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「遠州袋井牛」県で最優秀 生産者岩瀬さん 市長に報告

 「遠州袋井牛」を生産する岩瀬牧場(同市湊)の岩瀬茂吉さん(64)が、「県畜産共進会」肉牛の部(交雑種部門)で2年連続の最優秀賞に輝いた。関係者が18日、市役所に大場規之市長を訪ね、報告した。

大場市長(右)に県畜産共進会での受賞を報告した早人さん(右から2人目)ら遠州袋井牛普及推進協議会のメンバー=袋井市役所
大場市長(右)に県畜産共進会での受賞を報告した早人さん(右から2人目)ら遠州袋井牛普及推進協議会のメンバー=袋井市役所

 肉牛の部には県内から牛110頭が出品され、うち55頭で競った交雑種部門で最優秀賞を受賞した。
 市役所には岩瀬さんの息子早人さん(30)のほか同部門で2年連続優秀賞の永田慎次さん(45)らも訪れた。早人さんは「毎日の世話が評価されうれしい」と振り返り、大場市長は「素晴らしい成果。行政としても支援をするので、今後も事業発展に向けて取り組んで」とエールを送った。
 「遠州袋井牛」は、昨年4月に早人さんや永田さんら市内の若手生産者で構成する遠州袋井牛普及推進協議会がブランド化した。黒毛和牛とホルスタインを掛け合わせた交雑牛で、良質な肉質と脂が少ないヘルシーさが特徴。地元のわらを与え約2年かけて育てる。

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