以上と、18歳以上60歳未満で基礎疾患があるなどの条件を満たす人。3回目接種から少なくとも5カ月以上間隔を空ける必要がある。市は27万人程度が対象になると見込んでいる。60歳未満の基礎疾患の有無などは把握が難しいため、3回目を接種したすべての人に接種券を送る。  個別接種はファイザー社製ワクチンで、市内約450の医療機関が協力する。モデルナ社製を使う集団接種はザザシティ浜松(中区)が6月、はまきたプラザホ

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  • 市発展貢献に意欲 浜松市議会、正副議長が就任会見

     浜松市議会の新議長に選出された太田康隆氏(71)=自民党浜松、浜北区、5期=と副議長の倉田清一氏(66)=同、西区、2期=が26日の本会議後、市役所で就任記者会見を行った。2度目の議長職となった太田氏は「市議会が審議の質を高め、チェック機能を発揮することで、市の発展に貢献したい」と抱負を述べた。  太田議長は議員定数を政令市最少の46人に削減したり、議会の理念や決意を定めた基本条例を制定したりするなど自ら議会改革を進めてきた経緯を説明。「議会の権威を高め、市をけん制することで市政がいい方向に動く。議会の役割は大きい」とし、さらなる改革に意欲を見せた。  懸案だった市の行政区再編は、市議会特別

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  • 家康公らイメージ 地元織物で小物開発 浜松市西区の工房

     浜松市西区の手作り体験工房「ルーベラ」を運営するカラフルスタジオ(同市中区)はこのほど、徳川家康や徳川四天王ら歴史上の人物をイメージした手作り品の販売を同工房とオンラインショップで始めた。遠州織物や地元産ガーベラを取り入れたアクセサリーなど多彩な19種類を開発した。  細く平らな「真田紐(ひも)」にパワーストーンをあしらったキーホルダーや犬猫用の首輪を用意した。ドライフラワーに加工したガーベラの花びらで、徳川家の家紋を表現した装飾が付くヘアゴムや、「なないろ紬(つむぎ)」を使ったネックレスやネクタイピンなどをそろえた。  家康が題材になる2023年放送の大河ドラマに向けて企画した。同社の袴田

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  • 浜名湖の係船施設 利用契約者を募集 80隻分、6月1日から

     浜松市の浜名湖総合環境財団は6月1日から30日まで、公共マリーナの本年度新規利用者を募集する。  船舶の登録長8メートル以下で、今年3~5月の間に民間マリーナに係留契約されていないプレジャーボートが対象。西区と北区、湖西市にある公共マリーナやプレジャーボートスポット(係留施設)で計80隻の枠がある。年間利用料は6万円台~19万円台で、船の大きさや施設で異なる。  同財団のホームページで詳細を掲載する。問い合わせは同財団<電053(458)6043>へ。

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  • 5月定例会開会 浜松市議会、18議案を上程

     浜松市議会5月定例会は26日開会し、会期を6月20日までの26日間と決めた後、一般会計に約32億円を追加する2022年度補正予算案やデジタル・スマートシティ推進部を新設する市事務分掌条例の改正案、市デジタルを活用したまちづくり推進条例の制定案など18議案を上程した。  同推進部はデジタル・スマートシティ推進課と情報システム課を置き、42人体制でデジタル分野の統括や企画調整などを担う。デジタル・スマートシティ推進事業本部と企画調整部情報政策課は機能を移管して廃止する。7月1日施行予定。  補正予算案のうち、低所得の子育て世帯に子ども1人当たり5万円を配る特別給付金事業(6億7900万円)の関連

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  • スマホ決済ポイント還元 浜松市、9月に コロナ禍飲食店支援で

     浜松市は9月、コロナ禍で厳しい経営が続く市内の飲食店を支援するため、スマートフォン決済サービスで支払った飲食代金をポイントで還元する「1億円ポイントバックキャンペーン」を行う。ポイントでの還元キャンペーンは初めて。鈴木康友市長が26日の定例記者会見で発表した。  対象は「d払い」と「楽天ペイ」。対象店舗で支払った際にその場で抽選を行い、最大で全額分がポイントで還元される。1~3等を設定し、還元率は1等が100%。還元ポイントは上限を設定する予定。市か県の認証店では1等の当選確率が2倍になる。  市は飲食代金を抽選で上限5万円まで還元する「1億円キャッシュバックキャンペーン」を第4弾まで実施し

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  • コロナ下の旅紹介 新聞販売店など「HOTプロジェクト」 浜松

     浜松市内の新聞販売店有志を中心につくる「HOTプロジェクト」は26日、地域貢献やSDGs(持続可能な開発目標)推進の一環で、市民向け講演会を同市東区の市総合産業展示館で開いた。JTB浜松支店の木村正明副支店長ら3人が講師を務め、コロナ下の旅行の楽しみ方や注目の観光地を紹介した。  約200人が聴講した。木村副支店長らは国の観光支援策「GoToトラベル」(中断中)や、6月末まで延長中の旅行割引「県民割」の仕組みや利用法を解説した上で、プロの目線で選んだお勧めの旅行先を披露した。身近な舘山寺や奥浜名湖から、北陸の石川県、四国の愛媛県、客船でのクルーズまで、特徴ある宿泊施設や人気グルメの写真を交え

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  • 乾杯!ビアガーデンがオープン 遠鉄百貨店

     浜松市中区の遠鉄百貨店本館で26日、夏恒例の屋上ビアガーデンがオープンした。小雨模様の中、初日から仕事帰りの会社員らが詰め掛け、ジョッキを傾けて喉を潤した。9月10日まで。  感染対策として席数を例年の3分の1の約200席に減らし、間隔を空けるレイアウトにした。午後5時に開場すると予約客らが来場し、距離に気をつけながら乾杯する様子が見られた。中区の会社員前田将基さん(46)は「気持ちの良い屋上で、仕事仲間との久しぶりの外食を楽しみたい」と笑顔で話した。  120分制の飲み・食べ放題。飲み物はアルコールとソフトドリンク60種、食べ物は40種をそろえ、バーベキューが楽しめる。大人4千円、小中学生

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  • 交番に車衝突させた疑い 浜松の男再逮捕「腹が立った」

     浜松東署は26日、浜松市東区の交番に軽ワゴン車で突っ込んで壊したとして、建造物損壊の疑いで同区小池町、トラック運転手の男(39)を再逮捕した。  再逮捕容疑は、25日午前4時ごろ、同区市野町の長上交番に軽ワゴン車を衝突させ、出入り口のガラス戸2枚やカウンター、デスクなどを損壊した疑い。  同署によると、車が道路から交番に真っすぐ突っ込んだ後、運転席から中川容疑者が逃げていく姿が防犯カメラに写っていたという。関係者によると、「朝方に行ったら、誰もいなかったのに腹立ったから突っ込んだ」などと供述しているという。同署は犯行の経緯などを調べている。  同署は事故後、容疑者が正当な理由がないのにカッタ

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  • 旧中川村を散策 地域の歴史学ぶ 浜松市北区

     浜松市北区引佐町の住民団体「いなさいいとこ発掘隊」は25日、旧中川村(現同区細江町)を巡りながら地域の歴史を学ぶ「ふるさとめぐり」を同町中川で開いた。  浜松、湖西両市から60~80代の約30人が参加し、井伊直親の墓、旧中川村役場跡、岡の平遺跡、蜂前神社などを順番に巡る約5キロのコースを歩いた。  同隊のメンバーや施設関係者がガイドを務め、参加者は地域の歴史に思いをはせながら散策を楽しんだ。

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  • 新プロジェクト始動へ 浜北商工会総代会 交流会や認定事業

     浜北商工会はこのほど、2022年度通常総代会を浜松市浜北区の浜北文化センターで開いた。22年度中の始動を予定するにぎわい創出事業と認定事業の新プロジェクト2件について、井口恵丞(けいすけ)理事が地元商工業者らに説明した。  にぎわい創出事業の「浜北ざわざわプロジェクト」(仮称)は、商業施設サンストリート浜北から岩水寺までの浜北北部エリアでイベントや交流会を開く。地域の魅力を市内外に広め、移住促進にもつなげる狙い。  認定事業の「浜北“グッドジョブ”プロジェクト」(仮称)は、浜北や周辺地域で展開される商品とサービスが主な対象。講習を受けた商工会役員らが有識者も交え、持続

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  • 宮沢賢治童話に親しむ会が例会 6月1日 浜松

     浜松市の宮沢賢治童話に親しむ会(村上節子代表)は6月1日午前10時半から正午まで、中区鹿谷町の亀山公会堂で6月例会を開く。童話「十力の金剛石」について自由に語り合う。参加無料。見学のみも可。希望者は直接会場へ。  40~80代の幅広い年代の男女が集う同会は、賢治童話に親しみ一緒に楽しむ仲間を随時募集している。問い合わせは村上代表<電053(485)4563>へ。

    速報NEWS
  • 海鳴りと天気、関係は? 遠州七不思議「波小僧」実態に迫る

     「波(浪)小僧は海鳴りで、天候の悪化を知らせる」-。遠州七不思議の一つとされる「波小僧」をテーマにした地域研究を、日本サウンドスケープ協会(東京都)浜松研究チームが進めている。浜松市西区篠原地区で郷土史を研究する「浜風会」と連携し、遠州灘から聞こえる波音と気象の因果関係を調べ、2023年度内をめどに成果をまとめる予定だ。  同協会は音を、社会や文化の関わりで考える活動を展開している。放送大千葉学習センターの兼古勝史客員准教授(60)らメンバー3人は遠州灘沿岸地域の伝承を基に、20年から研究を始めた。メンバーの1人、山梨県立大の箕浦一哉教授(52)は「広い海岸線を持ち、波の音がよく聞こえ、風も

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  • 竹林 光のダンス ヒメボタルが乱舞 浜松

     日没から30分ほど、闇に包まれた竹林に小さな光の点滅が一つ、二つ…。25日、浜松市内でヒメボタルが舞い始め、ほのかな光が辺り一帯を映し出す光景が見られた。  数えるほどだった光は午後9時を過ぎた頃から、一気に増えた。時折、共鳴し合うかのように優しく点滅し、竹林を幻想的な空間に変えた。  ヒメボタルは体長7~10ミリとゲンジボタルより小さい。発光間隔も短いため、長時間露光で撮影すると光跡が点で残る。  

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  • 「浜松かるた」読み札募集 春華堂 「うなぎパイ缶」に封入

     菓子メーカーの春華堂(浜松市中区)が、「浜松かるた」の読み札を募集している。12月下旬に発売予定の新商品「うなぎパイ缶」の中に名物や歴史など、浜松をテーマにした参加者考案の読み札を入れる。  最大20字程度で、「を」と「ん」を含む46音のいずれかを文頭に定める。同社による作品例として「た」は「だら だに だもんで 遠州弁」、「ま」は「真夜中の なんだか気になる 大人のパイ」などを挙げている。  応募は同社の公式ホームページの応募フォームなどで。社内審査後、ツイッターのオンライン投票と同社の一部直営店での店頭投票で選考する。当選者数は作品数に応じ、賞品はうなぎパイ缶。締め切りは6月30日。

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  • 焼却施設の廃熱 昆虫養殖に利用 ミダックなどが研究

     ミダックホールディングス子会社で産業廃棄物処理業のミダック(浜松市東区)は25日、輸送用機器製造の斎藤精機(同)、富士市で昆虫養殖を手掛けるオールコセイ(東京都)などと連携し、食用コオロギの養殖に取り組むと発表した。焼却施設の廃熱を利用した飼育方法などを研究する。  養殖コオロギのブランド化を目指し、3社に食用昆虫などを研究する東京農大バイオロボティクス研究室を加え、「ふじのくにi―SEC」を組織した。  コオロギの飼育には室温を30~35度に保つ管理が必要で、ミダックは富士宮市の焼却施設から、オールコセイの養殖施設「富士ファーム」へ蓄熱材による熱輸送を通じた脱炭素化を進める。旋盤や切削加工

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  • くらふとなま第3弾 「香る純米生酒」27日発売 花の舞

     花の舞酒造(浜松市浜北区)は27日、「くらふとなまシリーズ」の第3弾となる「香る純米生酒」を発売する。ボトル缶入りで原料米は県産米100%。華やかな香りと米のうま味を調和させ、甘口に仕上げた。  同シリーズは昨年5月に「純米生酒」を全国発売。今回は箱詰めの3本セットも売り出した。カジュアルなイメージを重視し、昨年9月に発売した「ワイン酵母仕込み生原酒」のラベルのデザインを黒からグリーンに変更した。  「香る純米生酒」は180ミリリットルで税込み298円。3本セットは894円。年間5万本の出荷を見込む。

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  • 「オイスカ浜松の新茶」寄贈 静岡県茶業会議所に

     オイスカ浜松国際高(浜松市西区)の生徒たちが24日、市内の茶園で摘んだ新茶を県茶業会議所(静岡市葵区)に贈った。生徒を代表して3年の天野和美さんらが会議所を訪れ、伊藤智尚専務理事に手渡した。  同校は毎年茶摘み実習を行うなど、環境教育の一環で茶の魅力に触れ合う機会を設けている。鬼石貞治校長は「自然や生産者に感謝する気持ちを大切にして、お茶の世界を深く学んでいきたい」と話した。

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  • 人生の豊かさ問う実話映画を上映 浜松出身・小楠監督

     浜松市出身の映画監督小楠健志さん(50)制作のドキュメンタリー作品「自転車で地球を6周して分かったこと」の上映会(NPO法人ジコサポ日本主催、静岡新聞社・静岡放送後援)がこのほど、同市中区で開かれた。  映画の主人公は、環境活動家の松本英揮さん(61)。建設会社を営んでいた松本さんは1995年の阪神淡路大震災を機に生き方を見つめ直し、大阪市西成区で日雇い労働者に転身。同区などを拠点に自転車で世界各地を旅している。作品は松本さんの姿を通じ、人生の豊かさや経済格差、環境の問題などについて問いかける。  上映後、小楠さんが昨年2月に始めた撮影の逸話や、映像表現で意識した点などを紹介した。

    速報NEWS
  • 教職員の不適切言動、大幅に増加 浜松市教委調査結果

     浜松市教委は25日の定例会で、教職員の体罰・不適切な言動に関する2021年度の調査結果を報告した。体罰は前年度比5件増の38件と、コロナ禍前と同水準だった一方、不適切な言動は21件増の75件と大幅に増え、過去5年で最多だった。  報告された体罰は小学校で21件(前年度比2件増)、中学校で17件(同3件増)。小学校では授業中、中学校では部活動中に最も多く発生した。  不適切な言動は小学校で21件(同2件減)と横ばいだった一方、中学校は54件(同23件増)と大幅に増加した。小中学校ともに発生場所は授業中が最多で、特に「高圧的・威圧的な指導」が多かったという。  市教委教職員課は増加の要因として、

    速報NEWS
  • 中田島団地、240戸廃止へ 浜松市南区協議会が答申案了承

     浜松市南区協議会は25日、区役所で会合を開いた。市側が諮問した同区の市営住宅中田島団地の一部240戸の廃止方針などについて、適切とする答申案を了承した。  諮問によると市は現在、同団地で33棟1002戸を管理しているが、入居率は44%にとどまる。建物は築40年以上が経過し老朽化が進んでいるため、市公営住宅等長寿命化計画に基づき団地内西側ブロックの8棟240戸を廃止し、別ブロックに集約するとした。  廃止は2027年度末までに完了させる予定。市は31年度以降に別のブロックで集約を進める方針。最終的には、適正な水準となる現在の半数程度の戸数へ縮小を目指す。  議事では委員の意見を踏まえ、廃止後の

    速報NEWS
  • サツマイモのつるさし体験 南区で浜松学院中生が参加

     浜松市中区の浜松学院中の1年生約20人が23日、南区の緑化推進センター「みどり~な」でサツマイモのつるさしを体験した。  生徒は畑の畝に掛けられたシートに数センチの切り込みを入れ、「紅はるか」のつるを丁寧に植えた。今後はサツマイモの世話や観察を家族と共に行い、11月ごろに収穫を予定。家庭科の授業で干し芋に調理するという。  小山田佳奏さん(13)は「初めてで、どうなるか分からなかったけれど、楽しかった」と笑顔を見せ、新井望生さん(12)は「不器用だけど、頑張って育てたい」と話した。  非常勤で技術科を指導している同校の竹村久生教諭が「作る喜びや命の大切さを学んでほしい」と企画した。生徒は本年

    速報NEWS
  • 25色のコケで小物作り挑戦 浜松・北区

     浜松市北区引佐町の仲田建築はこのほど、地域住民を対象にした小物作り体験を同社セミナールームで開いた。親子連れなど6人が参加し、コケを使った置物の制作に挑戦した。  参加者は、25色から選んだインテリア用のコケ「スカンディアモス」と木を使って「モスツリー」を作った。家族で訪れた太田奈々花ちゃん(5)は「いろいろな色があって、選ぶのも作るのも楽しかった」と話した。  イベントは、同市中区の総合エネルギー会社「エネジン」が協力し、同区のスカンディアモス正規代理店「フガール」の担当者が講師を務めた。

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  • 「パブコメ」結果を公表 市の考え方など記載【浜松市行政区再編】

     浜松市は25日、現行7区を3区にする行政区再編案のパブリックコメントの結果を、市ホームページや市の主要窓口で公表した。  案に対して区割りへの賛否、議論の経過に関する質問、区役所や行政センターの機能に関する要望など792件の意見があった。今回公表した結果には、それぞれの意見に対する市の考え方や修正案への反映状況を記載している。再編で経費削減や職員配置の最適化が見込める点、市民サービスは低下させない点を強調している。  区再編を協議する市議会特別委員会は、既にすべての意見を吟味し、修正を加えた再編案を了承している。今後はこの再編案を基に区名や区協議会の組織体制を決定し、来年の市議会2月定例会で

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  • 浜松の小中不登校最多 いじめ認知も増 2021年度市教委報告

     浜松市教委が25日の定例会で報告した2021年度の不登校の実態によると、小学生は前年度比166人増の643人、中学生は265人増の1260人で、ともに市教委が確認できる12年度以降で最多だった。いじめの認知件数は積極的認知を進めていることもあり、小中学校で前年度を1366件上回る3230件に上った。  新規不登校は小学生が388人(前年度比126人増)、中学生が570人(同141人増)。1日も登校できなかった小学生は8人(同5人減)、中学生は51人(同16人減)とともに減少した。不登校の要因は小中学生ともに「無気力・不安」が最も多く、「親子の関わり方」「学業の不振」「友人関係を巡る問題」が続

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  • 新住職迎え稚児行列 浜松・東区の松林寺 100年ぶり晋山式

     浜松市東区中野町の松林寺はこのほど、新たな住職が寺に入る代替わりの儀式「晋山式(しんざんしき)」を行った。華やかな衣装を身に着けた地元の子どもたちによる稚児行列なども繰り広げた。  新住職は尾張一宮妙興寺(愛知県一宮市)で約3年間修行した伊藤康紘住職(39)。新住職らを先頭にした約300人の行列が、旧東海道沿いの数百メートルを歩いた。伊藤住職によると、同寺で晋山式を行うのは約100年ぶりという。  本堂では全国各地から集まった檀家(だんか)や寺の関係者らが出席し、新任の儀式を進めた。寅(とら)年に合わせたご開帳も行った。

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  • 記者コラム「清流」 “田舎”の価値

     天竜区内のアウトドア施設が盛況だ。ゴールデンウイークに水窪のキャンプ場を取材すると、愛知県ナンバーの車が目立った。半数が同県からの客だという。 一宮市から訪れた家族は、新東名高速と三遠南信道を通って3時間弱で着いたそう。目的は満天の星。「あんな星空は初めて見た」と父親。小学生の娘も、目を輝かせて昨晩の光景の感動を語ってくれた。3時間で着く別世界。隣県の都市生活者に魅力と映るのもうなずける。 三遠南信道は愛知県区間が2027年度開通予定で、水窪-佐久間間も本格的な事業化に向けて動きだしている。 コロナ禍で「人がいない場所」の価値は高まった。道路網の整備を追い風に、自信を持って“田舎”であること

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  • 静岡人インタビュー「この人」 臼井一絵さん(浜松市中区)50年目を迎えるパッチワーク教室「コットンギャラリー・一絵」の代表 

     1973年にパッチワーク教室「コットンギャラリー・一絵」を開き、今年6月から50年目に入る。200人近くの生徒が在籍し、習熟度別にパッチワークとキルトの裁縫技術を教えている。ろう者の生徒も受け入れ、手話を駆使してパッチワークの魅力を伝える。77歳。  -パッチワークとの出合いは。  「18歳のとき。まだ日本でパッチワークが広まっていなかった頃、旅行で訪れたオーストラリアで初めて目にした。元々、洋服などを作っていて『裁ちくず』をどうにかできないかと思っていた。布をつなぎ合わせる発想とデザイン性に一目ぼれした。日本に帰ってから、大学の仲間たちと英語の本を必死に読んで独学で学んだ」  -パッチワー

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  • 色鉛筆画や自然詠んだ和歌並ぶ 浜松・バードピア浜北

     浜松市内で色鉛筆画教室を主宰する落合誠さん(69)=東区=が31日まで、生徒の作品と、近所に住む友人山下みよさん(98)の和歌を浜北区の県立森林公園バードピア浜北に展示している。  色鉛筆画は約50点が並ぶ。花や果物、猫やリスといった動物を柔らかな筆致で描いた。和歌は森林公園の散策道などが題材の11点。  落合さんは「山下さんの歌は自然を詠み、色彩豊か。色鉛筆画とも相性がいいので鑑賞してほしい」と話す。

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  • 子育て支援大賞報告 「ここみ」ら浜松市長訪問

     先駆的な子育て支援団体を顕彰する県の「ふじさんっこ応援大賞」で大賞に輝いた一般社団法人「ここみ」(浜松市中区)、審査員特別賞を受けた「中ノ町げんき食堂」(東区)の代表者がこのほど、市役所で鈴木康友市長に喜びを報告した。  ここみは、市の委託を受けて運営する「子育て支援ひろば」で父親の育児参加に取り組んでいるほか、香川県のIT企業と情報管理システムを共同開発した。スマートフォンでの利用登録や入退館手続きを可能にし、保護者の利便性向上、スタッフの負担軽減ときめ細かな対応につなげた点が高い評価を受けた。同食堂は、地域の子ども食堂として食事提供だけでなく住民同士の交流の場にもなっている。  ここみの

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  • バス存続へ缶集め 佐久間中生徒会に実行章 「小さな親切」運動

     「小さな親切」運動県本部はこのほど、浜松市天竜区佐久間町の「ふれあいバス」存続のため、アルミ缶の回収活動を通した寄付金集めに取り組む佐久間中(同町)の生徒会に実行章を贈呈した。同校で開いた贈呈式で、同本部天竜地区支部長を務める静岡銀行天竜支店の渡辺浩至支店長が生徒会のメンバーに表彰状を手渡した。  同生徒会はコロナ禍による利用者減などで存続の危機にある地域の足を救おうと、生徒や教職員からアルミ缶を回収する活動を3月に始めた。今後、リサイクル業者を通して得た収益を、バス運行の維持協力金として役立ててもらう。  生徒会長の竹本貴瑛さん(3年)は「自分たちで考え実行した活動が周囲に認められてうれし

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  • 遠州婦人合唱連盟が合唱祭 12団体が歌声披露 浜松市中区

     遠州婦人合唱連盟はこのほど、合唱祭を浜松市中区のアクトシティ浜松で開いた。3年ぶりの開催で、透き通った歌声のハーモニーを会場に響かせた。  合唱歴40年以上というベテランを含め、連盟に所属する12団体から約160人が参加し、ポップや懐かしの名曲を披露した。最後は会場全体で中島潤編曲の「マイ・ウェイ」を歌い、合唱祭を締めくくった。  同連盟の山口孝子会長は「合唱を通じて、人のつながりの大切さを感じてもらえれば」と語った。

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  • 手作り雑貨ずらり 浜松・中区で展示販売

     浜松市中区のゆりの木通り商店街でこのほど、「手作り品バザール」(同実行委主催)が開かれ、大勢の買い物客でにぎわった。  同区神明町から田町までの国道152号沿い約500メートル区間の歩道を会場に、アクセサリーや布製バッグ、雑貨などを市内外で手掛ける約130の出店者が展示販売した。  木で作った手のひらサイズのジオラマ(情景模型)など個性あふれる品々が並んだ。飲食関連の出店もあり、幅広い世代の来場者が買い物や店主との交流を楽しんだ。

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  • 夏の補導や巡回強化を 浜北署協議会

     浜北署協議会は25日、2022年第2回会合を同署で開いた。同署が新入学児童・生徒の事故防止など1~4月の業務運営重点の推進状況と、街頭補導や事故防止・防犯の啓発といった5~8月の業務運営重点について説明した。  同署は1~4月期、浜松市浜北区内の中学、高校で自転車の安全な乗り方教室を開き、小学校では新入学児童に対して下校指導も行った。川合将仁署長は5~8月の業務重点について、学校と連携した防犯教室の開催、夜間の未成年者の補導、金融機関に対する防犯講話などの活動方針を示した。

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  • オペラ復活、市民が総力 2024年、浜松市で9年ぶり上演へ

     浜松市民による総合舞台芸術「市民オペラ」が2024年、アクトシティ浜松(中区)の開館30周年に合わせて9年ぶりに上演される。8回目の今回は出演だけでなく、市内音楽関係団体が中心となって運営、制作、協賛金集めを担い、これまで以上に市民主体を前面に出した公演を目指す。  浜松の音楽文化の発展、次世代を担う人材育成も見据え、機運醸成を図る。演目はアクトシティの開館イベントにも携わった横浜市の作家荒井間佐登さんによる創作オペラを予定。作曲は浜松市の作曲家鳥山妙子さんが担う。浜松シティオペラ協会、浜松交響楽団、浜松オペラ合唱団などが中心となって近く実行委を立ち上げ、公演に向けて本格的なスタートを切る

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  • 交番に軽ワゴン車突っ込む 所有者とみられる男を逮捕 浜松東署

     25日午前4時5分ごろ、浜松市東区市野町の浜松東署長上交番に軽ワゴン車1台が突っ込んだ。建物内にいた署員2人にけがはなかった。約2時間後、同署は銃刀法違反の疑いで同車の所有者とみられる同区小池町、トラック運転手の男(39)を現行犯逮捕した。交番への同車突入との関連を調べている。  逮捕容疑は25日午前5時半ごろ、同区小池町の路上で、正当な理由がないのにカッターナイフ1本を所持した疑い。  同署によると、軽ワゴン車は2階建て交番の正面入り口のガラスを突き破り、事務室の受付カウンターに衝突した。2階の休憩室にいた署員が駆けつけた際、車内は無人だった。防犯カメラ映像などを基に運転者を探したところ、

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  • ⚾浜松開誠館ナイン祝福 優勝報告会で在校生ら歓声

     24日に愛知県の小牧市民球場で行われた第69回春季高校野球東海大会の決勝を制し、初優勝した浜松開誠館高(浜松市中区)ナインを祝福しようと、同校は同日夕、優勝報告会を校内で開いた。学校に戻った野球部選手を在校生や教職員、保護者らが大きな拍手で迎えた。  創部25年目の野球部は春季東海大会初出場で頂点に立った。選手の乗ったバスが校舎入り口に到着すると、生徒ら約100人が歓声と拍手で出迎えた。優勝旗や賞状を手にしたマスク姿の選手らは、花道を堂々と歩いた。  静内龍之介主将(3年)は「選手だけでなくスタッフや多くの先生方、全員で勝ち取った優勝。明日からも指導をお願いします」と夏の大会を見据えた。  

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  • 浜松西支店 6月移転開業 静銀ティーエム証券

     静岡銀行グループの静銀ティーエム証券は6月6日、浜松西支店を同行成子支店(浜松市中区海老塚)に移転開業する。  同行入野支店(同市西区入野町)にある現支店を、約5キロ東の成子支店2階に移す。新店舗はJR浜松駅南口から徒歩10分と交通利便性の高さを考慮した。来店者が相談しやすいよう、ロビーや応接室を充実させる。

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  • 補助金支援ツール 浜松商議所が提供 申請書類作成を効率化

     浜松商工会議所はこのほど、中小企業・小規模企業会員の補助金申請の書類作成を効率化する独自の支援ツールの提供を始めた。採択実現を見据えた申請書様式の具体的な記入例などを5業種で示し、作成に役立ててもらう。申請の敷居を低くして活用を促し、販路開拓や新商品開発など積極的な事業展開を後押しする。  名称は「補助金獲得テンミニッツシート」。相談の入り口となるヒアリングシートや、売り上げ、顧客ニーズなどをまとめた個別シート、申請書様式の記入例に加え、解説動画も付けた。  「テンミニッツ(10分)」を想起する短時間で書き起こしができるよう構成した。対象は小規模事業者持続化補助金、ものづくり補助金の2種類で

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  • 今後のコロナ対策や展望 矢野医師、浜松で講演 21世紀倶楽部

     静岡新聞社・静岡放送21世紀倶楽部は24日、5月例会セミナーを浜松市中区のプレスタワーで開いた。浜松医療センター感染症管理特別顧問で、市感染症対策調整監の矢野邦夫医師が「ウィズコロナ下の感染対策」と題して講演し、新型コロナウイルスに関する知見やコロナ禍の出口戦略を展望した。  矢野医師は主流となっているオミクロン株の特徴として、過去に新型コロナに感染した人やワクチンを接種した人も感染させる「免疫回避」を挙げた。感染力はデルタ株や他の株と比べ「気管支で最大70倍速く増殖できる一方、肺での増殖は比較的遅い」と述べた。  徹底した感染防止対策の継続で生じる課題も指摘した。夏に熱中症患者の増加が見込

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  • 奥浜名湖商工会 家康・直虎PRへ 総代会で事業計画

     浜松市北区の奥浜名湖商工会(永田博一会長)はこのほど、同区細江町のみをつくし文化センターで通常総代会を開いた。  職員や総代など約40人が出席し、本年度の事業計画や収支予算などを決めた。事業計画では、重点事業として、小規模事業者の個別相談の定期開催▽経営発達支援事業の推進▽大河ドラマ「どうする家康」と直虎レガシーを絡めた魅力発信-などを挙げた。  永田会長は「変化する時代の流れを感じとり、危機意識を持って事業運営を行っていく」とあいさつした。

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  • オイスカ浜松国際高生 ゴマを搾り製油体験 全工程をネット発信

     浜松市西区のオイスカ浜松国際高2年生20人が24日、ゴマ搾りを校内で体験した。同区の村松製油所の協力でゴマの栽培から食用の「ごま油」作りに取り組むプロジェクトの一環。同社の木下伸弥社長(42)の手ほどきを受け、手動や自動の圧搾機でゴマを搾り、ごま油の製法を学んだ。  プロジェクトは本年度、これまでも交流のあった同社からの提案で始まった。5月上旬にプランターにゴマの種をまき、生徒が交代で水やりをして、校内で栽培している。9月以降に収穫し、油を搾り取る。  黒柳研人さん(16)は「搾った時の香ばしい香りが良かった。育てているゴマの収穫が楽しみ」と話した。  プロジェクトでは、生徒が栽培や搾油、完

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  • 事業計画を確認 西遠地区行政相談連絡協 浜松・北区で総会

     浜松、湖西両市の行政相談委員らでつくる西遠地区行政相談連絡協議会はこのほど、本年度総会を浜松市北区の引佐協働センターで開いた。  会員と市職員の約35人が出席した。穴水春男会長は「(コロナ禍で)昨年度は活動が難しかった。本年度は昨年の計画をやり直すことになり、なるべく皆で研修などに取り組みたい」とあいさつ。同市中区、南区を担当とした一日研修の実施や、他地区との交流研修会の開催など本年度の事業計画を確認した。  相談委員は、住民から行政に関する相談を受け付け、解決のための助言などを行う。

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  • 浜松食材ふんだん 「フレイル予防弁当」第6弾 1日から販売

     浜松市の浜松パワーフード学会、聖隷福祉事業団などは24日、地元食材をふんだんに使ってフレイル(虚弱化)予防を支援するパワーフード弁当の第6弾「25品目の風味豊かな栄養はなまる弁当 夏の陣」を発表した。6月1日から遠鉄ストア全33店で販売する。  米や野菜など14品目が地元産。こだわりの「鶏むね肉バター焼き」は夏バテ対策として、老舗調味料メーカー「鳥居食品」(中区)のみかんポン酢ソースを使用。このほか、「コシヒカリのカリカリ梅と乾燥しらすのり風味ご飯」「うなぎ芋のリンゴ煮」など8種を詰めた。  素材の味や風味を生かし、塩分はわずか2・6グラムに抑えた。肉、卵などフレイル予防に役立つ10食品群全

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  • デジタル活用へ講師派遣 浜松の官民連携組織 学校向け制度創設

     浜松市や民間企業・団体などでつくる官民連携組織「市デジタル・スマートシティ官民連携プラットフォーム」は24日、市役所で運営委員会を開いた。事務局の市の担当者は本年度の取り組みとして、会員企業・団体が小中学校、高校に出向き、デジタル技術の活用事例などを紹介する講師派遣制度の創設を報告した。  派遣制度は小学4年生から高校生までの年代を対象に想定している。会員企業・団体は各分野での知見を生かし、スマート林業、ドローン活用、産業分野での技術革新といったテーマで講座を行う。18日現在、11社・団体が講師派遣を予定しているという。  このほか、データ連携基盤を活用して地域課題の解決などにつながる新たな

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  • 個性豊かな絵画展 佐久間小児童の作品15点 浜松・天竜区

     浜松市天竜区佐久間町の浜松いわた信用金庫佐久間支店は5月末まで、佐久間小(同町)の児童の絵画展を開いている。  運動会のリレーの様子を生き生きと描いた水彩画や、動物の版画、シールを使った色彩豊かな切り絵など個性に富んだ作品15点が並ぶ。  同支店の宮原秀明支店長は「工夫を凝らした力作ばかり。ぜひ足を運んでほしい」と呼び掛ける。

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  • サギ電話多発警報 天竜、細江の浜松北ブロック 静岡県警

     静岡県警は24日、浜松北ブロック(天竜、細江両署管内)にサギ電話の多発警報を発令した。警察官や市役所職員をかたる手口の特殊詐欺被害が発生する恐れが高いとして注意を呼び掛けている。期間は30日まで。  県警生活安全企画課によると、警察官を名乗り「金融機関職員を逮捕したらあなたの情報を持っていた。カードを用意してお金を下ろす準備を」と要求する不審電話が23日、浜松市北区で7件あった。同区内では、市役所職員をかたって「保険料の返還がある。金融機関の口座を教えて」と求め、現金などをだまし取ろうとする不審電話も1件あった。  警報の発令は今年に入って9回目で、浜松北ブロックでは2回目。

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  • 参院選 山崎氏の再選 国民・玉木代表「全力で応援」

     国民民主党の玉木雄一郎代表は24日、夏の参院選静岡選挙区(改選数2)から立候補を予定している無所属現職の山崎真之輔氏(40)=国民推薦=について「期待している候補予定者。再選に向けて全力で応援したい」と党を挙げて支援する意向を改めて示した。  経営者向けセミナーに講師として出席するため訪れた浜松市内で報道陣の取材に答えた。立憲民主党が同選挙区での独自候補擁立を見送ったことには「他党のことなのでコメントは差し控えたい」と述べるにとどめた。

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  • 富士市が団体優勝 ゴルフ静岡県都市対抗選手権

     第107回静岡県都市対抗ゴルフ選手権が24日、浜松CCで行われ、団体戦は富士市連盟が優勝した。個人は55歳以上のAクラス(6276ヤード、パー72)を井出務(富士市)が制し、年齢制限のないBクラス(6842ヤード、パー72)は成田朋正(浜松市A)が頂点に立った。  ▽団体 ①富士市381(金森72、井出74、久能75、塩津79、石川81)②静岡市A387(伊藤73、松浦76、中跡77、小林77、阿部84)③浜松市A388(成田71、田中75、渋谷76、林82、沢木84)  ▽個人A ①井出務(富士市)74(38、36)②原木(焼津市)74(37、37)③小久江(浅羽)74(36、38)  

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  • 低所得子育て世帯に5万円給付金 浜松市補正予算案 物価高騰対策

     浜松市は23日、2022年度一般会計に6億7900万円を追加する補正予算案を発表した。国の原油価格・物価高騰対策の一環で、低所得の子育て世帯へ子ども1人当たり5万円の特別給付金を支給する。  対象となるのは、低所得のひとり親世帯など。4月分の児童扶養手当を受給したひとり親世帯は6月29日、同月分の児童手当または特別児童扶養手当を受給し、市民税均等割が非課税の子育て世帯は7月27日に支給を予定している。いずれも事前申請は不要。  このほか、家計の急変で収入が児童扶養手当の受給対象の水準に下がるなど、一定の要件を満たす世帯は申請を受け付けた上で、8月31日以降に支給する。  市は最大で1万320

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  • 清掃スタッフら危機対応確認 新東名浜松SAで訓練

     中日本高速道路と中日本エクシス、中日本ハイウェイ・メンテナンス東名はこのほど、浜松市浜北区の新東名高速道浜松サービスエリア(SA)で清掃業務にあたる「エリアキャスト」の通報訓練を実施した。緊急時の行動確認を通じ、キャストの防犯意識、危機対応能力の向上を図った。  バックヤードに不審者が侵入▽不審物の発見▽火災の発生-の3パターンで訓練を実施した。参加したキャスト10人は、不審者や不審物を見つけると、大声を出して周囲に危険を知らせ、状況に応じて警察、消防や関係機関に通報する流れを確認した。  同SAでは2021年11月、従業員控室に侵入した男が建造物侵入容疑で逮捕される事件が発生した。中日本ハ

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  • 「子ども芸術大学」7~11月に静岡県内30講座 演劇やアート

     幅広い分野の芸術家が小中学生を指導する体験講座「ふじのくに子ども芸術大学」が7~11月、静岡県内各地で開かれる。このほど、概要が決まった。  子どもたちに文化芸術の楽しさを伝え、創造力を育む目的で11年度に創設された県の事業。今年は13市町で30講座を展開する。  同大学長の作曲家三枝成彰さんによる基調講演後に行う17の特別講座は7月23日に静岡市駿河区のグランシップ、30日に浜松市中区のクリエート浜松、8月27日に沼津市のプラサヴェルデで実施する。3会場以外でも演劇、琉球舞踊、和太鼓、アート体験など13講座を行う。  参加希望者は同大学のウェブサイト(「ふじのくに子ども芸術大学」で検索)を

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  • スズキ、HVリチウムイオン電池再利用 ソーラー街灯の電源に

     スズキは23日、同社製乗用車のハイブリッド車(HV)に搭載されている小型リチウムイオン電池について、廃車になった車両から回収した後、ソーラー街灯用の電源に再利用する技術を開発したと発表した。まだ使える状態で処分されていた資源を有効活用し、持続的な循環型社会の構築に貢献する。  使用済みの小型リチウムイオン電池は20センチ四方ほどの大きさ。ソーラー街灯はこれを10個内蔵し、雨天時など日照量がなくても5日間稼働する想定で設計した。容量は新品時から10%程度の劣化を見込んで計324ワット。浜松市南区の本社敷地に7基と近くの駐車場に1基の計8基を配置し、検証を進めている。  同社は2012年、ブレー

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  • 立体駐車場でタイムレース 急坂駆け上がる 浜松中心街で初開催

     浜松市中区の中心街にある複合ビル「ビオラ田町」の立体駐車場で22日、車道のスロープを1階から5階まで駆け上がるランニングイベント「キング オブ シティクライム イン浜松」が初開催された。市内外から集まった男女約40人がタイムを競った。  スポーツイベントによる街中のにぎわい創出を図ろうと、丸八不動産(同区)が企画した。2015年1月の箱根駅伝で活躍し、“山の神”と呼ばれたプロランナー神野大地選手がアドバイザーとして参加した。  全員で試走した後、らせん状に約180メートル続く急坂に、1人ずつ挑んだ。神野選手は昨年4月に市内に活動拠点を移してから初のイベント参加。自らも

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  • 災害廃棄物処理で協定 牧之原市とミダック(浜松市東区)

     牧之原市は23日、大規模災害時の災害廃棄物処理に関する協定を産業廃棄物処理業「ミダック」(浜松市東区)と締結した。  協定に基づき、両者は有事に備えて連携を強化するほか、市の要請を受けた際、同社は必要な人員や車両などの機材を提供し、廃棄物の運搬や処理などに協力する。市役所相良庁舎で締結式が開かれ、杉本基久雄市長と加藤恵子社長が協定書に署名した。  牧之原市内では昨年5月の竜巻とみられる突風被害の影響で、約560トンの災害廃棄物が発生した。復旧活動で得た教訓を踏まえ、協定に至った。杉本市長は「県の第4次地震被害想定では甚大な被害が予想される。早期の復旧につなげるためにも、連携を深めたい」と話し

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  • 梅狩り始まる 浜松・北区の杉山園

     浜松市北区引佐町の梅の杉山園(杉山祝勇園主)でこのほど、梅狩りが始まった。来園者は鈴なりの実を素手でもぎ取り、かごに詰め込んで梅の収穫を楽しんでいる。  園内には小梅、中梅、大梅、南高梅を中心に6種類計約350本が植えられている。杉山園主によると、今週末まではジュースや梅干しに適した小梅が取りごろという。6月以降は中梅、大梅、南高梅の順に収穫時期を迎える。収穫した梅は小売価格の半額以下で量り売りする。  開園時間は午前9時から午後3時。雨天休園。問い合わせは同園<電090(1625)0933>へ。

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  • 巨大な蜂の巣発見 浜松市天竜区佐久間町の福本守さん

     浜松市天竜区佐久間町の福本守さん(77)が21日、自宅の天井裏で高さ約55センチ、幅約40センチ、周囲の長さ約1メートル20センチの巨大な蜂の巣を発見した。「生まれて初めて見た大きさでたまげた」と驚いている。  ネズミの駆除をしようと、自宅の天井裏で電気をつけたところ、小さな蜂の巣の奥にさらに大きな巣がぶら下がっているのを発見。蜂の姿が見えなかったため、包丁で切り落とし、袋に詰めた。  昨夏ごろから、自宅周辺をキイロスズメバチとみられる蜂が飛んでいるのを目撃していた。巣を見つけた際は、木のかごがつり下がっているように見えたという。福本さんは「蜂の巣は縁起が良いと言われているので、玄関にでも飾

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  • 西部愛好家らの個性豊かな写真 浜松・中区で29日まで展示会

     第32回浜松フォト・フェスティバル(浜松写真連絡協議会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が23日、浜松市中区のクリエート浜松で始まった。29日まで。  県西部の写真愛好家123人が約300点を出品した。冠雪した富士山や満開の河津桜を撮った美しい風景写真のほか、猿の小さな手のひらをアップで写した個性豊かな作品を紹介する。  吉川達也実行委員長(55)は「1年間の集大成。撮影者の感性を感じ取って楽しんでもらえたら」と話した。

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  • フェアトレード紹介 浜松市西区でイベント開催

     浜松市の「はままつフェアトレードタウン・ネットワーク」は21日、発展途上国の産品を適正な価格で扱うフェアトレードの商品などを紹介するイベントを西区の佐鳴湖花見台公園で開催した。  自家焙煎(ばいせん)したフェアトレードのコーヒー豆を並べた「ハニー山田珈琲豆店」(南区)や、バングラデシュの女性たちが手作りした布製品を紹介した「コルポナ」(東区)など、県内外の個性豊かな約20店舗が集まった。中区の「KIZUKI(キズキ)の食堂」は、カカオ豆を焙煎して作った食品を販売した。会場には多くの家族連れらが訪れ、出店者と交流しながら買い物を楽しんだ。  イベントは2018年と19年に行われた環境啓発の催し

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  • 150周年村松製油所 菜種油150缶を寄付 浜松料理協同組合へ

     食用油を製造販売する浜松市西区の村松製油所はこのほど、「菜種白絞油」150缶(一斗缶16・5キロ)を市内の飲食店に寄付した。中区の浜松商工会議所会館で同日、浜松料理協同組合の岩沢秀治理事長に目録を手渡した。  1872年の創業から今年で150年を迎えた村松製油所が、節目の年に地域に貢献しようと、自社製品を寄贈した。木下伸弥社長は「何か地域に恩返しをしたいと考えていた。油は料理の下支え。ならば油屋は料理店の下支えになろうと思った。これをきっかけに料理店が活気づいてほしい」と思いを述べた。  市内の飲食店も、新型コロナや物価高などの影響で苦しんでいる。岩沢理事長は「素晴らしい商品をいただいた。地

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  • 自由設計の住宅 浜松・遠鉄百貨店に体験ルーム開設 アイ工務店

     アイ工務店(本社・大阪市)は浜松市中区の遠鉄百貨店新館9階にショールーム「アイスタジオ浜松」を開設した。23日、現地でオープニングセレモニーを行った。  自由設計の木造住宅を手がける。約千平方メートルのショールーム内にはリビングやキッチン、天井高1・4メートルのハーフ収納、照明といった設備、空間をイメージできるブースを配置した。住宅プランをVR(仮想現実)で体験できる。  同社の斎藤隆輔執行役員は「戸建て注文住宅の市場規模が大きい静岡県は重要なマーケット。展示場を2年以内に現行の2倍の10カ所に広げたい」と述べた。  松下龍二社長と、同社とパートナーシップ契約を結ぶ相撲の二所ノ関親方(元横綱

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  • 大自在(5月24日)日米首脳会談

     日米親善の礎を築いた先人の偉業をたたえ、末永い友好を誓う。下田市で3年ぶりに開かれた「黒船祭」に合わせるかのように、バイデン米大統領が来日した。就任後、初の訪問である。  昨夜は徳川家康側近で時代劇でもおなじみの大久保彦左衛門の屋敷跡と伝わる料理屋で、岸田文雄首相と会食した。名園と誉れ高い日本庭園を散策し、首相夫人のお点前も堪能した。  日米首脳の会食といえば8年前を思い出す。当代きってのすし職人、浜松市天竜区出身の小野二郎さんの店で、当時のオバマ大統領と安倍晋三首相が舌鼓を打った。「人生で一番おいしいすしだった」との大統領の感想が残る。  首脳同士の親密な関係、引いては両国の結束をアピール

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  • 静岡人インタビュー「この人」 松井茉未さん(浜松市浜北区)劇団「限界集落」を主宰する 

     過疎化する古里に活力を与えたいと、浜松市天竜区春野町の住民有志でつくる劇団「限界集落」を立ち上げた。3月の初公演は、町内外から約200人が詰めかけ盛況を博した。オリジナルのミュージカル制作を目指し活動を続ける。33歳。  -立ち上げの経緯は。  「人口が減り続け疲弊する春野を、舞台の力で元気にしたいという思いで立ち上げた。一見ネガティブに聞こえる劇団名だが、この窮境をバネに飛躍しようというメッセージを込めた。団員は小学生から70代まで、年代も職業も異なる熱意ある町民が集っている」  -古里への思いについて。  「自然と人の温かさが素晴らしいまち。春野出身の宝塚歌劇団の演出家・白井鉄造先生の縁

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  • 浜松・旧優生保護法訴訟 原告「被害救済を」高裁判決踏まえ主張

     旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強いられたのは憲法違反だとして、浜松市の視覚障害者武藤千重子さん(73)が国に損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が23日、静岡地裁浜松支部(佐藤卓裁判長)で開かれた。原告側は準備書面で、同種の訴訟で国に損害賠償を命じた高裁判決を踏まえ、被害救済を訴えた。  2月の大阪高裁判決と3月の東京高裁判決は、不法行為から20年間で損害賠償請求権が消滅する民法の規定「除斥期間」を、権利侵害の重大性などを考慮して適用せず、原告の請求を認めた。武藤さんの弁護団は両判決を引用し、「除斥期間の適用は正義・公平に反する」と訴えた。  除斥期間の起算点についても「違法状態の

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  • 酒気帯び事故で逃走 ブラジル人の女逮捕 浜松中央署

     浜松中央署は23日、道交法違反の疑いでブラジル国籍、袋井市川井、派遣社員の女(40)を逮捕した。逮捕容疑は22日午後10時ごろ、浜松市中区の国道257号で乗用車を酒気帯び運転し、信号待ちをしていた軽乗用車に追突する事故を起こして、そのまま逃走した疑い。軽乗用車の男性と同乗者にけがはなかった。  同署によると、男性が容疑者の車のナンバーを一部覚えていたため、特定につながった。

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  • 高齢者事故防ぐ 交通安全の講座 浜松市西区

     浜松西署はこのほど、高齢者を対象にした交通安全教室を浜松市西区の舞阪協働センターで開いた。署員と交通安全協会浜松西地区支部の指導員が事故防止に向け、地域の約40人に交通安全の大切さを伝えた。  県内の事故の発生件数や事例などを紹介しながら、高齢者が起こしやすい事故を解説した。視力の低下やペダルの踏み間違いなどが主な原因とし、「首をよく振って、正しい運転姿勢を心がけてほしい」と呼び掛けた。  参加者は道路横断を疑似体験できる「歩行環境シミュレーター」にも取り組み、危険箇所を確認しながら安全な横断方法を学んだ。  教室は、同センターが本年度に計6回開催する高齢者向け講座「ふれあい学級」の初回とし

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  • 久留女木の棚田保全へ 耕作手順、動画で発信 浜松・引佐町の団体

     農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に認定されている久留女木の棚田(浜松市北区引佐町)の保全に取り組む「久留女木竜宮小僧の会」が、年間の耕作手順を時期に合わせて動画撮影し、投稿サイト「ユーチューブ」での発信を始めた。担い手の減少や高齢化が課題となる中、新たな従事者として耕作に携わる地域外人材の技術向上を図り、棚田存続の可能性を高める。  「段差の壁と機械で体を挟まないように進む向きに注意して」。5月上旬、同会の西本有一会長(73)が、耕運機の安全な使い方を耕作者に指導し、その様子を撮影した。動画編集は、静岡文化芸術大の学生でつくる「引佐耕作隊」が担う。これまでに入水前の田起こしの方法などを紹介し、

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  • 舘山寺を盛り上げよう 5月29日 音楽、マルシェなど催し

     浜松市西区の舘山寺門前広場周辺で29日、音楽やダンス、マルシェなどを楽しめる「浜名湖かんざんじフェス2022」(舘山寺門前通り振興会主催)が開かれる。2019年に続く2回目の開催で、入場無料。  かんざんじフェスは前回に続いてともに同市の会社員中島一平さん(37)と自営業神村頼政さん(37)が中心になって企画した。2人は舘山寺地区に住んでいないが、仕事などを通じて地区の魅力や住民の温かさに触れ、会員制交流サイト(SNS)で舘山寺の景勝地や名物店舗を発信するなど、活性化に取り組んでいる。  同フェスでは、SNSで知り合った地元大学生の音楽グループやライブ配信アプリで人気の歌手など8組が出演を予

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  • 男子100自 鈴木(浜名湖SS)連覇 浜名湾中学生水泳

     第74回浜名湾中学生選手権水泳競技大会(静岡県水泳連盟主催、浜名湾游泳協会主管、静岡新聞社・静岡放送後援)は最終日の22日、浜松市西区の市総合水泳場で男女競泳15種目の予選、決勝を行った。  県勢は男子100メートル自由形で鈴木颯(浜名湖SS)が大会記録に迫る53秒42で2連覇。前日の200メートル自由形との個人種目2冠も果たした。女子200メートル個人メドレーは戸塚日南子(伊東SS)が、前日の200メートル自由形に続いて頂点に立った。佐藤麗(RSC富士)も女子400メートル自由形で快勝し、前日に大会新で制した800メートル自由形との2冠を達成した。混合種目の200メートルメドレーリレーは

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  • 雄踏歌舞伎 2年4カ月ぶり定演 浜松市西区

     浜松市西区雄踏町の住民でつくる雄踏歌舞伎保存会「万人講」は22日、第32回定期公演(静岡新聞社・静岡放送後援)を同区の市雄踏文化センターで開いた。コロナ禍の影響で定演は約2年4カ月ぶり。観客約300人が会場に詰め掛けた。  小中高生9人を含む25人が出演し、3演目を披露した。「御所桜堀川夜討 弁慶上使の場」は武蔵坊弁慶が初めて会ったばかりのわが子を、忠義のために自ら手を掛ける物語。小中高生らが弁慶の娘などを表情豊かに演じ、会場から大きな拍手が送られた。  保存会の坂田忠臣会長は「ようやく日頃の稽古の成果を発表する機会を設けることができた。今後も、子どもたちや会員の芝居をしたいという気持ちに応

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  • 五感駆使 赤ちゃんと演劇体験 浜松でベイビーシアター

     乳幼児対象の出演体験型演劇「ベイビーシアター」が22日、浜松市東区の「赤ちゃんと人形のお店河田」で開かれた。関係者によると、市内初開催。赤ちゃん連れの家族ら約30組が触覚や聴覚など五感を駆使し、空を飛ぶ鳥の世界をイメージした演劇に没頭した。  コロナ禍でも、乳幼児が楽しめる場を作ろうと同店が提案した。京都を拠点に活動する専門劇団「ベベリカ・シアターカンパニー」の演出で、同劇団員と静岡県舞台芸術センター(SPAC)の団員らが出演した。  演劇は「大人も赤ちゃんの気持ちを知ろう」が合言葉。参加者はフェルト生地の羽を背中に付けて羽ばたきを表現したり、出演者が奏でた音や光で季節を感じたりして、幻想的

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  • 白熱「どろりんぴっく」 浜松・細江町の伊目地区

     浜松市北区細江町で21日、伊目地区の子どもが田植え前の田んぼで遊ぶ「伊目どろりんぴっく」(伊目子ども会育成会主催)が開かれた。地元の園児と児童約60人が、全身泥まみれになってさまざまな競技を楽しんだ。  子どもたちは、田んぼに設置した橋を自転車で渡る「どろんこ一本橋」と「フラッグレース」「しっぽとり」の計3競技に挑戦。水しぶきを上げて走り回ったり、泥を掛け合ったりした。  一本橋競技で全体1位になった鳥羽凌成さん(11)=伊目小6年=は「毎年楽しみにしてきた。遠くまで行けて気持ちよかった」と喜んだ。  どろりんぴっくは、2008年から続く同地区の伝統行事。遊んだ田んぼでは、同校5年生が田植え

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  • 佐久間の平賀さん 親子で「二人展」 浜松市北区、31日まで

     浜松市北区三ケ日町の「蔵酒なつめ」で31日まで、同市天竜区佐久間町の画家平賀卓也さん(59)と、息子で大阪芸術大大学院の誉人さん(23)による油彩画とガラス工芸品の「二人展」が開かれている。  卓也さんは猫がたたずむ路地裏の風景や少女の人物画など12点、誉人さんは鋳造技法で制作した一輪挿しや吹きガラスのつぼなど11点を出品した。卓也さんは「子どもからお年寄りまで、親しみやすい作品に仕上がっている」と話す。  営業時間は午前10時から午後6時まで。木曜定休。

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  • 太陽光発電施設から出火 浜松市西区篠原町

     22日午後1時ごろ、浜松市西区篠原町の太陽光発電所から出火し、一部の機器を焼いた。浜松西署によると、現場は不動産管理会社「アライブ」(中区)が所有する施設。焼損したのは発電した電気を直流から交流に変換するパワーコンディショナーで、老朽化により自然発火したとみられる。

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  • 山下さん(浜松湖南)3連覇 静岡県高校囲碁西部予選

     第46回県高校囲碁選手権大会西部地区予選(県高校文化連盟、県高校囲碁連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)は22日、浜松市中区の浜松北高で男子個人の部を行い、浜松湖南高3年の山下真輝さんが3連覇を果たした。  西部地区の11校から37人が出場し、トーナメント方式で白熱した頭脳戦を繰り広げた。上位12人は6月12日に静岡市葵区の静岡高で開かれる県大会に出場する。  優勝以外の主な成績は次の通り。  ②高木惟月紀(浜松北3)③伊熊真之介(袋井2)④立松蒼太(浜松北2)⑤山田洋希(浜松湖東2)⑥大石浩哉(浜松北2)⑦津森慎吾(浜松学院3)⑧密岡稜平(浜松西3)⑨トラン・バン・ティエン(浜松湖東2)⑩竹田

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  • 新卒向け仕事紹介 浜松で合同説明会 23日は静岡・駿河区で

     2023年春に卒業予定の大学生、専門学校生らを対象にした「新卒のかんづめ・合同企業説明会」(静岡新聞社主催)が21日、浜松市中区のプレスタワーで開かれた。  商社や製造、建設関連など市内外の9社が参加した。各社の担当者が事業内容や仕事のやりがい、勤務シフトなどを説明すると、学生はメモを取って熱心に聞き入った。医療・介護分野への就職を希望している首都圏の男子大学生(4年)は「仕事で必要な資格の取得に不安があったが、研修制度について丁寧に説明してもらい安心できた」と話した。  合同企業説明会は23日正午から、静岡市駿河区のグランシップでも開催する。詳細は「新卒のかんづめ2023」ウェブサイトに掲

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  • 情報共有「転友」つくろう! 浜松市中区で転入者家族交流会

     浜松市子育て情報センターは21日、市内に転入した子育て中の家族対象の「転入ファミリーのための交流会」(静岡新聞社・静岡放送後援)を中区の同センターで開催した。今回で18回目。  配偶者の転勤などに伴い、首都圏をはじめ全国各地から市内に移り住んだ20人ほどが参加し、子育てに役立つ情報や浜松の魅力を共有した。  参加者は出身地や転入理由を紹介した後、グループに分かれた。子どもと一緒に楽しめる市内のスポットや、コロナ禍での子育ての苦労などを話し合い、転入者同士の友達「転友(てんとも)」をつくった。  進行役を務めた原田博子さんは「コロナ禍で友達ができる場が減った。交流会を機に浜松を楽しんでほしい」

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  • 佐藤(RSC富士)大会新 女子800自 浜名湾中学生水泳

     第74回浜名湾中学生選手権水泳競技大会(県水泳連盟主催、浜名湾游泳協会主管、静岡新聞社・静岡放送後援)が21日、浜松市西区の市総合水泳場で開幕した。初日は男女競泳18種目の予選や決勝を行った。  県勢は女子800メートル自由形で佐藤麗(RSC富士)が大会新記録となる9分0秒89で頂点に立った。男子400メートルメドレーリレーでも浜名湖SSが大会新の4分7秒88をたたき出して優勝した。  チームごとに人数制限を設けた上で、3年ぶりに保護者を観客席に入れて開催した。22日は混合種目を含め、男女15種目を行う。  ■4秒更新 圧巻レース  女子800メートル自由形の大会記録を4秒近く更新する圧巻

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  • 浜松北が団体優勝 静岡県高校囲碁西部予選

     第46回県高校囲碁選手権大会西部地区予選(県高校文化連盟、県高校囲碁連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)が21日、浜松市中区の浜松北高で開幕した。初日は男子団体の部と初心者対象の十三路盤の部が行われ、男子団体は浜松北が優勝した。  団体は1チーム3人で対戦し、3校4チームがトーナメント戦で白熱した勝負を繰り広げた。十三路盤は3校8人が出場し、加藤優太さん(浜松湖東1)が制した。  団体は4チーム、十三路盤は上位6人が6月11日に沼津市で開かれる県大会に参加する。22日は男子個人の部を行う。優勝以外の主な結果は次の通り。  男子団体 ②浜松湖東A③浜松湖東B④浜北西▽十三路盤 ②光田ユウ(浜松湖東

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  • アユ「大きくなあれ」 都田小児童が放流 浜松

     浜松市北区の都田小3、4年生33人が20日、同区の都田川でアユの放流を体験した。地元の子どもに自然に親しんでもらおうと都田川漁協が協力した。  子どもたちは、持参したバケツに同漁協の担当者から大きさ10~15センチの駿河湾産のアユを入れてもらい、順番に川に入った。バケツの中でピチピチと跳ねるアユに苦戦しながら「大きくなあれ」と声を掛け、計約30キロを放流した。  アユに関する質問コーナーでは、児童は「2年以上生きるアユはいるのか」「かまれると痛いか」などと尋ねた。森上彩里さん(8)は「アユは柔らかくて気持ちよかった。水の中ですいすい泳いでいてすごいと思った」と話した。

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  • ミュージカル♪練習に熱 浜松市立高合唱部定演、28日に

     浜松市立高合唱部は28日午後6時から、第41回定期演奏会(静岡新聞社・静岡放送後援)を中区のアクトシティ浜松で開く。聴衆を迎えての定演は3年ぶりで、部員27人が練習に熱を入れる。  映画「オズの魔法使い」の劇中歌「Over The Rainbow(オーバー・ザ・レインボー)」をミュージカル形式で発表する。生徒がライオンやロボットなど個性豊かなキャラクターになりきって歌い上げる。「群青」などポップスも組み込み、ステージを盛り上げる。  19日の練習では、パートリーダーらが前に立って音程やハーモニーを確認し、ミュージカルの振り付けも細部まで見直した。部長の大場美来さん(3年)は「3年生にとっては

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  • 副業人材契約、地域活性化へ 専門スキルで課題解決 三菱地所勤務、三島在住/神田主税氏【本音インタビュー】

     三菱地所に勤めながら、一昨年に加和太建設(三島市)と副業人材のパートナー契約を結んだ。テクノロジーを活用したコミュニティーづくりなど本業の経験、知識を生かし、地域課題の解決や人的交流の促進に取り組む。新型コロナウイルスで社会がめまぐるしく変化する中、地方創生と新たな働き方について思いを聞いた。  ―副業のきっかけは。  「三島に住み始めたのは18年前で、いわゆる妻の居住地に移る“嫁ターン”。2019年にIT関連企業から三菱地所に転職し、コロナの影響で出社回数が減る中、三島を歩いてみたら地域の可能性を感じた。静岡空港や御殿場アウトレットも三菱地所と関係が深く、裾野ではウ

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  • 海をきれいに スズキ社員が中田島砂丘清掃 浜松

     スズキは21日、浜松市南区の中田島砂丘で清掃活動を行った。船外機を製造する同社が、世界で問題となっている海洋プラスチックごみ対策で進めるスズキクリーンオーシャンプロジェクトの一環。  マリン事業本部の社員とその家族や有志約90人が参加し、海辺でビニール袋や食品包装材の破片、ペットボトル、缶などを拾い集めた。流木に巻き付いた状態のプラスチックごみも目立った。約1時間で約80キロ分のごみを回収した。  同日は子会社のスズキマリン社がサポートするプロフリーダイバーで神奈川県真鶴町を拠点にする岡本美鈴選手(49)も訪れ、海洋ごみ増加の現状を紹介しながら「企業の活動とコラボし海を守る大切さをPRしたい

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  • 久々の発表「ぜひ見て」 浜北区市民文化祭、22日まで 浜松

     2022年度浜松市浜北区市民文化祭(同市主催)が21日、同区の浜北文化センターで始まった。約40団体が22日まで、ステージや作品展示で日頃の稽古や活動の成果を発表する。市民文化祭は20年度と21年度、新型コロナウイルスの影響で中止したため、3年ぶりの開催になった。  初日のステージは大正琴、フラダンス、ハーモニカなどが披露された。最終日は合唱、三味線、日本舞踊などがある。会議室やロビーには両日とも、絵手紙や写真、生け花といった多彩な展示作品が並ぶ。発表団体の多くが所属する浜北文化協会の名古政昭会長(73)は「出演者たちはみんな、久しぶりの発表で張り切っている。ぜひ見に来てほしい」と話す。 &

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  • 冤罪発生の仕組み考える講演会 浜松で袴田さん支援団体

     旧清水市(静岡市清水区)で一家4人を殺害したとして死刑が確定し、再審請求中の袴田巌さん(86)の支援団体は21日、元検察官で弁護士の市川寛さん(56)を講師に招き、冤罪(えんざい)の発生メカニズムや原因を考える講演会を浜松市中区の浜松復興記念館で開いた。  市川さんは、自身が主任検察官として担当した佐賀市農協の背任事件で、起訴した組合長が無罪になった裁判を振り返った。起訴する際の検察内部でのやりとりや、暴言を伴う不法な取り調べに至った経緯について触れたほか、検察組織の抱える問題点を指摘した。  市川さんは「(冤罪を起こさせないためには)簡単に起訴させないことが重要だ」「弁護人を取り調べにしっ

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  • 天竜区の愛好家ら28日に音楽フェス 浜松・水窪文化会館

     浜松市天竜区水窪町の水窪文化会館生涯学習講演会実行委員会は28日午後1時から、地域住民らの音楽イベント「みさくぼミュージックフェスティバル」を同館で開く。  同町と佐久間町の音楽愛好家ら計7組が出演する。フォークやポップス、ニューミュージックといった多彩なジャンルの歌と演奏をはじめ、オールディーズのダンスなども披露する。  入場無料。問い合わせは水窪文化会館<電053(982)0013>へ。

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  • 佐鳴湖周辺を清掃 丸友開発安全衛生協力会

     浜松市南区の解体業「丸友開発」と協力会社でつくる「丸友開発安全衛生協力会」は21日、同市の佐鳴湖周辺で清掃活動を行った。  毎年春と秋に実施する社会貢献活動の一環。社員ら約60人の参加者はポリ袋を手に2時間かけて湖岸を一周し、ペットボトルやたばこの吸い殻などを拾い集めた。  丸友開発の谷田康雄社長(74)は「年々きれいになっているのを実感している。地域のために今後もやっていきたい」と話した。

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  • 五社神社に献茶 業界発展を願う 浜松茶農協

     浜松茶農業協同組合は20日、本年度の献茶式を浜松市中区の五社神社で行った。関係者が新茶の収穫を感謝するとともに、茶業の発展を祈願した。  村松久仁一代表理事組合長らが市内産「やぶきた」の新茶を献上した。村松組合長は「雨の影響で平年より1週間ほど遅い摘み取りになったが大きな影響はなく、霜の被害もなかった。地元のお茶を急須で入れて味わってほしい」と話した。  献茶式に先立ち、市茶振興協議会の報告会では、茶業関係者が浜松茶、天竜茶、春野茶の出来栄えを鈴木康友市長に伝えた。

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  • 三方原馬鈴薯 最高級「赤土の恵み」予約販売 JAとぴあ浜松

     中元シーズンを前に、JAとぴあ浜松(浜松市東区)はこのほど、最高級の三方原馬鈴薯(バレイショ)を箱詰めした「赤土の恵み」の予約販売を開始した。選果場での評価が高い生産者4人のみが出荷したジャガイモを厳選。外観や中身などえりすぐりのジャガイモを贈答品として販売する。  一箱3キロ入りで、販売予定数量は約500箱。JAとぴあ浜松ファーマーズマーケット全4店舗などで注文を受け付けている。同店舗での取引価格は税込み2600円。問い合わせはJAとぴあ浜松営農販売部特販課<電053(476)3135>へ。

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  • 浜松水辺を愛する会 知事表彰 佐鳴湖周辺の環境保全に尽力

     静岡県は19日、長年にわたって環境保全活動に尽力した団体・個人をたたえる本年度の「環境保全功労知事表彰」を浜松市西区の団体「浜松水辺を愛する会」に贈った。同会は1992年発足。同市の佐鳴湖と周辺河川で魚類や貝類の調査研究、保護に継続して取り組んだほか、地域の子どもたちを対象に自然体験学習講座を定期的に開催し、環境教育を推進した。  静岡市葵区のもくせい会館で表彰式が開かれ、中村芳正会長(83)が県くらし・環境部の高畑英治部長から表彰状を受けた。  同会は会員の減少、高齢化などを理由に3月末で解散。活動範囲を縮小した上で同様の活動に取り組む「水辺の会」として再スタートを切った。引き続き代表を務

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  • 光・電子技術の活用ニーズ開拓 浜松・フォトンバレーセンター講座

     光・電子技術の活用ニーズ掘り起こしに向け、浜松地域イノベーション推進機構フォトンバレーセンター(浜松市)は本年度、静岡県内の金融機関や行政、支援機関の職員らを対象に「浜松ひかり塾」をスタートした。光技術は多様な産業を支える基盤だが、応用の可能性に気付かず埋もれるケースが多い。受講する職員らは日頃事業者と接点が多く、業務の中で対応した光・電子技術が活用できそうな困り事や相談を、幅広くセンターにつないでもらう。  本格開催初回のひかり塾は19日、同市中区で開かれ、浜松いわた信用金庫の営業店職員約75人が対面とオンラインで受講した。入門編と称して日常の暮らしや社会の中の光の存在、性質などを説明。農

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  • サツキ鮮やか 国指定名勝の庭園彩る 浜松市北区・龍潭寺

     浜松市北区引佐町の龍潭寺で、国指定名勝の庭園を彩るサツキが見頃を迎えた。同寺によると、来週末ごろまで楽しめるという。  庭園の池周辺に植えられた約200株のサツキが、鮮やかなピンク色の花を咲かせている。武藤宗甫住職は「静かな空間でくつろぎながら庭を眺め、心を和ませてほしい」と話す。  拝観料は大人500円、小中学生200円。問い合わせは同寺<電053(542)0480>へ。

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  • 三方原馬鈴薯 出荷までを学ぶ 浜松・光明小児童

     JAとぴあ浜松(浜松市東区)の馬鈴薯(バレイショ)部会は19日、中区の生産者農地などに天竜区から光明小の3年生約50人を招き、同市特産のジャガイモ「三方原馬鈴薯」に親しむ食育活動を実施した。  児童は畑に足を踏み入れてバレイショを収穫。選果場では出荷行程を見学するなど、三方原馬鈴薯について学んだ。高氏玲衣さんは「(バレイショは)すごく大きかった。肉ジャガが好きなので、収穫したジャガイモで食べてみたい」と話した。児童は食育活動に協力したコマツ・アグリ(同市中区)の小松恵介代表(57)に、野菜を描いた看板を贈った。  三方原台地で栽培されるバレイショは表皮が白くつやがあり、デンプンを豊富に含んだ

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  • 文芸的才能紹介 和歌や書画並ぶ 浜松・内山真龍資料館

     浜松市天竜区大谷の内山真龍資料館で6月5日まで、真龍の残した和歌や書画に焦点を当てた展示「内山真龍と文芸」が開かれている。  内山真龍(1740~1821)は21歳で賀茂真淵に入門し学問に励む傍ら、約2600首の短歌や多くの書画を残すなど、文化人としても活躍した。  展示では、四季を描いた4幅の「山水図」(市指定文化財)や直筆の短歌短冊などが並び、真龍の文芸的才能に光を当てている。  旅先の関西で、池大雅や木村蒹葭堂ら当時の著名な文人墨客と交流したことなどもパネルで紹介している。  入館無料。午前9時~午後5時。月、火曜定休。問い合わせは同館<電053(925)4832>へ。

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  • 自転車安全運転 高校生らが訴え 浜松で街頭広報

     静岡県内一斉の自転車マナー向上キャンペーン指導強化の日の20日、浜松市や市内の警察署、高校生らが交差点での一時停止や安全確認の徹底を呼び掛ける街頭広報を行った。  南区江之島町の交差点では朝、浜松江之島高の交通安全委員の2年生や浜松東署員、南区役所職員らがのぼり旗を持って、自転車で登校する高校生に交通ルール順守を呼び掛けた。反射材の未着用の自転車を見つけると、交通安全指導員が車輪に取り付けた。  県警は「しずおか・自転車事故防止三つの柱+1(プラスワン)」をキャッチフレーズに、交通安全意識の向上を図っている。浜松中央署や浜松西署も同日、街頭指導やチラシ配布を実施した。

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  • 日本語能力調査を実施 外国人500人対象 浜松市、教育推進へ

     浜松市は19日、市と教育機関、経済団体などの代表による「市地域日本語教育総合調整会議」を同市中区の市多文化共生センターで開いた。外国人市民を対象にした日本語能力調査の実施など、市が本年度実施する日本語教育関連の事業計画について報告があった。  調査は、市が浜松国際交流協会に委託する事業の一環。同市在住、在勤、在学の計500人を募り、オンライン形式でテストを行う。併せて、生活や就労場面での日本語の使用状況のアンケート、学校関係者や企業担当者ら日本人への聞き取りも計画している。結果は、市の日本語教育推進の具体策を盛り込んだアクションプランの策定に活用する。  また、市内各所で開講している日本語教

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  • 念願の作品、熱い舞台に 市民劇団「ムナポケ」22日まで浜北公演

     静岡県西部の会社員や主婦などを中心とした演劇プロジェクト集団「ムナポケットコーヒーハウス(通称ムナポケ)」が21、22の両日、浜松市浜北区のなゆた・浜北ホールで演劇「オイル」を公演する。新型コロナの影響で中止になった2年前の公演で披露するはずだった作品を新たなキャストで描く。  「オイル」は、米国による原爆投下で敗戦した後の島根県を舞台に、現代の日本を巧みに風刺する野田秀樹作の寓話(ぐうわ)劇。メンバーや他劇団からのゲストなど約20人が2月ごろから週2回の稽古を重ね、舞台を作り上げてきた。当日はダブルキャストで1日2回公演を行う。  ムナポケは浜松西高演劇部OBらを中心に2000年に結成。

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  • 西区出身画家 横井さん個展 浜松・中区で24日まで

     静岡市の洋画家横井友子さん(66)の個展が20日、浜松市中区の鴨江アートセンターで始まった。繊細に描かれた油彩や水彩約30点が並ぶ。24日まで。  横井さんは同市西区出身で、県西部での個展は3年ぶり。背景に金箔(きんぱく)をあしらった雄大な富士山の油絵や、和紙に墨で線を引いた「韻」シリーズなどの力作が来場者の目を引いている。「久しぶりに地元で開催できてうれしい。作品を見て楽しんでもらえたら」と語った。

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  • 国の交付金使途 6項目を要望 浜松市議会派公明党

     浜松市議会会派の公明党は20日、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の使途に関する緊急要望を市に提出した。所属議員5人が長田繁喜副市長に手渡した。  同市には約21億8千万円が追加配分される見通し。物価上昇や感染症の影響を踏まえた生活者、事業者支援が主な趣旨で、市は補正予算案の早期編成に向けて作業している。  要望は6項目。漁業農林業者や公共交通、理美容、クリーニングといったサービス業者など、これまで支援を受けにくかった業種の経営支援を訴えた。燃料高騰に悩む事業者への公共料金補助、私立幼稚園や保育園の給食食材費上昇への対応、失業者や派遣労働者、障害者、学生らの就労支援強化策も求

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  • 派生型「BA・2」置き換わり進む コロナゲノム解析 浜松市

     浜松市は20日、新型コロナウイルスのゲノム解析でオミクロン株の派生型「BA・2」を新たに21件確認したと発表した。今回は、解析不能を除く対象の検体すべてがBA・2となった。4月21日から29日までに感染が判明した患者のうち、23検体を市保健環境研究所(東区)が解析した。解析不能は2件、オミクロン株「BA・1」はゼロだった。BA・2の患者の症状は軽症が13件、無症状が8件。  市の担当者は「市内でもBA・1からBA・2への置き換わりが進み、BA・2が主流になっている」とみている。

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  • 浜松市の家庭ごみ有料化 素案示し市民意見募る

     浜松市は20日、検討を進めている家庭ごみの有料化について市民グループから提出されていた公開質問状に回答した。今後、有料化の制度素案を作成して内容を示した上で、改めて説明会などを開催し、市民意見を募集する意向を示した。  質問状を提出していたのは「家庭ごみ有料化を考える会」(加藤悦子代表)。「説明が不十分」「有料化の前にごみ減量意識を醸成すべき」などと主張して見解を求めていた。  市は昨年度、広報はままつや各区協議会・自治会連合会との会合などを通じ、市民から多くの意見が寄せられたことを説明。ごみ減量施策や若者を中心に意識醸成を引き続き進めるとした。有料化には条例改正が必要で、仮に決定した際には

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  • フランス絵画展入場者1万人 静岡市美術館、記念品贈呈

     静岡市美術館(葵区)で開催中の「スイスプチ・パレ美術館展 花ひらくフランス絵画」の入場者が20日、1万人に達した。田中豊稲館長から節目の来場者にトートバッグやポストカードなどの記念品が贈られた。  記念品を受け取ったのは浜松市北区の米山律子さん(72)と鈴木直美さん(56)、浜北区の鈴木和佳子さん(62)の姉妹3人。律子さんは「まさか私たちが(1万人の記念品を)もらえるとは」と驚き、直美さんは「3人で回るのは久しぶりなので楽しみたい」と笑顔をみせた。

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  • ピアノが生んだ絆 浜松で28日講演会 NPO法人「浜名湖クラブ」

     浜名湖周辺の魅力発信に取り組むNPO法人「浜名湖クラブ」は28日正午から、浜松市中区の浜松科学館みらいーらでイベントを開く。ピアノ調律師の村上輝久さん(92)の講演「浜松の技術者魂が生んだ世界を魅了したピアノ いい音の求道が生んだ絆」を行う。  村上さんは1948年に日本楽器製造(現ヤマハ)入社後、海外の巨匠ピアニストの専属調律師を務めるなどピアノの調律一筋に励んだ。80年にはヤマハピアノテクニカルアカデミーを設立し、初代所長に就いた。  当日は一般の聴講も可。入場無料。問い合わせは同クラブ事務局<電053(416)4002>へ。

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  • 遺失物横領疑い 浜松東署、男を逮捕 財布のGPSで判明

     浜松東署は20日、遺失物横領の疑いで浜松市南区恩地町、無職の男(55)を逮捕した。逮捕容疑は19日、同市中区で、落ちていた現金約2万円などが入った財布1個(3千円相当)を拾ったのに届け出ず、横領した疑い。  同署によると、財布には衛星利用測位システム(GPS)機能付きのタグが取り付けられていた。持ち主の男性(43)=同区=から紛失した財布の位置情報の提供を受け、容疑者を割り出した。

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  • 同居女性放置し死亡させた疑い 浜松の男性不起訴

     静岡地検浜松支部は20日、同居する家族の女性(88)が体調を崩したのに自宅に放置して死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕、送検された浜松市の無職男性(52)を、罪名を保護責任者遺棄に切り替えた上で不起訴処分にした。理由を明らかにしていない。

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  • 施設職員にけが負わせた疑い 天竜署、男を逮捕

     天竜署は20日、傷害の疑いで浜松市天竜区渡ケ島、無職の男(60)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後5時ごろ、同区の福祉施設内で職員の男性(30)の顔に頭突きをするなどしてけがを負わせた疑い。

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  • オイスカ浜松国際高 マリンスポーツ部始動 環境美化、地域貢献も

     浜松市西区のオイスカ浜松国際高が4月の校名変更に合わせて、全国的にも珍しい「マリンスポーツ部」を創設した。SUP(サップ)を中心とした水上スポーツ活動とともに、学校に隣接する浜名湖の環境美化や地域貢献活動を通じて、生徒の人間性を育む。  入部したのは女子1人を含む1~3年の12人。ほとんどがSUP初心者で、4月は安全講習を中心に行った。技術面の本格始動は大型連休中の5月上旬から。学校近くの舘山寺サンビーチでボードに乗り、200メートル先の湖上を目指してパドルをこいだ。  浜松市立湖東中出身の1年中村桜雅さんは「興味本位で入部したが、浜名湖は広くてきれいで静岡県の誇り。この地域に認められる存

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  • 男性不妊症 診断、新技術開発へ 浜松医科大などオール静岡体制

     浜松医科大(浜松市東区)生殖周産期医学講座の研究者や静岡市の不妊治療クリニックなどでつくる研究グループが2022年度、男性不妊症の正確な診断に役立つ新技術の開発に乗り出す。日本医療研究開発機構(AMED)の研究開発プログラムとして採択を受けた。  基盤となるのは、浜医大の宗修平特任助教(40)と同大発のベンチャー企業「NanoSuit(ナノスーツ)」の共同研究チームが21年度に発表した「生きた状態の精子を電子顕微鏡で高精細に観察できる手法」。精子の細胞表面の情報を損なわず、光学顕微鏡と比べて格段に鮮明な画像で観察・解析を可能にした点が評価を受け、日本アンドロロジー(男性学、雄性学)学会賞を受

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  • 議員定数見直し本格化 市議会、次々回選から【浜松市行政区再編】

     浜松市の行政区再編を2024年1月1日に施行する方針が今月市議会特別委員会で決定され、市議会各会派の議員で構成する議会改革検討会議(太田康隆委員長)が、市議選の新しい選挙区と定数の議論を本格的に始めた。19日の議会運営委員会で、協議の途中経過を報告した。  23年4月の次回選は定数46のまま現行7区に対応した7選挙区で実施するが、行政区再編後の次々回選からは議員定数条例を改正し、新しい3区に対応した3選挙区に変更する必要が生じる。検討会議は本年度中に、定数全体の増減、各選挙区の定数、条例の改正時期―の3点を議論することを確認した。  各会派の関係者によると、年度内に条例を改正して新たな定数を

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  • 夏山シーズン前 天竜署員が遭難救助訓練 浜松・佐久間

     本格的な夏山シーズンの到来を前に、天竜署は18日、山岳遭難救助と災害対策の訓練を浜松市天竜区佐久間町の竜頭山(1352メートル)で行った。  署員9人が、国道152号沿いの竜頭山平和登山口を出発=写真=。登山道や立て看板の位置などを確認し、現地の地理の把握に努めた。山中での無線機の感度チェックなども行った。  同署管内では昨年、山岳遭難が5件発生した。天竜署水窪分庁舎の武藤久義水窪担当次長は「山を知ることで、いざという時に備えたい」と話した。同署は登山者に対し、登山届の提出も呼び掛けている。

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  • 草書体で感情表現 浜松・南区で書道回顧展 磐田の川嶋さん

     磐田市で書道教室を主宰する川嶋渓舟さん(83)の個展が22日まで、浜松市南区石原町のギャラリー紫苑で開かれている。  回顧展として、50歳の時から最近手掛けた作品まで38点を出品した。「華」や「心」など草書体を通じて自分の感情を表現した作品や、流れるような筆遣いで力強く書いた作品「水」などが来場者の目を引いている。  川嶋さんは「歳を重ねるごとに字が生き生きとしてくるのが書道の面白いところ。作品の変化を楽しんでほしい」と話した。

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  • 議員のタブレット端末 使用基準を策定 浜松市議会

     浜松市議会は19日の議会運営委員会で、7月に導入する議員1人1台のタブレット端末に関する使用基準を策定した。決められたアプリ以外を入れる場合は議長の許可制とする、SNSでの情報発信など私的な使用は禁止、といった適正利用のルールを設けた。  市政の調査研究に資する情報の閲覧収集、議員同士や職員との情報伝達、災害時の緊急連絡など、使用の用途を議員活動の範囲内に限定した。第三者への貸与禁止、パスワードの設定といった安全対策も規定した。各会派に議会デジタル化推進員を、議会事務局に端末等管理者を置いて適正な運用に努める。  使用基準はこれまで各会派の議員で構成する議会改革検討会議で議論を重ねてきた。

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  • 心筋症研究 親子で医学博士号 浜松の山下哲史さん、哲生さん

     浜松市浜北区の山下クリニックの医師山下哲史さん(38)が今春まで、浜松医科大大学院で研究を続け、心筋症に関する分野で医学博士号を取得した。この分野では父親で同クリニック院長の哲生さん(71)も博士号を取得している。親子2代で同じ分野の博士号を取るのは珍しいという。  哲史さんは2010年に関西医科大を卒業し、医師として活動していたが、知見を深めようと18年に大学院に入った。幼児期や学童期にかかることが多い病気の療法に関する論文を発表して今年3月に博士号を取得。「研究で得た最新の技術や知識を地域医療に生かしたい」と意気込む。  哲生さんは1987年に心筋症の症状を抑える物質の研究で博士号を得た

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  • 浜松男性最高齢 107歳が死去

     浜松市は19日、市内の男性最高齢者(107)が死去したと発表した。家族の意向により、氏名や住所、死亡日時などは非公表。  新たな男性最高齢は南区の新間正吉さん(104)ら2人。ともに1918(大正7)年1月15日生まれで、1人は氏名などの公表を望んでいない。  市内の最高齢は西区の宮津きよみさん(108)。宮津さんは1913(大正2)年11月27日生まれ。

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  • 浜北区出身画家 絵画制作を披露 長泉のヴァンジ彫刻庭園美術館

     長泉町東野のヴァンジ彫刻庭園美術館で19日、浜松市浜北区出身の画家・絵本作家スズキコージさん(74)によるライブペインティングが始まった。22日までの4日間、庭園で絵画制作を披露する。  制作するのはアクリル画で縦約2メートル、横約3メートルの大作。現在開催中の開館20周年記念展の題名「フラワー オブ ライフ」をテーマに、花などを独特の世界観で表現している。庭園を散策中の来館者は足を止め、指や筆を使って力強く絵を描く姿に見入っていた。  完成した作品は記念展の期間中、館内に展示する。スズキさんは「ライブペインティングは見た人の率直な感想が分かる。生の反応を楽しみたい」と話した。

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  • 浜松中心街「バル」楽しんで 5月23~29日、実行委がPR

     浜松市中区の中心街の飲食店を巡るイベント「浜松バル 第22回ほろ酔い祭り」(実行委主催)が23~29日に開かれる。市の「はままつ安全・安心な飲食店認証制度」を取得済みの38店舗が参加し、市民に電子チケットを利用してはしご酒を楽しんでもらう。  利用者は事前に専用アプリで電子チケットを購入し、各店でQRコードを読み込んで注文と決済を行う。クレジットカード決済を希望しない人向けに、中区の多目的施設Any(エニィ)などでQRコード入りチケットを販売する。価格はいずれも税込み3千円(前売り2700円)。3店でそれぞれドリンク1杯と料理1品を注文できる。  開催に先立って実行委は19日、市役所の鈴木康

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  • 画廊「キューブ・ブルー」 貸しギャラリーで再出発 浜松市中区

     浜松市中区元城町の画廊「キューブ・ブルー」がこのほど、貸しギャラリーとして再スタートした。  オーナーの中西美沙子さんと企画担当の金本一夫さんが約20年前に開設。これまでは画廊側が作家に依頼する企画型の会場提供が中心だったが、ギャラリーが少ない浜松市内で作家が表現できる場を増やしたいと、プロの作家に限定し、会場費を取って展示会を行うスタイルに変更した。  ジャンルは問わず、中西さんや金本さんが所有する絵画や工芸品も常設する。中西さんは「浜松の芸術文化発信の一助になれば」と意気込みを語る。  ギャラリーでは22日まで、同市出身の現代画家高橋典明さん(75)=南区=の個展が開かれ、アクリル画の力

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  • 虎ノ門ヒルズに6月から乗り入れ 遠鉄高速バス

     遠州鉄道(浜松市中区)は6月1日から、浜松駅バスターミナル発着の高速バスイーライナーの夜行便で、虎ノ門ヒルズビジネスタワーバスターミナル(東京都)への乗り入れを始める。ビジネスやレジャー、帰省などでの利用を見込む。  浜松―東京ディズニーランド(TDL)を結ぶ横浜線の夜行便を横浜・東京虎ノ門線にリニューアルする。国際展示場駅のみだった都内の停留所を増やし、利便性を高める。  浜松駅午後11時29分発の便は翌日午前6時に虎ノ門ヒルズに着く。虎ノ門ヒルズ午後11時50分発の便は翌日午前6時浜松駅着。運賃は利用日によって異なり、浜松―虎ノ門ヒルズは片道大人4100円から。

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  • ⚾投手陣厚み増すヤマハ 22日初戦 都市対抗野球東海2次予選

     社会人野球の都市対抗東海地区2次予選が20日、愛知県の岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで開幕する。4年連続の本大会出場を狙うヤマハ(浜松市)は22日にジェイグループ(名古屋市)との初戦を迎える。11年目の捕手川辺は「楽な相手は一つもないが、しっかり準備さえしていれば構える必要もない」と平常心で臨む。このほか浜松ケイ・スポーツBC(浜松市)は20日、東邦ガス(名古屋市)と対戦する。  ヤマハは厚みを増した投手陣が総力戦で挑む。3年目の右腕清水、2年目の左腕佐藤と経験豊富な右腕近藤の3投手が先発の柱。抑えの波多野は安定感を増し、中継ぎはベテラン左腕九谷のほか5年目水野(静岡高出)が復調、2年目村

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  • 静岡県文化奨励賞に2個人1団体 久保田さん、鈴木さん、演奏家協

     静岡県はこのほど、芸術や学術を通じた文化振興への貢献をたたえる本年度の県文化奨励賞の受賞者・団体を発表した。障害者の芸術活動の発信に取り組む認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ代表の久保田翠さん(59)=浜松市中区=と同市出身の現代美術家鈴木康広さん(43)=東京都杉並区=、県演奏家協会の2個人1団体。  久保田さんはあらゆる人の自己表現を文化創造の軸と考える「表現未満、」プロジェクトを推進し、2017年度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。作品を通じてものの見方や世界の捉え方を問いかける鈴木さんは、文化庁文化交流使として海外で日本文化を伝えた。1966年創設の県演奏家協会は、演奏家のレ

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  • 浜松市が総額33億円追加 5月補正、デジタル政策推進

     浜松市は19日、2022年度一般会計に25億3900万円、特別会計に3400万円、企業会計に7億2900万円をそれぞれ追加する内容の5月補正予算案(総額33億200万円の増額補正)を発表した。条例制定、改正案などとともに26日開会の市議会5月定例会に提出する。  一般会計補正には、デジタル・スマートシティ政策の推進に向けた事業を盛り込んだ。市民の窓口手続きをデジタル技術で支援する「書かないワンストップ窓口」を導入する計画。職員が市民から必要事項を聞き取り、端末に入力することで、市民は複数の届け出書を記入する手間が省け、職員の業務の効率化にもつながる。23年2月の運用開始を見込む。  企業会計

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  • 2023年春の浜松市議選 新人・花井氏推薦 連合静岡

     連合静岡は19日、静岡市内で執行委員会を開き、来春の統一地方選の浜松市議選に立候補を予定する新人花井洋介氏(42)=中区=の推薦を決めた。

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  • ドローン活用拡大 浜松の官民組織、意見交換会実施へ

     浜松市や遠州鉄道、スズキなどでつくる官民連携組織「市モビリティサービス推進コンソーシアム」は19日、同市中区の地域情報センターで会合を開いた。市側が本年度の取り組みとして、小型無人機ドローンの活用をテーマにした意見交換会を実施することなどを報告した。  意見交換会はドローンの活用を実践、検討している会員と市の関係部局の参加を想定。市内でドローンを運用していく上での課題や活用分野を検討する。年度内に4回の開催を見込む。  このほか、会員企業から市内中山間地域の移動スーパー事業、山梨県での物流用ドローンの活用事例について紹介もあった。  

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  • ポニーの背中でお散歩 浜松市南区のこども園

     浜松市南区の平和こども園で19日、園児がポニーとの触れ合いを楽しむ乗馬体験会が行われた。  年長児約140人が御前崎市の「パロミノ・ポニークラブ」から来園したポニー4頭の背に乗り、ゆっくりと園庭を一周。カメラを構える保護者に向け、笑顔で手を振った。  高山泰地君(6)は「ガタガタ揺れた。毛がふさふさしていた」と感想を話した。  乗馬体験は1997年から続く恒例行事で、今回が25回目。  

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  • ごみや生活環境…浜名湖の現状学ぶ 浜松・舞阪小で地域学習

     浜松市西区の舞阪小は19日、NPO法人「浜名湖フォーラム」の佐々木雄一理事長(55)を講師に迎え、地元の環境改善などについて考える地域学習を校内で開いた。5年生約90人が浜名湖の現状や環境保全の取り組みについて学んだ。  児童は浜名湖のごみが舞阪付近に流れ込んで集積する状況や、塩分や温度の変化によるアサリやアマモの生育への影響について、熱心に聴いた。佐々木理事長は「現状を知って考えることが重要。目標とする環境をどうするかをしっかりと考えてほしい」と話した。  山田蓮君(10)は「きれいすぎる環境はアサリを減少させるという仮説に驚いた。プランクトンを増やすようなプロジェクトを考えたい」と語った

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  • 消費被害防止 若年層に啓発 浜松市中区で街頭広報

     静岡県西部県民生活センターなどは18日、5月の消費者月間に合わせた街頭キャンペーンを浜松市中区の市ギャラリーモール・ソラモの周辺で行った。  成人年齢の引き下げで、悪質な商取引のターゲットになりやすい若年層を中心に啓発した。18歳から1人で契約できるようになったことへの注意を促すチラシを、同センター職員らが配布した。  同センターの窓口では最近、サイドビジネスに勧誘されたという20代からの相談が増えているという。長谷川敏久所長は「若い人が契約や商品購入をする時は周囲や親に相談し、トラブルを回避する行動を取ってほしい」と話した。

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  • 地域の生き物大切に 小山田さん(常葉大名誉教授)講演 浜松

     浜松市北区引佐町の井伊谷小は19日、5年生約60人が地域の自然環境について学ぶ授業を同校で開いた。常葉大名誉教授の山田辰美さんを講師に招き、子どもたちは地域の貴重な生き物を守る大切さを学んだ。  山田名誉教授は、井伊谷地区に生息する魚や昆虫などを実物や写真を見せながら紹介した。二枚貝に産卵するヤリタナゴ、雄が卵を背負う姿で知られるコオイムシなどの珍しい生態も説明した。  近年は人為的な影響を受けて生き物の数が減っている現状を挙げ、児童に「井伊谷の生き物を守るために少しでも貢献してほしい」と呼び掛けた。  児童は今後、同校が管理するビオトープで生物調査やヤリタナゴの放流などを行う。

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  • 地域安全推進員に委嘱状 浜松市東区

     浜松東署地域安全協議会(内山虎次会長)は18日、子どもの登下校の見守りや防犯パトロールなどを担う地域安全推進員の委嘱状交付式を浜松市東区で行った=写真=。  同署管内防犯協会の田口博会長が本年度から新たに地域安全推進員として活動する25人に委嘱状を手渡した。田口会長は「安心安全な住みやすい町になるよう、活動をお願いしたい」と呼び掛けた。今川桂一署長は「管内は特殊詐欺の被害件数が県内トップクラス。引き続き犯罪抑止に協力を」と話した。

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  • 横溝正史ミステリ&ホラー大賞 読者賞に書店員の荒川さん(富士)

     第42回横溝正史ミステリ&ホラー大賞の読者賞に、富士市の書店「谷島屋富士店」勤務の荒川悠衛門(本名大塚竜太)さん(35)=同市=が書いた「めいとりず」が選ばれた。職場の支援に感謝し「大好きな本に囲まれ、創作に打ち込めた」と喜びを語った。  荒川さんが執筆を始めたのは29歳。「元々物語を作ることに興味があり、クリエーティブな分野に挑戦したかった」と、金融機関を退職した。執筆しながら働ける仕事を探していた1年半前、同店の求人を見つけた。  荒川さんの「創作活動を優先して働きたい」という希望に、柴田昌紀店長(41)は「応援したいと思った。地元作家を支えるのも書店の役目」と判断。荒川さんの担当業務

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  • 浜松市中区の住宅から出火 1人避難

     19日正午ごろ、浜松市中区葵西6丁目の2階建て住宅から煙が出ているとの通報が浜松市消防局に入った。住宅から炎が上がり、消防が消火活動を進めている。同局によると、家人1人が避難したもよう。現場は航空自衛隊浜松基地や東名高速道北側の住宅街の一角。

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  • 英検「準2級以上」54% 静岡の高3、県立全校ALT配置成果か

     文部科学省は18日、公立小中高校を対象にした2021年度英語教育実施状況調査の結果を公表した。「英検3級」以上の力がある中学3年は47・0%、「英検準2級」以上の力がある高校3年は46・1%で、前回19年度よりそれぞれ3・0ポイントと2・5ポイント増えた。同調査が始まった13年度以降で最高だが、政府目標の50%には届かなかった。  ■静岡県高3 「準2級以上」54% 分校除き県立全校にALT  静岡県は高3で「英検準2級以上の力があるとされる生徒」の割合が54・4%。都道府県別で全国3位だった。県教委高校教育課によると、県立高では英語教育の充実のため、外国語指導助手(ALT)を分校を除く全

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  • 花の舞酒造 純米吟醸原酒20日発売 夏限定

     花の舞酒造(浜松市浜北区)は20日、夏限定の純米吟醸原酒「スターマイン」を発売する。辛口の力強い味わいで、冷酒のほかロックや炭酸割りなどでも楽しめる。  スターマインは家庭で花火の雰囲気を感じてもらおうと、鮮やかな打ち上げ花火のデザインをラベルに採用し、2020年から夏季に販売している。県内産の山田錦を100%使用。低アルコール度数が好まれる傾向が強まっているため、今年は度数を1度下げて17度にした。  販売は9月ごろまで。720ミリリットル(税込み1529円)、300ミリリットル(同638円)ともに5千本の販売を計画する。

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  • ウクライナから静岡の避難者へ音声翻訳機 群馬の企業、県に寄贈

     ロシアのウクライナ侵攻を受け来日した避難者を支援しようと、自動車販売業のアイザワコーポレーション(群馬県)が17日、静岡県に携帯型の音声自動翻訳機「ポケトーク」50台(50万円相当)を寄贈した。  県庁で贈呈式を行い、相沢正雄社長が出野勉副知事に翻訳機を手渡した。相沢社長は日系3世のペルー人で、8歳の時に来日して小学校に通った際、言語の壁に悩んだ経験があったという。4月に群馬県で翻訳機を寄贈した後、相沢社長が過去に浜松市や湖西市をよく訪れていた縁で静岡県への寄贈も考えていたところ、県内の避難者の知人から相談を受けて寄贈を決断したという。  県によると、在日ウクライナ大使館から避難者1世帯に1

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  • 新社長に山本氏 中村氏は相談役 浜松ケーブルテレビ

     浜松ケーブルテレビは18日の取締役会で、代表取締役社長の中村捷二氏(80)が退任し、新社長に取締役で豊橋ケーブルネットワーク代表取締役社長の山本鉄秀氏(62)が就く人事を内定した。6月16日の株主総会と総会後の取締役会で正式決定する。2014年から社長を務めた中村氏は取締役相談役に就く予定。  山本氏は浜松市出身。1982年中部液化ガス(現サーラエナジー)に入社。リビングサーラ代表取締役社長などを経て2019年6月に豊橋ケーブルネットワーク社長、20年8月からエフエム豊橋代表取締役社長を兼務している。浜松ケーブルテレビ社長就任後も両社長職は継続する予定。  同社が同日発表した22年3月期決算

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  • コロナ禍の事業展開支援 遠州信金など、中小向け協調融資商品

     遠州信用金庫と日本政策金融公庫浜松支店国民生活事業は18日までに、新型コロナウイルス禍の中でも積極的な事業展開を目指す中小・小規模事業者向けの協調融資商品「Eアドバンス」を創設した。適用第1号はスポーツの学生選手や愛好者らを対象にした鍼灸(しんきゅう)接骨院を運営する「アーチ」(浜松市中区、松本実生代表)。  アーチは浜松市中区や磐田市など本県と、愛知県、沖縄県で、鍼灸接骨院と一般向けパーソナルトレーニング施設を計10店経営している。同社によると、コロナ禍による大会中止などで利用者が減ったが、アフターコロナを見据えた未出店地域への出店やシニア層の新規顧客獲得、歩行評価などのノウハウを伝えるセ

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  • 袴田さん支援団体 21日講演会

     旧清水市(静岡市清水区)で一家4人を殺害したとして、死刑が確定し、再審請求中の袴田巌さん(86)=浜松市中区=の支援団体「袴田さん支援クラブ」が21日午後1時半から、元検察官の市川寛弁護士を招いた講演会を同区の浜松復興記念館で開く。  市川さんは佐賀地検在職中に容疑者に不当な取り調べを行い、後に無罪となった事件の経験を著書「検事失格」に記した。講演会では「私が作った冤罪(えんざい)」と題し、冤罪が生まれる仕組みを説明する。  支援クラブが18日、浜松市役所で開いた記者会見にオンライン出席した袴田さんの姉ひで子さん(89)は、ピンク色の服を披露し「巌が買ってきてくれた」と袴田さんの近況を紹介。

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  • 大麻栽培疑い 浜松の男逮捕 静岡県警、鉢や照明を押収

     浜松西署と県警薬物銃器国際捜査課は18日、大麻取締法違反の疑いで浜松市西区舞阪町浜田、パラモーターインストラクターの男(60)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は同日、自宅で大麻草を栽培した疑い。同署などは容疑者の自宅から、大麻草の鉢二つや乾燥大麻、照明器具などを押収した。

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  • 難病の漫画家 寺田浩晃さん 浜松のイベント中止に

     浜松市南区のとおとうみ出版は18日までに、6月4日に同市中区のクリエート浜松で開催予定だった、指定難病「好酸球性胃腸炎」を患う漫画家寺田浩晃さん(27)=磐田市=のコミック出版記念イベントを中止すると発表した。

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  • 記者コラム「清流」 楽しみたいライブ感

     リズミカルな音楽に合わせた軽快で曲芸的な踊り。浜名湖ガーデンパーク(浜松市西区)で開催されたサンバチアリーディングクラブ「MIPPERS(ミッパーズ)」のイベント取材中、熱いリズムに共鳴し、思わず感涙した。  ミッパーズの幼児から大人までの女子メンバーは、国際大会に出場するなど優秀な成績を収めてきたほか、介護施設を訪問して入居者を励ますなど、地域に貢献してきた。新型コロナの影響で活動は制限されてきただけに、多くの観衆の前で踊ったメンバーの思いが、会場との一体感を生み出したのだろう。  コンサートやスポーツ観戦などが少しずつ再開され、制限も段階的に緩和されてきた。感染対策を心掛けながらも、ライ

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  • 静岡人インタビュー「この人」 太田喜久子さん「富用品市ピタゴラス浜北」をオープン

     英語講師などの仕事をしながら、住民が不要になった品を持ち寄ったり持ち帰ったりできる施設の運営を、自宅の敷地で4月に始めた。浜松市中区にある同様の施設や、長年暮らした英国で普及している「チャリティーショップ」にヒントを得た。利用料は100円から。持続可能な開発目標(SDGs)の「つくる責任、つかう責任」への理解を地域に根付かせようと励んでいる。58歳。  ―ピタゴラス浜北の評判は。  「好意的な反応が多く、うれしく思っている。環境にいいことをしているねと褒められたり、励ましの手紙をもらったりする。利用するのは年配者が多く、乳幼児の衣類などを持ち込むかと想像していた子育て層は、いまのところ多くな

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  • 銅板盗もうとした疑いで男逮捕 細江署

     細江署は18日、建造物侵入と窃盗未遂の疑いで、浜松市西区村櫛町、会社員の男(52)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後3時半ごろ、同市北区の資材置き場で銅板を盗もうとした疑い。

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  • 経営者の心構え説く 静岡産業大総合研究所 大坪所長が講演

     静岡県飲食業生活衛生同業組合などは18日、浜松市中区で、静岡産業大総合研究所(藤枝市)の大坪檀所長(93)を迎えた講演会「石橋正二郎とブリヂストン―世界一のタイヤメーカー創業者を元側近が語る!」を開いた。組合員約80人が聴講し、経営者としての心構えを学んだ。  大坪所長はかつてブリヂストンで勤務し、創業者の石橋氏を側近として支えた。大坪所長は石橋氏が産業人として常に地域の発展や社会貢献を考え、従業員のために社宅や病院を整備するなどしたエピソードを紹介した。  足袋屋だった同社がタイヤメーカーに発展した歴史にも触れ、「従業員を大切にし、地域に愛される企業が発展する。人を豊かにする新しい飲食文化

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  • 困窮世帯の子ども支援へ 民生児童委員協が大会 浜松・中区

     浜松市民生委員児童委員協議会は16日、本年度の民生委員児童委員大会を中区のアクトシティ浜松で開き、事業計画の決定や功労者表彰などを行った。  新型コロナウイルス感染症の影響で、大会の会場開催は過去2年の中止を経て3年ぶりとなった。この間、市内1345人の委員は対面での世帯訪問や交流行事が制約され、電話や文書を使った非接触の見守り活動が中心となってきたが、徐々に対面の活動が再開されつつあるという。  杉山晴康会長は「感染症の影響で困窮に陥る世帯があり、子どもの支援も重要になっている。新しい活動の形を考えながらセーフティーネットの役割を果たしたい」と述べた。  本年度は従来通り地域の絆づくりや生

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  • 「火遊びしません」 幼年消防クラブ発足 浜松・細江保育園

     浜松市北区細江町の細江保育園はこのほど、家族や地域住民に防火を呼び掛ける幼年消防クラブの発足式を同園で開いた。  法被姿の年長児27人が参加し、火災予防への意識を高めた。園児を代表して、須部琉希ちゃん(5)と松本華和ちゃん(5)がまといを受け取り、子どもたち一人一人に任命証が授与された。  園児は「僕たち、私たちは、絶対に火遊びはしません。火の用心」と元気よく宣言。松本真理園長は「家族みんなで出掛けるときに、お父さん、お母さんに『火は大丈夫だよね』って聞いてね」などと呼び掛けた。

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  • 人権擁護委員の功労者に感謝状 浜松の協議会が総会

     浜松人権擁護委員協議会はこのほど、本年度の定時総会を浜松市中区の市地域情報センターで開いた。長年にわたって委員を務めた功労者に感謝状と表彰状を贈った。  人権啓発や相談など本年度の事業計画を承認した。役員改選も行い、現会長の沼倉昇さん(磐田市)に代わって、原田幸男さん(湖西市)が新会長に就任した。  表彰を受けた委員は次の通り。  静岡地方法務局長感謝状 高林昇、山崎陽康、河合洋子、見野佐枝子、鈴木誠、森本岳二、高林厚子(以上浜松市)、古田好恵、大橋弘明(以上磐田市)▽県人権擁護委員連合会長表彰 沢木成美、梅沢美百合、石原正仁、金原元康(以上浜松市)、斎藤佐香枝(磐田市)

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  • サッカーベトナム代表合宿 全権代理、浜松市長に協力呼びかけ

     浜松市で9月にベトナム男子サッカーU―16(16歳以下)代表合宿を企画している、在日ベトナムサッカー協会のグェン・ボー・フェン・ユーン全権代理(同市中区)が18日、市役所で鈴木康友市長に計画を報告し、協力を呼びかけた。  10月にベトナムで開かれるアジア選手権予選の最終調整で、選手ら約40人が9月13日から26日まで滞在し、南区の遠州灘海浜公園周辺で練習や市内高校との親善試合をする。同国から複数のテレビ局が合宿の取材に訪れる予定だという。  ユーンさんは過去にベトナムの年代別代表の合宿を受け入れた日本の都市が、母国での連日の報道で知名度が高まり、観光客や就労人口が増えたとの事例を紹介し、「浜

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  • 渋川つつじ見頃 静岡県指定天然記念物 浜松・北区

     浜松市北区引佐町渋川で、静岡県指定天然記念物「渋川つつじ」が見頃を迎えている。小高い山の頂上に位置する渋川つつじ公園では約4千株が自生し、鮮やかな紅紫色の花を咲かせている。  渋川つつじは、葉が3枚ずつ輪生し、花びらも3輪ずつ開花するのが特徴。一般的なツツジよりも木々は高く、4~6メートルになる。5月下旬まで見ることができるという。  18日には、同町の引佐北部みさと幼稚園の園児10人が同公園を訪れた。子どもたちは公園のごみ拾いをしながら、背丈より高い渋川つつじを見上げたり、においをかいだりして、貴重な「渋川の宝」に親しんだ。  ■21、22日に祭り  渋川つつじ公園周辺で21、22の両日

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  • 浜松特産PRへ 市の若手職員有志、インスタ開設 市内外に発信

     浜松市の農林水産関連の5課に所属する若手職員有志でつくるワーキンググループがこのほど、写真共有アプリ「インスタグラム」の公式アカウントを開設した。同市の農林水産物や食の情報を市内外に発信する。  アカウント名は「はまのう」。同市特産のガーベラやタマネギ、セロリ、緑茶などの写真が並ぶ。食材だけでなく、天竜材の活用事例、浜名湖のりのレシピの紹介といった話題を取り上げている。投稿は週2回ほどのペースで、今後は市民らを対象に画像の募集も検討していくという。  グループは20~30代の職員6人で構成。市民向けの情報発信強化を検討する中で、若い世代の利用も多いインスタグラム活用を発案した。リーダーの小杉

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  • 工事現場の銅線など盗んだ疑い ブラジル国籍の男2人逮捕

     浜北署は18日、窃盗の疑いでブラジル国籍、袋井市青木町、無職の男(44)を逮捕し、同国籍、同市諸井、無職の男(24)を再逮捕した。2人の逮捕容疑は共謀し3月上旬、浜松市浜北区の工事現場で銅線などの金属類37点(31万円相当)を盗んだ疑い。24歳の男は4月、同区の資材置き場で室外機を盗んだとして逮捕され、窃盗罪で起訴されている。

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  • 旧天竜林高事件再審請求 開かれた審理で真実を【風紋】

     旧天竜林高(浜松市天竜区)を舞台にした大学推薦入試の調査書改ざん・贈収賄事件の再審請求審で、1月末に検察から開示された新証拠をめぐり、審理の行方に注目が集まっている。「贈収賄は事実無根」と訴え、共に再審を求めている北川好伸元校長と中谷良作元天竜市長の両代理人は、新たな展開を受けて「裁判のやり直しは必至」と主張する。公正な証拠開示を踏まえた、真実の究明を求めたい。  新証拠は中谷元市長への警察の取り調べメモ計318枚。1日ごとに手書きとワープロ打ちの文書がセットとなっている。これにより、任意段階からの取り調べの詳細が初めて明らかになった。  検察は取り調べメモについて一貫して「ない」と説明して

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  • 浜松市内でひき逃げ3件 3署が容疑者を逮捕

     浜松市内で17日、ひき逃げ事件3件が相次いで発生し、浜松中央署など3署がそれぞれ、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで容疑者を逮捕した。  浜松中央署は、磐田市宮之一色、会社役員の男(71)を逮捕した。逮捕容疑は同日正午ごろ、浜松市中区砂山町の市道交差点で乗用車を運転中、男子高校生2人の自転車と出合い頭に衝突して2人を負傷させ、そのまま逃走した疑い。同署によると、高校生が車種とナンバーを覚えていた。  浜松東署は、同市南区都盛町、無職の男(84)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前10時ごろ、同市中区向宿の市道交差点で軽ワゴン車を運転中、横断歩道を渡っていた同区の

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  • 浜松・北区にASTI新工場建設 23年度稼働へ

     ASTIは17日までに、浜松市北区大原町で新工場の建設に着手すると発表した。2023年度の稼働開始を目指す。  低炭素社会に配慮した部品の生産体制構築などが狙い。EV(電気自動車)用充電器やコンバーター、二輪車や自転車向け関連部品の生産を予定。約2万2千平方メートルの敷地に、鉄骨3階建て、延べ床面積約1万9千平方メートルの施設を整備する。  同日は、フィリピンにワイヤハーネス生産の100%子会社を設立したことも発表した。既存工場を改装し、22年内の操業開始を予定する。日本、中国、ベトナム、インドの5カ国での製造体制とする。コロナ禍に伴いベトナムで生産が縮小したため、BCP(事業継続計画)の観

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  • 浜松商工会議所会頭 中小企業支援に迅速対応 原料高で

     浜松商工会議所の斉藤薫会頭は17日、浜松市中区で開いた定例記者会見で、ロシアのウクライナ侵攻や円安、原材料高など厳しい経営環境が続く中小商工業者の支援について、「経営相談や補助金関係の支援に手厚く取り組んでいる。今後も国や県の情報を捉え、さらにニーズに迅速に対応する」と強調した。  正副会頭が各業界の経営への影響を説明した。斉藤会頭は「円安で内需企業は非常に大変ではないか」と述べ、ヤマハ取締役常務執行役の山畑聡副会頭は「材料調達コストが上昇している。ロシアとウクライナのビジネスも止まった。欧州景気への影響を懸念している」とした。JAとぴあ浜松経営管理委員会会長の鈴木文雄副会頭は肥料飼料高騰に

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  • 食品の海外販路開拓 浜松いわた信金、安全認証や市場動向説明

     浜松いわた信用金庫はこのほど、食品の海外販路開拓を目指す中小企業支援の一環で、食品安全の認証取得やアジアの市場動向に関するセミナーを開いた。しずおか焼津信金などと共催し、オンライン配信で県中西部の約30社が聴講した。  アジアの富裕層の間ではコロナ禍の巣ごもり需要に伴い、高品質の日本食ニーズが高まっているという。この日は食品安全規格に詳しい専門家が「FSSC」「ISO」「HACCP」などの認証の特徴を説明し、輸出先国が求める規格を認識した上で選定する必要性を強調した。  信金中金の香港駐在員は、輸出規制が少なく、住民の購買力が高い現地市場の魅力を紹介。電子レンジ対応や健康への配慮、日本の地名

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  • 浜松市議会 議長に太田康氏有力 副議長候補は倉田氏 

     浜松市議会5月定例会(26日開会)の初日に行われる正副議長選で、議長に太田康隆氏(71)=自民党浜松、浜北区、5期=、副議長に倉田清一氏(66)=同、西区、2期=がそれぞれ選出される見通しとなった。17日までの関係者への取材で分かった。  定数46の同市議会で過半数の24議席を占める自民党浜松の会派内で、候補の選定が進められた。正副議長は1年交代が慣例で、両氏が就任すれば、4年連続で同会派が両ポストを占めることになる。  太田氏は2013年度に議長を1年間務めた。倉田氏は21年度に会派幹事長を担った。

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  • 故服部克久さんの楽曲に挑戦 楽友会オーケストラ浜松、6月定演

     浜松市のアマチュア楽団「楽友会オーケストラ浜松」が、6月11日に中区のアクトシティ浜松で定期演奏会を開く。演目は2年前に亡くなった作曲家服部克久さんの「自由の大地・変奏曲」。15日に同区で行った全体練習に克久さんの長女服部奈緒さんが訪れ、団員と交流した。  楽団が克久さんをしのんで選曲し、克久さんのマネジャーだった奈緒さんにプログラムへの寄稿を依頼したところ、奈緒さんが練習の観覧を希望した。奈緒さんによると、自由の大地は広く演奏されているが、変奏曲が選ばれるのは珍しく、生演奏で聴くのは自身2度目だという。  奈緒さんは「涙が出た」と感激し、「定番のメロディーが変奏し、最後に戻る場面で気持ちが

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  • 記者コラム「清流」 一校だけの“地区大会”

     全国優勝の経験がある交通安全子供自転車の強豪、浜松市立平山小で11日に開かれた校内大会。等間隔に置かれたピンの間を進むジグザグ走行や遅乗りなど、一瞬の油断も許されない走行テストが繰り広げられた。  コロナ禍で過去2年の大会は中止。本年度は3年ぶりに全国大会が開催される予定だが、近年は参加校が減少し、市内で取り組んでいるのは平山小のみという。子どもたちにとっては、校内大会が事実上の地区大会だ。  思い出したくない15年前の記憶がよみがえった。緊張でハンドル、ブレーキの力加減を誤って何度も地面に足を着き、チームも地区大会優勝を逃した苦い思い出。ただ、当時学んだ交通ルールや安全意識は、今も確かに心

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  • 社会人女子ソフト「浜松フジターズ」全国へ 年齢、職業超え結束

     浜松市の社会人女子ソフトボールチーム「浜松フジターズ」が4月に行われた静岡県予選を勝ち抜き、第27回全日本レディースソフトボール大会への出場を決めた。新型コロナウイルスの影響で十分に練習ができない時期を結束して乗り越え、全国切符を手にした。  同チームの全国大会出場は2019年の日本スポーツマスターズ以来。浜松、磐田両市の20~68歳の女性23人が所属する。会社員、主婦、学生など年齢や職業はさまざま。「楽しみながら勝つ」を合言葉に、浜松市東区の有玉緑地ソフトボール場などで週1回全体練習を行っている。  攻守に突出した選手はいないが、控えの選手も役割を自覚し、チーム一丸で戦えるのが強み。県内1

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  • 自動運転実証実験スタート 浜松で3回目、360度センサー活用

     浜松市、スズキ、遠州鉄道などは17日、乗用車の自動運転の実用化を見据えた機能の検証やニーズ収集を目的に、3回目の実証実験を同市西区でスタートした。今回は新たに全方位検知の360度センサーを活用した自動運転機能や、予約したスマートフォンでドアが自動開閉するシステムを提供し、稼働状況や課題を確認する。  ソフトバンク子会社BOLDLY(ボーダリー)を含む4者が連携する「浜松自動運転やらまいかプロジェクト」の一環。同区の庄内協働センターを発着点にした片道約3・4キロのコースで、実験参加者が約30分間のスズキ車の試乗に臨んだ。  2019年12月の前回実験は、前方車に追従して自動で加減速する運転支援

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  • 選挙事務体験へ大学生ら募集 浜松市、6月1日まで

     浜松市選挙管理委員会は6月1日まで、市内の学生らを対象に夏の参院選の選挙事務従事者を募集している。  選挙事務を体験し、選挙への関心を高めてもらおうと企画した。投票日の午前6時半~午後9時(休憩1時間。天竜区は午後7時まで)に投票所で投票用紙の交付などを担当する。前日は2時間、投票所設営も行う。  報酬総額は天竜区内が1万4626円、それ以外の6区内が1万6912円。対象は市内に在住か在学中の大学生、短大生、大学院生。定員30人程度。6月21日午後7時から市役所で行う事前説明会への参加が必要。希望者は市ホームページに掲載している申込書、誓約書などに必要事項を記入し、学生証を持参して各区選管に

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  • 自転車マナー向上へ、モデル3校を指定 浜松中央署

     浜松中央署は本年度、自転車事故防止活動に積極的に取り組む自転車マナーアップモデル校に管内の浜松市立高、浜松城北工高、浜松商高をこのほど指定した。生徒が自主的に自転車通学者への街頭指導や安全啓発に取り組む。  生徒の8~9割が自転車通学の浜松城北工では、通学管理委員を務める1~3年生42人が中心になって、早朝の街頭指導を年10回ほど実施する。同委員代表の小佐井温さん(3年)は同署の古屋貴康交通官から指定書を受け取り、「並列走行やイヤホンを付けたまま乗っている人もいるので注意を促して事故を減らしたい」と話した。

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  • 天竜材関連の人材育成、確保支援 浜松市が補助金申請受け付け

     浜松市はこのほど、本年度の「市天竜材人材育成・担い手確保事業費補助金」の交付申請受け付けを始めた。  補助金のうち「新規就業者技術力向上事業」は、一定の要件を満たした天竜材に関係する林業、木材製造業、建設業者が新規就業者向けに行う研修会などを想定。講師謝礼など対象経費の2分の1以内で、1事業当たり上限20万円を補助する。  「担い手確保・育成活動事業」は、学生の就業体験や伐採、製材などの現地見学の実施を支援する。1事業当たりの上限は10万円。  交付要綱や申請書類は市ホームページに掲載している。問い合わせは市林業振興課<電053(457)2159>へ。

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  • プラネタリウム、着物で楽しんで 浜松の販売店が企画

     浜松市中区のリサイクル着物販売店「かねた忠右衛門」は17日、着物を着て浜松科学館(同区)までの約650メートルを歩き、プラネタリウムを楽しむイベントを開いた。  参加者約15人が華やかな色合いや個性豊かな図柄の着物を着て同店に集まった。科学館に到着すると記念撮影に臨み、浜松の星空を紹介するプログラム「星がキラめく街浜松」を観賞した。磐田市から参加したという米田ふみ子さんは「他の参加者の自由な発想の着こなしに驚いた」と感想を話した。  イベントは、来年の大河ドラマ「どうする家康」の放送をきっかけに、家康ゆかりの地、浜松の歴史に触れながら気軽に着物文化を楽しんでほしいと同店が企画した。

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  • 浜松市、創業ファンド公募開始 新興企業育成図る

     浜松市はこのほど、スタートアップ(新興企業)の育成、集積を図るファンドサポート事業の本年度事業者公募を始めた。支援を希望するスタートアップを10月末まで、市の認定を受けて資金調達に協力するベンチャーキャピタル(VC)を7月15日まで公募する。  4年目となる本年度は、新たにスタートアップを「シード・R&D枠」「協業枠」「一般枠」に分けて募集する。シード枠は創業初期の事業者を想定し、最大交付額は1千万円。協業枠は市内既存企業とともに技術革新を目指す事業者向けで同2千万円。一般枠は従来通りの幅広い事業者向けで同4千万円。市内に本社や事業所があることが条件で、市認定VCの投資に協調して市が資金を交

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  • 自転車マナー向上へ、オイスカ高をリーダー指定 浜松西署

     浜松西署は16日、高校生が自転車マナー向上を呼び掛ける「サイクルセーフティーリーダー」指定証の交付式を浜松市西区のオイスカ浜松国際高で行った。リーダーを務める天野和美さん(3年)ら生徒会メンバー4人が戸塚俊克交通課長から指定証を受け取った。天野さんは「浜松は事故が多い。慣れた道ではスピードを出してしまうので、気をつけたい」と話した。  リーダーは同署と連携しながら生徒の模範として自転車の安全運転を啓発する活動に取り組む。

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  • 女性活躍で企業活性化 磐田商議所が懇話会

     磐田商工会議所(鈴木裕司会頭)は17日、本年度の第1回企業懇話会を磐田市中泉の同商議所で開いた。会社経営者らがパネル討論や講演で、企業の活性化につながる女性活躍の取り組みなどを紹介した。  ゴム樹脂化成品製造販売のリトワードリンクス(浜松市中区)の寺田朋広社長は、女性が社員の85%を占め、各部署のリーダーを担う組織づくりを説明した。女性の力を生かす取り組みとして、短時間正社員制度や家庭事情に配慮した雇用契約などを挙げ、「安心して働ければ離職率が下がる。近年の人手不足では、企業に柔軟な対応が求められる」と語った。  中東遠タスクフォースセンター(掛川市)の須山由佳子シニアエキスパートは、女性活

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  • 人気「百年餃子」24時間販売 杏林堂薬局が自販機設置 浜松

     ドラッグストアの杏林堂薬局(浜松市中区)は16日、同市内の高丘東店(中区)、引佐店(北区)、於呂店(浜北区)にオリジナル冷凍餃子(ギョーザ)を扱う自動販売機を設置した。人気の「百年餃子」を24時間購入できる。  百年餃子は別の3店舗で製造、販売し、年間3万5千パック以上が購入される人気商品。国産キャベツと地元「みっかび三元豚」を100%使ったジューシーな食感が特徴。生餃子と焼き餃子のみを販売していたが、家庭でいつでも食べられるよう冷凍商品化し、自販機を開設した。  価格は20個入り(レギュラー)、16個入り(にんにく)ともに税込み700円。3店で月間、計1800パックを販売目標にする。売れ行

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  • 地域に音楽、今こそ 演奏会企画に賛同者続々 浜松

     新型コロナウイルス禍で芸術家の活躍の幅が狭まる中、音楽事務所「みどり音楽企画」を主宰する横田みどりさん(60)=浜松市浜北区=が地域の音楽文化普及に奮闘している。看護師として医師の夫を支えつつ、私財を投じてホールを整え、演奏会を精力的に開催。若手の育成に貢献し、現在は多くのプロからも信頼を集めている。  4月下旬、同事務所は市内の音楽工房ホールで緊急コンサートを開いた。ピアニストや声楽家ら計21人が出演し、約80人の聴衆を魅了した。同市出身の歌手竹内利樹さん(32)は「芸術の力が試される中、横田さんの話を聞き(拠点の)東京から駆け付けた」と話した。  コンサートの10日前には、同事務所は閉鎖

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  • ウナギ稚魚不漁 22年の静岡県内 3年ぶり1000キロ割れ

     絶滅危惧種に指定されているニホンウナギの稚魚シラスウナギの2022年漁期(21年12月~22年4月)の静岡県内漁獲量が959・7キロと、歴史的不漁だった19年漁期(478キロ)以来3年ぶりに1000キロを下回ったことが16日、県への取材で分かった。  県水産資源課によると、月別漁獲量は解禁直後の21年12月が低調で2・9キロにとどまった。22年2月は261・0キロ、3月が371・4キロだった。  県内漁獲量は3370キロだった1988年から減少傾向が続いている。ただ、2014年以降は、19年を除いて1000キロを上回っていた。水産庁などによると、台湾など東アジアへのシラスウナギ来遊が例年より

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  • ひき逃げの疑い 浜松東署、男を逮捕

     浜松市南区で16日早朝に発生したひき逃げ事件で、浜松東署は同日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで磐田市岡、解体工の男(25)を逮捕した。  逮捕容疑は同日午前5時20分ごろ、浜松市南区楊子町の市道交差点で軽乗用車を運転中、新聞配達員の男性(73)のオートバイと出合い頭に衝突し、そのまま逃走した疑い。男性は手指の骨折などの重傷を負った。  同署によると、容疑者は出勤途中だった。職場関係者が容疑者の軽乗用車の破損に気付き、警察に連絡した。

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  • 元市長の行動精査へ 弁護側が証拠開示請求 旧天竜林高事件

     旧天竜林高(浜松市天竜区)で起きた調査書改ざん・贈収賄事件で、贈賄罪で罰金の略式命令が確定した元天竜市長(89)の再審請求を巡る裁判官、検察官、弁護士の非公開協議が16日、浜松簡裁で行われた。弁護側は、現金の授受があったとされる日の元市長の行動が分かる記録の証拠開示を検察に請求した。  請求人代理人の杉尾健太郎弁護士によると、検察から1月に新たに開示された元市長の取り調べメモを精査したところ、現金を渡すために学校を訪れたとされる時間帯に、元市長は別の場所にいた可能性が浮上したという。  取り調べメモには贈賄当日の行動や時間が細かく記されていて、その裏付けになった客観的な記録の開示を求めた。杉

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  • ベトナムサッカー協会 浜松で9月、U-16強化合宿

     ベトナムサッカー協会は16日までに、ベトナムの男子U―16(16歳以下)代表の強化合宿を9月に初めて浜松市内で行うと決めた。同国はサッカー試合中継の視聴率が70%を超え、年代別代表の注目度も高い。浜松市内では、新型コロナ後のインバウンド誘客や企業の人材確保につながる新たな交流機会と位置付け、受け入れの動きが始まった。  アジア選手権予選の直前調整を目的に、選手と指導者約40人が同市南区の遠州灘海浜公園を練習拠点に2週間ほど滞在し、市内の高校との親善試合も計画する。ベトナムの複数のテレビ局が来日取材を予定している。  同国から静岡大留学を経て浜松で起業し、2年前に同協会の在日本全権代理に就いた

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  • 酒気帯び運転の疑い 浜松東署、男を逮捕

     浜松東署は16日、道交法違反の疑いで浜松市西区湖東町、無職の男(56)を逮捕した。逮捕容疑は14日午後11時ごろ、浜松市東区の県道でライトバンを酒気帯び運転した疑い。民家の塀に衝突する単独事故を起こし、発覚した。

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  • 浜松の70代女性 2000万円詐取被害

     浜松市中区の無職女性(73)が16日までに、犯罪被害防止センターの職員を名乗る男から弁護士費用など架空の料金を請求され、約2千万円をだまし取られたと浜松中央署に届けた。  同署によると、4月8日、女性宅に「刑事事件として警察に逮捕される可能性がある」「逮捕を回避するためには弁護士費用や保釈金を払う必要がある」などと電話があった。  その後も電話で複数回やり取りし、女性は同21日と25日、男らに指定された金融機関の口座に現金を振り込んだほか、自宅付近の待ち合わせ場所で男に現金を手渡した。  同29日以降、男らと連絡が取れなくなったため、不審に思った女性は家族に相談し、詐欺被害に気づいた。

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  • 教職員の法令順守徹底へ 浜松市教委、臨時校長会 不適切行為で

     浜松市立学校に勤務していた男性教諭が女子生徒に不適切な行為をしたとして4月に懲戒免職処分になった問題で、市教委は16日、臨時校長会を同市北区の市教育会館で開いた。市教委は教職員の法令順守に加え、児童・生徒との連絡手段の適切な運用などについて、改めて各校に徹底を求めた。  市教委の担当者が、教職員による児童・生徒への性暴力防止に関する法律の規定などを説明した。児童・生徒や保護者とのSNSでのやりとり手法を規定した市教委のガイドラインについては、より厳格な運用に見直す考えを示した。7月をめどに管理職向けの「職務チェックシート」も作成するとした。  今回の問題では、男性教諭が女子生徒に無料通信アプ

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  • 記者コラム「清流」 増えるわが家の雑紙

     3年間の単身赴任を終え、浜松市の家族の元に帰ってきて1カ月余。仕事後に子どもたちの笑い声に包まれながら飲むビールは格別で、消費量はぐんぐん伸びる。当然ながら空き缶も急増し、早くも嫌がられている感は否めない。  わが家で空き缶とともに増えているのが、ビールの6本パックの包装紙。妻がまとめてくれたようで、人に見られたら恥ずかしいくらいの束になって紙袋に入っている。  この包装紙は菓子の紙箱や紙袋などと同様、資源化できる「雑紙」に当たる。浜松市で1年間に出る家庭ごみの1割弱を占め、分別推進によるごみ減量は喫緊の課題だ。  市は全ての区役所や協働センターなど74カ所に雑紙回収場を設けている。ごみ減量

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  • 詐欺被害注意して 駅利用者へ啓発品 浜松中央署

     浜松中央署はこのほど、県警が指定する「オレオレ詐欺被害発生ゼロの日」の取り組みとして、特殊詐欺被害防止に向けた啓発活動をJR浜松駅で行った。  署員や同地区防犯協会連合会防犯指導員、大学生防犯ボランティアらが駅利用者にチラシやティッシュなどの啓発品を配布し、注意を呼び掛けた。川村法彦生活安全課長は「管内では今年に入って8件の特殊詐欺被害があった。怪しい電話には応じないように、家庭内でも話し合ってほしい」と呼び掛けた。  会場には三立製菓(浜松市中区)の「かにぱんお姉さん」が登場し、被害防止啓発に一役買った。

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  • 選抜中学生、実験に挑戦 理系人材育成企画「浜松ITキッズ」開講

     IT分野に強い小中学生を育成する「浜松ITキッズプロジェクト」中学6期生の第1回講座が15日、浜松市中区の静岡大浜松キャンパスで開かれた。試験で選抜された中学1年の13人が開講式に続き、理科の工作実験に臨んだ。  将来の産業振興を見据えて産学官で取り組むプロジェクトで、中学コースは6年目となる。NPO法人浜松ソフト産業協会の講師らからプログラミングや理数、英語などの授業を受け、専門的な考え方を身につける。  初回講座は針金で水に浮くアメンボを作る実験。2人一組で成功時間を競う形式で、受講生たちは水面に触れる足部分の形状に工夫を凝らしながら、試行錯誤を繰り返した。

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  • 箏、三弦などで7曲披露 音色優雅に 浜松市南区で演奏発表会

     浜松市の箏(こと)、三弦奏者坂下憲吾さんが主宰する「箏曲菖蒲会」の3教室による演奏発表会が15日、浜松市南区の頭陀寺で開かれた。県西部を中心に小学2年から一般までの約25人が出演し、練習の成果を発表した。  箏や三弦、尺八の演奏で「さくら舞曲」「未来花」「パプリカ」など7曲を披露した。息の合った優雅な音色を響かせて来場者を楽しませた。

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  • 「重低音 ホールに響け」 浜松合唱団、発声やリズム確認 6月定演

     浜松合唱団はこのほど、6月12日の第33回定期演奏会(静岡新聞社・静岡放送後援)に向けた練習を浜松市中区の県居協働センターで行った。本番に向けて発声やリズムを確認した。  合唱団は今回、30年ぶりに取り組むという混声合唱組曲「方舟」で、複数の拍子を合わせた変拍子に挑戦する。練習では20~70代の団員約30人が岸信介全日本合唱連盟理事長の指揮の下で、ピアノに合わせて発声を繰り返した。  20年以上のベテラン団員、鈴木啓介さんは「重低音が特徴的な混声合唱をホールに響き渡らせたい」と意気みを語った。  定演では他に、作曲家信長貴富さんが編曲した中島みゆきの代表曲「糸」など計3曲も披露する。

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  • 浜松市家庭ごみ有料化 市民から意見379件

     浜松市はこのほど、2月から3月にかけて家庭ごみ有料化の検討に関する市民意見を募集した結果、賛否など計379件の意見が寄せられたと発表した。  意見では「有料化は致し方ない」「できるだけシンプルな有料化を検討してほしい」など理解を示す見方の一方、「経済的にも厳しいことから有料化は反対」「有料化しても(ごみの)減量につながると思えない」といった指摘もあった。有料化に伴う不法投棄の増加への懸念を訴える声も多かった。  検討の進め方については、「粘り強く市民に説明して」「市民の意見を聞く機会をたくさん設けてほしい」など市側に丁寧な説明を求める内容が出た。  市ごみ減量推進課の担当者は「寄せられた意見

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  • 環境問題訴える小中生ポスター 浜松・西区で作品展

     環境問題をテーマにした小中学生のポスター作品展が22日まで、浜松市西区の市西部清掃工場の環境啓発施設「えこはま」で開かれている。  市消費者団体連絡会が昨年度に募集した中から、食品ロスや省エネなどがテーマの14点を展示。地球をパズルに見立てて、温暖化によって地球が壊れていく様を表現した作品や、まだ食べられる食材をごみ箱に捨ててしまう食品ロスの削減を訴える作品などが並ぶ。  同展を企画したNPO法人エコライフはままつの高根美保さんは「身近にできる取り組みに気付いて、行動に移すきっかけにしてほしい」と話した。

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  • 天竜材普及に向け家康冠事業と連携 浜松の推進協

     天竜材の地産地消を推進する民間事業者や団体、浜松市でつくる「浜松地域FSC・CLT利活用推進協議会」は16日、浜松市中区のホテルで定期総会を開いた。大河ドラマ放送に合わせて市が冠事業を募る「Yes!家康プロジェクト浜松」と連携し、天竜材の普及啓発を図る活動を行うことなど本年度の事業計画案を了承した。  計画では、持続可能な森林管理の国際基準「FSC」認証材やCLT(直交集成板)の利活用を図り、新たな木材需要を創出するとした事業方針を掲げた。国の最新動向を紹介する講習会なども実施する。  同協議会の須山宏造会長はコロナ禍の木材市場への影響などに触れた上で「天竜材の利用拡大を通じて地域産業の活性

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  • 児童が田植え 泥に悪戦苦闘 浜松市天竜区水窪

     浜松市天竜区の水窪小5、6年生15人が10日、同校近隣の農地で田植えに取り組んだ。  体験活動を支援する同校「地域サポーター」が整備した6平方メートルほどの水田に、「あいちのかおり」の苗約100株を等間隔に植えていった。児童は腰を折り曲げ、泥の中での身動きに苦戦しながらも根気よく植え付けに励んだ。  吉川桃愛さん(6年)は「(泥が)思ったよりもどろどろしていてびっくり。稲をしっかり立たせるのが難しかった」と話した。  稲刈りは10月中旬ごろを予定している。

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  • 「気賀関所」写生 優秀賞3人表彰 浜松・北区

     浜松市北区細江町の気賀関所で15日、同関所を題材にした写生コンテストの表彰式が開かれた。  年少から小学6年生までの13人が作品を寄せた。式には、優秀賞に選ばれた子ども3人が出席し、同関所を指定管理するヤタロー(浜松市東区)の担当者から表彰状と記念品を受け取った。  応募作品は31日まで、同町の奥浜名湖田園空間博物館に展示されている。春の気賀関所をテーマに、桜並木や姫様、侍などを描いた力作が並ぶ。  優秀賞の受賞者は次の通り。  ▽幼稚園・保育園の部 井村咲南(気賀幼稚園)▽小学校低学年の部 富田絢心(気賀小)▽小学校高学年の部 影山嘉(葵西小)

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  • 俳句音楽普及へDVD制作 浜松の関係者「新たな表現で後世に」

     俳句を後世に残す新しい形として、浜松市のプロデュース会社や俳句団体関係者、プロの演奏家らが中心となり、朗読や歌、楽器演奏と融合させた「俳句音楽」の普及に取り組んでいる。今月中旬にはこれまでのCD版を発展させ、映像を取り入れた初のDVDを制作した。  DVD第1弾は、俳句愛好会「青竹の会」会長で、中村建設(中区)会長の中村信吾さんの喜寿を記念した作品。中村会長の句集「引佐細江」の50作品を自身の朗読と浜名湖周辺で吟行する映像、ギタリスト中村ヨシミツさん作曲の音楽、歌手三原ミユキさんのボーカルを組み合わせて約20分間にまとめた。  5年ほど前に俳句を朗読や音楽で楽しむ新しいスタイルと出合い、地元

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  • 鹿島の花火 3年連続中止 天竜の夏の風物詩

     浜松市天竜区の区観光協会天竜支部は16日、8月6日開催予定だった花火大会「鹿島の花火」の中止を発表した。新型コロナ感染拡大防止のため。中止は3年連続。  鹿島の花火は、140年以上の歴史を持つ天竜の夏の風物詩。「浜松地域遺産」の無形民俗文化財にも認定されている。  主催者の同支部は「イベントのガイドラインを順守した上で、来場者とスタッフの安全を確保する運営は困難」とし、中止を決めた。

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  • 浜松でひき逃げ、バイクの男性けが 南区楊子町の市道交差点

     16日午前5時20分ごろ、浜松市南区楊子町の市道交差点で、自動車が出合い頭にオートバイと衝突し、そのまま逃走した。浜松東署がひき逃げ事件として調べている。  同署と市消防局によると、オートバイの男性が右脚を負傷して病院に搬送された。搬送時に意識はあったという。  現場は信号機のない交差点。

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  • 新東名で乗用車全焼 浜松市北区、15日午後11時50分ごろ

     15日午後11時50分ごろ、浜松市北区の新東名高速道下りで、走行中の乗用車から出火し全焼した。乗っていた7人にけがはなかった。  県警高速隊によると、車両の前方から火が出ているのを同乗者が確認し、110番した。路面の復旧工事などのため、走行車線と路肩の一部を通行規制した。同隊などが出火原因を調べている。

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  • 頭頸部がん「光免疫」新治療開始 浜松医大病院、体の負担軽く

     浜松医科大付属病院(浜松市東区)は4月から、口やのど、鼻など頭頸部(とうけいぶ)にできるがんに対応した新しい治療法「頭頸部アルミノックス治療(光免疫療法)」を開始した。県内の医療機関では初めての実施で、患者の治療の選択肢が広がることが期待される。  治療の対象は口腔(こうくう)、咽頭、鼻腔(びくう)、喉頭などのがん患者。手術や放射線治療といった標準的治療では切除不能だったり、治療後に再発が確認されたりと一定の要件を満たす必要がある。  がん細胞表面のタンパク質と結合し、光に反応する性質を持つ抗体入り薬剤を点滴で投与した後、患部に近赤外線レーザーを当て、がん細胞を破壊する。副作用防止のために実

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  • 収量前年比24.5%増予測 JAみっかび、ミカン着花調査

     浜松市北区三ケ日町のJAみっかびはこのほど、本年度のミカンの収量を予測する着花調査を同町で実施した。収量は前年実績比24・5%増の3万3千トンと見込んだ。  同JA職員や生産者ら約50人が、5班に分かれて計100カ所のミカン園を巡回し、樹勢や新しい枝の発生、花の状態など5項目を確認した。収量予測の内訳は、わせ1万トン(前年実績比11・0%増)、青島2万3千トン(同31・4%増)。  調査に参加した井口義朗組合長は「ことしは表年で花が多い。適正結果量にして、毎年の安定生産を目指す」と話した。

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  • 三遠南信道の水窪-佐久間区間 中心くい打ち式、節目祝う

     国土交通省浜松河川国道事務所と浜松市は15日、三遠南信自動車道の未開通区間「水窪佐久間道路」の中心くい打ち式を同市天竜区佐久間町で開いた。関係者約50人が出席し、開通へ向けた節目を祝った。  同区間は水窪インターチェンジ(IC)-佐久間川合IC間の14・4キロ。本年度、用地買収に着手し、ルートなどについて住民への説明を進めている。事業費は約900億円を見込む。開通時期は未定。  鈴木康友浜松市長は式辞で「地域広域連携の骨格となり、防災面でも重要な道」と述べ、早期開通に向けた関係機関の連携強化を呼び掛けた。  三遠南信自動車道は、同市北区引佐町と長野県飯田市を結ぶ延長約100キロの高規格幹線道

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  • 野鳥の特徴捉える 愛好家の木彫り展、バードピア浜北で

     バードカービングの展示会が21日まで、浜松市浜北区の県立森林公園バードピア浜北で開かれている。同公園木工体験館の教室で学ぶ県西部の愛好家約60人が、野鳥の木彫り約100点を並べている。水曜休み。  ヒノキを彫刻刀で切り出し、アクリル絵の具で彩色した。大きさは8~30センチ。特徴的な頭のヤマセミは原寸大の約30センチで表現した。縮小サイズでかわいらしいコノハズクやタンチョウのほか、果物の実った止まり木や池に浮かぶ花などの模型まで付けて鳥のいる風景そのものを再現した作品もある。  阿隅正幸代表(72)=北区=は「出品者一人一人のこだわりを見てほしい」と話す。

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  • 迫力の演奏、音楽劇も 浜松湖南高吹奏楽部が定演

     浜松市西区の浜松湖南高吹奏楽部はこのほど、第27回定期演奏会を中区のアクトシティ浜松で開いた。部員約90人が出演し、3部構成のステージを演出した。  クラシックステージは歌劇「トゥーランドット」や「マードックからの最後の手紙」などを披露。ポップスステージでは、部員による軽快なトークを合間に挟みながらアイドルグループのメドレーなどを奏でた。ディズニー映画「アラジン」を部員が演じるミュージカルステージも行い、聴衆を楽しませた。

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  • 小中生、農業ビジネスに挑戦 浜松ジュニアビレッジ開講

     小中学生が農業を通じて企業経営を体験する、浜松市の人材育成プログラム「浜松ジュニアビレッジ」が15日、同市南区の農業法人「京丸園」で始まった。小学5年から中学2年の12人が1年間、模擬会社を運営して自分たちで栽培したサツマイモを使って商品を製造・販売する予定。  約20回の講座を通して、課題解決力を養うのが目的。初回の講座は来月から栽培するサツマイモ畑を見て、より良い土作りについて考えた。農業教育ビジネスを行う「グローカルデザインスクール」社員が講師を務めた。  参加者は土に1立方センチメートルあたり約1億の菌が存在することや、耕すことで酸素が入りやすくなることなど土作りの基本を学んだ。  

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  • 三ケ日の死亡事故 細江署が現場診断 浜松

     細江署はこのほど、浜松市北区三ケ日町で4月22日に発生した交通死亡事故の現場診断を実施した。同署や行政機関、地元自治会などの関係者ら約20人が事故現場の交通環境を確認し、安全対策について話し合った。  事故は午後4時45分ごろ、国道301号の緩やかなカーブで発生した。軽乗用車とトラックが衝突し、軽乗用車の高齢夫婦が死亡した。  参加者は事故の概要を確認し、現場の形状や車両の通行状況などを視察。「速度を落とすような看板を設置する」「高齢者の事故を減らすための啓発活動を強化する」など、事故防止策を提案した。

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  • 輸入車の魅力 気軽に楽しむ 浜松市中区で展示会

     輸入車展示会「プレミアムワールド・モーターフェア」(静岡新聞社・静岡放送後援)が15日、浜松市中区の市ギャラリーモール・ソラモで開かれ、市内に営業所を置くディーラー6社が出展した。  ランドローバーの「ディフェンダー」やボルボのプラグインハイブリッド「XC90」、プジョーの電気自動車(EV)「e―2008」など、海外8ブランドの計12台が並んだ。来場者は各ディーラーの担当者から説明を受けたり、運転席に座って内装を確認したりして魅力に触れた。  展示会はディーラーでつくる実行委が、気軽に輸入車に親しんでもらおうとJR浜松駅に近いソラモで実施した。

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  • 小学生力士「はっけよい」 浜松市南区でわんぱく相撲大会

     小学生を対象とした第37回わんぱく相撲浜松場所(浜松青年会議所主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が15日、浜松市南区の遠州灘海浜公園相撲場で開かれた。1~6年生21人が男女別、学年別の各部門で総当たりのリーグ戦を行った。  まわし姿で土俵に立った児童たちは「はっけよい」の合図で勢いよく体をぶつけ、互いに技を繰り出しながら力を競った。4~6年生の優勝者は6月に焼津市で開催する県大会に出場する。  優勝者は次の通り。  佐野愛華(篠原1)中村育(初生1)野嶋海来(新居2)美馬冬依(白須賀3)三宅里奈(芳川3)蔦木颯良(芳川4)犬塚大翔(城北4)三島悠誠(浜名5)三宅乃愛(芳川6)鈴木大登(芳川北6

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  • テニス単 男子・塩崎、女子・桜田が頂点 静岡県高校総体

     静岡県高校総体は15日、テニス、サッカー、軟式野球などを行った。テニスのシングルスは男女ともに静岡市立勢同士の決勝となり、男子は塩崎凱世、女子は桜田しずかがそれぞれ頂点に立った。  ■大けが克服 全国に照準 男子V塩崎  大けがから復帰した塩崎が、同級生で同門の吉村主将を下した。まだ完全ではないが「感覚が戻ってきた」と充実の表情を浮かべた。  昨夏の試合中に、痛めていた右膝半月板を断裂。復帰まで半年と診断され、団体、シングルス、ダブルスで出場が決まっていた全国総体を断念した。  大きな挫折を味わった塩崎を部内で最も気に掛け、励ましたのが吉村だった。「落ち込んでいる時に支えになってくれた」。

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  • 電子マネー詐取被害 浜松の女性、11万円分

     浜松市中区の介護士の女性(50)が15日、パソコンのウイルス除去名目で電子マネー11万円分をだまし取られたと浜松中央署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。  同署によると、女性の家族が使っていた自宅のパソコンに、ウイルスに感染したとの警告が表示された。女性が表示にあった連絡先に電話したところ、「ウイルス除去作業に処理代が必要になる」と言われ、同日午後0時半ごろ、コンビニで電子マネーカードを購入して番号を伝えたという。

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  • 野球チーム「浜松リッターズ」支援へ70万円 浜松東ロータリー

     浜松東ロータリークラブ(野嶋利章会長)は15日、女子小中学生野球チーム「浜松リッターズ」に、活動を支援しようと寄付金70万円を贈った。  練習拠点の旧遠州浜小グラウンド(南区)で贈呈式を行い、野嶋会長が浜松リッターズの市川浩透代表に目録を手渡した。野嶋会長は「子どもたちには良い環境の中で夢を持って頑張ってほしい」と述べた。寄付金は屋根付きベンチの費用などに充てる。  このほか浜松東RCは同日、浜松リッターズと、女子野球チームの豊橋エンジェルス、静岡フューチャーズとの練習試合や合同練習会を企画した。試合前にRCのメンバーがグラウンドの草刈りを行った。

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  • 水泳 目指せ自己ベスト 浜松でインドア大会

     静岡県スイミングクラブ(SC)協会は15日、第35回インドア水泳競技大会(静岡新聞社・静岡放送後援)を浜松市西区の市総合水泳場トビオで開催した。  県内の小中高生など約870人が参加し、それぞれ距離、泳法の異なる複数の種目に出場した。大会は全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会の参加標準記録の突破を目指す記録会を兼ねている。選手たちは自己ベスト更新に向けて日頃の練習の成果を発揮した。

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  • 足神神社の扁額新調 林さん(豊川)制作 浜松・天竜区水窪

     健脚祈願で知られる浜松市天竜区水窪町の足神神社に、長年参拝を続ける愛知県豊川市の林司〓さん(74)が14日、同神社に新たな木製の扁額(へんがく)を寄贈した。  林さんは約50年にわたり、毎年足神神社を訪れているという。30年ほど前から鳥居に掲げられていた扁額の老朽化が目に留まり、守屋治次宮司(76)に「新調して奉納させてほしい」と相談し、制作に取りかかった。  新しい扁額は縦約50センチ、横約35センチ。神社の御神木でもあるケヤキを使用した。さっそく鳥居に取り付けた守屋宮司は「きれいで風格がある。すばらしい」と絶賛。林さんも「身が引き締まる思い」と目を細めた。  ※林司〓さんの〓は郎の旧字

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  • 「普通の姿」を動画投稿配信 脳性まひの友人の生活ぶり紹介 入戸野元張氏【本音インタビュー】

     建築事務所を経営する傍ら、友人で脳性まひの障害がある大貫圭子さん(47)=浜松市中区=の生活ぶりやグルメチャレンジなどを紹介する動画を企画・撮影し、動画投稿サイト「ユーチューブ」に配信している。狙いを聞いた。  ―きっかけは。  「大貫さんの兄とは10年以上前からの友人で、浜松市内に大貫さんと兄、両親らが住む家を建てる仕事を請け負った。その後、大貫さんが1人暮らしをするというので相談に乗った。大貫さんは話しぶりが理性的で面白い。当時は仕事をしていなかったものの、収入を得て暮らしたいとの希望も強かった。私自身はけん玉やサーフィン、サイクリングなど趣味が多く、動画を撮影することにも興味があった

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  • 浜松産イチゴの日本酒発売 ユイ・サポート×花の舞酒造

     食品卸業の「Yui support(ユイ・サポート)」(浜松市南区)は、花の舞酒造(浜北区)との共同企画で、浜松産イチゴを使った日本酒「フルーツスパークリング実 紅ほっぺ」を発売した。  低速でゆっくりプレスして搾るコールドプレスと、超高圧殺菌を掛け合わせた国内初の加工技術でつくったイチゴピューレを使用した。加工から殺菌までを非加熱で行い、ユイ・サポートのブランドイチゴ「結苺(むすびいちご)」の風味や粒感などを楽しめる。  玉置麻菜美社長は「イチゴ味の日本酒ではなく、イチゴを飲んでいるような日本酒を目指した。イチゴの優しい風味と酸味を感じてもらいたい」と話した。  結苺はその土地に適した肥料

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  • 浜北人骨の発見理由は 調査団長・近藤准教授が解説 土壌など着目

     旧石器時代の人骨化石として本州唯一の「浜北人骨」が出土した根堅遺跡(浜松市浜北区)の調査団長で、お茶の水女子大の近藤恵准教授が14日、同区の浜北文化センターで講演した。貴重な化石が見つかった理由を、石灰質の土壌などに着目しつつ解説した。  近藤准教授は、本州で人骨化石が発見されにくいのは、多くの土壌が火山の噴出物などの影響で酸性になり、カルシウムが溶け出す点を挙げた。一方、根堅遺跡周辺は骨が保存されやすいアルカリ性寄りだと指摘。かつて採石場だった同遺跡で1960年代に化石が発見され、調査が行われた経緯を説明した。  旧石器時代の人骨と考えられた化石は本州の別の遺跡からも発掘されたが、90年以

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  • 慈善ガーデンフリマ盛況 浜松でウクライナ避難民支援

     ロシア軍による侵攻を受けるウクライナからの避難民の支援を目的にしたイベント「チャリティーオープンガーデン」が14日、浜松市東区大瀬町で始まった。静岡県産の紅茶や緑茶などを販売するビーズトーク(南区、武田明子社長)が企画した。15日まで。  見頃を迎えたバラが咲き誇る英国の庭をイメージしたイングリッシュローズガーデンを会場にフリーマーケットを開催した。来場者は赤やピンクなどカラフルなバラを見ながら、バラを使った紅茶やジュース、ジャムなどを購入した。  税込み300円の入場料(ワンドリンク付き)と、経費を差し引いたフリーマーケットの売り上げを市に寄付する。武田社長は「ウクライナから浜松市に避難し

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  • 福島氏「9条を守る重要選挙」 参院選へ浜松で講演

     社民党の福島瑞穂党首は14日、浜松市中区で講演し、夏の参院選について「憲法9条を守り、戦争しない国であり続けるのかが問われている重要な選挙」と述べ、勝利へ全力を挙げる意向を示した。  福島氏は、参院選後は衆院解散がなければ約3年間、国政選挙が行われない見通しであることに触れ「憲法最大の危機を迎えている。改憲勢力が参議院で(改憲発議に必要な)3分の2以上を占めないよう仲間を増やしてふんばりたい」とした。浜岡原発については「どんなことがあっても再稼働させてはいけない。廃炉にしていく」と強調した。

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  • 詐欺の疑い 浜北署、女を逮捕

     浜北署は14日、詐欺の疑いで浜松市浜北区染地台、パート従業員の女(47)を逮捕した。逮捕容疑は13日午前10時ごろ、近くの男性会社員(70)宅で「母親が緊急搬送されて4万4千円が必要。手元に金がない」などとうそを言い、男性から現金4万4千円をだまし取った疑い。

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  • 地域安全推進員22人に委嘱状 浜松中央署

     浜松中央署はこのほど、本年度の地域安全推進員委嘱式を同署で開いた。財津康署長が新任の22人に委嘱状を手渡した。  地域安全推進員は、子どもの見守りや防犯パトロール、特殊詐欺被害防止の啓発活動などにあたる。同署地域安全協議会の伊熊利夫会長は「地域の安全安心のため、無理のない範囲で長く活動してほしい」と呼び掛けた。

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  • 能楽に興味持って 市民団体、浜松市西区で初企画

     浜松市で能楽の魅力発信に取り組む市民団体「浜松能の会」(藤原功会長)はこのほど、同市西区の雄踏文化センターで、同会初の公演「能の舞 能の響」(静岡新聞社・静岡放送後援)を開いた。  観世流能楽師の山階彌右衛門さんらが舞囃子(ばやし)「屋島」と「熊野」を披露し、約130人が鑑賞した。初めて能楽に触れる人向けに、歌の意味を解説したほか、小鼓や大鼓など、能で使う楽器を紹介した。  同会は昨年、山階さんから能楽の稽古を受ける仲間らが集まって発足した。藤原会長は「徳川家康は浜松城で能を楽しんだと言われるなど、浜松市は能と縁がある。興味を持つ市民を増やしたい」と話した。

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  • 記憶の片隅にある情景、豊かに表現 若手作家展覧会 浜松・北区

     浜松市にゆかりのある若手作家6人による展覧会「こもれび美術館」が22日まで、同市北区細江町のみをつくし文化センターで開かれている。  同市出身や、同市を拠点に活動する20~30代の作家が約25点を出品した。「記憶の片隅にある情景」をテーマに描いた水彩画、画用紙をつなぎ合わせて形成したうさぎや鳥などの動物、日常で目にした面白い一コマを表現したデジタル描画などが並ぶ。  入場無料。開館時間は午前9時から午後9時半まで。15、22日には、ポストカードやキーホルダーなどのグッズ販売も行う。

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  • 教職員の業務効率化へ 浜松市教委、2社と協定

     市立小中学校における働き方改革の推進に向け、浜松市教委はこのほど、情報システム会社「遠鉄システムサービス」(中区)、自治体向けDXサービス事業「ガバメイツ」(松山市)の両社と、市立小中学校の業務量調査等に関する連携協定を締結した。教職員らが授業以外で行っている各業務を数値で「見える化」して無駄な業務を抽出し、効率化などにつなげる。  市内小中学校への情報教育機器の導入・保守点検業務などを手掛ける遠鉄システムサービスと、全国140自治体以上の業務改善支援を行ってきたガバメイツがノウハウを共有し、無償で事業に当たる。協定期間は2023年3月まで。業務量調査、分析、課題抽出、業務改善策の検証までを

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  • 中学将棋 浜松で静岡県予選 赤羽さん、渡辺さん全国へ

     第43回全国中学生選抜将棋選手権大会県予選(日本将棋連盟県支部連合会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が14日、浜松市中区のアクトシティ浜松研修交流センターで開かれた。男子の部は赤羽優太さん(浜松西高中等部1)、女子の部は渡辺みずほさん(沼津第五1)がそれぞれ優勝した。  男子29人はトーナメント戦、女子3人は総当たり戦で順位を決めた。優勝した2人は8月に山形県天童市で開かれる全国大会に出場する。優勝以外の主な成績は次の通り。  男子 ②安藤舜聖(星陵2)③久野杏太(磐田第一3)▽女子 ②伴野恵子(清水南高中等部3)③小宮山葵唯(日大三島中3)

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  • 食品×脳トレで記憶力維持 浜松市、キリンと聖隷が実証実験

     浜松市とキリンホールディングス、聖隷福祉事業団はこのほど、キリンの機能性表示食品「βラクトリン」と脳トレアプリを使った実証実験「脳ケアチャレンジ」を同市北区の有料老人ホーム「浜名湖エデンの園」で始めた。入居者約100人が6月上旬までの1カ月間、摂取と脳トレを継続し、記憶力維持の効果や続けやすさを確かめる。  市民の健康づくりを推進する官民連携事業「浜松ウエルネス・ラボ」の一環。キリンの同食品は記憶力維持の効果が報告されているが、摂取をどう習慣づけてもらうかが課題だという。同社は採点機能付きの脳トレアプリや脳の血流測定を組み合わせ、日々の効果を実感しやすくする新たな仕組みを考案し、市

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  • 「師範」が若手教員指導 浜松教師塾始まる

     指導力のあるベテラン教員が師範となり、浜松市内の若手教員の指導技術を磨く「第14期浜松教師塾」の開講式がこのほど、同市北区の市教育センターで開かれた。師範19人と塾生38人が出席し、指導力向上へ思いを強めた。  師範に任命書を手渡した宮崎正教育長は「常に子どもの姿を思い描き、未来を見据えた新しい風を起こしてほしい」と激励した。今後は、師範1人と塾生2人の計20班がそれぞれテーマを決めて研修を重ね、来年2月に成果を発表する。塾生は指導技術の習得だけでなく、教師としてのあり方なども師範から学んでいく。  教師塾は、市内の幼稚園、小中学校に勤務し、数年間の経験を積んだ若手教員を対象に、2008年か

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  • ライバル校の演奏に刺激 10中高の吹奏楽部 浜松市北区で競演

     浜松市内の中高吹奏楽部が演奏を披露する吹奏楽大会「浜松バンドスピリット2022」(市吹奏楽連盟主催)がこのほど、同市北区のサーラ音楽ホールで開かれた。新型コロナウイルスの影響で開催は3年ぶり。  中学校5校、高校5校が出場し、課題曲と自由曲の2曲を演奏した。部員は、5人の審査員が目を光らせる緊張感の中、息の合った美しいハーモニーを響かせ、聴衆約900人を魅了した。中学校の部は南陽中(南区)、高校の部は浜松聖星高(中区)がグランプリに輝いた。  同大会は、生徒がライバル校の演奏を聴いて刺激し合うことで地域全体のレベルアップにつなげようと、2008年から毎年開催している。

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  • 7区→3区 24年施行決定 市議会特別委【浜松市行政区再編】

     浜松市の行政区再編を協議する市議会特別委員会は13日、現行7区を3区にする新しい区割りを2024年1月1日から施行するとの市の再編案を委員会として決定した。区名や区協議会の在り方など一部検討課題は残るが、新しい区の線引きや出先機関の配置、区政の組織体制などの骨格部分はほぼ確定した。  新たな区割りは、仮称A区(中、東、南、西区と北区の一部)、B区(浜北区と北区の大部分)、C区(天竜区)で、昨年12月に特別委が内定した案と同じ。特別委と市はその後も住民代表向けの説明会やパブリックコメントの意見を踏まえ、区の数を減らしても市民サービスが低下しないよう再編案を練り上げてきた。  この日、委員12人

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  • 市川染五郎さん 信康に思いはせる 歌舞伎公演前、浜松の墓前に

     徳川家康の嫡男・信康を主人公に据えた「六月大歌舞伎」の第2部「信康」が6月2日に歌舞伎座(東京)で始まるのを前に、信康役で主演する歌舞伎役者市川染五郎さんが13日、信康をまつる浜松市天竜区二俣町の清瀧寺を訪れ、信康への思いをはせた。  信康は織田信長に謀反の疑いをかけられ、21歳にして二俣城で自害した。染五郎さんは信康の墓前に献花して手を合わせ、本堂での法要に列席した。  法要終了後、染五郎さんは「現代の自分たちには想像もできないくらいの覚悟で生きなければいけない時代だったと思う。悲劇的な運命や強さを肌で感じた」と語った。

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  • 資料台帳を電子化へ 収蔵資料紛失の浜松市 再発防止図る

     浜松市博物館(中区)の収蔵資料が紛失し職員が紛失事実を隠していた問題で市は13日、再発防止に向けて資料台帳の電子化を進め、収蔵資料の管理を徹底する方針を示した。市議会市民文教委員会で説明した。  市は文化財管理の専門業者の協力で2022、23年度に、本館資料約9万点の実態把握と配置図の整理、先進施設調査などを進め、24年度からの電子台帳への移行を見据える。文化財課は「資料の収蔵場所も明確に示し、誰でも適切に管理できる体制を整える」と強調した。  市は再発防止策としてほかに、職員のコンプライアンス研修を始めた。外部有識者らによる再調査委員会も5月中に設置する予定。  市によると、全国では同博物

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  • 浜松市 虐待相談823件 21年度、高止まり続く

     浜松市は13日の市議会厚生保健委員会で、2021年度の市児童相談所の虐待相談対応件数が823件だったと報告した。過去最多を記録した20年度の833件は下回ったものの、高止まりの傾向が続いている。  種別は心理的虐待が475件と全体の57・7%を占めた。身体的虐待が199件、ネグレクト(育児放棄)が138件で続く。虐待を受けた児童の年齢は「小学生」が309件(37・5%)で最多。次いで「3歳~学齢前」187件、「0歳~3歳未満」170件となっている。  主な虐待者は実母が460件と半数を超えた。2番目は実父で309件。虐待の相談経路は警察からが318件、近隣・知人が216件などだった。  委員

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  • 「浜名湖ヘミングウェイ杯」 7月16、17日に カジキ釣り大会や料理販売

     浜松市と湖西市の浜名湖周辺で行う日本とキューバのスポーツ・文化交流イベント「浜名湖 キューバ ヘミングウェイカップ」の実行委員会は13日、浜松市中区のプレスタワーで会合を開き、新型コロナウイルスの影響で2年間延期していた同大会を7月16、17日の日程で開催すると決めた。  カジキ釣り大会をメインに、主要会場の新居漁港(湖西市)付近で親子釣り教室やカジキ料理の販売、地元高校生による催しなど多彩なにぎわい創出イベントを繰り広げる。浜松市西区の弁天島海浜公園では音楽演奏やビーチスポーツを行う。  会合に出席した同国のミゲル・アンヘル・ラミレス・ラモス駐日大使は「日本とキューバの友好親善のシンボルと

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  • 「自分らしい最期」冊子作成 浜松医大、ポイントまとめる

     浜松医科大地域医療学講座(浜松市東区)などはこのほど、冊子「今から考える 最期まで自分らしく生きるには」(B5判、6ページ)を作成した。自宅など住み慣れた場所で療養しながら、自らの望む形を実現して人生の最期を迎えるため、考慮すべきポイントをまとめた。  昨年、富士市で開催されたシンポジウム「医療と介護の上手な利用」(県、実行委主催)の内容を基に編集した。兵庫県で在宅療養に携わる長尾和宏医師が、元気なうちに家族やかかりつけ医らと「人生会議」で自分の望む医療について話し合う重要性や、延命措置の希望の有無などを記したリビングウイルをつくる手法を紹介している。  2万7千部印刷し、県内自治体に配布し

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  • 新規処分場稼働で売上高、利益最高 ミダックHD

     ミダックホールディングスが13日発表した2022年3月期連結決算は、新規最終処分場の稼働などで売上高が前期比11・9%増の63億8100万円、経常利益は18・4%増の21億8800万円、純利益27・7%増の13億100万円だった。  売上高、経常利益は7年連続、純利益は6年連続で過去最高を更新した。  2月から「奥山の杜クリーンセンター」(浜松市北区)が搬入を始めたほか、子会社化した建設廃棄物を扱う処理会社の業績が寄与し、受託量が増加した。  23年3月期の連結業績予想は売上高78億4400万円、経常利益28億8500万円、純利益17億5千万円を見込む。

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  • 「歴まち」認定都市 写真作品を募集 国交省中部地方整備局

     国土交通省中部地方整備局などは、中部地方の歴史まちづくり認定都市で撮影された建造物や風景、伝統行事を対象にした「歴まちフォトコンテスト」の作品を募集している。  静岡、愛知、岐阜、三重県の認定都市17市町で撮影された写真に限る。県内は三島、掛川、伊豆の国、下田、浜松市が対象。10月に岐阜県郡上市で開く中部歴史まちづくりサミットで結果を発表する。受賞者には各都市の名産品を贈る。  日本まんなか歴まち協議会のインスタグラム公式アカウントをフォローし、撮影した写真を投稿する。締め切りは8月31日。  問い合わせは中部地方整備局計画管理課<電052(953)8571>へ。

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  • 3区の名称焦点に 市民意見踏まえ協議へ【浜松市行政区再編】

     浜松市議会の特別委員会が13日に再編案を決定したことを受け、再編問題の次の焦点は新たに設置される3区の名称へと移る。詳細なスケジュールは今後決まるが、新区名は公募や投票など市民の意見を基に、協議が進む見通しだ。  現行計画では、市は7月にも、市民を対象に区名案を募集する。その後、区名案候補を数点に絞った上で市民投票を行う予定。学識経験者や市民代表らでつくる市行政区画等審議会は投票結果などを踏まえて協議を重ね、秋ごろに最終的な区名案を市に答申するとみられる。  2007年の政令市移行に伴って7区を設置した際も、同様の流れで区名を決めた。市民から1万239通、計3万4992件の応募があり、同審議

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  • 浜松市の勤労施設 26年度に統合 Uホール老朽化で

     浜松市議会は13日、5常任委員会を開いた。市は環境経済委員会で、老朽化した市勤労会館(Uホール、中区城北)を2025年度末で廃止し、市立勤労青少年ホーム(アイミティ浜松、同区船越町)に機能統合する方針を説明した。アイミティ浜松を勤労福祉活動の拠点施設として同年度に改修を行い、26年度に再オープンする予定。  市はこれまでに、施設の利用者説明会を2度開催した。個別の対話を経て、統合への理解を示す意見が77%に達したという。Uホールの存続を望んだ利用者は4%で、「場所が遠くなり、会場に出向くのが困難」「鏡付きのレッスン室がなくなると困る」などの声が上がっている。市は意見を考慮し、改修内容を決める

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  • 浜松市警察部長 豊田昌さん 事故防止が最重要課題【新署長語る 番外編】

     浜松市は人口10万人当たりの人身交通事故発生件数が2020年まで、12年連続で政令指定都市ワースト。21年も厳しい状況だ。加えて、新幹線駅があるなど首都圏からのアクセスが良く、特殊詐欺の被害が発生しやすい傾向が見られる。  事故は交通量が増える朝夕の通勤・帰宅時間帯の発生が多く、追突や出合い頭が7割を占める。家を出る時間を少し早めるなど気持ちにゆとりを持ち、死亡事故に発展しやすい裏道の利用は避けたい。地道に防ぐ意識が大切だ。  最重要課題が事故防止と言える。行政と共に施策や啓発活動を推進し、企業を通じて従業員の交通安全意識高揚も図る。市内6署との連携も緊密にする。  前の部署の本部組織犯罪対

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  • 安管推進事業所に入野ケアセンター 浜松西署など指定

     浜松西署と浜松西地区安全運転管理協会はこのほど、浜松市西区の医療法人社団和恵会(猿原大和理事長)が運営する介護老人保健施設「入野ケアセンター」を、本年度の安全運転管理推進事業所に指定した。田中尉公署長と同協会の丹沢明彦事務局長が指定証と横断幕を和恵会の担当者に手渡した。  和恵会は同協会に加盟する約220事業所を代表して、交通ルール順守や安全啓発に取り組む。

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  • 「甲子園の舞台に」 オイスカ浜松国際高 女子野球部が意気込み

     4月に創設されたオイスカ浜松国際高女子硬式野球部(浜松市西区)が13日、市役所を訪れ、鈴木康友市長に「一つ一つ勝利を重ね、最後は甲子園の舞台に立ちたい」と今後の意気込みを語った。  県西部地区では初めての女子野球部。ソフトボールや軟式野球の経験者9人、未経験者2人の1年生11人で、初年度から大会出場条件を満たす人数がそろった。7月に始まる全国高校女子選手権では全国50校程度がトーナメント戦を行い、決勝戦だけが甲子園で開催される。  先日行った練習試合は大量失点で2連敗したが、安里成海主将は「とても楽しかった。課題も見つかって良かった」と笑顔を見せた。今後については「県西部初の女子野球部の名に

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  • ヤマタケの蔵であすイベント 浜松市天竜区

     浜松市天竜区二俣町の国登録有形文化財ヤマタケの蔵で15日、市民が手作りした作品の展示販売などを行う「天竜春の蔵シック」が開催される。  蔵のまち二俣をPRしようと、天竜商工会女性部有志でつくる「二俣おかみさんの会リリーズ」が主催。草木染の衣服や版画作品、寄せ鉢などの展示・販売のほか、フリーマーケット、バルーンアートの無料体験も実施する。  会場前のクローバー通り商店街では、キッチンカーなど約20台が並び、五平餅や加工食品を販売する「二俣軽トラ市」も開催される。  午前9時~午後3時。軽トラ市は午前10時~午後1時半。雨天決行。

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  • 門桁の思い出教えて 住民の話に興味津々 浜松・水窪小児童

     浜松市天竜区水窪町の水窪小5、6年生15人がこのほど、同町中心部から車で約40分の距離にある門桁地区を訪れ、住民7人から地元の思い出話などを聞いた。地域への理解を深める総合的学習の一環。  児童らは旧門桁小跡地付近の自治会館に集まり、かつての学校生活や日々の暮らしなどについて質問した。  児童は「40年ほど前の最盛期には小中合わせて200人ほどの子どもがいた」「運動会は他に楽しみがないため、けんかのようだった」といった往年の活気をうかがわせる住民の話を、興味深そうに聞き入った。  住民は旧門桁小校歌の合唱も披露した。牧内隆真君(6年)は「門桁の風景のイメージがわく内容だった」と話した。

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  • ちりめん細工で動植物を表現 15日まで浜松市天竜区

     浜松市天竜区のちりめん細工教室「ひとはり」(三室綾子代表)が15日まで、生徒らの作品展を同区大谷の内山真龍資料館で開いている。  4年ぶりの開催となった同展。40~80代の生徒28人が作りためた作品約300点を出展。大正―昭和期の着物を素材に制作された動植物の人形が会場いっぱいに並び、来場者の目を楽しませている。三室代表は「古いちりめん独特の優しい風合いと温かな質感を味わってほしい」と話している。  午前9時~午後4時。問い合わせは同館<電053(925)4832>へ。

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  • 浜松・中区で住宅全焼 住人の女性がやけど

     13日午後4時ごろ、浜松市中区富塚町の女性(85)方から出火し、木造2階建て住宅を全焼した。浜松中央署と市消防局によると、出火当時自宅にいた女性は指にやけどを負い、病院に搬送された。命に別条はないとみられる。同署などが出火原因を調べている。

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  • 中小IoT推進 浜松の協議会、補助対象を募集

     浜松地域中小ものづくり企業IoT化推進協議会(浜松市)は5月27日まで、中小企業の生産性向上や新産業創出につながるIoT化、システム化促進支援を目的に、補助対象事業を募集している。  市内に事業所などを置く企業が対象。IoT化計画の策定やソフトウエア開発に関する委託・外注の経費、クラウドサービス利用料などを補助する。上限100万円で、経費の2分の1以内。2021年度は4件を採択した。申請方法は同協議会のホームページで公表している。  協議会は2019年に市とNPO法人浜松ソフト産業協会が連携して設立。本年度は新たにDX(デジタルトランスフォーメーション)人材育成講座の開催を予定している。

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  • プロが提案 華やか✿行楽弁当 ご飯は「俵形」に 煮汁の割合応用

     風薫る爽やかな季節。自然が感じられる開放的な場所で楽しむ食事は一層おいしく感じられる。持って出かけたくなる華やかな行楽弁当のレシピを、飲食店などを展開するなすびグループ(静岡市清水区)和食統括料理長の勝呂文洋さん(56)に提案してもらった。生活雑貨専門店員が薦める日常使いに便利な弁当箱も紹介する。  旬を迎えるトウモロコシの黄色と枝豆の緑色が目にも楽しいご飯は、俵形にすると弁当でも食べやすい。押し型にご飯をやや多めに入れ、しっかり押すと崩れにくくなる。米を洗う際のポイントは「1回目にすすいだ水をすぐに捨てること。ぬか臭さが米に移るのを防げます。洗いすぎないことも大切で手早く2、3回で十分で

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  • はままつロケ地マップ 2年ぶり改訂、厳選70カ所紹介

     浜松市は市内で撮影された映画やドラマなどの作品やロケ地を紹介する「はままつロケ地マップ2022」を作成した。2年ぶりの改訂で、市内100カ所以上のロケ地の中から70カ所を厳選。市民に地元の魅力を再発見してもらうとともに、聖地巡礼など観光振興へとつなげる。  マップはA4判6ページで、2万部作成した。ドラマ「ゆるキャン△2」のメインビジュアルなどに使われた浜名湖弁天島、映画「弱虫ペダル」の自転車シーンに登場する浜名湖大橋、アニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で第3村のモデル地の一つになった天竜浜名湖鉄道などを紹介している。  浜松を訪れた出演者や制作スタッフが舌鼓を打った浜松餃子(ギョー

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  • ローズガーデン 270品種咲き誇る はままつフラワーパーク

     浜松市西区のはままつフラワーパークで、約270品種のバラが色鮮やかに咲き、ローズガーデンが甘い香りに包まれている。  “音楽の都・浜松”にちなみ、オレンジ色の「ブラス・バンド」やピンク色の「ミュージック」などの品種が植えられている。12日は、雨粒が輝く花弁の前で、来園者が散策を楽しみ、記念撮影をする姿が見られた。  同園の担当者によると、雨予報が続くため、今週いっぱいが見頃になる見込み。

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  • 記者コラム「清流」 音楽機にアフガンを再考

     浜松市楽器博物館で開かれたコンサートで、アフガニスタンの音楽に初めて触れた。伝統弦楽器ラバーブの繊細で深みのある音色と、女性ボーカルの現地公用語ダリー語の独特な響き。郷愁を感じさせる曲調にすっかり引き込まれた。  シルクロードの交差点と言われ、音楽も多様な民族文化を背景にはぐくまれたという。2019年に現地で凶弾に倒れた中村哲医師をはじめ、紛争で緊迫した地帯との印象が根強い。音楽の面からアフガニスタンを感じることは新鮮だった。  一方、最近の海外報道はロシアのウクライナ侵攻関連が大半。最近のアフガン情報は得にくいが、タリバンの復権で混乱は続いているようだ。世界各地に深刻な人道危機が存在するこ

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  • マナウス総領事が浜松訪問 市長らと意見交換、草の根交流を提案

     在ブラジル・マナウス日本総領事館の荻野正裕総領事が12日、産業交流都市の浜松市を訪れ、鈴木康友市長や外国人学校の関係者らと意見交換した。  マナウスは独自の税制優遇で企業誘致に努めてきた工業都市。日本からの移民も多く、ヤマハ発動機、ホンダをはじめ40以上の日本企業が進出している。近年は日系の若手経営者らのオンラインコミュニティーが活発で、日系企業の人気から公立学校での日本語教育も盛んだという。  荻野総領事は日本との交流を望む経営者グループや学校関係者の依頼を受け、一時帰国期間を利用して浜松を訪れた。外国人学校ムンド・デ・アレグリア(西区)や国際交流団体を巡り、マナウス側とのオンラインの会合

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  • 野菜、足りてますか? 遠鉄ストア笠井店で摂取状況計測イベント

     遠鉄ストア(浜松市中区)と市は11日、東区の笠井店で、野菜の摂取状況を手軽に測定できる機器「ベジメータ」を利用し、来店客に食生活改善や積極的な野菜摂取を呼び掛ける啓発イベントを行った。  ベジメータは利用者が指で触れると、野菜摂取量と関係のある皮膚のカロテノイド量を測定し、数値化して示す仕組み。結果は10秒程度で判明する。遠鉄ストアは昨年12月、同店に1台を導入。1日平均で100人程度の利用があるという。  イベントでは、市の管理栄養士が数値などを基に「朝食でも野菜を取ってみてください」「忙しく、時間がなければ野菜ジュースを活用して」などと来店客にアドバイスした。  市健康増進課によると、同

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  • 8月に管楽器アカデミー 浜松、3年ぶり開催へ

     浜松市とヤマハなどは12日、第28回浜松国際管楽器アカデミー&フェスティヴァル(静岡新聞社・静岡放送後援)を8月2~7日に中区のアクトシティ浜松で開くと発表した。3年ぶりの開催で、国内外トップレベルの奏者による若手演奏家向けの講座や、一般を対象にしたコンサートなどを行う。  講座は「演奏家」と「中学・高校生」の2コースを開講する。同市出身で世界的サクソフォン奏者の須川展也さん、オーボエの吉井瑞穂さん、トランペットのイエルーン・ベルワルツさんらが指導に当たる。レッスンの様子を見学できる「聴講クラス」も設ける。  演奏会は、全国の楽団で活躍する奏者によるオープニングコンサート(8月2日午後7時)

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  • 慈善イベントでウクライナ支援 14日まで浜松・ソラモ

     浜松市の市民団体「こまたす推進プロジェクト」が主催するウクライナ人道支援のチャリティーイベントが12日、中区の市ギャラリーモール・ソラモで始まった。14日まで。  大阪市出身のシンガー・ソングライター、イ・ヨンボさん(66)が3日間出演する。初日はギターでフォークソングや反戦歌など約20曲を1時間にわたって熱唱した。聴衆約30人が募金した。  イさんは「(ロシア軍の侵攻に対し)いたたまれない気持ちだが、来てくれた人が楽しめるようにも歌った」と思いを語った。  会場では投稿用の動画収録も行った。募金は同市のウクライナ人道支援相談窓口「ハマポ」に寄付する。

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  • 歯と口の健康テーマに催し 6月5日にクリエート浜松など

     浜松市歯科医師会と市でつくる実行委員会は6月5日午前9時半から、中区のクリエート浜松など3カ所で「はままつ歯と口の健康フェスタ2022」(静岡新聞社・静岡放送後援)を開く。  クリエート浜松では、タレントの林マヤさんの講演、無料歯科相談などを実施する。みをつくし文化センター(北区)では子ども向けスタンプラリー、天竜保健福祉センター(天竜区)ではオーラルフレイル検査などを予定している。歯と口の健康週間図画・ポスター・標語コンクールの入賞作品も展示する。  講演の聴講希望者は5月15日までに歯科医師会ホームページから申し込む。問い合わせは同医師会<電053(453)8847>へ。

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  • 手縫いで多彩なキルト作品販売展 15日まで浜松市中区

     浜松市中区のパッチワーク教室「コットンギャラリー・一絵」(臼井一絵代表)の作品販売展が12日、同区鴨江町の同教室のアトリエで始まった。15日まで。  臼井代表(77)と生徒約50人が手縫いで制作した2000点近くの色鮮やかなキルト作品が所狭しと並ぶ。バッグや財布、ベッドカバーなど、多様な日用品を販売する。花柄や水玉模様などのキルトを縫い合わせたかわいらしいポーチが人気を集めている。  臼井代表は「手縫いでぬくもりを感じられるのが特徴。多彩な柄も楽しんでほしい」と話した。

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  • 空襲犠牲生徒ら追悼 西遠女子学園中・高 浜松

     浜松市中区の西遠女子学園中・高は12日、太平洋戦争末期の空襲で亡くなった生徒と教員を追悼する「殉難学徒慰霊式」を校内で行った。全校約350人が犠牲者をしのぶとともに、2月から続くロシア軍によるウクライナ侵攻を踏まえ、改めて平和の大切さをかみしめた。  高校生徒会の吉井彩夏会長(2年)は「世界中の人々が平和だと思える日々の到来を信じ、小さな努力を続ける」と誓いを述べた。各学年の代表が一人ずつ平和について考えた作文を発表。同3年の大村ひなのさんは「今の日本は戦争とは無関係と思っている自分がいたが、傍観者ではいられない」と語った。  式は、生徒が手作りした折り鶴や持ち寄った花々で壇上を飾り付けた。

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  • サツマイモのつる挿し学ぶ 浜松、児童と高校生交流

     浜松市西区の西都台小の2年生約60人が11日、学校近くの畑でサツマイモのつる挿しを体験した。浜松大平台高(同区)3年生が農業学習の“先生”役を務め、交流のひとときを過ごした。  大平台高から、農業の楽しさを学ぶ科目「グリーンライフ」を選択している男女約20人が参加し、サツマイモの植え方などを丁寧に伝えた。児童は「大きくなれ」と声をかけながら穴を掘ったり、水やりをしたりした。  同小の山本航成君(7)は「高校生が教えてくれて安心感があった。秋の収穫が楽しみ」と笑顔で話した。同高の袴田新さん(17)は「収穫する際には食の大切さに気付いてほしい」と願った。

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  • 作品展の売上一部 18万円を市に寄贈 浜松・森の美術館

     ロシア軍による侵攻が続くウクライナへの支援を目的とした作品展を開催していた浜松市西区坪井町の「みどりの森の美術館」は12日、作品展の売上金の一部として現金18万円を市に寄贈した。  同美術館は4月21~26日に「ウクライナ支援展覧会」を開催。趣旨に賛同した県西部の作家を中心とする県内外の22人が絵画や木版画など約100点を出品・販売し、40点以上を売り上げた。  同美術館オーナーの伊藤みどりさんが市役所を訪れ、「作家の思いがこもった作品を求めやすい価格で提供した。多くの市民が協力してくれて感激した」と石坂守啓企画調整部長に目録を手渡した。  石坂部長は「温かい支援を今後も継続してほしい。平和

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  • 浜松中央署長 財津康さん 飲酒運転対策を強化【新署長語る④完】

     飲酒運転の摘発が増えている。4月の摘発件数は単月で、1~3月の合計と同じくらいだった。JR浜松駅周辺には県内有数の繁華街があるほか、新型コロナウイルスまん延防止等重点措置が3月に解除され、飲食店に足を運ぶ人が増えた事情もあるのだろう。命に関わる重大事故につながりかねない。検問などの取り締まりや、交通法規順守の呼び掛けを強化したい。  利用する市民の多い自転車が絡む事件と事故の対策も重要だ。窃盗事件のうち、自転車盗は4割ほどを占めている。被害のほとんどが無施錠だ。利用者にはツーロックの徹底をお願いしたい。  前年同期比で3割弱増えている自転車事故は、一時停止や交差点での安全確認の徹底を促す県警

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  • J1磐田ホーム戦招待券 浜松市社協にサーラ寄付

     サーラコーポレーション(豊橋市)は10日、サッカーJ1ジュビロ磐田の観戦チケット200人分を浜松市社会福祉協議会に寄付した。同協議会の学習支援や、学童保育を利用する子どもと家族を招待する。  チケットは14日から11月5日までに行われるホームゲーム10試合の指定席券20枚ずつ。同社とジュビロ磐田のロゴを入れたオリジナル折り畳みクッションも用意した。  同社の仲野哲央執行役員が同市中区の市社協の山下文彦常務理事を訪ね、パネル形の目録を手渡した。仲野執行役員は「子どもたちが家族と、地域で活躍する選手を生で観戦して楽しむ機会を提供したい」と話した。  同社はジュビロ磐田のオフィシャルスポンサーで、

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  • SDGsテーマに講座 磐田南小で浜松開誠館高生

     磐田市千手堂の磐田南小は10日、浜松市中区の浜松開誠館高の生徒を講師に招き、6年生102人が持続可能な開発目標(SDGs)について学んだ。生徒は17のゴールに関するクイズを出したり、部の取り組みを紹介したりした。  講師を務めたのは、SDGs部の生徒6人。同部は2020年に創設され、フェアトレードを呼び掛ける取り組みや環境保全活動をしているほか、県西部の小学校で出前講座をしている。  6人が3教室に分かれ、「どうしたら節水ができるか」「クリーンなエネルギーは次のうちどれか」などの問題を出した。3年の小杉太一部長(17)は「SDGsを身近にとらえるきっかけになれば」と話した。

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  • ストーカーの疑い 磐田市の会社員逮捕

     浜松東署と静岡県警人身安全対策課は12日、ストーカー規制法違反の疑いで磐田市池田、会社員の男(57)を再逮捕した。  再逮捕容疑は2021年11月中旬から22年5月初旬までの間、複数回にわたって浜松市の40代女性宅に押しかけるなどのストーカー行為をした疑い。容疑者は同じ女性の自宅敷地内に侵入したとして、3日に住居侵入容疑で逮捕された。同署によると、2人は面識があるという。

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  • 海や川遊びシーズン控え着衣水泳 浜松のクラブ、子ども対象に20年超

     コロナ禍で密を避けられるアウトドア人気が高まる中、民間の水泳クラブ「浜北スイミングプラザ」(浜松市浜北区西美薗)が海や川でのレジャーシーズン到来を前に、着衣水泳の教室を開いている。子どもを対象に20年以上続けていて、今年もゴールデンウイーク前に1週間開催。プールの水質管理の負担から最近では同様の教室を行うのが難しいとされる中、インストラクターたちは「自分の身は自分で守る」意識を持たせようと指導に当たる。  週末に開かれた教室には同区周辺の未就学児から中学生まで約100人が参加した。全レーンを細かく区切って一つのグループが10人未満になるようにした上で、子どもたちは水着に洋服を重ねて背浮きや飛

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  • ホームレス49人 1月の静岡県内 過去最少

     静岡県はこのほど、1月時点の県内路上生活者(ホームレス)が49人だったと発表した。前年と同数で、調査を開始した2003年以降で最も少ない。地域福祉課は「自立支援に向けた体制が整備され、関連団体による支援が積極的に行われているため」とみている。  内訳は男性42人、女性5人、不明2人。生活場所は河川が19人で最も多く、海岸などのその他施設17人、都市公園7人、道路5人など。都市部を中心に10市町で確認され、浜松市17人、富士市9人、沼津市7人、静岡市6人の順だった。  全国の路上生活者は前年比376人減の3448人。都道府県別で本県は12番目に多かった。

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  • 倉庫のテントなど盗んだ疑い 浜松西署が男逮捕

     浜松西署は11日、建造物侵入と窃盗の疑いで浜松市浜北区西美薗、無職の男(43)を逮捕した。逮捕容疑は昨年12月中旬ごろ、同市西区庄内町の住宅の倉庫に侵入し、テント一式やスケートボードなど計67点(54万円相当)を盗んだ疑い。同署によると、容疑者と男性に面識はないとみられる。

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  • 写真愛好2団体、風景中心の力作展示 15日まで浜松・中区

     浜松市東区の天竜協働センターを拠点に活動する写真愛好グループ「写団『風』」と「風2」による作品展が15日まで、中区のクリエート浜松で開かれている。風景写真を中心に約80点が並ぶ。  県西部の30~80代の会員12人は月1回、講師で写真家のすずき隆行さんの講評を受けながら、撮影の技術を磨いている。  展示では秋をテーマに夕日や紅葉のほか、田んぼや菜の花畑など身近な景色を写した作品が目立つ。「雨」と題したモノクロの組み写真は、駅のホームに水滴がしたたる様子などを捉えた味わい深い力作。

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  • 褒め方など紹介 20日に子育てセミナー 浜松・南区

     一般社団法人倫理研究所「家庭倫理の会浜松市」は20日午前10時から、浜松市南区のふれあい交流センター可美で、妊婦から高校生までの子を持つ保護者を対象にした「ふわRIN子育てセミナー」を開く。  効果的な子どもの褒め方やしかり方などを紹介する。終了後、子育てや夫婦、健康の問題などについての個人相談にも応じる。  参加費900円。2日前までに要予約。問い合わせは担当の小川さん<電090(4165)6463>へ。

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  • 未来応援基金に定演の善意寄付 浜松少年少女合唱団

     浜松少年少女合唱団(浜松市中区、伊熊旬子代表)は10日、市子どもの未来応援基金に現金5万3300円を寄付した。4月24日にアクトシティ浜松で開催した第22回定期演奏会で来場者から寄せられた善意を充てた。  伊熊代表と副団長の木田藍留さん(浜松学芸高3年)が市役所を訪れ、「子供たちやその家族のために使ってほしい」と、吉積慶太こども家庭部長に目録を手渡した。  同合唱団は2005年に、当時高校1年生の団員太田沙理菜さんを交通事故で亡くしたことを契機に、交通事故の撲滅や遺族支援のために定演で募金活動を行っている。3月に同基金に統合された市交通遺児等福祉事業基金を含め、寄付は14回目、総額60万56

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  • 浜松市が記念バッジ贈呈 ウクライナ支援へ2000円以上の寄付者

     浜松市は11日、市窓口を通じた申し込み手続きでウクライナ緊急支援寄付金に協力した人を対象に、記念品のピンバッジを贈ると発表した。  バッジは白地にウクライナ国旗の青、黄2色のリボンをあしらった。2千円以上の寄付で、寄付者1人につき1個を発送する。団体や法人、1人で複数回寄付した場合も贈呈は1個。入金確認後、1~2週間以内に寄付者が申し込み時に記載した住所へ送る。既に寄付済みで条件に該当する人も対象になる。  市国際課の担当者は「寄付金の周知を進め、支援の輪をさらに広げていきたい」と話している。  寄付の受け付けは7月31日まで。市ホームページや同課、各区振興課などで申込書を入手し、国際課宛て

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  • トランペットの魅力発信 プロが上達法解説、演奏も 浜松・中区

     浜松市中区のクリエート浜松でこのほど、トランペットをテーマにした音楽イベント「浜松トランペットサークル・フェスティバル」(同サークル主催)が開かれた。コンサートやプロ奏者による基礎講座を実施し、来場者でにぎわった。  積志中(東区)の吹奏楽部や同市を拠点に活動する楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団のトランペット奏者らが出演。シベリウスの交響詩「フィンランディア」などを披露した。来場者は、会場に響くトランペットなど金管楽器の豊かな音色に聞き入った。  基礎講座では、浜松市出身でNHK交響楽団トランペット奏者の山本英司さんが、演奏を上達させる方法を分かりやすく解説した。  イベントは今回で3回

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  • 1日所長に民生児童委協議会長 浜松市相談所が委嘱

     児童福祉週間(5~11日)に合わせて浜松市児童相談所は11日、市民生児童委員協議会の杉山晴康会長を「1日児童相談所長」に任命した。  杉山会長は中区の同相談所で鈴木勝所長から委嘱状を受け、相談受理内容や子供への対応などを話し合うために毎週行っている総合会議に出席。市内の一時保護所や児童養護施設を訪れて施設の環境や子供の生活の様子なども見学し、児相業務への理解を深めた。  杉山会長は「民生児童委員は最も身近なセーフティーネットとして地域住民の相談に乗り、専門機関に橋渡ししている。今後も児相と連携し、互いに協力しながら活動を進めたい」と話した。

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  • 交通安全自転車大会 強豪の浜松・平山小、全国出場向け力試し

     浜松市北区三ケ日町の平山小は11日、交通安全子供自転車校内大会を同校で開いた。伝統的に全校で自転車教育に力を入れ、2018年に全国優勝するなど強豪として知られる同校。8月に3年ぶりに開催予定の全国大会への出場を目標に据え、子どもたちは力試しに臨んだ。  児童数の減少や部活動削減などで、自転車大会の参加校は年々減っているという。本年度に同市内で取り組んでいるのは同校のみとなり、地区大会も開催されない。日々の練習の成果を確かめ、伝統をつなぐ機会として、校内大会を企画した。  5年生8人と6年生10人が、学科と安全走行、技能走行の各テストに取り組んだ。子どもたちは保護者や下級生、交通安全指導員らが

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  • 旅先などの風景 水彩画28点を紹介 浜松・北区で歩夢会作品展

     浜松市北区三方原町の浜松いわた信用金庫三方原支店・葵西支店併設のギャラリーポテトで13日まで、同市浜北区の浜名協働センターを拠点に活動する絵画愛好団体「歩夢会」の作品展が開かれている。  会員と講師の15人が、旅行などで訪れた土地で撮影した風景などをもとに、月2回の活動で仕上げた水彩画28点を展示している。静岡市駿河区の宇津ノ谷集落やイタリア、オランダの街並み、アジサイ、チューリップを描いた静物画などが来場者の目を引いている。  開館時間は午前9時から午後3時まで。

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  • ヘルスケア事業後押し 浜松市、補助金事業提案を募集

     「予防・健幸都市」の実現に向けて「浜松ウエルネスプロジェクト」を推進している浜松市は31日まで、本年度の「市ウエルネス認証事業費補助金」の事業提案を募集している。民間企業・団体による新たなヘルスケア事業の創出を後押しするため、対象経費の最大2分の1(上限50万円)を補助する。  対象は2者以上が連携して行う▽生活習慣病予防▽フレイル(虚弱化)予防▽健康増進▽各種健診・検診の受診率向上―などに関する事業。主たる事業者が市内に本社、本店、支店などの事務所を置いている必要がある。  対象経費は報償費、旅費、委託料、使用料など。事業期間は補助金交付が決定する6月中旬(予定)~2023年3月末。市は市

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  • 浜北署長・川合将仁さん 人口増地域の安全守る【新署長語る③】

     浜北署管内の企業や団体の役員に防犯や事故防止のことで相談すると(遠州地方の方言で任せろという意味の)「まかしょお」といった感じで快く協力してくれる。安全安心は警察だけでは守り切ることはできない。それだけに、地域を積極的に良くしようという人が多いのを頼もしく感じている。  安全安心の推進という点では、それぞれのケースごとで弱者を不幸に遭わせないようにするのが大事だ。浜北の街は人口が増加傾向にあり、大勢の子どもが通う小中学校もある。地域安全推進員の方々の協力は大きく、感謝している。今後は学校側との連携もより深めていきたい。  交通に関しては、入り組んでいたり行き止まりになってしまったりする道もあ

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  • ヤマハ、持続的成長へ1050億円 新中期経営計画 価値観多様化対応

     ヤマハは12日、2025年3月期まで3カ年の新中期経営計画を発表した。浜松市中区の本社で記者会見した中田卓也社長は「持続的な成長」をキーワードに掲げ、通常投資に400億円、戦略投資に650億円の計1050億円を充て、楽器をはじめとする事業基盤強化に一層注力する方針を示した。  戦略投資は生産施設や設備の拡充、オフィス再編をはじめとした働き方革新などに振り向ける。中国や東南アジア、インドを成長市場と捉え、売上シェアの拡大などを図る。  中田社長は新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴う社会のデジタル化や、ライフスタイルの価値観多様化が国内、海外でさらに加速するとみて「変化をチャンスに変え、新たな

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  • 倉庫に侵入 ビール4ケース盗んだ疑い 浜北署、男を逮捕

     浜北署は11日、建造物侵入と窃盗の疑いで浜松市天竜区二俣町二俣、運転手の男(36)を逮捕した。  逮捕容疑は5月上旬ごろ、同市浜北区の物流会社倉庫に侵入し、ビール4ケース(計約1万6千円相当)を盗んだ疑い。

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  • 不適切指導で謝罪 浜松商高剣道部 顧問、生徒に馬乗り

     浜松商高(浜松市中区)で剣道部の顧問を務める50代の男性教諭が4月、部活動の練習中に男子生徒を組み伏せる指導を行い、「不適切だった」と生徒や保護者に謝罪していたことが11日、県教委への取材で分かった。生徒にけがはなかった。県教委は今後、学校の詳細な報告を踏まえて体罰に当たるかなどを判断する。  県教委高校教育課によると、教諭は練習中に3年生部員の上に馬乗りになるなどしたという。生徒の保護者から相談を受けた学校が部員らに聞き取りを行うなどして事実関係を確認し、保護者会で「行き過ぎた指導だった」と謝罪した。聞き取りに対し、「恐怖心を感じた」と訴える部員もいたという。  教諭は現在、部活動の指導か

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  • いじめ「再発防止を」 浜松の被害女性、会見で訴え

     浜松市の女性(18)が小中学生の時に受けたいじめに関して当時の学校の対応や市教委の調査が不適切だった問題を巡り、被害女性が10日、市内で初めて記者会見に臨んだ。女性は「今後、自分と同じ思いをする子がいないように現役の先生はきちんと対応してほしい」と訴えた。  女性は長期間にわたっていじめを受けたことや、当時の教員の対応が不適切だったことを説明。「先生には親身になって話を聞いてほしかった。(対応が)間違っていたのに、謝罪してもらえないことは残念」と述べた。  女性の精神的な負担を考慮し、会見への同席は冒頭のみとなった。同席した保護者と支援者は改めて鈴木康友市長や当時の市教委の担当者らに対面での

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  • 佐久間小児童 稚アユ放流 浜松・天竜区

     浜松市天竜区の佐久間小の全校児童16人が9日、同校近くを流れる天竜川で稚アユを放流した。  佐久間ダム漁協が調達した体長6~10センチほどの稚アユ計約3千匹を、ペットボトルに小分けして入れ、「大きくなれよ」などと声をかけながら川に放った。  永田陽明君(3年)は「アユはきらきらしていて、すごくかわいかった」と話した。  同漁協は同日までに、計約13万匹を天竜川や水窪川に放流した。周辺のアユ釣り解禁は6月1日。

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  • 淡色から深紅まで 洋ランの展示販売 浜松・浜北区で15日まで

     浜松市浜北区新原のやまはる園芸は15日まで、洋ランの展示販売会「第13回春の洋蘭展」を同園芸店で開いている。県内外の園芸店が色とりどりの洋ランを出品した。  白や薄紫のコチョウラン、オレンジや深紅といった濃い色のエピデンドラムのほか、南米原産の苗も並ぶ。最終日は午後3時から、恒例行事になっている洋ランのオークションを行う。  問い合わせはやまはる園芸<電053(586)4082>へ。

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  • 地域振興の活動紹介 山里いきいき応援隊 浜松・佐久間中で講座

     浜松市天竜区の佐久間中はこのほど、浜松山里いきいき応援隊の隊員を招き、地域活性化について考える講座を同校で開いた。  佐久間地域担当の山田恵美莉さん(28)=同町出身=と青島翔平さん(31)=静岡市出身=が、それぞれの活動や課題を全校生徒20人に紹介した。  青島さんはアワビの陸上養殖と販路開拓、フォトコンテストの開催、地元住民との草刈りを通した景観の美化といった取り組みを発表した。山田さんは住民や学生らと天竜川沿いで行ったごみ拾いや、教育、託児の支援、SNSを使った地域の情報発信などの活動を挙げた。  2人は活動を通した地域振興のポイントとして、「いきなり移住者を増やすのはハードルが高い。

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  • 創造的活動行う人材発掘へ 浜松市の新事業、体験や発表に重点

     浜松市は10日、市民の創造的活動を活性化させる「クリエイティブシティブースター事業」の第1回実行委員会を市役所で開いた。自ら活動する人材を発掘、育成するため、今後ワークショップを年10回ほど重ね、2025年に複合型イベント「浜松クリエイティブウイークエンド」を開催する計画を示した。  市はこれまで、サウンドデザインフェスティバルの開催や中間支援組織の設置などを通じ、市民の文化的な活動を後押ししてきた。さらに多くの人材に活躍してもらうため、本年度から体験や発表に重点を置いたブースター事業を始める。  本年度は8月以降、作詞作曲、食、楽器をテーマに3回の市民向けワークショップを開く。数日間出席し

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  • ランドセルを浜松LCに寄贈 浜松・西部中PTA

     浜松市中区の西部中のPTA(服部浩二会長)は10日、生徒が持ち寄った小学生時代のランドセル43個を浜松ライオンズクラブ(LC)に寄贈した。  ランドセルはフィリピン・マニラの同LC姉妹クラブ「マニラ・サクラLC」へ送り、現地の子どもが通学で使うという。寄贈は広沢小(同区)、中郡小(東区)に続き今年3校目で、浜松LCは計約110個を箱詰めして発送する。  西部中では岡本雅康校長(56)が「子どもたちが大切に使ってきたランドセルを別の国で使ってもらえるのはうれしい」と話し、同LCの呉海数佳会長(53)にランドセルを手渡した。呉海会長は「今後も支援の輪が広がってほしい」と同校の協力に感謝した。

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  • 市民クラブ会長に平間氏 浜松市議会会派 役員人事異動届

     浜松市議会(定数46)の主要5会派は10日までに2022年度役員人事の異動届を議会事務局に提出した。  最大会派の自民党浜松(24人)は会長職以外の変更を届けた。会長は26日の5月定例会初日に予定される正副議長の改選後に変更する見通しで、当面高林修会長(71)=東区、3期=が続投する。  市民クラブ(5人)は平間良明氏(53)=中区、3期=が会長に就いた。ほか3会派の代表者は変わらず、創造浜松(5人)は関イチロー氏(69)=中区、5期=、公明党(5人)は松下正行氏(63)=西区、6期=、共産党浜松市議団(4人)は北島定氏(74)=浜北区、5期=が担う。  このほか新たに就いた主な役員は次の通

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  • 天竜署長・松本尚久さん 犯罪減へ情報発信強化【新署長語る②】

     静岡県内最少規模の署だが、管内は広大な面積がある。高齢化が進み、特殊詐欺と交通事故の対策が最大の課題と言える。幸い、特殊詐欺の被害認知件数は2年連続で0件だったが、詐欺電話の件数は依然として減らない。高齢者の安全運転の啓発と併せて、対策は続けていく。  そこで力をより入れたいのが情報発信の強化だ。現在も事件事故の発生や予兆がある場合は速やかに、署が発信するメールで周知している。さらなる登録者の拡大を目指して、今後は自治会との連携も強めていきたい。  管内に14ある駐在所の存在も重要になる。就任後、全ての駐在を回ったが、地域における駐在所の役割の大きさを痛感した。防犯や事故防止のほか、災害対策

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  • 幼児教育にデジタル教材 袋井市、凸版印刷と実証実験 協働性や表現力育成にも

     袋井市が2020年度から凸版印刷(東京都)と連携し、幼児教育の現場でデジタル教材活用の実証実験に取り組んでいる。市立幼稚園などにタブレット端末を貸し出し、同社提供の教材を使った遊びを展開している。デジタル教材で数や図形などへの関心を育みつつ、アナログの体験に発展させる遊びを通じて、子どもたちの協働性や表現力など「非認知能力」の育成も目指している。  実証実験に使うのは同社が開発中のアプリ。既に絵本とアプリによる家庭向けの幼児教育教材「できるーと」を提供している同社が幼稚園・保育園向けのサービス化を目指す中、20年度は3カ所、21年度は5カ所の幼稚園や認定こども園で、年長児クラスにアプリを使

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  • 「いじめ 適切対応徹底を」 浜松市教育長、教諭に訓示

     浜松市教委は10日、全市立小中学校の「いじめ対策コーディネーター」の教諭を対象にした研修会を同市北区の市教育会館で開いた。宮崎正教育長は、同市の女性(18)が小中学生の時にいじめを受けた問題を踏まえ、被害防止や問題解決に向けた適切な対応を各校で改めて徹底するよう訓示した。  コーディネーター約160人が参加した。宮崎教育長は児童・生徒一人一人との信頼関係の構築、いじめのわずかな兆候も見逃さない積極的な認知などの原則を示し、「被害を受けている子どもの立場で考えてほしい」と強調した。  この後、愛媛大の平松義樹名誉教授が、いじめ発生時に限られた教員だけで問題を抱え込まず、学校全体で対応できる組織

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  • 犯罪被害者支援と腎臓バンクへ寄付 セキスイハイム東海

     セキスイハイム東海グループと同社協力会は10日、認定NPO法人静岡犯罪被害者支援センター(白井孝一理事長)と県腎臓バンク(太田信隆理事長)にそれぞれ10万円を寄付した。同社などの社会貢献活動の一環。グループの事業所などに設置した計95カ所の募金箱の浄財などを寄せた。  浜松市中区のホテルで贈呈式を行い、同社の小林昭次社長が同支援センターの松井宏臣専務理事と県腎臓バンクの大田原佳久執行理事に目録を手渡した。  松井専務理事は「犯罪被害者の支援者の活動や広報に使いたい」と述べ、大田原執行理事は「医療関係者の支援や一般向けの啓発活動に充てる予定」と話した。

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  • 浜松市がデジタル推進部 7月に事業本部再編し拡充 5月定例会条例案提出へ

     浜松市は現行のデジタル・スマートシティ推進事業本部を7月1日付で、新設するデジタル・スマートシティ推進部へ再編する方針を固めた。市議会5月定例会(26日開会)に関連する条例改正案を提出する見通し。10日までの関係者への取材で分かった。  2020年4月に発足した同推進事業本部は、当初から3~5年間の時限的な設置を想定し、デジタル技術による市民サービスの強化や業務の生産性向上、都市づくりの最適化などに部局横断的に取り組んできた。官民連携の実験的事業にも注力し、産業、健康福祉、公共交通など幅広い分野で新しい試みを始めた。  市はこれまでの取り組みを維持、拡充するため、期限を設けない部への再編が必

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  • 浜松市「書かない窓口」導入へ 5月補正予算案、総額25億円に

     浜松市は10日、来庁者の各種窓口手続きをデジタル技術で支援する「はままつスマート窓口事業」に取り組む方針を固めた。職員が必要事項を聞き取りながら端末で書類を作成するなど、来庁者にとって「書かない窓口」を導入する。2022年度一般会計5月補正予算案に、事業費約1億5千万円を盛り込む予定。同補正予算案は総額約25億円の増額になる見通しで、26日開会の市議会5月定例会に提出する。  書かない窓口は、北海道北見市などが取り入れ、各地に広がり始めた。来庁者が希望する手続きの内容を伝えると、職員が業務システムから必要なデータを検索し、届け出書類や申請書を作成する。来庁者は確認、署名する程度で手続きが済む

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  • 17日から自動運転実証実験 浜松・西区で「レベル2」走行

     浜松市は9日、官民で自動運転技術の実用化を目指す「浜松自動運転やらまいかプロジェクト」の3回目となる実証実験を17日から20日まで、西区庄内地区で実施すると発表した。運転手同乗で手放し走行も可能な「レベル2」の距離を延ばす。  運転支援機能や遠隔監視システムに対応したスズキのミニバン「ソリオ」2台を使い、自治会関係者らを乗せて、庄内協働センターから白洲町まで往復6・8キロを走行する。このうち半分以上の区間でハンドル操作や加減速を自動制御するレベル2の実験を行う。  利用者がスマートフォンで乗車予約する便利なシステムも試行する。今回は感染症対策のため、試乗モニターの公募はしない。  ソフトバン

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  • 社説(5月10日)「森林との共生」 多面的機能 理解促進を

     静岡県の新しい森林共生基本計画(2022~25年度)が始動した。「『森林との共生』による持続可能な社会の実現」を掲げ、「社会全体で取り組む魅力ある森林づくり」を柱の一つに据えた。  計画は、森林[もり]づくり県民税創設が決まった05年度に策定された「森林と県民の共生に関する条例」に基づき、定期的に更新している。森林づくり県民税を財源に県は毎年10億円規模の「森の力再生事業」を実施している。  官民総がかりの森林保全に異論はない。県民や企業に参画を求め、特別な税金を徴収しているのだから、県には当然、情報公開と説明の責任がある。協働は、森林の多面的、公益的な機能についての理解促進から始まる。  

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  • 子ども5人の誕生祝う 浜松・和地地区協議会 「地域で支えていく」

     浜松市西区の和地地区コミュニティ協議会はこのほど、子どもの誕生を地域で祝う「和地こどもフェスタ」を同区の和地小で開いた。  こどもの日に合わせたイベントで、昨年1年間に誕生した地区の5人を住民ら約50人が祝福した。各自治会長から保護者に菓子などの記念品が贈られた。  協議会の浜井卓男会長(79)は「子どもの人口が減る中、生まれてきてくれてうれしい。今後も地域で支えるイベントを企画したい」と話した。  小林采和ちゃん(1歳2カ月)の父正一さん(35)は「子どもの誕生を豪華に祝っていただき、うれしい。元気に生まれてくれてありがとう」とわが子に語り掛けた。

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  • ZEH・EV補助金 10日から受け付け 浜松市、省エネ設備補助も

     浜松市は本年度のスマートハウス・電気自動車(EV)補助金の申請受付を10日から順次開始する。  新設のネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH、ゼッチ)導入補助金は、高い省エネ、創エネ性能でエネルギー消費量ゼロ化を目指す国の「ZEH基準」を満たすなどした住宅を新築する際、30万円を助成する。市内の事業者に建築を発注することが条件。国の補助金との併用も可能。  同じく新設のEV導入補助金は、新車でEVを購入する際に5万円を助成する。ZEHとEVの補助申請は23日から来年3月末までで、予算上限に達し次第終了する。  従来の創エネ、省エネ、蓄エネ型住宅推進事業費補助金は、ヴィークル・トゥ・ホーム(

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  • ウミガメ産卵期前に 遠州灘海岸 2600人が清掃

     浜松市の遠州灘海岸を清掃する「第33回ウェルカメクリーン作戦」(遠州灘海浜の健全な利用と自然保全対策連絡会議主催)が8日、行われた。  レジャーシーズンとウミガメの産卵期を迎える前に、安全できれいな砂丘を確保しようと、地元自治会や市内の企業、団体などから約2600人が参加した。天竜川河口付近(南区)から舞阪中(西区)付近までの海岸約15キロの14地点に分かれて清掃活動を行った。  強い日差しが照りつける中、砂浜に時折足をとられながらも約1時間かけ、プラスチック片やペットボトルなど、計約2トンのごみを回収した。  砂浜に含まれるマイクロプラスチックの量を把握するため、水を張ったバケツに砂を入れ

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  • 太極拳日頃の練習成果競う 3年ぶり浜松市東区で大会

     浜松市スポーツ協会は8日、市民スポーツ祭太極拳競技大会兼市武術太極拳競技大会を東区の浜松アリーナで開いた。  県西部の愛好団体などに所属する7~88歳までの約200人が団体や個人の種目に出場し、演武の完成度を競った。ゆったりとした音楽に合わせて全身を伸びやかに動かす種目や、剣や扇などを使う種目に臨み、日頃の練習の成果を披露した。  大会は新型コロナウイルスの影響を受けて2年連続で中止したため、3年ぶりに開催した。

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  • ハープの繊細な音色会場に響く 浜松・中区でコンサート

     浜松市文化振興財団は8日、ハープ奏者景晨陽さんを招いたコンサート「幸和ハウジングクラシックスペシャル アクト・ニューアーティスト・シリーズ2022」(静岡新聞社・静岡放送後援)を中区のアクトシティ浜松音楽工房ホールで開いた。  景さんは東京音大に在学中で、昨年の草加・日本国際ハープコンクールで3位に入賞した実力者。へスース・グリーディの「古いソルチコ」、セルジュ・ナトラの「ハープのための頌歌」などを繊細な音色で奏でて聴衆を魅了した。  同シリーズは国内外で活躍する若手演奏家が出演し、来年2月まで全5回開く。次回は7月10日の予定。

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  • 水球男子U17県選抜全国3位 浜松出身6人が報告

     3月の全日本ジュニア(U17)水球競技選手権大会で過去最高の3位に輝いた県選抜チームのうち、浜松市出身の6選手と伊藤仁監督がこのほど、市教委で宮崎正教育長に結果報告した。  県選抜は浜松市総合水泳場で練習し、中学時代のジュニアオリンピック優勝メンバー大賀優生さん(掛川西高2年)や神谷竜之介さん(磐田西高1年)ら市内出身選手が主力。  大会は新潟県で開かれ、16チームがトーナメント戦を行った。強豪の埼玉、山形を下して準決勝で優勝候補の東京と対戦。大接戦の末、最終盤に逆転され9対11で敗れた。選手たちは「次の国体では東京に勝って優勝したい」とさらなる努力を誓った。

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  • 地元バンドら盛り上げ 菊川 野外ライブに11組出演

     菊川市の菊川文化会館アエルは8日、屋外イベント「アエルエンジョイライブ」を開いた。地元のミュージシャンら11組が出演し、来場者を楽しませた。  地元バンド「ザ・菊川ヤン茶ーズ」や、浜松市浜北区の伊藤みひ乃さん(13)、シンガー・ソングライター「未来-miku-」などがパフォーマンスを披露した。観客は手拍子で会場を盛り上げた。御前崎市の画家Jiroさんはミュージシャンが演奏する横で高さ2メートルの鏡に絵を描くライブペインティングを行った。  人や動物との交流、ふれあいを目的にしたイベントであることから、犬猫の譲渡会や飲食店の屋台が並ぶマルシェも開催した。

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  • 飯田線で一時運転見合わせ

     9日午後4時20分ごろ、浜松市天竜区水窪町のJR飯田線大嵐-小和田間で落石警報装置が作動し、水窪-平岡間の上下線で一時運転を見合わせた。上下3本が部分運休したほか、上下2本に最大35分の遅れが生じ、約80人に影響した。JR東海によると、倒木が検知線を切断し、警報装置が動いた。

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  • 傷害の疑い 山口組国領屋一家幹部の容疑者逮捕、浜松中央署

     浜松中央署は9日、傷害の疑いで浜松市中区高林2丁目、指定暴力団山口組国領屋一家幹部の無職の容疑者(41)を逮捕した。逮捕容疑は4月下旬、同市内を走行中の乗用車内で、同乗していた建設作業員の30代男性の顔を素手で殴り、口の中を切るけがを負わせた疑い。2人は知人関係という。

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  • バラなど80種見頃 高台から景色も楽しんで 浜松・プリンス岬

     浜松市北区細江町のハンギングバスケット公認講師伊藤容子さんが、皇室ゆかりの地で知られるプリンス岬(五味半島)の高台の所有地に整備したバラ園が見頃を迎えている。  天皇陛下がご一家で静養された平野社団西気賀保養所に隣接する約900平方メートルの敷地に、色とりどりのバラ150株やジギタリス、クレマチスなど計80種類以上の花が咲き誇る。壁面飾りやバラのトンネルなども設けられ、高台からは山や浜名湖を眺められる。  天竜浜名湖鉄道西気賀駅から徒歩5分。駐車場はない。伊藤さんは「プリンス岬を歩きながら花と景色を楽しんでほしい」と話す。

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  • 木造住宅を全焼 浜松市東区龍光町

     8日午後5時15分ごろ、浜松市東区龍光町、男性(74)方から出火し、木造2階建て住宅を全焼した。市消防局などによると、男性の30代の息子が軽傷を負い救急搬送された。浜松東署によると、男性は家族4人暮らし。同署などが原因を調べている。

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  • 浜名湖1周「自分の足で」 80キロを10日に分け踏破目指す 浜松のノルディックウオーク愛好家

     浜松市内のノルディックウオーク愛好家でつくる「佐鳴湖ノルディック・ウオーク健歩会」が今春から、浜名湖1周の踏破に挑戦している。60代から80代の会員約50人が「生涯、自分の足で歩く」を合言葉に、約80キロの距離を12月までの10日間に分けて歩く。  ノルディックウオークは手にスキーのストックのようなポールを持って歩くフィンランド発祥の運動。ポールの操作で上半身も使うため、通常のウオーキングよりエネルギー消費量が大きい一方、腰や膝への負担が軽く、長い距離の歩行が可能とされる。  健歩会は加齢による筋力低下を予防しようと毎週1回、同市の佐鳴湖周辺で活動している。景色の変化を求めて月に2回は市内外

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  • 豊川海軍工廠(愛知)空襲知って 「泣き叫ぶ女子の声今も」 野沢さん、浜松の中学生に戦争伝える

     太平洋戦争末期、愛知県豊川市の豊川海軍工廠(こうしょう)に学徒動員され、大空襲に遭った浜松市中区萩丘の菓子店経営野沢幸子さん(93)が4月、地元の西遠女子学園中1年の小杉有香さんら生徒4人と工廠跡を訪れ、遺構を巡って当時の被害を説明した。ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナの現状に重ね合わせ、若者が戦争に巻き込まれる悲惨さを伝えた。  野沢さんは当時の気賀高等女学校(現浜松湖北高)在学中に動員され、同級生と寄宿舎に滞在して機銃などの生産に携わった。1945年8月7日午前、米軍機が工廠を標的に3千発以上の爆弾を投下。動員学徒約450人を含む2500人余りが命を落とした。野沢さんも同級生4人を亡く

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  • 活字並べてカード作り 昔ながらの活版印刷体験 浜松科学館

     浜松科学館(浜松市中区)は7日、1900年代半ばに主流だった活版印刷の体験会を同館で開いた。家族連れが名刺大のオリジナルカード作りを通じて、昔ながらの手作り感あふれる印刷方法に親しんだ。  活版印刷は、文字や数字の形をした凸型の鉛を文章になるように並べた活版に、インキを塗って紙に写す技法。南区で活版印刷を手掛ける大杉晃弘さん(46)が講師を務めた。  子どもたちは鉛を自分の名前や家族の誕生日になるように並べ、ピースサインや動物のイラストを添えて活版を作った。大杉さんの手ほどきを受けながら小型の手動活版印刷機でカードに刷り、出来栄えを確認すると、驚きの声を上げて喜んだ。  体験会は同館で開催中

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  • ドイツ見本市出展 浜松市3年ぶり 参加企業を募集

     浜松市は11月14~17日にドイツ・デュッセルドルフで開かれる世界最大規模の医療機器の見本市「COMPAMED」にブースを開設する。出展する市内企業4社を6月8日まで募集している。  同見本市は医療機器製造技術、精密加工、ナノ・テクノロジーなどの先端技術を展示する。昨年は併催イベントと合わせて世界から490社が参加し、約4万6千人が訪れた。  市は市内企業の海外販路開拓支援と産業集積都市としての知名度向上を狙って2015年から参加を始め、商談につなげた出展企業もあった。最近2年は感染症拡大のため参加を見合わせたが、収束を見込んで3年ぶりに再開を決めた。出展者負担金は10万円。継続出展が3回以

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  • 「緑の少年団」5人入団 浜松市天竜区龍山町 3年ぶりに植樹活動

     浜松市天竜区の横山小3~6年生でつくる「龍山・竜川緑の少年団」は7日、本年度の入団式を同区龍山町で開いた。3年生5人が新たに、自然や地域に親しむ仲間に加わった。  新入団員は「皆で協力して楽しく活動したい」「虫や生き物と一緒に仲良くしていきたい」などと活動に向けた抱負を語った。  町内での植樹活動にも3年ぶりに取り組んだ。スーパー林道天竜線沿いにドウダンツツジの苗木約20本を植え、コスモスの種もまいた。  新入団員の棚橋隼斗君(9)は「作業は大変だったけど、皆で力を合わせて楽しかった。お兄さんやお姉さんが親切に教えてくれた」と振り返った。  本年度の団員は計10人。1泊2日の自然体験学習や、

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  • 子の立身出世願う 「たんごまつり」 浜松・北区で31日まで

     浜松市北区引佐町の井伊谷宮は31日まで、「たんごまつり」を同所で開いている。境内の各所に子どもの立身出世を願うさまざまな装飾を施し、多くの親子連れが訪れている。  同町在住の長山剛士さんが牛乳パックで精巧に製作した井伊直政、徳川家康などの甲冑(かっちゅう)6点や、こいのぼり50匹、五月人形などを展示している。願い事を書いて飾ることができる紙製のこいのぼりも販売している。  3~5日には、長山さんが製作したかぶとと刀を身に付けられる甲冑体験が行われた。子どもたちは武将になりきって刀を振るい、楽しんだ。  

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  • いなさっ子食堂オープン 「世代間交流の場に」 花と緑の会が立ち上げ

     浜松市北区引佐地区の民生委員らでつくるボランティア団体「花と緑の会」が7日、子ども食堂「いなさっ子食堂」を同区神宮寺町の井伊谷メディカルコートガーデン内に開所した。地域コミュニティーの希薄化が進む中、子どもから高齢者までが交流し、つながりを感じられる場にしていく。  食堂は、同地区に子ども食堂がない現状を受け、同会が引佐地区社会福祉協議会の協力で立ち上げた。会員には元教員がいて、子どもの学習支援なども対応できるという。  訪れた子どもと保護者計12人は、折り紙や小物作りの工作を楽しんだ後、会員が調理したハンバーグカレーやタケノコの煮物に舌鼓を打った。政本明希くん(10)は「ハンバーグがおい

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  • SNSの危険性学ぶ 浜松湖南高生 「モラル守り使いたい」

     浜松市西区の浜松湖南高は6日、ネットトラブルを未然に防ぐための講演会を校内で開いた。全国ICTカウンセラー協会の安川雅文代表理事を講師に迎え、SNSの危険性や正しい使い方について学んだ。  生徒や保護者ら約1000人が聴講した。ネット上で知り合った人とのトラブルの実例やネット依存と学力低下の相関関係を紹介したほか、電話番号など個人情報の取り扱いについて注意を促した。安川理事長は「SNS上で知り合った顔の知らない人と絶対に会っては駄目」と訴えた。  英語科1年の男子生徒(16)は「限定公開で発信しても知らない人が見る可能性があると分かった」と感想を語り、女子生徒(15)は「最低限のモラルを守り

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  • 三ケ日保育園で耐震工事見学会 浜松・中区の常盤工業

     浜松市中区の常盤工業はこのほど、市から受注した市立三ケ日保育園(同市北区)の耐震補強および改修工事の見学会を同保育園で開いた。園児や保護者、地元自治会の住民ら17人が参加し、耐震補強の大切さや工事の目的を理解した。  同社の担当者が、過去の大地震で生じた建物の倒壊被害などの事例を挙げ、耐震補強を行う意義を説明した。実際の工事の様子も写真や動画で紹介した。子どもたちは、工事に伴う騒音を低減するシートで囲われた空間で大声を出し、防音効果を体感した。  同社現場代理人の石黒正道さん(50)は「騒音などで、工事現場に対するイメージは悪い。現場での取り組みや地震の対策を知ってほしい」と話した。

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  • ウクライナ支援へ 浄財12万円余寄付 浜松聖星高生

     浜松聖星高(浜松市中区)の生徒会などは6日、日本赤十字社浜松市地区本部を通じて同社のウクライナ人道危機救援金に生徒や教諭からの募金12万8030円を寄付した。  寄付は、ロシアによるウクライナ侵攻で民間人に多数の被害が出ていることを知った生徒会とグローバルイシュー研究部が中心となって企画。4月に同校で募金への協力を呼び掛けたという。  生徒会長の原田彩恵子さん(3年)と同研究部副部長の宮下真奈さん(同)が、市役所に同地区本部副地区本部長の山下昭一・市健康福祉部長を訪ね、「少しでもウクライナの人たちの支援になれば」と浄財を手渡した。

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  • 俊敏性向上へ 児童取り組み 浜松・南区で「タニラダー」講習会

     遠鉄ストア(浜松市中区)と雪印メグミルク(東京都)は7日、「タニラダー」と呼ばれる俊敏性を高めるトレーニングの講習会を浜松市南区の可美公園総合センター体育館で開いた。  タニラダーは、四つのマスがある長さ2メートルほどのはしご状の道具を使った練習法で、元サッカー選手の谷真一郎さんが考案した。道具を地面に置き、マスに合わせてさまざまなステップをして、素早く動くための身体の使い方を身に付ける。  講習会では、スポーツチームに所属する県西部の小学5、6年生34人が谷さんの指導を受けた。児童は「骨盤を立てて足の前方で体重を支える」「視線を落とさない」など走る際の姿勢を意識しながら、マスをまたぐ動作を

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  • 地元題材の入賞作 巡回展で披露 浜松市東区

     昨年12月に全日本画材協議会が募集、選考した絵画の入賞作品巡回展「第7回ジャム公募展」が24日まで、浜松市東区中田町の書絵堂ギャラリーで開かれている。  「知ってほしい地元の風景」をテーマに描いた43点が並ぶ。最優秀賞を受賞した奥山半僧坊(北区)付近を描いた水彩画や、中田島砂丘(南区)を表現したちぎり絵のほか、全国の風景作品を紹介している。ギャラリー2階の特設会場では浜松市から出品した作品約20点も見られる。水曜は休み。  

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  • 児童が茶摘みに挑戦 浜松・奥山小3年 手ほどき受け丁寧に

     浜松市北区引佐町の奥山小の3年生10人が6日、同町の加藤製茶を訪れ、茶摘み体験や工場見学を楽しんだ。  児童は、加藤通夫代表(74)の手ほどきを受け、一つずつ丁寧に新芽を摘み取った。10人で合わせて1・1キロを収穫し、後日、学校で味わうという。工場では、茶葉を蒸してさまざまな機械でもみ、乾燥させるまでの工程を見学してお茶のでき方を学んだ。  子どもたちは、加藤代表においしいお茶のいれ方などを質問した。加藤代表は「熱いお茶を少し冷ましてからいれて」と助言した。猿田璃虹さん(8)は「みんなで協力してたくさんとれて楽しかった」と話した。  

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  • 絵画や陶器など130点展示と競売 15日まで浜松市中区

     絵画や陶器などのオークション展示会(丸八エンターテインメント主催)が7日、浜松市中区元浜町の平野美術館1階にある「ヒラノアートギャラリー」で始まった。15日まで。入場無料。  オークションコーナーには米ポップアート界の巨匠アンディ・ウォーホルの「マリリン・モンロー」や、フランスの画家ラウル・デュフィの作品をはじめ、古伊万里焼の皿、北欧デザインのいすなど約130点が並ぶ。インド製の家具など、定価販売品もある。  オークションの参加希望者は、作品ごとに設定されている最低金額以上で入札する。15日に締め切り、落札者を決める。  開館は各日午前10時から午後5時まで。月、火曜日は休み。  

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  • こだわりの酒一堂 8日まで浜松・中区でイベント 自慢の味求めにぎわう

     静岡県内の蔵元や西部の飲食店などが出店した「空と酒フェスティバル2022」が7日、浜松市中区の市ギャラリーモール・ソラモで始まった。収穫の祈りと食文化の活性化が狙い。8日まで。  県内11カ所の酒蔵、ウイスキーやクラフトジンの蒸留所、和食やすし、イタリアンなど計約40店がブースを設け、こだわりの酒や料理を提供した。ウイスキーだるの中で数カ月間熟成した日本酒なども注目を集めた。  ステージでは出店者が特色ある酒づくりを紹介したほか、JAとぴあ浜松の若手生産者が今後収穫が本格化する特産品「三方原馬鈴薯(ばれいしょ)」をPRした。会場の5店もジャガイモを使ったサラダやピューレなどを振る舞った。  

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  • 少年非行防止へ協助員委嘱 浜松市中区

     浜松東署はこのほど、非行防止や健全育成に取り組む少年警察協助員の委嘱状伝達式を同署で開いた。新たに委嘱された8人のうち5人が出席し、今川桂一署長から委嘱状を受け取った。本年度から2年間にわたり、街頭補導などにあたる。新たに委嘱された少年警察協助員は次の通り。  石神好洋、枝村武明、増田洋、村埜茂好、薬師寺晋、中村恵子、木下純奈、西尾崇嗣

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  • 交通安全へ宣言書提出 浜松市西区

     浜松市西区の住宅設備機器製造「トクラスプロダクツ」はこのほど、従業員364人の交通安全宣誓書を浜松西署に提出した。  今年が5年目となる取り組みで、斎藤孝弘総務部長(62)らが同署を訪れ、従業員一人一人が手書きした宣言書を田中尉公署長に手渡した。同社は「ヒヤリ・ハット報告」や、イラストを使った「危険予知トレーニング」を行っている。斎藤部長は「従業員に自分の書いた宣言を振り返る時間を設け、交通安全に寄与したい」と話した。

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  • マクラメで空間演出 浜松・ギャラリーケイブ閉館 最後の作品展

     浜松市東区の作家鈴木真弓さん(72)によるマクラメアートの個展「一本の糸からの共鳴」が15日までの土、日曜、同市中区の「ギャラリー ケイブ」で開かれている。ひもを結んだり、ワイヤでつなぎ合わせたりした約50点を出展した。  麻糸や毛糸、綿糸に加え、ジーンズの切れ端といった個性的な素材でも手掛けた。床には円すい型の造形物が並び、壁にはタペストリーが掛けられるなど、インスタレーション(空間展示)が展開され、来場者を楽しませている。  同ギャラリーは5月で閉館する。鈴木さんは「作品を体で感じ取りながら、ギャラリー最後の作品展を楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けた。  開館は7、8、14、15日の

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  • 社説(5月7日)浜松城の絵図紛失 「市民の財産」再認識を

     浜松市博物館が「浜松城二の丸絵図」などを紛失したうえ、担当者が紛失事実を隠し、市の確認検査をすり抜けていたことが発覚した。当時の上司や館長も紛失を把握していたとみられる。ずさんな管理態勢が明らかになったことに加え、組織的な隠蔽[いんぺい]を疑わざるを得ない。言語道断だ。  収蔵品は市民の財産と再認識すべきだ。鈴木康友市長は謝罪し、第三者委員会を設けて経緯を調べる考えを示した。人事を含めて管理態勢を見直すとともに、外部人材を入れるなどして透明性を高めなければならない。職員の法令順守を徹底する必要もある。  紛失したのは17世紀に描かれ、江戸初期の浜松藩主の政務と生活の拠点だった二の丸御殿の絵図

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  • 記者コラム「清流」 通過点でしかない

     浜松市がパートナーシップ宣誓制度を導入して2年。LGBT総合研究所などによると、性的少数者はおよそ10人に1人の割合で存在し、性的指向は自分の意思で選択、変更ができないという。  当事者には依然、周囲の理解が進んでいないことへの不安がある。制度の整備は進んでも、偏見はいまだに残っていると強く感じる。「身近にいないから」という人もいる。だが、親しい関係でも知らないことはある。  適切な例えかは分からないが、自分をレバニラ好きだと親は思っているが、本当は苦手だ。親の悲しい顔を見たくなかったので言わなかった。  周囲の受容と理解がなければ、当事者の苦悩が消えることはない。制度は平等実現に向けた通過

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  • 静岡人インタビュー「この人」 中道柾伍さん ボランティア活動で浜松市長賞を受けたチャリティーサンタ浜松支部代表

     浜松市の学生ボランティア団体の活動発表会「浜松学生ボランティアネットワークフォーラム」で、8団体の中から最高賞に輝いた。学生と社会人計14人の仲間と困窮家庭などをクリスマスの日に訪ね、プレゼントを贈る活動を続けている。聖隷クリストファー大社会福祉学部の3年生。20歳。  ―団体が活動する理由は。  「困窮している家庭やひとり親世帯の中には、クリスマスの良い思い出がない子どもがいる。経済的に恵まれている家庭だけでなく、いろいろな人に良い思い出を届けたいという気持ちで取り組んできた。活動の資金は、市民や企業から寄付をいただいて確保している」  ―自身が参加した経緯を。  「元々、ボランティアに興

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  • 巨大ボードにタカ描く 芸術家山内さんが特別授業 浜松・天竜中

     浜松市東区の天竜中はこのほど、同市出身の芸術家山内清司さんを招いた特別授業を同校で行った。個性豊かな社会人と交流して生き方を考える授業の一環で、全校生徒約640人が山内さんのパフォーマンスや講話を通じて自身の将来と向き合った。  山内さんは生徒の前で、巨大な石こうボードに迫力あるタカの絵を描いた。講話では夢を持つ大切さを訴えたほか、世界各国を旅する中で人を喜ばせる楽しさを知り、芸術家を目指すようになったとの体験談も披露した。  生徒は「医者になって人を助けたい」「サッカー選手になりたい」など自分の夢や目標を発表し、絵が描かれたボードの裏に決意を書き込んだ。  

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  • ストレッチで足腰丈夫に 浜松・龍山で健康セミナー

     浜松市天竜区龍山町の瀬尻自治会と浜松山里いきいき応援隊はこのほど、高齢者向け健康セミナーを同町で開いた。  アスレチックトレーナーの稲垣昇吾さん(31)=袋井市=と理学療法士の橋爪翼さん(27)=浜松市中区=が、地域住民ら10人に足腰を鍛えるトレーニングやストレッチを指導した。  参加者は膝がつま先より前に出ないようにするスクワットや、座布団の上に横たわり上半身をひねる動作などに取り組み、節々を動かして体をほぐした。  一通りのプログラムをこなすと、いすに座った状態から片足で立ち上がったり、大股で歩いたりして効果を確かめた。  

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  • SDGs基礎学ぶ 浜松積志中3年生、環境問題や「連鎖」など

     浜松市東区の積志中は6日、SDGs(持続可能な開発目標)の基礎講座を校内で開いた。3年生約200人がSDGs実現に向けた行動計画の立て方などを学んだ。  総合学習の一環。認定エデュケーターで、建設会社「常盤工業」(中区)の高橋脩夫さん(39)が講師を務めた。世界の環境問題やSDGsの歴史を紹介したほか、一つの開発目標を達成すると、他の目標にもつながる「連鎖」についても教えた。高橋さんは「身近にできることから考えることが重要」と強調した。  同校の新田来駕さん(14)は「SDGsの目標設定は、以前よりも良い世界を目指すことが大事だと分かった」と語った。  

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  • 金色ストリートピアノ 100人演奏楽しむ 浜松でイベント

     金色のストリートピアノを設置するイベントがこのほど、浜松市中区の新川モールで開かれた。街中の活性化を目的に東区の内装工事会社「シーマー」が企画した。希望者約100人が自分の好きな曲を弾き、通りがかった歩行者を楽しませた。  同社の嶋俊輔社長(39)は「音楽を通じて人とのつながりを感じてほしい」と期待した。  会場では天竜区出身のピアノ演奏家阿蔵ちひろさん(31)と磐田市出身のフルート奏者河野聖之さん(31)を招待したコンサートも開催された。

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  • オミクロン派生型「BA・2」が65% 浜松市ゲノム解析

     浜松市は6日、新型コロナウイルスのゲノム解析でオミクロン株の派生型「BA・2」を新たに15件確認したと発表した。対象の検体に占める割合は約65%。  4月13日から21日までに感染が判明した患者のうち、23検体を市保健環境研究所(東区)が解析した。BA・2のほかはオミクロン株「BA・1」が6件、「解析不能」が2件。市が29日に発表した5日から13日までの分は、BA・2の割合が約74%だった。  市は、BA・1からBA・2への置き換わり自体は継続しているとみている。

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  • 浜松「ばらの都苑」 色とりどり大輪見頃に

     浜松市中区花川町の私設バラ園「ばらの都苑」で、色とりどりのバラが見頃を迎えている。6日には地元の花川幼稚園の園児が園内を散策した。  園内では約300種、赤、白、黄色など1500株のバラが6月上旬ごろまで、順番に見頃を迎える。5月上旬までは赤色の品種「宴(うたげ)」や、ピンク色のシャクヤクが特に見応えがある。  管理者の天野和幸さん(81)から「香りも楽しんでみて」と声を掛けられた園児らは、マスクをずらしてバラの花に近づき、甘い匂いを楽しんだ。

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  • 特別列車で新茶堪能 天浜線、お茶まつりに合わせ運行

     天竜浜名湖鉄道は4、5の両日、「世界お茶まつり2022」の開催に合わせ、車内でお茶入れ体験ができる特別列車を運行した。親子連れなどの参加者が、車内でお茶の魅力に親しんだ。  2日間で掛川-天竜二俣間を4往復運行し、計約80人が参加した。天竜二俣駅に約1時間停車し、インストラクターの指導によるお茶入れ体験を実施。参加者は温度調整したお湯で天竜産の新茶を入れ、フレッシュな味わいを楽しんだ。  車内は座席ごとにアクリルのカーテンと間仕切りを設置し、新型コロナの感染対策を講じた。同鉄道の担当者は「お茶と新緑の景色の魅力を同時に味わっていただいた」と話した。

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  • 和田東小児童 エダマメ種まきを体験 JAとぴあ浜松中央が指導

     JAとぴあ浜松中央地区支店は6日、浜松市東区の和田東小で3年生50人を対象に、エダマメの種まき体験会を開いた。芽が出て苗となった5月中旬に植え付け、7月中旬に収穫して、児童が家庭に持ち帰り、家族で食してもらう。  職員がエダマメの概要などを説明した後、児童は強い甘みなどが特長の品種「ゆかた娘」の豆約1200粒を1粒ずつ丁寧に、ケースやポットの土の中に埋めた。金原那江さんは「初めての体験で緊張したけど(収穫が)楽しみ」と胸を弾ませた。  中央地区支店管理課の伊藤淳市さんは「農業体験を通じ、自分で育てたものを味わう喜びを知ってほしい」と児童に呼びかけた。

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  • 空と酒フェスティバル 浜松・ソラモ、5月8日まで

     静岡県内蔵元の日本酒や県内蒸留所のウイスキーなどを集めたイベント「空と酒フェスティバル2022」が7日から、浜松市中区の市ギャラリーモール・ソラモで行われる。8日まで。  天竜のトンネルで熟成した日本酒や、沼津蒸留所のクラフトジンなどが並ぶ。購入はチケット制。トークやアコースティックライブも開催される。  両日とも午前11時からで、7日は午後8時、8日は午後6時まで。

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  • ブラジル人芸術家6人 絵画、写真など力作披露 浜松

     本県周辺で活躍するブラジル人芸術家6人のコンテンポラリーアート展(在浜松ブラジル総領事館主催)が8日まで、浜松市中区のクリエート浜松で開かれている。6日に記念セレモニーが開かれ、作家と市内在住のブラジル人らが交流した。  人物や動物の絵画、日常生活の一場面を切り取った写真など約60点が並ぶ。アマンダ・デ・ゴドイさん(14)=同市東区=の抽象画は、アクリル絵の具でキャンバスを塗りつぶした独特な世界観のある作品。有名歌手らの似顔絵を出展した画家エヴァリスト・オミドさん(50)=愛知県=は、セレモニーに来場したガルシア・アウデーモ総領事に似顔絵を贈った。  今年のブラジル独立200周年を記念したイ

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  • アフガン音楽紹介 2人組がコンサート 浜松市楽器博物館

     浜松市中区の市楽器博物館でこのほど、イブニングサロンコンサート「アフガニスタン音楽の夕べ」が開かれた。アフガン音楽を専門に演奏するユニット「ちゃるぱーさ」(千葉県)が出演し、多様な民族文化を背景に生まれた独特で深みのある音色と歌声を響かせた。  現地の弦楽器ラバーブの奏者佐藤圭一さんと、ボーカルと打楽器を担当するやぎちさとさんが、愛や故郷をテーマにした民謡や大衆音楽の8曲を披露した。紛争で困難な状況が続く現地だが、佐藤さんは「豊かな音楽文化がある国だと知ってほしい」と呼び掛け、歌詞に込められた意味を説明しながらアフガン音楽の魅力を紹介した。  6月21日まで、「シルクロードの十字路 アフガニ

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  • 浜松浦川小児童「アユ大きく育て」 佐久間・相川に放流 

     浜松市天竜区佐久間町の浦川小の児童が6日、同校近隣を流れる相川で稚アユ約2千匹を放流した。  1年生と3~6年生計14人が、浦川漁協が調達した大小さまざまな稚魚をバケツに入れ、「元気でね」などと優しく声をかけながら川に放った。アユは水中をすいすいと元気よく泳いでいった。  山中陽菜さん(3年)は「川の水は冷たかったけど、アユがとてもかわいかった。大きく育ってほしい」と話した。同漁協は同日、計約250キロの稚アユを放流した。周辺のアユ釣り解禁は6月4日。

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  • 浜松市議会親睦会 ウクライナへ50万円 義援金、駐日大使に

     ロシアから侵攻を受けるウクライナを支援するため、浜松市議会議員親睦会は6日までに、在日ウクライナ大使館に義援金50万円を贈った。和久田哲男会長(市議会議長)が東京都港区の同大使館を訪れ、セルギー・コルスンスキー駐日大使に目録を手渡した。  和久田会長は、3月の市議会の本会議で、ロシアの軍事侵攻を非難する決議案を全会一致で可決したことを報告。「悲惨な現状が一日も早く終わり、平和が訪れることを祈っている」と述べた。コルスンスキー駐日大使は「民間人に対する恐ろしい犯罪が行われている。支援に本当に感謝している」と語った。  市議会会派の自民党浜松も15万円を贈った。自民党で衆院外務委員長の城内実氏(

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  • 浜松のホテル内 飲食店で食中毒

     浜松市は6日、同市中区元城町の飲食店「ホテルコンコルド浜松 堂満」で料理を食べた客8人が食中毒と診断されたと発表した。市保健所は同店を当分の間、営業禁止とした。  保健所によると、8人は1日に焼き魚などのコース料理を食べた28~59歳の男女。下痢や吐き気などの症状を訴えたが、全員快方に向かっているという。客5人と従業員1人の便からノロウイルスG2が検出された。

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  • 酒気帯び運転の疑い 浜松西署、男を逮捕

     浜松西署は6日、道交法違反の疑いで浜松市西区呉松町、農業の男(42)を逮捕した。逮捕容疑は5日午後10時ごろ、同区舞阪町の市道で軽乗用車を酒気帯び運転した疑い。同署によると、側道のブロックに乗り上げる事故を起こして発覚した。

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  • 豊橋の布花作家 来本さん作品展 9日まで浜松市北区

     浜松市北区引佐町のカフェ「ラ・ローズデバン」のギャラリーで6日、豊橋市を拠点に活動する布花作家来本節子さんの作品展が始まった。9日まで。  布で制作したバラやケイトウ、クチナシなどのリースやブライダルブーケ、花束など約200点が並ぶ。作品は絹やサテン、ベルベットなどの生地を染色し、花びらや葉の形に切って組み立てているという。ブローチなどのアクセサリーも展示され、女性を中心に注目を集めている。  来本さんは「布花があるとすてきな空間が作れる。自分の家に合う花を探してほしい」と話している。

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  • 舞踊や演芸熱演 60人が観客魅了 浜松・天竜で音楽会

     静岡県西部の舞踊や演芸団体が集う「天竜舞踊演芸音楽会」(実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が5日、浜松市天竜区の天竜壬生ホールで開かれた。  7団体・個人の計60人が舞台に立ち、18プログラムを熱演。寸劇やマンドリン演奏、日本舞踊、フラダンスなど多様なジャンルを発表し、観客を楽しませた。  実行委のメンバーは「コロナ禍の中、地道に練習に取り組んだ成果を発表する場を設けられてよかった」と話した。

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  • 酒気帯び運転し歩行者と衝突の疑い 浜松東署、男を逮捕

     浜松東署は6日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の疑いで浜松市南区若林町、自称会社員の男(33)を逮捕した。  逮捕容疑は5日午後9時45分ごろ、同町の市道で軽乗用車を酒気帯び運転し、歩行中の同区の女性(66)と衝突して鎖骨骨折などのけがを負わせた疑い。

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  • 浜松東署 逮捕容疑日時を訂正

     浜松東署は6日、児童買春・児童ポルノ禁止違反の疑いで5日に再逮捕した浜松市東区の塾講師の男(66)の容疑日時について「2021年6月下旬から7月上旬までの間に」を「19年6月下旬から7月上旬までの間に」と訂正した。

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  • 大凧勇壮に さまざまな願い込め 浜松まつり【写真特集】

     青空に向かって、各町の大凧(たこ)が勢いよく舞い上がる。子どもの健やかな成長を願う浜松まつりが3~5日、浜松市南区の凧揚げ会場を中心に行われた。連日晴天に恵まれ、凧揚げ会場では、マスク姿の町衆が凧の糸を巧みに操り、風に乗せると、ラッパや太鼓の音に合わせて、初子を祝う様子が見られた。各町内で引き回した御殿屋台からは、子どもらが奏でるお囃子(はやし)の音色が響き渡った。 大空に思い込め   大空に向かって舞い上がる大凧=浜松市南区の凧揚げ会場(魚眼レンズ使用) ムード盛り上げ   各町を引き回した御殿屋台。お囃子の音色が響き渡った=浜松市中区 仲間と一緒に &

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  • 三遠南信道・鳳来峡-いなさ北 夜間通行止め 9~25日

     国土交通省浜松河川国道事務所は9~25日、工事に伴い、三遠南信自動車道(国道474号)鳳来峡インターチェンジ(IC、愛知県新城市)-浜松いなさ北IC(浜松市北区引佐町)間を夜間通行止めにする。規制時間は午後9時から翌朝6時まで。  対向車との正面衝突を防ぐワイヤロープ式防護柵を設置する。同事務所は、工事期間中、国道257号と国道151号を通り、新城市長篠を経由する迂回(うかい)路の利用を呼び掛ける。  天候や工事の進み具合によって規制中止や期間変更をする場合もある。問い合わせは同事務所<電053(466)0151>へ。

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  • 笑顔舞い上がる「子供凧揚げ」 中区龍禅寺町/「巻き竜」堂々 浜松まつり最終日ダイジェスト

     浜松まつり最終日の5日、浜松市南区の凧(たこ)場は無風状態が続き、参加各町を悩ませた。「こどもの日」とあって、法被姿の大勢の子どもたちが詰め掛けた。大凧が勇壮に舞い上がる様子はあまり見られなかったが、はじける笑顔が会場を包んだ。夜は各町が力を振り絞って屋台を引き回し、3日間の祭りを締めくくった。  こどもの日の恒例行事「子供凧揚げ」は、あいにくの無風状態で行われた。1時間以上粘っても思うように凧を揚げられず、断念する町もあった。  子どもの力だけでも空に凧が浮かぶ状態を保てるように、ベテランの大人たちが懸命に揚げようとしたが、風がほとんど吹いていないためにすぐに落ちてしまう凧が目立った。

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  • 児童ポルノ製造の疑い 浜松の塾講師の男再逮捕

     浜松東署は5日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで浜松市東区半田山6丁目、塾講師の男(66)を再逮捕した。再逮捕容疑は、2021年6月下旬から7月上旬までの間に、静岡県西部地区で、県内在住の10代男性が18歳未満と知りながら男性のわいせつな姿を撮影し、児童ポルノを製造した疑い。同署によると、容疑者は県内在住の20代男性にわいせつな行為をしたとして22年4月に準強制わいせつ容疑で逮捕された。押収した携帯電話などから今回の容疑が発覚した。

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  • 刺しゅうイラスト 浜北区で展示販売 浜松在住の作家2人

     いずれも浜松市在住で、刺しゅう作家の安藤由希さんとイラストレーターの枝村克美さんが31日まで、それぞれの作品を浜北区染地台のぬくもり工房で展示販売している。水曜休み。  「母の日と贈り物」がテーマ。安藤さんはウサギやリスが施されたポーチなど、枝村さんは笑顔の親子が並ぶ絵柄の色紙やレターセットなどを出品した。  問い合わせはぬくもり工房<電053(545)6391>へ。

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  • 絵本作家が読み聞かせ 浜松市北区で北島さん

     浜松市北区初生町の本の王国ラフレ書店は1日、絵本作家兼朗読家の北島多江子さん(50)=同市西区=による読み聞かせ会を同店で開いた。子どもと保護者約20人が、表現力豊かな読み聞かせに聞き入った。  北島さんは、身ぶり手ぶりを交えて自作の絵本「大みそかに、じかんがじゃんけん大会?」と紙芝居「まるの中には、まんまる家族」などを読み聞かせた。子どもたちは真剣に絵本を見つめたり一緒に手を動かしたりしながら楽しんだ。  読み聞かせ会は、子どもの活字離れが進む中、本に興味を持ってもらおうと定期開催している。北島さんは「幼少期には読書体験が大切。気軽に本屋に立ち寄る機会にしてほしい」と話した。

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  • 特注筆で力強く 浜名高書道部がパフォーマンス

     浜名高書道部2、3年生約20人がこのほど書道パフォーマンスを浜松市浜北区の万葉の森公園で披露した。  はかま姿の生徒たちは、幅2・5メートル、長さ10メートルの画用紙に15~30センチの特注の筆を使って実演。2年生は「青春は一瞬」、3年生は6月3、4日の同校文化祭のテーマで光り輝くという意味の「玲瓏(れいろう)」といった言葉を書き上げた。音楽に合わせて力強い字を表現し、集まった家族や住民らの拍手を浴びていた。

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  • えいっ!一生懸命ボール投げ 静岡県ソフトボール協会 浜松市浜北区で野球教室

     静岡県ソフトボール協会はこのほど、野球教室を浜松市浜北区寺島のあゆみの森こども園で開講した。年中と年長の園児約50人が、9月まで4回の講座で投球や捕球を学んで体力向上につなげる。  初回はボールに親しむ遊びが中心。列に並んだ子どもたちは、大きめのボールを股の間をくぐらせたり頭上に掲げたりして渡した。遠投にも挑戦。投げ手と逆の足を踏み出し、斜め上に放るといった基本を教わった。  同協会普及委員長の波多利幸さんは「ボール遊びを通じ、多くの子に球技に興味を持ってもらいたい」と話した。

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  • 平和願う大輪、凧場に咲く 地元染色会社の支援に賛同、ウクライナ国花の手拭い着用 浜松まつり

     浜松まつり最終日の5日、浜松市中区の鴨江北町の参加者はロシアの侵攻を受けるウクライナの国花ヒマワリが描かれた手拭いを頭に巻き、凧(たこ)揚げに臨んだ。同市東区の染色加工会社の和田染工がウクライナへの義援金に充てようと作製したチャリティー手拭いで、凧揚げ会の有志が50枚を買いそろえた。平和への願いを込め、凧糸をたぐった。  郷土の伝統技法、浜松注染染めで黄色く着色した手拭いは、大輪の花柄が特徴。和田染工が3月からオンラインを中心に1枚千円で支援協力を呼びかけ、売上金をウクライナ大使館に寄付している。  購入を提案したのは、同町凧揚げ会の母体の親睦団体「鴨和会」で会計を務める鈴木虎男さん(71)

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  • 浜名湖の夜空に彩る大輪 浜松・弁天島で「#花火駅伝」

     まいさかフェス実行委員会(浜松市西区)などは5日、同区舞阪町の弁天島で花火25発を打ち上げた。鮮やかな花火が浜名湖の夜空と湖面を彩った。  「花火のチカラで日本中を元気に」を合言葉に、ゴールデンウイークに全国各地で行っている「#花火駅伝」に合わせたイベント。コロナ禍で落ち込んだ地域の活気を取り戻そうと花火専門店「三遠煙火」(湖西市)などが協力した。  夜7時半ごろ、弁天島の赤鳥居付近で次々と花火が打ち上げられた。実行委のアーネスト・ララカ・シルバー委員長(64)は「7月の花火大会の成功に向けて、地域全体で頑張りたい」と話した。

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  • 浜松まつり閉幕 3日間で12万2700人

     浜松市で凧(たこ)揚げや御殿屋台の引き回しを繰り広げた浜松まつりが5日、閉幕した。主催者の組織委員会は期間中3日間の人出について、3年ぶりに一般客が来場した凧揚げ会場(同市南区)で延べ12万2700人だったと発表した。  コロナ禍以前は凧揚げ会場や御殿屋台が連なる中心街に延べ100万人以上が繰り出した。今年は屋台の引き回しを参加の各町内に限定するなど、規模を縮小して行った。組織委が感染症対策として示した凧揚げ会場の入場規制は「定時の計測で人出が上限の3万人に達しなかった」として実施しなかった。  組織委の広野篤男代表委員長は「思ったより多くの人が来場してくれた。来年はコロナ前の浜松まつりの形

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  • お囃子、次代へ 野口町の武藤さん「継承」決意強く 浜松まつり

     浜松まつりの夜の見どころ、御殿屋台のお囃子(はやし)。三味線の旋律に、小学生が奏でる太鼓と笛の音色が彩りを加える。祭り2日目の4日、浜松市中区野口町で三味線を弾いた武藤美保子さん(54)は、地域の伝統をつなぐお囃子への思いをつづり、2021年東京五輪聖火リレーの公募で走者に選ばれた。コロナ禍で賛否が分かれた五輪を通じてお囃子継承の決意を強くし、今年の祭りに臨んでいる。  8年前、お囃子に参加した娘を送迎した際、地域の人に勧められて、しの笛を初めて吹いた。「たまたま上手に音が出て気分が良くなった」ことから、町のお囃子に加わり、三味線を習い始めた。今では町の子どもにリズムの取り方を教えることもあ

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  • 早出町/感謝の40周年凧 茄子町/歴代組長3人、孫の初凧 浜松まつり2日目ダイジェスト

     浜松まつり2日目の4日、浜松市南区の凧(たこ)揚げ会場は初凧のほか、町の節目や住民の長寿を祝う凧も揚がり、初日に続いて熱気に包まれた。夜の御殿屋台引き回しでは、多くの子どもにお囃子(はやし)を体験してもらおうと、運営を工夫する町もあった。  ■早出町 幼なじみコンビが先導 記念凧高く  中区早出町では、凧揚会の大野木一樹会長(50)と東秀行組長(50)の幼なじみ2人組が町をけん引する。コロナ禍で落ち込みかけた町民の心に元気を取り戻し、祭りが今後も続いていくことを願って参加40周年を祝う記念凧を揚げた。  同町が祭りに初参加したとき、2人は小学5年生。「子ども150人くらいで凧を揚げ、大勢で

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  • 湖東高が江之島高に勝利 浜松球場で野球定期戦

     浜松市の浜松江之島高(南区)と浜松湖東高(西区)の第12回野球定期戦が4日、同市中区の浜松球場で行われた。浜松湖東が9対2で勝ち、通算成績を8勝3敗(第10回定期戦は中止)とした。  浜松湖東は初回、先頭の山下航希選手(3年)が内野安打で出塁すると、鈴木朝陽選手(同)の犠打などを絡めて1点を先制。二、三回にも着実に加点し、四回には河野光希選手(同)の二塁打など4安打で4点を奪って試合を決定づけた。  浜松江之島は三回、山田羅生選手(2年)、丸山瑞貴選手(同)の連打から好機をつくって2点を返したが、その後、打線が続かなかった。序盤の守備の乱れも響いた。

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  • 空襲から77年 犠牲の生徒悼む 浜松市中区の修学舎中・高

     浜松市中区向宿の浜松修学舎中・高はこのほど、太平洋戦争中の空襲で死亡した、前身の浜松女子商業学校の生徒14人をしのぶ慰霊式を同校で開いた。  敷地内の「やすらぎの像」の前で代表の生徒らが献花し、犠牲者を悼んだ。  同校によると、1945年4月30日、軍需工場に学徒動員されていた14人が空襲で命を落とした。同校は毎年4月30日を慰霊の日と定め、平和を願う式典を開いている。  今年は新型コロナウイルス感染防止のため、全校集会は開かず、生徒は各教室で黙とうをささげた。

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  • 道交法違反の疑い 浜松中央署

     浜松中央署は3日、道交法違反の疑いでブラジル国籍、浜松市中区佐藤2丁目、自称通信販売小売業の男性(33)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後10時ごろ、同区の市道で乗用車を酒酔い運転した疑い。同署によると、対向車と擦れ違いざまに衝突する事故を起こし発覚したという。

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  • ラッパの音再び 大凧勇んで空へ 浜松まつり開幕

     浜松まつり(浜松市などでつくる組織委員会主催)が3日、同市南区の凧(たこ)揚げ会場などで始まった。5日までの期間中、勇壮な凧揚げ合戦や御殿屋台の引き回しが繰り広げられる。  新型コロナウイルス感染防止のため、祭りを中止した一昨年、内容を大幅に縮小した昨年に対し、今年は3年ぶりに凧揚げ会場でのラッパの使用や御殿屋台の引き回しが解禁された。凧揚げ合戦には昨年より71町多い、168町が参加した。  晴天に恵まれた凧揚げ会場では午前10時、組織委の広野篤男代表委員長と鈴木康友市長が祭りの開幕を宣言すると、一斉に大凧が揚がり、威勢のよいラッパや太鼓の音が響いた。今年は有観客で実施され、飲食の露店も並ん

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  • 3年ぶり御殿屋台、町内で コロナ対策「集結」中止【浜松まつり】

     浜松まつり初日の3日、夕日が沈み周囲が薄暗くなると、ちょうちんの明かりに照らされた御殿屋台が浜松市の各町内にお目見えした。屋台の引き回しは3年ぶり。  新型コロナ感染症対策のため、JR浜松駅北側に屋台を集結させる夜の統一行動は中止になり、各町内での引き回しに限られた。同市中区高林では、約100人が彫刻の施された自慢の屋台を引いた。屋台上では子どもらが太鼓や三味線でお囃子(はやし)を奏で、音色を聞いた地域住民が3年ぶりの屋台を一目見ようと、沿道に集まった。  孫がお囃子に参加している鈴木松子さん(68)は「久しぶりにお囃子を聴けて、地域に活気が戻った」と喜んだ。  

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  • ロボット操作 親子連れ体験 5日まで浜松科学館

     浜松市中区の浜松科学館で3日、ロボット操作の体験イベント「ロボットまつり」が始まった。初日から多くの親子連れが訪れ、多種多様なロボットに触れた。5日まで。  障害物をよけながらゴールを目指してシュートを決めるサッカーゲームや、配管の点検用に開発された「パイプロボット」でコースを突破するタイムを競うゲームが人気を集めた。ステージでロボットが音楽に合わせて踊るイベントもある。  ロボットを使ったイベントを各地で開く団体「ロボットゆうえんち」(神奈川県)が協力した。

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  • ヒノキやスギ、工作で親しむ 4日まで森林公園 浜松

     静岡県立森林公園は3日、恒例の木工体験イベント「森のクラフト広場」を浜松市浜北区の同公園木工体験館で始めた。多くの親子連れが工作を通じて木材に親しんでいる。4日まで。  参加者は、天竜区産のスギとヒノキの端材を利用。同館職員らの指導を受け、のこぎりや接着剤を使って思い思いの形に仕上げた。母親と一緒に自動車の模型を作った同区の北浜東小5年望月あずみさん(10)は「工作は好き。木のいい匂いもするし、楽しかった」と話した。  最終日は午前10時から午後3時まで開催。参加料500円。問い合わせは同公園バードピア浜北<電053(583)0443>へ。

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  • 浜北でも初子凧 天竜川上空に舞う 浜松

     浜松市浜北区の凧(たこ)揚げ有志でつくる「浜北凧連合会」は3日、浜北節句凧まつりを同区の天竜川河川敷で開いた。2020年と21年は新型コロナウイルスの影響で中止したため、3年ぶりの開催。区内の7団体が子どもの成長や地域の繁栄を願って凧を揚げた。  参加者は、四角形の凧の骨組みになっている竹が、交差する中央部で盛り上がって五つ目の縁になっている「五縁凧(ごぼちだこ)」を揚げた。「内野小嶋連」から参加した自営業木村勝彦さん(60)は、孫の田中里玖ちゃん(1)のために縦1・5メートル、横2メートルの凧を揚げ「高く舞ってくれて良かった」と笑顔で話した。  今回の祭りは開会式に地元議員や区長らを招かず

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  • 知人脅し殴った疑い 浜松市東区の男逮捕

     細江署は2日、暴力行為法違反の疑いで浜松市東区原島町、自称解体業の男(44)を逮捕した。逮捕容疑は4月24日午前10時ごろから同日午後2時半ごろまでの間、自宅で飲食店店員の知人女性(38)=同市北区=を金属棒のような物を示して脅し、素手で殴るなどの暴行を加えた疑い。

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  • 住居侵入の疑い 磐田市の会社員逮捕

     浜松東署と静岡県警人身安全対策課は3日、住居侵入の疑いで磐田市池田、会社員の男(57)を逮捕した。逮捕容疑は2日未明、正当な理由がないのに、浜松市の40代女性の自宅敷地内に侵入した疑い。同署によると、2人は面識があるという。

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  • 姉妹で初凧 子の成長、互いに祈願 天王町【浜松まつり】

     浜松まつり初日の3日、浜松市南区の凧(たこ)揚げ会場では、子どもの誕生を祝う初凧や町印の入った町凧が次々と揚がった。凧揚げを盛り上げるラッパの音も3年ぶりに響いた。夜は参加各町内で御殿屋台の引き回しが行われた。  東区天王町では、山内悠吏さん(29)と宮木彩里さん(27)の仲良し姉妹がそろって初凧を揚げた。悠吏さんが長男晴稀ちゃん(1)、彩里さんが長女陽向ちゃん(3)と長男栄治ちゃん(1)の名前が記された凧に健やかな成長を祈った。  けんかも多かったが、幼い頃から仲が良く支え合ってきたという悠吏さんと彩里さん。「せっかく同学年の子どもが生まれたから」と、彩里さんが一緒に初凧を揚げることを提案

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  • “町の恩人”渥美さん 孫の初凧に万感 天龍川町【浜松まつり】

     「安定して飛んでいる。最高だ」。浜松まつりが開幕した3日、浜松市東区天龍川町の渥美隆一郎さん(74)は晴天の大空を舞う孫の初凧(たこ)を見つめながら笑みを浮かべた。地元の木材加工会社「渥美製材所」の社長を務める。過去に火災で、祭りの拠点になる町の集会所が焼けた際には、再建のために木材を無償提供した「町の恩人」だ。  2011年4月、集会所は全焼した。祭りの準備の始まり「会所開き」や祭りの世代交代の儀式「たすき渡し」の場所として地域に欠かせない拠点だった。置いてあった町の凧や提灯(ちょうちん)も焼失した。  現場を見た渥美さんは「(地域のために)何とかしなければ」と、天竜杉約200本の無償提供

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  • 乳幼児対象の新商品4種発売 浜松のシャオール

     浜松市東区の知育玩具メーカー「シャオール」はこのほど、想像力をはぐくみ遊びの幅を広げる乳幼児対象の新商品4種を、同社オンラインショップで発売した。  乳児向け玩具は、花をモチーフにした布製ソフトミラーと、手を入れて人形遊びができるスタイ(よだれかけ)。ペアの絵柄を見つけて記憶力を高める効果を狙ったカードゲームと、昔ながらのお手玉とすごろく、的当てを組み合わせた商品は「世代を超えて遊べる。家族のコミュニケーションのきっかけに」と企画した。  同社は玩具のOEM生産のほか、自社オリジナル商品の開発を手掛けている。

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  • 学校で授業に集中、盛り上げ… 鈴木楽器製作所、効果音装置を発売

     鈴木楽器製作所(浜松市中区)はこのほど、学校生活で活用できる効果音9種類を収録したスクールサウンドボックス「SSB―1」を発売した。  授業などで集中させたい時、盛り上げたい時など、全国の教員にアンケートを行い、ニーズの高い効果音を選定したという。  幅15センチ、高さ6センチ、奥行き16センチほどの大きさで、「ジャジャン」「ピンポーン」といった効果音名を、イラスト風のデザインで選択ボタンに書き入れた。  価格は税込み7480円。年間5千台の販売を目指す。

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  • 機能スーツで釣り、ファッション提案 遠鉄百貨店のWWS

     作業着スーツのブランド「WWS」と釣り具のイシグロ(浜松市中区)が9日まで、「機能性スーツで釣りを楽しむ」をテーマにしたファッションコーナーを同区の遠鉄百貨店のWWS店頭に設けている。両社のコラボレーション企画。  伸縮性や撥水(はっすい)性、丸洗い可能といった機能を備えたスーツと、イシグロの自社ブランド「ツリノ」のベストや釣りざお、Tシャツなどを組み合わせたコーディネートを紹介している。  WWSを展開するオアシスライフスタイルグループ(東京都)によると、コロナ禍の密回避に伴うアウトドアレジャー人気や働き方の変化を受け、仕事前後に手軽に釣りに出掛ける生活スタイルが注目されているという。

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  • 憲法改正容認、過半数維持 施行から75年、静岡県民意識調査 

     日本国憲法は3日、1947年の施行から75年を迎えた。静岡新聞社は2004年から県民を対象に、憲法に関する意識調査を継続している(16~18年は18、19歳に絞って実施)。憲法に関心があると答えた人の割合が近年、低下傾向が続いているが、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて国民の意識がどう変わるか注目される。県内有識者からは「憲法改正を行うのであれば、国の将来の在り方を問う議論が不可欠」と指摘する声もある。  日本の隣国ロシアがウクライナを侵攻し、国の防衛の在り方が改めて問われる中、日本国憲法の改正は今夏の参院選で争点の一つになる可能性がある。過去18年間の同調査では、憲法改正を容認する人の割合

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  • ベストオブティーン日本大会出場 井口さん(浜松開誠館高)静岡県代表

     ミスユニバースジャパンの運営団体などが初開催するダイバーシティー(多様性)型の高校生向けミクスコンテスト「ベストオブティーン」日本大会(5日、都内)に、浜松開誠館高グローバルコース3年の井口紗菜さんが静岡県代表として出場する。井口さんは2日、浜松市役所を訪れ、目前に迫った本番に向けて、鈴木康友市長に意気込みを語った。  同コンテストは地球レベルで物事を考え、自分の可能性を信じ続けられる高校生リーダーを創造することを目的として開催。性別などは不問で、外見の美しさだけでなく知性や感性、人間性、自信などを兼ね備えていることが選考基準になる。  同校が積極的に取り組んでいるSDGs(持続可能な開発目

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  • 補聴器代わり会話装置発売 浜松・やまと興業

     二輪、四輪部品製造の「やまと興業」(浜松市浜北区)はこのほど、補聴器の代わりになる会話装置「聴こえ♪ルンです」の販売を始めた。高齢者が使いやすいように、手に持って使う耳当て式のスピーカーと、マイク部分をコードでつないだシンプルな構造にした。コロナ禍では、アクリルパーテーション越しの会話などでの活用を見込む。  同社はコンサート会場で使われる発光ダイオード(LED)ペンライトや、べにふうき粉末緑茶の製造販売など事業の多角化を進めているが、福祉機器分野への参入は初めて。  新製品のマイク部分は縦6センチ、横4センチで、電源スイッチと2段階で音量を調整するつまみを備える。スピーカーは、音の感度を大

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  • 華やかな香り バラ咲き誇る 富士の中央公園見頃

     富士市永田町の中央公園のバラが見頃を迎えた。園内に広がる華やかな香りと色鮮やかな花弁が来園者を魅了している。見頃は5月中旬まで。  園内には、市民の花であるバラ約200種約1500本が植えられている。「富士ばら会」が手入れする西エリアでは約190種750本が咲き誇る。2日時点で六分咲きとなり、同市オリジナルの品種「かぐや富士」も白いつぼみをほころばせた。赤や黄のほか、オレンジ、紫などさまざまな色が花壇を敷き詰めた。  2日は多くの親子連れや夫婦が散歩に訪れて園路を歩き、個性のある花に顔を近づけて香りも満喫した。伊豆旅行に向かう途中に立ち寄った浜松市の女性3人組は「偶然通りかかったが思った以上

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  • 静岡国際陸上 飯塚(藤枝明誠高出)、豪華メンバーと激突 松本「52秒台狙う」

     陸上の日本グランプリシリーズ第6戦、第37回静岡国際陸上競技大会(静岡陸上競技協会主催、静岡新聞社など共催)は3日、エコパスタジアムで開催される。男女200メートル、400メートル、800メートルなどグランプリ計13種目が行われ、一部は杭州アジア大会(9月、中国)の選考種目になる。  男子200メートルは東京五輪代表の飯塚翔太(ミズノ、藤枝明誠高出)をはじめ、小池祐貴(住友電工)や鈴木涼太(スズキAC、浜松工高出)ら昨年の日本選手権ファイナリストがずらりと並ぶ豪華布陣。今季3走目の飯塚は3月の初戦は20秒85と上々の滑り出しだったものの、まだ調整段階という。2日は前日練習を行い「前半に力まず

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  • ORIプロジェクト 本年度の事業者募集 浜松市、9日に説明会

     浜松市はデータ連携基盤を活用して新しい課題解決のサービスを創出する「ORIプロジェクト」の本年度参画事業者を27日まで募集している。  本年度はデジタル機器やノウハウを提供するスポンサー企業が一層充実。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルのほか、公共分野の新興企業を支援するアマゾン・ウェブサービスジャパンが協力団体に加わる。実証実験の前の構想段階から技術者が支援に入り、データ連携基盤の新しい活用法や社会実装をより意識したサービスの創出を目指す。  サービスのアイデアを持つ企業、団体、個人事業主を全国から募る。採択されれば来年2月までの期間中、最大10万円の経費補助など支援を受け

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  • 野鳥テーマに写真や絵展示 バードピア浜北

     日本野鳥の会遠江は10日まで、野鳥をテーマにした恒例の作品展を浜松市浜北区の県立森林公園バードピア浜北で開いている。写真、絵など約60点を並べた。6日は休み。  写真はハスの花に乗ったカワセミ、満開の桜の枝に止まったメジロなど構図を工夫。ヤツガシラやガンといった県西部ではあまり観察できない鳥を撮影した作品もある。このほか日本画や、野鳥を詠んだ和歌、実物サイズの木彫りなど多彩な作品がそろう。

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  • 心地よい風受け 浜名湖「船の遠足」 浜松・村櫛小児童

     浜松市西区の村櫛小は2日、同校で約70年以上続く「船の遠足」を行った。晴天に恵まれ、114人の児童が心地よい風を受けながら浜名湖を船で渡った。  児童は救命胴衣を着用して学区内の汽船場まで徒歩で移動し、運河を通って、湖西市の新居弁天海浜公園まで約20分の船旅を楽しんだ。同公園では1年生を迎える会を実施し、6年生に手を引かれて入場する新入生を在校生は拍手で迎え、ゲームをして交流を深めた。グループごとに分かれて砂の造形遊びも行い、城などを協力して作った。  1年生の藤田夢来さん(6)は「船からは鳥が飛び、魚が泳ぐ様子を見ることができた。風が気持ちよかった」と話した。

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  • 河西訓導しのび献花 都田小の児童ら 命の大切さ学ぶ

     浜松市北区都田町の都田小は2日、95年前に川に転落した児童を助けて亡くなった河西哲英訓導(教諭)をしのぶ献花式を同町の「河西訓導殉職之碑」前で開いた。全校児童99人が命の重さ、大切さについて考えた。  河西訓導は1927年5月3日、大雨で増水した都田川に落ちた児童を救うために川に飛び込み、児童を助けて命を落とした。同校では、6年生が毎年、紙芝居などで河西訓導の功績を下級生に伝え継いでいる。  子どもたちは「ルールを守って、安全に生活します」「自分も、友達も、大切にします」などの誓いの言葉を唱和し、一人ずつ碑前に献花した。伊藤美香校長は「自分や友達の命を大切にするために、思いやりの気持ちを持ち

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  • ウナギと触れ合い 浜名湖体験学習施設「ウォット」、タッチプール設置

     浜松市西区の浜名湖体験学習施設「ウォット」で8日まで、ウナギと触れ合うことができるタッチプールが設置されている。  プールは直径は約3・6メートルで、同施設の中庭に設置され、20匹のニホンウナギが泳いでいる。来場者は、ウナギと一緒のプールに入ることができ、触れたり、優しくつかんだりして貴重な体験を楽める。横浜市から家族で訪れた須田梁太くん(8)は「初めてウナギに触った。ぬるっとしていたが、かわいかった」と話した。イベントへの参加費は無料、雨天は中止。

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  • ホテルで少女淫行 元巡査に罰金命令 浜松簡裁

     浜松区検は2日までに、県青少年環境整備条例違反の罪で県警の元巡査の男性(20)=静岡市=を略式起訴した。浜松簡裁は罰金30万円の略式命令を出した。  略式命令によると、男性は1月19~20日までの間、浜松市内のホテルで18歳未満の少女に淫行した。県警から懲戒処分を受け、依願退職した。

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  • 確定申告書無資格作成で罰金命令 浜松簡裁

     浜松区検は2日までに、税理士法違反の罪で、浜松市南区の無職男性(74)を略式起訴した。浜松簡裁は罰金70万円の略式命令を出した。  略式命令によると、男性は2020年7~9月までの間、税理士の資格が無いのに3人から依頼を受け、自宅で確定申告書3通を作成した。作成した確定申告書の一部がコロナ対策の持続化給付金の詐取事件に使用され、浜松東署などが今年3月に同法違反容疑で男性を書類送検した。

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  • チアリーディング美技披露「MIPPERS」  浜松でイベント

     浜松市内で活動するサンバチアリーディングクラブ「MIPPERS(ミッパーズ)」は1日、西区の浜名湖ガーデンパークでイベントを行った。幼児から24歳の社会人まで約60人の女子メンバーが美技を繰り広げ、観衆を楽しませた。  「YMCA」の曲に合わせたリズミカルなダンスで幕を開け、バック転や側転、組み体操などの動きを2分30秒で構成する競技演目も披露した。  2月の全国大会「2022USA」で部門を制した小学4年~中学1年チームが登場すると、盛大な拍手がわき起こった。「コンバットマーチ」で地元を応援しようと、メンバーは「ハママツ」の掛け声を入れた。  新型コロナウイルス禍で、市街地などでの演技発表

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  • 健康テーマにフェス 浜松、イズモと杏林堂連携 お笑い芸人が会場盛り上げ

     冠婚葬祭業イズモ(浜松市中区)と杏林堂薬局(同)は30日、連携イベント「健康フェスティバル」を同区のイズモホール浜松貴賓館で開いた。沼津ラクーンよしもと劇場(沼津市)も協力し、来場客に笑いを届けた。  財産や不動産の生前整理に関する相談ブースや血管年齢などを測定する健康チェックのコーナーを設けた。家庭菜園の野菜の販売も行った。  お笑いイベントは吉本興業所属のコンビ「レギュラー」の2人やさこリッチさん、いけや賢二さんが登場し、「終活」や「健康」をテーマにしたネタとトークで会場を盛り上げた。  昨年に続いて2度目の開催。イズモと杏林堂薬局の利用者層が重なっていることを背景に、地域貢献を狙って企

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  • 旧鈴木家跡地活用保存会 こいのぼり掲げ園児招待

     浜松市東区中郡町の住民組織「旧鈴木家跡地活用保存会」は2日、約30匹のこいのぼりを掲げた屋敷跡地に地元の万斛(まんごく)幼稚園、橋爪幼稚園の園児を招いて交流した。地域の歴史ある建物に親しんでもらう狙い。  高さ8メートルほどの高い木にロープを渡し、地域で寄せられたこいのぼりをつるした。園児たちは保存会の会員と一緒に地面に置いたこいのぼりの中をくぐったり、風に揺れる様子を眺めたりして楽しんだ。こいのぼりは5日まで掲揚する。  鈴木家はかつての浜松藩随一の庄屋。約1万4千平方メートルの土地と母屋などが12年前に市へ寄付され、万斛庄屋公園として同保存会などが活用に取り組んでいる。秋にはカフェが開

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  • 伝統食「お日待ち御膳」継承者育成 浜松・舞阪、地域有志ら活動

     浜松市西区舞阪町地区に幕末ごろから伝わる「お日待ち御膳」を継承しようと、有志でつくる「お日待ち御膳の会」(加藤かち子会長)が調理講習会などを通じ、浜名湖を中心とした地元食材に触れる機会の創出を図っている。伝統料理の存続が危ぶまれる中、継承者を育成し、地域の食文化を守る。  お日待ち御膳の継承と同地区に存在していた「お椀(わん)講」と呼ばれる隣近所で共同所有する食器の活用を目的に、お日待ち御膳の会は2003年ごろから活動を始めた。  試食会を重ねて地元の食文化を解説するなど尽力してきたが、メンバーの高齢化で会は存続の危機に立たされた。事情を聞きつけたNPO法人「浜名湖フォーラム」(同区)の佐々

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  • 夜の主役「屋台」心待ち 浜松まつり 引き回しは3年ぶり

     浜松まつりが3日、同市南区の凧(たこ)揚げ会場などで開幕する。5日までの日程で凧揚げや、3年ぶりとなる御殿屋台の引き回しを行う。本番が目前に迫った1日、参加各町は屋台の移動など最終の準備作業を進めた。  屋台の引き回しは各町内が舞台となる。戦前から参加している鍛冶町(中区)は、高さ4・8メートルの屋台を金山神社近くの倉庫から東へ約500メートル離れた鍛冶町通りのザザシティ浜松前まで、約20人がかりで押して移動させた。3日間とも午後6時ごろから同町内で引き回す予定。  祭りを仕切る組長の太箸桃太郎さん(47)は「夜の主役の屋台を町全体で盛り上げたい」と意気込んだ。  昼の凧揚げは169町が参加

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  • GWにぎわうキャンプ場 静岡県内、密避けるレジャー定着

     3年ぶりに全国的な行動制限のないゴールデンウイーク(GW)が始まり、静岡県内各地のキャンプ場は県内外から訪れた多くの利用客でにぎわっている。新型コロナウイルス禍での“キャンプブーム”が追い風となり、半年前にGW中の予約が埋まる人気キャンプ場も。関係者は「密を避ける行動様式が定着し、コロナが落ち着いてからもキャンプ人気が続くのでは」と見通している。  豊橋、名古屋、一宮、相模-。GW前半の4月30日、浜松市天竜区水窪町の「よつばの杜キャンプ場」には、県外ナンバーの車が並んだ。新東名高速道や三遠南信自動車道とのアクセスの良さもあり、約半数を愛知県方面からの来場者が占める。

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  • サプライズ花火 笑顔も満開 浜松・天竜川河川敷で120発

     浜松市浜北区の天竜川河川敷で30日夜、花火の打ち上げが行われた。「花火のチカラで日本中を笑顔に」を合言葉に各地で展開されている「全国花火駅伝」の一環。約120発が天竜川上空を照らした。  住民有志でつくる浜北実行委員会の主催で、昨年に続いて2回目の試み。事前にはほとんど告知されなかったものの、地元住民や短文投稿サイトでうわさを聞きつけた花火ファンが集まり、楽しんだ。

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  • ラグビー成年男子 静岡県チーム、栃木国体へ始動

     今秋の栃木国体に向け、静岡県のラグビー成年男子チームがこのほど始動した。本県代表は地元開催で優勝した2003年以降、東海ブロック大会での敗退が続く。「7人制に特化した強化」をテーマに、指導陣を充実させて19年ぶりの本大会出場を狙う。  国体のラグビー成年男子は7人制で行われる。15人制と同じ大きさのグラウンドでプレーするため、運動量や俊敏性、広く空いたスペースを有効に使うことが15人制以上に求められる。奥村祥平監督は「今までは7人制専門の知識や練習が不十分だった」と話す。  そこで今年は5年目の指揮を執る7人制元日本代表の今利貞政ヘッドコーチに加え、元女子7人制日本代表ヘッドコーチの稲田仁氏

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  • 女声合唱団30年記念公演 世界平和願いハーモニー 浜松・中区

     浜松市の女声合唱団「浜松フラウエンコール」の30周年記念コンサート(静岡新聞社・静岡放送後援)が1日、中区のアクトシティ浜松で開かれた。  50~70代を中心とした団員34人が、パイプオルガンやピアノの音色とともに、透き通った歌声のハーモニーを披露した。指揮は全日本合唱連盟理事長の岸信介さんが務めた。  全4部構成でフォーレの「小ミサ曲」や同コンサートのために作曲された合唱曲集「きょうは いい日だ」などを発表した。ロシア軍のウクライナ侵攻を受け、世界の平和と安寧を願って歌う団員らの姿に約500人の聴衆が見入っていた。  合唱団は1991年5月に結成した。昨年に予定していた同コンサートがコロナ

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  • 声楽家大井さん教室生「音楽会」 浜松・北区

     浜松市南区の声楽家大井梨江さんが主宰する「おおい音楽教室」の「第10回気ままに音楽会」が1日、同市北区のサーラ音楽ホールで開かれた。市内2教室に通う幼児から70代までの約30人が出演。ピアノや歌を通じて1年の練習の成果を家族や友人に披露した。  この日のためにディズニーや宮崎駿作品、歌謡曲、クラシックなど幅広いジャンルの曲目を用意した。生徒は曲のイメージに合わせて思い思いの衣装でステージに上がり、ピアノ演奏や歌のソロ、合唱を生き生きとした表情で発表した。出演者全員による合唱「ルージュの伝言」は、子供たちがパーカッションで盛り上げた。  年1回の音楽会は今回で節目の10回目を迎えた。大井さんは

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  • 難民支援キャンペーン 5日、フラワーパークで国連UNHCR協会

     NPO法人国連UNHCR協会(東京都)は5日午前10時から午後5時まで、国連難民支援キャンペーンを浜松市西区のはままつフラワーパーク内で実施する。ロシアの侵攻を受けているウクライナをはじめ、ミャンマー、シリア、イエメンなど世界各地の難民問題について職員がブースを設けて説明する。毎月の定額寄付の手続き方法も案内する。  UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)はスイスに拠点を置き、寄付を元に水や食料の提供、医療や教育の環境整備など長期支援に取り組んでいる。問い合わせはコールセンター<電0120(540)732>へ。

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  • 浜名高吹奏楽部 アクトシティで定期演奏会

     浜名高吹奏楽部の第43回定期演奏会(静岡新聞社・静岡放送後援)が1日、浜松市中区のアクトシティ浜松で開かれた。  クラシックやポップスなど3部構成で14曲を披露した。全日本吹奏楽コンクール課題曲「ジェネシス」やドラゴンクエスト「序曲」のほか、YOASOBIのヒット曲「群青」などのメドレーを発表し、来場者約1500人を楽しませた。

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  • 参院選静岡 れいわ山本代表「候補擁立難しい」 浜松で講演

     れいわ新選組の山本太郎代表は1日、浜松市中区で行った講演会で報道陣の質問に答え、今夏の参院選静岡選挙区での候補者擁立について「この時期からでは難しい」と述べ、現時点で擁立作業が具体化していない状況を明らかにした。  山本氏は「もちろん立てたい思いはあり、比例(代表)票狙いの戦略も考えられるが、今から候補を出すのは困難で、方針を話せる状況にない」と説明した。その上で、来春の統一地方選に向けて「静岡県内で党の看板を背負った立候補者が誕生するようにしたい」と述べ、首長選や県議、市議選を含め、候補者擁立を目指す考えを強調した。

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  • タクシー運転手殴る 強盗致傷の疑いで男逮捕 浜松市西区

     浜松西署は1日、強盗致傷の疑いで全て自称の浜松市西区舞阪町舞阪、トラック運転手の男(69)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は同日午前0時半ごろ、同区舞阪町でタクシー運転手の男性(38)から運賃約800円を請求された際、支払いを免れるために男性の顔面を殴り、けがをさせた疑い。同署によると、容疑者は車外に出て運転席の男性を殴ったとみられる。呼気からアルコールが検出されたという。

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  • 保護責任者遺棄致死の疑い 浜松、無職の男を逮捕

     浜松西署は1日、保護責任者遺棄致死の疑いで浜松市の無職の男(52)を逮捕した。  逮捕容疑は、4月中旬から下旬にかけて、無職女性(88)を保護する責任があるにもかかわらず、必要な保護を怠って死亡させた疑い。同署によると、男と女性は家族とみられる。女性に目立った外傷は確認されていない。同署は男の刑事責任能力の有無を含め慎重に調べる。

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  • 館蔵品を蓄積、新サイト公開 作品情報の活用促進へ 静岡県立美術館長/木下直之氏【本音インタビュー】

     静岡県立美術館は4月、新しいデジタルアーカイブを公開した。収蔵品検索のほか、動画や超高精細画像による作品・作家の紹介など新しいコンテンツも導入した。デジタル時代の美術館はどうあるべきか。役割の変容を聞いた。  -刷新の背景は。  「新型コロナウイルス禍で、展示室を閉めるという想定していなかった事態に陥った。県境を越える移動の制限で、県外在住者の来館を遠慮していただく時期もあった。公に対して開かれているべき美術館や博物館は、こうした場合にどういう形で開けばいいのかという問題に直面した。国がオンラインの展示活動について、奨励を始めたことも大きい。今回のアーカイブ拡充にも国費が出ている」  -約2

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  • 収穫量予測で安定供給 ブロッコリー生産「アイファーム」 浜松

     浜松市南区のブロッコリー生産販売「アイファーム」(池谷伸二社長)が、独自で開発した収穫予測や長期貯蔵のシステムを用いて、年間を通じて作物を安定供給している。生産性を向上させた取り組みが、2021年度の農林水産省「全国優良経営体表彰」生産技術革新部門で、最高賞(農林水産大臣賞)を受賞した。  建設業を営んでいた池谷社長は08年に就農した。ノウハウを持たない中、台風の被害状況調査をきっかけに、畑の面積や個数、収穫時期など詳細を記録し始めた。不作の年のデータを見直すことで栽培管理の改善を進めた。  データを8年間蓄積し、30日先までの収穫量を予測できるようにした。池谷社長によると、ブロッコリーは通

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  • フォークや洋楽 多彩な演奏披露 浜松・佐久間で音楽会

     浜松市天竜区佐久間町浦川の飲食店「あい川」で30日、3年ぶりとなる春の音楽会が始まった。5月1日まで、市内や愛知県の音楽愛好家ら計17組が多彩な演奏を繰り広げる。  30日は8組が出演し、日本のフォークソングや洋楽のヒット曲などを披露した。スチールパンのゆったりとした音色や、ブルーグラスの軽快な演奏といった個性に富んだステージで聴衆を魅了した。  同店では2013年から音楽会を開催してきたが、コロナ禍で中止となっていた。店主の大塚和夫さん(70)は「(出演者が)たまったエネルギーを爆発させている」と感慨深げに語った。  入場無料。演奏は午前11時から午後4時ごろまで。

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  • 美術愛好団体 会員の力作出品 浜松、5月31日まで

     静岡県西部の美術愛好家でつくるサークル労美(岡本昌弘代表)の作品展「春の労美展」が1日、浜松市中区のホテルコンコルド浜松で始まる。会員15人が自由なテーマで制作した作品を出品する。31日まで。  4月30日の展示準備で、西区の舞阪漁港を描いた油彩画、ライオンをイメージして仕上げた立体作品など18点を飾った。期間中に2回、作品を入れ替え、計約50点を披露する。  岡本代表は「多彩な作品を楽しめる。お気に入りの作品を見つけてもらえたら」と話した。

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  • ⚽J1磐田DF 袴田裕太郎選手(26)【J's HERO】

     小さい頃からジュビロ磐田でプレーすることを夢見てサッカーをやってきたので、オファーをいただいたときはとてもうれしくて、即答でジュビロでプレーすることを決めました。  自分の特徴は、粘り強い守備と左足のキックです。DFラインの選手として、少しでも少ない失点で抑えられるように、後ろからチームを支えていきたいと思っています。  ホームのヤマハスタジアムで皆さんに勝利を届けられるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします。  身長 183cm  体重 75kg  出身 浜松市  年齢 25歳  

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  • 再審訴え合同広報活動 「袴田事件」「旧天竜林高事件」の支援者

     旧清水市(静岡市清水区)で一家4人を殺害したとして死刑が確定し、再審を求めている袴田巌さん(86)と、旧天竜林高(浜松市天竜区)で起きた調査書改ざん・贈収賄事件で再審請求中の中谷良作元天竜市長(89)と北川好伸元校長(74)の支援者らが30日、浜松市天竜区の西鹿島駅前で3人の再審開始を訴える街頭広報を実施した。  「浜松 袴田巌さんを救う市民の会」「北川好伸さんを支える会」「天竜林業高校事件を考える市民の会」の3団体が初めて、合同で広報活動を行った。約10人の支援者らが3人の無実を訴え、ちらしを配り署名活動を展開した。  北川元校長の教え子で、支える会の峰野和己副代表(61)は「先生には『う

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  • 春らしい日本画そろう 浜松で野島青茲作品展

     浜松市北区細江町出身の日本画家、野島青茲(1915~71年)の作品を公開する企画展が6月5日まで、同町の市姫街道と銅鐸の歴史民俗資料館で開かれている。  同資料館が所蔵する青茲の日本画のうち、春らしさのある作品など8点を展示した。舞妓(まいこ)の人物画「ぼたん」や水辺の鳥、植物や果物など、豊かな色彩で繊細に描かれた作品が並ぶ。午前9時から午後5時まで。月曜日と5月10~13日は休館。  企画展に合わせ、市立細江図書館は青茲の関連図書コーナーを設けている。青茲の生家として知られる同町の日本料理店「吉野屋」でも、5月5日まで、所蔵品が展示される。

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  • 絵の具や墨で描いた仏画60点 浜松・長楽寺

     浜松市北区細江町の長楽寺で8日まで、尼僧吉田真誉さんの仏画を集めた「春の仏さま展」が開かれている。  阿弥陀(あみだ)如来や観音菩薩(ぼさつ)、不動明王などを大小の用紙や布に絵の具と墨で描いた力作約60点が並ぶ。般若心経などのお経をイラストで分かりやすく説明した水墨画や七福神の絵画もあり、来場者の目を引いている。  1日午後1時半からは、吉田さんが実際に布絵を描きながら法話を披露する「お庭de絵法話」を開く。3日にも午前11時から法話の会を開催する。

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  • 凧製造老舗 窮地乗り越え、伝統後世へ【2022浜松まつり㊦】

     麻の張り糸をピンと張って6帖(じょう)凧(だこ)をそらせ、トラックの荷台に慎重に運び込む-。江戸時代後期創業の凧製造の老舗「上西すみたや」(浜松市東区)で4月中旬、仕上げと出荷の作業が熱気を帯びていた。例年、浜松まつりの凧の約半数を受け持つ。10代目店主の大隅文吾さん(50)は「多くの支えがあって、凧を作ることができる」と喜びをかみしめた。  26歳の時、会社員を辞め、家業を継いだ。中学生の頃から手伝っていた凧作り。「継ぐことと、祭りが存在し続けることは当たり前という認識だった」。だが、コロナが「浜松の空」を一変させた。  毎年、大小200~300枚を作ってきたが、一昨年は中止。規模を縮小し

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  • ダム際で仕事いかが 川根本町「ワーケーション」提案 長島ダムふれあい館

     川根本町が同町犬間の「長島ダムふれあい館」の一角にワーキングスペースを整備し、29日にオープンを迎えた。コロナ禍で働き方が多様化する中、通称「ダム際ワーキング」として、ダムを眺めながら非日常的な環境で仕事をする新しい働き方を提案する。これまでの観光に加えて働く場としてもPRし、長島ダムを含む接岨峡地区への来訪者の増加と認知度向上を図る。  同館は長島ダムやダム周辺地域の情報を映像やパネルで紹介する施設。ダムを一望できる窓際のスペースにテーブルと椅子、コンセントを設置した。今秋までに無料Wi-Fiを完備し、屋外デッキにもテーブルや椅子を設ける予定だ。  ダム際ワーキングは働き方や組織変革を支援

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  • 遊覧船「安全運航」関心高く 静岡県内の業者、対策説明強化

     ゴールデンウイーク(GW)初日の29日、静岡県内の遊覧船乗り場にも各地から観光客が訪れた。北海道・知床半島沖の観光船遭難事故で、船舶の安全に対する乗船客の関心は高い。事業者は対策を積極的にPRするなど、安心感を与える取り組みを強化している。  浜松市西区の舘山寺温泉周辺の浜名湖を巡る「浜名湖遊覧船」。午前10時すぎ、行楽客が乗り場を次々と訪れた。家族で湖上からの眺めを楽しんだ長泉町の会社員大塚慎一郎さん(50)は「(知床の事故が)頭をよぎりはしたが、子どもも喜んでいたので良かった」と話した。  運営会社の小野晃司社長によると、同遊覧船は決まった航路を運航するため座礁の危険はない。船体は毎日点

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  • オミクロン派生型「BA・2」は74% 浜松市ゲノム解析【新型コロナ】

     浜松市は29日、新型コロナウイルスのゲノム解析でオミクロン株の派生型「BA・2」を新たに17件確認したと発表した。対象の検体に占める割合は約74%。5日から13日までに感染が判明した患者のうち、23検体を市保健環境研究所(東区)が解析した。BA・2のほかは、オミクロン株「BA・1」が4件、「解析不能」が2件。市が22日に発表した1日から5日までの分は、BA・2の割合が約60%だった。  市は、市内でも引き続きBA・1からBA・2への置き換わりが進んでいるとみている。

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  • 西遠女子中・高に照明 静岡県ラグビーフットボール協会

     静岡県ラグビーフットボール協会はこのほど、浜松市中区の西遠女子学園中・高に発光ダイオード(LED)照明4基を寄付し、同校グラウンドで贈呈式を行った。同校で5月から、元日本代表の小野沢宏時さんらプロコーチが指導する平日ラグビー教室「SRFUアカデミー」を開講する。  運動部生徒のカウントダウンで、照明が初めて点灯した。2年前に同校教員研修で講師を務めた際、天然芝のグラウンドや市街地にあることなど、ラグビーやスポーツの普及に最適な場所と感じていた小野沢さんは「新しい照明でさらに芝が生き生きとした。子どもたちのために環境を整えることができた」と目を輝かせた。  大庭知世校長は「地域のスポーツ向上の

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  • 浜松市中区の高橋さん S級優勝 静岡で広津杯争奪将棋大会

     静岡県内将棋文化の発展に尽力した故広津久雄九段の功績をたたえる第14回広津杯争奪将棋大会(日本将棋連盟県支部連合会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が29日、静岡市葵区の県総合社会福祉会館で開かれた。  小学生から80代までの113人が最善の一手を熟考し、白熱した対局を繰り広げた。参加者はレベル別の4部門に分かれ、最高クラスのS級は予選リーグと決勝トーナメントで争った。A~C級は5戦の勝敗数で順位を競った。小学生の部も行われた。  S級は高橋英晃さん(浜松市中区)が優勝した。高橋さんは9月開催予定の全国アマ名人戦に県代表として出場する。  その他の主な結果は次の通り。  S級 ②石垣毅(三島市

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  • 並走やめよう 自転車安全指導 浜名高で交通講話

     浜名高の1年生約360人がこのほど、浜北署と県交通安全協会浜北地区支部による交通講話を浜松市浜北区の同校で受けた。通学に利用することの多い自転車を安全に乗るよう指導を受けた。  浜北署員は、昨年1年間で同区の高校生が関わる人身交通事故が37件(前年比13件増)起き、7割が自転車の事故だったと説明。交差点で自動車と自転車が衝突する映像も見せた。  交通安全指導員は危険な運転を代表生徒に試させた。2人の生徒は、歩行者に見立てたパイロンの間を、横に並んで会話しながら走ろうとし、コースアウト。2人は「並びながらでは危なくてとても走れなかった」と感想を話した。

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  • 磐田の宇藤さん SSクラス優勝 磐田将棋愛好クラブ

     磐田将棋愛好クラブの第222回大会がこのほど、磐田市の市総合健康福祉会館iプラザで2年ぶりに開かれ、小~高校生7人を含む49人が参加した。  上位入賞者は次の通り。  SS ①宇藤敬行(磐田市)②久野杏太(同、磐田第一中3)③越川純平(浜松市)▽S ①岡本康夫(掛川市)②河合健(浜松市)③神谷達弘(磐田市)▽A ①松尾三十四(掛川市)②玉利洋和(磐田市)③赤松僚助(浜松市、浜名高3)▽B ①鈴木勉(森町)②藤沢勝(磐田市)③鈴木繁(同)

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  • 高校生の視点で企業紹介 浜松湖北高 エネジンと企画始動

     浜松市北区の浜松湖北高商業科3年生30人と同市中区の総合エネルギー会社「エネジン」が協力し、地元の中小企業を取材して魅力を発信する授業がこのほど、同校で始動した。生徒は、企業の社長や従業員へのインタビューを経て高校生目線で記事を作成し、ブログなどで紹介する。  初回授業では、同社営業企画部の佐藤真菜さん(23)が会社紹介や取り組んでいる地域貢献活動を説明した。「(授業を通じて)企業の魅力を知り、地元への愛着を深めてほしい」と話した。生徒は5グループに分かれ、高校生にできることについて話し合った。  今後は製造業、販売業など市内約20社を訪問し、取材活動に臨む。介護職に興味を持つ久保亮子さん(

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  • リサイクルごみ袋 浜松市に寄贈 サーラ、端材で製造

     サーラコーポレーションは27日、ポリ袋の製造過程で出る端材をリサイクルして作ったごみ袋1万2千枚のうち4200枚を浜松市に贈った。  サッカーJリーグ1部(J1)のジュビロ磐田と共同し、地元企業から排出される端材を活用して両社のロゴを入れた45リットルサイズのごみ袋を作った。  浜松市中区のサーラプラザ佐鳴台で行った贈呈式で、サーラコーポレーションの仲野哲央執行役員は「ぜひ活用してほしい」と述べ、市の藤田信吾環境部長にごみ袋を描いたパネルを手渡した。市はごみ袋を5月8日に遠州灘海岸を清掃する「ウェルカメクリーン作戦」などで使う。  残りのごみ袋はジュビロ磐田ホームゲームのスタジアムの清掃など

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  • 新区制24年1月1日案 市が施行日提示【浜松市行政区再編】

     浜松市は28日の市議会特別委員会で、現行の7行政区を再編し、新たに3区制を施行する期日について2024年1月1日とする案を提示した。特別委は5月13日の次回会合で協議した上で、了承する見通し。  市はこれまで、施行の時期を「早くて24年1月」などと説明してきた。1月1日とする理由について、再編の目的を踏まえると極力早い時期の施行が望ましいことや、年末年始の閉庁時に情報システムのデータを更新できること、4月の異動期より窓口業務の取り扱い数が少ないことを利点として挙げた。今後、各会派で是非を協議するが、この日の会合では委員から目立った異論は出なかった。  特別委は次回の会合で施行日のほかに、区割

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  • 待機児童2年連続ゼロ 浜松市、定員拡充が奏功か

     浜松市は28日、市内保育所施設への入所を希望しても入れない待機児童が2年連続でゼロ(1日時点)だったと発表した。同市は子ども・若者支援プランを策定した2015年度以降、施設定員を6千人以上拡充した。少子化や新型コロナの影響による利用控えが進み、新規申し込み児童数が伸びていないことも要因とみられる。  市幼児教育・保育課によると、22年度の申し込み児童数は前年度比83人増の1万4806人で、定員数は559人増の1万7461人だった。待機児童は15年度の407人をピークに減少を続け、21年度にプラン策定後、初めてゼロになった。  22年度から希望施設の申請を3カ所から5カ所に増やしたこともあり、

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  • 千歳町、初凧大空へ 苦境の街に活気を【2022浜松まつり㊥】

     「名前のように朗らかに育ってほしい」。浜松市中区の繁華街、千歳町で100年以上続く老舗料理店「鳥徳」。4月上旬、3代目店主の丸忠昭さん(68)は3歳の双子の孫、今泉太陽君と晴天(はるたか)君の名前を記した初凧(たこ)の糸目付けを終えると、万感の思いを口にした。  浜松まつりには物心ついた時から欠かさず参加してきた。大正2(1913)年創業の老舗を切り盛りしながら、千歳町の祭りを仕切る組長を務めた経験もある。凧糸を引く時の一体感はもちろん、本番の数カ月前から始まる凧や屋台の準備を含めて、祭りは「人口減少が進む街中で、地域のつながりを感じられる機会」だった。  コロナ禍の2年間、店も祭りも翻弄(

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  • ミカン香るコーラ 杏林堂薬局が開発 農家、福祉施設と連携

     ドラッグストアの杏林堂薬局(浜松市中区)は、ミカンの皮を使ったクラフトコーラを地元農家と障害福祉サービス事業所「くるみ共同作業所」(同市北区)と連携して開発した。5月1日から、クラウドファンディング(CF)サイトで返礼品として先行販売する。  ジュースに加工する際に捨てられるミカンの皮に着目した。粉末にした皮と、スパイスとしてシナモン、クローブ、カルダモンを使い、ミカンの香りが引き立つコーラシロップに仕上げた。同薬局のロゴマークとクラフトコーラを掛け合わせ「ニコラ」と名付けた。  1本195ミリリットル。炭酸水や牛乳、ウイスキーなどで割って約4杯分を楽しめる。CFサイト「キャンプファイヤー」

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  • 浜松市第三者委、5月中にも設置 博物館の資料紛失問題

     浜松市博物館(中区)の職員が収蔵資料を紛失した事実を隠し、確認検査をすり抜けていた問題で、市は28日の定例記者会見で、経緯などを調査する第三者委員会を早ければ5月中にも設置するとの見通しを示した。  委員会は弁護士や博物館の専門家など、外部委員を中心に構成する。紛失や隠蔽(いんぺい)の経緯の調査、検証に加え、今後の対策についての提言も求める。委員の選任など設置に向けた調整作業を進めていて、5月中の初会合を目指す。  第三者委員会については、鈴木康友市長が3月の定例記者会見で設置方針を示した。  同博物館では収蔵資料5点が所在不明になっている。このうち、取得価格200万円以上の重要物品に当たる

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  • ウクライナ避難民に支援金支給 浜松市が制度設立、静岡県内初

     浜松市は5月、ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナの避難民を支援するため、同市に逃れた避難民に生活一時金を支給する制度を始める。複数人の世帯には50万円、単身者には30万円を支給する。市によると、同様の制度は県内自治体で初めて。28日の定例記者会見で鈴木康友市長が明らかにした。  市が4月15日に募集を始めたふるさと納税による緊急支援寄付金を財源に充てる。寄付は1口2千円で、既に50万円近くの善意が寄せられたという。寄付を申し出た市民からは「本人に届く形で使ってほしい」との意見が多く、制度創設に向けた準備を進めてきた。  同市には3月、ウクライナから大学2年の女性(18)が避難し、知人宅で生活

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  • 信号の色、スマホから音声で 浜松5カ所、視覚障害者の歩行支援

     静岡県警は4月から、浜松市中区の遠州鉄道八幡駅周辺の信号交差点5カ所で、視覚障害者の横断歩行を支援しようと、スマートフォン用アプリを使い歩行者信号機の色を音声などで知らせるシステムの運用を始めた。浜松中央署と県警交通規制課は28日、利用者対象の現地説明会を開いた。  日本信号(東京都)が提供するアプリ「信GO!(シンゴー)」をインストールしたスマホを持って、システムが整備された信号機に近づくと、「東西方向が青になりました」「青が間もなく終了します」と音声が流れる仕組み。画面にも点灯状況が表示される。  視覚障害者向けの音響式信号機は住環境への配慮などから音が鳴る時間帯が限られていて、安全確保

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  • スタートアップとつなぎ、新製品創出を促進 浜松市が参加企業募集

     浜松市は本年度、市内の企業と先進的な技術を持つ全国のスタートアップ(新興企業)をつなぎ、新たな製品、サービスの創出を促進する事業「浜松アクセラレーター2022」を実施する。5月23日から、地元側の参加企業の募集を始める。  地元側の対象は市内に本社や主な事業所を置く企業で、5社程度を選ぶ予定。各社の創出したい事業分野や課題に合わせてスタートアップが協業案を提示。マッチングが成立すれば、新プロジェクトを立ち上げる。市側もマッチング準備や実証実験など各段階でサポートを行う。  5月23日午後2時から、地元側企業向けの事前説明会をオンラインで開く。  問い合わせは市スタートアップ推進課<電053(

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  • ワクチン「3回目積極接種を」 浜松市長、コロナ対策徹底求める

     鈴木康友浜松市長は28日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、市民に積極的な3回目のワクチン接種を呼び掛けた。併せて、29日からの大型連休中の感染予防対策の徹底も求めた。  住民基本台帳に基づく同市の3回目接種率は54・39%(27日時点)。接種券発送済みの人の年代別接種率は、60代以上が70~80%台なのに対し、10代は10・98%、20代は39・83%。感染者に占める割合が高い若年層で伸び悩んでいる。鈴木市長は、5月1日からザザシティ浜松(中区)での集団接種を希望者の多いファイザー社製に切り替え、接種加速を目指すとした。  浜松まつり開催も控える大型連休の過ごし方につ

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  • スズキへの補助金 住民監査請求棄却 浜松市委員

     スズキの浜松工場(浜松市北区)を巡り、市が同社と子会社に「企業立地奨励費補助金」計約2億2500万円を交付したのは違法として、市民と市民団体が市監査委員に対し、鈴木康友市長が両社へ補助金返還請求を行うように勧告することなどを求めて行った住民監査請求について、同委員は28日、請求を棄却したと発表した。  監査結果は、スズキのコンプライアンス違反により、奨励費補助金交付の前提となる「企業立地促進事業費補助金」の交付が違法だったとする請求人の主張に関し、「違法または不当な点は認められない」と退けた。  棄却を受け、請求人側の代表者は「住民訴訟を起こす方向で検討する」と話した。

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  • 新茶手摘み「一芯二葉」 水窪小1、2年生 浜松市天竜区

     浜松市天竜区の水窪小の1、2年生9人が28日、近隣住民の茶園で茶摘みを行った。  児童は同区水窪町の田辺忠男さん(78)の茶畑で、田辺さんの指導を受けながら「一芯二葉」の要領でもえぎ色の新芽をせっせと摘み取った。茶葉は各自の小さなかごに入れ、最後に大型のかごに集めた。  初めて茶摘みを体験したという今井咲良君(1年)は「楽しかった。茶の葉が柔らかかった」と振り返った。  地元の春を楽しみながら、住民と交流することを目的にした生活科の一環。収穫した茶葉は、後日町内の製茶工場で加工する予定。  

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  • 3人殺害容疑者 鑑定留置を開始 静岡地検浜松支部

     浜松市中区佐鳴台の住宅で無職男性(79)ら3人が殺害された事件で、静岡地検浜松支部は28日、3人の殺人容疑で逮捕された孫の無職の男(22)の鑑定留置を開始した。事件当時の精神状態を詳しく調べ、刑事責任能力の有無や程度を判断する。期間は9月2日まで。  容疑者は男性、男性の妻で美容師の女性(76)、兄の会社員男性(26)を殺害したとして、浜松中央署に殺人容疑で逮捕された。3人はいずれも頭部を鈍器のような物で殴られ、死亡したとみられる。  容疑者は男性ら5人と一緒に暮らしていた。容疑者の兄は別の場所に住んでいたが、事件発生時は男性宅を訪れていた。

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  • いじめ被害女性へ支援の意向 浜松市長「まず心のケア重要」

     浜松市の女性(18)が小中学校時代にいじめを受け、家族らが当時の対応をめぐって市教育委員会や当該校の教員、鈴木康友市長らに謝罪を求めている問題で、鈴木市長は28日の定例記者会見で「まず市教委が専門家を交えて心のケアを含めた具体的支援を始めることが重要。支援の一環で必要があれば、私も謝罪させていただく」と述べた。  家族側は、現在も精神科に通院する女性の自己肯定感を回復するためとして、当時の教員らによる公開の場での謝罪を求めている。一方、市教委は組織の責任者として教育長が謝罪する意向を伝え、双方の話し合いは進んでいない。  鈴木市長は「直接的には学校と市教委の対応の問題なので、まずは責任者の教

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  • やらまいか大賞と特別賞の2氏表彰 スズキ財団

     スズキ財団(理事長・鈴木修スズキ相談役)は28日、進取の精神で優れた功績を上げた研究者を顕彰する第2回やらまいか大賞を受賞した東京農工大の永井正夫名誉教授(73)と、同特別賞の和歌山大の中嶋秀朗教授(49)の表彰状贈呈式を浜松市中区で開いた。  鈴木相談役が両氏に表彰状を手渡し、同財団評議員の鈴木俊宏スズキ社長が「何事もまずやってみようと挑戦された成果。今後の活躍に期待したい」とあいさつした。  自動車事故低減に向けた予防安全技術の確立に取り組んだ永井名誉教授は受賞に際し、「事故ゼロの社会に向けては道半ば。先進国は車だけでなく、安全技術も輸出するべきだ」と述べた。不整地での走行が可能な電動モ

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  • スズキ二輪工場停止 4月29日終日

     スズキは28日、二輪生産の浜松工場(浜松市北区)の稼働を29日のみ終日停止すると発表した。半導体を含む部品の供給不足が理由。同社は今月上旬、部品供給不足で四輪を生産する湖西、磐田、相良の各工場の操業を2日間ずつ停止した。

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  • 薬の使用法 危険性学ぶ 浜松聖星高で講座

     浜松聖星高(浜松市中区)は26日、薬学講座を校内で開いた。薬の正しい使用法や薬物の怖さを知ってもらうのが狙い。同校OGの学校薬剤師木野未貴さん(31)が講師を務め、スポーツで使用が禁止されている成分を知らずに服用する「うっかりドーピング」などについて解説した。  全校生徒約600人が受講した。木野さんはアルコールやたばこの危険性や、処方箋を見て薬を服用する理由を解説したほか、自分自身の健康を管理する「セルフメディケーション」について紹介。「薬を飲む時は薬剤師などに相談してほしい」と強調した。インターハイ予選などを控える生徒らは、真剣な表情で耳を傾けた。

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  • 浜松東高、自転車マナーアップモデル校に 浜松東署が指定

     浜松東署は25日、本年度の「自転車マナーアップモデル校」に指定した浜松東高(東区)に指定書を交付した。生徒らが自転車のマナー向上や交通事故防止を目指す。  同署の山本章博地域交通官が、生徒会交通安全委員会長の野崎大智さん(3年)と、副会長の村松親士さん(同)に指定書を手渡した。山本地域交通官は「自転車は便利だが、被害者にも加害者にもなり得る。モデル校として、ぜひ事故防止を推進してほしい」と呼びかけた。  同校は全校生徒の9割以上が自転車通学。野崎さんは「事故や違反がないように、交通ルールを守るようにしたい」と話した。  同署管内では今年1月から4月24日までの速報値で、約60件の自転車が絡む

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  • 柔道教室「育誠館」全国大会へ 浜松市教委で意気込み

     浜松市西区の柔道教室「育誠館」の小学生チームが17日の県少年柔道団体選手権大会で優勝し、5月4~5日に東京で行われる全国少年柔道大会への出場を決めた。25日に市教育委員会で宮崎正教育長に報告した。  和地小6年の杉山泰資君、大庭灯矢君、倉田くるみさん、瑞穂小5年杉本奈優さん、神久呂小5年角田協大君の5人によるチーム。県大会は東、中、西の各地区予選を勝ち抜いた12組によるトーナメントで、3戦全勝を収めた。  育誠館は監督の杉山崇さん(西区湖東町)が自宅の道場で小中学生を指導していて、過去には2017年の世界柔道選手権73キロ級金メダリスト橋本壮市さんも在籍した。全国大会出場は3回連続となり、大

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  • 不思議体験、説明は最高難度 豊島監督(浜松出身)が「東大怪談」出版

     ドキュメンタリー映画やホラー作品などを手掛けてきた豊島圭介監督(浜松市出身)が、母校の東大を巡る不可思議を集めた著作「東大怪談-東大生が体験した本当に怖い話」(サイゾー)を出版した。恐怖体験を持つ卒業生11人から寄せられた46のエピソード。科学的に説明がつかない現象は映像なしでもゾッとさせられる。  東大病院で謎の音を聞いた男性看護師、牛人間に遭遇した編集者、救世主としての重圧を背負ったシステムエンジニア-。「論理性をまとったエリートたちの告白に、どうしても理屈に収まらない部分がある。説明は極めて難しい」。東大に関心がなくてもいや応なしに引き込まれる。  猟奇的な事件のその後を追う実録番組を

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  • 八幡町、2年越し祭囃子「元気届ける」【2022浜松まつり㊤】

     じわりと汗ばむ陽気となった4月下旬の午後、浜松市中区八幡町の公会堂に太鼓や笛の優雅な音色が響いた。目前に迫った浜松まつりの開幕を待ち切れないかのように、その音色は、勇壮さと繊細さを増していく。熱心にお囃子(はやし)の練習に励む地元の子どもたち。その中に特別な思いで太鼓と向き合う3人の姿があった。  八幡中2年の森柚香さん、双子の妹の愛歌さん、同1年の白井美羽さん。演奏の出来栄えを左右する“花形”の前太鼓や大太鼓を担当し、御殿屋台の顔となる最前列に座る。凧(たこ)合戦と並ぶ祭りの華・御殿屋台を彩るのが小学生による伝統のお囃子だ。だが、コロナ禍で過去2年間、御殿屋台の引き

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  • フタバアオイ株分け 浜松・葵の会遠州プロジェクト 京都・葵祭向けに送る

     京都市の伝統行事の葵祭で使うフタバアオイを浜松市で育てる事業「葵の会遠州プロジェクト」で、事業に協賛した市民らが27日、浜松市西区のはままつフラワーパークでフタバアオイを株分けした。5月7日に京都市の上賀茂神社で開かれる里帰り式で奉納する。  葵祭の行列に飾りで使われるフタバアオイの自生地が近年激減しているため、神社から提供された苗を栽培して、再び神社に送る保護活動が全国各地で行われている。同プロジェクトもその一環で、静岡新聞びぶれ、地元団体「葵の会遠州」、フラワーパークが協働で実施している。参加者は園内の一角から約140株をスコップで掘り起こして鉢に植え替えた。  里帰り式で納めたフタバア

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  • 危険箇所、避難場所を写真登録 萩丘小や浜松中央署 防犯アプリで通学路点検

     浜松市の萩丘小(中区)と浜松中央署、常葉大浜松(北区)は28日、防犯ウオーキングアプリ「歩いてミイマイ」を使って通学路を点検するプロジェクトに県内で初めて取り組んだ。今後は地域住民の協力を受けながら、主に児童たちがタブレット端末を使って防犯マップ作成を進める。  防犯ウオーキングアプリは、起動すると現在地の地図が示され、不審者が出没しやすいと感じる場所や、子どもが逃げ込めそうな施設などを利用者が写真撮影して登録する。利用者同士ですぐに情報共有もできる。香川大が開発した。  これまでも市内の小学校などで防犯マップを作成してきたが、完成後の更新や住民間の情報のやりとりに課題があった。アプリを使え

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  • 女子生徒に不適切行為 浜松市教委が男性教諭免職

     浜松市教委は27日、勤務する市立学校の女子生徒にキスをするなど不適切な行為をしたとして、20代男性教諭を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は26日付。  市教委によると、教諭は2021年4月ごろ、かつて担任を務めていた女子生徒に無料通信アプリLINE(ライン)の連絡先を教え頻繁にやりとりを行うようになった。2人で会うようになり、同9月ごろからは複数回にわたり、自家用車内で女子生徒にキスをしたり、抱きしめたりする不適切な行為をしたという。  市教委の調査に対し、教諭は「やりとりをしているうちに好意を持つようになった」などと話しているという。22年3月ごろ、2人の関係を疑う情報が学校に寄せられて

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  • 三ケ日の魅力、子どもたち発信 絶景スポットなど東名SAで掲示

     浜松市北区三ケ日町の子どもたちが、地域や学校について紹介する掲示物を制作し、同町の東名高速道浜名湖サービスエリア(SA)で展示している。フードコート南側の掲示場所を「浜名湖かがやきテラス」と名付け、幼稚園、保育園、小中学校が持ち回りで三ケ日町の魅力発信に取り組んでいる。  掲示は、同町の地元団体「わらの会」が企画し、同SAを管理、運営する中日本エクシスと近鉄リテーリングの協力を得て2021年度に始めた。同会の夏目厚司さん(70)は「全国から人が集まる場所を地域のPRに活用しない手はない。コロナ禍でSAの利用者が減っている中、地元住民が足を運ぶきっかけにもなる」と意義を語る。  27日には、

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  • 戦争と自分考えよう 浜松国際交流協会 記事参考に意見交換

     浜松国際交流協会(HICE)は5月21日午後1時15分から、同市中区のクリエート浜松で、高校生や学生、教員らを対象にした「ワークショップで考える“戦争と私たち”」を開く。  ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻が続いていることを受けて、戦争や平和について考える機会の創出を狙って企画した。  市民グループ「はままつ国際理解教育ネット」の三田景子さんが進行役を務める。新聞記事を参考に、ウクライナ問題について意見交換したり、戦争におけるフェイクニュースの見分け方などを考えたりする。外交の難しさを体験するカードゲームも実施予定。  三田さんは「戦争や紛争をニュースで傍観するだ

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  • 浜北商工会青年部 新部長に柴田さん

     浜北商工会青年部は26日夜、2022年度通常総会を浜松市浜北区の浜北文化センターで開き、22年度の新部長に同区小松で理髪店「カットサロンシバタ」を経営する柴田武さん(40)を選出した。  柴田さんは「コロナ禍と向き合い、一人でも多くの仲間とつながれる青年部にしていきたい」とあいさつした。総会では若手経営者と後継者の育成事業や福祉増進事業、レクリエーションやスポーツ大会を通じた部員同士の交流促進事業といった22年度の計画も承認した。22年度の主な役員は次の通り。  副部長 原崎佳久、太田記央、堀内康博、鈴木宏典、松嶋千智▽監事 酒井幸代、小原佳丈

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  • 浜松6区協議会を初会合 地域課題を意見交換 区が将来像提示【浜松市行政区再編】

     浜松市の中、東、西、南、北、天竜の各区協議会は27日、各区で本年度初会合をそれぞれ開いた。各区の担当者は委員らに対して本年度の区政運営方針などを示し、地域課題について意見を交わした。浜北区は21日に初会合を行った。  舞阪協働センターで行った西区の会合では区が将来像に「魅力多彩 個性輝く 西区」を掲げ、観光産業や農水産業、歴史的資産、浜名湖の景観など、地域の魅力をさらに向上させ、豊かで暮らしやすいまちづくりを進める方針を示した。  区関連の本年度事業は、舞阪乙女園公園へのスケートボード用備品の設置、雄踏文化センター大ホールの改修工事、雄踏歌舞伎「万人講」の2年ぶりの開催など。うなぎまつりなど

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  • 書道教室生ら20人の作品並ぶ 5月2日まで 浜松・浜北区

     浜松市浜北区の市発達医療総合福祉センター「はままつ友愛のさと」の利用者らの書道展(静岡新聞社・静岡放送後援)が27日、中区の遠鉄百貨店ギャラリー・ロゼで始まった。5月2日まで。  東区豊西町の書道教室「雲龍書院」の門下生やセンター出張授業の受講生ら約20人の力作63点並ぶ。「響」という一文字を墨で大きく書いた作品や、レーザーで「幽情」と焼き記した作品などが展示されている。  同教室を主宰する村越雲龍さん(79)=東区=は「利き手がまひした生徒が、左手を使って力強く書いた作品もある。気力あふれる作品を見てほしい」と語った。

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  • 「山開き」で散策、山菜狩り 浜松・天竜区水窪でNPOイベント

     浜松市天竜区水窪町のNPO法人山に生きる会はこのほど、山開きイベントを同町で行った。地域住民や市内外の参加者16人が、山中の散策や山菜狩りを楽しんだ。  国道152号草木トンネル付近の「山の駅」で山の安全を祈願する神事を行い、雨の降る中散策に出発した。参加者は林道沿いでハリギリやヤブレガサ、ワラビといった山菜を見たり摘み取ったりして、自然の恵みを楽しんだ。  散策後は交流施設「田楽の里」で、会員が収穫したばかりのタラノキの芽、フキ、ユキノシタなどを天ぷらに調理し、野趣に富んだ味わいを堪能した。  浜北区から参加した船木恭子さん(50)は「珍しい山菜をたくさん食べて、地元の方から山や花の話も聞

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  • コミュニティ担当職員ら任命 浜松市、地域課題の把握や解決

     浜松市は27日、地域課題の把握や解決のため市内7区に配置している「コミュニティ担当職員」と「エリアマネージャー」の2022年度の任命式を始めた。5月中旬まで各区で順次開催する。  東区役所では、藤田晴康区長が職員に任命書を授与した。鈴木康友市長は、ビデオメッセージで「皆さんには行政の最前線に立ち、地域に寄り添い、一緒に汗をかいてほしい」と訓示した。  コミュニティ担当職員制度は、広大な市域を持つ浜松市の中で多様な地域の声をくみ上げようと10年度にスタートした。本年度は区役所や協働センターの職員計79人を任命。エリアマネージャーは担当職員の統括役で、7人を配置する。

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  • 安全運転事業所 矢崎エナジー指定 天竜署と地区安管協

     天竜署と天竜地区安全運転管理協会はこのほど、本年度の安全運転管理推進事業所として矢崎エナジーシステム天竜工場(浜松市天竜区)を指定した。  副安全運転管理者の森田隆徳さんが同署を訪れ、松本尚久署長と同協会の竹下浩史会長から指定証と横断幕を受け取った。従業員約400人が交通事故防止の啓発活動に取り組む。

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  • 浜松まつり縮小開催、遠い高揚感やきもき 若者、消費戻らず

     新型コロナウイルスの感染防止対策で、規模を縮小して開かれる浜松まつり(5月3~5日)。本来はかき入れ時のはずの浜松市内の祭り用品店や酒蔵、仕出し業者は「いつまでコロナ禍が…」と恨めしそうだ。昨年は無観客だった凧(たこ)揚げ会場は3万人を上限に入場を認めたが、夜の中心街の御殿屋台引き回しは今年も中止に。「これでは若者の参加は増えない」「飲食は伸びない」など、関係者からため息が漏れる。  浜松まつり関連の売り上げがコロナ前の1割程度まで落ち込んだという祭り用品店「祭すみたや」(同市中区)の中川晋介社長は「若い客が全然戻ってこない」と嘆く。  大凧の勇壮な糸切り合戦や、参加者が掛け声

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  • 釣り場ガイド=東部/中部/西部

     ■東部  熱海 21日はメジナやヘダイ、イシダイ、サバ、70センチのボラなど。22日はメジナやカワハギ、タカベなど。23日はマアジやスズメダイ、ヒラメなど。24日はマダイやメジナ、ネンブツダイなど。  ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600   伊東 伊東周辺はオキアミとコマセを使ったウキ釣りでメジナ。小ムツも揚がった。イワシは食いが悪い。トリック仕掛けで釣果は改善されるだろうが、今後のアジやサバの回遊に期待したい。投げ釣りは伊東、川奈周辺ともに遠投できればシロギスやメゴチが釣れる。  ▽伊東市静海町稲七つり具店・電0557(37)0177   沼津・船 23日の

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  • 浜松市教委、学識経験者ら5人委嘱 新設のいじめ問題第三者委員会

     浜松市教委は26日の定例会で、いじめ防止対策推進法や市条例に基づき本年度新設する「市いじめ問題第三者委員会」の委員を、学識経験者の島崎政男・神田外語大客員教授ら計5人に委嘱すると決めた。  委員会は学識経験者と弁護士のほか、医学、心理学、福祉の専門家各1人で構成。市教委の諮問に応じていじめ防止の対策や同推進法に規定された「重大事態」の調査・審議などに当たる。中立・公平性に配慮し、人選は各職能団体からの推薦などで決定した。任期は、同日から諮問事項の調査・審議を終えるまでとなっている。  同委員会は、同市在住の少女が小中学校在籍時に同級生から受けたいじめ問題に関し、鈴木康友市長が市教委の対応を再

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  • 春作トマトの出荷規格確認 浜松市西区でJAとぴあ浜松

     JAとぴあ浜松(浜松市東区)は26日、同市西区の選果場で春作トマトの目ぞろい会を開いた。トマト生産者やJA職員、市場関係者らが、6月の出荷の最盛期に向け、サンプルを使って、形や色、傷などの出荷規格を確認した。  春作トマトの中心品種は、きれいな赤色で味にこくがあるのが特徴の「りんか409」と「かれん」。7月末ごろまで、約200トンの出荷を見込んでいる。トマト部会の山下勇二さん(49)は「冬場の寒さと重油高の影響による燃料費の高騰で出荷が少し遅れたが、全体に味が濃く身がしまっている。気候が良くなり、出荷がそろってくると期待している」と話した。

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  • 社会課題解決へ7団体に助成金 キリンビールなど

     キリンビール静岡支社(静岡市葵区)とキリン福祉財団(東京都)は26日、本年度の「キリン・地域のちから応援事業」の一環で、ボランティア活動などに取り組む県内7団体に助成金計187万円を贈呈した。  地域やコミュニティーを元気にする活動を支援する事業。全国535団体から応募があり、選考により同155団体(うち県内7団体)が選ばれた。  オンラインで行われた贈呈式で、同財団の大島宏之事務局長は「やりたかった活動にぜひチャレンジしてほしい」と助成団体を激励した。佐光慶亮支社長は「静岡一丸となって社会課題の解決を目指そう」と呼び掛けた。  助成を受けた団体は次の通り。  NPO法人ここらしさ(静岡市駿

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  • 邦楽合奏団が大賞の地域文化活動賞 浜松ジュニア・ユース報告

     優れた地域文化活動に取り組む団体を顕彰する県文化財団の「ふじのくに地域文化活動賞」で唯一の大賞に輝いた浜松市の浜松ジュニア・ユース邦楽合奏団(吉田理世代表)のメンバーや指導者ら6人が25日、市役所を訪れ、鈴木康友市長に受賞の喜びを語った。  同合奏団は2011年の市制100周年を契機に発足。現在は小学2年~30代の41人が所属している。箏の演奏技術を学ぶだけでなく、地元に伝わる「遠州地方のわらべ歌」をジャズ風に編曲した箏の大合奏曲として発表するなど継承活動を続けている点が評価されて最高賞に選ばれた。  吉田代表が「今までの活動が一つの形になり、誇らしく思う。今後も音楽の街・浜松で邦楽の活動を

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  • 昭和の情景捉えたスナップ写真並ぶ 浜松市中区 浅井さん個展

     湖西市の写真愛好家浅井勝雄さん(82)の個展「昭和幻景 遠退く記憶」が、浜松市中区のクリエート浜松で5月1日まで開かれている。  浅井さんが30代の時に撮影したモノクロのスナップ写真約60点が並ぶ。同区砂山町の昭和50年(1975年)ごろの情景や商店街の様子、道行く人々を写した。時代を感じさせる作品が来場者の目を引きつけている。  浅井さんは「写真を眺めて昭和の街並みを思い起こし、今の景色と比べて楽しんでほしい」と話した。

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  • 「ざざんざ織」良さ知って 浜松・中区のギャラリーで作品展

     浜松市中区中島のあかね屋がこのほど、職人が製作した絹の手織物「ざざんざ織」の作品展を同区田町のギャラリー鍋屋で開いた。  日常使いができるストールやバッグ、財布など約200点が並んだ。ざざんざ織は、2匹の蚕が作った「玉繭(たままゆ)」を原料とした「玉糸」を使い、草木染めし、手織りするのが特徴。  平松幹雄さん(56)は、「ざざんざ織は使い続けるほどに、柔らかくしなやかになってくる。絹の質感を手にとっていただき、物を長く使い続ける良さを知ってもらいたい」と話している。  作品は同区中島の工房で手に入れることができる。  問い合わせは、平松さん<電050(3568)3856>(午前9時~午後5時

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  • 児童、生徒数ともに減 22年度の浜松市立小中学校

     浜松市教委は26日の定例会で、2022年度の市立小中学校の児童、生徒数を報告した。中学校(49校)の生徒数は前年度に比べ、314人少ない2万316人で3年ぶりに減少した。小学校(97校)の児童数は371人減の4万1150人だった。  学校別で在籍の児童・生徒が最も多いのは浜北区の内野小(1313人)と浜名中(944人)。最少は天竜区の熊小(11人)と水窪中(15人)。市教委教育総務課の担当者は「少子化の影響で、今後も減少傾向は続く」とみている。発達支援学級は児童1551人、生徒669人でともに増加した。  議事ではこのほか、市立幼稚園の園児数の説明もあった。休園の2園を含めた市内60園の合計

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  • 外国籍生徒の日本語教育 多様化への対応不可欠【風紋】

     浜松市教委が本年度、外国籍や外国にルーツを持ち、中学生年代から日本の学校に通う生徒対象の初期日本語指導拠点校として江南中(南区)に「江南教室」を開設した。市内の学校への拠点校設置は初めて。来日して間もない子どもたちにとって学校生活を円滑にスタートさせる第一歩となるだけに、いち早く運営を軌道に乗せてほしい。  同教室では生徒が10週間にわたり、週4日のペースで通級する。学校生活に必要な日本語のほか、基礎的な教科指導も行う。週1日は在籍校にも通学し、学習成果を生かして同級生や教諭とコミュニケーションを図る。現在は中国、フィリピン、パキスタン出身の計4人が在籍している。  浜松市は外国籍や外国にル

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  • 浜松市のウエルネスプロジェクト 庁内チーム12人任命

     浜松市は26日、「予防・健幸(けんこう)都市」の実現を目指して官民連携で取り組んでいる「浜松ウエルネスプロジェクト」の推進に向け、本年度の庁内プロジェクトチームのメンバーに職員12人を任命した。健康福祉部と産業部の計6課の職員で、庁内横断的にさまざまな事業展開を図る。  プロジェクトチームの編成は3年目で、メンバーの任期は2022年度末まで。市役所で開かれた任命式で、鈴木達夫医療担当部長が国保年金課の竹村和枝副参事に代表して任命書を手渡し、「互いに連携を取りながら、市民がいつまでも健康に過ごせる都市を実現するため頑張っていこう」と呼び掛けた。  「ウエルネス」は病気の予防や健康増進、健康を基

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  • 詐欺被害防止へ 細江署、宿泊施設で啓発

     細江署は26日、「風呂の日」に合わせ、浜松市北区細江町の国民宿舎奥浜名湖で高齢者らを対象にした特殊詐欺被害の防止活動を行った。  署員と地域安全推進員、防犯協会職員の計8人が、65歳以上の被害者の8割を女性が占める現状を紹介するパネルなどを掲げて施設入り口に立ち、宿泊や日帰り入浴などで訪れた高齢者らに啓発チラシを配布した。  同署管内では28日まで、サギ電話多発警報が発令されている。村松正典生活安全課長は「詐欺から女性の暮らしを守る活動を展開していく。お金を求める電話は詐欺を疑い、警察に相談してほしい」と話した。

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  • 企業と交流 地域の仕事の魅力学ぶ 浜松大平台高で授業

     浜松市西区の浜松大平台高でこのほど、地元企業との交流を通じて、仕事の魅力や地域課題を考える授業が始まった。国際情報ビジネス系列の3年生11人が7月中旬まで、会社員や経営者へのインタビューを実施する。  初回の授業では、西区の不動産会社「マストレ」の原田健一郎社長らが講義や座談会で、仕事内容ややりがいを生徒に伝えた。生徒は今後、マストレと仕事上の付き合いのある市内の店舗などを訪問する。  マーケティングの授業の一環で、生徒に地元企業の存在や地域経済の現状を知ってもらうとともに、コミュニケーション能力の向上を目指す。浜松いわた信用金庫入野支店(西区)やLPガス販売のエネジン(中区)が同校のために

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  • 浜松中心街にマックスバリュ東海 閉店スーパー後継

     マックスバリュ東海は26日、浜松市中区の中心街に今夏、小型店「マックスバリュエクスプレス浜松中央店」を出店すると発表した。小型店は市内2店舗目で、5月中旬に閉店するフィーネ東田町店の後継としてマンションビル1階に入る。  浜松駅につながる広小路通りを挟み、約200メートルの距離にエクスプレス浜松常盤町店を出店済み。マックスバリュ東海によると、小型店がこれだけ近距離で営業する事例はないが、「中心街で日常の食品購入の場が限られる状況を踏まえ、利便性確保の点から出店を決めた」という。  売り場面積は既存店と同じ500平方メートル程度とみられる。開店の日程や営業時間などは今後、公表する。  中心街で

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  • 浜松市の男性主任 免許失効後も運転 市が処分 減給3カ月

     浜松市は26日、運転免許証の失効後も公用車などを運転していたとして、土木部の40代男性主任を減給3カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。  人事課によると、男性主任は運転免許の有効期限が2021年9月30日だったにもかかわらず更新せず、失効に気付いた22年3月23日までの間、現場確認など業務で公用車を計71回運転した上、通勤や私生活でも自家用車を運転した。更新を失念していたという。  定期人事異動に伴い各所属で運転免許証を確認した際に発覚した。県警に無免許運転を申告したという。  市は21年10月の定期確認を怠ったとして、当時の所属長と課長補佐を訓告処分とした。

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  • パチンコ玉盗んだ疑い 浜松東署、男を逮捕

     浜松東署は26日、建造物侵入と窃盗の疑いで住所不定、無職の男(36)を逮捕した。  逮捕容疑は25日午後2時半ごろ、浜松市東区のパチンコ店で、パチンコ玉約2400個(約9500円相当)を盗んだ疑い。同署によると、パチンコ台をたたいている容疑者を他の客が発見し、店員に伝えた。

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  • 家康ゆかりの地PR ロゴマーク最優秀・山本さん(京都) 浜松市が表彰状

     浜松市は25日、2023年放送の大河ドラマ「どうする家康」を契機に「徳川家康公ゆかりの地 浜松」をPRするため公募したロゴマークデザインの表彰式を市役所で開いた。鈴木康友市長が最優秀賞に選出した京都府長岡京市のグラフィックデザイナー山本貴史さん(45)に表彰状を手渡し、「ロゴマークを使い、浜松を全国に発信していきたい」と期待を寄せた。  山本さんのデザインは、家康が用いた「歯朶(しだ)具足」のかぶとのシルエットや波模様などを表現。分かりやすさと印象深さを意識し、家紋やはんこのイメージに仕上げた。市のプロモーションに活用するほか、希望者には無料で使用可能として関連商品などに利用してもらう。  

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  • 宇宙ごみ除去へ 静大衛星「三光」第一歩 課題克服し実験成功

     静岡大工学部が開発した超小型人工衛星「三光(さんこう、STARS―EC)」が大気圏に再突入し、消滅したと25日、開発を主導した同学部の能見公博教授らが発表した。再突入は17日。三光はこれまでの静大衛星で課題だった通信の不具合を乗り越え、機体に備えた「テザー」と呼ばれる金属テープの伸展や巻き取りに成功。宇宙開発にとって大きな問題になっている宇宙ごみ(デブリ)の除去や抑制へ応用が期待できる成果を残した。  三光は10センチ角の立方体が直列し、宇宙空間で分離。内部のテープをモーターで最大10メートルまで徐々に繰り出し、巻き取った。通信はアマチュア無線を利用。大気圏再突入は浜松キャンパス(浜松市中区

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  • 脱炭素化の影響展望 熊野氏(第一生命経済研)が講演 21世紀倶楽部例会

     静岡新聞社・静岡放送21世紀倶楽部は25日、4月例会セミナーを浜松市中区のプレスタワーで開いた。第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏が「脱炭素化に向けて世界が動き出す」と題して講演し、世界で進む脱炭素化の動きが日本にもたらす影響などを展望した。  熊野氏は、欧州連合(EU)が域内で工業製品に炭素税を課し、域内並みに課税されていない輸入品目に課税を検討する「炭素国境税」について、ウクライナに侵攻するロシアへの経済制裁につながると指摘。侵攻は脱炭素化を加速させると予測した。  欧米など世界各国で進む自動車の電動化や、電力確保の手法などの観点から、日本の二酸化炭素(CO2)削減促進の議論

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  • 「事前復興」重要性知って 浜松市中区で講座 富士市職員、先進事例紹介

     浜松市防災学習センター(中区)は23日、防災を考える一般向け講座(静岡新聞社・静岡放送後援)を同所で開いた。事前に被害を最小限にするまちづくりを推進する“事前復興”の分野で先行する富士市都市計画課の職員が講師を務めた。  事前復興は自治体と住民が協力し、被害を予測して復興計画を立てておく取り組み。効果的な防災、迅速な復旧に有効とされ、特に被害想定が大きい地域で普及しつつある。  講師の野毛史隆課長は富士市の事例を説明し、「災害後を想定して話し合うことが持続可能な社会を構築できる」と強調した。  県西部の小学生から80代までの参加者約40人は熱心にメモを取りながら、災害

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  • 浜松市、持続可能都市に向け 「イクレイ」から会員証

     浜松市は25日、世界2500以上の自治体で構成する国際ネットワーク「ICLEI(イクレイ)―持続可能な都市と地域を目指す自治体協議会」の会員証を受領した。加盟は1日付で、県内自治体では初めて。  イクレイ日本の浜中裕徳理事長が市役所を訪れ、「積極的な取り組みを行っている浜松市の加盟は光栄。活動をしっかりと支えたい」と語り、天竜杉の額縁に入れた会員証を鈴木康友市長に手渡した。鈴木市長は「持続可能な地球環境をつくるため、自治体としての責務を果たしたい」と決意を新たにした。  同市は政府から「SDGs(持続可能な開発目標)未来都市」に選定されたほか、脱炭素や森林保全・活用などの取り組みを進めている

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  • 高齢者施設で大道芸披露 「てんとう虫」に小さな親切実行章

     「小さな親切」運動県本部はこのほど、県内外の老人施設などで大道芸を披露する集団「てんとう虫」に実行章を贈った。浜松市北区の静岡銀行細江支店で贈呈式が開かれ、同本部細江地区支部長の高柳正博支店長が同団体メンバーに手渡した。  同団体は2016年に結成し、市内を中心に老人介護施設や子ども会、幼稚園などを訪れ、大道芸を披露している。県外での活動実績もあり、足芸や腹話術、創作和太鼓、南京玉すだれなどを得意とするメンバー3人が全国行脚を目標に活動を続けている。  岩瀬光伸代表(70)=同市中区=は「3人の仲間が一つになって受章できた。今後も市内外、県内外のたくさんの人に喜んでもらいたい」と話した。

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  • 子供服やスポーツ用品… アマゾン「ほしい物リスト」で物品募集 浜松・児童福祉5施設

     浜松市内の児童福祉に関わる民間5施設が25日、ネット通販アマゾンの「ほしい物リスト」を活用した物品寄付の募集を始めた。昨年12月、市が動物園など市有施設の物品寄付を呼びかけるために導入した手法で、市と民間施設との連携で発案した。  浜松乳児院、母子生活支援施設トットジョイと三つの児童養護施設(清明寮、わこう、すみれ寮)が、子供服やスポーツ用品、学習用の顕微鏡、ゲーム機などの寄付を呼びかけている。各施設で子どもたちにより良好で家庭的な環境を提供するための物品を話し合い、指定した。  各施設のホームページからアマゾンの専用サイトに接続できる。物品が届いた後、各施設がウェブ上でお礼と使用報告を掲載

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  • プログラミングやロボット操作熱中 浜松日体中で児童教室

     浜松市東区の浜松日体中は23日、「科学・ロボコン教室」を同校で開いた。小学生親子ら16組が参加し、プログラミングやロボットの操作を学んだ。  同校の教育施設開放事業の一環で、同教室は10回目。参加者はパソコンでロボットの動作やセンサーの数値を設定した後、障害物を回って戻る課題コースを走らせ、想定通り動くかを確かめた。自動制御システムを搭載したり、音が出るよう設定したりと、それぞれ創意工夫しながら取り組んだ。終了後は修了証が交付された。  10回以上試行錯誤してロボットを完走させた佐藤零君(芳川小5年)=南区=は「思った通りに動かなかったが、楽しくできた」と振り返った。同教室はプログラミングを

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  • 浜松の60代男性 130万円詐取被害 天竜署

     浜松市天竜区の60代無職男性が25日、保険会社などを名乗る男らに現金計130万円をだまし取られたと天竜署に届けた。同署は振り込め詐欺とみて調べている。  同署によると、18日に男性の携帯に「連絡事項があります」などと記されたショートメールが届いた。記載の連絡先に電話をかけたところ、保険会社を名乗る男らに「未払いの利用料金がある」などと言われた。男性は19日から21日にかけて計3回、指定された銀行口座に計130万円を振り込んだ。

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  • 浜松の市道 乗用車を酒酔い運転した疑い 男を逮捕 浜松中央署

     浜松中央署は25日、道交法違反の疑いで自称浜松市中区佐鳴台の職業不詳の男(45)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前0時半ごろ、同区佐鳴台の市道で、乗用車を酒酔い運転した疑い。民家の車庫にぶつかる単独事故を起こして発覚した。

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  • 運転脳、あなたは何歳? 車販売店にシミュレーター 浜松市天竜区

     浜松市天竜区の自動車販売業「川坂モータース」(川坂秀仁社長)は今月から、運転脳年齢と運転技術を測定するドライビングシミュレーターのサービスを同区の販売店で始めた。高齢化が進む北遠のドライバーの安全点検につなげようと、県内の販売店で初めて導入した。  保険会社とゲームメーカーが共同開発したシステムを同区山東の販売店「カワサカオート」に設置した。疑似運転でアクセルとブレーキ操作、判断力、注意力などを診断する。  毎日運転するという小沢一恵さん(74)=同区=は、運転脳内年齢が61歳と診断された。小沢さんは「実年齢より若いのはうれしいが、視野が狭いことが分かったので気を付けたい」と語る。  同区

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  • 年金セミナー開始 静岡県内11市で12回予定

     静岡県年金福祉協会(大須賀紳晃理事長)は24日、本年度の年金セミナー(静岡新聞社・静岡放送後援)を浜松市中区の市勤労会館Uホールで開いた。浜松会場を振り出しに、来年3月まで県内11市で計12回開催し、公的年金制度について分かりやすく解説する。  初回は浜松市内の50~60代を中心に約45人が参加した。社会保険労務士の斉藤光一郎さん(焼津市)が講師を務め、公的年金の仕組みや種類、老齢年金の請求方法、繰り上げ・繰り下げ受給のメリットなどを説明した。  会社などで働く60~64歳の年金と賃金の合計が「月28万円」を超えると、厚生年金の支給額が減る在職老齢年金制度について、4月からは基準が65歳以上

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  • 欧州製ピアノ違いは? 日本製と弾き比べ 静岡市駿河区で講座

     静岡市駿河区の楽器店すみやグッディSBS通り店は24日、ヨーロッパ製のピアノに親しむ講座と試弾会を同店で開いた。ピアノの歴史や日本製との違いなどの魅力を知ってもらおうと企画した。  浜松市中区の白羽楽器の彦坂高良社長(45)が講師を務めた。彦坂社長はピアノが誕生した1700年代初期には鍵盤数が現在より30鍵以上少なく、「作曲家が表現したい音楽に合わせて音域が広がった」と説明した。日本製は音の狂いが少なく丈夫であることを重視しているのに対し、ヨーロッパ製は「高音域と低音域で使う部品の材質を変えるなど、音色にこだわっている」と紹介した。  参加者は、チェコとドイツで造られたピアノを弾き比べ、音の

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  • アカペラ中心 美しい歌声披露 浜松少年少女合唱団

     浜松少年少女合唱団の第22回定期演奏会(静岡新聞社・静岡放送後援)が24日、浜松市中区のアクトシティ浜松で開かれた。小学生から高校生までの団員約20人がアカペラを中心に23曲発表した。  動物をテーマにした合唱練習曲や、ラテン語の宗教曲などを披露した。事前の公募で集まった小学生以下の7人が舞台に上がり、団員と一緒に歌う場面もあった。  吉田真喜子理事長は「コロナ禍で練習に苦労した。子どもたちのエネルギーを感じてほしい」と語った。

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  • 浜松で5月 野鳥観察会 1日と8日

     浜松野鳥の会は5月、市内2カ所で参加無料の観察会を開く。  1日は佐鳴湖周辺で初夏の野鳥を探す。希望者は午前7時半に佐鳴湖東岸南駐車場に集合する。雨天決行。  8日は浜北区の県立森林公園で、県の鳥に指定されているサンコウチョウをはじめ、オオルリやキビタキなどの観察を目指す。午前8時に同公園ビジターセンター「バードピア浜北」前に集合する。雨天中止。  いずれも双眼鏡(なくても可)、雨具、水筒など持参。問い合わせは同会の河合孝佳代表<電053(436)6136>へ。

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  • 旅と歴史研究30年 浜松の市民グループ 記念事業決める 

     浜松市の市民グループ「浜松旅と歴史文化研究会」(林俊之代表)は24日、創立30周年記念総会を同市中区のクリエート浜松で開いた。会員約10人が出席して本年度事業を決め、今後も旅や歴史文化をテーマにした活動を通じ互いの親睦を図ることを確認した。  本年度は記念事業として中心街と北区の旧引佐町を結んだ旧遠州鉄道奥山線跡地の散策、県外への研修旅行、記念誌の制作などを企画。司馬遼太郎の「街道をゆく」を題材にした月1回の読書会、専門家を招いた講演会など従来の活動も行う。  林代表は「会員の高齢化も進んでいるので将来的には組織を発展的に縮小し、息の長い活動へと転換していきたい」と話した。総会では磐田市の郷

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  • 少年野球32チーム出場 浜松・三ケ日で大会

     静岡県西部の小学生チームが参加する第46回選抜少年野球三ケ日大会(県野球連盟浜名湖支部など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が24日、浜松市北区三ケ日町の三ケ日中グラウンドなどで開幕した。  32チームが出場する。初日は1回戦8試合が行われ、選手は一生懸命に白球を追いかけて熱戦を展開した。主会場の同グラウンドでは、地元の三ケ日フレンズ野球スポーツ少年団(同区)が曽我少年野球団(掛川市)に14-3で大勝し、2回戦に駒を進めた。  新型コロナウイルス感染防止対策で、開会式は中止した。5月3日まで、トーナメント形式で優勝を争う。

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  • うめたさん招きミニコンサート 御前崎エコパーク

     御前崎エコクラブ(山本貴美枝会長)はこのほど、御前崎市港の港湾緑地「御前崎エコパーク」でミニコンサートを開いた。  同クラブの会員を通じて作詞家兼歌手のうめたちあきさん=浜松市東区=を招いた。うめたさんは「浜辺の歌」「朧(おぼろ)月夜」など約20曲を披露し、伸びやかな歌声で会員らを和ませた。  同クラブは総会も行い、本年度も引き続き植栽や児童らの環境学習支援などに取り組むことを確認した。

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  • 俳句結社浜松支部 活躍の会員を表彰

     俳句結社「白魚火(しらをび)社」(本部・島根県)の浜松支部「浜松白魚火会」は24日、支部創立34周年の定期総会を浜松市中区のアクトシティ浜松で開いた。2021年度に活躍した会員表彰などを行った。  全国で年間最優秀に選ばれた浅井勝子さん=磐田市=ら7人に花束を贈呈した。同社が毎月発行する雑誌800号を記念した賞を受けた塩野昌治さん=浜松市中区=ら8人にも記念品が贈られた。  同支部の阿部芙美子会長は「若い人を取り込み、全国で活躍する人を増やしたい」と述べた。総会には会員約70人が出席し、22年度の活動計画案などを承認した。

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  • SA発着 浜名湖遊覧船の運航開始 ゴールデンウイークまで限定

     NPO法人浜名湖観光地域づくり協議会(浜松市西区)は23日、同市北区の東名高速道浜名湖サービスエリア(SA)を発着点とする遊覧船の運航を開始した。本年度はゴールデンウイークまでの期間限定。乗船者たちは自然豊かな浜名湖の景色を湖上から満喫した。  巡航したのは舘山寺温泉のある内浦湾を一周し、東名高速道の橋下をくぐる約20分のコース。皇室ゆかりの地で知られるプリンス岬(五味半島)も眺めることができる。地元の漁師が船を運転しながら、特産のアサリ漁や周辺施設について説明する。  同協議会の金原貴理事長は「遊覧船は社会実験として始まり、今年で10年目になる。SAに立ち寄り、浜名湖を巡ってもらいたい」と

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  • 薄紫色のトンネル ノダナガフジ見頃 はままつフラワーパーク

     浜松市西区のはままつフラワーパークで23日、長さ80メートルのノダナガフジの藤棚が見頃を迎え、園内が甘い香りに包まれている。藤棚の周りのイングリッシュガーデンと一緒に楽しむことができる。  藤棚から伸びた花が薄紫色のトンネルを作り、多くの来園者が花を見上げたり、香りを楽しんだりしながらくぐり抜けていた。同市東区から家族5人で訪れた清水克彦さん(36)は、「この時期に初めて来たが、光にきらめくフジの花がとても幻想的だった」と話した。  23日からは夜間開園が実施されており、ライトアップされた藤棚を楽しむことができる。終了日は5月初旬の予定で、花の咲き具合で決まる。

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  • ⚾春季高校野球静岡県大会(23日) 試合結果まとめ

     第69回春季高校野球県大会は23日、開幕し、草薙、清水庵原、あしたか、掛川、磐田の5球場で1、2回戦計11試合を行った。昨秋の県大会3位決定戦の再戦は、静岡が猪股李紀の殊勲打で浜松西にサヨナラ勝ち。横須賀は左腕エース寺田悠人の公式戦初完封で島田に競り勝った。浜松城北工は昨春の選抜出場の三島南を撃破。島田商は中山絢斗の3安打3打点の活躍などで小山を圧倒した。大会第2日は5球場で2回戦の残り10試合を行う。  ■23日の結果 (1回戦) 三島北 5-4 城南静岡 島田商 10-0 小山(6回コールド) 掛川東 9-1 誠恵(7回コールド) 横須賀 2-0 島田 浜松城北工 7-3 三島南

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  • スケボー多彩な技 浜松市中区で全国大会

     スケートボードの全国組織JFSAは23日、フリースタイルスケートボードコンテストの今季第1戦を浜松市中区のギャラリーモール「ソラモ」特設会場で開いた。プロ、アマ、ビギナーの3部門に全国から28人が出場した。  フリースタイルは平地で制限時間内に多彩な技を繰り出し、難易度や美しさを競う。選手たちは板敷きのコートで音楽に合わせて滑走し、ジャンプしながら空中でボードを回転させたり、片輪でバランスを取ったりと、次々に華麗な技を成功させて観客を沸かせた。  今季は全国で3戦開催する。大会は15年ほど続いていて、運営に携わる同区の大石英巳さんは「技で魅する安全な競技。最近は親子で一緒に始める人もいて、注

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  • 交番協力員に元警察官21人 浜北署で委嘱式

     浜北署は23日、大規模災害等交番協力員の委嘱式を同署で行った。浜松市浜北区に住む元警察官21人が2年の任期で委嘱を受けた。  同協力員は、署員が大規模災害対応の応援などで同署管内を離れている間、交番で住民の話を聞き、署に取り次ぐといった役割を担う。式では川合将仁署長が「大先輩の平素からの支援がありがたい。大規模災害時の協力をあらためてお願いする」とあいさつした。

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  • 信金職員がSDGs解説「人、地域との関わり大切」 細江中

     浜松市北区の細江中はこのほど、生徒が持続可能な開発目標(SDGs)と地域との関わりについて学ぶ授業を同校で開いた。2年生を中心とした177人が参加し、細江地区のためにできることについて考えた。  浜松いわた信用金庫SDGs推進部の竹内嘉邦副部長を講師に招いた。竹内副部長は、「貧困をなくそう」など17の目標をラップに乗せて紹介。「パートナーシップで目標を達成しよう」の重要性を挙げ、地域の魅力を支える人々と関わる大切さを説いた上で、「細江中生として何ができるか考え、思いを伝えて相手の意見を聞くことが大切」と結んだ。  生徒は、それぞれができるSDGsの取り組みについて「ごみが落ちていたら拾う」「

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  • 農家の経営戦略講座 受講生募集 静岡県西部農林事務所

     静岡県西部農林事務所は5月13日まで、5~9月に浜松市北区三ケ日町のJAみっかびふれあいセンターなどで開く農業者向け経営戦略講座の受講生を募集している。全6回。  同市と湖西市の農業者や後継者が対象。経営に携わる複数人で参加できる。定員15組。先輩経営者や経営コンサルタントの講義を受け、将来ビジョンの策定や目標設定などの経営の基礎を学ぶ。初回は5月23日。  参加無料で、オンライン受講も可能。問い合わせは同事務所生産振興課<電053(458)7212>へ。

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  • 災害対応トイレ 浜松市に寄贈 杏林堂とエネジン

     杏林堂薬局(浜松市中区)とLPガス販売のエネジン(同)は22日、市の災害対策強化に貢献するため、少量の水で流すことができるトイレ3台を市に寄贈した。  トイレは住宅設備大手LIXIL(リクシル)の「レジリエンストイレ」。平時は通常の水洗トイレとして使用し、災害で断水が生じた場合は洗浄水量を通常の5リットルから1リットルに切り替えて利用することができる。  杏林堂薬局の小河路直孝社長とエネジンの藤田源右衛門社長、リクシル中部支社の峰松英利支社長が中区の市防災学習センターを訪れ、市の小松靖弘危機管理監に目録を手渡した。寄贈されたトイレは市内の防災拠点や避難所に指定されている学校に設置する予定。当

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  • アフガン支援 ペシャワール会会長講演 聖隷クリストファー大

     聖隷クリストファー大(浜松市北区)は23日、アフガニスタンで人道支援に取り組む福岡市の非政府組織(NGO)ペシャワール会の村上優会長による講演会「中村哲先生とペシャワール会の活動を通じて」を中区のアクトシティ浜松で開いた。来場者とオンラインの参加者合わせて約130人が視聴した。  村上会長は講演で、2019年に銃撃により死去した中村氏のアフガニスタンでの活動を紹介。干ばつや飢餓に苦しむ現地の人たちをまとめ上げ、用水路や病院などの建設、医師や看護師の養成などに尽力した同氏の半生を「アフガニスタンの文化を批判せず支援した」と振り返った。  米国による資産凍結などで緊急事態に陥るアフガニスタンの現

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  • FSC認証天竜材 補助申請受け付け 浜松市

     浜松市はこのほど、持続可能な森林管理の国際基準「FSC認証」を取得した天竜材(FSC認証材)を使用して住宅を建てる際などに費用の一部を助成する、各種補助事業の申請受け付けを始めた。  「天竜材の家百年住居る事業」は、市内で認証材を一定量使って住宅を新・増築する建築主が対象。1棟30万円を上限に、認証材1立方メートル当たり2万円を交付する。事務所や店舗など非住宅建築物向けの「天竜材ぬくもり空間創出事業」は、内外装や柱の木質化、木製家具の購入を行う施主に対象経費の3分の1~2分の1を補助する(上限額あり)。  「新しい生活様式支援天竜材活用事業」は、3密対策に役立つ認証材の木製品導入や建物のリノ

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  • 天竜区龍山町で浜響コンサート 5月29日

     浜松市天竜区の龍山地区文化振興事業実行委員会は5月29日、浜松交響楽団による演奏会「森林ふれあいコンサート」を同区龍山町の龍山森林文化会館で開く。  モーツァルトやビバルディの楽曲をはじめ、春をテーマにした童謡のメドレーなどを披露する。  午後2時開演。入場は無料で、整理券が必要。問い合わせは同館<電053(968)0331>、または龍山協働センター<電053(966)2111>へ。

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  • スポーツ寺子屋開講 親子で陸上練習 浜松・遠州灘海浜公園

     「スポーツ寺子屋in遠州灘海浜公園プロジェクト」が23日、浜松市南区の同公園で始まった。地元スポーツクラブの指導者らが運動の基礎的技術や楽しさを伝える教室で、初回は地元の小学生親子が陸上とバスケットボールを練習した。  市内の陸上教室「トモラン」の疋田裕己さんと浜松学院大バスケ部の学生が講師を務めた。疋田さんはミニハードルを使った練習法を指導し、足を高く上げたり背筋を伸ばしたりと走力を高めるコツを伝えた。  トモランと浜松公園緑地協会が南区の地域力向上事業として企画した。6月まで第2、第4土曜に開催し、年齢を問わず誰でも参加できる。

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  • 久留女木の棚田保全 地域振興へ協議会 浜松市北区引佐町

     浜松市北区引佐町久留女木地区の棚田を保全し、地域の活性化を図る「久留女木地域振興協議会」が23日、発足した。同市北区の旧久留女木小で発足会が開かれ、関係者や地元住民らが貴重な財産を後世に守り継ぐ決意を新たにした。  久留女木地区で棚田の保全活動に取り組む地域住民や静岡文化芸術大の学生ら約40人が集った。参加者は活動目標について、棚田等の保全▽保全を通じた機能の維持・発揮▽棚田を核とした地域振興-の3点を確認した。  管理面積の維持や担い手の確保、関係人口の拡大などを図るための具体的方針も共有した。同協議会の西本有一会長は「耕作者の育成や観光事業の促進など、こつこつやってきた取り組みを続け、棚

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  • 浜松の衝突事故、軽乗用車の運転男性死亡

     浜松市北区三ケ日町鵺代の国道301号で22日に軽乗用車とトラックが衝突した事故で、細江署は23日、病院に搬送された軽乗用車の無職男性(86)=愛知県新城市平井=が死亡したと発表した。事故では軽乗用車に同乗していた男性の妻(77)も死亡した。

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  • ザザ浜松地下のスーパー カネスエが今秋出店へ 静岡県内初

     浜松市中区の複合商業施設「ザザシティ浜松西館」地下に、愛知、岐阜、三重県で食品スーパー計約80店舗を展開するカネスエ(愛知県一宮市)が出店することが22日、同社への取材で分かった。同社は静岡県初進出となる。4月末で閉店するスーパーの後継テナントとして入り、今秋のオープンを目指す。  浜松出店は、人口規模が大きく、商圏の魅力が高いことなどが決め手となったという。同社は大型の「カネスエ」、小型の「フェルナ」、有機食品などを扱う「旬楽膳」の3ブランドのスーパーを運営する。今回の出店は「カネスエ」で、延べ床面積は約1900平方メートル。5月以降、改装工事に着手する。  カネスエは低価格を武器に消費者

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  • フェアトレード大学に再認定 静岡文化芸術大で記念式典

     浜松市中区の静岡文化芸術大(横山俊夫学長)は21日、開発途上国の生産品を適正価格で取引し、生産者の自立支援につなげるフェアトレード運動推進の「フェアトレード大学」の再認定を受け、同大で記念式典を行った。  フェアトレード推進を目指す同大サークル「りとるあーす」のメンバーや大学関係者ら約30人が出席した。同サークルは、コーヒーの実を再活用した紅茶「カスカラティー」などをフェアトレード店やイベント会場で販売している。代表の立原春希さん(19)は「フェアトレードの考え方を学内外に広く普及させたい」と語った。  同大は2018年、アジアで初めて同認定を受けた。認定期間は3年だが、コロナ禍で更新の審査

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