2023年6月8日(木)

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菊川市の記事一覧

  • ⚾小笠【高校野球チーム紹介2023夏】

     守備のミスが少なく、チームが仕上がってきた。主将で一塁手の松川が声で引っ張る。2年生エースの村上は切れのある直球が持ち味。技巧派の松本は低い球のコントロールが良く、打たせて取るのが理想。打撃は上位打線が流れを作る展開。広角に打てる赤堀は長打も期待できる。昨年8月から毎月、校内で合宿練習を行う。食事も部員が作り、絆を強めている。 部長 鈴木  亮 監督 榑松 俊輝 ①村上 明来(2年、掛川西) ②榑松 陽大(2年、菊川東) ③松川  巧(3年、御前崎) ④村松 進夢(3年、菊川西) ⑤松井 晋作(2年、掛川西) ⑥榑松 智大(1年、菊川東) ⑦桜井脩太郎(2年、東海大翔洋) ⑧曽根 悠人(

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  • キャンプギア「静岡県発」続々 テーブル、たき火台… 個性的デザインで存在感【しずおかアウトドアファン】

     アウトドアレジャーの主役としてキャンプの人気が高まる中、静岡県内でもキャンプ用のギア(道具)の製造、販売に乗り出す企業が増えている。小規模ながらも、大手メーカーにはない個性的なデザインや使いやすさといった特徴を打ち出し、静岡県発の「ガレージブランド」として存在感を高めつつある。 伝統の紗綾形模様に  「2014年に創業し、今では約30種類の商品を手がけるようになった。静岡だけでなく、台湾や香港などからも注文が来る」―。「アイアンクラフト」のブランド名で製品を開発しているアウトリガー(菊川市)の黒田憲一社長は手応えを語る。  事業を始めたきっかけは、建設業を営む黒田社長が知人からキャンプテー

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  • GI登録の深蒸し菊川茶 輸出向け協議会設置へ 定例会で市長答弁

     菊川市の長谷川寛彦市長は6日の市議会6月定例会で、お茶の有機栽培と輸出に特化した協議会を本年度立ち上げる方針を示した。3月に国の地理的表示(GI)保護制度に登録された深蒸し菊川茶を海外でも保護できるよう登録申請を進め、販路拡大を目指す。須藤有紀氏(みどり21)の一般質問への答弁。 輸出に向けた茶生産を推進するため、生産者らと茶園の場所や面積などを具体的に検討する。長谷川市長は「国の制度に登録されたため、国内外でブランド力が強化される。世界を視野に入れたビジネスチャンスの拡大につながる」と期待を込めた。 登録後は茶業協会ホームページの閲覧数が大幅に増えたほか、キャンペーンの実施を希望する県外の

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  • 民生児童委員協 静岡市で活動報告 2研究地区

     静岡県民生委員児童委員協議会は6日、本年度総会を静岡市駿河区のグランシップで開いた。2021年度から2年間、研究地区に指定された伊豆の国市伊豆長岡と菊川市小笠の両地区の民生委員児童委員協議会が活動を報告した。  伊豆の国市伊豆長岡の室伏美登里会長は見守り対象者への具体的な対応事例を示し、専門機関と連携した解決策などを説明した。菊川市小笠の杉山茂会長は長期休業明けに小中学校で行ったあいさつ運動を紹介。「コロナ禍でも工夫して活動できた」と述べた。  議事では、本年度事業計画など4議案を原案通り承認した。岩倉睦弘会長は「新型コロナの感染拡大によって生活困窮世帯やひきこもりが増加し、近年はヤングケア

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  • 菊川・小笠高 24年春から新制服 学校祭で披露

     菊川市の小笠高で3日、学校祭が開かれ、24年4月から新しくなる制服が披露された。現在の制服は性別により基調色が異なっているため、新制服ではスラックスもスカートも紺色をベースとし、従来の女子制服の特徴だった赤を共通のアクセント色とした。  校内で1年半前から検討を重ねてきた。市内の中学生を対象にアンケートを行ったほか、市役所に展示して市民から意見を募り、現在の女子の赤いスカートのイメージを継承するデザインに決まった。  学校指定はジャケット、スカート、スラックス、リボン、ネクタイ。経済面も考慮し、セーターは指定から外した。制服検討委員会の大原尚喜教諭(50)は「指定を減らし、生徒がシャツの色を

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  • ニュースポーツ「楽しい」 静岡市で体験会

     静岡市スポーツ推進委員連絡協議会(狩野充央会長)は4日、年齢や体力を問わずあらゆる人が楽しめる「ニュースポーツ」の体験会を同市葵区の市中央体育館で開いた。  スポンジ製のシャトルを打つ「ファミリーバドミントン」、菊川市で考案された福祉バレー「フーバ」など、8種目の体験コーナーを設置。同区の推進委員がルールやこつを説明した。  静岡市立横内小1年の今村ひかりさん(6)は、重り付きのひもを投げて3段の棒に引っかける「ラダーゲッター」に挑戦。「投げるのが好きだから楽しくできた」と話した。

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  • 菊川の空き家 41件増376戸 22年度 市議会定例会

     菊川市の長谷川寛彦市長は5日の市議会6月定例会で、空き家と思われる住宅は2022年度に376戸あり、21年度より41件増加したと報告した。渡辺修氏(みどり21)の一般質問への答弁。 倒壊の危険などがある「特定空き家」の認定はなかった。放置すれば特定空き家になる恐れがある「管理不全空き家」の制度は前向きに活用する意向を示した。市が勧告すると固定資産税の住宅用地特例が解除されて固定資産税が高くなるため、「所有者意識が改善されて空き家の処分や適正管理が期待できる」と理由を述べた。 一般質問には西下敦基(市民ネット)、松本正幸(みどり21)、横山隆一(無所属、日本共産党)、織部ひとみ(みどり21)、

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  • 浜松の高柳さん SSクラス優勝 磐田将棋愛好クラブ

     磐田将棋愛好クラブの第230回大会が4日、磐田市の市総合健康福祉会館iプラザで開かれた。49人が参加し、最強のSSクラスは浜松市の高柳丞さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 SS ①高柳丞(浜松市)②赤松竜也(同)③松島義男(磐田市)▽S ①渥美良純(浜松市)②阿部久夫(磐田市)③落合雅巳(菊川市)▽A ①川口哲也(浜松市)②牧野斉(同)③山中敏夫(磐田市)▽B ①中村敏男(浜松市)②清水文彦(磐田市)③高柳長男(掛川市)

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  • 菊川の福祉施設で感染性胃腸炎発生 13人 嘔吐など訴え

     菊川市の社会福祉法人草笛の会は2日、同法人が生活介護事業を行う同市上平川の施設「かすが」で感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。同法人によると1日、通所者13人が嘔吐(おうと)や発熱、下痢の症状を訴えた。重篤な症状はなく快方に向かっている。

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  • 戸塚さん(掛川西高3)最優秀 男女共同参画キャッチフレーズ

     内閣府が15~20歳を対象に募集した本年度の男女共同参画週間キャッチフレーズに、菊川市西方の戸塚俊作さん(17)=掛川西高3年=が考えた「無くそう思い込み、守ろう個性 みんなでつくる、みんなの未来。」が最優秀作品に選ばれた。応募総数4326点の中から決まり、ポスターに採用された。  戸塚さんは「性別に関係なく、誰もがやりたいことを実現し、互いにサポートできる世の中になってほしい」と願い応募した。学校では性別による壁を感じないが、地域活動に参加したとき、地区の役員が男性ばかりだったことに疑問を感じたという。  「昔に比べたら男女の役割に違いはないが、育休取得など今でも性別にとらわれている場面が

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  • 医療×福祉×司法 専門家がタッグ 生活相談会、静岡県内に広がり

     「離婚したいが、困窮しそう」「相続で親族ともめている」「新型コロナの後遺症で生活がままならない」―。生活上のさまざまな困り事に、医療、福祉、司法の専門職がタッグを組んで応じる相談会が、静岡市清水区を中心に県東部や西部地域でも展開されている。複数の専門職が一堂に会し、問題を多面的に捉えて解決を目指すのが特徴で、県内外からの視察が相次ぐなど注目を集める。  「医療・福祉・司法なんでもかんでも相談会」(静岡市清水医師会主催)は2016年度に清水区で始まり、本年度で8年目。コロナ下にビデオ会議システムを活用し始めたことで、21年から県東部や西部にサテライト会場を設け、相談会を同時開催するようになっ

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  • 岐阜強盗致傷疑い 菊川の男らを逮捕 銀座事件と関連捜査

     岐阜県大垣市の住宅から金庫が奪われるなどした事件で、同県警は30日、強盗致傷と住居侵入の疑いで、菊川市下平川、会社員の男(22)ら男5人を逮捕したと発表した。東京・銀座の高級腕時計専門店で起きた強盗事件で逮捕された男(19)が指示役などとして関与したとみられることが既に判明。同県警はグループの全容解明を目指す。他に逮捕されたのは横浜市中区の無職(18)ら、いずれも10代後半の男4人。この4人が実行役とみられる。同県警は5人の認否を明らかにしていない。  逮捕容疑は共謀して2日午後2時半ごろ、会社役員の男性(75)宅に押し入り「殺すぞ」などと脅して男性に暴行、金庫などを奪った疑い。男性は肋骨(

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  • 菊川市議会開会 14議案を上程

     菊川市議会6月定例会が30日開会し、会期を6月26日までの28日間と決めた後、2023年度一般会計補正予算案など14議案を上程した。 補正予算案は2億1800万円の追加。電力や食料品の価格高騰を受け、低所得世帯へ給付金を支給する国の臨時交付金を財源とした事業や、地理的表示(GI)保護制度に登録された深蒸し菊川茶の宣伝事業費などを盛り込んだ。 一般質問は5、6日に行う。

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  • 視覚障害者の声、映画で届け 小笠高生が上映会企画 菊川で24日

     菊川市の小笠高は6月24日午後0時50分から、全盲の姉と重度障害の弟を追ったドキュメンタリー映画「イーちゃんの白い杖(つえ)」の上映会を同市の菊川文化会館アエルで開く。視覚障害について研究する福祉系の3年生7人が中心となって企画した。  生徒は福祉探求の授業で、視覚障害者の支援施設の職員から話を聞くなどして理解を深めている。その一環で映画を鑑賞し、より多くの人に当事者の声を届けたいと考えた。  上映会で司会を務める大庭葵さん(17)と岡村帆乃さん(17)は「映画を見て、主人公のつらさやうれしさなど気持ちが分かったので、さまざまな人に見に来てほしい」と話した。  上映会が終了する午後3時からは

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  • 牧之原茶農協が最高賞 菊川、JA遠州夢咲荒茶品評会

     JA遠州夢咲荒茶出荷者協議会はこのほど、菊川市和田の同JA茶業振興センター「サエリア」で一番茶荒茶荷口品評会を開いた。4月中下旬に生産された23品を審査し、牧之原茶農協(菊川市牧之原)が最高賞の一等一席に輝いた。 生産と製茶技術の向上、消費者ニーズに合った品質の探求を目的に開催している恒例行事。一等二席は丸神茶農協(菊川市神尾)、一等三席は小沢原茶農協(同市小沢)が選ばれた。 消費地の茶商やJA職員ら5人が、外観や香気など4項目をチェックした。審査員長を務めた春木屋(甲府市)の青柳元章社長は「全体的にレベルが高く、各工場の特徴がよく出ていた。近年まれに見る接戦だった」と講評した。

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  • 田植えに夢中 菊川・千框棚田 子どもら250人参加

     農林水産省のつなぐ棚田遺産に認定されている菊川市倉沢の千框(せんがまち)棚田で27日、田植えが行われた。保全活動に取り組むNPO法人せんがまち棚田倶楽部や静岡大棚田研究会、棚田オーナー制度登録者ら約250人が参加し、美しい景観を楽しみながら作業に汗を流した。  参加者は棚田研究会の手ほどきを受けながら、苗を手に取り、等間隔で植え付けた。家族で参加する人も多く、子どもたちは泥まみれになりながら「水が温かくて気持ちいい」と夢中になって作業に取り組んだ。カエルやヤゴを見つけると喜んでいた。  同法人の山本哲理事長(74)は「昔に比べると棚田に生息する生き物が減っている。今ある景色をこれからも残して

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  • 菊川のコンビニに車突っ込む 酒酔い運転の疑いで男を逮捕

     菊川署は25日、道交法違反(酒酔い運転)の疑いで牧之原市大江、自称ブリーダーの男(50)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後1時半ごろ、菊川市東横地のコンビニ店「ファミリーマート菊川東横地店」の駐車場でワゴン車を酒酔い運転した疑い。同署によると、男が駐車しようとした際、店舗入り口のガラス扉に衝突する事故を起こして発覚した。当時、店内には従業員と利用客がいたが、けが人はいなかった。

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  • ダンスとお菓子 同時に楽しむ 菊川でイベント

     菊川市のエンターテインメントグループ「炎衆北斗TRIBE」はこのほど、歌やダンス、市内製菓店のお菓子を楽しめるイベント「菊川スイーツきくるん」を同市のきくる広場で開いた=写真=。 和菓子や洋菓子店など8店舗が出店し、ステージには常葉大菊川高ダンス部やご当地アイドルなど8団体が出演した。観客は買い物をしながらステージを観賞した。会場ではじゃんけんゲームも行い、勝った子どもにお菓子をプレゼントした。

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  • 静岡市Aが団体優勝 ゴルフ静岡県都市対抗選手権

     第108回静岡県都市対抗ゴルフ選手権は23日、静岡C浜岡Cで行われ、団体戦は静岡市連盟Aが優勝した。個人は55歳以上のAクラス(6417ヤード、パー72)を細川悦男(菊川市)が頂点に立ち、年齢制限のないBクラス(6799ヤード、パー72)は宮下健(伊東市)が制した。  ▽団体 ①静岡市388(伊藤75、清水76、佐藤77、八巻78、小山82)②浜松市389(成田75、大村75、田中76、神戸77、林86)③伊東市395(宮下72、木部75、日吉80、肥田82、泉田86)④三島市398(丸山75、前田78、鈴木80、飯沢80、吉江85)⑤富士宮市400(山上73、佐野78、大塚81、八木原83

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  • 心を癒やす棚田 水たたえ七変化 松崎町/富士宮市/菊川市【TRY!ANGLE】

     傾斜地を利用して階段状に作られた水田「棚田」。地形に沿って幾重にも重なる棚田群が、中山間地域の多い日本の原風景として多くの人の心を癒やす。  田に水が張られ、田植えが始まる5月は棚田の表情も豊かになる。水面に富士山が逆さに映る光景をはじめ、昼間は辺りが黄金色に包まれ、たそがれ時には赤色から青色の階調に染まる棚田の風景などが楽しめる。水田内に目をやるとオタマジャクシが無数に泳ぎ、カエルや虫の鳴き声がこだまし、生物の多様性を感じることもできる。  静岡県内では1999年に富士宮市の柚野の棚田群や、菊川市の千框(せんがまち)の棚田、松崎町の石部の棚田などが県棚田等十選に選定されている。  

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  • 新品種は「ゆめすみか」 静岡県茶業研究センター 24年供給開始

     静岡県農林技術研究所茶業研究センター(菊川市)は22日、新たに育成した香りに特徴を持つ茶の品種を「ゆめすみか」と命名したと発表した。2024年春に苗木の出荷を始める予定で、高付加価値商品を開発する茶業者に供給を進める。  1990年に交配したゆめすみかの育成時の系統名は「90-2-213」で、19日に品種登録出願公表された。県が開発した、茶葉を温めてかき混ぜ、低温保管して香気を発揚させる「香り緑茶製法」を経ると、さわやかなスミレのような香りが際立つという。  近年はペットボトル飲料の普及でリーフ茶需要が減退する一方、香りにうまみや甘みが調和した商品の人気は高い。県は消費者調査の結果を基に、香

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  • 茶況(5月22日)県産二茶は今週初荷 静岡市中

     静岡市中に25日ごろ、早場所から県産二茶の初荷が届く。今週から月末にかけて稼働工場が増える見通しで、あっせん業者は「減産した前年より引き合いが見込める」と話す。  最終盤の県産一茶は、富士のかぶせが1000円台前半で成立した。県外産種子島二茶の中心値は600円台で推移している。      ◇  静岡茶市場に23日、鹿児島県本土物二茶が知覧から入荷する予定。市中問屋は「水色の良い品の手当てを進める」と語る。  ◇鹿児島県茶市場(キロ・円)  ▽煎茶上場 21, 251キロ        2, 599~209(平均581)  藤枝 藤枝市岡部町の「玉露の里」でこのほど、朝比奈玉露を使ったコロッ

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  • 傷害の疑い 菊川市

     菊川署は22日、傷害の疑いで菊川市東横地、自称清掃作業員の男(48)を逮捕した。逮捕容疑は19日午前0時半ごろ、市内のマンションで焼津市の派遣社員の女性(39)にスマートフォンを投げ付けるなどの暴行を加え、腕や脚に軽傷を負わせた疑い。同署によると、2人は当時、交際を巡るトラブルになっていたという。

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  • 交通ルール順守徹底 菊川署に誓約書提出 浅野静岡工場

     金属部品の試作品製造「浅野静岡工場」(菊川市)はこのほど、従業員57人分の交通事故防止誓約書を菊川署に提出した。山田淑晃事業部長と寺田清人課長が同署を訪れ、竹下貢署長に書面を手渡した。 同工場では主に営業部門の社員が車両を運転する機会が多く、会社として日頃から交通安全マナー向上や飲酒運転根絶に向けて厳しく取り組んでいる。誓約書は「運転中は携帯電話をしない」「事故発生時は素早く報告する」など全9項目を盛り込んだ。 竹下署長は新型コロナ禍が明けて交通事故の発生件数が増加しているとし「地域の交通安全を実現するには企業の力が大きい」と協力を求めた。

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  • 少年の健全育成など重点 菊川署管内防犯協会

     菊川署管内防犯協会(会長・長谷川寛彦菊川市長)は18日、本年度の総会を同署で開き、事業計画案などを承認した=写真=。関係機関が連携して防犯活動への参加意識を高め、少年非行や犯罪のない地域社会の実現に向けた事業を推進することを確認した。 2023年度は広報誌などを作成して安全啓発を図るほか、地域安全推進員の防犯活動を支援する。薬物乱用防止を含めた少年の健全育成、非行防止にも力を入れていく。同協会顧問の竹下貢署長は今年に入り、管内で窃盗や車上ねらいの事件が相次いでいると説明。「犯罪抑止に向け地域の力を貸してほしい」と協力を求めた。

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  • 「生活の中に絵画 心豊かに」 菊川の画家落合さん 雑貨店で個展

     菊川市の画家落合くれこさん(32)の個展が18日、同市堀之内の雑貨店「ニーム」で始まった。「生活の中に絵画があると心の豊かさを大切にできる」との思いから雑貨と一緒に作品を展示している。 幅10センチほどの作品から60センチ以上の力作まで大小さまざまな絵画を並べた。掛川市文化会館シオーネ前の菜の花畑や、富士山と茶畑など地元の風景を描いた作品も多い。 「繋がる、明日の先へ」と題した作品は菊川市内の各所をスケッチして感じたことを表現。すばらしい自然がある一方、過疎化や水辺に捨てられたごみなど地域に課題もあると思い、一つの絵の中で昼と夜の風景を描いた。 個展は27日まで。水曜、日曜定休。

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  • 育児の孤独埋めるのは地域、恩恵受けない人の不満も理解を... どうする少子化 国と地方ができることとは④キュレーター・読者の意見【賛否万論】

     国の少子化対策はかれこれ約30年に及びます。直近の関連予算は6.1兆円とここ10年でほぼ倍増した一方、年間の出生数は80万人を割り込み、過去最低となりました。政策効果が十分でないことは明らかで、手詰まり感が漂います。「賛否万論」では前回まで3週にわたり、政府が公表した対策の試案や地方自治体の参考事例、本県の実情を考えました。キュレーターや読者の意見を紹介します。  キュレーター 寺子屋たっちゃんさん(静岡市) 私学教育に携わり50年超の人情家。「人は多士済々」。ことし後期高齢者となる。  今回のテーマは国家、国民の一大事だと思います。各論として、こんな手がある、あんな手はどうだと考えても

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  • 家康題材の時代劇上演 劇団静岡県史 迫力の殺陣シーンも 21日、袋井・月見の里学遊館

     劇団静岡県史(菊川市)は21日、徳川家康が題材の時代劇「家康の味方ケ原戦」を袋井市月見の里学遊館で公演する。主宰で脚本・演出の松尾朋虎さん(51)や団員が16日、市役所に大場規之市長を訪ね、本番に向けて意気込みを語った。  「家康の味方ケ原戦」は現在の浜松市で家康が武田軍に大敗した三方ケ原の戦いを軸に、家康の生い立ちや家臣との絆を描いた。殺陣のシーンも盛り込まれ、迫力のある内容に仕上がっているという。  家臣の一人である本多正重を演じる小川千脩さん(12)=袋井中1年=、本多忠勝役の赤堀愁さん(23)、家康のおじにあたる水野信元役の藤森美香さん(43)が見どころなどを紹介した。地元では初の舞

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  • 男性の家事育児は3時間未満 女性の4分の1 22年度県男女共同参画白書

     静岡県がこのほど公表した2022年度の「県男女共同参画白書」で、初めて項目に盛り込まれた「週平均1日当たりの男性の家事・育児時間」は2時間50分で、女性の約4分の1にとどまった。県担当者は「固定的な性別役割意識に反対する人は増えているが、行動変容に結びついていない」と分析する。県は25年度までの目標値を3時間30分と定めて施策を展開する。  同白書は、01年に始まった県男女共同参画推進計画に基づく施策の実施状況や市町の現況、全国比較などを毎年公表している。  家事・育児関連時間は、隔年実施している男女共同参画に関する県民意識調査で、21年度に初めて設問に加わった。国による全国データはあった

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  • 菊川の市民活動団体紹介 市民協働センターがガイドブック

     菊川市市民協働センターは、市民活動団体を紹介するガイドブックを制作した。NPO法人や任意団体、コミュニティ協議会など地域をより良くしようと活動する104団体を掲載した。 同センターは市民活動に関する相談に応じたり、団体と企業や行政とのマッチングを支援したりしている。ガイドブックはA4判で、福祉、社会教育、環境、まちづくり、文化などとジャンルを分け、1ページずつ各団体の活動をまとめた。活動目的や内容のほか、他の団体と共に活動した「協働の事例」や今後協働したい分野も紹介した。 編集を担当したセンター職員の塩沢恵美さん(48)は「地域のために何か活動したいと思ったらガイドブックで興味のある団体を探

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  • 浜岡停止12年 原子力政策転換、賛否分かれる 11首長静岡新聞社アンケート 「国策」理由、無回答も

     政府要請で中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)が全炉停止してから14日で12年を迎えた。国は東京電力福島第1原発事故以来の原子力政策を転換し、国会では60年を超えての運転を可能にする束ね法案「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法案」の審議が進む。静岡新聞社は浜岡原発から半径31キロ圏11市町の首長を対象にアンケートを実施し、原子力政策転換についての意見を聞いた。「急転換」「やむを得ない」。長期運転のリスクやエネルギー、環境問題などを背景に賛否が分かれた一方で、「国策」を理由に無回答の市町もあった。    掛川、袋井、磐田、森の4市町は「あまり理解できない

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  • 菊川ゆかりの国学者と書家 肖像画や作品紹介 掛川・大東図書館

     菊川市にゆかりのある国学者の栗田土満と書家の織部鳧山[ふざん]を紹介する合同展が28日まで、掛川市立大東図書館で開かれている。江戸時代中期に活躍した郷土の偉人2人の肖像画や作品など21点を展示した。  栗田土満は現在の菊川市中内田にある平尾八幡宮の神主の長男として生まれ、賀茂真淵や本居宣長に入門して国学や歌道を極めた。展示では歌を中心に、本居宣長からの手紙も紹介した。  織部鳧山は同市加茂の出身。江戸幕府直轄の学校で教える傍ら、私塾を開き2000人あまりの門人がいたという。会場には鳧山流と呼ばれた書を並べた。合同展は栗田土満翁顕彰会と織部鳧山同好会が主催した。毎週月曜と26日は休館日。

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  • 菊川出身「ブラジルの牧野富太郎」 橋本梧郎を紹介 小笠図書館

     菊川市立小笠図書館で9日、植物学者の牧野富太郎をモデルにした連続テレビ小説「らんまん」の放送に合わせて、「ブラジルの牧野富太郎」と呼ばれた名誉市民の橋本梧郎(1913~2008年)に関する展示が始まった。19日まで。 橋本梧郎は旧小笠町猿渡出身の植物学者。21歳で単身ブラジルに渡り、日本語学校や博物館に勤めながら研究し続けた。15万点の植物標本を集め、個人採集としては世界最大級とされる。 特設コーナーには関連書籍や現地の様子が分かる写真、市に寄贈された大きな松ぼっくりを展示した。ブラジルから牧野富太郎に標本を送っていたと記された書籍もあり、2人の植物学者の関わりもわかる。 市立図書館菊川文庫

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  • コンビニ店員2人 詐欺被害未然防止 菊川署が感謝状

     特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして菊川市のコンビニ店「ローソン菊川西方店」の店員中田佳子さん(49)と牧野礼子さん(68)がこのほど、菊川署から署長感謝状を受け取った。 2人は4月2日、電子マネーカード80万円分を購入しようとした男性を不審に思い理由を尋ねたところ、慌てた様子で「アイフォーンの修理代で必要」と返答があったため、詐欺にだまされている可能性を疑い警察に通報した。その後、同署の捜査で特殊詐欺事件に巻き込まれていたことが判明。2人は「接客の中で声をかけて良かった」と当時の対応を振り返った。贈呈式で感謝状を手渡した竹下貢署長は、県内で特殊詐欺事件の被害件数が高止まりしている現状を踏

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  • 看護職の魅力をPR ラッピングバス運行 静岡県と協会 12日「看護の日」

     静岡県と県看護協会は8日、看護の日(12日)と看護週間(7~13日)をPRするラッピングバスの出発式を県庁前で行った。看護の日のキャラクター「かんごちゃん」やロゴマークをあしらったバスが県内を走り、看護の仕事の魅力を発信した。  同協会の渡辺昌子会長は「今もどこかで看護を必要としている人がいる。地域医療への関心が高まる中、多くの人に看護の心を伝えていきたい」とあいさつした。森貴志副知事は「コロナ禍の約1200日間で看護の重要性が再認識された。看護職を目指す人を増やすため県も努力していく」と述べた。看護職員が「未来につなげよう、看護のこころ」などと看護宣言を読み上げた。  バスは日本看護協会が

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  • 浜岡吹奏楽団 練習総仕上げ 14日演奏会

     御前崎市の浜岡吹奏楽団は14日午後1時半から、市民会館で第43回演奏会「ハマオカ バンド コンサート」を開く。本番に向けて団員約40人は、ゴールデンウイーク期間中も総仕上げの練習に励んだ。  2部構成で計11曲を披露する。1部はオリジナル曲を中心に構成し、2部は久石譲さんの「海の見える街」や「ねこバス」などの人気曲を並べる。菊川市出身のドラマー川島佑介さんらプロ演奏家4人のカルテットとのジョイントステージも予定している。  同楽団は昨年、長年にわたり常任指揮者を務めた水越直樹さんが引退し、息子の真樹さんが後を継いで初の演奏会となる。  前売り券は500円で全席自由。市立図書館アスパルで販売し

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  • 菊川の常夜灯紹介 市教委、ガイドブック作成

     菊川市教委は市内の常夜灯を紹介するガイドブックを制作した。44基の常夜灯の特徴を地域の歴史とともに掲載した。 常夜灯は道の明かりや道しるべとして設置されたほか、地域の安全を願って建立された。秋葉山信仰に関する常夜灯もある。ガイドブックでは旧菊川町、塩の道など市内5地区に分けて写真と地図で紹介し、形状や年代、材質も説明した。 A5判、14ページ。部数に限りはあるが、市埋蔵文化財センターや地区センターで無料配布している。市のホームページでも閲覧できる。

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  • 菊川茶の魅力知って 消費者招き茶摘み体験

     菊川市本所の菊川中央公園近くでこのほど、新茶シーズンに合わせて山梨県などの消費者を招いた茶摘み体験会が開かれた。約100人が訪れ、もえぎ色が美しい広大な茶畑の景観を楽しみながら、深蒸し菊川茶の魅力に触れた。 同市の丸松製茶場のサングラム菊川店と、甲府市の茶商「春木屋」がそれぞれ新茶イベントとツアーを企画し、茶摘みが合同で行われた。県外から参加を募るのは4年ぶり。 参加者は茶園の中に入って新芽を摘み取ったり、新茶の天ぷらを味わったりした。甲斐市から訪れた浅川秋君(8)は「茶畑の景色がきれい。葉が思ったより柔らかくて取るのが楽しかった」と話した。参加者が摘んだお茶は加工され、後日郵送されるという

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  • 「ダンスは自由に、ダウン症も個性」 文化守り藤枝で教室 ブレイキン世界制覇唐沢さん

     軽快な音楽に合わせステップを踏むダウン症の若者たち。ブレイキン(ブレイクダンス)で日本人初の世界一になった経歴を持つ唐沢剛史さん(46)=藤枝市=が主宰する教室には障害のある生徒が数多く通っている。「一人一人違っていい。自分を自由に表現して」。10代でひきこもりを経験し、自身もダンスに救われた唐沢さんは温かい目で個性的な生徒たちを見守る。  中学生から30歳まで、ダウン症の男女15人が壁一面の鏡の前で動きを合わせる。テンションが上がると少し調子外れのタイミングで「ハイ」と大きな声が出る生徒も。練習場内が笑いに包まれる。  途中で転んだって大丈夫。膝が曲がらない子も一緒に踊り、ハプニングも振り

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  • 自転車安全運転 小笠高を模範に 菊川署がリーダー指定

     菊川市の小笠高が本年度、菊川署から中高生の自転車事故防止を目的とした「サイクリストリーダー指定校」の委嘱を受けた。地域の模範校として交通安全を徹底し、事故防止の啓発活動にも取り組む。 同校でこのほど行われた委嘱式では、竹下貢署長と県交通安全協会菊川地区支部の藤沢照夫支部長が、サイクリストリーダー校の指定証や横断幕を副校長や代表生徒らに手渡した。 竹下署長は4月に自転車利用時のヘルメット着用が努力義務化されたことを説明し「交通安全マナー向上の発信元になってほしい」と全校生徒に呼びかけた。代表生徒もステージ上で交通安全への誓いの言葉を述べた。

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  • SSクラスで漢那さん優勝 日将連浜松4月大会 浜松

     日本将棋連盟浜松支部の4月大会がこのほど、浜松市東区の積志協働センターで開かれた。84人が参加し、最強のSSクラスで漢那憲祐さんが優勝した。  上位入賞者は次の通り。  SS ①漢那憲祐(東区)②鈴木佑一(中区)③赤羽優太(東区)▽S ①早津徳文(南区)②野中力也(中区)③落合雅巳(菊川市)▽A ①澤田真一郎(袋井市)②高林功(東区)③古田海(袋井市)▽B ①中村敏男(南区)②木下信雄(掛川市)③榊原寛(西区)▽C ①橋本樹(浜北区)②高橋光亮(掛川市)③鈴木千顕(中区)

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  • 菊川の60代女性 50万円詐取被害

     菊川市のパート従業員の60代女性が28日、市役所や金融機関の職員を名乗る男らに現金約50万円をだまし取られたと菊川署に届けた。同署は特殊詐欺事件として捜査している。  同署によると、同日午後4時15分ごろ、女性宅に市役所職員や金融機関職員をかたる男から「介護保険の戻りが2万円ほどある」などと電話があった。男に指示されるまま市内の金融機関に出向き、現金自動預払機(ATM)を操作したところ、他人の銀行口座に約50万円が振り込まれ、だまし取られたという。

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  • 高齢者らを対象に20日から集団接種 菊川市コロナワクチン

     菊川市は5月20日から、高齢者らを対象とした新型コロナウイルスワクチンの集団接種を同市大石の保養センター小菊荘で実施する。期間は8月末まで。 2回以上接種を完了した65歳以上の高齢者や基礎疾患のある5~64歳、医療や介護の従事者が対象。個別接種は15日から、市内5医療機関で実施する。接種券は4月25日から順次発送している。 問い合わせは市のワクチン接種相談窓口<フリーダイヤル(0120)285780>へ。

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  • 菊川で「まめまめマーケット」 30日 飲食や手作り雑貨出店

     菊川市の市民団体「子育てサポーターぽれぽれ」は30日、「まめまめマーケット」を同市下平川のおがさセントラルパークで開催する。飲食店や雑貨を手作りする団体など20店以上が出店する。中央公民館のステージには10団体が出演し、楽器演奏などを披露する。健康チェックを行う市の車両「出張!健康相談号」も出向く。  時間は午前9時から午後2時半まで。雨天決行。エコバッグの持参を呼びかけている。

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  • 菊川シール工業本社も交通事故減へ指定証 菊川署など

     工業用ゴム製品などを製造する菊川市の菊川シール工業本社工場が本年度、菊川署と菊川地区安全運転管理協会から安全運転管理推進事業所に指定された。同工場で27日、指定証の交付式が行われた。 式で竹下貢署長が原顕司代表取締役社長に指定証を、同協会の渡辺猪佐男会長が同社運転管理者の西川充さんに横断幕をそれぞれ手渡した。 同工場では従業員約400人が在籍し、輸送車両などを所有している。竹下署長は「交通事故を減らすためには警察による交通取り締まりだけでなく、事業所や市民の力が欠かせない」と協力を求めた。 原社長は「大事故を起こさないためにも軽微な交通違反をなくしていく」と誓った。

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  • 赤れんが倉庫歴史 後世に 菊川のNPOがDVD制作

     菊川市のNPO法人菊川まちいきは24日、管理運営する国の登録有形文化財「菊川赤れんが倉庫」のDVDを長谷川寛彦市長に進呈した。倉庫の価値を次世代に伝えようと2年かけて制作し、歴史や特徴を37分間の映像にまとめた。  菊川赤れんが倉庫は1900(明治33)年に建てられた。茶の輸出で栄えた富士製茶のブレンド工場で、倉庫にも使われた。DVDでは倉庫の学術調査の様子や茶の生産技術に貢献した人々、茶の輸出の歴史などを紹介した。上空からドローンで倉庫を撮影するなど工夫を凝らした。  市役所を訪れた大橋隆夫理事長(75)は「赤れんが倉庫は菊川市発展のルーツを知る生き証人。保存活動から15年が経過し、集大

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  • インフラ警備に万全 菊川署長・竹下貢さん【新署長語る】

     管轄する菊川市と御前崎市は刑法犯認知件数が減少傾向にあり、他の地域と比べて治安情勢は安定している。一方、浜岡原発や御前崎港など重要インフラ施設が点在し、緊張感を持って警備警戒に臨みたい。  警察活動において、すぐに結果が出る“特効薬”のような対策はない。地道な捜査や交通取り締まり、警備訓練、広報啓発活動を進めていく。近年は犯罪が組織的かつ巧妙化していて、捜査や警備の目が行き届かない空白地帯を生まないように努める。  ただ、警察署は決して万能ではない。地域の交通安全や防犯のボランティア団体などと連携強化を図るとともに各機関と顔の見える関係を構築し、地域全体で安全安心な暮

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  • 菊川市待機児童ゼロ 5年連続

     菊川市はこのほど、2023年度当初の国定義の待機児童がゼロだったと発表した。待機児童ゼロは5年連続。  市こども政策課によると、保育園と認定こども園の認可定員は1270人。小規模保育園が新設されたほか、こども園の保育枠拡大により、前年より18人定員が増えた。  国の定義で計上されない潜在的な待機児童は前年より12人少ない23人。このうち1歳児が11人だった。新規の入所希望者数は前年より2人多い297人だった。

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  • 菊川・小笠東地区センター「くすりん」 曲のレリーフお披露目

     「くすりん」の愛称で地域に親しまれる菊川市の小笠東地区コミュニティセンターでこのほど、地元の人が作った曲「くすりん」と「くすりん音頭」のレリーフが完成し、除幕式が開かれた。協力した4人に同地区コミュニティ協議会から感謝状が贈呈された。  曲は6年ほど前に作られ、同センターの団体が毎月歌って地域に根付かせてきた。歌詞にはくすりんの由来となった小笠東小の大きなクスノキや地区内の自治会の名前が含まれている。感謝状が贈られたのは作詞者小林凉子さん、作曲者名波秋彦さん、編曲者畠山義隆さん、レリーフを描いた画家のすずき麗華さん。小林さんは「立派なレリーフが完成してうれしい。地区のみんなで活動するのは楽し

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  • 菊川の新茶味わって 市茶業協が呈茶サービス

     新茶シーズンを盛り上げようと、菊川市茶業協会は25日、新茶の呈茶サービスを市役所本庁舎と中央公民館で始めた。初日は市役所で、菊川茶娘と市のマスコットきくのんが来庁者にさわやかな香りのする深蒸し菊川茶をアピールした。  市役所ロビーには呈茶コーナーを設け、協会職員や深蒸し菊川茶をPRする団体「茶レンジャー」のメンバーが協力してお茶をいれた。茶葉に熱を加えて香りを楽しむ「茶香炉」も設置した。期間は28日まで。市役所は5月1日、2日も実施する。時間は午前9時~午後3時。

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  • 茶園の畝、まるで迷路のよう 駆け抜けるドクターイエロー...新茶シーズン盛期、もえぎ色きらめく静岡県内

     新茶シーズンが盛期を迎えた。静岡県内各地の茶畑では、摘採を待つ新芽が陽光を浴び、みずみずしい装いを見せてくれている。  傾斜地の茶園で繰り広げられる新茶の手摘み、迷路のように幾何学模様を織りなす畝、一面に広がるもえぎ色の海のような茶畑の奥を駆け抜けるドクターイエロー。日本一の茶どころである本県ならではの季節限定スポットを求め、空から地上からカメラを向けた。  (写真部・小糸恵介、久保田竜平)  

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  • バイオ炭使用茶園 一番茶の生育調査 中部電力など

     中部電力とJA遠州夢咲、農業・食品産業技術総合研究機構は24日、バイオ炭を土に混ぜた菊川市西方の茶園で一番茶の生育調査を実施した。2022年7月から始めた実証試験の一環。土壌環境や茶樹の生育に大きな影響はなかった。  バイオ炭は生物資源を材料とした炭化物。炭化させてから土に混ぜることで微生物に分解されにくくなり、二酸化炭素(CO2)排出量の削減が期待できる。同社電力技術研究所バイオグループの社員やJA職員は、バイオ炭の量によって分けられた四つの試験区それぞれから葉を摘み取り、葉の数や長さ、成分を分析した。  今後は複数年にわたってバイオ炭を混ぜた場合の土壌環境や茶の品質を調べ、実用化の可能性

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  • 菊川市も5万円支給 補正予算案専決処分 子育て世帯生活支援特別給付金

     菊川市は24日までに、子育て世帯生活支援特別給付金の関連費4900万円を追加した2023年度一般会計補正予算案を専決処分した。国の交付金を財源とし、物価高騰の影響を受ける低所得の子育て世帯に子ども1人当たり5万円を給付する。支給開始時期は5月末。対象となる子どもは890人を見込んでいる。

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  • 無免許運転の疑いで逮捕 袋井署

     袋井署は22日、道交法違反(無免許運転、安全運転義務違反)の疑いでブラジル国籍、菊川市下平川、無職の容疑者(25)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後6時半ごろ、袋井市国本の国道1号で軽乗用車を無免許運転し、前方で停止していた軽乗用車に追突した疑い。同署によると、同容疑者は免許の取り消し処分を受けていたという。

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  • 古谷さん、平野さん、ナカムラさん 水難事故未然防止で感謝状 掛川署

     掛川署は19日、水難事故を未然に防いだとして菊川市スポーツ協会職員古谷卓嗣さん(62)=掛川市掛川=といずれも会社員の平野勝也さん(44)=同市杉谷南=、ナカムラ・ジョルジ・ルイス・ケンジさん(51)=同市大坂=の3人に署長感謝状を贈った。 同署などによると、4月2日に同市国安の海岸でサーフィンを楽しんでいた古谷さんと平野さんが、1人で海に入っていた男児(10)を救出した。釣りをしていたナカムラさんは異変を察知して110番した。菊川河口の海岸から約30メートル沖合で、急に深くなる場所だったという。 古谷さんと平野さんは「危ないと思っていた。助けられて良かった」と口をそろえた。ナカムラさんは「

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  • 菊川駅整備 寄付募る 芳名板設置 市長会見

     菊川市の長谷川寛彦市長は21日の定例記者会見で、3月末から仮駅舎工事が始まったJR菊川駅整備事業の寄付を募ると発表した。駅舎の外壁に寄付者の名前を刻む芳名板を設置する。 ふるさと納税、一般寄付、企業版ふるさと納税制度を活用する。このうち、一般寄付と企業版ふるさと納税で、3万円以上寄付した個人と10万円以上寄付した法人の名前を芳名板に刻む。長谷川市長は「菊川への愛着心を高めることや市の財政負担の軽減が目的」と説明した。寄付は1日から受け付けを始めた。期間は約2年間。 会見ではこのほか、3月に地理的表示(GI)保護制度に登録された深蒸し菊川茶のPRを新茶期に合わせて強化する考えを示した。市内に深

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  • 遠鉄ストア・たこ満 開発 地元メロン×クリームサブレ 22日発売

     遠鉄ストア(浜松市中区)は、菓子メーカー「たこ満」(菊川市)と共同開発した洋菓子「たこまんthe MILK(ザ・ミルク)静岡クラウンメロン」を22日発売する。 ザ・ミルクはたこ満が2021年に発売した商品シリーズで、濃厚なミルククリームをサブレで挟んだ。新商品はミルククリームとピューレに静岡クラウンメロンを使用。同メロンのジュレも加え、食感や見た目にもこだわった。同ストアの担当者は「濃厚なバターサブレにメロンのクリームなどを合わせ、さっぱりとした味わい」と話す。 同ストアは10月の創立50周年に向け、地元企業の商品販売に力を入れている。当面は土日祝日を中心に、県内と愛知県の同ストア全33店舗

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  • 不法残留の疑い 菊川署がスリランカ国籍の容疑者逮捕

     菊川署は18日、入管難民法違反の疑いでスリランカ国籍、住所不定、無職の容疑者(26)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は1月27日までの在留期間を超え、約80日にわたり不法残留した疑い。同署によると、署員が17日夜、菊川市内の路上にいた容疑者を職務質問して発覚した。

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  • 鍵掛け、安全運転呼びかけます! 菊川・西方こども園児 「ちびっこおまわりさん」に

     菊川市の西方こども園の5歳児24人がこのほど、菊川署から防犯広報活動を行う「ちびっこおまわりさん」に任命された。地域行事などに参加し、家族や地域住民に防犯警戒を呼びかけていく。 同園で行われた任命式で竹下貢署長が園児一人ずつに任命書を手渡した。竹下署長は子どもたちに対し、自宅の施錠や車の安全運転、振り込め詐欺に注意するように家族に呼びかけてほしいと協力を求めた。 式には県警マスコットキャラクター「エスピーくん」も激励に駆け付け、園児らは「頑張ります」と声を張り上げた。 岡本萌依菜ちゃん(5)は「悪い人にだまされないように警察官に教わったことを家族に伝えたい」と述べた。 

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  • 社説(4月15日)親の通訳する子 連携して確かな支援を

     厚生労働省と自治体は、日本語が苦手な親の通訳を担う外国籍の子どもをヤングケアラーとして新たな支援を始める。役所や病院に親が行く際に子どもが通訳として付き添わなくてもいいように専門職を同行させる事業で、実施する自治体には国が費用の3分の2を補助する。  外国人家庭では、来日した親は日本語が不慣れなのに対して、子どもは学校などで勉強して話せるようになる。日常生活で子どもが親の読み書きを補助する中で、行政手続きや病院受診に通訳として付き添うために学校を休まざるを得ないケースもある。  ヤングケアラーは、大人に代わって日常的に障害や病気のある家族の介護、幼いきょうだいの世話などをする子どもと定義され

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  • 自民は過半数の40 静岡県議会会派構成決まる

     静岡県議会は14日、30日からの改選後の会派構成を発表した。定員68に対し、各会派の構成人数は自民改革会議が40人、ふじのくに県民クラブは18人、公明党県議団が5人となった。会派に所属しない無所属議員は5人。  会派と所属議員は次の通り。カッコ内は選挙区。  【自民改革会議】10期 天野一(静岡市葵区)▽8期 植田徹(富士市)中谷多加二(浜松市天竜区)▽7期 杉山盛雄(沼津市)鈴木利幸(浜松市北区)▽5期 宮沢正美(三島市)落合慎悟(藤枝市)竹内良訓(浜松市中区)中沢公彦(同市東区)▽4期 中田次城(伊東市)土屋源由(伊豆の国市)鳥沢由克(裾野市)和田篤夫(御殿場市・小山町)鈴木澄美(富士市

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  • 「新絶景フォトコン」 静岡県議選投票率向上企画 最高賞は熱海市選挙区

     静岡県選挙管理委員会は9日投開票の県議選で、投票率向上に向けた企画として実施した「新絶景!静岡県民フォトコンテスト」の最高賞に熱海市選挙区の写真を選出した。企画の盛り上がりもむなしく、県議選の投票率は44・62%と過去最低を更新し、無投票選挙区が選ばれる結果となった。  最高賞は熱海湾を彩る熱海海上花火大会の様子を鮮やかに写し出した作品。決選投票で最多得票を獲得し、「静岡代表景色賞」に輝いた。浜松市出身の絶景プロデューサー詩歩さんによる特別審査員賞は、静岡市葵区、菊川市、袋井市・森町の3選挙区の写真が選ばれた。特設ウェブサイトで閲覧できる。  企画は、県議選啓発キャラクターに起用したサッカー

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  • 特徴的な色で風景 感性の17点 知的障害の松井さん(菊川) 浜松市北区で個展

     知的障害があり、独特な感性で絵画制作に取り組む菊川市の松井久悦さん(25)の個展「ひさよしの絵画展」が29日まで、浜松市北区細江町の国民宿舎奥浜名湖で開かれている。  新作を含め、広告やカレンダーの裏に油性ペンで描いた17点を展示した。天竜浜名湖鉄道や浜名湖パルパルなどの景色を特徴的な色使いで表現している。コロナ禍で外出できないもどかしさを抱えていた頃の作品には、レストランやおもちゃ屋、コンビニなどさまざまな行きたい場所が登場する。母照子さん(66)は「コロナ禍で作風が変化してきた」と話す。  交流を続ける常葉菊川高野球部OBの町田友潤さんとの縁も写真や新聞記事などで紹介している。午前9時か

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  • 早めの新茶期 準備万端 静岡県内生産本格化、消費拡大図る

     今シーズンの静岡県内産一番茶の生産が本格化する。新芽の生育は順調に進み、静岡茶市場(静岡市葵区)は開設以来最も早い日取りとなる13日に初取引式典を開くなど、新茶商戦のムードが高まっている。新型コロナウイルス禍から社会経済活動が正常化へ向かう中、茶業者はイベント出店や販促活動を通じて消費拡大を図る。  静岡茶市場で6日、わせ品種「摩利支(まりし)」の生葉を1次加工した荒茶が取引された。前年より7日ほど早く摘採した茶は、色つやともに優れて、好評だった。栽培した同区内牧の森内吉男さんは「十分に雨が降ってくれて、きれいに育った」と話した。  県農林技術研究所茶業研究センター(菊川市)によると、調査用

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  • 静新地域貢献顕彰「たんぽぽ賞」 信頼の新聞配達 街を見守る“番人”

     静岡新聞社と静岡新聞取扱販売店の店主で組織する静新会が選定する地域貢献顕彰「たんぽぽ賞」の受賞者が決まった。「たんぽぽ賞」の表彰は15回目。県内約4500人の新聞販売店スタッフが、今日も大切な新聞を届けながらあなたの街を見守っている。本年度の受賞事例の一部を紹介する。  トガワ新聞店(伊豆市)      トガワ新聞店では、社会貢献活動の一環で2012年からペットボトルキャップの回収を行っている。先月には回収の個数の累計が200万個を超えた。読者がビニール袋などにまとめたキャップを、新聞配達時に回収している。回収されたキャップはNPO法人エコキャップ推進協会(横浜市)を通じ

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  • 静岡県議選の投票者数 菊川市選管が訂正

     菊川市選挙管理委員会は10日、9日に行われた県議選菊川市選挙区の投票者数を訂正した。不在者数を1人分少なく入力していたことが原因。訂正後の投票者数は1人増えて、1万8203人。さらに、当初は持ち帰り票はないと処理していたが、1票あったことが判明し、重ねて訂正した。候補者の得票数に変更はない。

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  • 菊川市 赤堀氏、接戦制す【静岡県議選 戦いの軌跡】

     12年ぶりの選挙戦は1議席を巡って新人3人が出馬し、自民の赤堀慎吾氏が無所属の黒田茂氏の終盤の追い上げをかわして初当選した。昨年12月まで菊川市副市長を務め、選挙準備は出遅れたが、生活に密着した政策を訴えて組織力で逃げ切った。  太田順一前市長が赤堀氏の後援会長を務め、半数以上の市議が選対に加わって保守層を固めた。特に地盤の旧小笠町で地縁を頼り、着実に集票した。公明から推薦を得たほか、地元企業や団体からも支持を集め、市役所OBも支援した。  黒田氏は民間で培った経営感覚をアピールして猛追。「しがらみがない」と訴えて無党派層の受け皿となり、自民支持層も一部切り崩した。現役世代を中心に幅広い世代

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  • 障害ある作家の作品 巡回展示 浜松いわた信金 来年3月まで12カ所

     浜松いわた信用金庫(浜松市中区)はこのほど、同市と菊川市の障害がある作家4人の絵画作品の巡回展示を本店棟1階(同区)など計4カ所で始めた。作品を企業などに貸し出し、障害への理解促進や芸術振興を図る県の事業「まちじゅうアート」の一環。来年3月まで計12カ所で披露する。 本店棟1階ロビーには同区の清水優旭さん(35)の作品(複製)を展示した。浜松養護学校(現在の浜松特別支援学校)在学時に色鉛筆で描いたという。「伝説の鬼」と題し、約100色を使った斬新な配色が目を引く=写真=。 生まれつき腎臓などに病気を持ち、身体と知的に障害がある清水さんは「イメージしたのは正義の鬼。つらく悲しいことに直面するこ

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  • 静岡県議選 開票結果(選管最終)

     下田市・賀茂郡 1―2  選管最終 当13,532 加畑毅  自新①  12,605 橋本智洋 無新  伊東市 1―2  選管最終 当12,221 中田次城  自現④   5,014 犬飼このり れ新  伊豆市 1―2  選管最終 当7,869 野田治久 自現③  1,738 森良雄  無新  函南町 1―2  選管最終 当6,671 岩田徹也 自新①  5,371 広田直美 無現  長泉町 1―2  選管最終 当7,777 加藤祐喜 自新①  7,075 渡辺迅  無新  御殿場市・小山町 2―4   選管最終 当13,192 勝俣昇  自現② 当 8,077 和田篤夫 自現④

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  • 菊川で投票用紙誤交付 静岡県議選

     菊川市選挙管理委員会は9日、同日投開票の県議選で、選挙人名簿に登録されていない女性に投票用紙を交付し、投票させるミスがあったと発表した。  同市選管によると、同日午後3時15分ごろ、投票所の小笠東地区コミュニティセンター(同市川上)で「父親の代理で投票したい」と申し出た女性に対して、誤って投票用紙を交付した。女性の投票後、交付係の職員が入場券記載者との性別の違いに気付き、発覚した。  受付係と名簿対照係の職員が投票に関する制度を理解していなかったのが要因。市選管は発覚後、市内全投票所に連絡し、記載内容の確認徹底と名簿対照の厳格化を指示した。

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  • 富士山噴火避難、備え見直し 病院や学校、静岡県内230施設が計画作成へ

     3月に公表された富士山の噴火に備える避難基本計画。ハザードマップの改定を受けて、旧計画を見直し、病院や福祉施設の避難、学校などの休校、児童生徒の引き渡しなど対策を強化した。市町から避難促進施設に指定された場合、施設は迅速で円滑な避難のため、避難確保計画の作成が求められる。県内では新たに約230施設が計画を作る見込みとなっている。富士山火山防災対策協議会は施設ごとの計画作りの検討事項を詳しく示した。  基本計画によると、避難確保施設に指定されるのは、第3次避難対象エリアより内側の入院、入所型の医療機関、福祉施設と、第4次避難対象エリアより内側の教育関連施設。県のまとめでは、保育園や学校が83

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  • ピアニスト金子三勇士さん 菊川でリサイタル

     菊川市の菊川文化会館アエルは9日、若手ピアニスト金子三勇士さんのリサイタル「ショパンVSリスト ピアノの巨人たちの肖像」(静岡新聞社・静岡放送後援)を開く。ショパンの「革命のエチュード ハ短調」やリストの「ラ・カンパネラ」などを演奏する。  時間は午後1時半開場、2時開演。全席指定で一般3500円、高校生以下1500円。チケットはアエル<電0537(35)1515>へ。

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  • 淫行の疑いで会社員の男逮捕 牧之原署

     牧之原署は6日、児童福祉法違反の疑いで菊川市本所、会社員の男(41)を逮捕した。逮捕容疑は2022年12月中旬、県中部地区の屋内で、同地区の10代少女が18歳未満であることを知りながら淫行した疑い。

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  • 地域安全推進員55人が決意新た 菊川署で委嘱式

     菊川署と同署管内防犯協会(会長・長谷川寛彦菊川市長)は4日、地域安全推進員の委嘱式を同署で行った。新任3人を含む55人が委嘱を受け、安全な地域社会の実現に向け決意を新たにした。 同署は菊川、御前崎両市を管轄。地域安全推進員は管内の交番、駐在所の区域ごとに選出した。登下校中の子どもの見守り活動をはじめ、防犯啓発など警察と連携しながら活動を展開する。 委嘱状を手渡した長谷川市長は「笑顔で楽しく取り組んでほしい」とあいさつした。竹下貢署長は県内の刑法犯認知件数は減少傾向にあるとし、「ボランティアの方々の影響力は大きい。引き続き、警察活動に力を貸してほしい」と協力を呼びかけた。

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  • 新茶初摘み「最高のお茶に」 菊川市のハウス茶園

     菊川市の菊川茶手揉保存会は5日、新茶シーズンを前に同市半済のハウス茶園で新茶の初摘み会を開いた。  保存会や茶業協会、JA遠州夢咲、昨年のコンテストで選ばれた菊川茶娘など約20人が参加し、もえぎ色の新芽を丁寧に摘み取った。昨年より収穫時期を1週間遅らせたことで大きく成長した芽が多かった。  保存会の落合とし会長(74)は「品質のいい葉がたくさんあった。菊川のお茶を好きになってもらえるよう最高のお茶にしたい」と話した。収穫したお茶は市内で製茶し、茶業繁栄を願って7日の栄西禅師供養祭で献茶する。

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  • 静岡県内JA、相次ぐ支店統合 サービス維持へスマホ教室 高齢農業者の“デジタル力”支援

     静岡県内JAで、組合員向けにスマートフォン教室を開催する動きが広がっている。農家の経営相談に対応する支店が減少する中、高齢農業者のデジタル対応を支援し、金融や共済などの既存顧客の維持拡大を図る。  菊川市の河城地区センターで3月中旬、約10人がスマホの使い方を学んだ。JA遠州夢咲職員が講師で、地図やLINE(ライン)など各種アプリや、音声入力機能の使い方を伝えた。参加者で市内の茶農家岩沢鈴代さん(75)は「最近スマホに替えたので詳しい使い方を知ることができて良かった。LINEで家族や友人とやりとりしたい」と話した。  JAグループはスマホを習熟した高齢者に、アプリを通じてJAの活動を伝えるほ

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  • 15日に新茶初取引 掛川茶市場とJA遠州夢咲

     掛川茶市場取引運営委員会は5日、新茶初取引を15日に行うと決めた。平年より1週間ほど早い。午前7時半から掛川市千羽のJA掛川市本所で式典を開く。  JA遠州夢咲も15日に初取引を行う。式典は午前6時半から菊川市和田の同JA茶業振興センター「サエリア」で開催する。式典終了後に取引を始める。

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  • 新品種「しずゆたか」命名 静岡県茶業研究センター 飲料、輸出需要に対応

     静岡県農林技術研究所茶業研究センター(菊川市)は4日、新たに育成した茶のおくて品種を「しずゆたか」と命名したと発表した。大量生産型で病害への耐性が高く、ペットボトル飲料の原料や海外輸出向け製品としての需要が期待される。2023年春に苗木の流通を開始する予定。  しずゆたかは1995年に交配した品種で、育成時の系統名は「95-7-35」。2022年7~8月に流通時の名称を公募し、寄せられた164件から選んだ。今年3月30日、農林水産省が品種登録出願を公表した。  急須で入れて飲むリーフ茶需要が低迷する一方、茶飲料製品の消費動向は堅調を維持する。同センターによると、しずゆたかの1アール当たり収穫

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  • 菓子製造のたこ満 朝霧乳業子会社化

     菓子メーカーのたこ満(菊川市)は3日、牛乳製造販売の朝霧乳業(富士宮市)と資本業務提携で合意し、100%子会社化したと発表した。相互の販売網を活用した販路拡大やブランド力の強化が見込めると判断した。  買収手法や取得金額は非公表。たこ満はこれまで、朝霧乳業が生産した牛乳を原料にした菓子を製造して協業を深めてきた。今後は牛乳の産地を明確にして付加価値を高めた菓子の開発などに取り組む。朝霧乳業はたこ満グループ傘下で設備の拡充と生産体制の強化を図る。  たこ満は1977年設立。資本金5千万円。県内に20店舗とベーカリー3店舗を構える。グループ企業に沖縄県の菓子製造販売「琉球ドルチェテラス」がある。

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  • 菊川市(定数1-3)立候補者の決意 静岡県議選

     静岡県議選は9日の投開票に向け、無投票を除く19選挙区の43議席を巡って67人が激しい選挙戦を繰り広げている。人口減少や新型コロナウイルス禍で落ち込む地域経済の活性化、防災対策など課題が山積する中、候補者は何を強調して支持を呼びかけているのか。人物像と合わせて紹介する。(届け出順。名前の右のかっこ内は党派、現元新の別、丸数字は当選回数、投票日基準の満年齢の順) 経営者の決断力 政治に 黒田茂氏  黒田茂(くろだしげる)氏 (無新、55歳)  小国神社で婚礼事業、菊川市内外で飲食事業を営む。元町議の祖父の影響や衆議院議員秘書の経験から「いつかは政治の舞台に」と思い続けてきた。  転機は

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  • 児童ら熱中「金玉落とし」 兵士の訓練 再現 菊川で横地城跡桜祭り

     菊川市東横地の国指定史跡「横地城跡」で2日、横地城跡桜祭りが4年ぶりに開かれた。500本の桜が咲き、多くの地元住民が訪れた。横地神社で神事が行われた後、地区の歴史にちなんだイベント「金玉落とし」が開催された。 横地城は中世に一帯を治めた横地氏の山城。祭りを主催した実行委員会によると、金玉落としは兵士の山岳訓練に由来する。兵士が足腰を鍛えるため、谷に落ちた玉を取って城に登ったという。 イベントには横地小の児童らが参加した。約15メートルの高さから金色に塗られたゴムボールが斜面を転がり落ちると、子どもたちは手を伸ばして取り合った。ボールを取った児童には景品が贈られた。 実行委代表の鈴木勝章さん(

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  • 深蒸し菊川茶 GI登録 お茶の認定、静岡県内初

     農林水産省は31日、地理的表示(GI)保護制度の対象に深蒸し菊川茶を新たに登録した。静岡県内でお茶の登録は初めて。  GIは地域ならではの環境で長年育まれてきた特産品を国が保護する制度。菊川市茶業協会が登録を申請していた。同日、農水省で登録証授与式が開かれ、藤木真也政務官が同協会の村松正一副会長に登録証を手渡した。  深蒸し菊川茶は濃厚な黄緑色で、渋みが少なくまろやかな味わいが特徴。1950年頃、茶葉を長い時間蒸すことで渋みを抑える深蒸し茶の製造に成功し、同市が深蒸し茶発祥の地として知られるようになった。全国茶品評会の深蒸し煎茶部門の新設や深蒸し茶の全国普及に貢献した。  同協会の会長を務め

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  • 菊川の80代女性 210万円詐取被害

     菊川市の80代無職女性が30日、病院関係者や息子の会社の上司を名乗る男らに現金約210万円をだまし取られたと菊川署に届け出た。同署は特殊詐欺事件とみて捜査している。  同署によると、同日午前10時ごろ、女性宅に「息子が血を吐いて病院に来ている。喉が荒れているので声が違うかもしれない」「息子が会社のカードが入った財布を落とした。早急に200万円が必要」などと立て続けに電話があった。女性は午後2時半ごろ、女性宅を訪れた息子の同僚の親族をかたる男に現金を手渡したという。

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  • 沼川治水対策を加速 国交省の公共事業補助 静岡県配分1217億円

     国土交通省は31日、2023年度当初予算のうち、公共事業の予算配分(箇所付け)を発表した。静岡県への補助事業の配分額は前年度当初予算比123億円増の1217億円。沼津市の高橋川、沼川の治水を目的とした沼川新放水路の整備では、新たに上流部の工区を大規模特定河川事業として採択した。高橋川と沼川の合流地点までの水路整備費として3億円を計上し、治水対策を加速させる。  新規採択では、新東名高速道島田金谷インターチェンジ(IC)と御前崎港を結ぶ金谷御前崎連絡道路(全長30キロ)のうち、国道473号金谷相良道路の沢水加IC(菊川市)-八十原IC(仮称、牧之原市)の約1・8キロ区間の整備に2200万円を補

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  • 自転車ヘルメット 着用を 菊川署など 努力義務化を広報

     4月1日から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されることを受け、菊川署などは31日、街頭広報活動をJR菊川駅で行った。 午前7時半ごろから署員や県交通安全協会菊川地区支部の交通安全指導員、防犯ボランティアら約20人が駅改札口付近に並んだ。駅や駐輪場を利用する通行人に啓発チラシを配り交通マナー順守と安全対策を講じる重要性を訴えた。 同署管内(菊川市、御前崎市)では今年に入り、すでに自転車が絡む事故が複数件発生している。同署交通課の中村勇輝さんは「事故は誰でも遭遇する可能性がある。けがの重傷化リスクを軽減するためにもヘルメット着用を意識してほしい」と呼びかけた。

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  • キャベツ変動幅超過 放射性セシウム 浜岡原発調査

     静岡県は30日、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)周辺の環境放射能調査の結果を公表した。キャベツから過去の変動幅を上回る放射性セシウムが検出された。健康への影響が心配されるレベルではないとしている。  県によるとキャベツは御前崎市内1カ所で採取し、1キロ当たり0・031ベクレルだった。過去の核実験や東京電力福島第1原発事故の影響とみている。掛川市、菊川市で採取した原乳と、御前崎市、牧之原市で採取した浮遊塵(じん)からは検出されなかった。

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  • 中学球児 園児と“野球交流” チームスポーツ 楽しさ伝え 菊川東、菊川西、岳洋中 投球やバッティング

     菊川東と菊川西、岳洋の菊川市内3中学校の野球部が30日、同市本所の菊川中央こども園で園児を対象にした野球教室を開いた。地域貢献と野球人口の拡大が狙い。 3中学の野球部員23人と指導者が3~5歳児約50人に投球やバッティングを手ほどきした。部員は「いい球だった」「ナイスバッティング」などと声をかけながら交流を深めた。園児が部員を捕まえるとボールがもらえる鬼ごっこや的当てゲームなども楽しんだ。 初めての企画で、野球指導歴が長い菊川東中の山崎公男校長が主導した。今後は活動を地元小学校などに拡大する予定。同校野球部の中野蒼真主将(14)=2年=は「チームで協力するのが野球の楽しさ。興味を持つ子どもた

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  • 「三保の水族館」まだ見学できる 5月からネット予約 東海大海洋科学博物館

     累計来館者数1900万人以上―。31日で有料入館が終了する静岡市清水区三保の東海大海洋科学博物館は1970年の開館以来、県内外の多くの人々に愛されてきた。施設の老朽化のため有料入館の終了を決めたが、完全閉館ではなく、人気の海洋水槽を含む海洋科学博物館1階は5月から、指定の開館日程に沿ってインターネット予約の上で無料で見学を受け入れていく。  海洋科学博物館を含む東海大海洋学部博物館敷地内には、恐竜の全身骨格の展示が人気を集める自然史博物館もあり、それぞれ海の博物館、恐竜の博物館として親しまれてきた。2022年6月に有料入館終了を発表した後は「来場者が前年比で倍以上になった」と同館の担当者は話

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  • 静岡人インタビュー「この人」 B&G全国指導者会ゴールド指導員褒賞を受けた 久保徹さん(掛川市)

     掛川市で市民対象のボート教室に参加したのを機にインストラクターを志し、1992年に認定された。市B&G海洋センターで約30年にわたって小中学生にボートやカヌーなど海洋スポーツの魅力を伝え、2021年末に引退した。元ヤマハ発動機社員。65歳。  ―受賞の感想は。  「非常にありがたいこと。子どもの成長を感じられたことが大きなやりがいだった。意識的に交流を楽しもうと決めて遠征にも同行してきた。カヌーに興味を持ち続けて、進学先の大学で大会に出場した教え子がいた。指導員をやりたいと志願してくれた人も複数いる。たまらなくうれしかった」  ―心がけた指導法は。  「子どもたちに目標を決めてもらい、できた

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  • 藤枝バイパスで事故、4人軽傷 一時通行止め

     28日午後2時45分ごろ、藤枝市谷稲葉の国道1号藤枝バイパス谷稲葉トンネル内で、菊川市の男性(74)の乗用車と静岡市の男性(58)のトラックが正面衝突した。藤枝署によると、運転していた男性2人と、トラックに同乗していた静岡市の男性2人の計4人がいずれも胸などを打ち、軽傷を負ったとみられる。事故処理のため谷稲葉インターチェンジ(IC)-野田IC間の上下が1時間20分にわたり通行止めになり、最大で3・4キロの渋滞が発生した。

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  • 16議案可決、同意 2月定例会閉会 菊川市議会

     菊川市議会2月定例会は28日、最終本会議を開き、205億7100万円の2023年度一般会計当初予算案や、追加上程した23年度一般会計補正予算案など16議案を可決、同意して閉会した。 補正予算は670万円の追加。新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場を保養センター小菊荘に移転するための経費などを計上した。

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  • 掛川市と菊川市で最大震度1 28日午前4時ごろ

     28日午前4時ごろ、県西部を震源とする地震があり、掛川市と菊川市で最大震度1を観測した。気象庁によると、震源の深さは約30キロ、地震の規模はマグニチュード(M)3・3と推定される。

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  • 沼津のカフェ「ブルーウォーター」 静岡県産食材ふんだん25周年特別ランチ

     沼津市魚町のカフェ「ブルーウォーター」は4月から、開店25周年を記念して県産食材を使った特別ランチの提供を始める。もちもちとした食感が特徴のオリジナル生パスタがメインで、季節ごとにレシピが変わる。  4月からのパスタは、菊川市産の半熟卵がのった「ナポリタン」と御殿場市産のアスパラを使った「厚切りベーコンとアスパラのゆず胡椒」の2種類。  カフェの加藤公康代表(59)は「高校生だった客が子どもを連れて来てくれることもある。これからも長く愛されるよう頑張りたい」と笑顔で話した。  特別ランチはサラダやスープ、ドリンクと、開店当時からの人気メニューのアップルパイが付く。税込み2500円。1日10組

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  • 静岡県人口357万1445人 2月1日現在 8カ月連続減

     静岡県がこのほど公表した2月1日現在の推計人口は357万1445人で前月から4009人減少した。推計人口の減少は8カ月連続。社会動態は2カ月ぶりに転入数が転出数を上回る社会増となった。  転入数から転出数を引いた社会動態は15人増(転入9891人、転出9876人)。出生数から死亡数を引いた自然動態は4024人減(出生1727人、死亡5751人)。  市町別で人口が増加したのは、14人増の菊川市のみ。829人減の静岡市をはじめ、浜松市758人減、沼津市350人減など33市町で減少した。小山町は同数だった。  社会動態は19市町で増加。最も多かったのは磐田市の111人増で、富士市84人増、伊東市

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  • 33年度以降クラス急減 小笠地区の高校募集 静岡県教委が地域協議会

     静岡県教委は27日、県立高再編案を盛り込んだ第3次長期計画の再検討を目的にした小笠地区の地域協議会第2回会合を菊川市役所で開き、同地区の高校募集学級数の将来推計を示した。2032年度までほぼ横ばいで推移し、33年度以降は毎年1学級ずつ減り続ける内容。池上重弘教育長は「比較的体力がある現状のうちに未来を描き、設計する必要がある。10年をのんびり過ごせない」と強調した。  掛川と御前崎、菊川の3市長と教育長、各市域のPTA会長らが出席した。試算によると、募集学級数は32年度までは23年度比2学級減の27学級を維持するが、少子化の顕在化に伴い33~36年度の4年間で23学級まで急減する。  久保田

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  • 竹灯籠で幻想空間演出 菊川・千框棚田であぜ道アート

     農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に認定された菊川市倉沢の千框(せんがまち)棚田で25日夜、田んぼに竹灯籠などを並べる「あぜ道アート」が行われた。ろうそくの明かりが水面に揺れ、一夜限りの幻想空間を演出した。  棚田保全に取り組むNPO法人せんがまち棚田倶楽部や静岡大棚田研究会など実行委のメンバーが竹灯籠とペットボトルランタンを配置し、ろうそく1200本に火をともした。雨でぬれた棚田がぬくもりのある光で浮かび上がり、棚田オーナーら招待客を魅了した。  新型コロナウイルス禍による中止を経て2年ぶりの開催。同NPO法人の堀延弘事務局長は「棚田の400年の歴史を感じるイベント。未来へつなげていきたい」と

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  • アートフラワー 本物にそっくり 菊川で展示会

     菊川市文化協会アートフラワー部の作品展「心の中にも咲かそう花を」が25日から、同市の菊川文化会館アエルで始まる。講師の深雪アートフラワーの松下とし子さん(86)や部員12人が布を使って本物そっくりの草花を作った。 しだれ桜や桃など春を感じる力作や、300本のバラで富士山を表現した作品など計60点を展示した。花にリボンを飾るなどアレンジも工夫した。松下さんは「花を見て癒やされてほしい」と話した。作品展は29日まで。27日は休館日。

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  • 菊川 地域おこし隊 大山さん活動報告 火剣山マップ制作や魅力発信

     3月末で退任する菊川市の地域おこし協力隊大山智世さん(30)が23日夜、報告会を市役所東館プラザきくるで開いた。キャンプ場がある火剣山のハイキングマップの制作や、計300人以上が参加した六つのアウトドアイベントの企画など、約2年間の活動を振り返った。約40人が参加した。 大山さんは静岡鉄道の社員で、2021年6月に休職して協力隊になった。退任後は同社に戻る。任期中は同社の若手社員と連携して地場産品の販路拡大に努めたり、SNS(交流サイト)に菊川の魅力を200回以上投稿したりした。 「菊川は町ぐるみで誰かの挑戦を応援する風土がすてきだと思った。私が活動できたのも地域の人の協力のおかげ」と感謝し

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  • 茶況(3月24日)本土物の生育「例年並み」 寺田製作所が研修会

     製茶機械メーカーの寺田製作所(島田市)がこのほど、新茶シーズン前の研修会を菊川市で開いた。元県茶業試験場職員の谷博司さんが、鹿児島県本土物の生育の進度について「おおむね例年並み」と解説した。  頴娃や知覧、大根占など各地の園相は良好という。5日ごろから摘採が本格化する見通し。           ◇  鹿児島県茶商業協同組合は22日、総会を開き沢田了三理事長(お茶の沢田園会長)を再任した。任期は2年。  鹿児島県茶市場の初取引は6日に行われる。

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  • 自民候補1人推薦 静岡県議選で公明【統一地方選しずおか】

     公明党県本部は23日、県議選(31日告示、4月9日投開票)に菊川市選挙区から自民党公認で出馬する新人赤堀慎吾氏を県本部として推薦すると発表した。自民の立候補予定者に対する推薦は計25人になった。

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  • 遠州鉄道沿線で上昇/浜松市中区 西部の動き活発化/掛川【静岡県内公示地価 西部の取引状況】

     浜松市中、東、西、南区  住宅地は中区と東区がそれぞれ0・5%上昇。県内変動率上位10位に中区の遠州鉄道沿線3地点が入った。上島は軒並み10万円以上。一方、高級住宅地で好条件の山手町、蜆塚などは18万~21万円でも「土地が出れば飛ぶように売れる」。東区は商業施設が近い丸塚町や上新屋町などで引き合いが強くそれぞれ9万円前後。昨年に浸水被害があった地域は敬遠されている。西区は1・0%下がったが下落率は縮小した。南区は0・1%下落。商業地は中、東区でそれぞれ0・7%上昇した。ドラッグストアなどの需要が強い。中区の街中は「様子見状態」。  浜松市浜北区  住宅地は0・5%、商業地は0・2%それぞれ

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  • 明治時代の輸出茶ラベル「蘭字」 小笠高生がデザイン 26日まで菊川で展示会

     菊川市の小笠高美術部と生物生産部による蘭字(らんじ)展が26日まで、同市堀之内の菊川赤れんが倉庫で開かれている。部員がデザインした蘭字19点を展示している。  蘭字は明治期にお茶を輸出する木箱に貼られたラベル。会場には緑の茶葉や白いお茶の花を表現した蘭字のほか、菊川をPRしようと市の鳥キセキレイを添えた作品などが並ぶ。赤いだるまを鮮やかに描いた美術部1年の松下英心さん(16)は「蘭字の構図がおもしろく、見ても描いても楽しかった。日本らしいデザインを考えた」と話した。  午前10時~午後4時(26日は午後2時まで)。

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  • 菊川市の有形文化財 潮海寺仁王像2体を指定

     菊川市はこのほど、潮海寺の仁王像を市の有形文化財に指定した。現存する江戸時代の仁王像としては市内唯一。  指定したのは口を開けた阿形(あぎょう)像と口を閉じた吽形(うんぎょう)像。高さは2メートルを超え、大きな頭部と見開いた目が特徴的。作者は不詳で、江戸時代中期に制作されたとみられる。すでに同文化財の指定を受けている潮海寺山門の中に納められている。

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  • 中東遠6高校の吹奏楽部が披露 菊川

     菊川市の菊川文化会館アエルで19日、第7回アエル高校生吹奏楽フェスティバルが5年ぶりに開かれた。中東遠地域6校の吹奏楽部が演奏を披露した。 小笠、掛川西、掛川東各校がステージに立ち、池新田、掛川工業、遠江総合3校は合同バンドで出演した。各校の1、2年生も学年ごとに合同バンドで演奏し、交流を深めた。アニメの歌やJ-POPを中心に披露し、大勢の観客を楽しませた。

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  • 京アニ事件で犠牲 大村さんの「どっくんどっくん」 赤れんが倉庫(菊川)に先輩の遺作投影 小沢さん(掛川工高3年)が動画に

     2019年の京都アニメーション放火殺人事件に巻き込まれて亡くなった大村勇貴さん=当時(23)、菊川市、掛川工業高出身=の絵本を投影するプロジェクションマッピングが17日夜、菊川市堀之内の菊川赤れんが倉庫で行われた。同高3年の小沢陸空さんが絵本を動画に編集し、倉庫に色鮮やかな作品を映した。 投影した作品は生物が誕生してから今日までの38億年の歴史を絵と擬音で表現した「どっくんどっくん」。小沢さんは絵の背景は変えず、生き物と擬音の部分を切り取って動きをつけた。動かす速さや向きを一つ一つ変えて工夫したという。 擬音は小沢さんの同級生が担当した。倉庫を管理運営するNPO法人菊川まちいきのメンバーらは

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  • 静岡県職員人事異動 班長級4月1日付

     静岡県は17日、2023年春の定期人事異動のうち、班長級職員の異動を内示した。班長級の異動は690人で22年度当初より68人少ない。発令は4月1日付。  ◇…知事直轄組織…◇  知事戦略局秘書課長代理兼調整班長(経済産業部産業政策課産業政策班長)那須野秀和▽知事戦略局秘書課秘書主幹(経済産業部総務課総務班副班長)夏目命▽知事戦略局広聴広報課企画報道班長(知事戦略局広聴広報課県民広報班長)鶴田公平▽知事戦略局広聴広報課県民広報班長(知事戦略局広聴広報課主幹兼県民広報班副班長)小野晴美▽政策推進局総合政策課長代理(くらし・環境部企画政策課企画班長)弓桁一泰▽政策推進

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  • 菊川市人事 こども未来部長に森下氏 建設経済部参事は笹松氏

     菊川市は17日、4月1日付の人事異動を内示した。市消防本部などを含む全体の異動対象者は171人で、2022年度より23人少ない。部長級の対象者は2人。森下路広総務課長がこども未来部長に昇格し、笹松光普商工観光課長兼消費生活センター長は建設経済部参事を兼ねる。総務部に秘書室、危機管理部に防災強靱化(きょうじんか)室を新設する。  【部長級】こども未来部長(総務課長)森下路広▽建設経済部参事を兼ねる 商工観光課長兼消費生活センター長笹松光普  【課長級】秘書室長(総務課主幹)秘書係長赤堀景介▽総務課長(財政課長)相羽康一郎▽危機管理課長(小笠市民課長兼小笠支所長)馬渕啓介▽防災強靭化室長(教育総

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  • 茶況(3月17日)新茶期前に菊川で研修会 22日、寺田製作所

     製茶機械メーカーの寺田製作所(島田市)が22日、新茶期前の最新情勢を学ぶ研修会を菊川文化会館アエル(菊川市)で開く。九州早場所産地の生育状況を解説する。  県茶業会議所が発行する月刊誌「茶」の中小路和義編集長は「日本茶業の現状と今後の方向」と題して講演する。乗用型摘採機などの展示コーナーもある。問い合わせは<電0547(45)5111>へ。

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  • 地域に“慈善”広め40年 県明るい社会づくり推進協議会遠州地区連絡協 病院など車いす寄付し解散

     掛川や袋井など6市町で慈善活動に取り組む県明るい社会づくり推進協議会遠州地区連絡協議会が16日、解散した。各市町で活動を担う組織の整備が進んだため。同協議会は同日、残った活動資金を活用して中東遠総合医療センター(掛川市菖蒲ケ池)に車いす8台を寄付した。 同協議会は約40年前に発足し、中東遠地域の全域で活動してきた。同協議会から派生する形で各地区に支部が設立され、それぞれが地元で清掃活動や福祉支援、交通安全啓発などを手がけるようになったことから、広域をカバーする役割を終えたと判断した。 同センターで開かれた車いすの贈呈式で、同協議会の加藤一司理事長が「各地で独自の活動が行われるようになった」と

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  • 前回同様4氏で激戦に/磐田市 自現2氏に新人が挑戦/掛川市 3氏が混戦/袋井市・森町 無投票の公算/御前崎市 12年ぶり選挙戦へ/菊川市【県議選の構図 統一地方戦2023しずおか③】

    磐田市 前回同様、4氏で激戦に 定数3  前回と同じ顔触れの現職、新人計4人が3議席を争う選挙戦になる見通し。当落が99票差だった前回同様に激戦が予想される。  自民現職の野崎正蔵氏は、地元の豊田地区の保守層を固め、市全域の企業・団体にも支持を広げる。自民現職の江間治人氏は、地盤の旧磐田市地区や自身の会社を置く福田地区の支持固めを進める。  元教員で無所属現職の沢田智文氏は、支援母体の教職員組合をはじめ、連合傘下の労組票をまとめる。元市議の無所属新人川崎和子氏は、ミニ集会や街頭演説など草の根の活動で、市全域への浸透を図っている。 自現2氏に新人が挑戦 掛川市 定数2  4選を目指す増田享大氏

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  • 京アニ社員作品 映像投影 菊川の小沢さん 17日にイベント

     掛川工業高3年の小沢陸空さん(菊川市嶺田)が17日、2019年の京都アニメーション放火殺人事件に巻き込まれた大村勇貴さん(同市、同校出身)の作品「どっくんどっくん」を投影するプロジェクションマッピングを同市堀之内の菊川赤れんが倉庫で行う。イベントに先立ち、同日まで原画展を倉庫内で開催している。  「どっくんどっくん」は生物が誕生してから今日までの38億年の歴史を色彩豊かな絵と擬音・擬態語で表現した作品。小沢さんは高校の先輩の絵本の良さを多くの人に知ってもらおうと、大村さんの家族から原画のコピーを借り、投影する映像を制作した。「どのページも色が鮮やかで奥深い。擬音だけで物語を伝えるのがすごい」

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  • 居酒屋「塚田農場」 菊川の農産物でメニューの提供

     地鶏料理を扱う居酒屋「塚田農場」を運営するエー・ピーホールディングス(東京都)は、深蒸し茶や芽キャベツ、トマトといった菊川市産の農産物を使ったメニューの提供を始めた。  メニューは「芽キャベツ茶葉塩揚げ」「トマト辛麺」などの13種類。地域食材や自治体をPRする塚田農場の「全国のおいしいもの発掘プロジェクト」の一環で、同市を初の自治体に選んだ。  4月11日まで、関東地方を中心に全国75店舗で販売する。静岡県内に店舗はない。期間中、菊川市の農産物などが抽選で当たるキャンペーンも実施する。  菊川市とのコラボは同社の野本周作社長と同市の営業戦略アドバイザー鬼石真裕氏が親交があった縁で実現した。

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  • 深蒸し菊川茶GI認定へ ブランド確立、PR強化【解説・主張しずおか】 

     菊川市を代表する特産品の深蒸し菊川茶が農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に3月中に登録される見込みになった。市茶業協会が登録申請してから間もなく3年。GI登録を追い風にしてブランドを確立し、消費拡大につながるよう茶業関係者が一丸となってPRに努めてほしい。  GIはその地域ならではの環境で長年育まれてきた特産品の名称を、地域の知的財産として国が保護する制度。生産地や生産方法などの基準を満たせばGIマークを使用して販売でき、不正使用された場合は国が取り締まる。1月末時点で全国で121産品が登録されている。  深蒸し菊川茶は水色が濃厚な黄緑色で、渋みが少なくまろやかな味わいが特徴。同協会によ

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  • 森氏「悔いなし」 今期で静岡県議7人引退 史上最長の10期

     10日閉会した県議会2月定例会では、最終本会議を前に、県政史上最長の10期を務めた自民改革会議の森竹治郎氏(80)=下田市・賀茂郡=が登壇し、「(10期)40年は人生の全て。誠に充実し、やりがいのある議員生活だった。悔いはない」と述べた。県議選(3月31日告示、4月9日投開票)に出馬せず、今期限りで引退する県議は7人となる。  森氏は、初当選時(1979年)は定数78で白熱した議論だったと振り返った。在任中に向き合った山本敬三郎氏をはじめ4人の知事を「個性豊かにそれぞれの時代の県政課題に取り組んでくれた」と評価した。  その上で「国内外は変革の時期に入った。県当局、議会はより一層、精進、切磋

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  • 常葉大菊川、高まる士気 専大松戸と初戦 選抜高校野球組み合わせ 

     第95回記念選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が10日、大阪市内で行われ、静岡県の常葉大菊川の対戦相手が専大松戸(千葉)に決まった。ベンチ入りメンバー18人に変更はなく、選手は大会第5日(22日)の初戦(2回戦)に向け、一層士気を高めた。  昨夏の全国選手権大会で東北勢初の甲子園制覇を果たし、優勝候補に挙がる仙台育英(宮城)は第4日第3試合で慶応(神奈川)と対戦。大会は兵庫県西宮市の甲子園球場で18日から14日間(準々決勝、準決勝翌日の休養日を含む)の日程で行われる。  開会式後の開幕試合は東北(宮城)-山梨学院となった。史上初となる2度目の2連覇を狙う大阪桐蔭は敦賀気比(福井)、注目の強打

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  • 御前崎の新小1に交通安全の啓発品 菊川署と安協支部

     静岡県交通安全協会菊川地区支部と菊川署は7日、御前崎市内の小学校の新入児童に配布する交通安全啓発の祝い品を市教委に贈った。  新学期が始まるのに合わせ、道路標識が描かれた書類収納ファイルと交通マナーの学習冊子を約700セット用意した。小学1年生向けに横断歩道の正しい渡り方などを分かりやすく解説し、新入児童や保護者の交通安全意識の向上につなげる。  同日、市役所で行われた贈呈式で藤沢照夫支部長と吉川靖剛署長が長尾詔司市教育部長に祝い品を渡した。藤沢支部長は「登下校中の子どもたちの事故防止に役立ててほしい」と述べた。  啓発品は菊川市内の新入児童にも配布される。  

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  • レンタサイクル設置へ 菊川市 観光客の周遊目指す

     菊川市の長谷川寛彦市長は10日、観光客が市内を周遊できるレンタサイクルを設置して交流人口の増加を図る考えを示した。同日の市議会2月定例会で、須藤有紀氏(みどり21)の一般質問に答えた。  場所はJR菊川駅前と保養施設の小菊荘の2カ所。計15台ほどの自転車を6月ごろに設置する。若い世代に向けた周遊マップを作るため、大学生によるモニターツアーの実施も計画している。  長谷川市長は市の観光の課題を「市内の地域資源の認知度が低く、来訪目的となり得ていない」と分析。その上で、点在する観光スポットを連携させ「面的に魅力を高めることが重要」と強調した。  一般質問にはこのほか、横山陽仁(至誠の絆)、織部光

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  • 棚田の保全活動に尽力 「小さな親切」静岡県本部に感謝状 農水省

     棚田地域の振興に貢献する企業や大学などに農林水産省が贈る「つなぐ棚田遺産」感謝状が9日、「小さな親切」運動県本部に贈呈された。農水省がオンラインで実施する贈呈式の様子を県庁で放映しながら、大畑佳彦事務局長が県職員から伝達を受けた。  同団体は2012年から松崎町石部棚田と菊川市千框(せんがまち)棚田の棚田オーナーとして保全活動を継続し、今年は両棚田での田植えや稲刈りに総勢100人以上の会員が参加した。  大畑事務局長は「これを励みにしてもっと盛り上げたい。情報発信にも力を入れ、活動を知ってほしい」と話した。  

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  • 残土適正処分 保管場確保へ 建設土木団体と連携 菊川市長答弁

     菊川市は9日、工事現場などで生じる残土を適正に処分するため、市内に処分場やストックヤードを確保する方針を明らかにした。同日の市議会2月定例会一般質問で長谷川寛彦市長が「建設土木関連団体と情報連携を図り、確保に努める」と述べた。横山隆一氏(無所属、日本共産党)への答弁。  発生する土砂と必要な土砂を登録・検索できる県の建設発生土マッチングシステムも活用して、市内で残土利用の調整を図るとした。市内に造成された盛り土については、県が違反盛り土として指導している案件が1件あると報告。星野和吉都市計画課長は「現在埋め立ては行われていないので住民の生命財産に影響を及ぼすものではない」と答えた。  一般質

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  • 軽傷ひき逃げ容疑 72歳の男を逮捕 菊川署

     菊川署は9日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで静岡市清水区谷田、トラック運転手の男(72)を逮捕した。逮捕容疑は同日午前11時半ごろ、菊川市内の交差点で大型トラックを運転中、右折した際に道路を横断していた同市の無職女性(60)と接触して軽傷を負わせ、そのまま逃げた疑い。同署によると、パトロールしていた署員が逃走車両に乗った容疑者を発見した。事故直後、逃走車両の目撃証言が警察に寄せられていたという。

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  • JR菊川駅舎工事 市長が方針 周辺整備、市民と検討 

     菊川市の長谷川寛彦市長は8日の市議会2月定例会代表質問で、3月末から仮駅舎工事が始まるJR菊川駅の整備事業に関して、駅周辺の利活用をさまざまな立場の市民と検討する考えを示した。商業施設の誘致やにぎわい創出を目指す。倉部光世氏(市民ネット)、小林博文氏(みどり21)への答弁。  ワークショップを開き、現在ある駅舎が撤去された跡地など駅周辺の空間整備を考える。メンバーは地元住民や商工業者、金融や学校関係者など。若者のまちづくり参画を促すため、学生の意見も取り入れる方針。  駅北地域の大規模な住宅開発ついては、開発事業者へのヒアリングを実施し、地権者と協力して進める。渥美嘉樹氏(至誠の絆)に答えた

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  • 現金や銅線窃盗容疑の2人再逮捕 清水、焼津、牧之原署

     清水、焼津、牧之原の3署でつくる合同捜査本部は8日までに、建造物侵入と窃盗の疑いで島田市道悦3丁目、機械工作業員の容疑者(22)と菊川市の男子高校生(19)の2人を再逮捕した。  再逮捕容疑は2022年9月初旬ごろ、牧之原市のリサイクル会社から現金約20万円と、金属成分の分析機械や電動のこぎりなど6点と銅線、真ちゅうなど約700キロ(計約350万円)を盗んだ疑い。  清水署によると、機械工作業員の容疑者は自動車用タイヤとホイールの窃盗容疑で1月に逮捕、2月に再逮捕され、男子高校生は別の盗まれたタイヤホイールを運んだ盗品等運搬容疑で2月、同本部に逮捕されていた。同署は2人が窃盗グループの一員と

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  • 選抜高校野球出場の常葉大菊川 「全員で優勝を目指す」 市役所激励会で意気込み

     第95回記念選抜高校野球大会に出場する常葉大菊川高野球部の激励会が7日、菊川市役所で開かれた。選手18人が訪れ、健闘を誓った。  選抜出場は10年ぶり5回目。平出奏翔主将は「元気あふれるプレーをして菊川市や静岡県にいい報告をしたい。全員で優勝を目指す」と意気込みを語った。2007年の選抜優勝メンバーの石岡諒哉監督は「甲子園から学校に帰ってきた時に多くの市民が出迎えてくれた光景は今でも印象に残っている。市民に感動と勇気を与える野球をしたい」とあいさつした。  長谷川寛彦市長は「笑う門には福来る」と書いた直筆の色紙を選手に手渡し「甲子園の舞台を楽しみ、笑顔の野球で勝ち進んでほしい」と激励した。市

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  • 補正予算案など3議案を可決 菊川市議会

     菊川市議会2月定例会は7日、本会議を開き、2022年度一般会計補正予算案など3議案を可決した。代表質問は8日、一般質問は9~10日に行う。

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  • 菊川市 産業支援センター開設 創業・承継へ出会いの場【未来につなぐ 遠州7市町23年度予算案⑥】

     「資金、物件、工事、手続き-。初めて店を開業するのにわからないことがたくさんあった」。昨年3月、菊川市本所に「食事処8ct(やから)」を開店した和久田大悟さん(35)と藤原未央さん(42)は準備に明け暮れた当時を振り返る。物件探しに1年要したことや、開業資金が試算より200万円増えたことなど、想定外の出来事の連続だった。  頼りにしたのは市主催の創業支援セミナー。セミナー後も講師の中小企業診断士に何度も相談し、必要な資格や書類の書き方を教わった。まもなく営業開始から1年を迎え、今求めるのは経営者のつながりや専門職によるアフターフォロー。「開業前はたくさんの支援があったが、その後は自分たちだけ

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  • 牧之原の中国人男性殺害 被告に実刑判決 静岡地裁

     牧之原市片浜の会社員の男性=当時(41)、中国籍=が殺害された事件で殺人と窃盗の罪に問われた菊川市本所、中国籍の無職の被告(48)の裁判員裁判判決公判で、静岡地裁は3日、懲役11年(求刑懲役18年)を言い渡した。  国井恒志裁判長は判決理由で「犯行経緯は短絡的で強い非難に値するが、未必的な殺意にとどまる」と指摘。「殺人については自首が成立する」とも述べた。  判決によると、被告は2021年7月8日、牧之原市片浜の男性宅で、男性の背中などを金属バットで多数回にわたって殴打し、殺害。その際、男性の携帯電話などを盗んだ。

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  • 事前説明会に28陣営 静岡県議選中部地区 4選挙区で選挙濃厚

     静岡県選挙管理委員会は3日、県議選(3月31日告示、4月9日投開票)の中部地区7選挙区の立候補予定者説明会を県庁で開いた。計28陣営が出席し、4選挙区で選挙戦が濃厚となった。  藤枝市、牧之原市・吉田町、島田市・川根本町の3選挙区は無投票の公算が大きくなった。  同日の説明会には、西部地区の菊川市選挙区で出馬を検討する1陣営が新たに出席した。  各選挙区の定数と出席陣営数は次の通り(カッコ内は定数)。  静岡市葵区(5)8、同駿河区(4)5、同清水区(4)5、焼津市(2)4、藤枝市(3)3、牧之原市・吉田町(1)1、島田市・川根本町(2)2

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  • 大切にしたい会社大賞審査委特別賞 スマイルリンク(裾野)と たこ満(菊川)

     人を大切にする経営学会(会長・坂本光司元法政大大学院教授)は3日、「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の受賞事業者を発表した。裾野、三島、沼津市で小規模保育園を運営するスマイルリンク(裾野市)と菓子メーカーのたこ満(菊川市)を審査委員会特別賞、視覚障害者の自立、就労支援を行う特定非営利活動法人六星(浜松市東区)を実行委員会特別賞に選出した。  スマイルリンクは園児、保護者、地域に対する思いやりが深く、スタッフが生き生きとやりがいを持って働いているとした。現地審査を通じても「非常に明るい雰囲気がうかがえた」とたたえた。たこ満も「3年前の社長交代後も引き続き、社員、顧客、障害者を大切にする経営

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  • 茶況(3月2日)持続可能な経営へ振興大会決議 JA遠州夢咲など

     遠州夢咲茶業振興連絡協議会とJA遠州夢咲はこのほど、茶業振興大会を掛川市大坂の市文化会館シオーネで開いた。約200人が参加し決意を新たにした。  持続可能な経営と産地力を高めるため、SDGsを念頭にした大会決議と安全宣言を採択した。同協議会の後藤克宏会長は「一つ一つの積み重ねが1年間の茶業経営につながる。本年の茶業を共に盛り上げよう」とあいさつした。茶業発展に貢献した人や団体の表彰も行われた。  受賞者は次の通り。  茶業功労者表彰 石沢達功(菊川市)宮城力弘(同)堀豊(同)柴田利春(掛川市)河原崎正直(御前崎市)▽茶業特別功績者表彰 丸池製茶(同)

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  • 磐田の宇藤さん SSクラス優勝 磐田将棋愛好クラブ

     磐田将棋愛好クラブの第227回大会がこのほど、磐田市の市総合福祉会館iプラザで開かれ、46人が参加した。  上位入賞者は次の通り。  SS ①宇藤敬行(磐田市)②横山渡(牧之原市)③門奈佑紀(浜松笠井中1)▽S ①門奈光(浜松笠井小4)②幸田好司(磐田市)③落合雅巳(菊川市)▽A ①沢田真一郎(袋井市)②田中直樹(豊田市)③山元一雄(磐田市)▽B ①志村正雄(袋井市)②松浦達雄(掛川市)③山中勇二(磐田市)

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  • いじめ問題対策 新条例の意見交換 菊川市総合教育会議

     菊川市は2日、総合教育会議を同市中央公民館で開いた。長谷川寛彦市長や松本嘉男教育長、教育委員などが出席し、4月に施行する市いじめ問題対策連絡協議会等条例の運用について意見を交わした。  いじめ防止対策推進法に基づき、対策連絡協議会、調査委員会、再調査委員会を設置する。対策連絡協議会は年に1回定例会を開き、学校職員や市職員などの委員が未然防止策や対応を助言する。調査委員会も年1回定例会を開き、重大事態が起きた場合は追加で開催して対応を協議する。  このほか、教育大綱の中間見直しについても協議した。今月中に改訂版が公表される。

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  • サギ電話多発で静岡県警が警報発令 静岡県内、中東遠ブロック

     静岡県警は1日、サギ電話が多発しているとして、中東遠ブロック(菊川、掛川、袋井各署管内)に警報を発令した。7日までの期間中、各署員らがATM付近での警戒や注意啓発活動を強化する。  県警生活安全企画課によると、2月28日午前9時40分~午後2時50分ごろ、御前崎市で6件、菊川市で2件、掛川市で2件の不審電話を確認した。  親族をかたり、「会社の荷物を送り間違えた」「後から郵便局から連絡がある」と伝える手口や、市役所職員を名乗り「介護保険料の過払い通知を確認したか」と電話してくる電話が多発した。

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  • 災害時 車両共用へ協定 菊川署と運送業者など5事業所

     菊川署は28日、同署管内の運送業者など5事業所と、災害発生時の車両使用に関する協定を結んだ。  5事業所は小笠運送、ホンダカーズ駿河、遠州運輸、浜崎商店、葵興商(いずれも菊川市)。同署が災害発生時に被害状況を確認したり、負傷者の救助をしたりする際、各事業所が保有するトラックなどの車両を使うことができる。  各事業所の代表者が同署を訪れ、吉川靖剛署長と協定書を交わした。吉川署長は県内各地に被害を及ぼした昨年9月の台風15号を例に「官民連携が災害支援の重要なポイントになる。協定を基に迅速な対応を可能にし、住民の安全、安心を守れるようにしたい」と語った。

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  • 菊川市、防災強靱化室を新設 23年度から

     菊川市は28日の市議会全員協議会で2023年度の組織改編を説明した。防災強靱化(きょうじんか)室を危機管理部に新設する。  本年度まとめた防災対策強靱化事業基本構想に基づき、市役所本庁舎敷地の防災機能を強化する。本庁舎の外壁改修や北館の解体、災害対策本部棟の新設、堀之内体育館の建て替え業務を進める。このほか、総務部の秘書係を廃止して秘書室を、学校教育課にはICT推進係を設置する。  新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場については、5月頃をめどに、これまでの体育館や公民館から同市大石の保養センター小菊荘に移転する方針を示した。

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  • 事前説明会に33陣営 静岡県議選西部地区 8選挙区で選挙戦か

     静岡県選挙管理委員会は27日、県議選(3月31日告示、4月9日投開票)の西部地区13選挙区の立候補予定者説明会を浜松市で開いた。計33陣営が出席し、7選挙区で選挙戦が濃厚となったほか、これまで無投票とみられていた同市南区も選挙戦となる可能性が出てきた。  南区は現職2陣営に加え、夜間照明付きの新野球場建設に反対している地元環境保全団体の関係者が出席した。同団体は取材に、「各候補予定者の主張を確認し、夜間照明に反対する候補がいなければ、候補者を擁立して反対の選択肢を提示する」と説明した。  同市西、浜北、天竜の各区と湖西市、御前崎市の5選挙区は無投票の公算が大きくなった。西区と浜北区は2015

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  • 竹やぶ5千平方メートル焼く 菊川、男性がやけど 26日午後

     26日午後2時5分ごろ、菊川市大石の造園業男性(44)宅の裏山から出火し、竹やぶ約5千平方メートルを焼いた。男性が腕や足にやけどを負った。同市消防本部や菊川署によると、落ち葉などを燃やしていたところ火が竹やぶに移ったという。浜松市消防局のヘリが出動し、約4時間後に鎮火した。

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  • 宮城氏(菊川市選挙区) 県議選不出馬を表明 2氏の戦いへ

     自民党県連総務会長の宮城也寸志氏(63)=菊川市、3期=は24日、県議選(3月31日告示、4月9日投開票)に立候補しないことを明らかにした。同日の県連役員会で説明した。地元支部の公認を得られず、事実上の出馬断念に追い込まれた格好。同市選挙区(定数1)はすでに立候補を表明している元菊川副市長の赤堀慎吾(64)と会社経営の黒田茂(55)の2氏の一騎打ちになる公算が大きくなった。  自民党菊川支部は昨年春ごろから赤堀氏の擁立を目指して動き出し、10月の役員会で赤堀氏の推薦を決めた。宮城氏の進退表明を待たずに候補者選定を進めた背景には、多選に批判的な声や赤堀氏の行政経験に対する期待感などがあった。

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  • 菊川市議会 18議案可決

     菊川市議会2月定例会は24日、本会議を開き、火剣山キャンプ場に指定管理者制度を導入する野外宿泊施設条例の改正案など18議案を可決した。

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  • 自民が赤堀氏公認 静岡県議選

     自民党県連は24日の役員会で、4月9日投開票の静岡県議選に菊川市選挙区(定数1)から出馬する赤堀慎吾氏の公認を決めた。

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  • 富士山富士宮口5合目新施設 2029年以降に供用開始か

     静岡県が富士山富士宮口5合目に整備する来訪者施設の供用開始時期が、当初予定していた2028年から29年以降にずれ込む可能性が高いことが22日までに分かった。標高2400メートルと高地での作業であることに加え、噴石から登山者らの身を守るシェルター機能を施設に備えるのに「想像以上に高い施工技術が求められる」(県建築工事課)ためだという。県は設計段階から施工者の意見を取り入れる「ECI方式」の導入を念頭に、国内でも有数の技術力を持つ複数の施工業者から意見聴取を始めた。  県は造成工事を23年度から始める予定だったが、基本・実施設計の策定が24年度にずれ込む可能性が高まり、着工も1、2年遅れる見通し

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  • ⚾常葉大菊川に選抜旗 平出主将「夢舞台 精いっぱい」 高校野球

     第95回記念選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園球場)に出場する常葉大菊川に22日、選抜旗が授与された。菊川市内の同校で授与式が行われ、中沢俊一校長から野球部の平出奏翔主将に手渡された。開会式は4年ぶりに全出場校がそろい、入場行進で各校が選抜旗を掲げる。  選抜旗はスクールカラーの紺色を基調とし、校名と校章が記されている。県高野連の高橋和秀会長が「全国でも目標とされるチーム。常葉大菊川らしいスケールの大きな躍動感のある試合で、優勝を目指してほしい」と激励。平出主将は「夢の舞台である甲子園で精いっぱいプレーしたい。現役時代の石岡(諒哉)監督同様、優勝できるよう頑張る」と決意を述べた。  授

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  • 菊川PR自作パンフ配布 「きくがわ応援大使」の内田小6年生 修学旅行先で観光産品紹介

     菊川市から「きくがわ応援大使」に任命された内田小の6年生がこのほど、活動を市職員に報告した。菊川をPRするパンフレットを作り、昨年11月に修学旅行で訪れた三重県の観光客に配布した。  6年生約40人は総合的な学習の時間に地域の魅力を調べ、学びを生かそうと応援大使になった。タブレット端末で市内の観光地や飲食店、深蒸し茶を紹介するパンフレットを作成し、紙にして伊勢神宮や鳥羽水族館などで配った。後日、受け取った人から学校宛てに手紙やメールが届き、その中には菊川を訪れた人もいたという。  榊原佐彩さん(12)と佐野維吹さん(12)は「生まれ育った場所を知ってもらえてうれしい」「県外の人と関わるきっか

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  • 大型絵本2冊寄贈 障害児施設で朗読 掛川地区労働者福祉協議会

     掛川市の掛川地区労働者福祉協議会はこのほど、菊川市を拠点に活動する子育て支援団体「やなぎ文庫」に大型絵本2冊を寄贈した。障害児通所施設ぴのほーぷ(掛川市杉谷南)で贈呈式を行い、同団体の三浦康子代表が施設の子どもたちに読み聞かせた。  絵本は「へんしんトンネル」と「りんごがドスーン」。同協議会の沢田貴成副会長から2冊を受けた三浦代表は、すぐに利用者と一緒に開封し、琴の演奏に合わせて朗読した。子どもたちは手拍子を打ちながら鑑賞し、絵本の世界を楽しんだ。  掛川地区を含む東遠地域労働者福祉協議会は同日、菊川と掛川の両市社会福祉協議会に災害備蓄用の保存水を提供した。御前崎市社協への寄贈も予定している

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  • 菊川副市長 新型コロナ感染 27日まで自宅療養

     菊川市は、原田修一副市長の感染が判明したと発表した。27日まで自宅療養を行う。市職員に濃厚接触者はいない。市政運営に支障がないよう必要に応じてテレワークを行うという。

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  • マスクやタオル 菊川市社協へ寄贈 掛川法人会女性部会

     掛川と菊川、御前崎の3市で活動する掛川法人会女性部会は20日、菊川市社会福祉協議会に新品のタオル200枚とマスク320枚、子ども向けのパペット20体を寄贈した。太田みや子部会長ら3人が菊川市半済の同協議会に届けた。  女性部会が展開している社会貢献活動の一環。タオルとマスクは講演会や総会など各種集会の開催時に会員が持ち寄った。同協議会は寄贈品を介護事業や児童館活動に活用するとしている。

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  • 委員会のオンライン開催 静岡県内は5市町「ある」

     静岡県議会と県内35市町のうち、委員会などをオンラインで開催したことがあると回答したのは、5市町(沼津、島田、掛川、袋井、河津)だった。いずれも2020年4月以降に実施していた。  5市町は、新型コロナウイルス感染症対策や災害時を想定して導入・開催したと答えた。「条例改正をしたが、その後、開催の必要性が生じていない」など、既に環境整備済みや準備中の議会は県議会を含め11自治体あった。  国が認めていない本会議のオンライン開催を「必要」としたのは11市町(31%)あり、「緊急時に備えて対応すべき」(御殿場市)、「育児、介護、障害など多様な人材が活躍できるために必要」(三島市)との意見があった。

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  • 茶況(2月16日)お茶の入れ方 中学生が学ぶ 菊川

     菊川市茶業協会は16日、若い世代にお茶に関心を持ってもらおうと、お茶の入れ方教室を同市の常葉大菊川中で開いた。1年生約50人が参加した。  同市の日本茶インストラクター青島由美さん(49)を招き、深蒸し菊川茶のおいしい入れ方を学んだ。生徒は湯の温度や茶葉の量、注ぎ方に気を付けながら急須でお茶を入れた。和紅茶も味わった。  小田絢祢さん(13)は「一煎目は色が薄かったが二煎目は濃くなり苦みがあった。家族にも入れてあげたい」と話した。青島さんは湯の温度で、入れたお茶の成分が変わることから「目を覚ましたい時は高い温度で入れてカフェインを取り、リラックスしたい時は低い温度で入れるといい」とアドバイス

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  • 湖西でバナナ特産化挑戦 耕作放棄地を活用 建設会社が栽培、町おこしのエネルギーに

     浜名湖に面した湖西市北部の利木地区。自然豊かなこの地で、バナナが新たな特産品に育つかもしれない。浜松市西区の篠原建設(榊原夏雄社長)が耕作放棄地を活用し、バナナ農園の整備を進めている。異分野の試みながら、バナナのタルトやシュークリームを扱うカフェの計画もあり、同社は「地区が盛り上がる原動力の一つになれば」と意欲を見せる。  田畑に囲まれた一角に、ビニールハウスが立つ。中に入ると、暖かな空気とともに土の香りが伝わった。広さ約1200平方メートルのハウス内には、234株のバナナが育つ。昨年9月半ばに植えた。今後3メートル程度にまで成長し5、6月ごろの収穫を見込む。「グロスミッシェル」という品種で

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  • 子育て支援に注力 菊川市長 23年度施政方針

     菊川市議会2月定例会が14日開会し、長谷川寛彦市長が本会議で2023年度の施政方針を述べた。子育て支援に注力する考えを示し、「厳しい社会状況からチャンスを見つけて果敢に挑戦する」と力を込めた。  新型コロナウイルス禍で経済的な不安を抱える若い世代が多いとし、安心して結婚や出産、子育てができる環境を整える。学校給食は食材費の値上がりが続くが、高騰分は市費でまかない保護者の負担額は維持する。子どもの医療費は完全無料化する。  スポーツでは常葉大菊川高の活躍など地元の野球に注目が集まっていることから、野球関連イベントの実施や菊川運動公園野球場の防護フェンスの改修を行う。  定例会の会期は3月29日

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  • 放火未遂容疑の男性不起訴処分 静岡地検浜松支部

     静岡地検浜松支部は13日、勤務先の菊川市内の工場に放火しようとしたとして、現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕、送検されていた袋井市の男性(44)について罪名を威力業務妨害に切り替えた上で不起訴処分にした。理由を明らかにしていない。

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  • 盗難ホイール運搬 容疑の高校生逮捕 清水・焼津署

     清水、焼津両署の合同捜査本部は13日、盗品等運搬の疑いで菊川市の男子高校生(19)を逮捕した。  逮捕容疑は昨年11月中旬ごろ、盗難被害品の自動車用ホイールとタイヤ付きホイール計8点を焼津市から静岡市に運んだ疑い。  清水署によると、男子高校生は、同市清水区の自動車修理会社と焼津市の修理工場からホイールなどを盗んだ疑いで1月29日までに両署に逮捕された男2人と面識があり、運搬したホイールは2人が盗んだ品の一部。男子高校生は運んだホイールが盗品だと認識していたという。  合同捜査本部は3人の関係などを調べている。

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  • 菊川市23年度予算案 駅整備、災害対策手厚く 一般会計最大205億円

     菊川市は13日、2023年度当初予算案を発表した。一般会計は22年度当初比0・2%増の205億7100万円と過去最大を更新した。未来創造予算と称し、JR菊川駅南北自由通路の整備、災害対策や子育て支援事業を拡充する。  長谷川寛彦市長は「地方への関心の高まりなどコロナ禍がもたらした新たな潮流を生かすとともに、市民の生命を守るため災害対策の強靱化(きょうじんか)に取り組む」と説明した。  一般会計の歳入は市税が3・3%増の75億5千万円。景気動向を踏まえ、個人市民税は3・9%増の25億2700万円、法人市民税は16・8%増の3億8200万円を見込んだ。市債は小学校校舎の大規模改造工事完了などによ

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  • 非行や事故防止へ 取り組み充実要望 菊川署協議会

     警察の業務について市民と警察官が意見を交わす協議会が8日、菊川署で開かれた。同署は管内の事件や事故の発生状況を説明し、委員は少年の非行や交通事故などの防止に向けて取り組みの充実を求めた。  同署によると、昨年1年間の少年補導人数は69人(前年比31人減)で、交通事故件数は279件(同5件増)だった。委員は「中高生が非行に誘われないための対策をしてほしい」と求め、同署は「(防犯の)講話に実践的な内容を盛り込み、学校とも連携していく」と応じた。  同署は2~5月の重点業務として、新学期が始まる子どもの安全対策など3点を挙げた。委員からは自転車通学をする中学生への安全指導、4月から全年齢で努力義務

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  • 箱根駅伝 応援に感謝 横山さん(菊川出身創価大)が出場報告

     1月に行われた第99回東京箱根間往復大学駅伝に出場した菊川市加茂出身の横山魁哉さん(22)=創価大4年=が7日、市役所を訪れて結果を報告し、地元の応援に感謝した。  横山さんは菊川西中、島田高の陸上部出身で、県市町対抗駅伝にも出場経験がある。箱根駅伝は過去にもメンバーに選出されたが、当日に変更があり今回念願の出場となった。  チームの結果は総合8位。1区の横山さんは前半は集団で走り、ラストスパートで勝負をかけ、区間5位の好成績を残した。「本番前は空気がピリピリしていたが、仲間と話して気持ちを整えた。レースは余裕を持って仕掛けどころを考えることができた」と振り返った。  卒業後は実業団に加入す

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  • 菊川の黒田家代官屋敷 梅見頃へ 3月5日まで「まつり」

     菊川市下平川の国指定重要文化財黒田家代官屋敷で5日、恒例の梅まつり(平川地区コミュニティ協議会主催)が始まった。3月5日まで、寒紅梅や白加賀など13種160本が並ぶ敷地内の梅園を無料開放する。  大半の梅はまだつぼみが膨らみ始めている状態。同協議会によると、見頃は今月中旬になりそう。初日はステージイベント「長屋門フェスタ」が開かれ、地元の芸能団体が歌や踊りを披露した。  期間中、土人形の工芸品「焼きびな」を展示するほか、23と24の両日には梅園内歩道に竹灯籠を設置する「竹あかり展」を開く。

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  • 菊川に雪!そり遊びに夢中 長野・小谷村がプレゼント

     菊川市の六郷地区センターで4日、ふれあい雪まつりが開かれた。友好都市の長野県小谷村から大型ダンプ2台分の雪が贈られ、子どもたちが雪遊びを楽しんだ。  六郷まちづくり協議会と六郷地区連合自治会が主催した。多くの子どもが来場し、地元ではほとんど降らない雪を見て喜んだ。土のうを積み上げて雪をかぶせた滑り台は行列ができるほどの人気。そり遊びをした加茂小2年の白松咲南さん(8)は「速く滑ることができた。雪は珍しいから楽しい」と話した。  小谷村と同市の交流は合併前の旧小笠町から続いている。雪まつりは新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに実現した。小谷村の物産展も行われ、訪れた中村義明村長は「子どもたちの

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  • 多様化する生産・販売支援 研究、輸出 行政に重い役割 【令和の静岡茶㉛/終章 次代への胎動③】

     「たくさん人が来て、いいお茶づくりに向けて意見交換する場にしたい」。静岡県農林技術研究所茶業研究センター(菊川市)のプレハブ造りの仮設庁舎で、小林栄人センター長(58)は静岡県茶業の将来を見据えて語る。  改修中の同センターは、4月に紅茶やウーロン茶など発酵茶の製造研究設備を備える新製品開発実験棟(オープンファクトリー)が部分開業する。フレーバーティーや茶濃縮液、粉末茶の試作に向けた装置も順次導入する予定で、先端技術を用い、嗜好(しこう)の変化に対応した商品開発に挑む。築50年超の本館は解体され、新時代に合った研究棟に生まれ変わる。  同センターは1908年に県立農事試験場茶業部として発足し

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  • 可燃ごみ1543トン 外部に搬出 掛川・菊川処理施設

     掛川、菊川両市の衛生施設組合は3日、ごみ処理施設「環境資源ギャラリー」1号炉について、故障に伴う可燃ごみの外部搬出の総量が1543トンだったと発表した。同施設は2022年10月の故障発覚後、11月から1月20日まで、民間事業者に一部のごみ処理を委託していた。

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  • 茶況(2月2日)菊川茶使ったトルティーヤ 小笠高生が考案

     菊川市西方の「うでまくりDINING喜楽人」は1日から、粉末の菊川茶を練り込んだトルティーヤの販売を始めた。小笠高の生徒が考えたメニューを採用した。  ベーコン、レタス、トマト、チーズを巻いた「BLTC」と、タンドリーチキンを包んだ2種類。昨年12月末に同校で行われたビジネスマッチング以降、オーナーの小原尚さん(37)とメニューを提案した生徒が意見交換を続け、商品化が決まった。  小原さんは「お茶の香りの広がりと食べたときの歯切れの良さにこだわった」と話した。

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  • チタンとカーボンの釣り具 富士工業が開発 

     釣り具メーカーの富士工業(静岡市駿河区、大村一仁社長)はこのほど、チタンとカーボン強化樹脂を組み合わせた世界初のリールシート=写真=を開発し、全国の釣具店で販売を始めた。  リールシートは釣りざおにリールを固定する部品。魚を釣り上げる際に負荷が掛かるため、壊れにくさが求められるほか、さおを握り続けても疲れないグリップ感や軽さも重視される。  同社は素材にチタンとカーボン強化樹脂を採用し、ステンレスとナイロン樹脂の従来品よりも強度を約10%高め、15%の軽量化にも成功した。高度な加工・成形技術が必要なため、製造は菊川市の同社研究開発施設内で熟練職人が担い、年間1万本の販売を見込む。  同社の最

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  • 浜松の食肉市場 26年度廃止、菊川の新施設に統合 市議会5常任委

     浜松市議会は2日、5常任委員会を開いた。市は環境経済委員会で、県が菊川市に整備予定の新食肉センターに統合される浜松市食肉地方卸売市場(東区上西町)について、2026年度に廃止する方針を示した。  同市場によると、本年度以降、関係事業者との調整や廃止に向けた各種手続き、食肉処理業務終了後の施設管理の準備などを進める。廃止後の施設は解体し、29年度をめどに跡地への企業誘致、市による活用、売却といった今後の在り方を決める。  同市場は1983年に全面改修が完了してから約40年が経過。老朽化した施設の維持、修繕費用が増加していることに加え、牛と豚の食肉処理頭数が最盛期の半分以下まで減少し、厳しい経営

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  • 校歌作者から誕生秘話 菊川・小笠南小 元気よく合唱も

     菊川市の小笠南小で1日、同校の校歌を作詞作曲した元教諭福嶋勲さん(93)=同市東横地=から話を聞く特別授業が開かれた。5年生25人が当時の学校の様子を学び、歌に込められた思いをかみしめた。  福嶋さんは1969年に同校に赴任し、71年に校歌を完成させた。「修学旅行先で合唱を求められても歌えなかった。つらい思いをした」と動機を話し、作詞する上で心がけたポイントなどを説明した。「南の山はみどりもえ」の歌い出しは、近くの山に群生していたウバメガシから着想を得たという。  児童は福嶋さんの指揮で合唱し、音楽室に明るく生き生きとした歌声を響かせた。

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  • 菊川市の子育て応援事業に寄付 静岡トヨタ自動車

     静岡トヨタ自動車(静岡市駿河区)は1月31日、菊川市の子育て応援事業に現金10万3080円を寄付した。同社の佐野桂常務営業本部長ら3人が市役所を訪れ、長谷川寛彦市長に目録を手渡した。  浄財は、ネッツトヨタ浜松小笠店(菊川市赤土)の移転新築に合わせて開催した地元産野菜販売会「産直マルシェ」の売り上げの一部。市は、子どもが生まれた家庭に名前入り絵本を贈る「こんにちは赤ちゃん祝い品プレゼント事業」に活用する。

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  • プラニック(御前崎市)小池忠敏社長 廃プラの再資源化推進【キーパーソン】

     自動車や家電製品などの廃プラスチックを加工して再資源化する。御前崎市に工場を構え、昨年10月に事業を開始した。県内外の中間処理業者などから最大で年間約4万トンの廃プラを受け入れ、約3・2万トンの再生プラスチック原料の生産を目指す。今後の事業の展望などを聞いた。  ―現在の稼働状況は。  「徐々に廃プラの仕入れ量を増やしながら従業員の技術向上を図っている。夜間も稼働し始め、最終的には3交代制の24時間稼働を目指す。従業員は御前崎市や近隣市在住者を含め約40人。フル稼働に備えて増員を考えている」  ―工場の特徴は。  「材質ごとの選別が困難で、従来は廃棄したり焼却処分したりしてきたプラスチックを

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  • 菊川市議会 議長に山下氏 副議長に赤堀氏

     菊川市議会は30日、臨時会で正副議長選を行い、議長に山下修氏(67)=みどり21=、副議長に赤堀博氏(75)=同=をそれぞれ選出した。  山下修氏(やました・おさむ)会社役員、[元]副議長、河東中自治会長。3期。河東  赤堀博氏(あかほり・ひろし)理容師、河城保育園監事、[元]市連合自治会理事。2期。和田

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  • 委員会構成決まる 菊川市議会

     菊川市議会は30日、臨時会を開き、議長に山下修氏、副議長に赤堀博氏を選出したほか、常任委員会や議会運営委員会の新たな構成を決めた。  各委員会の正副委員長は次の通り。(正副の順)  総務建設 西下敦基、坪井仲治▽教育福祉 小林博文、倉部光世▽議会運営 松本正幸、鈴木直博

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  • ⚾センバツ発表一夜明け紅白戦 常葉大菊川「もっとやれる」

     第95回記念選抜高校野球大会に10年ぶり5度目の出場を決めた常葉大菊川は発表から一夜明けた28日、菊川市の同校グラウンドで練習を行った。  午前7時前から集合してトレーニングやシートノックをこなし、10イニングの紅白戦を実施した。気温が10度を下回る寒さだったが、先発した内藤が5回を投げ無安打無四球と好投。持ち味の制球と緩急で打たせて取り、アピールした。  熾烈(しれつ)なメンバー争いにおいて貴重な実戦。気迫を欠いたプレーにはスタッフの目が光った。石岡監督は厳しい表情で「期待して試合をしているが、もっとやれる。何のためにやっているのかを感じてほしい。(結果よりも)やる姿勢が大事」と強調した。

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  • 常葉大菊川高にセンバツ祝う看板贈呈 加茂白岩下自治会

     菊川市の加茂白岩下自治会が28日、第95回記念選抜高校野球大会への出場を決めた地元・常葉大菊川高野球部に、出場を祝った応援看板などを贈呈した。  野球部の寮が同地区にある縁で、長年交流を深めている。看板は手作りで「祝甲子園出場」と書かれ、室内練習場前に掲示された。  会員ら有志約20人がグラウンドを訪れ、セレモニーを実施した。自治会長の山下雄三さん(65)は「おめでとう。良いニュースで、地域のわれわれが元気をもらう」と選手を祝福。長年野球部を応援する野中茂雄さん(77)は「普段の力を出して頑張ってほしい。常葉の野球をやってもらえたら」と期待を寄せた。  

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  • 菊川河口のサーフィン 「ビジター」にルール発信 愛好家ら講習会

     掛川市の菊川河口付近でのサーファーと漁船の衝突事故防止を目的とした講習会が28日、同市役所大東支所で開かれた。地元サーファー約50人が出席し、遠方から訪れる「ビジター」に注意を呼びかけていくことなどを確認した。  河口付近は砂がたまりやすく、水深が浅くなるとサーフィンに適した波が立つとされる。菊川河口はかつて地元サーファーが楽しむ波乗りの好スポットだったが、近年はSNSで評判が広まり、静岡県外からも多くの愛好家が訪れるようになった。  大東マリーナ(同市国安)に係留する漁船は河口から波を越えて沖に向かう。河口の東西150メートル区間は航路になるとして注意看板が設置されている。御前崎海上保安署

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  • 菊川の課題解決へ 高校生がプレゼン 駅前整備や観光など

     菊川市は27日、第7回高校生まちづくりプレゼンテーション大会を市役所東館プラザきくるで開いた。小笠高と常葉大菊川高の生徒37人が参加し、JR菊川駅前の開発や多文化共生、福祉などをテーマに9班に分かれて地域課題を解決するアイデアを市幹部に提案した。  常葉大菊川高の班は市が進める駅の整備事業を取り上げた。校内で実施したアンケート結果を公表し、8割以上の生徒が駅の整備を知らなかったと報告。駅周辺にほしい施設を尋ねる設問では飲食店や書店と答える生徒が多かった。他県の観光地を参考に、「駅の工事中のテントに鮮やかな絵を描けば、工事による利用の不便さより完成への期待が高まると思う」と発表した。

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  • ⚾センバツ優勝経験 常葉大菊川・石岡諒哉監督、再び甲子園に

     2007年の選抜高校野球大会で静岡県29年ぶりの優勝を果たした常葉菊川高の捕手が、指揮官として母校を率いて甲子園に帰ってくる。27日、選抜出場が決まった常葉大菊川高の石岡諒哉監督(33)は、後にプロ入りした田中健二朗投手(DeNA)とバッテリーを組み全国制覇を達成した。「地区大会と甲子園とは景色が違う。準備が一番大事」。監督として、まずは甲子園初勝利を目指す。  高校時代は2人の監督の指導を受けた。2年夏までは磯部修三氏(82)、2年秋から森下知幸氏(61)=御殿場西高監督=。野球観も指導法も対照的な2人に多くを学んだ。  犠打なしのフルスイング打線が代名詞となった森下監督には「高校野球の概

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  • 思い出の一本松、絵本に 菊川の野崎さん 図書館、児童館に寄贈

     菊川市堀之内の野崎恭子さん(51)がこのほど、現在の菊川中央公園がある場所にかつてあった一本松を題材にした絵本「一本松のいる丘で」を制作した。自身の思い出をもとに、主人公の女の子が一本松と過ごした時間をつづった。  野崎さんによると、一本松の幹は大人の両腕でも抱えきれないほど太く、かなりの高さだった。幼い頃は家族や友達と遊びに来ていたが、高校生になった頃に訪れると切り株になっていたという。現在は一本松跡の看板だけが立っている。  「一本松の場所に来ると元気になれる。りんとしてかっこよく、どこか優しい印象の松だった。読んだ人がほっとした気持ちになってくれたらうれしい」と話した。絵本は市内の図書

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  • インフルで3施設 学年、学級閉鎖 御前崎、牧之原など

     静岡県は27日、こども園と小学校の計3施設でインフルエンザに感染したとみられる患者計27人が確認され、学年閉鎖や学級閉鎖を行ったと発表した。  県内139の定点医療機関における直近1週間(16~22日)の平均患者数は4・56人。前週の4・62人とほぼ横ばい。  市町別の施設と患者数は次の通り。  御前崎市のこども園11人、牧之原市の小学校10人、菊川市の小学校6人。

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  • 今川氏真ってどんな人? 戦国大名・今川家の歴史に幕 後に出家して文化人に 晩年は家康と駿府で交流

    今川氏真の生涯  天文7年(1538年)生まれ。父は「海道一の弓取り」と呼ばれ駿河・遠江・三河を治めた戦国大名の今川義元、母は武田信玄の姉。駿河と隣接する甲斐、相模の和平協定「甲相駿三国同盟」の一環として、北条氏康の娘・早川殿を正室に迎えた。  永禄3年(1560年)に織田信長との「桶狭間の戦い」で父・義元が討死すると、今川配下にあった三河の松平元康(徳川家康)が離反。武田信玄の嫡男・義信が廃嫡され、正室だった氏真の妹・嶺寒院(嶺松院とも)が駿府に送還されたり、駿河湾の塩を送るのをやめる「塩止め」を行ったりして、甲斐の武田信玄との関係も悪化。こうした事態を受けて氏真は、信玄の敵である越後の

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  • 不明者保護や詐欺防止に貢献 感謝状を贈呈 菊川署

     菊川署は25日、行方不明者の保護に協力した牧之原市静波の牛乳配達員加藤朝之さん(43)と、特殊詐欺被害の防止に貢献したファミリーマート菊川東横地店(菊川市東横地)にそれぞれ署長感謝状を贈った。  加藤さんは昨年12月19日午前2時ごろ、御前崎市御前崎で配達業務中に認知症の80代男性を路上で発見。男性に声を掛け、近くの御前崎交番に知らせた。男性は同日中に無事、家族に引き渡された。  ファミリーマート菊川東横地店は昨年12月15日、パソコンの修理目的で電子マネー10万円分の購入を申し出た80代男性に対して詐欺を疑い、経営者の市村裕子さんや従業員が連携して同署に通報した。

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  • 菊川市営「火剣山キャンプ場」 24年度から指定管理へ 

     菊川市は26日、同市富田にある市営の「火剣山キャンプ場」について、2024年度から指定管理者制度を導入する方針を明らかにした。同市大石の保養施設「小菊荘」は23年度以降の指定管理者が決まらず、当面の間休館する。  同日の市議会全員協議会で報告した。市商工観光課によると、キャンプ場は近年のアウトドアブームで利用者数が増加傾向にある。しかし、利用日の2週間前の予約を必要とすることや、現在管理を担う地元団体の高齢化など課題が多く、指定管理者制度によりサービス向上や継続的な運営につなげる。  予約方法の改善や区画の増設、電源やWi-Fi(ワイファイ)の整備を行う考え。利用料金も改定する。関連する条例

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  • 東海道線で人身事故 26日夜、菊川市和田の踏切

     26日午後8時20分ごろ、菊川市和田のJR東海道線和田踏切に立ち入った歩行者と下り回送列車が衝突し、歩行者が死亡した。菊川署によると死亡したのは成人男性とみられ、同署が身元を調べている。JR東海によると、静岡-浜松駅間の上下線で約2時間にわたり運転を見合わせた。

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  • 菊川・黒田代官屋敷 梅まつりPR、御城印を制作 2月5日から

     菊川市下平川の黒田代官屋敷で来月始まる「梅まつり」を盛り上げようと、住民有志が御城印を制作した。梅まつり記念と合格祈願の2種類を作り、1枚300円で販売する。  黒田代官屋敷は国指定重要文化財で、戦国時代の城館。毎年冬に敷地内の梅園を開放している。御城印は地元の書道家が書いた文字と、黒田家の家紋「二つ藤巴紋」や長屋門のイラストを添えたデザイン。代官屋敷御城印作成委員会の柴山正之会長(63)は「御城印をきっかけに梅を見に来てほしい。代官屋敷の歴史も知ってもらえたら」と話した。  梅まつりは2月5日から3月5日に開催。御城印はまつりの期間中、会場に加え、菊川市観光協会、菊川文化会館アエルで販売す

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  • 静岡県ふじのくにフロンティア 第3期共生圏に2エリア 北駿3市町と伊豆東側4市町

     静岡県は、防災・減災と地域成長の両立を目指す「“ふじのくに”のフロンティアを拓(ひら)く取り組み」第3期(2023~27年度)の「ふじのくにフロンティア地域循環共生圏」として、北駿3市町(御殿場、裾野、小山)と、伊豆地域の東側4市町(伊東、下田、東伊豆、河津)の2圏域を初めて認定した。デジタルなど先端技術を用いて圏域の地域資源の活用や循環を図り、地域課題の解決を目指す。  第3期に掲げる共生圏は、1期(13~17年度)に認定した「推進区域」を結び、点から面へと展開した2期(18~22年度)「推進エリア」を発展させ、さらに重層的な広域連携を促す。県が財政的に支援する。

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  • NOKと菊川市 災害支援協定 施設や土地を提供

     総合部品メーカーNOKの東海事業場(菊川市赤土)と菊川市は25日、災害時の支援に関する協定を締結した。大規模な地震や風水害が発生した際、同事業場は工場棟の施設や土地を市に貸し出して応急対策を支える。  菅沢祐一事業場長が市役所を訪れ、長谷川寛彦市長と協定書を交わした。同事業場の食料や燃料の提供と配布、フォークリフトなどの車両と操縦できる社員の派遣も協定に盛り込んだ。  平常時は定期的な協議を通して連携を深める。菅沢事業場長は「大規模災害では事前の備えが非常に大事。地域社会への貢献に努めていく」と話した。

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  • 菊川の小学校に体育用具 静岡総合不動産、清水銀と寄贈

     掛川市の静岡総合不動産と清水銀行は19日、菊川市立堀之内小に対して体育用具を寄贈した。同校で行われた寄贈式で村岡義夫代表取締役は「コロナ禍で精いっぱい遊ぶことが難しい時代だが、運動や勉強を頑張り、キラキラ輝く小学校生活を送り、夢をかなえてください」と述べた。同校関係者は「みんなで仲良く使わせていただきます」とお礼を述べた。  寄贈は同行の地方私募債を活用した教育支援の一環。

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  • 外国籍の子ども 勢いよく餅つき 菊川で地域交流

     菊川市青少年健全育成市民会議平川支部は20日、外国籍の子どもに日本文化を体験してもらおうと、同市下平川のひらかわ会館で餅つきを行った。子どもたち13人が「よいしょ」のかけ声で勢いよく餅をついた。  外国籍の住民が多い地域であることから、交流を目的に毎年実施している。今年も会館近くの「虹の架け橋菊川小笠教室」と同市高橋の「こどもの文化センター」に通うフィリピンやブラジル国籍の子どもたちが参加し、順番にきねで臼に入った餅をついた。出来上がった餅はあんこやきなこで味付けされ、子どもたちが持ち帰って食べた。

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  • 殉職の中野警視追悼 掛川、菊川署 慰霊碑前に決意

     掛川、菊川両署は20日、重傷を負いながらも犯人を取り押さえて殉職した故中野倉治警視=当時(53)=の追悼式を菊川市中内田の慰霊碑前で行った。菊地邦宏掛川署長や吉川靖剛菊川署長、若手署員らが出席し、黙とうや献花をした。  中野警視は1972年1月21日、職務質問中の署員を殴って逃走した男を追跡した際、ナイフで刺された。それでも男を追い続け逮捕したが、その後病院で亡くなった。  出席した掛川署の井口陽平さん(23)は「市民を守るために自らを盾にした中野警視は警察官の鑑(かがみ)。どんなときも市民に寄り添った行動をしたい」と決意を新たにした。菊地署長は「勇敢さを受け継ぎ、いかなる現場でも前に出て捜

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  • 5万円とマスク おせっかいの会 菊川市社協に寄付

     菊川市の元気サロン「おせっかいの会」は18日、市社会福祉協議会に現金5万円とマスク6千枚を寄付した。落合岐良代表ら4人が同市半済の市社協を訪れ「福祉に役立ててほしい」と届けた。  同会は遊休農地や家庭菜園で野菜を育てて市民に安価で譲り、収益を「野菜福祉募金」として寄付する取り組みを続けている。落合代表は「耕作放棄地を貸してくれる人も野菜を求めてくれる人も皆、会員と思っている。活動を長く続けていきたい」と話した。

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  • 地域経済の飛躍を祈願 菊川市商工会が賀詞交歓会

     菊川市商工会は18日、新春賀詞交歓会を同市本所の菊川文化会館アエルで開いた。会員事業所や行政の関係者ら約120人が出席し、地域経済の発展に期待を込めた。  清水厚会長は、長引く新型コロナウイルス禍や物価高に加えて、実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済が本格化することに強い警戒感を示した。「経済の動向が大きく変わった。商工会も大きく変わらなければいけない」と述べ、会員の課題解決に注力する考えを示した。

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  • 9事業者に褒状 静岡県農林漁業奨励賞 先進的取り組みを評価

     静岡県は18日、経営発展を目指して先進的な取り組みを行う県内農林漁業事業体をたたえる「ふじのくに未来をひらく農林漁業奨励賞」の表彰式を県庁で行った。特産品のブランド化や県産材の利用拡大、中山間地での複合経営などを進める9事業者に川勝平太知事が褒状を手渡した。  受賞した個人・団体は次の通り。  農業 高橋純哉(伊豆の国市)小河麦人(富士宮市)志村吉紀(静岡市)森木農園(牧之原市)深川知久・馨(菊川市)渥美隆裕・敦子(浜松市)▽林業 志村清(静岡市)落合大樹(島田市)▽漁業 南駿河湾漁業協同組合「波乗り鰆推進協議会」(御前崎市)

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  • 災害時のガス供給 菊川市と覚書締結 静岡県協会小笠地区会

     菊川市と静岡県LPガス協会小笠地区会は18日、災害援助に必要なガスの供給に関する覚書を締結した。市は優先的に支援を受けるための施設を設定し、地区会は対応に当たる事業所をリスト化する。平常時の訓練や協議でも連携する。  長谷川寛彦市長と内山旭地区長が市役所東館で覚書に署名、押印した。同協会が地域防災応援プロジェクトと銘打って進めている防災資機材の寄贈も併せて行い、市にガス発電機と炊き出しセットを提供した。  小笠地区会は20日、御前崎市とも同様の覚書を締結する。

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  • きくのん“9歳”おめでとう! 菊川市マスコットキャラクター ファンや子ども祝福

     菊川市は15日、市のマスコットキャラクター「きくのん」の誕生日会を市役所東館プラザきくるで開いた。ファンや親子連れなど多くの人が来場し、9回目の誕生日を祝った。  会場には全国各地のキャラクターと交流したり、市内の行事に参加したりするきくのんの写真を展示した。撮影ブースには風船が飾られ、来場者がきくのんと記念撮影を楽しんだ。きくのんに関するクイズやワークショップも行われた。  きくのんは市制10周年を記念して2014年にデビュー。市制施行の1月17日を誕生日としている。かわいらしい見た目が人気で、誕生日会に毎年訪れるファンもいる。市商工観光課によると、市役所には正月、きくのん宛ての年賀状が1

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  • 勤務先工場で放火未遂 自首した男を逮捕 菊川署

     菊川署は13日、現住建造物等放火未遂の疑いで袋井市山崎、会社員の男(44)を逮捕した。  逮捕容疑は10日午後9時半ごろ、勤務先の菊川市内の工場で、建屋内に置いてあった紙箱を燃やして放火しようとした疑い。同署によると工場は当時稼働中で、火に気付いた別の従業員が消火器で消し止め、建物には延焼しなかった。13日午前、容疑者は工場関係者らと同署に自首した。同署は火を付けた方法や動機などを調べている。

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  • 交通弱者支援継続へ募金を 菊川市社協 3月末まで呼びかけ

     菊川市社会福祉協議会は3月31日まで、交通弱者を支援する福祉有償運送事業を継続するため、募金を呼びかけている。目標金額は101万7千円。県共同募金会の「赤い羽根課題解決プロジェクト募金」として取り組んでいる。  公共交通機関での移動が難しい要介護認定者や障害者を支援する事業。病院や買い物のために利用する人が多い。運送回数は昨年4~12月で1194回だった。浄財は車両費や燃料費などに充てる。  振込取扱票はプラザけやき内にある同協議会の窓口で配布している。インターネットでも募金できる。  問い合わせは同協議会<電0537(35)3724>へ。

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  • 池谷さんら知事賞 「長寿祭美術展」表彰

     静岡県すこやか長寿祭美術展(しずおか健康長寿財団など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の表彰式が13日、静岡市駿河区のグランシップで行われた。  日本画、工芸、書など6部門に計212点が寄せられ、56点が入賞した。同財団の佐古伊康理事長や県福祉長寿局の浦田卓靖局長が受賞者に表彰状を手渡した。  出品作は15日までグランシップ6階で展示する。  主な入賞者は次の通り。  県知事賞 池谷千恵子(清水町)河原崎静子(菊川市)大場啓史(松崎町)大庭修二(長泉町)大橋松玲(浜松市)仁藤政孝(富士市)▽しずおか健康長寿財団理事長賞 藤井克治(浜松市)野嶋照子(同)吉田誠(藤枝市)彦根雅行(函南町)伊藤彩妙

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  • 茶況(1月12日)品評会へ手もみ紅茶 菊川 上位入賞狙い製造

     菊川市の小笠手もみ製茶技術保存会はこのほど、静岡茶市場で20日に行われる手もみ紅茶品評会に向けて、出品茶の製造を同市三沢の共栄製茶農業協同組合の工場で行った。会員が上位入賞を目指して伝統の技術で仕上げた。  新年の初もみを兼ねて行った。手もみをしたのは昨年に手摘みした後、水分量を減らしてから冷凍保存した茶葉。2時間ほど丁寧に行って成形し、さらに2時間発酵させて針状の紅茶を完成させた。

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  • 「ちびっこおまわりさん」活躍 110番適正利用をPR 菊川

     菊川署はこのほど、110番の適正な利用を呼びかける広報活動をJR菊川駅前で行った。  署員の他、同署から「ちびっこおまわりさん」に任命されている菊川中央こども園の園児も広報活動に参加。警察官の制服を身に着け、4月から本格的に運用される「110番映像通報システム」を紹介するチラシを駅の利用者に配った。菊川、御前崎両市と県警のマスコットキャラクターも110番の適正利用をPRした。

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  • 倉庫や下草焼く 11日午後、菊川市河東の畑

     11日午後0時20分ごろ、菊川市河東の畑で出火し、木造平屋建てのトタンぶき倉庫と周囲の下草の計約123平方メートルが焼けた。けが人はいなかった。菊川署によると、畑の所有者が枯れ草を燃やそうとしたところ、火が倉庫に燃え移ったという。

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  • 家康巡る物語2作 菊川で15日公演 三方ケ原の戦いなど題材

     菊川市を拠点に活動する劇団静岡県史と菊川文化会館アエルは15日、徳川家康にまつわる戦国時代劇をアエル大ホールで上演する。  一部は家康が敗退した三方ケ原の戦いを題材にした「三方ケ原合戦物語」、二部は井伊直虎と椿姫の物語「徳川家康と二人の女城主」。小学5年生から65歳まで団員が出演する。  一部は午後1時開演。2時からは脚本を書いた松尾朋虎さんが講演し、家康の魅力を語る。二部は3時半開演。前売りチケットは1公演のみが一般千円、学生500円、2公演通し券は一般1800円、学生800円。  問い合わせはアエル<電0537(37)3232>へ。

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  • 初もみ茶 新年祝う 100歳長寿者に贈呈へ 菊川で保存会

     菊川市の菊川茶手揉保存会と小笠手もみ製茶技術保存会はこのほど、「新春初もみ会」を市役所東館プラザきくるで開いた。会員12人が約3時間かけて、伝統の技術で手もみ茶を仕上げた。  茶業繁栄と新年の祝いを兼ねて毎年開催している。手もみしたのは2022年の春に摘み取り冷凍保存してあった茶葉4キロ。会員は両手で葉を挟んですり合わせながら乾かす「もみきり」や、形状を整えて光沢を出す「こくり」などの工程を経て針状の手もみ茶を完成させた。手もみ茶は長寿の祝いとして、100歳を迎える市民21人に郵送する。  (掛川支局・伊藤さくら)

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  • 大人の決意新たに 西部各地で「はたちの集い」【掛川/菊川/御前崎】

     静岡県西部の各地で8日、「成人の日」(9日)を前に「はたちの集い」が開かれた。昨年と同様、新型コロナ感染拡大防止のため開催場所や時間を分けた分散開催が目立った。式典では華やかな振り袖やスーツ姿の参加者が友人らとの再会を喜んだ。 掛川 笑顔の街、自らの手で 掛川市では、掛川と大東、大須賀の3会場で式典が開かれた。20歳を中心とした実行委員会が式典の企画と運営を担い、恩師のビデオレターなどを披露した。  掛川会場は中学校区で分けた2部制。後半の部では、実行委の河住歩香さん(20)と小長谷泰雅さん(19)が登壇し「笑顔で楽しく暮らせる掛川を、自らの手でつくっていきたい」と抱負を述べた。  市によ

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  • 詳報② 経営環境、設備投資...23年戦略は 求められる「復元力」【静岡県内100社景気アンケート】

       経営環境 経常利益「下振れ」多数  原材料価格の高騰などに伴うコスト高が、幅広い業種で企業業績を下押ししている。今期の経常利益を期初予想と比べて「下振れ」「大幅な下振れ」と見込んだ企業は計40社に上った。   今期の経常利益見通し(期初予想比)  両回答合計の内訳は製造業25社、非製造業15社。「原材料価格、輸送費ともに高騰」(機械製造)、「エネルギー価格も含めて高騰は想定以上」(運輸)、「物価上昇で個人消費も減速」(小売業)などの意見が出た。  このうち、「大幅な下振れ」と答えた製造業3社は、部品不足に伴う取引先の減産も理由に挙げた。  「想定通り」とした企業は40社。

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  • 生徒募集停止の措置命令 静岡県、菊川・南陵学園に 給与未払いで職員がストライキ

     私立和歌山南陵高(和歌山県日高町)で給与未払いなどを理由に教職員がストライキをした問題で、静岡県は27日、運営する学校法人南陵学園(菊川市)に対し、同法人が8月に県へ提出した経営改善計画の不備などが是正されるまで、新たな生徒募集を停止する措置命令を出した。  私学振興課によると、ストライキなどで同法人のずさんな運営状況が発覚した後、県は7月、同法人に経営改善計画の提出や学校経営に必要な財産の確保、財産目録など法律上必要な書類の作成を求める措置命令を出した。同法人は8月に経営改善計画を提出したが、理事会の決定を経ていなかったり、負債の総額に根拠がなかったりと不備が多く、県は「学校経営に必要な財

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  • 「きくのん」に年賀状送ろう 菊川市が募集

     菊川市は2023年1月6日まで、市のマスコットキャラクター「きくのん」への年賀状を募集している。きくのんからの返信は6日から順次、発送する。  きくのんは市制10周年を記念して2014年にデビューした“妖精”。22年は全国から応援メッセージや似顔絵などが添えられた年賀状が200通以上、届いた。  差出人の住所、名前の記載がある年賀状に返信する。宛先は〒439―8650 菊川市堀之内61 菊川市役所「きくのん」へ。

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  • 門松、毎年3センチずつ高く 菊川・青葉台コミュニティセンターに設置

     菊川市の園芸グループ「花咲くあおばだい」は26日、年末恒例の門松を制作した。3年ぶりに新年を祝う行事を元旦に開催する同市の青葉台コミュニティセンターに設置した。  会員が10人ほど集まり、地元で切った竹を使って門松を作った。毎年3センチずつ高くしていて、今年は2メートル42センチとなった。松や梅、センリョウ、ハボタン、ダイダイなどを飾り付けて完成させた。地元の放課後等デイサービス「あおい放課後スクール」の児童も作業を手伝った。

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  • 雨水貯留施設や災対本部棟新設 菊川市防災対策強化

     菊川市は26日の市議会全員協議会で、防災対策強靱化(きょうじんか)事業の基本構想を明らかにした。南部地域に雨水貯留施設を建設し、市役所本庁舎近くには災害対策本部棟を新設する。  南部の治水と市役所周辺の整備事業は、2022年度から28年度までの7カ年計画で、それぞれの概算事業費は20億~25億円。浸水被害が頻発する南部では黒沢川や棚草川近くに貯留施設を建設する方針。まずは岳洋中に校庭貯留施設を整備するため、23年度から詳細設計を始める。  現在、災害対策本部が入る本庁舎は大規模災害時にある程度の被害が想定されるため、災害対策本部棟として独立させる。本庁舎の北側にある堀之内体育館を同じ場所に立

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  • 災害対応功労で感謝状 浜松河川国道事務所が5社に

     国土交通省浜松河川国道事務所は22日、災害対策関係功労者表彰式を浜松市中区の同事務所で開き、5社に感謝状を贈呈した。  5社は本県に被害をもたらした9月の台風15号の際に排水ポンプ車の運搬や排水作業に尽力したり、山形県を中心とした8月の大雨浸水被害で車両運行業務に従事したりした。式では、名久井孝史事務所長が「地域の皆さんに安心をもたらしていただいた。引き続き災害対応に協力をお願いしたい」と述べた。  感謝状を受けたのは次の通り。  セノン静岡支社(静岡市葵区)日本ロード・メンテナンス名古屋営業所(名古屋市)3MEN(御前崎市)落合組(菊川市)諸田建設(同市)

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  • 菊川・棚田の米 福祉施設に寄贈

     菊川市倉沢の千框(せんがまち)棚田のオーナーとして稲刈りや田植えの活動に取り組む「小さな親切」運動静岡県本部は22日、棚田で収穫した米を同市西方の障害者支援施設「東遠学園」に寄贈した。  同本部菊川地区支部長である静岡銀行菊川支店の匂坂勝哉支店長が施設を訪れ、もち米、キヌヒカリ、コシヒカリ計14袋を鈴木勝事務長と杉原充子園長に渡した=写真=。匂坂支店長は「棚田は菊川の顔の一つ。未来につなぐため棚田の良さを広めていきたい」と話した。米は施設の食事や新年の餅つきに使うという。

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  • 高齢女性を保護 松下さん感謝状 菊川署

     菊川署は22日、御前崎市内の路上で認知症の高齢女性を保護したトラック運転手の松下正人さん(52)=同市門屋=に署長感謝状を贈った。  同署によると、9日午前1時ごろ、松下さんは仕事を終えて帰宅する途中、はだしで歩くパジャマ姿の90代女性を発見。同署に通報するとともに、パトカーが駆け付けるまで女性に付き添った。女性はその後、無事家族へ引き渡された。  松下さんは「あのまま行方不明になったら大変な事になっていた。声を掛けて良かった」と話した。  同署は本年の警察業務に協力したとして、増田博武さん(御前崎市佐倉)、榑松豊さん(菊川市半済)、SBSプロモーション、御前崎ケーブルテレビの2個人2団体に

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  • 小笠高生が特産レシピ提案 菊川茶や芽キャベツで総菜、パン 農家支援へ試作

     菊川市の小笠高の生徒は22日、市内農産物を使ったレシピを市内飲食業者に提案した。商品化を目指し、特産の菊川茶や芽キャベツの総菜やパンを紹介した。  新型コロナウイルスにより売り上げが低迷している農家の支援を目的に、同校と市、市農業振興会が協力して実施した。食品製造演習を受講する3年生や食品加工部の1、2年生計54人が参加し、夏休みの頃から試作を繰り返してきた。  レシピは芽キャベツのメンチカツやホイコーロー、市内産トマトと米を使ったカレードリア、野菜を巻いた菊川茶入りのトルティーヤなど。茶畑をイメージした緑茶入り牛乳パンを開発した班の藤森香帆さん(17)は「緑茶の配合量を調整するのが大変だっ

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  • 渥美氏と横山陽氏 「至誠の絆」結成へ 菊川市議会

     菊川市議会の渥美嘉樹議員と横山陽仁議員が22日までに所属していた最大会派「みどり21」を脱退した。23日に新たな会派「至誠の絆」を結成する。代表の渥美氏は「市民目線の開かれた議会活動を実現したい」と述べた。同市議会は計3会派になった。みどり21は11人になったが過半数を占めている。

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  • 災害復旧予算など8件可決 菊川市議会閉会

     菊川市議会12月定例会は21日、最終本会議を開き、2022年度一般会計補正予算案や教育委員会委員の人事案など8件を可決、同意して閉会した。  補正予算には妊娠届や出産届を提出した人に10万円相当の経済的支援をする事業費4900万円と、台風15号で被災した塩買坂トンネル付近や古谷川の復旧工事費6千万円を追加した。

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  • 警察犬2頭と訓練者らに嘱託書 菊川署

     菊川署は19日、来年1年間警察犬として活動してもらう犬2頭と訓練者、所有者に嘱託書を交付した。  2頭は雌のシェパード「ブルンネ・フォム・マッセル・シュテルン」号(6歳)と雌のラブラドルレトリバー「シクラメン・オブ・ハマオカ・キララソー」号(3歳)で、いずれも足跡追及を担う。ブルンネ号の所有者兼訓練者は杉山和平さん(71)=菊川市=、シクラメン号の訓練者は有海美香さん(53)=御前崎市=、所有者は塚本佳子さん(52)=菊川市=。  同署で吉川靖剛署長から嘱託書を受け取った有海さんは、シクラメン号について「穏やかな性格。真面目に一生懸命やってくれると思う」と期待した。

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  • 手話のつどい 3年ぶりに開催 菊川・アエル

     菊川市身体障害者福祉会ろうあ部などでつくる同市手話言語条例推進委員会は17日、3年ぶりに「手話言語に関する条例のつどい」を菊川文化会館アエルで開いた。  同市で2017年に施行された同条例を多くの市民に知ってもらうことが狙い。聴覚障害のある大道芸人きぼう(本名・松本拓也)さんがクラウン姿で講演を行った。ジャグリングや風船を使ったパフォーマンスも披露し、多彩な芸や表情で子どもから大人まで観客を楽しませた。手話サークルは身ぶりで昔話を表現するゲームなどを行った。最後は「手のひらを太陽に」を手話で歌った。

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  • 個性発揮へ産地の挑戦続く 品種多様化、新時代拓く【令和の静岡茶㉘/第7章 再生への希望④完】

     旧池新田村(現在の御前崎市)出身の実業家、丸尾文六が荒れ野原の牧之原台地の開墾に着手したのは1871年だった。一帯は刀をすきに持ち替えた士族や農民の奮闘で、日本屈指の茶産地に姿を変えた。御前崎では今も、丸尾たちの開拓魂を受け継いだ後進の挑戦が続いている。  官民連携の御前崎市茶業振興協議会は、エメラルドグリーンの水色と豊かな香りが特徴の品種「つゆひかり」の消費拡大に2000年代から取り組む。料理店や菓子店と連携し、茶とスイーツをセットで売り出す「つゆひかりカフェ」、手摘み体験付きの散策イベント「茶園ピクニック」の開催といった地道な活動を重ねてきた。  「御前崎茶の生き残りをかけ、地域一丸とな

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  • 菊川で震度1 14日午後11時19分ごろ

     14日午後11時19分ごろ、駿河湾を震源とする地震があり、菊川市で震度1を観測した。気象庁によると、震源の深さは約20キロ。地震の規模はマグニチュード(M)3・0と推定される。

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  • 読書感想文 入賞者を表彰 菊川LC

     菊川市の菊川ライオンズクラブは12日、読書感想文コンクールの表彰式を牧之原市の牧之原中で開いた。速水正弘会長が同校を訪れ、最優秀賞に輝いた3年の曽根千歳さん(14)らに賞状を手渡した。  牧之原、菊川東、菊川西、常葉大菊川の4中学校から19人が応募した。曽根さんが読んだ本はヤングケアラーを題材にした「with you」(くもん出版)。「該当する人がいたら、自分に何ができるか考え、主人公のように支えられる人になりたい」などと感想をつづった。  このほかの入賞者は次の通り。  優秀賞 藤江理愛(菊川西3)野村風太(菊川東2)大石歩実(常葉大菊川3)中村果音(牧之原2)▽ライオンズクラブ賞 坂口礼

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  • 安西、奈良間選手 「プロ指名」1位 菊川市10大ニュース

     菊川市の長谷川寛彦市長は14日の定例記者会見で、2022年の「菊川市10大ニュース」を発表した。常葉大菊川高の安西叶翔投手と同校出身で立正大の奈良間大己内野手がともに、プロ野球ドラフト会議で日本ハムから指名されたことが1位だった。  長谷川市長は「2人がプロへの扉を開き大変誇りに思う」と喜んだ。老朽化する菊川球場を修復する意向を示し「野球の町のイメージができるよう、ハードとソフトの両面で進めたい」と述べた。  10大ニュースは営業戦略課が市の主な出来事50項目を選定し、11月28日~12月5日に市ホームページなどで投票を呼びかけた。358人が投票した。2位以下は次の通り。  ②プレミアム付き

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  • 曽根さん(牧之原中)最優秀 菊川LCの読書感想文審査

     菊川市の菊川ライオンズクラブは12日、読書感想文コンクールの表彰式を牧之原市の牧之原中で開いた。速水正弘会長が同校を訪れ、最優秀賞に輝いた3年の曽根千歳さん(14)らに賞状を手渡した。  牧之原、菊川東、菊川西、常葉大菊川の4中学校から19人が応募した。曽根さんが読んだ本はヤングケアラーを題材にした「with you」(くもん出版)。「該当する人がいたら、自分に何ができるか考え、主人公のように支えられる人になりたい」などと感想をつづった。  このほかの入賞者は次の通り。  優秀賞 藤江理愛(菊川西3)野村風太(菊川東2)大石歩実(常葉大菊川3)中村果音(牧之原2)▽ライオンズクラブ賞 坂口礼

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  • 国1と河川 整備確認 掛川、菊川市長が空から視察

     掛川市の久保田崇市長と菊川市の長谷川寛彦市長がこのほど、国土交通省浜松河川国道事務所の案内でヘリによる管内上空視察をした。菊川の水害対策、国道1号バイパスの渋滞対策の状況を名久井孝史所長と確かめた。  菊川は近年の国の重点的な河道掘削で流下能力が高まり、9月の台風15号でも越水を免れた。菊川市本所の水門整備、下流部の高潮堤整備も進む。国道1号は菊川インターチェンジ(IC)フルインター化、掛川市内のIC合流部改良などの事業を国が展開中。  両市長はヘリが発着した浜松市南区の天竜川緑地公園で取材に応じた。ともに初の上空視察で、「この地がいかに美しいか再認識した」と笑顔。長谷川市長は「菊川の&ld

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  • EVの特徴学び事故対応を研修 菊川市消防本部

     菊川市消防本部はこのほど、電気自動車(EV)の構造と事故時の対応を学ぶ研修会を同市東横地の市消防署で開いた。救助隊員ら約40人が参加し、浜松日産自動車の担当者からEVの特徴や注意点の説明を受けた。  次世代自動車の普及を踏まえ、初めて実施した。大規模災害時にEVを非常用電源として活用する方法に加えて、交通事故に伴う救助活動での注意事項に関心が集まった。  藤堂雄斗副士長(29)は「どうしたら電力を遮断できるのか、どこを触ってはいけないのかを確認した。新しい車種や技術が生まれている。万全を期して救助活動に当たりたい」と話した。

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  • 発達障害者への合理的配慮とは 菊川で学習会

     発達障害のある子どもを持つ親の会「スノードロップ菊川」はこのほど、合理的配慮について理解を深める学習会を同市の中央公民館で開いた。静岡大教育実践総合センターの岡本康哉特任教授が講演し、約30人が聴講した合理的配慮は障害者から障壁となる物事を取り除くことを求められた際に、過度な負担にならない範囲で柔軟に対応すること。たとえば、知的障害者に情報提供するときに漢字にふりがなを付けるなどの配慮。岡本特任教授はスポーツや教育の場で合理的配慮が議論になる事例を紹介しながら説明した。スポーツを例に、障壁をなくせばスポーツ人口が増えて健康増進につながるとし「合理的配慮は最終的には社会的利益になるのではないか

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  • リニア工事 県境越えボーリングに厳しい声 「まず田代ダム案議論を」 流域10市町首長の意見交換会

     静岡県庁で11日に開かれたリニア中央新幹線トンネル工事に伴う大井川水問題を協議する県有識者会議の地質構造・水資源専門部会の委員と大井川流域10市町首長の意見交換会では、JR東海が山梨県から静岡との県境を越えて実施する方針を示している高速長尺先進ボーリングについて厳しい意見が相次いだ。多くの首長は湧水の流出対策として田代ダム取水抑制案とセットでの協議を求め、前提として同案の実現性を高める議論を進めるべきだとの考えを示した。  委員側は首長の質問に答える形で、同ボーリングにより県境付近の破砕帯から大量湧水が発生する懸念などを伝えた。  北村正平藤枝市長は「水を戻す方法とセットでないと流域は安心で

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  • 5個人1団体に厚労大臣表彰 静岡県が伝達式

     静岡県はこのほど、2022年度の職業能力開発関係・人材開発行政関係の厚生労働大臣表彰の伝達式を県庁で行った。認定職業訓練や技能検定に取り組んで優れた成果を発揮したり、人材開発行政の推進に貢献したりした5個人・1団体に表彰状を手渡した。  技能検定関係は石上造園代表の石上正明さん(藤枝市)、浜松調理菓子専門学校教務部長の藤田利幸さん(浜松市西区)、ケイ・アイ・ディ取締役牧之原事業所長の伊藤道明さん(藤枝市)の3人が選ばれた。認定職業訓練関係は伊東職業訓練協会監事の前島光吉さん(伊東市)、技能検定関係はNOKフガクエンジニアリング(菊川市)、人材開発行政関係は西野勝明さん(静岡市葵区)。それぞれ

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  • 市内事業者の販路拡大へ 静鉄と菊川市 若手が研修成果を報告

     静岡鉄道(静岡市葵区)と菊川市はこのほど、若手社員と若手職員を対象にした研修の成果報告会を菊川市商工会で開いた。参加者が4班に分かれ、実践した市内4事業者の商品の販路拡大策を報告した。  社員と職員20人が9月から課題解決型研修に取り組んできた。寝具メーカー「赤堀」の防水敷きパッドの販売促進を目指した班は静岡鉄道の介護施設でモニター調査を実施。敷きパッドを使った介護職員の感想や意見を記載した新たなチラシを制作したり、市内のケアマネジャーの講習会で商品サンプルを展示したりした。  このほか、キャンプ用品の「アウトリガー」の班はスパイスの販売、カーショップ「アイデア」の班はキッチンカーの稼働率向

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  • 販路拡大策の成果発表 静鉄と菊川市 若手が9月から研修 事業者の課題解決へ実践

     静岡鉄道(静岡市葵区)と菊川市はこのほど、若手社員と若手職員を対象にした研修の成果報告会を菊川市商工会で開いた。参加者が4班に分かれ、実践した市内4事業者の商品の販路拡大策を報告した。  社員と職員20人が9月から課題解決型研修に取り組んできた。寝具メーカー「赤堀」の防水敷きパッドの販売促進を目指した班は静岡鉄道の介護施設でモニター調査を実施。敷きパッドを使った介護職員の感想や意見を記載した新たなチラシを制作したり、市内のケアマネジャーの講習会で商品サンプルを展示したりした。  このほか、キャンプ用品の「アウトリガー」の班はスパイスの販売、カーショップ「アイデア」の班はキッチンカーの稼働率向

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  • 島田で自然薯品評会 知事賞に山下さん(川根本町)

     第35回静岡県自然薯(じねんじょ)品評会(県自然薯研究会主催)が8日、島田市の夢づくり会館で開かれた。45人の生産者が出品し、最高賞の県知事賞(1等1席)は川根本町の山下信郎さんが選ばれた。  県職員やJAの関係者、とろろ料理を提供する飲食店の店主らが審査員を務めて外観やすりおろした際の粘り、香りなどを採点し、上位8点は口に含んで食感を確かめた。  県農業戦略課の井狩徹班長は「台風による大雨の影響が心配されたが、高品質な自然薯がそろった」と話した。  このほかの上位入賞者は次の通り。  県経済産業部長賞(1等2席)松下均(菊川市)▽遠州中央農協賞(1等3席)長谷川幸男(牧之原市)▽2等賞 長

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  • 原田副市長に選任書を交付 菊川市

     菊川市は9日、原田修一副市長の選任書交付式を市役所で開いた。任期は4年間。長谷川寛彦市長から選任書を受け取った原田副市長は「感謝と責任の重さを感じている。菊川をさらに住みよい町にするのが最大の使命。誠実に全力で取り組む」と抱負を述べた。  原田副市長は1983年、旧菊川町に採用され、教育文化部長、危機管理部長、企画財政部長を歴任。2021年3月に定年退職し、同年4月に再任用された。  長谷川市長は「多くの部長を務めた経験があり、気遣いや気配りもできる方。菊川の未来に向かって共に頑張っていただきたい」とあいさつした。

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  • 茶況(12月8日)菊川茶おいしくいれるこつ学ぶ

     菊川市茶業協会はこのほど、お茶のいれ方講座を同市下平川の岳洋公民館で開いた。地元自治会から11人が参加した。  同協会職員が講師を務め、深蒸し菊川茶をおいしくいれるこつを教えた。参加者は湯の量や温度、茶葉の量、浸出時間、注ぎ方などに気を付けながらお茶をいれて味わった。一煎目と二煎目の色や味の違いも学んだ。茎茶を焙煎(ばいせん)し、ほうじ茶作りにも挑戦した。

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  • 副市長に原田修一氏 元市企画財政部長 菊川市議会同意

     菊川市議会は8日、任期途中で同日退任した赤堀慎吾副市長(64)の後任に、元市企画財政部長の原田修一氏(62)を選任する人事案に同意した。就任は9日付で任期は4年間。原田氏は「さらに住みよい町となるよう、職員と一緒に知恵を出し、汗をかきながら誠心誠意全力で務めていく」とあいさつした。  原田修一氏(はらだ・しゅういち)1983年旧菊川町採用。教育文化部長、危機管理部長を歴任。2021年3月に定年退職し、同年4月に再任用された。同市加茂。

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  • 副市長人事案など17議案可決、同意 菊川市議会本会議

     菊川市議会12月定例会は8日、本会議を開いた。職員の定年延長に関する条例案や追加上程した副市長の人事案など17議案を原案通り可決、同意した。

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  • 菊川市役所北館解体へ 市長答弁

     菊川市の長谷川寛彦市長は6日の市議会12月定例会一般質問で、老朽化した市役所庁舎北館の解体費を2023度当初予算案に計上する方針を示した。織部光男氏(無所属)への答弁。  19年度の東館新設により、北館は現在使われていない。20年度当初予算に解体費5千万円を計上したが、新型コロナウイルスに対応する事業を優先するため補正予算で減額し、解体を延期していた。北館は1976年度に建築された。2階建てで、総延べ床面積は704平方メートル。解体後は駐車場にする予定。  渥美嘉樹(みどり21)、須藤有紀(同)の各氏も登壇した。

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  • 油彩や鉛筆画など並ぶ 菊川「やよい会」 11日までグループ展

     菊川市の絵画グループ「やよい会」による第19回やよい会展が6日、同市の菊川文庫で始まった。11日まで。  会員7人が入賞作品や新作など力作43点を出展した。菊川市の中野みどりさんは掛川城と月、御前崎市の増田明さんは迫力のある船、同市の山本達雄さんは家族の似顔絵をそれぞれ水彩で描いた。このほか会場には油彩や色鉛筆画など幅広い種類の作品が並ぶ。  同会は月に一回、菊川市内で勉強会を開いている。

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  • ドローン活用し災害対策強化へ 菊川市議会一般質問

     菊川市の長谷川寛彦市長は5日の市議会12月定例会一般質問で、調整池の整備やドローンの活用により災害対策を強化する方針を示した。小林博文(みどり21)、西下敦基(市民ネット)、横山隆一(無所属、日本共産党)の3氏への答弁。  開発を予定しているJR菊川駅の北口駅前広場に雨水を一時的に貯留する調整池を設ける計画を示した。広場の整備は駅の南北自由通路の新設が完了する2026年度頃から開始する予定。このほか、被災現場確認にドローンを使う事例が増えていることに触れ、災害時のドローンの活用について市内の団体と協議を進めていることを明らかにした。  坪井仲治(みどり21)、織部ひとみ(同)、東和子(同)、

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  • 犯罪被害者の支援態勢を確認 菊川署

     菊川署犯罪被害者支援連絡協議会(会長・吉川靖剛署長)はこのほど、本年度の会合を同署で開いた。同署幹部と、委員の弁護士や行政職員らが出席し、犯罪被害者の支援態勢を確認した。  同署は警察側の取り組みとして、殺人や傷害といった事件では捜査員とは別に「指定被害者支援要員」が付き添うことや、被害者の診察やカウンセリングに対する県警の公費負担制度があることなどを説明した。吉川署長は「支援は生活面や医療面、裁判など多岐にわたる。ニーズを把握し、温かく寄り添っていきたい」とあいさつした。  同署管内は2020年4月に菊川市で「犯罪被害者等支援条例」が施行された。御前崎市は来年4月の施行を目指して準備してい

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  • 駐車場で車と衝突 80代男女2人死傷 菊川の公園

     4日正午ごろ、菊川市加茂の尾花運動公園で、駐車場内を歩いていた同市本所、無職女性(81)と同市本所、無職男性(80)が乗用車にはねられた。女性は頭などを強く打ち、搬送先の病院で死亡した。男性は右足骨折の重傷。菊川署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、乗用車を運転していた同市本所、無職の女(78)を現行犯逮捕した。容疑を過失致死に切り替えて調べる。  同署などによると、亡くなった女性は駐車場の壁と、駐車しようとした容疑者の乗用車に挟まれたとみられる。同日は公園でグラウンドゴルフの大会があり、3人はプレー仲間だったという。

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  • 菊川市 サッカーで鍛え 富原選手大健闘【市町対抗駅伝】

     菊川市のサッカークラブに所属する2区富原虎太朗選手(12)=菊川内田小6年=が区間3位と大健闘。ワールドカップ(W杯)の日本代表の活躍に触れ「初めての駅伝に緊張していたが、スペインに勝った代表に勇気をもらった」とはにかんだ。  クラブではキャプテンを務める富原選手。サッカーで鍛えた持久力を生かすことができた。予想以上の好記録に「びっくりした。前の選手を抜かしたときは気持ちよかった」と笑顔を見せた。黒田明監督(52)は「半年間で陸上の走り方に調整できた。よく走ってくれた」とたたえた。

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  • 茶況(12月1日)ハーブティーの包装デザイン一新 菊川ジュニアビレッジ

     菊川市で小中学生が農業ビジネスを体験する「菊川ジュニアビレッジ」はこのほど、市内産の紅茶とハーブをブレンドした商品「本気のハーブティー」の包装デザインを新しくした。  自然な甘みが特徴の商品。デザインを担当した堀之内小5年の勝浦瑛美さん(11)は「ハーブティーを家でゆっくりと飲んでほしい」と願い、ポットやティーカップの絵を描いた。  商品はティーバッグ4個入り。味は、ステビア、レモンバーベナ、パイナップルミントの3種類。現在はジュニアビレッジの通販サイト「こども商店」で購入できる。今後は子どもたちが市内の菓子店などに商談に行き、販路拡大を目指す。

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  • 菊川の休耕田にわらの“ウサギ” 「年賀状の写真、撮りに来て」

     菊川市の上本所新花畑会はこのほど、同市本所の菊川沿いの休耕田にわらで作った来年の干支(えと)のウサギを設置した。6年前から干支の動物を作り始め、今回は全長2・5メートルと最も大きくなった。  モニュメントの制作を担当する会員8人が取り組んだ。戸塚武志さん(82)が木と竹で骨組みを作り、7人がわらで仕上げた。週明けの雨でウサギの耳が傾いてしまったため補強したという。土井春雄会長(73)は「年賀状用に写真を撮りに来てもらえたら」と話した。  同会は住民に癒やしを届けようと、休耕田を借りて夏から秋はヒマワリやコスモスを育てている。

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  • ゴルフ 静岡県ミックスダブルス大会 松山・久能組が優勝

     第9回静岡県ミックスダブルスゴルフ大会(県ゴルフ連盟主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が1日、菊川市のホロンGC(パー72)で行われ、松山めい・久能大紀組が9アンダーの63で優勝した。  男女ペア70組が出場。2打目以降をベストボールに選ぶスクランブル方式で争った。  その他の上位成績は次の通り。同スコアはマッチングスコア方式で決定した。  ②小楠・神谷63③平野・伊藤63④石原・市川65⑤河村・近65⑥山下・小久江65⑦松浦・太田65⑧八木原・谷藤65⑨嶌田真・嶌田香66⑩川上・鈴木66  

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  • カード窃取の指示役 懲役4年の実刑判決 静岡地裁浜松支部 

     特殊詐欺グループの仲間と共謀し、約1カ月間で静岡県内外の高齢者8人からキャッシュカードを盗み取ったなどとして窃盗の罪に問われた東京都江東区、収納代行業の被告(35)の判決公判で、静岡地裁浜松支部は30日、懲役4年(求刑懲役5年)の実刑判決を言い渡した。  被告らは市役所職員などを装って高齢者宅に電話をかけ、「キャッシュカードを交換する必要がある」とうそを言い、被害者のカードを封筒に入れた後、隙を見て別の封筒にすり替えるキャッシュカード詐欺盗を繰り返していた。盗んだカードで出金した現金被害額は計929万円に上る。  大村泰平裁判官は判決理由で、被告が受け子役への指示などの役目を担ったと指摘し、

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  • 農村彩る 冬への輝き 菊川・イチョウ150本【動画あり】

     早朝の柔らかい光が穏やかに差し込み、木々の色づいた葉をゆっくりと照らし始めた。11月下旬の朝、菊川市中内田に立つ約150本のイチョウが、晩秋の農村風景に美しい彩りを添えた。  ドローンを飛ばして撮影すると、雲間から注ぐ光を浴びて“イチョウ畑”がきらきらと輝いて見えた。現地はギンナンを栽培する私有地。許可を受け、上空から撮影に臨んだ。

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  • 補正予算案を可決 菊川市議会開会 5、6日に一般質問

     菊川市議会12月定例会は29日開会し、会期を12月22日までの24日間と決めた後、2022年度一般会計補正予算案など16議案を上程した。このうち、台風15号により被災した道路などの復旧費や物価高騰の影響を受けるひとり親家庭や事業者の支援費など2億1400万円を追加する一般会計補正予算案1件を先議し、原案通り可決した。  一般質問は5、6日に行う。

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  • 獅子ケ鼻砦印を販売 家康ゆかりの史跡PR 菊川市観光協

     菊川市観光協会は徳川家康ゆかりの史跡「獅子ケ鼻砦(とりで)跡」をPRしようと「砦印」を制作し、26日、史跡近くの蓮池公園で販売した。  獅子ケ鼻砦は徳川方が武田方から高天神城を奪還するために築いた六砦の一つで、最も東側に位置する。砦印は徳川の家紋や市内の水墨画家が描いた砦の絵を背景に、市内の書道家が文字を書いたオリジナルのデザイン。  1枚300円で、28日から同市加茂の観光協会で購入できる。現在、切り絵の砦印も作成中という。

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  • 感染者の個人情報 静岡県外企業に誤送信 菊川市立総合病院

     菊川市立総合病院は25日、新型コロナウイルス感染者の個人情報が記された発生届6人分を9月11日から11月7日にかけて、静岡県外企業1社に誤送信したと発表した。療養者支援センターのファクス番号を誤って機器に登録したのが原因。  含まれていた個人情報は氏名や性別、生年月日、住所など。11月10日に県西部保健所からの指摘で発覚した。県外企業に誤送信した個人情報は削除済みで、流出は確認されていないとしている。  同病院は、ファクス機器に短縮番号を登録した際のテスト送信の徹底、職員2人によるチェックの実施などの再発防止策を講じた。

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  • 若者の地元就職を促進 御前崎市がマニフェスト大賞優秀賞

     御前崎市はこのほど、優れた政策を立案した地方自治体や市民団体などを表彰する「第17回マニフェスト大賞」の「グッドアイデア賞」部門で優秀賞を受賞した。金融機関と連携して若者の地元就職を促進する「リターン就職応援プロジェクト」が評価された。  進学に必要な教育資金を金融機関から借り入れ、大学や専門学校などを卒業後に同市に定住して就職した人を対象に、借入金の利息分を助成する。こうした制度を利用する若者に向け、専用のホームページでインターンシップ(就業体験)や説明会といった地元企業の情報を発信する。現在、学生は30人、企業は約100社が利用しているという。  プロジェクト担当で市商工観光課の片渕孝通

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  • 110周年の節目祝う 菊川・小笠高校 記念式典に同窓会役員ら

     小笠高の創立110周年記念式典が25日、菊川市本所の菊川文化会館アエルで開かれ、全校生徒や教職員、同窓会役員ら約700人が節目を祝った。  実行委員長の永井正同窓会長は、二宮尊徳の報徳思想に基づいた校訓「至誠実行」に触れ「110周年を機に改めて校訓の意味を考えてほしい。頑張る生徒をこれからも応援していく」と述べた。生徒会長の2年松本璃子さんは「小笠高生としての誇りを持ち、学校全体を明るく元気にしていく」と誓った。  劇団静岡県史による記念公演も行われ、出席者は演劇「二宮金次郎物語」を鑑賞した。同校の前身は1912年創立の小笠農学校。1995年に現校名に変更になった。

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  • 浜松大平台高生が考案 スイーツ販売 たこ満と共同、バナナ使ったタルトなど

     浜松大平台高(浜松市西区)で商業を学ぶ3年生15人が23日、企業と共同で考案したスイーツを遠鉄新浜松駅高架下の「はままちプラス」(中区)で販売した。商品開発や店舗運営を、実践を通して学ぶ実習の一環。  生徒は菓子メーカー「たこ満」(菊川市)と篠原建設(西区)と共同で、バナナを使ったタルトとシュークリームの商品化を目指した。バナナのもっちりとした食感を生かすため、できるだけ果肉をそのまま使うようにシェフと試行錯誤を重ねた。会場にはほかに、同校がこれまでに商品開発したどら焼きなども並び、買い物客でにぎわった。  5回目を迎えた本年度の同実習は「地域のさらなる可能性を知ること」をテーマに掲げた。篠

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  • 放棄茶園の木をツリーに 菊川で野外活動体験

     菊川市富田の火剣山キャンプ場で23日、アウトドアイベントが開かれた。市内外から45人が参加し、耕作放棄茶園の木を活用したツリー作りなどを楽しんだ。  市内でフラワーアレンジメントの講座を行う吉田慶子さん(37)が講師を務めた。参加者は10センチほどに切った木をスポンジにドーム状に生け、松ぼっくりやリボンで飾り付けてクリスマスツリーを完成させた。  渡辺隼磨君(8)は「お茶の木は意外と大きい。スポンジが見えなくなるまで挿すのが難しかった」と話した。吉田さんは「水をあげればクリスマスまで楽しめる。生命力あふれるお茶の緑の美しさを感じてほしい」と語った。  イベントは同市の地域おこし協力隊の大山智

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  • 特殊詐欺被害防げ 「おしえ隊」を結成 菊川署の安全推進員

     静岡県警が推進する「さくらセーフティ作戦」の一環として、菊川署はこのほど、高齢女性に特殊詐欺被害の防止を呼びかける「おしえ隊」を同署地域安全推進員の女性3人で結成した。  メンバーは菊川駅前交番管内を担当する山本まさ江さん、八木まさ子さん、夏目洋子さん。さくらセーフティ作戦は特殊詐欺被害の大半を占める65歳以上の女性を対象に啓発する活動。菊川駅前交番管内は同署の中でも被害件数や、詐欺につながる犯人グループからの電話の件数が多いという。「おしえ隊」は高齢者宅を巡回し、特殊詐欺の発生状況や手口などを説明する。3人は同署で吉川靖剛署長に活動開始を宣言した。  同署は今後、他の交番管内にも同様の取り

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  • 飲食店に侵入、現金盗んだ疑い

     菊川署は21日、建造物侵入と窃盗の疑いでブラジル国籍、菊川市下平川、パチンコ店員(22)を逮捕した。逮捕容疑は昨年8月下旬、同市内の飲食店に侵入して現金約1万円と携帯電話の充電器(千円相当)を盗んだ疑い。同署によると、営業時間外に無施錠の窓から侵入したとみられる。

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  • 岩手の元副校長「釜石の奇跡」語る 菊川西中で防災教育講演会

     菊川市の菊川西中で18日、岩手県の釜石東中の元副校長村上洋子さん(65)による防災教育講演会が行われた。東日本大震災時に学校にいた児童生徒が津波の被害を免れた「釜石の奇跡」が起きた背景にある、防災教育の積み重ねを語った。全校生徒565人が聴講した。  村上さんは小中学校合同避難訓練や、避難したことを周囲に知らせる「安否札」の配布など当時の取り組みを説明。生徒が地域と積極的に関わるよう学校独自の認定制度を設けたことも紹介した。人は集団でいると危険でも大丈夫だと思い、誰かが逃げれば一斉に逃げるとし「将来子どもや孫を連れて率先して避難する大人になってほしい」と防災教育を始めた思いを語った。  津波

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  • 茶況(11月17日)茶園審査 近江さん(菊川)金賞 JA遠州夢咲が共進会

     遠州夢咲茶業振興連絡協議会とJA遠州夢咲はこのほど、第29回夢咲茶園共進会を開いた。乗用型管理茶園成木園の部で菊川市の近江正和さんが金賞に選ばれた。  同JA管内から20点出品された。審査は中遠農林事務所経営支援班の永谷隆行班長を審査長にJA静岡経済連職員などが立地条件や根の生育、葉相など7項目を評価した。永谷審査長は「管理が行き届いており良好。病害虫の発生や被害が少なく葉層が十分に保たれ、樹勢の強い優れた茶園がそろっていた」と講評した。  金賞以外の入賞者は次の通り。  銀賞 河原崎功(御前崎市)▽銅賞 県治美(掛川市)井伊谷融司(菊川市)宮城徹也(同)大石勇司(同)

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  • LGBTQ 安池さんが講演会 常葉大菊川高

     菊川市の常葉大菊川高で17日、性同一性障害であることを公表して講演活動を行う静岡市葵区の子ども家具メーカー「えて」社長の安池中也さん(52)によるLGBTQ講座が開かれた。1年生250人が聴講した。  出生時に女性として生まれた安池さんは幼稚園の時に性別への違和感を覚えた。赤いランドセルに嫌悪感を抱いたことや思春期に体形を隠すために包帯を巻いたことなどを振り返った。「性同一性障害の言葉ができて25年たち、ランドセルの色が多様化するなど社会が変わってきた。一人一人の思いや行動の積み重ねが社会の変化につながる」と強調した。  講座は同校の総合的探求の時間「みらい学」の一環。静岡新聞社・静岡放送の

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  • 菊川市長 新型コロナ感染 22日に公務復帰予定

     菊川市は16日、長谷川寛彦市長(61)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。せきと倦怠(けんたい)感の症状があり、自宅療養を続ける。22日に公務に復帰する予定。  市によると、長谷川市長は14日深夜に悪寒などの症状が出た。15日に抗原検査キットで陰性を確認したが、症状が治まらないため16日に医療機関を受診し、PCR検査で陽性と判明した。14日までの公務ではマスク着用など感染防止策を講じていたとして、市は職員や面会者に濃厚接触者はいないと判断している。  療養期間中は職務代理者を置かず、テレワークなどを行う。長谷川市長は「職員との連絡体制を確保し、市政運営に支障を来さないよう対応する」とコ

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  • 親子が鑑識作業を体験 菊川署「一日オープンデー」

     菊川署はこのほど、「一日オープンデー」を菊川市加茂の同署で開いた。家族連れ約800人が訪れ、鑑識作業の体験や白バイ走行の見学などを通して警察業務に理解を深めた。  刑事課員は特製の粉末が付いたブラシで空き缶に残った指紋を採取したり、床面をライトで照らして足跡を確かめたりと、一連の鑑識作業を紹介した。白バイは運転経験の豊富な署員が加速、停止、8の字走行などさまざまな技術を披露し、来場者を楽しませた。  県警音楽隊は「パプリカ」など子どもに人気の曲を演奏した。パトカーの乗車や制服の試着の体験コーナーも人気を集めた。

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  • 油絵や水墨画20点 教室生の力作並ぶ 御前崎

     御前崎市の「すずき麗華絵画教室」の生徒でつくるグループ「ぶどうの会」の作品展が28日まで、同市門屋の高松緑の森公園駐車場内「ひと休処(どころ)つくし」で開かれている。  講師の鈴木麗華さん=菊川市=と生徒9人が油絵や水彩画など計20点を出展した。題材は愛犬や花、野鳥などさまざまで、海岸線に沿って立ち並ぶ風車や富士山の風景画もある。菊川市倉沢の千框(せんがまち)棚田を描いた大石武之さん(67)=同市=は「絵を描くときは無心になれる。構図を考えるのも楽しい」と話した。

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  • 音楽やダンス 菊川産業祭盛況 9代目茶娘も披露

     菊川産業祭2022が13日、菊川市の菊川文化会館アエルで開かれた。約50団体が出展し、多くの来場者でにぎわった。  新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった。ステージでは音楽やダンスが披露されたほか、菊川茶をPRする9代目菊川茶娘がお披露目された。同市出身の片山智勝さん(32)のお笑いコンビ「スパイシーガーリック」も出演し観客を楽しませた。  屋外会場には市内の飲食店や企業、交流のある長野県小谷村や岩手県滝沢市がブースを設けた。JR東海は産業祭に合わせ、臨時快速列車を運行した。

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  • 「順位一つでも上げる」 菊川市チームが結団式【市町対抗駅伝】

     静岡市で12月3日に開かれる県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に出場する菊川市チームの結団式と壮行会が13日、同市の菊川文化会館アエルで開かれた。黒田明監督は「市民に駅伝競技のおもしろさが伝わるような走りをしたい」とあいさつした。  代表選手一人一人が壇上に上がり、「後悔のないよう全力で走る」「順位を一つでも上げられるよう頑張る」などと抱負を述べた。チームに代表旗を渡した長谷川寛彦市長は「悔いのない走りで普段の実力を発揮し、記録を更新できればうれしい」と激励した。  チームは6月から毎週練習を行っている。前回大会は市の部12位と過去最高の順位だった。

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  • 菊川市民ら川沿いを力走 市町駅伝対抗駅伝、選手選考の参考にも

     菊川マラソンチャンピオンシップ2022(菊川スポーツコミッション主催)が12日、菊川市下内田の河川防災ステーション周辺で行われた。48人が力走した。  新型コロナウイルス感染症対策として参加者を市民や市内在学、在勤者に限定した。小中高生と一般の参加者が2、4、6キロの部に分かれて出場した。参加者は秋晴れの下、川沿いや田んぼの周りを駆け抜けた。  レースの結果を参考にして、12月3日に静岡市で開催される県市町対抗駅伝の選手が選考される。

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  • まちづくり課題 高校生が企画案 菊川、地域交流や公園活性化

     高校生が考えた企画やアイデアをまちづくりに生かす講座「きくがわ高校生まちづくりスクール」の最終報告会が10日、菊川市のプラザきくるで開かれた。高校生7チームが農業や地域の交流、商店街活性化などをテーマに課題を分析し、プロジェクトを提案した。  同市や掛川市などの6校から17人が参加し、6月から活動してきた。生徒はNPOでのインターンシップや関係する団体へのヒアリングを通じて企画を考えた。  公園の活性化を目指したチームは市役所周辺の公園の地図を作成し、地図を使ったスタンプラリーイベントを提案した。多世代交流をテーマにした班は高齢者と子どもが交流できるよう竹馬作りを企画。西方地区コミュニティ協

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  • 子ども向け鑑識体験や制服試着 12日、菊川署で「一日オープンデー」

     菊川署は12日、新型コロナウイルス禍で7月から延期していた「一日オープンデー」を菊川市加茂の同署で開く。時間は午前10時から正午まで。  開会式で県警音楽隊が演奏する。白バイ走行の披露や子ども向けの制服試着、鑑識体験なども行う。問い合わせは同署<電0537(36)0110>へ。

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  • ダンスの楽しさ、小学生が学ぶ 浜松・龍山で27日披露

     浜松市天竜区龍山町の任意団体「龍山未来創造プロジェクト」はこのほど、小学生対象のダンス講座「天竜の自然と楽しく踊ろう」を同町の龍山森林文化会館で開いた。受講した子どもたちは、27日に同館で開催される「龍山ふれあい文化祭」で学んだ成果を発表する。  講座は、表現の楽しさを知ってもらおうと県事業「ふじのくに子ども芸術大学」を活用して実施した。9月に初回を開き、今回で3回目。  同団体メンバーの鈴木千陽さん(24)が市内外から参加した小1~5年の児童7人に振り付けを指導。子どもたちはジャンプやターンがある2曲の振り付けを真剣に学んでいた。  菊川市から参加した河城小3年の岩堀那南(なな)さん(9)

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  • 高校生企画の「みんなのアソビバ」盛況 菊川、工作や物販

     菊川市の常葉大菊川高美術・デザイン科と小笠高が企画したイベント「みんなのアソビバ&小さな収穫祭」がこのほど、同市のきくる広場などで開かれた。人工芝を敷いた広場に子どもが遊ぶさまざまなコーナーを設け、親子連れでにぎわった。  同市のNPO法人アートコラールきくがわの主催。常葉大菊川高の生徒は手作りの輪投げやだまし絵、塗り絵、工作など芸術の視点で遊びを考え、子どもたちを楽しませた。小笠高の生徒は野菜やパン、手作りの福神漬けを販売し、来場客に地元農産物の魅力をPRした。

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  • 菊川市 地域の発展に尽力 3個人1団体表彰

     地域の発展に寄与した個人と団体を顕彰する2022年度の菊川市表彰式がこのほど、市役所で行われた。元教育委員松下彰さん(75)と元体育指導員藤江たみ子さん(72)、積極的に献血に協力した赤堀和一さん(71)の3個人と認定NPO法人災害救助犬静岡の1団体が長谷川寛彦市長から表彰状を受けた。  松下さんは3期12年にわたり教育委員を務めた。藤江さんは生涯スポーツの普及に尽力した功績が認められた。赤堀さんは70歳までに計408回の献血に協力した。災害救助犬静岡は現場での活動のほか、災害救助犬と人材の育成、普及啓発に努めている。

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  • ドバイのバイヤーと茶業者の商談仲介 菊川でジェトロ浜松

     日本貿易振興機構(ジェトロ)浜松貿易情報センターはこのほど、菊川市倉沢の茶生産販売「流通サービス」とアラブ首長国連邦のドバイから来日したバイヤーとの商談を仲介した。茶の種類や機能性をアピールした。  バイヤーは現地で茶のブランドを手がけるハイヤ・タリクさん。本格的な抹茶やティーバッグの煎茶、ストレス緩和作用があるアミノ酸の一種「GABA(ギャバ)」を高濃度で含むGABA玉露などを試飲し、健康成分の含有量や最低発注数などを確認した。  流通サービスは欧米や東南アジアなど約40カ国への輸出を手がけている。服部吉明社長は「海外は健康や環境面への関心が非常に高い。高付加価値の茶で需要に応えていく」と

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  • 初代静岡県知事 関口隆吉の功績紹介 菊川で講座

     菊川市にゆかりのある初代静岡県知事関口隆吉の偉業を伝える講座が3日、同市の菊川赤れんが倉庫で開かれた。関口隆吉遺徳顕彰会などの主催で、25人が聴講した。  市内で関口の劇を上演した劇団静岡県史の松尾朋虎さん(51)が、病気療養中の顕彰会広報鈴木邦雄さん(74)の代役として講師を務めた。関口の生涯をまとめた映像を上映した後、鈴木さんが作った資料を使い、牧之原台地の開拓や堀之内駅の誘致、女学校の設立など関口の功績を紹介した。  聴講した鈴木さんの妻文代さん(75)は「関口さんが多くのことを成し遂げてきたと改めて分かった。顕彰会の活動がさらに広がってほしい」と話した。  講座は9月に市内で始まった

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  • 日ハム指名の安西、奈良間 菊川市長に決意「球界代表する選手に」

     先月行われたプロ野球ドラフト会議で日本ハムから4位指名を受けた常葉大菊川高の安西叶翔投手と、5位で指名された同校出で立正大の奈良間大己内野手が2日、そろって菊川市役所を訪れ、長谷川寛彦市長に決意を語った。  安西は横手気味の腕の角度から最速151キロの威力ある直球を投げ込む長身右腕。奈良間は走攻守の三拍子そろった遊撃手で、高3の夏に出場した全国選手権(甲子園)で本塁打を放っている。  菊川市出身の奈良間は「ここで学んだことがなければ今はなかった。古里をこれからも大切にしたい」と語った。京都府出身の安西は「(菊川市の)皆さんが野球部を応援してくださって本当に心強く、頑張る源になった」と謝意を示

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  • 東名上りで車両火災 菊川市牛渕、2日午後5時すぎ

     2日午後5時5分ごろ、菊川市牛渕の東名高速道上りで乗用車から出火し、全焼した。けが人はいなかった。  県警高速隊によると、複数台が絡む事故が発生し、乗用車が中央分離帯に衝突、出火したとみられる。同隊が事故原因を調べている。この影響で上り袋井インターチェンジ(IC)-相良牧之原IC間が約4時間、下り相良牧之原IC-菊川IC間が約1時間半にわたり通行止めになった。

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  • 児童が育てた米販売 菊川の小笠南小 みなみやま会館まつり

     菊川市高橋のみなみやま会館で2日、みなみやま会館まつりが始まった。初日は小笠南小の5年生が地元農家と協力して育てた米を販売した。  児童26人が6月に学校近くの田んぼに「きぬむすめ」の苗を植え、10月に稲刈りを行った。300グラムの米を103袋用意し、1袋150円で販売した。児童はチラシを配布したり、おにぎりの形をした段ボールのキャラクターでPRしたりして元気よく接客した。  永田京雅君(11)は「販売するためにみんなで方法を話し合った。たくさんの人が買いに来てくれてうれしい」と話した。  会館まつりは3日まで。子どもから大人まで地域住民の芸術作品を展示している。

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  • 茶況(11月2日)製茶機械3社、最新設備紹介 4、5日に展示会

     静岡県内製茶機械メーカーのカワサキ機工(島田市)、落合刃物工業(菊川市)、寺田製作所(島田市)の3社が4、5の両日、各社で製品展示会を開く。  稼働時間や燃油コストを削減できる製茶ラインを披露したり、蒸気除草機、乗用型摘採機を紹介したりする。  カワサキ機工の担当者は「最新の機械を見てもらうことで、現場への普及につなげたい」と話す。

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  • 牧之原市学校再編 対話の姿勢念頭に議論を【黒潮】

     牧之原市が重要戦略に掲げる学校再編計画。昨年度末には2030年度までに市内小中学校10校を2校の小中一貫校(義務教育学校)として整備する構想の計画を策定し、本年度から学校設備や通学方法などの具体案を検討する段階に移った。学校は教育のみならず地域の交流拠点として大きな役割を果たす。長期的な展望の中、行政は市民への丁寧な説明と対話の姿勢を念頭に、市の将来を左右する問題としての意識を高めていく必要がある。  計画では榛原、相良各地域の小中学校を再編し、津波浸水想定区域外の「榛原中からぐりんぱる周辺」「相良総合センターから相良総合グラウンド周辺」に施設一体型の校舎を新設する。1学年3学級以上と定め、

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  • 菊川の中嶌さん 文科大臣表彰 社会教育功労

     静岡県教委は1日、長年にわたり社会教育の振興に貢献した人をたたえる社会教育功労者の文部科学大臣表彰に、県社会教育委員連絡協議会長の中嶌るり子さん(72)=菊川市=が選ばれたと発表した。  中嶌さんは1998年から旧菊川町の社会教育委員を務めた。2013年10月から菊川市社会教育委員長、20年4月からは県の連絡協議会長を務める。  本年度の文科大臣表彰は、全国で105人が選ばれた。

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  • 新住職の就任儀式「晋山式」 菊川・善勝寺

     菊川市棚草の善勝寺でこのほど、新住職の就任の儀式「晋山式」が行われた。  野口敬太さん=写真右=が父の孝雄さんに代わり29代目の住職に就いた。野口さんは近隣の寺の住職や檀信徒約60人に迎えられ、山門から参道を歩いて本堂に入堂した。  善勝寺は曹洞宗の寺。1581(天正9)年に創建された。門前のクスノキの樹齢は推定400年で市の天然記念物に指定されている。

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  • ふるさと納税寄付者と交流 菊川市、火剣山でキャンプイベント

     菊川市はこのほど、同市富田の火剣山キャンプ場で、ふるさと納税寄付者を対象にした1泊2日のキャンプイベントを開いた。関東や関西などから10組28人が参加した。  ふるさと納税の返礼品にアウトドア用品を選んだ人に案内を送った。参加者はキャンプサイトにテントを張り、昼間はお茶の焙煎(ばいせん)や火おこし、まき割りの体験、テントサウナやドラム缶風呂を楽しんだ。夜はバーベキューやバンド演奏、たき火、翌朝はヨガを体験した。  埼玉県から訪れた大橋雅人さん(36)、瑞枝さん(38)夫妻は「キャンプ場に向かう道に茶畑が広がっていて新鮮だった。着火剤となるフェザースティックを作る体験が楽しかった」と話した。

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  • 菊川市コロナワクチン 乳幼児12日から接種開始

     菊川市は31日の市議会全員協議会で、新型コロナウイルスの乳幼児用ワクチンの接種を11月12日から始めると報告した。対象は生後6カ月から4歳の約2千人。  接種券は3回分をセットにし、31日に発送した。集団接種は同市赤土の市民総合体育館で毎週土曜日に行う。個別接種も一部の病院で開始できるよう調整している。2回目は3週間後、3回目は8週間後に接種する。  予約は11月2日から。市ワクチン接種予約センター<フリーダイヤル(0120)507001>へ。

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  • 低所得世帯給付でコールセンター開設 菊川市

     菊川市は1日、電力やガス、食料品の価格高騰を受けた国の緊急支援給付金に関するコールセンターを市総合保健福祉センタープラザけやき(同市半済)に開設する。支給手続きなどの問い合わせに対応する。  市は給付対象の低所得世帯向けに書類の発送作業を進めている。初回の給付金の振込日は18日を予定している。  開設時間は平日午前9時~午後4時45分。水曜は午後7時まで。問い合わせは<フリーダイヤル(0120)100654>へ。

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  • 竹灯籠の散歩道 秋の夜を幻想的に 菊川

     菊川市のNPO法人アートコラールきくがわは29日、市役所周辺でハロウィーンに合わせた竹灯籠のライトアップイベント「きくがわ灯りの散歩道」を開いた。350本の竹灯籠が幻想的な雰囲気を演出し、多くの市民が秋の夜を楽しんだ。  放置竹林問題に取り組む団体「たねあかり」や子ども会、商工会女性部、小笠高の生徒や外国人児童が制作した。きくる広場にはカボチャやおばけの柄、幾何学模様をした大小さまざまな竹灯籠を並べた。  菊川赤れんが倉庫にはフォトスポットを設け、仮装した子どもたちが写真撮影をした。ハロウィーンにちなんだ小物を作る講座も開かれた。

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  • 芸能や展示発表 3年ぶり菊川市文化祭

     第18回菊川市文化祭(同市、市教委主催)が29日、3年ぶりに菊川文化会館アエルで始まった。市内の文化活動団体が日頃の成果を発表した。30日まで。  芸能部門に18団体250人が出演し、展示部門には11団体が290作品を出展した。初日は大ホールで開会式が行われ、その後オカリナやウクレレのグループ、合唱団が出演した。30日はバンドやダンス、吹奏楽の発表がある。小ホールには華道や書道の作品、写真、盆栽菊などが展示されている。

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  • 男女共同参画と予算編成で要望書 菊川市議会、市長に提出

     菊川市議会は27日、男女共同参画と2023年度当初予算編成に関する2種類の提言書を長谷川寛彦市長に提出した。政策討論会で議論を重ねた男女共同参画については「性別役割分担の無意識な思い込みを取り払うことが必要」として、戦略的な広報を求めた。  女性が働きやすい職場環境の整備に向けて、市内事業所への働き掛けも要望した。市が実施している子育て世代対象のアンケートに触れ、意見や要望を直接聞く場を設定するよう検討を促した。  予算編成に関しては、市総合計画に沿った5分野で要望をまとめた。風水害対策では、地域防災計画と水防計画の一体性が必要とした上で、配備体制の充実や資機材の確保など安心安全につながる施

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  • 菊川市選挙区に新人2氏出馬へ 2023年春の静岡県議選

     任期満了に伴う来春の県議選に菊川市副市長の赤堀慎吾(64)=同市赤土=と会社経営の黒田茂(55)=同市加茂=の2氏が27日までに、菊川市選挙区(定数1)から立候補する意向を固めた。  赤堀氏は1983年旧小笠町採用。同市企画財政部長などを経て2017年に副市長に就任。12月に退任予定。自民党菊川支部が推薦を決めている。取材に対し「安心安全な社会を目指し浸水対策や大規模地震対策に力を入れる。国や県と連携して地域を前進させたい」とした。  黒田氏は菊川、袋井、森の3市町でブライダル業や飲食業を営んでいる。元国会議員秘書。自民党員。取材に「しがらみのない世代交代を目指し、県政に新たな風を吹かせる。

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  • 乗用型茶刈り機の下敷きになり男性死亡 菊川市富田の茶畑

     26日午後3時25分ごろ、菊川市富田の茶畑で、同市富田の農業男性(83)が乗用型茶刈り機の下敷きになっているのを通行人が見つけ、110番した。  男性はその場で死亡が確認された。菊川署は労災事故とみて調べている。同署によると、男性は同日朝から1人で畑作業をしていたという。

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  • サツマイモ「重たい」 菊川の園児ら 500キロ収穫

     菊川市下内田のおおぞら認定こども園の園児はこのほど、園近くの畑でサツマイモ掘りを体験した。遊休農地を活用する高田美の里会(横山剣一代表)の会員16人と園児130人がイモ500キロを収穫した。  園児は土を掘ったり、つるを引っ張ったりして連なったイモを探した。夏の間に大きく育ったイモに園児は驚き、「重い」と歓声を上げて喜んだ。土の中からトカゲやダンゴムシも見つけ楽しんでいた。収穫したイモは園や各家庭に持ち帰り、調理して食べるという。

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  • 塩の道や旧東海道 中東遠を自転車旅 4コースプレツアー

     中東遠地域を自転車で巡る「ゆるゆる遠州ガイドライド」(同実行委主催)のプレツアーが23日、掛川市役所を発着点に行われた。4コースに計60人が参加し、40人の地元サイクリストが名所を案内した。  適度に起伏がある掛川、磐田、袋井、菊川、御前崎、森の5市1町の地形を生かし、太平洋岸自転車道や塩の道、旧東海道を通る55~80キロのコースを設定した。参加者は神社や歴史施設、農園を巡り、風景や特産品を堪能した。  同ガイドライドは新型コロナウイルス禍で3年間開催が見送られた。2019年には北海道など県外からの参加者も含め最多の260人が集まった。今回のプレツアーを生かし、23年4月下旬に本格的に再開す

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  • 実りの秋を体感 菊川・千框棚田で稲刈り オーナーら275人参加

     美しい田園風景が広がる菊川市倉沢の千框(せんがまち)棚田で22日、稲刈りが始まった。保全に取り組むNPO法人せんがまち棚田倶楽部のメンバーや棚田オーナー制度登録者ら275人が稲を刈り、実りの秋を体感した。  参加者は豊かに実ったもち米品種「葵美人」を丁寧に刈り取り、麻縄でまとめてはざ掛けした。収穫作業は23日も行う。29日まで乾燥させた後、同NPOが脱穀と精米を行い、オーナーに発送する。  千框棚田は農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に認定されている。同NPOの山本哲理事長は「猛暑や多雨、台風と心配は多かったが、病害虫被害もなくたくましく実ってくれた」と収穫を喜んだ。

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  • お茶の特徴、どんな 菊川・小笠東小で授業 栽培方法など学ぶ

     静岡県中遠農林事務所と牧之原畑地総合整備土地改良区(水土里ネット牧之原)の出前授業「茶イルド・スクール」が20日、菊川市川上の小笠東小で行われた。3年生36人が地元の特産品でもあるお茶について理解を深めた。  児童はお茶の特徴や栽培方法に関するクイズに挑戦。茶の実が丸いことや、霜による被害を防ぐため畑に「防霜ファン」が取り付けられていることなどを学んだ。紙芝居で栽培に欠かせない農業用水についても学習した。小沢明莉さん(9)は「茶の花びらが白色だと知ることができた。お茶は好きなので毎日飲んでいます」と話した。

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  • ⚾ドラフト 村松、奈良間 夢舞台へ扉開いた! 大学生静岡県勢

     東京都内で20日、開かれたプロ野球ドラフト会議。かつて静岡県の高校野球界をけん引した、静岡高出身で明治大の村松開人内野手(21)=牧之原市出身=と、常葉大菊川高出身で立正大の奈良間大己内野手(22)=菊川市出身=は大学でもぶれずに努力を続け、夢舞台への扉を開いた。 中日2位 村松開人 主将で心技体成長  高3の夏、村松内野手の最後の打席は4回戦の代打出場だった。春先に左足首に大けがを負い、必死のリハビリでたどり着いた打席。左翼への打球はあとひと伸びスタンドに届かずチームも敗退した。「悔しいけれど、これをスタートラインに自分を高めていく」  あの日以来、自身の成長のために苦労をいとわなかった

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  • ⚾ドラフト 常葉大菊川高の安西 ハム4位「人生最高の喜び」

     「人生最大の緊張」から数時間後、「人生最高の喜び」が待っていた。日本ハムから4位指名を受けた常葉大菊川高の安西は「下を向いた時期もあったがプロで活躍する夢があったので頑張れた。関わった全ての人に感謝したい」と喜びをかみしめた。  身長186センチ、体重86キロの堂々とした体格で、スリークオーターとサイドの中間の角度から最速151キロを投げ込む本格派右腕。微妙に動く球筋も武器で、打者にとって打ちづらい投球を模索しながら技術に磨きをかけている。  同校からの投手の指名は2007年の田中健二朗(DeNA)以来。石岡諒哉監督は「自分も貴重な経験をさせてもらえた。3年間壁にぶつかりながら乗り越えてきた

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  • ⚾ドラフト 奈良間、ハム5位「新球場で輝く」 常葉大菊川高出

     ど派手なガッツポーズで喜びを爆発させた。立正大の奈良間(常葉大菊川高出)は日本ハムから5位で指名され、「(指名を待つ時間は)呼吸ができないくらい不安だった。大卒プロという最初の目標は達成できた」。ともにテレビ中継を見守った野球部の仲間に向け、何度も拳を突き上げた。  174センチ、74キロと小柄ながら、豪快なスイングとスピード感あふれる走塁、守備が魅力の遊撃手。高校時代も甲子園で躍動してプロの注目を集めたが、あえて大学に進み大きく成長した。「戦国東都」の強豪で突き詰めたのは「勝利への執念」。3年春には2部降格も経験し「技術以上にチームを勝たせるために何ができるかを考えてきた」という。  今季

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  • 竹灯籠 地域交流の光、菊川・ブラジル人学校児童制作 イベント展示

     外国籍住民と日本人の交流を広げようと菊川市のNPO法人アートコラールきくがわは20日、同市赤土のブラジル人学校シイ・ソヒゾ・デ・クリアンサで竹灯籠を制作する講座を開いた。29日夜に市役所周辺で開かれるイベント「きくがわ灯りの散歩道」で展示し、点灯させる。  児童14人が参加し、放置竹林問題に取り組む市民活動団体「たねあかり」の塚本隆男さん(71)が指導した。児童は30センチほどの竹にカボチャやおばけなどハロウィーンにちなんだ絵を貼り付け、絵に沿って電動ドリルで穴を開けた。  真剣な表情で作業に取り組み、ドリルの刃の太さを変えながら絵柄を丁寧に表現した。

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  • 菊川の60代男性 200万円詐取被害

     菊川市のパート従業員の60代男性が19日までに、市役所職員をかたる男らに現金約200万円をだまし取られたと菊川署に届けた。同署は還付金詐欺とみて調べている。  同署によると18日午後2時ごろ、男性宅に市役所職員や金融機関職員を名乗る男から「健康保険料の過払い金がある」「口座に振り込む手続きをする」などと電話があった。男性は自宅近くのコンビニで、男と携帯電話で通話したまま指示通りにATMを操作し、2回にわたり他人の口座に現金を振り込んだという。

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  • 記念乗車証、茶娘が配布 JR東海、11月「菊川号」

     JR東海は11月13日、三島駅発菊川駅行きの臨時快速列車「菊川de逢える」号を運行する。全席指定。  菊川市で同日、菊川産業祭が開催されるのに合わせ、臨時快速の運行と菊川駅を起点とする「さわやかウオーキング」を企画した。  臨時快速は三島駅を午前7時25分に出発。沼津、富士、清水、静岡、藤枝の各駅に停車し、同9時6分に菊川駅に到着する。特製ヘッドマークを付け、藤枝を除く駅からの乗客には「茶娘」が記念乗車証を配布する予定。  指定席券は駅窓口などで販売している。

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  • 風景や子どもを岩絵の具で表現 御前崎で4人展

     絵画愛好家の岡田みち子さん=掛川市=、落合常子さん=菊川市=、平川ミサヲさん=掛川市=、増田武子さん=御前崎市=による4人展が31日まで、御前崎市門屋の高松緑の森公園駐車場内「ひと休処(どころ)つくし」で開かれている。  展示作品は20点。4人とも岩絵の具を使い、紅葉やコスモス、稚児衣装を着てはにかむ子どもたちなどを生き生きと表現した。4人展は3回目で、増田さんは「これからも季節感のある絵を描いていきたい」と話す。  期間中は毎週火、水曜と30日が休業日。

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  • 災害救助犬と触れ合い NPOが菊川で体験会 捜索活動に理解深める

     菊川市の認定NPO法人災害救助犬静岡はこのほど、災害救助犬による捜索活動の理解促進を目的にした体験会を同市内の訓練場で開いた。市内外の10人が参加し、訓練の見学や犬との触れ合いを通じて活動内容を学んだ。  同NPO法人のメンバーが、熊本地震(2016年)や西日本豪雨(18年)、21年7月に熱海市で発生した土石流災害など各地への出動実績を説明した。倒壊家屋に隠れた要救助者役の参加者を見つける訓練も実演し、捜索の流れを解説した。  同様の体験会は11月5日と12月3日にも実施する。各日とも午後1~3時。参加費は小中学生と高校生500円、一般千円。同NPO法人のホームページから申し込む。  問い合

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  • ホタル舞う川もう一度 島田・川根町抜里で復旧作業 台風15号被害

     島田市川根町抜里(ぬくり)でホタルの生息地として地元住民が守ってきた上手川や川沿いの農業用水路が、9月の台風15号による土砂の流出で壊滅的な被害を受けた。「子どもたちに再びホタルを見せてあげたい」。同市のNPO法人「クロスメディアしまだ」の呼びかけで集まったボランティアや地元住民らが、かつての美しい水辺空間を取り戻すための復旧作業に励んでいる。  ホタル生息地は地元の環境保全団体「抜里エコポリス」が約15年前から整備してきた。幼虫を放流し、水路の一部に餌のカワニナを育てるプールを設け、ことし6月にも鑑賞会を開いた。ただ、今回の台風で農業用水路の多くが土砂で埋まったほか、上手川も一部水路が流木

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  • 横須賀・池新田高再編「一度白紙に」 池上県教育長、撤回を表明

     静岡県立高の第3次長期計画を再検討するため、県教委が新たに設置した小笠地区地域協議会の初会合が18日、菊川市の県立小笠高で開かれた。小笠地区はこれまで、同計画に基づく横須賀高(掛川市)と池新田高(御前崎市)の再編協議が難航していて、池上重弘県教育長は「一度白紙に戻して在り方を考えたい」と再編案の撤回を表明した。掛川、御前崎、菊川各市の市長や教育長、PTA、地元商工会の代表らが集まり、地区内の県立高6校の現状や地域人材育成への期待について意見を寄せた。  会合後、池上教育長は、有識者らによる「県立高の在り方検討委員会」が本年度中に同計画の見直しに関する基本方針を策定することを踏まえ、各地区の具

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  • 火災、煙… 低い姿勢で避難! 菊川の園児学ぶ

     菊川市消防署は18日、同市下平川のひかり保育園で防火教室を開いた。2~5歳児60人が参加し、火災の恐ろしさを学んだ。  園児は同署消防救助係の署員と消防団員から、火災時の対応について指導を受けた。服に火が着いたときの対処法では、走らずに止まり、地面に倒れて両手で顔を覆いながら転がる方法を床の上で実践した。火災時の避難では、署員が「煙は上に行くから低い姿勢で逃げて」と呼びかけ、園児は煙に見立てた白い布の下をはって逃げる練習をした。防火教室は12月まで、市内各地の園で実施する。

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  • 防犯活動宣言書 菊川署に提出 第一生命3営業拠点

     第一生命保険浜松支社掛川、菊川、掛川東の3営業オフィスは17日、菊川署に防犯活動宣言書を提出した。各オフィスの代表者が同署を訪れ、それぞれ吉川靖剛署長に手渡した。  宣言書では顧客宅の訪問時に特殊詐欺などへの注意を呼びかけるチラシを配布することや、社員が地域の防犯活動に積極的に参加することなどを誓った。  吉川署長は各オフィスを防犯モデル事業所に指定し、「幅広い年齢の方と接している皆さんにぜひ協力をお願いしたい」と語った。  同支社東遠ブロック担当の鈴木智子さんは「防犯のために気をつけてほしいことを伝え、お客さまの豊かな生活に貢献したい」と話した。

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  • 防犯功労で表彰状 鳥羽さん、服部さんに伝達 菊川署

     菊川署は17日、同署浜岡交番地域安全推進員班長の鳥羽酉一さん(77)=御前崎市上朝比奈=と、菊川駅前交番地域安全推進員の服部行准さん(70)=菊川市富田=に防犯功労者としての表彰状を伝達した。  2001年から地域安全推進員を務める鳥羽さんは関東管区警察局長と関東防犯協会連絡協議会長の連名表彰を受けた。「犯罪抑止になるよう、これからもやれる限りのことをやっていきたい」と語った。  05年から務める服部さんは県防犯協会連合会長と県警本部長の連名表彰を受けた。「過去には万引の防止ポスターを作ったこともあった。今後も努力していきたい」と話した。

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  • 台風15号、史跡に爪痕 小島陣屋跡/三池平古墳など甚大被害

     9月の台風15号の影響で、静岡県内の国、県指定文化財の敷地内で斜面崩壊などが発生し、近隣住宅も含めて大きな被害が生じている。静岡市の16日までの調査では、清水区の国指定史跡「小島陣屋跡」で土砂や石垣が崩れ、隣接する民家3棟の外壁を突き破った。同区の県指定史跡「三池平古墳」は地滑りで延長約40メートルの亀裂が生じた。両史跡とも、近隣世帯が安全のために避難し、被害の拡大防止が求められている。  小島陣屋は1704年、駿河国小島藩藩主の松平信治が設置。城郭を思わせる石垣が良好に残り、大名陣屋の構造を知る上で貴重と評価され、2006年に国史跡として指定された。台風で被災したのは「馬場石垣」と呼ばれる

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  • マスターズ陸上やり投げV 日本記録更新、菊川の山口さんが報告

     菊川市下平川の山口久芳さん(70)が13日、市役所に長谷川寛彦市長を訪ね、1日に行われた長野マスターズ陸上競技長野市大会のやり投げ種目70~74歳の部(M70)での優勝を報告した。大会では44・99メートルを出し、日本記録を更新した。  元菊川西中校長の山口さん。やり投げは高校から始め、教員時代も続けてきた。国体での優勝経験もある。現在も陸上以外に自転車や野球、スタンドアップパドルボード(SUP)など10種類のスポーツに親しんでいる。「70歳でも日本記録が出せる。鍛えるのではなく、楽しみながらいろいろなスポーツをやってほしい」と同世代にエールを送った。  23日には静岡市で行われる静岡マスタ

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  • 台風被害の塩買坂トンネル 10月30日に周辺規制解除 菊川市

     菊川市は14日、台風15号の影響で通行止めになっている市道の塩買坂トンネル(同市高橋)周辺区間について、30日に規制を解除すると発表した。  塩買坂トンネルは菊川、御前崎両市の市境にある。台風15号が襲来した9月23日夜に大規模な土砂崩れが発生した。市は市道の一部の幅が狭くなるとして注意を呼びかける。

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  • 床上、床下浸水97件 菊川の台風15号被害 土砂崩れは120カ所

     菊川市の長谷川寛彦市長は12日の定例記者会見で、台風15号による市内の被害状況を明らかにした。11日現在、建物被害は準半壊1件、床上浸水4件、床下浸水93件、土砂崩れは小規模な崩落も含め120カ所で発生した。  大規模な土砂崩れは同市高橋の塩買坂トンネル付近で発生し、市道が現在も通行止めとなっている。復旧のめどは立っていない。河川は菊川水系が氾濫危険水位に到達したが越水はしなかった。長谷川市長は国交省によるこれまでの河道掘削の効果に言及し、さらに掘削が進むよう要望する方針を示した。  このほか11月13日に3年ぶりに菊川産業祭が菊川文化会館アエルで開かれることを発表した。産業祭に合わせてJR

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  • こども園園児ら特殊詐欺注意啓発 菊川

     菊川署は11日、街頭広報活動を菊川市本所の杏林堂薬局菊川店で行った。  地域安全推進員や少年警察協助員の他、同署から「ちびっこおまわりさん」に任命された西方、菊川中央の2こども園の園児8人が参加した。店頭に立ち、特殊詐欺への注意を呼びかける啓発品を買い物客に手渡した。

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  • 菊川市の人生会議ノートを作成 生きざま知り個別ケア 松田真和氏/市家庭医療センター長【本音インタビュー】

     「家族ぐるみのかかりつけ医」として、さまざまな健康問題に対応する菊川市家庭医療センターのセンター長。今年、完成した同市の人生会議ノートの作成に携わった。人生会議の意義やノートの特徴について聞いた。  -人生会議とは。  「もしもの時に患者が望む医療やケアを前もって家族や医師らと話し合う『アドバンス・ケア・プランニング(ACP)』の愛称。その人の最善を、その人を中心にして皆で探し、繰り返し話し合う。決定よりも共に考える過程が重要。生きざまを大切な人に伝える会議でもある。医療の立場からすると、患者の生きざまが分かればその人らしいケアができる可能性がある。たとえば心臓病の80代男性ではなく、駅伝選

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  • 奉納相撲4年ぶり白熱 年若、豪快投げ技も 御前崎・高松神社 

     御前崎市門屋の高松神社で8日、伝統の奉納相撲が行われた。台風と新型コロナウイルス禍による中止を経て4年ぶりの開催で、氏子4町(門屋、合戸、塩原新田、菊川市河東)の若者が熱戦を繰り広げた。  各町から「年若」と呼ばれる20~30代の男衆が出場した。「花相撲」「一番相撲」に続いて小結、関脇、大関の名が付いた「三役相撲」を行った。取組の前には地元の消防団や農園などの名前を手書きした「懸賞旗」も掲げられた。同体による取り直しの一番や豪快な投げ技が飛び出す場面もあり、土俵周りで見守った人々は大相撲さながらの真剣勝負に大きな声援と拍手を送った。  同神社の秋の例祭に合わせて行う奉納相撲は約200年の歴史

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  • 鍵盤ハーモニカ開発に力 故赤堀庄太郎さんの紙芝居制作 菊川の山田さん披露

     菊川市土橋の山田祐子さん(64)が4日、鍵盤ハーモニカの開発に携わり、2020年に94歳で亡くなった赤堀庄太郎さんを題材にした紙芝居を同市加茂の三軒家集会所で披露した。  これまでも菊川の偉人の紙芝居を作ってきた山田さんは「庄太郎先生を地域の人に知ってもらいたい」と考え、1年かけて完成させた。赤堀さんが音楽教師として働く傍ら楽器開発に熱心だったことや、自宅の裏山でパワーショベルを運転して道を作り楽器の材料となる竹を探していたことなど、多くのエピソードを鮮やかな絵で紹介した。赤堀さんが作った小学校の校歌の一節も歌い会場を盛り上げた。

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  • 田沼意次の功績を舞台化 15、16日菊川公演 出演者ら牧之原でPR

     15、16日に菊川市の菊川文化会館アエルで上演される演劇「田沼意次物語~改革者ゆえに」(静岡新聞社・静岡放送後援)のキャストらが6日、田沼家ゆかりの古刹(こさつ)である牧之原市の平田寺を訪れ、杉本基久雄市長に見どころをPRした。  相良藩主、江戸幕府老中として優れた政治手腕を発揮し、幕府財政の立て直しに尽力した田沼意次の功績と、反田沼派の思惑を描いた劇団静岡県史(菊川市)による舞台。劇団の松尾朋虎主宰は「抵抗されながらも新たなことに果敢に取り組んだ意次侯の勇気を、作品を通じて伝えたい」と意気込んだ。  杉本市長は2019年の意次生誕300年を契機に市内外で展開する顕彰活動を紹介し、「意次侯の

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  • 菊川の落合さん 鋳物工芸作品を展示、自宅で制作30年

     菊川市半済の落合修二さん(84)による「家庭で作る鋳物工芸作品展」が7日、菊川市の菊川文庫で始まった。風鈴やグラス、置物など92点を展示した。9日まで。  元掛川工業高非常勤講師の落合さんは30年前から自宅で鋳造し、まもなく85歳になる節目で展示を企画した。型を作り、スズの合金を溶かして作品にし、金箔(きんぱく)を貼って仕上げている。  会場には恐竜や亀、運動する孫をかたどった置物、川柳を書いたメダル、ネックレスなどの作品が並ぶ。落合さんは「菊川は鋳物の街と言われていたため、鋳物を工芸品にできないかと思った。鋳物は型を開けるときが一番感動する」と話した。

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  • 菊川・内田小で講演 「プラス言葉」で夢叶えて 静岡新聞NIEコーディネーターの矢沢和宏さん

     菊川市の内田小は6日、学校保健委員会を開いた。元中学校長で静岡新聞NIEコーディネーターの矢沢和宏さんが言葉の力をテーマに講演し、前向きになる言葉「プラス言葉」を積極的に使うことを呼び掛けた。5年生と保護者が聴講した。  矢沢さんは「ありがとう」「がんばってね」などのプラス言葉により人が笑顔になると説明。「叶」の漢字を見せて、プラス(+)なことを口にすれば夢が叶(かな)うと語った。俳句を例に短い言葉は印象に残り、プラス言葉を使う効果が高まるとし、児童が新聞記事の見出しを考えて短い言葉を練習する時間も設けた。

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  • 地域と歩み 笑顔パチリ 全国審査会で3位入賞 静岡県内2写真館

     フォトスタジオの技術や清潔感、こだわりなどトータルパフォーマンスを評価する全国審査会「写真スタジオアワード2022」で、浜松市西区のササダ写真館(笹田浩太郎社長)と菊川市加茂のスタジオワン福田(福田紘一社長)がともに県勢トップの3位入賞を果たした。地域とともに歩み、きめ細やかでアットホームな雰囲気が魅力の街の写真館。両社長は「写真を通じて地域の人たちを元気にしたい」と声をそろえる。  若手経営者でつくる「パイオニアグリーンサークル」が主催し、「写真館のミシュラン」とも言われる審査会。約200店が参加した第5回の今回は「子供を持つママ目線」をテーマに、ホームページや電話対応の1次審査の後、上位

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  • 小中生が戦国劇演じる 菊川でお月見コンサート

     第17回アエルふれあいお月見コンサートがこのほど、菊川市の菊川文化会館アエルで開かれた。10グループが出演した。  2006年から続くイベント。ふじのくに子ども芸術大学の演劇講座を受講した小中学生27人は手作りの甲冑(かっちゅう)を着て、三方ケ原の戦いを題材にした戦国劇を演じた。このほか、オカリナ愛好会や少年少女合唱団、ご当地アイドル、ダンスグループ、音楽バンドがパフォーマンスを披露した。

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  • 接着剤を吸入 毒劇物法違反の疑いで男を逮捕 菊川署

     菊川署は5日、毒劇物法違反の疑いで菊川市本所、自称農業の男(55)を逮捕した。  逮捕容疑は9月2日午後0時45分ごろ、同市嶺田でトルエンを含む接着剤を吸入し、その残量を吸入目的で所持した疑い。同署によると同日、乗用車を運転中に田んぼに突っ込む単独事故を起こして発覚した。

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  • 市立総合病院に現金とマスク寄付 菊川・おせっかいの会

     菊川市の元気サロン「おせっかいの会」は4日、同市東横地の市立総合病院に現金10万円とマスク1万枚を寄付した。落合岐良代表ら4人が届けた。  同会は、遊休農地や家庭菜園で育てた野菜の販売収益を「野菜福祉募金」として市や福祉団体などに寄付する活動を続けている。落合代表は、医療機関の新型コロナウイルス対応を念頭に「職員は皆、大変な思いをしている。少しでも役に立ちたい」と話した。

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  • 家族愛や夢 茶畑に叫べ 菊川で「チャバチュー」

     菊川市の菊川中央公園で2日、交流イベント「茶畑の中心で愛を叫ぶ」(菊川チャバチュー実行委、同市主催)が開かれた。17組40人が参加し、台の上から家族への愛や自分の夢など、普段言葉にできない思いを茶畑に向かって叫んだ。  5~73歳の市民らが参加した。叫ぶ内容は「家族大好き」「お誕生日おめでとう」「紅白歌合戦に出たい」などさまざま。同市手話言語条例推進委員会のメンバーは手話を交えて叫んだ。藤原基時さん(73)は「市民に手話を少しでも覚えてもらえたらうれしい」と話した。  菊川にちなんで「聞く側」の人も60人集まった。叫ぶ人の思いを受け止め、拍手で盛り上げた。会場には常葉大菊川高美術・デザイン科

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  • 菊川 防火ポスターコンクール 金賞に松本さん(小笠南小)

     菊川市消防本部でこのほど、防火ポスターコンクールの表彰式が開かれた。小笠南小5年の松本栞奈さんが金賞に輝いた。入賞者7人が出席し、八木一巳消防長から賞状を受け取った。  松本さんは作品に「小さな火は大きな火のもと」の文字と赤い炎を描いた。「火事が一件でも減るよう、小さな火にも気を付けてほしい」と話した。  本年度は小笠南、六郷、堀之内の3小学校から作品を募り、5年生計41人が応募した。応募作品は今後、中央公民館、菊川文庫、市役所本庁舎1階に展示する。  金賞以外の入賞者は次の通り。  銀賞 松下瑠夏(小笠南)▽銅賞 恩田紗良(同)▽佳作 佐塚希未羽(同)竹林楓駕(同)黒田蒼空(六郷)松浦葵生

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  • 独立200年記念音楽イベント 日伯の市民交流を促進 在浜松ブラジル総領事/ガルシア・アウデーモ氏【本音インタビュー】

     全国都市で最も多い約1万人の在日ブラジル人が暮らす浜松市。在浜松ブラジル総領事館は9月3、4の両日、ブラジル独立200年を記念した音楽イベント「ブラジルデー浜松」を浜松駅前で開いた。イベントの手応えや、日本人との交流促進に向けた意気込みを聞いた。  -ブラジルデーを企画した経緯は。  「音楽の街でもある浜松で、ブラジルの文化に親しんでほしいと思い、1年前から準備した。ブラジルはサッカーが有名だが、サンバやボサノバ、ロック、ポップスも人気。16時間にわたって約40組アーティストが出演し、約2万5千人が来場した。大成功だった。エコ・ステーションというごみ回収場を設置したところ、終了後にごみはほと

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  • 記者コラム「清流」 議員自ら身を切る覚悟を

     裾野市議選(定数19)が10月2日に投開票される。有権者にとって最も身近な存在の市町議だが、あまり知られていないのが議員報酬。同市の場合、月額32万5000円で議長は38万5000円。68万2500~80万8500円の期末手当も年に2回、支給される。  大幅な税収減などに伴い、「財政非常事態」を宣言した同市。公共交通の廃止や減便、助成金の削減など市民生活への影響は幅広く及んでいる。事情が異なるため、議員定数や報酬を一概に論じるのは早計かもしれないが、人口が同規模の伊豆の国市と菊川市はともに定数17で報酬は月額30万円となっている。  裾野市の人口は約30年ぶりに5万人を下回った。「聖域なき構

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  • 補正予算案など11議案認定可決 菊川市議会閉会

     菊川市議会9月定例会は29日、最終本会議を開いた。2021年度各決算や、追加上程した22年度一般会計補正予算案など11議案を認定、可決して閉会した。  補正予算は1億5900万円の増額。物価高騰対策として低所得世帯に5万円を支給する国の緊急支援給付金の事業費を追加した。補正後の総額は215億9400万円。

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  • 9代目菊川茶娘 7人“誕生” コンテスト開催 2年間PR活動

     菊川市茶業協会はこのほど、9代目菊川茶娘コンテスト(静岡新聞社・静岡放送共催)の審査会を市役所庁舎東館プラザきくるで開き、新たな菊川茶娘7人を選んだ。  選ばれたのは永田瀬里菜さん、岡本奈桜さん、手塚桃子さん、大岩秀美さん、山本杏莉さん、孫六明日香さん、村松奏南さん。市財政課の村松さん(23)は「菊川と言えばお茶。市外、県外の人に実際に飲んでもらってPRしていきたい」と意気込みを語った。  任期は11月に市内で開かれる菊川産業祭から2年間。各地のイベントなどに参加して菊川茶をアピールし、消費拡大と茶文化の普及に努める。  コンテストには市内外から16人の応募があった。審査会では面接を行い、第

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  • 静岡人インタビュー「この人」 日本ギャップイヤー協会を立ち上げた ナヤー友里佳(なやーゆりか)さん(御前崎市)

     学生が進学や就職の道にすぐに進まず、ボランティアや旅行など学校以外の場で経験を積む「ギャップイヤー」の考えを広めようと、2020年に「日本ギャップイヤー協会」を立ち上げた。菊川市市民協働センター職員。御前崎市出身。20歳。  -ギャップイヤーの長所は。  「ギャップイヤーの考えは主に欧米で広まっている。『gap』は英語で隙間の意味。協会ではギャップイヤーを『肩書のない時間』と定義した。さまざまな経験ができるほか、自分で道を開くことで、決断力が付き、日々の自分の選択に責任を持てる。自己肯定感も上がる」  -自身のギャップイヤーは。  「高校卒業後の留学がコロナ禍でかなわなかったため、毎日のよう

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  • 弦楽四重奏の音色 有形文化財に響く 菊川赤れんが倉庫

     菊川市堀之内の国の登録有形文化財「菊川赤れんが倉庫」でこのほど、演奏会が開かれた。掛川や浜松市のメンバーで構成する弦楽四重奏「カルテット・シェリ」が出演した。  モーツァルトやエルガーなどの本格的なクラシックから映画の曲やポップスなどの親しみやすい楽曲まで10曲を披露した。30人の観客は美しい音色と倉庫の雰囲気を楽しんだ。  倉庫は明治時代にお茶の輸出で栄えた富士製茶のブレンド工場として使われていた建物。演奏会は倉庫を管理運営するNPO法人菊川まちいきが開催した。

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  • 菊川市内 土砂崩れ61カ所、浸水被害50件 台風15号豪雨

     菊川市では24日午後3時時点で小規模な崩落を含め61カ所で土砂崩れが確認された。このうち、御前崎、菊川の市境にある塩買坂トンネル付近の市道で数十メートルに渡り、のり面の土砂が崩れ通行止めとなった。復旧のめどは立っていない。建物の被害は床上浸水5件、床下浸水45件だった。  災害ごみの受け入れは同市棚草の環境保全センター、消石灰の配布は市役所本庁1階と同市赤土の水道事務所で行っている。いずれも28日まで、午前9時から午後4時まで対応する。水道事務所は25日まで。

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  • タレメンチカツ「菊川の名物に」 考案の小笠高生PR 甘いしょうゆ味、地元茶入り

     菊川市の小笠高は23日、地元農産物などの販売会「小さな収穫祭」を同市役所庁舎東館プラザきくるで開いた。菊川の名物になることを目指し、同校と市が協力してレシピ開発した、菊川茶を使った「タレメンチカツ」を来場者にPRした。  メンチカツにソースではなく、甘いしょうゆ味のたれをかける地元の食文化をアピールしようと開発した。健康を意識して、豚肉に菊川茶を合わせ、油で揚げずにオーブンで焼いた。宮城桃花さん(17)は「たれが甘いのでどの世代も食べられると思う。菊川のご当地グルメにしたい」と話した。  収穫祭ではこのほか、ニンニクやミニトマト、お茶の実の油を使ったせっけん、草笛共同作業所のパンを販売。フー

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  • ボールやPC 菊川の小中学校へ寄贈 赤堀と清水銀行

     寝具・インテリア製造販売の赤堀(菊川市)と清水銀行はこのほど、同市の岳洋中にノートパソコン、小笠東小にボール30個を寄贈した。  岳洋中で行われた寄贈式で赤堀安正代表取締役は「学業や部活動に取り組み、菊川市に貢献できる人材となって」と述べた。目録を受け取った生徒会代表は「パソコンを使って生徒会活動を充実させたい」と応じた。  また、小笠東小での寄贈式では赤堀代表取締役は「2学期の目標の『挑戦する』ことを達成してほしい」と述べ、同小関係者が「授業や外遊びで活用したい」と謝意を示した。  2校はいずれも赤堀代表取締役の母校。寄贈は同行の地方創生私募債を活用した教育支援の一環。

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  • 森町の丸山さん大賞 袋井・可睡ゆりの園フォトコン

     袋井市の可睡ゆりの園はこのほど、2022可睡ゆりの園フォトコンテスト(静岡新聞社・静岡放送後援)の入賞者を発表した。大賞には丸山俊治さん(森町)の「梅雨の贈り物」が選ばれた。  開園期間(5月下旬~7月上旬)に合わせて開催している恒例のイベント。咲き誇るユリをはじめ、園内の風景を撮影した5242点が全国から寄せられた。120人を入賞とし、来年の開園中に表彰を行う予定。  その他の主な入賞者は次の通り。  推薦 茂渡知(愛知県豊田市)▽特選 岡野茂樹(浜松市南区)佐藤美栄子(神奈川県茅ケ崎市)鈴木隆広(磐田市)滝本和正(湖西市)松浦昌(掛川市)▽準特選 門谷若次(三重県伊勢市)神谷浩造(愛知県

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  • ボクシング白熱 おやじファイト 菊川で大会

     ボクシング経験のある30歳以上の男性が参加できる大会「OFB静岡菊川大会(ザ・おやじファイト)」が23日、菊川市の菊川文化会館アエルで開かれた。中部地方を中心に全国から31~60歳の選手が出場した。  試合は2分3ラウンドで行われ、年齢と階級に分かれて計24試合が組まれた。選手がリングに上がり、素早いパンチを相手に繰り出すと、会場から歓声が上がった。  同市から参加した内田雅之さん(50)は惜しくも敗北。45歳から本格的に始め、今回が最後の試合となった。「地元開催で家族を呼ぶことができた。日本一にはなれなかったがやるだけやった」と晴れやかな表情を見せた。  

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  • プレミアム商品券 10月3日から販売 菊川市

     菊川市は10月3日から26日まで、地域経済の活性化を目的にプレミアム付き商品券「スマイルチケット2022」の販売を実施する。1セット5千円で1万円分の買い物ができる。  9月26日から順次、市内約1万8700世帯に購入引換券を郵送する。販売場所は市内の郵便局7カ所とセブン-イレブン4カ所。1世帯2セットまで購入可能。  チケットの取扱店は約300店。1セット10枚つづりで、A券5枚は大型店では使用できず、B券5枚は全取扱店で使用できる。有効期限は来年1月31日まで。

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  • 1181人分の署名提出 JA遠州夢咲が交通安全宣言書

     秋の全国交通安全運動に合わせて、JA遠州夢咲は21日、交通安全意識の高揚と事故防止を誓った交通安全宣言書を菊川署に提出した。熊切行弘専務が同署を訪れ、菊川市と御前崎市浜岡地区の同JA事務所に勤務する役職員と家族計1181人が署名した宣言書を、吉川靖剛署長に手渡した。  熊切専務は「地域の模範になるよう交通ルールの順守に努める」とあいさつした。

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  • 菊川市民絵画コンクール 矢部さん(岳洋中2年)市長賞

     菊川市民絵画コンクールの応募作品展が10月2日まで、同市中央公民館で行われている。最高賞の市長賞には水中を漂う金魚を描いた矢部結衣菜さん(岳洋中2年)が選ばれた。  生き物、花をテーマに募集し、園児から一般まで73点の応募があった。会場には2匹のカニや指にとまったトンボ、迫力のあるクワガタなど躍動感ある生き物の絵画のほか、色鮮やかな花々を繊細に表現した作品が並んでいる。  市長賞以外の特別賞は次の通り。  議長賞 横山結生那(加茂小3年)▽教育長賞 横山道男(高田自治会)▽文化協会会長賞 岡橋咲月(加茂小6年)▽奨励賞 山田晴壱(横地保育園年長)

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  • 稼働目標を1年前倒し 掛川、菊川の新廃棄物施設

     掛川、菊川両市の衛生施設組合が計画する新たな廃棄物処理施設で、同組合は21日、新施設を2030年4月に稼働させる目標を示した。当初予定より1年前倒しになる。現施設の解体跡地ではなく、隣接地への建設を進めることで工期短縮が可能と判断した。23年4月に組合内に建設プロジェクトチームを設置する。  同日の組合議会臨時全員協議会で説明し、計画変更が了承された。21年1月策定の基本構想で示した産業廃棄物の受け入れや民設民営の運営方式を撤回し、現施設と同様に一般ごみだけを処理する施設として建設する。組合と両市は23年度中に、施設整備基本方針やリサイクルの方向性を示す計画を策定する。設計の業者選定は24年

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  • 自分らしさ大切に 園児に読み聞かせ 菊川・堀之内幼稚園

     菊川市は20日、多様性などをテーマにした絵本の読み聞かせを堀之内幼稚園で行った。年長園児48人が絵本を通じて自分らしくあることの大切さを学んだ。  男女共同参画啓発事業の一環。図書館職員が絵本3冊を読み聞かせた。同じ動物でも国によって鳴き声を表現する言葉が違うことがわかる作品、父親がご飯を作る家や母親が作る家などさまざまな家庭の形を描いた物語、たくさんの動物が同じ風呂に仲良く入る話を抑揚をつけて読み、園児を楽しませた。  絵本の読み聞かせは本年度、14園で実施する。このほか、小学校3校では男性看護師や女性消防士などを招いて職業講話を行う。

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  • いじめ問題 対策連絡協議会を設置へ 菊川市総合教育会議

     2022年度の第1回菊川市総合教育会議が21日、同市中央公民館で開かれた。長谷川寛彦市長や松本嘉男教育長、教育委員4人が出席した。市や学校、警察、児童相談所などの代表者でつくる「いじめ問題対策連絡協議会」を設置するための条例制定について意見を交わした。  全国的にいじめの重大事案が発生しているとし、いじめ防止対策推進法に基づき、同協議会と、調査委員会、再調査委員会を設置する方針。関係機関が連絡調整を図り、問題に迅速かつ組織的に対応する狙いがある。市は条例案を23年の市議会2月定例会に提出し、4月の施行を目指す。  このほか、教育大綱の中間見直しについても協議した。「豊かな学びで歩み続ける人づ

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  • 全国出場の8人 結果報告や抱負 菊川市長訪問

     菊川市在住のスポーツの全国大会出場者8人が20日、市役所を訪れ、長谷川寛彦市長に大会結果や今後の抱負を語った。  8月までに大会を終えたバレーボールの戸塚怜河君(小笠北小4年)、水泳の森山和澄君(加茂小5年)、陸上の梁瀬伊織さん(菊川西中3年)、ビーチバレーの大窪涼太さん(岳洋中3年)、サーフィンの赤堀克彦さん(49)は自身の活躍や大会の雰囲気、家族への感謝を述べた。  ともにグラウンドゴルフの榑松唯志さん(73)、赤堀次秋さん(78)は17、18日に国体に出場し、上位の成績を収めた。ヤマハ発動機のバレーボールチームの戸塚晴久さん(40)は10月に大会に出場する。市は大会出場者に奨励金と菊川

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  • 菊川市、集団接種30日から オミクロン株対応ワクチン

     菊川市は、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの集団接種を30日から始めると発表した。21日から電話とインターネットで予約を受け付ける。  対象は2回ワクチンを接種した12歳以上の市民。4回目接種の対象者や医療従事者、教職員などを優先して進める。会場は同市下平川の中央公民館。10月13日からは会場を同市赤土の市民総合体育館に移す。  5~11歳への3回目接種は24日から中央公民館で始める。

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  • 児童生徒が会場彩り 10月、菊川でイベント「茶畑の中心で愛を叫ぶ」

     菊川市で10月に開かれる交流イベント「茶畑の中心で愛を叫ぶ」(菊川チャバチュー実行委、同市主催)に向けて18日、イベント会場を彩る作品を創作するジュニアアート教室が同市のプラザきくるで開かれた。常葉大菊川高美術・デザイン科の生徒と小学生70人が看板や絵、参加者に配る飾りを制作した。  看板は縦1・8メートル、横3・6メートル。緑と青のペンキで茶畑と空を描き、手や指を使ってお茶の葉を表現した。アート教室のリーダーで、イベントにも参加する林良樹さん(16)は「巨大な絵をみんなで描くことができ楽しかった。当日は夢や目標を叫びたい」と話した。  イベントは叫ぶ人だけでなく、菊川にちなんで「聞く側」

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  • 江戸から明治の筆記具など50点 菊川の資料館、11月20日まで

     菊川市下平川の黒田家代官屋敷資料館で11月20日まで、江戸時代後期から明治時代に黒田家で使われた筆記用具や食器など日用品約50点の展示が行われている。  黒田家は江戸時代の旗本、本多家の代官を務めた。会場にはそろばんが収納された木製の筆記用具箱や、象牙の筆立て、青磁の小鉢、ガラスのコップなどが並ぶ。  同資料館は月曜と祝日の翌日は休館する。よろいかぶとや火縄銃は常設展示されている。

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  • 田んぼアートの「虎」収穫 菊川市下内田

     田んぼアート菊川実行委員会は11日、菊川市下内田の田んぼアート会場で収穫祭を開いた。3年ぶりに一般の参加者を募り、市内外の120人が稲刈りに汗を流した。  今年の絵柄は干支(えと)にちなんだ2種類の虎。参加者は虎を表現した黄金色の稲や、絵柄の輪郭に使われた黒い稲など、品種別に分けて鎌で刈り取った。刈った稲は1週間ほど干した後、脱穀する。  友人らと参加した内田小5年の鈴木香胡さん(11)は「苗を植えた時より大きくなっていてびっくりした。おにぎりにして食べたい」と話した。  田んぼアートは15年目。夏には毎週末鑑賞やぐらを開放し、今年は約5500人が来場した。

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  • 一般ごみ3.8%減 コロナで事業系少なく 静岡県内20年度

     環境省がこのほど実施した2020年度の一般廃棄物処理事業実態調査によると、本県の一般ごみの総排出量は115万6千トンで、前年度と比べて4万6千トン(3・8%)減少した。一般ごみのうち、事業所から排出される事業系ごみの減少が主な要因で、県は新型コロナウイルス禍で事業活動が停滞した影響とみている。  事業系ごみの排出量は30万9千トンで、前年度比12・1%減だった。一方、家庭から出される生活系ごみは84万6千トンで同0・3%減にとどまった。  県民1人1日当たりのごみ排出量は前年度比3・1%減の858グラムで、全国で7番目に少なかった。資源化されずに埋め立てる「ごみ最終処分量」は同7・0%減の4

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  • 学生起業家の難波遥さん 常葉大菊川高でSDGs伝える

     菊川市の常葉大菊川高で8日、卒業生で持続可能な開発目標(SDGs)の普及活動などを行う会社「Hands UP(ハンズアップ)」代表の難波遥さん(22)=フェリス女学院大4年=の講演会が開かれた。1年生250人が聴講した。  同校の総合的な探求の時間「みらい学」の一環。難波さんはフィリピン留学時に物乞いする男の子を見て、自分にできることをしようと学生団体を設立し、1年前に起業。自らに影響力を付けようとミスユニバーシティ日本大会に出場し、グランプリを受賞した。  講演ではSDGsの各目標を若者向けにおしゃれなイラストで表現したことや、間伐材で割り箸を作ったプロジェクトを紹介した。生徒には「世界を

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  • 静鉄と菊川市連携 課題解決型研修スタート 若手社員、職員対象

     静岡鉄道(静岡市葵区)と菊川市は9日、若手社員、職員を対象にした課題解決型研修を始めた。同社の4年目の社員16人と同市の30歳前後の職員4人が参加し、市内にある4事業所の販路拡大をサポートする。  研修に協力するのは野菜の生産販売の「鈴生(すずなり)」、寝具・インテリア販売の「赤堀」、カーショップの「アイデア」、キャンプ用品の「アウトリガー」。鈴生には静岡鉄道の企画や交通、不動産などの部署に所属する4人と市農林課の職員が訪問。鈴生の畑や物流センターを見学した後、同社人財部長の松本剛史さん(43)と営業担当の下川智之さん(26)から「規格外の野菜を廃棄せず付加価値を付けて販売したい」などの要望

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  • 秋のお茶 一斉に手摘み 一日限定、菊川など30工場参加

     JA遠州夢咲管内で9日、一日限定の「秋摘み茶」の手摘みが一斉に行われた。毎年恒例の行事で、自園自製、茶農協を含む管内の30工場が参加した。  同JAによると、秋摘み茶は摘採時期の気候が新茶シーズンの春の陽気に近いため、茶葉が柔らかく、爽やかな風味を味わえるという。  菊川市潮海寺の茶園には約20人が集まり、丁寧に手摘みした。葉は同市倉沢の六本松製茶農協で加工し、JAを経て京浜地区を中心に出荷する。市内2カ所の同JA茶直売所では14日ごろから販売する。

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  • 県内交通指導員が研修 横断旗掲示方法など確認

     静岡県は9日、県内の各市町の交通指導員会に所属する指導員を対象にした実務者研修会を県庁で開いた。指導員24人が講義を通して、街頭での交通指導の方法や心構えなどについて理解を深めた。  県交通安全協会静岡中央地区支部の指導員が講師を務めた。講義では県内の交通事故の発生状況や交通指導の基本的な動作が紹介された。指導員は横断旗を掲示する際に車に見えやすくするために手を大きく広げることなどを学んだ。  菊川市で指導員を務める相羽晶博さん(54)は「交通指導の基本的な動作を忠実に守り、地域の交通安全に貢献したい」と意気込んだ。

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  • 菊川の魅力、高めよう 未来塾 市民がまちづくり提案

     菊川市市民協働センター主催の「きくがわ未来塾」の公開プレゼンテーションが8日夜、同市役所庁舎東館プラザきくるで開かれた。参加者18人が5班に分かれ、地域の魅力を高めるまちづくりの企画を発表した。約50人が聴講した。  未来塾は5回講座で6月から始まった。各班は楽しく草刈りができるプロジェクトや、子育て中の母親に元気を与える駄菓子屋の設置、火剣山周辺のハイキングマップづくり、空き家を活用した女性のためのサロンと地元野菜を使ったカフェの開設、一人一人の生きざまをインタビューする計画を提案。仮説を基に実践した結果を振り返り、今後の展望も語った。  講師のNPOサプライズの飯倉清太代表理事は「課題や

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  • 菊川駅自由通路事業 寄付募る方針 市議会一般質問で市長答弁

     菊川市の長谷川寛彦市長は8日の市議会9月定例会一般質問で、4月にJR東海と工事協定を締結した菊川駅南北自由通路事業について、ふるさと納税やクラウドファンディング(CF)、企業版ふるさと納税の制度の活用を検討し、広く寄付を募る考えを示した。須藤有紀氏(みどり21)への答弁。  駅舎を橋上化して南北自由通路を新設する事業。工事費は約43億円で、工期は2022年度から27年度まで。現在は詳細設計を進めていて、23年1月ごろから仮設ヤードを整備する。  ふるさと納税やCFによる寄付はそれぞれの税制優遇、返礼品の有無など制度の特徴を見極め、開始する時期を決める。寄付者の意向を確認し、芳名板の設置も検討

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  • 再稼働の同意範囲「国がルール化を」 浜岡原発巡り菊川市長

     菊川市の長谷川寛彦市長は7日の市議会9月定例会一般質問で、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の再稼働に当たり同意を得るべき範囲について「国のエネルギー政策であるので、国が制度でルール化すべきだ」との考えを示した。  長谷川市長は「原子力災害広域避難計画の策定が義務付けられた31キロ圏内の意見は重要」と指摘。「浜岡原発に関する諸問題に取り組んできた歴史と経緯から(菊川、御前崎、牧之原、掛川の)4市の同意は必要」と述べた。

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  • 菊川総合病院、クラスター収束 病棟の入院再開

     菊川市立総合病院は、クラスター(感染者集団)が収束したと発表した。新規入院を制限していた病棟の入院を再開し、全ての診療体制を通常診療に戻した。8月28日以降、クラスターに関連する新たな感染者は院内で確認されていない。

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  • ヤングケアラー4% 外国籍多く「通訳」割合高く 菊川市長答弁

     菊川市の長谷川寛彦市長は7日の市議会9月定例会一般質問で、大人に代わって家族の世話をするヤングケアラーに関する県の実態調査の同市分の結果を説明した。「家族のケアをしている」と答えたのは133人(4・0%)。ケアの内容では「通訳」と答えた割合が15・0%で県の6・6%と比べて高かった。西下敦基氏(市民ネット)への答弁。  同市では3290人が回答した。ケアしていると答えた133人のうち、24人が「学校生活等への影響がある」と回答。「学校に行きたくても行けない」などの深刻なケースはなかった。  ケアの内容(複数回答)では「家事」と答えたのが66人(49・6%)で、県の調査と同様の傾向が見られた。

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  • 菊川で異臭騒ぎ ガス着臭剤製造工場 人体に影響なし

     7日午前11時40分ごろ、菊川市横地地区などで、住民らから「ガス臭い」との通報が市消防本部に相次いだ。付近にはガス着臭剤を製造する理研香料工業菊川工場(同市三沢)があり、同工場によると香料の臭いが漏れたのが要因という。人体に影響はない。  市消防本部によると、通報は横地、加茂、内田地区の広範囲から計8件あった。約2時間後に異臭は消えたという。同工場は午前11時10分から地下タンクにガス着臭剤の原料を入れていた。脱臭システムは作動していたが、湿気や雨などの条件で臭いを十分に吸収できなかったとみられる。

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  • 家康を魅了した側室「西郷の局」半生、ダンス時代劇で 掛川の団体、25日に公演

     舞台芸術を行う掛川市の団体「ARTS C3 company(アーツシースリーカンパニー)」の山本真理子代表(42)と田端泰成さん(39)がこのほど、市役所に久保田崇市長を表敬訪問し、菊川市で25日に公演するダンス時代劇「西郷の局-家康を魅了した、お愛さま-」(静岡新聞社・静岡放送後援)を紹介した。  徳川秀忠の母で、掛川で生まれ育ち家康の側室だった西郷の局の半生を描いた物語。山本代表は西郷の局役、田端さんは家康役を務める。見どころは忍者の殺陣や華やかなうたげ、迫力ある戦の場面などで、子どもにも楽しんでもらおうとコミカルに表現する場面も多いという。  出演するのは山本さんと田端さんが経営するダ

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  • 静岡県西部各地で防災訓練 地域結束、住民の命守れ

     静岡県総合防災訓練が中部地区を主会場に行われた4日、西部各地でも、地震災害などを想定した住民の安否や避難路の確認、備蓄品の点検、初期消火などの訓練が進められた。 2日に局地的な大雨に見舞われた浜松市では、水害対策の重要性を再認識する防災関係者の姿が見られた。 隣保班ごとに安否確認 浜松市浜北区  2日の豪雨で越水が確認されたという馬込川流域にある矢矧(やはぎ)橋(浜松市浜北区)の南東約800メートルの小松八幡公会堂(同区小松)では、小松八幡町内会が住民約450世帯1460人の安否確認などを行った。  3、4世帯でつくる隣組がそれぞれ顔を合わせて身の安全を確保した上で、15~20世帯で構成する

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  • スター精密新製品 1インチの材料加工、自動旋盤 欧米の医療機器市場開拓

     スター精密は欧米医療機器市場の拡大を受け、直径1インチ(25・4ミリ)規模の複雑な材料加工に適した自動旋盤を来年4月に発売する。同社製自動旋盤は直径20ミリ対応が主力。1インチ対応の加工機を求める欧米ユーザーのニーズに応え、海外市場開拓を進める。  新機種「SD―26」は1インチ規模を軸に、直径8~26ミリの幅広い太さの材料を加工できる。これまで同社は最大20ミリ、32ミリの対応機をそろえていたが、最大26ミリは初めて。  材料を三方から短時間で削れるよう、門の形をした刃物台を採用。異なる角度で配置した複数の工具を連動させ、複雑な表面切削ができる。独自の制御ソフトで作業間の時間短縮を図り、使

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  • 茶況(9月1日)希少品種で和紅茶チャイ 菊川

     菊川市の菊川駅南商店街に8月末にオープンした文化拠点「みる」で和紅茶チャイを不定期で販売している。栽培が難しいという品種「Z1」の紅茶を使用した。  同市倉沢の倉沢園の和紅茶に牛乳とシナモンなどのスパイスを加え、まろやかな味に仕上げた。みるの運営メンバーで喫茶担当の大山智世さん(30)は「菊川の深蒸し茶もおいしいが、お茶の多様な楽しみ方を提供したい」と話した。  みるは週2日程度開店する。多世代交流を目指しボードゲームや住民から寄せられた約100冊の本が並ぶ。9月のチャイの販売日は17、18、19、30日。価格は税込み350円で、マイカップを持参すると50円割引する。和紅茶は200円。どちら

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  • 災害ボラセンター支援で連携 菊川LCと社協が協定

     菊川市社会福祉協議会と菊川ライオンズクラブ(LC)は防災の日の1日、災害発生時における災害ボランティアセンターの支援に関する連携協定を締結した。  協定で災害時、同LCが社協に対し、センターやボランティア活動拠点に必要な資機材や車両、会員の専門性を生かした人的支援、ボランティア用の飲食料などを提供する。支援に要した経費は同LCが負担する。  締結式は同市のプラザけやきで開かれ、社協の大橋真佐美会長と同LCの速水正弘会長が協定書を交わした。大橋会長は「支援によりセンターを充実させることができ心強い」と感謝した。

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  • 16日から「きくがわおんぱく」 ライブや限定ランチ…多彩な体験提供

     菊川市内の商店や市民団体などが地域の魅力を伝える多彩な体験を提供する「きくがわおんぱく2022」(一般社団法人シナリオ、子育てサポーターぽれぽれ主催)が16日から始まる。11月23日までの69日間に計41のプログラムが開かれる。  プログラムは音楽ライブや地元の偉人を学ぶ講座、飲食店の限定ランチなど、小さな体験会から大きなイベントまでさまざま。六郷、加茂地区を歩いて深掘りするツアーや書道教室の子どもたちによるランプシェード作りなども行われる。  申し込みはプログラムごとに受け付ける。詳細はホームページや、市内の世帯や公共施設に配布したパンフレットに掲載している。

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  • 南陵学園 46万円未納 菊川の土地賃借料

     学校法人南陵学園(菊川市)が同市から借りている土地3561平方メートルの2021年度分の賃借料46万2千円を払っていないことが31日、分かった。菊川南陵高の敷地の一部で、市は法人に対して支払いの督促を続ける方針。  市財政課によると、市は法人と賃貸借契約を毎年結んでいて、20年度までは完納している。21年度分は今年2月に納入通知を送付したが、5月の出納期間を過ぎて現在まで支払われていないという。市は31日開会した市議会9月定例会に、賃貸料未納分を歳入に組み込んだ22年度一般会計補正予算案を提出した。  法人を巡っては、運営する和歌山南陵高(和歌山県)で教職員がストライキを行うなどの問題が起き

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  • 記者コラム「清流」 おわびににじむ使命感

     新型コロナウイルスの感染急拡大で、掛川市の中東遠総合医療センターと菊川市家庭医療センターが一時、検査延期や発熱者外来の受け入れ停止などの診療制限に踏み切った。数日ごとに対応が変わる目まぐるしさだったが、地域医療を守ろうとするトップの思いを人づてに聞き、感謝の念がこみ上げた。  中東遠総合医療センターでは、院内で複数のクラスター(感染者集団)が発生した。家庭医療センターでも複数職員が感染した。ぎりぎりの人繰りを強いられる中、現場の負担はいかばかりか。  両センターは地域に迷惑を掛けたとして、ホームページにおわびを掲載した。文面から、医師らの苦悩と使命感の強さが読み取れた。関係者の踏ん張りで、何

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  • 水道管路 更新計画前倒し 菊川市議会開会、16議案を上程

     菊川市議会9月定例会は31日開会し、5月に発生した断水を受けて配水管の改良工事費4300万円を追加した水道事業会計補正予算案など16議案を上程した。2023年度から行う予定だった水道の管路耐震化・更新計画の見直しを半年前倒して実施する。  断水の原因とされる配水管は同市西方の東名高速道側道下の地中で見つかった。市は5月に破断箇所を修理したが、改良工事では範囲を数百メートルに広げて新たな配水管に替える。管路更新計画の見直しは業務委託費790万円の債務負担行為を設定した。22~23年度にかけて、漏水多発箇所や道路状況の変化を調査する。  9月定例会の会期は9月30日まで。初日は新型コロナウイルス

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  • 「人生会議」定期的開催を 菊川市家庭医療センター長が必要性訴え

     菊川市は27日、「菊川市版人生会議ノート講演会」を菊川文化会館アエルで開いた。ノートの作成に携わった同市家庭医療センターの松田真和センター長が講演し、市民133人が聴講した。  市は昨年度、もしもの時の医療やケアについて、自分の希望を大切な人と話し合うきっかけにしてもらおうと「私のこれからノート」を作成した。松田センター長は治療に選択肢があるとき患者の価値観が決断に大きく関係するとし、「医者の意見も大事だが、あなたの意見はもっと大事」と強調。終活ノートに書き留めておくだけではもしもの時の選択に家族が迷うため、大切な人と「人生会議」を定期的に開く必要性を訴えた。  ノートは市総合保健福祉センタ

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  • 菊川・文化拠点「みる」26日オープン 若者ら運営、交流の場に

     菊川市の菊川駅南商店街の空き店舗に26日、文化拠点「みる」がオープンする。若い世代が運営し、読書ができる空間を提供したり、屋台で市内産の和紅茶を使ったチャイを販売したりする。  名前は方言「みるい」に由来する。主催するのは市内などで文化活動を行う野ノ編集室(東京都)。代表の工藤大貴さん(30)は「誰もが理由なくふらっと立ち寄ることができ、多世代、多国籍の人が交流する空間にしたい」と語る。  運営メンバーの大学生落合奏楽(そら)さん(19)=同市富田=は「若い人と高齢の人が自然にあいさつを交わす菊川のまちが好き。みるで市内外の人と交流できれば」と話した。  コンセプトは街のリビング。おもちゃ屋

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  • 茶況(8月25日)お茶や地域PR 「菊川茶娘」募集

     菊川市茶業協会は31日まで、菊川茶を宣伝する「9代目菊川茶娘」を6人募集している。  高校生を除く県内在住の18歳以上が対象。お茶が好きな人や地域貢献したい人を求めている。任期は2年。活動内容は県内外で行われる観光イベントやお茶に関する行事における菊川茶のPR。イベント参加に応じて毎回謝礼を払う。  茶業協会のホームページから応募できる。書類選考後、面接審査を行い、受賞者には賞金10万円と副賞を授与する。

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  • 診療制限26日から全解除 菊川市医療センター

     菊川市医療センター(同市赤土)は26日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて導入していた診療制限を全て解除し、通常通りの運用を再開する。感染症以外の外来初診や訪問診療希望の患者も受け入れる。  同センターが25日、ホームページで明らかにした。院内感染の収束などに伴い、診療体制の逼迫(ひっぱく)が緩和されたため。同センターは7月29日から診療機能の一部を制限していた。

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  • 詐欺防止、2度目の感謝状 菊川のコンビニ店長・鈴木さん 「勇気持って声掛け」奏功

     高齢者の特殊詐欺被害を未然に防いだとして、菊川市高橋のローソン菊川高橋店の鈴木智美店長(38)=御前崎市新野=が23日、菊川署から署長感謝状を受けた。受賞は2度目。  同署によると7月29日午後3時ごろ、菊川市の70代男性が来店し、電子マネーの購入を鈴木店長に申し出た。男性は常連客で、鈴木店長は「今まで買ったことがないのにおかしい」と直感。「パソコンがウイルスに乗っ取られた」「2万円分が必要」など詐欺が疑われる事情を聞き取り、購入をやめるよう説得して同署に通報した。  鈴木店長は2020年8月にも、電子マネーを買おうとした高齢男性を説得して詐欺を防いでいる。同署の岡田浩好生活安全課長は「勇気

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  • 園児から18歳対象 多機能型事業所が開所 御前崎

     御前崎市池新田にこのほど、多機能型事業所「あおい放課後スクール御前崎ひるがお校」が開所した。障害のある園児から18歳までを対象に放課後等デイサービス、児童発達支援、保育所等訪問支援を行う。  旧医院の2階建ての建物を活用し、1階に学習コーナー、2階に指導訓練室などを設けた。スタッフは特別支援教育士やリトミック講師などの資格を持ち、発達検査も可能。児童らの個々の発達の状態や障害の特性に応じて、図画、工作といった指先訓練や言語指導などの療育を実施する。  同スクールは菊川市内に1校あり、より広い活動スペースの確保と御前崎市域の需要に応える目的で2校目を開いた。運営会社の今村由里江社長(63)は「

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  • トヨタユナイテッド静岡 初のダイハツ店、小笠地域に開店

     トヨタユナイテッド静岡は20日、初のダイハツ販売店「ダイハツ小笠中央」を菊川市赤土にオープンした。オープニングセレモニーが行われ、関係者が開店を祝った。  店を開設したのは、県道掛川浜岡線沿いの旧静岡トヨペット小笠店跡地。若い世代が多い小笠地域の軽自動車需要を見込んだ。店舗はテントをイメージした大屋根が特徴で、県内産の優良木材を使い温かみのある雰囲気を目指した。セレモニーで桝谷安城社長は「コンセプトはみんなが集う、街の大きなテント。地域に愛され、気軽に立ち寄れる店となるよう社員一同努力していきたい」とあいさつした。  地域交流イベントとして小笠高吹奏楽部が演奏を披露した。21日は常葉大菊川高

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  • 新鮮イチゴ、冷凍でいかが ミナクル市大城店/ミナクルふれあい菊川の里(JA遠州夢咲)【直売・しずおかの幸】

     JA遠州夢咲には、ミナクル市大城店(掛川市)、ミナクルふれあい菊川の里(菊川市)の2店舗のファーマーズマーケットがあります。今回はこれらの店舗でも販売されている、この夏ぴったりの人気商品「冷凍いちご」をご紹介します。  JA遠州夢咲は県内屈指の生産量を誇るイチゴの産地です。人気品種の「紅ほっぺ」は果肉の奥まで真っ赤で、甘味と酸味のバランスが良く、イチゴ本来の甘酸っぱさを堪能できます。収穫後に新鮮な状態で冷凍し、長期間品質を保てるよう真空パックした紅ほっぺが店頭に並びます。  冷凍なので、変わらないおいしさを1年中お楽しみいただけます。そのままお召し上がりいただくのはもちろん、スイーツ作りにも

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  • ブランコ設置費用寄付 静岡総合不動産、菊川市へ

     静岡総合不動産(掛川市)はこのほど、企業版ふるさと納税制度を利用して菊川市にブランコの設置費用86万3500円を寄付した。16日、市役所でお礼状贈呈式が行われ、長谷川寛彦市長が村岡義夫社長に感謝を伝えた。  ブランコは安全柵とともに同市加茂の宮の西公園に設置され、7月29日から供用を開始している。村岡社長は「公園周辺には多くのテナントを誘致した。官民が力を合わせた公共スペースと商業スペースの融合が重要と実感している」と話した。長谷川市長は「都市基盤の整備事業をはじめ、各種事業に全力で取り組んでいく」と述べた。

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  • 菊川市 新型コロナ抗原検査キット配布 18日から

     菊川市は18日から、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う医療機関の逼迫(ひっぱく)解消を目的に、発熱など軽度の症状がある人を対象に抗原検査キットの無料配布を開始する。  配布は1人1キットまで。18歳から39歳の人で自ら検査ができることや、基礎疾患がないことなどが条件。総合保健福祉センタープラザけやき南駐車場で午後2時から4時まで、ドライブスルー方式で行う。  事前予約制。18日午前9時から、市ホームページ上の申請書フォームから受け付ける。

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  • 菊川で創業支援講座 8月24、31日

     菊川市は24日と31日、創業希望者や創業後まもない人を対象にした「創業支援セミナー」(静岡新聞社・静岡放送後援)を市役所庁舎東館プラザきくるで開く。  24日の講師は中小企業診断士の竹島寿夫氏。創業に向けた心構えや手続きについて解説する。31日は市内で創業した人が自らの経験を語る。竹島氏とのパネルディスカッションや参加者との座談会も行う。両日参加することも可能。  時間は両日とも午後6時半~8時。参加無料。申し込み締め切りは19日。  問い合わせは市商工観光課<電0537(35)0936>へ。

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  • 戦争の記憶、継承誓う 掛川/菊川/磐田で式典

     77回目の終戦の日を迎えた15日、静岡県西部の各地で戦没者を追悼する式典が営まれた。市民は悲惨な戦争の教訓をかみしめ、平和への誓いを新たにした。  ■掛川市  掛川市では、市生涯学習センター(同市御所原)で戦没者追悼と平和祈念の式典が開かれた。遺族会の役員ら約120人が黙とうし、英霊に献花した。  市内の戦没者は2931人。2021年度の「平和を考える自由研究」の作文部門で最高賞を受賞した東中1年石川星来さんと西中3年八ツ繁佳奈さんがそれぞれ自身の作品を発表し、戦争の記憶の継承を誓った。  ■菊川市  菊川市は2022年度、例年8月の追悼式と秋に菊川、小笠の各地区で開催されていた慰霊祭の

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  • 若手画家公募展 杉山さん(菊川出身)最高賞 フィレンツェ渡航へ

     菊川市青葉台出身で北海道の大学で絵画を学ぶ杉山花菜(はなな)さん(28)が7月、国内の若い精鋭作家の発掘を目的とする「第24回雪梁舎フィレンツェ賞展」(雪梁舎美術館主催)で最高賞のフィレンツェ大賞に輝いた。3カ月間、イタリアのフィレンツェで制作活動を行うことができる。  全国から164点の応募があった。受賞作はS100号サイズの大作。ぼろぼろの停止線や植物を踏む人間の足、捨てられた空き缶やたばこなどを油彩・テンペラ混合技法で描いた。  作品名は「シンショク」。雨や風による「浸食」と人間が自然を「侵食」する様子を表現した。自宅から大学までの道で見つけた停止線の様子を写真に撮ったり、大学の草を刈

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  • 家庭医療センター 診療制限一部解除 菊川

     菊川市家庭医療センター(同市赤土)は10日、新型コロナウイルスなど感染症に関する外来診療の制限を解除した。対象をかかりつけの患者と家族に限定していたが、今後はかかりつけ以外の患者も受け入れる。  感染症以外の外来初診、訪問診療希望の患者の受け入れ停止などの診療制限は続ける。各種検査の延期・中止の措置も継続する。

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  • 「きくがわ応援大使」募集 魅力発信、課題解決に協力求める

     菊川市は9日、地域の魅力発信や課題解決に協力する「きくがわ応援大使」の募集を開始した。市内外から、市の地域振興に関わって応援してくれる人を募る。登録者は交流サイト(SNS)でつながり、施策に関する市の相談にも応じる。  長谷川寛彦市長が同日の定例記者会見で発表した。「登録者はそれぞれの得意分野で地域との関わり方を見いだし、応援してほしい。全国最大級の自治体応援コミュニティーを目指す」と話し、大使の活躍に期待を込めた。  市ホームページの申し込みフォームから申請する。登録者には任命状の発行と大使専用名刺デザインの提供、モニターツアーへの招待などの特典がある。今後1年間をめどに千人の登録が目標。

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  • 柔、剣道で対抗戦 菊川署夏季訓練納会

     菊川署は10日、夏季訓練の納会を同署で開き、署員が柔道と剣道の対抗戦を行った。  3年ぶりの開催。訓練は7月27日から8月9日まで集中的に取り組んだ。刑事、生活安全など各課から選抜された署員は柔道と剣道でそれぞれ5人ずつの紅白戦を行い、訓練の成果をぶつけ合った。技が決まると、同署協議会会長ら来賓や他の署員が大きな拍手を送った。

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  • 静岡ブルーレヴズ、菊川市とパートナー協定 ラグビー教室などで協力

     ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズ(BR)と菊川市が9日、スポーツ振興などに関するパートナー協定を締結した。静岡BRと県内市町との協定締結は磐田や浜松などに次いで6件目。菊川市にとっては、初のプロスポーツチームとの協定になる。  山谷拓志社長と長谷川寛彦市長が同日、市役所で協定書に署名した。山谷社長は「地域貢献活動にどんどんチームを使ってほしい」と述べ、イベント参加やラグビー教室の開催、名産品PRなどに協力する姿勢を示した。長谷川市長は「スポーツを通じた地域活性化とにぎわい創出につなげる」と述べた。  協定の一環で、市と静岡BRは9月26日、内田小6年生を対象にしたラグビー教室を開く。

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  • 掛川、菊川担い手活写 地域おこし協力隊が合同企画 災害救助犬に焦点

     いずれも地域おこし協力隊として活動する掛川市の芳川翠さん(33)と菊川市の大山智世さん(30)が6、7の両日、両市の地域産業や文化の担い手を被写体にした写真撮影会を開いた。地域の魅力の掘り起こしと情報発信の強化が狙い。両市の協力隊による合同企画は初めて。  7日は市内外から参加した8人が、菊川市に拠点を構える認定NPO法人災害救助犬静岡のメンバーにフォーカスを合わせた。同市下平川の訓練場を訪れ、メンバーが救助犬と共にシーソーやがれきなど足場の悪い中を捜索する様子を撮影した。  講師は京都府宮津市の写真家中井由紀さんが務めた。地元から参加した動画クリエーター後藤聡子さん(42)は「救助犬の活動

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  • 奨学金医学生ら交流 静岡でセミナー、地域医療貢献へ理解

     静岡県はこのほど、県内で働く医師確保を目的に運営する仮想大学「ふじのくにバーチャルメディカルカレッジ」の夏季セミナーを静岡市駿河区のグランシップで開いた。対面開催はコロナ禍を経て3年ぶり。県の奨学金制度を利用する県内外の医学生約25人が先輩医師らと交流を深めながら、地域医療に貢献する志を育んだ。  参加者は4班に分かれ、本県が抱える医師不足や医師偏在の解決策などをテーマに話し合った。県内で受けられる魅力的な研修プログラムの創設や医師少数区域と多数区域をローテーションできる仕組みなどを求める意見が出た。病院の集約化についても言及した。  菊川市出身の埼玉医科大4年小笠原可恋さん(23)は、県内

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  • 茶の新2品種育成 販路開拓を支援 静岡県茶業研究センター

     静岡県農林技術研究所茶業研究センター(菊川市)は5日までに、茶の2品種を新たに育成した。茶飲料向けに大量生産できたり、香りに特徴があったりする品種を生産現場に投入することで、農家の販路開拓を後押しする。育成したのは、おくて品種「95-7-35」と、さわやかな香りが特徴の「90-2-213」。農林水産省への出願を経て、2023年ごろの種苗流通開始を目指す。  近年は急須で入れるリーフ茶の需要が低迷する一方で、ペットボトルの茶飲料の消費は増加傾向にある。飲料原料の供給基盤確立に向け、大量生産型の95-7-35を育成した。10アール当たり収穫量は、本県の主力品種「やぶきた」の約2倍を見込めるという

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  • 他人のカードで380万円窃盗疑い 掛川署 男を再逮捕

     掛川署は4日、窃盗の疑いで神奈川県伊勢原市桜台2丁目、宅配すし店店員の男(22)=詐欺容疑などで逮捕済み=を再逮捕した。  再逮捕容疑は4月6日と7日、何者かと共謀して不正に入手した掛川市の70代女性名義のキャッシュカードで菊川市と東京都内のATMから現金計380万円を引き出した疑い。同署によると容疑者は詐欺グループの出し子とみられる。

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  • 中部ブロック、サギ電話警報 静岡県警

     静岡県警は4日、中部ブロック(清水、静岡中央、静岡南各署管内)と浜松北ブロック(天竜、細江両署管内)にサギ電話の多発警報を、中東遠ブロック(菊川、掛川、袋井各署管内)に注意報をそれぞれ発令した。期間は警報が10日まで、注意報は6日まで。  親族や警察官、市役所職員をかたった特殊詐欺被害が多発する恐れがあり、各署員がパトロールやATM付近での警戒を強めて被害の未然防止を図る。  県警生活安全企画課によると、3日、静岡市内で計29件の不審電話を確認。親族を名乗って「荷物をなくした」「電車で携帯電話を落とした」として、現金などを要求する内容が23件と最多だった。  掛川市や菊川市などで同日、市役所

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  • 天竜、細江両署管内に警報 サギ電話多発で県警 中東遠は注意報発令

     静岡県警は4日、中部ブロック(清水、静岡中央、静岡南各署管内)と浜松北ブロック(天竜、細江両署管内)にサギ電話の多発警報を、中東遠ブロック(菊川、掛川、袋井各署管内)に注意報をそれぞれ発令した。期間は警報が10日まで、注意報は6日まで。  親族や警察官、市役所職員をかたった特殊詐欺被害が多発する恐れがあり、各署員がパトロールやATM付近での警戒を強めて被害の未然防止を図る。  県警生活安全企画課によると、3日、静岡市内で計29件の不審電話を確認。親族を名乗って「荷物をなくした」「電車で携帯電話を落とした」として、現金などを要求する内容が23件と最多だった。  掛川市や菊川市などで同日、市役所

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  • 菊川の水、きれいかな 水生生物採集、水質も確認 親子が河川調査

     菊川市環境推進課は4日、1級河川菊川の生き物と水質を調べる「菊川河川生物調査隊」を菊川文化会館アエルで開いた。親子6組が参加した。  7月から開催中のアエルこどもサマーフェスティバルの一環。子どもたちに身近な川の状態を知ってもらおうと実施した。  参加者はアエル北側の菊川上流で水生生物を採集し、種類を図表と照らし合わせて川のきれいさを調べた。ヤマトヌマエビなど20匹以上の生物を採集した掛川市立城北小1年の渡辺陽生君(7)は「大きなエビを捕まえることができて楽しかった」と話した。水質によって色が変化するパックテストも行い、川がきれいであることを確認した。  (掛川支局・伊藤さくら)

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  • 進学、就職の前に…肩書がない期間「ギャップイヤー」 菊川市市民協働センターのナヤーさん、浸透に力

     菊川市市民協働センター職員のナヤー友里佳さん(20)=御前崎市=が、学生が進学や就職の道にすぐに進まず、ボランティアや旅行など学校以外の場で経験を積む「ギャップイヤー」の考えを広める活動に取り組んでいる。2020年に任意団体「日本ギャップイヤー協会」を立ち上げ、オンラインを中心に活動している。「決められた道ではなく、自分だけの道を進むのは楽しい。肩書がない期間だからこそ、さまざまな経験ができる」と力を込める。  ナヤーさんは高校卒業後の20年春、父親の出身国で小学5年から4年間暮らしたマレーシアへの留学を希望したが、新型コロナウイルス禍でかなわなかった。将来への不安を感じる中、SNS(交流サ

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  • カードゲームでSDGsを理解 8月7日、菊川で講座

     菊川市市民協働センターは7日午後1時半~4時半、カードゲームで持続可能な開発目標(SDGs)を学ぶ講座「2030SDGs」を同市役所庁舎東館プラザきくる3階で開く。参加無料。  講師は一般社団法人ローカルSDGsネットワーク代表理事の佐々木幸雄氏。講座ではSDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりをカードゲームで体験し、SDGsの必要性や可能性を理解する。  定員は20人。対象は市民活動団体、企業、自治体職員、学生などSGDsに関心のある人。申し込みは同センター<電0537(35)2220>へ。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 菅谷昌司さん 外来種問題に関する絵本を出版した 

     昆虫研究家。県ホタル連絡協議会長として、ホタルが生息できる環境づくりに奔走する。文芸社から出版した2冊の絵本では、外来種のアカミミガメを主人公に、生物の存在意義を提起した。69歳。  ―本に込めた思いは。  「外来種が悪者扱いされていることに違和感を抱いていた。生態系に問題があることは十分に承知しているが、もともとは人の手によって持ち込まれた生き物。外来種を排斥して人の行為を正当化しようとする風潮に一石を投じたかった」  ―反響はあったか。  「読み聞かせグループや環境保全活動に熱心な企業から問い合わせがあった。メッセージ性の強さが響いたようだ。出版をきっかけに、化学薬品メーカーとの協業が実

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  • 中東遠医療センター 体制逼迫で診療制限 新型コロナ

     新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて、中東遠総合医療センター(掛川市菖蒲ケ池)は2日までに、緊急を要しない手術や検査を延期するなどの診療制限に踏み切ったことをホームページで明らかにした。院内の複数病棟でクラスター(感染者集団)が発生して診療体制が逼迫(ひっぱく)しているため、重篤な患者を優先して医療資源を振り向ける必要があると判断した。  救急は、心筋梗塞や脳卒中など生命を脅かす病態に限って対応する。発熱者の外来診療は原則的に停止し、ほかの医療機関への相談を呼び掛ける。  同センターは中東遠地域の基幹病院。宮地正彦院長は「職員一丸となり、早急な院内感染の収束と診療の完全復活を目指す」とのコ

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  • 広島の高校生が描く被爆体験 菊川市役所に展示

     戦争の悲惨さや平和の尊さを伝える「原爆と人間展」(同実行委主催)が1日、菊川市役所1階ロビーで始まった。広島市立基町高美術部の生徒が被爆者からの体験を基に描いた絵などが並ぶ。  会場には原爆投下後に川に流れる人々や子どもを抱えたまま息絶えた母親、翌朝積み上げられた死体など悲惨な状況を表現した絵が18枚並ぶ。実行委代表の山内一徳さん(79)は「インパクトのある絵をぜひ見てほしい。戦争や核兵器を政治的、科学的に考える人もいるが、感覚的に捉えることも大切」と話した。  日本原水爆被害者団体協議会のパネル40枚も展示している。展示は9日まで。土日は閉庁。

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  • 茶豆を特産品に 菊川市が試食販売会 「きくのん」も登場

     菊川市は30、31の両日、市内農業者と特産化を目指している枝豆の一種「茶豆」の試食販売会を同市加茂のスーパーラック菊川店で開いた。市マスコットキャラクター「きくのん」も登場し、買い物客にPRした。  野菜栽培を手掛ける「ソイルパッション」(同市吉沢)が用意した1袋250グラム入りを600袋販売した。同社の深川知久社長(43)によると、香りと甘みの強さが特徴で、盛期は7月中下旬。主産地の山形県や新潟県などの茶豆が出回る前に市場に出せる優位性があるという。  市は2014年度、農家と共に茶豆栽培の取り組みを始めた。茶農家を支える補完作物としての可能性を探っている。  

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  • 段ボール箱使い簡易トイレ作り 菊川、親子防災講座

     菊川市は29日、夏休みに合わせた親子防災ワークショップを市役所東館プラザきくるで開いた。市内の児童と保護者10組25人が参加し、段ボール箱を使った簡易トイレ作りに挑戦した。  参加者は段ボール箱を組み合わせ、くりぬいたり補強したりしてトイレを作った。座面の下に空のペットボトルを配置して支柱代わりにした。便器内に取り付けたポリ袋には猫砂や新聞紙などを入れ、それぞれの吸水性を試す実験も行った。  ワークショップは8月11日まで全4回開催し、非常食の試食や災害時に役立つアウトドア術の習得などに取り組む。

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  • 茶畑付近、停止車両から出火 31日未明、菊川市古谷

     31日午前1時5分ごろ、菊川市古谷の茶畑付近に止めてあった乗用車から出火し、全焼した。菊川署によると出火当時、周辺は無人だった。同署が車の所有者や出火原因などを調べている。

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  • 内田地区出土の土器展示 菊川市中央公民館

     菊川市埋蔵文化財センターどきどきはこのほど、同市内田地区の遺跡から出土した土器などの特集展示「菊川を掘る!」を同市中央公民館の展示室で始めた。10月2日まで。  いずれも上小笠川沿いにある御門前遺跡、木舟遺跡、政所本屋敷遺跡、古川遺跡の弥生、古墳、奈良、平安時代の出土品を展示した。このうち、政所本屋敷遺跡から出土した平安時代の石製の帯飾りは県内で10例ほどしか確認されていない貴重な資料という。当時の貴族や役人の衣服で使われた。このほか、鳥の頭に似せた土器や、人や馬を表した土製品も並べた。  同センターは展示に合わせ、文化施設を巡るスタンプラリーも同じ期間に開催している。スタンプの設置場所は同

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  • 土器と焼きびな「どきどきフェスティバル」 菊川の児童

     菊川市埋蔵文化財センターでこのほど、粘土で土器と地域で受け継がれている「焼きびな」を制作する「どきどきフェスティバル」が開かれた。児童20人が参加した。  焼きびなは明治時代から小笠地区で作られている。農閑期に農家が制作に励んできた。昭和に衣装びなが流行すると徐々に作り手が減ったという。  児童は、粘土をこねてのばし、天神様や招き猫、ウサギなどの型に詰め、取り外して形を整えた。にわとりの焼きびなを作った袴田藍杜君(9)は「粘土をはめるのが楽しかった。白い色を塗って完成したら玄関に飾りたい」と話した。  土器作りはろくろがない時代の方法を実践した。粘土の下に葉を敷いて形を作り、貝殻や木で模様を

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  • 感染症外来 かかりつけ患者と家族に限定 菊川市家庭医療センター

     菊川市家庭医療センター(同市赤土)は29日、新型コロナウイルス感染拡大で診療に影響が生じているとして、同日から新型コロナなどの感染症に関する外来診療を制限するとホームページで明らかにした。感染症外来の対象をかかりつけの患者と家族に限定する。  市内と近隣市町での患者の増加傾向が続き、現在の状況では十分な診療体制を整えることができないと判断した。感染症以外の外来診療と在宅診療は継続する構え。同センターを管轄する市立総合病院によると、25日に職員3人の感染が明らかになり、診療機能の一部を制限していた。  同センターはかかりつけ以外の患者に対して、最寄りの診療所などに相談するよう呼び掛けている。

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  • 未来の菊川「こんなまちにしたい」 児童が提言「こども議会」

     菊川市議会は28日、小学生が議会を体験する「こども議会」を本会議場で開いた。市内の6年生18人が「こんなまちにしたいな 未来の菊川」をテーマに、市幹部や市議の前で意見を発表した。  子どもたちに議会や市政に関心を持ってもらうことが目的で、コロナ禍で3年ぶりの開催となった。児童はお茶や教育、防災、スポーツ、自然環境などさまざまな分野を取り上げた。議長役の児童に一礼して登壇し、各自5分程度、データや他市の事例を根拠にして堂々と提言した。  六郷小の松島漣君は菊川を有名にしようとテーマパーク建設を提案。沼津港深海水族館を例に、小さな施設でも展示内容が充実していて全国から人が訪れるとし、「広さではな

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  • 小笠LC解散決定 ボッチャ用具、菊川市に寄贈

     菊川市の小笠ライオンズクラブ(LC)はこのほど、会員の減少を理由に解散を決めた。同日、余剰資金で購入したボッチャ用具を同市に寄贈した。  同LCは2000年に結成された。当時35人いた会員は9人にまで減少した。市役所で贈呈式が行われ、役員の和田達雄さんが長谷川寛彦市長に目録を手渡した。  寄贈品には年齢や障害の有無を問わず、多くの人が楽しめるスポーツの用具を選んだ。役員の赤堀隆治さんは「解散は寂しい限り。最後に、小笠地域だけでなく市全体の役に立てれば」と話した。同市は寄贈品を貸し出し器具として活用する予定。

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  • 過失傷害容疑 トラック運転の男を逮捕 菊川署

     菊川署は27日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで浜松市北区三方原町、自称トラック運転手の男(46)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は同日午前6時ごろ、菊川市青葉台の市道で大型トラックを運転中、市道を渡っていた同市の男性(63)に衝突して負傷させた疑い。同署によると、男性は頭などを打ち、意識不明の状態で救急搬送された。現場は信号機のある交差点。容疑者は東進中に南方向に右折したとみられる。

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  • 警察官の仕事紹介 8月、菊川署説明会

     菊川署は8月13、20の両日、警察官の仕事に関する説明会を菊川市加茂の同署で開く。時間は両日とも午前10時から11時半まで。  仕事内容や警察学校の生活について紹介し、若手署員が体験談を語る。対象は高校生以上35歳以下で、採用試験の受験希望者や警察官の仕事に関心がある人。問い合わせは同署<電0537(36)0110>へ。

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  • 今秋2作品に出演 俳優経験者を募集 劇団静岡県史

     菊川市を拠点に活動する劇団静岡県史は31日まで、舞台「田沼意次物語」「二宮金次郎物語」の2作品に出演する舞台俳優経験者を募集している。県内在住で、菊川市内で行う練習やリハーサルに参加できることが条件。  8月7日に菊川市内で面談とオーディションを行う。公演は田沼意次物語が10月15、16の両日、二宮金次郎物語は11月25日にいずれも菊川文化会館アエル(菊川市本所)で開く。  問い合わせは同劇団<電0537(29)8387>へ。

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  • 掛川、菊川の新廃棄物施設 両市長「検討委の提言尊重」

     掛川、菊川両市の衛生施設組合が計画する新たな廃棄物処理施設について、整備手法などを議論してきた専門家の検討委員会は24日、検討結果をまとめた提言書を両市長に提出した。産業廃棄物は受け入れず、公設が望ましいとする内容。両市長は提言を尊重する姿勢を示した。  策定済みの基本構想は、産廃を受け入れて民設民営で施設を運営する手法を最優先と位置付けているため、方針を転換する。掛川市の久保田崇市長は「第1優先とした手法を否定するには理論的な材料が必要だった。提言を発射台に再検討する」と見直す構えを示した。菊川市の長谷川寛彦市長も「最大限に尊重して判断する。ごみの一層の減量と有効活用に努める」と述べた。

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  • “カイピラ”盛況 菊川でブラジルの祭り 子どもたちがダンス

     菊川市赤土のブラジル人学校ソヒゾ・デ・クリアンサは23日、同市役所東館プラザきくる横のきくる広場でブラジルの祭り「フェスタ カイピラ」を開催した。子どもたちがダンスを発表した。  日本人と外国人の交流を目的に開いた。子どもたちは帽子やジーンズ、チェックシャツなど牧歌的な衣装を着て参加。踊りや椅子取りゲームをして楽しみ、会場を盛り上げた。ブラジル料理の販売も行われた。

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  • 避難所運営、最善策は 高校生がゲーム「HUG」体験 菊川

     菊川市の菊川文化会館アエルで23日、「アエルこどもサマーフェスティバル」が始まった。初日は子育てサポーターぽれぽれによる防災イベント「パワフル・ジャンプきくがわ」が開かれ、高校生が避難所運営ゲームHUGを体験した。  ふじのくに防災士菊川市委員会が出前講座としてHUGを行った。小笠高、常葉大菊川高の生徒3人が避難所の配置図を囲み、持病のある人やペットを連れた人など、避難者の情報が書かれたカードを受け取り配置を考えた。中学でもHUGを体験した常葉大菊川高3年の宮城凜大さんは「次々とさまざまな条件の避難者が来て、素早く最善の方法を探すのが大変だった」と話した。このほか、同市による生活環境フェスタ

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  • 犯罪ノックアウト 夏季特別警戒出発 菊川署

     菊川署は20日、夏季特別警戒「K・Oクリーン作戦」の出発式を同署で行い、署員や防犯ボランティア計約30人が事件、事故防止に尽力することを誓った。  作戦の名前は同署管内の菊川市と御前崎市の頭文字を取り、犯罪をノックアウトする―との意味が込められている。8月19日までの約1カ月間、通常よりもパトロールを強化し、空き巣や車上狙い、交通事故などの抑止に努める。  吉川靖剛署長は重点的に防ぐべき犯罪として高齢者を狙った特殊詐欺や子ども、女性を狙った性犯罪を挙げ、「広報や見守りをお願いしたい」とあいさつした。地域安全推進員ら防犯ボランティアには県警の特殊詐欺防止策「さくらセーフティ作戦」の周知と熱中症

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  • 赤ちゃんみんな、絵本の主人公に 菊川市がプレゼント事業

     菊川市は本年度、赤ちゃんがいる家庭に子どもの名前入り絵本「きくすくブック」を無料でプレゼントする事業を始めた。親子のコミュニケーション向上や、子どもが本に親しむきっかけづくりを目指す。同市によると県内で初めての取り組み。対象は同市に住所がある4月1日以降に生まれた乳児。表紙やページに子どもの名前が入ることで、子どもが絵本の主人公になる。名前の由来や、親から子どもへのメッセージを記載するページも設けた。  保健師が生後4カ月までの乳児家庭を訪問し、親子の心身状況を確認する乳児家庭全戸訪問事業に合わせた企画。保健師が保護者に絵本注文チケットを渡し、保護者が申し込むと、2~3週間で絵本が郵送される

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  • 茶況(7月21日)こども園などに寄贈 JA遠州夢咲小笠茶業委

     JA遠州夢咲小笠茶業委員会はこのほど、菊川市小笠地区の小中学校、こども園など8カ所にお茶を贈った。  子どもたちに親しんでもらおうと、茶生産者でつくる同委員会が毎年実施している。小中学校4校にはリーフ茶を計25キロ、こども園など4園にはティーバッグ茶計60キロを寄贈した。  みなみこども園には片山裕司委員長(59)が訪れ、園児に「たくさん飲んでください」と伝えてお茶を手渡した。年中と年長園児36人がお礼に歌2曲を披露した。同園では寄贈されたお茶をお昼などに飲むという。  (掛川支局・伊藤さくら)

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  • 京アニ元社員大村さん 地元菊川で原画展「あふれる才能感じて」

     2019年の京都アニメーション放火殺人事件に巻き込まれた菊川市出身の大村勇貴さん=当時(23)=の原画展が20日、同市堀之内の市立図書館菊川文庫で始まった。大村さんが創作した「どっくんどっくん」「うーちゃんのまつざき」の絵本2冊の原画を展示している。24日まで。  「どっくんどっくん」は、生き物が地球上に誕生してから今日まで38億年の命のつながりを、色彩豊かな絵と擬音・擬態語で表現した大作。松崎町を舞台にした「うーちゃんのまつざき」では、地域の日常風景をみずみずしく描いた。  菊川市立図書館が主催する原画展は、21年の小笠図書館(同市下平川)に次いで2回目。企画を主導した斎藤政巳図書1係長(

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  • 丹精の花 菊川署入り口彩る 小笠高2、3年生が寄贈

     菊川市の小笠高の生徒がこのほど、授業で育てた花のプランター20個を菊川署に寄贈した。  花は2、3年生20人が「草花」の授業で育てたメランポジウム。かれんな黄色が特徴的で、生徒たちが同署入り口に並べた。  冨岡剛司次長は「署員の心が和やかになる。この花を見て来庁者の対応により力を入れていきたい」と感謝した。

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  • 急須文化育むキット開発 ほっとする味と時間伝えたい 江波さん(菊川市出身)起業

     茶文化を次世代に伝えようと、菊川市古谷で3代続く茶農家で生まれ育った江波星見(ほしみ)さん(38)=横浜市在住=が、子どもがお茶のいれ方を学べる「茶育キット」の販売で起業した。江波さんは「親子で楽しく学び、急須でいれたお茶の味やほっとする気持ちを感じてほしい」と語る。  茶育キットは急須、湯飲み、菊川市産深蒸し茶、茶さじ、ワークブックなどのセット。子どもが扱っても割れにくいよう、急須は飽和ポリエステル樹脂、湯飲みはメラニン樹脂を使用。急須は透明で、茶葉の広がりや色が見えるようにした。価格は税込み5800円。  ワークブックは全19ページで、夏休みの自由研究にも使えるようお茶の種類や歴史、効能

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  • 特殊詐欺グループ 1000万円詐取か 指示役6回目の逮捕

     菊川署と静岡県警捜査4課は19日、窃盗の疑いで東京都江東区南砂4丁目、収納代行業の男(35)を再逮捕した。容疑者は特殊詐欺グループの中枢を担う指示役とみられ、逮捕は6回目。グループは昨年10月中旬から11月中旬に県内外であった少なくとも10件の特殊詐欺事件に関与したとされ被害額は約1000万円に上る。  再逮捕容疑は昨年10月14日、他の者と共謀して長野県飯田市の茶道教室講師の女性(85)からキャッシュカードをだまし取り、同市内の商業施設の現金自動預払機(ATM)で100万円を引き出して盗んだ疑い。  同署などによると、10件の被害者は同市に加え三島市、焼津市など県内外の80代女性。逮捕済み

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  • 4中学校に本73冊寄贈 菊川LC

     菊川市の菊川ライオンズクラブ(LC)はこのほど、常葉大菊川中に図書26冊を寄贈した。  同校で寄贈式が行われ、落合岐良幹事らが生徒会長の本杉壱さん(14)と副会長の松田薫音さん(14)に本を手渡した。同LCによる本の寄贈は毎年行われていて、2人は「いつも朝読書の時間に読んでいる。これからも大切に読みたい」と謝意を示した。  同LCは同日までに菊川西中、菊川東中、牧之原中でも寄贈式を行い、4校に計73冊を贈った。夏休みには4校を対象にした読書感想文コンクールを行う。

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  • 産廃受け入れ方針撤回へ 掛川・菊川の新廃棄物施設

     掛川、菊川両市の衛生施設組合が計画する新たな廃棄物処理施設で、専門家の検討委員会は16日、掛川市内で会合を開き、一般ごみだけを扱う焼却炉を公設で整備するのが望ましいとする結論をまとめた。両市は検討委の議論を尊重する姿勢を示しているため、基本構想に盛り込んだ産業廃棄物の受け入れ方針は事実上、撤回が決まった。  最優先と位置付けていた民設民営の事業方式も見直される見通し。世界的な脱炭素の潮流や産廃受け入れに対する市民の不安などを踏まえた。  委員長の平井一之県環境資源協会専務理事は「脱炭素に向けた国策への臨機応変な対応や行政責任の明確化を考えれば、民設民営には課題がある」と述べた。  2021年

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  • 「カブトムシの部屋」人気 菊川で昆虫展 18日まで

     菊川市の平川地区コミュニティ協議会は16日、カブトムシを間近で観察できるイベント「こども昆虫展」を同市下平川の平川コミュニティ防災センターで開いた。18日まで。  カブトムシ150匹を集めた「カブトムシの部屋」が目玉。ヘラクレスオオカブトやコーカサスオオカブト、ニジイロクワガタなど世界のカブトムシとクワガタ計6種も展示した。  地元中学生がボランティアで運営に参加し、昆虫の解説や写真撮影の補助などを担った。ガイドを務めた岳洋中2年の牧野蓮さん(13)は「実際に見て触れる機会は貴重。カブトムシの魅力や捕まえられる場所を教えてあげたい」と話した。  外来種問題をテーマにしたパネル展も同時開催し、

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  • 警察業務理解へ 菊川署を開放 23日には音楽隊演奏も

     菊川署は23日、「一日オープンデー」を菊川市加茂の同署で開く。時間は午前9時半から午後2時まで。  警察業務への理解を深めてもらう目的で初めて開催する。開会式で県警音楽隊が演奏する。  白バイ走行の実演や鑑識体験、パトカーとの写真撮影なども予定している。  問い合わせは同署<電0537(36)0110>へ。

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  • 京アニ放火事件から3年 元社員・大村さんゆかりの松崎 有志ら、絵本題材に作品展

     36人が犠牲となった京都アニメーション放火殺人事件は18日、発生から3年を迎える。事件に巻き込まれた菊川市出身の元社員大村勇貴さん=当時(23)=が学生時代に作品制作のために訪れていた松崎町では、住民の有志が16日から、大村さんの絵本「うーちゃんのまつざき」を題材に作品展を開く。絵本が地域の懸け橋となり、その魅力を伝える活動が広がりを見せている。  企画するのは地元食材を使ったランチなどを提供する企業組合「であい村蔵ら」。大村さんが絵本を手掛けた常葉大在学時、仲間と同町を訪れた際に決まって昼食を取った店。青森千枝美代表(87)は昨年5月、大村さんの両親と知り合い、「松崎をうーちゃんの町にして

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  • 維新倍増2位 首位は自民、立民・国民後退 参院選比例得票率

     10日に投開票された参院選で、比例代表の県内政党別得票は自民党が約61万9千票を獲得し、堅くトップを維持した。得票率は40・05%と前回の2019年参院選と比べ1・27ポイント上昇した。日本維新の会は前回から2倍超の得票を得て6位から2位に躍進。新興の少数政党、諸派勢力も得票を伸ばした。一方、立憲民主党は前回の2位から4位に、国民民主党は3位から5位へ後退した。  自民は全43市区町で政党別で最多得票となり、前回から3万7千票余り増やした。続く維新は約17万7千票を確保し、約10万票を上乗せした。得票率は6・30ポイント増の11・47%。43市区町のうち27市区町で立民を上回り、都市部で強

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  • 茶況(7月14日)JA遠州夢咲 一茶荒茶品評会 やまま満寿多園、最優秀

     JA遠州夢咲と遠州夢咲茶業振興連絡協議会は14日、2022年度産一茶の荒茶品評会を菊川市のサエリアで開いた。管内から48点の出品があり、浜岡地区のやまま満寿多園が最優秀に選ばれた。  茶づくりの技術向上と茶業振興が目的。審査員5人が、外観や香気など4項目で採点した。  審査長を務めた小林利彰県茶業研究センター主任は「4月後半に雨が多く適期摘採が難しかったが、品質の差が少なくレベルの高い茶が多かった」と講評した。  優秀は次の通り(かっこ内は地区)。  丸伍赤堀園(小笠)黒田尚志(同)  (掛川支局・高林和徳)

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  • バイオ炭、茶園土壌に活用 CO2削減へ実証試験 中電とJA遠州夢咲など

     中部電力とJA遠州夢咲、農業・食品産業技術総合研究機構は12日、菊川市と御前崎市の茶園で、もみ殻などの植物性廃棄物を炭化させた「バイオ炭」を活用する実証試験を始めると発表した。土にバイオ炭を混ぜて、土壌の炭素貯留効果を調べ、二酸化炭素(CO2)排出量削減を目指す。土壌改良による茶の品質向上にも取り組む。期間は2025年9月まで。  農作物の生産過程で発生する枝葉やもみ殻などは土に混ぜると、微生物に分解されてCO2が大気中に放出される。しかし、それらを炭化させたバイオ炭は微生物に分解されにくく、炭素が長期間貯留され、CO2放出が抑制されるという。  菊川市では西方地区の805平方メートルの茶園

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  • 浜岡原発「稼働」が伸長 近隣3市意識調査出そろう

     中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の再稼働の是非などを問う市民意識調査で、掛川、菊川、牧之原の隣接3市の結果が11日、出そろった。同日発表した掛川市では「安全が確認できれば稼働した方がよい」との回答が32・9%と過去最高になり「廃炉・停止」に肉薄した。発表済みの菊川市は同率で並び、牧之原市で容認派が慎重派を逆転するなど再稼働容認の意識の広がりが鮮明になった。  掛川市の調査は市民2500人を対象に実施し、回答数は1170件(回答率46・8%)。「安全が確認できれば稼働」は前年から3・8ポイント上昇して初めて30%台に達した。「廃炉」と「停止」を合わせた回答は8・5ポイント下降の36・1%。  

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  • 配達物盗んだ疑い 配達員の男を逮捕 菊川署

     菊川署は11日、窃盗の疑いで浜松市中区上島7丁目、配達員の男(28)を逮捕した。逮捕容疑は4月中旬ごろ、菊川市内の運送会社営業所で、配達物のタブレット1台(4万円相当)を盗んだ疑い。同署によると、タブレットを注文した顧客から「指定日になっても届かない」などと運送会社に連絡があり発覚した。

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  • 風景など力作34点 菊川写楽会作品展 7月17日まで

     菊川市の写真愛好家グループ「菊川写楽会」の作品展が9日、同市堀之内の市立図書館菊川文庫で始まった。17日まで。  会員16人が風景や動植物に焦点を当てた34点を出品した。砂が舞う同笠海岸(袋井市)や朝焼けを背景にした御前埼灯台(御前崎市)など県内外の景勝地を写した力作が並ぶ。  同会の酒井敏夫代表(76)は「メンバーそれぞれの視点がしっかりしてきた。自己表現が強い作品が多く集まった」と話している。  

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  • 南陵学園に措置命令 静岡県、資金不足や役員欠員確認

     菊川市の学校法人南陵学園が運営する和歌山南陵高(和歌山県)で教職員がストライキをした問題を巡り、静岡県は8日、私立学校法に基づき法人に経営改善計画の提出などを命じる措置命令を出した。県は経営資金不足のほか、役員と評議員の大幅な欠員や、適切な予算と事業計画がない状態で法人運営が行われていた実態を確認した。  措置命令ではほかに、法人役員と評議員の選任や学校経営に必要な財産の確保、2022年度の予算などの必要書類を作成することなどを求めた。  県私学振興課は5~6月の調査で、就学支援金の返還と教職員給与支給の遅れに加え、共済掛け金や税金の滞納で法人の土地や建物の一部が差し押さえられていることを確

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  • 外国人児童ら日本の夏満喫 菊川の団体が招待

     菊川市の青少年健全育成市民会議平川支部は8日、同市下平川のひらかわ会館に外国人の子どもを招待し、日本の夏の風物詩を体験するイベントを開いた。児童や生徒ら20人が流しそうめんとスイカ割りを楽しんだ。  「虹の架け橋菊川小笠教室」と「こどもの文化センター」に通う、ブラジルとフィリピン国籍の子どもが参加した。流しそうめんは3年ぶりの開催。同支部のメンバーが竹を割って台を作り、水と一緒にそうめんや果物を流した。子どもたちは箸でそうめんを上手にすくって味わった。  スイカ割りにも挑戦した。目隠しして棒を持ち、仲間の声を手がかりにスイカを狙った。命中して割れると歓声が上がった。

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  • 未就学女児にわいせつ行為、撮影 容疑の男を逮捕 菊川署

     菊川署は7日、強制わいせつと児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで東京都足立区花畑6丁目、職業不詳の男(30)を逮捕した。  逮捕容疑は1月24日ごろ、菊川市内で、県西部の未就学の女児にわいせつな行為をし、その状況をスマートフォンで撮影して児童ポルノを製造した疑い。

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  • 特殊詐欺指示役 菊川署など、窃盗疑いで5回目の逮捕

     菊川署と静岡県警捜査4課は6日、窃盗の疑いで東京都江東区南砂4丁目、収納代行業の男(35)を再逮捕した。同署によると、容疑者は特殊詐欺グループの指示役とみられる。逮捕は5回目。  再逮捕容疑は昨年11月10、11日、他の者と共謀して袋井市の無職女性(81)と藤枝市の無職女性(86)からそれぞれキャッシュカードをだまし取り、袋井市や藤枝市のコンビニ店のATMで計150万円を引き出して盗んだ疑い。

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  • スター精密 工作機械、世界需要に対応 日中タイで生産増強

     スター精密は新型コロナウイルス禍で落ち込んだ設備投資の世界的な復調を見据え、国内外で工作機械の生産販売態勢を強化する。中国、タイで生産を増強し、国内の菊川工場(菊川市)は2025年に大規模改修する。販売支援拠点のソリューションセンターを日本、中国、欧州に整備して顧客提案力を高め、得意とする小型・精密部品加工機分野で戦略的に需要確保を図る。  2月に増床した中国・大連の工場と、現在設備を増強中のタイ工場で、22年末までに生産能力を25%程度引き上げる。マザー工場の菊川工場は総事業費約100億円を投じて改修。基幹部品を含めた生産強化と工場全体のデジタル化・自動化を推進する。  ソリューションセン

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  • 静岡県体育章 功労章7氏、五輪メダリストら特別選手章

     静岡県スポーツ協会は第63回体育章の受章者を5日までに発表した。功労章は県スキー連盟会長を務めた和田三郎氏ら7人。卓球の伊藤美誠(スターツ、磐田市出身)、水谷隼氏(磐田市出身)ら東京五輪・パラリンピックのメダリスト15人と、体操の芦川うらら(日体大、常葉大常葉高出)ら世界選手権優勝者3人を特別優秀選手章に選出した。  優秀チーム章は県女子相撲選抜チーム。奨励賞には12個人5チームを選んだ。贈与式は15日、静岡市内で行う。  受章者は次の通り。(個人は敬称略)  ◇…功労章…◇  ▽和田三郎(元県スキー連盟会長、富士市)  ▽杉山悟(元県トライアスロン協会長、磐

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  • 参院選静岡選挙区 主な遊説日程(5日)

     変更の可能性あり。  【舟橋夢人氏】未定  【鈴木千佳氏】午前11時半、浅羽ショッピングタウンパディ(袋井市)▽午後2時半、浜松市ギャラリーモール・ソラモ(浜松市中区)▽同4時半、セブン-イレブン磐田城之崎3丁目店付近(磐田市)  ◇選挙事務所<電054(245)2244>  【山本貴史氏】午後5時、修善寺駅前(伊豆市)▽同7時、伊豆長岡駅前(伊豆の国市)  【山崎真之輔氏】午前11時、イオン清水店前(静岡市清水区)▽午後2時、静岡東急スクエア(同市葵区)▽同6時、青葉イベント広場葵スクエア(同)  ◇選挙事務所<電054(204)2802>  【若林洋平氏】午前8時、御前崎市文化会館▽同1

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  • 医療や福祉、司法 専門職が相談会 9日、静岡県内3会場

     静岡市清水医師会などは9日午後1時半から、医療や福祉、司法の専門職有志が地域住民の心配事に応じる「なんでもかんでも相談会」を同市清水区、菊川市、下田市の県内3会場で開く。  会場は清水保健福祉センター、菊川市総合保健福祉センター、下田市民文化会館。社会福祉士や精神保健福祉士が来場者の悩みを聞き取った後、内容に応じて各分野の専門職が相談に加わる。一部、オンラインを活用する。  相談は無料。予約制で希望者は事前に申し込む。外国語にも対応する。  問い合わせは静岡市清水医師会在宅医療介護相談室<電054(344)0550>へ。

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  • 菊川市 コロナ自宅療養を支援、食料510セットを配布

     菊川市は30日、新型コロナウイルスに感染し自宅療養する市民に食料などを届ける支援事業の利用状況を市議会全員協議会で報告した。6月20日までに食料510セットを配布した。  市職員が市内の自宅療養者にパック米飯やレトルト食品など3日分の食料セットを届け、希望者にはパルスオキシメーターを貸し出す事業。昨年9月9日から始め、12月から約1カ月半休止したが、1月17日から再開した。7月以降も継続する。  実施期間中の感染者の合計は2460人。1月17日から3月までの期間は、感染者数が1653人に上り、食料357セットを配布した。4月は52セット、5月は81セットを届けた。

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  • 茶業機械を普及 落合氏(菊川)表彰 静岡県茶業会議所が総会

     静岡県茶業会議所は27日、総会を静岡市内で開き、2022年度茶業功績者に選ばれた落合刃物工業(菊川市)代表取締役の落合益尚氏(65)を表彰した。  落合氏は国内や東南アジア、アフリカなどへの茶業機械普及に尽力し、日本茶業機械工業会会長などの要職も歴任した。総会の席上で上川陽子会頭が賞状を手渡し、功労をたたえた。  総会では21年度事業報告も行われ、出席者が意見交換した。

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  • 南陵学園に弁明機会を付与 静岡県、措置命令前提に通知

     菊川市の学校法人南陵学園が運営する和歌山南陵高(和歌山県)の教職員が給与未払いを理由にストライキをした問題で、法人への指導権限を持つ静岡県が28日、運営改善などの措置命令を前提として法人に弁明機会を与える通知を出したことが、関係者への取材で分かった。県は24日に法人本部で立ち入り検査を実施していた。  関係者によると、県は立ち入り検査で財務状況などを調べ、教職員に対する給与の未払いや、保護者に対する就学支援金の還付の遅れ、所得税や住民税の滞納などの問題があったことを確認した。法人に対し書面か口頭で弁明の機会を与えると通知し、その期限も示した。  県は法人の弁明を踏まえ、措置命令を出すかどうか

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  • 猫の冒険 一緒にダンス 7月公演前にワークショップ 菊川

     菊川市の菊川文化会館アエルは27日、劇団たんぽぽの出張ワークショップを同市のおおぞら認定こども園で開いた。7月にアエルで上演する演劇公演「ルドルフとイッパイアッテナ」を前に実施した。  作品は猫の勇気と友情の冒険物語。劇団員の久野由美さん(55)と松下哲子さん(46)が園を訪れ、年中園児58人と劇中に流れる曲を踊った。2人は「歌と踊りが多く、元気が出る作品。子どもたちに楽しんでほしい」と話した。園児は猫の話にちなみ、動物の絵も描いた。絵は公演当日にアエルに飾る。  公演は7月24日、アエルの大ホールで行われる。開場午後1時、開演午後2時。料金は大人1500円、中学生以下900円。2歳以下は

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  • 新食肉センター指定管理者 静岡県、JA静岡経済連で調整

     静岡県は27日の県議会産業委員会で、2025年度に県が菊川市に指定管理者制度を導入して整備予定の新食肉センターについて、稼働後5年間はJA静岡経済連を指定管理者とする意向を明らかにした。  これまでは指定管理者として民間事業者を公募する方針を示していた。JA静岡経済連は現在、再編予定の小笠食肉センターを運営する。  県は指定管理者の選定条件に、高度な食肉加工技術を保有▽食肉流通加工施設再編を巡る県施策と連携可能▽施設運用に習熟―の3点を挙げた。  吉田慎畜産振興課長は、県が21年度に県内食肉事業者に意見聴取した結果、3社が指定管理者の申請に意欲を示したと説明。その上で「JA静岡経済連のみが選

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  • スクールバスと軽乗用車衝突 牧之原の交差点

     27日午前7時半ごろ、牧之原市静波の国道150号の交差点で、同市の男性(86)の軽乗用車と菊川市の外国人学校のスクールバスが衝突した。牧之原署によると、軽乗用車の男性が胸に痛みを訴え病院に搬送されたが、軽傷のもよう。バスには運転手の男性(48)を含め4~16歳の児童・生徒計18人が乗っていたが、いずれもけがはなかった。直進中のスクールバスに、右折しようとした軽乗用車が衝突したとみられる。現場は信号機のある交差点。同署が事故原因を調べている。

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  • レンガde落語 17日、菊川・アエルで寄席

     菊川市本所の菊川文化会館アエルは7月17日午後2時から、寄席「レンガde落語」を同施設で開く。落語家の笑福亭瓶二さんと立川志の八さんが出演する。  菊川赤れんが倉庫で開催してきた恒例イベント。新型コロナウイルス感染症対策で会場を変更した。全席自由で入場料3千円。未就学児は入場不可。  問い合わせは同施設<電0537(35)1515>へ。

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  • 好き、得意を仕事に 経営者ら助言 浜松・北浜北小で未来授業

     北浜北小(浜松市浜北区)の6年生約120人がこのほど、地域の社会人の話を聞いて自らの将来について考える「未来授業」を同校で受けた。県西部の経営者、医療関係者ら11人が講師を務めた。  菊川市で飲食店を営む山本紘之さんは以前、スーパーマーケットに勤務したが、企業の利益を追求する以上に有機野菜など「しっかりした物を消費者に届けたい」と退職し、好きな洋酒と料理を扱う店を開業したと自己紹介。「好きなことで勝負しよう。今は自分の得意なことを考えてみて」と呼び掛けた。石川あおいさん(11)は「絵を描くのが好きで、仕事にできるかもしれないと思えてわくわくした」と感想を話した。鍼灸(しんきゅう)師の山内彩乃

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  • 戦国の砦跡アピール マルシェ初開催 菊川市観光協会

     菊川市観光協会は25日、「獅子ケ鼻砦(とりで)跡」近くの同市大石の蓮池公園で、マルシェ「おひざもと市」を開いた。地元商店など12事業者が出店したほか、同市を拠点に活動する劇団静岡県史がチャンバラを披露した。  獅子ケ鼻砦は徳川家康が高天神城を奪還するために築いた六砦の一つで、最も東側に位置する。来年の大河ドラマ「どうする家康」に合わせて、多くの人に家康ゆかりの史跡を知ってもらおうとマルシェを初めて開いた。菓子や雑貨を販売する店が並び、約200人が来場した。10月と11月にも開催する予定。  劇団静岡県史は7月、家康が大敗した三方ケ原の戦いを題材にした公演「三方ケ原合戦物語」を同市などで行う

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  • 菊川の70代女性 カード詐取被害 100万円引き出される

     菊川市の70代の女性が25日までに、銀行員を名乗る男らにキャッシュカード1枚をだまし取られたと菊川署に届けた。女性の口座からは現金100万円が引き出されていた。同署は特殊詐欺事件として捜査している。  同署によると23日、女性宅に市役所職員を名乗る男から「医療費の還付金があるので振込口座を教えてほしい」と電話があった。女性が指定の銀行を伝えると、その銀行員を名乗る男から電話があり、女性は暗証番号などを伝えた。女性は同日午後3時ごろ、自宅に現れた銀行員を装う男にカードを渡したという。

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  • 5議案可決し閉会 菊川市議会6月定例会

     菊川市議会6月定例会は23日、物価高騰対策の水道料金軽減事業費など2億1300万円を追加する2022年度一般会計補正予算案など5議案を可決して閉会した。新たな廃棄物処理施設の整備に関して、速やかな市民説明会の開催を求める請願書は不採択とした。

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  • 交通功労者ら表彰 安協菊川地区支部 菊川署

     静岡県交通安全協会菊川地区支部と菊川署は23日、本年度春季表彰式を菊川市本所の菊川文化会館アエルで開いた。交通安全活動に尽力した功労者や、長年無事故・無違反を続けた運転者らを表彰した。  主な受賞者は次の通り。  【関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会長連名表彰(交通功労)】熊切りつ子、熊切英男  【優良運転金賞】寺本由美子、堀計美、鈴木克子、増田重、住川美枝子、水野達郎、大石由美子、阿形昭  【優良運転銀賞】鈴木重幸、森信介、前田久子、田部政春、石川久美子、鈴木裕次、匂坂佳弘、竹山由明、加藤信明、坂部俊之、小川忠雄、太田文雄、曽根初雄、須藤清志、鎌田安美、増田あつ子、金子陽子、長谷川敦

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  • 浜岡原発「停止」「稼働」初の同率 菊川市が市民調査

     菊川市は16日、浜岡原発(御前崎市佐倉)に関する設問を盛り込んだ2022年度市民アンケートの結果を発表した。浜岡原発について「停止しておいた方がよい」と「安全が確認できれば稼働した方がよい」がともに37・8%と14年度に同設問を加えて以来初めて並んだ。  アンケートは4月に無作為に選んだ2千人を対象に実施し、1067人から回答を得た(回答率53・4%)。「どちらともいえない」は17・2%、「わからない」が6・6%、「無回答」0・7%。  「停止しておいた方がよい」との回答は前年度から10・3ポイント下降し、14年比で18・3ポイント下落となった。一方、「安全が確認できれば稼働した方がよい」は

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  • 少年警察協助員に表彰・感謝状贈呈 菊川署連絡会

     菊川署少年警察協助員連絡会(石川清会長)はこのほど、同署で総会を行い、長年協助員を務めている会員に吉川靖剛署長が感謝状や表彰状を手渡した。  吉川署長は2022年1~5月に傷害や器物損壊などの疑いで摘発した少年は6人で、うち4人が14歳未満の触法少年だったと報告。喫煙や深夜徘徊(はいかい)などで補導したのは30人だったという。女子高生らに接客させる「JKビジネス」や特殊詐欺事件など少年少女が関与する恐れがある犯罪を例示し、「一人一人に目を配って犯罪の前の声掛けで抑止することが欠かせない」と強調した。  少年警察協助員は街頭補導や通学路の見守りなどに取り組む。同連絡会は22人の会員が活動してい

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  • チャレンジスペースに事務所 中小企業診断士勝又さん 菊川

     JR菊川駅前にある起業を目指す人のチャレンジスペース「サンカノー・シェアスペース菊川」にこのほど、中小企業診断士の勝又徹さん(45)が入居し、事務所を構えた。中小企業の経営支援や販売促進、補助金申請の支援などを行う。  2020年に菊川市のイツワ不動産が同市などと協力して始めたチャレンジプロジェクトの一環。店舗を最長半年間無償貸与する制度で、勝又さんの事務所が3件目の入居事業。  勝又さんは元同市職員で、主に公立病院の経営に関わった。16年に中小企業診断士の資格を取得し、昨年独立した。「経営者の悩みをしっかり聞き、ベストな選択肢を見つけたい」と話す。  初回相談は無料。予約が必要。問い合わせ

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  • 写真愛好家の会心作ずらり 御前崎

     御前崎市や菊川市などの写真愛好家でつくるグループ「写楽彩(いろどり)」の作品展が17日、御前崎市池新田の市立図書館で始まった。26日まで。  会員6人が「絶景伊豆半島」「四季」など個々に設定したテーマに沿って8点ずつ出品した。りりしい表情のゴリラや巣穴から顔を出す小鳥、海鳥が飛び交う御前崎市の海岸など、それぞれの会心の一枚が並んでいる。  期間中は20、23日が休館。

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  • 鈴生、野菜生産の脱炭素に力 廃棄の葉や茎、肥料に活用

     農業生産法人の鈴生(静岡市)が今年から、野菜栽培で排出される二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの削減に向けた取り組みを本格化させている。脱炭素化で食の安全性を高め、持続可能な農業の推進や生産野菜の付加価値向上につなげる。農業分野では、特に露地栽培で脱炭素化に取り組む生産者はまだ少なく、同社は年内に排出削減量を算定するシステムを構築し、周辺農家などへの普及も目指す。  温室効果ガス排出の原因となる化学肥料の使用量を慣行栽培基準の80%以上、化学農薬を同50%以上それぞれ削減した。化学肥料の代替は、従来廃棄していた枝豆の収穫後の葉や茎、水産加工会社から譲り受けた魚の残渣(ざんさ)などを粉末化し

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  • 生活支援策に2億1300万円 菊川市補正予算案 水道料金減免など

     菊川市の長谷川寛彦市長は16日の定例記者会見で、物価高騰の影響を受ける市民や事業者への支援策として2億1300万円を追加する2022年度一般会計補正予算案を示した。水道料金の軽減、プレミアム付き商品券の発行、給食費の保護者負担軽減事業費を盛り込んだ。開会中の市議会6月定例会に追加議案として提出する。  水道料金の軽減事業は昨年に続き2回目。市民および市内事業者約1万9千世帯が対象で、水道料金の基本料金4カ月分を減免する。事業費は1億400万円。  プレミアム付き商品券は1セット5千円で1万円の買い物が可能。1世帯2セットまで購入できる。利用できるのは10月ごろを予定している。当初はプレミアム

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  • ひき逃げの疑い 掛川署、ブラジル人逮捕

     掛川署は16日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いでブラジル国籍、菊川市下平川、無職の男(37)を逮捕した。  逮捕容疑は15日午前8時ごろ、掛川市西大渕の県道交差点で軽乗用車を運転中、横断歩道を渡っていた同市の男子中学生(13)に衝突し、右足に軽傷を負わせてそのまま逃走した疑い。

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  • 教職員スト、南陵学園に財務状況報告求める 指導権限を持つ静岡県

     和歌山県の私立和歌山南陵高の教職員が5月に給与未払いなどを理由にストライキをした問題を巡り、運営する学校法人「南陵学園」(菊川市)への指導権限を持つ静岡県が、私立学校法に基づき財務状況に関する報告や検査に対応するよう法人に通知したことが、県への取材で分かった。通知は14日付。  5月11日のストを受け、静岡、和歌山の両県が同24日に法人本部で立ち入り調査を実施したが、小野和利理事長が不在で直接の聞き取りができず、書類には不備があった。再調査を求めたが法人側が応じなかったため、通知では「6月24日まで」と期限を決めて小野理事長の説明を求めたという。給与の未払いや保護者に対する就学支援金の未還付

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  • 首都圏活動の足がかりに 菊川市、都内で移住促進意見交換

     菊川市の長谷川寛彦市長が14日、東京都千代田区のふるさと回帰支援センターに高橋公理事長を訪ね、首都圏からの移住促進策について意見交換した。4月に市営業戦略アドバイザーに就任した鬼石真裕さんも同席し、地方移住の課題やニーズを聞き取った。  高橋理事長は地方移住を成功させる要素として、住居や雇用の確保、移住者を歓迎する地元の雰囲気の醸成を挙げた。センター内への同市のブース設置も提案した。鬼石さんは雇用の創出と市が抱える茶業の担い手不足を関連付け「複合的に解決できそうな課題が見つかった」と今後の施策づくりに手応えを示した。  同市は本年度、移住定住施策を進める営業戦略課を新設。新型コロナによる人々

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  • 静岡人インタビュー「この人」 木村仁さん 松崎町副町長に就任し職員PTの発足に尽力した 

     小規模自治体ならではの取り組みとして、管理職や係長以外の全職員が所属するプロジェクトチーム(PT)の立ち上げを提案した。部署横断で普及が遅れるDXの推進など過疎地域特有の課題解決に取り組む環境を整え、人材育成を後押しする。1994年に県職員となり、市町村の行財政運営なども見てきた。4月から現職。菊川町(現菊川市)出身。51歳。  -PTについて。  「SDGsやDXなど新しい時代への変化が進む。職員が少ない町の現状を踏まえると、対応するにはタイムマネジメントを意識した職員の主体的な取り組みが必要だ。有志のPTも検討したが、一人一人に地域への関心を高めてもらうため、全職員を対象とした。自ら課題

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  • 田んぼアート公開 迫力のトラ、コロナ退治 菊川市下内田

     菊川市下内田で11日、水田をキャンバスに見立てた田んぼアートの公開が始まった。高さ約6メートルのやぐらから、干支(えと)にちなんだ迫力のある虎の姿を鑑賞することができる。  2008年から続き、15回目。1600平方メートルの水田に7種類の古代米を植えて、左側にはホワイトタイガーがウイルスを退治する様子を、右側に寅(とら)の字を題材にしたキャラクターを描いた。  今年は田んぼアートの写真と絵画のコンクールも開催している。画用紙は会場で配布する。作品は秋に中央公民館で展示する。  やぐらから鑑賞できるのは8月15日までの土日祝日。鑑賞料は大人200円、小学生100円。  7月10日は鑑賞会のイ

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  • 人物や自然題材に日本画力作並ぶ 菊川文庫

     日本画グループ「白翠会」の展示会が11日、菊川市の菊川文庫で始まった。16日まで。  展示会は新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった。講師の木曽諦子さんをはじめ、菊川、掛川、磐田市の7人の作品を並べた。  題材は人物、風景とさまざま。季節を感じるアジサイや孫の姿、青森県の奥入瀬渓流などを色鮮やかに表現した。13日は休館日。

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  • 身軽に一途に客席と共演 一人芝居、演劇人の挑戦【NEXTラボ】

    俳優・演出家 佐藤剛史さん(静岡市)  体一つでドラマを立ち上げる「一人芝居」は、細部まで行き届いた所作やせりふが見る人の想像力を刺激する。コロナ禍によって稽古や公演が制約を受ける中、機動力と柔軟性を備えたスタイルは活動継続の足場にもなっている。客席の視線を一身に浴びる演劇人の挑戦をのぞいてみた。   「町民の皆さんの意見を聞く場でございます!」。右へ左へ視線を送るジャンパーの中年男が大きくうなずき、謝り、開き直る。静岡市葵区の小劇場「人宿町やどりぎ座」で行われた一人芝居の公演。スポットライトを浴びる俳優佐藤剛史さん(58)=同区=に、観客がじっと見入る。  この日の上演は15分ほどの短編を

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  • 菊川市議会報告会 住民と意見交換 6月25日まで

     菊川市議会の議会報告会「議会ふれあいミーティング 語ら座ぁ」が7日夜に始まった。25日まで、全11地区と市役所庁舎東館プラザきくるで開かれる。  報告会は同市議会基本条例に基づき、見える議会・開かれた議会を目指して実施する。3年ぶりの会場開催となった。議員17人が4班に分かれて全地区を回る。  初日は西方地区センターで開かれ、住民7人が参加した。議員はごみ削減対策をテーマにした昨年度の政策討論会や、本年度の予算審査を報告した。住民とは新型コロナウイルスをテーマに意見を交わした。

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  • 警察業務で市民と意見交換 菊川署

     警察業務について警察官と市民が意見を交わす協議会が8日、菊川署で開かれた。同署は1~4月の管内(菊川市、御前崎市)の事件と事故の発生件数が、前年同期に比べて減少したことなどを報告した。  刑法犯の発生件数は前年同期比29件減の40件で、自転車盗や空き巣など身近な犯罪も9件減って16件だった。交通事故は9件減の80件で、負傷者は9人減の110人だった。一方、吉川靖剛署長は「特殊詐欺被害は前年同数で、高齢者が関連する交通事故は高止まりしている」と指摘。6~9月は海水浴などで車や人の往来が増え、イベントの雑踏に乗じた犯罪や交通事故も増加する傾向があるため、引き続き抑止活動に努めるとした。  委員は

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  • 文明開化、輸出茶の象徴 特別展「蘭字―横浜開港と近代日本の輸出ラベル―」 浜松・平野美術館

     幕末の開港後の日本で、外貨獲得のため花形商品として海外へ盛んに輸出されていたものの一つが茶だ。茶箱を彩ったラベル「蘭字[らんじ]」や、茶の輸出拠点だった開港当時の横浜港の様子を描いた「横浜絵」を紹介する特別展「蘭字-横浜開港と近代日本の輸出ラベル-」が11日、浜松市中区の平野美術館で開幕する。近代化に貢献したパッケージデザインの“先駆”とも言える、表現力に富んだ意匠の数々を並べる。  「安政五カ国条約」を皮切りに開始された対外貿易における主要輸出品は生糸とお茶だった。当時、茶輸出は産地から開港場に運び、売り込み問屋、外国商館を経由するのが基本で、静岡県であれば清水港の

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  • 四季折々 風景写真並ぶ 小笠写友会、28日まで菊川

     菊川市の写真愛好家グループ「小笠写友会」の作品展が28日まで、同市下平川の市中央公民館で開かれている。会員5人が撮影した風景写真など15点を展示している。  被写体は、菊川市内の茶畑や田植え後の水田、法多山や可睡斎など近隣市町の名所などさまざま。四季折々の風景を切り取った力作が並び、来場者の関心を集めている。

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  • 菊川市、中学部活動 地域移行 推進計画策定へ

     菊川市の松本嘉男教育長は7日、市議会6月定例会一般質問で、中学校の休日の部活動の地域移行に向けた推進計画を本年度策定し、検討を進めると明らかにした。渥美嘉樹氏(みどり21)への答弁。  松本教育長は市内3中学校の部活動について、一部団体競技で単独チームの編成ができないなど状況が変化していると説明。今後、生徒数の減少に伴う部活動の維持、教員の長時間勤務などが課題になると指摘した。地域移行の課題には指導者や施設の確保、大会のあり方などを挙げた。市教委を含む関係部署が学校や地域の実態を把握し、今後の部活動の方向性を検討する。  茶業振興策を質問した須藤有紀氏(同)に対しては、長谷川寛彦市長が答え、

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  • 水道感謝のつどい 安定供給、安全願う 掛川

     掛川市はこのほど、先人の水道事業に感謝する「水道感謝のつどい」を同市大池の十九首水源地公園近くで開いた。同市管工事業協同組合による水神宮例祭も行われた。  久保田崇市長や同組合の鈴木博幸代表理事ら35人が出席し、水源である大井川の恵みや先人の功績に感謝した。水神宮例祭では神事を行い、水道の安定供給と工事の安全を祈願した。  久保田市長は「水の確保に苦労した歴史がある。水を大切にし、後世に守り続けていく」とあいさつした。菊川市で5月に発生した断水については「掛川市も水道の管路が古くなっている。管路の更新を前倒し、しっかり計画を立てなければいけないと思う」と述べた。  旧掛川市の水道事業は192

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  • 市役所外壁、地震でれんが剥落恐れ 菊川市長答弁 対策検討

     菊川市の長谷川寛彦市長は6日の市議会6月定例会一般質問で、市役所本庁舎外壁のれんがタイルについて「大きな地震発生時に剝落する可能性があり、対策が必要と認識している」と述べた。西下敦基氏(市民ネット)に答えた。  本庁舎は鉄筋コンクリート造りで、建築から39年が経過した。れんがタイルは材料や接着部材が経年劣化しているため、市は剝落防止策を検討している。工事を行う場合、足場を組むなど大がかりな作業になるため、庁舎全体の長寿命化・耐震化に向けた改修と合わせて効率的な方法の検討を進めている。  一般質問ではこのほか、イチゴや枝豆など高収益作物の栽培状況について答えた。市は水田で米から高収益作物への転

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  • 梅雨入り前に水防訓練 日本語学校生が土のう作り参加 掛川、菊川

     本格的な出水期を前に掛川、菊川両市で5日、水防訓練が行われた。水防団が土のうの作り方や積み上げ方などを確認し、体制の強化を図った。  掛川市大坂の市大坂コミュニティー公園では、団員や地区の自主防災会のメンバーら約170人が訓練に励んだ。掛川日本語学校(同市南)の学生も参加し、水を入れたポリ袋をプランターに入れて土のうの代わりにする簡易浸水対策などを学んだ。  菊川市の訓練は、同市下内田の河川防災ステーションが会場。団員ら約110人が土のう作りに取り組んだほか、ロープワークの習得にも努めた。  

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  • 新住職が就任 好運寺で「晋山式」 菊川

     菊川市下平川の好運寺でこのほど、新住職就任の儀式「晋山式」が営まれた。  新住職は松浦正道さん(43)。1992年から務めた前住職の義父徳道さん(72)に代わり、20代目の住職に就いた。松浦さんは稚児の先導で参道を歩き、本堂に入堂。世界平和や檀(だん)信徒の安泰を祈願するお経を唱えた。松浦さんは「お寺を護持して次世代に残していきたい」と決意を語った。  好運寺は臨済宗妙心寺派の寺院。江戸時代に小笠地域を治めた代官の黒田家の菩提(ぼだい)寺で、1585年(天正13年)創建とされる。

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  • リニア工事訴訟 原告が意見陳述 静岡地裁

     リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う流量減少問題を巡り、大井川流域の住民らがJR東海を相手取り、県内工区(10・7キロ)の工事差し止めを求めた訴訟の第6回口頭弁論が3日、静岡地裁(増田吉則裁判長)であった。菊川市で米や野菜を作っている原告の鴨川登さんが「農業を営むことができているのは、大井川の水があってこそ」などと意見陳述した。  弁論終了後の進行協議では、増田裁判長から原告側に対し、専門家を証人尋問する考えがあるかや具体的な候補者がいるかどうかの質問があったという。次回は9月9日で、次々回は11月25日。

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  • 記者コラム「清流」 直径10センチの配管

     菊川市で5月に発生した断水は約6700世帯に影響を及ぼした。原因は地中約1.2メートルに埋まっていた水道管の破断。市によると、老朽化や交通量の多さなどが原因とみられる。  断水が続いた数日間、給水所にはタンクを持って何度も足を運ぶ市民の姿があった。幼い子どもの飲み水を確保するために早朝からドラッグストアに向かった母親、親戚宅に身を寄せて過ごした高齢男性の話も聞いた。  原因の水道管が見つかったのは、市が漏水調査を開始して5日目のこと。地中から見つかった配管は真っ二つに割れ、横にずれていた。配管の直径はわずか10センチ。想像していたより細く驚いた。同時に、この細い配管が50年もの間、地域住民の

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  • アジサイ苗木140鉢無料配布 菊川の平松さん

     菊川市西方の駿河屋クリーニング店主、平松克巳さん(81)がアジサイの苗木約140鉢を無料で配布している。  花いっぱいの町になることを願い、毎年挿し木で育て、希望者に配っている。苗木は高さ20センチほどの大きさで、すでに花を咲かせているものもある。自宅の敷地内で栽培した観賞用のアジサイは見頃を迎え、淡い紫やピンクの花を咲かせている。

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  • ジャガイモ収穫 園児が歓声 菊川保育園

     菊川市の菊川保育園の園児は2日、園近くの畑でジャガイモを収穫した。同市の元気サロン「おせっかいの会」が協力し、園児48人と一緒に取り組んだ。  同会のメンバーと園児は3月、畑に種芋を植えた。園児は土を掘って次々に収穫し、大きなジャガイモが見つかると歓声を上げた。収穫したジャガイモは給食の材料にする。畑では今後、サツマイモを育てるという。  同会は地域の遊休農地を活用し、育てた野菜を配りながら募金を行ったり、子どもが野菜に親しむよう保育施設と連携して農作業をしたりしている。

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  • シニア佐々木、PO制す ゴルフ静岡県アマシニア選手権

     ヤマハカップ第32回県アマチュアゴルフシニア選手権(静岡新聞社・静岡放送、県ゴルフ連盟主催)は1日、袋井市の葛城ゴルフ倶楽部宇刈コース(パー72)で開催された。シニア(55歳以上、6534ヤード)は佐々木清士(静岡C浜岡C)と木梨雅夫(菊川市)が71で並びプレーオフの末、佐々木が優勝した。6233ヤードのミッドシニア(65歳以上)は小久江正人(葛城GC)が71で連覇、グランドシニア(70歳以上)は安達光宣(リバー富士CC)がプレーオフを制した。  各部門の優勝者は11月8、9日の県アマチュアゴルフ選手権決勝の出場権を得た。  ■集中切らさず6度目頂点  シニアは佐々木が昨年の覇者木梨とのプ

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  • 放射性セシウム 過去の変動幅内 浜岡原発の放射能調査

     静岡県は31日、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)周辺の環境放射能調査の結果を公表した。発電所周辺海域の海底土から1キロ当たり1・6ベクレルの放射性セシウムが検出されたが、過去の変動幅の範囲内だった。  このほか、牧之原市や菊川市、掛川市などで浮遊塵、上水、茶葉、原乳を採取した。いずれも放射性セシウムは検出されなかった。

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  • 菊川・小笠東小に図書30冊寄贈 丹野報徳社

     菊川市の丹野報徳社はこのほど、小笠東小に小説や図鑑、絵本など本30冊を寄贈した。  鈴木一理事長らが学校を訪れ、図書委員会の6年生、中島理仁君と松本夏楓さんに本を手渡した。本の寄贈は今年で3年目。鈴木理事長は「子どもたちが健やかに成長するよう継続的に寄贈したい。楽しんで読んでほしい」と話した。  ひがしこども園にも30冊贈った。

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  • ポリ容器の洗浄能力増強 鈴与エコプロダクツ 袋井に第2工場

     ポリ容器の洗浄リユース事業などを手掛ける鈴与エコプロダクツ(菊川市、鈴木忠彦社長)は、4月に施行されたプラスチック資源循環促進法による需要増を見据え、処理能力を増強する。袋井市の袋井事業所に第2工場を整備し、2030年までに年間300万本のポリ容器の処理態勢を構築する。  大手外食チェーンや食品工場から出る業務用食器洗剤などの空容器を回収して高圧洗浄を施し、洗剤メーカーに戻して再利用するシステムを展開している。ポリ容器は内部に廃液が残り、破砕処理も難しいため、多くの場合は一度使われただけで焼却処分されていた。リユースで容器1本当たりの二酸化炭素(CO2)排出量(30・2キログラム)を半分以下

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  • 菊川市議会が開会 補正予算案を可決

     菊川市議会6月定例会が30日、開会した。会期を6月24日までの26日間と決めたあと、6議案を上程した。低所得の子育て世帯を支援する特別給付金の事業費5100万円を追加する2022年度一般会計補正予算案(第2号)を先議し、原案通り可決した。  国の物価高騰対策で、子ども1人あたり5万円を支給する。同補正予算案には住民税非課税世帯などに10万円を給付する事業費も盛り込んだ。  一般会計補正予算案(第3号)には新型コロナウイルスワクチンの4回目接種事業費、市道赤土高橋線の工事費、菊川流域治水対策事業費など1億1300万円を追加した。補正後の総額は207億5900万円。

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  • 茶況(5月30日)磐田二茶初上場 静岡茶市場

     静岡茶市場の県外産二茶は、約1万2500キロ上場した。県内産は磐田地区から31日初荷が届く見通し。  鹿児島県種子島二茶は700円台から500円台の手合わせが多い。ある市中問屋は「来週以降は、出回りが増える県内産の仕入れに注力する」と語る。       ◇  世界緑茶協会は21日から、県産新茶を味わうプチ講座を静岡市駿河区のしずおかO-CHAプラザで開く。同内容の講座を7月1日まで全12回開催する。  県内で収穫された新茶を急須でいれて水色や香りを楽しむ。定員は各回4人。同協会ウェブサイトから申し込む。受講無料。  問い合わせは同協会<電054(654)3700>へ。  藤枝 茶価の低迷が

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  • 「グランシップ静岡能」 菊川で出前公演 ダイナミックな演舞堪能

     静岡県民に日本の伝統芸能を紹介する「グランシップ静岡能」(県文化財団、県、静岡新聞社・静岡放送など主催)が29日、菊川市の菊川文化会館アエルで開かれた。演目は、神通力で龍神を岩屋に閉じ込めた仙人が登場する「一角仙人」。観客約250人が、仙人と龍神のダイナミックな演舞を堪能した。  グランシップが手掛ける出前公演の一環。「一角仙人」は歌舞伎十八番「鳴神」のモデルになった演目で、観世流シテ方の山階彌右衛門さんが演じた。龍神が岩屋から飛び出す場面では、観客は息をのんで舞台の展開を見守った。  狂言「寝音曲」も上演した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う延期公演。同市では当初、2021年1月に開催が予

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  • 菊川で大規模断水 情報早期発信と点検を【解説・主張しずおか】

     菊川市内で発生した断水は原因の特定に時間がかかり、影響が広範囲に及んだ。さらに、市民への情報提供が遅れたことで不安が広がった。水道管の老朽化は全国的な問題となっており、同様の事態が今後再発する可能性もある。市は住民生活に直結するライフラインの備えを再点検し、非常時の情報発信についても見直してほしい。  菊川市の断水や水圧低下は20日夜に発生し、23日まで続いた。影響を受けたのは住宅が密集する六郷、河城、西方、加茂、内田地区の一部で、最大で約6700世帯。市内の約3分の1の世帯に影響が出た。市は18日に水を一時的にためる配水池の水位が平常時の半分以下になったことを受け、漏水調査を開始していた

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  • 「遺産」で田植え本格化 菊川・千框棚田 親子ら没頭

     農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に認定された菊川市倉沢の千框(せんがまち)棚田で28日、田植えが本格化した。復元に取り組むNPO法人せんがまち棚田倶楽部の棚田オーナー制度登録者ら約270人が参加し、作業に汗を流した。  静岡大棚田研究会のメンバーが手ほどきした。参加者は丁寧に稲の苗を手に取り、等間隔で植え付けた。全身泥まみれになりながら没頭する親子連れの姿も目立った。  オーナーらは、夏場の草刈りや秋の収穫にも取り組む。同法人の山本哲理事長は「オーナーや学生のおかげで美しい景観が保てる。地元だけではいくら頑張ってもできないだろう」と感謝した。  田植えに先立ち、県は農山村と企業の協働活動を支援

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  • 断水問い合わせ500件超 4回目ワクチン、7月4日から 菊川市

     菊川市は27日、市内で発生した断水に対し、市民からの問い合わせが506件あったと市議会全員協議会で報告した。  水道管の破断に伴う断水や水圧低下は20日夜から23日まで続いた。問い合わせの内訳は断水76件、水圧低下100件、水の濁り42件。このほか、情報提供が遅いという苦言や詳細な情報提供の要求など情報発信に関する内容が36件、復旧の見通しは111件だった。その他は141件。  水道課の山内輝男課長は今後の課題として、今回の漏水のように路面に水が噴出しない場合の早期対応や、老朽管の更新、関係機関との連絡調整や協力体制の強化、市民への的確な情報提供を挙げた。  全員協議会ではこのほか、新型コロ

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  • JA遠州夢咲 荒茶品評会 山本製茶が最高賞 菊川

     JA遠州夢咲の第39回一番茶荒茶荷口品評会が27日、菊川市和田の同JA茶業振興センター「サエリア」で開かれた。同市吉沢の山本製茶が最高賞の一等一席を受賞した。  4月中下旬に生産された荷口26点が出品された。一等二席は堀川園(同市中内田)、一等三席はヤマキ鈴木製茶(同市丹野)だった。  茶商やJA職員が審査した。全国茶品評会の深蒸し茶の審査基準に合わせ、外観、香気、水色、滋味の4項目を採点して、合計得点により順位を決めた。  審査長を務めた春木屋(甲府市)の青柳元章社長は「本年は序盤の天候に苦労したと思うが、出品されたお茶に大きな欠点はなく、良品だった。わずかな差が天候に左右されたと感じる」

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  • 交通安全推進貢献で感謝状 菊川署

     菊川署は26日、交通安全の推進に貢献した県交通安全協会菊川地区支部顧問の鈴木保さん(76)=菊川市下平川=と、特殊詐欺被害を防いだミニストップ菊川堀之内店に感謝状を贈った=写真=。  鈴木さんは2004~12年度に同支部長、13年度から顧問を務める。吉川靖剛署長から警察一般協力章(県警本部長感謝状)を伝達された。鈴木さんは「交通安全の推進にはモラルの普及が大事だと思って活動してきた。今後も自らを正して見本を示していきたい」と語った。  同店は4月26日、高額の電子マネーを購入しようとした50代男性に声を掛けて被害を未然に防いだ。1月にも同様の特殊詐欺被害を防いだとして同署から感謝状を受けた。

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  • 記者コラム「清流」 かみ合わなかった報告会

     新廃棄物処理施設の整備計画を巡り、菊川市が地元代表で構成する委員会への報告会を開いた。委員だけが発言できる決まりだったが、会合の中盤に傍聴者が意見を上げると押し切られる形で市側は発言を許し、傍聴席からの声はますます大きくなった。 是非はともかく、事前の取り決めは何だったのだろう。発言権がない人の中には、出席を見送って自身の意見を委員に託した人もいたはずだ。傍聴者の主張は理解できるが、ルールが破られたことで、当局と向き合っていた委員の熱量が一気に下がってしまったのは残念だった。 閉会直前、委員の1人が挙手した。「代表として区民に伝えるためにも、しっかりと説明を聞きたかった」。市は苦言を重く受け

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  • 大自在(5月26日)水を巡る苦渋

     水が絶たれると生活生業はたちまち混乱する。改めて思い知らされた。菊川市の八王子配水池の水位低下による断水と水圧低下は直径10センチの硬質塩ビ管の破断が原因だった。東名高速道の側道に埋められ、敷設から半世紀近く経過していた。  地中構造物の老朽化は判断が難しい。長谷川寛彦市長は「更新計画をしっかり見直す」と陳謝した。高度経済成長期に多くの公共インフラが張り巡らされた。地道に改修していくしかない。  隣県の愛知からも、水を巡る人々の苦渋が伝わる。豊田市を流れる矢作川の取水施設「明治用水頭首工[とうしゅこう]」の大規模漏水で、農、工業のいずれの配水も滞った。田植えの時期に農家の苦悩はいかばかりか。

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  • 菊川市商工会 コロナ対策議論 2022年度通常総会

     菊川市商工会は24日、2022年度通常総会を菊川文化会館アエルで開き、新型コロナウイルス感染症対策やデジタル化支援などを柱にした事業計画を決めた。事業の集約化や見直しを進めて、商工会の財政強化も図る。  会員事業所従業員の永年勤続表彰なども行った。清水厚会長は、新型コロナ対応の長期化やロシアによるウクライナ侵攻など経営を取り巻く環境の変化に言及し「会員と従業員の安全を最優先に考えて業務改善に取り組んでいく」と強調した。

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  • 歌やダンスとお菓子楽しむ 菊川でイベント

     菊川市のエンターテインメントグループ「炎衆北斗TRIBE」は22日、歌やダンスのステージと市内菓子店の商品を楽しめるイベント「菊川スイーツきくるん」を同市のきくる広場で開いた。  和洋菓子店5店舗が出店した。ステージ発表ではご当地アイドルや常葉大菊川高ダンス部など5団体がパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げた。じゃんけんゲームも行い、勝った子どもに菓子店のスイーツをプレゼントした。イベント運営には地元の中高生がボランティアで参加した。

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  • 菊川の断水 ほぼ解消 20日夜発生、6700世帯に影響

     菊川市の一部地域で続いていた断水は23日、解消した。市は午後1時から、給水を止めていた配水池からの給水を再開した。午後7時までに通常の流量に戻り、全面復旧した。  長谷川寛彦市長は「市民生活に多大なご迷惑をおかけし大変申し訳ない」と陳謝した。断水の原因とされる破断した水道管が50年前に埋設されていたことを受け、「更新計画をしっかり見直す必要がある」と述べた。  断水や水圧低下は20日夜に発生し、六郷、河城、西方、加茂、内田地区など約6700世帯が影響を受けた。市は18日から漏水調査を行い、22日に破断した水道管を発見。水が道路の表面に出ず、排水路から出ていたため特定までに時間を要したという。

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  • 安全推進員に感謝状 菊川署管内防犯協会総会

     菊川署管内防犯協会(会長・長谷川寛彦菊川市長)はこのほど、同署で総会を開いた。3年以上地域安全推進員を務めた石田登さん(69)=菊川市西方=、鈴木保治さん(72)=同市下平川=、沖衛さん(79)=御前崎市門屋=に、同会長と吉川靖剛署長の連名感謝状を贈った。  総会には菊川、御前崎両市の自治会や町内会、消防団などの代表者ら役員約20人が出席した。同署によると、2021年の管内の刑法犯認知件数は20年比43件増の210件。空き巣や車上狙いなどの盗難被害が増加したという。長谷川会長は「地域の実情に即した積極的な防犯活動を推進してほしい」とあいさつした。

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  • 破断水道管の復旧工事完了 菊川、一部地域で断水続く

     菊川市内の一部地域で続いている断水で、同市西方で破断しているのが見つかった水道管の復旧工事は23日午前0時、完了した。市によると配水池の水位は上昇したが、一部で依然、断水や水圧低下が続き完全復旧には至っていない。  断水や水圧低下は20日夜、六郷、河城、西方、加茂、内田地区の一部で発生し、約6700世帯が影響を受けた。市は22日夕方に断水の原因とみられる水道管の破断を発見し、復旧工事を進めてきた。破断した水道管は1972年に埋設された。市は破断した原因を老朽化とみている。また、大型車が通行する頻度が高く、起伏が激しい道路で圧力がかかりやすいため、重みに耐えきれなかった可能性がある。  20日

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  • 菊川の断水 水道管破断見つかる 工事着手、復旧は未定

     22日午後7時ごろ、菊川市西方の東名高速道側道下の地中で、水道管が破断しているのが見つかった。同市では20日夜から断水が発生していた。市は断水の原因箇所とみて、復旧工事に着手した。  市は22日午後3時ごろ、同所付近の排水路に普段より多くの水が流れているのを確認。塩素反応があったため、道路を掘削したところ、破断した水道管を発見した。硬質塩化ビニール管で、直径10センチ。地中約120センチに埋設されていた。設置から40年以上が経過していたとみられる。  市によると、工事は23日未明に完了する予定だが、断水の復旧見込みは未定。23日午前7時から、青葉台コミュニティセンターと市役所本庁舎駐車場で給

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  • 動物ポーズで初動学ぶ 菊川・河城小、ゲーム通して防災練習

     静岡県はこのほど、菊川市の河城小で防災の特別授業を開いた。1年生約50人が保護者と共に、さまざまな災害の初動を練習するゲーム「防災ダック」に取り組んだ。  県西部地域局の担当者2人が、地震の被害から身を守るために両手を頭に乗せてかがみ込むアヒル、高い場所を目指して津波から逃げるチーターなどさまざまな動物のポーズを実演した。  児童は音楽に合わせて繰り返しポーズを取り、災害から身を守る方法を学んだ。  同校は自助と共助を軸とした防災教育に力を入れている。6年生は、地震の仕組みや想定される被害、備えの重要性などを学ぶ防災講座に臨んだ。  

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  • 全国各地の川の石 一堂に展示 菊川・アエル

     静岡県西部連合水石会による水石展が21日、菊川市の菊川文化会館アエルで始まった。22日まで。  菊川市から浜松市までの会員23人が51点を出展した。会場には北海道から四国まで、全国各地の川で発見した珍しい石が並ぶ。  ツバメやミミズクが描かれているように見える紋様(もんよう)石や、梅の木のような柄の梅花石、甲羅のような亀甲石など、浸食や風化によって生み出された天然の石の姿を鑑賞できる。

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  • 菊川で断水、6700世帯に影響 六郷、河城、西方地区

     20日午後11時ごろ、菊川市の六郷、河城、西方地区の一部で断水が発生した。水圧が低下した世帯も含めると約6700世帯に影響が出ている。復旧のめどは立っておらず、現時点で原因は分かっていない。  市によると、18日、同市和田の八王子配水池の水位が平常時の半分以下になったため、近隣の配水池から八王子配水池へ受水量を増やした。19日には大井川広域水道企業団に依頼して緊急増量を始めた。しかし、20日午後、配水池の水位が著しく下がり、11時ごろには一部で濁り水が発生したため、八王子配水池からの配水を止め、近隣の配水池からの配水に切り替えた。  市は18日以降、漏水調査会社と原因を調べている。21日午前

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  • 茶況(5月20日)藁科、川根の本茶取引終了 静岡茶市場 県産一茶

     静岡茶市場の県産一茶は、本山筋や富士などから計5639キロが届いた。藁科や川根の本茶取引が終わった。一番茶と二番茶の端境期で、市場を訪れる問屋の数は少ない。  藁科は1000円台前半が多い。かぶせの良品は3000円台や2000円台半ばで取引された。  富士は700円台で商談成立した。紅茶の荷口も複数上場し、2000円台後半から前半で手合わせした。富士は来週で本茶の上場を終える見込み。  鹿児島県種子島産の二茶はくりたわせやしまみどりなどが上場。700円周辺から600円台半ばの親値が多かった。  藤枝 市之瀬の里が瀬戸谷地区の山あいにある茶園に設置したティーテラスは、絶景の中での一服が魅力で人

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  • 学生が選ぶインターンアワード 静岡県立大・上原ゼミが入賞

     静岡県立大経営情報学部の上原克仁准教授のゼミ活動がこのほど、「第5回学生が選ぶインターンシップアワード」で入賞した。菊川市と連携し、同市のふるさと納税額の増加に向けて返礼品を提案、発信する一連の取り組みが評価された。  同アワードは、学生の職業観の育成に効果的なインターンシッププログラムを表彰・周知する取り組み。全国の企業や大学、地方自治体が645プログラムを応募し、学生や有識者による審査で10プログラムが選ばれた。  活動したのは、4年生の田中彩恵さん(22)、石井杏奈さん(21)、望月豪士さん(21)の3人。昨年8月から半年間、全国のふるさと納税返礼品を分析し、学生目線で同市内の魅力ある

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  • ハワイ気分演出 文化や食を紹介 菊川でフェス

     ハワイの文化や食を紹介するイベント「プチハワイフェス」が15日、菊川市加茂の市商工会前広場で開かれた。  フラダンスやウクレレなどの愛好家団体がステージに上がり、雰囲気を盛り上げた。  同市を拠点にキッチンカーでのドーナツ販売を手掛ける「マウナラニ」が主催した。会場にはハンバーガーやピザなどの飲食物やハワイアン雑貨を販売する店舗も並び、大勢の市民でにぎわった。

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  • 今年は「虎」 田んぼアート、200人で田植え 菊川

     田んぼアート菊川実行委員会は15日、「田植祭」を菊川市下内田の水田で開いた。15年目となる今年の図柄は干支(えと)にちなんだ虎。3年ぶりに一般の参加者を募り、約200人が1600平方メートルに7種類の苗を植えた。  地域を活性化させようと2008年から続けている。今年は左側に縁起がいいとされるホワイトタイガー、右側には掛川工高の伊藤幸永(こと)さん(16)がデザインした虎のキャラクターを描く。伊藤さんは「寅(とら)の字を虎と米の絵で表現した。完成が楽しみ」と話した。  今回は文字も表現するため、細かい図柄となった。実行委が前週までに測量し、2200本の棒を下絵に沿って立てた。参加者は色の配置

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  • 浜岡原発再稼働、容認ゼロ 周辺11市町首長アンケート

     中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)が政府要請で全炉停止してから14日で11年が経過するのに合わせ、静岡新聞社は浜岡原発から半径31キロ圏の緊急防護措置区域(UPZ)内に位置する11市町の首長を対象にアンケートを行った。浜岡原発が原子力規制委員会の審査に「合格」した場合、再稼働を容認すると回答した首長は今年もいなかった。  脱炭素社会実現の必要性や世界的なエネルギー価格の高騰を背景に原子力利用を求める声もある中で、UPZ内の各首長が地元の原発には依然、厳しい見方を保っていることが浮き彫りになった。  アンケートは4月に実施し、全首長から回答を得た。規制委の審査で新規制基準を満たした場合、首長とし

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  • 写真や絵画、書 3団体が合同展 御前崎

     御前崎市文化協会写真部「フォト御前崎」と同市の書道教室「豊蘭会」、菊川市の社会福祉法人「草笛の会」の合同作品展が14日から、御前崎市池新田の同市立図書館で開かれる。22日まで。  フォト御前崎の呼び掛けに2団体が応じ、計約200点が一堂に集まった。写真の題材は海辺や富士山など風景が中心。豊蘭会は園児から80代の高齢者まで幅広い年代が草書や楷書、書画などを出品した。草笛の会は運営する障害者施設の利用者の絵画や陶芸品、書を展示した。  フォト御前崎の清水正弘代表(69)=同市佐倉=は「作品展のテーマは多様性。いろいろな芸術の世界を楽しんでほしい」と話した。

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  • ウクライナ支援へ109万円 菊川市の募金活動

     菊川市は13日、ウクライナ支援を目的にした募金活動で109万5969円が集まったと発表した。同日までに、在日ウクライナ大使館に送金した。  募金の期間は4月1~28日。市役所本庁舎と市総合保健福祉センター「プラザけやき」、中央公民館の3カ所に募金箱を設置した。みなみやま会館(同市高橋)で開催した市民交流イベントで市民から集めた寄付金と菊川西中の生徒が独自に募った浄財を合わせた。

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  • サイクリストリーダー指定校 常葉大菊川高に委嘱 菊川署

     菊川署はこのほど、中高生の自転車事故防止を目的に常葉大菊川高(菊川市半済)を本年度の「サイクリストリーダー指定校」に委嘱した。管内の模範として交通安全を徹底し、事故防止の啓発活動にも取り組んでもらう。  同校で委嘱式を行い、指定証や「サイクリストリーダー指定校」と書かれた横断幕を託した。吉川靖剛署長は「これから梅雨の時期に入り、事故は起こりやすくなる。交通安全の実践と推進をお願いします」とあいさつし、生徒会長の影山穂希さん(3年)は「交通マナーを守り、危険箇所の周知を徹底していきたい」と語った。

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  • 最低賃金法違反の疑い 磐田

     磐田労働基準監督署は13日、最低賃金法違反の疑いで、菊川市加茂の榊原歯科医院の男性院長(69)を静岡地検浜松支部に書類送致した。送致容疑は、従業員2人に対し、2020年2~10月分の賃金について、当時の県最低賃金に基づいて算出された計約52万円を所定日に支払わなかった疑い。

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  • 常葉大菊川高生、地域発信へ冊子制作 アートイベントや店紹介

     菊川市の常葉大菊川高の生徒が昨年制作した菊川の魅力を発信するフリーペーパーが4月に完成した。市内のアートイベントやJR菊川駅周辺の店を取材し、A5サイズ12ページにまとめた。  課題探求を行う同校の「みらい学講座」を受講した生徒の中から、地域の課題を情報発信と考えたチームが冊子を作った。メンバーは3月に卒業した鶴見茉紀さんと、3年生の鈴木来奈さん、萩下友里佳さん、安藤優羽さん、坂本明佳音さんの5人。  冊子では竹灯籠を400本並べた夜のイベントや、新聞紙で巨大なちぎり絵を作ったアート教室、駅前のカフェや喫茶店などを写真と文章で紹介した。デザインの協力と発行はNPO法人アートコラールきくがわが

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  • 和歌山南陵高 教職員ストライキ 菊川の運営法人給与未払い

     学校法人南陵学園(菊川市)が運営する私立和歌山南陵高(和歌山県日高川町)の教職員が、給与未払いなどを理由に11日の授業を行わないストライキを実施した。学校への取材で12日、分かった。教職員のストライキは異例。生徒への影響などを考慮し、12日から授業を再開した。  学校によると、4月分の給与が法人から支払われなかったことなどから、全教職員23人がストライキを実施。11日午前の授業を行わず自習とし、午後は部活動とした。13日まで実施予定だったが、法人が同日に今後の対応を説明すると回答したことや、生徒への影響を考慮して取りやめた。  県によると、家庭が高校に支払う授業料を国が補助する就学支援金制度

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  • 静岡人インタビュー「この人」 深谷たか江さん(菊川市)粟ケ岳登頂3000回を達成

     近所の友人の誘いで2010年、中学生の校外活動以来の粟ケ岳(標高532メートル)登山を再開した。掛川市北部の山に残る豊かな自然と景観に魅了され、毎朝の日課になっている。元化粧品販売員。78歳。  ―3千回達成をどう受け止めているか。  「節目を迎えたという感慨は全然ない。ただの通過点と思っている。ただ、麓の地場産品直売所のスタッフや近所の人は自分のことのように喜んでくれた。お祝いとして高価なコチョウランを届けてくれた人もいる。本当にありがたい」  ―粟ケ岳にはまった理由は。  「中学のころの遠足では、もう駄目かと思うほどしんどかった。そんな記憶がずっと残っていたが、久々に登った時は爽快感と充

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  • 菊川東中サクソフォン四重奏 中部大会で金賞

     菊川市の菊川東中吹奏楽部のサクソフォン四重奏の4人が3月、富山県で行われた「第34回中部日本個人・重奏コンテスト本大会」で金賞を受賞した。9日、菊川市役所を訪れ、長谷川寛彦市長に結果を報告した。  訪問したのは3年の八木咲〓さんと小宮志帆さん、2年の中野羽菜さんと小田結月さん。4人は音源審査で行われた県大会を通過し、本大会に進んだ。本大会には県内から6校が出場し、金賞は菊川東中だけだった。  4人は「結果を受け、今までこのメンバーで頑張ってきてよかったと思った。支えてくれた人への感謝を忘れず、今後も技術を磨きたい」とあいさつした。大会で演奏した「グリムの古城」の一部も披露し、出席者が4人の息

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  • 茶況(5月11日)東部のかぶせ堅調 静岡市中 県産一茶

     静岡市中の県産一茶は、東部から持ち込まれたほか、磐田の番茶が出回った。富士の品種物のかぶせの引き合いが堅調で、2000円前後で取引された。  富士の露地物は800円周辺から700円台前半の手合わせが多い。大半の工場が来週中に生産のめどをつける見通し。東部の製茶工場幹部は「一茶の製造コストを考慮すると、価格を下げる余地が小さくなってきている」と話す。  牧之原地域からの出回りはほぼなかった。一茶の仕入れをほぼ終えた市中問屋は「芽合いの良い二茶の仕入れの方に関心が向いている」と話す。  静岡茶市場は午前10時現在、県内産1万6696キロ、県外産6734キロが上場した。  藤枝 JA茶業部藤枝工

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  • タレント赤堀愁さん 11日菊川で寄席

     菊川市で文化活動を行う「TOMO☆PROJECT」は11日、同市でご当地タレントとして活動する赤堀愁さん(22)の寄席を菊川文化会館アエルで開く。  アエルの和室で古典落語2本と菊川茶の呈茶を行う。開場は午後2時。落語は2時半、呈茶は3時から。料金は菊川茶とお菓子付きで千円。

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  • 新廃棄物処理施設 経過を市民に報告 17日に菊川市

     掛川、菊川の両市が整備する新たな廃棄物処理施設について、菊川市は17日午後7時から、専門家の検討委員会による議論の経過を住民に説明する報告会を同市西方の西方地区センターで開く。  市の担当者が、住民代表の西方環境対策委員会に対して報告する。傍聴は自由。菊川市内での住民との意見交換は初めて。  新廃棄物処理施設を巡っては、両市が3月21日に検討委を設置して基本構想の見直し議論を進めている。掛川市は14日午後2時から、同市御所原の市生涯学習センターで市民対話集会の開催を予定している。

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