テーマ : 浜松市

日中屋外対応のレーザー照明開発 浜松のパイフォトニクス クレーン荷降ろしで活用想定

 光学機器メーカーのパイフォトニクス(浜松市中央区)は16日、直射日光下でも点状の光を床や壁に示せる白色レーザー照明「ホロライト・レーザー」を開発したと発表した。港や建設現場で使うクレーンなどに取り付け、荷降ろし位置を示して安全性を高める照明としての販売を見込む。5月から受注を始める。

パイフォトニクスが開発した「ホロライト・レーザー」=16日午後、浜松市中央区
パイフォトニクスが開発した「ホロライト・レーザー」=16日午後、浜松市中央区

 昼間の屋外使用に対応した同社の照明は初めて。超高輝度な白色レーザー光源と光学素子を組み合わせて開発した。規格電力25ワット、100ワット、225ワットの屋外用と、屋内用25ワットの計4種類を用意した。225ワットの製品が示す光の点は直射日光下の30メートル先でも十分に見える明るさという。
 価格は税別25万~288万円。24~26日に横浜市で開かれる光関連の専門展示会「OPIE」と、5月6~9日に米国オハイオ州で開催される鉄鋼業界の展示会に出展する。

いい茶0

浜松市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞