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切り絵 独自技法で繊細に 原さんが作品展 16日まで 浜松市中央区

 浜松市中央区の切り絵作家原浩信さん(63)の作品展が4日、同区中田町の書絵堂ギャラリーで始まった。芸者や動物、浮世絵などを題材に独自の技法で仕上げた精密な切り絵約50点が並び、来場者を楽しませている。16日まで。

独自の技法で仕上げた切り絵を紹介する原さん=浜松市中央区の書絵堂ギャラリー
独自の技法で仕上げた切り絵を紹介する原さん=浜松市中央区の書絵堂ギャラリー

 切り絵は原画を切り抜いて別紙に貼り付けるなどして完成させるのが一般的だが、原さんの制作は主に4色の色画用紙を用いる。切り抜き部分が異なる複数枚の色画用紙を1枚ずつ重ね合わせると、絵が浮かび上がる仕組み。
 原さんは「切り絵は誰もが気軽に楽しめる。興味を持つ入り口になってもらえたら」と話した。会場では月、水曜日と最終日を除く期間中、初心者向けの講座も開かれる。

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