2022年7月1日(金)

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経済しずおかの記事一覧

経済しずおか
  • 有効求人倍率1・28倍 5月の静岡県内 3カ月連続全国上回る

     静岡労働局が1日発表した5月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0・01ポイント上昇の1・28倍と全国値(1・24倍)を3カ月連続で上回った。  宿泊、小売業などの採用意欲が高く、有効求人数は7カ月連続で伸長。有効求職者数も5カ月ぶりに増加に転じた。  業種別新規求人数(実数値)は、卸売・小売業が前年同月比21・3%増、宿泊・飲食サービス業が24・9%増と大幅に増えた。製造業は食料品製造や化学工業がけん引し、19・7%増だった。  製造業のうち、自動車産業など輸送用機械器具製造業は11・6%増にとどまった。労働局の担当者は「原材料価格高騰や部品の調達難で利益が圧迫されている中小企業は多

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  • 冷凍イチゴ新飲料に 磐田の観光農園“地産外商”で出荷

     磐田市駒場の観光農園「いちご空中農園いわた」に30日、首都圏の飲食店関係者ら18人が訪れた。市の地産外商事業で取引が生まれた。生産現場への理解を深めた上で、産地直送の冷凍イチゴを使った新商品を開発しようと、施設見学や出荷・収穫体験に取り組んだ。  市職員が首都圏の企業や店舗などに地元産農産物を売り込む地産外商事業で、農園は青果卸・販売のアグリコネクト(東京)に冷凍イチゴを出荷するようなった。首都圏で飲食事業を展開するイタリアンイノベーションクッチーナ(IIC)がアグリコネクトから冷凍イチゴを仕入れ、新しいアルコール飲料を開発する予定という。  今回は産地と消費地の顔が見える関係づくりにつなげ

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  • 浜松市が経済対策キャンペーン 8月、電子決済20%相当ポイント付与

     浜松市は30日、経済活性化のため8月に実施する15億円規模のポイントバックキャンペーン概要を発表した。専用ポスターを掲示した市内対象店舗で電子決済サービスを使って買い物をすると、支払額の20%相当、1回最大千円分のポイントが自動的に付与される。  auPAY、楽天Edy、楽天ペイ、d払い、PayPayの各決済サービスが対象。期間は8月1~31日で予算上限に達し次第、終了する。ポイント付与は期間を通じて1人5千円分まで。物販のほか飲食、サービスなど幅広い店舗がキャンペーンに参加する予定だが、公共料金や医療費などの支払いは対象外。財源に国の交付金を活用する。市のポイント還元キャンペーンは5回目。

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  • ヤマハ、音響通信技術で無人コンビニ 実証店舗を開設

     ヤマハは4日、都内の東京事業所内に無人ミニコンビニエンスストアの実証店舗を開設する。ヤマハの音響通信技術「Sound(サウンド)UD」を解錠の仕組みに導入する。  ミニストップ(千葉市)が展開するオフィス向けコンビニ「ミニストップポケット」を活用する。店舗入り口に新たに開発した「サウンドUDトリガーボード」を設置。ボードにスマートフォンをかざすと解錠画面がスマホ側に立ち上がり、音楽とともに周波数を流すサウンドUDの音響通信で施錠を解除し、入店できる。専用アプリなどは不要。  ヤマハグループ社員と事業所の訪問客の利用を通じて検証する。同社は「さらなる機能追加や利用者の利便性向上を図り、無人コン

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  • インドで新型SUV スズキ「ブレッツァ」発売

     スズキは30日、インド国内で新型コンパクトSUV(スポーツ多目的車)「ブレッツァ」を発売したと発表した。「乗用車シェア50%以上」の獲得を掲げる主力のインド市場で、需要が高まるSUVを拡販する。  2016年に発売し、累計約75万台を販売した「ビターラブレッツァ」をフルモデルチェンジし、名称変更した。マイルドハイブリッド(HV)システム搭載車。1・5リットルエンジンを改良して燃費向上を図った。スポーティーな外観で、全方位モニターなどの技術をインドのコンパクトSUVで初採用した。  スズキによると、21年度のインドのSUV分野は乗用車市場で約40%を占め、19年度の20%台から急速に伸長。ビタ

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  • 掛川のスイーツ専門店 「びっくりぃもパフェ」発売

     国産サツマイモのスイーツ専門店「おいもや」(掛川市大渕)は30日、新メニュー「びっくりぃもパフェ」を発売した。1個780円(税込み)。  逆さにしたワッフルコーンの中に紅はるかの冷やし焼き芋や冷凍イチゴを閉じ込めた。8月末までの夏季限定で、店舗のテイクアウトメニューとして販売する。

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  • 静甲 開発テストセンター、三島に開所 要望に沿った製品提案

     包装機械の設計、製造を手がける静甲(静岡市清水区)は29日、三島市松本の三島工場に機械の開発テストや展示を行う「三島テストセンター」を開設した。ニーズに応じたオーダーメードの包装機械を製造する際、より実機に近い形でのテストを可能にすることで、発注者の要望に沿った製品開発と提案につなげる。  容器に液体を注入する「液体充塡(じゅうてん)」、ふたを閉める「キャッピング」、容器などを所定の場所に運ぶ「ハンドリング」を中心に、さまざまな製造ラインに組み込む約20種類の包装機械をそろえた。発注者の構想段階から稼働後を見据えたテストが可能になるほか、最新の機械を常設することで新規顧客の獲得と販売促進を狙

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  • 窓開けず室内環境維持 浜松の住宅会社、換気システム開発

     浜松市南区の住宅設計施工業ONENESS(ワンネス)設計企画は、床下の吸気口と集じん機、屋内の排気ファンを組み合わせた住宅換気システムを開発した。  花粉やウイルスを除去しつつ、法定基準の4倍に当たる毎時2回の換気性能を確保する。特許取得済み。  床下の配管から外気を取り入れて電気集じん機に通し、冷暖房と複数のファンを組み合わせて屋内の空気を循環、排出する。窓を開けず効率的に換気できるのが特長で、花粉症などで外気を直接屋内に入れたくない顧客層に訴求する。  県西部の住宅で既に施工例があり、「Q換調」の商品名で店舗や介護施設向けにも提案する。  久永秀則代表は「省エネに配慮しながら、屋内で快適

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  • 天浜鉄道 黒字確保 3月期、旅客収入1割増

     第三セクターの天竜浜名湖鉄道(浜松市天竜区)は30日、株主総会を同市中区で開き、2022年3月期決算を報告した。車両整備費などの営業費用が前期比で約3割増とかさんだが、旅客収入は1割増と持ち直した。県と沿線市町による臨時の補助金の充当もあり、純利益は220万円と4年連続の黒字を確保した。  22年3月期の営業収益は16・5%増の3億9213万円。旅客収入は定期外の乗客が増え、10・8%増の3億2023万円となった。輸送人員は7・6%増の123万人と回復傾向にある。  一方、燃料費の高騰、車両や施設の修繕費増の影響で国、県、沿線市町からの補助金は6億5269万円と約45%の大幅な増額となった。

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  • スズキ 再資源化率、21年度は96・4%

     スズキは30日までに、自動車リサイクル法に基づく2021年度の再資源化実績を公表した。特定再資源化等物品のうち、シュレッダーダスト(破砕くず)の再資源化率は96・4%で、法定基準値の70%を上回った。  シュレッダーダストは自動車42万9976台から5万9488トンを引き取った。エアバッグ類は37万660台から167万5898個を引き取り、フロン類の回収量は39万1281台から7万8204キロだった。  再資源化に要した費用は38・5億円で収支は2・8億円の黒字。このうち1・8億円をリサイクル推進のために自動車リサイクル高度化財団に拠出した。  同社はこれまでの収支剰余金を活用し、市場の廃車

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  • 志仁会など4社 PIFで資金調達 静岡銀行と契約

     社会医療法人志仁会(三島市)と自動車外装用プラスチック製品製造業のソフテック(浜松市西区)など4社が30日、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた企業の取り組みを支援する静岡銀行の「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」で資金調達する融資契約を結んだ。  設備資金として志仁会は3億400万円、ソフテックは1億5千万円を調達した。志仁会は運営する三島中央病院に4階建て施設を増築。訪問看護ステーションやリハビリ室の整備などを行う。ソフテックは自社敷地内での太陽光パネル設置などに資金を充てる。  廃棄物処理業の環境のミカタ(焼津市)、テント倉庫施工業のニッケーコー(静岡市駿河区)は

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  • 21年度決算を承認 JAグループ総会

     JA静岡中央会やJA静岡経済連など各連合会は30日、総会を静岡市駿河区で開き、2021年度決算と事業報告を承認した。  20年度からの3カ年計画の中間年度だった点を踏まえ、JAグループが進める「自己改革」に向けた農政や経営支援などの取組状況を確認した。  県信連の21年度決算は、経常利益が前年度比28・4%増の72億2100万円、当期剰余金は41・7%増の59億5400万円だった。  経済連の事業取扱高は計画比1%高の1479億円。茶の生産量が前年を上回り、青島みかんも単価が安定した。

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  • 景況感4期連続改善 上昇超幅は縮小 22年下期経営者見通し

     静岡経済研究所が30日発表した県内企業経営者の2022年下期(7~12月)景気見通し調査は、景況感を示す業界景気見通し指数(BSI)がプラス7と21年上期から4期連続の改善となった。ただ、原油・原材料価格の高騰などで製造業を中心に収益環境が厳しさを増し、前回の22年上期(1~6月、プラス21)に比べて上昇超幅は縮小した。  製造業(12業種)は20ポイント下降のプラス3、非製造業(7業種)は7ポイント下降のプラス11。  業種別では、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたことで需要が回復傾向にあるサービス業その他で13ポイント上昇のプラス27、運輸・倉庫業も13ポイント上昇のプラス42に伸

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  • 営農コスト増で対策部会設置 JAグループ

     静岡県内JAグループは30日、深刻化する営農費用の増大を受け、行政と連携した「燃油・肥料・飼料等価格高騰対策部会」を立ち上げた。各種補助制度などの情報共有を強化するとともに、中長期的な目標を立てて、省エネ栽培技術の普及を図る。  各JAやJA静岡経済連、県の担当者らで構成する。施設園芸、茶、畜産といった品目別に課題を洗い出し、電気料金や重油代などのコスト削減や減肥料などの生産技術、経営手法に関する研究を進める。  検討結果は2023年度以降、各JAや生産現場で実践していく。

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  • デュアルタスク・カラータッチ YK・コラボ(浜松市浜北区)運動と学習で認知症予防【静岡ものづくり最前線】

     発達障害のリハビリテーションや認知症予防の装置として開発を進めた。放課後デイサービスの職員へのアンケートで見られた「楽しみながら、運動と学習ができるサービスが必要」との回答をヒントに、同時に二つの能力の向上を図る。  問題作成ソフトを取り込んだパソコンに独自開発のワイヤレスUSBボックスを差し込むと、4択や順番を求める問題が画面に表示される。解答は手元のリモコンを操作して行うほか、赤や青の色スイッチをコーンに装着し、それぞれの距離を取ってボタンを押せば運動効果が高まるようにした。正解の数や解答時間の表示、正解と不正解の効果音などでもレクリエーション効果を出す。  「課題作成機能付きゲーム装置

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  • 人事=ヤマハ発動機(1日)

     クリエイティブ本部プロダクトデザイン部長を兼ねる 上席執行役員クリエイティブ本部長木下拓也▽マリン事業本部FRP事業推進部長(マリン事業本部FRP事業推進部主管)吉田竜也▽ソリューション事業本部ロボティクス事業部営業統括部SMT営業部長(ソリューション事業本部ロボティクス事業部営業統括部SMT海外営業部長)ソリューション事業本部ロボティクス事業部営業統括部長有本一郎▽人事総務本部グローバル人事部長(人事総務本部グローバル人材開発部長)ラブグローブ・ダリル▽調達本部調達統括部調達品質部長(調達本部調達統括部調達品質部品質企画グループGL)本間俊治▽PF車両ユニットPF車両開発統括部車両実験部長

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  • 茶況(6月30日)鹿児島三茶 週明け上場 静岡茶市場

     静岡茶市場の県産二茶は約7000キロが上場した。週明けの4日に鹿児島県本土物頴娃、知覧産の三茶が上場する見込み。  本山筋は水見色から碾茶(てんちゃ)が上場した。東部は上場数量が伸びず、500~400円台で手合わせした。  市中問屋は「最終盤でも一定の品質は保たれている」と評価する。富士の生産者は「気温が上がり、病害虫発生のリスクが高まっている」と話す。  藤枝 販売店は二茶の仕上げ作業を進めている。  島田、金谷、川根 JA大井川金谷工場は4工場から4口1454キロが上場し、600~500円台で取引された。市場関係者によると、金谷地域の二茶は1日で終了する見通し。  榛原、相良 産地問屋

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  • 人事=芝浦機械(6月30日)

     経営企画部長と経営管理本部長を兼ねる 執行役員経営企画本部長甲斐義章  ※経営企画本部に経営企画部を新設。経営管理本部を新たに設け、管理部とシステム戦略部を置く。

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  • 人事=ジヤトコ(6月30日)

     取締役副社長・開発部門担当(副社長執行役員・開発部門担当)竹本幸一▽非常勤監査役 森下隆▽退任 取締役高橋哲哉、非常勤監査役伊藤佳行

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  • 8月ガス料金値上げ サーラエナジー

     サーラエナジー(愛知県豊橋市)は30日までに、8月の都市ガス料金を値上げすると発表した。値上げ幅は1立方メートル当たり2・94円。標準家庭では7月検針分に比べ85円上がり7771円になる。12カ月連続の値上げとなる。

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  • 茶況(6月30日) 飲料関連 仕入れ続く 静岡市中 県産二茶

     静岡市中の県産二茶は富士から荷が届き、500円台前半を中心に商談成立した。買い手の数は限られ、ドリンク関連業者による仕入れが終盤まで続く見通し。  来週摘採を終える予定の富士の生産者は「需要が上向かないという前評判を受け、生産量を抑えた」と話す。あっせん業者は「県中西部と同様、東部も減産で終わる」とみる。  静岡茶市場は午前10時現在、県産二茶が約7084キロ届いた。  藤枝 二茶取引は最終盤を迎え、棒茶の持ち込みがあった。  島田、金谷、川根 島田市内のある生産者は「更新した茶園が芽吹き始めると病害虫が発生しやすいので、防除を最優先に行いたい」と話す。  榛原、相良 生産コストの高まりを

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  • 静岡ガス ガス料金8月値上げ 12カ月連続、1年で2割超上昇

     静岡ガスは29日、8月のガス料金を7月に比べて1立方メートル当たり2・97円値上げすると発表した。値上げは12カ月連続。原料価格の高騰に歯止めがかからず、料金はこの1年間で2割以上値上がりすることになる。  原料費に応じて毎月の料金を見直す原料費調整制度に基づく措置。今回の改定で標準家庭の1カ月当たりのガス料金は、7月より86円高い7821円と試算している。21年8月(標準家庭で6451円)と比べると、1370円上昇となる。  同社は原材料をオーストラリアやマレーシアなどから調達し、ロシアと取引はない。ただ新型コロナウイルス禍で落ち込んでいた生産活動の再開でエネルギー需要が急回復したほか、ロ

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  • タクシー業務効率化 乗り放題や共同配車 静岡TaaS計画始動

     静岡市内のタクシー会社が連携して業務効率化を目指す「静岡TaaSプロジェクト」が始動する。ITを活用したサブスクリプション(定額制)型の乗り放題プランを提案したり、複数社で共同配車したりする仕組みを通じ、利便性向上や収益改善を図る。  事業第1弾として7月1日、定額料金で市内2社のタクシーを何度でも利用できるサービス「タク放題」を始める。平日午前10時~午後5時に、JR静岡駅北側の市街地一帯での利用が対象。利用者はスマートフォンのアプリから行き先を入力すれば、迎車手配ができる。月額料金は65歳以上が8千円、65歳未満1万円。  市内で運転免許証の返納率が高まる中、徒歩での買い物や通院を強いら

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  • 和信化学工業に「社長のおごり自販機」 静岡県内初設置

     塗料製造の和信化学工業(静岡市清水区)がこのほど、職場のコミュニケーション活性化のための「社長のおごり自販機」を県内で初めて設置した。社員2人が同時に社員証を自販機にかざすと、2本の清涼飲料が無料で出てくる。  サントリー食品インターナショナルが展開する自動販売機を、5月下旬に従業員50人程度が勤務する本社と清水工場に設置した。6月下旬には県外2カ所の工場でもスタートする。  1人が1日に利用できる本数は3本まで。一緒に社員証をタッチできる人は毎回別々とする。  和信化学工業によると、新型コロナウイルス禍により飲み会などの自粛が続く中で、職場の雰囲気を活性化させるのに一役買っているという。経

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  • スズキ 印市場拡販強化 新工場の能力増強方針 株主総会

     スズキは29日、浜松市内で開いた株主総会で、主力のインド市場の販売拡大や経営基盤強化に注力する姿勢を改めて示した。同国北部ハリヤナ州に建設する四輪新工場の年間生産能力は、当初の25万台規模から将来的に100万台規模までの拡張を想定。需要が伸びるスポーツタイプ多目的車(SUV)も商品力を強化する。中長期的な市場拡大への対応と同時に、鈴木俊宏社長は「社会で求められる電動化を率先して推進する」と強調した。  インド市場で乗用車シェア50%以上の確保を掲げるスズキ。2025年をめどに西部グジャラート州のEV生産工場の能力増強や、ハリヤナ州カルコダで稼働を目指す新工場建設に大型投資する。現在の国内の生

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  • スズキ世界生産2.1倍 5月四輪、インド前年反動増

     スズキが29日発表した5月の四輪車実績によると、海外と国内を合わせた世界生産は、2021年5月に低水準だったインド市場の回復で、前年同月比約2・1倍の25万1087台と3カ月ぶりに前年同月を上回った。国内と海外を合わせた世界販売も63・3%増の23万2969台と10カ月ぶりに増加した。  半導体を含む部品供給不足の影響は依然続いていて、世界生産、販売ともにコロナ禍前の19年5月の水準には届いていない。  海外生産は計19万1769台で、このうちインドは約4倍の16万4755台。コロナの感染拡大で現地の医療用酸素不足に対応するため稼働停止した前年の反動増が見られた。国内生産は磐田工場で操業停止

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  • 遠州織物産地、販売店や工場マップに 浜松市など振興協議会製作

     浜松市や県繊維協会などでつくる遠州産地振興協議会はこのほど、遠州織物の製品販売店や見学可能な織布工場などを紹介する「遠州産地 染め織りMAP(マップ)」を製作した。  マップはA2判で両面印刷。「買う」「訪ねる」といった目的別に58スポットの住所、連絡先と地図を掲載している。遠州織物とゆかりの深い神社や資料館なども網羅した。  同協議会事務局の市産業振興課の担当者は「遠州が織物の産地と知らない人も多い。マップが実際に現地を訪ねるきっかけになればうれしい」と話している。  1万部発行し、市内の各区役所や図書館、協働センターなどで配布している。ウェブサイト「浜松ものづくり企業ナビSOU」でもデー

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  • 移動販売の定期運行開始 磐田、袋井、天竜区巡回 JA遠州中央

     JA遠州中央は29日、管内の高齢者の買い物支援を目的に、農産物や生鮮食品、日用品などを扱う移動販売車「ときめきマルシェ」の運行を始めた。食品スーパーがない地域で定期運行し、“買い物難民”の解消に一役買う。  同JAはこれまでも、磐田市豊浜地区や袋井市浅羽地区、浜松市天竜区で農産物直売所の出張販売を展開してきた。組合員や地元の自治組織から、幅広い品ぞろえを求める声が寄せられ、冷蔵・冷凍庫を備える移動販売車の導入を決めた。  移動販売車は、農産物をはじめ、食肉や鮮魚、冷凍食品、総菜など約400種類を扱う。月曜は磐田市竜洋地区、火曜は同市東新町、水曜は同市豊浜地区、木曜は袋

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  • 小規模企業DI 5月は3.2ポイント上昇 静岡県商工会連合会

     静岡県商工会連合会がまとめた5月の県内小規模企業の景気動向調査によると、全産業の業況DI(景気動向指数)は前月比3・2ポイント上昇のマイナス27・7だった。上昇は2カ月連続。  業種別では、製造業が1・0ポイント上昇のマイナス21・6、小売業10・8ポイント上昇のマイナス26・5、サービス業6・8ポイント上昇のマイナス18・7。建設業は6・0ポイント下降のマイナス44・2だった。  建設業では材料価格の高騰や機材の納入遅れが生じているほか、良質な木材確保に苦戦しているという。

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  • 茶況(6月29日)上場数量は先細り 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は、本山筋や富士などの荷が上場した。晴天が続く一方で上場数量は1万キロを割り込み、先細り感が強まりつつある。  本山筋は大川が700~500円台で商談成立した。富士は500円ほどで手合わせした。沼津はもちあいで400円台が多い。  鹿児島県種子島産三茶は約1000キロが上場した。ドリンク関連業者らが400円台で仕入れた。  藤枝 天候の影響などで二茶の収穫量が少なく、買い手側からは「低価格の形状物がもう少し欲しかった」との声が聞かれる。  島田、金谷、川根 関係者によると、ミル芽を追った前倒し生産などの理由から、二茶は前年比で2割ほど減産とみられるという。  榛原、相良

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  • 牛ゲップ中メタン 削減可視化に協力 伊藤ハム米久HD

     伊藤ハム米久ホールディングス(HD)はこのほど、全国肉牛事業協同組合と東京農大の共同事業「肉用牛生産における温室効果ガス削減可視化システム構築」に協力参加することを決めた。  同HD協力農場の「みらいファーム」(鹿児島県)は、牛のゲップの中に含まれるメタンを抑える働きのある天然素材由来の飼料を与えている。メタンは地球温暖化の原因の一つで、給餌によるメタンの削減効果を同農場で科学的なデータとして集め、分析するという。  みらいファームは2021年6月から、約千頭の肉牛に天然素材由来の飼料を与えている。

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  • 脱炭素支援など総会で計画承認 静岡県中小企業中央会

     静岡県中小企業団体中央会は29日、総会を静岡市駿河区で開き、中小企業の情報発信力の強化や脱炭素に向けた取り組み支援などを盛り込んだ本年度の事業計画案を承認した。  企業のデジタル化推進を担う人材育成講座を開催するほか、デジタル化サポートセンターの機能を強化し、会員組合からの個別相談に対応する。自然災害や感染症流行を想定したBCP(事業継続計画)の策定・見直しを支援する。  山内致雄会長は「原材料価格の高騰や円安といった深刻な課題が生じる中、中小企業の振興と発展に尽力していく」とあいさつした。

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  • 丸山氏が社長 斉藤氏は会長に 遠州鉄道株主総会

     遠州鉄道は29日、株主総会と取締役会を開き、取締役に再任された斉藤薫氏(69)が会長に、丸山晃司氏(55)が社長に就任する人事を決めた。  斉藤氏は2013年に社長に就任。丸山氏は20年に常務、21年から専務を務めた。  株主総会では斉藤氏、丸山氏を含む取締役の選任など5議案を原案通り可決した。

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  • ガス電気支払期限 7月分まで延長 サーラエナジーなど

     サーラエナジーなどは29日、コロナ禍で支払期限延長措置を取っていたガスと電気料金について、2022年7月検針分まで拡大すると発表した。生活福祉資金貸付制度を使い、一時的に支払い困難の人に20年2月~22年6月分の支払いを1カ月猶予してきたが、7月分も対象にする。

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  • 人事=静岡中央銀行(29日、地名のみは支店長)

     常務湘南エリア長(取締役東京兼東京事務所長)京浜エリア長青島厚志▽遠州エリア長兼浜松兼遠州住宅ローンセンター長(静清エリア長兼静岡)取締役名波忠広▽静清エリア長兼静岡(伊豆エリア長兼熱海)取締役増田和彦▽新任取締役 コンプライアンス統括部長内海順太▽伊豆エリア長兼熱海(川崎)岡田康伸▽吉原(厚木)吉本貴紀▽厚木(三島)岩下幸生▽川崎(遠州エリア長兼浜松兼遠州住宅ローンセンター長)遠山典良▽三島(監査部与信監査部長)藤原聡行▽東京兼東京事務所長(吉原)松浦康仁▽監査部業務監査グループ部付部長(監査部業務監査部長)勝又勉▽退任 常務清水弘

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  • 人事=エンシュウ(29日)

     取締役常勤監査等委員(管理本部理事)中山喜則▽社外取締役監査等委員 村松奈緒美

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  • 人事=プライムアースEVエナジー(29日)

     代表取締役社長執行役員(理事)岡田政道▽代表取締役 執行役員蓑原雄敏▽執行役員(生技企画管理部長)車田正和▽退任 代表取締役社長執行役員北田真治、代表取締役執行役員片桐秀典、執行役員彦坂昇  ※北田氏、片桐氏、彦坂氏は同日付でいずれもエグゼクティブアドバイザーに就任。

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  • 人事=スズキ(7月1日)

     渉外広報本部管掌(東京支店管掌東京駐在)取締役専務役員渉外担当長尾正彦▽商品企画本部管掌を解く 取締役専務役員技術管理本部四輪車両技術本部四輪パワートレイン技術本部四輪電気・電子技術本部管掌技術統括兼四輪電気・電子技術本部長山下幸宏▽商品企画本部管掌 副社長経営企画室次世代モビリティサービス本部EV事業本部人事総務・法務知財本部IT本部財務本部管掌社長補佐経営企画室長石井直己▽渉外広報本部長に就く 東京支店長岡島有孝▽経営企画室室長補佐(経営企画室提携推進担当)小島洋一▽経営企画室コーポレート戦略部サステナビリティ担当(サステナビリティ推進部長)田代利昭▽コーポレート戦略部ブランディング担当

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  • 人事=中部電力(7月1日=静岡県内分)

     本店原子力本部原子力部安全技術グループ長(浜岡原子力発電所発電部長)椎名浩成▽本店原子力本部原子力部設備設計グループ専門部長(浜岡原子力発電所プラント運営部長)小高敏浩▽浜岡原子力発電所危機管理部長兼務を解く 浜岡原子力発電所長豊田哲也▽浜岡原子力発電所運営基盤部長(浜岡原子力発電所危機管理部総括管理課長)進藤俊哉▽浜岡原子力発電所発電部長(浜岡原子力発電所発電部運転管理課長)中村修▽浜岡原子力発電所エンジニアリング部長(浜岡原子力発電所保修部保守管理課長)伊藤茂成▽浜岡原子力発電所保修部設備保全課長兼務を解く 浜岡原子力発電所保修部長綿貫理研▽浜岡原子力発電所廃止措置部廃止措置計画課長兼務

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  • 人事=スルガ銀行(29日)

     ソリューションビジネス推進本部長を兼ねる 副社長加藤広亮▽ダイレクト住宅ローンセンター長を兼ねる 個人専用支店兼ANA支店兼リクルート支店兼Dバンク支店兼Tポイント支店副支店長鈴木武寿▽ソリューションビジネス推進本部FI企画室部長(営業本部FI推進室長)鈴木謙吾▽ソリューションビジネス推進本部FI推進室部長(営業本部FI推進室審議役)本多寛行▽審査本部審査第三部長(審査本部審査第二部=本店=部長)野末寿健

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  • 人事=フジドリームエアラインズ(29日)

     新任取締役 客室乗員部・空港業務部担当兼空港業務部長・名古屋空港支店長委嘱桑野洋一郎、経営企画部担当兼営業本部副本部長委嘱永井大志▽退任 常務川北和昭、取締役皿田修

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  • 株主総会集中日 逆風下、成長策示す スルガ銀行、スズキなど

     静岡県内に主要拠点を置く3月期決算上場企業の株主総会は29日、集中日を迎えた。静岡新聞社の集計では、スズキやスルガ銀行、はごろもフーズなど13社が開催。原材料・エネルギー高や円安を踏まえた収益強化策、企業統治の推進、気候変動を含む社会課題への対応など、経営陣は株主に対し、激変する市場環境の中での成長戦略を示した。  スズキは浜松市中区のホテルで株主総会を開き、取締役9人の選任案など4議案を可決した。鈴木俊宏社長は世界の「生活の足」を守り抜き、新興国を成長の柱とする姿勢を改めて明示した。  ハイブリッド車(HV)の販売拡大や今後の電気自動車(EV)投入による走行時の二酸化炭素(CO2)排出削減

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  • 茶況(6月29日)富士が連日入荷 静岡市中・県産二茶

     静岡市中に富士の二茶が届いた。連日の入荷で、下げ幅は10円ほど。富士では7月中旬ごろまで断続的に生産が続く見込み。  富士の相場は500円台前半中心に移行している。あっせん業者は「当面は500円台が続く」とみる。  市中では二茶の仕入れを終える問屋が増えている。中堅問屋は「末端の需要が読めず、前年比で仕入れを増やさなかった。価格面では割安感があった」と話した。  静岡茶市場は午前10時現在、県内産二茶が約6239キロ届いた。  藤枝 ほとんどの工場で二茶生産を終え、取引はなかった。  島田、金谷、川根 ウンカなど病害虫の発生が多いとして、指導機関は二茶摘採後の防除を徹底するよう呼び掛けてい

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  • 高速バス京都線 8月から運行 遠州鉄道、浜松駅発

     遠州鉄道は8月1日、浜松駅と京都駅八条口を結ぶ新規高速バス「イーライナー浜松京都線」の運行を始める。長島温泉(三重県)や五条京阪(京都市)を経由し、幅広い客層を取り込む。  京都線は毎日1往復し、土日や夏休み期間などは浜松駅―長島温泉のみ2往復体制にする。長島温泉や京都深草の停留所を経由していた大阪線は、それぞれに停車しないダイヤに改正する。  運賃は浜松駅―長島温泉は片道大人2500円。浜松駅―京都駅八条口は利用日によって異なり、片道大人3400円から。  同日から、コロナ禍で全便運休していた浜松駅と中部国際空港を結ぶ直行便「イーウイング」のうち、浜松駅発着便について運行を再開する。

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  • 双腕ロボットで省人化 検査装置市場に本格参入 三明(静岡)

     産業用機械製造販売の三明(静岡市清水区)は、工場生産ラインの検査装置市場に本格参入する。カメラ2個とアーム型ロボット2機を組み合わせた人型の検査用ロボットを新たに開発した。機械への代替が難しいとされ、工場自動化の障壁となっている検査工程の省人化ニーズに対応する。  新型機「EYESBOT(アイズボット)」は、高さ、奥行きとも約1・5メートル。カメラ内蔵の機体の左右に、長さ約1メートルの6軸多関節のアーム型ロボットを配した。自動制御のアームが検査対象の製品をつかんでカメラの前に持ち上げ、傷の有無など外観を点検する。左右で同時に別の作業ができる点が特長。片方のアームの可搬重量は約4キロ。  双腕

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  • 駿河湾フェリー赤字5200万円 団体バスの利用低迷 21年度

     一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーは27日、駿河湾フェリー(清水―土肥港間)の2021年度決算を発表した。同法人を構成する静岡県と6市町が2億6400万円の公金を投入するなどしたが、最終的に5200万円の赤字決算となった。新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の影響で団体バスの利用が低迷し、燃料高騰なども響いた。  民間企業の撤退で同法人が運航を継承した19年度から3年連続の赤字。  21年度の輸送人員は過去最少だった20年度と同程度の8万717人。春先から夏にかけてコロナ第4波、第5波が訪れ、好評を得ていた運賃半額割引が一時休止するなどして、書き入れ時の客足が

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  • 産業ロボ“適材適所” 三島で導入セミナー 人手不足解消や効率化

     三島市の三島商工会議所は28日、人手不足の解消や事業の効率化につなげる産業用ロボットの導入セミナーを同商議所で開いた。  講師を務めた県ふじのくにロボット技術アドバイザーの窪寺恒二氏は、人工知能(AI)の開発によってロボットの役割が増える一方、情報不足やコストなど導入に向けた「4つのハードル」を示した。生産能率や省人化、不良率の低減などの目標に向けて「ロボットは手段の一つ」とし、段取りや手作業の改善なども並行して行うことでコストの低減につながると指摘。全てをロボットに委ねるのではなく、適切な工程に必要な機能を取り入れる“適材適所”の必要性を強調した。  ロボットの仕様

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  • 茶況(6月28日)美和の本茶が終了 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は約1万キロが上場した。本山筋の美和や玉川が本茶生産をほぼ終え、出回り数量は徐々に先細る見込み。  本山筋は700~600円台が終値の荷口が多かった。生産を終えた共同工場の幹部は「一定の引き合いはあったが前年より安値で終わった一茶の流れを引き継ぎ、価格面では厳しかった」と振り返る。  富士は10円ほどの下げ幅で500円台前半から500円で商談成立。沼津は400円台の荷が多い。  藤枝 二茶生産はほとんどの工場で終了し、自園農家などを残すのみとなった。  島田、金谷、川根 JA大井川金谷工場には4工場から4口2914キロが上場した。終盤に入り出回りは少なく、中心は600円

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  • 茶業機械を普及 落合氏(菊川)表彰 静岡県茶業会議所が総会

     静岡県茶業会議所は27日、総会を静岡市内で開き、2022年度茶業功績者に選ばれた落合刃物工業(菊川市)代表取締役の落合益尚氏(65)を表彰した。  落合氏は国内や東南アジア、アフリカなどへの茶業機械普及に尽力し、日本茶業機械工業会会長などの要職も歴任した。総会の席上で上川陽子会頭が賞状を手渡し、功労をたたえた。  総会では21年度事業報告も行われ、出席者が意見交換した。

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  • SDGs支援保証 7月から取り扱い 島田掛川信金

     島田掛川信用金庫は7月1日から、持続可能な開発目標(SDGs)の推進に取り組む事業者のサポートを目的とした県信用保証協会の「SDGs支援保証制度」の取り扱いを開始する。  同協会とこのほど覚書を結んだ。限度額2億円の「SDGsプレミアム」と同3千万円の「SDGs保証」の2種類で、通常の保証料より0・1~0・2%割り引く。利用のためには所定の「SDGs宣言書」の作成が必要で、同金庫は作成の支援も行う。

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  • 5カ年で150億円投資 ミダックHD新中期計画

     ミダックホールディングスは28日、2027年3月期まで5カ年の中期経営計画を発表した。新施設の整備など5年間で計約150億円の設備投資を予定する。  2月に浜松市北区に開業した最終処分場や、埼玉県熊谷市に用地を取得した焼却施設の整備などを進める。関東地域へ事業エリアを拡大するほか、許可取得が難しい最終処分場は東日本エリアに計画範囲を拡大して開発推進に努め、27年3月期に連結売上高100億円、経常利益50億円を目指す。  中計を「成長加速のための基盤づくり」と位置付け、10年後の32年3月期に売上高400億円、経常利益120億円を目標とする長期ビジョンも示した。

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  • 工場 二酸化炭素ゼロ ヤマハ発前倒し、2035年に

     ヤマハ発動機は28日、国内外の自社工場が排出する二酸化炭素(CO2)を実質ゼロにするカーボンニュートラル(CN)の目標達成時期を、2050年から35年に前倒しすると発表した。使用エネルギーの「最小化」の取り組みを強化し、CO2が発生しないエネルギーに転換する「クリーン化」を進めていく。  待機中の設備を徹底して自動停止させるなど生産現場の省エネ活動を強化する。鋳造や塗装などの工程を中心に、更新する設備は30%以上の省エネや電化などを図る。太陽光など再生可能エネルギー発電設備も増やし、全体発電量の再エネ比率30%超(21年比で約10倍)を目指す。  県内を中心としたヤマハ発本体の主要工場と事業

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  • 実証実験情報を一元化 「FromTo」が中小支援サービス

     浜松市に事業拠点を置くITスタートアップ「FromTo(フロムトゥ)」(本社・東京)は29日、全国自治体の実証実験情報を一元化し、スタートアップなど中小企業の地方での事業展開や進出を支援するサービス「47pass(よんななパス)」を始める。  自社のサービスや製品の検証、実績づくりを目指すスタートアップと、企業の独自技術を生かして社会課題解決を図りたい自治体を結びつける。  実証実験情報の提示や近く実装する課題テーマや補助額ごとの検索サービスから始め、年度内に提出書類の申請までをサイト上で一貫支援できるよう整備する。アイコン表記などで施策内容を分かりやすく再編集する。企業側は無料で活用できる

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  • 兼業・副業課題は 中部労務管理等研、静岡で総会と講演会

     労働福祉問題や労務管理について調査・分析する県中部地域労務管理等研究会はこのほど、兼業・副業制度をテーマにした講演会を静岡市葵区で開いた。山岸法律事務所(駿河区)の山岸功宗弁護士が登壇した。  企業の制度導入には「就業時間の把握や健康管理など、雇用主に課題がある」と指摘。「企業側の不都合を払拭(ふっしょく)するために許可制が良いのではないか」と提案した上で、時間外労働の規制に抵触せず、健康被害が生じにくい労働時間の設定を例示した。  講演会前に行った本年度総会では、任期満了に伴う役員改選で、新会長に中島屋ホテルズの増井徹取締役部長を選任した。任期は1年。実務者研修などを盛り込んだ事業計画案も

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  • 人事=鈴与(1日)

     法務室担当を解く 専務、航空事業推進本部・秘書室・人財採用部・人財開発部・人事業務部管掌、管理本部長、審査室・経理部担当浅井伸祐▽コンプライアンス室・法務室担当を兼ねる 常務、ロジスティクス事業本部海外事業統括、営業開発担当、管理本部副本部長、経営企画室・人財採用部・人財開発部・人事業務部担当鈴木一寿▽コンプライアンス室長(イワタ出向部長待遇)上里田康  ※ハラスメント対策などを強化するため管理本部にコンプライアンス室を新設する。

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  • 人事=河合楽器製作所(28日)

     執行役員を兼ねる PTカワイインドネシア社長兼生産統括本部ピアノ事業部副事業部長加藤晴一

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  • 人事=伊豆急ホールディングス、伊豆急行(28日)

     代表取締役副社長執行役員(イッツ・コミュニケーションズ代表取締役副社長 副社長執行役員)土方健司

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  • 事業報告など承認 焼津商議所議員総会

     焼津商工会議所は28日、議員総会を焼津市内のホテルで開いた。正副会頭や議員ら約65人が出席し、議員改選に伴い3号議員として14事業所を選任したほか、2021年度事業報告、22年度一般会計収支補正予算案などを承認した。  小原照光会頭は、商議所が展開する「美食のまちやいづ」事業について、21年度はコロナ禍で関連行事が中止になったとし、「検討したことを実りあるものにするため、食と観光を積極的に展開する」と本年度の意欲を見せた。  総会に先立ち、産業振興に功績を残したとして、ヤマキンの山中賢一朗社長、会員獲得に多大な協力をしたとしてしずおか焼津信用金庫の阿井誠常務理事をそれぞれ表彰した。

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  • 茶況(6月28日)富士二茶 500円台で取引 静岡市中

     静岡市中の県産二茶は富士から荷が届き、価格は前日からほぼ変わらず500円台半ばで手合わせした。ドリンク関連業者の仕入れが続いている。  牧之原地域や島田などの品は、500円台後半から500円台半ばで取引された。あっせん業者は「積極的に仕入れる買い手は減っている」と話す。  晴天が続く中、東部では摘採が進む見込み。富士の生産者は「刈り取れる場所は多くない。今後の芽伸びに期待したい」と話す。  静岡茶市場は午前10時現在、県内産二茶が約1万235キロ届いた。  藤枝 JA茶業部藤枝工場に2工場から4口1013キロが持ち込まれ、900~500円。高値はかぶせ。  島田、金谷、川根 島田地域は山

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  • 梅雨明け猛暑 電力逼迫 東電管内、28日も注意報継続

     経済産業省は27日、記録的な猛暑に伴って冷房需要が高まり、28日も東京電力管内の電力需給が厳しくなる恐れがあるとして、「電力需給逼迫(ひっぱく)注意報」を継続すると発表した。また東電と北海道電力、東北電力の各グループは27日、29日の電力供給予備率が5%を下回る可能性があるとして「需給逼迫準備情報」を初めて出した。準備情報は注意喚起を目的に前々日に発出するもので、具体的な節電行動は求めない。  一方、27日の東電管内は他電力からの電力融通や、太陽光発電の出力が高まったことに加え、電力需要が想定を下回ったことから、大規模停電などのトラブルは回避した。  電力広域的運営推進機関の公表データによる

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  • はごろもフーズ ツナ缶値上げ 9月1日出荷分から

     はごろもフーズは27日、キハダマグロの価格高騰を受け、ツナ缶など計41品目を9月1日出荷分から3・3~31・6%値上げすると発表した。  シーチキンLフレークEO(70グラム)の参考小売価格(税抜き)は190円から200円に、シーチキンL(140グラム)は350円から370円になる。

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  • 逼迫注意報 官民、節電に追われる 動物園「継続 難しい」

     国が東京電力管内に初めて出した「電力需給逼迫(ひっぱく)注意報」。静岡県内でも東電管内の富士川以東20市町で27日、特に節電が呼びかけられた午後3~6時を中心に自治体や事業所が対応に追われた。28日も注意報の継続が発表されたが、「連続しての対応は難しい」との声も聞かれた。  河津町の動物園「iZoo(イズー)」では午後1時半ごろから、動物を飼育するバックヤードの照明を全て消して対応した。同園によると、1日程度なら動物への影響はないという。白輪剛史園長は「何日も同じ対応は取れない。暖房はストーブなどがあるが、冷房は代わりがない。停電すると爬虫(はちゅう)類は死ぬ可能性もある」と頭を抱える。  

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  • 茶況(6月27日)終盤で買い手減る 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は、本山筋や沼津などが上場した。取引が終盤に入る中、訪れる買い手の数は減少している。  本山筋は最終盤でコワ葉化が進み、700~500円台で商談成立した。今週中に共同工場での生産が終わる見通し。  初倉からは出物が上場した。富士はじり安で500円台前半が多い。沼津は400円台の荷が増えた。東部の生産者は「重油、肥料代など生産コストは上がっている。価格下落が続くと収益確保が難しくなる」と話す。  藤枝 市場関係者によると、大半の工場で二茶の生産が終了した。  島田、金谷、川根 JA大井川川根工場には18口6759キロが持ち込まれ、平均単価は654円。金谷地域の二茶は週末で

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  • 地域活性化へ商品券 御前崎市、7月販売 プレミアム率50%

     御前崎市は新型コロナウイルス禍や物価高騰の影響を受ける地域経済の活性化を目的に、市内の飲食店などで使える商品券を発行する。事業費8500万円を追加した本年度一般会計補正予算案を、29日の市議会6月定例会最終本会議に提出する。  27日開かれた市議会議会運営委員会で報告した。プレミアム率は50%とし、千円券の12枚セットを8千円で販売する。7月中旬に市内全世帯に引換券を発送し、下旬に販売を開始する予定。購入は1世帯2セットを上限とし、有効期間は8月1日から12月31日とする。事業費の財源は国費が8158万1千円、市の財政調整基金繰入金が341万9千円。  市の商品券発行は3年連続。2020年は

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  • 雨の日に買い物を150店が特典用意 アイラブしずおか協

     静岡市葵区の中心市街地活性化を目指す「I Love しずおか協議会」は7月末まで、雨天時に対象店舗で購入者に多彩なサービスを提供する「おまち雨の日キャンペーン」を実施している。  商店街の個店や大型商業施設など計約150店がクーポン券、粗品といった特典を用意している。同協議会の担当者は「雨の日の来街者が少しでも増えるきっかけにしたい」と話している。

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  • 中小のICT人材育成 静岡県、学習・交流拠点整備へ

     静岡県は本年度、県内中堅中小企業のICT(情報通信技術)人材育成に向け、大学の講義などのオンライン受講や、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の相談などに対応する学習・交流拠点を整備する。人工知能(AI)を含めた高度ICT技術を活用できる人材を育てることで、県内からのイノベーション創出につなげる。  静岡市内の民間施設や県内の県有施設への設置を目指す。大学、大学院の協力を得て、オンライン上のサテライトキャンパスとして位置付けるなど、先端技術の受講環境を整える方針。国の交付金を活用し、県議会6月定例会に本年度補正予算案として約3400万円を計上した。  企業のDX化やICT活用策

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  • 次世代センサー 米企業と開発強化 小糸製作所

     小糸製作所は、自動運転向けの次世代センサー「LiDAR(ライダー)」の開発を強化する。27日までに、出資済みの米ベンチャー企業セプトンと、短・長距離用ライダーの共同開発をすることで合意した。  セプトン社とは2017年から、射程100~200メートルの中距離用ライダーの共同開発を進め、23年の実用化を目指す。国際基準でレベル3以上の自動運転車の普及を見据え、車の近くから遠方まで幅広く検知できる高精度ライダーの開発を急ぐ。  ライダーは赤外線レーザーを使って対象との距離を計測するセンサー。小糸製作所はライダーを組み込んだ次世代ランプ製品の開発も進める。

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  • 静岡県労金 実質4年連続増収増益 業務電子化でコスト圧縮 

     静岡県労働金庫が27日発表した2022年3月期決算は、経常収益が前期比0・4%減の148億8500万円、経常利益は7・2%増の29億2600万円、純利益は6・7%増の21億9600万円だった。減収は会計基準を変更したためで、従来基準では4年連続の増収増益。業務の電子化や効率化で事務コストを圧縮した。  本業の収益力を示すコア業務純益は5・0%増の29億5千万円。期中平均の預金残高は5・0%増の1兆2039億4千万円、貸出金残高は4・4%増の9144億3200万円だった。会員の生活スタイルに合わせた財形など積立預金の提案活動を推進した一方、住宅ローンを中心にインターネットで仮申し込みを受け付け

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  • 5信金で最終増益 貸出金利息が伸長 3月期決算

     静岡県内9信用金庫の2022年3月期決算が27日までに出そろった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う資金繰り支援で貸出金利息が伸び、5信金で最終増益を確保した。今後は原油・原材料価格の高騰や急激な円安で取引先企業の収益悪化が懸念されることから、各信金は経営改善などの伴走型支援に力を注ぐ。  本業の収益力を示すコア業務純益の総額は前期比21・5%増の229億8千万円。6信金で実績を伸ばし、遠州は71・7%増の20億5900万円、島田掛川は59・3%増の48億3100万円と伸び率が高かった。  純利益は富士、しずおか焼津、島田掛川、静清、沼津で増益だったのに対し、遠州、三島、富士宮、浜松いわたは最

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  • 理事長に増田泰孝氏 静岡県労働金庫

     静岡県労働金庫は27日開いた理事会で、新理事長にNTT労働組合東海総支部静岡分会長の増田泰孝氏(55)=写真=を選任した。増田氏は同日付で就任した。  退任した古川正明前理事長(62)は、29日付で全国労働金庫連合会役員に就任する予定。  古川氏は理事長在任中に預金残高1兆2千億円、貸出金残高9千億円を達成し、経営基盤強化を進めた。  23年3月の県労金創立70周年記念事業の計画策定にも尽力した。  増田泰孝氏(ますだ・やすたか)伊東商高卒。1985年日本電信電話入社。NTT労組東海総支部事務局長などを経て2017年8月から現職。伊東市。

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  • 新食肉センター指定管理者 静岡県、JA静岡経済連で調整

     静岡県は27日の県議会産業委員会で、2025年度に県が菊川市に指定管理者制度を導入して整備予定の新食肉センターについて、稼働後5年間はJA静岡経済連を指定管理者とする意向を明らかにした。  これまでは指定管理者として民間事業者を公募する方針を示していた。JA静岡経済連は現在、再編予定の小笠食肉センターを運営する。  県は指定管理者の選定条件に、高度な食肉加工技術を保有▽食肉流通加工施設再編を巡る県施策と連携可能▽施設運用に習熟―の3点を挙げた。  吉田慎畜産振興課長は、県が21年度に県内食肉事業者に意見聴取した結果、3社が指定管理者の申請に意欲を示したと説明。その上で「JA静岡経済連のみが選

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  • 溶接の作業場覆い 有害微粒子を回収 TRINC、機器開発

     静電気・異物除去機器メーカーのTRINC(浜松市西区)は7月1日、溶接作業時に発生する有害物質「溶接ヒューム」の回収機器を発売する。作業場所を覆うタイプの装置で、90%以上の捕捉率を実現した。  溶接ヒュームは金属溶接で空気中に発生する金属の微粒子で、吸い込むと体内に蓄積される。厚労省が昨年、特定化学物質に指定し、工場現場などの規制を強化した。  同社によると、一般的な装置は吸い込み口のフードを作業場に近づけて使用するが、横風に弱く回収漏れが多いという。新製品「溶接フュームコレクタ」は、高温で上昇する粒子の大半を作業場上部の静電フィルターで回収し、その後に2層のフィルターで浄化する。静電フィ

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  • 7月4日に実行委発足 浜名湖花博20周年事業

     静岡県は27日、2024年春に浜松市で開く「浜名湖花博」20周年記念イベントについて、7月4日に同市内で実行委員会の初会合を開くと発表した。  実行委は川勝平太知事を会長、浜松・湖西両市長を副会長とし、県内の農林水産や商工、観光、緑化関連団体で組織する。初会合では開催期間を含めた基本構想を協議する。県によると、現時点では浜名湖ガーデンパーク、はままつフラワーパーク、庄内半島を会場として、花と緑を基軸にデジタル分野などの先端技術を連動させた展示を検討する方針。  20周年記念事業は、浜松商工会議所や浜松市などが県に開催を要望していた。04年の浜名湖花博は約540万人、14年の10周年記念事業は

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  • 中小企業DI 5月5.5ポイント下降 静岡県内

     静岡県中小企業団体中央会がまとめた5月の景況調査(60組合回答)によると、景気動向指数(DI)は、全産業DIが前月比5・5ポイント下降のマイナス32・2となった。  業種別DIは、製造業が23・4ポイント下降のマイナス46・7、非製造業は12・8ポイント上昇したものの、マイナス17・2だった。  「エアコンは部材調達難で計画通りの生産ができず、市場の要求に応えられない状況が続く」(電気機械器具製造業)「タマネギやジャガイモの仕入れ価格が平年の倍以上に上昇している」(野菜・果実小売業)などの声があった。

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  • 茶況(6月27日)種子島三茶の初荷 静岡市中

     静岡市中に鹿児島県種子島産三茶の初荷が届いた。品質は例年並みで、前年よりやや安値で取引が成立した。  県産二茶は榛原や富士などから入荷した。最終盤の榛原、坂部、勝間田、相良は、600円台前半から500円台半ばで手合わせした。富士は20~10円ほど下落し、500円台半ばから500円強の成立が多かった。  市中問屋は「内容よりも価格を重視する局面に入っている」と語る。  静岡茶市場は午前10時現在、県内産二茶が約2万7197キロ届いた。  藤枝 JA茶業部藤枝工場に3工場から5口1645キロが持ち込まれ、900~550円。  島田、金谷、川根 二茶の需要減から、生産よりも茶園の更新に取り組ん

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  • 消費喚起に「ブラックフライデー」 島田市商工会、10~11月

     島田市商工会はネットショッピングを活用した新たな消費喚起策「おしまちゃんブラックフライデー」を10~11月に実施する。地域の個店の一押し商品を割引価格でオンライン販売し、会員事業所のデジタル対応や販売力の強化につなげる。  新型コロナの影響を受ける飲食店向けに昨年実施したテイクアウト商品のネット販売・店舗受け取りの仕組みを活用し、すべての会員事業所に対象を広げた。各店の商品やサービスに対し、商工会が割引分を最大1万円補助する。事前決済し、商品の受け取りは各店舗に足を運ぶため「地域の個店の魅力を知ってもらうきっかけづくりにもなる」(商工会担当者)という。  現在参加店舗を募集中で、販売に向けた

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  • 久々花火大会、浴衣で 沼津の呉服店、小中高女子に格安販売

     沼津市高島町の大田呉服店(大田紀人社長)は8月末まで、小学5年生から高校生までの女子を対象に格安で浴衣を販売するキャンペーンを実施している。同市では7月、3年ぶりに狩野川花火大会が開かれることから、大田社長は「久々の花火大会で浴衣を着て、改めて和装の良さを知ってほしい」と願う。  キャンペーンは10年前から実施していて、浴衣、帯、げたを各千円で販売する。母親には500円で着付けを指導する。5500円で浴衣姿での撮影もする。店を訪れた同市の高校2年生庄司優佳さん(16)は「かわいい浴衣ばかり。浴衣を着て花火大会に出かけてみたい」と好みの柄を選んでいた。  大田社長は「コロナ禍で浴衣や着物を着る

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  • 茶況(6月26日)買い手一部に一服感 静岡市中 県産二茶

     静岡市中の県産二茶は、県中西部からの持ち込みがなく出回りはほとんどなかった。ドリンク関連業者の仕入れが続く一方、リーフ原料として仕入れる買い手の一部には一服感がみられる。  今後、取引は東部産が中心になる。現在の相場は500円台で推移している。  市中の中堅問屋は「終盤まで値ごろ品を確保していく。仕入れの予定数量には届きそう」と話す。  富士の生産者は「県中西部産地の生産数量が伸び悩んだ分、一定の引き合いはある」とみる。  藤枝 取引は2日連続で行われなかった。市場関係者によると、二茶生産はあと数日で終了する見通し。  島田、金谷、川根 川根地域の二茶生産は最終盤を迎えている。27日の取引

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  • SDGs視点の経営戦略を紹介 沼津信金がセミナー

     沼津信用金庫はこのほど、持続可能な開発目標(SDGs)をテーマにした中小企業向けセミナーを沼津市の沼津トラストビルで開いた。元環境省職員でSONPOリスクマネジメント(東京)顧問の佐野郁夫さん(63)が、SDGsの視点を取り入れた経営戦略の重要性を呼び掛けた。  県東部地域の会社関係者を中心に会場で約20人、オンラインで約110人が参加し、佐野さんはSDGsの視点を取り入れる意義を伝えた。取組事例も紹介し、大企業がサプライチェーンにも環境や社会への取り組みを求めていることを指摘。「SDGsなど、今世界に求められていることから新しいビジネスを考えてほしい」と強調した。  参加者には同社が作成し

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  • 各部屋にサーバー ビール醸造所が宿泊施設 静岡、7月1日開業

     クラフトビール醸造・販売のウエストコーストブルーイング(WCB)は7月1日、静岡市駿河区用宗の醸造所の向かい側に直営宿泊施設「The Villa&Barrel Lounge(ザ・ヴィラ・アンド・バレル・ラウンジ)」を開業する。小規模ビール醸造所は全国に580カ所超、本県に20カ所超あるが、本格的な宿泊施設を運営するのは珍しい。30~50代の国内ビールファンをターゲットに年間稼働率6割を目指し、宿泊客の周辺回遊を促すことで、用宗地区一帯で開発が進む観光関連ビジネスの活性化に寄与する。  「ブルワリーに泊まれる」をコンセプトにした全5室を提供する。各室とも生ビールサーバー付きで、宿泊者限定ビール

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  • コア業純3.2%減 富士宮信金 3月期決算

     富士宮信用金庫が25日に発表した2022年3月期決算は、将来の信用リスクに備えた貸倒引当金の積み増しなどから経常収益は前年比7・4%減の42億7300万円だった。  経常損益は45・9%減の4億7400万円、純損益は35・2%減の3億5100万円で、減収減益。本業の収益力を示すコア業務純益は3・2%減の11億7800万円だった。不良債権残高(金融再生法ベース)は17・8%増の96億800万円。  事業性評価を通じた融資に注力し、預金残高(期中平均)は5・0%増の3770億8千万円、貸出金残高(同)は8・6%増の1627億4800万円。共に過去最高を更新した。自己資本比率は20・17%で、国内

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  • 建設業界若手が現場見学、交流 浜松市南区で「どぼくらぶ」

     静岡県や県建設業協会などが主催する「静岡どぼくらぶ若手交流会」がこのほど、浜松市内で開かれた。県内建設企業の若手社員21人が南区の馬込川河口で整備が進められる「馬込川水門」の建設現場を見学した。  工事の概要や手順、津波対策として期待される減災効果について説明を受けた。五つの班に分かれ「小学生向け出前講座の内容を考える」とのテーマでグループワークも行い、次世代の担い手確保などの課題解決に向けて意見を出し合った。来年1月に予定している2回目の交流会で発表する。  職場の垣根を越えた若手従業者の横のつながりと就労意識の向上を狙って企画された。

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  • 【茶況】(6月25日)終盤で品落ち進む 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は本山筋や沼津などが上場した。本山筋で生産終盤を迎えた工場の荷は品落ちが進み、価格を数十円下げて手合わせした。  本山筋からは大川や、藁科、美和などが上場し、900~600円台で商談成立した。大半の工場が今週中に生産を終える見通し。茶工場幹部は「外観の様変わりがはっきりとしてきた」と話す。  静岡市中には坂部や榛原、富士から持ち込まれた。価格帯は600円前後から500円台半ばに集中している。  藤枝 二茶生産を終える工場も増え、取引は行われなかった。  島田、金谷、川根 JA大井川金谷工場は5工場から5口1595キロが上場し、平均単価は500円台後半。川根地域の取引は雨

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  • 事業計画など5議案承認 JA大井川総代会

     JA大井川は24日、第29回通常総代会を焼津市三ケ名の焼津文化会館で開いた。本年度事業計画案など5議案を承認した。  増田政光組合長は物価高騰、相次ぐ自然災害、ウクライナ侵攻といった課題を挙げ「難しい時だからこそ協同の精神で農業に取り組みたい」と述べた。  本年度は3カ年計画の最終年。事業計画では、3カ年計画に沿って「営農指導の強化」「加工茶販売の強化」など11項目の基本戦略を掲げた。

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  • 信用金庫決算(3月期)=富士宮 貸倒引当金増やす

     ①経常収益(前年比)②経常損益(同)③当期純損益(同)④業務純益(同)⑤自己資本比率  【富士宮】①42億7300万円(7・4%減)②4億7400万円(45・9%減)③3億5100万円(35・2%減)④10億1700万円(16・4%減)⑤20・17%  ※貸倒引当金の積み増しなどで減収減益。事業性評価を通じた融資に注力し、期中平均の預金、貸出金残高はともに過去最高を更新した。

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  • ジュビロ3期連続赤字 2022年3月期決算 売上高は8.4%増

     J1磐田の運営会社ジュビロが24日発表した2022年3月期決算は純損失が3千万円となり前期の2800万円、前々期の2億6千万円に続く3期連続の赤字となった。売上高は前期比2億4100万円(8・4%)増の31億800万円。新型コロナウイルスの影響による入場制限があったが入場料収入や用品売り上げ増が主要因。コロナ禍での財務基準の特例措置として23年度末まで3期連続赤字または債務超過でもJリーグライセンス交付の判定対象外となる。  小野勝社長は「もっと大きな赤字額を見込んでいたが、試合の運営費などを抑えて圧縮できた」と述べた。入場料収入については主にJ1だった19年度が5億8千万円、J2だった20

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  • 茶況(6月24日)初倉の本茶取引終了 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は、本山筋や沼津などが上場した。初倉の本茶取引が終了するなど、持ち込み数量は減少局面にある。  初倉は500円台半ばで手合わせした。JA担当者は「500円台に入って以降、相場は保たれた」と振り返った。沼津は500~400円台で成立した。本山筋は20~10円ほど下げ、900~600円台で商談成立した。上物の一部は弱含んでいる。  市中問屋は「終盤に入り、品落ちが目立つ品が増えた」と話す。  藤枝 二茶の減産傾向を受けて、買い手側からは「年間売り用の安値の品がもう少し欲しい」との声が聞かれる。  島田、金谷、川根 JA大井川金谷工場は11工場から15口5950キロが上場、

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  • カスハラへの対応 静岡商議所、7月4日にセミナー

     静岡商工会議所は7月4日午後2時から、従業員が顧客から過剰な要求やクレームをつけられる「カスタマーハラスメント」への対応を学ぶセミナーをオンラインで開く。参加無料。  企業へのクレーム対応や労働紛争を扱う弁護士が、事例を交えながら対応手順を具体的に説明する。  希望者は同3日までに、同商議所ウェブページなどから申し込む。問い合わせは同商議所会員サービス課<電054(253)5112>へ。

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  • デンマークのレーザー関連企業 浜松ホトニクス子会社が買収

     浜松ホトニクスは24日、ベルギー子会社のフォトニクス・マネジメント・ヨーロッパS・R・Lが、レーザー装置部品製造「NKTフォトニクスA/S」(デンマーク)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。取得額は294億9900万円で、取得予定日は来年3月31日。  NKTはレーザー光を増幅する独自の「フォトニック結晶ファイバー」の製造技術を持つ。浜ホトによると、レーザーの小型化や高出力化につながる高い技術で、浜ホトが得意とするレーザー光源と合わせることでレーザー事業の拡大を狙う。  NKTはほかに、量子コンピューターに用いられる単一周波数ファイバーレーザーや、手術などに使われる超短パルスレーザ

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  • 「サポーターは仲間、社員だ」 Jリーグ 野々村芳和チェアマン㊤【五郎丸歩が学ぶ~ビジネスの流儀~⑪】

     ラグビー球団の社長を目指す日本ラグビー界のレジェンド、五郎丸歩がさまざまな経営トップと対談する「五郎丸歩が学ぶ~ビジネスの流儀~」。今回のゲストは、今年29年目を迎えたサッカーJリーグで、3月に史上最年少でトップに就任した野々村芳和チェアマン(清水東高出)。Jリーグの未来を託された男には、巧みな経営戦略とサポーターの心をつかむ掌握術がありました。(進行/SBSアナウンサー 新城健太)  高校時代はサッカーの名門、清水東高(現・静岡市清水区)でキャプテンを務め、全国高校サッカー選手権にも出場。慶応大を経て、当時のジェフ市原やコンサドーレ札幌でプロとして活躍しました。2013年に北海道コンサド

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  • スズキ車 印トヨタで生産 本格HV販売は初 電動化戦略強化

     スズキとトヨタ自動車は24日、スズキが開発した新型多目的スポーツ車(SUV)の生産をトヨタのインド法人トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)で8月から始めると発表した。インドのスズキ子会社マルチ・スズキ、トヨタのTKMでそれぞれ販売する。一部はトヨタからシステム供給を受けたストロングHV(ハイブリッド)を搭載する。スズキが同国市場で同HVを販売するのは初。  投入する車種や販売計画は現時点で非公表としている。モーター走行ができるストロングHVと、モーターがエンジン走行を補助するマイルドHVを設定する。スズキがインド市場で展開する15車種のうち、マイルドHVについては「シアズ」「ビターラブレ

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  • 県西部の企業、新規事業紹介 PRノウハウ学び発表 浜松いわた信金プログラム

     浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は24日、PRのノウハウを学ぶプログラムに参加した県西部の企業6社による合同記者発表会を、同区の創業支援拠点「フューズ」で開いた。各社が新規事業などを情報発信した。  クラッチ製造のエフ・シー・シーの新事業開発部は、コロナ禍で売れずに捨てられる花をプリザーブドフラワーに加工する事業を紹介した。定期的にプリザーブドフラワーを交換するオフィス向けの事業で、来年度のサービス開始を予定する。担当者は「独創的なアイデアで社会に貢献したい」と述べた。  犬のしつけ教材の製作販売を手掛ける袋井市のワンコ・ワークスは、コロナ禍でペットを飼い始める人が増えたと説明。一方、「飼え

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  • 全従業員対象、学び直し推進 ローランドDG

     ローランドDGは24日、アルバイト、派遣社員を含む全従業員を対象に、リスキリング(学び直し)を推進すると発表した。  在宅勤務の拡大で社内教育の機会を提供できなかった課題を解消するため、通信教育大手ベネッセコーポレーション(岡山市)のオンライン動画学習サービスを活用する。ビジネスの変革に対応できる人材創出を目指す。

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  • クレステック 1億4800万円特損 6月期

     クレステックは24日、2022年6月期連結決算に1億4800万円の特別損失を計上すると発表した。  中国子会社(広東省)の事業を自社生産販売から委託生産販売に切り替えることに伴い、労働契約を解除する工場従業員の経済補償金に充てる。同期の連結業績予想には既に織り込み済みという。

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  • 釣り具のイシグロ 三重に出店

     静岡県内を中心に愛知、岐阜、滋賀県で釣り具販売店を展開するイシグロ(浜松市中区)は24日までに、「津高茶屋店」(津市)を7月1日にオープンすると発表した。同社26店舗目で、三重県には初出店となる。  伊勢湾などが近い同店は売り場面積991平方メートル。同社で最大級の中古品コーナーを設置するほか、釣り具のレンタルも行う。駐車場台数は約200台。

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  • 人事=共和レザー(24日)

     共和ライフテクノへ転籍(理事生産本部付主査共和ライフテクノへ出向)栗田博之▽共和ライフテクノへ転籍(理事営業本部付主査共和ライフテクノへ出向)丸谷彰▽共和ライフテクノへ転籍(理事インダストリー営業部主査)寺田雅信

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  • 茶況(6月24日)終盤の榛原、漸減 静岡市中 県産二茶

     静岡市中の県産二茶は、榛原や初倉などの荷が取引された。榛原は工場の多くが生産終盤を迎え、出回り数量は漸減している。  雨後も一定の品質を保ち、10円ほどの下げ幅で商いを終えた。初倉、榛原、坂部、相良は600円台前半から500円台半ばで手合わせした。一部で650円周辺の荷もあった。磐田は600円台前半から500円台前半で成立した。  牧之原地域の生産者は「受注生産に徹し、価格はしっかりしている」と語る。  静岡茶市場は午前10時現在、県内産二茶が約1万7827キロ届いた。  藤枝 JA茶業部藤枝工場に2工場から3口366キロが持ち込まれ、700~600円。天候の影響などで出回りは少なかった。

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  • スルガ銀行の解雇無効 元役員への人事権乱用認定 東京地裁判決

     スルガ銀行(沼津市)のシェアハウス向け不正融資に関わったとして懲戒解雇された元執行役員専務(60)が、スルガ銀行に地位確認と未払い給与など計約2400万円の支払いを求めた訴訟の判決で、東京地裁は23日、「解雇は合理的な理由を欠き無効」と判断し、解雇後から定年に当たる60歳まで1カ月当たり50万円を支払うよう命じた。  判決によると、元執行役員専務は不正融資問題発覚後の2018年11月、懲戒解雇された。理由は、絶大な権力を背景に審査部門に圧力を加え、無理やり融資を承認させたなどとされた。  三木素子裁判長は「絶大な権力を示す客観的証拠はなく、原告が無理に融資を押し通したと評価することはできない

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  • ホームポジション 東証スタンダード市場上場 初日終値453円

     建売住宅販売を手掛けるホームポジション(静岡市清水区、伴野博之社長)が23日、東京証券取引所スタンダード市場に新規上場した。県内企業として約1年半ぶり、今春の東証の市場再編以降では初の上場となった。県内に本社を置く上場企業は53社となる。伴野社長は「顧客や金融機関への信頼度、信用力を上げ、関東エリアでの営業に一層力を入れたい」と成長戦略を語った。  公募価格450円に対し、初値は465円だった。一時468円まで上昇し、終値は453円と公募価格を0・7%ほど上回った。出来高は227万4300株。  新株発行は110万株で、調達した資金は建築資材購入や建売住宅を建設する際の土地購入資金とする。

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  • 高速乗り放題「速旅」 静岡ドライブプラン7月開始

     静岡県と中日本高速道路は中部横断道全線開通1周年企画として7月1日から2023年2月28日まで、静岡県と山梨県での高速道路利用料金が定額乗り放題となる料金プラン「速旅(はやたび)『静岡ドライブプラン』」を販売する。  「静岡県・山梨県」「富士山」「静岡県」の3コース。富士山コースは、東名高速道足柄スマートインターチェンジ(IC)―焼津IC間と、中央道談合坂スマートIC―小淵沢IC間など富士山周辺が対象エリア。  利用料金は普通車で対象エリア内発着の場合、静岡県・山梨県コースが2日間で8200円、富士山コースは同5400円、静岡県コースは同6100円。首都圏、愛知県発着の場合は3日間の利用期間

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  • 人気の薪ストーブ 理事長強調「夏場のメンテナンス重要」

     癒やされる暖房器具として、冬場に静かなブームとなった薪(まき)ストーブ。新型コロナウイルス禍の巣ごもり需要で全国的に設置が増え、温暖な静岡県内でも利用が広がった。5月に日本暖炉ストーブ協会理事長に就任した高橋英輔さん(48)=浜松市南区=は、使用しない時期のメンテナンスの重要性を訴える。  協会によると、薪ストーブの販売は全国で1万台を超えた2013年以降は減少傾向が続き、20年は7千台を割ったが、昨年は再び7千台を上回った。密を避ける「1人キャンプ」人気などでアウトドアに出掛けた人が炎の優しさに魅力を感じたことや、ピザなどの調理での利用が可能なこと、災害時に役立つことなどが好評の理由とみら

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  • JAとぴあ浜松3月期決算 経常利益、2年連続増

     JAとぴあ浜松(浜松市東区)が23日発表した2022年3月期決算で、経常利益は2年連続、当期剰余金は3年連続の増益となった。事業収益から事業費用を引いた事業総利益は前年比2・2%減の147億3300万円、経常利益は2・3%増の33億7900万円、純利益に当たる当期剰余金は0・4%増の23億9300万円だった。  農産物と加工品の販売事業取扱高は1・5%増の215億7900万円。タマネギやミカンなどの販売が好調だったことや、新型コロナの影響で低調だった花類が回復した。  3月末時点の預金残高は193億9千万円増の1兆2282億円、貸出残高は50億5千万円増の2148億円、共済保有高は3兆500

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  • JA遠州中央「出向く体制」強化へ 事業計画承認

     JA遠州中央は23日、通常総代会を袋井市総合体育館さわやかアリーナで開き、2022年度事業計画や21年度事業報告など10議案を承認した。  22年度は、食品スーパーがない地域に住む高齢者らの買い物支援のため、地元農産物などを扱う移動販売車の運行を開始する。金融・共済部門の訪問相談事業を強化し、職員による生産者の巡回活動にも引き続き力を入れる。地域ごとの課題を吸い上げるため、組合員座談会の開催も増やしていく。  鈴木政成経営管理委員会会長は「これまで以上に『出向く体制』の強化、相談対応と対話の強化に取り組んでいく」と強調した。  21年度決算は、事業総利益が68億6187万円、事業利益が1億8

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  • 網代の支店、出張所 窓口を交互営業へ 三島信金

     三島信用金庫は7月25日から、熱海市の網代駅支店と網代出張所の窓口業務を日替わりで交互に営業する。支店は月、水、木曜、出張所は火、金曜を営業日にする。  人口減少が進む中、店舗網を維持しながら業務を効率化する再編計画の一環。午前9時から午後3時までの窓口営業時間のうち、正午から1時間、昼休みも導入する。支店と出張所のATMの営業時間は変わらず、午前8時から午後8時まで。

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  • 茶況(6月23日)取引中心は東部へ 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶はほぼ上場せず、商いは小休止となった。県中西部で生産が終わりに近づき、取引の中心は次第に県東部産に移行していく。  市中の中堅問屋は「500円台の値ごろ品確保を進める」と話す。富士の生産者は「買い手の数が減少しても値段が落ちないよう、品質重視の姿勢を徹底する」と語る。  ◇  世界お茶まつり実行委員会は10月20~23日、静岡市駿河区のグランシップで開く「秋の祭典 ワールドO-CHAマーケット」に出展する事業者の二次募集を、7月31日まで行っている。  最新設備を展示する機械メーカーや、茶やスイーツなどを販売する茶業者、飲食業者などを募る。参加者は9月20日~11月25日

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  • 静岡空港国際線 早期再開を要望 県に商議所連、経済回復遅れ懸念

     静岡県商工会議所連合会は23日、新型コロナウイルス禍で全便欠航が続く静岡空港の国際線について、早期の運航再開を国に働き掛けるよう求める要望書を県に提出した。  静岡空港の国際線搭乗者はコロナ前の2019年度は約27万6千人に上り、全体の4割近くを占めた。要望書は「静岡空港は全国的にみても国際線が重要な空港」と指摘。水際対策の緩和が進む一方、受け入れ再開は規模の大きい国管理空港が先行しているとして「運航再開の遅れは県内経済回復の大きな遅れへとつながりかねない」と危機感を示した。  酒井公夫会長が県庁を訪れ、出野勉副知事に要望書を手渡した。酒井会長はインバウンド(訪日客)の受け入れによる地域経済

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  • 延べ宿泊者22%増 静岡県内3月、コロナ前の7割

     国土交通省中部運輸局がまとめた3月の宿泊旅行統計調査(速報値)によると、県内の延べ宿泊者数は149万7640人だった。前年同月より22・6%増えたが、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年3月の7割程度にとどまった。  県内のまん延防止等重点措置は3月21日までで、4月に入り観光促進事業「今こそ しずおか 元気旅」が再開された。中部運輸局は「4月の延べ宿泊者数は回復傾向にある」との見方を示した。  3月の内訳をみると、日本人の延べ宿泊者数は前年同月比22・5%増の149万1310人で、19年3月比では24・0%減。外国人は6330人と低迷したままで、19年3月に比べ96・8%減だった。  

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  • しずおか焼津信金 県信用保証協会とSDGs支援覚書

     しずおか焼津信用金庫と静岡県信用保証協会は23日、持続可能な開発目標(SDGs)推進に取り組む中小企業をサポートする同協会の「SDGs支援保証制度」に関する覚書を結んだ。締結は静岡銀行に続き、県内金融機関で2例目。  同制度は脱炭素化や環境保全、労働環境改善などに積極的な事業所が金融機関から融資を受ける際、保証料を優遇する。限度額2億円の「SDGsプレミアム」と同3千万円の「SDGs保証」があり、静岡市などの自治体が運営するSDGs宣言を行った事業所であれば、保証料を通常から0・1~0・2%割り引く。保証期間の延長も受けられる。  覚書締結に合わせ、同金庫は制度適用の前提となるSDGs宣言書

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  • 新会長に西ケ谷量太郎氏 静岡県農業会議

     静岡県農業会議は22日、本年度通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選で、新会長に西ケ谷量太郎氏(前静岡市農業委員会会長)を選任した。副会長には松島好則氏(浜松市農業委員会会長)と鈴木政成氏(JA静岡中央会副会長)が就いた。任期はいずれも2024年6月までの2年間。

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  • すっきり緑茶、マイボトルで 「静岡外茶計画」夏場スタイル提案

     静岡県内が梅雨入りする中、茶販売店らが水出し緑茶向け商材の販売を本格化させつつある。茶業者は苦みが少ないすっきりとした味わいを動画やSNSなどでアピール。環境意識の向上を踏まえ、お茶をマイボトルに入れて持ち歩くスタイルを提案する。  お茶の消費拡大を目指すJA静岡市は本年度、水出し緑茶を携帯して外出する生活習慣を広める「静岡外茶計画」を始動させた。まろやかな水出し緑茶の作り方を動画で紹介。魅力発信に向けたワークショップの開催や専用ティーバッグ茶の開発など、夏場に向けて普及策を打ち出す。  計画の狙いについて大原正和組合長は「繰り返し使えるマイボトルはペットボトルや紙パックよりも、環境に優しい

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  • いたくら農園じゃばらピール M.みかん(牧之原市) うま味と効能 最大限に【静岡ものづくり最前線】

     和歌山県北山村を原産地とし「邪気を払う」が語源とされているかんきつ類「じゃばら」のピール。爽やかな香りに加え、糖度を抑えた分、ほどよい甘さと酸味が口の中に広がる。しっかりとした食感で、食べ応えも十分な逸品に仕上げた。  みかん農園として牧之原市で古くから続く「いたくら農園」は、2008年からじゃばらの栽培を開始した。これまでにマーマレードやポン酢などの加工品を販売してきたが、生産過程で発生する果皮の活用に課題を感じていた。じゃばらは花粉症などアレルギーの抑制効果があるとされるフラボノイドの一種「ナリルチン」を多く含むのが特徴だが、果汁に比べ果皮の含有量が特に多い。廃棄を減らし、果物の効能を最

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  • 人事=焼津水産化学工業(23日)

     社外取締役 森憲司▽執行役員生産副本部長兼製造部長 友田行道▽UMIウェルネス社長 乗松伸一▽退任 UMIウェルネス社長高藤忠明

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  • 人事=浜名湖国際頭脳センター

     新任社外取締役 高橋良和▽新任取締役(執行役員)総務企画部長森田智久▽新任社外監査役 小川晃司▽退任社外監査役 湯口哲世=以上23日  ▽退任社外取締役 杉山俊博=以上3月31日

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  • システム機器堅調 浜名湖頭脳センター3月期

     浜名湖国際頭脳センター(浜松市中区)が23日発表した2022年3月期決算は、売上高が前期比0・5%減の4億5814万円、経常利益が73・2%増の2381万円、純利益が75・7%増の2335万円だった。  民間向けの地図情報システムの販売などは減収となったが、利益率の高いシステム機器の販売が堅調に推移した。23年3月期は売上高4億7890万円、経常利益1250万円、純利益1200万円を見込む。

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  • 静岡県法人会連合会 功労者を表彰

     静岡県法人会連合会(会長・中西勝則静岡銀行会長)は21日、定時総会を静岡市駿河区で開いた。2022年度事業計画などを報告し、特別功労役職員への会長表彰を行った。  表彰対象者25人の名前を呼び上げ、中西会長が代表者に表彰状を手渡した。全国法人会総連合会長表彰を受けた功労者29人に対する伝達も実施した。  本年度の主な事業計画として、税の啓発事業や税に関する提言活動の積極実施▽地域社会貢献活動の推進▽研修活動の充実-などを盛り込んだ。来年10月のインボイス制度導入に伴う企業負担の軽減や相続税の課税強化の見直しなど、23年度税制改正に向けた要望事項も説明した。  総会後、歴史研究家で多摩大の河合

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  • 茶況(6月23日)単価4.5%高、数量横ばい 鹿児島茶市場一茶

     JA鹿児島県経済連のまとめによると、鹿児島県茶市場の今期一茶取引の平均単価(5月末時点)は前年比4・5%高の1602円、取扱量は0・2%減の4509トンだった。  今期は、3月中旬以降の気温上昇とともに一斉に芽が伸び、短期集中型の生産となった。  4月中旬に降雨が続いたが、ミル芽の前倒し摘採など品質維持に向けて対策がとられた。新茶商戦向けの手当てが一巡した4月下旬以降の取引の中心価格帯は、2500~1500円に集中した。  品種別の平均単価はさえみどりが7・8%高の2884円と最も高く、ゆたかみどりが2014円(14・6%高)と続いた。  静岡市中の県産二茶は富士の一部から荷が届いた。出回り

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  • 富士宮やきそばキャンプ用に 鉄板焼き店×ギアブランド  

     富士宮市淀師の富士宮やきそば・鉄板焼き店「うるおいてい」がこのほど、富士宮発キャンプギアブランド「ANCAM(アナキャン)」とコラボし、キャンプ客向けにアレンジした富士宮やきそばの持ち帰りセット商品を開発した。店内のみで提供してきた特注麺を初めて持ち帰り商品化し、キャンパー目線でこだわり抜いたブレンドソースを詰めた。  新商品は近年キャンプブームが続く中、市内でも増えているキャンプ客に、富士宮やきそばをもっと味わってもらおうと企画。うるおいていの松永治正店長(43)が昨年末、アナキャンを手掛ける土屋鋭二さん(45)に相談し開発が始まった。  持ち帰り商品は麺5玉、ソース、肉かす、イワシ粉、青

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  • トウモロコシ三島名物に 甘み十分、豊富な品種で人気

     JAふじ伊豆三島函南地区本部は、三島市の高地で生産されるトウモロコシのブランド化を進めている。強い甘みと多彩な品種が特長の「みしまとうもろこし」として売り出し、6月上旬から毎週土曜に開く朝取れ販売会では住民らが長蛇の列を作る人気ぶり。生産者は「新たな特産品にしたい」と意気込んでいる。  夜に糖分を蓄えるトウモロコシは寒暖差で甘さが増し、標高数百メートルの箱根西麓は生育に最適な環境。これまで鳥獣被害により地元での栽培は敬遠されてきたが、昨年からJAの指導に基づく対策を施しながら生産が始まった。初の収穫後に開いた販売会は大勢の市民らでにぎわい、2年目となる今年は計5軒の農家が生産に乗り出した。

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  • 三島信金 預金残高1兆円に

     三島信用金庫は21日、預金残高が1兆円を超えたと発表した。静岡県内の信金では4番目。1911年の設立から111年での大台突破になった。  年金受給者を中心に個人預金を増やすとともに、指定金融機関として市町の指定金受託を大きく増やした。2021年度に新たに6市町の指定機関となり、7月からさらに2市町が加わるという。

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  • ポストコロナで持続的成長力を ヤマハ株主総会

     ヤマハは22日、定時株主総会を浜松市中区の本社で開いた。中田卓也社長は5月に発表した中期経営計画(2023年3月期~25年3月期)について「ポストコロナで大きく様相が変化した新たな社会で、持続的な成長力を高める」と説明し、企業価値の向上を目指す姿勢を強調した。  同計画では事業基盤と環境・社会、人材の三つの方針を設定し、顧客とのつながりの強化や気候変動への対応を重視することを盛り込んだ。22年3月期連結決算は3年ぶりの増収増益となった。さらに、中国や東南アジア市場での販売拡充などで、財務目標の売上成長は20%増を見込んでいる。  出席株主は委任状を含めて34人(前年37人)で、所要時間は40

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  • 新理事など選任 静岡県商議所連総会

     静岡県商工会議所連合会は22日、通常総会を静岡市駿河区で開いた。任期満了に伴う改選で、新理事に鈴木裕司磐田商議所会頭、小原照光焼津商議所会頭、河原崎信幸富士宮商議所会頭の3氏を選任した。  新監事には山田寿久藤枝商議所会頭、田中豊下田商議所会頭の2氏が就いた。  酒井公夫会長はあいさつで、緊張が高まる世界情勢や円安に触れ、「経営環境が厳しくなる中、企業の倒産や休廃業による地域経済への深刻な影響が懸念される。円滑な事業承継に向けた支援体制の整備を全県的に進めていく必要がある」と強調した。

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  • 販路開拓へ技術PR 静岡県内13社、都内の航空宇宙展に出展

     国内外約1210社が集う日本最大級の産業展示会「日本ものづくりワールド」が22日、東京・有明の東京ビッグサイトで開幕した。「航空・宇宙機器開発展」の静岡県ブースには、県内13社が出展。コロナ禍からのV字回復に期待が掛かる成長分野への新規参入や販路開拓に向け、技術をアピールしている。24日まで。  県の新成長産業戦略的育成事業の委託を受けた浜松商工会議所がブースを設け、参加を呼び掛けた。エステック(清水町)は、緻密な技術を要する複雑な形状のジェットエンジン部品を紹介。テクニカルサポート(浜松市北区)はドローンなどで使用するモーター性能の評価試験装置を売り込んだ。県内14社でつくる共同受注体「静

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  • 3カ月ぶり減少 清水港5月輸出

     名古屋税関清水税関支署がこのほど発表した5月の清水港貿易概況(速報)によると、輸出は前年同月比4・0%減の1592億円と3カ月ぶりに減少した。輸入は33・4%増の1199億円で16カ月連続で伸び、差引額は392億円の輸出超過だった。  輸出は原動機(9・4%増)などが増加した一方、無機化合物(69・3%減)や重電機器(37・1%減)、非鉄金属(40・4%減)などが減少した。輸入は金属鉱・くず(30倍)、液化天然ガス(2・1倍)、パルプ(69・7%増)などが特に伸長した。  御前崎港は輸出が29・5%減の224億円と9カ月連続の減少。輸入は18億円と2カ月ぶりの増加となった。輸出は自動車や自動

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  • バイオマス活用へ補助 静岡県森林白書案 CO2排出削減向け

     静岡県は本年度、林業者が木材を切り出した際に残る端材などを木質バイオマス原料として活用を促す。補助制度を立ち上げ、地域資源の有効活用や燃料としての供給拡大、二酸化炭素(CO2)排出量削減につなげる。  本年度の県森林共生白書案に盛り込んだ。森林組合や林業会社に、丸太生産時に生じる木の枝や根株といった部材を木質チップに加工するよう後押しする。木質チップ加工に必要な設備の導入・レンタル費用などを補助し、効率的な輸送体制構築につなげる。補助率は2分の1以内で上限は200万円。  木質バイオマスは近年、化石燃料の代替エネルギーとして需要が高まっている。本年度から4カ年の「県森林共生基本計画」では、木

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  • 建設作業をDX化 橋本組(焼津)、都内企業と協定

     総合建設業の橋本組(焼津市)はこのほど、建設業向けデジタルソリューション開発の「EARTHBRAIN」(アースブレイン、東京都)と建設現場業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化推進のための協定を結んだ。アース社の最先端の情報通信技術(ICT)を導入し、人手不足といった業界の課題解決を図る。  アース社が開発する、仮想現実(VR)で自動運転の建設機械を操縦し、遠隔地にいながら作業を進めることができるシステムを橋本組の建設現場で導入する計画。橋本組は近く社員向けの研修を行う。  アース社はコマツ、NTTドコモなどが共同出資し設立。建設業向けのデジタル化を進めるソフトを開発、提供してい

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  • 合併・買収通じ地域貢献 名南M&A、静岡オフィス移転記念しイベント

     企業の合併・買収(M&A)仲介を手掛ける名南M&A(名古屋市)は23日、静岡オフィス移転の記念イベントを静岡市葵区で開いた。同社の篠田康人社長と日本創生投資の三戸政和CEOが地方のM&Aの未来をテーマに対談した。  篠田社長は「政府はM&Aを中小企業施策の1丁目1番地と位置付け、推進に向けた後押しを拡大させている。地域発展のため、当社もM&Aを通じて中小企業を支援したい」とあいさつした。  対談で三戸氏は、首都圏を中心に個人が企業を買収するケースも起きていると紹介。「地方も今後、M&Aは確実に広がるだろう。企業の合併や買収は、一から起業するよりも便利で合理的な経営手法」と述べた。  静岡オフ

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  • 新会長に鈴木氏 公認会計士協会静岡県会

     日本公認会計士協会東海会静岡県会はこのほど、新会長に鈴木潤氏(50)=静岡市=を選任した。任期満了に伴う改選で、任期は2025年6月まで。  そのほかの役員は次の通り。  副会長 畔村勇次、山田夏子、市川卓志▽協会本部理事 浅野裕史▽東海会副会長 岩田礼司

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  • 人事=SBSプロモーション

     保険事業部本部担当・生命保険部部長(ビジネスプロデュース本部担当)取締役長束泰裕=22日▽経営企画部部長の委嘱を解く 取締役経営企画本部担当増井明▽経営企画部部長(経営企画部専任部長)海野貴之=以上7月1日

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  • 人事=富士急行(22日)

     常務取締役常務執行役員(取締役執行役員事業部長)野田博喜▽取締役監査室長兼総務部長(事業部部長)執行役員雨宮正雄▽取締役事業部長(事業部部長兼ピカ社長)執行役員天野克宏▽執行役員とハイランドリゾート勤務を兼ねる 理事社長室長兼企画部部長堀内基光▽執行役員経営管理部長(経営管理部部長)相生光晴▽執行役員事業部部長 富士山麓電気鉄道社長上原厚▽人事部長兼富士急ビジネスサポート勤務(ハイランドリゾート出向兼ホテル富士急勤務)西山尚孝 ※総務部から人事部門を独立させ、人事部を新設する。

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  • 茶況(6月22日)本山筋早い片付き 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶の上場量は、前日の降雨の影響で約2万2600キロにとどまった。終盤の本山筋の片付きは早かった。  本山筋は藁科や美和、麻機などが持ち込まれ、900円周辺から600円台で商談成立した。ある生産者は「下げ幅は小幅のままで終わりそう。最終盤で底値が見えてきた」と話す。  500円台の品の引き合いは堅調に推移している。JA関係者は「数量が伸びない中、想定よりもドリンク関連以外の相場がしっかりしている」と話す。  藤枝 降雨の影響でJA茶業部藤枝工場への持ち込み量は少なかった。中心は600円台。  島田、金谷、川根 降雨の影響で出荷は少量だった。JA大井川川根工場は12口3261キ

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  • 人事=シティエフエム静岡(17日)

     代表取締役社長 石村泰利▽取締役相談役(社長)村松良道▽非常勤取締役 小沢誠、時枝秀樹、赤座弘一、永田喜雅▽非常勤監査役 小川賢二

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  • 三島馬鈴薯出荷スタート 品質、味ともに上々

     箱根西麓で生産される「三島馬鈴薯(ばれいしょ)」の選果作業が22日、JAふじ伊豆三島函南地区本部の選果場(三島市谷田)で始まった。今年は小玉傾向にあるものの外観や質は上々。23日から出荷を開始し、8月上旬までに400トンが県内や東京、大阪に届けられる。三島馬鈴薯は良好な日当たりと水はけの良い土壌で育てたメークイン。手掘りで収穫するために傷が少なく、掘り起こした後に1週間ほど暗所で風を当てて乾燥させることで皮むけや腐敗を防いでいる。もの持ちの良さと品質の高さから、全国有数の高値で取引されている。  選果作業で大きさや形、外観などの品質がチェックされた後、丁寧に箱詰めされた。選果場に届けられない

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  • 茶況(6月22日)雨後で出回り限定的 静岡市中 県産二茶

     静岡市中の静岡県産二茶は、前日の雨天の影響で出回りが限られた。榛原や相良の多くの工場は、週内に生産のめどをつける見通し。  下げ幅は前日比10円ほど。榛原は600円前後、富士は500円台後半中心で商談成立した。  仕入れの終盤を迎えた市中問屋は「形状物が足りないので、東部産を一定量仕入れる」と語る。あっせん業者は東部の二茶について「生産しない農家があり、持ち込み数量は伸びない」とみる。  静岡茶市場は午前10時現在、県内産二茶が約2万2685キロ届いた。  藤枝 市場関係者によると、年間売り用の品を求める需要が続き、取引価格は下げ止まり傾向にある。  島田、金谷、川根 島田地域は山間部を除

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  • 騒音遮断や耳への負担減 高機能ワイヤレスイヤホン発売 ヤマハ

     ヤマハは24日、ブルートゥースに対応する完全ワイヤレスイヤホン「TW―E7B」を発売する。  周囲の騒音を遮断して音楽に集中できる高精度なノイズキャンセリング機能を搭載。最適な音量で耳への負担を軽減しながら、音を再生できる独自機能のリスニングケアなどを備え、ワイヤレスイヤホンの最上位モデルと位置づける。  市場想定価格は税込み3万3千円前後。黒、ベージュなど4色を用意。初年度の年間販売目標は国内で計8千セット(付属品などを含む)を計画する。

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  • 沼津信金マッチングガイド 商談、成約増に寄与 取引先に配布へ

     沼津信用金庫が取引先の希望する受発注や人材、連携先に関する情報をまとめた「ビジネスマッチングガイドブック」。2008年度から毎年発行し、ガイドブックを生かして商談や成約に至るケースが年々増えている。同信金の営業担当者が取引先から得る情報のきめ細かさが売り。本年度も第15号を発行し、取引先に配布する。  ガイドブックは、営業担当者が取引先のニーズを確認し、各社別に掲載。「全加工に対応できる協力会社を探している」(沼津市の製造業の発注情報)、「数量は1個から対応」(伊豆の国市の製造業の受注情報)など具体的な点も特徴。各社の情報を参考に商談に臨みたいとする取引先を営業担当者が調整し、両者が面談を行

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  • 空室率DI、持ち直し傾向 中心市街地、依然厳しく

     日本不動産研究所がまとめた4月現在の空室率DI(「改善」から「悪化」を引いた回答割合の指数)は、静岡市が8・7、浜松市は22・7と、新型コロナウイルス禍による前年までの落ち込みから持ち直しがみられた。ただ、いずれも中心市街地は賃貸オフィスや貸店舗の需要が低調で、厳しい状況が続いている。  両市の中心部に延べ床面積3千平方メートル以上の大型オフィスビルを所有するオーナー、賃貸業者から聞き取った。  静岡市の空室率DIは、0・0だった2021年10月の前回調査から8・7ポイント改善。全体的な市況としては、コロナ禍で受けた打撃から持ち直しつつあるが、ビル低層階に入居していた飲食店が退去した後、空室

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  • 5月倒産18件 飲食料品製造で多く 原材料高騰が影響

     民間信用調査会社の東京商工リサーチ静岡支店がこのほど発表した5月の静岡県内企業倒産件数(負債額1千万円以上)は、前年同月比3件増の18件だった。負債総額は24・7%減の18億7500万円で、5月としては1976年以降で過去4番目に少なかった。  産業別で倒産件数が最も多かったのは製造業の7件。このうち6件は飲食料品製造関連だった。同支店の担当者は「過去の設備投資などで債務を抱えていた事業者が、最近の原材料価格の高騰も重なって倒産したケースが目立つ。今後、同様の倒産が多発しないか注視する必要がある」と指摘した。地域別は東部が前年同月と同数の6件、中部1件増の6件、西部2件増の6件だった。  静

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  • しずおか焼津信金 完全子会社2社を合併

     しずおか焼津信用金庫は21日、完全子会社の静岡信用ビジネスとまるせいビジネスサービスを7月1日に合併すると発表した。静岡信用ビジネスを存続会社とし、社名を「静岡焼津ビジネス」に変更する。  両社はいずれも同金庫から公金のとりまとめや金庫内の文書配送などを請け負っていたが、運営効率化のため合併が決まった。

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  • 人事=東京電力パワーグリッド(7月1日、静岡総支社関連)

     HD経営企画ユニット経理室IR担当兼ESG推進室兼総務・法務室(PG静岡総支社富士エリア支社長兼静岡総支社富士エリア安全品質担当)加藤誠▽RP業務統括室立地担当兼業務統括室リスク担当兼業務統括室渉外担当(PG静岡総支社副総支社長兼静岡総支社リスク担当)国府田宗弘▽PGパワーグリッドサービス部テプコ・ソリューション・アドバンス出向(PG静岡総支社パワーグリッドサービス担当)鬼丸昌隆▽PG静岡総支社伊東下田地域渉外担当(PG静岡総支社沼津地域グリッドサービスグループマネジャー)村木茂樹▽PG静岡総支社富士エリア支社長兼静岡総支社富士エリア安全品質担当(PGパワーグリッドサービス部テプコ・ソリュー

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  • 茶況(6月21日)上場数量伸び悩む 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は約4万キロが上場した。芽伸びの遅さや降雨などにより上場量が大きく伸びないまま、中西部産地の生産が終わろうとしている。  本山筋からは藁科や美和などが持ち込まれ、800円台後半から600円台で取引された。ある生産者は「内容を評価して買ってもらっているが、前年比で平均単価は100円以上安くなる見通し」と話す。  湯日、初倉は600~500円台で商談成立。富士は小幅な下げで500円台中心の商いが続く。  静岡市はこのほど、日本茶インストラクター協会東日本ブロックの会員向けセミナーをオンラインで開き、お茶っぱくらぶ代表の大塚喜美江さんが市内産の茶の魅力を紹介した=写真=。  

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  • 人事=共和レザー(21日)

     カーボンニュートラル推進室担当を解く 代表取締役社長監査室担当花井幹雄▽品質保証本部長品質保証部担当を解く 常務取締役環境管理室担当中村直義▽総務人事部担当を解く 常務取締役管理本部長経理部担当経理部長阿部恵造▽営業企画部長、阪神営業所長を解く 常務取締役営業本部長営業企画部モビリティ営業部東京営業所阪神営業所担当河島竜太▽DX・戦略本部長に就く 常務取締役システム管理部調達部担当システム管理部長柳川大介▽常務取締役生産本部長(理事生産副本部長)生産管理部生産技術部BR生技開発部天竜第二工場担当竹内泰憲▽品質保証本部長品質保証部担当インダストリー営業部長(ブランド企画部開発部担当フィルム技術

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  • ヤマハ発、環境ファンド設立 1億ドル規模、脱炭素加速へ

     ヤマハ発動機は21日、環境分野に特化した投資ファンド「ヤマハモーターサステナビリティファンド」を設立したと発表した。運用総額は1億ドル(約135億円)で、運用期間は15年。二酸化炭素(CO2)排出削減につながる技術を持つスタートアップ企業などに出資し、脱炭素の取り組みを加速させる。  同社が環境分野のファンドを設立するのは初めて。排出量を上回るCO2を削減する「カーボンネガティブ」といった脱炭素技術だけでなく、エネルギーや物流、農業、水資源など幅広い環境分野の企業を投資対象として想定する。こうした企業の支援を通じ、自社製品と事業の環境負荷低減とともに、カーボンオフセットに寄与する技術やビジネ

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  • サイバー攻撃対策を 次世代自動車センター浜松がセミナー

     浜松市の浜松地域イノベーション推進機構次世代自動車センター浜松は21日、会員中小企業などを対象にした「サイバーセキュリティー対策基礎講座」(浜松商工会議所共催)を同市中区で開いた。望月英二センター長はサイバー攻撃について自動車産業のサプライチェーン全体に関わる問題とした上で、未然防止策などを説明。「BCP(事業継続計画)に含めて取り組んでほしい」と呼び掛けた。  サイバー攻撃を巡っては2月にトヨタの主要部品メーカーが攻撃を受けた影響で、トヨタ国内全工場が稼働停止するなど混乱した。望月センター長は「企業規模を問わず、無差別に発生する。対策の徹底が将来のビジネス維持や信頼獲得につながる」と強調し

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  • 茶の魅力発信へ 女性向けに雑誌作成 全茶連が総会

     全国茶商工業協同組合連合会はこのほど、総会をオンラインで開き、茶の魅力を発信する女性向け雑誌の作成など2022年度事業計画を承認した。  茶の飲み比べや施設見学などができる各地の専門店や日本茶カフェを紹介する「お茶体験案内マップ」の内容を拡充する。会員向けに茶業界の動向を伝える月刊誌「全茶連情報」の廃刊も決めた。収入、会員数減少などが理由。7月号を最終号とし、今後はメールによる情報発信を予定する。  成岡揚蔵理事長(協和製茶社長)は「外国人観光客のニーズ取り込みなど、消費拡大に向けて努力していく」と話した。

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  • 目視検査工程改善テーマにセミナー 浜松で7月

     浜松地域イノベーション推進機構(浜松市中区)は7月8日午後1時半から、製造現場の検査工程の改善をテーマにしたセミナーを同区のグランドホテル浜松で開く。  検査業務の効率化に向け、視野全体で製品の欠陥を探す「周辺視目視検査法」の導入方法や、検査の見逃しを減らす光源の当て方などについて専門家が説明する。  定員50人で、参加無料。同機構のホームページで同1日まで、申し込みを受け付ける。問い合わせは同機構フォトンバレーセンター<電053(471)2111>へ。

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  • ふじのくに新商品 7月11日まで募集 9月に審査会

     静岡県は7月11日まで、県産農林水産物の個性を生かした「ふじのくに新商品セレクション2022」への出品を受け付けている。  商品化後2年以内の加工品が対象。9月の審査会で商品コンセプトやパッケージデザインなどを評価し、各賞を決める。県のウェブサイトで書類をダウンロードして申し込む。  問い合わせは県マーケティング課<電054(221)2703>へ。

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  • 茶況(6月21日)富士の顔ぶれ広がる 静岡市中 県産二茶

     静岡市中の県産二茶の数量は膨らまず、相場は堅調に推移した。遅場所の富士で生産を始めた工場があり、顔ぶれが広がった。  前日比15~5円ほど下げて取引された。21日は雨天などを理由に摘採を休む工場がある。終盤の初倉は稼働する工場が減り600円台から500円台とまちまち。磐田は600円台半ばから500円台前半で、中心は500円台後半。富士は500円台後半で商談成立した。  榛原、坂部、勝間田はもちあいで、600円台前半から500円台半ばの成立が多い。一部で600円台半ばを超える商いもあった。小笠や金谷は10円ほど下げ、600円台半ばから600円前後で取引された。  あっせん業者は「買い手からの注

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  • 三島再開発組合が設立 完成予想図を公開

     三島市の三島駅南口東街区に広域健康医療拠点やマンションなどを建設する再開発組合がこのほど設立され、事業の完成予想図が公開された。  県の認可を受けて設立された再開発組合は、市を含む26の土地所有者とミサワホームや東レ建設など5社の参加組合員で構成する。法人格の取得により今後は金融機関からの借り入れが可能になり、実施設計や権利変換計画の作成など具体的な事業の進ちょくが見込まれる。来年度に着工し、2026年度に完成する予定。  現段階の総事業費は209億円で、このうち市、県、国の補助金は計84億円。地上91メートルのマンションと商業施設や賃貸・分譲住宅、オフィスなどを建設し、エリア全体を広域健康

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  • 百貨店販売6・5%増 スーパー0・6%減 4月の静岡県内

     関東経済産業局が発表した4月の静岡県内百貨店・スーパーの販売額は、既存店ベースで前年同月比0・4%増の346億400万円だった。百貨店3店は、6・5%増の50億8900万円と、2カ月連続で前年同月を上回った。  主力の衣料品は3・5%増の16億2800万円。気温が上昇し、春物の衣料品販売が好調だったという。宝飾や化粧品などのその他の商品は14・2%増の12億6100万円。  スーパー153店の販売額は0・6%減の295億1500万円で、3カ月ぶりに前年を下回った。飲食料品は0・7%減の237億2千万円。同局の担当者は「外出機会の増加で内食需要が落ち着いたと同時に、物価高の影響が出始めた。個人

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  • 産官学でロボット分野の人材育成へ 連携協定締結 浜松城北工高、ヤマハ発など

     産官学で地域の産業人材育成を目指す文部科学省の「マイスター・ハイスクール」事業の指定を受けた県立浜松城北工高とヤマハ発動機、浜松市、県教委は20日、事業推進に向けた協定を同市中区の同校で締結した。地元に拠点を置くグローバル企業と組んで、社会変革の中で需要が高まるロボティクス、デジタル人材を継続的に輩出する“浜松型”のシステム構築を目指す。  指定期間は3年間。同校は、二輪とともに世界トップクラスの産業用機械メーカーのヤマハ発動機から、事業推進役「マイスター・ハイスクールCEO」と常勤の特別教諭「産業実務家教員」の2人を迎える。3年生の課題教育授業への参画から始め、来年

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  • 原・浮島地区「道の駅」見送り 地元が類似施設目指す 沼津

     沼津市は20日、原・浮島地区で「道の駅」の整備を見送る方針を市議会総務委員会で報告した。市商工会が要望を取り下げたことや、候補地周辺で進む農業団地構想の中で類似施設の整備を目指す方向性が地元から示されたことを受けた。  山田晃良政策企画課長は理由として、2021年度に周辺の農業団地構想が具体化されたことや、地元代表や有識者でつくる「道の駅整備検討委員会」が今年5月、農業団地の中で類似機能の整備を目指すべきとする意見をまとめたことを挙げた。  道の駅構想は計画中の東駿河湾環状道と国道1号の合流点付近を候補地とし15年に市商工会が市に要望していた。同じ地区では今年5月に完成した植物工場「ブロッ

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  • 株主優待にESGの波 自然保護寄付、授産製品採用…SDGs意識

     静岡県内上場企業の間で、株主優待相当額を自然保護団体に寄付するなど、株主に優待制度を通じて環境、社会活動支援の機会を提供する動きが広がっている。ESG(環境・社会・企業統治)投資への関心の高まりを背景に、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を組み込んだ新たな財務戦略を打ち出し、新型コロナウイルス禍の厳しい経営環境の中で株主に訴求を図る。  スクロールは本年度、これまで自社グループ商品の割引に換えていた優待券の相当額を、県グリーンバンクに寄付できるよう変更した。寄付金は緑化ボランティア団体の支援などに充てる。保有株式100株から参加できる。担当者は「環境のために行動したいと考える株主を後押しし

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  • ジムニー仕様変更 スズキ、7月20日発売

     スズキは20日、軽四輪駆動車「ジムニー」と小型四輪駆動車「ジムニーシエラ」の仕様を一部変更して7月20日に発売すると発表した。5MT(5速マニュアルミッション)車に停車時アイドリングストップシステムを加えて燃費向上を図る。  ジムニーの年間販売目標は1万5千台、ジムニーシエラが1200台。希望小売価格はジムニー155万5400円から。ジムニーシエラ186万3400円から。

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  • 沼津信金 3月期、増収増益

     沼津信用金庫が20日発表した2022年3月期決算は有価証券など資金運用収益を伸ばし、2年連続の増収増益になった。売上高に当たる経常収益は前期比6・0%増の95億900万円、経常利益25・6%増の22億2200万円、純利益21・4%増の14億5800万円だった。  本業の収益力を示すコア業務純益も16億7千万円で23・2%増加した。期中平均の貸出金残高は1・5%増の2332億6800万円。長期化する新型コロナウイルス禍に加え、原材料費や燃料費の高騰に直面する中小企業に融資し、過去最高になった。  一般貸倒引当金を積み増しした上で、アフターコロナを見据えたプロジェクトチームを拡充させる。  期中

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  • 廃校舎拠点に観光振興 アイワコネクト(島田市)深沢一浩社長【キーパーソン】

     廃校になった島田市立湯日小の校舎を活用したグランピング施設「グランピング&ポート結(ゆい)」を開業した。大井川流域の観光拠点として目指す役割や今後の展望を聞いた。  -施設のコンセプトは。  「自身が小学生の時に卒業記念で学校に泊まり、ワクワクした経験が発想の源。交通の利便性も生かし、『非日常』をテーマにファミリーが思い切り遊ぶことができる場所をつくった。校舎をはじめプールや体育館など学校らしさを残し、お茶の入れ方教室などのアクティビティーも用意した。年間来場1万人を目標に地域や人、世代を結ぶ港のような場所を目指す」  -グランピング事業に参入する意義は。  「少子高齢化が進む中で学校跡地の

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  • 遠鉄、浜松市とカーボンニュートラル推進協定 燃料電池車貸与

     遠州鉄道は20日、浜松市と温室効果ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル(CN)の実現に向けた推進連携協定を締結し、燃料電池車(FCV)1台を無償で貸し出した。市は市民へのCN啓発に活用する。市役所で同社の斉藤薫社長と鈴木康友市長が協定書に調印した。  無償貸与したのはトヨタMIRAIの最新モデル。引き渡し式では遠鉄グループ「静岡トヨタ」の太田勝之社長が鈴木市長に鍵のレプリカを手渡した。遠州鉄道の斉藤社長と鈴木市長は「CNの実現に向け普及啓発に力を入れる」などとそれぞれ述べた。  貸与期間は2025年1月末まで。市はMIRAIを公用車として使用するほか、環境イベントなどにも利用する。

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  • 事務集中部を新設 島田掛川信金が組織改編

     島田掛川信用金庫は20日、口座振替や手形交換などを担う事務集中部を新設し、従来の事務部をシステム管理部に名称変更する組織改編を発表した。地方創生室は部に格上げする。7月1日付。  藤枝市内の店舗計画の変更も明らかにした。たかおか支店の開設を取りやめ、同市高岡の開設予定地に藤枝南支店(同市大洲)を新築移転する。移転の時期は2023年9月ごろ。移転前の藤枝南支店には、店舗内店舗の形態で大洲支店を開設する。

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  • 信用金庫決算(3月期)沼津 2年連続増収増益

     ①経常収益(前年比)②経常損益(同)③当期純損益(同)④業務純益(同)⑤自己資本比率  【沼津】①95億900万円(6・0%増)②22億2200万円(25・6%増)③14億5800万円(21・4%増)④21億8900万円(25・2%増)⑤15・65%  ※増収増益は2年連続。資金運用収益を増やし、貸出金利息も堅調に推移した。期中平均の貸出金残高と預金残高はともに過去最高。

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  • 人事=ヤマハ(7月1日)

     台湾山葉音楽股份有限公司総経理(ヤマハミュージックジャパン出向)西原詩絵▽ブランド戦略本部マーケティング統括部ブランドマーケティング部長(台湾山葉音楽股份有限公司総経理)浦川美穂

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  • 茶況(6月20日)終盤の初倉が減少 静岡茶市場県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は、本山筋や富士が上場した。終盤の初倉からの持ち込み数量は減少している。  本山筋は20~10円ほど下げ、900~700円周辺で商談成立。美和で本茶生産を終えた工場があった。  初倉は500円台で手合わせした。富士はじり安で600円台前半から500円台半ばが中心。沼津は500円台が多い。  二茶仕入れにめどをつけた郡部問屋は「仕入れは前年より減らした。内容にはおおむね満足している」と話す。売り手は「買い手からのリーフ原料としての引き合いは弱まりつつある」(JA担当者)とみる。  藤枝 二茶生産は半分が過ぎた。今週中には片付く見通し。  島田、金谷、川根 JA大井川金谷工

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  • グリーンでんき導入 スクロール

     スクロールは20日までに、中部電力ミライズが提供する再生可能エネルギー由来の電気「静岡Green(グリーン)でんき」を浜松市中区の浜松本社ビルに導入した。年間210トンの二酸化炭素(CO2)排出量削減を見込む。  静岡Greenでんきは、県内の水力発電所で発電した電気を供給する。

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  • 茶況(6月20日)量伸びず小幅な下落 静岡市中 県産二茶

     静岡市中の県産二茶は、坂部や磐田などの荷が取引された。休日を挟んだが数量は伸びず、下げ幅は小さい。  前週末比10~5円ほど下げた品が多かった。早場所は初倉で多くの工場が生産を終えたほか、磐田も週内にめどがつく見通し。磐田の中心値は500円台後半。初倉は600円台前半から500円台半ばで成立した。  榛原、坂部、勝間田はしっかりしており、600円台前半から500円台半ばの手合わせが多い。小笠や金谷は600円台半ばから600円前後で成立した。あっせん業者は「芽伸びが進まないまま、終盤戦に入った」と語る。  静岡茶市場は午前10時現在、県内産二茶が約4万6456キロ届いた。  藤枝 JA茶業部

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  • 茶況(6月19日)早場所で減産観測 静岡市中 県産二茶

     静岡市中の県産二茶は、前日の降雨により出回りはほとんどなかった。早場所で生産にめどをつける工場が増える中、減産観測が広がっている。  初倉では今週中に多くの工場が生産を終える見通し。生産者は「需要が膨らまないとの前評判からミル芽摘採を徹底した。夜温が上がらず、芽伸びも進まなかった」と今期の二茶を振り返る。  静岡茶市場には、本山筋などが少量上場した。本山筋は900円台から700円台で商談が成立した。二茶仕入れをほぼ終えた市中問屋は「末端の需要はあまり伸びていない」とみる。  藤枝 降雨の影響に伴い取引は行われなかった。  島田、金谷、川根 JA大井川金谷工場は2工場から2口170キロが上場

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  • 異業種交流 女性活躍施策紹介 第一生命沼津支社

     第一生命保険沼津支社(沼津市)はこのほど、県東部企業の女性リーダー育成に向けた第2回異業種交流会を市内で開いた。参加者が勤務する企業の女性活躍やダイバーシティ(多様性)推進に関する取り組みなどを紹介した。8社14人の女性社員が参加した。沼津信用金庫の大嶽貴子人事課長は産休や育休を取得中の職員と人事課が無料通信アプリで情報交換したり、復帰する職員向けに研修をしたりしていると説明した。  積水ハウス沼津支店の伊藤英子管理課長は、全ての男性社員が通算1カ月以上、育休を取得していることなどを紹介した。  参加者同士で意見交換も行われ、「育休を取りにくい職場がある」「人員に余裕がなく、休暇中の社員の仕

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  • 販路開拓に仕掛け 対面、店づくりに一手【令和の静岡茶⑦/第2章 岐路からの挑戦③】

     大型連休中、森町の小国ことまち横丁で行列ができたのは、リンゴあめとわらび餅の売店だった。蜂蜜で真っ赤に輝くリンゴに粉末の抹茶をまぶしていく。あめを片手に土産として茶を買う客も目立った。  2008年開業の横丁を運営するのは、地元老舗茶問屋の鈴木長十商店。敷地内には木造建屋のかりんとう専門店や詰め放題の茶店、カフェなどが並ぶ。17年に季節の茶や茶器を扱う同社本店も移し、小国神社と一体となり門前のにぎわい創出を図ってきた。  同社が作る茶は、各種コンテストで入賞を重ねてきた。他方で、横丁を活用した販売手法にも工夫を凝らす。新型コロナウイルス禍から集客が回復する中、着目したのがリンゴあめだった。地

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  • 人材確保へ事業アピール 沼津、新卒対象の企業説明会

     2023年春卒業予定の大学生や専門学校生らを対象にした「新卒のかんづめ・合同企業説明会」(静岡新聞社主催)が18日、沼津市のプラサヴェルデで開かれた。県東部を中心に、建設や商社、福祉など8社が出展し、人材確保へ自社の事業内容をアピールした。  学生は各社のブースを回り、経営理念や事業概要、待遇などの説明を受けた。詳しい事業や求める人材についても、担当者の話に熱心に耳を傾けた。  参加は事前予約制で、オンラインでも個別の企業紹介を配信した。  24日には静岡市駿河区のグランシップで開かれる。  

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  • キャンピングカー 最新型など70台並ぶ ツインメッセ静岡

     キャンピングカーの魅力を体感できるイベント「ふじのくにキャンピングカー&アウトドアショー」(実行委員会主催)が18日、静岡市駿河区のツインメッセ静岡で始まった。最新モデルなど車両約70台が展示され、多くの来場者でにぎわっている。19日まで。  キャンピングカーはテレワークや災害時などレジャー以外にも活用の幅が広がり、年々ニーズが高まっているという。会場にはコンパクトな軽自動車の車両や専用の居住空間が設けられた車両が並び、さまざまな用途、予算に対応している。来場者は実際に車内に入り、使い勝手や広さ、居心地の良さなどを確かめた。  アウトドアグッズの販売ブースや、7月に全国上映が始まる映画「ゆる

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  • 温室メロン品評会 最高賞は沢木さん 袋井、53点審査

     第70回静岡県温室メロン品評会(県温室農業協同組合主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が17日、袋井市小山の県温室農協クラウンメロン支所で開かれた。生産者約360人の中から、最高賞優等の農林水産大臣賞は沢木勝さん(63)=クラウンメロン支所=が選ばれた。  クラウン、磐田、静南の3支所での予選を通過した53点が出品された。外観と内容を審査し、県内外の市場担当者や県職員らが網目の張り具合、味、食感などを200点満点で採点した。沢木さんは25年ぶり2度目の受賞で、特に外観の美しさが高く評価されたという。  本県特産の温室メロンの品質向上や消費拡大を目指して開催している。  優等以外の入賞者は次の通り

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  • 富士森林組合が総代会 「脱炭素追い風」経営基盤強化に力

     富士森林組合(佐野和義組合長)はこのほど、通常総代会を富士宮市で開き、2022年度の事業計画などを決めた。役員や総代ら約100人が出席し、世界遺産富士山にふさわしい森林づくりや次世代への継承に向け、決意を新たにした。  佐野組合長は「脱炭素社会の実現など森林による災害防止や二酸化炭素(CO2)吸収への期待が高まる中、追い風をしっかり受け止め、森林の適切管理と林業の成長産業化につなげることが求められる」とした上で、「安全管理を第一に、カーボンニュートラルや経営基盤強化につながる事業に積極的に取り組む」と力を込めた。  22年度事業計画では親子参加の林業体験開催による森林環境教育の推進のほか、急

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  • 茶況(6月18日) 本山筋に引き合い 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は盛期の本山筋からまとまった数量が持ち込まれ、今期最多の約4万6600キロが上場した。引き合いは堅調で、1000円弱から700円周辺で商談成立した。  早場所産地や東部の荷も持ち込まれ、20~5円ほど下げて取引された。今期の二茶について市中問屋は「香りがやや薄いが、全体的には仕入れやすい内容」と評価した。  静岡市中には榛原や坂部、東部などから荷が届いた。相場はほぼもちあいで600円前後の成立が目立った。  坂部や榛原、勝間田は600円台前半から500円台後半の手合わせが多い。終盤の初倉は600円台前半から500円台でまちまち。磐田や富士は持ち込み数量が少なかった。小笠は

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  • A.I.S新工場 船外機部品の生産拡大、来夏稼働

     輸送用機器部品製造の「A.I.S(エイアイエス)」(浜松市東区)は、堅調な需要が見込まれる船外機部品の生産能力拡大に向け、新工場を同区内に建設する。国内外4カ所目の生産拠点となる。今月着工し、2023年7月の稼働を目指す。  建設地は市北部清掃工場跡地で、本社から東名高速道路を挟んで近距離に位置する。昨年市が実施した民間工場用地として分譲する事業者公募を通じ、約8400平方メートルを取得した。15億円を投じて、一部2階建ての新工場(4千平方メートル)を整備する。  同社は二輪や四輪、船外機のアルミ合金製品の一貫生産を手掛ける。新工場ではマリンエンジン向け大型製品を製造する。本社工場からの生産

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  • スルガ銀行 定期預金金利、9月末まで優遇

     スルガ銀行は20日から9月30日まで、定期預金の金利を優遇する「夏の特別キャンペーン」を実施する。  店頭窓口は店頭表示金利に年0・20~0・28%、インターネットバンキングは店頭表示金利に年0・12%をそれぞれ上乗せする。ネット上のANA支店とDバンク支店は通常の年0・11%を0・13%に引き上げ、旅行券やギフトカードなどが当たる抽選を行う。

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  • 人事=NTT西日本(7月1日、静岡支店関連)

     日本電信電話総務部門担当部長(事業推進室長)山下諭▽ビジネス営業部長(NTTビジネスソリューションズ静岡ビジネス営業部担当部長)瀬戸伸亮▽設備部長(岐阜支店設備部長)棚瀬博之▽事業推進室長(西日本電信電話総務人事部担当部長兼NTT西日本アセット・プランニング九州支店不動産企画部長)山縣都敏

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  • 人事=日本銀行(20日、静岡支店関連)

     文書局企画役(静岡支店次長)風間毅▽静岡支店次長(金融機構局考査役)赤堀吉則

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  • 信用金庫決算(3月期)三島 貸倒引当金増やす

     ①経常収益(前年比)②経常損益(同)③当期純損益(同)④業務純益(同)⑤自己資本比率  【三島】①126億1400万円(3・9%減)②13億4900万円(13・8%減)③8億5900万円(41・3%減)④19億9500万円(3・0%減)⑤20・58%  ※資金運用利回りが低下。コロナ禍の長期化で貸倒引当金を積み増し、法人税等も前年より増加した。

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  • 人事=静岡銀行(地名のみは支店長または支店)

     取締役専務執行役員営業本部長委嘱地区カンパニー支店サポート部ソリューション営業部国際営業部ダイレクトチャネル営業部所管(取締役常務執行役員営業本部長兼支店サポート部長委嘱地区カンパニーソリューション営業部国際営業部ダイレクトチャネル営業部所管)福島豊▽監査部所管(監査部長)取締役常務執行役員清川公一▽企業サポート担当営業副本部長委嘱企業サポート部所管(企業サポート担当営業副本部長兼企業サポート部長委嘱)常務執行役員石井英司▽業務担当営業副本部長委嘱事務サポート部所管(業務担当営業副本部長兼事務サポート部長委嘱)常務執行役員滝沢聡康▽常務執行役員東京営業部担当営業副本部長兼東京営業部長委嘱市場

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  • 島田掛川信金 3月期、コア業純48億円

     島田掛川信用金庫が17日発表した2022年3月期決算は、企業の売上高に相当する経常収益が前期比20・9%増の152億6300万円、経常利益は57・8%増の39億1900万円、純利益57・1%増の27億400万円だった。貸出金利息と有価証券利息配当金が伸び、大幅な増収増益に寄与した。  本業の収益力を示すコア業務純益は59・3%増の48億3100万円。合併に伴う店舗網の再編で経費が減少した。ものづくり補助金の採択支援や経営改善などの取り組みが新規顧客の開拓につながり、収益を押し上げた。  期中平均の預金残高は2・9%増の9787億800万円、貸出金残高は1・4%増の3479億4500万円。期末

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  • 三島信金 3月期、減収減益

     三島信用金庫が17日発表した2022年3月期決算は低金利で有価証券の運用利回りが低下し、貸倒引当金も積み増ししたことから減収減益になった。売上高に当たる経常収益は前期比3・9%減の126億1400万円、経常利益は13・8%減の13億4900万円、純利益は41・3%減の8億5900万円だった。  コロナ禍の長期化で主要営業エリアの伊豆地域は基幹産業の観光低迷が続き、関連業種の貸出先に対する見積もり方法を変更。3億2400万円を一般貸倒引当金に追加計上した。本業の収益力を示すコア業務純益は20億6千万円で、14・6%減少した。  期中平均の預金残高は3・6%増の9570億5400万円。新たに県東

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  • 静岡銀行、掛川西支店を9月移転

     静岡銀行は17日、掛川西支店(掛川市下垂木)を9月5日に「店舗内店舗」の方式で掛川支店(同市中央)に移転すると発表した。掛川西支店の跡地はライフデザイン(LD)ステーション掛川として活用する。  掛川西支店の移転後も支店の名称や口座番号に変更はない。通帳や証書、キャッシュカードもそのまま利用できる。  LDステーションは10月17日、現在の掛川支店2階から掛川西支店跡へ移る。住宅ローンの相談対応など、個人客の人生設計に合わせた提案業務を展開する。業務提携契約を結ぶほけんの窓口の店舗も併設する。

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  • ピアノ×オルゴール 世界に1台 河合楽器、都内で展示

     河合楽器製作所は18日から、エクシング(名古屋市)と連携して製作した世界に1台だけというアコースティック楽器「Grand orgel(グランゴール)」を直営店のカワイ表参道(東京)に展示する。  河合楽器のアコースティックピアノと同じ木材を使った響板と、電子ピアノの鍵盤を搭載した本体に、エクシングが販売する高級オルゴール「プリモトーン」の心臓部を組み込んだ。オルゴール特有の優しい音色が響板を通して楽しめる。商品化は未定。展示は約3カ月を予定している。

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  • アパホテル新館開業 静岡駅北

     ホテルチェーンのアパグループは17日、静岡市葵区昭和町の「アパホテル静岡駅北」の敷地内に、客室180室を備えた新館を増設、開業した。客室は計269室となった。  ウェブ決済で事前に取得したQRコードを読み込ませ、手軽にチェックインできる端末も用意した。

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  • ジープ浜松 中区天神町に移転 18日新装開店

     ジープ正規代理店の中京クライスラー(岐阜市)は18日、「ジープ浜松」を浜松市中区天神町に移転リニューアルオープンする。  新店舗はJR浜松駅から東へ約2キロの国道152号線沿いで、売り場面積は約2700平方メートル。最大5台を展示するショールーム、認定中古車エリア、サービスワークショップなどを備える。  現地で17日、関係者約100人が出席し、内覧会を行った。担当者は「ラウンジやキッズスペースも設けたのでゆっくりとジープを見てほしい」と話す。  30日まで開催するオープニングフェアで20台の販売を目指す。

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  • 浜名湖産ウナギ 燻製で新たな魅力 彩和(浜松市中区)冷凍販売

     ウナギ料理製造販売の彩和(浜松市中区)はこのほど、新商品「浜名湖うなぎ燻(くゆ)り」を発売した。湖西市の養鰻(ようまん)場で育てたウナギの燻製(くんせい)で、独自の調味料につけ込み、低温でじっくりと火入れした後に、わら焼きした。  同社が経営する寿司割烹「絆」(中区)の三好修料理長(48)が企画開発した。約10年前に知人の欧州土産でスモークしたウナギを食べたのを機に、白焼きとは異なる燻製の研究を進めてきた。  保存料は使用しないが、「塩分濃度が高いので、日持ちも期待できる。珍味のような味わいで、酒のつまみに最適」と三好料理長。現在は真空パック入りの冷凍販売に限るが、冷蔵や常温タイプの商品化も

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  • 信用金庫決算(3月期)島田掛川 合併効果で増収増益

     ①経常収益(前年比)②経常損益(同)③当期純損益(同)④業務純益(同)⑤自己資本比率  【島田掛川】①152億6300万円(20・9%増)②39億1900万円(57・8%増)③27億400万円(57・1%増)④34億1千万円(37・5%増)⑤18・87%  ※預貸金が順調に伸びたほか、合併後の店舗網再編による経費減が寄与して増収増益。期末預金残高が1兆251億2800万円になり、目標より2年前倒しで節目の1兆円を突破した。

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  • 茶況(6月17日)需給かみ合い足早 静岡茶市場県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は、約4万キロが上場した。需給のバランスがかみ合い、取引は足早に終わった。  初倉は500円台、湯日は600円台中心で商談がまとまった。磐田は600~500円台、森は700~600円台で成立した。市中問屋は「色落ちがみられるが、内容は安定している」と評価する。  本山筋は1000円前後から800円台が多い。ある茶工場幹部は「数量が伸びずに生産を終える展開になりそう」と懸念する。  富士は600円台半ばから500円台半ば、沼津は500円台中心で取引された。  藤枝 出回り量が徐々に膨らみ始め、二茶生産はピークに入った。  島田、金谷、川根 JA大井川金谷工場は19工場から

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  • 価格転嫁 3割「全くできず」 静岡経済研調査

     静岡経済研究所が16日発表した原材料やエネルギーの価格上昇を受けて県内企業に実施した価格転嫁状況に関する緊急調査で「全く転嫁できていない」との回答が約3割に上った。業種別ではホテル・旅館業や食料品製造業の割合が高い。  調査は1~14日、県内に本社や事業所を置く577社に実施し、製造業102社と非製造業93社が回答した。回答率33・8%。  価格転嫁が「全くできていない」は27・7%だった。一方「全て転嫁済み」2・6%、「(コスト増加分の)5割以上」15・9%、「一部転嫁済み」50・3%と、7割近くが仕入れ価格高騰を受けて値上げに踏み切っていた。「転嫁する必要がない」は3・5%。製造業で転嫁

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  • 「君はモデルを見ていない」海外で得た気づきが人生を変えた フォルテ・鈴木浩一朗社長㊦【五郎丸歩が学ぶ~ビジネスの流儀~⑩】

     ラグビー球団の社長を目指す日本ラグビー界のレジェンド、五郎丸歩がさまざまな経営トップと対談する「五郎丸歩が学ぶ~ビジネスの流儀~」。前回に続いて、ゲストは社員およそ370人を抱える静岡県内最大級のビューティーサロングループ フォルテの鈴木浩一朗社長。常に半歩先を行くその手法は、全ての人へ捧ぐ人生のメソッドです。(進行/SBSアナウンサー 新城健太)  フォルテは静岡県を中心に、東京、名古屋などへも進出、全53店舗。鈴木社長は会社の状態を知るために、社員の声を大事にします。各社員から2ヵ月に一度、直筆で鈴木社長へメッセージが届きます。 直筆だからわかる社員の気持ち  鈴木さん 全社員から手

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  • 懐かしさを感じるデザイン スズキ「アルトラパンLC」発売

     スズキは17日、軽乗用車「アルトラパン」の安全装備などを一部仕様変更するとともに、上中位モデルをベースにした「アルトラパンLC」を発売した。  ラパンの仕様変更は、夜間の歩行者も検知する衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」や、USB電源ソケットを標準装備した。一部はLEDヘッドランプを採用。車体色は新色を含め11種類。  LCは1967年発売の「フロンテ360」のデザインをモチーフにした外観が特徴。車体色は12種類を用意した。  アルトラパンは125万1800円から。同LCは140万9100円から。

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  • 茶況(6月17日)数量伸びず堅調地合 静岡市中 県産二茶

     静岡市中の県産二茶は、坂部や磐田などから荷物が届いた。持ち込み数量は大きく伸びず、堅調な取引が展開された。  前回取引から20~5円ほど値を下げた荷口が多かった。買い手の市中問屋は「思ったよりも品落ちは進んでいない」と話した。  磐田は600円台半ばから500円台半ばで手合わせし、中心は500円台後半に移行している。初倉は600円台半ばから500円台半ばで成立。あっせん業者は「下物の価格がほぼ動かず、底値が見えつつある」と話す。  榛原、坂部、勝間田は600円前後の荷が増加。一部で650円以上の商いもあった。小笠は600円台でまちまちで、金谷は720円から600円前後。  静岡茶市場には午前

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  • 鈴生、野菜生産の脱炭素に力 廃棄の葉や茎、肥料に活用

     農業生産法人の鈴生(静岡市)が今年から、野菜栽培で排出される二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの削減に向けた取り組みを本格化させている。脱炭素化で食の安全性を高め、持続可能な農業の推進や生産野菜の付加価値向上につなげる。農業分野では、特に露地栽培で脱炭素化に取り組む生産者はまだ少なく、同社は年内に排出削減量を算定するシステムを構築し、周辺農家などへの普及も目指す。  温室効果ガス排出の原因となる化学肥料の使用量を慣行栽培基準の80%以上、化学農薬を同50%以上それぞれ削減した。化学肥料の代替は、従来廃棄していた枝豆の収穫後の葉や茎、水産加工会社から譲り受けた魚の残渣(ざんさ)などを粉末化し

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  • ベビーカーの蒸れ防止、内部に送風機 ヤザキ工業(富士市)【静岡ものづくり最前線】

     内部に送風機を配したシートをベビーカーの本体部分に置き、乳児の下半身から頭上に抜ける風の流れを起こすことで背中の蒸れや熱中症を予防する。あせものリスクや着替えの頻度を減らし、育児負担軽減につなげる。  奥行き約12センチ、高さ約30センチの樹脂製。座面内部のファンで、背面に施した溝に風を通す。他社の製品は身体に風を直接当てるタイプが多いという。  湯たんぽを使った実験では、約40分で表面温度が40・2度から32・1度まで下がるなど、非装着時と比べ1・5倍早く冷却できた。21・8グラムの水を含ませたガーゼは約30分で水分量が8・8グラムに減った。  シートの角度は自在に調整できるようにした。自

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  • TV部門最優秀にJA静岡中央会 静岡県CMグランプリ

     静岡県広告協会(会長・大須賀紳晃静岡新聞社社長)は16日、県CMグランプリの最終審査結果を発表した。最優秀賞はテレビ部門がJA静岡中央会の企業CM「THE SOUND OF FARMER’S」編、ラジオ部門は京昌園の企業CM「どのようなお部屋が」編が選ばれた。  テレビ部門に80点、ラジオ部門に24点の応募があった。審査員長の能登健裕氏(東急エージェンシー)は静岡市葵区で開いた会見で、「CMの力を最大活用する意思と創意工夫が見られる。優れた創造性がプロモーションやブランディングに大きな役割を果たしている」と講評した。  このほかの入賞作品は次の通り。  【テレビ部門】優秀賞 静

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  • 地元の逸品集合 販促企画始まる マックスバリュ東海

     マックスバリュ(MV)東海は16日、これまで取り扱いがなかった静岡県内の地物商品を販売する企画「あなたが選ぶ! じものスター誕生」を県内の21店舗で始めた。県伊豆、東部、中部、西部の各5~6店で、それぞれの地元の逸品を30日まで販売する。人気商品は8月から、対象全21店で売り出す。  企画には地元産サツマイモを使ったスイートポテトや魚のフライ専用ソースといった菓子や加工食品など計30商品が集まった。浜松市東区の浜松和田店に設けた販売コーナーには熟成黒ニンニクやラー油、ブルーベリージャム、有機粉末玄米茶など8商品が並んだ。

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  • 創業融資260件、コロナ前水準回復 21年度の静岡県内

     日本政策金融公庫国民生活事業がまとめた静岡県内の創業予定者に対する2021年度融資実績は前年度比36・1%増の260件で、融資総額は31・4%増の13億円だった。新型コロナウイルス禍で大きく落ち込んだ前年度から感染拡大前の水準にほぼ回復した。  業種別は、理美容やエステティック、ハウスクリーニングなどのサービス業が72・5%増の88件と大幅伸長。コロナ禍前の19年度と比べても60・0%増加した。このほか、医療・福祉業30件(20年度比7・1%増)、建設業16件(同33・3%増)などの増加が目立った。  飲食店・宿泊業は47件、小売業は30件。いずれも20年度比で20%以上伸びたものの、19年

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  • 総支配人に糸正弘氏 オークラアクトシティホテル浜松

     オークラアクトシティホテル浜松(浜松市中区)は16日、総支配人に糸正弘ホテルオークラ執行役員(58)が同日付で就任したと発表した。  糸氏は神奈川県出身。大成観光(現ホテルオークラ)に1986年入社。ホテルオークラ福岡(福岡市)の新規開業に携わったほか、グランドニッコー東京台場(東京都)の総支配人代理などを歴任した。  2016年7月から総支配人を務めた杉山良太氏(62)は23日付でホテルオークラ福岡の総支配人に就任予定。

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  • 鈴木修氏に勲章 ハンガリー政府、民間人最高位 経済発展に貢献

     スズキは16日、鈴木修相談役がハンガリー政府から、民間人に贈られる最高位の「大十字功労勲章」を授与されたと発表した。日本人初。鈴木氏は8日に首都ブダペストの大統領官邸で開かれた授与式に出席し、ノヴァーク・カタリン大統領から、自動車産業を通じた経済発展に対する貢献をたたえられた。  スズキは日本の自動車メーカーで初めて東欧に進出した。1991年に現地生産販売子会社マジャールスズキを設立。92年に乗用車生産を始めた。2021年度は約10万台、累計では約370万台を生産し、世界各国に輸出も行っている。  今回の受章は20年3月で、コロナ禍で授与式が延期されていた。「中十字」(1993年)、「星付中

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  • 静岡で県桃果実品評会 金賞に杉山益さん(JA静岡市)

     静岡県桃果実品評会(県落葉果樹振興協会主催)が16日、静岡市駿河区のJA静岡市長田支店で開かれた。「日川白鳳」「暁星」「さくひめ」の3種類29点が出品され、杉山益邦さん(JA静岡市)の桃が金賞に輝いた。  県、市、県経済連の職員や市場関係者が形状、玉ぞろいなどの外観と肉質、糖度などを審査した。  同協会によると、出品された桃の糖度は10・1~18・7度で、去年より平均糖度が高いという。審査長の松浦英之県果樹研究センター長(58)は「生産者の努力のたまもの。一足先に夏を感じてほしい」と話した。  このほかの入賞者は次の通り。  ▽銀賞 杉本精一郎、芝原俊晴、永嶋雄大▽銅賞 岡田和明、杉山明義、

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  • 人事=はごろもフーズ

     生産統括担当を兼ねる 取締役新清水プラント工場長望月浩志▽品質保証本部長、HICセンター長を兼ねる 取締役品質保証部長給田尚文▽広域流通部長(広域流通部次長)山脇秀生=以上6月29日  全員経営推進部副部長(ペットケアユニット長)相談役鳥羽山宏史▽ペットケアユニット長(ペットケアユニット次長)沢田哲▽ペットケアユニット次長(ペットケアユニットマネージャー兼物流包装担当)鈴木康弘=以上7月1日

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  • 茶況(6月16日)中山間地産に期待 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶の上場はほぼなかった。17日に仕入れを再開する予定の買い手は、中山間地産の値ごろ品に期待を寄せる。  16日までの取引で、中山間地の荷の引き合いはおおむね堅調を維持している。本山筋では多くの工場が稼働しており、一定量の持ち込みが続く見通し。  美和の生産者は「予報では来週も雨天の日があるので、計画的に摘採していく」と話す。  市中問屋は「前年比で生産量は少ないとみて、形状物をそろえていく」と語る。  藤枝 天候が回復し、生産者は摘採作業を再開した。売り手、買い手側ともに雨後の様変わりを懸念する。  島田、金谷、川根 中元商戦が始まり、販売店では得意先に封書などで贈答用商品

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  • 夏季一時金 74万8989円 民間労組第1報

     静岡県が16日発表した県内民間労組の夏季一時金要求・妥結状況の第1報(7日現在)によると、調査対象500組合のうち176組合が妥結し、平均妥結額は加重平均で74万8989円、月数で2・48カ月だった。平均妥結額、月数とも4年ぶりに増加した。コロナ禍前の2019年水準には達していない。前年同期(177組合)を金額で7万2617円、月数で0・21カ月それぞれ上回った。  業種別では、労組数が最多の製造業は80万8613円(2・60カ月)と前年同期を上回った一方、運輸・郵便業は32万7816円(1・38カ月)と前年割れとなった。従業員規模別では、300人以上は77万5804円(2・56カ月)、29

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  • ヤマハ発 自己株式の取得終了

     ヤマハ発動機は16日、3月23日の取締役会決議に基づく自己株式の取得が終了したと発表した。取得価額の総額は30億2702万3077円。取得株式総数は115万1100株。

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  • 警察志願者の減少顕著 静岡県内各署 業務体験など呼び込みに工夫

     少子化や人手不足に伴う民間企業の採用活動の活発化などから、県内で警察官を志望する若者が減少している。県警によると採用試験の受験者は10年前と比べて半分以下に減り、特に大卒見込みの志願者数は他県と比べて落ち込みが大きい。各署は採用説明会などで警察業務の体験会や音楽隊のコンサートを開くなど、あの手この手で若者を呼び込む工夫を凝らしている。  三島署で6月上旬に開かれた採用説明会では、業務の説明などに続いて県警音楽隊によるミニコンサートが行われた。アニメソングや刑事ドラマメドレーなど6曲に加え、カラーガードによるステージも披露。将来は交番勤務を志望する伊東商高3年の大坂紀心さん(17)は「県警に音

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  • 茶況(6月16日)県産二茶取引ヤマ場へ 静岡市中

     静岡市中の県産二茶は、雨の影響で前日に続き出回りがほぼなかった。16日は盛期入りしている各地で摘採が再開。週末にかけて持ち込み数量が膨らみ、取引のヤマ場を迎える見通し。  初倉では来週にかけて生産を終える工場が増えていく。早場所の荷を扱うあっせん業者は「減産の見方が強まる中、想定より引き合いはある」と話す。  週末以降、東部からの持ち込みも増える見込み。富士の生産者は「500円台の荷の値動きは堅調に推移するとみて生産している」と話す。  藤枝 降雨が続いた影響で、2日連続で取引はなかった。  島田、金谷、川根 相場展開をにらみミル芽摘みが徹底され、収量は伸び悩んでいる。  榛原、相良 前日の

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  • 個人所得増加策に関心 静岡商議所会頭、円安は「非常に心配」

     静岡商工会議所の酒井公夫会頭は15日の記者懇談会で、22日公示の参院選について「個人所得の増加に向け、政治がどうリードしていくかが一番の関心事」と述べた。  酒井会頭は、円安が進む現在の経済情勢を「非常に心配な状況」と指摘。長引く円安は「悪いインフレにつながる可能性が高い」とし、各候補者が景気浮揚策をどう論じるかに関心を示した。  溝口康博副会頭は日本の低い食料自給率に触れ「国を挙げて自給率を高めなければ、為替変動のたびに慌てることになる」と警鐘を鳴らした。  「円安は当面止まらない」と分析するのは中村彰宏副会頭。日米の金融政策の違いが要因とし「為替安定に向け、日本の成長戦略を対外的にアピー

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  • グレープフルーツ “浜松産”ジュース完成 19日から発売

     浜松市の会社員ら有志でつくる団体「どいーにはままつ」(石川大輔代表)が障害者就労施設などと協力し、同市産グレープフルーツのジュースを開発した。関係者が15日、市役所に鈴木康友市長を訪ね、19日の発売を報告した。  ジュースは「夕焼けルビー」「夕焼けルビーピンク」の2種類。市内産グレープフルーツを丸浜柑橘(かんきつ)農業協同組合連合会や地域の生産者を通じて仕入れ、北区の就労継続支援B型事業所「KuRuMiX(クルミックス)」に製造を頼んだ。パッケージデザインを静岡文化芸術大の学生が手掛けるなど、“オール浜松”で完成にこぎ着けた。  ジュース開発は、石川代表が果汁飲料製造

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  • JR東海定期人事 管理部長に城戸氏 沼津駅長は小宮山氏

     JR東海は15日、7月1日付を中心とした定期人事異動を発表した。静岡支社関係の総異動者数は前年より14人多い391人。  【静岡支社】管理部長(財務部資金課長)城戸政志▽施設部長(東海鉄道事業本部施設部担当部長)村松浩成▽三島駅長(新幹線メンテナンス東海)木野村毅▽沼津駅長(掛川駅長)小宮山学▽富士川駅長(掛川駅)土屋弘幸▽清水駅長(富士宮駅長)栗原知文▽草薙駅長(富士運輸区)石田力▽焼津駅長(鷲津駅長)山田哲也▽菊川駅長(浜松駅営業総括助役)沢木博泰▽掛川駅長(営業本部エクスプレス予約カスタマーセンター所長)住田剛之▽磐田駅長(富士川駅長)大庭恵▽鷲津駅長(菊川駅長)谷田部和孝▽裾野駅長

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  • 矢崎総業社長に矢崎陸氏 前社長9日に死去

     自動車機器大手の矢崎総業(東京)は15日、社長に矢崎陸副社長(54)が昇格する人事を発表した。前社長の矢崎信二氏が9日に死去したため、10日の臨時取締役会で決定し、同日付で就任した。  陸氏は信二氏のおいで、初代から4代連続で創業家出身の社長となる。信二氏の前に2代目社長を務めた矢崎裕彦氏=名誉会長=の長男。  矢崎陸氏(やざき・りく)1991年入社。経営企画室長、専務などを経て2021年9月から副社長。東京都出身。

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  • 温泉効果データ検証 静岡県、3事業採択 伊豆旅行開発へ

     静岡県は15日、伊豆地域で温泉を核としたヘルスケア産業創出を図る「ICOIプロジェクト」で、実証事業3件を採択した。温泉に情報通信技術(ICT)や食、スポーツを組み合わせた事業を展開し、参加者計約90人の身体データを測定して健康増進効果を科学的に検証する。健康への数値的根拠を伴った伊豆発の新たな温泉旅行商品の開発を目指す。  竹屋旅館(静岡市清水区)は沼津市で、身体装着型の携帯端末を使ったスマートヘルスツーリズム事業を提案。温泉と健康食、軽運動などを組み合わせ、睡眠の質の向上やストレス軽減効果などを実証する。竹内佑騎社長は「分かりにくいとされる温泉の効果を『見える化』できれば、他の温泉地との

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  • 信用金庫決算(3月期)遠州 資金運用収益伸びる

     ①経常収益(前年比)②経常損益(同)③当期純損益(同)④業務純益(同)⑤自己資本比率  【遠州】①69億3600万円(7・5%増)②7億2800万円(7・2%減)③2億1800万円(56・1%減)④17億5700万円(73・2%増)⑤11・92%  ※資金運用収益が増加した一方、将来の信用リスクに備えた貸倒引当金の積み増しで最終減益。デジタル化に伴う業務効率化で業務純益は大幅伸長した。

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  • 浜松いわた信金 コア業純9・7%増 3月期決算

     浜松いわた信用金庫(浜松市中区)が15日発表した2022年3月期決算は、本業の収益力を示すコア業務純益が前期比9・7%増の43億2000万円と2年ぶりの増益となった。旧浜松、磐田両信金の合併に伴う店舗統廃合による物件費や人件費などの費用減などが寄与した。経常利益は3・2%増の32億4500万円、当期純利益は法人税等が前年より増加した影響で5・3%減の20億3800万円。売上高に当たる経常収益は、投資信託解約損益や株式売却益の減少などで4・9%減の306億4400万円。ビジネスマッチングや事業承継などの支援強化を図り、手数料収入は増加した。一般貸倒引当金が前年より減少し、与信費用全体では前年よ

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  • 遠州信金 経営支援を強化 3月期決算

     遠州信用金庫(浜松市中区)が15日発表した2022年3月期決算は、資金運用収益の増加などで売上高に当たる経常収益が前期比7・5%増の69億3600万円。一方、コロナ禍や原材料高など将来に備えた貸倒引当金を積み増し、経常利益は7・2%減の7億2800万円、当期純利益は56・1%減の2億1800万円だった。  本業の収益力を示すコア業務純益は71・7%増の20億5900万円と大幅に伸びた。事務や営業部門のデジタル推進に伴う業務効率化に加え、企業の経営支援や個人の家計見直し支援を強化した。貸倒引当金は前年より約8億円多い10億6800万円を積んだ。  預金残高(期中平均)は2・2%増の4702億5

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  • 流通自由化など農相に提言書提出 JC水産部会

     日本青年会議所(JC)水産部会(古橋知樹部会長)は15日、農林水産省に金子原二郎農相を訪ね、地球温暖化に対応した官民一体の水揚げ情報共有ネットワークの構築など八つの要望をまとめた提言書を出した。  3項目を優先要望とし、このうち水揚げ情報共有ネットワークについては、温暖化により新たに捕れるようになった魚種を想定し、消費需要と加工技術のある地域とのマッチングを求めた。  ウナギ養殖の浜名湖養魚漁協(浜松市西区)の一員でもある古橋部会長は、絶滅が懸念されるニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」を例に挙げ、資源を守った上での流通の自由化が重要だと強調。農業・林業・水産業の活性化に向け、3者が連帯した特

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  • 浜松いわた信用金庫人事(15日)

     退任 常勤監事川口保之▽浜松いわたビジネスサービス取締役 中村訓久、同監査役 稲垣路生▽はましんリース取締役 村田広康▽浜松いわた信用保証取締役 柴田久男▽退任 浜松いわたビジネスサービス取締役小泉次郎、同監査役川口保之、はましんリース取締役山本歩、浜松いわた信用保証取締役北島和之

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  • 駿河竹千筋細工 静岡県郷土工芸品に指定

     静岡県はこのほど、県郷土工芸品に静岡竹工芸協同組合(静岡市)が生産する「駿河竹千筋細工」を新たに指定した。指定は21品目になった。  駿河竹千筋細工は、竹ひごを「曲げ」「継ぎ手」といった伝統技法で組み立てる繊細な竹細工。円柱状に細く割った「丸ひご」と呼ばれる竹ひごを用いるのが特徴。  県郷土工芸品は、伝統的な技術が50年以上継続していることなどが条件。有識者らの審議を経て、県知事が指定する。

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  • PC使わずライブ配信 ローランドが8月新製品

     ローランドは8月下旬、ダイレクト・ストリーミング・AVミキサー「SR―20HD」を発売する。パソコンを使用せず、映像や音声の切り替え、配信、録画の機能を1台に集約してライブ配信できる。  映像のスイッチングと音声のミキシングを行うAVミキサー機能に、トラブルを回避して高品質で安定した配信が可能な複数機能を搭載した。サイズは幅30センチ、奥行き約22センチ、高さ約9センチ。初年度販売予定台数は国内外で3千台。価格はオープンだが、税込み33万円を想定している。

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  • ヤマハ発、新型スクーター28日発売 性能と燃費両立

     ヤマハ発動機はこのほど、新型の軽二輪スクーター「X FORCE ABS」(排気量155cc)を28日に国内で発売すると発表した。通勤・通学だけでなく、街乗りなどを楽しめる走行性能や、スマートフォンと連携するコネクテッド機能を備えた。  軽快な走行性能と燃費・環境性能を両立したブルーコアエンジンを搭載した。新設計の軽量ホイールなど足回りは、スポーティーな走行を支える。力強さと軽快さを表現した斬新なデザインにした。  専用アプリを使えば、スマホで燃費管理やオイル・バッテリー交換時期の確認ができるほか、スマホへの着信通知がメーターに表示される。  年間3千台の販売を見込む。希望小売価格は39万6千

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  • 世界18台限定のグランドピアノ ヤマハミュージックジャパン

     ヤマハミュージックジャパン(東京)は14日、ヤマハ子会社べーゼンドルファー(オーストリア)のグランドピアノで世界18台の限定モデル「カメリア」を発売した。希望小売価格は税込み3080万円。  VCシリーズの「モデル214VC」をベースにした新商品で、欧州の伝統的な象眼細工装飾を屋根の内側に施した。赤やピンク色のカメリア(ツバキ)の花を立体的に表現した。  ウィーンの世界文化遺産シェーンブルン宮殿の大温室パームハウスで栽培するツバキから着想。譜面台と鍵盤左側の拍子木部分にカメリアの花をデザインし、シリアルナンバーを刻印した真ちゅうのプレートをはめ込んだ。

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  • 茶況(6月15日)一茶仕入れ在庫12・1%増 県茶業青年団、調査

     静岡県茶業青年団がこのほどまとめた一茶の仕入れ在庫状況調査によると、今期の荒茶総仕入れ量は前年比12・1%増、平均単価は11・9%安の2236円だった。  仕入れた荒茶の価格別比率は1999~1500円と1499~1000円がそれぞれ22・1%と最も高く、2499~2000円の15・4%が続いた。  団員からは「安価な一茶を多く仕入れることができた。二茶で在庫調整する」(金谷)「ミル芽の良品が少なかった」(川根)などの意見があった。調査は5月に行い、団員ら37人が回答した。  藤枝 二茶シーズンと梅雨が重なったため、生産者は今後の天候を考慮しながら摘採計画を立てている。  島田、金谷、川根

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  • 純利益、バブル期次ぐ水準 静清信金3月期

     静清信用金庫が15日発表した2022年3月期決算は、一般企業の売上高に当たる経常収益が前期比2・6%増の116億1400万円、経常利益が31・3%増の29億4千万円、純利益36・5%増の21億3600万円と、2年連続の増収増益となった。純利益はバブル期の1989年3月期以降で最高。  新型コロナウイルスの影響を受けた取引先からの資金ニーズに積極的に応え、貸出金利息などを約3億円伸ばした。これまで賃借だった店舗を買い上げて家賃などの経常的経費を約4億円削減したことも増益につながった。  本業の収益力を示すコア業務純益は32・8%増の25億7400万円。不良債権残高は8・7%増の137億200万

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  • 信用金庫決算(3月期)浜松いわた 業務純益67%増

     ①経常収益(前年比)②経常損益(同)③当期純損益(同)④業務純益(同)⑤自己資本比率  【浜松いわた】①306億4400万円(4・9%減)②32億4500万円(3・2%増)③20億3800万円(5・3%減)④60億5900万円(67・1%増)⑤13・83%。  ※旧浜松、磐田両信金の合併に伴う店舗統廃合による費用減などで業務純益、経常利益が伸びた。一方、法人税等が前年より増加し、最終減益となった。

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  • 信用金庫決算(3月期)静清 2年連続増収増益

     ①経常収益(前年比)②経常損益(同)③当期純損益(同)④業務純益(同)⑤自己資本比率  【静清】①116億1400万円(2・6%増)②29億4千万円(31・3%増)③21億3600万円(36・5%増)④22億3300万円(5・5%減)⑤15・46%  ※積極的な新型コロナウイルス関連融資で貸出金利息などが前期比で3億円増え、2年連続の増収増益。経費を4億円削減したことも奏功した。純利益はバブル期に次ぐ高水準。

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  • 子どもの食を支援 SDGs定期預金 遠州信金

     遠州信用金庫は15日、経済的に困難な子どもの食を支援する「SDGs定期預金」の取り扱いを始めた。来年3月24日まで、総額100億円を募集する。  預け入れ総額の0・01%相当額(上限100万円)を浜松、湖西、磐田の各市社会福祉協議会に寄付する。子ども食堂運営や食材提供資金に活用してもらう。適用利率は普通預金と同じ年0・001%とし、来年度以降も寄付を継続実施する。

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  • 「地域のお店表彰」静岡県が応募受け付け 外観や地域貢献評価

     静岡県は30日まで、外観の意匠や地域社会への貢献度などで個性豊かな店を顕彰する「地域のお店デザイン表彰」への応募を受け付けている。地産地消やプラスチックごみ削減などのSDGs(持続可能な開発目標)の達成、来店者にとって快適な店づくりに取り組む個店を、専門家が審査する。  応募するには、県の「ふじのくに魅力ある個店」への登録が必要。問い合わせは県地域産業課<電054(221)2524>へ。

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  • 特産枝豆の季節到来 沼津で生産者ら目ぞろい会

     JAふじ伊豆なんすん地区本部(沼津市)は13日、特産の枝豆の目ぞろい会を同市のあしたか山麓営農経済センターで開いた。出荷時期は9月上旬ごろまで。昨年は長雨の影響で生産量が落ち込んだが、今年は生育が順調で、平年並みの約20トンの収穫を計画する。  火山灰に由来する黒ボク土の広がる浮島地区を中心に、生産者7人が強い甘みの「月夜音(つきよね)」と豊かな香りの「湯あがり娘」の2品種を主に栽培する。県内向けに出荷が始まったばかりの月夜音を使い、生産者とJA職員、市場関係者らが成熟度や色合い、さやの中の豆数など出荷基準を確認した。  夏が旬の枝豆は塩ゆでにしてビールなどのつまみに最適。行動制限が少しずつ

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  • 愛着ある家具、長く大切に リメーク、リユースの需要増 静岡県内

     本県の地場産業の家具業界で、古くなった家具を再利用したり、端材で生活用品を作ったりする取り組みが広がっている。背景には環境意識の高まりなどを受け、「愛着ある家具を捨てるのはもったいない」と考える顧客ニーズの増加がある。事業者はアイデアを凝らし、職人技を発揮している。  静岡市駿河区の神谷家具は1~5日に同区で開かれた家具見本市「シズオカKAGUメッセ」で、古い蔵の扉を再利用したテーブルを紹介して注目を集めた。扉の表面にガラス板を貼り、ウレタン塗装の脚を取り付けた。  同社はたんすや棚の修繕のほか、近年は座卓をダイニングテーブルに仕立て直すなどのリメークも手掛ける。神谷智章代表(58)は「『

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  • 茶況(6月15日)雨後の品落ちを懸念 静岡市中 県産二茶

     静岡市中の県産二茶は、14日の雨の影響で出回りがほぼなかった。買い手は雨後の品落ちを懸念している。  県産二茶は15日までに産地の顔ぶれが出そろい、700円前後から500円台半ばでの取引が多い。市中問屋は「内容が安定している一方、数量は少ないので終盤まで選別買いを続ける」と話す。    ◇  静岡県はこのほど、「第8回世界お茶まつり 春のお茶まつりウイーク」の開催結果をまとめた。私鉄沿線を観光しながらお茶のある景色を楽しむ企画「O-CHA(オチャ)旅@沿線」には、定員の88・1%にあたる252人が参加した。  5月1~15日の期間中、民間アイデアでお茶の魅力を発信する「新茶フェア」に県内外3

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  • 円安、顧客維持に苦慮 静岡県内輸入小売業、仕入れ値2倍も

     東京外国為替市場で24年ぶりに一時1ドル=135円台を付けるなど円安が急速に進み、輸入物価の高騰に食品関連の県内小売業者が対応に苦慮している。新型コロナウイルス禍やロシアのウクライナ侵攻を受けた世界的な原油、穀物相場の上昇に円安が加わり、経営は青息吐息。「これ以上は耐えられない」。事業者は、商品を小分け売りしたり、配送コストを削減したりして必死に耐えしのいでいる。  「顧客が離れないか心配だ」。中南米やアフリカなど15カ国のコーヒー豆を販売する「創作珈琲工房くれあーる」(静岡市駿河区)の内田一也代表は、海外からの仕入れ価格の高騰を嘆く。  コーヒー豆1ポンド(約450グラム)当たりの足元の先

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  • コロナ後の成長テーマに講演 SIBA 静岡で20日

     静岡県国際経済振興会(SIBA)は20日午後3時半から、講演会「コロナ後の経済成長と人への投資」を静岡市駿河区のホテルグランヒルズ静岡で開く。  東京大大学院の柳川範之教授が登壇し、新型コロナウイルス禍を踏まえて企業が今後求められるデジタル技術や、グローバル経済への対応について解説する。定員60人。問い合わせはSIBA<電054(254)5161>へ。

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  • 船舶のCO₂排出抑制へ 赤阪鉄工所 脱ディーゼル、LNGエンジン開発 

     海運業界で温室効果ガス排出削減の規制が強まる中、赤阪鉄工所が液化天然ガス(LNG)を使った同社初の非石油燃料の船舶エンジン開発に注力している。現行のディーゼルエンジン比で二酸化炭素(CO₂)排出量を25%削減する。2023年度の実用化を目指す。  開発中のエンジン「USE30G」はガス専焼式で、全長約5・5メートル、出力約1900キロワット。点火プラグを内蔵し、着火時も含め石油由来の液体燃料を使用しない。CO₂削減に加え、国際規制対象となっている大気汚染物質の硫黄酸化物(SOx)も排出しない。国内外の一部で配備済みの船舶用LNGエンジンの多くはディーゼル併用式で、ガス専焼式は先進的という。

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  • しずおか焼津信金 島田に初の出店計画

     しずおか焼津信用金庫は14日までに、島田市内に島田支店を新規出店する方針を固めた。本年度中に予定地選定などを行い、出店計画を具体化する。同信金が同市に営業拠点を構えるのは初めて。  本年度の店舗計画の一環。新規出店は合併前のしずおか信金が2016年に藤枝水守支店(藤枝市)を開業して以来となる。島田支店は預金や貸出金などを扱うほか、法人向け業務も担うフルバンキング店舗にする。  しずおか焼津信金は静岡、焼津、藤枝の3市を中心に志太榛原地区も営業区域としているが、島田市内に店舗を展開していなかった。新規出店は「顧客の利便性向上と、県中部での営業基盤を拡大するため」(経営企画部)という。  店舗計

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  • 新設法人14%増 2021年、2653社 コロナ禍地方回帰傾向

     民間信用調査会社の東京商工リサーチ静岡支店がこのほどまとめた県内新設法人動向調査によると、2021年に本県で新たに設立された法人数は前年比14・0%増の2653社だった。増加率が10%を上回ったのは10年以降で初めて。  新型コロナウイルスの感染拡大を受け、人口が密集する首都圏を避けて地方に回帰する動きが、新設法人の動向にも影響したと分析。調査担当者は「コロナ禍が既存のビジネスモデルや商流に変革を迫り、新ビジネスが芽生えつつある。地域経済活性化にどう結び付くか、今後に注目したい」と述べた。  全10産業のうち8産業で増加し、特に卸売業は39・1%増、農・林・漁・鉱業37・9%増、建設業35・

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  • 多様な住環境に対応 アクリル製神棚 静岡・ゼロミッション

     アクリル樹脂加工・販売業のゼロミッション(静岡市駿河区、天野久輝代表)が、アクリル製の神棚「KUU(くう)」を開発した。洋風住宅が普及する中、和室に限らず幅広い仕様に対応する。  壁掛け式と台座式で計3種を用意した。アクリル製の札立てや皿は研磨にこだわり、光沢感を際立たせた。台座は木製でウォールナットとヒノキの2種。最小型の「KUU ミニ」は幅が約30センチ、奥行き約20センチで省スペース化を実現。手入れ不要の榊(さかき)のレプリカ入りアクリルブロックを付属する。  天野代表は「自宅の仕様に限らず、神社で交付される御朱印や札を手軽に祭ることができる」と開発意図を説明した。税込み11万円から。

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  • エジプト公立校で初 リコーダー発表会 ヤマハの教育推進事業

     ヤマハは5月下旬から6月初旬にかけて、エジプトの公立9校で初めてのリコーダー発表会を開催した。新興国を中心に器楽教育を推進する事業「スクールプロジェクト」の一環。日本の小学3、4年生に当たる児童が、エジプトと日本の文化をテーマに「凧(たこ)のうた」など4曲を演奏した。  同社は2021年11月、日本式の教育を取り入れた公立の「エジプト・日本学校」でリコーダーを使った音楽教育を開始した。同国の学年末に当たる5月下旬から、学びの成果を発表するスクールコンサートを各校で開いた。  学校関係者は「エジプト人にとってリコーダーはなじみがなかったが、子どもたちは数週間後には簡単な楽曲を演奏できるようにな

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  • 芝浦機械 インドに新工場 射出成形機の生産倍増へ

     芝浦機械はインドに新工場を建設する。南部の港湾都市チェンナイにある既存工場の隣接地を取得済みで、2023年度下半期の稼働を計画する。経済成長に伴い、需要が増している油圧式射出成形機の年間生産能力を現行の1200台から2倍以上の2500台に増やす。  同成形機は自動車や家電、医療機器、建材、容器など幅広い産業の製造現場で利用されている。インドでは製造業の増産が著しく、現地需要に対応する。特に日系自動車メーカーがインドでの生産を強化しているため、自動車部品の製造などに使用する中・大型の成形機を拡充する。  新工場の敷地面積は約4万6千平方メートル。延べ床面積は1万4千~1万5千平方メートルを想定

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  • 畜産業者向け飼料費補助 30日まで受け付け

     静岡県は30日まで、畜産業者向けの飼料費補助申請を受け付けている。1~3月に購入した市販の配合飼料や、自家製配合飼料の原料となる穀類などが対象。1トンあたり最大7873円を補助する。  飼料高騰対策をまとめた書類などを、配合飼料価格安定制度を取り扱う各団体に提出する。問い合わせは県畜産振興課<電054(221)2705>へ。

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  • 信用金庫決算(3月期)しずおか焼津 貸出金利息が伸長

     ①経常収益(前年比)②経常損益(同)③当期純損益(同)④業務純益(同)⑤自己資本比率  【しずおか焼津】①177億7千万円(4・4%増)②32億5800万円(56・8%増)③23億7900万円(74・9%増)④28億2600万円(14・1%増)⑤12・91%  ※新型コロナウイルス関連融資などの資金需要に対応し、貸出金利息を前期比で3億2千万円伸ばした。貸倒引当金などの与信費用が約8億円減ったことも増益に寄与した。

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  • 信用金庫決算(3月期)富士 預貸金残高最高更新

     ①経常収益(前年比)②経常損益(同)③当期純損益(同)④業務純益(同)⑤自己資本比率  【富士】①51億2400万円(2・5%減)②9億4千万円(75・7%増)③7億4600万円(約2・3倍)④8億7800万円(7・0%減)⑤12・47%  ※コロナ対策の融資の伸長などで期中平均の預金、貸出金の残高は過去最高を更新。期末預金残高は2年連続で4千億円を超えた。

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  • 人事=ハマキョウレックス(14日)

     専務執行役員統括本部長(常務統括副本部長)中部支社長奥津靖雄▽専務(常務)執行役員開発本部長山岡毅▽管理本部長に就く 執行役員経営企画室長竹内義之▽総務部長兼安全管理部長(管理部長)執行役員山田力也

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  • 茶況(6月14日)雨前で堅調に推移 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は、本山筋や初倉、富士などが上場した。買い手が雨前の値ごろ品確保を進めたことで、取引は堅調に推移した。  本山筋は美和や藁科、賤機、大川などが連日入荷し、1000~800円周辺が多かった。売り手は「芽伸びが進まず、1日当たりの生産量が想定と比べて増えていない」(美和の生産者)と話す。  初倉や磐田は600~500円台、森は700円台中心で商談成立した。富士は10円ほどの下げで600円台を維持している。沼津は500円台が多い。市中問屋は「雨天が続いた後の内容を見極める」と語る。  藤枝 雨で様変わりする前に仕入れをする動きが広がり、片付きは早かった。  島田、金谷、川根 

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  • 茶況(6月14日)早場所 一部で生産終了 静岡市中 県産二茶

     静岡市中の県産二茶は、磐田や勝間田、初倉などから荷物が届いた。雨後の様変わりを懸念して仕入れに動く買い手があり、下落幅は10円前後。早場所の一部で生産を終える工場が出始めている。  初倉は600円台半ばから500円台半ばの手合わせが多い。磐田は700円から500円台半ばで取引された。平均は600円前後でしっかり。  早場所産地では来週にかけて生産を終了する売り手が増える見込み。あっせん業者は「生産量は前年を下回る見通し」と話す。  坂部は700円周辺から500円台の商いが多く、中心値は600円台前半だった。榛原は700円台前半から500円台前半とまちまち。金谷は700~600円で成立。小笠は

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  • 茶草場 商品販売4.4%増 21年度推進協、裾野拡大図る

     静岡県内5市町と県でつくる世界農業遺産「静岡の茶草場農法」推進協議会(会長・川勝平太知事)はこのほど、総会を県庁で開いた。2021年度の協議会が認定する商品の販売点数が、前年度比4・4%増の86万4762点だったと報告した。本年度は高品質な茶と生物多様性を育む農法の知名度向上のため、取扱業者の増加を目指す。  協議会は、茶草場農法に関連した商品に貼る「生物多様性貢献度表示シール」を茶販売業者らに1枚5円で販売してきた。22年度からシール代を3円に引き下げ、事業者の負担緩和や裾野拡大を図る。  総会では、中国・浙江省で開かれる東アジア農業遺産学会への参加や、茶畑の観光資源としての活用に向けたモ

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  • 住吉氏が社長昇格 協和医科器械

     医療機器販売の協和医科器械(静岡市駿河区)は13日に開いた取締役会で、住吉進也取締役副社長執行役員(59)が9月13日付で社長に昇格するトップ人事を内定した。柴田英治社長(66)は取締役を退任する予定。  住吉進也氏(すみよし・しんや)1985年入社。2014年愛知営業本部長、19年執行役員などを経て21年から現職。

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  • 中小企業支援で業務協力契約 静清信金と商工中金

     静清信用金庫と商工中金は13日、互いの取引先中小企業に対する事業再生や経営改善支援に関する業務協力契約を結んだ。  中小企業の経営環境は新型コロナウイルス禍に加え、急激な円安や資材価格の高騰で厳しさを増しているとして、経営改善計画や事業再生計画の策定を連携して支援する。中小企業活性化協議会などの第三者機関を紹介したり、協調融資を組成したりして取引先からの多様なニーズに対応する。

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  • 大型物流施設着工 芝浦機械と三井不動産

     芝浦機械と三井不動産は13日、神奈川県座間市に開設する大型物流施設=完成予想図=の起工式を現地で開いた。大型トラックなど車両運送の拠点になる倉庫で、稼働は2023年9月の予定。テナント8社が入居するという。  芝浦機械の国内生産拠点の再編に伴い、余力スペースが生まれた同社相模工場の一部敷地6万2810平方メートルに建てる。地上4階建て、延べ床面積は13万4500平方メートル。物流業界の人手不足対策として、ドライバーの待機時間を減らす搬出入管理システムを設置するなどDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進。太陽光発電や省力の発光ダイオード(LED)照明、グリーン電力などを導入する。  

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  • 一建設、浜松にショールーム 25日開設 静岡県内初

     飯田グループホールディングスの一(はじめ)建設は25日、県内初のショールームを浜松市中区中央に開設する。1階の営業所を含めた2階建ての「はじめギャラリー浜松」として、主力の分譲戸建てと注文住宅の特徴を「見て触って体感できる」施設を目指す。  同社で供給が多い32坪(約105平方メートル)の住宅をイメージしたキッチンや洗面、風呂などの主要設備のほか、子供部屋を想定した居室空間、最新のニーズに沿った注文住宅のオプション例を紹介する。約100種類の外壁サンプル展示やモデルルームを体感できるVR(仮想現実)コーナーも設けた。  同社の2021年度の県内住宅供給数は約250棟で、浜松市内は約100棟。

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  • 4~6月期景況感悪化 仕入れ高騰や円安響く 静岡財務事務所

     東海財務局静岡財務事務所が13日発表した4~6月期の県内法人企業景気予測調査によると、全産業の景況判断指数(BSI)は1~3月期から0・3ポイント悪化してマイナス13・4だった。原油・原材料の仕入れ価格高騰や急激な円安の影響で、製造業の業況が落ち込んだ。  製造業は自動車関連などの輸送用機械を中心に、中国・上海での新型コロナウイルス感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)による部品不足も重なり、20・6ポイント下降のマイナス22・3に悪化した。  一方、非製造業は16・6ポイント上昇のマイナス5・0。国内で3月下旬にまん延防止等重点措置が全面解除され、旅行や買い物に出掛ける人が増えたことから、

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  • 国土交通省清水港湾事務所(静岡市清水区)滝川尚樹所長 新旧融合、港発展の力に【キーパーソン】

     ことし4月に就任した。静岡と山梨を結ぶ中部横断道が開通するなど、交通や物流、観光などかつてないほど注目を浴びている清水港。港湾行政のかじ取り役として手腕が期待されている。情報通信技術(ICT)を生かした「スマートな港」を掲げる。  -清水に初めて赴任した感想は。  「国交省の先輩から『港の勉強をするには清水港が一番優れている』と言われ赴任した。日本有数のコンテナ取扱量の上、ばら積み貨物、クルーズ、フェリーと多様な機能を持つ。物流施設の整備が進み、みなと色彩計画などもあり先進的な港だ。清水港の強みは地理的・人的なネットワーク。道路網の充実に加え、関係者が清水港に愛着を抱いて一体となっている」

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  • 新理事長に小池氏 富士宮信金

     富士宮信用金庫は13日、新理事長に小池孝治前常務理事(65)が就任したと発表した。就任は8日付。2018年から理事長を務めた山本勝則氏(68)は同日付で代表権のない常勤理事となり、25日の総代会で退任する。  理事長の交代は、山本氏から辞任届が提出され、8日の理事会で決まった。自身の健康上の理由に加え、コロナ禍における事業者支援態勢が軌道に乗ってきたことから辞任を判断したという。山本氏は事業性評価に重点を置き、財務内容を大きく改善し、預金や貸出量を伸長させた。  新理事長に就任した小池氏は取材に「地域の成長と前進を求め、皆さまとともに歩むことをモットーに全力で取り組む」と語った。  小池孝

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  • 6月景気判断据え置き 日銀静岡支店 物価上昇、上海封鎖影響

     日銀静岡支店は13日発表した6月の県内金融経済動向で、景気の全体判断について「新型コロナウイルス感染症や供給制約の影響を受けつつも、基調としては持ち直している」との表現を4カ月連続で維持した。半導体などの不足に加え、物価上昇や中国・上海のロックダウン(都市封鎖)が県内の経済活動に影響した。  個人消費、生産、雇用・所得など全ての個別項目を前月から据え置いた。個別消費は、旅館・ホテルの宿泊客数が緩やかに持ち直している半面、2020年を基準とした静岡市の消費者物価指数は前月から1・3ポイント上昇の2・0となり、消費者の買い控えもみられることから、回復の力強さに欠けると判断した。  生産は自動車・

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  • 父の日は「わさびの日」 静岡県山葵組合連合会がPR

     静岡県山葵(わさび)組合連合会(塩谷吉栄会長)は13日、県庁に川勝平太知事を訪ね、消費拡大に向けた取り組みをアピールした。  同連合会は独自に、6月の第3日曜日の父の日を「わさびの日」としていて、今年は19日。塩谷会長は川勝知事にワサビを手渡し、「キャンペーンを展開し、新型コロナウイルス禍による売り上げの低迷を挽回したい」と意気込んだ。  県農芸振興課によると、本県のワサビ産出額は全国の約7割を占める。

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  • 茶況(6月13日)今期最多3万8700キロ上場 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は、今期最多となる約3万8700キロが上場した。数量が膨らみ軟調地合の荷が増えた一方、品質が安定した形状物の相場はしっかりしている。  初倉や磐田は600~500円台、袋井や湯日は700~600円台中心で商談成立した。市中問屋は「日数が経過したが、色合いなどは安定している」と評価する。富士は600円台後半から前半、沼津は500円台の商いが増えた。  山間部の荷の引き合いはおおむね堅調。本山筋は美和の工場から初荷が持ち込まれたほか、藁科、賤機などが取引され、1050円前後から700円台で成立した。美和の生産者は「上場数量が増えて、今後は片付きに時間を要しそう。品質管理を徹底

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  • 茶況(6月13日)富士が連日入荷 静岡市中 県産二茶

     静岡市中の県産二茶は磐田や榛原、初倉などが取引された。12日に初荷が届いた富士も連日入荷して出回った。全体では30~10円ほど値を下げた商いが多い。  磐田は600円台後半から500円台半ばで商談成立した。中心は600円前後に移行している。初倉は600円台後半から500円台後半で手合わせした。  榛原は780~600円弱とまちまち。坂部や勝間田は600円台半ばが多い。坂部を扱うあっせん業者は「朝晩の気温が低く、数量が伸びない」と話す。  小笠、金谷は800~650円で成立した。富士は500円台で取引された。静岡茶市場には午前10時現在、県内産二茶が約3万8000キロ届いた。  藤枝 JA茶

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  • 遠州綿織物 多種多彩 磐田でフェア、地域の産業文化PR

     綿織物の国内三大産地の一つとされる遠州地方の繊維商品に愛着を持ってもらい、普及を図る「綿の産地フェア はままつ染め織りマーケット」(県繊維協会主催)が11日、磐田市のアミューズ豊田で開かれた。同市での開催は初めて。  遠州織物の製造や販売などを手掛ける県西部の15社・団体が出展。生地や衣類、バッグなど多彩な商品が手頃な価格で販売され、地元住民らでにぎわった。綿織物卸・小売のぬくもり工房(浜松市浜北区)は、江戸時代をルーツとし、しま柄で手織りのような風合いが特徴の「遠州綿紬(つむぎ)」のハンカチ、スカート、ブラウスなどを並べた。  会場には、手機織りや製紐(せいちゅう)機を使った組みひも作りな

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  • 多様性活力に浜松発展 市長、企業社長 外国人留学生と会談

     ふじのくに地域・大学コンソーシアムは11日、浜松市や市内企業に対する外国人留学生らの関心を高め、就業を促進する座談会イベント「市長・社長と語ろう!」を同市中区で開いた。静岡大や常葉大で学ぶアジア出身の留学生と社会人の4人が、鈴木康友市長と自動車部品製造ソミックマネージメントホールディングス(同市南区)の石川雅洋社長と活発に意見交換した。  留学生らは起業や研究者への夢、就職面の課題などを率直に語った。それぞれ応援する考えを示した鈴木市長は市の多文化共生のあり方を「国籍に関係なくコミュニティーを形成し、多様性を都市の活力や発展に生かし定着させていく」と強調。一方、人口減や労働力不足で他国も日本

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  • 茶況(6月11日)荷口 600円台に集中 静岡市中 県産二茶

     静岡市中の県産二茶は榛原や坂部、勝間田、初倉などが40~10円ほど値を下げて取引された。下物価格は堅調で、荷口は600円台に集中している。  坂部や榛原、勝間田は730~600円の手合わせが多い。金谷や小笠は840~700円台で成立。初倉はじり安で600円台前半中心に移行している。一部のドリンク関連業者が仕入れに動いたことで、下物の価格は小じっかりしている。  静岡茶市場は上場量が伸びず、商談が順調に進んだ。本山筋は1100~800円周辺で取引された。大川の工場から初荷が届いた。  富士は600円台後半などで成立した。沼津は600~500円台でまちまち。  市中問屋は今期の二茶について「量は

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  • 地域団体商標に「掛川抹茶」登録

     掛川市は10日、特許庁の地域団体商標に「掛川抹茶」が登録されたと発表した。抹茶の登録は静岡県内で初めて。  掛川茶商協同組合、JA掛川市、JA遠州夢咲の3団体が2019年2月、共同で出願し、22年3月に登録された。市によると、掛川抹茶はうまみ、甘みを蓄え、抹茶独自の渋みが調和しているのが特徴。抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)は市内産を75%以上使い、隣接する市町産は25%までに限る。市は国内外で抹茶の需要が高まっていることを受け、市内での抹茶生産の推進を図る。  地域団体商標は地域名と商品名を組み合わせた商標登録制度。地域ブランドを保護することで、競争力強化と地域経済の活性化を支援する目的が

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  • マンション管理 スマホで効率化 日本デジコム開発へ

     システム開発や保守事業の日本デジコム(浜松市中区)は、スマートフォンやパソコンなどの手元の端末を活用してマンション管理業務を効率化するデジタルサービス「デジ管」の開発を進めている。従来の専用端末設置型に加えて、今秋のサービス開始を目指す。16、17日に東京ビッグサイトで開かれる「マンション総合EXPO」に出展する。  常駐管理員の高齢化や人手不足が課題になる中、複数物件を扱うマンション管理会社や、自主管理する組合のコスト削減と省人・省力化ニーズに対応する。  発売中の端末機型サービス「patom(パトム)」は2019年から本格展開し、一連のシステムの特許を今年2月に取得した。タッチパネルやカ

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  • 都市ガス料金2% 「長期割引」新設 静岡ガス

     静岡ガスは8日、都市ガス料金を毎月2%割り引く「長期割引」を新設した。  基本的な都市ガス料金プラン「一般ガス供給約款」を契約し、同じ場所で10年以上連続して利用している契約者が対象。割引額の上限は1カ月当たり550円。申し込み不要。7月検針分の料金から自動適用する。

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  • 建設業ロボ導入支援強化を決定 浜松商議所の会員組織

     浜松商工会議所の会員企業でつくる浜松地域新産業創出会議は9日、本年度総会を浜松市中区で開き、建設業へのロボット導入支援などを強化する方針を決めた。  建設現場でIT技術を活用する「建設テック」を推進し、人員不足が懸念される交通誘導員に代わる「ガードマンロボット」の開発を支援する。このほか、会員企業が手掛ける産業用や、工場で従業員と一緒に働く「協働ロボット」の展示会を商議所会館で今秋に開き、ロボット導入を促進する。  同会議は約300社で組織し、宇宙航空連携や医工連携などを研究する。会場型の総会開催はコロナ禍の影響で3年ぶりとなった。

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  • 新社長に野村氏 浜松まちなかマネジメント

     浜松まちなかマネジメント(浜松市中区)は10日、株主総会と取締役会を開き、新社長に野村和徳遠州鉄道取締役経営企画部長=写真=の就任を決めた。2020年6月から社長を務めてきた丸山晃司遠州鉄道専務グループ経営推進本部長は退任した。  野村氏は1993年遠州鉄道入社。営業推進部長などを経て2015年に経営企画部長に就き、20年から取締役。野村氏は同社取締役グループ経営推進本部長に、丸山氏は同社社長へ就くことが内定している。  浜松まちなかマネジメントは官民で組織する「浜松まちなかにぎわい協議会」の事業会社。民間資本で10年に設立した。

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  • 県産木材の民間活用促進 静岡県、脱炭素化へ補助拡充

     静岡県は脱炭素化への対応に向け、民間部門での県産木材の活用促進に乗り出す。補助制度を拡充し、民間企業との連携を進めて利用を奨励する。公共部門での県産材利用目標も約1割上積みし、県内の森林資源を有効に使い、木材を安定供給する体制構築を図る。  2022~25年度の「公共建築物等木使い推進プラン」で、公共部門で培った県産材利用の知見を、住宅や社屋など民間建築にも広げる方針を盛り込んだ。県は建設会社や住宅メーカーといった民間企業と木材利用促進に関する協定を締結するほか、県産材を使った民間建築物の評価制度を立ち上げる。  住宅新築やリフォーム費用などの補助制度「しずおか木の家推進事業」を通じ、コスト

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  • ハウス農家の燃料費を支援 静岡県、30日まで申請受付

     静岡県は30日まで、ハウス栽培農家向け燃料費補助の申請を受け付けている。1~3月に購入した重油や灯油が対象。全国の平均価格などに応じた金額を助成する。  燃油購入を確認できる領収書、省エネルギーに向けた取り組み計画などを各地のJAに提出する。問い合わせは県農芸振興課<電054(221)2732>へ。

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  • CNF拠点「磯貝ラボ」開所 富士市、東大特別教授と連携

     植物由来の新素材セルロースナノファイバー(CNF)研究の第一人者とされる東京大の磯貝明特別教授(静岡市清水区出身)の研究室を兼ねた富士市CNF連携拠点「磯貝ラボ」が10日、同市大淵の県富士工業技術支援センター内に開設された。同所で開所式が開かれ、関係者が一大開発拠点への成長を願った。  ラボは同センターの協力で富士市が設置した。磯貝教授が月1回程度来訪し、CNF関連産業集積を目指す市CNFプラットフォームの加盟企業の技術相談やマッチング、セミナーなどを行う。磯貝教授の協力を得ることで発信力強化や、連携の加速を促す。  同センター内には、同センターと共同研究する民間企業が入居する「CNFラボ」

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  • 茶況(6月10日)今期初の上場2万キロ超 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は磐田や東部、本山筋などが取引され、上場量は今期初めて2万キロを超えた。計画数量の確保を目指す買い手と商談が進められたが、一部の荷は欠点などを指摘され、手合わせまで時間を要した。  初倉、湯日は700~500円台、磐田は600円台中心で成立した。富士や沼津など東部は600円台の商いが多かった。  本山筋は賤機や美和、藁科が上場した。1100~800円周辺で成立。ある生産者は「相場が下がらない間に生産を進めたい。雨後の芽伸びに期待する」と話す。  藤枝 二茶取引の序盤の動きは鈍い。買い手側に値下がりを待つ動きが出ている。  島田、金谷、川根 JA大井川金谷工場には13工場

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  • 「たくさんの人の夢を叶えることが本当に楽しい」 フォルテ・鈴木浩一朗社長㊤【五郎丸歩が学ぶ~ビジネスの流儀~⑨】

     ラグビー球団の社長を目指す日本ラグビー界のレジェンド、五郎丸歩がさまざまな経営トップと対談する「五郎丸歩が学ぶ~ビジネスの流儀~」。今回のゲストは、社員およそ370人を抱える静岡県内最大級のビューティーサロングループ フォルテの鈴木浩一朗社長。成長の裏には技術力はもちろん、徹底した社員教育がありました。(進行/SBSアナウンサー 新城健太)  フォルテは静岡県を中心に東京、名古屋などへも進出し、全53店舗。社員は静岡県内最大級のおよそ370人、平均年齢26歳と若い社員が目立ちます。そもそも理美容師の平均年齢は職業別で最も低く、とても若い業界。今回は若い業界ならではの社員の育成方法に注目しま

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  • 茶況(6月10日)県産二茶小幅な下落続く 静岡市中

     静岡市中の県産二茶は、榛原や坂部、磐田などが出回った。買い手の慎重な仕入れ姿勢が続き、前日まで800円以上だった荷の多くは50円以上値を下げたほか、下物も小幅に下落した。  初倉は600円台中心でまちまち。磐田はしっかりしていて、平均は600円台前半だった。  榛原は700円台前半から600円台半ばが多い。坂部は700円周辺、勝間田も700円台で成立した。金谷は700円台半ばで取引された。買い手は「外観がいまひとつの品が増えた」(市中の中堅問屋)と話す。  静岡茶市場には午前10時現在、県内産二茶が約2万1668キロ届いた。

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  • スズを使った酒器 栗田産業(静岡市駿河区) 鋳造技術、応用と工夫【静岡ものづくり最前線】

     鋳造技術を生かしてスズを使ったぐい飲みやビアグラスといった酒器を開発した。スズは水や酒などの味をまろやかにする効果があるとされる金属。多彩な本県の地酒をよりおいしく飲めるように工夫を凝らした。  スズの融点は約200度と、従来扱ってきた鉄の融点約1500度に比べて大幅に低い。溶かしたスズを型に流し込む工程では途中で冷えて固まり、充塡(じゅうてん)不良になるケースが多かった。課題の克服に向けて、流し込む注ぎ口の数や形状を変えるなど試行錯誤した。「鋳造技術を応用してはいるが、ゼロから工夫したというのが実感」と栗田圭副社長(42)。研磨技術の向上にも取り組んでいる。  産業用ロボットや工作機械用部

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  • 国交省生態系会議開始 JR社長「静岡工区の早期着工につながること期待」【大井川とリニア】

     JR東海の金子慎社長は9日、名古屋市で開いた定例記者会見で、リニア中央新幹線工事に伴う南アルプスの生態系への影響を議論する国土交通省専門家会議が8日に始まったことについて「静岡工区の早期着工につながることを期待し、(問題の解決に向けて)一生懸命対応する」と述べた。  「会議の場を通じて地元の理解を得るということを、着工の前段でしなくてはいけない」と述べ、水資源の問題解決に加え、南アルプスの環境保全に関して地元の懸念を払拭(ふっしょく)することも、リニア静岡工区着工の前提になるとの認識を示した。  8日に開かれた会議の初会合では、JR東海がこれまでに提示した水資源への影響を推定するデータについ

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  • 新アルミ製ひさしで建材事業強化 理研軽金属工業「第3の柱に」

     アルミ製品製造の理研軽金属工業(静岡市駿河区)は、建築外装資材事業を強化する。商業施設や店舗向けに施工性や排水性を高めたアルミ製ひさしの新製品を投入し、5年後の同製品群の売上高目標を現状から約10倍の10億円に引き上げる。企業の省エネ、環境意識の高まりを背景に、遮熱や豪雨対策として外装建材の需要はさらに高まるとみて、製販一体戦略で業容拡大を図る。  同社のひさしは一体成型でなく、幅10センチの薄型中空のパネルを並べて組み合わせる方式。今年3~5月に発売した新製品2種類はパネルの断面形状を改良し、工具不要で簡単に接合可能にするなど、現場作業の省力化につなげた。  新製品の一つは先端部の高さを上

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  • ホームポジション新規上場へ 東証スタンダードに6月23日

     住宅メーカーのホームポジション(静岡市清水区、伴野博之社長)は9日までに東京証券取引所から上場承認を受け、東証スタンダード市場に23日、新規上場する。上場によって信用力や資金調達力を高め、事業拡大を図る。  110万株の株式を発行し、約4億7千万円を調達する予定。分譲住宅を建設する際の土地購入資金などに充てる。  同社は1989年創業。本県や東京、神奈川、埼玉、愛知の5都県に支店などを構える。一戸建て分譲住宅の建設・販売を中心に事業を展開し、デザイン性の高い住宅を手頃な価格で提供し、業績を伸ばしている。同社によると2021年の着工数は480棟で県中部の分譲住宅部門の年間新規着工シェア率は20

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  • 金賞酒を限定発売 花の舞、6月11日から1000本

     全国新酒鑑評会の結果がこのほど発表され、花の舞酒造(浜松市浜北区)など県内の蔵元4社が最高賞の金賞を受けた。花の舞は11日、受賞酒と同じタンク、製造日の「大吟醸」を1000本限定で発売する。  鑑評会には826点が出品された。金賞には205点が選ばれ、県内は他に初亀醸造(藤枝市)、磯自慢酒造(焼津市)、浜松酒造(浜松市中区)が受賞した。最多は福島県の17点だった。  花の舞の金賞受賞は2年連続だが、今回は新体制で臨んだ。一昨年杜氏(とうじ)に就任した同市中区出身の鎌江慎太郎さん(31)を中心に、全工程で手作りにこだわった職人技が評価された。限定発売の大吟醸は720ミリリットル入り税込み400

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  • 茶況(6月9日)上場1.9万キロ下落小幅 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は、磐田や初倉、本山筋など約1万9000キロが上場した。生産を休む工場もあり、数量がまとまらない中で小幅な下落の商いが多かった。  初倉、湯日は700~500円台で商談成立。磐田は600円台が多い。東部の出回りは少なかった。県中部の生産者は「夜温が低い時期が続いた影響で、想定より芽伸びは遅い」と話す。  本山筋は藁科や賤機などが届き、1100円周辺や800円台などで取引された。買い手は「安定した品質の形状物を一定量仕入れていく」(市中問屋)と話す。  藤枝 ある生産者は「二茶取引は序盤が大切になる。形状の良い品を出したい」と話し、摘採時期を見極めている。  島田、金谷、

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  • 新会長に大田氏 沼津商工会議所女性会

     沼津商工会議所女性会は9日、第29回通常会員総会を沼津市米山町の同商議所で開き、新会長に大田香奈子総務副会長(大田呉服店)=写真=を選出した。任期は2年。  総会では事業計画などを了承した。来賓の頼重秀一市長は「女性の社会進出を後押ししたい。市と女性会の連携も深めていきたい」と呼び掛けた。  前会長の曽根原容子氏(直前会長)は2期4年務めた。冒頭のあいさつで、5月に地元で開かれた関東商工会議所女性会連合会総会で他地域の起業家らと親交を深めたことに触れ、女性会として今後の活動に生かすことなどを強調した。

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  • 労災防止へVRで教育 明電舎グループが開発

     明電舎と子会社の明電システムソリューション(沼津市)などはこのほど、仮想現実(VR)を利用した疑似体験型の労災防止教育システムを開発した。講師と複数の受講者がオンライン上で同時に参加できる。2022年度から社内での活用を始め、将来的な外販を検討する。  新型コロナ禍で集団での社員教育が難しくなる中、アプリをインストールしたパソコンとヘッドマウントディスプレー、コントローラーを使い、場所を選ばずに参加できる。分身のキャラクターがネット上で活動するメタバースの技術を取り入れ、製造現場などで想定される危険な場面を再現した。  第1弾のコンテンツは落下した計量カップを拾うため、稼働中の機械に腕を入れ

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  • 3月景気動向指数 2カ月連続で改善 静岡県発表

     静岡県が発表した3月の景気動向指数(CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比1・5ポイント上昇の101・6で、2カ月連続の改善となった。基調判断は「足踏みを示している」として9カ月連続で据え置いた。  第3次産業活動指数(総合)や鉱工業消費財出荷指数、人件費比率(製造業)など5項目がプラスに寄与した。一方、百貨店・スーパー販売額と輸入通関実績(清水港分)はプラスだった前月からマイナスへと転じた。  数カ月先の景気を映す先行指数は0・5ポイント上昇の116・3と、6カ月連続の上昇となった。

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  • 紙の緩衝材袋 ECサイトで販売 特種東海製紙

     特種東海製紙はこのほど、子会社のトライフ(島田市)が製造する「ペーパークッションバッグ」の販売を電子商取引(EC)サイトで始めた。  紙の緩衝材であるペーパークッションを使って仕立てた「手提げ」「角底」「宅配」の3種類のバッグ。プラスチック製袋に代わる環境配慮型のペーパークッションバッグを普及させるため、企業間取引中心の「BtoB」専用サイトで取り扱っている。商品を持ち帰り用に提供する店舗などを対象に、50袋単位で販売する。

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  • 茶況(6月9日)静岡市中 出回り膨らまず 県産二茶

     静岡市中の県産二茶は坂部や勝間田、初倉、磐田などが取引された。出回り数量は大きく膨らんでいないが、小口買いの買い手が目立ち、40~20円ほど下げて商談が成立する荷が多かった。  磐田は700円周辺から600円前後で取引され、平均は600円台前半。初倉は600円台などで手合わせした。  坂部は700円台で成立した。榛原の中心は600円台。勝間田は800~700円の商いが多い。相良や榛原の一部で1000円前後の荷もあった。  金谷は800円台、小笠は950~750円で取引された。売り手は「摘採できる茶畑がなくなりつつある。休みを入れながら生産していく」(磐田の生産者)と話す。市中問屋は「数量や内

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  • おにぎり以上弁当未満「おに弁」 浜松の老舗「自笑亭」が新商品

     弁当製造販売「自笑亭」(浜松市中区)は23日、ご飯の上に浜松の特産品などのおかずをのせた“おにぎり以上、弁当未満”の新商品「おに弁」を発売する。M&A(企業の合併・買収)で1月に自笑亭の親会社となった米卸売業「遠州米穀」(磐田市)が炊飯した米と、老舗弁当店の総菜開発力を融合させた商品の第1弾となる。  おに弁は縦8センチ、横10センチ、高さ3センチの四角形で約150グラム。平均的なおにぎりの約1・5倍、弁当の約60%を目指した。静岡コシヒカリの上に、おかずとしてウナギ、釜揚げシラス、三ケ日牛、アサリなどの地元の味や、エビフライ、エビチリ、カツ丼など計12種類を用意した

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  • Beパレット満足93% 富士、製造業の相談最多 2021年度

     富士市中小企業等振興会議の第2期最終会合が6日、市役所で開かれ、市地域産業支援センター「Beパレットふじ」の2021年度の運営状況が報告された。利用者の93%がサービスに満足と答えた。  同センターはf―Biz(エフビズ)が2020年6月末に休止後、市直営の支援機関として21年9月8日に業務を開始した。相談業務を有限責任監査法人トーマツ支援スタッフや、地域の支援機関が担う。  開業からの相談件数は159事業所の計423件で月平均60件だった。このうち訪問型支援が22件。業種は製造業が最多の26件、次いで宿泊・飲食サービス業20件だった。目的別相談件数は、販路開拓が105件、起業は100件、ビ

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  • 地域に合わせ集中出店 ローカル食商品、提案力高める 作道政昭/マックスバリュ東海社長【聞きたい】 

     マックスバリュ東海のトップに5月24日付で就任した。原材料価格が高騰し、経営環境が厳しさを増す中、地域密着経営で選ばれる店づくりを目指す。  ―食品スーパーは競争が激化している。顧客獲得戦略は。  「エリアに合わせて小型店や大型店、移動スーパーなどを集中出店して利便性を高めることが重要だ。小型店の浜松常盤町店(浜松市中区)から数百メートル離れた場所で出店準備を進める店舗は、大通りを挟んで商圏が異なると判断した。3月に、企業内に初出店した無人店舗はオフィス内外で拡大していく。さまざまな業態で展開し、当社ならではの食を中心とした商品提案力を高める」  ―商品の魅力向上策は。  「イオングループの

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  • 磐田で綿フェア 展示販売や織機体験 11日

     静岡県繊維協会は11日午前10時~午後4時、「綿の産地フェア はままつ染め織りマーケット」を磐田市のアミューズ豊田で開く。同市での開催は初めて。入場無料。  国内の三大綿織物産地の一つに数えられる遠州地域の繊維製品を、地元の3組合と12企業が出展する。生地やシャツ、バッグなどの製品を展示販売するほか、手織り織機による生地づくりや、製紐(せいちゅう)機を使った組みひもづくりの体験コーナーを設ける。  問い合わせは同協会<電053(456)7222>へ。

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  • 海外品評会入賞を報告 磯自慢酒造と初亀酒造

     世界最大級のワイン品評会「インターナショナルワインチャレンジ」の本年度SAKE(日本酒)部門で、特に優れた銘柄が対象の「トロフィー」を受賞した磯自慢酒造(焼津市)の寺岡洋司社長と初亀醸造(藤枝市)の橋本謹嗣社長が8日、県庁で川勝平太知事に受賞を報告した。  同部門で九つの部のうち、磯自慢酒造は純米吟醸酒の部、初亀醸造は純米大吟醸酒の部でそれぞれ最高評価を得た。7月にトロフィーを獲得した全銘柄の中から、SAKE部門の最高賞「チャンピオン・サケ」が選出される。  2010年、14年にも同品評会でトロフィー受賞経験がある寺岡社長は、米国などに輸出している自社の瓶詰め日本酒を川勝知事に示し、「日本酒

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  • 静清信金 SDGs応援定期預金開始

     静清信用金庫は、SDGs応援定期預金「チャレンジ!ゼロカーボン」の取り扱いを始めた。8月末まで。  販売総額の0・005%相当額(上限100万円)を同金庫が拠出し、県地球温暖化防止活動推進センターとふじのくに未来財団に寄付する。寄付金は子供たちの環境教育などに役立てる。  預入期間は1年(自動継続)で、金利は年0・05%。30万円以上を預け入れた成約者には環境に優しい食器用洗剤を贈る。成約者に寄付金の負担はない。

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  • 本年度計画を承認 静岡県旅行業協会総会

     静岡県旅行業協会(遠藤勝久会長)は8日、2022年度通常総会を浜松市西区の舘山寺温泉で開き、商品開発の造成促進など本年度の事業計画や収支予算など4議案を承認した。総会の通常開催は3年ぶり。  加盟する旅行業者のうち、約60社の関係者が出席した。事業計画には、コロナ下の安全安心な旅行遂行に向けた研修、同協会の特典サービスプラン「湯~旅プラン」強化などを盛り込んだ。  遠藤会長は「ウィズコロナの中、旅行業の変化に備えた研修実施や情報発信に努める。会員一丸で協力し合いたい」と述べた。

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  • 沼津信金、創業や上場支援へ 投資ファンド設立

     沼津信用金庫と信金キャピタル(東京)はこのほど、共同で「ぬまづ―信金キャピタル投資事業有限責任組合」(通称・ぬましん未来応援ファンド)を設立した。県東部に本社や拠点を持つ事業者に投資し、創業や上場、事業拡大を支援する。  出資額は5億円で、存続期間は2022年度から10年間。沼津信金は「株の購入や社債の引き受けなど融資以外の資本性資金の提供が可能になり、地元企業への支援拡充につながる」(法人営業部)としている。

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  • ヤマハ発動機とJAF協業契約を締結 低速モビリティー普及加速へ

     ヤマハ発動機と日本自動車連盟(JAF)は8日、電動の低速モビリティーを使った移動サービスの展開に向け、協業契約を締結したと発表した。公共交通がない地域などの移動課題の解決を目指し、高齢者や観光客の“足”として普及の加速化につなげる。  ヤマハ発は2014年、電動ゴルフカーをベースに時速20キロ未満で走るグリーンスローモビリティーの公道走行実験に着手。これまでに全国70カ所で100台以上の走行実績がある。JAFは約650の自治体と観光協定を結び、地域課題解決への貢献の一環で、新たなモビリティーサービスの導入を図っている。  協業契約に基づき、ヤマハ発は移動サービスに用い

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  • 茶況(6月8日)数量膨らまず取引足早 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は、初倉や本山筋、東部など約1万4000キロが上場した。数量が膨らまない中、取引は足早に終わった。週末以降に生産する工場が増える見通し。  本山筋は藁科や賤機の工場の荷が初上場したほか、足久保なども取引された。本山筋全体では1200円前後から700円周辺とまちまち。売り手は「初荷より品質が評価された荷もあった」(本山筋の生産者)と話す。  初倉は700円台、磐田は700~600円台が多い。市中問屋は「県外産と比べ、仕入れやすい価格になってきた」と話す。  藤枝 ある販売店では、中元商戦に向けてチラシ作成などの準備を進めている。  島田、金谷、川根 金谷地域の二茶取引が始

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  • 7月の都市ガス料金値上げ サーラエナジー

     サーラエナジー(愛知県豊橋市)はこのほど、7月の都市ガス料金を値上げすると発表した。値上げ幅は1立方メートル当たり5・08円。標準家庭では6月検針分に比べ147円上がり7686円になる。11カ月連続の値上げとなる。

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  • 茶況(6月8日)取引は700~600円台中心 静岡市中 県産二茶

     静岡市中の県産二茶は、坂部から初荷が届いた。磐田や初倉は50~20円ほど値を下げて手合わせした。700~600円台が取引の中心になっている。  磐田は650円前後、榛原や坂部は700円台半ばが中心値。一部で900~800円台の荷もあった。  初倉はじり安で700円台前半から600円台半ばで成立した。金谷や小笠は900~750円前後で取引された。ある郡部問屋は「価格が落ち着くのを待って、仕入れ数量を増やす」と様子見の姿勢だった。  静岡茶市場には、県内産二茶が約1万4100キロ届いた。  藤枝 二茶の摘採時期が迫り、生産者は茶園の様子を丹念に確認している。  島田、金谷、川根 涼しい気候で

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  • 移動販売、静岡・清沢に喜び運ぶ 「とらや」協力、衣服や日用品

     静岡市葵区の清沢地区社会福祉協議会は7日、同地区で移動販売車による買い物支援を始めた。静岡県中部を中心に食料品や衣料品などを販売している「とらや」の協力を得て、過疎地域を継続的に支援していく。  山間部に移動販売車が出向き、高齢者の買い物の負担を軽減する狙い。この日は特注トラックの荷台部分にお菓子や衣服、日用品などが並び、高齢の地元住民らがブラウスや靴下などを買い求めた。  買い物に訪れた原田早苗さん(80)は「服の種類がたくさんあった。これからも来てくれるのが楽しみ」と声を弾ませた。  同協議会の梶山倫久高齢者福祉部会会長(63)は「長く継続して、移動販売が地元住民になじんでほしい」と期

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  • 現状DI、10・9ポイント上昇 静岡県版景気ウオッチャー調査

     静岡経済研究所がこのほど発表した4月の静岡県版景気ウオッチャー調査は、景気の方向性を示す現状判断指数(DI)が48・8で、1月の前回調査から10・9ポイント上回った。新型コロナウイルスまん延防止等重点措置が3月下旬に解除され、小売りや飲食が改善した。半面、原油・原材料価格の高騰による物価上昇が響き、景気の横ばいを示す指数50には届かなかった。  現状DIの内訳は、家計消費関連が前回調査比17・6ポイント上昇の50・7、事業所向けビジネス関連は7・1ポイント下降の41・7。雇用関連は前回調査と変わらず50・0だった。家計消費関連のうち、飲食は33・6ポイント上昇の61・1、小売りは17・7ポイ

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  • タカラ・エムシー(静岡市)、楽天ポイントカード利用可に 7月から

     食品スーパー「フードマーケットマム」などを運営するタカラ・エムシー(静岡市)は7月1日、楽天ポイントカードによる決済システムを導入する。県内に本社を置くスーパーで楽天ポイントカード導入は初。  「主婦の店」や「リベロ」などを含む全49店舗で利用可能になる。楽天クレジットカードでオンライン電子マネーの楽天キャッシュにチャージし、楽天キャッシュを支払い先に設定したスマホ決済サービスの楽天ペイで支払いをした場合、常時2%のポイントを還元する。

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  • はごろもフーズ パスタ値上げへ 8月1日出荷分から

     はごろもフーズは7日、主原料の小麦の価格高騰を受け、家庭用・業務用のパスタ製品など計60品目を8月1日出荷分から値上げすると発表した。  パスタは家庭用33品目で1・9~9・6%、業務用23品目で3・9~10・6%値上げする。「ポポロスパ7分 結束(700グラム)」は参考小売価格で470円から515円になる。家庭用パスタは昨年9月と今年2月にも値上げしている。  パスタソースは4品目で13・1~15・3%値上げする。「ミートソース(290グラム)」は260円から300円になる。

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  • 研究会実施を承認 静岡県広告協会が総会

     静岡県広告協会(会長・大須賀紳晃静岡新聞社社長)は7日、通常総会を静岡市駿河区で開き、県CMグランプリの開催などを盛り込んだ2022年度活動計画を承認した。  広告主や制作会社の関係者約70人が出席。大須賀会長は「広告には暮らしを豊かにし、社会を元気にする力がある。多様な業種が集まる組織の利点を生かし、力を合わせて地域に貢献しよう」と呼び掛けた。本年度はテレビCMを手掛けるクリエーター鹿毛康司氏を講師に招いた広告研究会などの実施を予定する。  総会後、サッカーJ1清水エスパルスの山室晋也社長が「経営の正解はすべて社員が知っている」と題して講演した。

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  • 地域経済回復へ共同メッセージ 東海財務局と税理士会

     東海財務局の斎藤通雄局長と東海税理士会の太田直樹会長が6日夕、名古屋市内で懇談し、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた地方経済の回復に連携して取り組むとした共同メッセージを発表した。  同会は本県の税理士1782人をはじめ、名古屋市などを除く愛知、三重の両県を含めた計約4300人で構成する。共同メッセージでは、経済回復に向けた取り組みの実効性を高めるには、中小企業に身近な相談相手である税理士や金融など関係機関の協働による支援が重要と強調。同財務局と同会が今後定期的に連絡会議で情報を共有するほか、同会主催の金融懇話会に同財務局職員が出席することなどを申し合わせた。

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  • 3月平均給与 前年比0・7%増 静岡県まとめ

     静岡県がまとめた3月の勤労統計調査(事業所規模5人以上)によると、1人当たりの平均月額給与(所定内給与と超過労働給与)は前年同月比0・7%増の25万5558円と、2カ月ぶりに前年同月を上回った。  名目賃金指数(2020年=100)は101・2。所定外労働時間は1・0%増の10・0時間で、4カ月連続で前年同月を上回った。このうち製造業の平均は5・4%増の14・1時間。  常用労働者数は1・0%増の140万7903人。パート労働者比率は0・6ポイント上昇の31・1%を占めた。

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  • 脱炭素実現へ省エネ診断 CO2排出量把握 浜松商議所会館

     浜松商工会議所は7日、浜松市中区の同会議所会館を対象に、一般財団法人省エネルギーセンター(東京都)による「省エネ最適化診断」を受けた。カーボンニュートラル(CN)実現に向けた二酸化炭素(CO2)排出量の把握が目的。地元企業の参考になるよう、診断結果を公表する。同様の取り組みは県内の商議所では珍しいという。  同センターの専門員が電力使用量の大きい空調設備を中心に、館内のエネルギー使用状況を調べた。空調に使う冷温水を管理する設備では、水温やポンプの運用状況などを確認した。今後1カ月をめどに、CO2排出量や省エネに向けた改善策をまとめる。  中小企業では、必要性を認識しながらもCO2排出量を把握

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  • 人事=静岡新聞社・静岡放送(21日)

     経営戦略局長を委嘱する 執行役員=経理・財務担当風間隆男▽法務・リスク対策室長(法務マネジメント部長)執行役員コーポレートマネジメント局長柳川実▽コーポレートマネジメント局次長兼購買管理部長(デジタルビジネス局次長マーケティングセンター長)芝田佳明▽読者プロモーション局次長兼デジタルサポート部長(同局次長兼読者プロモーション局CRMLABO準備室)佐野隆二▽紙面審査委員長(紙面審査委員)編集局次長兼ニュースセンター長橋本和之▽経営戦略局経営企画部長(コーポレートマネジメント局コーポレートセンター経営企画部長)塩見和也▽同人事部長(同総務センター人事部長)平尾由佳▽同経理財務部長(同コーポレー

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  • 人事=SBS情報システム

     総務人事部長の委嘱を解く 執行役員管理本部長兼ISO推進室長宮城島徹也▽管理本部次長兼総務人事部長 勝見剛至=以上21日▽ITサービス事業本部長を委嘱する 常務取締役鈴木逸▽ITサービス事業本部次長兼営業本部ITサービス営業部長(公共事業本部営業部長)島晃司▽営業本部長兼医療営業部長兼営業支援部長(営業統括部長兼医療事業本部営業部長)向井伸▽営業本部医療営業部シニアエキスパート・浜松オフィスエリア戦略担当(医療事業本部営業部シニアエキスパート・浜松地区エリア戦略担当)山本訓久▽同公共営業部長(公共事業本部営業部副部長)伊熊謙二▽同医療営業部シニアエキスパート・東京オフィスエリア戦略担当(医療

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  • 茶況(6月7日)雨天後で取引小休止 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は、6日の雨天の影響で上場がなく、取引は小休止。県外産二茶は鹿児島県本土物が約4500キロ届いた。  8日は初倉や磐田、東部など各地の荷が上場する見込み。市中問屋は「数量が膨らむ中で、価格は落ち着いてくる」とみる。  鹿児島県本土物の商いの中心は1000円前後となっている。市中問屋は「水色が良い品はあるが、やや高止まり感がある」と話す。  藤枝 市場関係者によると気温が低く降雨が多い天候や、価格低下の影響を受けて二茶の生産量は減少する見通し。  島田、金谷、川根 金谷地域は10以上の工場で生産が始まり、8日から出回りが膨らむ見通し。  榛原、相良 茶商は二茶について、「

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  • 茶況(6月7日)雨後の出回りに期待 静岡市中

     静岡市中の静岡県産二茶は、6日の降雨の影響で出回りがほぼなかった。県内各地で7日、摘採が再開され、買い手はミル芽品の入荷に期待を寄せている。  二茶取引の序盤は800~700円台の成立が多い。一部の良品やかぶせの荷は1000円台で取引された。買い手は「品質はまずまず。量販店に卸す商材向けに前年並みの数量を仕入れる」(郡部の中堅問屋)と話す。  県産二茶の顔触れが広がるのは10日ごろから。県中部の生産者は「指導機関の方針に沿って、計画的な生産に徹する」と話す。  藤枝 ある販売店では、年間売り用の一茶の袋詰め作業が完了したという。  島田、金谷、川根 管内の茶商は二茶について「品質は良いが、

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  • 飲食店でふるさと納税 清水町、店舗で決済「全国初」

     清水町は17日から、町内飲食店が対象の店舗型ふるさと納税を始める。ふるさと納税の手続きを店頭ででき、そのまま返礼品として食事などが楽しめる。町によると、飲食店でふるさと納税を申し込み、その場で決済するサービスは全国初という。観光客に町を訪れ魅力を感じてもらうとともに、地域活性化につなげる。  導入するのは柿田川の湧水を活用したうなぎやところてんなど5店舗。各店に設置された専用QRコードを読み込み、決済する。町外からの来訪者がその場で納税し、返礼品として食事券や専用の詰め合わせなどを受け取ることができる。  町は現在、ふるさと納税4サイトで返礼品102品を出品している。2021年度のふるさと納

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  • 山梨産サクランボ 取れたて味わって 静岡県庁内で販売開始

     旅行代理店のサンコートラベル(静岡市葵区)は6日、県庁内の同社営業所で山梨県のサクランボの販売を始めた。初日は酸味がある「高砂」と糖度の高い「佐藤錦」の計450パックが店頭に並び、来庁者が足を止めて買い求めた。17日まで。  コロナ禍で売り上げが落ち込む観光農園を支える狙い。宮川憲社長(55)=同区=は「2日に1度、山梨に出向いて観光農園から仕入れている。取れたてを味わってほしい」と話した。  同営業所では8月中旬に山梨県産のシャインマスカットの販売も予定している。

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  • 巴川製紙所、半導体装置向け開発強化 冷却用シートや固定台

     印刷用トナーや電子材料を手掛ける巴川製紙所が、半導体製造装置メーカー向けの開発を強化している。世界的な半導体増産の追い風を受け、2022年3月期の関連売上高は前期比1割強増加と好調を維持。既存の紙事業がデジタル化で市場縮小する中、極薄素材の高度な加工技術を生かし、冷却装置などの半導体関連製品群を新たな成長の柱に据える。静岡市内の拠点が生産を担う。  独自に開発した銅繊維シートやステンレス繊維シートを活用し、ヒートシンクと呼ばれる冷却装置や、紙のように貼って使える薄型ヒーターの量産化準備を進める。高い熱伝導性とシート形状を利点とし、装置の小型、軽量化につなげる。世界の製造拠点で半導体の高性能化

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  • 矢崎、中米に新工場 グアテマラ、23年開設

     自動車機器大手の矢崎総業(東京)は6日、米子会社の矢崎ノースアメリカインクが中米グアテマラに新工場を開設すると発表した。2023年1月の稼働を予定し、北米の自動車メーカー向けにワイヤハーネス(組電線)を生産する。  同国への進出は初めて。メキシコとの国境沿いに位置する西部のサンマルコス県に開設する。投資額は約13億円。建物は新築ではなく、現地の既存物件を借り受けるという。生産能力や工場の大きさは公表していないが、最大で1千人を雇用する。  矢崎グループは同じ中米のメキシコ、ニカラグア、エルサルバドルにも生産拠点を構える。ハイブリッド車に加え、電気自動車や燃料電池車の開発が加速する中、電気・電

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  • 藤枝に顧客支援拠点 しずおか焼津信金、コワーキングスペース活用

     しずおか焼津信用金庫はこのほど、JR藤枝駅北口の複合ビルのコワーキングスペースを活用し、顧客相談に対応する支援拠点「藤枝駅サポートベース」を立ち上げた。セミナーやビジネスマッチングなども開催し、新産業の創出を目指す。  藤枝江崎新聞店が1日に開設した「未来共創ラボ フジキチ」と利用契約を結び、中小企業の経営支援や個人ローンなど各種相談に応じる。同金庫の専門職員を随時派遣する。  同金庫は静岡、焼津、藤枝の3市に自前の相談プラザを設けているが、夜間や休日には対応できない。年末年始などを除いて午後9時まで利用できるコワーキングスペースを活用することで、相談者が帰宅途中に立ち寄れるなど利便性を高め

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  • 農家収入保険 3500件加入を目標 NOSAI静岡

     NOSAI静岡(県農業共済組合)はこのほど、本年度の総代会を静岡市葵区で開き、2021年度の事業報告を行った。  自然災害などによる農家の収入減少を補塡(ほてん)する収入保険の加入経営体が前年度比25・1%増の1811件だったと報告した。22年度の加入経営体目標は93・2%増の3500件と定めた。  21年度の県内共済支払総額は前年度比26・3%減の7億7592万円だった。21年度は牧之原市の突風被害などがあったが、イネの病虫害や県西部のひょう被害に対応した20年度に比べて支払額は抑えられた。

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  • 中間決算(4月)=エイケン工業 鋼材価格上昇響く

     ①売上高(前年同期比)②経常利益(同)③純利益(同)④通期売上高見通し⑤同経常利益見通し⑥同純利益見通し  ◆単体 ①33億6200万円(0・6%減)②2億2400万円(36・0%減)③1億6千万円(35・0%減)④63億6千万円⑤3億5千万円⑥2億4400万円  ※主力の自動車用フィルターの国内商社向けや東南アジア向け販売が減少したが、物流網混乱に伴う同業他社や商社からの一時的な受注増などが一部続いた。原材料の鋼材価格上昇が利益を圧迫した。

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  • 女性の相談受け付け 連合静岡、7日から

     連合静岡は7、8の両日、「女性のための労働相談ホットライン」を開設する。  セクハラなどの性差別や解雇、雇い止めといった女性の仕事上の悩みに、女性相談員が対応する。  実施時間は午前10時~午後6時。相談は連合静岡<フリーダイヤル(0120)154052>へ。

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  • MTB活用、山林に価値 ミリオンペタル合同会社(森町)甚沢攻代表【キーパーソン】

     森町三倉の山林にマウンテンバイク(MTB)専用施設「ミリオンペタルバイクパーク」を造成した。4月から土日限定で営業を開始していて、毎週末、県内外から愛好者が訪れている。中山間地域に整備した思いや展望などを聞いた。  -パークの魅力は。  「MTB愛好歴の長い社員らが中心になって作った、こだわりの詰まったコース。子どもから上級者まで誰もが満足できるパークを目指し、異なる難易度のコースを7種類用意した。今後、初心者コースも造成する予定。パーク内の雑木林で、四季を感じられるのも魅力の一つ」  -造成の経緯は。  「家族が山林を所有していて、将来私が引き継ぐことになる。自分の代で山の価値を高め、子ど

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  • 富士機工 秋山氏、新社長内定

     自動車部品製造販売の富士機工(湖西市)は6日までに、大村秀一社長(64)が退任し、新社長に秋山式広顧問(60)が就任する人事を内定した。大村氏はアドバイザーに就く。21日開催予定の株主総会などを経て正式決定する。  秋山氏は兵庫県出身で立命館大卒。1984年にトヨタ自動車に入社し、グローバル生産企画部車両企画室などを経て、2020年からトヨタダイハツエンジニアリングアンドマニュファクチャリング勤務。22年1月から富士機工の親会社ジェイテクトの参事、同3月から現職。海外勤務経験を生かし、国際展開の強化を図る。

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  • 5月新車販売17.3%減 軽は12.7%減 半導体不足続き

     日本自動車販売協会連合会県支部が発表した5月の静岡県内新車販売台数(登録ベース、軽自動車を除く)は前年同月比17・3%減の4587台と、半導体不足の影響を受け、9カ月連続で前年同月を下回った。5月としては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言で販売店の営業時間を短縮するなどした2020年に次ぐ低水準。  乗用は17・2%減の3949台、貨物が16・7%減の564台、特種・特殊21・3%減の70台、バスは50・0%減の4台だった。同支部担当者は「一部販売店では受注自体が減っていて、半導体不足解消後も登録数が回復するか分からない」と話した。  県軽自動車協会によると、軽自動車の販売台数は

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  • 茶況(6月6日)本山筋が初上場 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は本山筋の足久保や沼津、富士、森などが初上場した。雨後に各地で稼働する工場が増える見通し。  中山間地の荷の多くは800円を超え、一部は1000円台で取引された。初倉は700円台半ばが中心。富士も700円台で成立した。売り手は「来場する買い手は前年より少ないと感じた。雨後の価格動向を注視したい」(県中部の工場幹部)と話した。  県外産二茶は鹿児島県種子島の取引がほぼ終わった。上場数量は前年比でやや増えたが、平均単価は2割ほど安い見込み。  藤枝 市場関係者によると、二茶の取引開始は今週後半ごろの見通し。  島田、金谷、川根 関係者によると、川根地域は週末に一部で摘採が始

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  • 人材呼び込み活性促進 静岡県への移住転職を支援する会社を起業 酒井優一さん【とうきょうウオッチ/インタビュー】

     延べ2千人の転職や企業採用の支援に携わった会社員経験を生かし、2021年9月に独立。静岡に特化した移住転職を支援する「TurnX(ターンエックス)」を設立した。故郷の静岡市と横浜市での2拠点生活中。37歳。  ―静岡への移住、転職の現状をどう見るか。  「ふるさと回帰支援センターの移住希望地ランキングで静岡県は2年連続1位。ただ、県内企業の求人は、東京の人の目に入っていない。静岡、浜松両政令市は人口減少傾向にある。テレワーク移住も在京企業に勤めたままの人が多い。採用ノウハウが足りず、転職希望者が企業情報にアクセスできないまま終わっている印象だ。優秀な人材を呼び込み、静岡の企業をもっと活性化さ

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  • 茶況(6月6日)榛原の二茶入荷 静岡市中

     静岡市中の県産二茶は榛原から初荷が届いたほか、磐田や初倉などが取引された。800~700円台の商談成立が多い。  磐田は800円前後から600円台半ば、榛原は1000円強から700円台半ばで成立した。初倉は稼働する工場が増え、700円台が中心。小笠は800円台後半、金谷の品種物のかぶせは1000円台前半で売買された。  産地の顔触れが広がったが、様子見姿勢の買い手が目立ち、商談成立に時間を要する荷もあった。買い手は「少し値が高い。雨が続いて品が落ちる前に一定量は確保する」(郡部問屋)と話す。  静岡茶市場には、県内産二茶が約1万6千キロ届いた。  藤枝 稲葉地区農業を考える会は、地域の子ど

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  • 車の技術進化急速 次世代整備人材の養成に力 浜松に学校新設へ

     自動車業界でEV(電気自動車)や自動運転といった次世代技術の導入が急速に進む中、電子制御技術など高度な整備の知見と技術を備える人材養成ニーズが高まっている。完成車や部品メーカーが集積する浜松市には2023年4月、自動車整備士資格の最上位「1級整備士」取得を目指す養成校が新設予定。国も整備士の能力向上策に関する議論を深めている。  静岡自動車学園(静岡市葵区)が浜松市中区寺島町に浜松工科自動車大学校の設立を予定する。同学園としては静岡工科自動車大学校(葵区)に続き、1級整備士養成課程(4年制)と2級養成課程(2年制)、留学生ら対象の国際オートメカニック科(3年制)を開設する。  静岡市の大学校

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  • 茶況(6月5日)取引本格化は10日前後 静岡県産二茶

     静岡市中は休む問屋が多く、閑散としていた。各産地からの県産二茶の出回りが増え、取引が本格化するのは10日前後の見通し。県中部の生産者は「雨天後に数量が膨らむ予定。短期集中の生産になる」とみる。      ◇  JAふじ伊豆は4、5の両日、新潟市内で新茶の直売会を開いた=写真=。県が進める山梨、長野、新潟の3県と特産品を買い支え合う取り組み「バイ・山の洲(くに)」の一環。沼津市産のリーフ茶や缶入り茶飲料「ぬまっちゃ」などを販売した。  水出し緑茶の試飲サービスも好評だった。県の担当者は「幅広い世代に静岡茶のおいしさを紹介できた」と話した。  藤枝 茶商は、一茶の在庫や消費地の動向を見ながら二

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  • 餌代/光熱費/燃料代 水族館・動物園に高騰の波直撃 静岡県内

     新型コロナウイルス禍の来場者減少が続く中、静岡県内の水族館と動物園が餌代や光熱費、燃料代の高騰に直面している。ガソリン高や輸送コスト上昇、穀物の供給不安など国際情勢が原因だ。先行き不透明感が強まり、各施設は対応に苦慮。利用料金の値上げに踏み切る動きも出てきた。  天然の入り江を利用した下田市の下田海中水族館。営業課長の浅川弘さん(51)は「水槽に海水を送るポンプをはじめ電気の使用量が多く、影響は大きい」と指摘する。漁船の燃料費高騰や不漁を受けて餌の魚代が上がる懸念もあり、「こまめに電灯を消すなど小さな努力を積み重ねたい」と強調する。  裾野市の富士サファリパークは1日から園内を巡るバスと車の

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  • 企業の公式ミニ四駆ずらり 全国38社、松坂屋静岡店で“交流”

     全国の多業種の企業が公式SNSを通じて発信し、交流のきっかけにもなっている各社オリジナルのミニ四駆を紹介する「公式ミニ四駆部EXPOin静岡2」が4日、静岡市葵区の松坂屋静岡店で始まった。27日まで。  県内外の38社が社名やロゴ、マスコットキャラクターなどを取り入れて製作した1点ものの64台が並ぶ。精密機器や生活用品のメーカー、家電量販店など業種はさまざま。松坂屋静岡店は同店の外観を模したボディーに、松坂屋公式キャラクターのパンダが“乗車”した格好のユニークな作品などを出品した。  海外も含めて80社以上が公式ミニ四駆を作っているとされる。同店は、1990年代を中心

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  • トヨタ社長 モータースポーツフォレスト「車の魅力 発信の場に」

     トヨタ自動車の豊田章男社長は3日、小山町で記者会見し、同町の富士スピードウェイ(FSW)を中心にしたモータースポーツ文化の体験型施設「富士モータースポーツフォレスト」について、「過去から変わらない車の魅力を発信でき、未来につながっていく場所」と位置付けを語った。  幼少期に父親に連れられてレース観戦に訪れたFSWを「車にあこがれた場所」とした。「車はかっこいい。エンジニアになってみたい。そんな、60年前に私自身が感じた原体験をこの場所で感じてほしい」と話した。  フォレストと次世代技術の実験都市「ウーブン・シティ」(裾野市)、自動運転などの研究開発拠点「東富士研究所」(同市、御殿場市)の3施

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  • 仕事定着率向上へ 若手社員交流「同期会」開催 東伊豆

     東伊豆町内の若手社員の交流会「ひがしいず同期会2022」が2日、町内で開かれた。町外出身者を念頭に、若者同士が交流を深めて仕事への定着率の向上を図る狙い。  入社3年目以内の20~30代約60人が参加した。稲取温泉旅館組合が主催し、町内で空き家を活用した暮らし体験塾を展開している合同会社「so-an(ソウアン)」の企画、運営。参加者はソウアンの荒武勇希さん(31)から町内の産業構造や移住状況を学んだ。その上でグループごとに特産のキンメダイ漁師や町職員、移住者らを訪ね、町の魅力や日常生活について質問した。  コロナ禍の中断をはさみ、同事業は2017年から実施している。荒武さんは「自分の領域外と

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  • 茶況(6月4日)初倉二茶初荷を取引 静岡茶市場

     静岡茶市場の県内産二茶は初倉の初荷が取引された。県外産は鹿児島、宮崎が上場し、問屋数社が仕入れた。  初倉は、今週中に稼働する工場が増える見通し。県中部の生産者は「6日以降雨予報が続くことを踏まえて、摘採の時期を見極めたい」と話す。  鹿児島県本土物は1万3500キロ上場。仕入れが佳境を迎えている市中問屋は「水色などはまずまず。仕入れ数量はおおむね計画通りとなりそう」と話す。  藤枝 市場関係者によると、二茶取引の序盤は、一茶にブレンドできるような品を選別買いする動きが出ると予想される。  島田、金谷、川根 島田地域の二茶取引が始まった。早場所の湯日地区から、つゆひかりの露地物とかぶせが出

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  • キャベツ収穫に挑戦 箱根西麓三島野菜PR モニター視察ツアー

     日当たりと水はけに優れた高地で生産される三島市特産の箱根西麓三島野菜をPRする視察ツアーが4日、市内で開かれた。東京や大阪などから訪れたモニター10人が野菜の畑や直売所などを訪れ、地元農業の魅力と現状に触れた。  一行はJAふじ伊豆の野菜直売所を見学した後、標高350メートルの同市笹原新田でキャベツを生産する宮沢竜司さん(37)の畑を訪れた。就農のきっかけや高品質にこだわる産地の思い、価格の変動による農家の苦労―などについて宮沢さんから話を聴いたほか、取ったばかりのキャベツを試食したりして農業の魅力に触れた。根を刈り取る収穫方法も教えてもらい、包丁を手に協力して挑戦した。  主催は食を通じた

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  • 旬の山梨サクランボに列 静岡伊勢丹「バイ・ふじのくに」販売会

     静岡市葵区の静岡伊勢丹と山梨県の南アルプス市観光協会は4日、同市特産のサクランボの販売会を同店で開いた。静岡、山梨両県の地域経済交流事業「バイ・ふじのくに」の一環。  摘みたての「佐藤錦」と「紅秀峰」計約1250パックを販売し、旬のサクランボを求める長い列ができた。南アルプス市によると、今年の収穫量は天候の影響で例年の7割程度。金丸一元市長は「(収穫量が少ない分)一粒に栄養分が凝縮され、甘くておいしい仕上がりになった」とアピールした。  5日にも約1250パックの販売を予定している。

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  • インド四輪工場建設へ準備委員会 スズキが新設

     スズキは3日、同社生産本部にインド四輪新工場準備委員会を1日付で新設したと発表した。主力市場インドのハリヤナ州カルコダで2025年内の稼働を目指す新工場の建設準備を担う。  インド国内4カ所目の四輪新工場で、計画では約324万平方メートルの土地に年間生産能力25万台規模の工場を新設する。約1830億円を投資する。委員長には、生産技術開発などを担うものづくり推進部の部長だった島邦治氏が就いた。

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  • 脱炭素 好影響2割/悪影響4割 中小製造業アンケート 浜松

     浜松地域イノベーション推進機構次世代自動車センター浜松(浜松市中区)は2日、中小製造業などを対象に行った二酸化炭素(CO2)削減などカーボンニュートラル(脱炭素)に向けた対応状況のアンケート結果を発表した。脱炭素社会の自社影響(複数回答あり)について「好影響がある」と答えた企業は約2割にとどまり、「悪影響」が約4割だった。  2月に開催した中小企業向け対応講座の受講企業と会員企業に実施し、72社が答えた(回答率20・8%)。好影響と回答した16社は「省エネによるコスト削減ができる」「ビジネスチャンスが拡大する」などと捉えた。  悪影響とした31社の回答は、電気自動車(EV)化に連動した部品点

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  • スイス学生と協同成果 ヤマハ、作品出展へ イタリアの見本市

     ヤマハはこのほど、スイス・ローザンヌ州立美術学校との産学協同プロジェクトの成果として、イタリアで開催される世界最大規模のインテリア見本市「ミラノデザインウイーク2022」(6月7~12日)に出展すると発表した。  展示する作品は「ヤマハ サウンド マシンズ」と題したプロトタイプの6点。「音楽再生機器の再発明」をテーマに、ヤマハのデザイナーと同学校教授の指導のもと、学生たちが課題に取り組んで完成させた。作品は一部分を除き当日まで公開しない。

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  • 店頭、店周営業を強化 清野真司/静岡中央銀行社長【聞きたい】

     静岡中央銀行は第14次中期経営計画(4月~2024年3月)をスタートさせた。営業店を軸にした地域の顧客拡充を掲げ、行員のスキル底上げを図るなど人材育成を加速させる点を重視する。  ―今年3月までの第13次中計の成果は。  「コロナ禍の影響を受けた取引先への資金繰り支援では、信頼関係を構築するビジネスモデル『訪問頻度管理』を基本に取り組み、業容基盤を拡大させた。訪問頻度管理は16年4月からの6年間で、収益性や健全性指標の改善にも寄与している。第14次中計では深掘りしていく」  ―新中計のポイントや位置付けは。  「行員個々の底上げを強調している。金融機関は体力と収益力が最も問われる。維持して成

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  • 小規模企業DI 4月は8.3ポイント上昇 静岡県商工会連合会

     静岡県商工会連合会がまとめた4月の県内小規模企業の景気動向調査によると、全産業の業況DI(景気動向指数)は前月比8・3ポイント上昇のマイナス30・9だった。上昇は4カ月ぶり。  業種別では、製造業が8・8ポイント上昇のマイナス22・6、建設業5・9ポイント上昇のマイナス38・2、小売業3・9ポイント上昇のマイナス37・3、サービス業14・7ポイント上昇のマイナス25・5。旅館業は新型コロナウイルスの感染拡大前に及ばないが、宿泊客数が増加傾向にあるという。

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  • 富士市 CNF拠点新設 磯貝東大特別教授が協力

     植物由来の新素材セルロースナノファイバー(CNF)の産業活用促進に向け、富士市は10日、同市の県富士工業技術支援センター内に初の活動拠点「富士市CNF連携拠点」を設置する。  CNF研究の世界的権威として知られる磯貝明東大特別教授が研究室を置き、製紙関連を含む地元企業の相談などに対応する。  同センター内には県が2019年にCNF研究開発拠点を設置済み。市は県と連携して地域企業のCNF活用を後押しする。  磯貝氏は県の官民連携組織「ふじのくにCNFフォーラム」顧問。県は10日、磯貝氏に県CNF特任アドバイザーを委嘱し、県内企業の研究開発への助言を求める。

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  • 物流高度化など事業計画決める 静岡県倉庫協が総会

     静岡県倉庫協会はこのほど、2022年度総会を静岡市葵区で開き、デジタル技術活用による物流高度化を考えるセミナー開催や、データ分析に基づく営業ノウハウ習得に向けた研修実施など本年度事業計画を決めた。  安全環境やコンプライアンスを重点項目に掲げ、会員企業が労働関係の法令を学ぶ。自治体が設ける補助事業の利活用促進も図る。  同協会によると、21年度の入庫高は前年度比16・7%増の1055万8千トン、回転率の年間平均は6・9ポイント上昇の69・6%だった。

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  • 人事=スズキ(1日)

     生産本部インド四輪新工場準備委員会委員長(ものづくり推進部長)島邦治▽インド四輪新工場準備委員会副委員長(スズキ部品製造出向スズキ精密工場長)鈴木大元▽ものづくり推進部グループ長(プレス・溶接生産部グループ長)本村龍也▽プレス・溶接生産部グループ長(プレス・溶接生産部第一車体グループ長)鷲山充▽スズキ部品製造出向スズキ精密工場長(スズキ部品製造出向スズキ部品浜松工場長)金原裕之▽スズキ部品製造出向スズキ部品浜松工場長(パワートレイン生産部第二加工グループマネージャー)紅林正春▽工場長を解く スズキ部品富山社長北野正▽スズキ部品富山出向工場長(製造品質責任部製造品質監理グループ専任職)大浦良一

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  • 四半期決算(8~4月期)ティーライフ カタログ通販低調

     <8~4月期> ①売上高(前年同期比)②経常利益(同)③純利益(同)  ◆連結 ①92億6700万円(11・4%増)②5億9300万円(16・9%減)③4億2700万円(24・9%減)  ※巣ごもり需要が落ち着き、機能性表示食品のカタログ通信販売が低調。テレビ通販によるサプリメントの卸売事業は順調に推移した。

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  • えい茶いくん笑顔 新茶入りペットボトル販売 島田茶業協同組合

     島田茶業協同組合はこのほど、島田市産の新茶を使用したペットボトル飲料の販売を始めた。組合に加盟する茶販売店に並ぶ。  市内で4、5月にかけて摘採した新茶と、大井川の源流・南アルプスの水を使用し、豊かな香りとコクのある味わいに仕上がっている。島田茶のイメージキャラクター「えい茶いくん」と、市のブランドメッセージ「島田市緑茶化計画」のロゴをパッケージにデザインした。  500ミリリットル、24本入り1ケースで税込み2100円。問い合わせは、市農業振興課<電0547(36)7409>へ。

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  • 桑の実をジャムに 生産拡大、ブランド化目指す 松崎の企業組合

     松崎町特産の桑葉を生産する企業組合「松崎桑葉ファーム」(斎藤省一代表理事)がことしから、桑の実の本格的な生産を進めている。販売する「くわジャム」の原料として活用し、商品の販路拡大やブランド化を目指している。  組合は近年、小規模な農地で桑の実を生産し、ジャムの試作販売を続けてきた。今後は主力商品の「桑葉茶」に並ぶ特産品に育てようと、この1年間は耕作放棄地を整備して植樹するなど準備を進めてきた。現在は実が熟し始め、連日、従業員が収穫を進めている。生産量は昨年の5倍以上に及ぶ100キロ超を見通す。  ジャムは実に砂糖を混ぜて煮た後、レモン汁を加えて仕上げる。添加物は使用せず、濃厚な甘みと程よい

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  • 大型連休の客数 前年比増 静岡県、回復もコロナ前より低調

     静岡県は3日、大型連休(4月29日~5月8日)の県内主要観光施設や主要イベントの入れ込み客数と、主要観光地域の宿泊者数の状況を発表した。新型コロナウイルスの影響が続く中、3年ぶりに移動制限がない大型連休となり、37の主要観光施設の来場者数は前年比143・2%、浜松まつりなど主要6イベントは同344・7%と増え、回復の兆しがみられた。一方、コロナ前の2019年比では観光施設が74・8%、イベントは11・3%にとどまった。  観光施設は伊東マリンタウン(伊東市)で飲食店に行列ができる盛況ぶりをみせて前年比171・4%に上ったが、団体の観光バスの利用減が続き、19年と比べると77・8%だった。屋外

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  • 柔らかトマトをシャーベットに 焼津の会社、廃棄品活用し開発

     焼津市の温泉旅館「蓬莱(ほうらい)荘」が設立した会社、ピオニエスはこのほど、柔らか過ぎて廃棄されるトマトを活用してシャーベットを開発した。インターネットで販売を始めたほか、5日からは静岡伊勢丹(静岡市葵区)で数量限定で売り出す。  ピオニエスは温泉水を活用して、藤枝市内のビニールハウスで「温泉美人トマト」を栽培している。年間生産量14トンのうち、1トン弱が果実が柔らか過ぎることから流通されないまま、廃棄しているという。  廃棄品の活用策として、これまでソースやジャムの材料として事業者に提供していたが、自社での製品化を模索していた。  味は温泉美人トマトの特徴の一つであるうまみを凝縮していて、

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  • 茶況(6月3日)磐田豊田が初上場 静岡茶市場 県産二茶

     静岡茶市場の県産二茶は、磐田豊田の荷が初上場した。磐田や浜松からも二茶が少量届き、前年よりやや安値で商談が成立した。  磐田豊田の品種はおおいわせ。来週以降に初倉や清水などからの上場量も増える見通し。  北遠地域の一茶が少量上場し、今期の取引を終えた。JA担当者は「生産量は多くないが、買い手に内容を評価してもらい価格はおおむね堅調だった」と振り返った。  鹿児島県本土物二茶は、さえみどりやゆたかみどりなどが上場。しっかりした取引が続いている。  藤枝 藤枝市茶振興協議会はこのほど総会を開き、朝比奈玉露や藤枝一香のブランド強化に向けた取り組みを進めていく方針などを確認した。  島田、金谷、川

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  • 「清廉潔白に仕事をしたら事業はうまくいかないのか」 フジ物産・山﨑伊佐子社長㊦【五郎丸歩が学ぶ~ビジネスの流儀~⑧】

     ラグビー球団の社長を目指す日本ラグビー界のレジェンド、五郎丸歩がさまざまな経営トップと対談する「五郎丸歩が学ぶ~ビジネスの流儀~」。前回に続いて、ゲストはフジ物産の山﨑伊佐子社長。ある日発覚したグループ会社の不祥事。再建を託された山﨑社長が目指したのは「清廉潔白」な企業でした。見事再建を果たし、今や年商130億。およそ半世紀もの間、黒字経営を続けるフジ物産には、会社全体で価値観を共有する目からウロコの経営術がありました。(進行/SBSアナウンサー 重長智子)  2005年に中小企業診断士として独立することを考えていた山﨑さんを、会社へと引き留める事件が起きました。  山﨑さん グルー

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  • 茶況(6月3日)初倉の生産本格化へ 静岡市中 静岡県産二茶

     静岡市中の静岡県産二茶は、来週以降に初倉の出回りが本格化する見通し。磐田や榛原などの工場も順次販売を始める予定で、買い手の関心が高まっている。  市中問屋は「需要の先行きは見通せないが、値ごろ品を一定量確保する」と話す。初倉の生産者は「上級品の引き合いは前年よりやや弱い。生産量は増やさない」と語る。  鹿児島県本土物二茶は、さえみどり、あさつゆなどの見本が届いた。郡部問屋は「鹿児島現地の生産量が膨らまない見通しから、相場もしっかりしているのでは」とみる。  藤枝 市場関係者によると、二茶の収穫が本格化するのは来週後半ごろからの見込み。  島田、金谷、川根 JA大井川金谷工場でわせ品種が出

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  • 浜名湖でハマグリ漁 アサリ不漁続き試験操業 5日から

     アサリの不漁が続いている浜名湖で、浜名漁協(浜松市西区)が5日から、ハマグリ漁の試験操業を始める。湖内のハマグリは増加傾向にあるとされ、漁師の新しい生業として期待する声が上がっている。  県は2013年、浜名湖のハマグリを漁業権魚種に指定した。これを受け、同漁協は資源量の回復を目指して禁漁としてきたが、近年は増加に向かっているとして、同漁協の採貝組合連合会などで漁の実施について検討を進めていた。  試験操業は6月に4度行う。1日の漁獲量は10キロ以内とし、県の規則でもある3センチ以上の貝のみの漁とすることを徹底する。渥美敏組合長は「調査を兼ねた試験操業になるが、アサリが取れない中、ハマグリを

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  • 車載オーディオ販売強化 ヤマハ、5社10車種以上に伸長

     ヤマハは、4月に発表した立体音響を体感できる車載オーディオ用の新技術について、自動車メーカーへの売り込みを強化する。このほど、浜松市中区の同社で行った報道陣向けの車載オーディオ体験会で、同社幹部が方針を明らかにした。  同社の車載オーディオシステムの採用実績は、既に販売している中国の2社5車種を含め国内外5社10車種以上に伸長している。本年度中に量産化し、数年後に20~30車種に増やす見通し。電子デバイス事業部の鳥羽伸和部長は「中国の販売、サポート拠点を強化して(車載オーディオ事業の)成長を加速させる」と話した。  全シートで臨場感を得られる同社の新技術は車内の天井やドア、耳元のヘッドレスト

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  • 焼津ならではキャンプ飯開発 10事業者、2月完成へ

     焼津市内の事業者が、地元の強みの一つ食品加工技術を活用し「キャンプ飯」を開発するプロジェクト(次世代の焼津ブランド創出協議会主催)が1日から始まった。参加事業者を公募し、選ばれた10事業者が、マーケティングや商品試作、パッケージデザイン製作を実施し、2023年2月末をめどに新商品を完成させる。1日に「焼津PORTERS」(同市中港)で事業者向けの説明会を開いた。  説明会では、同協議会に所属する「ナイン」(東京都)の渋谷太郎代表取締役、シーラックの望月洋平社長、焼津市の大本裕一経済部長、良品計画の石川雅人さんの4人でパネル討論をした。  良品計画でキャンプ事業担当を務める石川さんは、キャンパ

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  • 水素 気軽に使える社会に トヨタが可搬容器開発、裾野で実験

     トヨタ自動車とIT子会社のウーブン・プラネット・ホールディングス(東京)は2日、水素を供給するカートリッジの試作品を開発したと発表した。持ち運びや交換に便利な小型で、脱炭素につながる水素エネルギーを日常生活のさまざまな場面で気軽に使用できる社会の実現を目指す。  トヨタは利用時に二酸化炭素(CO2)を排出しない水素を将来の有力なエネルギーに位置付け、裾野市で建設中の次世代技術の実験都市「ウーブン・シティ」で実用化に向けた実証実験に取り組む。家電やパーソナルモビリティーの動力エネルギーなど幅広い利用を想定する。  カートリッジは直径約18センチ、全長約40センチの円筒形。満タンにした場合の重さ

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  • 静岡県、電子決済食事券を独自発行 25%上乗せ、飲食店支援

     静岡県は新型コロナウイルス感染拡大の影響で需要が落ち込んだ飲食店を支援するため、電子決済の「プレミアム付き電子食事券」を独自に発行する方針を固めた。購入額に上乗せするプレミアム率は25%で、販売総額は100億円規模になる見通し。2022年度一般会計6月補正予算案に関連費用を計上する。2日、関係者への取材で分かった。  1万円の食事券を購入した場合に、1万2500円分として利用できる。感染対策を適切に講じているとして、県がお墨付きを与えた「ふじのくに安全・安心認証制度」の認証店が対象。  食事券は電子決済のみで、スマートフォンなどの専用アプリから購入する。紙に比べて飲食店の事務負担やコストを軽

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  • セルロースファイバー入り複合樹脂 エフピー化成工業(富士)プラ使用削減、強度向上【静岡ものづくり最前線】

     天然植物由来のセルロースファイバーを51%以上含む複合樹脂を巴川製紙所(本社・東京都中央区)と共同開発した。紙製品として使用でき、プラスチック使用量の大幅削減につながる。リサイクル性能も高い。プラスチック資源循環促進法施行やSDGs加速で企業の対応が迫られる中、食器や雑貨、工業用品など多彩な用途で活用が見込まれる。  親水性のセルロースファイバーを疎水性の樹脂に混ぜ合わせることに各社が難航する中、水分を含ませずに攪拌(かくはん)する乾式特殊混練製法でセルロースを高い割合で配合することを可能にした。  ポリプロピレン100%に比べ、強度は最大2倍程度、耐熱性は約1・5倍、曲げ弾性率は4倍超に向

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  • GW人出483万人 静岡県内、本格回復ほど遠く

     静岡経済研究所がまとめたゴールデンウイーク(4月29日~5月8日)の集客動向調査によると、県内観光レジャー施設や主要イベント(計254カ所)の人出は延べ483万人で、前年より22・5%増加した。新型コロナウイルス感染拡大後、3年ぶりに移動制限のない大型連休だったが、コロナ前の2019年と比べると人出は半数程度に落ち込んだままで、観光・レジャーの本格回復にほど遠い結果となった。  地域別では、首都圏からの観光客増加で東部が19年比24・6%減だったのに対し、西部は浜松まつり(浜松市)が12万3千人と大きく落ち込んだ影響で同70・3%減となり、明暗が分かれた。  期間中のイベントやレジャー施設で

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  • 清水銀行 サステナブル投融資目標設定 累計3000億円

     清水銀行は2日、持続可能な開発目標(SDGs)の実現を目指す企業に対して、2021~30年度に累計3千億円の投融資を実行する「サステナブル投融資目標」を設定した、と発表した。  国のガイドラインに沿い格付け機関が環境への効果を評価する「しみずグリーンローン」やSDGs戦略の達成状況に応じて金利を優遇する「しみずサステナビリティ・リンク・ローン」などの商品を通じて、企業の社会貢献を後押しする。  21年度のサステナブル投融資実績は335件、154億円。同行は「取り組みを加速させ、地域経済の持続的発展に貢献する」(経営企画部)とした。

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  • 中小企業DI 4月は6・7ポイント上昇 静岡県内

     静岡県中小企業団体中央会がまとめた4月の景況調査(60組合回答)によると、景気動向指数(DI)は、全産業のDIが前月比6・7ポイント上昇のマイナス26・7だった。  業種別DIは、製造業が13・4ポイント上昇のマイナス23・3で、非製造業はマイナス30・0で前月と同水準。  「売上高は前年比で改善されているが、部品不足などで自動車業界の操業に不安がある」(金属製品製造業)「鋼材価格が上昇していて採算がとれない」(総合工事業)などの声があった。

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  • 原油価格高騰受け緊急融資期間延長 静清信金、9月末まで

     静清信用金庫はこのほど、原油・原材料価格の高騰を受けた緊急融資「原油価格上昇等対策支援資金」の取り扱いを9月30日まで延長すると発表した。  ロシアのウクライナ侵攻や円安による企業物価上昇に歯止めがかからず、先行きも不透明感を増している現状から、当初5月末までとしていた取扱期間を4カ月延ばした。  融資の上限は3千万円。利率は固定金利で年1・5%。融資期間は運転資金が5年以内、設備資金は7年以内とし、いずれも6カ月間の据え置きができる。

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  • 複業人材に静岡県東部PR 三島信金、都内でセミナー

     三島信用金庫は1日夜、地方企業の支援に関心のある首都圏の複業(兼業・副業)人材や企業経営者らを対象にしたセミナーを都内で開いた。8月5日に開催する静岡県東部中小企業のマッチング会の周知が目的で、約100人の出席者に県東部の魅力や地域活性化への思いを伝え、参加を呼び掛けた。  マッチング会を企画運営する地方創生会社「うさぎ企画」(長泉町)の森田創代表(48)は、新型コロナウイルス禍のテレワークの普及を踏まえ「東京にいなくても地方で仕事ができる時代」と指摘。伊豆地域や焼津市、長野県でのマッチング事例や、三島市の特色を説明し「東京から(新幹線で)40分の三島で、もう一人の自分を気軽に探してみません

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  • 人事=静岡トヨタ自動車(1日)

     総務人事部長(法人営業部長)取締役原田兆啓▽清水店長兼務を解く 中部営業部長新浪公彦▽法人営業部長(法人営業部法人営業1課長)大沢明▽バリューチェーン推進部長(バリューチェーン推進部関連事業課長)良知訓子▽清水店長(バリューチェーン推進部長)佐々木宏行

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  • 人事=芝浦機械(1日)

     CRE企画部長を兼ねる 法務本部長兼企業提携本部長兼経営企画本部副本部長兼秘書室長百々隆介

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  • 人事=ミダックホールディングス(6月29日予定)

     新任社外取締役監査等委員 浜松学院大学長俵山初雄

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  • スズキ印工場で水素需要など調査 山梨の企業と共同

     スズキは2日、「グリーン水素」の製造に取り組むやまなしハイドロジェンカンパニー(本社・甲府市、YHC)と、インド・ハリヤナ州マネサール工場で水素の需要量やコストに関する調査に取り組むと発表した。  再生可能エネルギーで発電した余剰電力を活用するシステムで、YHCの海外での調査は初めてという。  新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した本年度の国際実証事業の採択を受けた。事業期間は2023年3月まで。

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  • 茶況(6月2日)県西部二茶が初上場 静岡茶市場

     静岡茶市場に県西部の磐田と浜松の初荷が届いた。盛期の鹿児島県本土物二茶は約1万5000キロ上場し、問屋数社が荷を分けた。  県内産の上場量は860キロで、前年よりやや安値で取引された。県西部は今後、磐田豊田も出回る見込み。  鹿児島二茶の頴娃は1100~800円などで成立。知覧のさえみどりは1000円台前半の手合わせが多い。市中問屋は「水色などはおおむね良好。値段はやや高く感じる」と話す。  藤枝 ある生産者は事業承継や収益確保に向けて「茶園の基盤整備や集約化を進め、作業効率を向上させる必要がある」と話す。  島田、金谷、川根 茶商によると、島田地域の二茶取引は4日に始まる見込み。  榛原

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  • 高まる値上げ圧力 静岡県内スーパー各社、知恵絞る

     4月の全国消費者物価指数が13年ぶりの高水準を記録するなど家計の負担が増す中、県内スーパー各社が主力の食料品の価格対応に知恵を絞っている。原油や小麦、油脂類の価格高騰でメーカー側からの値上げ圧力は高まる一方で、各社はプライベートブランド(PB)導入や商材の産地変更など工夫を凝らしながら、顧客満足度の維持と収益確保に全力を挙げる。  「これだけのコスト増はリーマン・ショック(2008年)以来」。静鉄ストア(静岡市葵区)商品部の山口悟副部長はため息をつく。主産地の天候不順などを受け、ジャガイモやタマネギの他、うどんやパスタといった小麦関連品を昨春ごろから1~2割程度値上げした。買い物に訪れた同区

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  • 茶況(6月2日)選別買いの姿勢に徹す 静岡市中 県外産二茶

     静岡市中の県外産二茶取引は、鹿児島県本土物が中心。現地から届く見本の親値はしっかりしているため、買い手の多くは様子見姿勢を崩さず、選別買いに徹している。  鹿児島県茶市場静岡斡旋所に届いた鹿児島二茶はさえみどりやゆたかみどり、やぶきた、あさつゆなど。親値は2000円周辺から1000円前後とまちまちだった。  県外産二茶を毎年仕入れる郡部問屋は「高値基調で推移している。今後の雨天で様変わりする可能性があるため、買い時を見極めたい」と話す。  県内では二茶生産に向けた準備が進む。初倉の生産者は「引き合いは強くないとみて、量より質を重視してミル芽摘採を心掛ける」と語る。  藤枝 二茶の摘採時期を

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  • 大粒の「柿の種」にかつお節パウダー シーラック発売

     焼津市の水産加工食品製造販売シーラックは1日、大粒の柿ピー「節のたね」を発売した。柿の種の形がかつお節に似ていることに着目し、「港町焼津発の柿の種」をコンセプトに、1月ごろから開発を進めていた。  柿の種は3センチほどと従来品よりやや大粒で、かつお節パウダーをふりかけることで、あまじょっぱい風味となっている。パッケージは焼津をイメージした魚河岸柄で、縁起物とされるかつおの夫婦節を柿の種のイラストで表現している。  価格は162円(税込み)。静岡県内を中心にした量販店、駅売店、東名高速道のサービスエリアやパーキングエリアで販売する。

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  • 在宅ワーク癒やす緑の家具 コロナで新提案 静岡でKAGUメッセ

     静岡市駿河区のツインメッセ静岡で1日開幕した新作家具見本市「シズオカKAGUメッセ」は、静岡県内メーカー各社が新型コロナウイルス禍で広まった新しい生活様式に適した家具の魅力を提案している。新たな視点を盛り込みつつデザイン、使用感の両面で職人技を発揮し、顧客の取り込みに注力する。  バルバーニ(袋井市)は、観葉植物を植えられる屋内用のパーティションを開発した。仕切り板表面に小型のプランターを敷き詰め、水を循環させる。秋山浩二社長は「室内での作業時間が増える中、緑の力で少しでも安らいでもらえれば」と語る。  本県の代表的地場産業である家具業界は大型量販店の手頃な価格帯の商品などに押され、販売低迷

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  • 静岡県内企業、リモート併用が定着 新卒採用アンケート

     静岡県内主要企業の2023年春の新卒採用活動で、新型コロナウイルス禍で広まったリモート形式の面接が企業の間で定着していることが、静岡新聞社が1日までに実施したアンケートで浮き彫りになった。リモートを導入した企業は9割弱に上り、インターンシップ(就業体験)や県外の学生へのアピールに使う動きも目立つ。 ※画像をクリックするとPDFファイルをダウンロードできます。  調査は県内の主要100社に行い、90社が回答した。23年春に向けた採用選考は「リモートと対面を併用」が67社で最多。大手製造業中心の12社は「すべてオンラインで実施」と回答。サービスや小売など10社は対面重視の姿勢などから「活用し

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  • 静岡銀行が「ソーシャルローン」 新興国支援企業に5億円 

     静岡銀行は1日、アジアの新興国で少額融資などを手掛けるベンチャー企業の五常・アンド・カンパニー(東京)に5億円を融資するソーシャルローンの契約を結んだ。同社はインドに金融サービスを普及し、現地の生活を向上させる事業の資金として活用する。ソーシャルローンの適用は全国的に珍しい。  同社はインドやスリランカ、ミャンマーなど5カ国でマイクロファイナンスと呼ばれる少額融資や預金、保険、送金などを展開する。現地は地方都市に銀行が存在せず、起業したくても資金支援を得られないなどの問題を抱え、貧困から抜け出せない一因と指摘される。このため同社は良質な金融サービスを提供する態勢の構築を目指している。  静岡

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  • 焼津中央水産が民事再生を申請 負債総額5億円

     水産加工食品製造業の焼津中央水産(焼津市)は1日、静岡地裁に民事再生手続きの開始を申し立てたと明らかにした。負債総額は約5億円。冷凍冷蔵庫業の焼津冷凍(藤枝市)がスポンサーとして今後、事業を承継する子会社「中央水産」を新設し、現状通りに営業を続ける。  焼津中央水産は1977年の創業。主力商品「まぐろチャーシュー」「まぐろの浅炊き」などを県内土産物店や首都圏のスーパーに販売し、2004年3月期は売上高15億円を計上した。申立代理人弁護士によると、過去の工場建設や設備投資で過大な債務を抱えていたほか、新型コロナウイルス感染拡大の影響で22年3月期の売上高が約4億円に落ち込み、事業が継続困難にな

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  • 3月個人破産137件 2カ月ぶり減少 静岡商工データ

     民間信用調査会社の静岡商工データがまとめた3月の県内個人破産(手続き開始決定)件数は、前年同月比46件減の137件だった。減少は2カ月ぶり。  地区別では、東部が17件減の53件、中部16件減の49件、西部13件減の35件といずれも前年同月を下回った。同社は「新型コロナウイルス禍の影響が徐々に和らぐ一方で、物価高が顕著になってきている。破産件数の推移も先行きは不透明」と指摘した。

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  • 世界一の楽器見本市 ヤマハと河合が出展

     世界最大の楽器見本市「2022NAMM(ナム)ショー」が3日(日本時間4日)、米カリフォルニア州アナハイムで開幕する。約2年ぶりの開催で、県内楽器メーカーも出展し、アーティストや音楽業界関係者に製品と技術を紹介する。  ヤマハはメイン会場に約1400平方メートルの展示ブースを構える。コンサートグランドピアノ「CFX」やエレキギター「REVSTAR(レブスター)シリーズ」、電子ドラム「DTX10シリーズ」などの新製品を展示する。屋外特設ステージでは来場者向けイベントを行う。  河合楽器製作所はグランドピアノ「Shigeru Kawai」をはじめ、アップライトピアノやハイブリッドピアノ「NOVU

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  • 4月の清水港、輸出増 2カ月連続

     名古屋税関清水税関支署がこのほど発表した4月の清水港貿易概況(速報)によると、輸出は前年同月比10・3%増の1860億円と2カ月連続で増加した。輸入は38・4%増の1351億円と15カ月連続で伸び、差引額は509億円の輸出超過だった。  輸出は原動機(43・0%増)や自動車の部分品(27・4%増)、二輪自動車類(30・7%増)の増加が目立った。一方、無機化合物(47・2%減)などが減少した。輸入は魚介類・同調製品(65・4%増)や金属鉱・くず(2・9倍)、無機化合物(22倍)などが特に伸長した。  御前崎港は輸出が14・6%減の278億円と8カ月連続の減少。輸入は38・3%減の12億円と16

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  • 北斎の天井絵を再現 ローランドディー・ジー UVインクジェットプリンター使用

     ローランドディー・ジーは1日、葛飾北斎が岩松院本堂(長野)に描いた天井絵「八方睨(にら)み鳳凰(ほうおう)図」の高精細デジタル復原画制作で、同社のUVインクジェットプリンターを使用したと発表した。  NTT東日本などが推進する「分散型デジタルミュージアム構想」の一環として制作した。約300億画素の高精度データに対し、UVインク搭載の大判インクジェットプリンターを使用。紫外線を照射して、瞬時に硬化する性質を持つUVインクを重ねて印刷し、立体的に表現した。  復原画は2日から7月3日までの木~日曜日、NTTインターコミュニケーション・センター「ICC」(東京・新宿区)で開催される体験型美術展「D

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  • バイ・ふじのくに 川勝知事に事業報告 静岡伊勢丹社長

     静岡、山梨両県の地域経済交流事業「バイ・ふじのくに」の一環で静岡伊勢丹(静岡市葵区)で実施する物産展(6月4、5日)に先立ち、同百貨店の秋野孝三社長がこのほど、県庁に川勝平太知事を訪ね、同事業への取り組みを報告した。  同百貨店では6~9月の計6日間で、山梨県産のサクランボや桃を販売する。秋野社長は、10月以降に予定する長野、新潟両県の特産物販売会を説明し、「静岡で成功を収め、交流事業の範囲拡大につなげたい」と語った。

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  • 茶況(6月1日)数量・単価、前年下回る 静岡茶市場 県産一茶

     静岡茶市場が1日発表した5月31日までの県内産一番茶の累計取扱数量は、前年同期比2・7%減の769トン、平均単価は7・8%安の1559円だった。数量・単価共に前年を下回った。  中山間地や遅場所の産地で生産量の前年割れが目立った。ドリンク関連の需要が弱かった点も取扱量減少の一因となったという。相場面では高価格帯の荒茶の引き合いが弱く、コワ葉化による品質低下などが重なっておおむね軟調だった。       ◇  静岡茶市場の1日取引は鹿児島県種子島二茶が約3500キロ上場した。500円台の成立が増えている。  藤枝 販売店は、夏場に向けて冷茶として味わえる商品のPRを強化している。  島田、金

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  • 人事=ヤマハ発動機(1日)

     カスタマーエクスペリエンス事業部企画戦略部長(YMUS出向)林洋介

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  • スズキ 湖西工場(第1工場)3日間生産停止 部品供給不足で

     スズキは1日、半導体などの部品供給不足のため、今月3、6、13の計3日間、湖西市の湖西工場(第1工場)の操業を終日停止すると発表した。軽自動車の「スペーシア」「ハスラー」「ワゴンRスマイル」の生産に影響する。  同社は5月にも、半導体不足や中国・上海の都市封鎖の影響で、磐田市の磐田工場の操業を計3日間停止した。部品供給の不安定な状況が続いている。

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  • 株主総会特別警戒本部設置 静岡県警、230人態勢

     企業の株主総会シーズンに合わせて静岡県警は1日、株主総会特別警戒本部(本部長・河合竜司刑事部長)を組織犯罪対策課に設置した。30日までの1カ月間、県内28署を含む230人態勢で、暴力団や総会屋による不法行為の取り締まりと総会当日の警戒に当たる。  同課によると、6月中に株主総会を開く県内企業は42社。このうち、32社から警察官の派遣要請を受けている。集中日は29日で、14社が開催する予定。  コロナ禍で規模を縮小したり、リモート開催したりする企業もある中、県警は前年と同様の態勢を組んで状況に即した対応を徹底する。近年は県内で目立ったトラブルは起きていないという。  同課前に大沢健二郎次席が看

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  • 採用「増やす」35% 2023年春新卒 静岡県内主要90社

     静岡新聞社が1日までに県内主要企業に実施した2023年3月卒業の新卒採用計画のアンケートによると、22年春より採用を「増やす」とした企業は昨年5月の調査と比べて4ポイント上昇の35%だった。22年5月までに内定(内々定)を出した企業は7割強に上り、新型コロナウイルス禍からの業績回復を背景に企業の採用活動が活発化し、選考も早期化している現状が浮かんだ。  調査は5月中下旬に、県内に拠点を置く主要100社に実施し、90社から回答を得た。新卒採用予定数を「前年並み」と回答した企業は前回調査比3ポイント上昇の50%と最多。「減らす」は9ポイント下降の1%、「検討中」は11%だった。  採用を拡大する

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  • 茶況(6月1日)特徴ある良品 選別買いか 静岡市中県産二茶

     静岡市中の県産二茶取引は、2日に相良から荷が届く見込み。序盤は例年同様、水色や香りなどに特徴がみられる良品の選別買いに徹する問屋が多いとみられる。  5日以降は、早場所各産地からの入荷が進む予定。市中の中堅問屋は「全体の仕入れ数量は増えない見通しだが、ミル芽は前年並みに仕入れる」と話す。初倉の生産者は「梅雨時期の品質低下を懸念している。摘採を急ぐ」と話す。  藤枝 市場関係者によると、茶価の低迷に伴い、二茶の後半の生産見合わせを検討している茶園があるという。  島田、金谷、川根 茶業関係者は「朝晩の冷え込みで芽伸びが思うように進まず、二茶摘採は若干遅れそう」と予測する。  榛原、相良 生

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  • 3年ぶり 家具の祭典 KAGUメッセ 静岡で開幕

     新作家具見本市「シズオカKAGUメッセ2022」(県家具工業組合主催)が1日、静岡市駿河区のツインメッセ静岡で開幕した。県内の家具メーカーなど38社が出展し、細部までこだわり抜いた職人技とデザイン性が光る作品を披露する。3日までは業者商談日、4、5の両日は一般公開する。  新型コロナウイルスの影響で開催は3年ぶり。机やいす、県産材を使った木製道具箱のほか、マスク収納ケースなどコロナ禍に対応したインテリア雑貨も紹介している。期間中は優れた家具を選んで顕彰する「シズオカ・カグ・アワード」も開く。  県家具工業組合の塩川達也理事長は開場式で「3年ぶりに新しい一歩を踏み出すことができる。静岡の家具の

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  • 運動する人にお勧め ヘルシーたんぱく弁当発売 遠鉄アシスト

     スポーツクラブ事業などを手掛ける遠鉄アシスト(浜松市中区)は4日から、「高たんぱく&低脂質弁当」を遠鉄ストア全33店で期間限定で販売する。体づくりに必要なタンパク質を1食で1日当たり推奨量の約7割に当たる44グラム摂取できる。脂質は9グラム以下、熱量は500キロカロリー以下に抑えた。  皮を剝ぎ取った鶏胸肉のグリルをメインに、ゆで卵や十五穀米のほか、ブロッコリーやアスパラガスなどの野菜を盛り付けた。同社スポーツクラブ「エスポ」の専属トレーナーと栄養士が監修し、仕出し弁当の「竹泉」が製造する。  エスポ袋井(袋井市)の筋力トレーニングマシンのリニューアル(1日)に合わせて弁当を企画した。エスポ

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  • 「ムーンロード」一杯いかが? 東伊豆でクラフトビール販売

     東伊豆町観光協会は31日、6月から町内の酒販店で販売する協会独自のパッケージのビールをお披露目した。  観光協会が企画し、伊東市の宇佐美麦酒製造が商品化した。東伊豆の海洋深層水で仕込んだ「ゴールデンエール」を使用。刺し身や煮付けなど多彩な魚料理にマッチするという。  パッケージに描かれた「ムーンロード」は、町内から臨む月の光が海面に反射することで「月の道」のように見えることに由来している。町内では満月に願いがかなうという「月の道」の光景が人気で、「ムーンロードクラフトビール」として売り出したい意向だ。  協会常任理事の近藤純司さん(64)は「カジュアルなデザインなので、ぜひ『月の道』の景色と

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  • 食品紙袋バッグに 浜松の企業など3者がスクラム

     浜松市内の企業など3者が不用品に新たな価値を加えて再生する「アップサイクル」のトートバッグを製作し、1日発売する。中区のソース製造「鳥居食品」が購入した砂糖や塩の業務用紙袋を同区のトートバッグ専門ブランド「ルートート浜松オフィス」(本社・東京都)が企画し、北区の引佐草の根作業所が製品に仕上げた。  鳥居食品で廃棄したり、ごみ袋として使ったりしている空き袋の再利用を図った。袋のしわ取りや裁断、裁縫は引佐草の根作業所の利用者が手作業で行った。ルートート商品の特徴のポケットをはじめ、袋に記載された社名や商品名、イラストを生かすなどデザイン性にもこだわった。  鳥居食品の鳥居大資社長は「年間800袋

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  • 物価上昇「実感」9割 ガソリン、電気など上位 家計圧迫浮き彫り

     静岡経済研究所が31日発表した物価上昇による県内消費への影響に関する調査で、商品やサービスの値上がりを実感している回答者は約9割に達した。値上がりを実感する品目としては、ガソリン・灯油や電気・ガス料金、小麦製品が上位に挙げられた。1日から、さらなる商品値上げに踏み切る企業も多く、家計を徐々に圧迫している様子が浮き彫りになった。  商品やサービスについて「多くが大きく値上がり」とした回答は38・8%で最多。次いで「多くが値上がり」が33・4%、「一部が値上がり」11・4%、「一部が大きく値上がり」6・1%の順だった。一方で「特に感じない」は10・3%にとどまった。  品目別では、ガソリン・灯

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  • 見た目は木…でも不燃材 CNF使用の新塗料開発 焼津の岸萬塗装

     焼津市浜当目の塗装業「岸萬塗装」がセルロース・ナノファイバー(CNF)を混ぜた塗料を使い、鉄やアルミなどの表面に木目調の塗装を施す技術を開発した。見た目には木と変わりがない不燃材を、建築現場を中心に展開することが可能になった。  塗料は木の粉やCNFを一定の配合で混ぜて作った。CNFを入れることで、塗装した際に木の粉が分散する効果をもたらし、ざらざらと木の表面のような質感を実現した。木目調のシートを貼り付けた場合に比べて、劣化に強いという。  同社は建材や産業用機械への塗装を中心に展開しているが、新型コロナウイルス禍で収益が激減。事業の「第三の柱」を構築したいと、1年半ほど前から開発を進めて

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  • チルド麺「焼津かつお塩味」 東洋水産が発売、市長に報告

     東洋水産は6月1日から、焼津産かつお節を100%使用したチルド麺「昔ながらの中華そば焼津かつお塩味」を発売する。昨年10月発売の「焼津かつお醤油(しょうゆ)味」に続く第2弾。同社の柴田充康静岡支店長が30日、焼津市役所を訪ね、中野弘道市長に発売を報告した。  新商品はのどごしの良い細麺に、かつお節のうまみを利かせた塩味のスープを合わせたのが特徴。焼津市のやいづワークプロジェクトマネージャーを務める三浦愛さんと、焼津水産高の生徒が商品開発に協力した。  報告の後、三浦さんらが新商品を試食した。同高3年の安孫子春美さん(17)は「焼津になじんだかつおだしの味が再現できた」と語った。中野市長は「こ

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  • 人事=トヨタユナイテッド静岡(6月1日)

     管理本部長委嘱(管理統括ユニット長委嘱)取締役副社長執行役員大杉淳▽トヨタ営業本部長兼法人営業本部長委嘱(営業統括ユニット長兼営業統括ユニット地域支援統括部長委嘱)取締役専務執行役員鈴木康一▽トヨタ営業本部副本部長委嘱新規事業キャンプ場事業担当(営業統括ユニット営業支援統括部長兼営業統括ユニット地域支援統括部東部地区営業部長委嘱)取締役専務執行役員望月紀之▽管理本部副本部長委嘱(管理統括ユニットクルー支援統括部長兼人づくり部長委嘱)取締役常務執行役員池谷孝永▽レクサス本部長兼法人営業本部副本部長委嘱(営業統括ユニット地域支援統括部長兼レクサス営業統括部長委嘱)取締役常務執行役員沼野正善▽トヨ

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  • トクラス 好みのパーツ選択 化粧台の新製品発売

     住宅設備メーカーのトクラス(浜松市西区)は1日、カウンターなど好みのパーツを組み合わせる洗面化粧台の新製品「AFFETTO Vessel Bowl(アフェット ベッセルボウル)」を発売する。  カウンターは木質を基材にしながら、耐水性、耐湿性を重視して新たに開発した「TENOR―W(テノールW)」を採用した。人造大理石素材だった従来品に比べ、石油由来の樹脂使用量を約70%削減し、約50%の軽量化を図った。販売価格はD600オープンタイプW1650が税抜き50万8700円。

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  • 株主提案を否決 スクロール

     スクロールは31日、定時株主総会を開き、株主が提案した自身を取締役とする選任案と自己株式の取得案を否決した。同社が提案した取締役の選任など4議案は原案通り可決した。

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  • 光産業創成大学院大 ビジネス審査 募集開始 

     光産業創成大学院大(浜松市西区)は1日から、光技術を応用した独創的な事業計画を表彰するビジネスコンテスト「フォトニクスチャレンジ」を募集する。応募は8月31日まで。  全国のベンチャーや中小企業が対象。最優秀ビジネス賞、同チャレンジ賞の各1社に賞金100万円、県内中小企業を対象にした優秀賞に30万円を贈り、入学金を免除する。オブザーバー賞(賞金30万円)も表彰する。  7月14日までに応募すると、同大教員から助言を受けた上で再提出できる。書類選考通過者を対象に同大教員が事業計画作成を支援する期間を設け、来年2月28日に最終審査を行う。  瀧口義浩学長は「長期的な視野から、社会課題の解決につな

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  • 静清信用金庫 夏季資金融資扱い 6月1日~8月31日

     静清信用金庫は1日、夏季資金融資の取り扱いを始める。8月31日まで。  使途は仕入れや決済、賞与支払いなどのための運転資金。限度額は特に定めず、金利は個別審査で決める。返済は5カ月以内で分割または一括。

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  • ヤマハ自己株式 13万8600株処分

     ヤマハは31日の取締役会で、譲渡制限付き株式報酬として自己株式13万8600株を処分することを決めた。6月21日付で総額は7億4705万4千円。執行役6人に8万4600株、国内非居住者を除く執行役員9人に5万4千株を割り当てる。

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  • ガス電気支払期限 6月分まで延長 サーラエナジー

     サーラエナジーなどは、コロナ禍で支払期限延長措置を取っていたガスと電気料金について、2022年6月検針分まで拡大すると発表した。生活福祉資金貸付制度を使い、一時的に支払い困難の人に20年2月~22年5月分の支払いを1カ月猶予してきたが6月分も対象にする。

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  • 2月景気動向指数 3カ月ぶりに改善 静岡県発表

     静岡県が発表した2月の景気動向指数(CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比2・2ポイント上昇の99・5と、3カ月ぶりに改善した。基調判断は「足踏みを示している」として、8カ月連続で据え置いた。  輸入通関実績(清水港分)や鉱工業生産指数(総合)、百貨店・スーパー販売額など5項目がプラスに寄与した。第3次産業活動指数(総合)と人件費比率(製造業)がマイナスに作用した。  数カ月先の景気を映す先行指数は0・4ポイント上昇の115・9と、5カ月連続の上昇となった。

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  • 人事=SBSマイホームセンター(22日予定)

     代表取締役社長 川端浩之▽退任 代表取締役社長川村正行

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  • ハローワーク浜松管内 4月有効求人1・15倍

     ハローワーク浜松が31日発表した管内(浜松、湖西市)の4月の有効求人倍率(実数値)は1・15倍で、前年同月を0・19ポイント上回った。  1倍を超えるのは10カ月連続。雇用情勢は製造業を中心に、ほとんどの産業で改善傾向が見られる。依然ウクライナ情勢や新型コロナウイルスなどが及ぼす影響は不透明で、ハローワークは不安定要素を注視する。  4月の有効求人数は前年同月比8・6%増の1万4501人で、12カ月連続で前年同月を上回った。有効求職者数は9・3%減の1万2598人で、11カ月連続で前年同月を下回った。  産業別の新規求人数は製造業が同9・8%増の741人、卸・小売業は31・3%増の520人。

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  • 「こらっしぇ」稲取漁港直売所 営業時間延長

     東伊豆町の稲取漁港直売所「こらっしぇ」は6月から、閉店時間を1時間延長して午後4時にする。5月の大型連休中に通算のレジ通過者が30万人を超え、担当者は一層の誘客を目指す。  直売所は町役場前に2019年にオープンした。キンメダイをはじめとした鮮魚や、煮付けとひものなどの加工品を豊富にそろえる。ニューサマーオレンジなどのかんきつ類も多数並び、農産品も人気を集めている。  日が長くなった夏場の午後3時以降に訪れて残念がる客が多く、9月末までの閉店時間延長を決断した。来訪増を見越して商品も充実させる。  森田健司店長(39)=伊豆漁協=は「ブランドの『稲取キンメ』の発信拠点として、より多くの人に来

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  • 有効求人倍率 掛川管内1・14倍 雇用改善傾向続く

     掛川公共職業安定所(ハローワーク掛川)がまとめた管内(掛川、菊川、御前崎の3市)の4月の有効求人倍率(実数値)は、前年同月比0・30ポイント上昇の1・14倍だった。1倍台は6カ月連続で、雇用環境の改善傾向が続いている。  新規求人数は6・9%増の1160人。業種別では、製造業が13・3%増の281人。食料品や化学工業が伸長した半面、自動車関連などの輸送用機械器具は27・3%減と減少した。建設業は5・0%減の151人、医療・福祉は6・4%減の234人といずれも一服感がみられた。  ハローワークの担当者は「原材料や燃料の価格が高騰しているが、全体を見れば経営や雇用に与える影響は今のところ限定的な

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  • 4月有効求人1・02倍 ハローワーク磐田管内 4カ月連続下落

     磐田公共職業安定所(ハローワーク磐田)が31日発表した4月の有効求人倍率は1・02倍と前月を0・08ポイント下回った。4カ月連続の下落。  新規求人倍率は1・53倍で、0・33ポイント下降した。担当者は「全体的に需要は回復基調にあるが、原材料価格や輸送コストの上昇が利益を圧迫するなど、業績の下振れ要因が増え、求人に慎重になっている企業があるとみられる」と分析した。  産業別の新規求人数は、製造業が前月比23・8%減の384人。このうち輸送機器は35・3%減の97人だった。半導体不足や原材料・燃料価格の高騰に加え、中国でのロックダウンによる大手メーカーの生産停止などの影響を受けた。  一方、人

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  • 伊豆にギョーザ自販機 にしはらグループ 売り上げの一部寄付

     飲食店「餃子の一番亭」を展開するにしはらグループ(三島市)は31日、冷凍ギョーザの自動販売機を伊豆市小立野のうさぎ薬局修善寺店に設置した。売り上げの一部は地域の社会貢献活動に寄付する。  うさぎ薬局修善寺店は地元飲食業者のキッチンカーを誘致する取り組みなどを展開している。伊豆市のNPO法人「NPOサプライズ」が仲介した。  にしはらグループの西原洋平社長は「たくさんの人に使ってもらい、地域に恩返しできれば」と期待。薬局の加治亜世代表は「地域の盛り上げに貢献したい」と話した。

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  • 人事=鈴与商事(6月1日)

     代表取締役副会長(代表取締役社長)加藤正博▽代表取締役社長法人営業本部長委嘱(専務法人営業本部長委嘱)伊藤正彦▽くらしサポート企画部・くらしサポート販売部担当を解く 専務ガス事業・ボトルウォーター事業担当、ボトルウォーター営業部担当、くらしサポート本部長委嘱山本浩孝▽新規事業開発部・GX企画部担当を解く 専務経営企画部・アグリ事業部担当、経営戦略本部長委嘱太田和彦▽常務エネルギーソリューション統括、エネルギーソリューション企画販売部担当を兼ねる 取締役石油事業担当、法人営業統括部・産業燃料販売部担当大野裕之▽取締役新規事業開発部・GX企画部担当、GX企画部長委嘱(GX企画部長)水野正信▽取締

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  • 茶況(5月31日)買い手は県産二茶に関心 静岡茶市場

     静岡茶市場の鹿児島県本土物二茶は約2000キロ上場した。買い手は今月上旬に生産が本格化する県産二茶のミル芽に関心を寄せつつある。  鹿児島県本土物の親値は1000円周辺が多い。市中問屋は「品質はおおむね安定している」と話す。      ◇  伊藤園は30日、茶飲料などの希望小売価格を、10月1日から値上げすると発表した。ペットボトルの「お~いお茶」600ミリリットルの価格は、税別140円から160円にする。  物流費や容器などの資材価格高騰が理由。キリンビバレッジも30日、「生茶」525ミリリットルの希望小売価格を税別140円から160円に引き上げると発表している。      ◇  藤枝 

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  • 牧之原チャレンジビジネスコンテスト 7月31日まで受け付け

     牧之原市は1日から、同市の地域資源を活用したビジネスプランを競う「牧之原チャレンジビジネスコンテスト」の募集を開始する。全国各地のスタートアップ(新興企業)を発掘、支援し、連携を深めることで地域経済の活性化につなげる狙い。  全国各地の事業者が対象。市の産業や観光資源を活用したアイデアのほか、市内事業者と連携したビジネスプランを募る。地域との親和性や新規性、成長性などを審査の基準とし、書類やオンライン上のプレゼンを経て、10月に最終結果を決める。賞金は大賞100万円、準大賞30万円など。  エントリーの受付は7月31日まで。市のホームページから応募可能。問い合わせは市商工観光課<0548(5

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  • 夏季需給対策で節電求める 静岡県

     静岡県は31日、6~9月の夏季電力需給対策を公表した。県民、事業者に対し、日常生活や経済活動に支障が生じない範囲で省エネ、節電への協力を要請する。例年と同様、使用電力量削減の数値目標は設定しない。  政府が今夏の電力供給の余力を示す予備率について、全国で最低限必要な3%を確保できるとの見通しを示しているため。ただ、来年1、2月が厳寒となった場合、中部圏で予備率3%を下回るとの政府の予測を踏まえ、県は「省エネ、節電への意識を高めてほしい」(エネルギー政策課)と求める。

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  • 静岡県産煎茶、ドバイに商機 「急須で一服」富裕層にヒット

     アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで近年、緑茶が人気だ。中でも急須で入れる煎茶が好まれていて、県内の製茶業界も注目している。日本貿易振興機構(JETRO)ドバイ事務所は取引の拡大を視野に、同静岡事務所(静岡市清水区)に県内向けの輸出説明会の開催を打診。6月にオンラインセミナーを初めて開催する。  「ロンドンの高級百貨店ハロッズを通じ、1キロ7万円の日本茶を買ったドバイの知人がいる」。8年前から現地に煎茶などを輸出する男性(60)は話す。  ドバイにも欧州発の日本ブームの波が到来。男性は多いときには年間1千万円を売り上げた。チョコレート好きが多く、イスラム教徒はアルコールを飲まないため、お茶へ

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  • 茶況(5月31日)県産二茶 磐田から初荷 静岡市中

     静岡市中の県産二茶は、磐田から初荷が届いた。品種物のかぶせで、商談は前年よりやや安値で成立した。鹿児島県本土物二茶はさえみどりなどが取引された。  磐田や初倉などは、今週中に稼働する工場が増える見通し。坂部や榛原は、6日以降に生産を始める工場が多い。坂部を扱う市中のあっせん業者は「天候次第だが、生産が本格化するのは10日以降の予定」と話す。  鹿児島県本土物二茶は、さえみどり、やぶきた、あさのかなどの見本が届いた。  藤枝 生産者は二茶の単価低迷を警戒し「ミル芽で摘採するなど質を高めたい。取引の序盤が大切になる」との見方を示した。  島田、金谷、川根 指導機関によると、島田地域の二茶は一茶

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  • 4月の静岡県内求人1・27倍 2カ月連続全国上回る

     静岡労働局が31日発表した県内4月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0・03ポイント上昇の1・27倍で、全国値(1・23倍)を2カ月連続で上回った。  単月の1倍台は15カ月連続。製造、卸売・小売業、宿泊業などで採用意欲が堅調に推移し、有効求人数は0・6%増の6万7356人と6カ月連続で増加した。  石丸哲治局長は県内雇用情勢は改善しているとしつつ、「原材料高騰の影響で企業からは利益率が落ちているとの話も聞く。非製造業も含め、今後の雇用動向を注視する」と述べた。  業種別の新規求人数は宿泊・飲食サービス業が前年同月比31・3%増、運輸・郵便業が28・2%増と伸長した。企業の生産回復を背景に

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  • 世界初 マーガレット×ローダンセマム 新品種開発に成功

     静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センター(東伊豆町)は30日、同じキク科のマーガレットとローダンセマムを交配した新品種の開発に成功したと発表した。同センターによると、この2種の交配は世界初。「ビジューマム」と命名され、県産の花卉(かき)ブランドの強化の一助として期待される。  フランス語で宝石の意の「ビジュー」と、キク科の愛称「マム」を合わせた造語から名付けられた。新品種は「ローズクオーツ」と「ガーネット」の2種類で、ともに1~6月に開花する。ローズクオーツはピンク色で半八重咲き、ガーネットは赤色で一重咲きの花をつけ、コンパクトで鉢植えや花壇での栽培に適しているという。  ローダンセマムの耐

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  • KAGUメッセ、生活様式の変化反映 6月1日、静岡市で開幕

     新型コロナウイルス感染の影響で中止が続いていた新作家具見本市「シズオカKAGUメッセ2022」(県家具工業組合主催)が6月1日、静岡市駿河区のツインメッセ静岡で始まる。地場のメーカーを中心に38社が在宅勤務に適した小型机などコロナ禍によって変化した生活スタイルに対応した新製品を出品する。  3年ぶりの開催となる今回のキャッチフレーズは「お久しぶりです。KAGUメッセです。」。家具産地の伝統技術やデザイン性を県内外から訪れる来場者に発信する。3日までは業者商談日。4、5の両日に一般公開する。一般公開日は「駿河の家具・インテリア展」も同時開催する。  ■伝統つなぎ 暮らし提案/静岡県家具工業組

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  • 株主総会、収益強化や企業統治注目 静岡県内、3月期決算上場企業

     静岡県内に本社や主要生産拠点を置く3月期決算の上場企業の株主総会が、31日のスクロールからスタートする。6月中旬に本格化し、29日に13社が集中する。原材料高騰や円安が継続する中での収益強化策や、4月の東京証券取引所の市場再編に伴う企業統治の推進など、海外市場を視野に持続的な成長を模索する各社経営陣の発信力が注目される。  2022年3月期は新型コロナウイルス禍の影響が前年より緩和し、県内関連の多くの上場企業が増収増益を果たした。一方で、23年3月期は調達コスト増を織り込んで最終減益を見込む企業が目立つ。  22年3月期連結決算が3年ぶりの増収増益となったヤマハは、アジア市場での販売強化な

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  • 浜松市 空き店舗補助利用増 対象拡大、制度変更

     浜松市が中心街などの空き店舗対策として進める出店者への事業費補助制度の利用が、ここ数年伸びている。対象を拡大するなど利用しやすい環境を整えたことが要因の一つとみられる。本年度は既に申請や相談が想定を大幅に上回り、5月補正予算案で関連費用1千万円を追加した。コロナ禍で空き店舗が増える中、制度を利用した人気店も生まれた。市は中心街の活性化に向けて事業者支援をさらに進める。  ゆりの木通り商店街(中区)にあるスイーツのテイクアウト専門店「はちみつスイーツアトリエ」。はちみつ専門店「長坂養蜂場」(北区)の2号店として2021年3月に開店した。はちみつソフトクリームを本店以外で楽しめるとあって多くの

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  • 函南西瓜出荷始まる 目ぞろえ会 甘さ、申し分なし

     函南町特産の「函南西瓜(すいか)」の出荷が始まり、30日には生産者が等級の基準を確認する目ぞろえ会がJAふじ伊豆の函南営農経済センター(函南町)で開かれた。今年は天候不順で出荷が遅れたものの、例年通りの甘いスイカが育っているという。7月まで2玉入りの2万5千ケースが県内外に出荷される。  函南西瓜は甘みが強く、しゃりっとした歯ごたえが特徴。生産者8人が函南西瓜組合を構成し、約7ヘクタールの農地で栽培を続けている。目ぞろえ会ではJAの検査員が病害虫や傷などの外観、たたいた音で分かる実の詰まり具合、置いた時の傾き―などで判別する「秀」「優」「良」の等級基準を説明した。  同組合の芹沢清孝組合長(

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  • お茶テーマに「祭」 新静岡セノバ各店舗で販売、19日まで

     静岡市葵区の商業施設「新静岡セノバ」で30日、お茶をテーマにしたイベント「茶祭」が始まった。施設内の各店舗がお茶を使った飲食料品などを販売する。6月19日まで。  県内の茶専門店は特設ブースを設け、市内産の新茶を使ったティーバッグ「セノバティー」などを販売している。4、5の両日には人工知能(AI)を使って来店者の脳波や表情を分析し、お勧めの茶を提案するサービス「テクノロティー」を実施する。  7日は休館。問い合わせは新静岡セノバ<電054(266)7500>へ。

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  • 4月の有効求人倍率1・27倍 静岡県内

     静岡労働局が31日発表した2022年4月の県内有効求人倍率は、前月比0・03ポイント上昇の1・27倍だった。全国値を2カ月連続で上回った。

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  • 事業承継実績 大幅増を報告 静岡県ネットワーク会議

     公的な事業承継の支援機関「県事業承継・引継ぎ支援センター」は30日、2022年度の県事業承継ネットワーク全体会議を静岡市葵区で開いた。21年度の相談・成約件数が20年度から大幅に増加したことなどを報告した。  親族内承継に関する相談数は前年度比25・2%増の447件。第三者や従業員など親族外承継の相談数は70・9%増の448件に伸びた。このうち約半数の202件は譲渡希望の相談で、前年度から約2倍に急増した。全体の成約件数は全国5位の94件。  譲渡希望の相談の急増について、同センターの清水至亮統括責任者は「事業承継への意識が確実に高まっている」と話した。  22年度の活動方針として、県内民間

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  • ヤマハ排熱発電ユニット 1・9%のCO2排出削減実証

     ヤマハなどは30日、自動車排ガスの熱エネルギーから発電できる「排熱発電ユニット」をガソリン車両(排気量2000cc)に搭載した初の実証実験で、1・9%の二酸化炭素(CO2)排出量削減効果を確認したと発表した。ユニット配置場所の最適化で最大3・1%の改善を引き出せるという。脱炭素社会の加速を受け、乗用車や長距離走行の商用トラックなどへの搭載を視野に今後販促する。  ヤマハは昨年3月、ユニットの軸となる、世界最高出力で最大サイズの熱電発電モジュール「YGPX024」を開発。モジュールの上下面の温度差を利用して電力を取り出す仕組み。  今回の実験では、同モジュール4基を排ガス用と冷却水用の熱交換器

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  • ポリ容器の洗浄能力増強 鈴与エコプロダクツ 袋井に第2工場

     ポリ容器の洗浄リユース事業などを手掛ける鈴与エコプロダクツ(菊川市、鈴木忠彦社長)は、4月に施行されたプラスチック資源循環促進法による需要増を見据え、処理能力を増強する。袋井市の袋井事業所に第2工場を整備し、2030年までに年間300万本のポリ容器の処理態勢を構築する。  大手外食チェーンや食品工場から出る業務用食器洗剤などの空容器を回収して高圧洗浄を施し、洗剤メーカーに戻して再利用するシステムを展開している。ポリ容器は内部に廃液が残り、破砕処理も難しいため、多くの場合は一度使われただけで焼却処分されていた。リユースで容器1本当たりの二酸化炭素(CO2)排出量(30・2キログラム)を半分以下

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  • スズキ世界生産4.6%減 4月四輪 国内工場停止響く

     スズキが30日発表した4月の四輪車実績によると、海外と国内を合わせた世界生産は前年同月比4・6%減の25万3714台で、2カ月連続で前年同月を下回った。半導体などの部品供給不足に伴う国内の生産減が響いた。車両供給不足に伴い、世界販売も7・3%減の23万345台と9カ月連続で減少した。  国内生産は15・1%減の7万289台。半導体不足と中国・上海のロックダウン(都市封鎖)に伴う部品供給不足で、湖西(第1、第2)、磐田、相良の各工場が2日ずつ終日操業を停止した。  海外生産は0・1%増の18万3425台とほぼ横ばい。主力のインドは1・6%減ったが、半導体不足などのため前年が低水準だった反動でハ

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  • 静岡鉄道、2年ぶり黒字確保 3月期、交通・レジャー回復基調

     静岡鉄道が30日発表した2022年3月期連結決算は、新型コロナウイルス禍で落ち込んでいた鉄道・バスの利用者数やホテル稼働率が回復基調にあることから、経常損益は11億2000万円の黒字(前年は23億3800万円の赤字)、純損益は10億2700万円の黒字(前年は37億1100万円の赤字)と、2年ぶりに黒字を確保した。設備投資や販売活動費を抑えたことも寄与した。  売上高は、自動車販売事業でメーカーの減産による新車販売台数減少などが響き、前期比4・0%減の1498億4100万円だった。  事業別売上高は、交通が4・6%増の116億2800万円。不動産は開業10周年を迎えた新静岡セノバの増収で、23

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  • 冠婚葬祭のイズモ 社長に鈴木悦也氏

     冠婚葬祭業のイズモ(浜松市中区)は30日までに、鈴木育恵社長(63)が退任し、新社長に鈴木悦也専務(46)が昇格した。鈴木育恵氏は顧問に就いた。  社長交代は5月1日付。鈴木悦也氏は同市北区出身。1999年に出雲殿(現イズモ)に入社し、冠婚部葬祭部統括部長などを経て2018年から同社と出雲殿岡崎法人(愛知県岡崎市)の専務。イズモ社長就任に伴い、20年から務めてきた同岡崎法人社長職は退き、再び専務に就いた。  イズモは21年11月に社名を出雲殿浜松法人から変更した。

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  • 茶況(5月30日)磐田二茶初上場 静岡茶市場

     静岡茶市場の県外産二茶は、約1万2500キロ上場した。県内産は磐田地区から31日初荷が届く見通し。  鹿児島県種子島二茶は700円台から500円台の手合わせが多い。ある市中問屋は「来週以降は、出回りが増える県内産の仕入れに注力する」と語る。       ◇  世界緑茶協会は21日から、県産新茶を味わうプチ講座を静岡市駿河区のしずおかO-CHAプラザで開く。同内容の講座を7月1日まで全12回開催する。  県内で収穫された新茶を急須でいれて水色や香りを楽しむ。定員は各回4人。同協会ウェブサイトから申し込む。受講無料。  問い合わせは同協会<電054(654)3700>へ。  藤枝 茶価の低迷が

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  • 茶況(5月30日)静岡市中 県産二茶 来週 取引本格化

     静岡市中の県産二茶は一部工場から出回り始め、取引の本格化は来週の見通し。買い手はミル芽の良品に関心を寄せている。  初倉や相良、榛原などでは、今週から来週にかけて摘採を始める工場が増える予定。牧之原地域の生産者は「園相は良く、満足のいく荒茶を作れそう」と話す。郡部問屋は「量販店向け商材の引き合いは堅調。前年並みに仕入れたい」と話す。  鹿児島二茶はさえみどりやゆたかみどりなどの見本が届いた。あっせん業者は「まだ高い印象がある」と語る。  静岡茶市場には午前10時現在、県外産二茶7400キロが上場した。  藤枝 早場所の茶園を中心に、二茶摘採前の最後の防除作業が進む。  島田、金谷、川根 二

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  • 茶況(5月29日)県産二茶需要限定、適期摘採へ

     静岡市中では今週から、県内産二茶が出回る。需要が限られるという観測が広がる中、売り手は適期摘採を進めていく。  ドリンク関連の仕入れは、一茶取引に続き膨らまないとの見方が強い。市中問屋は「急激な物価上昇がマイナス要素となり、リーフ茶の引き合いも強くない」と話す。  一茶の下値が600円周辺で終わったことで、前年と比べて初値は安くなる。JA静岡経済連は採算が見込めない場合、生産計画の見直しや中止も検討すべきとしている。牧之原地域の生産者は「ミル芽良品の需要は一定量あるが、後半の販売状況は見通せない」と話す。  藤枝 ある生産者は「高齢化に加え、単価の低迷や生産コストの上昇で厳しい状況が続く。

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  • 茶況(5月28日)日本茶アワード出品募る 6月20日まで

     日本茶インストラクター協会などは6月20日まで、消費者目線で魅力ある茶を顕彰する「日本茶アワード2022」への出品茶を募っている。  普通煎茶、深蒸し煎茶、ほうじ茶、ウーロン茶など12部門を設け、専門家による審査でプラチナ賞などの入賞茶を選ぶ。さらに消費者による人気投票を行い、日本茶大賞を決める。  日本茶アワードのウェブサイトから必要書類をダウンロードして申し込む。問い合わせは日本茶アワード2022実行委員会事務局<電070(5454)1827>へ。      ◇  静岡市中は県外産二茶を手当てする買い手が少なく、閑散としていた。静岡茶市場には鹿児島県種子島二茶が約900キロ上場した。  

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  • 岳鉄応援「発車メロディー」 吉原駅で自動放送開始【音源あり】

     富士市の岳南電車(通称・岳鉄)は同社初の自動放送装置を吉原駅に整備し、発車メロディーと音声案内の放送を始めた。今泉小児童が作った応援歌と、同市出身でバンド「DATSUN320」のボーカル川口カズヒロさんの楽曲を採用した。同駅で記念セレモニーが開かれ、来場者に音声が披露された。  ※記事下の動画枠で発車メロディーが聴けます。  沿線の玄関口となる吉原駅の魅力向上のため、クラウドファンディングの支援金を活用した。発車メロディーは2曲を十数秒にアレンジし、発車時にどちらかを流す。鉄道タレント響丈さんが声を担当した音声案内は、電車到着前や注意喚起、発車時、特別列車「ナイトビュープレミアムトレイン」用

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  • 全席ブース型の個室美容室開店 静岡「フォルテ ステラ」

     静岡県内外で美容室を展開するフォルテ(静岡市葵区)は26日、全席ブース型個室美容室「フォルテ ステラ」を同区紺屋町にオープンした。  個室は五つ。1日あたりの入店客数の上限を16人とし、回転率を下げることで慌ただしさを抑え、顧客がリラックスできる環境を創出する。頭部全体を湯で包んで洗う「頭浸浴(とうしんよく)」を県内で初めて導入したほか、人工知能(AI)を活用し、顧客個々に似合う髪形を提案する。月、火曜定休。  

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  • 輸出型企業 円安継続で収益増見通し 1ドル115~126円想定

     為替相場で歴史的な円安が続く中、輸出型の静岡県内上場企業各社は2023年3月期の通期業績予想で、根拠となる想定為替レートを個別に定め、円安効果を織り込んだ収益増を見通す。静岡新聞社の集計では、1ドル115~126円の範囲内で一定の円安継続を見込む。大半の新興国通貨に対しても円安で推移するとみられ、各社は各国為替の推移をにらみつつ、新型コロナウイルス禍から回復基調にある海外からの上乗せを狙う。  工作機械のエンシュウは、ドルを前期比約9円増の120・8円、ユーロを0・8円増の131・3円と設定した。受注環境改善を好材料に販売増を掲げ、今期の営業利益は66%の大幅増を見込む。同社は国内金融機関の

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  • 神谷聰一郎さん死去 元静銀頭取、静岡商議所会頭 88歳

     元静岡銀行頭取で静岡商工会議所会頭などを務めた神谷聰一郎(かみや・そういちろう)氏が11日、死去した。88歳。葬儀は家族のみで行った。  慶大経済学部卒。1956年静岡銀入行。取締役東京支店長、常務、専務を経て93年から6年間、第8代頭取を務めた。邦銀の中でいち早くディスクロージャー(情報開示)に取り組み、地方銀行屈指の収益力水準に育てた。バブル経済下でも堅実経営を貫き、95年には米格付け会社から邦銀最高の格付けを獲得。財務内容の健全性が高く評価された。  会長時代の2001年から05年までは静岡商工会議所会頭を務めた。経済界の立場から旧静岡、清水両市の合併推進を働き掛け、中小企業支援などに

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  • 産業祭り開催へ 裾野市商工会総会

     裾野市商工会は25日、通常総会を同市生涯学習センターで開いた。コロナ禍で2年連続中止となった産業祭り「市民のふれあいフェスタすその」を感染対策を徹底した上で開催するなど、2022年度の事業計画を決めた。  渡辺康一会長は「経済効果が期待されるトヨタ自動車のウーブン・シティ建設で、岩波地区の再開発も本格的に動き出す。市の発展に向け、(中心的な)ハブ部品の役割を果たしたい」とあいさつした。22年度は経営革新支援に加え、地方の中小企業で顕在化している後継者不足に対応した事業承継支援を強化する。  同商工会の会員数は730人。市内の全商工業者に占める組織率は56・6%で、同60%を目標に新規会員を募

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  • 浜松周辺企業44社 6月就職フェア 新卒対象、オンラインで

     浜松市は湖西市、磐田市や地元経済団体、信用金庫、大学と協力し、新卒者の域内就職を図る「インターンシップ・オープンカンパニーフェア」を6月18日午前10時からオンラインで開く。オンラインイベントシステムGALIMOを使い、3市の企業44社が参加する予定。学生は各企業のブースにアクセスし、ウェブ面談をしたり動画や資料を閲覧したりできる。  今後フェア参加企業のインターンシップ(2日以上の就業体験)やオープンカンパニー(会社説明会など1日以内のプログラム)に参加して報告書を提出した学生には、浜松市が千円分のギフト券を交付する。詳細は就職転職支援サイト「JOBはま!」で掲載している。

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  • ICT事業者の交流拠点開設 静岡市葵区にビズフライト

     経営コンサルティング業のビズフライト(静岡市葵区)は26日、情報通信技術(ICT)を活用して経営革新を図る事業者向けの交流拠点SOUZOU BASE(ソウゾウベース)を、同区のペガサートに開設した。  スマートフォンアプリ開発業やウェブ販売を手掛ける製造業などの異業種企業が商品・サービスをアピールし合い、技術開発や新サービス考案につなげる。同社ウェブページの問い合わせフォームから利用申し込みできる。利用料は当面無料。  県のICT関連の補助金を使って開設した。幾田諭史代表は「自由な発想を持ち寄り、今までにないようなアイデアを生み出す場にしてほしい」と話す。

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  • 茶況(5月27日)1000円台前半の親値で取引 静岡茶市場 県外産二茶

     静岡茶市場の県外産二茶は、鹿児島県本土物が約6500キロ上場した。親値は1200~1000円周辺が多かった。  鹿児島二茶の品種はさえみどりやゆたかみどりなど。ある市中問屋は「値が高い。手を出しやすくなるのは来週以降」と見通す。  ◇  アパレル業のビーミングライフストアbyビームス新静岡セノバ店(静岡市葵区)はこのほど、茶の魅力を発信するイベント「お茶する? ビーミング流お茶のススメ」の試飲会を開いた=写真=。  葵区の製茶問屋のかねはち茶園と平岡商店、包装資材メーカー吉村(東京都)が粉末茶や茶器などをPRした。  試飲会は28、29の両日にも新静岡セノバで開く。かねはち茶園の鈴木篤社長は

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  • とてつもなく高い目標「チャレンジングなことするため」 フジ物産・山﨑伊佐子社長㊤【五郎丸歩が学ぶ~ビジネスの流儀~⑦】

     ラグビー球団の社長を目指す日本ラグビー界のレジェンド、五郎丸歩がさまざまな経営トップと対談する「五郎丸歩が学ぶ~ビジネスの流儀~」。今回のゲストは、フジ物産の山﨑伊佐子社長。年商130億、およそ半世紀黒字経営が続く総合商社。「チャレンジングなことをすることで、気づき、結果につながる」と、新規事業に挑戦し続ける企業には、社員の潜在能力を引き出す驚きの経営術がありました。(進行/SBSアナウンサー 重長智子)  静岡市清水区に本社を構えるフジ物産は1957年、マグロ船の燃料販売からスタート。今では水産物の販売やウナギの養殖・加工、太陽光発電やガソリンスタンドといったエネルギー事業、さらにはキャ

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  • 島田市「あそぼうけん」発行 宿泊に観光に、6月から販売

     島田市は27日、市内の宿泊や観光体験に使用できる共通クーポン券「島田であそぼうけん」を6月から販売すると発表した。  個人や少人数旅行者の需要を喚起し、コロナ禍で落ち込む市内経済の活性化を図ることが目的。1枚千円で2千円分使用でき、最大5枚まで購入可能。事業費は2千万円で、国の交付金を活用する。利用対象は今後発表するが、市内のホテルの宿泊や市観光案内所で紹介中の体験メニュー、「島田の緑茶観光」のメニューなどに使えるという。  販売開始日は第1期が6月10日、第2期は9月1日。いずれも利用期間は11月30日まで。観光サイト「旅する大井川」内の専用ページから申し込む。

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  • プレミアム付き商品券発行計画 小山町商工会が総会

     小山町商工会はこのほど、本年度の通常総会を町健康福祉会館で開いた。消費拡大を目的としたプレミアム付き商品券「おやま元気プレミアム地域振興券」発行を盛り込んだ事業計画案を承認した。あいさつに立った小野寛幸会長は町が制定した中小企業・小規模企業振興基本条例に触れ、「行政や関係機関と連携、協調して事業所を盛り上げ、地域経済の活性化に努める」と述べた。  事業計画の重点項目には、伴走型支援による事業者の経営力強化やデジタル地域通貨導入に向けた調査研究を盛り込んだ。  地域振興券はプレミアム率20%で、10月に販売開始予定。

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  • 中小1~3月期 DI9.4ポイント下落 日本公庫静岡支店

     日本政策金融公庫静岡支店がまとめた1~3月期の県内中小企業動向調査によると、景況感を示す業況判断指数(DI)はマイナス12・9と、前期(2021年10~12月期)に比べて9・4ポイント下落した。新型コロナウイルス禍に加え、原油・原材料価格の一段高などが響いたとみられる。  製造業は前期の0・0からマイナス13・9に下落した。非製造業は6・7ポイント下落のマイナス12・3。製造業は紙・紙加工品や電気機械など、非製造業は運送、飲食宿泊などと、それぞれ大半の業種で景況感が悪化した。  当面の経営課題は「売り上げ・受注の停滞、減少」が39・0%で最多。「原材料高」の27・7%、「求人難」の13・5%

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  • 専務理事に千葉氏 島田掛川信用金庫

     島田掛川信用金庫は27日、千葉靖史常務理事(65)=写真=が6月1日付で専務理事(代表理事)に昇格する人事を発表した。代表権を持つ理事は市川公会長(71)、伊藤勝英理事長(68)と合わせて3人になる。  千葉氏は1979年島田信金入庫。人事部長、常務理事合併準備委員長などを歴任した。日本大卒。島田市出身。

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  • 工場立地49件 静岡県4位 2021年、コロナ禍で低水準続く

     経済産業省が27日発表した2021年工場立地動向調査によると、静岡県の立地件数は49件、立地面積は72ヘクタールで、都道府県別ではいずれも4位だった。  件数は20年比で5件減った一方、面積は8ヘクタール増加した。20年の全国順位は件数が3位、面積は5位だった。新型コロナウイルス禍の影響で20年に続いて全国的に設備投資が落ち込み、コロナ禍前と比べ立地件数は低水準で推移した。県企業立地推進課によると、22年は資源高などで不安定な経営環境が続くものの、企業立地の引き合いは堅調だという。  21年の業種別内訳では、輸送用機械器具が最多の10件。食料品、金属製品が各7件と続いた。地区別では西遠17件

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  • 前年度事業を報告 静岡県商工会連合会

     静岡県商工会連合会(前沢侑会長)は26日、2022年度の通常総会を静岡市駿河区のホテルで開いた。会員企業のデジタル化支援を担う人材育成事業、各商工会の組織力強化支援など21年度事業を報告した。  新型コロナウイルス下の資金繰り相談対応窓口の取り組み成果なども説明した。前沢会長は「コロナ禍やウクライナ情勢に伴う原材料費高騰など、中小企業を取り巻く環境は依然厳しい。各商工会と連携し、会員の期待に沿えるよう尽力する」とあいさつした。  

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  • 全国信金協 社会貢献賞に静岡県内2信金 浜松いわた、三島

     全国信用金庫協会が27日までに発表した地域発展への貢献活動を表彰する第25回信用金庫社会貢献賞で、「Face to Face賞」に浜松いわた信金、「地域活性化しんきん運動・優秀賞」に三島信金が選ばれた。浜松いわた信金は、小中高や大学生、新入社員などを対象にした出張型の金融教育セミナーや、中学生の職場体験学習前に行うマナー講座といった地域の人材育成事業が評価された。足掛け15年にわたる金融教育セミナーは、若年期から経済観念を身に付ける重要性を呼び掛けている。  三島信金は、高校新聞部に取引先の中小企業の取材を委託し、同世代に発信する「まち・ひと・しごと新聞」の発行事業を2017年から展開。今年

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  • 人事=SBSメディアビジョン(6月21日予定)

     代表取締役社長(取締役)中村善重▽取締役 原木雅雄、松浦康弘▽退任 代表取締役社長細沢道生、取締役伊藤充宏、谷口智康、監査役勝間田雅仁

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  • 木材チップ業者の株式取得 TOKAI、需要拡大へ増産体制

     TOKAIホールディングスは27日、エネルギー事業子会社のTOKAI(静岡市)が、産業廃棄物処理や木材チップ製造などを手掛けるウッドリサイクル(岐阜県下呂市)の全株式を取得する契約を結んだと発表した。6月中に完全子会社化する方針。株式の取得価額などは非公表。  ウッドリサイクルは木造建築物の解体や街路樹の剪定(せんてい)などで出る廃材や木の枝葉を受け入れ、粉砕処理をして年間約3千トンの木材チップを製造する。近年は二酸化炭素(CO2)排出量が少ない木質バイオマス発電の燃料として、引き合いが強まっている。  TOKAIは木材チップのさらなる需要拡大を見据えて増産体制を確立し、販路拡大を図るほか、

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  • 児童生徒の栄養補給支援 天神屋「ジュニアアスリートむすび」

     弁当・総菜販売の天神屋(静岡市駿河区)が6月10日まで、スポーツに取り組む児童生徒の効率的な栄養補給を支援する「ジュニアアスリートむすび」を県内28の同社全店で販売している。  マグロやチーズといった疲労回復に効果的なタンパク質を豊富に混ぜた「甘辛まぐろチーズ」など全3種類。いずれも130円。

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  • 人事=エンチョー(6月1日)

     静岡中部ブロック長(ジャンボエンチョー清水鳥坂店長)丹沢道哉▽ジャンボエンチョー清水鳥坂店長(静岡中部ブロックチーフマネージャー)坪井俊人

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  • 金高騰 土肥金山「世界一の金塊」の価値は?【NEXT特捜隊】

     「金の価格が上がっています。『世界一』といわれる伊豆市の土肥金山の金塊の時価は今、どのくらいでしょうか」  ロシアによるウクライナ侵攻のニュースが伝えられ、不安定な世界情勢を実感する日々。食材など生活に身近な品が値上がりする中、金の価格も高値で推移している。「そういえば伊豆市の土肥金山には『世界一の金塊』があるが、時価はどうなったのだろう」。気になっていたところ、読者の疑問に答える静岡新聞社「NEXT特捜隊」に、静岡市の30代主婦から「どれだけ価値が上がっているのでしょうか」との疑問が寄せられ、土肥金山へ車を走らせた。   一時22億円 警備を強化    伊豆市唯一

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  • 山林維持へMTB疾走 ヤマハ発社員ら 森町に専用施設手作り

     森町三倉の山林に今春、マウンテンバイク(MTB)の専用施設「ミリオンペタルバイクパーク」がオープンした。ヤマハ発動機社員らでつくる同好会「森マウンテンバイククラブ」が1年以上かけて、手作業で一から作り上げた。適度に人の手を入れることで森林の機能を維持しつつ、中山間地のにぎわいづくりにつなげる。  「ヤマザクラやコナラなどが並び、雰囲気が素晴らしい」―。2020年秋、フォレストツーリズムのイベントで現地を訪れた同クラブ部長の小倉幸太郎さん(47)は多様な植生に魅了され、パーク開設を思い描いた。自分たちの手でMTBを楽しめる環境をつくるのが長年の夢だった。  山林所有者で町森林組合の甚沢万之助組

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  • 茶況(5月27日)炭疽病増加へ 注意呼び掛け

     静岡県病害虫防除所は6月の病害虫発生予察情報で、炭疽(たんそ)病の増加に対する注意を呼び掛けている。  5月中旬の巡回調査は、平均発病葉数が平年を大きく上回る結果だった。特に静岡市北部や川根で発生が目立った。6月は気温が平年比でやや高く、降水量は平年並みかやや多いと予想され、炭疽病の発生を助長する恐れがあるという。  例年発病する茶園では、二茶の萌芽(ほうが)期から開葉期にかけて防除する。もち病への警戒も必要としている。           ◇  静岡市中では鹿児島県本土物二茶が取引された。親値は2000円台から1000円周辺が多い。あっせん業者は「多少高くても水色が良い品の引き合いはある」

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  • 修善寺プリン 地元産食材にこだわり イズバウンド(伊豆市)【静岡ものづくり最前線】

     地元産食材の使用にこだわり、全て手作りで提供する「修善寺プリン」。こくのある甘さが若者を中心に人気で、店舗を構える伊豆市の修善寺温泉街のにぎわい創出に一役買っている。  市内の伊豆鶏業から仕入れる卵は、こだわりの飼料を使っていて臭みがないのが特徴。カラメルソースも手作りしている。賞味期限は短くなるが、添加物と保存料を使わないことで子どもでも安心して食べられるようにしている。  器は修善寺温泉街の観光スポット「竹林の小径」にちなんで輪切りの竹をイメージした。現在は6種類を販売していて、伊豆の国市産のイチゴ紅ほっぺや沼津市産の戸田塩など、トッピングもできる限り県内産食材を使用する。伊豆を舞台

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  • 芝浦機械 最終黒字 成形機の販売受注好調

     芝浦機械が26日発表した2022年3月期連結決算は、純損益が37億2500万円の黒字(前年は28億9800万円の赤字)。射出成形機の販売が好調な北米や、押出成形機の受注が堅調な中国などを中心に設備投資需要の回復が進み、2年ぶりの最終黒字となった。  為替が円安に振れたことで利益率が改善し、経常利益は前期比4・2倍の45億4400万円だった。  売上高は前期比16・3%増の1077億7700万円だった。事業別では、成形機が17・5%増の755億5400万円、工作機械が13・0%増の235億7200万円。成形機は、北米で進む自動車向け射出成形機の油圧式から電動式への切り替えで需要が増加し、工作機

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  • 本社と本店営業部 5風来館に移転 静岡東海証券

     静岡東海証券は30日、本社と本店営業部を静岡市葵区呉服町のテナントビル「5風来館(ごふくかん)」に移転する。  現在、本社などを置いている同区本通の共同名義ビルが老朽化で7月に解体されるため、約400メートル東の繁華街へ移る。ビル解体後の跡地利用は未定という。  5風来館では6階に総務などの本社機能を置き、接客応対などの営業は7階で行う。

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  • 光制御で顕微鏡能力向上 浜松ホトニクス、脳研究へ応用期待

     浜松ホトニクスは26日、空間光制御デバイス(SLM)を使って神経細胞などを観察できる「2光子励起蛍光顕微鏡」の識別能力を約20%向上する技術を確立したと発表した。従来より細かく観察できるようになり、脳機能研究や腎臓病の原因解明への応用が期待されるという。  SLMは顕微鏡で使うレーザーの光を自由な形に反射できる。同社は顕微鏡のレンズや観察する試料によって生じる光のひずみに対し、SLMを光学部品と組み合わせてより適正に補正する方法を見いだすことに成功した。  浜松医科大と2009年から共同研究を進めている技術。顕微鏡に使う部品として、3年以内の製品化を目指して開発を進める。

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  • 保育園事業の運営会社買収 ミダックHD

     ミダックホールディングス(HD)は26日の取締役会で、保育事業を営むラブタイネイバー(東京都)の子会社化を決め、同日付で全株式を取得した。  取得価格は非公表。ラブタイネイバーは東京都世田谷区で英語教育を行う保育園を運営する。ミダックHDは環境教育の導入を視野に同園を運営する。

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  • 人事=ローランド・ディー・ジー(6月1日)

     生産本部SCMオペレーション部長(グローバルセールス&マーケティング本部セールス&SCMオペレーション部長)法月優  ※セールス&SCMオペレーション部をグローバルセールス&マーケティング本部から生産本部に移管し、SCMオペレーション部に改称する。

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  • 生産者に寄り添う経営 役員大幅減など組織改革も 鈴木文雄/JAとぴあ浜松経営管理委員会会長【聞きたい】

     コロナ禍に伴う需要減で経営に苦戦する農家が増える中、生産者ファーストの視点で、安心安全な農産物の販路拡大支援に努める。さらに2023年度から役員定数を49人から17人に減らすなど組織の抜本改革も進める。  ―就任から約2年。課題は。  「農業振興施策として生産と販売の拡大を図るため、20年から農業振興助成事業を3年間、年1億円の予算で実施している。しかし、ロシアのウクライナ侵攻もあって農業資材が高騰し、生産者は打撃を受けている。国や県に農業支援を働きかける」  ―4月に発足した県内最大規模のJAふじ伊豆をどうみるか。  「よく比較をされるが、それほど意味はない。規模の大小ではなく、要は利益を

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  • 人事=静岡スバル自動車(26日)

     管理本部長兼務を解く 代表取締役社長鈴木孝典▽専務管理本部長(取締役)伏見民生▽取締役販売促進本部長(執行役員社長付部長)杉山元生▽取締役地区統括本部長(執行役員地区統括本部副本部長)林芳浩▽常勤監査役(専務販売促進本部長)大沢一洋▽管理本部副本部長を兼ねる 執行役員社長特命事項担当兼管理部長橋本靖▽執行役員販売促進本部副本部長を兼ねる 新規事業開発部長宮崎慎矢▽新任監査室長 長沢仁志▽退任 取締役大沢一洋、同佐藤昭夫、執行役員榎田茂、同杉山元生、同林芳浩、同小林正人  ※社長直轄に監査室を新設する。

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  • スマホ決済ポイント還元 浜松市、9月に コロナ禍飲食店支援で

     浜松市は9月、コロナ禍で厳しい経営が続く市内の飲食店を支援するため、スマートフォン決済サービスで支払った飲食代金をポイントで還元する「1億円ポイントバックキャンペーン」を行う。ポイントでの還元キャンペーンは初めて。鈴木康友市長が26日の定例記者会見で発表した。  対象は「d払い」と「楽天ペイ」。対象店舗で支払った際にその場で抽選を行い、最大で全額分がポイントで還元される。1~3等を設定し、還元率は1等が100%。還元ポイントは上限を設定する予定。市か県の認証店では1等の当選確率が2倍になる。  市は飲食代金を抽選で上限5万円まで還元する「1億円キャッシュバックキャンペーン」を第4弾まで実施し

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  • 茶況(5月26日)鹿児島二茶 水色を評価 静岡茶市場

     静岡茶市場の県外産二茶は、鹿児島県本土物が約8000キロ上場した。前日と比べて数量が増える中で、水色の良い品を評価する買い手がみられた。  頴娃と知覧のゆたかみどりやさえみどりが取引された。親値は1300円台から800円台とまちまち。生産が本格化し、週明け以降に数量が膨らむ見通し。  市中問屋は「全体的に内容は良い。値段はややしっかりしている感があるので、今後の相場動向を見極めたい」と話す。種子島二茶はさえみどりやあさのかなどが約2500キロ上場した。  ◇鹿児島県茶市場(キロ・円)  ▽煎茶上場四一、八〇二キロ        一、八三九   四九三  (平均一、〇一五)  藤枝 藤枝市

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  • 新プロジェクト始動へ 浜北商工会総代会 交流会や認定事業

     浜北商工会はこのほど、2022年度通常総代会を浜松市浜北区の浜北文化センターで開いた。22年度中の始動を予定するにぎわい創出事業と認定事業の新プロジェクト2件について、井口恵丞(けいすけ)理事が地元商工業者らに説明した。  にぎわい創出事業の「浜北ざわざわプロジェクト」(仮称)は、商業施設サンストリート浜北から岩水寺までの浜北北部エリアでイベントや交流会を開く。地域の魅力を市内外に広め、移住促進にもつなげる狙い。  認定事業の「浜北“グッドジョブ”プロジェクト」(仮称)は、浜北や周辺地域で展開される商品とサービスが主な対象。講習を受けた商工会役員らが有識者も交え、持続

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  • 次世代植物工場が完成 水耕ホウレンソウを量産へ 沼津市原地区

     三菱電機グループの菱電商事(東京)と農業ベンチャーのファームシップ(同)の合弁企業「ブロックファーム」(沼津市)は26日、同市原地区に建設した次世代型大規模植物工場の完成式を行った。閉鎖型の人工光植物工場としては世界初の水耕栽培ホウレンソウの量産に取り組み、年間最大千トンの生産を見込む。  工場は国道1号沿いに立地し、敷地面積2万平方メートル。鉄骨2階建て、延べ床面積7600平方メートルと世界でも有数の規模。約100人の新規雇用を予定する。種から成長した苗を栽培用パネルに植え替える作業や、LED照明が並び、約5メートルの高さがある水耕栽培棚へのパネルの上げ下ろしなど、収穫を除く多くの工程で機

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  • 茶況(5月26日)初倉や磐田 6月上旬出回り 県産二茶

     静岡市中は、問屋数社が県外産二茶の手当てに動いた。県内産二茶は6月上旬に初倉や磐田の出回りが本格化する。  鹿児島県本土物二茶は、ゆたかみどりやさえみどりなどが取引された。水色や香りに特徴がある上級品を少量購入した市中問屋は「鹿児島に出張して、現地でも商談を行っている。市中では目立った特徴のある荷を購入する」と話す。  県内二茶は一部の工場が月末に生産を始めるが、6月初めから摘採予定の早場所産地が多い。牧之原地域の生産者は「芽伸びを促す夜温と適度な降雨に期待したい」と話す。  藤枝 ある生産者は管理する茶園のうち3分の1程度の範囲で茶樹を更新するため、二茶生産は行わないという。  島田、金

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  • 富士市 中小2DI横ばい 1~3月期 原材料高、不安のぞく

     富士商工会議所がこのほどまとめた富士市の中小企業業況調査によると、2022年1~3月期の景気動向指数(DI)は主要3指標のうち、業況と売り上げが横ばい、採算は下降した。コロナ不況に加え、原油をはじめとする原材料高、ウクライナ侵攻の影響への不安がのぞく。  今期のDIは、業況がマイナス27・8(前期マイナス24・7)、売上高がマイナス12・7(同マイナス13・0)、採算がマイナス33・6(同25・4)だった。業種別では、製造業や小売業が3DIとも上昇した。一方で、サービス業は3DIとも下降した。建設業は業況は下降し、売上高は上昇と割れた。  来期予測は、サービス業は3DIとも上昇を見込んだが、

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  • 焼却施設の廃熱 昆虫養殖に利用 ミダックなどが研究

     ミダックホールディングス子会社で産業廃棄物処理業のミダック(浜松市東区)は25日、輸送用機器製造の斎藤精機(同)、富士市で昆虫養殖を手掛けるオールコセイ(東京都)などと連携し、食用コオロギの養殖に取り組むと発表した。焼却施設の廃熱を利用した飼育方法などを研究する。  養殖コオロギのブランド化を目指し、3社に食用昆虫などを研究する東京農大バイオロボティクス研究室を加え、「ふじのくにi―SEC」を組織した。  コオロギの飼育には室温を30~35度に保つ管理が必要で、ミダックは富士宮市の焼却施設から、オールコセイの養殖施設「富士ファーム」へ蓄熱材による熱輸送を通じた脱炭素化を進める。旋盤や切削加工

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  • EV、自動運転に照準 横浜で展示会 静岡県内企業が提案

     国内最大規模の自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展」(自動車技術会主催)が25日、横浜市のパシフィコ横浜で始まった。電気自動車(EV)や自動運転車などの開発が急速に進む中、県内に本社や主要拠点を持つ約20社が国内外の企業と共に、次世代車に対応した新技術を発信した。27日まで。  変速機メーカーのジヤトコは、2020年代半ばに市場投入予定のEV向け駆動ユニット「eアクスル」を初披露した。佐藤朋由社長は30年に年間生産500万台を目指す方針を示し、「競争力のある商品を展開し、今後間違いなく進む電動化時代に対応していく」と強調した。  エフ・シー・シーは、クラッチ製造で培った加工技術を生かし、

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  • 手のひらサイズの本格的電子楽器 27日発売 ローランド

     ローランドは小型電子楽器「AIRA Compact(アイラ・コンパクト)」を27日、発売する。本格的なエレクトロニック・ミュージックを奏でることができる。小型化とシンプルな操作性にこだわり、開発した。  ドラムやベースの音を作り出すビート・マシン「T―8」、コード・シンセサイザー「J―6」、マイク接続が可能で音声を加工するボイス・トゥウィーカー「E―4」の3機種を用意した。それぞれの組み合わせも可能。  サイズは「T―8」が幅約19センチ、奥行き約11センチ、高さ約4センチなど。国内外の初年度販売予定は3機種で3万5千台。オープン価格で、3機種とも2万2千円前後を想定する。

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  • 夏のボーナス微増 物価高で増額感乏しく 静岡経済研予想

     静岡経済研究所が25日発表した県内民間企業の2022年夏のボーナス予想は、1人当たりの支給額が前年比0・8%増の38万300円と試算した。新型コロナウイルス禍の影響を受けた生産活動が持ち直しつつあるものの、原材料価格の高騰やサプライチェーン(供給網)の混乱が企業収益の押し下げ要因になり、微増にとどまると見込んだ。  昨夏は当初マイナス予想だったが、その後に0・1%増に修正したため、3年連続増加となる。ただ担当者は「各企業は人材確保のためにも支給額を上げざるを得ないだろうが、増額率が物価上昇率に届かない恐れがある。増えた感覚が乏しいボーナスかもしれない」と指摘した。  規模別では、従業員30人

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  • 農業経営や就農支援 静岡県がセンター開設

     静岡県は25日、県農業経営・就農支援センターを静岡市葵区に設置した。農業法人設立や事業継続計画(BCP)策定を専属スタッフが後押しするほか、新規就農相談窓口も備えて担い手確保につなげる。  県は2018~21年度、農業経営相談所を設けて営農支援を行ってきた。本年度は国の補助を受けて就農支援機能を加えた同センターを立ち上げた。  農業者は各地の農林事務所を通じ、経営課題を相談できる。就農希望者は営農技術や中古設備関連の情報提供、専門スタッフの助言による伴走型支援を受けられる。  県担当者は「JAなどと連携しながら、農業経営改善につなげたい」(農業戦略課)と話す。

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  • 工務店などを紹介 静銀が新サービス イエールと協業

     静岡銀行は25日、住宅ローン関連サービスを手掛けるiYell(イエール、東京都)と協業で、ハウスメーカーや工務店などを紹介する新サービス「建てピタ しずおか」を始めた。  昨年10月に協業に関する基本合意を結んだ同社との具体的取り組みの第1弾。サービスは約1カ月間、試行的に導入し、6月末の正式展開を予定する。  住宅購入を検討する個人に静岡銀が行う住宅ローンの借入見積もり診断に合わせ、イエールは資金計画や要望に即したハウスメーカーや工務店を紹介する。サービスを利用して購入が成約すると、成約金額の1%の祝い金を贈る。

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  • くらふとなま第3弾 「香る純米生酒」27日発売 花の舞

     花の舞酒造(浜松市浜北区)は27日、「くらふとなまシリーズ」の第3弾となる「香る純米生酒」を発売する。ボトル缶入りで原料米は県産米100%。華やかな香りと米のうま味を調和させ、甘口に仕上げた。  同シリーズは昨年5月に「純米生酒」を全国発売。今回は箱詰めの3本セットも売り出した。カジュアルなイメージを重視し、昨年9月に発売した「ワイン酵母仕込み生原酒」のラベルのデザインを黒からグリーンに変更した。  「香る純米生酒」は180ミリリットルで税込み298円。3本セットは894円。年間5万本の出荷を見込む。

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  • 茶況(5月25日)鹿児島二茶4000キロ上場 静岡茶市場

     静岡茶市場の県外産二茶は、鹿児島県本土物が約4000キロ上場した。来週以降に産地が出そろい、上場量が増える見込み。  鹿児島二茶は頴娃や知覧から届いた。26日は約8000キロ上場する。種子島二茶はくりたわせやさえみどりなどが取引された。  県外二茶について、郡部の中堅問屋は「上級品の仕入れ予定数量は少ない。中盤以降の相場が読みづらいが、安くてもコワ葉化が進んだ荷の仕入れは控える」と話す。市中問屋は「県内産二茶の生産量が伸びない見方がある。県外産の仕入れは例年並みに行う」と語る。  藤枝 販売店の関係者によると、大容量を抽出でき、冷茶もつくれるフィルターインボトル商品が人気という。  島田、

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  • 岳南鉄道社長に橘田氏昇格内定

     岳南鉄道(富士市)は25日、専務執行役員の橘田昭氏(44)が社長に昇格する人事を内定したと発表した。6月17日の株主総会を経て正式に決まる予定。鉄道部門を担う岳南電車の社長も兼任する。  橘田氏は甲府市出身。2000年に富士急行に入社。不動産事業部課長、事業部次長代理経て2020年4月に富士急シティバス専務取締役。ことし4月からは岳南鉄道に出向し、岳南電車鉄道部長を兼務している。  岳南電車は2013年4月に経営効率化などを目的に岳南鉄道の鉄道部門を分社化して発足した。

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  • 感染対策配慮のデスク 沼津の鉄工所開発、コワーキング施設で紹介

     新型コロナウイルス禍でオフィス環境が変化する中、沼津市の鉄工所「伊藤工業」が3Dレーザーの加工技術を活用し、鉄製のオフィス用デスク家具「KAKINE」を開発した。4月から同市新町のコワーキングスペース「シンマチ」と連携してショールームのように商品を紹介しつつ、新しい働き方を提案している。  2008年創業の同社は、溶接や製缶加工、板金などの自社技術を生かした商品開発を模索する中、コロナ禍で変化する職場環境に着目。3Dレーザー加工技術で鉄を曲線に加工した、デザイン性の高いデスクフレームを開発した。  デスクには複数のモニターを取り付けられるほか、フレーム内にコード類を通すことができる。コンセン

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  • 茶況(5月25日) 一茶取引を終える 静岡市中

     静岡市中は富士の複数工場から持ち込まれた荷を扱い、今期の一茶取引をほぼ終えた。県産二茶は相良などが月末以降に出回る見通し。  富士の終値は700円台から500円台とまちまちだった。あっせん業者は「相場が低迷し、前年より収入が減った工場が多い」と話す。  ◇  世界緑茶協会は6月30日まで、茶商品の香気やコンセプト、パッケージデザインなどを総合的に競う世界緑茶コンテストへの出品を募っている。  茶商品の提案力を養い、新たな需要創出につなげる目的。「リーフ」と「ティーバッグ・粉末・ドリンクほか」の2部門で実施し、審査会を8月中旬に、表彰を秋ごろに行う。問い合わせは同協会<電054(654)370

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  • 配車アプリ「GO」導入 タクシー利用者増、観光波及効果も

     オンラインで最寄りのタクシーを呼び寄せる配車アプリケーション「GO」が4月から、静岡県東部のタクシー会社3社で運用を開始した。既存の配車アプリを統合したシステムで、大都市圏では既に普及が広がっているものの、県内の導入は初めて。伊豆箱根交通(三島市)では既存アプリと比べて利用者数が約9倍に伸び、特に観光への波及効果が期待される。  GOは「ジャパンタクシー」「モブ」の2種類の既存アプリが統合し、2020年に運用を開始した。GPSで現在地に近いタクシーがスマホ画面に映し出され、乗客が配車依頼をすると車内のタブレットに直接連絡が入る。呼び出す場所の説明は不要で迎車の待ち時間も短縮されるほか、クレジ

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  • 静岡県経営者協 総会、理事会 中西会長の再任決定

     静岡県経営者協会は24日、2022年度の定時総会と理事会を静岡市駿河区で開き、中西勝則会長(静岡銀行会長)の再任を決めた。任期は2年。  新任の副会長には、佐藤朋由氏(ジヤトコ社長)と平松岳人氏(中部電力常務執行役員静岡支店長)が就いた。中西会長は「地域経済は脱炭素などの世界的潮流に対応する必要がある。協会も会員企業の持続的発展を後押しする」と述べた。  24年度までの中期事業計画として、会員企業の生産性向上や人口減少に対応した人材確保、多様な働き方の導入などを重点的に推進することを承認した。本年度は川勝平太知事を囲んだ産業懇話会や女性リーダー育成セミナーなどを実施する。  このほかの新役員

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  • 浜松西支店 6月移転開業 静銀ティーエム証券

     静岡銀行グループの静銀ティーエム証券は6月6日、浜松西支店を同行成子支店(浜松市中区海老塚)に移転開業する。  同行入野支店(同市西区入野町)にある現支店を、約5キロ東の成子支店2階に移す。新店舗はJR浜松駅南口から徒歩10分と交通利便性の高さを考慮した。来店者が相談しやすいよう、ロビーや応接室を充実させる。

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  • 補助金支援ツール 浜松商議所が提供 申請書類作成を効率化

     浜松商工会議所はこのほど、中小企業・小規模企業会員の補助金申請の書類作成を効率化する独自の支援ツールの提供を始めた。採択実現を見据えた申請書様式の具体的な記入例などを5業種で示し、作成に役立ててもらう。申請の敷居を低くして活用を促し、販路開拓や新商品開発など積極的な事業展開を後押しする。  名称は「補助金獲得テンミニッツシート」。相談の入り口となるヒアリングシートや、売り上げ、顧客ニーズなどをまとめた個別シート、申請書様式の記入例に加え、解説動画も付けた。  「テンミニッツ(10分)」を想起する短時間で書き起こしができるよう構成した。対象は小規模事業者持続化補助金、ものづくり補助金の2種類で

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  • 茶況(5月24日)二茶は受注生産徹底 JA静岡経済連方針

     JA静岡経済連はこのほど、二茶の生産販売方針をまとめた。買い手の在庫状況などを踏まえ、「流通状況が非常に厳しい」として、受注生産の徹底や品質重視の茶づくりの必要性を強調した。  一茶取引で買い手の選別買いの姿勢が目立ち、ドリンク関連業者の仕入れも低調だったと分析。二茶の需要動向も不透明で、流通量次第で相場が軟調に推移すると予想した。  二茶生産は重油や肥料の調達コスト増加を踏まえ、採算面を意識した生産が求められる。担当者は「買い手にも理解してもらいながら、販売を進めてほしい」(茶業課)と話す。  藤枝 生産者は「価格が低く抑えられた一茶と同様に、二茶も厳しい取引になるのではないか」との見通

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  • 人事=SBSプロモーション(6月22日予定)

     専務(取締役)知久昌樹▽取締役 小阪秀彦▽退任専務田中耕二、取締役榛葉英二、田村浩

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  • 人事=アイ・テック(6月29日予定)

     新任社外取締役 今津泰輝▽退任 取締役副社長佐野芳雄

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  • 人事=静岡第一テレビ(6月21日予定)

     専務(熊本県民テレビ専務)杉本敏也▽常務(取締役)杉山洋▽退任 代表取締役会長 桜田和之  ※桜田氏は顧問に就任予定

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  • 人事=静岡新聞社

     新聞製作担当(新聞製作・デジタルメディア担当編集局長)取締役荻田雅宏=6月21日予定▽東部総局長(浜松総局長)執行役員海野俊也▽システム統括局長(システム統括局次長兼システムセンターシステム管理グループ部長)築地宏和▽編集局長(編集局専任局長兼紙面審査委員長)石川善太郎▽同専任局長(同局次長)多メディア連携、ワークフロー見直し担当溝口将人=以上6月21日▽静岡ビジネスセンター営業部長の委嘱を解く 取締役営業担当地域ビジネス推進局長兼業務部長小阪秀彦=7月1日予定▽退任 執行役員システム統括局長小笠原浩晃、同東部総局長植松恒裕、同デジタルビジネス局長知久昌樹=以上6月21日  ※小笠原氏はコー

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  • 人事=SBS情報システム(6月21日予定)

     代表取締役副会長(専務取締役)清水俊郎▽代表取締役社長(静岡放送執行役員)松沢正典▽取締役相談役(代表取締役社長)渡辺治彦▽退任 取締役稲葉友志

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  • 人事=エンチョー(6月29日予定)

     社外取締役植田祐一郎▽非常勤監査役秋津芳孝▽執行役員 人事企画部長加藤稲子▽退任 取締役SC事業担当小野田智則、社外取締役仁瓶真平、非常勤監査役新保昌義

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  • 人事=協和医科器械(7月1日)

     神奈川営業本部長(営業統括本部長)取締役常務執行役員坂上聡▽常務執行役員営業統括本部長(執行役員神奈川営業本部長)佐藤徹也▽アルバース出向経営管理本部長(経営管理本部長)夏目明宏▽営業支援本部長を兼ねる ソリューション部長池田健一▽経営管理本部長を兼ねる 人事総務部長沢井雅也▽静岡支店長(営業推進部長)池谷太揮▽浜松支店長(豊橋支店長)伊野瀬健▽掛川支店長(浜松支店次長)畑篤史▽豊橋支店長(豊橋支店次長)福谷亮宜▽営業推進部長(静岡支店長)杉山英昭▽物流購買部長(浜松支店長)佐藤好成▽内部監査室長(内部監査室統括リーダー)内藤泰成  ※営業支援本部を新設する。ソリューション部、業務管理部、営

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  • マックスバリュ東海社長 作道氏が就任

     マックスバリュ東海は24日、株主総会と取締役会を開き、取締役に再任された作道政昭氏(52)が同日付で社長に就任する人事を決め、新たな経営態勢をスタートさせた。  2013年から社長を務めてきた神尾啓治氏(64)は代表権のない会長に就いた。親会社のイオン執行役SM(スーパーマーケット)担当を兼務する。  株主総会では取締役8人の選任など3議案を原案通り可決した。

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  • 人事=テレビ静岡(6月29日予定)

     常務(取締役)見原友和▽取締役(エリア連携事業局長)横山英訓▽退任 常務松世弘、常勤監査役孕石一男 ※松世氏は常勤監査役、孕石氏は顧問に就任予定

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  • 茶況(5月24日) 鹿児島二茶の商い始まる 静岡市中

     静岡市中は県産一茶の出回りがほとんどなかった。鹿児島県から本土物二茶の見本が初めて届き、商談が行われた。生産の本格化は来週以降とみられ、様子見姿勢の買い手が多かった。  鹿児島二茶の品種はさえみどり、ゆたかみどり、くりたわせなど。あっせん業者は「週末から来週にかけて、見本の数も増えていく」とみる。  例年鹿児島二茶を手当てする市中問屋は「一茶の下物を一定量手当てした。県外産の購入量は多くない」と話す。  静岡茶市場は午前10時現在、県内産1409キロ、県外産150キロが上場した。  藤枝 市場関係者によると、一茶の仕入れの不足分を二茶で補う動きが予想されるという。  島田、金谷、川根 指

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  • スズキ、HVリチウムイオン電池再利用 ソーラー街灯の電源に

     スズキは23日、同社製乗用車のハイブリッド車(HV)に搭載されている小型リチウムイオン電池について、廃車になった車両から回収した後、ソーラー街灯用の電源に再利用する技術を開発したと発表した。まだ使える状態で処分されていた資源を有効活用し、持続的な循環型社会の構築に貢献する。  使用済みの小型リチウムイオン電池は20センチ四方ほどの大きさ。ソーラー街灯はこれを10個内蔵し、雨天時など日照量がなくても5日間稼働する想定で設計した。容量は新品時から10%程度の劣化を見込んで計324ワット。浜松市南区の本社敷地に7基と近くの駐車場に1基の計8基を配置し、検証を進めている。  同社は2012年、ブレー

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  • ホテルクラッド(御殿場市)鈴木一成支配人 地元の産品、体験の場に【キーパーソン】

     御殿場プレミアム・アウトレット敷地内に2019年12月に開業し、国内最大級の体験型ショッピングリゾートの一翼を担う。経営戦略や地域との関わり方を聞いた。  -ホテルの現状は。  「21年度の年間稼働率は53%程度。目標の74%には届かなかったが、小田急リゾーツが運営する箱根のホテルよりも高く、かなり伸びたと感じている。アウトレットモール敷地内のホテルは国内唯一で、圧倒的な地の利がある。屋外施設のアウトレットはコロナ下でも集客力が高く、ホテルのリピーターも増えている」  -今後の戦略は。  「全体の4割を見込んだ訪日外国人客と、1割を想定した団体客が戻るには1~2年はかかるだろう。それまでは国

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  • 承継支援へ新ファンド 静岡銀行と山梨中央銀行が設立

     静岡銀行と山梨中央銀行は23日、両行の包括業務提携に基づく取り組みとして、事業承継ファンドを31日に共同で設立すると発表した。資本面で提示できる解決策を拡充し、より円滑な事業承継支援につなげる。  ファンド名は「静岡・山梨アライアンス投資事業有限責任組合(愛称、静岡・山梨みらい成長支援ファンド)」。両行と静岡銀グループの静銀経営コンサルティング、静岡キャピタルが総額20億円を出資する。存続期間は10年間。  事業承継を円滑に進める上で株式の買い取りが必要だったり、相続対策などで一時的に株式保有を希望したりしている取引先企業に資金を投じる。  中小企業経営者の高齢化や後継者不在は静岡、山梨両県

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  • 3月の百貨店・スーパー販売微増 まん延防止解除で回復

     関東経済産業局が23日発表した3月の県内百貨店・スーパーの販売額は、既存店ベースで前年同月比0・5%増の362億200万円だった。百貨店3店は新型コロナウイルスまん延防止等重点措置の解除などで客足が戻り始め、0・9%増の58億6100万円と2カ月ぶりに前年同月を上回った。  主力の衣料品は0・7%減の18億5700万円。宝飾や化粧品などのその他の商品は11・6%増の14億2900万円。  スーパー152店の販売額は0・4%増の303億4100万円で、2カ月連続で前年を上回った。飲食料品は242億6500万円で前年同月と同じ水準。同局の担当者は「感染者数が落ち着き、各店の販売額は回復傾向にある

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  • JA住宅ローン 同性パートナーも連帯保証「配偶者」6月から

     静岡県信用農業協同組合連合会(JAバンク静岡)は6月1日、LGBTなどの性的少数者に対応したJA住宅ローンの取り扱いを始める。申込書に記入する連帯債務者や連帯保証人の配偶者として、同性パートナーを認める。  SDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた取り組みで、性の多様性への理解促進を図る。  利用者は、自治体が発行する証明書類とパートナー契約証書に関する公正証書、任意後見契約に関する公正証書を提出する。

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  • 80年代人気シンセ、進化させ復刻発売 ローランド

     ローランドは27日、シンセサイザー「JUNO(ジュノ)―X」を発売する。1980年代に好評を得たジュノシリーズの音色を再現しながら、新開発の音源や機能も備えた。  同社の「ZEN―Core(ゼンコア)シンセシス・システム」を搭載し、新開発の音源と、かつての2種類のアナログシンセサイザーの音色も再現した。サウンドの切り替えや、複数の音源を重ねることができる。ボディーは金属製で、クラシックな外観デザインを採用した。  サイズは幅約107センチ、奥行き約33センチ、高さ約12センチ。初年度販売予定は国内外で2300台。価格は税込み22万円前後を想定している。

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  • 自由設計の住宅 浜松・遠鉄百貨店に体験ルーム開設 アイ工務店

     アイ工務店(本社・大阪市)は浜松市中区の遠鉄百貨店新館9階にショールーム「アイスタジオ浜松」を開設した。23日、現地でオープニングセレモニーを行った。  自由設計の木造住宅を手がける。約千平方メートルのショールーム内にはリビングやキッチン、天井高1・4メートルのハーフ収納、照明といった設備、空間をイメージできるブースを配置した。住宅プランをVR(仮想現実)で体験できる。  同社の斎藤隆輔執行役員は「戸建て注文住宅の市場規模が大きい静岡県は重要なマーケット。展示場を2年以内に現行の2倍の10カ所に広げたい」と述べた。  松下龍二社長と、同社とパートナーシップ契約を結ぶ相撲の二所ノ関親方(元横綱

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  • 茶況(5月23日)25日、鹿児島から二茶 静岡茶市場

     静岡茶市場の静岡県外産二茶は、鹿児島県本土物が25日に上場する見込みとなった。産地は頴娃。生育が順調で摘採計画を前倒しした。  種子島二茶は約4000キロ上場した。買い手は「二茶は水色が重要。目立った特徴がある荷を一定量確保する」(市中問屋)と話す。郡部の中堅問屋は「引き合いはさほど強くなさそう。相場動向を見極めながら手当てする」と語る。  県産一茶は、本山筋や清水、富士などから少量上場した。富士のかぶせは1600円強で取引された。本山筋は梅ケ島など一部の地域を除き生産を終えた。  藤枝 茶商は、新たな客層の拡大に向けてインターネット販売に力を入れている。  島田、金谷、川根 赤ダニの発生

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  • 人事=静岡銀行グループ

     【静銀ITソリューション】取締役常務執行役員(執行役員)北島裕幸▽退任 取締役常務執行役員加藤千晴=以上6月21日  【静銀総合サービス】取締役常務執行役員(取締役執行役員)天野貴之▽取締役執行役員(執行役員)大西典子=以上6月21日  【静銀モーゲージサービス】取締役専務執行役員(静銀リース取締役専務執行役員)藤田聡▽取締役常務執行役員(取締役執行役員)遠藤恵子▽退任 代表取締役専務執行役員星野大二=以上6月21日  【静銀ディーシーカード】取締役執行役員 大橋良豪▽退任 取締役執行役員梅原功=以上6月22日  【静銀ティーエム証券】取締役常務執行役員(執行役員)杉本充謙▽退任 取締役常務

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  • 人事=電業社機械製作所(6月29日予定)

     新任取締役 上席執行役員生産本部プラント建設統括兼生産部長青山匡志

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  • 茶況(5月23日)県産二茶は来週初荷 静岡市中

     静岡市中の静岡県産二茶は来週、早場所産地の一部工場から初荷が届く見通し。買い手はミル芽の良品に関心を持っている。  県産一茶は最終盤の富士が取引された。露地物は600円台、かぶせは1000円台後半から前半の商いが多かった。  買い手の関心は、初倉や磐田、相良などの二茶の生産動向に移りつつある。あっせん業者は「ドリンク関連業者からの引き合いが強くない。取引量は前年より少ない」とみる。  県外産二茶は種子島から荷が届いた。週内に鹿児島県本土物二茶の取引も始まる見込み。  静岡茶市場は午前10時現在、県内産3196キロ、県外産516キロが上場した。  藤枝 ある茶業関係者は「他産地と比べて生産

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  • 日銀静岡支店長に小泉氏 野見山氏は情報サービス局参事役に

     日銀は23日、静岡支店長に小泉達哉情報サービス局参事役(56)を充てる人事を発表した。野見山浩平静岡支店長(55)は情報サービス局参事役に就任した。いずれも同日付。  小泉達哉氏(こいずみ・たつや) 早大卒。1989年日銀。文書局管理課長、福岡支店次長、福井事務所長などを経て、2019年10月から情報サービス局参事役。56歳。東京都出身。

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  • 静岡県産一茶 生産量増加、取引単価は下落 贈答需要鈍く

     静岡県内産一番茶の生産がほぼ終わった。大きな気象災害もなく新茶期を迎え、5月下旬まで収穫を続けて生産量は前年より増える見込み。ただ4月下旬の天候不順が響き、贈答用など新茶需要も鈍かったため取引単価は下落した。茶価低迷が続く中、生産量日本一の静岡茶を取り巻く状況は厳しさを増していて、需要創出が急務となっている。  静岡市葵区の静岡茶市場は大型連休中に新茶取引のピークを迎えた。「雨の影響で思うようなお茶ができなかった。価格は前年比で大きく下がった」。静岡市内の生産者はため息をついた。荒茶の見本を示しつつ買い手の製茶問屋と価格交渉を続けるが、売れ行きは鈍かった。  新茶商戦は盛り上がりを欠いた。県

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  • 舘山寺を盛り上げよう 5月29日 音楽、マルシェなど催し

     浜松市西区の舘山寺門前広場周辺で29日、音楽やダンス、マルシェなどを楽しめる「浜名湖かんざんじフェス2022」(舘山寺門前通り振興会主催)が開かれる。2019年に続く2回目の開催で、入場無料。  かんざんじフェスは前回に続いてともに同市の会社員中島一平さん(37)と自営業神村頼政さん(37)が中心になって企画した。2人は舘山寺地区に住んでいないが、仕事などを通じて地区の魅力や住民の温かさに触れ、会員制交流サイト(SNS)で舘山寺の景勝地や名物店舗を発信するなど、活性化に取り組んでいる。  同フェスでは、SNSで知り合った地元大学生の音楽グループやライブ配信アプリで人気の歌手など8組が出演を予

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  • 茶況(5月22日)緑茶購入量 ほぼ横ばい 3月家計調査

     総務省家計調査(全国の2人以上の世帯)によると、3月の緑茶購入量は前年同月比1・5%減の64グラム、支出額は0・6%減の294円とほぼ横ばいだった。  市中のあっせん業者は「上級茶の荷動きは鈍い。前年に仕入れた在庫を抱える茶商が多い」とみる。都内の茶専門店幹部は「ショッピングモールなどでの販売は底を打ちつつある。新茶のPRにも工夫を凝らし、伸ばしていきたい」と話す。  ペットボトルなどの茶飲料の支出額は0・8%増の615円だった。市中問屋は「食料品価格全体が上昇を続ける中で先行きは不透明。仕入れは慎重にせざるを得ない」と語る。  藤枝 生産者によると、涼しい日や降雨が多く、二茶の芽伸びが遅

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  • 小規模事業者に支援窓口を設置 長泉町商工会が総会

     長泉町商工会(白砂清一会長)は20日、2022年度の総会をコミュニティながいずみで開いた。小規模事業者を支援するための窓口設置をはじめ、長引くコロナ禍での事業継続を支える活動などを盛り込んだ本年度事業計画を決めた。  このほか、町内金融機関と連携して町と商工会が設置したワンストップ経営相談窓口を強化する。創業から事業承継まで切れ目のない相談支援や創業セミナーを開催する。  白砂会長は「コロナ禍でも開催した金融懇談会を活用し連携強化を図りたい。会員増や長泉ブランド認定事業も推進する」とあいさつした。

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  • 新卒向け仕事紹介 浜松で合同説明会 23日は静岡・駿河区で

     2023年春に卒業予定の大学生、専門学校生らを対象にした「新卒のかんづめ・合同企業説明会」(静岡新聞社主催)が21日、浜松市中区のプレスタワーで開かれた。  商社や製造、建設関連など市内外の9社が参加した。各社の担当者が事業内容や仕事のやりがい、勤務シフトなどを説明すると、学生はメモを取って熱心に聞き入った。医療・介護分野への就職を希望している首都圏の男子大学生(4年)は「仕事で必要な資格の取得に不安があったが、研修制度について丁寧に説明してもらい安心できた」と話した。  合同企業説明会は23日正午から、静岡市駿河区のグランシップでも開催する。詳細は「新卒のかんづめ2023」ウェブサイトに掲

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  • 新居町商工会が総会「景気回復へ努力」 湖西

     湖西市の新居町商工会は19日、本年度の総会を新居地域センターで開いた。新型コロナウイルス禍に伴う経済対策などに重点的に取り組む本年度事業計画を承認した。  会員ら約70人が出席した。本年度の重点事業に、昨年度実施した地域振興券の配布事業「buy新居」を盛り込んだ。新型コロナで落ち込んだ消費を盛り上げ、地域経済の活性化を図る。高校生の就職支援や会員のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の支援にも力点を置いた。  片山雅博会長はコロナ禍に加え、円安や原料の値上げ、ロシアによるウクライナ侵攻などマイナス要因は多いとしながらも「知恵とアイデアで景気を回復させていくように努力したい」とあいさつ

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