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フットサル静岡県U―18選抜 全国制覇 予選苦戦、突破で勢い

 フットサルの静岡県U―18(18歳以下)選抜が16、17の両日に兵庫県で行われた都道府県対抗の全国大会「フットサル神戸フェスタ」で頂点に立った。監督を務めた曽根田盛将さん(44)によると、10年以上開催されている同大会で県選抜の制覇は初という。

フットサルの全国大会で頂点に立った県U―18選抜のメンバー=神戸市
フットサルの全国大会で頂点に立った県U―18選抜のメンバー=神戸市

 大会には全国各地域の予選を突破した男子12チームが出場。3組に分かれて予選リーグを戦った。県選抜は初戦の大阪府に7―2と大勝。2戦目の宮城県に敗れ、3戦目の東京都とは引き分けたが、全チームが1勝1分け1敗で並んだ結果、得失点差で準決勝進出となった。東京や大阪といったタレントがそろうチームとの「ヤマ場」(曽根田監督)の予選リーグ突破で勢いに乗り、準決勝は北海道に6―2、決勝は神奈川県に3―1と快勝した。
 県選抜は静岡市駿河区のフットサルチーム「ARABICA」や浜松市のマリオフットサルスクール、東海大翔洋高を中心に県内全域から選ばれた。練習機会も限られる中、曽根田監督が意識づけたチームの一体感が本番での力強い戦いにつながった。指揮官は「優勝しようと選手たちに伝えていたので、達成できてほっとした」と喜んだ。

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