袋井市の記事一覧
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デジタル茶況(4月26日)雨後で値押し目立つ展開
静岡茶市場と静岡市中の県産一茶は産地の顔ぶれがほぼ出そろった。降雨による小休止をはさんだため、買い手は芽伸びを指摘して値押しを続ける展開が目立った。買い気も鈍く、特に大口の荷は手合わせまでに時間を要した。 早場所は2000円前後の取引が中心で、相場は全体として軟調に推移。初荷で2000円を割り込む工場も散見された。生産者からは「この安さではとても続けられない。今期でやめる農家もどんどん出てくるだろう」との声が続出している。市中あっせん業者は「末端で売れていないのか、買いの本数が少ない。下の荷は買いたたかれてしまう」と話す。 藤枝 JA大井川藤枝工場は4工場から9口1053キロが上場した。
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企業が取り組むSDGs学ぶ 袋井・浅羽中生 松浦梱包輸送(掛川)見学
袋井市の浅羽中2年生9人が23日、掛川市梅橋の松浦梱包輸送を訪れ、同社が推進する持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた取り組みを学んだ。現場改善のために自動化された倉庫なども見学した。 同社の担当者が、地域貢献の一環で注力している交通安全と防犯の活動などを紹介した。トラックを使った交通安全教室を小学校で計画していることも明かし「地域の安全確保を目指していく」と述べた。真っ先に挙手して質問した渥美航平さん(13)は「勉強になった。実践している具体的な取り組みがよく分かった」と話した。 同社は掛川市と連携して地域課題を解決する「掛川SDGsパートナー」に登録され、循環型まちづくりなどの事業
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デジタル茶況(4月25日)雨後で小休止 明日取引本格化
静岡市中と静岡茶市場の県産一茶は、雨後で取引が小休止した。24日の茶市場に今期初めて1万キロ超が上場し、ようやく盛期入りのムードが出てきた。26日は市中、茶市場ともに産地の顔ぶれと荷口が一段と増える見込み。 今期の県産一茶の出来栄えについて市中問屋は「各地とも全体的に味が濃く、まとまっている印象。値段と品質のバランスの見極めがとりわけ重要なシーズンになる」と話した。 藤枝 前日の雨で取引は行われなかった。生産者と茶商らは雨後の様変わりを懸念している。 島田、金谷、川根 前日の雨の影響で、川根地域は取引がなかった。早場所の島田市川根町や地名など南部地域で摘採が始まった。 榛原、相
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宮沢博行衆院議員(比例東海)、自民に離党届提出
自らの不祥事を理由に議員辞職願を出している自民党の宮沢博行氏(衆院比例東海)は24日、同党に離党届を提出し、受理された。議員辞職は25日の衆院本会議で許可される見通し。 宮沢氏を巡っては24日の「文春オンライン」が、妻子がありながら、別の女性と金銭援助を伴う同居をしていたなどと報じた。 宮沢氏は辞職願を出した23日、国会内での報道陣の取材に「不祥事が重なり、辞職を決意した。政治不信を増幅しかねないということもあった」と述べた。 ただ、具体的な不祥事の内容は近く週刊誌に掲載されるとして説明を避け、その後は記者会見もしていない。事務所関係者によると、所在が把握できない状態が続いているという
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浜名湖遺体事件、18歳男逆送 家裁浜松支部「犯行中心的役割」で刑事処分相当
湖西市の浜名湖畔付近で2月上旬、袋井市の通信制高校の男子高校生(17)が溺死させられたとされる殺人事件で、静岡家裁浜松支部は24日、殺人と傷害、監禁の疑いで同家裁に送致されていたフィリピン国籍、浜松市中央区の無職の男(18)を静岡地検浜松支部に送致(逆送)すると決定した。家裁は男について「一連の犯行で中心的な役割を果たしており、計画性がないことを考慮しても犯情は非常に悪質」と指摘。保護処分ではなく、刑事処分が相当と判断した。地検が起訴すれば裁判員裁判の対象になる。 地検によると、男は殺人、傷害、監禁の罪で起訴されている同区の無職の男(21)と共謀し、2月5日午前3時半ごろから同5時ごろまで
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18花壇の個人、団体表彰 デザインや管理状態審査 袋井
花壇のデザインや管理状態、周辺との調和などを審査する「袋井市花いっぱいコンクール」(袋井市、花咲くふくろい推進協議会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の表彰式がこのほど、市役所で開かれた。入賞した18の花壇を手がけた個人、団体に大場規之市長らが賞状を手渡した。 4部門で審査し、最優秀賞には、地域団体の部が山梨花の会、学校・企業・施設の部が三川コミュニティーセンター三川花づくりの会、名人位の部は大場宏周さんが選ばれた。個人の部は該当者がいなかった。 花と緑にあふれたまちづくりの推進を目指して開催していて、34回目。応募のあった28花壇のうち、事前審査を通過した22花壇を対象に審査を行った。
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クラウンメロン 高橋さん(袋井)優等賞 若手品評会
クラウンメロンの若手生産者を対象とした品評会(県温室農業協同組合クラウンメロン支所青年部主催)がこのほど、袋井市小山の同支所で開かれた。最高の優等賞には高橋正行さん(同市)が輝いた。 袋井、浜松、掛川市に住む36歳以下の生産者16人が、6玉一組で出品した。市場関係者や栽培指導部門の生産者らが審査員を務め、外観のそろいや食感、糖度などを確認した。 クラウンメロンの品質向上、生産者の育成などを目的とし、30回目。同支所によると、今年も質の高いメロンがそろったという。 その他の入賞者は次の通り。 1等賞 寺田利明(袋井市)▽2等賞 金原大貴(同)▽3等賞 岡本竜始(掛川市)
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デジタル茶況(4月24日)雨前の荷集中で今期最多の荷
静岡市中と静岡茶市場の県産一茶は、雨前に摘採した荷が集中し、産地と荷口の数がともに今期最多となった。雨後となるあすの取引小休止を見越し、先買いに動く買い手が目立った。 早場所は一茶生産の折り返しを過ぎ、相場が固まってきていて連日500円前後の下げ。2000円台を割る荷も出始め、全体に軟調ムードが漂っている。市中あっせん業者は「値の上下差が激しい。さばくのに苦労する荷が一定数ある」と語る。 これから摘採が本格化する県東部の生産者は「この相場状況を見ていると、例年よりもさらに厳しいシーズンになりそうだ」と懸念する。 藤枝 JA大井川藤枝工場で初取引が行われ、4工場から8口404キロが上場し
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自民・宮沢氏(衆院比例東海)が議員辞職願「不祥事重なり決意」 女性問題原因か
自民党安倍派の宮沢博行衆院議員(比例東海)は23日、額賀福志郎衆院議長に議員辞職願を提出した。自身の女性問題が原因とみられる。辞職願提出後、国会内で記者団の取材に「私の不祥事が重なり、辞職を決意した。政治不信を増幅しかねないということもあった」と語った。不祥事の内容については、政治資金収支報告書の不記載とは別だと主張。近く週刊誌に掲載されるとして、詳細な説明を避けた。辞職は25日の衆院本会議で許可される見通し。 宮沢氏は派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、昨年12月に防衛兼内閣府の副大臣を辞任していた。裏金事件に関し「多くの仲間は身の潔白を証明したいと思っているが、派閥からしゃべるな
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袋井、森の新茶初取引 質良し、手合わせ響く 前年より9日遅く
袋井市と森町で23日、新茶初取引が行われた。いずれも前年より9日遅い。両市町の取引所で開所式が開かれ、茶業関係者やJA、市町の職員らが新茶シーズンの到来を祝った。 同市岡崎の茶ピア取引所での式典には約100人が出席した。7口52キロが持ち込まれ、最高値は例年、袋井茶の語呂合わせで2万9618円だったが、今年は質が高く3万円で取引された。売り手と買い手が一対一で価格交渉する相対取引が行われ、JA職員と茶商の商談が成立すると手合わせの音が響いた。 同町森の町茶業センターでは関係者約60人が手締めを行い、茶業のさらなる発展を祈願した。式典終了後の取引には例年より多い16口67キロが上場。町内の
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デジタル茶況(4月23日)出回りまばら 活気に欠ける
静岡茶市場と静岡市中の県産一茶は、雨後のつゆを気にして操業を取りやめた工場が多かった影響で、入荷がまばらだった。市中は坂部、磐田、初倉が中心で、順調に商談が成立。平均価格帯は3000円台半ばで推移した。初荷の上級品では7000円台~6000円台があった。 市中問屋は「品質は悪くないが、活気に乏しい」と語る。あっせん業者も「それほど買い気が強いわけではない。今日は入荷が少なく苦労しなかったが、明日一気に荷が増えたときにどうなるか」と気をもむ。 島田、金谷、川根 川根地域の初取引が行われ、下長尾や久野脇からやぶきた4口36キロが上場した。40888~10800円で取引された。平均単価は159
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記者コラム「清流」 朝のチャイム問題
これまでの居住地ではほとんど耳にする機会がなかった同報無線が、袋井市に来てから身近になった。 正午に流れる袋井市歌。着任するまでは当然聞いたことがなかったが、今では鼻歌を歌えるほどに。ようやく「袋井市民」になれたようでうれしい。 一方で、朝のチャイムだけは意義を見いだせていなかった。起きたい時間より前に鳴る日はいら立ちすら覚えた。思い切って市危機管理課に聞くと、点検の意味があるという。有事のときに鳴らなくては致命的。容易に廃止にしていいものではないと反省した。 ただ、苦情の声もやはり少なくないそう。他の自治体では時刻の変更や廃止を決めた例もある。働き方や生活様式が多様化する昨今。市民に
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アスリートを食で支援 「袋井スポーツ飯」6献立を認定 合宿誘致に活用
袋井市は19日、市内でスポーツをするアスリートを食でサポートする「袋井スポーツ飯」の第1弾に、市内5事業所の6メニューを認定したと発表した。各事業所で販売している。 袋井スポーツ飯は、スポーツに励む選手を支援するため栄養バランスと量に配慮した食事メニュー。昨年12月にメニューの募集を開始し、市内在住の公認スポーツ栄養士が監修した後に認定した。今後、スポーツ合宿の誘致やプロスポーツチームとの連携事業などに活用して広くPRし、スポーツツーリズムの魅力向上や地域の活力創出を狙う。 第1弾に認定されたのは、タンパク質豊富な「スポーツどまん中弁当」や疲労回復に適した「ローストポーク弁当」、けがの
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袋井市「スポーツ飯」に6品認定 選手支援へ、栄養と量を専門家監修 合宿誘致に活用
袋井市は19日、市内でスポーツをするアスリートを食でサポートする「袋井スポーツ飯」の第1弾に、市内5事業所の6メニューを認定したと発表した。各事業所で販売している。 袋井スポーツ飯は、スポーツに励む選手を支援するため栄養バランスと量に配慮した食事メニュー。昨年12月にメニューの募集を開始し、市内在住の公認スポーツ栄養士が監修した後に認定した。今後、スポーツ合宿の誘致やプロスポーツチームとの連携事業などに活用して広くPRし、スポーツツーリズムの魅力向上や地域の活力創出を狙う。 第1弾に認定されたのは、タンパク質豊富な「スポーツどまん中弁当」や疲労回復に適した「ローストポーク弁当」、けがの回
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ゼロカーボンシティ実現へ協定 島田掛川信金と袋井市
袋井市と島田掛川信用金庫は18日、「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた連携協定を締結した。 袋井市は2021年度に、50年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言し、23年度は「市地球温暖化対策実行計画」を策定した。協定には、同信金の取引先事業者の温室効果ガス排出量可視化や脱炭素経営のノウハウの提供、促進などについて盛り込まれた。同信金が自治体とゼロカーボンシティに関する協定を結ぶのは初めて。 大場規之市長と同信金の千葉靖史理事長が市役所で協定書に署名した。千葉理事長は「脱炭素化は地域の重要課題。持続可能なまちづくりに貢献していきたい」と話した。
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ヒツジなのにパンダ? 模様ちなみ命名 袋井・デンマーク牧場
袋井市山崎のデンマーク牧場でこのほど、目の周りの毛が黒くパンダのような柄をした雄のヒツジが誕生し、人気を集めている。 ヒツジは2月中旬に誕生した。白と黒の毛の模様がパンダに似ていることから、「パンダ」と命名された。4月から公開が始まった。牧場の担当者は「土日祝日は売店が立ち並ぶ。ぜひ家族などで、会いに来てほしい」と呼びかける。 (袋井支局・北井寛人)
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脱炭素化実現へ連携協定 袋井市と島田掛川信金
袋井市と島田掛川信用金庫は18日、「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた連携協定を締結した。 袋井市は2021年度に、50年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言し、23年度は「市地球温暖化対策実行計画」を策定した。協定には、同信金の取引先事業者の温室効果ガス排出量可視化や脱炭素経営のノウハウの提供、促進などについて盛り込まれた。同信金が自治体とゼロカーボンシティに関する協定を結ぶのは初めて。 大場規之市長と同信金の千葉靖史理事長が市役所で協定書に署名した。千葉理事長は「脱炭素化は地域の重要課題。持続可能なまちづくりに貢献していきたい」と話した。
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JA遠州中央 23日に初取引 茶ピア、森町茶業センター
JA遠州中央は17日、茶ピア取引所(袋井市)と森町茶業センターの2024年度新茶初取引を、それぞれ23日に開催すると発表した。いずれも前年より9日遅い。茶ピアは午前6時から、森町茶業センターは同7時半から開所式を行い、取引に入る。
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静新地域貢献顕彰 たんぽぽ賞 新聞 安心 学びお届け
静岡新聞社と静岡新聞取扱販売店の店主で組織する静新会は、新聞販売店スタッフの地域貢献を顕彰する「たんぽぽ賞」の受賞者を決めた。人命救助、高齢者保護をはじめ、環境美化緑化、ボランティアなど、地域に貢献した活動から選んだ。「たんぽぽ賞」の表彰は今年で16回目。県内約4800人の新聞販売店スタッフが、大切な新聞を届けながらあなたのまちを見守っている。本年度の受賞事例の一部を紹介する。 動く防犯カメラ 見守る 薮崎新聞店育伸社、いけたに新聞店、藤枝江崎新聞店 藤枝市内の新聞販売店全5社による「新聞販売店バイク車載カメラ見守り」=新聞販売店の地域活動をたたえる2023年度「地域貢献大賞」(日本新聞
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地域福祉貢献の4団体に助成金 キリンビール静岡支社
キリンビール静岡支社は16日、キリン福祉財団(東京都)が募集した本年度の「キリン・地域のちから応援事業」の助成金贈呈式を静岡市葵区の同支社で行った。地域の福祉向上に貢献した県内4団体に計110万円を贈った。 同事業では地域やコミュニティーを活性化させるボランティア活動を支援している。贈呈式はオンラインで行われ、佐光慶亮支社長が各団体の取り組みを紹介し、代表者に対し贈呈文を読み上げた。佐光支社長は「社会を明るくして地域に笑顔をつくる活動に敬意を表します」とたたえた。 助成を受けた団体は次の通り。 西豊田学区地域支え合い体制づくり実行委員会(同市駿河区)▽県立大公認クラブ「リトルワールドキャンプ
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ベナンでの農業指導に意気込み JICA海外協力隊 赤堀さん 袋井市長訪問
国際協力機構(JICA)の海外協力隊員として、西アフリカのベナン共和国への派遣が決まった赤堀毬奈さん(28)=袋井市木原=がこのほど、市役所を訪れ、大場規之市長に意気込みを語った。 赤堀さんは東京農業大で途上国の農業開発を研究してきた。ベナン共和国プラトー県のポベ村落開発支所に派遣され、現地の農家の収益向上と生活改善に向けた調査や農業指導などを行う。任期は2年間で、23日に出発する。 2019年にタンザニアに派遣されたが、新型コロナの影響により1年で帰国した。「農作物の市場拡大に貢献し、タンザニアでやりきれなかった思いをベナンでの仕事に込めたい」と抱負を語った。
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4施設学級閉鎖 静岡県内インフルエンザ
静岡県は16日、県内の高校、小中学校4施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計38人確認され、学級閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 下田市1施設14人、御殿場市1施設9人、掛川市1施設7人、袋井市1施設8人
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磐田の宇藤さんがSSクラス優勝 将棋愛好クラブ大会
磐田将棋愛好クラブの第236回大会がこのほど、磐田市の市総合健康福祉会館iプラザで開かれ、59人が参加した。小学生から大学生まで12人が参加し、磐田北小6年の渥美賢信君がSクラスで準優勝した。 上位入賞者は次の通り。 SS ①宇藤敬行(磐田市)②高柳丞(浜松市)③田中雅英(同)▽S ①笹井雄太(磐田市)②渥美賢信(同)③本杉雅人(静岡市)▽A ①牧野斉(浜松市)②松尾三十四(掛川市)③川口哲也(浜松市)▽B ①芝田信照(袋井市)②高柳長男(掛川市)③鈴木三雄(磐田市)
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MRI画像を別人に誤送付 静岡県、委託研究事業
静岡県は12日、静岡社会健康医学大学院大に委託した調査研究事業で、MRI画像を別人に送付するミスがあったと発表した。対象者は1人で、名前や生年月日などが記載されていた。 県健康政策課によると、誤送付があったのは袋井市の住民の健康状態を調べる「静岡多目的コホート研究事業」。検査結果を郵送する際、同大学院大の担当者が誤ってMRI画像を別の調査対象者の封筒に入れたという。関係者に謝罪し、画像を回収した。県は「確認体制を強化する」としている。
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袋井ほっと観光特使に2人 メクリングさん、水谷さん
袋井市観光協会はこのほど、袋井の魅力を発信する「袋井ほっと観光特使」の10代目に、米国ボストン出身のエマ・メクリングさん(29)=同市=と、9代目を務めた水谷有理さん(34)=浜松市=を委嘱した。 委嘱状交付式が法多山尊永寺で開かれた。袋井市内の企業で通訳として働くメクリングさんは「袋井の歴史に興味がある。観光や祭りを体験していきたい」と語り、水谷さんは「袋井市の魅力を全国に届けられるように全力で頑張りたい」と抱負を述べた。 同協会が募集し、書類選考と面接を経て、2人を選んだ。任期は2年間。市内外の観光行事やイベントに参加するなどしてPRを行う。
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死亡事故再発防止策を検討 袋井署が現場診断
袋井署は9日、袋井市愛野の市道で3月18日に発生し、高校生が巻き込まれた交通死亡事故の現場診断を行った。署員や道路管理者の市職員、学校関係者ら約30人が参加し、再発防止策を検討した。 事故は午前7時20分ごろ発生。信号機のない交差点を直進していたワゴン車と、通学中に自転車で横断歩道を渡ろうとしていた男子高校生(16)が衝突し、高校生が亡くなった。現場は車の速度が出やすい道路で、同署が速度の取り締まりを重点的に行っていた場所だった。 現場を確認した参加者は、注意喚起の看板の設置や標識の増設の必要性を強調し、信号機の設置も提案した。学校での交通指導の強化についても意見が上がった。
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看護の夢へ 袋井の専門学校、61人が入学
東海アクシス看護専門学校(袋井市上田町)でこのほど、入学式が開かれた。新入生61人が、夢への新たな一歩を踏み出した。 新入生を代表して今井彩乃さん(同市)が「壁にぶつかった時は仲間と支え合いながら乗り越え、自らの夢をかなえられるよう努力する」と力強く述べた。近藤由美校長は式辞で「仲間と高め合い、強い意志をもって学業に励んで」と語りかけた。
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災害、戦争の「今」を表現 袋井・樂土舎で現代美術展
静岡県内外の芸術家が創作活動を展開している袋井市豊沢のアート空間「樂(らく)土舎」(マツダ・イチロウ代表)で、「樂土の森現代美術展」が20日まで開かれている。 不定期で開催している企画展。今回は美術家松浦澄江さんの手がけたインスタレーションを展開。作品「歪(ゆが)んだ赤い丸」は、災害や戦争の渦中にある「今」を表現したという。最終日は午後6時から、欧州を拠点に活躍する舞踏家竹之内淳志さんの公演「花」が開催される。自然や生命を体全身で力強く表現する。 開場時間は午前11時から午後5時までで、金~日曜のみ開場。舞踏公演は前売り3000円。問い合わせは樂土舎<電090(2774)3782>へ。
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遠州親睦将棋大会・名人クラス 掛川の石野さんが優勝
浜松市中央区の北部協働センターでこのほど、遠州親睦将棋大会が開かれた。同市や豊橋市、磐田市、掛川市、袋井市、森町などから66人が参加し、最強の名人クラスで掛川市の石野俊夫さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 名人 ①石野俊夫②田中雅英③内山透④間淵秀明⑤増井豊▽S ①岡田力也②岡本光③宮道孝徳④藤原紳裕⑤嶌英昭▽A ①三輪周男②中根清③松原政宏④袴田洋三⑤吉田志郎▽B ①高柳長男②田畑敏夫③中村敏男④山本勉⑤尾藤菊一▽C ①山下浩之②松田寿一③鈴木繁④杉山敏郎⑤藤森勗
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学校防犯リーダーに海野さん 袋井市教委
袋井市教委はこのほど、2024年度の市スクールガードリーダーを元警察官の海野純さん(77)=同市広岡=に委嘱した。 海野さんは06年から19期連続でスクールガードリーダーを務める。任期は1年間。登下校時のパトロールや児童生徒、教員を対象にした防犯訓練、各学校で組織する学校安全ボランティアの養成などに取り組む。 市教育会館で委嘱式が行われ、鈴木一吉教育長は「4月は慣れない自転車通学を始める生徒もおり、より事故への注意が必要になる。専門的な視点での助言をこれからもお願いしたい」とあいさつ。海野さんは「子どもたちを犯罪や事故から防ぐために、警察や教員と協力しながら活動していく」と意気込んだ。
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493人 新たな一歩 静岡理工科大 入学式 袋井市
静岡理工科大(袋井市豊沢)でこのほど、入学式が行われ、編入生を含む学部生と大学院生計493人が新たな一歩を踏み出した。 理工学部建築学科の大石育実さん(18)が「学生生活が実りあるものとなるように努力し続けることを誓う」と宣誓した。木村雅和学長は「大きな出会いと学び、経験が待っている。自分自身で考え、判断し、行動に移すことに挑戦してほしい」と語り掛けた。
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現代のひずみ表す「赤い丸」 美術家・松浦澄江さん 袋井で個展
銀箔[ぎんぱく]や和紙などの日本画の素材と、アクリルや照明などを現代の人工物を掛け合わせたインスタレーションを制作する美術家松浦澄江さん(静岡市清水区)が20日まで、袋井市豊沢のアートスペース「樂土舎[らくどしゃ]」(樂土の森)で個展を開いている。ステージや小屋、茶室など七つの空間に作品を展示し、現代社会のひずみを提示する。 中心となる作品は「歪[ゆが]んだ赤い丸」シリーズ。鑑賞者は、赤い楕円[だえん]形のアクリル板越しに周囲の景色を見比べ、「日常が非日常に切り替わる瞬間」を体験する。2011年秋、東日本大震災を受けて日の丸を模した作品を制作。その後、楕円形へ展開して県内外で発表してきた。
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袋井市の新採職員、ラグビーで結束 静岡ブルーレヴズコーチ、講師に研修
袋井市は4日、ラグビーリーグワン1部・静岡ブルーレヴズから講師を招いた市の新規採用職員向けの特別研修を同市のさわやかアリーナで実施した。タグラグビーの体験などを通じ、結束や規律、尊重などを重んじる人材の育成につなげる。 藤井達也育成普及コーチが講師を務め、2024年度採用の職員約30人が参加した。ルールや基本的な動きを教わった後、「積極的に会話する」「一人一回トライする」などチームごとに目標を決めて試合に臨んだ。試合後は反省会を行い、改善点などについて話し合った。 競技をより良くするための新ルールを議論するグループワークも行い、発想力を鍛えた。
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茶況(4月5日)法多山でお茶まつり 呈茶や手もみ実演も 6日と7日
袋井茶振興協議会(鈴木勝会長)は6、7の両日、恒例の「ふくろい春のお茶まつり」を袋井市の法多山尊永寺境内のだんご屋前広場で開催する。 JA遠州中央の新規採用女性職員らが茶娘に扮(ふん)して来場者に茶を振る舞う。市内の茶業関係者などが出店し、自慢の茶の販売も行う。手もみ茶の実演やおいしい茶の入れ方教室も実施する予定。 両日とも午前10時から午後3時半まで。初日は午前9時半に開会式を行う。袋井茶のPRを目的としたイベントで、今回が45回目。 (袋井支局・北井寛人)
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袋井でひき逃げ 3台絡む玉突き事故、1人けが
5日午後1時40分ごろ、袋井市堀越の県道で、北進の乗用車が信号待ちをしていた浜松市中央区の男性会社員(29)の乗用車に追突し車両3台が絡む玉突き事故を起こしてそのまま逃走した。磐田市の男性会社員(45)が頭部打撲の軽傷のもよう。袋井署がひき逃げ事件として調べている。
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遠州5水系治水へ 民間協力体制整備 袋井で協議会会合
菊川、天竜川、馬込川、都田川、太田川の県西部5水系の水害対策を考える遠州流域治水協議会(事務局・国土交通省浜松河川国道事務所など)はこのほど、袋井市の袋井新産業会館キラットで会合を開いた。 事務局は、水害対策への知見や技術を持つ民間企業などを指定する「遠州流域治水オフィシャルサポーター」について提案。情報共有の場として同サポーターの懇談会を設立することが承認された。このほか、県西部地域における水害の特徴と課題や黒沢川における特定都市河川の指定に向けた取り組み内容が紹介された。 会合にはオンライン参加を含め県西部、愛知県東部11市町村の首長や国、県の担当者らが出席した。
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浅羽佐喜太郎記念碑に献花 袋井・常林寺でベトナム訪日団
ベトナム中部トゥアティエン・フエ省の越日友好協会の訪日団が2日、袋井市梅山の常林寺を訪れ、ベトナム独立運動の指導者ファン・ボイ・チャウを支援した同市出身の医師浅羽佐喜太郎(1867~1910年)の記念碑に献花した。 団長を務める同省外務副局長のドー・ティー・ミー・チャウさんやファン・ボイ・チャウのひ孫にあたるファン・ニャット・トゥオンさん(57)ら8人が来訪。袋井ベトナム友好協会の関係者や佐喜太郎のひ孫の浅羽秀一さん(75)が出迎えた。トゥオンさんらは記念碑に花をささげ、佐喜太郎の墓に手を合わせた。 同市とベトナムの交流は佐喜太郎が、ファン・ボイ・チャウの窮地を助けたとされることから始まった
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マイナ活用 行政手続き簡略化 袋井市が電子申請窓口 浅羽支所で検証 市長が体験「簡単で安心」
袋井市は「書かない窓口」など新しい行政サービスを検証するため、本年度からマイナンバーカードを活用して手続きを簡略化する「らくらくサポート窓口」を市浅羽支所1階に開設した。大場規之市長が2日、支所を訪れ手続きを体験した。 窓口にはタブレット端末が用意され、マイナンバーカードを認証させることで国民健康保険や介護保険など対象の9手続きを簡単に電子申請することができる。手順を案内するコンシェルジュが常駐するほか、必要な手続きの案内や住民票の写しなど証明書の交付を行う端末も設置された。電子申請は自宅からパソコンなどで手続きすることも可能という。 体験した大場市長は「非常に簡単でサポートも受けられるので
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女子7人制ラグビー国内最高峰大会 静産大・西選手 全国若手選抜に招集 「持ち味で積極的に」 6、7日開催 磐田市長に抱負
女子7人制ラグビー大会「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2024第1戦北九州大会」(6、7日)に、静岡産業大スポーツ科学部2年西夏穂選手(19)=袋井市・アザレアセブン所属=が、全国選抜のチャレンジチームの一員として招集された。2日、西選手が磐田市役所に草地博昭市長を訪ね、大会での活躍を誓った。 国内トップクラスの12チームが年間4大会を戦い、総合順位を決める国内最高峰の大会。チャレンジチームのメンバーは、大会に出場できないチームの若手選手を中心に日本ラグビーフットボール協会がセレクションを行い、将来有望な選手を選抜した。北九州大会は2日間で計6試合行われる予定。 西選手のチャレンジチーム
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災害時の物資 配送・保管で協定 裾野市と福山通運
裾野市と運送事業の福山通運裾野営業所(同市)はこのほど、災害協定を結んだ。大規模災害の発生時、同社が防災用備蓄品の配送や支援物資の一時保管などを担う。 市役所で締結式を開き、村田悠市長と水口聖也所長が協定書を交わした。同社中部統括部の長原丈人部長は「静岡県内で協定を結ぶのは袋井市に続いて2市目になる。いざというときに備え、締結先を静岡県でも増やしていきたい」とあいさつした。
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てんぐ伝説で地域おこし 町の象徴 企画続々 浜松・春野町
浜松市天竜区春野町で、てんぐをテーマにした企画が相次いで始動している。事業者や住民は地域に伝わる伝説を由来にした町のシンボルを活性化に生かそうと、アイデアを凝らす。 春野町堀之内の地場産品直販施設「くまの親子・春野いきいき天狗村」は7日、マルシェ形式の催し「春野てんぐ市」を初開催する。シカ肉やシイタケなど10品目をみそで煮込む「ten具汁」を販売するほか、農家や企業などが出店する。継続して毎月第1日曜に開く予定で、同施設の杉山久美子さんは「焦らず着実に続けていく。新たな企画や商品開発につながる場としたい」と話す。 町内の秋葉山には古くから、てんぐの姿をして火難から人々を救った火防(ひぶ
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【浜松まつり】馬込町屋台75年ぶり新調 住民ら完成祝う
浜松市中央区の馬込町自治会(細田国男会長)の屋台が75年ぶりに新調され、町公会堂で31日、お披露目会が開かれた。法被姿の住民らが新たな地域のシンボルとなる豪華な屋台の完成を喜んだ。 1949年に作られた先代の屋台を新調し、サイズを大きくしたいという要望が10年以上前からあった。3年ほど前に建設委員会を設置し、今年3月に新たな屋台が完成。先代の屋台は同区の名塚町に譲った。 新屋台は幅約3・2メートル、高さ約5・2メートル、奥行き約4・7メートル。寺社建設を手がける天峰建設(袋井市)が森町の天宮神社に生えていた樹齢約450年のヒノキなどを用い、2年がかりで製作した。神社仏閣に用いる建築様式を
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遺贈の円滑化へ協定 島田掛川信金と袋井市
袋井市と島田掛川信用金庫はこのほど、故人が遺言で預貯金を自治体などに寄付する「遺贈」に関する協定を締結した。 協定は、遺贈の手続きの円滑化や希望に沿った寄付につなげることを目的とした。同信金が希望者の相談に応じて専門的な助言でサポートし、市は市民から遺贈の相談を受けた場合に同信金を紹介する。 大場規之市長と同信金の千葉靖史理事長が市役所で協定書に署名した。千葉理事長は「社会貢献への意識が高まり、遺贈の需要は高まっている。自治体に貢献したいという方の役に立てられれば」と話した。 同信金は同市を含む7市2町と同様の協定を結んでいる。
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遺贈の円滑化へ協定 袋井市と島田掛川信金
袋井市と島田掛川信用金庫はこのほど、故人が遺言で預貯金を自治体などに寄付する「遺贈」に関する協定を締結した。 協定は、遺贈の手続きの円滑化や希望に沿った寄付につなげることを目的とした。同信金が希望者の相談に応じて専門的な助言でサポートし、市は市民から遺贈の相談を受けた場合に同信金を紹介する。 大場規之市長と同信金の千葉靖史理事長が市役所で協定書に署名した。千葉理事長は「社会貢献への意識が高まり、遺贈の需要は高まっている。自治体に貢献したいという方の役に立てられれば」と話した。 同信金は同市を含む7市2町と同様の協定を結んでいる。
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海外留学後押し 袋井市が説明会 7日、市教育会館
袋井市は7日午後2時から、「市子ども・若者海外留学支援事業」の説明会を市教育会館で開く。 若者の異文化理解促進やコミュニケーション能力向上を狙いに、海外留学に対する奨励金を交付する事業で、23年度に創設した。初めて留学を経験する中学生から満22歳までの市出身者や在住者が対象。 24年度は1人当たりの奨励金の上限額を25万円から20万円に引き下げ、定員を増やす。市民税非課税世帯などの家庭に対しては上限を50万円から70万円に引き上げる。 問い合わせは市生涯学習課<電0538(86)3191>へ。
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TOKAI元社員 「架空工事」で起訴 静岡地検
静岡地検は28日、TOKAIホールディングス(静岡市葵区)のリフォームなどを担うグループ会社TOKAIで架空の工事代金を同社に請求し、現金をだまし取ったとして、詐欺の罪でTOKAI元社員でコンサルタント業の男(44)=藤枝市=を静岡地裁に起訴した。 起訴状などによると、被告はTOKAIで下請け業者への工事の発注業務を担当していた。2019年1~2月には静岡市駿河区のホテルの空調設備工事を装って237万6千円、19年12月から20年1月の間には袋井市の大学研究実験棟の同工事を装って220万円、20年2~3月には同じ大学の教育棟の同工事を装って187万円を、いずれも事情を知らない下請け業者の男
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新入学児童にランドセルカバー 安協袋井地区支部など
交通安全協会袋井地区支部と袋井署は、袋井市内の小学校に入学する新1年生817人に交通安全ランドセルカバーを贈る。同署で28日、代表児童への贈呈式が開かれた。 三川小に入学する渡辺晴稀君(6)、鈴木崚太君(6)が出席。2人は高柿章悟支部長と杉山大輔署長から反射材付きのカバーを受け取り「飛び出しは絶対にしません」「左右を見て道路を渡ります」と元気よく誓いの言葉を述べた。 カバーは新学期に各学校で配布される。高柿支部長は「登校中に横断歩道を渡るときは、手を上げて」と呼びかけた。
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【静岡県内公示地価・西部】浜松市中央区、遠鉄沿線需要変わらず/掛川市、人気の駅近は供給限定的
浜松市中央、浜名区 中央区の住宅地は0・5%上昇。遠州鉄道沿線の人気は依然根強く、曳馬で15万円の売買があった。東名高速道へのアクセスが良く、道路整備が進む初生町では12万円台。商業地は0・9%上がった。スーパー、ドラッグストア、家族葬向け葬儀場やフィットネスジムの出店意欲が目立つ。浜名区の住宅地は0・1%上昇した。遠鉄沿線の市街化区域周辺は安定した取引が続く。小松の調整区域は6万円台後半から7万円台前半。旧引佐郡3町は下落傾向にあり、空き家が増えている。事業継続計画(BCP)の対策で工業地への関心が垣間見える。 浜松市天竜区 住宅地は2・0%、商業地は2・1%下落したが、直近
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天龍製鋸、袋井市へ 草刈り機20台寄贈
のこぎりなど刃物類の製造加工販売を手がける「天龍製鋸」(袋井市浅羽)は26日、市に草刈り機20台を贈った。市役所で大石高彰社長が大場規之市長に目録を手渡した。 贈ったのは同社製の部品を使ったマキタ社の充電式の草刈り機で、軽量で排ガスを出さないのが特徴。住民に貸し出すほか、コミュニティセンターや学校、こども園など公共施設で活用する。 大石社長は「今後も市への貢献を継続しながら、袋井市のものづくりをアピールしていきたい」とあいさつした。
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山間地暮らしの豊かさ表現 菊川市の映像ディレクター松村さん大賞 山の洲ビジュアルアワード
静岡、山梨、長野、新潟の4県による広域経済圏「山の洲(くに)」創出を目的に開催したコンテスト「第3回山の洲ビジュアルアワード」(静岡県主催)の受賞作品22点がこのほど、発表された。総合部門の大賞には菊川市の映像ディレクター松村康介さん(27)の作品が選ばれた。 「わたしがうつす山の洲」をテーマにした映像や写真を募った。SNSでの公開が応募要件になっていて、31秒~5分以内の映像作品を対象にした総合部門はユーチューブ、30秒以内の動画や、写真を対象にした一般部門はインスタグラムに投稿されている。応募は2部門で計3545点。部門ごとに大賞1点と優秀賞5点、一般の写真は特別賞10点を選出した。
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磐田市の仿僧川と今ノ浦川 浸水25%減想定、流域治水へプラン案
静岡県と磐田市は25日、同市の仿僧川と今ノ浦川の流域治水対策推進に向けた協議会を袋井市の県袋井土木事務所で開いた。氾濫をできるだけ防ぐ▽被害対象を減少させる▽被害を軽減し早期に復旧・復興する-の観点で、ハード・ソフト両面の対策を盛り込んだ水災害対策プラン案を示した。 ハード対策として、両河川流域で河道の拡幅や堤防のかさ上げ、水路の逆流防止弁の設置、排水ポンプの増強などを進める。10年以内に実施する短期対策の効果について、流域に甚大な被害をもたらした2022年の台風15号と同様の降雨でシミュレーションし、現状に比べて流域市街地の浸水面積を25%減らせると想定した。長期的にも施設の増強などを
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ベトナムの学生を袋井に招待 商議所と友好協会 観光地や企業訪問
袋井商工会議所と袋井ベトナム友好協会は24日、ベトナムの外国語大学で日本語を学ぶ学生を袋井市に招待した。学生は31日まで、観光地や会社など市内外各所を訪問しながら、日本について見聞を広げる。 同商議所は昨年11月、創立30周年やベトナム商工会議所との協定締結10周年を記念して訪問団を編成し、ベトナムを訪ねた。友好事業として同協会と現地の外国語大学と共同で、日本語を学ぶ学生を対象に日本語スピーチコンテストを開催。学生15人が参加し、「AIの活用と医療」をテーマにスピーチして優勝したティ・キム・トアさん(21)を特別に招待した。 トアさんは25日、袋井商議所を訪問。豊田浩子会頭らから、産業の
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化石レプリカにタッチ 袋井・宇刈里山公園 説明板も設置
袋井市は24日、同市宇刈の宇刈里山公園に新たに化石のレプリカと、化石を説明する看板を設置した。 同公園は、約200万年前にできたとされる地層「掛川層群宇刈層」や貝化石の標本が見ることができる。レプリカは実物大の貝化石を複数設置し、実際に触ることができる。看板では化石から読み取れる当時の海底の様子や気候などの情報を解説している。 同日の完成披露会では、大場規之市長や、看板とレプリカを監修した静岡大の延原尊美教授、同日開かれた化石教室にいち早く応募した崎山悠将君(山名小3年)と妹の琴音さん(同小1年)が除幕し、完成を祝った。延原教授は「子どもたちが、地層と化石が身近なものだと思ってくれたら」と期
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茶況(3月22日)27日に袋井茶業者大会 安間製茶代表が講演
袋井地区農協茶業委員会(鈴木芳弘委員長)は27日、2023年度の袋井茶業者大会を袋井市岡崎の茶ピアで開く。各品評会などの受賞者を表彰する。記念講演も実施予定。 茶業関係者の情報交換や交流により、良質な茶の生産意欲向上を狙って開催する。講演は、茶の新製品の開発などに積極的に取り組む安間製茶(袋井市豊沢)の安間孝介代表が「お茶の可能性について」と題して実施する。 表彰するのは東海道どまん中袋井茶大賞や袋井地区荒茶品評会、袋井地区闘茶会で最優秀賞を収めた茶業関係者ら。賞状や記念品を授与する。 (袋井支局・北井寛人)
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夢実現へ391人巣立ち 静岡理工科大で卒業式 袋井
袋井市の静岡理工科大はこのほど、本年度の卒業式を同大で開いた。理工、情報の両学部と大学院修士課程の卒業生計391人が夢の実現へ、学びやを巣立った。 木村雅和学長が学部各科と大学院各専攻の代表に卒業証書・学位記を手渡し、「新たな挑戦で、他に誰も歩むことのできない唯一の道を歩み続け、心豊かな人生を送って」と呼びかけた。卒業生を代表して情報学部コンピュータシステム学科の大庭晋之介さん(22)=浜松市=が「大学で得た知識と経験を生かし、想像力と積極性をもって課題を乗り越え、社会と技術の発展に貢献していく」と答辞を述べた。
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29議案可決し袋井市議会閉会
袋井市議会2月定例会は21日、最終本会議を開いた。2024年度一般会計当初予算案や23年度一般会計補正予算案、同日追加上程した1議案を含む計29議案を原案通り可決して閉会した。 同日上程されたのは、24年能登半島地震災害に関わる袋井市税条例の一部改正案で、可決した。
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エコパ来場者 力強く歓迎 新シンボル 書道家岩科さん(静岡)が揮毫
袋井市愛野のエコパアリーナに18日、来場者を歓迎するモニュメントとして、静岡市の書道家岩科蓮花さんが手がけた「ウエルカムウオール」が設置された。3メートル四方の迫力ある揮毫(きごう)作品で、力強い筆遣いで「静岡エコパアリーナ」と書き記した。 モニュメントはエントランスロビーにあり、来場者はアリーナを訪れた証しとして、写真を撮ることができる。関係者通用口にも「WELCOME TO ECOPAARENA(ウエルカムトゥーエコパアリーナ)」と書かれた作品を設置した。 担当者のエコパハウス営業企画部の三輪彰子主任は「エコパのシンボルをつくる目的で、作品を仕上げていただいた。ぜひ生で見て迫力を感じ
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市民アートお披露目 袋井駅南地区にぎわい創出へ 東京芸大も協力
袋井市は16日、JR袋井駅南側の田端東遊水池公園で、市民が制作過程に携わったパブリックアート作品「ヒカリノミチ」と「ヒカリノクモ」のお披露目会を行った。にぎわいの拠点づくりのため約2年に渡って制作されたアート作品の完成を来訪者が祝った。 アートは2022年度、小中学生を対象に作品のコンセプトやデザインを検討するワークショップを開催したことを皮切りに制作を開始。東京芸術大の教員らが協力して小中学生のアイデアを基に六つのデザイン案を作成し、市民投票で2作品の制作が決定した。 お披露目会には大場規之市長や同大の渡辺五大教授らが出席。市民有志らによる今年の干支(えと)にちなんだ「竜の舞」で完成を
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掛川市・袋井市病院企業団人事
掛川市・袋井市病院企業団は18日、4月1日付の人事異動を内示した。 ◇中東遠総合医療センター 【副院長級】がん総合診療センター副センター長兼化学療法センター長(医務局長)副院長兼外科診療部長兼消化器外科診療部長兼消化器病センター長兼IVR・画像診断センター長京兼隆典▽がん総合診療センター副センター長兼緩和ケア支援センター長(がん・緩和ケア支援センター診療部長)副院長兼麻酔科診療部長兼手術センター長内山智浩▽副院長兼臨床研究管理室長(院長補佐)小児科診療部長岩島覚▽副院長兼医務局長兼臨床研修センター長(院長補佐)循環器内科診療部長兼心血管内治療センター長兼ICU・CCUセンター副センター長兼地
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茶況(3月15日)人と地域の文化賞 袋井市に受賞報告 茶文化資料館長
袋井市茶文化資料館の松下智館長(94)がこのほど、全国税理士共栄会文化財団から「人と地域の文化賞」の表彰を受け、市役所に大場規之市長を訪ねて受賞を報告した。 地域文化の振興に貢献した人を毎年1人表彰する賞で、2月に東京都内で贈呈式が行われた。松下館長は約60年間、茶の文化や歴史の研究を進めてきた。研究の中で収集した世界各国の茶器などは2千点超に上り、「松下コレクション」として同資料館に展示してきた。 松下館長はこれまでの活動や受賞の喜びを振り返るとともに大場市長に、「世界的と言える貴重な資料を袋井の魅力として発信し、文化発展に役立ててほしい」と話した。 (袋井支局・北井寛人)
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袋井市人事異動 総務部長 村田氏起用 知見生かす配置主眼に
袋井市は15日、4月1日付の人事異動を内示した。組織の変革と市民サービスの向上に向け、職員のこれまでの知見を生かすことができる人員配置を主眼に置いた。 組織全体を統括する総務部長には、産業部長などを歴任した村田雅俊企画部長を起用。デジタル政策を担当する企画部長には、小柳津和彦デジタル政策課長が昇任した。総合健康センターの将来構想の策定に向けた推進を図るため、長谷川修一総務課長を総合健康センター長に充てる。全体の異動対象は前年度から7人増の118人。 主な異動対象者は次の通り。 【部長級】総務部長(企画部長)村田雅俊▽企画部長(デジタル政策課長)小柳津和彦▽財政部長(議会事務局長)石川敏
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袋井市と金融2社 脱炭素実現へ連携
袋井市としずおかフィナンシャルグループ、浜松いわた信用金庫は14日、「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた連携協定を締結した。 袋井市は21年度に、50年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言し、23年度は「市地球温暖化対策実行計画」を策定した。しずおかフィナンシャルグループと浜松いわた信用金庫の両社は、脱炭素化社会の実現に向け、行政や地域企業との連携を図っており、協定締結が実現した。協定には、市内事業者の温室効果ガス排出量の可視化や脱炭素経営の促進などについて盛り込まれた。 市役所での締結式で、大場規之市長としずおかフィナンシャルグループの柴田久社長、浜松いわた
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安心確保へ「誇り胸に活動を」 自衛隊入隊予定者を激励 袋井
袋井市と市自衛隊協力会(高木清隆事務局長)は14日、入隊予定者の激励会を市役所で開いた。市や自衛隊、自衛隊家族会の関係者らが地元から新たな道に進む3人にエールを送った。 入隊するのは石川楓己さん(20)、森下慶司さん(27)、田村勇昂さん(18)。3人を代表して石川さんが「災害から人々を守りたい。一人でも多くの人を救える自衛官になれるように日々努力を続ける」と決意を述べた。大場規之市長は「不安定な世界情勢に加え、国内では各地で災害が起こる中、国の安全と人々の安心の確保に努めてくれる。誇りを持って活動してほしい」と激励した。
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子ども古着3000着超回収 ユニクロ「服のチカラ」最優秀賞 浜松視覚特別支援学校小6年の鈴木君 活動を報告
静岡県立浜松視覚特別支援学校(浜松市中央区)の鈴木真尋君(小学部6年)=袋井市=がこのほど、衣料品店「ユニクロ」が主催する「服のチカラプロジェクトアワード」の小学校の部で最優秀賞を受賞し、13日、袋井市役所を訪ねて大場規之市長に報告した。 プロジェクトは、ユニクロを展開するファーストリテイリングの社員から出張授業を受けた子どもたちが、校内や地域で着られなくなった子ども服を回収し、難民キャンプなどに寄贈する取り組み。2023年度は全国で小学校から高校まで、約740校が参加した。 鈴木君は同級生の市川幸生君=浜松市=と協力し、23年5月から服を集め始め、校外で学習会を開催するなどして活動の輪
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パステルアート遊び心満載70点 袋井の画家・加藤さん出品 浜松のギャラリー
袋井市のパステル画家加藤直子さん(57)のパステルアート展が31日まで、浜松市浜名区細江町のギャラリーカフェ寸座フランセで開かれている。 パステルを粉状にして指や型紙で描いた作品を中心に、明るい色彩の約70点が並ぶ。ワニをモチーフにした自作のキャラクター「ワンダー」や小鳥が登場する絵本のような世界観の絵画や、花柄模様の中に猫が隠れている遊び心のある大作などが来場者の目を引く。AからZまでのアルファベットを反転させて描いた版画作品もある。 午前9時半から午後6時まで。火曜定休。
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炭焼きレストランさわやか 会長、創業者の富田重之氏死去 87歳、14日の営業全店で取りやめ
静岡県内に34店舗を展開する飲食店「炭焼きレストランさわやか」の運営会社さわやか(袋井市)会長の富田重之(とみた・しげゆき)氏が12日、老衰のため浜松市内の病院で死去した。87歳。浜松市中央区出身。自宅は浜松市中央区。通夜は近親者と会社関係者、告別式は近親者のみで行う。友人葬。喪主は長男で、同社社長の玲(あきら)氏。 重之氏は同社の創業者。1977年に菊川市に1号店を出店した。 同社は重之氏の死去を受け、14日の営業を全店で取りやめる。
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敷地川治水対策へ 国交省に支援要望 静岡県、磐田、袋井両市
静岡県と磐田市、袋井市は11日、2年連続で堤防が決壊した敷地川の治水対策について、国の重点的な予算措置を求める要望書を国土交通省に提出した。磐田の草地博昭、袋井の大場規之両市長らが小鑓隆史政務官と面会し、復旧状況や支援の必要性を説明した。 両市を流れる敷地川は2022年9月の台風15号、23年6月の台風2号で磐田市内の同一箇所が決壊し、周辺に浸水被害をもたらした。県が復旧工事を進めているが、今回被害があった場所以外にも、川幅が狭く氾濫の危険性が高い箇所が存在している。河道掘削や橋の架け替えなど敷地川全体の河川改修を迅速に進めるため、国に補助を要請した。 草地、大場両市長は「3度目(の決壊
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⚽ジュビロ磐田選手と同じ食事「おいしい」 袋井の学校に「ジュビロ応援給食」
袋井市とサッカーJ1ジュビロ磐田は11日、選手が練習時などにクラブハウスで食べている食事メニューを「ジュビロ応援給食」と名付け、袋井市内の学校給食で提供した。 地元野菜や大豆がたくさん入ったキーマカレーを中心に、キャベツのクルトンサラダや果物のヨーグルトなどが並んだ。山名小には同クラブのマスコット「ジュビロくん」と「ジュビィちゃん」が訪れ、各教室を回って児童と交流した。サッカー選手を目指していて同クラブのファンだという5年の山田埜太さんは「栄養満点でおいしかった。もっとサッカーを頑張ろうと思えた」と話した。 教室では、並んだ料理の紹介や選手からのメッセージ動画も流れた。12日までに市内各
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【東日本大震災13年】道路寸断恐れ109市町村 原発30キロ圏、静岡県内9市町
建設中を含む国内19原発の30キロ圏にある自治体のうち18道府県計109市町村で、地震など災害時の緊急輸送道路が土砂崩れなどにより寸断される恐れがあることが8日、分かった。30キロ圏に含まれる21道府県計138市町村の79%に当たり、原発事故時の避難に支障が出る恐れがある。東京電力福島第1原発事故から13年。国土交通省が公開している地理情報データを基に、道路が土砂災害警戒区域を横断しているかどうかを共同通信が分析した。 静岡県内で寸断の恐れがあるのは、藤枝市、島田市、牧之原市、掛川市、菊川市、御前崎市、袋井市、磐田市、森町の9市町の高速道路や国道、県道など。1月の能登半島地震でも土砂災害が
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茶況(3月8日)可睡斎参拝者に呈茶 袋井・豊沢三沢茶研究会
袋井市の豊沢と笠原三沢の両地区の生産者が販売促進などに取り組む豊沢三沢茶研究会はこのほど、同市久能の可睡斎で呈茶サービスを行った。 境内の特設ブースで、両地区で生産された「やぶきた」の煎茶を参拝者に振る舞った。研究会や各生産者が持ち寄った商品も販売し、お茶の魅力に触れて楽しむ家族連れや年配者らでにぎわった。 県内外から訪れる観光客に袋井産茶のおいしさを知ってもらおうと、行楽シーズンに合わせて毎年続けている。 (袋井支局・北井寛人)
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ブレス浜松10日最終戦 浜名区のPVで応援
バレーボールVリーグ女子2部ブレス浜松は10日、敵地での群馬グリーンウイングスとの最終戦のパブリックビューイング(PV)を浜松市浜名区のサンストリート浜北で開く。 上位3チームが最終順位を決めるV・ファイナル(23~24日、袋井市のさわやかアリーナ)進出を懸けた一戦。浜松は現在11勝6敗の5位。9日に3位JAぎふリオレーナが首位ヴィクトリーナ姫路に敗れると、浜松に進出の可能性が浮上する。同日は4位群馬と6位リガーレ仙台が対戦する。 PVの開場は午後0時半ごろ。入場無料。
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「落ち着いて高い場所に」 袋井の園児と警察官が津波避難訓練
東日本大震災を教訓に静岡県が定めた津波対策推進旬間(2~11日)に合わせて、県警緊急事態対策課と袋井署は7日、袋井市沿岸部の浅羽南幼稚園で津波避難訓練を行った。署員の誘導で全園児約40人が津波避難施設へ避難し、津波への備えを学んだ。 南海トラフ巨大地震が発生し、県内全域に津波警報が発令されたとの想定で実施した。平松明子園長が放送で地震発生を伝えると、園児たちはしゃがんで頭を守り、身の安全を確保した。揺れが収まると、付近をパトロール中だった同署員が、園児たちを園の向かいにある高さ6・5メートルの津波避難タワーに誘導。防災ずきんをかぶった園児らが階段を落ち着いて上った。 屋上では同課の警察官
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他県災害発生時参集基準作成へ 静岡県方針
静岡県は7日、県外で大規模災害が発生した際の県職員の参集基準を新たに策定する方針を示した。川勝平太知事と2人の副知事を含めた職員の参集や待機の基準を設ける。県議会危機管理くらし環境委員会で明らかにした。 県によると、他県で発災した場合の参集ルールはなく、被害情報の収集や全国知事会からの応援要請の有無などを考慮して必要な体制を取っている。県危機政策課の高部真吾課長は、能登半島地震の対応について「被災地支援の体制を、休日を含めて迅速かつ適切に整え、支援に支障はなかった」と述べた。一方で風水害が激甚化・頻発化していることを踏まえて「今後、支援を求められるケースが増えることが見込まれるため、一定の
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静岡・亀沢さんら俳句最優秀賞 静産大コンテスト
静岡産業大日本語教育研究センターはこのほど、「第13回静岡産業大学俳句コンテスト」の入賞者を発表した。 一般と学生(高校生以上)の部に計1549人から3978点の応募があった。最優秀賞として有馬朗人記念賞(元文部大臣、元同大学事顧問記念賞)、大須賀賞(静岡新聞社・静岡放送社長賞)、堀川賞(同大学長賞)を設けた。 入賞者は次の通り。 【一般】有馬朗人記念賞 亀沢淑子(静岡市駿河区)▽大須賀賞 山口秀夫(焼津市)▽堀川賞 菅伸明(愛媛県新居浜市)▽優秀賞 安田功二(東京都北区)山本久喜(静岡市駿河区)▽佳作 黒飛義竹(広島市安佐北区)小川健治(静岡市駿河区)増田史世(袋井市)浅井勝子(磐田市)古
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給食通し応援スクラム アザレア・セブンと袋井4小中 ナタリヤ選手出身地・ウクライナ料理をメニューに
袋井市はこのほど、地元のスポーツチームと連携したまちづくり企画の一環で、小中学校4校の給食メニューに、女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」のナタリヤ・コザチュク選手の出身地であるウクライナの料理を「アザレア・セブン応援給食」と名付けて提供した。 給食は高南小、袋井南小、袋井中、袋井南中で提供された。献立は、ウクライナ料理である揚げた鶏肉をバターと味わう「キエフカツレツ」をはじめ、ビーツで染まった赤色のスープが特徴的なボルシチ、ウクライナで生産が盛んなジャガイモを使ったサラダなど。給食中の教室では、並んだウクライナ料理の作り方や同チームの選手からのメッセージ動画が流れた。 高南小
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同窓会の預金着服 専門学校職員免職 袋井市発表
袋井市は4日、同窓会の預金通帳から私的流用と着服を行ったとして、東海アクシス看護専門学校(袋井市上田町)の教務課職員を同日付で、免職の懲戒処分にしたと発表した。 市によると、職員は同校同窓会の会計を担当する中で、2023年6月に同窓会の預金通帳から100万円を一時的に私的流用したほか、16年12月から23年11月までの間に支払い金額を改ざんするなどして、38回にわたり計62万4357円を着服した。着服金はすでに全額返済されたという。 同校は中東遠地域の5市1町で組合を構成する。管理者の袋井市の大場規之市長は「誠に遺憾。皆さまの信頼を失墜させ心からおわび申し上げる。職員倫理の啓発に努め、看
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植物工場から出火 袋井市
4日午前11時40分ごろ、袋井市堀越のリーフレタスの植物工場から出火し、工場内のレタス製造棚などを焼いた。けが人はいなかった。袋井消防署などによると、工場関係者から「レタスを栽培している棚から火が出た」などと通報があった。出火当時、工場は稼働中だったが、従業員は全員避難して無事だったという。袋井署などが出火原因を調べている。
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安全運転に貢献 優秀事業所表彰 静岡県警など
静岡県警と自動車安全運転センター県事務所は4日、同センターが発行している運転記録証明書を有効活用し、従業員の交通事故防止と安全意識向上に努める優秀安全運転事業所の表彰式を静岡市葵区で開いた。表彰はプラチナ賞が2事業所、金賞が5事業所、銀賞が7事業所で、プラチナ、金、銀を受賞した代表者が静岡中央署で、県警の加藤悟交通部長と同事務所の北沢博所長から表彰状と盾を受け取った。 最高賞のプラチナは、富士宮牛乳運輸(富士市)と浜松バス(浜松市浜名区)。浜松バスの担当幹部は「基本的な内容だが、社長による安全教育を反復的に続けていることが、80人余りの全従業員への浸透につながっている。賞を励みにしたい」と
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懐かしの名曲 二胡で楽しむ 浜松市浜名区の介護施設
浜松市浜名区於呂の北斗わかば介護施設でこのほど、春の音楽祭が開かれた。袋井市を拠点に中国の弦楽器二胡(にこ)の演奏活動を展開する劉揚さんと、電子オルガン(エレクトーン)奏者の望月有美さんが昭和期の歌謡曲などを演奏し、施設利用者や職員を楽しませた。 2人は「川の流れのように」「蘇州夜曲」「上を向いて歩こう」などを奏でた。透明感や哀愁を帯びた二胡の音色を体験した聴き手は、懐かしいメロディーを口ずさんだり手拍子したりして楽しんだ。 劉さんは「年配の方になじみが深い曲を選んだ。音色に共鳴してもらえてうれしい」と話した。
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再審法改正「超党派の課題」 信念貫いた自民元重鎮【最後の砦 刑事司法と再審㉓第6章 遠き「黄金の橋」①政治的立場違えど】
〈罪なくして死刑が執行されるという日本裁判史上最大の不名誉を救う道は、御研究中の法律が一日も早く制定される以外にないと信じます〉。後に冤罪(えんざい)と認められる「島田事件」の主任弁護人、鈴木信雄弁護士(1898~1979年)が67年、社会党法務部会部長の神近市子衆院議員(1888~1981年)に宛てた文章は〈お手伝させていただく道があれば本懐でございます〉として、こう続く。〈世論を興すための運動の費用に寄付をさせていただくとか、法務省に陳情するとか、超党派の問題として自民党に呼びかけるとか(自分は自民党の古い所属です)〉 当時、神近議員らは「死刑囚に対する再審特例法」の制定を検討してい
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液状化広範囲、津波避難妨げ 能登地震、静岡理工科大調査 地盤沈下や噴砂…「静岡県も対策確認を」
静岡理工科大理工学部(袋井市)の中沢博志教授(地盤防災工学)が2日までに、能登半島地震で発生した液状化の現地調査報告をまとめた。石川県内灘町をはじめ富山県内でも被害が確認され、一つの自治体内で複数の地区にまたがって広範囲に及んでいるのが特徴。中沢教授は「液状化による地盤沈下などが津波避難の妨げになる可能性がある」と指摘した。=関連記事26面へ 中沢教授は高知大のチームと合同で、1月下旬に石川県七尾市、志賀町、内灘町、富山県氷見市を調査した。内灘町では鶴ケ丘と西荒屋の両地区にわたって顕著な被害が見られた。中沢教授によると、両地区は海沿いに砂丘が広がり、砂丘の一部を切り土した地域や、盛り土した
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茶況(3月1日)安定の茶業経営へ取り組みを共有 JA遠州中央が振興大会
JA遠州中央はこのほど、茶振興大会を袋井市の茶ピアで開いた。新茶期を目前に、管内の茶業関係者約80人が安定的な茶業経営に向けた取り組み方針などを共有した。 JAの担当者が昨年の荒茶生産や販売、流通の情勢を報告した。2024年度の流通対策として交流サイト(SNS)や動画などを活用することや、茶業振興施策として営農センターごとに生産部会強化シートを策定することなどを挙げた。 昨年管内で開かれた品評会や共進会などで最高賞を受賞した生産者への表彰も行われた。 (袋井支局・北井寛人)
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遠州トラック最大倉庫が稼働 袋井
遠州トラックはこのほど、製造業メーカーの部品センターとなる「袋井ロジスティクスセットセンター」を袋井市木原の本社周辺で本格稼働した。自社倉庫で最大規模。 鉄骨造り3階建て、延べ床面積は約3万800平方メートル。メーカーの生産ラインに直結し、部品の受け取りから保管、セット組み、ラインへの納入輸送を一括して担う。従来複数拠点で分散して行っていた業務を集約。メーカーの受け入れの作業負担軽減を目指す。 約220人が従事し、食堂や事務所なども備えた。
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健康増進で知事褒賞 7企業・団体 授与式
静岡県はこのほど、従業員の健康増進に積極的に取り組む県内7企業・団体を表彰した。県庁で授与式を行い、川勝平太知事が代表者に褒状を手渡した。取り組みの内容は事例集にまとめ、県内の事業所に配布する。 健康診断の受診促進や受動喫煙・禁煙対策、従業員の家族や地域住民を巻き込んだ健康づくりなどが対象。川勝知事は「健康寿命を延ばすには行政だけでは限界がある。皆さんの取り組みを広めていきたい」とたたえた。 出席者は自社の健康経営の事例を紹介し、「体の健康だけでなく、心の健康も大切」「家族の健康にも良い影響が出ている」などの声が上がった。 表彰を受けた企業・団体は次の通り。 赤阪鉄工所(焼津市)キャ
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工場生産のリーフレタス 袋井から出荷 世界最大級
中部電力などが出資するツナグコミュニティーファーム(袋井市堀越)は1日、世界最大級の生産能力を見込むリーフレタスの完全人工光型植物工場「テクノファーム袋井」(同)の出荷式を実施した。 工場は2021年10月に起工し、24年1月に稼働を開始。同2月25日に初出荷をした。工場ではITを活用し、光や温度などの生育環境、種まきや収穫などの生産工程が自動化され、計画的な無農薬栽培が可能。スマート農業の先進的事例、持続可能な開発目標(SDGs)の達成につながる事業として期待されている。 式典では、ツナグコミュニティーファームの林俊弥代表が「関係者の努力と協力のおかげで出荷を迎えることができた。生育し
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瞬間冷凍栄養そのまま 無添加手作り乳幼児食 永田屋(袋井市)【静岡ものづくり最前線】
地元の食材を使った完全無添加の手作りベビーフードの販売を開始した。瞬間冷凍により食材の栄養素はそのまま。使う際はレンジや湯煎で簡単に解凍できる。乳幼児の成長に合わせて食材の種類や大きさを変え、離乳食初期から完了期までの商品をそろえる。 永田浩憲社長の息子健人さんの妻彩華さん(27)が開発した。3児の母として育児に追われる中、市販のベビーフードに助けられた一方で、添加物が使用されたレトルト食品などを食べさせることに後ろめたさがあったという。「子育て中のお母さんが少しの罪悪感もなく使えるベビーフードがあれば」という思いから製造を決めた。 離乳食・幼児食コーディネーターとしての知識を生かして食
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書家大杉さん(袋井)静岡で個展 橘逸勢テーマに作品30点
袋井市の現代書家大杉弘子さんの個展「大杉弘子 書界 姿なき天才 橘逸勢の玉手箱」が、静岡市葵区の松坂屋静岡店で開かれている。3月5日まで。 平安時代の書家橘逸勢(はやなり)による「伊都内親王願文」の臨書をはじめ、青の彩色古墨を使った作品約30点が並ぶ。逸勢は空海、嵯峨天皇とともに「三筆」の一人とされる。袋井地域にゆかりがあり、大杉さんは顕彰プロジェクトを展開してきた。 個展初日は大杉さんがライブパフォーマンスを披露した。二曲一双のびょうぶに、空の玉手箱と財宝が入った玉手箱を、それぞれ甲骨文字とアルファベットで書き、煙を薄墨で表現。逸勢にまつわる連続講座を開くテレビプロデューサー井上恭介さん(
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優しいタッチのパステル画34点 袋井の加藤さん 浜松で個展
袋井市のパステル画家加藤直子さん(57)の個展が3月10日まで、浜松市中央区のホテルコンコルド浜松で開かれている。 ワニをモチーフにした加藤さんが生んだキャラクター「ワンダー」や、日の沈む方向にゆったりと寝そべる猫など優しいタッチで描かれたパステル画34点が並ぶ。 ワンダーの作品シリーズは、「snow(雪)」「EARTH(地球)」などをモチーフに、鏡文字にした英単語を作品に描いた。 加藤さんは鏡文字について「文字だけに目線が行かなくなる狙い。作品を見つめてもらい、楽しんでもらえれば」と呼びかけた。
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袋井市 空家等対策計画 見直し 市議会 市長答弁 国の特措法活用検討
袋井市の大場規之市長は28日、市内の空き家の総数について、714戸が確認されていると説明した。空き家対策として、2023年12月に改正された空家対策特措法の活用に向けて検討を進めると示した。市議会2月定例会で村松和幸氏(緑風会)の一般質問に答えた。 空き家の分布調査は「市空家等対策計画」に基づき5年ごとに実施され、直近は20年に行われた。15年から483戸が改善された一方で、新たに431戸の空き家が発生し、総数としては52戸減少した。総数714戸のうち、約6割が旧耐震基準で、災害時に救助や復旧の妨げになることが懸念されている。 改正法は「管理不全空き家」に対し行政による改善の指導や勧告ができ
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天竜川水系の取水制限解除 水利調整協議会
静岡県や浜松市などでつくる天竜川水利調整協議会は28日、天竜川水系で1月10日から実施していた取水制限を解除した。 県によると、水位を下げて施工する必要のある佐久間ダムの工事が完了したことや、2月19日以降に降雨が続いた影響で、一時は28・4%まで落ち込んだ同ダムの貯水率が26日時点で78・3%にまで回復した。 同協議会は1月10日からの50日間、上水道4市1町(浜松、磐田、袋井、湖西、森)、工業用水3市(浜松、磐田、袋井)、農業用水3市1町(浜松、磐田、袋井、森)で5~10%の取水制限を行っていた。
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仮想空間で婚活イベント 袋井市長答弁、秋に開催方針
袋井市の大場規之市長は27日、人口減少と少子化社会を受けた出会いの場と機会の創出を目的に、インターネット上の仮想空間「メタバース」を使った婚活イベントを開催する方針を示した。市議会2月定例会で近藤正美氏(緑風会)の一般質問に答えた。 マッチングアプリ使用率の増加傾向などを受けて、県と市町が運営する婚活マッチングサービス「ふじのくに出会いサポートセンター」の会員向けの婚活イベントを2023年8月に実施したことを報告した。一方で、地方都市における婚活の課題として、顔見知りと出会うことなどに抵抗感を示す人が一定数いることを挙げた。 メタバースを活用した婚活イベントは、友好都市の山梨県北杜市で実施さ
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磐田の宇藤さん SSクラス優勝 磐田将棋愛好クラブ
磐田将棋愛好クラブの第235回大会がこのほど、磐田市の市総合健康福祉会館iプラザで開かれ、42人が参加した。 上位入賞者は次の通り。 SS ①宇藤敬行(磐田市)②高柳丞(浜松市)③鈴木嘉隆(磐田市)▽S ①大橋誠(同)②渥美良純(浜松市)③幸田好司(磐田市)▽A ①大庭悦治(同)②田辺国義(袋井市)③松尾三十四(掛川市)▽B ①山中勇二(磐田市)②芝田信照(袋井市)③清水文彦(磐田市)
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SSクラスで横山さん優勝 日将連浜松 2月大会
日本将棋連盟浜松支部の2月大会がこのほど、浜松市中央区の積志協働センターで開かれた。70人が参加し、最強のSSクラスで横山渡さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 SS ①横山渡(牧之原市)②菅沼優星(磐田市)③宇藤敬行(同)▽S ①村松泰司(中央区)②田村勇太郎(同)③磯野薫(浜名区)▽A ①安田孝一(中央区)②森孝彰(同)③佐藤粋聖(同)▽B ①坂野義隆(藤枝市)②伊藤潔(中央区)③芝田信照(袋井市)▽C ①杉山敏郎(浜名区)②片山久(中央区)③山下浩之(浜名区)
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⚽浅羽FC 快勝V 磐田でU-12サッカー決勝
第30回JAときめき杯U-12サッカー大会(静岡県サッカー協会西部支部4種委員会主催)は24日、決勝戦を磐田市大久保のゆめりあで行い、浅羽FC(袋井市)が磐田第一JFSS U-12(磐田市)を4-0で破り優勝した。 浅羽FCは前半に2点を奪って試合を優位に進めると、後半にも2点を追加して相手を突き放した。大会には、特別協賛しているJA遠州中央管内の小学生24チームが出場。この日は磐田市内3会場で予選リーグの順位ごとにトーナメント戦を行った。3位にはバディフットボールクラブ(磐田市)と山名スポーツ少年団(袋井市)が入った。 ゆめりあでは同日、出場チームの3、4年生を対象にしたサッカー教室も
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健康長寿の延伸など重点 袋井市しあわせ計画、市長に答申
第10次高齢者保健福祉計画と第9期介護保険事業計画をまとめた「袋井市長寿しあわせ計画」について、市高齢者保健福祉計画等推進委員会(村松尚委員長)はこのほど、大場規之市長に答申した。生活習慣病予防につながる実用性の高い事業の推進などを求めた。 同計画は老人福祉計画と介護保険事業計画を合わせて策定し、高齢者に関する各種保健福祉事業や介護保険制度の円滑な実施を目的としている。24年度から26年度までに「健康長寿の延伸」「地域共生社会の実現」「認知症施策の推進」などに重点的に取り組む。 答申書では市と関係機関の連携強化や高齢者が地域活動に積極的に参加できる仕組みづくり、介護給付の適正化などを図る
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エコパのピッチ使用券 ふるさと納税返礼に 袋井市、先着1組限定
袋井市はふるさと納税返礼品に「エコパスタジアムのピッチ(芝生)60分使用券」を登録し、3月24日正午まで、「ふるさとチョイス」のサイトで寄付を受け付けている。寄付金額は10万3000円で、先着1組限定。 3月31日の午前か午後のいずれかにピッチを使用でき、対象競技はサッカーかラグビー。一度にピッチに入れる人数は、サッカーが22人以下、ラグビーが30人以下と決められている。 同市は、サッカーとラグビーのワールドカップ(W杯)の舞台となったエコパスタジアムを活用した交流人口の拡大を目的に企画した。2月26日からは、ラグビーリーグワン1部・静岡ブルーレヴズと連携し、選手との交流や特別席での試合
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太陽光パネルの下でソバ栽培 静岡ガス、富士の食堂で販売
静岡ガスは22日、営農型太陽光発電施設で栽培したソバを使ったてんぷらそばを、富士市の同社エネリアショールーム富士エネリア食堂で販売した。23日まで。 耕作に使われていない袋井市内の農地を活用し、2万5千平方メートルの施設内に設けた太陽光パネルの下でソバを栽培した。昨年末に初収穫し、事業を県民に周知するため販売した。 静岡ガス&パワー(富士市)が発電施設運営、鈴生(静岡市)が栽培を担い、今年夏から2期目の生産を始める。静岡ガス担当者は「農地の有効活用とカーボンニュートラルに向けた事業として、収穫量を増やすなど軌道に乗せたい」と話した。 販売は午前11時半から午後1時半まで。なくなり次第終
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浜名湖遺体事件、表鷲津湖岸公園の立ち入り禁止解除
湖西市の浜名湖畔で袋井市の通信制高校2年生(17)の他殺体が見つかった事件で、湖西署捜査本部は19日、遺体の発見場所に隣接した表鷲津湖岸公園(湖西市鷲津)の立ち入り禁止を解除した。
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袋井市議会開会 32議案上程
袋井市議会2月定例会が19日開会し、会期を3月21日までの32日間と決めた後、2024年度一般会計予算案や23年度一般会計補正予算案など32議案を上程した。 大場規之市長は新年度の施政方針を示し、子育てと教育環境の充実、都市機能の向上、防災と防犯対策の強化など六つの重点項目を掲げ「成果の見える化と建設的な対話という二つの軸を強化し、スマイルシティふくろいの実現に向けて全力を尽くす」と述べた。 一般質問は2月27~29日に行う予定。
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浜名湖遺体 交友関係、足取り解明に全力 捜査本部20日で1週間
湖西市の浜名湖畔で袋井市鷲巣の通信制高校2年の男子高校生(17)の他殺体が見つかった殺人事件で、男子高校生が自宅を出た後の4日夜、浜松市中央区の繁華街を訪れていたことが18日、知人への取材で分かった。男子高校生は「今から友達の家に行く」と話していたといい、その後、同区の友人宅アパートへ向かったとみられる。男子高校生は同宅に滞在した後、5日未明に行方が分からなくなった。湖西署捜査本部の設置から20日で1週間。捜査本部は男子高校生の交友関係のトラブルや足取りを調べ、事件に巻き込まれた経緯の解明に全力を挙げている。 トラブルか 捜査関係者によると、友人宅アパートでは男子高校生のほかに成人を
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コラム窓辺 花粉症から開ける道【白井貴子/シンガー・ソングライター】
河津桜が咲き、だんだんと春へ。でも花粉症の方には苦しい季節ですね。実は私も20年ほど前はものすごい花粉症で、1日にティッシュ1箱がなくなるくらい涙も鼻水も止まらず、目は赤く腫れ上がりひどい状況でした。 薬もたくさん試しましたが、「どうしてこんなことになるの!?」とその元凶を突き止めたくなり調査開始。戦前戦後、植林したスギやヒノキの間伐がされず、木が活用されていないから花粉の飛散量が増えている―と知りました。「薬を飲むだけじゃ駄目! 森を守り育てる若者を増やさないと」と、森へ思いを傾ける大きなきっかけになりました。 その頃、タイムリーにも神奈川県での「全国植樹祭」の歌を作るお話をいただき、
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ブレス浜松 西部8市町と連携協定 バレー軸に地域発展貢献
バレーボールVリーグ女子2部「ブレス浜松」は18日、県西部8市町と連携協定を締結したと発表した。浜松市浜名区のサーラグリーンアリーナで同日、大林素子GMらチームと各自治体関係者が発表会に臨んだ。 協定を結んだのは御前崎市、菊川市、掛川市、袋井市、磐田市、浜松市、湖西市と森町。2024~25年シーズンに新設される国内リーグの最高カテゴリー「SVリーグ」の参入を目指すブレス浜松は、これらの地域の発展やスポーツ振興、市民の健康増進に貢献しながら、さまざまな価値の創出を図る。 会見で大林GMは「8市町、そして最終的には日本全国を巻き込めるよう、勇気(を与え)、力になれるチームづくりを目指す」と述
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浜名湖殺人 男子高校生の訪問宅 近隣住民と複数のトラブル
湖西市の浜名湖畔で袋井市鷲巣の男子高校生(17)の他殺体が見つかった殺人事件で、男子高校生が5日未明に滞在し、トラブルに巻き込まれたとみられる浜松市中央区の友人宅アパートでこれまで、出入りする若者グループが近隣住民らを怒鳴りつけるなど複数のトラブルが発生していたことが17日、関係者への取材で分かった。 近所の60代女性は昨年11月ごろ、アパートの前で、頻繁に出入りしていた若い男性が警察官に対して大声を出す姿を目撃。「『ふざけるな』などと警察官を罵倒しているようだった」と振り返る。その後、男性が警察車両で連行されていく様子も見かけたという。 周辺に住む男性はアパート駐車場に夜間、5人ほどの
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浜名湖殺人 友人宅に若者頻繁出入り 以前から、男子高校生も?
湖西市新居町中之郷の浜名湖畔で袋井市鷲巣の男子高校生(17)の他殺体が見つかった殺人事件で、男子高校生が5日未明に数時間滞在し、トラブルに巻き込まれたとされる浜松市中央区の友人宅アパートには、以前から男子高校生と同年代の若い男女が頻繁に出入りしていたとみられることが16日、捜査関係者や近隣住民への取材で分かった。男子高校生も出入りしていた可能性があり、湖西署捜査本部は最近の交友関係の聞き取りに加えて関係箇所の検証や捜索などを慎重に続け、5日未明のアパートの集まりと事件との関連について解明する。 関係者によると、5日未明はアパートに男子高校生の友人や成人の知り合いを含めた複数の国籍の知人男女
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デジタル化、都市機能充実 袋井市予算案 一般会計398億3000万円
袋井市は16日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は23年度当初比2・6%増の398億3千万円。6年連続で過去最高を更新した。デジタル化による市民生活の変革、都市機能の充実やにぎわい創出、産業支援に重点を置いた。 電子書籍の貸し出し開始や学校図書室と市立図書館への共通システム導入などを進める「まちじゅう図書館推進事業」に2億円を計上した。児童や生徒が端末で自宅からでも電子書籍を読むことのできるサービスの提供や、学校と市立図書館の蔵書を一括管理して児童が学校から図書館の文献を調べられるシステムの構築などを図る。 市内全域の道路、公園などの全照明灯にLEDを導入
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茶況(2月16日)豊沢三沢茶研究会 可睡斎観光客に呈茶 袋井、17日から
袋井市の豊沢と笠原三沢の両地区の生産者が販売促進などに取り組む豊沢三沢茶研究会は17、18の両日、同市久能の可睡斎で呈茶サービスを実施する。 境内の特設ブースで、両地区で生産された「やぶきた」の煎茶を参拝者に振る舞う。研究会や各生産者が持ち寄った商品の販売なども行う予定。県内外から訪れる観光客に袋井産茶の魅力を知ってもらおうと行楽シーズンに合わせ、毎年続けている取り組み。 各日午前8時半ごろから午後4時ごろまで。23~25日と、3月2、3の両日にもサービスを行う予定。 (袋井支局・北井寛人)
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新年度予算案 袋井市
市町名(議会会期)①一般会計規模②前年度比伸び率③主要事業(事業費)の順 ◇袋井市(19日~3月21日)①398億3千万円②2・6%増③まちじゅう図書館推進事業(2億円)▽市内全照明灯にLED導入(1億8400万円)▽袋井駅南側エリア整備(4億4千万円) ※6年連続で過去最大規模。都市機能の充実やにぎわい創出、デジタル活用による市民生活の変革、産業支援を重点項目とした。
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静岡県内25施設で学年、学級閉鎖 インフルエンザ
静岡県は16日、県内の高校、小学校、こども園25施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計282人確認され、学年閉鎖、学級閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 三島市2施設23人、御殿場市1施設4人、富士市1施設8人、静岡市葵区2施設23人、同市駿河区2施設24人、同市清水区3施設24人、藤枝市3施設23人、磐田市1施設8人、掛川市1施設12人、袋井市1施設28人、湖西市2施設32人、菊川市1施設8人、浜松市天竜区1施設18人、同市中央区4施設47人
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浜名湖の高校生殺人 友人宅で誕生会か バイク倒すトラブル前、大人数で会食
湖西市新居町中之郷の浜名湖畔で袋井市鷲巣の男子高校生(17)の他殺体が見つかった事件で、男子高校生が5日未明に数時間滞在した浜松市中央区の友人宅では誕生日祝いのパーティーと称し、大人数で飲食をしていたとみられることが15日、複数の関係者への取材で分かった。男子高校生は、友人宅の敷地内でバイクを倒したことなどをきっかけにトラブルに巻き込まれた可能性があり、湖西署捜査本部が事件との関連を慎重に調べている。 関係者によると、友人宅には同年代の友人や成人の知り合いを含めた複数の国籍の知人男女が集まっていた。うち1人の誕生日を祝う目的だったとされ、飲食などをした男子高校生はバイクを転倒させトラブルが
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静岡市駿河区の田口さん Sクラスで優勝 日将連浜北支部大会
日本将棋連盟浜北支部の2月大会がこのほど、浜松市浜名区の浜北文化センターで開かれた。81人が参加し、最強のSクラスは田口晃士さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 S ①田口晃士(静岡市駿河区)②内山透(中央区)③鈴木雄也(静岡市葵区)④丸一健悟(中央区)⑤中川丈太郎(浜名区)▽A ①赤川陽平(浜名区)②門奈光(中央区)③岡本泰好(掛川市)④安藤隼斗(焼津市)⑤渡辺伸五(浜名区)▽B ①山下康弘(中央区)②大庭悦治(磐田市)③牧野斉(浜名区)④尾藤菊一(中央区)⑤高〓正芳(浜名区)▽C ①斉藤正直(中央区)②武村岳史(浜名区)③高〓長男(掛川市)④斉藤流(横浜市港北区)⑤芝田信照(袋井
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浜名湖の高校生殺人 バイク倒しトラブルか 直後に知人と姿消す
湖西市新居町中之郷の浜名湖畔で袋井市鷲巣の男子高校生(17)の他殺体が見つかった事件で、男子高校生が5日未明に滞在していた浜松市内の友人宅で、止めてあったバイクを倒したことなどをきっかけにトラブルに巻き込まれた可能性が高いことが14日、関係者への取材で分かった。 滞在先には、同年代とみられる友人を含めた複数の国籍の知人が集まっていたとされる。トラブルの直後、男子高校生が知人とともに姿を消したとの情報もあり、湖西署捜査本部が事件との関連を慎重に調べる。 男子高校生の死因は溺死で、13日の司法解剖時点で死後1週間程度が経過していた。遺体には、生前に殴られるなど外部からの強い打撃を加えられてで
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母子保健で功労 重野さん知事表彰 袋井の助産師
静岡県は14日、地域の母子保健事業に功労があったとして、袋井市保健予防課の助産師重野説子さん(70)に知事表彰を贈った。同市で妊産婦や新生児訪問に従事し、看護師や保健師の資格も生かして出産や子育てに関する個別支援を行っていることなどが評価された。 県庁で八木敏裕健康福祉部長から表彰を受けた重野さんは「今まで関わった多くの方の力添えが大きかった。母子保健活動の一助になるようまい進したい」と抱負を語った。
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気になる「コト」 袋井高生が解決 「蛙化現象」「人気校になるには」… 斬新アイデア発表
袋井市愛野の袋井高でこのほど、身近にある気になる「モノ・コト」をテーマに課題を設定し、問題解決に向けた方策を紹介する成果発表会が開かれた。1、2年生が約130のグループに分かれ、若者らしい斬新なアイデアをポスターセッション形式で披露した。 「日常の蛙化(かえるか)現象を徹底解剖」「配布物や課題を紛失しない方法」など生徒たちはユーモアあふれる題材を掲げ、テーマに関連のある地元企業や団体にインタビューするなどして解決策を引き出した。同校が人気校になるための方法を考えた班は、校舎の裏山「高の字山」をモチーフにした新たなマスコットキャラを作り、地域にプロモーションをかけることを提案した。 同校の総合
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静岡県内8施設で学級閉鎖 インフルエンザ
静岡県は13日、県内の高校、小学校、こども園計8施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計82人確認され、学級閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 焼津市1施設10人、藤枝市2施設19人、掛川市1施設12人、湖西市1施設12人、磐田市2施設18人、袋井市1施設11人
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イチゴ 井口さんと丹羽さん(袋井)金賞 JA遠州中央 磐田で品評会
JA遠州中央は13日、イチゴの品評会を磐田市高見丘の大型商業施設「ららぽーと磐田」で開いた。磐田、袋井両市の生産者が主力品種「紅ほっぺ」と「きらぴ香」の2部門に計35点を出品。井口友和さん(袋井)と丹羽進さん(同)が、それぞれ最高賞の金賞に輝いた。 市場関係者と草地博昭磐田市長、大場規之袋井市長の計7人が、色や形、艶などの外観や食味を評価した。通常審査とは別に、施設の来店者も外観の美しさを審査、投票し、紅ほっぺは井口さん、きらぴ香は丹羽さんの出品がそれぞれ最多得票で特別賞を受けた。 このほかの主な結果は次の通り。 【紅ほっぺ】銀賞 鈴木敏彦(磐田)、丹羽進(袋井)▽銅賞 山田賢司(同)
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土鍋炊飯「モチモチ」 地元食材で児童が料理 SBS学苑静岡校
子どもが地元産の米や野菜を使って料理するイベント「mogmogふるさとキッチン」が11日、静岡市駿河区のSBS学苑静岡校で開かれた。市内の小学生23人がおにぎりと富士宮やきそば作りに取り組んだ。 袋井市の田んぼで米を育てる岩崎晋也さん(47)の講話で、気温を計算して種まきの時期を考えたり、肥料を減らしたりするなど稲作の工夫を学んだ。岩崎さんが育てた米「コシヒカリ」と「ミルキークイーン」で土鍋炊飯にも挑戦した。 白飯が炊き上がると、児童はしゃもじで鍋底からほぐし、早速味わった。静岡市立南部小6年の海野陽花さん(12)は「炊飯器のご飯よりモチモチしておいしい」と食感を楽しんだ。 駿河区のレ
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雪遊びや梅の花堪能 袋井・エコパ、11日までイベント
雪遊びや梅の花見が楽しめる「エコパ春雪祭」(エコパハウス主催、静岡新聞社・静岡放送共催)が10日、袋井市の小笠山総合運動公園で始まった。11日まで。 ふれあい広場に天然雪が持ち込まれ、来場者が雪だるま作りなどを楽しんだ。周辺の沿道には約300本の梅の木が並び、ほぼ満開を迎えている。 初日は芸能スクール「ヒーローズアカデミー」(浜松市中央区)に所属するアイドルユニットによるライブや、袋井商高吹奏楽部によるマーチング演奏も会場を盛り上げた。11日は県警広報大使「アーマードポリス」のショーなどが行われる予定。
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茶況(2月9日)寒茶づくりを体験 袋井 伝統製法学ぶ
晩茶研究会と松下コレクションを活(い)かす会はこのほど、寒茶づくりの体験イベントを袋井市の茶ピアで開いた。茶業関係者や一般の約20人が参加し、伝統的な茶の製法を学んだ。 寒茶は日本茶としては珍しく冬場に作られ、ほのかな甘みが特徴。参加者は枝ごと刈り取った茶葉をおけに詰めて蒸し、天日干しするまでの工程を体験した。寒茶を使った茶がゆの試食や茶染め体験も行った。 古くから全国各地で行われている寒茶作りの体験を通じ、茶の魅力を知ってもらおうと開催している。 (袋井支局・北井寛人)
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研修医にパワハラ 2医師を停職処分 中東遠総合医療センター
中東遠総合医療センター(掛川市菖蒲ケ池)を運営する掛川市・袋井市病院企業団は9日、不適切なハラスメント行為があったとして、いずれも同センター医師の女性診療部長(43)を停職3カ月、男性診療部長(44)を停職1カ月の懲戒処分にしたと明らかにした。処分は1月4日付。 企業団によると、2人は研修医の放射線診断研修を実施しなかったほか、複数の研修医へのハラスメント発言があった。研修医ら32人を対象にした聞き取り調査で、直接被害を受けた人は11人、見たり聞いたりした人は29人に上ったという。 9日の企業団議会全員協議会で報告した。宮地正彦企業長兼院長は「非常に重大な問題。教育を拒否する行為はあって
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静岡人インタビュー「この人」 袋井青年会議所(JC)理事長に就任した 西谷直樹さん(袋井市)
2019年に入会。22年専務理事、23年副理事長を歴任し、24年1月から理事長に就いた。任期は1年間。本業は産業廃棄物処理やごみ収集運搬の西谷商店(袋井市田町)社長。39歳。 ―入会のきっかけは。 「都内の大学を卒業してから12年間続けた前職の銀行員を19年に辞め、当時は35歳。中学から大学まで地元の袋井を離れていたので、地域とのつながりを強くしたいという思いがずっとあった。父がJCのOBで、活動には昔から興味があり、同世代で活躍する人たちと協力して地元を盛り上げたいと考え、入会を決めた」 ―印象に残っている活動は。 「新型コロナの影響で3年ぶりに開催した小学生を対象にしたすもう大会
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看護業務効率化アワード 最優秀に浜松、袋井の2病院
静岡県看護協会(松本志保子会長)はこのほど、「看護業務効率化アワード2023」の授賞式を静岡市内で開き、最優秀賞に浜松医科大付属病院(浜松市中央区)、袋井市立聖隷袋井市民病院を選んだ。看護職の労働人口が減少し、業務の効率化が課題となる中、好事例の掘り起こしや普及を狙って初開催した。 同大付属病院は、定年退職した看護師を障害のある職員の指導責任者に起用。人材の継続雇用につなげたほか、院内を熟知するベテランが介在することで指導される側の業務に幅が出るなどの利点があった。 聖隷袋井市民病院は入院待機の患者を減らそうと、「病床管理シート」の入力システムを導入した。各病棟の稼働状況が可視化されて入院の
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屋外自動搬送“標準”に イヴ・オートノミー(袋井市)/星野亮介CEO【キーパーソン・最前線】
ヤマハ発動機と自動運転システム開発のティアフォーの合弁会社で、工場や倉庫向けに自動運転EVによる無人搬送サービスを展開している。屋外にも対応した新機軸のサービスをどう浸透させていくのか。課題や展望を聞いた。 ―強みは。 「建屋間も含めた自動搬送という全く新しい価値を提案している。導入前に手動で走行して3次元の地図データを作り、走行指示マップを重ねることで、車両の誘導線も不要。お客さまに導入準備などの手間をかけさせない。人手不足が深刻化する中、二酸化炭素(CO2)排出を抑えつつ、域内で最適化した物流をつくりだせる」 ―販売面での課題は。 「サービスとして良い評価を得ていて、倉庫業など物
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「わっはっは」福呼び込む 森町・小国神社「節分祭」
森町一宮の小国神社でこのほど、「節分祭」が執り行われた。ともに浜松市出身の俳優筧利夫さんと元宝塚歌劇団の天玲美音さん、袋井市出身の歌謡歌手松原健之さんが一般奉仕者とともに年男、年女を務めて邪霊をはらい、1年の開運厄除へ祈りをささげた。 色とりどりの装束姿の奉仕者約100人が拝殿での神事に参加した。弓の弦を鳴らして災いをはらう「鳴弦式」や開運を願って小づちを振る「打ち振り神事」を行った。「福笑い神事」では打田文博宮司と筧さん、天玲さん、松原さんの「わっはっは」の声を合図に奉仕者も一斉に声を張り上げ、福を呼び込んだ。 舞殿では豆まき神事が行われ、奉仕者が約800人の参拝者に福豆や福餅などを投げた
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掛川の五明茶、人気沸騰 キスマイ玉森さん紹介「飲みやすく香り高い」
アイドルグループ「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の玉森裕太さんがテレビ番組でお気に入りとして紹介したのをきっかけに、掛川市の五明茶業組合が販売する「緑茶ティーバッグ」の人気が急騰し、関係者を驚かせている。ファンからの注文が相次ぎ、放送後約2週間で昨年1年間の販売数の約3倍を売り上げた。 1月17日に放送された深夜番組で玉森さんがおすすめの静岡グルメとして紹介すると、翌朝には組合のメールに全国から約160件の問い合わせや注文が届いていた。「反響がすごい。工場がひっくり返るかと思った」と同組合の堀井聡理事(44)。ファンの要望を受け、放送後最初の土曜日となる20日には組合の直売店
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「忠魂碑」次代へ継ぐ 郷土の戦死者慰霊 静岡県内有志奔走 保存会立ち上げ、歴史的価値発信
郷土の戦死者を慰霊する「忠魂碑」。歴史を伝える貴重な史料とされる一方、維持管理の担い手不足などを理由に取り壊す動きがある。終戦から78年が経過し、戦争遺産の管理が課題となる中、静岡県内では市民や学識経験者らが保存会を立ち上げ、戦争の記憶を継承しようと奔走している。 「忠魂碑は地域に残る数少ない戦争遺産。平和の尊さを伝えるためにも守り続けなければいけない」。保存会の発起人で代表を務める郷土史家兼子春治さん(78)=袋井市=は設立の意義を強調する。自身は戦後の過酷な生活を経験し、叔父を沖縄戦で亡くした。遺族の一人として、戦争の風化を感じているという。 保存会は遺族会役員や元自治体職員らで構成
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茶況(2月2日)有機栽培テーマ 管理や課題学ぶ 袋井で研修会
静岡県中遠農林事務所は、茶の有機栽培技術をテーマにした研修会を袋井市岡崎の茶ピアなどで開いた。中東遠地域の農家や行政職員など34人が参加した。 松田農園(同市豊沢)の松田博久さんが講師を務め、有機栽培の管理方法やこだわり、課題などを紹介した。県農林技術研究所茶業研究センター茶環境適応技術科の片井秀幸科長も登壇した。 講演後は、参加者らが松田農園を視察した。同センターなどが開発した茶園用病害虫クリーナー搭載型の除草機の実演も行った。 県は、茶有機栽培面積を2025年度までに400ヘクタールへ拡大することを目標にするが、病害虫対策や除草作業の省力化などが課題とされていたことから研修会を開催
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不登校でも「学校」に行かせるべき?⑨ 読者の意見【賛否万論】
フリースクールや私立通信制高校など不登校の受け皿を中心に取り上げた今回のテーマも最終回になりました。読者から多くの投稿が寄せられ、一昔前と比べると「不登校」へのネガティブなイメージが薄れ、社会の理解が広がっている印象を持ちました。一方で不登校の子を持つ保護者からの投稿も目立ち、いまだに深刻な悩みや孤独感の解消が進んでいない実態が浮き彫りになりました。引き続き、課題を取材して解決策を模索していく必要性を感じました。 ■「お互いさま」育む場ならば 読者 グレーゾーンの子どものための学習支援教室「学びのいろは」代表 寺岡勝治さん 学校に行くことが望ましいと思います。 私は以前、県立高校の教
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掛川市、地域おこし協力隊に委嘱 喜多村さん 南部活性へ注力
掛川市は1日、フリーライターの喜多村純さん(43)=袋井市出身=を地域おこし協力隊に委嘱した。任期は最長3年間。喜多村さんは市南部の活性化や農業のマネジメント、ブランディングに取り組む。 喜多村さんは飲食店の広告や取材を経験。市内では、市中心部のコワーキングスペースに携わるなど多岐にわたる活動をしてきた。市内でまちづくりを担う人に引かれたことや、地域を取材する中で一歩踏み込み深く関わることで地域活性につなげたいと応募を決め、浜松市から移住した。掛川は父親が市内に勤務していた地でもあり思い入れがあるという。久保田崇市長から委嘱状を受け取った喜多村さんは「まちづくりを盛り上げたい。楽しく活動し
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富士山バックに滑走 スノーパークイエティ(裾野市)、「日本一早いオープン」人気【しずおかアウトドアファン】
本格的な冬の到来とともに、ウインタースポーツに関する話題も多く聞こえてくるようになった。温暖で降雪の少ない本県では、スキー場は2施設と貴重な存在だ。「スノーパークイエティ」(裾野市須山)と「リバウェル井川スキー場」(静岡市葵区井川)を訪ね、今冬の様子を聞いた。 「日本一早くオープンする屋外スキー場」。イエティを語る上で欠かせないのが、このキャッチフレーズだ。1999年から25年間続く記録で、今季も昨年10月20日に営業を開始した。初日は、シーズン入りを待ちわびたスキーやスノーボードの愛好者でにぎわう様子が話題になった。 成人の日の8日。スキーヤーらは間近にそびえる富士山の雄姿を横目に
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給食費無償など国に要望へ 静岡県市議会議長会、4項目決定
静岡県市議会議長会は30日、浜松市中央区で定期総会を開いた。県内23市議会の正副議長らが出席し、学校給食費の無償化など4項目を国に要望すると決めた。 ほかに要望するのは、公共施設等適正管理推進事業債の恒久化と拡充▽特別支援学校・学級への適切な教員等の配置▽自治体情報システムの標準化・共通化における自治体の負担軽減。関係省庁などに要望書をそれぞれ提出する。役員選任も行い、2024年度は富士市が会長、御殿場市と袋井市が副会長を務めることなどを決めた。 現会長の井上恒弥・静岡市議会議長は「人口減は各市に共通する深刻な問題。自治体相互の連携、協力がますます重要になる」とあいさつし、23市のさらな
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⚽静岡県U―12サッカー 3日に開幕
「NTT西日本グループカップ 第56回静岡県ユースU―12(12歳以下)サッカー大会」(県サッカー協会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が3日、県内4会場で開幕する。準決勝、決勝は11日に袋井市愛野のエコパスタジアムで行う。 県内各支部の予選を勝ち抜いた64チームが出場。初日は1、2回戦、2日目(4日)は3、4回戦を4会場で実施する。試合は前後半20分で、同点の場合は10分間の延長戦、それでも勝敗が決まらない場合はPK戦を行う。 ※画像タップで拡大してご覧になれます
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市営住宅あり方 袋井市長に提言 検討会、入居資格など
法務や不動産、福祉の有識者らでつくる袋井市の「市営住宅のあり方検討会」はこのほど、大場規之市長に検討結果を報告した。 静岡文化芸術大副学長の寒竹伸一会長らが市役所を訪ね、市営住宅の連帯保証人制度と入居資格について、今後の方向性を提言した。提言では、連帯保証人の確保を前提にせず、民間の保証業者による「機関保証」への加入を優先とする▽単身入居者の対象年齢を「60歳以上」から、特定の住戸を対象に「18歳以上60歳未満」とする―などを答申した。大場市長は「提言に基づいて具体的な対応を進めていきたい」と応えた。 検討会は、人口減少や少子高齢化を受けて市営住宅の制度の見直しを図るために発足した。5人
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茶況(1月26日)会員が初もみ、茶業発展祈願 袋井の保存会
袋井市茶手揉(てもみ)保存会(鈴木せつ子会長)はこのほど、新春恒例の初揉会を同市岡崎の茶ピアで開いた。会員約10人が初もみを行い、茶業発展を祈願した。 ベテランの会員を中心に、葉の水分を減らす「葉振い」や、形状を整える「転燥揉み」などの技を確認。市内の茶園で摘採し、蒸して冷凍保存していた昨年の一番茶を焙炉(ほいろ)と呼ばれる加温した台を使い、約5時間かけて香り高い手もみ茶に仕上げた。 手もみ茶は1人当たりの生産量が1日わずか500グラム程度と希少。会員の技術向上や手もみ技術の伝承を目的に開催している。 (袋井支局・北井寛人)
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外国人に選ばれる地域へ課題を議論 遠州広域行政推進会議
大井川以西の8市1町でつくる遠州広域行政推進会議の会合が26日、牧之原市の相良原子力防災センターで開かれた。「外国人に選ばれる地域となるための取り組み」をテーマに各首長が議論を交わした。 文化庁国語課の今村聡子課長から、日本語教育の推進に関する法律や方針についての説明があった後、浜松市の担当職員から各市町が実施する日本語教室の現状が報告された。指導者や支援者が不足していることが課題として挙げられた。 解決策として、中野祐介浜松市長は教材の開発や指導者らを育成する講座の開催など各市町が連携して実施することを提案した。 杉本基久雄牧之原市長と長谷川寛彦菊川市長は、外国籍児童生徒への日本語支
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農業経営士ら36人認定 県
静岡県はこのほど、地域で農林漁業の推進・後継者育成を担っている農業経営士らの認定式を県庁で開き、計36人を認定した。代表者に証書を手渡した川勝平太知事は「『士』とは精進を怠らない方のこと。地域の自然を生かすすべを知っている皆さまの今後の活躍を祈っている」と呼びかけた。 認定者は次の通り。 【農業経営士】芹沢雅司(御殿場市)市川慶明(函南町)塩谷典久(伊豆市)荻真教(富士宮市)安藤徹哉(富士市)石野良英(静岡市清水区)中嶋雄一(牧之原市)増田春男(袋井市)安井孝政(同)杉浦浩文(浜松市中央区)浅田崇之(同市浜名区) 【青年農業士】渡辺武彦(河津町)中山祐菜(伊豆の国市)菅谷正太郎(富士市)西沢
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農地利用最適化 2団体に最優秀 静岡県が発表
静岡県などはこのほど、2023年度の県農地利用最適化推進活動の知事賞入賞者を発表した。耕作放棄地再生部門は笠原地区農業推進委員会(袋井市)が、農地集積・集約化部門はアイファーム(浜松市中央区)がそれぞれ最優秀賞に輝いた。 笠原地区農業推進委員会は、荒廃茶園の再生利用と基盤整備を進めるため21年に設立。幅広い関係者間の協議や茶園整備の調整を行っている。茶に代わる新規作物として、バイオマス燃料に用いる早生樹の試験栽培も手がける。 アイファームは浜松市内でブロッコリーを生産販売する。16年の設立以来、耕作放棄地の借り入れを進め、現在は145ヘクタールに農地を拡大。ドローンや画像解析技術を使った
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遠州ゆかりの書家・橘逸勢題材 現代書家の大杉さんらが講座
現代書家の大杉弘子さん(袋井市)らによるグループが、遠州地方に縁がある書家の橘逸勢(?~842年)を題材にした連続文化講座「姿なき天才 橘逸勢」を昨年10月から毎月開催している。 今年1月14日に静岡市葵区の青嶋ホールで開かれた第4回は、テレビプロデューサーの井上恭介さんが、「日本三筆」の一人に数えられる逸勢が筆を執った「伊都内親王願文」を引きながら、書と音楽の共通点を探った。チェリスト青嶋直樹さんによるバッハ「無伴奏チェロ組曲」の演奏もあった=写真=。 第5、6回は袋井市内でそれぞれ2、3月に開催予定。問い合わせは「姿なき天才 橘逸勢」を、見つめる会<電090(7673)9805>へ。
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エコパでサッカー、ラグビーに挑戦 21日まで袋井でスポーツ体験
スポーツを気軽に楽しんでもらうイベント「エコパスポーツパーク」(エコパハウス主催、静岡新聞社・静岡放送共催)が20日、袋井市の小笠山総合運動公園で始まった。初心者向けラグビー教室や親子サッカー教室など多彩な競技が繰り広げられた。21日まで。 初日の親子サッカー教室には、小学1~3年生と保護者19組が参加した。参加者は、なでしこリーグ1部・静岡SSUボニータの選手の助言を受けながら、パス回しやドリブルなどの基礎練習を行った。小雨が降る中、ボニータの選手を交えたミニゲームも実施。子どもたちは選手や大人のディフェンスをかいくぐり、果敢にゴールを目指した。 21日は午前10時から午後3時まで、陸
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袋井「法多山の田遊び」国重要民俗文化財に 文化審指定答申、栃木の鋳物用具なども
文化審議会は19日、袋井市の「法多山の田遊び」など4件を重要無形民俗文化財に、東日本の鋳物の一大産地、栃木県佐野市の「佐野の天明(てんみょう)鋳物生産用具および製品」を重要有形民俗文化財に指定するよう文部科学相に答申した。近く答申通り指定される。 「法多山の田遊び」は、豊作を願い稲作の工程を模擬的に演じる「田遊び」の遠州周辺の特徴をよく伝えているとして選ばれた。 佐野の鋳物生産は平安時代が起源とされる。指定の対象は、明治から大正期を中心に製造・使用された用具と製品1556点。溶解炉やたたら板といった一連の生産工程の用具や、羽釜や鉄瓶などの製品を含む。「鋳物師の技術の高さをうかがうことがで
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お茶のおいしい入れ方は? 袋井南小児童学ぶ
JA遠州中央はこのほど、袋井南小で茶の入れ方教室を開いた。5年生約100人が参加し、安間製茶(袋井市豊沢)の安間孝介代表やJA職員ら講師から、湯の温度や抽出の時間に気を配るようにアドバイスを受け、温度による味の違いを確かめた。回しつぎのポイントなども教わった。 (袋井支局・北井寛人)
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輪島市の1世帯に静岡県営住宅無償提供 能登半島地震
静岡県は19日、能登半島地震の被災者に対する県営住宅の無償提供で、石川県輪島市の1世帯4人が島田市内の県営住宅に入居することが決まり、20日から提供を始めると発表した。 県公営住宅課によると、入居する1世帯は地震発生時、島田市の実家に帰省していて、その後は県内で避難生活を送っていた。県営住宅で生活を始めるのに際し、同市が生活必需品などを聞き取っているという。 県は能登半島地震で住居を失った被災者向けに県営住宅47戸を確保し、10日から入居希望を受け付けている。これまでに5件の問い合わせがあった。 県内の市町も公営住宅の無償提供を行っていて、19日現在、袋井市で1世帯2人に1戸を提供する
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業務貢献の個人、団体 袋井署も感謝状贈呈
袋井署は17日、2023年中に犯罪抑止や交通事故防止、検視業務などに貢献した個人や団体に署長感謝状を贈った。 感謝状を受けたのは、佐藤幸雄さん(77)=森町草ケ谷=、奥宮久寿さん(76)=同町問詰=、高木利夫さん(69)=同町森=、佐藤小次郎さん(88)=袋井市下山梨=、鳥居英文さん(55)=同市久能=と、森町役場防災課(小沢幸広課長)、森町病院(中村昌樹院長)。同署で開かれた贈呈式で、杉山大輔署長が出席者に感謝状を手渡し、功労をたたえた。
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静岡人インタビュー「この人」 イタリアのスポーツバイク「パニガーレ」のイベントを開いた 菅沼学史さん(袋井市)
2023年12月、イタリアのオートバイメーカー、ドゥカティ社のスポーツバイク「パニガーレ」のオーナーが集う交流イベント「パニガーレMTG2023」を菊川市本所の菊川文化会館アエルで開催した。同実行委員会の代表。33歳。 -どんなイベントか。 「全国からパニガーレのオーナーが集い交流する。オーナーはX(旧ツイッター)でコミュニティーを作る場合が多く、オフ会のような雰囲気。互いのカスタムを見るなどして自由に過ごす。地元飲食店を中心に約40店のブース出店も行った」 -反響は。 「約500人、132台のパニガーレが集結し、Xではイベント名がトレンドワードになった。市からは、オーナーが市内に宿
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特別職報酬据え置き 袋井市審議会が答申提出
袋井市特別職報酬等審議会は18日、市長や副市長、教育長、市議らの報酬は据え置きが妥当とする答申を大場規之市長に提出した。 田中利宏会長は、民間企業の賃金や一般職公務員の給与引き上げなどの背景から、市長の報酬額についても引き上げの意見があったことを報告した。一方で、県内他市との比較において人口規模や財政規模を参考にすると、本市は水準に適していたと言及。「経営が厳しい業界もあることから、現行のままが妥当という判断に至った」と説明した。 副市長や教育長についても市長と同様の理由から現状維持。市議は2017年4月に引き上げたが、今回の審議会では現行の額が妥当とされた。
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袋井JC新理事長 市長表敬 青少年育成事業や体制紹介
1月に就任した袋井青年会議所(JC)の西谷直樹理事長ら役員が16日、袋井市役所に大場規之市長を訪ね、新体制や今年予定している事業内容などを紹介した。 西谷理事長は2019年に袋井JCに入会し、専務理事や副理事長などを務めた。任期は12月までの1年間。スローガンに「絶対全力」を掲げ、青少年育成事業を軸に、沿岸部の魅力発信などのまちづくり事業も両立して取り組むとした。 同JCで活動経験のある大場市長は「歴代の思いも引き継ぎながら若い世代の先頭に立ち、市の活力創出に向けて力を発揮してほしい」と激励した。
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憲法県民意識調査 キラリと光る自由意見【記者コラム 黒潮】
「小学生の頃、こんなに素晴らしい憲法のある国に生まれたんだ!と感動しました。大人になっても、その気持ちは変わりません」(袋井市・50代男性) 何とも胸のすくようなコメント。これは昨年末に静岡新聞社が実施した、日本国憲法に関する県民意識調査の自由意見の一つだ。全回答者617人の1割に当たる73人が任意の回答欄に思いをつづってくれた。集計担当者の特権でありがたく読ませてもらった。熱い訴えも冷静な視点もさまざまで、引き込まれる思いだった。 73人のうち26人が改憲や見直しの必要性を指摘した。「戦後、さまざまな制度やシステムが変化する中で憲法だけは不可侵的に扱われてきたのではないか」(静岡市・4
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浅羽佐喜太郎の友情に ベトナムが花を ヒエウ大使、袋井の碑初訪問
2023年7月に着任したファム・クアン・ヒエウ駐日ベトナム大使が15日、袋井市を初訪問した。同市梅山の常林寺を訪れ、ベトナム独立運動の指導者ファン・ボイ・チャウを支援した同市出身の医師浅羽佐喜太郎(1867~1910年)の記念碑に献花した。 袋井ベトナム友好協会の会員や袋井商工会議所の関係者らがヒエウ大使を迎えた。ヒエウ大使は「両国の関係において極めて大切な存在の記念碑を訪問できてうれしい。温かい歓迎を感謝したい」と述べた。記念碑に献花した後、佐喜太郎のひ孫にあたる浅羽秀一さん(75)とともに、佐喜太郎の墓にも花を手向けた。 ヒエウ大使は市役所で大場規之市長とも面会し、今後も良好な関係を
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静岡の鈴木さん Sクラス優勝 日将連浜北支部大会 浜松市
日本将棋連盟浜北支部の1月大会が14日、浜松市浜名区の浜北文化センターで開かれた。87人が参加、最強のSクラスは鈴木雄也さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 S ①鈴木雄也(静岡市葵区)②寺崎勝(中央区)③北川晴雄(静岡市清水区)④門奈佑紀(中央区)⑤内山透(同)▽A ①門奈光(同)②河合将輝(浜名区)③石川三余(中央区)④高瀬啓一郎(同)⑤赤松竜也(天竜区)▽B ①幸田好司(磐田市)②牧野斉(浜名区)③村松清(同)④山元一雄(磐田市)⑤赤松僚助(天竜区)▽C ①鶴見晃輔(浜名区)②小林春毅(同)③庄司圭佑(静岡市清水区)④芝田信照(袋井市)⑤赤松賢伸(天竜区)▽D ①大橋実(磐田市
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浜松で将棋親睦大会 名人戦、渡辺さんV
浜松市中央区の南部協働センターでこのほど、遠州親睦将棋大会が開かれた。同市や豊橋市、磐田市、袋井市、掛川市の56人が参加し、最強の名人戦で聖隷クリストファー高2年の渡辺快さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 名人 ①渡辺快②関口真貴③村松清④伊藤進⑤石野俊夫▽S ①山下康弘②嶌英昭③山口昌行④岡本徳裕⑤岡本康夫▽A ①斎藤正直②袴田洋三③池谷雄二④藁科勝祐⑤高柳正芳▽B ①芝田信照②内藤利雅③伊藤隆④高柳長男⑤大柳豆周一▽C ①藤森勗②越知隆一③平野惣一④片山久⑤鈴木さち子
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独立書展 静岡県内の入賞者発表
現代書団体の独立書人団は、第72回独立書展(21日まで東京・国立新美術館)の入賞・入選者を発表した。 本県関係者は次の通り。 ▽準特選 羽賀磯美、萩原悠香(以上焼津市)▽秀作 大石保子(静岡市)、遠藤輝子(三島市)、名倉啓晶(袋井市)▽佳作 秋山佳代子、岩崎春泉(以上静岡市)、日吉梨乃(裾野市)、望月粋歩(富士市)▽入選 遠藤蒼岳、平岡大朴、藤井郁代、望月すず江、山梨真澄、小沢智子、鹿島陽子、長倉志野、松本かおり(以上静岡市)、渥美忍、柴田竹翠、赤塚多恵子(以上浜松市)、梅原真希、大嶽幸子、木村智祐(以上沼津市)、宮沢恬靖(三島市)、市川美悠(富士宮市)、桜井志峯(富士市)、近藤粋月、油
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被災時の安否不明者氏名公表進む 家族の同意不要、捜索活動を加速 静岡県、能登地震対応注視【いのち守る・防災しずおか】
多数の住宅が倒壊し、今もなお被害の全体像が見えない能登半島地震。石川県は発生翌々日の3日夜から安否不明者の氏名を公表し、一時は300人以上の規模となった。安否不明者を公表することで捜索活動の効率化が期待されるため、政府は2023年3月、「家族の同意取得は不要」と指針で明示。都道府県ごとに異なっていた対応の統一化が進んだ。南海トラフ地震に備える静岡県も石川県の対応を注視している。 安否不明者の公表が進んだきっかけの一つは、18年の西日本豪雨。広島、愛媛両県は個人情報保護を重視して安否不明者を基本的に非公表としたのに対し、岡山県は早期に氏名の公表に踏み切った。各自治体の個人情報保護条例が「生
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茶況(1月12日)森下さん個人V 団体は秋田製茶 袋井で闘茶会
袋井地区農協茶業委員会はこのほど、茶の審査技術を競う闘茶会を袋井市の茶ピアで開いた。同市の茶業関係者が出場し、団体の部はチーム秋田製茶、個人の部は森下隼さんが1位を獲得した。 品質判断能力や生産者同士の連帯意識の向上などを目的に開催された。本県をはじめ京都、三重、埼玉など10府県のやぶきた種の荒茶を対象に、見た目や香りなどの外観審査、滋味などの内観審査から制限時間内に産地を特定し、正答の合計点を競った。 2位以下の主な結果は次の通り。 【団体】②チーム山崎協同③チーム金井製茶 【個人】②片桐淳③佐藤健太 (袋井支局・北井寛人)
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袋井消防本部隊員 現地での活動報告 能登地震
能登半島地震を受けて石川県珠洲市に派遣された袋井消防本部の隊員が12日、袋井市役所で大場規之市長や幹部職員らに被災地での活動を報告した。 5日に帰還した第1次隊の後方支援小隊長を務めた松田英晴さん(45)と、9日に帰還した第2次隊の後方支援小隊長の加藤辰則さん(42)が報告した。2人は現地の救急隊の補助や倒壊家屋からの救出活動に当たった。松田さんは「被害が大きいと公助と共助が成り立たない場合があると実感した。静岡も巨大地震に備え、自助の意識を高めてもらえるよう改めて呼びかけたい」と語った。 現地では断水と停電でトイレが使えないことから、防災時を想定した簡易トイレを使用したという。一般的な仮設
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「銀」の走り 中学生に直接指導 陸上・飯塚選手、袋井で教室
リオデジャネイロ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダリストで、昨夏のブダペスト世界陸上で男子200メートルに出場した飯塚翔太選手(32)=ミズノ、御前崎市出身=を招いた陸上教室がこのほど、袋井市の小笠山総合運動公園補助競技場で開かれた。陸上部に所属する同市、森町の中学生ら約120人が参加し、速く走るための身体の使い方などを学んだ。 トップアスリートがジュニア世代を直接指導する県の「ドリカムスタート事業」の一環。飯塚選手は、基本的なストレッチやトレーニングを紹介したほか、走る際の適切な足運びや腕の振り方、姿勢など実演を交えながら丁寧に教えた。 参加した森中2年、鈴木健琉さんは「ストレッチのこ
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静岡人インタビュー「この人」 「県畜産共進会」肉牛の部で最優秀賞に輝いた 岩瀬早人さん(袋井市)
12月開催の「静岡県畜産共進会」肉牛の部(交雑種部門)で2年連続の最優秀賞に輝いた岩瀬牧場(袋井市湊)で、若手生産者として父と共に「遠州袋井牛」を育てる。本年度は遠州袋井牛普及推進協議会の副会長も務め、遠州袋井牛の知名度向上、販路拡大にも尽力する。30歳。 ―受賞の喜びとその要因は。 「牛の世話は毎日なので、大変なこともあった。その苦労が評価されたことはうれしい。肉の状態は解体しないと分からない部分も多く、いい肉になるかは不確定な要素も多いが、今回は和牛の美津金幸(みつかねゆき)という血統を仕入れられたことがよかったと思う。理想とされる体形に育っているかを見極めて出品することも重要」
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静岡県人口355万610人 12月1日推計 18カ月連続減
静岡県がこのほど公表した2023年12月1日現在の推計人口は355万610人で、前月より1811人減少した。推計人口の減少は18カ月連続。社会動態は2カ月連続で増加した。 転入数から転出数を引いた社会動態は636人増(転入1万69人、転出9433人)、出生数から死亡数を引いた自然動態は2447人減(出生1626人、死亡4073人)だった。 市町別で人口が増加したのは袋井市62人をはじめ、吉田町20人、長泉町12人、小山町2人の4市町。減少したのは31市町で最多の静岡市が463人、次いで浜松市205人、沼津市140人、牧之原市134人などとなった。 社会動態は25市町で増加した。浜松市2
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企業繁栄、地域発展寄与へ気持ち新た 袋井商工会議所新春の集い
袋井商工会議所は10日、2024年の新春の集いを袋井市の袋井新産業会館キラットで開いた。今年のスローガンに「輝く未来をともに築く~企業に元気を!地域に笑顔を!」を掲げ、気持ちを新たにした。 豊田浩子会頭は年頭の所感で、「今年も企業の繁栄と地域の発展に寄与する諸活動に取り組んでいく」とあいさつ。商議所創立30周年の記念式典や4年ぶりに「ふくろい遠州の花火」を開催した23年の活動も振り返った。 男女共同参画社会づくりに関する知事褒賞、県景観賞など、23年中に各賞を受賞した会員企業の紹介なども行われ、出席者同士が親睦を深めた。
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天竜川水系 10日午前9時から取水制限 少雨影響で佐久間ダム貯水量減少
天竜川水利調整協議会は9日、天竜川水系の取水制限を10日午前9時から開始すると発表した。2023年12月中旬以降の少雨の影響で、佐久間ダムの貯水量が大幅に減少しているため。同水系の取水制限実施は23年1~3月以来、約1年ぶり。 上水道は5%、工業用水と農業用水はともに10%の取水制限を行う。対象市町は上水道4市1町(浜松、磐田、袋井、湖西、森)、工業用水3市(浜松、磐田、袋井)、農業用水3市1町(浜松、磐田、袋井、森)。今回の制限は第1段階で、県は「一般家庭や事業所への給水制限を直ちに行うものではないが、県民に節水努力を呼びかけていく」としている。 佐久間ダムの貯水率は23年12月1日時
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ブレザーで男女区別なく 袋井4中学の制服、統一デザイン発表 24年度から
袋井市はこのほど、2024年度から市内4中学校で統一する新制服のデザインを発表した。中学生と制服メーカーの意見交換や、小学生と保護者のアンケート結果などを踏まえて決定し、男女で区別をしないブレザータイプの制服を導入した。 市内の袋井、周南、袋井南、浅羽の4校は現在、男子が詰め襟の学生服、女子がセーラー服を着用している。しかし、機能性の課題や性の多様性を踏まえ、21年度から4校合同で新制服の検討を開始。市内小中学校の保護者代表や教員らによる「市制服選考委員会」を立ち上げ、意見交換を重ねてきた。 新制服は紺色が基調で、スラックスのみの「1型」とスカートとスラックスを選択できる「2型」を用意
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懐かしい廃線跡楽しんで 藤枝―袋井結んだ軽便鉄道「駿遠線」 阿形さん(御前崎)がガイド本自費出版
軽便鉄道の足跡をたどり、よみがえる人生の思い出―。かつて藤枝市と袋井市を結び、駿河湾と遠州灘に沿うように走っていた日本一長い軽便鉄道「静岡鉄道 駿遠線」を自主研究している御前崎市池新田の阿形昭さん(65)がこのほど、駅跡や廃線跡を巡るガイド本「駿遠線を歩く」を静岡新聞社から自費出版した。沿線風景の昔と今を写真で伝え、当時線路が通っていた位置などを示す地図も掲載。阿形さんは「懐かしい記憶を思い出しながら沿線散策を楽しんで」と話す。 総延長64・6キロの駿遠線は藤相線(旧藤相鉄道)と中遠線(旧中遠鉄道)が合併し、1948年に池新田(御前崎市)―地頭方(牧之原市)間が開通して誕生。自動車普及の波
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袋井・法多山で田遊祭 室町時代から伝わる舞 五穀豊穣祈る
法多山尊永寺(袋井市豊沢)の新春恒例行事「田遊祭」が7日、同寺で執り行われた。保存会員が稲作の工程を模した全7段の舞や祝詞などを奉納し、今年1年の五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。 第4段「田打ち・牛ほめ」では、くわを担いだ兄弟が登場。軽妙な掛け合いを繰り広げながら、暴れ牛を鎮めて褒めたたえた。 境内には多くの初詣客が訪れ、古くから伝わる伝統芸能に見入った。田遊祭後に行われた餅まきもにぎわった。 法多山尊永寺の田遊祭は室町時代から継承されてきたと伝わり、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に指定されている。
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袋井・浅羽中生 給食配送車に絵
袋井市の浅羽中美術部員がこのほど、冬休みの活動の一環として、浅羽学校給食センターの給食配送車にペイントを施した=写真=。 横2・4メートル、縦1・8メートルのトラックの荷台をキャンバス代わりに、市キャラクターの「フッピー」と、トマトやピーマンなどの野菜の絵を描いた。園児や小中学生に、同市の給食により親しみを抱いてもらうため企画した。部員たちは「自分たちが絵を描いた配送車が市内を走ることがうれしい」と声をそろえ、達成感をにじませた。
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茶況(1月5日)荒茶審査技術競い 袋井で10日闘茶会 個人と団体戦
袋井地区農協茶業委員会は10日、茶の審査技術を競う「第16回袋井地区闘茶会」を袋井市の茶ピアで開催する。同市の茶業関係者が参加し、個人戦と団体戦で競い合う。 本県をはじめ京都、三重、埼玉など10府県のやぶきた種の荒茶を対象に、産地を判定する。見た目や香りなどの外観審査、滋味などの内観審査から制限時間内に産地を特定し、正答の合計点を競う。 品質判断能力や生産者同士の連帯意識の向上などを目的に開催される。 (袋井支局・北井寛人)
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四季折々の野草や花の写真30作品 浜松市浜名区で展示会
静岡県西部の写真愛好家3人の花鳥写真展が4日、浜松市浜名区の県立森林公園バードピア浜北で始まった。12日まで。 花鳥写真倶楽部の林健太郎さん(81)=磐田市=、中谷國比古さん(73)=同区=、田中邦子さん(65)=袋井市=の3人が県内外で撮影した四季折々の野草や花の30作品を展示している。雪の中に咲くセツブンソウや水面から飛び立つコハクチョウ、鋭い目つきで飛ぶハイイロチュウヒなどが来場者の目を引く。3人での展示は初めてで、林さんは「写真から物語を想像してほしい」と話した。
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安全運転誓う 2事業所宣言書 袋井署に提出
遠鉄自動車学校袋井校(袋井市)と秋葉バスサービス(森町)はこのほど、安全運転に取り組む職員や社員らの決意を記した「交通安全宣言書」を袋井署に提出した。 遠鉄自動車学校袋井校は飲酒運転の根絶に向けた教育や講習の徹底、秋葉バスサービスは安全運転の決意を新たにするなどの実践項目に、それぞれ職員51人、社員31人が署名した。遠鉄自動車学校袋井校の伊藤栄逸所長と秋葉バスサービスの山田光社長が、杉山大輔署長に宣言書を手渡した。
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災害関連死防止へ、支援人材育成 内閣府が島田などでモデル研修 避難所生活改善、心情理解も
避難生活の長期化などによる災害関連死を防ぐため、内閣府が避難所での生活環境改善を支援する人材「避難生活支援リーダー・サポーター」の育成を進めている。2023年度は島田市など全国10市町でモデル研修を行った。居住空間やトイレなどの物理的な環境を向上するだけでなく、被災者の心情を理解し、課題を把握するスキルも学ぶ。24年度以降は、実施主体を都道府県や市町村へと拡大する方針だが、講師を担う人材の確保などに課題もある。 12月中旬、島田市の初倉小で行われた研修に、自主防災組織役員や防災に関心が高い女性ら約40人が参加した。発災から約1カ月たった想定で、体育館に食事スペースや寝床などを再現。参加者
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袋井スポーツ飯 メニュー募集 市内飲食店やホテル対象
袋井市はこのほど、市内でスポーツをする全てのアスリートを食でサポートするため、市内飲食店やホテル関係者を対象に「袋井スポーツ飯」のメニュー募集を開始したと発表した。1月18日まで受け付ける。 袋井スポーツ飯は、スポーツに励む選手を支援するために考案されたバランスと量に配慮された食事メニュー。応募されたメニューは市内在住の公認スポーツ栄養士が監修し、市が認定する。認定メニューはチラシ等で広くPRするとともに、今後スポーツ合宿の誘致やプロスポーツチームとの連携事業などに活用し、スポーツツーリズムの魅力向上や地域の活力創出を狙う。 認定基準には、袋井市産食材を1品以上使用する▽メニューに主食、主菜
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【写真特集】冬鳥ハイイロチュウヒ 袋井に飛来
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ハイイロチュウヒ 朝日浴び美しく 袋井に飛来
冬枯れの田園地帯から1羽の猛禽(もうきん)類が強風に向かって力強く飛び立った。朝の柔らかな日差しを浴び、美しい灰色の羽毛がはっきりと浮かび上がる。12月下旬、袋井市内で越冬するハイイロチュウヒの姿が確認できた。 20日は、雌雄が田園地帯を広範囲に移動して獲物を探していた。翼をV字形に保ち、長時間滑るように低空飛行できるのが特徴。地上の獲物を見つけると、ストンと落ちるようにして捕らえる。 タカ科に属し、全長は雄が45センチ、雌が50センチほど。目と脚は黄色い。雄は頭部と背面が灰色で、腹部は白い。雌は全体が褐色で腰の部分が白い。主に北米やユーラシア大陸北部で繁殖し、国内には冬鳥として少数が飛
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袋井市長「市民生活の明るさ、来年確かなものに」 各地で仕事納め
官公庁が年内の通常業務を終えた28日、中東遠の各自治体も仕事納め式を行った。新型コロナウイルス感染症の5類移行で日常が戻りつつある中、自然災害や物価上昇が生活を直撃した1年。地域の活性化に向けた決意を新たにしながら2023年を締めくくった。 袋井市役所では、大場規之市長が幹部職員ら23人を前に訓示し、全職員向けにもライブ配信した。コロナ禍で中止や縮小が相次いだイベントや地域の祭典が本格再開していることを踏まえ、「市民生活にも明るさが取り戻されてきている。来年はその明るさを確かなものにする」と述べた。 一方、昨年に続いて台風被害があったことから「市民の安全確保を第一に、災害に迅速に対応でき
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過去最高 静岡県3位入賞報告 「ボッチャこさい」、湖西市長に
静岡県障害者スポーツ大会「わかふじスポーツ大会」のボッチャ競技で過去最高の3位入賞を達成した「ボッチャこさい」の選手らがこのほど、湖西市役所を訪問して影山剛士市長に結果を報告した。 選手は同市白須賀の森千晴さん(31)と同市鷲津の森田広美さん(36)、同市新所の星川幸世さん(79)の3人。2日に袋井市で開かれた大会に出場した。チームは8年ほど前に始まった障害者の交流会のメンバーを中心に発足。コロナ下で感染予防のため中断していた月1回の練習会を、4月に再開した。森さんは「思った通りに投げられないと悔しいので、練習するしかない」と競技にかける思いを語った。 星川さんは、チームの一員としてボッ
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浜松市動物園 秋の写生大会 最高賞に久野さん(浅羽中1)
浜松市動物園はこのほど、11月に開催した秋の写生大会(静岡新聞社・静岡放送後援)の表彰式を同市西区の動物愛護教育センターで開いた。最高賞の市長賞は袋井市立浅羽中1年の久野もも菜さんが選ばれた。 園内の動物や風景をテーマに、浜松市や近隣の338人が出品。応募作品の中から入賞25点を決めた。今回が初参加の久野さんはミミズクを題材とした。細部まで忠実に描くことを心がけ、特徴的な大きい目の表現は特に力を入れたという。式典では岩渕肇園長が入賞者に表彰状を手渡した。 入賞作品は2024年2月12日まで、同園ゾウ広場で展示する。 このほかの主な入賞者は次の通り。 市教育長賞 飯尾聡▽静岡新聞社・静
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袋井南工場にメガソーラー ヤマハ発動機 社内のCO2排出減へ
ヤマハ発動機は26日、袋井南工場(袋井市新池)の工場棟屋根全面に2200キロワット規模の太陽光発電設備(メガソーラー)を設置し、25日に運用を開始したと発表した。発電した電力は同工場で使用するほか、2025年からは売電し、同社事業所の実質的な二酸化炭素(CO2)排出削減につなげる。 475ワットの太陽光パネル4650枚を新設した。同工場では22年にエネルギー棟にも太陽光パネルを設置し、合計の発電出力は2330キロワットと同社グループで最大になる。増築工事中の浜松ロボティクス事業所(浜松市北区)でも、太陽光パネルの設置を進めている。 ヤマハ発は、35年までに国内外の自社工場で排出するCO2
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袋井市23年10大ニュース 「ふくろい花火再開」1位
袋井市は26日、2023年10大ニュースを発表した。ホームページで1週間、投票を募って市民約200人が協力した結果、1位は「ふくろい遠州の花火 4年ぶりに開催」に決定した。 10大ニュースの2位は「海のにぎわい創出プロジェクト本格始動」、3位が「新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行 各種イベントが再開」だった。 今年から初めて、市民へのアンケートで決定した。来年以降も投票を呼びかける予定という。 大場規之市長は「意外なものがランクインしているうれしさも味わえた。来年以降はより多くの市民に協力してもらえるように周知を図りたい」と話した。一番印象に残ったニュースには4位の「袋井高校パソコン
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自転車事故防止へ スタントマン実演 袋井商高で教室
プロのスタントマンが実演を通して事故に遭わないためのポイントを伝える交通安全教室がこのほど、袋井市の袋井商高で行われた。県トラック協会と袋井署、県交通安全協会袋井地区支部が協力して開催し、全校生徒約400人が受講した。 同校は生徒の9割ほどが自転車で登下校していて、改めて意識を高めるために実施。見通しの悪い交差点での自転車とオートバイの衝突事故、トラックの内輪差による自転車巻き込み事故などを再現し、対策方法を伝えた。スマートフォンを使いながらや並走、蛇行など、自転車運転の違反とマナーを再確認したほか、ヘルメットの正しい着用も呼びかけた。
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海岸エリア活性化の進行役に 地域おこし協力隊に本間さん 袋井
袋井市は26日、都市地域から移住して地域協力活動を行いながら活性化に取り組む地域おこし協力隊を、本間正人さん(49)=仙台市出身=に委嘱したと発表した。市が海岸エリアなどの発展、魅力発信のために取り組む「海のにぎわい創出プロジェクト」の進行役として、企画の運営や情報発信に努める。 任期は1月1日から3月31日までの3カ月間。延長を前提とし、最大3年間となる。 本間さんは委嘱以前、横浜市で暮らし、福祉の仕事や子ども食堂の開設などに携わってきた。趣味でサーフィンを楽しむなど海や山が好きだったことから、袋井市の自然の魅力に引かれ応募したという。大場規之市長と握手を交わした本間さんは、「海のにぎ
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静岡県内で死亡事故連続発生 静岡県警が対策強化
河津町で軽乗用車に乗車中の1歳男児が死亡するなど県内で交通死亡事故が連続発生している状況を受け、県警は25日、緊急抑止対策を始めた。27日まで各地で指導や取り締まりを強化する。 県内で22日と24日に起きた事故で3人が死亡した。22日午前6時20分ごろ、袋井市久能の市道でバイクと歩行者が衝突し、歩行者の女性(88)が亡くなった。24日午後3時半ごろ、沼津市戸田で軽乗用車の男性(82)が単独事故を起こし、死亡した。河津町の国道135号で起きた事故は軽乗用車と乗用車の衝突で、軽乗用車の後部座席に乗っていた1歳男児が頭などを強く打って命を落とした。 県警はドライバーに対し、横断歩道付近での歩行
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敷地川で「流域治水」推進 磐田、袋井市 静岡県が協議会 3月までに災害対策
静岡県と磐田、袋井両市は25日、昨年9月と今年6月の台風に伴う豪雨で堤防が2度決壊した敷地川の流域治水対策推進協議会を設立した。近年の自然災害の激甚化・頻発化を踏まえ、ハード・ソフト両面の取り組みで、決壊箇所だけでなく流域全体の被害防止・軽減を図る。対策メニューを盛り込んだ水災害対策プランを来年3月中旬までに策定・公表することを目指す。 磐田市内の決壊箇所では2025年6月の完了を目指し、約400メートルの区間で川幅を広げるなどの改良復旧工事が進められている。一方で、昨年9月の台風15号では敷地川沿いの広範囲で浸水被害が相次いだことから、①氾濫をできるだけ防ぐ②被害対象を減らす③被害を軽減
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若手、女性職員 将来像描いて 袋井市人材育成に民間視点で「助言」 南郷さん 活動を報告
袋井市は25日、人材育成基本方針の見直しに向けて創設した「袋井未来職員創作アドバイザー」に任命された会社員南郷佑奈さん(35)=東京都=の成果報告会を市役所で開催した。約半年間の実証期間での活動実績を報告した。 民間の視点を取り入れ、未来志向の人材育成の考え方を基本方針に盛り込むためアドバイザーを公募し、旧豊岡村(現在の磐田市)出身の南郷さんを5月に採用。以来、大手企業での人事担当経験などがある南郷さんに骨子策定に向けて助言を求めてきた。 報告会では南郷さんが行ってきた市職員へのインタビューやアンケートの結果などを紹介。目指す職員像や将来のキャリアについて想像できている職員が少ないことを課題
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20議案可決し閉会 袋井市議会
袋井市議会11月定例会は22日、最終本会議を開いた。本年度一般会計補正予算案や、同日追加上程した2議案を含む計20議案を原案通り可決して閉会した。 同日上程されたのは新たな人権擁護委員に深見はる美さん(66)=袋井市旭町=、桑原宏一さん(68)=同市長溝=の2人を推薦する人事2議案で、同意した。
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犯罪被害者支援 活動状況を説明 袋井署で連絡協議会
袋井署は21日、犯罪被害者支援連絡協議会(会長・杉山大輔署長)を同署で開いた。児童養護施設長や袋井市、森町職員ら委員が参加し、署幹部が1月から11月末までに犯罪被害者に行った支援の状況などを説明した。 同署は期間中、刑事事件関連で計14件、交通事故関連で計9件の対応を行ったことを報告した。事例訓練では、自宅で侵入者ともみ合いになった世帯主の男性が腹部を刺されて後日死亡した―という架空の事件を想定した。男性が刺されるところを目撃してしまった男性の長女ら遺族に対し、どのような支援を提供できるか、各課長らと委員が意見を交わした。 杉山署長は「本年度は条例が施行されるなど管内の環境整備は前進している
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ベトナムのゲアン省訪問団 空港利活用など静岡県との交流加速確認
ベトナム北中部にあるゲアン省人民評議会の訪問団が20日、県庁を訪れ、県議会の中沢公彦議長らと面会した。同評議会のグエン・ニュウ・コーイ副議長と中沢議長は静岡空港の利活用や人材育成など実務的な話題で意見交換し、さらなる交流の加速を確認した。 中沢議長は「県内在住のベトナム人は約1万6千人で年々増加傾向にある。互いを知り交流したい」とあいさつ。静岡空港のベトナム路線就航の実現への協力を要請したほか、製造業、水産加工業、建設・土木業などの県内産業分野を示し、人材確保への協力も求めた。 グエン副議長は「日本とベトナムの友好を静岡県とゲアンがけん引したい」と話した。同省人口約340万人の5割以上が
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「遠州袋井牛」県で最優秀 生産者岩瀬さん 市長に報告
「遠州袋井牛」を生産する岩瀬牧場(同市湊)の岩瀬茂吉さん(64)が、「県畜産共進会」肉牛の部(交雑種部門)で2年連続の最優秀賞に輝いた。関係者が18日、市役所に大場規之市長を訪ね、報告した。 肉牛の部には県内から牛110頭が出品され、うち55頭で競った交雑種部門で最優秀賞を受賞した。 市役所には岩瀬さんの息子早人さん(30)のほか同部門で2年連続優秀賞の永田慎次さん(45)らも訪れた。早人さんは「毎日の世話が評価されうれしい」と振り返り、大場市長は「素晴らしい成果。行政としても支援をするので、今後も事業発展に向けて取り組んで」とエールを送った。 「遠州袋井牛」は、昨年4月に早人さんや永田さん
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茶況(12月19日)スパークリング茶 世界大会GP報告 知事に晩茶研究会
袋井市菩提(ぼだい)地区の茶葉を使った「スパークリングティーBodhi(ボーディ)」で「にっぽんの宝物世界大会2023」のグランプリを受賞した晩茶研究会の会員らが18日、県庁を訪れ、川勝平太知事に受賞を報告した。 大会は8月にシンガポールで開かれ、「日本と海外の融合部門」で最高賞に輝いた。ボーディはかんきつ系の香りと爽やかな酸味が特徴の「菩提酸茶」をベースにしたスパークリングティー。シャンパンのように楽しめる新感覚のノンアルコール飲料として評価を集めている。 同研究会は袋井市周辺の生産者、茶商らで組織され、晩茶の生産や新製品の開発に取り組む。県庁を訪れた会員の安間孝介さん(安間製茶)、池
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静岡県人口355万2421人 前月比1097人減、11月1日推計
静岡県がこのほど公表した11月1日現在の県推計人口は355万2421人で、前月と比べ1097人減少した。推計人口の減少は17カ月連続。社会動態は2カ月ぶりに社会増に転じた。 転入数から転出数を引いた社会動態は1267人増(転入1万1419人、転出1万152人)、出生数から死亡数を引いた自然動態は2364人減(出生1747人、死亡4111人)だった。 市町別で人口が増加したのは7市町で、最多の焼津市が82人。袋井市59人、清水町38人、牧之原市37人が続いた。減少したのは、静岡市の346人をはじめ、浜松市139人、熱海市90人、沼津市81人など28市町あった。 社会動態は26市町で増加し
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災害時物資輸送 福山通運と協定 袋井市
袋井市はこのほど、福山通運(広島県)と県内で初めて、災害時の物資の輸送や調達に関する協定を結んだ。同社の長原丈人中部統括部長と中島雅彦袋井支店長が袋井市役所を訪ね、大場規之市長と共に協定書に署名した。 協定の内容は、災害発生時に「豊沢の丘防災倉庫」(同市豊沢)から避難所への支援物資の輸送などに協力するもの。大場市長は「大変心強く、市民の安心感が高まった」と感謝し、長原中部統括部長は「静岡県内には200人以上のドライバーがいる。袋井を機に、県全体へと協定を広げていきたい」と話した。 同社は全国の自治体と災害時における物資輸送などに関する協定の締結を進めていて、袋井市は84自治体目。県内では初め
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地元袋井の球児と交流 元プロ野球選手・浦野さん 浅羽中でキャッチボール指南
静岡県野球連盟袋井支部はこのほど、袋井市山崎出身、元プロ野球選手でふくろい未来大使を務める浦野博司さん(34)が講師を務める対談形式の講演会を、浦野さんの母校である浅羽中で開催した。 地元少年野球チームメンバーや同校野球部員ら約150人が参加した。浦野さんは自身の経験や体験談を紹介したほか、同僚だった大谷翔平選手の印象や尊敬していた選手など、参加者の質問にも答えて交流した。現役時代、毎日行っていたというキャッチボールを披露した場面では、「相手の胸に向かって投げることと、肩慣らしではなく常に試合を意識することを大切に」と助言した。 浦野さんは2014年、ドラフト2位で北海道日本ハムファイターズ
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松明道中や火渡り 袋井・可睡斎で「火まつり」 炎に家内安全願う
袋井市久能の可睡斎で15日夜、火防大祭「秋葉の火まつり」が営まれた。「松明(たいまつ)道中」や心身の諸悪を焼き尽くすことで御利益が得られるとされる恒例の火渡りなどが行われ、大勢の参拝者でにぎわった。 火伏せの仏「秋葉三尺坊大権現」をまつり、火防信仰で知られる同寺伝統の祭典。午後7時半ごろ、御神火を移したたいまつを手に参道を歩く「松明道中」が始まり、地域住民や消防団員らが防火の願いを込めてたいまつを護摩壇へと納めた。 白装束の行者「大膳講」による神事の後、境内に護摩木を並べて長さ5メートルほどの火渡りの道をつくった。子どもから高齢者まで約500人が、素足で炎の残る道へ踏み出し、無病息災や家
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【茶況】(12月15日)茶の知識など小学生が競う 袋井でT-1GP
袋井茶振興協議会はこのほど、小学生が茶の入れ方や知識を競う「T―1(ティーワン)グランプリ」を同市岡崎の茶ピアで開催した。 市内の3~6年の児童19人が出場し、茶の歴史や成分を○×形式で問う筆記試験のほか、茶種を当てる競技、急須での入れ方を審査する実技で競った。 茶の入れ方や知識を学ぶことで、“茶どころ”の子どもとしての教養を身につけてもらうことなどを目的に開催した。 (袋井支局・北井寛人)
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「緑化優良」で大臣賞 ミネベアミツミ浜松工場 袋井
経済産業省などが緑化推進に積極的な工場を顕彰する2023年度「緑化優良工場等表彰」で、ミネベアミツミ浜松工場(袋井市)が経産大臣賞を受賞した。県によると、県内の同受賞は累計19件目で全国最多。 周辺環境と調和した緑地、草花のバランスの良い配置などが評価された。生産過程などで消費電力削減を進め、工場内の二酸化炭素(CO2)排出量を低減した取り組みも寄与した。 県内関係はほかに、住友ベークライト静岡工場(藤枝市)が関東経産局長賞、キヤノン富士裾野リサーチパーク(裾野市)が日本緑化センター会長賞をそれぞれ受賞した。
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交通安全と防犯、年末「心がけて」 静岡県西部各地で県民運動
交通安全県民運動と年末特別警戒の初日の15日、県西部各地で警察や行政、防犯団体が広報活動を展開した。 「家康くん」も参加 浜松市東区 浜松市東区役所では、市職員、浜松東署員ら約50人がパトロール出発式に臨んだ。署員らが「特別警戒実施中」ののぼり旗を掲げ、交通事故や詐欺被害防止に向けて気を引き締めた。市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」も参加し、市民の安心安全な暮らしに向けて広報活動に協力した。 「出発」の号令後、パトカーや青色防犯パトロール車(青パト)など約10台が管内のパトロールに向かった。松本一勝署長は「管内では自転車盗や車上狙いが増加傾向にある。防犯活動にご尽力いただきた
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静岡県内37施設で学級・学年閉鎖 インフルエンザ
静岡県は14日、県内の高校、小中学校、幼稚園、保育所、特別支援学校計37施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計524人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖を行ったと発表した。御殿場市の幼稚園は全園閉鎖した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 伊東市1施設7人、伊豆の国市3施設28人、沼津市2施設18人、三島市2施設25人、裾野市1施設22人、御殿場市5施設57人、小山町2施設26人、富士市1施設8人、静岡市清水区4施設62人、同市葵区3施設78人、焼津市3施設55人、島田市2施設28人、藤枝市1施設8人、磐田市1施設18人、掛川市3施設40人、袋井市1施設3人、浜松市西区1施設10
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裏金疑惑で4閣僚交代 静岡県民も失望「国民に厳しく身内に甘い」
自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティー裏金問題を巡り、岸田文雄首相が同派の松野博一官房長官ら4閣僚を事実上の更迭で交代させた14日、岸田政権で相次ぐ不祥事に県民からは「国民に厳しく身内に甘い」「何のための国会議員なのか」と憤る声が上がった。物価高などに苦しむ国民の信頼を失い、支持率も急落した岸田首相は今後も厳しい政権運営が予想され、県民の間に「今後の日本を見通せず、閉塞(へいそく)感がある」と失望感が広がった。 「内閣の体制が変わっても体質は変わらないと思う。あれこれ望んでも改善されないだろう」裏金問題を指摘された安倍派4閣僚の交代を、袋井市の会社員木下光広さん(66)は冷やや
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光る波幻想的に 16日までイベント 袋井・同笠海岸
袋井市は15日から、同市東同笠の浅羽体育センター南側の同笠海岸で、波を幻想的に照らすイルミネーションイベント「NIGHT WAVE―光の波プロジェクト」を開催する。16日まで。 波だけを照らす特殊なLED照明技術を活用したイベントで、県内初開催。海の香りや波の音を感じながら幻想的な光をまとう波を鑑賞し、海の魅力を全身で感じられる。報道関係者向けの事前イベントでは、約120メートルにわたって波が鮮やかな青色に輝いた。 沿岸部のイメージアップや活性化を目指し、市が昨年度から取り組んでいる「海のにぎわい創出プロジェクト」の一環。15、16両日の日没から午後8時ごろまで開催し、16日はキッチンカ
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石綿被害の1133事業所 厚労省が公表 静岡県内は30事業所
厚生労働省は13日、アスベスト(石綿)が原因の疾患で2022年度に労災認定された人や、特別遺族給付金の対象となった人が働いていた全国1133事業所の名称や所在地、従事した作業内容を公表した。このうち新たに公表されたのは860事業所。同省のホームページで閲覧できる。 石綿による肺がんや中皮腫は、発症まで数十年の潜伏期間がある。厚労省は該当事業所での勤務経験者や周辺住民に健康状態を確認してもらうため、毎年公表している。22年度の労災認定は1140件で、労災の時効5年を超えた場合の石綿救済法に基づく特別遺族給付金の支給決定は170件だった。 厚労省が14、15日の午前10時~午後5時に設置する
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火防大祭前に修行僧が托鉢 袋井の可睡斎
袋井市の可睡斎はこのほど、「歳末助け合い火防托鉢(たくはつ)」を同市内で実施した。修行僧が火災消除や家内安全、福徳円満を祈願しながら中心市街地を練り歩いた。 1300年以上の歴史を誇る火防大祭(15日)を前に、祭りのPRや防火への関心を高めることを目的とした恒例行事。市役所での出発式では、采川道昭斎主が火防の札を大場規之市長に手渡し、出席者全員で火の用心を三唱した。ホラ貝の音を合図に修行僧が出発し、のぼり旗やお布施を受ける鉢(はつ)などを手に浄財を募った。浄財は社会福祉に役立てる。
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静岡人インタビュー「この人」 大相撲の伊勢ケ浜部屋に入門する 鈴木塁智さん(沼津市)
全国有数の強豪校である飛龍高(沼津市)の相撲部で活躍。個人や団体メンバーとして、全国大会に出場した。同校3年。高校の先輩である熱海富士関や翠富士関らを追って伊勢ケ浜部屋に入り、角界の道に進む。185センチ、130キロ。浜松市西区出身。18歳。 ―入門を決めた理由は。 「迷った時もあったが、親から『おまえには相撲しかない』と言われ、自分でもその通りだと思った。熱海富士関や翠富士関、聖富士さんら先輩力士の活躍を見て、実際に名古屋場所で伊勢ケ浜部屋の稽古も訪れ、入門を決めた」 ―どのような取り口を身上とするか。 「自分のスタイルは右四つ相撲。右手をさせば強みになるので、まわしを取って前に出
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「袋井産いかが」野菜や茶 生産者自らPR 直売フェア
袋井市産の農産物が並ぶ「ふくろい農産物直売フェア」(市農業振興会主催)が22日まで(16~18日を除く)、同市久能のさわやかアリーナで開かれている。 地産地消の推進を目的に開催され、会場で生産者が自ら農産物のPRを行い、市民に市内産農産物の購入促進を促す。期間中に計9店舗が出店し、野菜や果物、お茶などを販売する。12日に出店した安間製茶(同市豊沢)は和紅茶や緑茶の試飲販売を実施し、同施設利用者が市内産の茶のおいしさを再認識した。 市農政課担当者は「地元農産物の市内消費を活性化し、知名度の向上を図りたい。来場者には製造者の思いを知りながら商品を楽しんでもらえれば」と話した。
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冬晴れ2600人疾走 袋井クラウンメロンマラソン ゲスト川内選手と交流も
袋井の師走の風物詩「袋井クラウンメロンマラソン」(袋井市スポーツ協会主催、静岡新聞社・静岡放送共催)が10日、同市と掛川市にまたがる小笠山総合運動公園で開かれた。エコパスタジアムを発着点に冬晴れの青空の下を市民ランナーが疾走した。 「公務員ランナー」として世界選手権にも出場した川内優輝選手=あいおいニッセイ同和損保=がゲストランナーとして招かれた。市民ランナーは北海道から沖縄まで、24都道府県から参加。ハーフマラソンと10キロ、小中学生を対象とした3キロの3部門に小学生から70代までの約2600人がエントリーし、周回コースを走った。 ハーフマラソンでは、男子総合は湖西市の田中孝貴さん(2
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女子柳本2位 男子堀島3位 杉本(袋井市出身)12位 スキー・モーグルW杯第3戦
フリースタイルスキー・モーグルのワールドカップ(W杯)は9日、スウェーデンのイドレで第3戦がデュアルモーグルで行われ、女子の柳本理乃(愛知ダイハツ)が2戦連続で2位に入った。男子の堀島行真(トヨタ自動車)は3位。 柳本は決勝で今季初優勝となる通算8勝目を挙げたジェーリン・カウフ(米国)に敗れた。堀島は準決勝で敗れたが、3位決定戦を制した。男子はミカエル・キングズベリー(カナダ)が今季2勝目、通算82勝目。 女子の冨高日向子(タマダイガクク)は4位、中尾春香(大産大)は12位、梶原有希(東海大)は14位、田口友麻(スノーアミューズメント)は17位、浅野志織(中京大)は30位。男子の村田優太
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土砂災害情報を高精度化 避難指示「空振り」改善/知事、インドとの経済的交流を推進/第2子保育料無償 県全体で30億試算/80歳歯20本以上7割 静岡県議会12月定例会
静岡県議会12月定例会は11日、自民改革会議の伊藤謙一氏(袋井市・森町)、良知淳行氏(焼津市)とふじのくに県民クラブの田中照彦氏(浜松市中区)、良知駿一氏(同市北区)が一般質問を行った。大雨で土砂災害の危険が高まった際に県と気象庁が発表する土砂災害警戒情報について、勝又泰宏交通基盤部長は、従来よりも高精度な情報を発信することが可能になったとし、2024年度から運用する方針を明らかにした。良知駿氏への答弁。 土砂災害警戒情報は、市町村長が避難指示を発令する際の判断や住民の自主避難を支援するために、都道府県と気象庁が共同で、対象となる市町村を特定して発表している。国は同情報が発表された場合、
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関東大震災後を教訓に 福和伸夫名古屋大名誉教授【提言・減災】
12月7日に1944年昭和東南海地震から79年を迎えた。今年は1923年関東大震災から100年でもある。関東大震災は大正デモクラシーの時代、東南海地震は太平洋戦争の最中に起きた。たった21年間で日本社会は大きく変化した。1914年に始まる第1次世界大戦の戦争特需で日本は債務国から債権国に変わった。しかし、17年に東京を襲った台風で高潮被害を受け、翌18年にスペイン風邪がまん延、21年には原敬首相の暗殺事件があり、同年以降、東京周辺でマグニチュード(M)7クラスの地震が毎年起きる中、大震災が発生した。10万5千人の命を失い、国家予算の4倍弱の経済被害を出した。 大震災後も、25年北但馬地震、
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【第3章】半割れ発生(前編)① 四国沖でM8地震 静岡にも津波 命山へ急ぐ【東海さん一家の防災日記 南海トラフ地震に備える/いのち守る 防災しずおか】
最大でマグニチュード(M)9級の巨大災害が想定される南海トラフ地震で最も懸念されるケースの一つは、M8級の大地震が続けざまに起こる「半割れケース」だ。同ケースが発生すると社会はどのような状況になるのか。自主防災会会長の東海駿河さん(71)や長男で会社員の遠州さん(36)一家をモデルに、住民が直面する課題を考える。 警報発表 曇り空から時折小雨が降る、夏の平日の昼下がり。東海三保さん(34)は近所のスーパーでパート勤務を終え、足早に帰宅した。「天気予報は晴れだったのに。早く洗濯物を取り込まなきゃ。今日の夕飯はカレーだから、子どもたちは喜ぶだろうな」 玄関で靴を脱いでいると突然スマートフォ
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年長→小1進学円滑に 学びの基盤つくる「架け橋期」 掛川市教委、指定校で接続検証
幼児教育施設(幼稚園・保育園・こども園など)の年長の5歳児から小学1年生の6歳児にかけての2年間は、生涯にわたる学びや生活の基盤をつくる重要な時期だ。しかし、園と小学校では施設の種類が違うため学びが連続していなかったり、過ごし方が違ったりして子どもが戸惑いを感じることがある。こうした課題の解消を目指し、義務教育の開始前後の2年間を「架け橋期」ととらえ、幼児教育施設から小学校への接続の円滑化を目指す動きが広がっている。力を入れる掛川市の事例を取材した。 11月上旬、掛川市立桜木小で行われた1年花組の生活科の授業「あきのスペシャルたからものランドで、ねんちょうさんをたのしませよう」。児童は数
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茶況(12月8日)袋井・お茶の宝玉園 白茶べにふうき 国際品評会金賞
生産から販売までを手がける「お茶の宝玉園」(袋井市豊沢)の「和製白茶べにふうき」が、第14回国際名茶品評会で金賞に選ばれた。世界茶連合会が隔年開催する品評会で、7月に中国で開催し、国内外から約500点の応募があった。 お茶の宝玉園は日光でじっくりと茶葉を乾燥させる白茶を出品した。淡いあめ色の水色とほのかな甘い香り、紅茶を想起させる後味が特徴的な日本では珍しいお茶という。県内で先駆けて製造販売を始め、品評会には2大会前から出品。やぶきた、つゆひかり、べにふうきと、異なる3品種で入賞を続けている。 寺田直樹園主(57)は「本場の中国で認められてうれしい。今後も和製白茶の魅力の発信に力を入れた
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記者コラム「清流」 1人1玉
袋井市に住み始め、数カ月がたった。袋井に来てからずっとたくらんでいたぜいたくを先日、ようやく行動に移した。クラウンメロン1玉独り占めだ。 県外出身であるため、記憶の限りではクラウンメロンを味わうのは初。底が少し柔らかくなってから数時間冷やして食した。歯がいらないと思うほどの柔らかい実をかむと、口いっぱいに果汁があふれた。これまで食べてきたメロンをはるかにしのぐ絶品。さすがに多いかと心配していたが、あっさり1玉を平らげた。 11月には厳格な検疫をクリアしてタイに60玉が輸出された。現在は輸出のたびにタイの検査官を招待した検査が必要で、継続は難しい状況という。実体験に基づくと今回だけでは60
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築90年 清水教会題材に授業 静岡理工科大 建築学科学生ら 解体前に歴史や様式学ぶ
約90年前の完成で、年明けに本格的な解体作業が始まる予定の「カトリック清水教会」(静岡市清水区)の歴史や様式を学ぼうと8日、静岡理工科大(袋井市)の学生が同教会を訪れ、関係者の講義を受けた。 同大理工学部建築学科の脇坂圭一教授が学生、大学院生ら16人を率いて来訪した。教会の移築に取り組む一般社団法人「カトリック清水教会聖堂を活かす会」の塩見寛理事長が、聖堂の内部に配置された丸柱6本の中に角柱が入っていることなど、設計の特徴を説明した。フランス出身のドラエ神父が私財を投じて1935年に教会を建てた経緯や、太平洋戦争の空襲時に焼け残ったエピソードも紹介した。 学生らは各所の写真を撮ったり、図面を
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記者コラム「清流」 市町駅伝の魅力とは
4年ぶりに通常開催に戻った2日の第24回市町対抗駅伝。浜松市北部の4連覇や、同市南部とのワンツーフィニッシュを想定しながら、浜松総局代表記者として静岡市内の会場に乗り込んだが、いずれも残念な結果に終わった。 それでも郷土の代表選手が走る大会は、本筋から外れたところでも数え切れないほどのドラマが起きる。前立腺がんの手術を受けた袋井市の6区の高橋俊明選手は、術後初めて選手として駿河路を駆け抜けた。掛川市の8区の山田芽実選手と9区の幸芽選手は、姉妹で励まし合ってたすきをつないだ。 区間2位と力走した御前崎市のアンカー植田航生選手(19)は、仲間や沿道からの励ましに「チーム一丸で戦えた」と胸を張
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東南海地震から79年 静岡県内最大の被災地だった袋井 犠牲者追悼、児童に体験談
太平洋戦争中の1944年に発生した昭和東南海地震から79年を経た7日、140人以上が犠牲になり、県内最大の被災地だった袋井市の各地で、犠牲者追悼や災害伝承の行事が行われた。児童20人が校舎などの下敷きになって亡くなった袋井西小では5年生81人が当時児童だった85~90歳の語り部6人から体験談を聞き、地震の恐ろしさや命を守る行動に理解を深めた。 同校では地震発生時間とほぼ同じ午後1時半ごろ、全校児童約490人が黙とうをささげた。語り部は2人ずつ5年生の3クラスに分かれ、同校の被災状況をまとめた紙芝居を使って体験を伝えた。 木野晃さん(90)と梶本はま子さん(87)は校舎2棟が倒壊した被害や
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都市型スポーツ施設追加/中小補助制度見直しへ/民俗芸能保存継承に注力/病児・病後児保育107施設 静岡県議会12月定例会
静岡県議会12月定例会は6日、自民改革会議の江間治人氏(磐田市)とふじのくに県民クラブの伊藤和子氏(袋井市・森町)が代表質問を行った。勝又泰宏交通基盤部長は2024年度に策定を目指す遠州灘海浜公園篠原地区(浜松市西区)の公園基本計画について、中核施設となる野球場のほかにスケートボードやBMXといった都市型スポーツの施設整備を盛り込む方向で検討していると明らかにした。伊藤氏への答弁。 民間事業者を対象にした官民連携導入可能性調査では、都市型スポーツ施設の導入や合宿施設を併設することでより多くの集客が見込めることが判明したとし、勝又部長は「にぎわいの創出につなげていきたい」と述べた。近隣に道の
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田んぼダム拡大 豪雨対策で方針 袋井市長答弁
袋井市の大場規之市長は6日、近年激甚化している豪雨災害に備え、水田にたまった雨水を河川へ緩やかに流す「田んぼダム」の取組面積を拡大する方針を示した。市議会11月定例会で黒岩靖子氏(自民公明クラブ)の一般質問に答えた。 田んぼダムは水田の排水口に調整板を取り付け、時間をかけて水を川に流す仕組み。大雨の際に排水量を減らして河川の急激な水位上昇を抑え、氾濫などの被害を防ぐ。 市は昨年度、袋井東地区約10ヘクタールの水田で実証実験を行い、1時間あたり40ミリの大雨では、1ヘクタールあたり270トンの貯留効果があったと試算した。本年度は新たに袋井西地区を加えた約25ヘクタールに取組面積を拡大。大場市長
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物価高や災害対策に力 来年度予算で袋井市長方針
袋井市の大場規之市長は5日、来年度の予算編成について、物価高騰などの影響を踏まえ、着実な執行に向けて事業に優先順位をつけ、堅実な予算編成を進めるとの方針を示した。市議会11月定例会で、村井勝彦氏(自民公明クラブ)の代表質問に答えた。 物価の高騰が続く中での市民生活の質の向上について大場市長は、「市民や事業者への支援をはじめ、公共事業などの影響に対しても、適時適切な対応が求められている」と述べ、国の交付金を最大限活用した市独自の対策を進めていることを報告した。 予算編成の方針において、頻発する豪雨災害への対策強化、国が進めるデジタル社会への取り組み、少子高齢化への対応を重点項目として掲げた。検
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袋井の10大ニュース 11日まで投票受け付け
袋井市は11日まで、市民らを対象に「ふくろい10大ニュース2023」への投票を呼びかけている。市政やスポーツ、地域行事などを振り返ってもらうため毎年行っている企画で、市ホームページの投票フォームで受け付けている。 市内で起こった主な出来事など50項目の中から10項目を選んで投票する。結果は26日の市長定例記者会見で発表し、大場規之市長が1年を総括する。ホームページにも掲載予定。 問い合わせは市企画政策課シティプロモーション室<電0538(44)3104>へ。
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もみ殻活用 循環型農業へ 静岡製機、県農技研など 燃焼熱で穀物乾燥費抑制 灰は土壌改良材に
農機メーカーの静岡製機(袋井市)や県農林技術研究所(磐田市)などでつくるコンソーシアム(共同事業体)は、精米時に大量に発生し、処分に困るもみ殻の利活用モデルづくりを進めている。穀物を乾燥させる際の燃料代わりにし、燃焼灰は農地の土壌改良に活用する。二酸化炭素(CO2)の土中固定化も図り、地域循環型農業の実現への貢献を目指す。 静岡製機は、もみ殻を燃やし、その熱を温風にして穀物乾燥機に送る燃焼炉を開発した。灯油の使用量を減らして乾燥工程を省エネ化し、高騰する燃料費の抑制につなげる。磐田市の市郎兵衛農園に導入して試験的に運用したところ、稼働を増やせば年間の灯油使用量を70%低減できる見通しが立った
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4~9月発注工事 4件審議し「適正」 静岡県入札監視委
静岡県入札監視委員会(委員長・田中博通東海大名誉教授)はこのほど、県庁で非公開の会合を開き、県が4~9月に発注した工事のうち4件を審議し、いずれも適正と判断した。 審議したのは防災林造成工事(袋井市)など。予定価格が250万円を超える公共工事1508件の中から各委員が抽出した。 県建設業課によると、4件に関して意見の具申や勧告、入札結果に対する調査指示はなかった。
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反射材の役割 年長園児に説明 安協袋井地区支部
静岡県交通安全協会袋井地区支部はこのほど、袋井市広岡のたんぽぽ第二保育園で交通安全イベントを実施した。 年長園児7人が、同支部の交通安全指導員や袋井署員らから反射材の役割を教わり、道路の危険性や交通安全の大切さに理解を深めて身を守る方法を学んだ。講話の後は、反射材を使ってリースを作り、クリスマスツリーに飾って楽しんだ。同支部の高柿章悟支部長がサンタクロースの装いで登場すると、駆け寄って喜んだ。
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林業家らと事業者の“お見合い”推進 静岡県、山間地の人流創出
静岡県は、観光や教育などのサービス産業で森林の活用を検討している事業者と森林所有者のマッチングを支援する事業を進めている。林業家らと事業者を“お見合い”形式で引き合わせるユニークな手法で、遊休林の再活用を促し、山間地での新たな人流創出を図る。 11月上旬に静岡市で開いた合同説明会には、7人の森林所有者と13の事業者が参加した。事業者は金融機関や子育て支援の社団法人、電力会社、個人事業主など幅広く、検討中の用途もマウンテンバイクのコースや森林環境教育、アロマ蒸留などの多岐にわたった。 所有者は自身の森林の立地や規模、現在の用途と希望の活用イメージを披露。事業者はグル
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袋井市 大病乗り越え再び代表選出 6区高橋俊明選手「最後のレース」【市町対抗駅伝】
袋井市は、6区の高橋俊明選手(55)=高橋モータース=が好走し、チームに勢いをつけた。大病を乗り越え、「最後のレース」と掲げた今大会は、沿道に駆けつけた社員や地元の仲間らの声援を追い風に、悔いのない走りを見せた。 32歳の時、第1回大会で古里を背負って走る姿に感銘を受けて選手を目指した。40、41歳で代表選手に選ばれたのち、8年連続の補欠を経て2018年の大会で返り咲き。翌年に見つかった前立腺がんの手術後も毎朝13キロを走るなどのトレーニングを欠かさず、今大会は術後初めて代表選手を任された。 沿道ではメロンの形の帽子を身につけ、お手製の横断幕を手にした応援団がエールを送った。高橋選手は「
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茶況(12月1日)どまんなか袋井茶大賞に石川製茶
東海道どまんなか袋井茶大賞2次審査会がこのほど、袋井市役所で開かれ、最高賞の大賞に石川製茶が輝いた。 審査会は茶業と袋井茶の発展を目的に実行委員会と袋井地区農協茶業委員会が毎年開催し、今回で30回目。1次審査で選ばれた上位10点の茶が出品された。 2次審査は市内企業の社員ら16人と来庁者96人が審査員を務めた。茶の外観、味、水色、香りを比べ、最も良いと思う1品に投票した。 準大賞にはヤマネ製茶と安間製茶が選ばれた。 (袋井支局・北井寛人)
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“駿府城”舞台に吟行俳句大会 永井さん(袋井)最高賞
静岡県俳句協会は、吟行俳句大会を静岡市駿河区の男女共同参画センターあざれあで開いた。最高賞の大会賞に袋井市の永井千恵子さん(77)の「冬麗大きく動く手話の指」が選ばれた。 県内の俳句愛好家ら約92人が参加。小春日和の中、参加者は駿府城公園を散策し、葵舟や家康像、鴨の陣などを題材に詠んだ力作を1人2句ずつ投句した。各賞は同協会の理事が採点して決めた。中川正男会長による講演も行った。 大会は鳥取県で来年度開催されるねんりんピックの選考会を兼ね、上位3人が出場権を獲得した。 最高賞以外の受賞者は次の通り。 県俳句協会会長賞 太田依子(浜松市浜北区)▽県俳句協会賞 杉田和子(静岡市葵区)▽実
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東名で歩行者死亡 30日午前5時半ごろ
30日午前5時半ごろ、袋井市山科の東名高速道下り袋井インターチェンジ(IC)付近で、本線上を歩いていた袋井市の男性(72)と、三島市の男性(36)が運転する大型トラックが衝突し、歩いていた男性は搬送先の病院で死亡が確認された。県警高速隊によると、現場は袋井IC流出車線の近く。男性が歩いて本線に立ち入った可能性があるとみて同隊が事故原因を調べている。事故処理のため東名高速下りは掛川IC-袋井IC間が約2時間50分にわたり通行止めになった。
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区画整理支援 静岡県組合連合会が国交省に要望
静岡県土地区画整理組合連合会(岩崎伸次会長)は29日、国土交通省で石橋林太郎政務官と面会し、県内5地区の事業について2024年度の国庫補助や交付金の確保を要望した。 対象は吉田町浜田、袋井市袋井駅南都市拠点、磐田市鎌田第一、浜松市浜北中央北、湖西市浜名湖西岸の5地区。いずれも機能性の高い市街地形成や産業拠点を作るための道路整備に取り組んでいて、各地区の組合代表者らが事業の必要性を説明した。岩崎会長は「熱意と現状をお伝えした。整備促進へ支援をお願いしたい」と訴えた。 石橋氏は「いろいろなプロジェクトが進んでいると分かった。良いまちづくりができるよう(予算確保の)検討を続けたい」と応じた。
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ガイドと巡る“ディープな伊豆” サイクリングイベント・いずかのライド 地元グルメ パワーの源に【しずおかアウトドアファン】
伊豆半島の中央部に位置する伊豆の国市と周辺地域は、狩野川をはじめとする自然景観や土地に根ざした食、歴史を感じられるさまざまな史跡など見どころの宝庫だ。10月下旬~11月中旬に全3回の自転車ツアーを実施した「伊豆狩野川ガイドサイクリング(いずかのライド)」の初回に同行し、地元在住のガイドが紹介する“ディープな伊豆”に触れた。 (生活報道部・草茅出、山本淳樹) 初回は「満腹つまみ食いグルメと雄大な大自然を満喫する伊豆市ツアー」。県内外から参加した12人が約35キロの道のりに挑戦した。数人のグループごとにガイドが付き、立ち寄り先の情報や地域の歴史、地形の成り立ちなどを
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財務大臣納税表彰を報告 袋井の森下さん、租税教育尽力
長年にわたり納税制度の普及や発展に尽くしたとして財務大臣納税表彰を受けた磐田税務署管内青色申告会長の森下剛好さん(66)=袋井市松原=がこのほど、市役所に大場規之市長を訪ね、受賞を報告した。 森下さんは30年以上にわたり、同会の役員として租税教育などに尽力している。「会員は減少傾向にある。後継者をつくって次世代につなげていきたい」と意気込んだ。 大場市長は「受賞は長年の積み重ねのたまもので市としても光栄。引き続き啓発活動に努めていただきたい」と感謝した。
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被爆ピアノ 平和の尊さ奏でる 袋井の演奏家 三川小でコンサート
袋井市の三川小の体育館でこのほど、広島市で1945年に原爆の被害を受けたピアノを演奏する「被爆ピアノコンサート」(袋井市被爆ピアノ実行委主催)が開かれた。 袋井市在住のピアニストで歌手の安間鮎子さんが演奏を披露した。全校児童約140人が繊細なピアノの音色に耳を傾け、平和の尊さを学んだ。児童も「メリーさんの羊」などを演奏し、ピアノに触れた。 被爆したピアノを修理して全国での演奏会に協力している調律師矢川光則さん(71)も登壇し、被爆ピアノの成り立ちとともに、原爆の怖さを伝えた。体育館には広島県と長崎県が原爆によって受けた被害を解説する資料も展示された。
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全日本選手権Vで自転車BMX年間王者に 清水悠琉君(袋井南小6年)、市長に報告
9月に岡山県で開かれた自転車BMXフリースタイル・パークの全日本選手権のボーイズ(11~12歳)で優勝し、年間王者となった清水悠琉[はる]君(袋井南小6)がこのほど、市役所を訪れ、大場規之市長に喜びや今後の抱負を語った。 競技はハーフパイプやジャンプ台が設けられたフィールド(パーク)内で、さまざまなトリックを繰り出して難易度と精度を競う。清水君は4月のマイナビジャパンカップで準優勝、6月の同大会で優勝した後、9月の全日本選手権も制したことで年間ランキングの頂点に立った。 9歳の時に競技と出合い、「かっこ良さに衝撃を受けた」という清水君。以来競技にのめり込み、熱意をくみ取った父朋義さん(4
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ナユタ(浜松) 蓄電装置 大賞 県のグッドデザイン 表彰
静岡県はこのほど、デザイン性に優れた県産の製品やサービスをたたえる「2023グッドデザインしずおか」の表彰式を県庁で開いた。医療機器用電源メーカーの「ナユタ」(浜松市東区)が開発した医療機器用蓄電装置「LEMURIA(レムリア)ME3000」が大賞を受賞した。 同製品は国内で唯一、医療機器規格認証を取得したリチウムイオン蓄電装置。停電時に人工呼吸器などを長時間使用できる。「災害弱者への支援が喫緊課題となる中、可搬性、排熱ファンの不要など細部にまで配慮された作品」と評価された。 同表彰は30回目の節目。計55点の応募があり、「問題提起」「ユーザー性」「技術性」「新奇性」などを基準に審査した
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袋井市議会開会 17議案を上程
袋井市議会11月定例会が27日開会し、会期を12月22日までの26日間と決めた後、7億7600万円を追加する本年度一般会計補正予算案など17議案を上程した。代表質問は12月5日、一般質問は同6~8日に行う。
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静岡県勢女子「記念枠」逃す 東海高校駅伝
男子第72回、女子第34回東海高校駅伝は26日、袋井市のエコパスタジアムを発着点に行った。女子の全国大会が第35回の記念大会となることに伴って県代表校を除く最上位1校に与えられる出場権は、1時間9分44秒で頂点に立った愛知2位の豊田大谷が獲得。県勢は県3位の日大三島が1時間12分39秒の4位と届かなかった。県代表校の浜松市立は1時間11分7秒で2位。 男子は豊川(愛知)が2時間8分54秒で優勝。韮山が2時間10分21秒で2位、浜松開誠館が2時間10分32秒で3位に入った。 男女とも各県大会の上位6校が出場。男子は7区間42・195キロ、女子は5区間21・0975キロで争った。 4位日
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名人クラスは田中さん優勝 浜松で遠州親睦将棋大会
浜松市中区の曳馬協働センターでこのほど、遠州親睦将棋大会が開かれた。同市や磐田市、袋井市、豊橋市の66人が参加し、最強の名人クラスで田中雄一朗さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 名人 ①田中雄一朗②石野俊夫③相場昇④寺崎勝⑤田中雅英▽S ①岡田力也②寺田好司③北島耕太郎④前川忠雄⑤岡本徳裕▽A ①中根清②松田寿一③久米孝吉④川口哲也⑤袴田洋三▽B ①田辺国義②鈴木勉③榛葉雄治④神谷陽一⑤田畑敏夫▽C ①大柳豆周一②高柳長男③芝田信照④杉山稔⑤藤森勗
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本間さん(袋井) ディスク競技優勝を報告 全国障害者スポーツ大会
10月に鹿児島県で行われた「燃ゆる感動 かごしま大会 特別全国障害者スポーツ大会」のフライングディスク競技で、好成績を収めた聴覚障害の本間明文さん(68)=袋井市松原=がこのほど、同市役所を訪問し、大場規之市長に喜びを語った。 5メートル離れた直径約90センチの円形のゴールにディスクを10回投げて通過回数を競う「アキュラシー ディスリート・ファイブ」で優勝を果たした。鹿児島の強い南風に苦戦しながらも僅差で王座を勝ち取ったことを振り返った。ディスクを飛ばした距離で競う「ディスタンス メンズ・スタンディング」でも3位に輝いた。 本間さんが競技を本格的に始めたのは約10年前。「次は7メートル先のゴ
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美容師が和装技術披露 振り袖や舞妓姿 浜松城公園彩る
美容師がヘアメークや着付けの技術を披露する「和の祭典 着物フェスティバル」(実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)がこのほど、浜松市中区の浜松城公園で開かれた。華やかな着物に身を包んだ59人が会場を彩った。 県美容業生活衛生同業組合加盟店の西部会に所属する美容師80人が参加し、一般公募で集まったモデルを和装姿に仕上げた。振り袖や七五三、舞妓(まいこ)の姿に変身したモデルが登場すると、来場者は歓声を上げ、盛んに写真を撮影した。花魁(おいらん)道中も行われ、あでやかな花魁姿のモデルが観客を魅了した。モデルで参加した森町の専門学校生山本純華さん(20)は「普段とは違う自分になれたみたいで楽し
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読書感想画コンクール受賞者を表彰 26日まで、静岡県立美術館で展示
指定図書の感想を絵画で表現する第41回県夏の読書感想画コンクール(静岡新聞社・静岡放送主催)の表彰式が25日、静岡市駿河区の県立美術館で行われた。県知事賞など特別賞を受賞した21人に賞状や盾を贈った。 県内の小学生から7739点の応募があり、同市立服織小1年の松田京君、袋井市立袋井南小3年の榑松篤志君、静岡市立大里東小5年の亀山水杜さんが県知事賞を受賞した。学校賞には静岡市立安東小、静岡大付属静岡小、浜松市立可美小の3校が選ばれた。 審査委員長を務めた県教育研究会の見城秀明美術教育研究部長は「本との出合いによる感動は、絵に描くことでさらに広がっていく。これからも感性を磨き、本の世界の楽し
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茶況(11月24日) 袋井茶振協が25日感謝祭
袋井茶振興協議会は25日、茶業関係者が1年間の茶業に感謝する恒例の「ふくろい茶感謝祭」を袋井市の油山寺で開催する。 2014年から実施され今回で10回目。生産者や茶商らが出席し、中国から日本に茶を伝えたとされる栄西禅師の像の前に袋井産の茶葉を詰めた茶つぼを献上し、地域の茶業のさらなる発展を祈願する。献茶式終了後には、参拝者向けに試飲も行う。 (袋井支局・北井寛人)
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静岡・泉ケ谷で地域芸術祭 現代アートがつなぐ「境界」
静岡市駿河区の旧東海道丸子宿の一角、泉ケ谷地域で開催中の地域芸術祭「静岡アートビジョン」(同実行委員会主催)は、現代アート作品を通して今と昔、街と里山、自然と人間の営みなどさまざまな境界を緩やかにつなぎ、新たな魅力を提示している。 同地域の入り口には、伝統工芸体験施設「駿府の工房 匠宿」があり、古道沿いに寺社や、養蜂、酪農など自然と共生する住民の生活エリアが続く。監修したNPO法人クロスメディアしまだ(島田市)の児玉絵美事務局長は「住民と匠宿、職人たちとのつながりもここの魅力。潜在する地域像を掘り起こす視点が、現代アートの予測を超えた見方と重なった」と説明する。 大井川鉄道の無人駅を舞台
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法多山尊永寺包む風船型ランタン 1月まで袋井各所でライトアップ
袋井市の法多山尊永寺で23日、風船型のLEDランタンの打ち上げが行われた。同日市内で開幕した「ふくろい夜宵プロジェクト」(1月31日まで)のオープニングイベントで、200基のランタンの幻想的な明かりに境内が包まれた。 本堂前広場でカウントダウンを合図に、家族連れやカップルらが一斉に照明入りの紙風船を夜空へと浮かべた。家族と初めて参加した中田冬芽ちゃん(8)は「オレンジと青色のランタンの組み合わせがきれいだった」と笑顔を浮かべた。 同プロジェクトは夜のにぎわい創出をテーマに、JR袋井駅周辺などにイルミネーションやあんどんを設置する取り組み。期間中は同寺が和傘のフォトスポットを開設するほか
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切り絵愛好家 松永さん個展 袋井市
袋井市宇刈の切り絵愛好家松永義司さん(86)の切り絵展が30日まで、市役所市民ギャラリーで開かれている。30点の自信作を出品した。 松永さんは定年を機に切り絵の制作を始めた。以降5年おきに個展を開き、今年は20周年で第4回目。旅先で訪れた風景を題材に、長野県安曇野の紅葉や彦根城の桜、富士山5合目の景色などをモノクロやカラーで表現した。 松永さんは「色の組み合わせや立体感、細やかな表現など切り絵のおもしろさを堪能してほしい」と来場を呼びかけた。
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中区の相曽さん Sクラスで優勝 日将連浜北支部大会 浜松市
日本将棋連盟浜北支部の11月大会がこのほど、浜松市浜北区竜南のサンライフ浜北で開かれた。73人が参加、最強のSクラスは相曽剛史さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 S ①相曽剛史(中区)②宇藤敬行(磐田市)③内山透(西区)④石野俊夫(掛川市)⑤横山渡(牧之原市)▽A ①門奈光(東区)②赤松竜也(天竜区)③鈴木大輝(磐田市)④岡本徳裕(同)⑤石川三余(西区)▽B ①藤原紳裕(御前崎市)②渥美良純(北区)③幸田好司(磐田市)④山口昌行(中区)⑤門奈紀明(東区)▽C ①佐藤粹聖(西区)②松岡優人(中区)③高橋直之(北区)④庄司圭佑(静岡市)⑤村松利郎(森町)▽D ①志村正雄(袋井市)②山下
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静岡県内72施設で学級・学年閉鎖 インフルエンザ
静岡県は22日、県内の高校、小中学校、幼稚園、保育所、こども園計72施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計1354人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 伊東市3施設26人、函南町1施設34人、沼津市3施設90人、三島市2施設27人、伊豆の国市1施設14人、清水町1施設8人、長泉町2施設31人、御殿場市7施設97人、富士市3施設43人、富士宮市2施設147人、静岡市駿河区2施設20人、同市葵区7施設128人、同市清水区4施設61人、焼津市4施設94人、牧之原市3施設49人、島田市2施設20人、藤枝市7施設88人、掛川市6施設67
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認知症高齢者の徘徊対策 見守りシステム登録を【西部 記者コラム 風紋】
性別や年齢、服装、背丈など、身体の特徴とともに袋井警察署が行方不明者の捜索の協力を呼びかける同報無線を度々耳にする。行方不明事案のほとんどは認知症が原因で徘徊(はいかい)する高齢者。最悪の場合、徘徊中に事故などによって死亡してしまうケースもある。 同署生活安全課によると、ことし1月~10月末までに同署が認知症と思われる65歳以上の高齢者を保護した件数は58件(暫定値)に上る。昨年も同時期で62件の保護があり、およそ5日に1回は高齢者が保護されたことになる。袋井市健康長寿課によると、同市内では昨年10月からの1年間で、捜索願の出た高齢者が亡くなった状態で見つかった事案が2件あり、うち1件は認
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秋作クラウンメロン 出来上々 袋井で品評会、八木さん最高賞
クラウンメロンの秋作品評会(県温室農協クラウンメロン支所主催)がこのほど、袋井市小山の同支所で開かれた。最高賞の優等賞には、同市の八木祐子さんが選ばれた。 4地区で行われた予選会を通過した約40人の生産者が6玉一箱で出品。全国12市場の関係者らが審査員を務め、形状と網目の美しさなどの外観、甘みや食感、風味をはじめとする内容で採点した。 その他の主な結果は次の通り。 1等 ①沢木俊文(掛川市)②桑原吉斉(袋井市)▽2等 ①増田明(掛川市)②高橋英樹(袋井市)③渥美直史(同)④鈴木幸一(磐田市)⑤原弘明(袋井市)▽3等 ①平岡豊(同)②松本宗三(浜松市)③井口貴彦(袋井市)④雪島望(同)⑤
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交通安全功労者を表彰 県対策協、127人18団体に
静岡県交通安全対策協議会(会長・川勝平太知事)はこのほど、本年度の交通安全功労者等表彰式を県庁で開いた。地域や職場などで交通安全に尽力した127人18団体の功績をたたえた。 表彰を受けたのは長年にわたり地域で活動する交通指導員や、従業員や児童生徒に交通安全教育を積極的に行う事業所や学校など。協議会副会長の森貴志副知事は「関係者が一丸となって交通安全の取り組みを推進することが不可欠」と述べ、表彰状を手渡した。 主な受賞者は次の通り。 【交通安全対策協議会会長表彰】交通安全功労者 佐野勝信(富士市)和田恒明(熱海市)▽交通安全優良団体 松永工基(焼津市)静岡ガス静岡支社(静岡市)ミダック富士宮営
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VR活用 地方に可能性 都内企業社長が浜松で解説
静岡理工科大(袋井市)はこのほど、「地域創成フォーラム」を浜松市中区のホテルで開いた。仮想現実(VR)事業を手がけるアルファコード(東京都)の水野拓宏社長が「VRとメタバース技術が切り開く日本の未来」と題して特別講演した。 水野社長はVR技術により、操作手順などを現場にいるような感覚で学べることなどから「体験や経験をデジタル化し、インターネット経由で発信ができる」と強みを説明。さまざまなツールがそろう都心と比較し、「地方の方がVR技術の利活用が進む土壌がある」と可能性を強調した。 VR技術を活用した中学生向けの教材開発や、登場人物と同じ目線で鑑賞が楽しめるミュージカルなどの事業も紹介した
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27日から定例会 袋井市議会
袋井市議会は20日、議会運営委員会を開き、11月定例会の会期を27日から12月22日までの26日間と決めた。 7億7600万円を追加する本年度一般会計補正予算案など17議案を審議する。代表質問は12月5日、一般質問は同6~8日の3日間で行う予定。
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納税功労者を表彰 磐田税務署など
磐田税務署と磐田税務推進協議会はこのほど、本年度の納税表彰式を袋井市高尾の袋井新産業会館キラットで開いた。納税意識の高揚や普及啓発などに尽力した個人に表彰状を贈った。 財務大臣表彰を受けた磐田税務署管内青色申告会の森下剛好会長と、名古屋国税局長表彰を受賞した磐田法人会の大橋芳隆副会長も紹介した。 受賞者は次の通り。 【磐田税務署長表彰】大庭睦(磐田法人会理事)金丸福代(磐田税務署管内青色申告会理事)夏目祐次(同)森下将明(磐田法人会副会長) 【磐田税務推進協議会長表彰】伊藤旨広(磐田法人会監事)岡野式子(同法人会理事)近藤育夫(磐周納税貯蓄組合連合会理事)杉嶋保英(磐田税務署管内青色申告会理
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「クラウンメロン」タイ輸出4年ぶり再開 厳格な検疫クリア 袋井の生産者、努力結実
袋井市特産の「クラウンメロン」が厳しい検査を突破し、タイで4年ぶりに販売される。かつては人気を誇っていたが、規制の厳格化により、輸出が停止となった。11月中旬、同市内で輸出再開に向けてタイの検査官らを招いた合同輸出検査が実施され、検査官らがメロンの温室と出荷梱包(こんぽう)現場を検査し、同国へ輸出できる基準を満たしていることを確認した。 静岡県温室農業協同組合クラウンメロン支所によると、クラウンメロンは年間生産量の2割弱がアジアを中心に中東、ヨーロッパなど国外へ輸出されている。タイへの輸出は2012年に始まり、主要輸出国の一角となったが、19年にタイ側の日本産メロンへの規制が厳格化。さらに
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化学肥料削減へ新資材 西部3JA、普及に力
遠州中央、とぴあ浜松、みっかびの県西部3JAが、スタートアップ企業や県外JAなどと連携し、農作物の収穫量を増やす低環境負荷の農業資材「バイオスティミュラント(BS、生産刺激剤)」の普及に向けた取り組みに乗り出した。原料をほぼ輸入に頼り、価格が高騰している化学肥料の使用を減らすことで生産者の負担を軽減し、農業の脱炭素化にもつなげる。 3JAは9月上旬、農業分野の課題解決に取り組むスタートアップ「AGRI SMILE(アグリスマイル、東京都)」の呼びかけで設立された「脱炭素地域づくり協議会」に参加した。参加団体は手分けし、廃棄されてきた農産物の残さや非可食部を原料にしたBSの開発や効果の検証
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ご当地グルメや世界の料理 袋井にキッチンカー集結
袋井市高尾のノブレスパルク袋井の駐車場で18日、「キッチンカーフェス」(同施設主催、静岡新聞社・静岡放送企画・運営)が始まった。19日まで。全国のご当地グルメや世界の料理が楽しめる。 キッチンカー20台以上が集結している。会場の中央には机と椅子が用意され、初日から親子連れでにぎわった。台湾まぜそばや本格カレーのほか、富士宮やきそば、遠州焼きなど県内で人気のグルメもそろう。 特設ステージも設けられ、19日は「パウ・パトロールとあそぼう!」と題したショーを実施。クイズやダンスが楽しめる。
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色彩豊か パステル画54点 袋井の画家 加藤さん作品展
袋井市のパステル画家加藤直子さん(57)の個展が市役所市民ギャラリーで20日まで、開かれている。色彩豊かな作品が54点並ぶ。 2011年にパステル画の制作を始め、県内外で個展を開催し今回で31回目。ワニをモチーフにした自作キャラクター「ワンダー」などの動物を色とりどりに優しい筆遣いで仕上げた作品などがそろう。50号のキャンバスに猫を描き、5月に東京で開催された「第67回新世紀展」で新人賞を受賞した「日想」がひときわ目を引く。 加藤さんは「わくわくしたり、癒やされたり、お子さんからお年寄りまで幅広い世代に楽しんでもらえたら」と話した。
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暴走行為疑い、会社員2人書類送検 袋井署
袋井署は16日、県暴走族等根絶条例違反の疑いで浜松市天竜区の男性会社員(20)と掛川市の男性会社員(19)を静岡地検浜松支部に書類送致した。書類送致容疑は、2人は9月7日午後8時55分ごろ、袋井市高尾の商業施設駐車場で乗用車を急転回するなどして通行人らに迷惑と不安を覚えさせる行為をした疑い。同署によると、複数の通行人から通報があった。防犯カメラや目撃情報から特定した。
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インフルエンザ 静岡県内24施設で学級・学年閉鎖
静岡県は16日、県内の高校、小学校、幼稚園24施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計232人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 河津町1施設10人、熱海市1施設8人、伊豆の国市1施設9人、沼津市1施設12人、長泉町1施設9人、御殿場市1施設8人、小山町1施設7人、富士宮市2施設15人、静岡市葵区3施設30人、同市清水区2施設24人、牧之原市1施設11人、磐田市2施設20人、掛川市1施設4人、袋井市2施設22人、森町2施設24人、浜松市中区1施設11人、同市南区1施設8人
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サンワネッツの子会社化合意解約 スクロール
スクロールは15日、物流業のサンワネッツ(袋井市)と締結した子会社化に関する基本合意書を解約すると発表した。株式取得に関する「諸条件の合意に至らなかった」としている。 10月に基本合意書を交わした後、11月15日の譲渡契約締結を目指して大株主の山崎久隆会長、水谷欣志社長と取得に関する検討を進めたが、整わなかった。 物流代行サービスなどソリューション事業を成長分野に位置づけるスクロールは、運送や倉庫業、通販代行など多様な物流ニーズに対応できる同社とのシナジー効果を狙って子会社化を目指していた。 連結業績に与える影響は軽微としている。
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読書県しずおか 4校2団体表彰 静岡県教育委員会
静岡県教委は14日、2023年度「読書県しずおか」づくりの優秀実践校・団体として、子どもたちの読書活動推進に取り組んだ4校2団体を表彰した。 優秀実践校に選ばれたのは袋井市立袋井北小、浜松市立北部中、県立掛川工高、県立浜松特別支援学校。優秀実践団体は磐田おはなしとわの会(磐田市)、ねこバス(静岡市)。小中学校での読み聞かせ、本のプレゼンテーション大会「ビブリオバトル」や朝読書の実施などの活動が評価された。 県庁で行われた表彰式で、各代表が表彰状を受け取った。池上重弘教育長は「本の面白い世界に出合えば、子どもたちはのめり込んでいく。皆さんの取り組みを広げていきたい」と述べ、活動に感謝した。
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ベトナム訪れ意見交換や交流 袋井商工会議所 協定締結10年
袋井商工会議所はこのほど、創立30周年やベトナム商工会議所との協定締結10周年を記念して訪問団を編成し、ベトナムを訪ねた。両商議所関係者の意見交換や現地でのイベント交流を通じて、一層の友好促進を誓い合った。 両商議所は2013年に会員企業の海外進出や市場拡大を目的にした協定を締結した。今回はハノイ市のベトナム商議所を訪問。新たに環境保護分野での協力についても協定に盛り込み、袋井商議所の豊田浩子会頭とベトナム商議所のファム・タン・コン副会頭が署名した。 外国語大学で日本語を学ぶ学生が参加した日本語スピーチコンテストや、浴衣の着付けやひな人形の展示を行った文化交流イベントも実施。スピーチコン
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⚾「1日だけ大谷になりたい」 袋井商業高100周年式典 WBC栗山前監督講演
袋井市久能の袋井商業高はこのほど、創立100周年記念式典を同市のさわやかアリーナで開いた。野球日本代表が世界一に輝いた3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、監督としてチームを率いた栗山英樹さん(62)が記念講演を行った。 栗山さんは講演の前に質問を受け付け、会場の生徒たちと交流した。女子バレー部前主将の3年稲垣歩花さんが「スポーツをやってきたが、社会に出て活躍できるか不安」と悩みを明かすと、栗山さんは「これまで頑張ってきたという自覚が少しでもあれば、次も頑張れる。今のままで大丈夫」と背中を押した。 3年の岡田真さんから「生まれ変わったらどのポジションをやりたいか」と投げか
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静岡人インタビュー「この人」 19日に開催する「和の祭典 着物フェスティバル」実行委員長 武田則子さん(浜松市中区)
プロの美容師が、一般から公募したモデルにヘアメークや着付けをし、技術を披露する。4年ぶりの開催となる今年は、浜松城公園の浜松出世パーク葵広場(浜松市中区)で午後1時から開く。県美容業生活衛生同業組合理事長。72歳。 ―イベント開催の経緯は。 「組合員のモチベーションを上げることや、互いに技術を勉強しようと、2018、19年の11月に油山寺(袋井市)で開催した。当時は静岡版創作舞妓(まいこ)という名のイベントだった。その後、コロナの影響で中止になった。4年ぶりの開催に、組合員は張り切って練習している」 ―どんな内容のイベントか。 「モデルは一般から募集した県内外の約50人。花魁(おいら
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茶況(11月10日)小笠流手もみ製茶保存会が技術磨く 袋井で講習会
伝統技術「小笠流手もみ製茶法」の技術向上や継承を目的とした講習会がこのほど、袋井市岡崎の茶ピアで開かれた。 小笠流手もみ製茶法は、同市や掛川市、菊川市などで継承され、遠州地方で現在普及している深蒸し製茶法の原点と言われている。講習会には、1977年に発足して技術の保存と普及に取り組む袋井茶手揉保存会員らが参加し、技法に磨きをかけた。手揉茶は1人当たりの生産量が1日わずか500グラム程度と希少。ベテランの会員を中心に、「葉振い」「回転もみ」など伝統の手揉みの工程を確認した。 (袋井支局・北井寛人)
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魅力発信へ連携強化 静岡県知事と西部8首長、浜松でサミット
静岡県西部8市町の首長と川勝平太知事が意見交換する「西部地域サミット」が10日、浜松市中区で開かれた。安心・安全な地域づくり、魅力の発信と交流の拡大、人口減社会などをテーマに課題を共有し、県と市町のさらなる連携強化の必要性を確認した。 大場規之袋井市長は外国人の流入増に伴って人口増が続く市の現状に触れ、多文化共生対策としての日本語教育の重要性を指摘。久保田崇掛川市長は高齢化によって死者数が増えていく「多死社会」に対応した社会の確立を課題に挙げ、「諸問題の洗い出し、広域的視点による対策の検討が必要」と提案した。 開催地の中野祐介浜松市長は県と2024年に同市西区で開催する浜名湖花博20周年
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デジタル化推進へセミナー 企業、商議所関係者ら参加 袋井市 計画を解説
袋井市はこのほど、第1次袋井市デジタル推進計画の策定に向け、同市の袋井新産業会館キラットで「ふくろいデジタルセミナー」(静岡新聞社・静岡放送後援)を開催した。市役所や地元企業、商工会議所の関係者ら約100人が参加した。 セミナーでは計画の概要を解説。新技術やサービスを地域に即応する形で提供し、市民が「デジタル」を使いこなして快適な日常生活を過ごせるまちづくりが目的と説明した。マイナンバーカードの交付率が8割を超える一方で、カード取得による利便性を実感する機会が少ないなど、市の課題も報告した。 野村総合研究所未来創発センターグローバル産業・経営研究室の森健室長による講演も実施した。森室長は「デ
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袋井市選手団が結団式 「力強い走りで次世代へ」【市町対抗駅伝】
静岡市で12月2日に開かれる第24回県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に出場する袋井市選手団は9日夜、結団式を市教育会館で行った。選手や関係者が結束を高め、健闘を誓った。 選手団を代表して主将の松沢明希さんは「歴代のたくさんの選手が関わり、絆を強めてきたのが袋井チーム。万全の状態で力強い走りで完走し、次世代につなげたい」と意気込みを語った。大場規之市長は「走る楽しさを感じながら、励んできた練習の成果を発揮してほしい」と激励した。 選手団は次の通り。 監督 鈴木将夫▽コーチ 高橋俊明▽選手 尾上奏斗(山名小6)深谷悠莉(浅羽東小6)桑原史明(袋井南小6)小川理湖
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ネット対談で交流促進確認 袋井市とヒルズボロ市
袋井市と米国ヒルズボロ市との姉妹都市提携35周年記念式典がこのほど、オンライン形式で開かれ、友好関係の発展や交流促進に向けて両市長が対談した。 ヒルズボロのスティーブ・キャラウェイ市長と袋井市の大場規之市長は両市の相互理解や発展のために引き続き友好関係を構築していくことに意欲を示した。35周年を記念して袋井市は法被、ヒルズボロ市は地元野球チームのユニホームを贈呈し合った。大場市長は「友好関係が次世代に引き継がれ、互いの発展に寄与することになれば」と話し、キャラウェイ市長は「絆をより強固なものにしていきたい」と応じた。 袋井市とヒルズボロ市は1988年に姉妹都市提携を結び、中高生の相互訪問など
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SSクラス優勝は星陵中3年安藤さん 磐田将棋愛好クラブ
磐田将棋愛好クラブの第233回大会が3日、磐田市の市総合健康福祉会館iプラザで開かれた。55人が参加し、最強のSSクラスは星陵中3年の安藤舜聖さんが優勝した。Bクラスでは第一学院高2年の立石海空さんが優勝するなど、中高生も活躍した。 上位入賞者は次の通り。 SS ①安藤舜聖(富士市)②鈴木庄三(磐田市)③木俣良一(浜松市)▽S ①江塚孝郎(掛川市)②佐藤光雄(静岡市)③大橋誠(磐田市)▽A ①北島耕太郎(浜松市)②花本真也(同)③川口哲也(同)▽B ①立石海空(袋井市)②松尾三十四(掛川市)③芝田信照(袋井市)
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「事業説明ない」男性3人が提訴 掛川市公社を相手取り
掛川市は8日、袋井市の男性と静岡市の男性2人の計3人が掛川市土地開発公社を相手取り、約1680万円の損害賠償を求める訴訟を静岡地裁浜松支部に起こしたと発表した。3人は南西郷工業用地造成事業に関して、必要な用地取得交渉と土地売買契約を得られず損害を被ったとしている。公社は適切な対応をとったとし応訴する方針。 市によると、3人はいずれも兄弟。相続処理をしていなかった母親の土地で事業を行う可能性があったことを、公社は登記上の住所に住んでいた別の兄弟の男性(掛川市)だけでなく3人にも説明するべきだったと主張している。
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袋井市に24万円寄付 明治安田生命
明治安田生命保険はこのほど、同社が展開する「私の地元応援募金」として袋井市に24万500円を寄付した。袋井営業所の伊藤由美子所長らが市役所を訪問し、大場規之市長に目録を手渡した。 同市への寄付は2020年度から続けていて今回で4回目。出身者や市内での勤務経験があるなど、ゆかりのある従業員からの募金を活用している。伊藤所長は「地域振興のために役立ててほしい」とあいさつした。市は健康増進に関する事業などに充てるという。
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「健幸」へ難聴と認知症の関係解説 聖隷袋井市民病院の医師 登壇
袋井市健康長寿課はこのほど、市民公開講座「あなたらしく生きるための健幸のおはなし」を市教育会館で開いた。充実した人生100年時代を生きるための健康維持や人生設計の方法について聖隷袋井市民病院の医師が解説した。 同院の林泰広院長と望月亮主任医長が登壇し、市民約100人が参加した。林院長は、難聴と認知症の関係について説明。難聴になっても必ず認知症になるわけではないと前置きしながら、「難聴によりコミュニーケーション能力が落ちると、うつ状態や認知機能の低下につながる可能性がある」と強調。ヒアリングフレイル(耳の虚弱)を予防するためには生活習慣を整え、早めに聴力検査を受けることなどが重要とした。 望月
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地域活動活性化へデジタル活用学ぶ 浜松市で静岡県自治連西部支部
静岡県自治会連合会西部支部の本年度研修会がこのほど、浜松市中区で開かれ、袋井市以西5市町の自治会長約90人が「デジタルを活用した地域活動の活性化」をテーマに学んだ。自治会活動に詳しい経営コンサルタント水津陽子さんが講演した。 県内の自治会長の女性比率は2%台で、全国ワースト5位。大阪府の18%などと大差があり、女性や若者の低い参加率やシニア層の就労率上昇が自治会の担い手確保を困難にしている。水津さんは「デジタルを活用し、働く世代でもリーダーになれる運営形態にシフトすべき」と指摘し、全国の事例を紹介した。 若者が高齢者にモバイル機器の使い方を伝えたり、女性が広報紙のデザインに関わったりする
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芸術家三者三様 展示空間彩る 18日まで袋井
静岡県内外の芸術家が創作活動を展開している袋井市豊沢のアート空間「樂(らく)土舎」(マツダ・イチロウ代表)で18日まで、「樂土の森現代美術展」が開かれている。 1996年の開場以来、不定期で開催している企画展。今回は3人の作家を招き、インスタレーションを展開した。自然の美しさや驚きを表現したドローイング作品や無数の和紙をつるして彩られた穴窯など、個性豊かな作品が目を引く。200個以上のガラス作品を水と風の流れのように並べた作品も来場者の目を引いている。 マツダ代表は「三者三様の作品が秋とともに彩られている。身体全体に働きかけるこの場ならではのインスタレーションが見られる」と見どころを語った。
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TOKAI元社員ら「架空工事」手口繰り返す 静岡中央署など詐欺容疑再逮捕
TOKAIホールディングス(HD、静岡市葵区)のリフォームなどを担うグループ会社TOKAIで架空の工事代金を同社に請求して現金をだまし取ったとして、静岡中央署と県警捜査2課は6日、詐欺の疑いでTOKAI元社員で自称コンサルタント業の男(44)=詐欺容疑で逮捕、藤枝市岡部町内谷=、TOKAIの下請け業者の建設業の男(58)=同、焼津市下小田中町=の両容疑者を再逮捕した。同署などは両容疑者が同じ手口で繰り返し現金を詐取していたとみて調べている。 再逮捕容疑は共謀して2019年11月中旬から2020年1月下旬の間、TOKAIが受注した袋井市内の大学の空調設備工事について、実際は他の下請け業者が全
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ふるさと納税関連 追加の予算案可決 袋井市議会臨時会
袋井市議会は6日、臨時会を開いた。2023年度一般会計補正予算案など2議案を原案通り可決し、損害賠償などの専決処分2件の報告を承認し閉会した。 補正予算案はふるさと納税の関連予算3億5千万円を追加した。10月からふるさと納税をめぐる経費ルールの変更や、返礼品基準が厳格化されることを受けて9月末までに駆け込み需要が加速したことに伴い、計上した。
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袋井市「フッピー」年賀状 辰年デザイン公開
袋井市はこのほど、市キャラクター「フッピー」の年賀状テンプレートを新たに3種類製作した。2024年の辰(たつ)年にちなんだデザインを含む計11種類をホームページで無料公開している。 竜のかぶり物に身を包んだり、「辰 2024」と書かれた凧(たこ)を揚げたりするフッピーのデザインを追加した。テンプレートのほか、イラスト素材5種類も無料でダウンロードが可能で、オリジナルの年賀状が作製できる。公開に合わせ、市内の郵便局などでPRしている。 企画政策課の溝口千恵美さん(38)は「フクロウは縁起も良く年賀状にぴったり。ぜひ活用してもらい市内外にフッピーを広めてもらえたら」と呼びかけた。
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県温室農協青年部がクラウンメロン寄贈 袋井、磐田の福祉施設
静岡県温室農協クラウンメロン支所青年部はこのほど、袋井市や磐田市の福祉施設12カ所に計218個のクラウンメロンを寄贈した=写真=。 長年続く毎年の恒例行事。12人の青年部員が、各施設に数十個ずつのメロンを届けた。 袋井市広岡の障害者支援施設「袋井学園」には32個のメロンを贈った。青年部員からメロンを受け取った入所者は丸々としたメロンを見て笑顔を浮かべた。施設を代表して高橋幸孝園長が「なかなか食べられるものではないので大変ありがたい。利用者がいつもおいしくいただいている」と感謝した。 同園を訪れた青年部の石川拓人さん(30)は「今年は天気に恵まれていいメロンができた。喜んでもらえたらうれしい」
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一糸乱れぬ演技披露 袋井でマーチングフェス
「エコパマーチングフェスティバル2023」(実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送共催)が3日、袋井市愛野のエコパアリーナで開かれた。出演団体が一糸乱れぬ演技を繰り広げた。 県西部で活躍する小学生から社会人までのマーチングバンドなど11組が参加。きらびやかな衣装で登場した奏者、カラーガードが迫力ある楽器演奏や躍動感あふれるステップを披露し、約1500人の観衆を楽しませた。「富士山」「茶摘み」といったなじみある曲が演奏されると、会場は手拍子で盛り上がった。 県内のマーチング文化の振興と発展を目的に始まったイベントで、今年で17回目。実行委の吉田崇会長(71)は「競技の発展には多くの人に見てもらう
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静岡人インタビュー「この人」 日越の交流促進を目指す ドアン・ソン・トゥンさん(袋井市)
静岡県西部を中心に活動するベトナム人の団体「在県ベトナム人会(VN静岡)」代表を務め、日越の相互理解促進を進める。2005年に来日し、21年に人材紹介会社を起業した。38歳。 -これまでのVN静岡の活動とは。 「技能実習や留学など静岡で暮らすベトナム人が増える中で、サッカーや音楽などを通じて交流する機会を増やそうと立ち上げた。新型コロナウイルス禍で県内のベトナム人が解雇されたり収入が減ったりした時は、生活が苦しい人に食料を配布する支援活動を展開した。ベトナム人のネットワークの形成を進めるとともに、日本人社会とも交流を深めたい」 -静岡に来て18年が経過した。変化を感じる点は。 「県内
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ジョギングごみ拾い「プロギング」 11月3日から袋井、浜松市で大会
ごみ拾いをしながらジョギングを楽しむ「プロギング」の大会「プロギングフェスin静岡」が3日に袋井市、4日に浜松市で開かれる。大会を主催する一般社団法人「プロギングジャパン」(東京都千代田区)の常田英一朗会長(28)らが1日、浜松市役所で中野祐介市長に開催をPRした。 3日は袋井新産業会館キラット周辺で、午後3時からプロギングイベントがあり、午後5時10分からは同会館で交流会を開く。4日は浜松城公園を発着点に午前10時から、市内のチェックポイントを通りながら拾ったごみの量、走った距離などを競う日本初の「競技プロギング」を行う。交流会は同市中区のレストランケラパで午後1時から。初日のプロギング
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市民に駐車場提供 災害時対応で協定 袋井市とダイナム
パチンコ店運営の「ダイナム」と袋井市は、災害時の市民の施設利用について協定を締結した。同社は静岡袋井店の駐車場を災害発生時、車中泊のスペースとして市に提供し、被災者の安全確保に協力する。 同社は掛川市や御前崎市をはじめ、全国の自治体と同様の協定の締結を進めている。店のトイレなどの提供も想定している。 30日に市役所で行われた締結式には、大場規之市長と阿部光悦ストアマネジャーが出席し、協定書を取り交わした。阿部ストアマネジャーは「協定で防災意識を一層向上させ、地域の安全確保に貢献したい」と意気込み、大場市長は「全国規模での自治体との連携に敬意を表する」と述べた。
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手塩にかけた自慢の菊 華やか 磐田市芸術祭大会 伊藤さん市長賞
磐田市芸術祭(市、市文化協会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の第61回磐田菊花大会が1日、同市見付の市立中央図書館で始まり、出展作品の審査会が行われた。総合1位の市長賞には伊藤房子さん(76)=同市下万能=が選ばれた。2日~5日正午に出展作品を一般公開する。 市内などの愛好家でつくる磐田菊花会の会員21人が三本立や福助作り、スプレー菊など計153点を出品した。夏場の猛暑で生育が遅れ気味だったが、会員たちが手塩にかけて育て、芸術祭に間に合わせたという。審査では花の大きさや厚み、花弁のそろい方などをチェックし、各部門の成績に応じた点数の合計で総合順位を決めた。90代のOB2人も計27点を協力出品
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静岡人インタビュー「この人」 日本茶プロデューサーとして静岡茶のPRに力を注ぐ 岡部宇洋さん(東京都)
「日本茶プロデューサー」の肩書で活動し、国内外で茶のPRに力を注ぐ。日本文化への関心から茶道を習い始め、静岡県内自治体と連携した静岡茶のプロデュースや茶関連のイベント企画などに取り組んできた。浜松市出身。38歳。 ―茶との出合いは。 「学生時代にデンマークの美しい街並みに魅了され、まちづくりに関心を抱き、建設会社に入社した。スリランカに駐在して高速道路の建設事業に携わったが、年を重ねるにつれて、その土地の文化を世界に発信する仕事に興味がわいた。帰国後に同世代の茶道家と出会ったことで茶道を始め、フランスのエッフェル塔の前で茶会を開いたこともあった」 ―その後、どのような活動をしてきたのか
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地場産業の仕事 大人向けに16体験ツアー 掛川、19~26日
掛川市の掛川みなみ商工会は11月19~26日、地域企業の職人を訪ねる「大人の職業体験ツアー」を開く。地場産業のPRが目的。豆腐づくりや宮大工体験など16ツアーを用意する。 このほど先行体験会を開き、県西部を中心に活動し交流サイト(SNS)上で影響力を持つ「インフルエンサー」2人と行政関係者が参加した。織物製造のそま工房(袋井市中新田)では、天然繊維「アバカ」を使ったしめ飾りの制作を体験した。参加者は花やリボンを自由に選び、自分だけの作品を完成させた。 参加者は「大人になってからほかの職業を知ることがなかった」「初めての体験ですごく楽しい」などと話した。工房の乗松浩美専務(43)は「アバ
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静岡県勢10選手が「金」 全国障害者スポーツ大会
全国障害者スポーツ大会「燃ゆる感動かごしま大会」が28日開幕し、鹿児島市の白波スタジアムで開会式が開かれた。初日はジャベリックスローの井戸杏香(伊東市)、立ち幅跳びの森下実咲(御前崎市)ら県勢10選手が優勝した。 井戸は6連覇、森下は2連覇をそれぞれ達成。陸上200メートルでは増田嶺(吉田町)が2連覇を果たし、松永大護(静岡市)も優勝した。1500メートルでは久松昴琉(富士市)と増田吏峯(吉田町)が男女の各部門を制した。 水泳は小梁ひなの(焼津市)と加藤真吾(浜松市)が25メートル自由形で頂点に立ち、森晴毅(三島市)は25メートル背泳ぎで2連覇した。フライングディスクは本間明文(袋井市)
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袋井商工会議所節目30年 式典で地域発展誓う
袋井商工会議所の創立30周年記念式典がこのほど、袋井市の袋井新産業会館キラットで開かれた。役員・議員や来賓約130人が出席して歩みを振り返るとともに、地域のさらなる発展や会員の結束を誓った。 商工会の歴史をまとめた動画を上映し、30年の歩みや歴代会頭を振り返った。豊田浩子会頭は「30周年を迎えられたのは、先人の方々や関係団体の努力や支援のたまもの。今後も元気な商工会議所として力を合わせ、地域の発展をはかっていく」と決意を新たにした=写真=。小説家京極夏彦さんの講演もあった。
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嘱託警察犬の適格性を確認 県警、袋井で審査会
静岡県警は27日、事件捜査や行方不明者の捜索などに出勤する嘱託警察犬の審査会を袋井市の小笠山総合運動公園で開いた。県内の訓練士が育成した約70頭の適格性を審査した。 足跡のにおいなどをたどって対象者を見つける「追及」、においを嗅ぎ分ける「選別」、隠れている不審者を捜す「警戒」の3部門を実施し、日本警察犬協会の職員や県警鑑識課長らが動作の正確性などを確認した。合格した犬は来年1月から1年間、警察犬として嘱託する。 同課によると、今年は44頭が嘱託警察犬として活動。1~9月に233件の出動があった。
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旧ジャニーズ性加害問題 どう受け止める? 静岡新聞社アンケート【NEXT特捜隊】
旧ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長(2019年死去)による性加害問題は、社名やグループ名から「ジャニーズ」の名称が消える事態につながった。静岡新聞社のNEXT特捜隊には長年のファンという静岡県内の女性から「もう応援できない」との声も届いた。性加害問題とその影響をどう受け止めるかー。自由記述を含むウェブアンケートで聞いた。 【▶静岡新聞社NEXT特捜隊 LINE友達になる】 【アンケート概要】 13~15日にウェブ上で実施し、661件の回答があった。回答者の内訳はファンが約6割。静岡県外からの回答が4割強を占めた。年齢は50代が最も多く32・5%、次いで40代27・8%、60代14・
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賞味期限切れのティーパック販売 袋井市の大学祭で
袋井市は27日、「静岡理工科大学大学祭SISTIVAL2023」に出店したブースで販売した商品の賞味期限が切れていたと発表した。同日までに健康被害は確認されていない。 大学祭は21、22の両日に開催され、同市農政課が出店したブースで、賞味期限が6日の「ほうじ茶ティーパック」5袋を5人に販売した。同市によると、納品者のJAが賞味期限を確認せずに出荷し、商品を受領した市職員も確認を怠ったことが原因という。 25日に購入者からJAに連絡があり、判明した。購入が判明した2人にはすでにJAが代金の返金と、代替商品を送って謝罪した。残りの3人も判明次第、対応する。JAと市は「商品の厳重管理を徹底する
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盗撮などの疑い、会社員の男を逮捕 袋井署
袋井署は27日、邸宅侵入や性的姿態撮影処罰法違反などの疑いで袋井市堀越3丁目、会社員の男(35)を再逮捕した。再逮捕容疑は7月下旬に同市内の商業店舗で氏名不詳の女児のスカート内をスマートフォンで盗撮し、8月初旬には同市内のアパート敷地内に侵入して浴室内の氏名不詳の女性を撮影するなどした疑い。容疑者は7日に不同意わいせつ容疑で逮捕された。同署によると、スマホから動画が見つかり、被害が明らかになった。
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茶況(10月27日)袋井の茶で染めた絹糸作品など並ぶ
静岡市出身の美術染織家加治杏子さん(77)の作品展が29日まで、袋井市の浅羽図書館展示コーナーで開かれている。袋井産のお茶で染めた絹糸作品などが並ぶ。 2000年ごろから茶染めの絹糸織作品を手がけ始めた加治さんは現在、袋井市の友好都市である山梨県北杜市を中心に活動している。作品展には、袋井市浅羽の丸野製茶の茶で染めた絹糸や、草木染織りの鮮やかな紫色のタペストリーのほか、作品作成過程のスケッチなどを出品した。仲間の現代美術工芸家の漆や陶磁の茶道具も紹介している。 加治さんは「今年初めて袋井産のお茶で絹糸を染めた。3年後にはこの絹糸で作った織物作品を展示したい」と話した。 (袋井支局・北井
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静岡県内28施設、インフルエンザで学級・学年・学校閉鎖
静岡県は26日、県内の高校、小中学校、幼稚園、こども園、特別支援学校の28施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計589人確認され、学年閉鎖、学級閉鎖を行ったと発表した。袋井市の小学校では感染者数が全校児童の3分の1ほどになり、学校閉鎖を行った。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 南伊豆町1施設11人、伊豆市1施設35人、御殿場市2施設14人、藤枝市2施設21人、島田市2施設24人、掛川市4施設55人、磐田市6施設207人、袋井市4施設146人、浜松市南区2施設23人、同市中区1施設10人、同市東区1施設18人、同市北区1施設9人、同市浜北区1施設16人
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袋井西友ファイターズ 大臣表彰 少年野球 市長に報告
袋井市の少年野球クラブ「袋井西友ファイターズ」が、本年度の「生涯スポーツ優良団体」として文部科学大臣表彰を受けた。クラブのメンバーがこのほど、大場規之市長を表敬訪問し、喜びを語った。 クラブは1977年設立。長年にわたりスポーツの普及、振興に尽力してきたことや、地域でのごみ拾いなどにも積極的に取り組んできたことが認められた。現在は袋井西小1~6年生が所属し、週2回の練習に励んでいる。 所属する児童らが市役所を訪問。主将の6年佐藤壮一さん(12)は「今までクラブを支えてきてくれた人たちに感謝し、クラブの一員であることに誇りを持ってこれからも頑張りたい」とあいさつ。大場市長は「先輩たちのためにも
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絵画や版画 自信作展示 静岡で春陽会
美術団体「春陽会静岡研究会」の作品展が29日まで、静岡市役所市民ギャラリーで開かれている。 会員14人による絵画と版画作品計34点を展示。鮮やかな色使いで三保の松原(同市清水区)の絶景を描いた1枚や、写真と版画を融合した力作などが並ぶ。 子を抱く母親の像や動物、飛行船など海外旅行で印象に残ったモチーフをつなぎ合わせ、幻想的な世界を表現した入手朝子さん(72)=袋井市=の作品は、細部まで緻密に描かれたペン画と黄色や緑、青などが混ざった淡い色の表現が来場者の目を引く。 入手さんは「会員それぞれが自分の自信作を並べている。ぜひじっくり見て、お気に入りを見つけてほしい」と勧めた。
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人気上昇!スポーツタイプ電動アシスト自転車【しずおかアウトドアファン】
スポーツタイプの電動アシスト付き自転車「Eバイク」は多くのメーカーがさまざまな商品を発売し、近年人気が高まっている。ヤマハ発動機販売(本社・東京都)が9月下旬、富士宮市のキャンプ場・富士山YMCAグローバルエコヴィレッジで開いたヤマハ発動機製Eバイクのファン向けイベント「YPJファンミーティング」を訪ね、その魅力に迫った。 (生活報道部・草茅出) 山林や長距離サイクルの味方 静岡県内外の約200人がサイクリングツアーや初心者講座に参加して交流を深めた。ツアーはガイド付きで会場周辺の牧場や滝などを巡る、所要約1時間の2種類のコース。牧草地や山林のそばを通り、起伏に富んでいるが、電動アシス
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演奏や動き方、心一つに 参加団体が練習 袋井で11月3日マーチングフェス
「エコパマーチングフェスティバル2023」(実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送共催)が11月3日午後1時から、袋井市愛野のエコパアリーナで開かれる。参加団体は本番に向けて、練習に熱を入れている。 県西部で活動する小学生から社会人まで11組が参加し、華やかな衣装で奏者やカラーガードが軽快な演奏を披露する。県内のマーチング文化の振興と発展を目的に始まったイベントで、今年で17回目。 袋井南中吹奏楽部は「ライオンキング」「蒼海(そうかい)の覇道」など計3曲を披露する予定。同校でこのほど、行われた練習では、部員約30人が、指揮者を中心に動き方や音の出し方を入念に確認し、本番に備えた。 3年の
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特殊詐欺防止へ ラグビー「アザレア・セブン」選手が街頭広報 袋井署と協働
袋井署はこのほど、袋井市を拠点とする女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」との協働の広報活動を同市の浅羽ショッピングタウンパディで実施した。 久保光里選手(25)と平野恵里子選手(31)が参加した。署員や防犯指導員とともに、エコバッグやチラシ、ティッシュなどの啓発品を配布し、特殊詐欺被害へ注意喚起した。 静岡銀行袋井支店に勤める久保さんは「普段からお客さまに特殊詐欺被害防止を呼びかけている。今回は袋井のチームとして地域を守る活動に取り組めるうれしい機会だった。今後も継続できたら」と話した。 同署によると、2023年度、管内では1件、130万円の被害が発生した(18日現在)。
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横須賀“アート”街道に 絵画や陶芸ずらり 10月22日まで 掛川市
掛川市景観形成重点地区の古い町並みを舞台にした「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」(遠州横須賀倶楽部など主催)が20日、同市横須賀地区で始まった。22日まで、街道沿いの古民家や商店の軒先など54会場に多彩なアート作品が並ぶ。 1999年に始まり、23回目の開催。県内外の作家83人が絵画や彫刻、陶芸作品などを出品した。8回目の参加となる木彫作家藤田稔さん(63)=袋井市諸井=は、清水邸の納屋に妖怪をモチーフにした木彫り作品35点を展示した。「会場の雰囲気が作品とばっちり合う」と魅力を話し、来場者との交流を楽しんだ。 21日は午後9時まで、最終日の22日は午後5時まで。両日とも掛川駅南口と横須
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労災防止に貢献 事業場、個人を表彰 県産業安全衛生大会
静岡県労働基準協会連合会(浅井伸祐会長)はこのほど、本年度の県産業安全衛生大会を静岡市駿河区のグランシップで開き、職場の労働災害防止活動に貢献した12事業場と個人19人を表彰した。 誰もが安心して健康に働くことができる社会の実現を目指す大会宣言を採択したほか、県立大の鬼頭宏特別顧問が少子高齢化に伴う労働力不足などをテーマに特別講演を行った。 表彰を受けた団体は次の通り。 【厚生労働大臣表彰】奨励賞 京浜金属工業(浜松市)▽功績賞 豊嶋幹生(浜松労災病院) 【静岡労働局長表彰】優良賞 大成建設横浜支店(横浜市)北越東洋ファイバー静岡工場富士工務部(富士市)大河原建設(島田市)▽奨励賞 東海明治
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治水関係予算増へ 国交省に要望提出 遠州4市町の期成同盟会
袋井、磐田、掛川、森の4市町でつくる太田川水系治水対策推進期成同盟会は19日、治水関係予算の拡大確保を求める要望書を国土交通省に提出した。昨年9月の台風15号、今年6月の台風2号で護岸崩壊などの被害が相次いだことを踏まえ、河川改修事業促進も訴えた。会長の大場規之袋井市長、副会長の草地博昭磐田市長らが、同省で小鑓隆史政務官に文書を届けた。 大場市長は面会後の取材に「台風15号、2号の被害の中でも、特に敷地川は同じ箇所が2度にわたって決壊し、地元にも負担をかけている。国によるこれまでのハード、ソフトの取り組みに感謝しつつ、さらに強力な支援をお願いした」と説明。小鑓氏は資金、技術の両面で継続して力
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スパークリング茶 世界V 焼津の製茶会社など報告 市長「新しいジャンルに」
焼津市の長峰製茶などが中心となって活動する晩茶の再興に取り組む団体「ボーディーティーアンドカルチャー」のメンバーがこのほど、市役所に中野弘道市長を訪ね、団体の開発したスパークリングティーがシンガポールで開かれた「にっぽんの宝物世界大会2023」の「日本と海外の融合部門」でグランプリを獲得したことを報告した。 受賞商品は乳酸発酵茶を原料にしたボトリングティーで甘い香りとかんきつを思わせる香りが特徴。審査ではもなかと一緒に出したところ、ペアリングの相性の良さや「健康的でおいしいノンアルコール飲料」という観点から高い評価を得た。 報告には長峰製茶の多々良高行社長、安間製茶(袋井市)の安間孝介代表ら
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タイの魅力を写真で表現 袋井・松本さん 御前崎で個展
袋井市の松本直子さん(63)による写真展「アメイジング タイランド」が30日まで、御前崎市の「ひと休処(どころ)つくし」で開かれている。写真パネル約20枚を出展し、タイで暮らす人々の営みを伝えている。 タイ文化に魅了された松本さんは約10年前から何度も現地を訪れ、趣味で写真撮影している。線路脇に商店が所狭しと並ぶメークローン鉄道市場は、独特の生活文化が根付いていることを紹介。黄金に輝く大仏「ワットパークナム」の外観写真も仏教に信仰があついタイの国民性を表現した。仏教の祭典コムローイの作品は、闇夜に舞い上がるランタンを幻想的に捉え、来場者の関心を引きつけている。松本さんは「発展途上国タイで暮
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ニチアスが袋井市に寄付 企業版ふるさと納税
袋井市に工場を構える建材メーカー「ニチアス」(東京)はこのほど、企業版ふるさと納税制度を利用して袋井市に100万円を寄付した。 同社袋井工場の更屋正明工場長が袋井市役所を訪ね、大場規之市長に目録を手渡した。市は寄付金を保育士の負担軽減などを目的としたICT活用事業に役立てるという。 同社による企業版ふるさと納税制度を利用した寄付は2022年度に続いて2回目。更屋工場長は「継続に意味がある。今後も続けていき、寄付金が袋井市のためになれば」と話し、大場市長は「保育の環境を充実していくため、有効に活用したい」と感謝した。
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インフルエンザ 静岡県内14校で学級閉鎖
静岡県は16日、小中学校、高校計14校でインフルエンザに感染したとみられる患者167人が確認され、学級閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の患者数は次の通り。 【小学校】三島市13人、富士市11人、静岡市葵区14人、島田市12人、磐田市12人、浜松市西区30人、同市南区10人 【中学校】下田市11人、裾野市6人、富士宮市6人、焼津市5人、磐田市10人、浜松市西区11人 【高校】袋井市16人
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地域活性化や都市基盤整備を 袋井商議所 市長に要望
袋井商工会議所は16日、2024年度の市行政に関する要望書を袋井市の大場規之市長に提出した。地域経済活性化や都市基盤整備の推進などを要望した。 物価高騰に対する支援策など新規案件14件、公共工事と資材の地元業者への優先発注など継続案件2件を盛り込んだ。浸水被害の軽減・防止のため21年度に策定された「袋井市かわプログラム」については早期の実施を求めた。 豊田浩子会頭は「コロナ禍は収束の兆しを見せるが、中小企業、小規模事業者は引き続き厳しい経営環境に直面している。課題への適切な対応や事業再生に向けた取り組みが必須」と強調した。大場市長は「地域活性化に向けて、さまざまな分野へ満遍ない支援に取り
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藤枝の鉄道遺産、後世に 「鉄道の日」JR駅に展示ブース
藤枝市は14日、「鉄道の日」に合わせ、藤枝の鉄道遺産を紹介する展示ブースをJR藤枝駅に設置し、市民にお披露目した。1959年に狭軌線の世界最高時速163キロを同市の瀬戸踏切付近で記録し、新幹線実現の布石となった「特急こだま高速度試験」と、同市と袋井市を結び70年に廃線となった軽便鉄道「静岡鉄道駿遠線」の鉄道模型やジオラマが、駅改札口前の待合室などに展示されている。 藤枝の鉄道遺産を後世に伝えるのが狙い。模型とジオラマの展示は12月27日まで。待合室のガラス面には高速度試験と駿遠線の写真、1889年の藤枝駅開業時から1番線ホームに現存する赤レンガ油庫を眺めることができるビューポイントのグラフ
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袋井まつり開幕 屋台引き回し、威勢良く
袋井市中心部で開かれる秋の恒例行事「袋井まつり」(袋井十五町祭典統一委員会主催)が13日、開幕した。各町の勇壮な二輪屋台が旧東海道と駅前通りを中心に引き回される。15日まで。 袋井まつりは毎秋にその年の五穀豊穣(ほうじょう)を祝い、無病息災を願う催事。初日は大当番の大門を中心に、田端、掛之上の計3町の屋台が祭典本部前に集結。「ヨイショ」と勇ましいかけ声で祭りの開催を喜び、一致団結した後、おはやしの音色を響かせ各町の引き回しに出発した。 14日は正午から5年ぶりに「静橋渡橋」を行い、15町が一斉に静橋を渡る。午後6時からは近隣の5町も引き回しに加わる。最終日は午後8時から駅前通りで打ち上げ
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スマホ・ネットの家庭内ルール どうしてる?① 保護者の声、子どもの意見【賛否万論】
子どもたちが家庭内で私的にスマートフォンやゲームなどの情報端末を利用する際のルールはどうなっているでしょうか。県教委が行った家庭教育実態調査の「スマホ、ネット、ゲームをどのように利用させたら良いか」の項目では、小中学生を持つ保護者の半数近くが不安や悩みを抱えていることが明らかになりました。県教委の2022年度学校対象調査によると、県内の小学生は約4割、中学生では8割、高校生ではほぼ全員がスマホを所有する時代です。子どもたちにとって、同世代の友人たちとの欠かせないコミュニケーションツールで、自分だけの“聖域”として貴重な居場所である一方、学習や健康への影響、犯罪に巻き込
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インフルエンザ 静岡県内14校・園で学級・学年閉鎖
静岡県は12日、小学校など14施設でインフルエンザに感染したとみられる患者327人が確認され、学級閉鎖や学年閉鎖を行ったと発表した。静岡市葵区の中学校では136人の患者が確認され、6学級で学級閉鎖が行われた。市区町別の患者数は次の通り。 【幼稚園】磐田市9人 【小学校】三島市9人、静岡市葵区17人、同市清水区42人、掛川市11人、浜松市中区10人、同市西区7人、同市北区11人 【中学校】静岡市葵区136人、同市清水区18人、磐田市6人、袋井市12人、浜松市南区29人 【高校】下田市10人
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エコパや工場視察報告 関西駐在総領事ら、静岡県知事を訪問
静岡県のスポーツや文化、産業に目を向けてもらおうと、県が招待した主に関西地方に駐在する5カ国の在外公館の総領事らがこのほど、県庁に川勝平太知事を訪ねた。 関西領事団メンバーに県内視察を求め、多分野での交流を促す事業の一環。今回はインド、タイ、モンゴル、韓国、カナダの総領事や領事計5人が、河合楽器ピアノ工場(磐田市)やエコパスタジアム(袋井市)、エスエスケーフーズ藤枝工場(藤枝市)などを視察した。 県庁で川勝知事と面談した訪問団リーダーの在大阪・神戸インド総領事館のニキレーシュ・ギリ総領事は「県内の企業に訪問団の母国を訪問し、進出を検討してもらいたい」と述べた。本県と地域外交を進めるモンゴ
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スクロール サンワネッツ(袋井氏)の子会社化へ合意
スクロールは10日、物流業のサンワネッツ(袋井市)の株式を取得し、子会社化することに向け、同社大株主で創業者の山崎久隆会長、水谷欣志社長と基本合意したと発表した。具体的な取得株式数は今後、協議する。 成長事業に位置付ける物流代行などの事業領域を拡大する。株式譲渡は2024年1月を予定。サンワネッツの株式は山崎会長が38・31%、水谷社長が13・22%を所有している。 同社は1970年設立。運送、倉庫業のほか、通販代行や化粧品・医薬部外品製造業などを展開し、関東から中京圏に事業基盤を持つ。 2023年3月期の連結売上高は121億4600万円、経常利益8億1千万円、純利益5億4千万円。
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空手 岡崎 成年女子・組手4位/倉岡 少年女子・形5位 鹿児島国体
国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」第2日は8日、鹿児島県各地で行われ、本県は空手成年女子組手の岡崎愛佳(近大、御殿場西高出)が4位、少年女子形の倉岡穂乃花(御殿場西高)が5位でそれぞれ入賞を果たした。トライアスロン成年女子の石田凪帆(深谷スポーツクラブ浜松)は8位に入った。 (薩摩川内市総合体育館) ▽成年男子組手個人軽量級1回戦 山口由真(長野・日大) 9―6 小田峻也(袋井市役所) ▽同組手個人中量級2回戦 石川雅貴(群馬・国士舘大) 3―2 横井仁勇(菊川市消防本部) ▽同組手個人重量級2回戦 山下僚也(佐賀・SAGAスポーツピラミッド) 3―3内容勝ち 河守唯全
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遠州活気 袋井北祭り 二輪屋台、久々の集結
五穀豊穣(ほうじょう)と無病息災を願う袋井市北地区の「袋井北祭り」(袋井北地区祭典委員会主催)の屋台引き回しが7日、本格的に始まった。8日まで各地区で屋台が練り歩く。 6日の前夜祭に続き、この日は袋井北小に5年ぶりに16台の二輪屋台が集結。同小の創立150周年を祝う式典を行った後、大当番の葵町が中心となり、同小前から信州街道永楽町交差点までの約1・5キロの間で引き回しを行った。各町そろいの法被で身を包み、はやしの音色を響かせて袋井北地区の秋を彩った。8日は地域ごとに分かれ、地元を中心に屋台を引き回す。 袋井北地区ではかつて各地域ごとで祭礼を行ってきたが、地域のにぎわいを創出するため200
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袋井市 犯罪被害者支援を強化 警察、NPOと連携協定
袋井市はこのほど、犯罪被害者への支援体勢を強化するため、袋井署とNPO法人静岡犯罪被害者支援センターとそれぞれ連携協定を結んだ。各機関が協力し、被害者側の社会復帰や経済支援を後押しする。 市は10月から犯罪被害者支援に特化した条例を施行した。付き添いや申請手続きの補助、物品の貸与など日常生活の支援に加え、被害者が死亡した場合は30万円、重傷病者には10万円の見舞金支給を行う。必要に応じて「犯罪被害者等支援庁内連絡会」を開催し、二次被害の防止や迅速で適切な支援に向け、関係各部署で情報を共有し連携を図っていくことも定めた。 同日、市役所で行われた締結式で大場規之市長と袋井署の杉山大輔署長、同セン
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鹿児島国体へ決意 袋井市長訪問 セーリング 出口さん 磐田南高
国内外のセーリング競技大会で活躍した袋井市出身の出口美帆さん(磐田南高2)がこのほど、市役所に大場規之市長を訪ね、大会結果を報告し、国体出場に向けた抱負を語った。 出口さんは7月にギリシャで開催された国際大会と8月に和歌山県で開催された全国高校総合体育大会(インターハイ)に出場した。インターハイでは一人乗りの女子レーザーラジアル級で準優勝を果たした。10月7日に鹿児島県で開幕する国体に出場する。 出口さんは「国際大会ではいい経験ができた。インターハイは最後に負けて準優勝になってしまったが、国体では勝ちたい」と力強く語った。大場市長は「各大会で素晴らしい成績を残している。気象条件に合わせた
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鹿児島国体へ決意 袋井市長訪問 テニス 加藤さん 袋井中
国内のテニスの大会で優秀な成績を収め、7日に鹿児島県で開幕する「燃ゆる感動かごしま国体」への出場を決めた加藤慶さん(袋井中3年)がこのほど、袋井市役所を訪ね、大場規之市長に意気込みを語った。 加藤さんは4月に開かれた「国民体育大会静岡県(少年の部)代表選手選考大会 テニス」で3位に入賞し、かごしま国体への出場を決めた。 8月には東京都で開催された「ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権」に出場したほか、今後、10月31日に福岡県で行われる「U―15全国選抜ジュニアテニス選手権大会」にも出場する。 父と兄の影響で5歳ごろから本格的にテニスを始めた加藤さんは「国体はテニスをやってきた中で目標にしてい
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エコパで謎解き宝探し 静岡新聞社SBSイベント 参加者特典も
謎解き×ウオーキングイベント「エコパに眠る宝を探し出せ」(静岡新聞社・静岡放送など主催)が12月3日まで、袋井市と掛川市にまたがる小笠山総合運動公園「エコパ」で開かれている。 “宝の地図”を頼りに、サッカーワールドカップ開催記念モニュメントやみはらしの丘などエコパ内5カ所を回って暗号を解くヒントを集め、宝を探すイベント。ウオーキングで体を動かしながら、謎解きに挑戦できる。謎をすべて解くと、参加賞や特製「トレジャーカード」がもらえる。 このほか、参加者はクラウンメロンやエコパオリジナルグッズがもらえる抽選に応募できる。事前申し込み不要で、参加無料。
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色鉛筆画クラブなかよし「色鉛筆画展」【仲間と共に】
写真などを基に下書きし、そこに色を付けます。使うのは60色の色鉛筆。たくさんの色があるのに思い通りの色を出すことが難しくて、毎回悩みます。でも新しい作品に取りかかる時の高揚感や「やることがある」という充実感を得られるから続けています。 この作品では孫を描きました。7歳差の兄弟は普段けんかばかりですが、弟が初めて滑り台に挑戦する時、優しく添えた手に心が和み、モチーフに選びました。洋服や髪の陰影に気を配りました。 教室では和気あいあいとした雰囲気の中で、それぞれが制作に励んでいます。先生のアドバイスが的確で、その通りに手を加えると作品がいきいきします。 (寺田記子) 色鉛筆画クラブ「な
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鹿児島国体 7日開幕 本県選手団を発表
静岡県スポーツ協会はこのほど、鹿児島県で開催される国民体育大会「燃ゆるかごしま国体」(7~17日)に出場する本県選手団を発表した。大会は7日に総合開会式を行い、入場行進の旗手は、2016年に正式種目になって以来初出場となるラグビー成年女子の主将山本みなみ(鈴与)が務める。 ◇…本部役員…◇ 団長 川勝平太(県スポーツ協会会長)▽副団長 中谷多加二、庄司政史、佐々木禎、鈴木啓久、松井和子、丹生敬人、長沢滋文(以上県スポーツ協会副会長)鈴木学(県スポーツ・文化観光部理事兼スポーツ局長)▽総監督 石川惠一朗(県スポーツ協会専務理事)▽総務 大村文孝(県スポーツ振
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国際名茶品評会 静岡県は金賞6点
7月に中国で開かれた第14回国際名茶品評会(世界茶連合会主催)の審査結果がこのほど発表され、本県から金賞に6点、銀賞に1点が選ばれた。 2年に1度の品評会で、日本や中国、韓国、台湾などから計542点の出品があった。本県からは17点が出品された。 県内の入賞者は次の通り。 金賞 相藤園相藤令治(川根本町)山二園(沼津市)相藤農園(川根本町)太田茶店(森町)松下園松下芳春(掛川市)お茶の宝玉園(袋井市)▽銀賞 カネトウ三浦園三浦克暢(島田市)
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駅南区画整理 事業費を要望 国交省に袋井市長
袋井市の大場規之市長は4日、国土交通省に石橋林太郎政務官を訪ね、同市の「袋井駅南都市拠点土地区画整理事業」に関する2024年度事業費の満額確保を要望した。 社会資本整備総合交付金を活用し、道路事業に1億1千万円(国費5500万円)、市街地整備に3億9225万円(同1億9612万円)を求めた。区画整理事業では現在、複合商業施設の開業に伴う渋滞を解消するため、都市計画道路の整備を進めていて、24年度末の全線供用開始を目指している。 大場市長は面会後の取材に「東西の導線をつなぐ上で重要な道路。にぎわい創出の核となる駅南開発を予定通り進めていてきたい」と述べた。 自民党の宮沢博行氏(衆院比例東海)と
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体「正確に」動かそう オリンピアンが小中生指導 袋井
袋井市はこのほど、「オリンピアン2人から学べる体の動かし方講座」を同市久能のさわやかアリーナで開いた。同市出身で北京冬季五輪フリースタイルスキー男子モーグル日本代表の杉本幸祐選手と、同競技で3大会連続の五輪出場経験がある全日本スキー連盟モーグルチームコーチの遠藤尚さんが講師を務めた。 市内の小中学生約30人が参加し、けがを防止するストレッチや基礎トレーニングを学んだ。遠藤さんから「スポーツがうまくいかない原因のほとんどは、体をイメージ通りに動かせていないから」と教わり、体の背面から片手で投げたテニスボールを正面で捕球する練習に取り組んだ。最初は思い通りにボールを投げられず苦戦しながらも、徐
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愛犬と一緒に自然体感【しずおかアウトドアファン】
愛犬と一緒にアウトドアのアクティビティーやキャンプに挑戦してみたい―。そんな飼い主の要望に応える体験や施設が静岡県内にも数多くある。9月、各地を訪ねて魅力や愛犬と快適に過ごすこつなどを聞いた。ドッグSUP 湖上で風と水感じる 広々とした湖面を大小さまざまな犬を乗せたスタンドアップパドルボード(SUP[サップ])が進んでいく。9月上旬、浜松市北区三ケ日町都筑の浜名湖畔で開かれた「浜名湖DOGSUP体験ツアー」。東京都の企業COREZON[コアゾン]が企画したイベントだ。参加者はパドルの扱い方や犬が安心できる乗せ方、落水時の対応などについて説明を受け、人と犬がそれぞれライフジャケットを着用して
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SBS学苑の生徒が水彩画展 静岡・葵区で10月8日まで
SBS学苑静岡校の水彩画教室の受講生らでつくる「火月会」の作品展が10月8日まで、静岡市役所市民ギャラリーで開かれている。 講師の西谷之男さん(65)と会員9人が月2回の講座を通して基礎的なデッサンを重点的に学び、構図や色使いを意識しながら思い思いに描いた力作を1人3点ずつ出品した。麻機沼(同市葵区)や県立美術館(同市駿河区)でスケッチした作品など身近な風景の美しさを色鮮やかに捉えた作品が来場者の目を引いている。 西谷さんは同市清水区の須賀道子さん(81)が袋井市のエコパスタジアムの近くで河津桜を描いた作品について、「大胆な筆づかいだが、明暗の対比などが巧みで荒々しくない。緑が生き生きと
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防潮堤の早期完成要望 中東遠4市首長ら 静岡県知事訪問
磐田市の草地博昭、掛川市の久保田崇、袋井市の大場規之の3市長と御前崎市の鴨川朗副市長が3日、静岡県庁に川勝平太知事を訪ね、県と連携して遠州灘沿岸で進めている防潮堤(全長約27キロ)整備の早期完成と完成後の地域振興などに向けて支援を要望した。 要望書では、県などの工事建設発生土の提供や搬入にかかる経費への支援▽治山事業の継続的な予算確保と事業推進▽防潮堤が平時は憩いの場となるための支援▽防潮堤の整備効果の検証と完成後の新たな被害想定の提示―を求めた。 中東遠4市の防潮堤整備は、各市が堤体盛り土を施工し、県が海岸の防災林再生を目的に治山事業を行う「ふじのくに森の防潮堤」事業として2014年に
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沿岸部の活性化と自転車振興へ協定 袋井市とスルガ銀行
袋井市とスルガ銀行はこのほど、沿岸部のにぎわい創出と自転車振興に関するパートナーシップ協定を締結し、市役所で締結式を行った。 同市が同笠海岸エリアなどの発展、魅力発信のために取り組む「海のにぎわい創出プロジェクト」と、同社が地域の観光資源を活用したサイクルツーリズム推進のために実施する「サイクリングプロジェクト」に官民連携で着手するため締結した。今後、同笠海岸を発着点としたサイクリングイベントなどを開催し、地域活性化や観光振興に努めるという。 締結式には大場規之市長、同社執行役員の大石裕之静岡コミュニティバンク長らが出席。大場市長は「海を地域の宝として新たな価値を創出し、保全していきたい
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ふくろい遠州の花火 2024年は7月27日開催
2024年の「全国花火名人選抜競技大会 ふくろい遠州の花火」(実行委主催)は、7月27日に袋井市の原野谷川親水公園で開催されることが1日までに決まった。同花火大会ホームページ上で2日、発表する。 大会は静岡県内外から例年40万人以上が訪れる同市の一大イベントで、国内屈指の打ち上げ規模を誇る。 今夏は新型コロナウイルス禍を乗り越えて4年ぶりに開催し、日本煙火芸術協会から選抜された10人の花火名人を招いた。復活を待ちわびた大勢のファンが県内外から詰めかけ、3万人超の有料観覧席が完売する大盛況だった。
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アニソンや民謡 袋井エコパに響くコンサート 声まね腹話術も
「エコパおとの和コンサート」(静岡新聞社・静岡放送など主催)が1日、袋井市のエコパスタジアムで開かれた。ユーチューブなどへの投稿動画が人気のピアノタレントのまなまるさんと、民謡日本一の経歴を持つシンガー・ソングライターの朝倉さやさんがステージに立った。 まなまるさんは「クレヨンしんちゃん」や「ドラえもん」の声をまねて歌いながら、アニメソングをピアノ演奏して会場を盛り上げた。来場した子どものリクエストに応じたほか、腹話術での歌唱も披露し、聴衆約700人を楽しませた。 朝倉さんは出身の山形県の方言を組み込んだ人気のJ―POPや、先鋭的なアレンジを加えた民謡を熱唱。会場全体に響き渡る歌声で魅了
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袋井市、公立幼稚園の業務支援 新システム運用開始
袋井市はこのほど、市内の公立幼稚園、認定こども園全13カ所で、新たな園務支援システム「ルクミー」を導入し、運用を開始したと発表した。 タブレット端末などを活用し、保護者への連絡や申し送り、登降園管理などを担う。2017年から別の支援システムを導入してきたが、実証検証を行い、より効率性や安全性を期待できる「ルクミー」を採用した。ルクミーでは、昼寝の際に乳幼児の服にセンサーを着けて体位を管理することでうつぶせ寝による事故を防止するなど、より安全な保育環境作りが見込めるという。 大場規之市長は「IT技術を活用しながら保育の環境を改善することで事故を防げれば」と話した。
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メロンマラソン ランナーを募集 袋井・エコパ発着
第35回袋井クラウンメロンマラソン大会(袋井市スポーツ協会主催、静岡新聞社・静岡放送など共催)が12月10日、袋井市愛野のエコパスタジアムを発着点に行われる。10月10日まで、参加申し込みを受け付けている。 ハーフマラソン、10キロ、3キロの各コースを開催する。「公務員ランナー」として世界選手権にも出場した川内優輝選手=あいおいニッセイ同和損保=をゲストランナーに招き、大会前日には講演会や交流会も実施する。会場には、キッチンカーなどの出店も予定し、完走後は3年ぶりに特産品のクラウンメロンが振る舞われる。 参加申し込みは大会ホームページから受け付けている。問い合わせは袋井市スポーツ協会内大会事
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留学支援事業募集 16日から受け付け 袋井市、奨励金交付
袋井市は海外留学に対する奨励金を交付する「第2期袋井市子ども・若者海外留学支援事業」の参加者の募集を16日、開始する。11月2日まで、申し込みを受け付ける。 事業は、若者の異文化に対する理解促進やコミュニケーション能力向上の機会を確保するため、本年度新設された。初めて留学を経験する中学生から満22歳までの市出身者や在住者が対象。1人当たり25万円が上限だが、市民税非課税世帯などの家庭に対しては上限を50万円に引き上げる。定員は5人程度。冬休みや春休みを利用した渡航を想定している。 大場規之市長は「家庭の経済状況にとらわれることなく、意欲ある子どもが海外での生活を経験して自信をつけ、成長してほ
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中東遠医療センター10周年祝う 掛川
掛川市・袋井市病院企業団が運営する中東遠総合医療センター(掛川市菖蒲ケ池)は30日、開院10周年を記念した式典を同所で開いた。宮地正彦企業長兼院長が「初心に返り、患者に誠心誠意を尽くす。地域の思いに報いるために努力していく」と決意を述べた。 行政や医療の関係者、国会議員ら約160人が参列した。宮地院長はこれまでの歩みを振り返り「日本トップクラスの臨床研修病院を目指すことを目標に掲げて教育研修に取り組んできた。若手医師が集まる環境が病院の活性化と質の向上に寄与している」と医師不足解消に向けた取り組みを紹介した。久保田崇掛川市長と大場規之袋井市長がそれぞれあいさつし、さらなる発展に期待を込めた。
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ラグビー人気 もっと広く、ずっと熱く 静岡県内関係者 普及強化へ再奮起
フランスで8日に開幕し、熱戦が続くラグビーワールドカップ(W杯)。日本代表は29日、サモアに勝利し、1次リーグ2勝1敗とした。2019年の日本大会では、日本がエコパスタジアム(袋井市)で強豪アイルランドを破った「静岡ショック」が大きな話題になるなど、国内開催を機に子どものラグビー人口は増加した。競技普及に奔走する県内のラグビー関係者は、今大会がラグビー熱を根付かせるチャンスと、日本の活躍に期待を寄せている。 御殿場市の会社員斎藤亮さん(42)一家は日本大会をきっかけにラグビーにのめり込んだ。エコパでのオーストラリア―ジョージア戦を家族で初めて生観戦。長男匠君(11)=御殿場東小6年=は迫力
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茶況(9月29日)350~340円台で取引 静岡県産、秋冬番茶
静岡市中の静岡県産秋冬番茶は初倉、榛原、坂部、勝間田、磐田などの荷が取引された。早場所の初倉は生産を終えた工場も出てきた。相場は前日より5円下げの355~345円での手合わせが中心。 あっせん業者は「買い手は多くないが、取引はスムーズにいった。値動きのペースも平年並み」と話す。 ◇ 県病害虫防除所は10月の病害虫発生予察情報でチャハマキへの警戒を呼びかけている。平年より気温が高く発生が増える予報で、被害があれば摘採・整枝後の早期防除が必要。 週明け生産本格化 袋井、森 袋井市、森町の各地で秋冬番茶の生産が始まった。週明けに本格化の見通し。JA担当者によると、生産開始時期
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「ふくろい遠州の花火」 優勝の斎木さん(山梨)ら表彰
今夏4年ぶりに袋井市で行われた「全国花火名人選抜競技大会 ふくろい遠州の花火」(同実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送共催)の表彰式が27日、袋井新産業会館キラットで開かれた。優勝の文部科学大臣賞に輝いた初出場の斎木智さん(山梨県、マルゴー)らが表彰を受けた。 袋井商工会議所会頭の豊田浩子大会会長から表彰状を受け取った斎木さんは「本大会に初出場できるだけでうれしかった。多くの人に笑顔と感動を届けたいという思いで準備してきた」と喜びを語った。 その他の受賞者は次の通り。 準優勝 小松忠信(秋田県)▽優秀賞 今野義和(同)▽殊勲賞 山崎智弘(茨城県)▽敢闘賞 磯谷尚孝(愛知県)▽小口昭三賞 青木
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タグラグビーでチーム力養う 袋井市 職員研修
袋井市はこのほど、ラグビーリーグワン1部・静岡ブルーレヴズから講師を招いた市職員向けの特別研修を実施した。タグラグビーの体験を通じて、チームで協力して目標を達成する能力や発想力を養った。 静岡ブルーレヴズの藤井達也育成普及コーチが講師を務め、20~40代を中心に袋井市職員約25人が参加した。タグラグビーは腰の左右に飾りひも(タグ)を付けてプレーしてタックルの代わりにタグを取って攻撃を止めるルールで、体格や運動能力にかかわらず誰でも楽しめるのが特徴。市職員はルールや基本的な動きを教わりながら、「思いやりのあるパスを」「声かけが大事」とチーム行動に欠かせないことを確認した。 試合後は競技をより良
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「日本にない解放感」 留学の学生ら成果報告 袋井
袋井市が本年度創設した「子ども・若者海外留学支援事業奨励金」の活用者の留学成果報告会がこのほど、市教育会館で開かれた。今夏にオーストラリアやカナダに留学した中高生と大学生計10人が、留学で得た経験や学びを発表した。 事業は、若者の異文化に対する理解促進やコミュニケーション能力向上の機会を確保するために新設された。初めて留学を経験する中学生から満22歳までの市出身者や在住者が対象で、1人当たり基本25万円まで奨励金を交付する。 報告会では、事業を活用して夏休み期間に留学した中高生らが、大場規之市長や鈴木一吉教育長、保護者らに向けて海外での生活を振り返った。「日本にはない解放感があった」「リスニ
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生成AIを学校現場で使うのはあり?⑥ キュレーター/読者の意見【賛否万論】
生成AIの学校現場での活用の在り方について前回までに寄せられた投稿には、「AIは人間に取って代わるものではない」「他人に聞いてみる機会が大事」と従来の教育の重要性は変わらないという見方がある一方で、「AIと共存しなければならない時代」と捉えて上手な活用方法を習得すべきではないかという視点もありました。今回も引き続きキュレーターと読者の意見を紹介します。 たくさん触れて 正しい活用へ キュレーター 高木有加さん(長泉町) 1男1女の母。ママ防災塾マモルマムズ代表。レンタルスペース「ママとこどものヒミツキチmorisbase(モリスベース)」の管理人。ミッションは「孤独
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中東遠医療センター小児科医師 わいせつ容疑 4回目の逮捕
診察中に患者の10代女性にわいせつな行為をしたとして、掛川署は27日、準強制わいせつの疑いで中東遠総合医療センター小児科診療部長の医師塩沢亮輔容疑者(43)=袋井市愛野=を再逮捕した。逮捕は4回目。 再逮捕容疑は2022年7月下旬ごろ、同病院内で当時県西部に住んでいた10代の患者女性に、診療行為を装って胸を触るなどのわいせつな行為をした疑い。同署によると、塩沢容疑者は黙秘しているという。 塩沢容疑者は7月29日、22年12月に別の患者の10代女性にわいせつな行為をしたとして準強制わいせつの疑いで同署に逮捕された。8月17日には、同年3月に別の女性の胸を触ったなどの強制わいせつ容疑で、9月6日
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19議案可決、認定 袋井市議会 閉会
袋井市議会9月定例会は27日、最終本会議を開いた。本年度一般会計補正予算案や2022年度の各会計の決算案など19議案を原案通り可決、認定して閉会した。
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袋井市「書かない窓口」 2024年開始に向けキックオフ会議 連携自治体と課題共有
袋井市は25日、来庁者が申請書に記入せずに各種証明書発行などの手続きができる「書かない窓口」運用に向けたキックオフ会議を市役所で開いた。連携して取り組む愛媛県と同県今治市、鹿児島県阿久根市とオンラインでつながり、課題や意気込みを共有した。 窓口はマイナンバーカードを読み取ることで、データがデジタル申請フォームに反映される仕組み。国のデジタル田園都市国家構想交付金を活用した事業で、住民と職員の負担軽減が狙い。各自治体間で成果を共有してサービスの拡充や展開を図る全国初のモデルで、2024年4月の運営開始を予定している。 会議はオンラインで、袋井市の大場規之市長をはじめ、愛媛県の田中英樹副知
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夕暮れ時の事故防止 のぼり旗掲げ、反射材付きライト配布 静岡県交通安全協会袋井地区支部
静岡県交通安全協会袋井地区支部などはこのほど、秋の全国交通安全運動の一環として、夕暮れ時の事故防止を呼びかける一斉街頭指導を袋井署前の交差点で行った。 同協会員と同署員、袋井地区安全運転管理協会員の計約25人が、「歩行者に優しい運転を」「交通ルール 自転車も守ろう」などと書かれたのぼり旗や看板を掲げて交差点付近に並び、ドライバーや自転車利用者に交通安全を呼びかけた。通行人には、反射材付きのライトを配布した。県交通安全協会袋井地区支部の高柿章悟支部長は「管内では自動車と歩行者の事故が連続して起こった。歩行者は横断歩道でも油断せず、手を上げて渡ってほしい」と呼びかけた。
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袋井まつりと袋井北祭り 祭典役員、市長にPR 10月開催
五穀豊穣(ほうじょう)と無病息災を願う袋井市の秋の風物詩「袋井まつり」(10月13~15日)と「袋井北祭り」(同6~8日)の開催を目前に控え、それぞれのまつり関係者がこのほど、市役所を訪れて大場規之市長に開催をPRした。 袋井十五町祭典統一委員会が主催する袋井まつりは旧東海道と駅前通りを中心に15町の二輪屋台を引き回す。台風や新型コロナの影響で中止していた名物の15町連合の屋台渡橋を復活し、5年ぶりの本格開催となる。大當番頭取の高橋勇幾さん(38)は今年のポスターを掲げ、「まつりを復活させるという使命を果たし、住民を笑顔にしたい」と意気込んだ。 袋井北祭りは市中心部の北地区で行われ、16
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静岡県内7施設で学級・学年閉鎖 インフルエンザ
静岡県は25日、こども園、小学校、高校の計7施設でインフルエンザに感染したとみられる患者95人が確認され、学級閉鎖や学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の患者数は次の通り。 【こども園】袋井市3人 【小学校】静岡市清水区9人、焼津市13人、同市13人、同市11人 【高校】浜松市中区14人、同区32人
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子どもや高齢者配慮 交通安全宣言 JA遠州中央
JA遠州中央はこのほど、交通安全宣言書を袋井署に提出した。飲酒運転の根絶をはじめ、子どもや高齢者に配慮した運転に努めるといった具体的な実践事項を明記し、職員とその家族計649人が署名した。 同署での提出式に出席した山田耕司理事長は「安全で快適な交通社会づくりに努力し、地域から交通事故を追放する」とあいさつ。宣言書を受け取った杉山大輔署長は「交通安全には管内事業所の協力が不可欠。引き続き協力をお願いしたい」と期待した。
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実験結果「予想と違った!」 学生団体「お理工塾応援隊」 静岡で教室
小中学生や高校生に科学の魅力を伝える静岡理工科大(袋井市)の学生団体「お理工塾応援隊」はこのほど、「夏のおもしろ理科教室」を静岡市葵区の静岡北高で開いた。市内の児童約20人が身近な素材を使った実験に取り組み、科学の不思議を体感した。 同団体の学生15人が講師を務めた。花の色素で染めた「マロウブルー」と呼ばれる液体の色が、手品のように一瞬で変化するサイエンスショーを披露。加える粉の性質によって薄い青色が濃くなったり、赤色に変化したりする仕組みを説明した。 湯を入れてふたをした容器の外側を冷やすと中の空気が圧縮され、ふたが取れなくなる実験にも挑戦した。長田西小4年の小長井樹君(9)は「予想と違っ
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通所児童のSDGs工作展 袋井 30日まで
ウェル恵明会(浜松市中区)が運営する放課後等デイサービスに通う子どもたちのアート作品展が30日まで、袋井市役所市民ギャラリーで開かれている。 「アソベル袋井」(同市旭町)や「るぴなすスクール駒場」(磐田市駒場)など全6事業所の子どもたちが作った工作品が並ぶ。持続可能な開発目標(SDGs)の一つである「住み続けられるまちづくりを」がテーマ。緑あふれる駅前や有機農業が行われる畑、水素エネルギーが活用される様子など、理想の町並みを段ボールや牛乳パックなどを使って表現した。 同社の担当者は「子どもたちが工夫を凝らした作品を楽しんでもらえたら」と来場を呼びかけた。
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小中高5校で学級閉鎖 インフルエンザ 22日の静岡県内
静岡県は22日、小中学校、高校計5校でインフルエンザに感染したとみられる患者94人が確認され、学級閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の患者数は次の通り。 【小学校】静岡市清水区29人、袋井市12人 【中学校】浜松市南区9人 【高校】浜松市中区23人、同区21人
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SSクラス 宇藤さん優勝 磐田将棋愛好クラブ
磐田将棋愛好クラブの第232回大会がこのほど、磐田市の市総合健康福祉会館iプラザで開かれた。49人が参加し、最強のSSクラスで宇藤敬行さんが優勝した。また同クラスで浜松・麁玉中1年の河合将輝さん、Bクラスで第一学院高2年の立石海空さんがそれぞれ準優勝するなど、中高生が活躍した。 上位入賞者は次の通り。 SS ①宇藤敬行(磐田市)②河合将輝(浜松市)③田中雅英(同)▽S ①阿部久夫(磐田市)②山元一雄(同)③赤松僚助(浜松市)▽A ①前田勇(掛川市)②花本真也(浜松市)③田辺国義(袋井市)▽B ①北島耕太郎(浜松市)②立石海空(袋井市)③松尾三十四(掛川市)
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文化祭向け 茶の基礎習得 浜松商高生、販売に挑戦
浜松商業高(浜松市中区)は20日、世界で日本茶の広報イベントなどを展開するお茶プロデューサーの岡部宇洋さん(38)=同区出身=を講師に招いた授業を同高で開いた。2年生38人がお茶の基礎を学んだ。 9月30日開催の同校の文化祭で、2年生8クラスは「浜松商業展」と題した取り組みに参加し、協力事業者から仕入れた商品の販売に挑戦する。38人のクラスは製茶販売のにしたな(袋井市)のお茶を販売する。お茶の基礎を学び、当日の接客に生かす狙いで岡部さんに講師を依頼した。 生徒は実際に販売する深蒸し茶など4種を試飲し、特徴やおいしい入れ方などを学んだ。沢木美歩さん(17)は「お客さんに種類別の特徴をわかりやす
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祭り屋台「朝陽車」100周年 袋井・高尾町東通り地区 引き回し盛大
袋井市高尾町の東通り地区の祭り屋台「朝陽車」が落慶100周年を迎え、記念の屋台引き回しと式典がこのほど、同町内で執り行われた。屋台は10月13日に開幕する「袋井まつり」でも盛大に披露される。 朝陽車は1923年、町民らからの寄付金4117円(当時)で作られた。「正目総ヒノキ作り」と呼ばれ、節目がなく、まっすぐな木目の木材のみを使用した。一見細く見える構造は、木がよくしなることで衝撃を吸収し、壊れにくくするためという。屋台正面の虹梁(こうりょう)から木鼻にかけて竜が彫られ、側面に桃太郎、後方に獅子などもあしらわれている。 100周年にあたり実行委員会を設け、屋台の特徴や歴史を振り返る記念冊
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Sクラス 阿部さんV 日将連浜北支部大会
日本将棋連盟浜北支部の将棋大会がこのほど、浜松市浜北区の浜北文化センターで開かれた。81人が参加し、Sクラスは阿部哲也さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 S ①阿部哲也(東区)②横山渡(牧之原市)③宇藤敬行(磐田市)④門奈佑紀(東区)⑤天野聡(静岡市)▽A ①中川幸一(北区)②宮城島捷翔(浜北区)③杉田大和(同)④岡本康夫(掛川市)⑤渡辺伸五(北区)▽B ①幸田好司(磐田市)②村松清(東区)③高瀬啓一郎(中区)④藤原紳裕(御前崎市)⑤高橋建夫(袋井市)▽C ①赤松賢伸(天竜区)②村松利郎(森町)③芝田信照(袋井市)④鈴木与四郎(西区)⑤中村敏男(浜松市)▽D ①八木澤椋(磐田市)②北島
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静岡人インタビュー「この人」 聴覚障害者の国際テニス大会に出場する 相原風城さん(磐田市)
生まれつき耳が聞こえない重度難聴を患いながらも健常者とともに週6回、テニスの練習に励む。9月上旬、聴覚障害がある選手が補聴器を外して対戦する「デフテニス」全国大会に出場し、男子シングルスでベスト8入り。23日にギリシャ・クレタ島で開幕する世界大会では、日本代表として4種目に出場する。常葉大菊川高3年。17歳。 ―テニスを始めたきっかけは。 「小学1年のころ、家族で買い物に出かけた際、ブレスパティオテニスクラブ(袋井市)の『どなたでも受けられます』と書いた体験会のポスターを見たこと。これまで水泳やゴルフなどのスポーツに挑戦しようとしたが、耳が聞こえないことが理由で体験会ですら参加を断られて
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袋井市 本格稼働へ操作研修 荒廃農地のAI自動判定
袋井市は19日、県内で先駆けて導入した荒廃農地管理システムの本格稼働に向けた操作研修会を市役所で開いた。人工知能(AI)が衛星写真で耕作放棄地を自動判定し、荒廃が進む農地を抽出して調査の効率化を図る。 導入したシステムは、衛星データ解析などを手がけるサグリ(兵庫県)のアプリ「アクタバ」。AIが衛星写真から農地の荒廃具合を識別し、デジタルの地図上で表示する。 毎年夏に農地を回って耕作放棄地の実態を調べる市農業委員会は、システムの情報を基に荒廃度が低い農地のパトロールを省略でき、調査の効率化や負担軽減が期待されるという。現地調査で得たデータはシステムに蓄積して管理し、翌年以降の解析精度向上に
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静岡県西部の魅力 首都圏に発信 9月20日まで都内で催し
静岡県西部地域の魅力を首都圏に発信するPRイベントが19日、東京・日本橋の日本橋プラザビルで始まった。県西部地域局と管内6市町(磐田、袋井、掛川、菊川、御前崎市と森町)が初めて企画した。20日まで。 釜揚げしらすや遠州織物(磐田市)、クラウンメロンの菓子(袋井市)、くず粉を使ったアイス「くずシャリ」(菊川市)といった各市町の特産品が並んだ。ユニークな御利益わらじ(森町)、掛川・高天神・横須賀3城の御城印(掛川市)なども人気を集めた。無料で冷茶も振る舞う。 県西部地域局の永井雅也局長は「各市町が少子高齢化、人口減少に強い危機感を持っている。イベントをきっかけに、観光客の呼び込みや移住・定住
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松井さん(浜松)最優秀 小国神社写真コンテスト
森町の小国神社はこのほど、「第21回古代の森 小国神社写真コンテスト」(静岡新聞社・静岡放送後援)の入賞作品21点を発表し、同神社で表彰式を行った。最優秀賞には松井紀和さん(浜松市中区)の「華やかな祭礼」が選ばれた。 「境内に咲く草花・樹木など」「祭事・催事」「野鳥」の3部門に、今回から「学生の部」を設けて全4部門で募集し、町内外から285点が寄せられた。入賞作品を含む50点を研修室に24日まで展示する。同神社で開かれた表彰式で松井さんは「実力のある方々が受賞してきた賞なので、いまだに信じられない」と喜びを語った。 その他の入賞者は次の通り。 優秀賞 藤田正男(浜松市南区)戸塚敏明(掛
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袋井発スパークリングティー 「乾杯」を変える 世界が称賛
しずおか生まれのスパークリングティー(発泡性茶飲料)が世界から絶賛された。開発したのは、袋井市の茶業関係者らでつくる晩茶研究会。茶の新たな可能性の発掘を目指して試行錯誤を重ね、乳酸発酵茶を原料とした「bodhi(ボーディー)」を生み出した。「このノンアルコール飲料は世界の『乾杯』を変えられる」―。審査員からの賛辞に押され8月下旬、シンガポールで開かれた「にっぽんの宝物 世界大会2023」の「日本と海外の融合部門」でグランプリに輝いた。 晩茶研究会にグランプリ「可能性示せた」 晩茶研究会が活動を始めたのは2019年。安間製茶(袋井市)の安間孝介さん(44)、池田園(同市)の池田佳正さん(5
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洗濯機製造50年の歴史紹介 パナソニック静岡工場 見学ツアー
操業50周年を迎えたドラム式洗濯乾燥機を製造するパナソニック静岡工場(袋井市新池)がこのほど、県や首都圏、大阪府内の報道関係者らを同工場に招き、ものづくりの歴史や最先端技術を紹介する見学セミナーを開いた。 同社ランドリー・クリーナー事業部の藤本勝部長が登壇。静岡工場は1973年に全自動洗濯機の専門工場として操業を開始し、2003年に世界初のななめドラム洗濯乾燥機を生産するなど、使いやすさと性能を両立した商品開発で日本の洗濯文化をけん引してきた歴史を振り返った。 工場内を巡るツアーでは、洗濯機の製造ラインを見学した。プレス部品や樹脂部品の成形、洗濯機の組み立てなど生産工程はコンピューター管
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インフルエンザ 静岡で流行期か 例年より4カ月早く
静岡市は15日、市内でインフルエンザの流行が始まったと発表した。例年は1月ごろ流行期に入ることが多く、約4カ月早い。市保健予防課は新型コロナウイルス感染症との関連性も含め、「詳しい原因は分かっていない」とし、今後の動向を注視するとしている。 今シーズンの調査の起点となる9月4~10日の1週間で、市内の定点医療機関の平均患者数が2・84人となり、流行の目安となる「1人」を上回った。前週(8月28日~9月3日)は1・24人だった。今後、患者数の増加が予想される。昨シーズンは2023年1月2~8日に流行が始まった。 市の高齢者対象のインフルエンザ予防接種は10月1日から始まる。保健予防課は手洗
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「お達者度」自立健康生活期間、静岡県全体伸び 男性/菊川初のトップ 女性/御殿場6年連続
静岡県は15日までに、65歳から自立して健康に生活できる期間を示した2020年の「お達者度」をまとめた。男性は18・59年、女性は21・57年で、いずれも前年から延伸した。市町別にみると、男性は菊川市が19・45年で初めて1位になり、女性は御殿場市が22・57年で6年連続トップだった。 要介護度2未満の状態を「お達者」と定義し、人口や死亡数、介護認定状況のデータに基づいて県が毎年独自に算出している。県全体は前年に比べ男性が0・29年、女性が0・19年それぞれ伸び、いずれもデータの公表を始めた09年以降で最長となった。 2位以下は男性が裾野市、袋井市、湖西市、三島市の順。女性は湖西市、森町
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茶況(9月15日)袋井、森の秋冬番茶 9月下旬から摘採
袋井市、森町の各地で秋冬番茶の生産準備が進んでいる。9月下旬から、袋井市北部、森町南部などで摘採が始まるとみられる。 JA担当者によると、生産は10月初旬から本格化する見通し。袋井市内の茶生産者は「夏の初期、暑さによる水不足で樹勢が弱まった。秋に入って回復しつつあるが、収穫量は例年よりやや減少の可能性がある」と懸念する。 (袋井支局・北井寛人)
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知事給与返上 条例案など提出 静岡県議会、9月21日開会
静岡県議会議会運営委員会は14日、県議会9月定例会の会期を21日~10月13日の計23日と決めた。 9月定例会には、県が2023年度一般会計に82億3200万円を追加する9月補正予算案に加え、いわゆる「コシヒカリ発言」を巡り、知事給与から446万円を減額する給与返上に関する条例案など計30議案と報告15件を提出する。 議運では、中沢公彦議長が無免許運転が問題となっていた中山真珠氏の辞職を許可したことを報告したほか、同氏に辞職を求める請願の取り下げも了承された。中山氏の辞職と、伊藤謙一県議(袋井市)の自民改革会議入会に伴う各委員会の割り振りや議席、一般質問などの変更などについても協議した。
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個性光る写真34点展示 フォトクラブ袋井 市役所で会員展
袋井市や近隣市町の写真愛好家でつくるフォトクラブ袋井の会員展が20日まで、市役所市民ギャラリーで開かれている。 クラブは月に2回ほど活動し、会員10人がそれぞれの感性で自由に撮影することがテーマ。会場には個性が光る34点の作品が並ぶ。森町の大洞院の紅葉や天浜線の駅、水滴の滴るユリの花など、多様な題材がそろう。こいのぼりの内側を撮影し、色を反転するなど技巧を凝らして独創的な世界観を表現した抽象写真も来場者の目を引いている。 菅家司会長(76)は「会員たちの自由な表現から、撮影者の個性や思いを感じ取ってもらえたら」と来場を呼びかけた。
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大石さん(袋井) サーフィン全国準V 「次は優勝」 9月30日全日本選手権出場の3人 活躍誓う
6月に福島県で開かれた第40回全日本級別サーフィン選手権大会で準優勝した袋井市西同笠の大石梨花さん(20)と、30日に宮崎県で開幕する第57回全日本サーフィン選手権大会に出場する袋井市在住のサーファー3人がこのほど、市役所を訪ね、大場規之市長に結果や抱負を報告した。 大石さんは、選手の技術レベルを判定する「サーフィン検定」で得た級区分別に実施される大会に出場。同笠海岸をはじめとした近くの海岸で腕を磨いてきた実力を発揮し、準優勝を収めた。「うれしかったが優勝を逃した悔しさもある。来年こそは優勝する」と闘志を燃やした。 30日に開幕する全国大会に出場する森宣仁さん(52)と娘の舞果さん(14
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近隣風景や思い出 切り取った写真40点 掛川・大東図書館で展示会
掛川市の写真愛好家でつくるフォトサークル四季彩の写真展が17日まで、同市大坂の大東図書館で開かれている。会員10人が県内外で撮影した計40点を出品した。 可睡斎(袋井市)のアジサイや御前崎市の灯台など近隣の風景にレンズを向けた作品が目立つ。沖縄県の石垣島や長野県の木曽駒ケ岳など旅先の思い出を切り取った写真もあり、来場者の関心を集めている。
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インフルエンザ 静岡県内26校で学級・学年閉鎖
静岡県は12日、県内の小中学校と高校計26校でインフルエンザに感染したとみられる患者328人が確認され、学級閉鎖や学年閉鎖を行ったと発表した。県によると、1日の患者数が300人を超えたのは2020年2月4日発表分以来。9月の1日当たりの閉鎖施設数としては過去最多となった。 県が発表している直近1週間(8月28~9月3日)の定点医療機関1カ所当たりの平均患者数は、前週比1・52倍の2・19人。今後の集計分でさらに増える可能性がある。 市区町別の患者数は次の通り。 【小学校】下田市7人、熱海市6人、沼津市11人、同市30人、三島市12人、長泉町10人、裾野市14人、富士市5人、静岡市駿河区2
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「親族内」重要な意思疎通 袋井の伝統織物工房、娘に託す【事業承継 未来へのバトン②】
静岡県事業承継・引継ぎ支援センターに寄せられる相談で、例年最も多い内容が親族内承継だ。経営者の子供など後継候補の目星が付いているだけに、順調に引き継ぎが進むと思われがちだが、当事者間の会話が不十分なことで承継がうまく進まないケースが散見される。中小企業白書によると、親族内承継を検討する企業で、後継候補に引き継ぎ意思を伝えている割合は約3割にとどまる。「わかっている」「伝えている」という意思疎通を欠いた“つもり”は、事業承継の大きな障壁となっている。 カンカンカン-。機織り機に糸を送るシャトルの音が小気味良く工房内に響く。シャトル内で美しい輝きを放つ糸はフィリピン原産
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福祉や防災に貢献、94個人58団体表彰 日本赤十字社静岡県支部
日本赤十字社静岡県支部はこのほど、静岡市駿河区のグランシップで本年度の県赤十字大会を開いた。寄付やボランティア活動で県内の福祉や防災に貢献した94個人と58団体が表彰された。 金色有功章を受けた沼津市赤十字奉仕団の菅沼厚子さん(76)は「多くの仲間がいたから続けられた。これからも困っている人たちを救う活動をしたい」と語った。浜松市佐久間赤十字奉仕団と島田商業高ボランティア委員会による活動発表も行われた。 そのほかの主な受章者・団体は次の通り(かっこ内は所属)。 【金色有功章】社資功労受章者 生命保険協会県協会(静岡市)▽業務功労受章者 高木通世、河村フキ子(袋井市赤十字奉仕団)山岸松二
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40周年記念賞に名古屋の稲葉さん 可睡ゆりの園フォトコン 袋井
袋井市の可睡ゆりの園はこのほど、2023可睡ゆりの園フォトコンテスト(静岡新聞社・静岡放送後援)の入賞者を発表した。 毎年5~7月の開園時期に合わせて開催している恒例イベント。咲き誇るユリをはじめとした園内の風景を撮影した6266点が県内外から寄せられた。審査の結果、40周年記念賞に稲葉進さん(愛知県名古屋市)の「梅雨の晴れ間」、大賞には加藤恒夫さん(神奈川県平塚市)の「きらめく星座」が選ばれた。来年5月に表彰式を行う予定。 その他の主な入賞者は次の通り。 推薦 宮崎司郎(愛知県豊田市)▽特選 犬塚勝英(浜松市)加藤芳樹(同)佐藤美栄子(神奈川県茅ケ崎市)杉本昌弘(藤枝市)松浦昌(掛川
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消防士の大変さ 実感 袋井・周南中生が職場体験 防火衣着用 放水体験も
袋井市立周南中の職場体験学習が12日、市内で始まった。キャリア教育の一環で、2年生約220人が13日まで、市内の公共施設や幼稚園、店舗など約70事業所で勤労の意義を学ぶ。 袋井消防署には生徒5人が訪問した。消火器の取り扱いや救命活動で扱うロープの結び方を習った後、的に向かって放水する消火活動体験を行った。 このほか、重さが計10キロにもなる防火衣と空気呼吸器を着用したり、ホースが入ったバッグを抱えて走ったりして地域を守る消防士の仕事への理解を深めた。2日目は、救命講習などへの参加を予定している。 吉川亘さん(14)は「人を守る仕事がしたくて参加した。人を救うため、重たい装備で火災に立ち
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330キロジャンボカボチャ優勝 清水区で県大会 200キロ超7個出品
静岡県ジャンボかぼちゃ研究会(池田正昭代表)はこのほど、静岡市清水区吉原の特別養護老人ホームこもれびで本年度の「ジャンボかぼちゃ県大会」を開催した。区内や掛川市、袋井市などで栽培されたジャンボカボチャの中から、同区中河内の望月康行さんが育てた330キロのカボチャがチャンピオンに選ばれた。 重量を競うコンテストで、優勝したカボチャは香川県の小豆島で行われる全国大会に参加する。池田代表によると、今年は天候不順で思うように育たなかったが、県大会には200キロを超えるカボチャが7個出品された。 (清水支局・坂本昌信)
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トラック「中継輸送」静岡県内加速 日帰り勤務可能、運転者の負担減【迫る24年問題】
トラック運転手の働く環境改善へ時間外労働の上限規制が設けられる「2024年問題」。県内外の運輸・物流企業が対策として、国内物流の大動脈の関東-関西間の中間に位置する静岡県に拠点を置いた「中継輸送」に取り組んでいる。従来、1人のドライバーが泊まりがけで運ぶ長距離輸送の行程を、仲間で分担することで日帰り可能な勤務にして負荷を低減させる狙いだ。 8月中旬の深夜、浜松市北区の新東名浜松SA(サービスエリア)下り線の隣接地。中日本高速道路と遠州トラック(袋井市)が共同運営する中継輸送拠点「コネクトエリア浜松」に、上下線のスマートICを降りた大型トラックやトレーラーが続々と乗り入れた。 事業開始から
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袋井でまた橋名板盗難 出口橋と赤塚橋で計6枚
袋井市は8日、同市久能の出口橋と同市宇刈の赤塚橋の橋名板計6枚(30万円相当)が盗まれたとして、袋井署に被害届を出したと発表した。 橋名板は橋の四隅にある橋の名前などを記した縦15センチ、横50センチほどの真ちゅう製のプレートで、同市では8月21日に春岡大橋でも盗難被害が確認されていた。 同市維持管理課によると、出口橋と赤塚橋は、9月6日に袋井土木事務所職員らからの通報を受け、被害が発覚した。春岡大橋の被害を受けて8月末にパトロールした時点では、2カ所とも設置が確認できていたという。 橋名板の盗難被害は8月に入り、掛川市や湖西市でも明らかになっている。
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ラグビーW杯 静岡で桜戦士を応援 10日と10月8日にPV
8日(日本時間9日)に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)フランス大会に合わせ、静岡県は10日と10月8日の日本代表戦2試合のパブリックビューイング(PV)を行う。“静岡ショック”から4年、世界を驚かせた静岡の地から日本代表にエールを送る。 2019年日本大会の開催自治体となった全国12都市と日本ラグビーフットボール協会などが連携してPVを開催する。前回大会では、袋井市のエコパスタジアムで日本代表が強豪アイルランドを下し、大会の盛り上がりに拍車をかけた。県は、そのレガシーの継承やラグビー文化の定着に向けた啓発の一環としてPVを開催する。 9月10日のチリ戦は、静
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聴覚障害者テニス 世界選手権出場へ 「得意なストロークで挑む」 磐田・相原さん(常葉大菊川高3年)抱負
ギリシャのクレタ島で23日に開幕する聴覚障害者の国際テニス大会「世界デフテニス選手権大会」に、日本代表として磐田市の相原風城さん(17)=常葉大菊川高3年=が出場する。ユース部門で出場した4年前に続き、2度目となる世界の舞台。2025年の東京デフリンピック出場を目標に掲げる相原さんは「最後の一ポイントまで諦めずに挑む」と意気込んでいる。 デフテニスは一般的なテニスとルールは同じだが、プレー時に補聴器や人口内耳を外して対戦する。打球音や審判の合図の声が聞こえないなどコート上では“無音の世界”。選手たちは打球を視覚のみで確認し、反応してプレーする。 相原さんは生まれつき耳が聞こえない重度難聴を患
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エコパ野球場整備 袋井市長に同調 掛川市長
掛川市の久保田崇市長は7日、袋井市の大場規之市長が同市議会で小笠山総合運動公園「エコパ」内への野球場整備の可能性を探る考えを示したことについて「大場市長と同様の考え。広域で管理運営することで、地域全体がスポーツに親しめる環境をつくりたい」と同調した。 久保田市長は、老朽化が進む掛川球場を念頭に「野球場に限らず、競技場を一つの市だけで維持するのは難しくなっている」と指摘した。エコパへの整備には県の支援が不可欠との認識を示し、「(県が浜松市西区に建設する)新野球場の話があり、今すぐにではないと思うが、将来に向けてまずは袋井市と協議していく」と述べた。
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JA遠州中央 「こしひかり」PR 浜松市長に
JA遠州中央の山田耕司代表理事理事長らがこのほど、新米をアピールしようと浜松市役所を訪れ、磐田市、袋井市、森町など管内で収穫された「遠州中央こしひかり」を中野祐介・浜松市長に贈った=写真=。同JAによると、今季は暑さが続き、雨も少ないという厳しい環境だったものの、農家らによる水の管理の工夫により味も色つやも良好という。山田代表理事理事長からコメの説明を受けた中野市長は「おいしいお米ができたのは農家の努力とJAの支援のおかげだ。われわれも生産環境整備、消費拡大に取り組む」と謝意を述べた。
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あさば納涼祭 2000人にぎわう 4年ぶり本格開催 広がる世代間交流 袋井
あさば納涼祭(実行委主催)がこのほど、袋井市浅名のJA遠州中央浅羽北支店で開かれた。約2000人の来場者が地域交流を楽しんだ。 会場内ではかき氷や焼きそばを販売する出店が並び、ヨーヨー釣りといったゲームを展開するブースが設けられた。ステージでは、あさば保育園児によるよさこいの披露のほか、餅まきなどが行われ、多彩な催しものでにぎわった。 納涼祭は世代間交流などを目的に、JA遠州中央浅羽青年部と浅羽町商工会青年部が実行委員会を組織し、2015年から実施していたが、新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの本格開催となった。寺田欽一実行委員長は「子どもから大人まで多くの来場者が笑顔を浮かべ、にぎわってよ
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静岡県内10施設 インフルエンザで学級・学年閉鎖
静岡県は6日、幼稚園と小学校と高校計10施設でインフルエンザに感染したとみられる患者計176人が確認され、学級閉鎖や学年閉鎖を行ったと発表した。5日発表分から新シーズン(2023~24年)となったが、最初の月に100人を超えた例は過去10年間になく、感染が拡大している。 県によると、8月27日までの1週間で、定点医療機関1カ所当たりの患者数は1・44人(前週0・96人)だった。7月下旬以降は流行の目安値の「1人」をやや下回る状況が続いていたが、夏休み明け以降、各地で感染者が増えているとみられる。県は「今後各地で急拡大する恐れがある」として、対策を呼び掛けている。 6日発表分の市区町別の患
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袋井市、中小企業振興へ条例 市議会市長答弁 制定へ前向き
袋井市の大場規之市長は6日の市議会9月定例会一般質問で、地域産業を支える取り組みの一環として「中小企業・小規模企業振興基本条例」の制定に前向きな姿勢を示した。大庭通嘉氏(市民クラブ)の質問に答えた。 市産業未来課によると、同条例は中小企業の振興を図るための理念や行政、市民、企業の役割などを盛り込むケースが多く、県内23市のうち18市で制定されている。袋井市では中小企業向けに融資制度や経営革新計画の策定支援などを講じてきたが、同条例は未制定だった。 人材確保やデジタル化への対応、新型コロナウイルスの影響による経営悪化などの課題を踏まえ、大場市長は「中小企業、小規模企業の活力が最大限発揮され
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児童の犯罪被害防止 交通安全呼びかけ モーグル代表 杉本選手 袋井署で一日署長
「子ども見守り強化の日」として夏休み明けの小学生に犯罪被害防止や交通安全への理解を深めてもらうため、袋井署は6日、同市出身で北京冬季五輪フリースタイルスキー男子モーグル日本代表の杉本幸祐選手(28)に一日署長を委嘱し、広報啓発活動を行った。 杉本選手は署内で杉山大輔署長から委嘱状を受け取り、警察の制服に袖を通した。パトロール出発式では「子どもを事件や事故から守るため、気を付けてパトロールしましょう」と署員に呼びかけた。 高南小に移動した杉本選手は、全校児童約400人に「不審者に遭遇した際は素早く逃げよう」「ヘルメットを着用しよう」などと呼びかけた。児童下校時には正門の前で安全を呼びかけながら
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静岡県内小学校3校と高校1校 インフルエンザで学級・学年閉鎖
静岡県は5日、小学校3校と高校1校でインフルエンザに感染したとみられる患者が計58人確認され、学級閉鎖や学年閉鎖を行ったと発表した。国の通知により同日発表分から新シーズン(2023~24年)に区分され、シーズン初のインフルエンザによる学級・学年閉鎖として発表された。 4日までの前シーズン(22~23年)の学級・学年閉鎖施設数は202施設、患者数は3627人だった。マスクの着用緩和のほか新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行した影響で、例年流行が終息する春以降も小規模な集団感染が続き、シーズン最終日まで学級閉鎖が発生する異例の状況となった。 県によると、過去7年間で学級・学年
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「稼げる農家」へ経営モデル拡販 浜松のベンチャー、ハッピークオリティー
農業ベンチャーの「Happy Quality(ハッピークオリティー)」(浜松市)は、人工知能(AI)などの最新テクノロジーを活用し、独自に構築したトマトの農業経営モデル事業の拡販を進めている。高品質、高単価のトマトの安定生産と、全量買い取りによる収益基盤の確立を可能にする。新規就農者らに対して「稼げる農家」の育成を掲げ、パートナー契約を結んで流通まで一貫支援する。不安定な所得や後継者不足が課題の農業の振興を目指す。 マーケットインの考えに基づく経営モデルにより、現在9件の契約農家・法人を2026年までに30件まで広げ、出荷量も約6倍の2千トンへ拡大する。 自社ブランド「ハピトマ」は、中
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交通死亡事故多発 袋井市が警報
袋井市は5日までに、市内に交通死亡事故多発警報を発令した。8月18日から9月1日までに交通死亡事故2件と重体事故1件が発生したことを受け、13日まで対策を強化する。 事故の形態は車と歩行者の衝突による死亡事故が2件、バイクと自転車による重体事故が1件。死亡事故はいずれも高齢者同士による事故だった。警報発令期間中は市が同報無線やメール、街頭広報などで注意喚起を行い、市民に交通安全を呼びかける。
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袋井・エコパ内 野球場整備 袋井市長「働きかけ必要」
袋井市の大場規之市長は5日の市議会9月定例会一般質問で、小笠山総合運動公園「エコパ」内への野球場整備の可能性について問われ、周辺への宿泊施設などの整備や市のPR効果が期待され、地域活性化につながるとの見方を示すとともに、静岡県などに対して「併設に向けた働きかけは必要」と述べた。高木清隆氏(自民公民クラブ)への答弁。 市内には高校野球の公式戦ができる野球場がなく、周辺市町でも野球場の老朽化が進んでいる状況を説明した。限られた財源の中で質の高い施設環境を整えるため、エコパ内の野球場整備を重要視し、大規模イベントが開催されれば経済的効果もあると強調した。 大場市長は「遠州灘海浜公園に続く野球場
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袋井市内の移り変わり描く 田中さん個展
風景画を50年以上にわたって描き続ける田中稔さん(77)=袋井市葵町=の個展「袋井百景」が10日まで、市役所市民ギャラリーで開かれている。 酒屋などが並ぶ昭和50年代の市内の町並みや、約60年前まで袋井市-森町間を走っていた秋葉線の袋井駅を描いた油彩、水彩画約40点がそろう。愛野公園の秋景色など近年の風景を写した作品も並び、市内の移り変わりを絵画で楽しめる。 田中さんは「全て現地に行って描いてきた作品。現場の空気感や雰囲気を感じてもらいたい」と来場を呼びかけた。
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緊急抑止対策、6日まで取り締まり強化 交通死亡事故連続発生で静岡県警
静岡県内で交通死亡事故が連続発生したことを受け、県警は4日、緊急抑止対策を始めた。6日まで各地で指導や取り締まりを強化する。 県内で8月31日~9月2日、交通事故で3人が死亡した。31日は浜松市中区の市道で歩行者の70代男性、1日は袋井市の市道で歩行者の80代男性が、それぞれ乗用車と衝突して死亡し、2日は焼津市の市道で乗用車を運転する60代男性が単独事故で亡くなった。 県警はドライバーに対し、横断歩道付近の歩行者らに注意を払った走行と制限速度の順守を求め、歩行者には横断時の安全確認徹底をはじめ夜間や朝方の反射材着用などを呼びかける。
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西部各地で総合防災訓練 地域と命守る、意識新た
静岡県総合防災訓練が浜松市や湖西市を主会場に行われた3日、他の西部各地でも自主防災組織や行政機関が地震や大雨災害を想定し避難所運営や炊き出し、情報収集などの訓練を繰り広げた。地域課題に即したテーマで取り組み、災害対応への意識を新たにした。 掛川、資機材の使い方確認 掛川市水垂の城北小では住民ら約40人が避難所運営訓練を行った。市職員の指導を受けながら、資機材の使い方や避難者の対応の流れを確認した。 市内42カ所の広域避難所に用意されているパーティションと簡易ベッドの組み立て体験では、3~4人ずつのグループで複数のポールをつなげるなどして組み上げた。その後、地区ごとに被災者対応、施設管理な
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茶況(9月1日)袋井茶大賞、上位10点が2次審査へ
東海道どまん中袋井茶大賞(実行委、袋井地区農協茶業委員会主催)の第1次審査会がこのほど、袋井市岡崎の茶ピアで開かれた。上位入賞の10点が2次審査へと進んだ。 市内生産者が普通煎茶と深蒸し煎茶計27点を出品。県中遠農林事務所や地元茶商、JA職員らが審査員を務め、外観や香気、水色、滋味の4項目を採点した。 2次審査進出者は次の通り。 竹原秀哉(袋井南)、石川喜雄(三川)、松田明久(袋井南)、秋田製茶(笠原)、神谷久史(同)、安間孝介(袋井南)、やまも製茶(同)丸尾製茶(同)、鈴木宏直(笠原)、木根益夫(同) (袋井支局・北井寛人)
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乗用車と衝突、歩行者の男性死亡 袋井市高尾の市道
1日午前5時50分ごろ、袋井市高尾の市道で、乗用車と横断歩道を歩いて渡っていた同市高尾の無職の男性(88)が衝突した。男性は頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。袋井署は同日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、乗用車を運転していた同市清水町、理容師の男(67)を現行犯逮捕した。同署は容疑を過失致死に切り替えて調べる。
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野菜摂取量調べ健康啓発 袋井市
袋井市はこのほど、健康啓発を目的にした「みんなのよりみち保健室」を同市山名町のとれたて食楽部で開いた。野菜の摂取状況を測定できる機器「ベジチェック」を活用し、市民に健康的な食習慣への意識向上を促した。 ベジチェックは利用者の手のひらから、野菜摂取量と相関関係のある皮膚の「カロテノイド」を10秒程度で測定し、スコアとして数値化する。同店舗の買い物客らが体験し、出た数値を基に食生活を振り返った。山本まつこさん(63)は「食べているつもりでも意外と取れてないと気づけた。夏は食欲が落ちるので、特に意識して食べるようにしたい」と話した。 健康増進普及月間(9月)に合わせた企画。17日には、同市の杏林堂
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「橋名板」4枚盗まれる 袋井・春岡大橋 市が被害届
袋井市は30日までに、同市春岡の春岡大橋の橋名板計4枚(20万円相当)が盗まれたとして、袋井署に被害届を出した。 橋名板は橋の四隅にある橋の名前や完成年月日を記した真ちゅう製のプレートで、縦15センチ、横50センチほど。同市維持管理課によると、21日に通行人の通報を受けて同課職員が現場に出向き、春岡大橋の橋名板4枚全てが外されているのを確認した。同課によると、グーグルマップ・ストリートビューでは5月時点で橋名板が確認できたという。 橋名板の盗難被害は8月に入り、掛川市や湖西市でも明らかになっている。
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車で衝突、けが負わせた疑い 会社員の男を逮捕 掛川署
掛川署は28日、傷害の疑いで袋井市広岡、会社員の男(32)を逮捕した。逮捕容疑は27日午後3時ごろ、掛川市大池の県道で、同市の男性会社員(43)に乗用車を衝突させて、右膝に打撲を負わせた疑い。同署によると、交通上のトラブルで男性が容疑者の車の前に立ちはだかったが、そのまま車を発進したとみられる。容疑者は容疑を否認しているという。
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炭素貯蔵量を見える化 静岡県、産材建築18施設を認定
静岡県はこのほど、県産材を用いた建築物の炭素貯蔵量を認証する「ふじのくに炭素貯蔵建築物認定制度」で、4月の運用開始後初の認定先として18施設を選んだと発表した。森貴史副知事が代表施設に認定証を交付し同制度を通じた県産材の利用促進に期待を寄せた。 県産材を10立方メートル以上使った県内の木造非住宅建築物が対象で、今回は福祉施設や飲食店、事務所などを認定した。木材の炭素貯蔵量を数値化することで環境貢献度を可視化し、県産材利用の付加価値向上につなげる。 県庁で開かれた認定式には、県産材利用量と炭素貯蔵量が多い6施設の建築主や設計者が出席。森副知事は「炭素貯蔵量を見える化することで、木材に地球に
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フロアバレー、盲学校生ら熱戦 袋井で全国大会
「第7回全国盲学校フロアバレーボール静岡大会」がこのほど、袋井市愛野のエコパアリーナで2日間にわたり開かれた。9道府県から10校約100人が出場し、熱戦を繰り広げた。優勝には、大阪南視覚支援学校が輝いた。 フロアバレーボールは6人制で、床上30センチのネットの下にボールを転がして打ち合う競技。全国8地区を勝ち抜いた盲学校・視覚支援学校が出場、トーナメント方式で競い合った。県内からは、主管校枠で浜松視覚特別支援学校が出場。札幌視覚支援学校との試合では、両校選手が強いサーブやアタックを放つなど思い切ったプレーが見られた。 浜松視覚特別支援学校の園田一哉校長は「大会を通じて精神的にも技術的にも
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吉田君(清水小)少林寺拳法世界大会へ抱負 「いい演武 披露したい」
清水町立清水小4年の吉田湧人君(9)が、10月に東京都の日本武道館で始まる「2023年少林寺拳法世界大会」への出場権を獲得した。7月に袋井市で開かれた県大会で好成績を収めての快挙。このほど、関義弘町長を訪問し「県大会よりも、さらにいい演武を披露したい」と意気込んだ。 吉田君は、所属する伊豆長岡道院の仲間と共に、2人一組の組演武と6人一組の団体演武に出場した。大会では初日に国内予選が実施され、上位に入れば約2700人が出場予定の世界大会へ出場できる。動きのキレや技の正確性、気迫などを得点で争う。県大会の3週間ほど前からは、毎日練習に取り組んだという。吉田君は「技がそろうと気持ちがいい」と笑顔
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袋井市議会が開会 補正予算案を可決 豪雨被害の工事費追加
袋井市議会9月定例会が28日開会し、会期を8月28日から9月27日までの31日間と決めた後、2022年度の各会計の決算認定など22議案を上程した。このうち、災害復旧に関する本年度一般会計補正予算案を原案通り可決した。 同補正は6月の台風2号の接近に伴う豪雨で被災した市道大谷幕ケ谷線の復旧工事費として1億円を追加する内容。 一般質問は9月5~7日に行う。
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袋井の公会堂で火災、ほぼ全焼 2時間40分後に鎮火
26日午後6時35分ごろ、袋井市村松の村松下公会堂で、利用者から「建物内部から火が出ている」などと119番があった。袋井署と市消防本部によると、木造平屋建て1棟をほぼ全焼し、約2時間40分後に鎮火した。けが人はいなかった。出火当時、公会堂内には複数の近隣住民がいたという。同署などが出火原因を調べている。
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びょうぶに筆走らせ即興制作 現代書家大杉さん地元袋井・葛城北の丸でイベント
袋井市の現代書家大杉弘子さん(76)が26日、同市の「葛城北の丸」で書のデモンストレーションを行った。27日に同所で開幕する徳川家康を主題にした作品が中心の個展「大杉弘子書界 家康ポストモダン」のプレイベント。 縦横とも約150センチの二曲びょうぶを畳に置き、「昨夜すった」という墨をたっぷり含ませた筆を走らせた。1枚には地元の山名神社に伝わる鶴、龍、蟷螂(とうろう=カマキリ)の舞を表す象形を描き、もう1枚は平安時代の貴族で書家の橘逸勢をたたえる作品として仕上げた。 大杉さんは自身の過去作を画像とともに振り返り「書がアートとして取り上げられる機会が増えてほしい」と後進に期待を込めた。遠州に
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茶況(8月25日)小笠流手もみ製茶 保存会が技術確認 袋井で交流会
茶の手揉(も)み技術向上と親睦を目的とした「遠州手揉茶技術交流会」がこのほど、袋井市岡崎の茶ピアで開かれた。 同市や掛川市、菊川市などで継承される伝統技術「小笠流手もみ製茶法」の保存と普及に取り組む袋井茶手揉保存会員ら約30人が参加。手揉茶は1人当たりの生産量が1日わずか500グラム程度と希少。ベテランの会員を中心に、「葉振い」「回転揉み」など伝統の手揉みの工程を丁寧に確認した。 同会袋井支部の鈴木せつ子支部長は「若い世代の挑戦を応援し、茶産地として技術の継承を絶やさないようにしたい」と話した。 (袋井支局・北井寛人)
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クラウンメロン品評会 男子モーグル・杉本選手(袋井出身)が審査 最高賞に金原さん
袋井市の県温室農業協同組合クラウンメロン支所は25日、夏作品評会を同支所で開いた。同市出身で、北京冬季五輪フリースタイルスキー男子モーグル日本代表の杉本幸祐選手(28)が特別審査員を務め、鋭いまなざしで出来栄えを確認した。 2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪出場を目指す杉本選手の活動をPRするとともに、県内特産の最高ブランドとして知られるクラウンメロンの価値向上につなげようと初めて企画した。 品評会では掛川、袋井、磐田、浜松、森の4市1町の生産者40人が、丹精込めて育てたメロンを持ち寄った。特別審査員の杉本選手のほか、県内の市場関係者ら計14人が、網目の美しさなどの外観や風味をはじめと
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島田の夏目さん 将棋Sクラス優勝 2位は浜北・中川さん 日将連浜北支部大会
日本将棋連盟浜北支部の8月大会がこのほど、浜松市浜北区の浜北文化センターで開かれた。82人が参加し、最強のSクラスは島田市の夏目雄介さんが優勝した。上位入賞者は次の通り。 S ①夏目雄介(島田市)②中川丈太郎(浜北区)③田中雅英(南区)④寺崎勝(東区)⑤阿部哲也(同)▽A ①横山渡(牧之原市)②赤川陽平(浜北区)③石川三余(西区)④小林悠人(袋井市)⑤渡辺伸五(北区)▽B ①村松清(東区)②赤松僚助(天竜区)③河村正夫(浜北区)④高瀬啓一郎(中区)⑤田村勇太郎(同)▽C ①赤松賢伸(天竜区)②鈴木与四郎(西区)③永野裕也(浜北区)④泉龍一(西区)⑤斉藤正直(東区)▽D ①高木健吾(東区)②
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御殿場・長田山荘 広大な敷地でゆったりと【キャンプ場だより】
広大な敷地内に芝生や林間の多彩なキャンプサイトがあります。すべてのサイトは車の乗り入れが可能で、区画のないフリー形式。チェックインは午前9時から、チェックアウトは午後4時までなのでゆったりと過ごしていただけます。リピーター限定の富士見サイトは昨年オープンしたばかりで、山裾まで見渡せる雄大な富士山の眺望を楽しめます。 敷地内には木に長いロープをつるした「ハイジのブランコ」も設置していて、家族連れを中心に人気を集めています。 キャンプ場から車で少し足を延ばせば、御殿場名物の一つで絶品の馬刺しが買える「山崎精肉店」、パークゴルフや季節の花が楽しめる「富士山樹空の森」、「御殿場プレミアムアウトレ
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割石峠(裾野市、富士市) 崖の間から駿河湾の眺め【山ある記】
裾野市須山の愛鷹登山口にある山神社から越前岳、呼子岳[よびこだけ]、割石峠(1251メートル)経由でガレ沢を下り、約1時間半で山神社へ戻る反時計回りの周回コースを紹介する。 広々とした越前岳山頂からは駿河湾、南アルプス方面がよく見える。周辺では、5月上~中旬頃にアシタカツツジ、ベニドウダンが咲いている。ここで大休憩を取った後は南側の呼子岳方面へ下るコースを進む。ヤセ尾根のアップダウンを繰り返すと、高場所との分岐に出る。ここは呼子岳方面に下る。 展望の良い稜線[りょうせん]歩きだ。しばらく行くと呼子岳に到着し、小休憩を取りたい。お地蔵さまにごあいさつし、さらに下ると割石峠に到着する。須津[
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ダウンジャケット盗んだ疑い
浜松中央署は22日、窃盗の疑いで浜松市南区三島町、無職の男(30)を逮捕した。逮捕容疑は2022年12月中旬、当時勤務していた同市中区の飲食店の更衣室で、同僚女性(37)=袋井市=のダウンジャケット1着(10万円相当)を盗んだ疑い。
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「再発防止へ指導」 医師逮捕で袋井市長
中東遠総合医療センター(掛川市菖蒲ケ池)の医師(43)が診察中に患者の10代女性にわいせつな行為をしたとして逮捕された事件を受けて、袋井市の大場規之市長は22日の定例記者会見で「捜査への協力要請はもちろん、病院として状況把握に努めて徹底した再発防止策を講じるべく指導していく」と述べ、病院側に積極的に関与する姿勢を示した。 同センターを運営する掛川市・袋井市病院企業団は、掛川と袋井の両市で構成する一部事務組合。大場市長は、事件の詳細を把握できていないとした上で「事実であれば極めて遺憾。市民の落胆を考えると言葉にならない。心から申し訳なく思う」と述べた。 医師は2022年12月ごろ、10代女性に
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業務に生成AI導入 9月から 企画部で先行利用 袋井市
袋井市は22日、文章や画像を自動生成する対話型の人工知能(AI)の活用を9月に開始すると明らかにした。文章の要約や翻訳、議会答弁書の校正など多業務で導入する予定。企画部での先行利用で課題を洗い出し、2024年4月に全庁で利用を開始する。 米マイクロソフト社のサービスを使って利用環境を構築する。市によると、環境構築を伴う生成AI導入は県内初。各職員が自席の端末で生成AIを使える環境を整える。負担が増す実務の省力化を図り、企画立案などコア業務に人的資源を振り向ける狙いがある。 市は5月、庁内研究チームを設置して生成AIの利点や課題などを整理し、ガイドラインの作成を進めてきた。今後、AIに的確
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袋井市 「書かない窓口」推進 マイナ活用 住民サービス向上
袋井市は22日、来庁者が申請書に記入せずに各種証明書発行などの手続きができる「書かない窓口」を推進すると発表した。マイナンバーカードを活用するのが特徴で、窓口での入力作業も不要になる。 住民サービスの向上と職員の負担軽減が狙い。国のデジタル田園都市国家構想交付金を活用する。事業費は1億5千万円で、全額国費負担。愛媛県と同県今治市、鹿児島県阿久根市と連携して取り組み、モデルケースの確立を目指す。 マイナンバーカードを読み取ることで、個人データがデジタル申請フォームに反映される仕組み。2023年度中に各種機能の整備と運用方法の実証を行った上で、24年4月の運用開始を予定している。 市によると、市
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コロナ禍越え活動活発 しずおかランニングパトロール5年
ランニングをしながら地域を見守る「しずおかランニングパトロール(SRP)」は今秋、開始から丸5年を迎える。登録ランナーの増加と活動拠点の拡充に加え、協賛企業や教育現場による協力態勢の構築が進み、認知度は県内各地で高まっている。新型コロナウイルスの5類移行もあってランナー同士の交流機会が増えつつある中、10月からは第5期がスタート。新たな仲間を加えた見守り活動の活発化が期待される。 (社会部・薬袋貴信、荻島浩太) 拠点拡充、地域に浸透 交流深め「輪」広げる 波楽しみながら地域を見守る袋井・掛川エリアの登録ランナーと活動をサポートする袋井署員ら=3月下旬、袋井市 「長続きするには、みん
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袋井市議会も28日から定例会
袋井市議会は21日、議会運営委員会を開き、9月定例会の会期を8月28日から9月27日までの31日間と決めた。 災害復旧に関する本年度一般会計補正予算案など22議案を審議する。一般質問は9月5~7日に行う予定。
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熱中症28人搬送 静岡県内、2人重症
静岡県内で20日、熱中症とみられる症状で少なくとも28人が救急搬送された。このうち、畑で作業中だった湖西市の70代男性と、袋井市の60代男性の2人が重症。 県内18観測地点で30度を超える真夏日となり、三島市と浜松市天竜区佐久間では34・9度まで上がった。
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後輩のUターン応援 日大工学部卒業生「静岡アカシア会」が交流会
日本大工学部の卒業生でつくる「静岡アカシア会」(酒井浩行会長)は19日、同学部に在籍する県内出身者のUターン就職を応援する交流会を静岡市葵区の県産業経済会館で開いた。 同学部は福島県郡山市にキャンパスを置く。行政や民間企業で土木や建築関係などの仕事に携わる卒業生36人が、自身の仕事内容や日常生活について語った。2、3年生計32人が参加。卒業生とのグループ討議も実施し、仕事のやりがいや就職活動について積極的に質問していた。 参加した袋井市出身の同学部3年片岡昴大さん(20)は「働く先輩の生の声を聞けてよかった。自分が働く姿をイメージできた」と話した。
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完走後のメロン3年ぶりに提供 袋井クラウンマラソン
12月10日に袋井市で開かれる「第35回袋井クラウンメロンマラソン」(市スポーツ協会主催、静岡新聞社・静岡放送共催)の推進協議会がこのほど、同市新屋の市教育会館で開かれた。完走後、特産品で大会の名を冠したクラウンメロンが3年ぶりに振る舞われる。 協議会には市スポーツ協会の溝口紀子会長や大場規之市長をはじめ行政やスポーツ、企業、教育関係者らが出席。各機関の連携を確認し、走者の安全確保へ実施要項などを共有した。 大会は、エコパスタジアムを発着点とするハーフ、10キロ、3キロの各コースを開する。「公務員ランナー」として世界選手権にも出場したプロランナー川内優輝選手(36)=あいおいニッセイ同和損保
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自己ベスト目指し熱戦 袋井 菊川市陸上競技選手権
第19回菊川市陸上競技選手権大会(静岡新聞社・静岡放送後援)が19日、袋井市愛野のエコパスタジアムで開かれた。新型コロナ禍の影響で4年ぶり。菊川をはじめ、御前崎、掛川、磐田、袋井、森の5市1町から市民らが出場し、自己ベストを目指して競技に臨んだ。 競技は100メートルや走り幅跳び、4×100メートルリレーなど計11種目。小学生から一般まで延べ約500人が年齢、性別の部門別で競った。選手たちはスタンドの熱い声援を受け、日頃の練習の成果を発揮した。
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自然の中で友達と成長 土のう積み方、ロープワーク… 1泊2日野外教室 袋井、児童50人が体験
袋井青年会議所主催の野外体験教室「アドベンチャースクール」が19日、袋井市豊沢の豊沢の丘防災広場で、1泊2日の日程で始まった。初日は袋井市と森町の小学1~6年生約50人が土のう作りなどに挑戦した。 児童は、陸上自衛隊板妻駐屯地(御殿場市)の第34普通科連隊第2中隊の隊員らの手ほどきを受け、強度の高い土のうの積み方や、災害時に活用できる「もやい結び」といったロープワークを学んだ。自動体外式除細動器(AED)の使用訓練では、要救助者の発見から周囲の確認、胸骨圧迫、AED使用などの一連の流れを確かめた。 教室は、自然の中での体験を通じて子どもたちの自立心を養うとともに、集団生活のルールや友達の大切
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茶況(8月18日)審査技術1位に磐田の松下さん JA遠州中央闘茶会
JA遠州中央はこのほど、若手茶業者が茶の審査技術を競う闘茶会を袋井市の茶ピアで開いた。出場者23人の中から、磐田地区の松下公彦さんが1位に輝いた。上位10人は、29日に静岡市内で開催される県茶生産青年茶審査技術競技会に出場する。 4年ぶりの開催で、同JA管内の浜松市天竜区、袋井市、磐田市、森町の若手生産者らでつくる茶生産青年会の会員が出場した。鹿児島や京都など10府県の荒茶を5種ずつ二つのブロックに分けて外観審査と内容審査を行い、各審査30秒の制限時間内に生産地を判定した。 そのほかの県大会出場者は次の通り(かっこ内は地区名)。 ②左口欣也(磐田)③稲垣誠俊(同)④丸尾友基(袋井)⑤新
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袋井をより良い街へ 若き発想、市長らに披露 中学生が「未来会議」
袋井市教委は18日、次世代を担う中学生に市政への関心を高めてもらうとともに、自主的な学びを支援しようと「中学生未来会議」を市防災センター(同市国本)で開いた。市内4中学校の生徒が「誰もが笑顔で住みやすいと感じる市にするために、どんな企画や場があると良いだろう」をテーマに、若者らしい柔軟な発想を大場規之市長らに披露した。 2015年度から続く事業。これまで、会議の形を変えながら市幹部らと将来を見据えた意見交換を行ってきた。今年は、浅羽と袋井南、袋井、周南の4中学校から計8人が参加し、生徒自らテーマ設定や会議の企画・運営などを担った。 生徒らは3班に分かれて「JR袋井駅周辺の水田を有効活用し
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全国、東海大会へ闘志 袋井陸上クラブ生が市長訪問
全国中学総体などの県予選で上位入賞し、8月下旬に行われる全国総体や東海選手権大会への出場を決めた袋井陸上クラブ所属の生徒らが18日、袋井市役所を訪れ、大場規之市長に意気込みなどを語った。 訪れたのは、全国総体に出場する男子1500メートルの森田陽翔さん(15)=袋井周南中3=、東海選手権大会に出場する女子400メートルの松家蒼空さん(15)=袋井中3=。東海中学総体で好成績を残した男子1500メートルの佐藤聡太郎さん(13)=掛川原野谷中2=と同種目の中島壮琉さん(13)=袋井周南中1=。 自身初の全国大会という森田さんは「全国で4分1、2秒を出して決勝の舞台に進みたい。先頭に食らいついて最
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伊藤謙一氏 自民会派に 静岡県議会届け出
静岡県議会事務局は18日、最大会派の自民改革会議が無所属の伊藤謙一氏(袋井市・森町)の会派入りを届け出たと発表した。 伊藤氏は4月の県議選に無所属で出馬し、初当選した。 新たな会派構成は次の通り。 自民改革会議41▽ふじのくに県民クラブ17▽公明党県議団5▽無所属5
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静岡県人口 355万8456人 7月1日推計 前月比1073人減
静岡県がこのほど公表した7月1日現在の県の推計人口は355万8456人で前月と比べて1073人減少した。減少は13カ月連続。社会動態は、3カ月連続で転入数が転出数を上回る社会増だった。 転入数から転出数を引いた社会動態は521人増(転入1万765人、転出1万244人)、出生数から死亡数を引いた自然動態は1594人減(出生1688人、死亡3282人)だった。 市町別で人口が増加したのは富士市の52人増をはじめ、三島市36人増、袋井市33人増など10市町あった。減少は25市町で、最多の静岡市が312人減、藤枝市127人減、御殿場市111人減、磐田市100人減などが続いた。 社会動態が増加し
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荷車引き初盆の家回る 袋井の伝統行事「かさんぼこ」4年ぶり実施
袋井市で13、14の両日、伝統の盆行事「かさんぼこ」が4年ぶりに行われた。赤い傘を掲げ、ちょうちんで飾った荷車を引いた小学生らが初盆の家を回り、念仏を唱えた。 戦国時代の三方ケ原の戦いで亡くなった人を弔う「遠州大念仏」が起源とされる行事。同市では毎年、旧盆に小学生男児が中心となって初盆の家を訪ね、念仏を唱えるのが風習となっていたが、新型コロナの影響で3年間は中止となっていた。 同市上山梨地区の「下町自治会子供連」は、山名小5、6年生計9人が2日間かけて約50軒を回った。蛇の目傘に赤い布を巻き付けた傘鉾を先頭に太鼓を打ち鳴らして家を回り、2週間練習した念仏を唱えた。 かさんぼこは江戸時代
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モンゴルの恩人 26年ぶり再会へ 吉川さん(袋井) 遭難時救われた感謝伝えたい 写真手がかり、思い結実
袋井市の会社員吉川弘行さん(68)が15日、26年前にモンゴルで遭難した際に助けてくれた現地住民との再会を果たす。名前さえ判然とせず、手がかりは写真のみ。手を差し伸べてくれた命の恩人に会ってお礼が言いたい-。吉川さんの一念は国境を越え、2人の縁を再び結び付けた。 「内心もう会えないかもって思ってた。(再会は)奇跡だよなあ」。1枚の写真を眺め、感慨深げに語る。写っている人物は異国の地で吉川さんを救ったオトゴンジャルガルさん(52)とその家族。再会が決まってから日に日に思いが増している。「当時のことや近況、話したいことがたくさんある。何だかそわそわする」と笑う。 1997年7月、吉川さんは
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袋井で企業対抗ゴルフ大会 コヤマ・ミライエ(富士)団体初V
静岡県内に事業所を置く企業・団体が競う「チャブ保険カップ第6回県企業対抗ゴルフ大会」(静岡新聞社・静岡放送、県ゴルフ連盟主催)が11日、袋井市の葛城ゴルフ倶楽部で開かれた。過去最多の40チーム、約160人が出場し、団体戦はコヤマ・ミライエ(富士市)が初優勝した。個人戦は唯一のアンダーパーだった同社の長塚忠士さんが制した。 団体戦は4人1組で18ホールを回り、チーム内の上位3人の合計スコアで順位を決めた。コヤマ・ミライエは合計スコア232だった。メンバーの1人として出場した小山武社長は「ゴルフを通じていろいろな企業と交流できてよかった。来年もチャレンジしたい」と語った。長塚さんは「数ある企業
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茶況(8月11日)芦窪製茶共同組合 マルス製茶が最優秀 JA遠州中央 荒茶品評会
JA遠州中央はこのほど、管内の生産者による荒茶荷口品評会を袋井市の茶ピアで開いた。普通煎茶と深蒸し煎茶の2部門で行われ、最優秀賞には芦窪製茶共同組合(天竜)、マルス製茶(袋井)がそれぞれ選ばれた。 袋井、磐田、浜松、森の4市町から普通煎茶26点、深蒸し煎茶42点が出品。地元の茶商や県中遠農林事務所の職員らが審査員を務め、外観や香気、水色、滋味で採点した。 その他の主な受賞者は次の通り。 【普通煎茶】優秀賞 左口製茶(磐田)坂本充男(春野) 【深蒸し煎茶】優秀賞 花島園(森)丸尾製茶(袋井)秋田製茶(同)神谷久史(同)
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ガソリン高騰 お盆直撃、帰省や物流影響 静岡県内平均180円台
レギュラーガソリン1リットル当たりの県内平均小売価格が180円台の高値水準となり、10日の県内はマイカーでの帰省や遠出など人の流れが活発化する盆休みを前に、影響を心配する声が広がった。高止まりは当面続くとみられ、新型コロナウイルス禍から回復基調の社会経済活動に“冷や水”を浴びせかねない。燃料費が利益に直結する物流、タクシー事業者も原油価格の動向に気をもんでいる。 「高いですね。一昔前では考えられないぐらい」。静岡市清水区のセルフ式のガソリンスタンド「フレンドリー清水インターSS」を訪れた会社員の高橋佳人さん(45)が、給油のレシートを見てつぶやいた。割引サービス後の
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現代書家 大杉弘子さん(袋井市)「書」を「書」で考えない【表現者たち】
9年ぶりの地元での個展を前に、気勢がみなぎる。現代書家大杉弘子さん(76)=袋井市=は、徳川家康を主題にした今回展の淵源に大河ドラマ「どうする家康」を挙げる。 「新しい史実、解釈。いいじゃない、私たちが習った歴史とは違っても。まさに『ポストモダン』」 国民的ドラマからの影響をあっけらかんと語るのは、大杉さんの真骨頂だ。「厭離穢土欣求浄土[おんりえどごんぐじょうど]」をはじめとした家康の言葉、三河から身を起こし天下を治めるに至った道程を念頭に、気をためて筆を揮[ふる]った。 1980年代から、同時代の文化芸術への興味関心をてこに「書」の世界を拡張すると同時に、文字の歴史を深く掘り下げると
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記者コラム「清流」 待望の光景
待ち望んだ光景だった。袋井の夏の風物詩「ふくろい遠州の花火」が4年ぶりに開催された。袋井支局に赴任して以来、来年こそと思い続けてようやく見ることができた花火は美しく、迫力に圧倒された。 「記者さん、花火は初めて? 一度は見に行った方がいいよ!」。開催が近づくにつれ、取材相手からこう声をかけられる機会が増えた。それだけ袋井市民が誇りに感じているイベントなのだろう。実際そう思わせるだけの花火だった。 帰り道、家族連れとすれ違った。小さな男の子が「すごかったね」と話していたのが印象的だった。きっと一生の思い出になったはず。8月から新たな勤務地に移った自分も、最後に地域が誇る花火大会を取材できた
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トヨタユーゼック 袋井市へ浄財21万5400円寄付
中古車流通業などを展開するトヨタユーゼック(千葉市)はこのほど、袋井市に現金21万5400円を寄付した。 6月に全国13会場で実施したチャリティーイベントでの売り上げの一部を浄財に充てた。同社が運営する中古車オークション会場が市内に所在していることから寄付の対象になった。市は脱炭素推進事業など、環境政策に活用する方針。 市役所で開かれた贈呈式には、同社の浦田利光中部会場長らが出席し、大場規之市長に目録を手渡した。
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ビーチでお手柄 中学生人命救助 浜松西署が感謝状 意識失った女性を居合わせた医師らと
偶然居合わせた4人の連携が光った-。7月に浜松市西区のビーチで、海水浴中に意識を失った50代の女性を迅速な救護で人命を救ったとして、浜松西署は7日、救護活動に当たった地元の中学生らに感謝状を贈った。 感謝状が贈られたのは、浜名中3年の富田・イゴル・エンドウ・ロペスさん(15)=同市浜北区=、東部中3年大畑龍星さん(14)=同市中区=、歯科医師の福田淳さん(54)=同=、医師の伊藤靖さん(58)=袋井市=。 女性は17日正午ごろ、浜松市西区のかんざんじビーチで、海水浴中に突如意識を失った。2人で遊びに来ていた富田さんと大畑さんがうつぶせで浮いていた女性を発見。すぐさま砂浜に運び上げると、異変に
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袋井学校給食センター 3→2体制に 市再編案
袋井市は7日の市議会全員協議会で、袋井、中部、浅羽の3学校給食センターを2センター体制に再編する案を示した。浅羽センターは食材の下処理・加工に特化した施設に改修する方針。2029年度の新体制移行を目指す。 袋井センターは3千食を提供可能な施設に改修し、最も新しい中部センターは現状の機能のまま5千食の調理を続ける。調理員の確保や食材の調達など効率的な運営と、給食の質確保の両立を図る。 市は袋井、浅羽の両センターで設備の老朽化が進んでいることから、施設改修の方向性を検討してきた。市教委おいしい給食課によると、23年度は3センターで1日計9250食を提供しているが、28年度には少子化の進展で給
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ふるさと納税 中間支援企業 袋井市に蓄電池寄贈
ふるさと納税をはじめとする地方創生事業に携わるレッドホースコーポレーション(東京都)がこのほど、業務委託を受ける袋井市にポータブル蓄電池を寄贈した。 大雨などによる被害が激甚化していることなどから寄贈を申し出た。蓄電池は縦55センチ、横40センチほどで、キャスター付き。容量は5656ワットアワーで、スマートフォン約565台の充電が可能という。避難所での活用のほか、イベントでの使用も検討されている。 同市役所で開かれた贈呈式で、山田健介社長は「電気は重要なライフライン。市民のみなさまの不安や苦労が少しでも軽減されれば」と目録を手渡した。受け取った大場規之市長は「電気の確保が重要な時代。災害
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SBSカップ国際ユースサッカー ベイビークレヨンがテーマ曲 努力の成果 発揮して
17日に開幕する「2023SBSカップ国際ユースサッカー」(日本サッカー協会、静岡県サッカー協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の大会公式テーマソングが、女性アイドルグループ「BABY―CRAYON~1361~(ベイビークレヨン)」の「Todoke!(とどけ)」に決まった。メンバー4人は爽やかな青春応援ソングに乗せ、「夢や目標、勝利に向かって一歩一歩努力してきた成果を本番で発揮してほしい」とエールを送る。 ベイビークレヨンは21年デビュー。東京ドームのステージを立つことを目標に精力的にライブ活動を行ってきた。「Todoke!」はデビュー当初から大切に歌ってきたナンバーという。プロデューサー石綿
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袋井の魅力活写 優秀投稿写真ずらり 市役所に垂れ幕22点
袋井市役所本庁舎で31日まで、市主催の写真投稿オンラインイベント「夏のタカラサガシ」などで集まった優秀作品を展示している。交流サイト(SNS)に投稿される地域の魅力を写した作品を形にし、地域活性化や袋井ファンの獲得などにつなげる。 イベントは昨年7月から8月までインスタグラムをプラットフォームに開催し、市内で撮影した写真や動画を募集。そのほか、インスタグラムに「袋井の宝物」というハッシュタグ(検索目印)で投稿された写真も選考対象とし、多数の応募写真から優秀作品を22点選んだ。垂れ幕にして展示し、遠州三山の風鈴まつりや法多山尊永寺での傘の飾り付けを題材にした作品が来庁者を出迎えている。シティ
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広島の思い この目で 耳で 本県の児童生徒 式典を前に学び【戦後78年 しずおか】
6日、広島市で開かれる平和記念式典に参列する本県の児童生徒が5日、同市に入った。市によると、今夏参列するのは三島と藤枝、掛川、袋井、森、磐田の6市町。「原爆の日」を前に被爆地の歴史を学んだ。 森町の小中学生4人は平和記念公園に足を運んだ。案内役の地元ボランティア金本隆子さん(73)から「若い世代が戦争の悲惨さを伝えていってほしい」と託された森中3年の山本惇太さんは、「自分だけが平和の尊さを知っていても、周りに教えなくては意味がない」と胸に刻んだ。 展望台を備えた「おりづるタワー」からの街並みを目に焼き付けたのは三島北中3年の長舟由紀さん。「焼け野原の状態を学んだので、復興へ大変な努力があ
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茶況(8月4日)農園で紅茶作り体験 袋井
袋井市の西村農園はこのほど、紅茶作りのワークショップを同農園で開いた。家庭でもできる紅茶の作り方を学んだ。 自園栽培のやぶきたやさやまかおりなどの二茶を使用。揉捻(じゅうねん)、発酵、乾燥といった一連の工程を体験した。希望者は茶園に入り、摘採作業にも挑戦した。完成した紅茶は飲み比べを行い、作り手ごとの味の違いを確認した。 茶を手作りできることを広く知ってもらおうと、客からの依頼を受けて不定期に開催している。(仲瀬駿介) 鹿児島四茶が上場 静岡茶市場 静岡茶市場に鹿児島県本土物四茶が上場した。頴娃のさえみどりとゆたかみどりを中心に、約5千キロが入荷した。値動きは堅調で、500から400
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「日本語習熟支援が必要」 遠州広域行政推進会議 多文化共生で議論
大井川以西の8市1町でつくる遠州広域行政推進会議の会合が4日、菊川市役所で開かれ、各首長が多文化共生施策をテーマに意見交換した。大場規之袋井市長が施策推進のポイントとして「日本語教育が筆頭に挙げられる」と提起し、各首長は学びを支援する取り組みが必要との認識で一致した。 大場市長は日本語指導者の育成が鍵になるとの考えを示し、「講師をボランティアに頼らざるを得ないのが現状。きちんと報酬を払える環境を整える必要がある」と強調した。杉本基久雄牧之原市長も同調し、「国に財政支援の拡充を求めていくことが大事。(外国人を雇用する)企業も日本語の習熟を支援してほしい」と述べた。 草地博昭磐田市長は「日本
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来訪者増へ「課題再確認」 袋井で知事広聴会
川勝平太知事と地域住民が意見を交わす広聴会「平太さんと語ろう」が4日、袋井市のメロープラザで開かれた。県外から同市や森町に移住し、地域活性化や農業に取り組む県民と川勝知事が、パネル討論会形式で意見交換した。川勝知事は「来訪者を増やすため、森町などへのアクセス手段や通信環境の課題を再確認したい」と述べた。 森町地域おこし協力隊員として活動する佐野祥さんは世界24カ国を旅して回った後、山里での生活に関心を持ち、同町に移住した。現在は保全活動や魅力発信に尽力している。佐野さんは「山里に残る自然や文化は財産と言えるが、住民は減少し続け、保全が困難になっている。行政との連携を強めていきたい」と述べた
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中学生 ALTから英会話学ぶ 袋井で体験講座
袋井市教育委員会は3日、小中学生向けの英会話体験講座「イングリッシュ・デイキャンプ」を市教育会館で開いた。外国語指導助手(ALT)を講師に、英語でのコミュニケーション能力を養った。 市内在住の中学生約35人が参加。ALTの講師と英語検定試験を想定した英会話に取り組んだ。自己紹介のほか、「給食」や「花見」などのお題に対して自分の考えを述べたり、英文を音読したりして、英語表現や正しい発音を学んだ。袋井中2年の松山新奈さん(13)は「知らなかった接続詞や単語を教えてもらった。今後の英会話で使ってみたい」と話した。 子どもたちの外国語学習の充実などを目的とした取り組み。7月から全12回の講座を開催し
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市立袋井中学校プール水道代52万円増 6月、22年比5・5倍 閉栓不足原因
袋井市は3日、市立袋井中(同市川井)のプールの水道使用量が、6月の検針において2022年の同時期に比べ約5・5倍で、水道料金が52万円余増加していたと発表した。 4月11日から6月13日までの同校プールの水道使用量は3382立方メートルで、前年同時期の617立方メートルから約5・5倍増加。料金は12万6049円から65万3774円となった。市教委によると、5月1日午後5時ごろから3日午前7時ごろまで、排水弁の閉栓が不足した状態で給水を続けていたことが主な原因という。このほか、同26日午前7時半ごろから28日午前11時半ごろにも、水質の改善を目的に相当量の注水が行われていた。 市教委は再発
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記者コラム「清流」 記憶に残る大輪
春に浜松に着任してからネモフィラやヒマワリ、フジなどさまざまな花の取材をしてきた。7月末、袋井市の夜空に浮かんだ、その花の“大輪”は格別だった。4年ぶりの開催となった「ふくろい遠州の花火」。待望の花火大会に来場者も笑顔の花を咲かせた。 これまで各地のイベントで花火を撮影してきたが、これほどシャッターチャンスが多いのは初めての経験だった。スターマインが何度も打ち上げられ、花火師の腕を競う競技コンクールでは幾重にも工夫が凝らされたカラフルな大輪が咲き乱れた。多重露光や合成をしなくても撮れ高は十分で、約1時間半、夢中になってシャッターを切った。 会場は混雑したが、にぎわ
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薬局内で涼んで 杏林堂 静岡県内5店舗 9月末まで
ドラッグストアの杏林堂薬局はこのほど、熱中症予防のための避暑用施設「クーリングシェルター」の提供を県内5市町の5店舗で始めた。営業時間中に常時空調が効いた店内のイートインスペースを涼める休憩場所として開放する。9月末までの予定。 市町が公共施設や商業施設などをクーリングシェルターとして指定できる改正気候変動適応法が来年にも施行されるのを前に、包括連携協定を結ぶ市町と連携して実施した。鷲津店(湖西市)、袋井下山梨店(袋井市)、浜岡店(御前崎市)、藤枝清里店(藤枝市)、吉田店(吉田町)に設けた。5店舗とは別に、静岡松富店(静岡市葵区)は店舗独自の取り組みとして行う。 各シェルターでは、ポスタ
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SBS杯ユースサッカーPR 県協会長ら静岡市長訪問 大会見どころ紹介
17日に開幕するSBSカップ国際ユースサッカー(日本サッカー協会、県サッカー協会、静岡新聞社・静岡放送主催)を前に、県サッカー協会の大石剛会長ら関係者が3日、静岡市役所静岡庁舎を訪れ、難波喬司市長に大会の見どころを紹介した。 大会は日本、韓国、パラグアイの各U―18代表と県内選抜の静岡ユースが出場し、総当たりで優勝を争う。大石会長は「海外の選手と戦う貴重な機会。日本代表も静岡ユースもモチベーションが高い」と説明した。難波市長は「歴史があり価値のある大会。継続して開催してもらい、ありがたい」と述べた。 同市では大会初日の17日に草薙総合運動場陸上競技場で「静岡―パラグアイ」(午後2時55分キッ
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⛳永田(浜松学芸高)女子A独走V 男子Aは鈴木(浜松商高)が制す ゴルフ静岡県ジュニア選手権
ヤマハcup第24回静岡県ジュニアゴルフ選手権(県ゴルフ協会主催、静岡新聞社・静岡放送共催、ヤマハ、葛城ゴルフ倶楽部特別協賛)が1日、袋井市の葛城ゴルフ倶楽部(パー72)で行われた。小学3年生から高校3年生まで114人が出場し、10部門で競った。高校生で女子Aの部は永田愛梨(浜松学芸1年)が3アンダーで2位に6打差をつけてぶっちぎりの優勝。男子Aの部は71で回った鈴木琥和(浜松商2年)がただ1人アンダーパーで制した。 耐えて小技でカバー 永田 ショットの不調を小技でカバーし、永田が堂々3アンダーで女子の頂点に立った。「アプローチとパターでスコアをまとめることができた」。小学生時代から通
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平和願い「静岡空襲」写真展示 袋井市役所、焼夷弾や防空頭巾も並ぶ
安心して暮らせる社会づくりなどに取り組む袋井市勤労者協議会(桑原清剛会長)の「平和写真展」が10日まで、市役所市民ギャラリーで開かれている。 「静岡空襲と市民生活」をテーマに、戦時下の資料などの展示を通じて戦争の恐ろしさや平和の尊さを訴えている。1945年の静岡空襲後の静岡市内を撮った航空写真や投下された焼夷(しょうい)弾、当時の防空頭巾など約40点が並ぶ。世界の平和度指数を示した地図も展示し、来場者が足を止めている。 平和事業の一環で毎年開催していて、15回目。桑原会長は「戦争で得られるものはなく、犠牲者を生むだけ。戦争を知らない世代に悲惨さを広めていきたい」と話した。
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「ひんやり」水遊びや怪談 袋井・エコパで夏満喫イベントにぎわう
袋井市愛野の小笠山総合運動公園でこのほど、夏を満喫する屋外イベント「エコパひんやり大作戦」(静岡新聞社・静岡放送主催、エコパハウス共催)が開かれた。「ひんやり楽しく夏を乗り切ろう」がコンセプトの多彩なアクティビティーを用意し、大勢の来場者でにぎわった。 目玉は「水鉄砲アドベンチャー」。制限時間内にフィールドに隠されたイラストをスマートフォンで撮影してゴールを目指すアトラクションで、道中には水鉄砲を持った“鬼”や、行く手を阻む水のトラップが待ち受け、参加した親子連れなどがびしょぬれになりながら楽しんでいた。 猛暑が続く中でも家族や友人と楽しい思い出をつくってもらおう
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U-12フットサル アグレミーナ浜松 初の全国、Vへ健闘誓う 市教委訪問
浜松市の「アグレミーナ浜松」U-12フットサルチームが6月の全日本U-12フットサル選手権県大会で優勝し、8月8~10日に東京都内で開かれる全国大会に初出場する。中区の市教委でこのほど、宮崎正教育長に結果報告した。 プロチームのアカデミーで技術を磨く、市内小学6年生9人のチーム。県大会は袋井市のエコパアリーナで行われ、地区大会を勝ち抜いた24組が対戦した。アグレミーナは予選リーグ、決勝トーナメント計5戦ですべて3点以上記録する得点力を見せ、全勝した。 全国大会はトップチーム監督の高橋優介さんが監督を務める。竹下悠久君(佐鳴台小6年)は「みんな声出しが良くできている。1試合ずつ集中して戦い
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「ふくろい遠州の花火」全国名人競技 優勝は斎木さん(山梨・マルゴー)
袋井市で29日に開催された「全国花火名人選抜競技大会 ふくろい遠州の花火2023」(静岡新聞社・静岡放送共催)の実行委員会は30日、競技部門の結果を発表した。優勝の文部科学大臣賞は初出場の斎木智さん(山梨県、マルゴー)が輝いた。 日本煙火芸術協会から選抜された県内外の名人10人が参加し、花火の芸術性や安全性、テーマ性などを競った。今大会は初めて観覧者参加型のデジタル審査も実施し、斎木さんが最高得点を獲得した。 その他の結果は次の通り。 準優勝 小松忠信(秋田県)▽優秀賞 今野義和(同)▽殊勲賞 山崎智弘(茨城県)▽敢闘賞 磯谷尚孝(愛知県)▽小口昭三賞 青木昭夫(長野県)▽日本煙火芸術協会会
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夜空照らす多彩な演出 ふくろい遠州の花火 最高峰の技術で魅了
袋井市が誇る夏の風物詩「全国花火名人選抜競技大会ふくろい遠州の花火」(実行委主催、静岡新聞社・静岡放送共催)が29日、同市の原野谷川親水公園で開かれた。多彩な演出の花火が次々と大輪を咲かせ、夏の夜空を照らし出した。 今年はプログラムを一新。競技コンクールを前面に打ち出した。日本煙火芸術協会から選抜された10人の花火名人が8号玉2発とスターマインを打ち上げ、最高峰の技術で観衆を魅了した。花火とオペラ、講談の異色の共演もあり、最後は「日本一ジャンボワイドスターマイン」の数千発の花火で豪快に締めくくった。 コロナ禍で4年ぶりの開催となった今大会。会場には復活を待ちわびた県内外のファンらが詰めか
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茶況(7月28日)社福法人 アイス商品化 袋井産ほうじ茶使用
袋井市の社会福祉法人デンマーク牧場福祉会は、同市産ほうじ茶を使った「ほうじ茶アイスクリーム」を商品化した。運営するデンマーク牧場や市役所の売店で取り扱っているほか、インターネット通販での販売も行っている。 同法人の農福連携事業の一環で、地元の笠原地区の生産者2軒から仕入れた茶葉を使用。食べやすさにこだわり、ほうじ茶の香ばしさとミルクの濃厚な味わいとのバランスに試行錯誤を重ねたという。今後、和菓子店での販売やふるさと納税の返礼品への登録も予定している。 販売開始に伴い、市役所でこのほど、試食会が開かれた。150食分を来庁者や市職員に振る舞い、アイスをPRした。 (袋井支局・仲瀬駿介)
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スマホ片手に 袋井の店周遊 消費喚起へ スタンプラリー 市、来年1月まで
袋井市は来年1月まで、豪華景品が当たる周遊イベント「ぐるっと袋井 スマホdeスタンプラリー」を開催している。スマートフォンで誰でも参加でき、地域の消費喚起につなげる。 対象店舗、施設166軒で買い物や食事をすると、1㌽を付与する。店内に設置しているQRコードを読み取ると受け取れる。3㌽で1回、葛城北の丸宿泊券、ヤマハPASなどが当たる抽選に応募できる。10月末までを1期、11月以降を2期とし、各期終了時に抽選を行う。1期で未使用のポイントは2期への持ち越しが可能。 同市の魅力ある店を知ってもらおうと開催していて、3回目。商業観光課の担当者は「このイベントを通じて新しい店に足を運んでほしい」と
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感動フォト 手塚さん(掛川) 特選 はままつフラワーパークが審査
浜松市西区のはままつフラワーパークは26日、「感動フォトコンテスト」(静岡新聞社・静岡放送後援)の審査を行い、最高賞の特選は掛川市の手塚光次さんの作品「桜流星」が輝いた。理事長賞は袋井市の原田清仁さんの「藤のトンネル」が受賞した。 浜名湖花フェスタ期間中(3月21日~6月11日)に園内で撮影した作品を募集し、353点が寄せられた。市花みどり振興財団の塚本こなみ理事長らが審査し、入選作20点が決まった。 塚本理事長は「力作ぞろい。パーク内の隠れた魅力を写しだした作品も多かった」と講評した。 入選作は8月下旬ごろから園内に展示し、広報活動に活用する。このほかの入賞者は次の通り。 準特選 池島あゆ
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藻を使って「グリーン給食」 袋井の小中などで提供 将来の食料危機 貴重なタンパク源 環境問題 考える
川や海などで見られる藻、その味は-。袋井市の小中学校などで、藻を使った「グリーン給食」が提供された。日本で初めてという一風変わった試みは藻類の培養・研究に取り組むイービス藻類産業研究所(宮城県石巻市)の協力で実現した。“未来の栄養食”とも言われる藻類。市の担当者は「身近な給食に取り入れることで、子どもたちに食の問題に対する関心を持ってほしい」と期待する。 「これから藻を食べる時代がきっと来る。今日の給食は歴史の第一歩」。袋井南小の給食の時間、卒業生の寺井良治社長が語り掛けた。献立はご飯、黒はんぺんの揚げ物、大根の香りあえなど。一見普通のメニューだが、揚げ物の衣に藻
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8月、袋井で学生設計、製作フォーミュラカー日本大会 EVクラス連覇へ決意
学生が設計、製作したフォーミュラカーの性能などを競う「学生フォーミュラ日本大会2023」が8月28日から、袋井市の小笠山総合運動公園で開催される。出場する静岡理工科大(同市)フォーミュラプロジェクトの壮行会が24日、市役所で開かれ、前回優勝を果たした電気自動車(EV)クラスの連覇へ、決意を新たにした。 未来のエンジニアの育成を目的とした大会で、21回目。国内外から68チームが出場し、EVとガソリンエンジン車の2クラスに分かれて静的審査、動的審査で採点する。同大は「手足のように操れる車」をマシンコンセプトに、低重心、高い操舵(そうだ)性能、軽快な加速性能を実現。今大会は両クラスの合計点を競う
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静岡県人口363万3773人 増加は袋井、長泉、吉田
総務省が26日付で公表した人口動態調査によると、住民基本台帳に基づく今年1月1日時点の本県の総人口は全国の都道府県で10位の363万3773人だった。前年から2万4602人(0・67%)減った。減少数は北海道、兵庫県に次いで3番目に大きかった。少子化の加速に加え、県外への流出に歯止めがかかっていない状況が続いている。 総人口の内訳は日本人353万747人、外国人10万3026人。外国人が前年から8238人(8・69%)増と2年ぶりに増加に転じたのに対し、日本人は3万2840人(0・92%)減った。2018年に対する直近5年の日本人の減少率は19年の0・63%から年々拡大傾向にあり、今年は3
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SBS杯国際ユースサッカー 開催地の沼津市長に見どころPR
8月17日に開幕するSBSカップ国際ユースサッカー(日本サッカー協会、静岡県サッカー協会、静岡新聞社・静岡放送主催)を前に、県サッカー協会の遠藤文朗専務理事らが25日、開催市の沼津市を訪れ、市役所で頼重秀一市長に大会の見どころを説明した。 日本、パラグアイ、韓国の各U-18代表と県内選抜の静岡ユースの計4チームが総当たりで戦い、優勝を争う。同市では4年ぶりの開催。18日に愛鷹広域公園多目的競技場で、パラグアイ対韓国(午後4時開始)、静岡ユース対日本(同6時半開始)の2試合を行う。17日は静岡市、20日は袋井市で開催する。 遠藤専務理事はJ3アスルクラロ沼津の中山雅史監督を例に「この大会で
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SBS杯サッカー 関係者が大会PR 開催地の袋井訪問
8月に県内3会場で行われる「2023SBSカップ国際ユースサッカー」(日本サッカー協会、県サッカー協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の開幕を前に、県サッカー協会の遠藤文朗専務理事と静岡新聞社・静岡放送の伊藤充宏浜松総局長、松浦康弘編成業務局長が25日、開催市である袋井市の大場規之市長を訪ね、大会の見どころなどをアピールした。 日韓親善高校サッカーとしてスタートし、今年で47回目。国内で最も伝統のあるユース年代の国際大会で、これまでに数多くの日本代表や海外の有名選手が出場。プロへの登竜門として知られる。今大会はパラグアイと韓国のU-18(18歳以下)代表を迎え、17、18、20の3日間で静岡ユー
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静岡県勢3校、EVで参戦 8月に「学生フォーミュラ日本大会」
学生が設計、製作したモータースポーツ車の性能を競う「学生フォーミュラ日本大会2023」(自動車技術会主催)の開催を前に、出場する静岡理工科大、静岡大、静岡工科自動車大学校の県内3チームの代表者がこのほど、県庁で報道向け発表会に臨み、意気込みを語った。 大会は袋井市のエコパで8月28日から9月2日に開かれ、7月20日現在で国内外68チームが出場を予定している。学生は電気自動車(EV)かガソリン車を製作し、コストやデザインなどを対象にした「静的審査」とコーナリングやコース走行などを評価する「動的審査」に臨む。県勢はいずれもEVで参戦する。 発表会では、それぞれチームリーダーを務める静岡理工科
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行こうよ!ラジオ体操 杏林堂薬局11店 開始
ドラッグストアの杏林堂薬局はこのほど、「夏休みラジオ体操会」を県内11店舗で始めた。各店で週1回開催し、地域住民の運動習慣を促進する。8月27日まで。 従業員が指導者になり午前8時50分から行っている。11店のうち「ながいずみ中土狩店」(長泉町)は土曜開催で、10店は日曜に実施中。参加無料で、杏林堂で使えるクーポンを配布する。 そのほかの開催店は次の通り。 小松店(浜松市浜北区)志都呂店(西区)伊左地店(同)ピーワンプラザ天王店(東区)和田店(同)高丘東店(中区)新所原駅南店(湖西市)袋井旭町店(袋井市)浜岡店(御前崎市)静岡山崎店(静岡市葵区)
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海のにぎわい推進役 求む 袋井市 地域おこし協力隊募集
袋井市の大場規之市長は24日の定例記者会見で、地域おこし協力隊の募集を始めたと発表した。同市では初の試みで、同笠海岸を中心とした沿岸地域で進める「海のにぎわい創出プロジェクト」の推進役を担う。 地域資源の利活用に向けた活動や、まちの魅力発信に関わる活動に取り組む。募集は1人。三大都市圏などから市内に生活拠点を移すことができ、活動後も定住する意向があるなどの要件を満たした人が対象。書類選考や面接を経て、来年1月から活動を開始する。 市は沿岸地域の活性化に向けてイベントや植樹活動などを実施していて、協力隊募集もその一環。担当者は「得意分野を生かし、袋井の地域振興に力を貸してほしい」と呼びかける。
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段ボールアート 袋井高生が大作 ミツバチをモチーフ 市子ども施設
袋井高(袋井市)の美術部が、市の子ども支援室「ぬっく」のエントランスに段ボールアートを展示した。かわいらしい作品が、相談に訪れた市民を出迎えている。 タイトルは「はにかむ」。ミツバチをモチーフとした高さ2メートル、幅5メートルの大作で、リアリティーとかわいらしさのバランスに苦労したという。施設職員から「エントランスが明るい雰囲気になる作品を」との依頼を受け、構想から2カ月かけて制作した。 同施設でこのほど、部員11人が作品の仕上げと設置作業に取り組んだ。プロジェクトリーダーを務めた副部長の小林史弥さん(16)は「自分たちが想像している以上の作品に仕上がった。喜んでもらえたらうれしい」と話した
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小中高生活躍光る 磐田将棋愛好クラブの第231回大会に51人
磐田将棋愛好クラブの第231回大会が23日、磐田市の市総合健康福祉会館iプラザで開かれ、51人が参加した。 SSクラスで磐田南高1年の久野杏太さん、Sクラスで浜松・麁玉中1年の河合将輝さんがそれぞれ優勝するなど、小中高生が活躍した。 上位入賞者は次の通り。 SS ①久野杏太(磐田市)②宇藤敬行(同)③安藤舜聖(富士市)▽S ①河合将輝(浜松市)②小林悠人(袋井市)③西郷隆夫(磐田市)▽A ①田中直樹(豊田市)②牧野斉(浜松市)③前田勇(掛川市)▽B ①松尾三十四(掛川市)②藤沢勝(磐田市)③志村正雄(袋井市)
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大井川鉄道 家山駅「ビアホーム」で乾杯! 観光電車開始 「泥酔注意」と書かれたヘッドマークも
大井川鉄道は22日、ビールやおつまみを提供するビール電車の運行を始めた。家山駅(島田市川根町)のホームにはビアサーバーが設置され、ビアホールならぬ「ビアホーム」がお目見えした。参加者は夜風を感じながら、普段とひと味違った沿線の雰囲気を楽しんだ。 車両はかつて東急電鉄の主力電車として使用された通勤型車両の「7200系」。大井川鉄道でも普通電車として活躍している車両に、テーブルなどを設置した。乗客は缶ビールを片手に、車窓から見える夜景を満喫した。電車が家山駅に到着すると、ホーム上に設けられたビアサーバーで生ビールの飲み放題も楽しんだ。「泥酔注意」と書かれたヘッドマークも乗客の笑いを誘った。
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⚽SBS杯国際ユースサッカー「プロへ登竜門」 鈴木啓太さんと成岡翔さんトークショー
「2023SBSカップ国際ユースサッカー」の開幕を前に、元日本代表の鈴木啓太さん=静岡市出身=と元ジュビロ磐田の成岡翔さん=島田市出身=によるスペシャルトークショー(静岡新聞社・静岡放送、エコパハウス主催)が23日、袋井市のエコパスタジアムで開かれた。SBSカップに出場経験のある2人が、大会の思い出や意義について語り合った。 高校3年の時に静岡県選抜として出場した鈴木さんは「活躍するとプロになれるかもしれないという登竜門的な大会だったのでドキドキしていた。同世代の日本代表と戦うので『絶対に負けたくない』という気持ちだった」と振り返った。 今大会は日本に加え、韓国、パラグアイを迎える。U-
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茶況(7月21日)茶文化テーマに袋井で連続講座 22日から
袋井市の松下コレクションを活かす会は22日午後1時半から、世界の茶文化をテーマとした連続講座「ティーロード 茶は世界をつなぐ和の心」を同市浅名のメロープラザで開催する。 茶文化の振興を目的に開催していて、今年で6回目。茶の起源の研究などに取り組む元愛知大教授で、同会顧問の松下智氏が講師を務める。東南アジアやヨーロッパの喫茶風俗をはじめ、世界の喫茶具、茶が広がったルートを解説する。煎茶や紅茶、ほうじ茶などの同市産茶の試飲もある。 講座は1月20日までの全6回で、申し込み不要。途中参加も受け付ける。資料代で毎回500円が必要。 問い合わせは同会事務局<電090(6595)7089>へ。
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保育士 地元でキャリア研修 中東遠5市町が広域開催【届かぬ声 子どもの現場は今】
保育士らの処遇改善につながる「キャリアアップ研修」の受講を後押ししようと、中東遠地域の5市町(掛川、袋井、菊川、磐田市、森町)が本年度から同地域を会場に研修を開講している。業務が多忙で職場を離れるのも難しい保育士のため、より近い場所で受講機会を増やす目的。関係者によると、近隣自治体が連携して広域的に開講する事例は全国的にも珍しいという。 「気持ちの切り替えが難しい子に、どう対応したらいいか」。19日、袋井市役所東分庁舎コスモス館で行われた研修に5市町の保育士や幼稚園教諭ら95人が集まった。テーマは「障害児の発達の援助」。個々の特性を理解した上でどのように支援をするべきか、参加者は講義内容を
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地元神社石碑から平和の大切さ学ぶ 袋井・浅羽地区の小中学生
袋井市浅羽地区の戦争の歴史を次世代に継承する住民有志の団体「浅羽北地区子どもたちと平和を語る会」はこのほど、地元の小中学生が平和について学ぶ集いを同市浅羽の芝八幡神社で開いた。 五島康司代表が神社に設置されている石碑を説明。石碑には明治から昭和の戦争に浅羽北地区から出征した戦死者138人の名前が刻まれていて、参加者は石碑観察を行った。先祖の名前を見つけて驚く場面もあった。同会の鈴木侑夫さん(86)は太平洋戦争時、父親が戦地へ赴く際に同神社で見送ったとのエピソードを紹介した。 平和を語る歴史的文化財として石碑を活用している同会が昨年から実施している。浅羽中の生徒と浅羽北小の児童ら13人が参加し
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台湾の屏東中正RCと交流 袋井RC
袋井市と森町を拠点とする袋井ロータリークラブ(RC)はこのほど、台湾の屏東中正RCの会員を招いた交流会を同市で開いた。食事や市内見学などを通じて相互理解を深めた。 同市出身の農業土木技師鳥居信平(1883~1946年)が屏東県に地下ダムを造った縁で、昨年から両団体の交流が始まった。鄭智端会長ら4人が訪れ、流しそうめんを体験したほか、市月見の里学遊館にある鳥居信平像の視察、同市特産のクラウンメロンの温室ハウス見学も行った。 今後も継続的に交流し、将来的に自治体同士の交流につなげることを目指すという。鄭会長は「貴重な時間を過ごすことができた。これからさらに友情を深めていきたい」と話した。
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河合柚(浜松天竜)雪辱2冠 青嶋(東海大翔洋)自己新V 静岡県中学総体・陸上
静岡県中学総体陸上(静岡新聞社・静岡放送後援)最終日は16日、袋井市のエコパスタジアムで行われ、女子共通800メートルは河合柚奈(浜松天竜)が2分14秒30で優勝し、女子共通1500メートルとの2冠を手にした。男子共通110メートル障害は青嶋桂太朗(東海大翔洋)が14秒98、共通男子走り高跳びは小池創介(浜松江西)が1メートル85で制し、ともに全国中学校体育大会(全中)の参加標準記録を突破。共通400メートルリレーは男子の沼津五、女子の浜松天竜が勝って全国出場を決めた。 序盤温存 スパート勝負 河合柚 地区での悔しさばねに 女子共通800メートルは河合柚(浜松天竜)が、前日に共通150
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にぎわい創出へ 袋井市に100万円 掛川・静岡総合不動産
土地開発などを手がける掛川市の静岡総合不動産はこのほど、袋井市に100万円を寄付した。 同市高尾の商業施設ノブレスパルク袋井の整備運営を担う同社は、市が進める駅南地区のにぎわい創出事業に対して継続的に支援している。今回は企業版ふるさと納税を活用し、周辺地区のまちづくりなどに役立てるという。 村岡義夫代表取締役が市役所を訪問し、大場規之市長に目録を手渡した。2人は駅南地区を中心としたまちづくりに関する意見交換も行った。
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PTA活動変革の時 デジタル導入、組織縮小 静岡県内事例
今後の在り方が社会的な関心事となっているPTA。共働き家庭の増加、少子化、新型コロナウイルス禍などを背景に、時代の流れに合わせた形にしようと、県内でも変革が加速している。保護者や教員の負担を減らし、無理のない範囲での活動を目指す事例を取材した。 伊豆の国市立韮山小のPTAは、デジタル化や組織のスリム化に乗り出した。 今年、保護者の参加を円滑にするため、専用アプリを導入した。アプリを開くとカレンダー上に「登下校時の見守り当番」「社会科見学付き添い支援」などの業務が表示される。保護者は日時や内容などの情報を確認し、応募する。 アプリ導入に関して、保護者から賛同の声が相次ぐ。3年生の保護者
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草生い茂り避難路使えない...南海トラフ想定犠牲者「8割減」に疑問符 高齢化も加速、実効性に課題 静岡県地震・津波対策AP推計
静岡県第4次地震被害想定で推計される南海トラフ巨大地震の犠牲者約10万5千人のうち津波による犠牲は約9万6千人に上る。静岡県は地震・津波対策アクションプログラム(AP)の2022年度までの10年間の取り組みで、防潮堤整備や早期避難意識の向上が進み、想定犠牲者の「8割減」を達成したとする。一方で、高齢化が加速し、過去に整備した津波避難施設の維持管理や改修などの課題が浮かび上がる。専門家は「人口構成の変化を踏まえた検証や点検が必要」と避難の実効性に疑問を呈する。 6月下旬の沼津市戸田大浦地区。傾斜地に設置された非常階段を上るとさらに高台へと避難する通路があった。草木が生い茂り、手すりの上部だ
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小玉スイカ シャリ感魅力 「新鮮市月見の里ひろば」(JA遠州中央)【直売・しずおかの幸】
JA遠州中央の直売所「新鮮市月見の里ひろば」は、袋井市のJA遠州中央山梨支店敷地内にあります。「新鮮で安全・安心」な農産物の提供をモットーに運営しています。米、メロン、イチゴをはじめ、トマト、白ネギ、切り花など旬の地元農産物を豊富に取りそろえています。 7月お薦めの農産物は「小玉スイカのピノ・ガール」です。新鮮市月見の里ひろばでは、「ここならではの農産物」「ここなら買える農産物」をコンセプトに、地域の特性を生かした新規作物「COCOnara農産物」としてピノ・ガールを販売しています。 ピノ・ガールは、種の大きさが従来品種のおよそ4分の1のマイクロシード小玉スイカ。食べきりサイズでシャリ感
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視覚特支学校生 フロアバレー白熱 静岡で東海地区大会
東海地区盲学校フロアバレーボール大会(東海地区盲学校体育連盟主催)がこのほど、静岡市駿河区の草薙総合運動場このはなアリーナで開かれた。4県から7校が参加し、生徒約80人が熱戦を繰り広げた。 フロアバレーボールは床上30センチのネットの下にボールを転がして打ち合う競技。県内からは県立静岡、浜松、沼津の各視覚特別支援学校が出場し、トーナメント方式で競い合った。浜松視覚特別支援学校が4位に入った。 同校と優勝した三重県立盲学校など全国10校が、8月23~25日に袋井市のエコパアリーナで開かれる全国大会に出場する。 浜松視覚特別支援学校のキャプテンを務める小林明未さん(19)は「レシーブやブロックな
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袋井市農業委員会 タブレット導入向け操作法確認
袋井市農業委員会はこのほど、委員会業務へのタブレット端末の導入に向け、委員を対象としたタブレット利用に関する研修会を市役所で開いた。農地利用の最適化に取り組む12人が基本的な操作方法を学んだ。 県西部でスマートフォンやタブレットの使い方教室を主宰する神谷知里さん(42)と、スマホなどの利用支援を担う袋井・森地域シルバー人材センターのデジタルサポーターを講師に迎え、参加者は文字入力やインターネットの閲覧方法などを確認した。 同委員会では業務効率化と負担軽減を目的にタブレット端末を導入し、会議や荒廃農地の現地確認などへの活用を予定している。今後はチャットの使い方や地図データの確認方法なども学ぶ。
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茶況(7月14日)袋井産茶葉100%使用 ほうじ茶飲料開発 茶振協
袋井茶振興協議会はこのほど、袋井市産茶葉を100%使用したペットボトル飲料「東海道どまん中ほうじ茶」を開発した。市役所の売店や観光案内所、市内ファーマーズマーケットなどで販売している。 袋井茶の需要拡大などを目的に昨年度から始まった「特色ある新しいふくろい茶研究事業」の一環。炭火とガスで焙煎(ばいせん)した茶葉をブレンドし、苦みや渋みを抑えつつ、香り豊かで爽やかな味わいに仕上げたという。本年度分は905ケースを製造した。 市役所で試飲会を開き、来庁者や市職員らの意見も開発の参考にした。ペットボトル飲料で袋井のほうじ茶の認知度を高め、将来的にはリーフ茶の商品化も検討するとしている。
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磐田の6人 健闘誓う 8月全日本小学生ソフトテニス大会
兵庫県で8月3日に開幕する第40回全日本小学生ソフトテニス選手権大会に出場する磐田市内の児童がこのほど、市役所を訪ね、山本敏治教育長らに大会への健闘を誓った。 来庁したのは豊田健友ジュニアソフトテニスクラブに所属する市川栞愛さん(豊岡南小6)木村青葉さん(豊田東小6)ペアと後藤杏樹さん(東部小6)木村若葉さん(豊田東小6)ペア、浜松市の選手とペアを組む山田怜紀君(磐田南小5)、袋井市の選手とペアを組む鈴木海音さん(長野小5)の6人。いずれも5月に開催された県大会で4位以内に入り、全国への切符を手にした。 県予選をトップで通過した山田君は「全国大会で2勝した昨年の成績を超えたい」と話し、鈴
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頭をこつん 無病息災願う 袋井・山梨祇園祭り開幕
袋井市上山梨地区の伝統の祭典「遠州山梨祇園祭り」が14日、開幕した。初日はてんぐ姿の神「猿田彦」を先頭に地元の山名神社の氏子ら約110人と6町の屋台が行列をなして地区内を練り歩いた。16日まで。 無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する同神社の祭り。神事が執り行われた後、みこしを御旅所の若宮八幡宮まで送った。猿田彦が持つ南天棒で頭をたたかれると1年健康に過ごせるとされ、行列を待ち受けていた地域住民が次々に頭を差し出した。 今年は4年ぶりに平年通りの形式で開催。2日目は屋台の団体行動や奉納花火などが行われる。最終日はみこしを山名神社に還御し、渡御と還御で舞を奉納した地元の小学5、6年生を自宅
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生産性上げない継続雇用疑問/企業とミスマッチ シニア雇用 年齢で判断されるのはあり?⑥ キュレーター/読者の意見 【賛否万論】
シニアが年齢によって雇用の採否を判断されることに関しては、年齢だけで判断してほしくないシニアに理解を示す意見と、高齢者を敬遠する企業側を擁護する見解に割れました。ただ、いずれにしてもシニアと企業の双方が対応を変えることでミスマッチを解消する必要がありそうです。キュレーターや読者の意見の紹介は今回が最後です。シニア雇用の問題については背景にある年金の課題も含めて引き続き取材を進め、「70歳の壁 シニア雇用を考える」として社会面などで随時掲載します。 生産性上げない継続雇用 疑問 キュレーター 江口裕司さん(三島市) メーカーで米国勤務後、設計、製造、調達、翻訳、IS
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浜岡原発情勢連絡会 廃炉作業で意見交換 解体現場の視察も
中部電力と浜岡原発から半径31キロ圏(UPZ)の5市2町で構成する情勢連絡会は13日、情報交換会を御前崎市佐倉の同原発で開いた。廃止措置中の1、2号機の設備解体現場を視察した。 参加したのは島田、磐田、焼津、藤枝、袋井市と吉田、森町の担当者。中電社員から説明を受けながら1、2号機の原子炉建屋やタービン建屋の内部を見学した。廃炉作業で発生した撤去物や今後解体する原子炉の圧力上昇を抑制するための設備「サプレッションチェンバ」も見て回った。 中電は1、2号機について2024年度から原子炉圧力容器など原子炉領域の解体作業に着手する方針。36年度までの廃止措置完了を目標に掲げる。 出席者からは意
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児童クラブ情報や体験談も 袋井の市民団体 子育て支援冊子完成
袋井市の市民団体「ふくろい子育てハンドブックはなさき編集委員会」がこのほど、18歳までの子どもを持つ世帯向けに発達支援や子育てに関する情報をまとめたハンドブック「はなさき」(A5判、72ページ)を作成した。市内の保育園や小学校などを通じ配布する。 支援センター、園、児童クラブなどの子育て情報や心配事の相談先、県の相談窓口などを掲載したほか、利用した保護者の体験談を盛り込んだ。企画に賛同したデザイナーが協力し、見やすく、使いやすい構成を意識した。 同市には乳児期以降の年齢向けのガイドブックがなく、子育て中の母親が中心となって編集委員会を発足させた。約半年をかけて制作し、企業協賛などを募って1万
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中学の部活動地域移行 情報公開や説明不可欠【西部記者コラム 風紋】
中学校の部活動のあり方を見直そうと、袋井市で「部活動地域移行推進協議会」が発足した。専門的指導者の普及を進め、将来的な地域クラブ化も見据える。ただ、実現には指導者の人材確保などの課題があり、地域の理解と協力が求められる。 協議会はPTAや学識経験者、スポーツ・文化芸術活動関係者らで構成する。初会合では、既設の部活動から休日の活動で専門的指導者を任用することを決定。指導者は教員以外とすることも確認した。各校の状況を確認した上で今後の対応を検討する。 市教委は2020年から、教員以外も部活動の指導を行える部活動指導員制度を導入し、現在ソフトボール、卓球、剣道など10団体で11人の指導員を任用
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「ふくろい遠州の花火」題材に写真展 市役所で20日まで
アマチュア写真家の村松一見さん(72)=袋井市=の個展「煙火流麗 ふくろい遠州の花火」が11日、市役所市民ギャラリーで始まった=写真=。煙と光の共演を切り取った自信作が並ぶ。20日まで。 4年ぶりに開催される同市の花火大会「ふくろい遠州の花火」に焦点を当てた展示会で9年間撮りためた5千枚超の中からえりすぐりの32点を展示。花火が一斉に打ち上がる場面など、村松さんが「おもしろい」と感じた瞬間を撮影したという。
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闇夜照らす1500基の光 袋井・法多山 万灯祭
袋井の夏の風物詩「万灯祭」(実行委員会主催)が9、10の2日間、袋井市豊沢の法多山尊永寺で開かれた。闇夜の境内を灯籠の光が照らし出し、幻想的な雰囲気に包まれた。 同寺によると、7月10日は本尊の厄除(よけ)観世音菩薩(ぼさつ)の縁日で、一年間で最も御利益がある日とされている。本堂前や石段には無病息災、家内安全などを祈願した約1500基の灯籠が並び、参拝者は揺らめく明かりを眺めたり、記念撮影を楽しんだりしていた。 厄除ほおずき市が開催されたほか、キッチンカーや屋台も出店。ステージイベントも行われるなど多くの家族連れやカップルなどが見物に訪れた。
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奉納花火や屋台 上山梨で祇園祭り 14日から袋井
袋井市上山梨地区の伝統行事「遠州山梨祇園祭り」が14~16日の3日間にわたり、同地区の山名神社を中心に開催される。 同神社の祭典で、初日は例祭に続いてみこしを御旅所の若宮八幡宮へと移す。2日目は奉納花火を打ち上げ、最終日にみこしを山名神社に戻す。3日間通じて6町の屋台の引き回しも行われる。 6町の屋台運行の統制責任者を務める高橋良典さん(35)は「4年ぶりの制限のない祭り。見どころは迫力のある屋台の引き回しなので、大勢の人に見に来てもらいたい」と話した。
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境内に響く涼の音色 袋井「遠州三山風鈴まつり」【動画あり】
袋井市にある遠州三山の可睡斎、油山寺、法多山尊永寺で「遠州三山風鈴まつり」が開かれている。涼しげな風鈴の音色が境内に響き、参拝者を迎えている。8月31日まで。 可睡斎では山門から本堂までの小道を約2千個の風鈴が彩っている。中庭には赤い風鈴でかたどられた富士山のオブジェも設置され、ぜんざいを楽しみながら拝観できる。 参道の青モミジが美しい油山寺では、さまざまな絵柄の蒔絵(まきえ)風鈴に加え、南部鉄器の風鈴の澄み渡った音が響く。 約4千個の風鈴が各所につるされているのは法多山尊永寺。木の短冊に願い事を書く「願かけ風鈴」が本堂の回廊に飾られている。屋内で風鈴のライトアップも行われ、人気を集め
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ヤマハ、ヤマハ発に浜松市が感謝状 女子ゴルフ開催で寄付
浜松市はこのほど、国内女子プロゴルフツアー「ヤマハレディースオープン葛城」の開催を記念して同市文化振興基金に100万円を寄付した大会主催者のヤマハとヤマハ発動機に感謝状を贈った。 市役所で行われた贈呈式でヤマハの杉山俊道総務部長とヤマハ発コーポレートコミュニケーション部インターナル・コミュニケーショングループの忠地哲也グループリーダーが中野祐介市長から感謝状を受け取った。 両社は3月30日から4月2日まで、袋井市の「葛城ゴルフ倶楽部 山名コース」で同大会を開催。寄付は大会に合わせて例年、後援した地元周辺自治体に行っている。杉山総務部長は「文化事業に活用してほしい」と話した。
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「コーナン」浜松に2店 年末年始以降に計画
近畿地方を中心にホームセンター「コーナン」を展開するコーナン商事(大阪府)が浜松市内に2店舗の出店を計画していることが、6日までに同社などへの取材で分かった。 出店予定地はイオンリテール(千葉市)がショッピングセンター「そよら浜松西伊場」の建設を進めている浜松市中区西伊場町の日本たばこ産業(JT)浜松工場跡地の一画と、同市西区入野町。このうち、西伊場町の新店は鉄骨平屋建てで店舗面積約2600平方メートルの計画。コーナン商事によると、開店時期は西伊場町が来春以降、入野町は年末年始ごろを見込む。 同社は東証プライム市場に上場する業界大手で、国内外で530店以上を運営する。静岡県内には2020
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健康で働けるなら職種を問わず 再就業、納得して挑む シニア雇用 年齢で判断されるのはあり?⑤ キュレーター/読者の意見 【賛否万論】
シニア雇用の問題に関しては、自身の経験を元に興味深い意見がキュレーターや読者から寄せられました。不採用の理由が不透明で自分が否定されている思いがしたり、年齢差別が他の分野にもあったりする課題が指摘されたほか、“お試し期間”の導入や、地域ぐるみのシニア人材活用など解決策も提案されました。シニアの仕事に対する考え方が多様なことも見えてきました。今回もキュレーターと読者の意見を紹介します。 健康で働けるなら職種を問わず キュレーター 寺子屋たっちゃんさん(静岡市) 私学教育に携わり50年超の人情家。「人は多士済々」。ことし後期高齢者となる シルバー、シニ
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伊豆の国のIZULU 全日本小学生バレー静岡県大会3連覇 市長に報告
伊豆の国市を拠点に活動する「IZULU(イズル)バレーボールクラブ」が、6月に菊川市などで開かれた第43回全日本バレーボール小学生大会静岡県大会で3連覇を成し遂げ、全国大会出場権を獲得した。選手らがこのほど、市役所に山下正行市長を訪ね、報告した。 同チームは東部大会1位で県大会に進んだ。12チームによるトーナメントに2回戦から登場し、順調に勝ち進んだ。決勝では西部大会2位の袋井南(袋井市)を2-0で下した。 伊豆の国市立韮山小6年の平岩璃空主将は「相手は背が高かったが、協力して勝てた」と振り返った。山下市長は全国大会出場について「体調管理をしっかりして悔いのないように全力で戦ってほしい」
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クラウンメロンの香料開発 袋井の静岡県温室農協支所など 知名度向上へ期待
袋井市の静岡県温室農業協同組合クラウンメロン支所と大手香料メーカー小川香料(東京都)はこのほど、県西部特産のクラウンメロンを活用した香料を共同開発した。菓子や飲料などに使用され、同メロンのさらなる知名度の向上へとつなげる。 同支所が出荷基準を満たさないメロンを提供し、食べ頃を迎えた芳醇(ほうじゅん)な香りを再現した。最高級メロンの本物感を出すことに試行錯誤したといい、試作段階では地元生産者らの意見も取り入れた。 同支所によると、気温の上がる夏場に規格外のメロンが出やすく、大半はピューレにしていたが一部は廃棄されていた。香料の原料とすることで廃棄削減につながることも期待する。 リリース発
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⚾袋井商【高校野球チーム紹介2023夏】
センターラインを中心とした守備が自分たちの強み。守りでリズムをつくり、ミスをしてもカバーし合える。一戦一戦持ち味を発揮して全員野球で勝ち進みたい。 部長 谷口 翔汰 監督 久保田大二朗 ①森 聖人(3年、袋井)180、67、右右 ②栗崎 鷹斗(3年、袋井)172、63、右右 ③岡田 真(3年、袋井南)178、70、右右 ④大柳 翔(3年、掛川西)166、65、右左 ⑤鈴木 捷斗(3年、袋井浅羽)167、67、右右 ⑥桑原 悠樹(3年、掛川桜が丘)165、60、右右 ⑦遠藤虎太郎(3年、掛川桜が丘)173、75、右右 ⑧平井 海星(3年、掛川桜が丘)162、59、右左 ⑨永田 陸(
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⚾袋井【高校野球チーム紹介2023夏】
元気が持ち味のチームで、全力プレーを心がけている。冬場のトレーニングで選手全員が力を付けた。磨いてきた「打ち勝つ野球」で甲子園出場を目指す。 部長 竹中 信 監督 木村 幸靖 ①矢野 拓海(3年、磐田神明)172、70、左左 ②海野伸太朗(3年、磐田豊田南)171、78、右左 ③石原 彪我(2年、磐田竜洋)171、62、右左 ④片岡 祐大(3年、袋井浅羽)177、77、右右 ⑤藤井 優宗(2年、森)180、73、右右 ⑥西尾 陽太(3年、掛川桜が丘)172、74、右右 ⑦佐々木徠希(1年、掛川大須賀)172、73、右左 ⑧飯塚 知樹(3年、御前崎浜岡)172、69、左左 ⑨荻原 拓実(
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屋外無人搬送PRに力 EV使用 ヤマハ発関連会社、市場開拓へ
ヤマハ発動機と自動運転システム開発のティアフォー(名古屋市)の合弁会社イヴオートノミー(袋井市)は、自動運転EVを使った無人搬送サービス「イヴオート」のPRに力を入れている。これまでは難しかった工場や倉庫での屋外自動搬送を実現した新たなサービスだけに、市場開拓には認知度向上が急務。2030年までに国内外で売り上げ100億円を目標に掲げ、産業展示会への出展や多業種への売り込みで普及を図っている。 ヤマハ発のゴルフカーをベースにしたEVが立体的な地図情報を基に、センサーで障害物を感知しながら屋内外を無人走行し、部品や資材などを搬送する。凹凸のある路面や夜間の走行にも対応し、最大1・5トンをけ
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古布などリサイクルへ 回収箱設置 袋井のまちづくり協 3団体
袋井市のまちづくり協議会3団体が7月から、コミュニティセンターに古布等回収ボックスを設置した。2030年度までに家庭系可燃ごみの排出量30%減を目指す「ふくろい5330(ごみさんまる)運動」の一環で、地域を挙げてごみ削減に向けた取り組みを推進する。 開始したのは袋井南、浅羽東、高南の3地区の協議会。各地区のコミュニティセンターの駐車場にコンテナを設置し、衣類やタオル、毛布、靴などを受け付けている。回収した古布などは海外で再利用されるほか、機械の油拭きなどに用いる布や車の内装材としてリサイクルされる。 まちづくり協議会が回収主体になることで古布などの買い取り額が協議会の収入となって地域づくりに
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「健康かるた」 読み句を募集 中東遠医療センター 掛川
中東遠総合医療センター(掛川市菖蒲ケ池)は、開院10周年記念事業としてオリジナルの健康かるたを制作する。8月20日まで、健康や同センターに関係する内容の読み句を募集している。「あ」―「ん」の1音から受け付ける。1人で全50音の応募も可能。 地域と共に楽しみながら健康への気付きや学びを深めようとする試み。読み句の例は「『ち』長寿の秘訣(ひけつ)は、毎日のお茶」。20文字以内で投稿する。同センターの担当者は「記憶に残りやすく、地域性がある読み句を採用したい」としている。 院内で審査して9月30日の開院10周年記念式典で発表する。かるたの完成は12月下旬。採用された人に健康かるたを贈るほか、優
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後期高齢者向けの被保険者証誤交付 袋井市、保険料誤徴収
袋井市は30日、後期高齢者医療制度の適用外である生活保護受給者に誤って後期高齢者を対象とした被保険者証を交付し、本来支払う必要のない保険料を2年近く徴収していたと発表した。対象は3人で、総額は7万8200円。 市によると、当事者からの問い合わせを受けて判明した。後期高齢者医療を主管する保険課は、75歳になる生活保護者の名簿と後期高齢者医療制度の対象者リストを照合し、重複していた場合には被保険者証の交付停止の処理を行っているが、3人については事務処理が漏れていたという。当事者には事情を説明し、納付を確認した保険料から随時返金していく。 市は再発防止に向け、交付事務のダブルチェックや定期的な
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31議案 可決、同意 袋井市議会6月定例会
袋井市議会6月定例会は29日、最終本会議を開いた。同日追加提出した本年度一般会計補正予算案など17議案を含む31議案を原案通り可決、同意し、閉会した。市民団体から提出された加齢性難聴者の補聴器購入に市独自の助成制度創設を求める請願については不採択とした。
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デジタル推進へ本腰 袋井市「委員会」設置 初会合、現状と課題 共有
袋井市は本年度、加速するデジタル化に適応した自治体経営の実現に向け、幹部職員が具体的な施策を検討する「袋井市デジタル推進委員会」を設置した。初会合をこのほど市教育会館で開き、庁内外の現状と課題を共有した。 課長職35人で構成。定期的に検討会を開催し、各課における政策課題などでのデジタル活用の方法を模索する。人口減少や環境問題など、社会の変化を見据えた街づくりも検討する。協議は12月に策定予定の「第1次袋井市デジタル推進計画」に反映させる。 初会合はデータサイエンスやデジタル人材育成事業などを手がける高橋範光氏を講師に招き、今後のデジタル社会の方向性などへの理解を深めた。委員同士で市役所でのデ
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省エネ家電補助金 予算増、申請枠拡充 袋井市長が発表
袋井市の大場規之市長は28日の定例記者会見で、今月から受け付けを開始した「省エネ家電買替え促進事業補助金」について、予算を増額し、申請枠を拡充すると発表した。29日の市議会6月定例会で補正予算案を追加提出する。 家計負担の軽減と脱炭素推進を目的とし、国が設定する省エネ基準達成率100%以上の冷蔵庫やエアコン、工事を伴って取り換えるLED照明器具の設置購入費を最大5万円助成する。26日現在、申請額が当初の予算3千万円に迫る2839万円に達している。市民のニーズが高く、3千万円の増額を決めた。 補助対象は市民で、市内の店舗、事業所での新品への買い替えに限る。申請期間は8月31日までで、購入日、設
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補正予算案など17議案追加提出へ 袋井市
袋井市は28日、本年度一般会計補正予算案など17議案を29日の市議会6月定例会最終日に追加提出すると発表した。 補正予算案は1億4600万円を追加。このうち、今月の台風2号の接近に伴う豪雨で被災した市道大谷幕ケ谷線をはじめとする公共土木、農林施設の復旧事業費として1億1500万円を計上した。
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小笠山(掛川市、袋井市) 急坂の先に名山の遠望【山ある記】
掛川市の富士見台霊園をたち、与左衛門池の先から「小笠山へ」の指導標に従い、林道から山道へ。急な登りだが道はしっかりしていて、タヌキの「ため糞[ふん]」やイノシシの「ヌタ場」もある自然たっぷりの登りだ。尾根に取り付くと、まわりの木々はウバメガシに、足元は小砂利の堆積岩へと変わった。両側が大きく切れ込んだ尾根道に架かる富士見橋を渡る。小笠山特有の浸食で形成されたケスタ地形によるものだ。 道は自然林の中を尾根に沿うようになだらかに延びる。自然環境がさまざまな植物の生育条件を満たす小笠山は、1300種類もの植物が確認されている。足元にはスズカカンアオイの緑の葉。 きつい登りを頑張ると、4等三角点
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静岡県内1人心肺停止 熱中症、8人搬送
静岡県内で27日、熱中症とみられる症状で少なくとも8人が救急搬送された。うち1人は搬送時、心肺停止状態だった。 袋井市森町広域行政組合袋井消防本部によると、心肺停止の状態だったのは、袋井市の男性(63)。午後0時半ごろ、屋外で倒れているのを通行人が発見したという。このほか、西伊豆町の女性(79)が重症。中等症は5人、軽症は1人だった。
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B’z デビュー35年 9月9、10日エコパで公演
ロックユニットB’zが全国ツアー「B’zLIVE-GYMPleasure2023-STARS-」をスタートさせた。9月9、10日にはエコパスタジアム(袋井市)で公演する(静岡新聞社・静岡放送など主催)。両日とも午後5時半開演。 ボーカル稲葉浩志とギター松本孝弘が1988年9月にシングル「だからその手を離して」とアルバム「B’z」の同時発売でデビューしてから35年。日本の音楽シーンに数々の金字塔を打ち立ててきた。7月12日にはシングル「STARS」をリリースする。数多くの楽曲の中からベスト選曲を披露するPleasureツアーは5年ぶり。35周年のメモリアル
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ゴルフ・国体女子静岡県代表選考会 永田、大橋、星野選出
ゴルフの国体女子静岡県代表選考会は24、25日、袋井市の葛城ゴルフ倶楽部山名コース(6458ヤード、パー72)で2日間36ホールで争い、永田愛梨(浜松学芸高)が通算142で1位、大橋莉生(浜松学芸高)が147で2位になった。研修会の年間ポイントで最上位となった星野瑠菜(グランフィールズCC)とともに、10月の鹿児島国体の代表に選出された。
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場面緘黙当事者ら 症状や悩みを共有 静岡で「おしゃべりの会」
学校など特定の場所や状況で言葉が発することができなくなる「場面緘黙(かんもく)」の当事者らの支援団体「静岡 場面かんもくの会」がこのほど、当事者や保護者が思いを共有する場「おしゃべりの会」を静岡市葵区の市民文化会館で初めて開いた。 全国で支援活動を行う「かんもくネット」の角田圭子代表が司会を務め、静岡県内の当事者1人と保護者7人が症状や悩みなどを打ち明けた。場面緘黙に悩む中学2年の娘を持つ大竹実穂さん(44)=袋井市=は「思春期も重なり精神的に落ち込んでいたが、好きなことに熱中することで前向きになれている」と経験を語った。 2020年12月に設立した同会の公文匠代表(48)=伊豆の国市=
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県産温室メロン 最高賞に堀内さん 袋井 クラウンメロン 支所で品評会
本県産温室メロンの頂点を決める「県温室メロン品評会」(県温室農業協同組合主催、静岡新聞社・静岡放送後援)がこのほど、袋井市の県温室農協クラウンメロン支所で開かれた。生産者約350人の中から、最高賞の農林水産大臣賞に堀内徹也さん(クラウンメロン支所)が選ばれた。 クラウン、磐田、静南の3支所の予選を通過した52点が出品された。全国の市場関係者や県職員らが審査員を務め、網目の張り方、玉の形、味、香りなどで採点した。最高賞を受賞した堀内さんは、11月に明治神宮で行われる新嘗祭(にいなめさい)に生産したメロンを奉納する。 特産の温室メロンの品質向上や消費拡大を目指して開催している。同支所によると、今