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「コーナン」浜松に2店 年末年始以降に計画

 近畿地方を中心にホームセンター「コーナン」を展開するコーナン商事(大阪府)が浜松市内に2店舗の出店を計画していることが、6日までに同社などへの取材で分かった。

コーナン商事がホームセンターの出店を計画する予定地周辺=6日午後、浜松市中区西伊場町
コーナン商事がホームセンターの出店を計画する予定地周辺=6日午後、浜松市中区西伊場町

 出店予定地はイオンリテール(千葉市)がショッピングセンター「そよら浜松西伊場」の建設を進めている浜松市中区西伊場町の日本たばこ産業(JT)浜松工場跡地の一画と、同市西区入野町。このうち、西伊場町の新店は鉄骨平屋建てで店舗面積約2600平方メートルの計画。コーナン商事によると、開店時期は西伊場町が来春以降、入野町は年末年始ごろを見込む。
 同社は東証プライム市場に上場する業界大手で、国内外で530店以上を運営する。静岡県内には2020年3月に建築職人向け資機材をそろえる「コーナンPRO浜松和田店」(同市東区)を初出店し、21年10月に袋井市、23年6月に掛川市にそれぞれ一般向けのホームセンターを開店した。西伊場町はホームセンター、入野町はPROを予定する。
 同社の広報担当者は「関東と関西の間で自社の店舗空白地になっている地域に出店を進めようと準備している」と話した。

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