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中東遠医療センター10周年祝う 掛川

 掛川市・袋井市病院企業団が運営する中東遠総合医療センター(掛川市菖蒲ケ池)は30日、開院10周年を記念した式典を同所で開いた。宮地正彦企業長兼院長が「初心に返り、患者に誠心誠意を尽くす。地域の思いに報いるために努力していく」と決意を述べた。

参列者を前にあいさつする宮地企業長兼院長=掛川市菖蒲ケ池の中東遠総合医療センター
参列者を前にあいさつする宮地企業長兼院長=掛川市菖蒲ケ池の中東遠総合医療センター

 行政や医療の関係者、国会議員ら約160人が参列した。宮地院長はこれまでの歩みを振り返り「日本トップクラスの臨床研修病院を目指すことを目標に掲げて教育研修に取り組んできた。若手医師が集まる環境が病院の活性化と質の向上に寄与している」と医師不足解消に向けた取り組みを紹介した。久保田崇掛川市長と大場規之袋井市長がそれぞれあいさつし、さらなる発展に期待を込めた。
 10周年記念事業として市民から募集した「健康かるた」の読み句を発表したほか、病院歌「金木犀(きんもくせい)、咲き誇る明日へ」も披露した。
 同センターは2013年5月、掛川、袋井両市の市立病院が合併して誕生した。自治体病院の統合は全国初だった。

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