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【浜松まつり】馬込町屋台75年ぶり新調 住民ら完成祝う

 浜松市中央区の馬込町自治会(細田国男会長)の屋台が75年ぶりに新調され、町公会堂で31日、お披露目会が開かれた。法被姿の住民らが新たな地域のシンボルとなる豪華な屋台の完成を喜んだ。

お披露目された新屋台=浜松市中央区
お披露目された新屋台=浜松市中央区

 1949年に作られた先代の屋台を新調し、サイズを大きくしたいという要望が10年以上前からあった。3年ほど前に建設委員会を設置し、今年3月に新たな屋台が完成。先代の屋台は同区の名塚町に譲った。
 新屋台は幅約3・2メートル、高さ約5・2メートル、奥行き約4・7メートル。寺社建設を手がける天峰建設(袋井市)が森町の天宮神社に生えていた樹齢約450年のヒノキなどを用い、2年がかりで製作した。神社仏閣に用いる建築様式を取り入れ、風神雷神や七福神といった縁起の良い彫刻をほどこした。
 神職による入魂式の後、おはやしの演奏や記念撮影をして完成を祝った。細田会長は「想像していた以上の仕上がりで感無量。浜松まつりに向けて住民の士気も高まっている」と話した。
 (浜松総局・山川侑哉)

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