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土鍋炊飯「モチモチ」 地元食材で児童が料理 SBS学苑静岡校

 子どもが地元産の米や野菜を使って料理するイベント「mogmogふるさとキッチン」が11日、静岡市駿河区のSBS学苑静岡校で開かれた。市内の小学生23人がおにぎりと富士宮やきそば作りに取り組んだ。

土鍋を開け、炊き上げたご飯を見つめる児童ら=静岡市駿河区のSBS学苑静岡校(写真の一部を加工しています)
土鍋を開け、炊き上げたご飯を見つめる児童ら=静岡市駿河区のSBS学苑静岡校(写真の一部を加工しています)

 袋井市の田んぼで米を育てる岩崎晋也さん(47)の講話で、気温を計算して種まきの時期を考えたり、肥料を減らしたりするなど稲作の工夫を学んだ。岩崎さんが育てた米「コシヒカリ」と「ミルキークイーン」で土鍋炊飯にも挑戦した。
 白飯が炊き上がると、児童はしゃもじで鍋底からほぐし、早速味わった。静岡市立南部小6年の海野陽花さん(12)は「炊飯器のご飯よりモチモチしておいしい」と食感を楽しんだ。
 駿河区のレストラン「セラヴィ」のシェフ鈴木啓介さん(47)の手ほどきで、駿河湾産サクラエビや富士宮市産キャベツ入りの富士宮やきそばも作った。
 イベントは、全国の子どもたちに郷土料理の魅力を再認識してもらう農林水産省の事業の一環。

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