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「再発防止へ指導」 医師逮捕で袋井市長

 中東遠総合医療センター(掛川市菖蒲ケ池)の医師(43)が診察中に患者の10代女性にわいせつな行為をしたとして逮捕された事件を受けて、袋井市の大場規之市長は22日の定例記者会見で「捜査への協力要請はもちろん、病院として状況把握に努めて徹底した再発防止策を講じるべく指導していく」と述べ、病院側に積極的に関与する姿勢を示した。
 同センターを運営する掛川市・袋井市病院企業団は、掛川と袋井の両市で構成する一部事務組合。大場市長は、事件の詳細を把握できていないとした上で「事実であれば極めて遺憾。市民の落胆を考えると言葉にならない。心から申し訳なく思う」と述べた。
 医師は2022年12月ごろ、10代女性にわいせつな行為をしたとして7月29日に準強制わいせつ容疑で掛川署に逮捕された。8月17日には、22年3月に13歳未満の女児に同様の行為をしたとして、強制わいせつの疑いで再逮捕された。

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