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袋井市 犯罪被害者支援を強化 警察、NPOと連携協定

 袋井市はこのほど、犯罪被害者への支援体勢を強化するため、袋井署とNPO法人静岡犯罪被害者支援センターとそれぞれ連携協定を結んだ。各機関が協力し、被害者側の社会復帰や経済支援を後押しする。

犯罪被害者支援に関する協定を交わした締結式=袋井市役所
犯罪被害者支援に関する協定を交わした締結式=袋井市役所

 市は10月から犯罪被害者支援に特化した条例を施行した。付き添いや申請手続きの補助、物品の貸与など日常生活の支援に加え、被害者が死亡した場合は30万円、重傷病者には10万円の見舞金支給を行う。必要に応じて「犯罪被害者等支援庁内連絡会」を開催し、二次被害の防止や迅速で適切な支援に向け、関係各部署で情報を共有し連携を図っていくことも定めた。
 同日、市役所で行われた締結式で大場規之市長と袋井署の杉山大輔署長、同センターの白井孝一理事長が協定を交わした。大場市長は「被害者が一日でも早く平穏な日常を取り戻せるよう、一人一人に寄り添った支援をしていきたい」と述べた。

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