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看護業務効率化アワード 最優秀に浜松、袋井の2病院

 静岡県看護協会(松本志保子会長)はこのほど、「看護業務効率化アワード2023」の授賞式を静岡市内で開き、最優秀賞に浜松医科大付属病院(浜松市中央区)、袋井市立聖隷袋井市民病院を選んだ。看護職の労働人口が減少し、業務の効率化が課題となる中、好事例の掘り起こしや普及を狙って初開催した。

看護業務効率化アワードで、表彰を受ける医療機関の看護師ら=静岡市内
看護業務効率化アワードで、表彰を受ける医療機関の看護師ら=静岡市内

 同大付属病院は、定年退職した看護師を障害のある職員の指導責任者に起用。人材の継続雇用につなげたほか、院内を熟知するベテランが介在することで指導される側の業務に幅が出るなどの利点があった。
 聖隷袋井市民病院は入院待機の患者を減らそうと、「病床管理シート」の入力システムを導入した。各病棟の稼働状況が可視化されて入院の調整をしやすくなり、患者の待機日数が短縮されたり、病床稼働率が過去最高になったりした。
 ほかの受賞施設は次の通り。
 優秀賞 すずかけセントラル病院(浜松市中央区)きせがわ病院(沼津市)岡村記念病院(清水町)▽特別賞 菊川市立総合病院(菊川市)

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