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スパークリング茶 世界V 焼津の製茶会社など報告 市長「新しいジャンルに」

 焼津市の長峰製茶などが中心となって活動する晩茶の再興に取り組む団体「ボーディーティーアンドカルチャー」のメンバーがこのほど、市役所に中野弘道市長を訪ね、団体の開発したスパークリングティーがシンガポールで開かれた「にっぽんの宝物世界大会2023」の「日本と海外の融合部門」でグランプリを獲得したことを報告した。

受賞商品について中野市長(右)に説明する多々良社長(中央)=焼津市役所
受賞商品について中野市長(右)に説明する多々良社長(中央)=焼津市役所

 受賞商品は乳酸発酵茶を原料にしたボトリングティーで甘い香りとかんきつを思わせる香りが特徴。審査ではもなかと一緒に出したところ、ペアリングの相性の良さや「健康的でおいしいノンアルコール飲料」という観点から高い評価を得た。
 報告には長峰製茶の多々良高行社長、安間製茶(袋井市)の安間孝介代表らが出席。中野市長に受賞商品と、かつお節とクリームチーズを合わせたもなかを振る舞った。中野市長はノンアルコールビールと思わせるような酸味がきいた味わいを絶賛し「『ノンアルコール飲料』とは違う新しいジャンルとして打ち出していってほしい」と語った。
 (焼津支局・福田雄一)

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