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「落ち着いて高い場所に」 袋井の園児と警察官が津波避難訓練

 東日本大震災を教訓に静岡県が定めた津波対策推進旬間(2~11日)に合わせて、県警緊急事態対策課と袋井署は7日、袋井市沿岸部の浅羽南幼稚園で津波避難訓練を行った。署員の誘導で全園児約40人が津波避難施設へ避難し、津波への備えを学んだ。

警察官の誘導で津波避難施設に避難する園児たち=7日午前9時10分ごろ、袋井市
警察官の誘導で津波避難施設に避難する園児たち=7日午前9時10分ごろ、袋井市
警察官の誘導で津波避難施設に避難する園児たち=7日午前9時10分ごろ、袋井市
警察官の誘導で津波避難施設に避難する園児たち=7日午前9時10分ごろ、袋井市
警察官から紙芝居で避難方法を学ぶ園児たち=7日午前9時20分ごろ、袋井市
警察官から紙芝居で避難方法を学ぶ園児たち=7日午前9時20分ごろ、袋井市
警察官の誘導で津波避難施設に避難する園児たち=7日午前9時10分ごろ、袋井市
警察官の誘導で津波避難施設に避難する園児たち=7日午前9時10分ごろ、袋井市
警察官から紙芝居で避難方法を学ぶ園児たち=7日午前9時20分ごろ、袋井市

 南海トラフ巨大地震が発生し、県内全域に津波警報が発令されたとの想定で実施した。平松明子園長が放送で地震発生を伝えると、園児たちはしゃがんで頭を守り、身の安全を確保した。揺れが収まると、付近をパトロール中だった同署員が、園児たちを園の向かいにある高さ6・5メートルの津波避難タワーに誘導。防災ずきんをかぶった園児らが階段を落ち着いて上った。
 屋上では同課の警察官が、4月に小学校へ入学する年長園児に向けて、登下校中に地震が発生した場合の安全な避難方法を紙芝居で伝えた。
 同園は海から約1・5キロに位置する。袋井市のハザードマップによると、0・2~1メートルの津波が予測され、園では月に1回ほど、災害避難訓練を実施している。平松園長は訓練後、「これまでの訓練の成果もあって落ち着いて避難できていた。地震はいつ起きるか分からない。これからも練習したことを忘れないで」と園児たちに呼びかけた。

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