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袋井学校給食センター 3→2体制に 市再編案

 袋井市は7日の市議会全員協議会で、袋井、中部、浅羽の3学校給食センターを2センター体制に再編する案を示した。浅羽センターは食材の下処理・加工に特化した施設に改修する方針。2029年度の新体制移行を目指す。
 袋井センターは3千食を提供可能な施設に改修し、最も新しい中部センターは現状の機能のまま5千食の調理を続ける。調理員の確保や食材の調達など効率的な運営と、給食の質確保の両立を図る。
 市は袋井、浅羽の両センターで設備の老朽化が進んでいることから、施設改修の方向性を検討してきた。市教委おいしい給食課によると、23年度は3センターで1日計9250食を提供しているが、28年度には少子化の進展で給食の需要が8千食を下回る見通し。こうした状況を踏まえ、機能を分担する新体制が最も適していると判断した。
 今後も再編の詳細を検討し、本年度末までに具体的な計画を策定する予定。

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