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洗濯機製造50年の歴史紹介 パナソニック静岡工場 見学ツアー

 操業50周年を迎えたドラム式洗濯乾燥機を製造するパナソニック静岡工場(袋井市新池)がこのほど、県や首都圏、大阪府内の報道関係者らを同工場に招き、ものづくりの歴史や最先端技術を紹介する見学セミナーを開いた。

2022年6月に新設されたドラム式洗濯機専用ラインを案内した見学ツアー=袋井市新池のパナソニック静岡工場
2022年6月に新設されたドラム式洗濯機専用ラインを案内した見学ツアー=袋井市新池のパナソニック静岡工場

 同社ランドリー・クリーナー事業部の藤本勝部長が登壇。静岡工場は1973年に全自動洗濯機の専門工場として操業を開始し、2003年に世界初のななめドラム洗濯乾燥機を生産するなど、使いやすさと性能を両立した商品開発で日本の洗濯文化をけん引してきた歴史を振り返った。
 工場内を巡るツアーでは、洗濯機の製造ラインを見学した。プレス部品や樹脂部品の成形、洗濯機の組み立てなど生産工程はコンピューター管理化され、製造時に不具合があれば瞬時に原因を特定。流通を把握するシステムも構築し、需要を予測して即納率も94%まで高めていると説明した。
 このほか、需要の伸長を踏まえて22年6月に新設されたドラム式洗濯機専用ラインを案内。23年秋発売の新商品の展示も行った。

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