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気になる「コト」 袋井高生が解決 「蛙化現象」「人気校になるには」… 斬新アイデア発表

 袋井市愛野の袋井高でこのほど、身近にある気になる「モノ・コト」をテーマに課題を設定し、問題解決に向けた方策を紹介する成果発表会が開かれた。1、2年生が約130のグループに分かれ、若者らしい斬新なアイデアをポスターセッション形式で披露した。

斬新なアイデアをポスターセッション形式で披露する生徒=袋井市愛野の袋井高
斬新なアイデアをポスターセッション形式で披露する生徒=袋井市愛野の袋井高

 「日常の蛙化(かえるか)現象を徹底解剖」「配布物や課題を紛失しない方法」など生徒たちはユーモアあふれる題材を掲げ、テーマに関連のある地元企業や団体にインタビューするなどして解決策を引き出した。同校が人気校になるための方法を考えた班は、校舎の裏山「高の字山」をモチーフにした新たなマスコットキャラを作り、地域にプロモーションをかけることを提案した。
 同校の総合的な探究の一環。主体的な姿勢を育むとともに、論理的に課題解決する力を身につけてもらおうと実施した。発表会には協力先の地元企業や小中高の教員ら約90人が訪れ、発表に耳を傾けた。
 (磐田支局・崎山美穂)

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