2022年8月20日(土)

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菊川市の記事一覧

  • ブランコ設置費用寄付 静岡総合不動産、菊川市へ

     静岡総合不動産(掛川市)はこのほど、企業版ふるさと納税制度を利用して菊川市にブランコの設置費用86万3500円を寄付した。16日、市役所でお礼状贈呈式が行われ、長谷川寛彦市長が村岡義夫社長に感謝を伝えた。  ブランコは安全柵とともに同市加茂の宮の西公園に設置され、7月29日から供用を開始している。村岡社長は「公園周辺には多くのテナントを誘致した。官民が力を合わせた公共スペースと商業スペースの融合が重要と実感している」と話した。長谷川市長は「都市基盤の整備事業をはじめ、各種事業に全力で取り組んでいく」と述べた。

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  • 菊川市 新型コロナ抗原検査キット配布 18日から

     菊川市は18日から、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う医療機関の逼迫(ひっぱく)解消を目的に、発熱など軽度の症状がある人を対象に抗原検査キットの無料配布を開始する。  配布は1人1キットまで。18歳から39歳の人で自ら検査ができることや、基礎疾患がないことなどが条件。総合保健福祉センタープラザけやき南駐車場で午後2時から4時まで、ドライブスルー方式で行う。  事前予約制。18日午前9時から、市ホームページ上の申請書フォームから受け付ける。

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  • 菊川で創業支援講座 8月24、31日

     菊川市は24日と31日、創業希望者や創業後まもない人を対象にした「創業支援セミナー」(静岡新聞社・静岡放送後援)を市役所庁舎東館プラザきくるで開く。  24日の講師は中小企業診断士の竹島寿夫氏。創業に向けた心構えや手続きについて解説する。31日は市内で創業した人が自らの経験を語る。竹島氏とのパネルディスカッションや参加者との座談会も行う。両日参加することも可能。  時間は両日とも午後6時半~8時。参加無料。申し込み締め切りは19日。  問い合わせは市商工観光課<電0537(35)0936>へ。

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  • 戦争の記憶、継承誓う 掛川/菊川/磐田で式典

     77回目の終戦の日を迎えた15日、静岡県西部の各地で戦没者を追悼する式典が営まれた。市民は悲惨な戦争の教訓をかみしめ、平和への誓いを新たにした。  ■掛川市  掛川市では、市生涯学習センター(同市御所原)で戦没者追悼と平和祈念の式典が開かれた。遺族会の役員ら約120人が黙とうし、英霊に献花した。  市内の戦没者は2931人。2021年度の「平和を考える自由研究」の作文部門で最高賞を受賞した東中1年石川星来さんと西中3年八ツ繁佳奈さんがそれぞれ自身の作品を発表し、戦争の記憶の継承を誓った。  ■菊川市  菊川市は2022年度、例年8月の追悼式と秋に菊川、小笠の各地区で開催されていた慰霊祭の

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  • 若手画家公募展 杉山さん(菊川出身)最高賞 フィレンツェ渡航へ

     菊川市青葉台出身で北海道の大学で絵画を学ぶ杉山花菜(はなな)さん(28)が7月、国内の若い精鋭作家の発掘を目的とする「第24回雪梁舎フィレンツェ賞展」(雪梁舎美術館主催)で最高賞のフィレンツェ大賞に輝いた。3カ月間、イタリアのフィレンツェで制作活動を行うことができる。  全国から164点の応募があった。受賞作はS100号サイズの大作。ぼろぼろの停止線や植物を踏む人間の足、捨てられた空き缶やたばこなどを油彩・テンペラ混合技法で描いた。  作品名は「シンショク」。雨や風による「浸食」と人間が自然を「侵食」する様子を表現した。自宅から大学までの道で見つけた停止線の様子を写真に撮ったり、大学の草を刈

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  • 家庭医療センター 診療制限一部解除 菊川

     菊川市家庭医療センター(同市赤土)は10日、新型コロナウイルスなど感染症に関する外来診療の制限を解除した。対象をかかりつけの患者と家族に限定していたが、今後はかかりつけ以外の患者も受け入れる。  感染症以外の外来初診、訪問診療希望の患者の受け入れ停止などの診療制限は続ける。各種検査の延期・中止の措置も継続する。

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  • 「きくがわ応援大使」募集 魅力発信、課題解決に協力求める

     菊川市は9日、地域の魅力発信や課題解決に協力する「きくがわ応援大使」の募集を開始した。市内外から、市の地域振興に関わって応援してくれる人を募る。登録者は交流サイト(SNS)でつながり、施策に関する市の相談にも応じる。  長谷川寛彦市長が同日の定例記者会見で発表した。「登録者はそれぞれの得意分野で地域との関わり方を見いだし、応援してほしい。全国最大級の自治体応援コミュニティーを目指す」と話し、大使の活躍に期待を込めた。  市ホームページの申し込みフォームから申請する。登録者には任命状の発行と大使専用名刺デザインの提供、モニターツアーへの招待などの特典がある。今後1年間をめどに千人の登録が目標。

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  • 柔、剣道で対抗戦 菊川署夏季訓練納会

     菊川署は10日、夏季訓練の納会を同署で開き、署員が柔道と剣道の対抗戦を行った。  3年ぶりの開催。訓練は7月27日から8月9日まで集中的に取り組んだ。刑事、生活安全など各課から選抜された署員は柔道と剣道でそれぞれ5人ずつの紅白戦を行い、訓練の成果をぶつけ合った。技が決まると、同署協議会会長ら来賓や他の署員が大きな拍手を送った。

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  • 静岡ブルーレヴズ、菊川市とパートナー協定 ラグビー教室などで協力

     ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズ(BR)と菊川市が9日、スポーツ振興などに関するパートナー協定を締結した。静岡BRと県内市町との協定締結は磐田や浜松などに次いで6件目。菊川市にとっては、初のプロスポーツチームとの協定になる。  山谷拓志社長と長谷川寛彦市長が同日、市役所で協定書に署名した。山谷社長は「地域貢献活動にどんどんチームを使ってほしい」と述べ、イベント参加やラグビー教室の開催、名産品PRなどに協力する姿勢を示した。長谷川市長は「スポーツを通じた地域活性化とにぎわい創出につなげる」と述べた。  協定の一環で、市と静岡BRは9月26日、内田小6年生を対象にしたラグビー教室を開く。

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  • 掛川、菊川担い手活写 地域おこし協力隊が合同企画 災害救助犬に焦点

     いずれも地域おこし協力隊として活動する掛川市の芳川翠さん(33)と菊川市の大山智世さん(30)が6、7の両日、両市の地域産業や文化の担い手を被写体にした写真撮影会を開いた。地域の魅力の掘り起こしと情報発信の強化が狙い。両市の協力隊による合同企画は初めて。  7日は市内外から参加した8人が、菊川市に拠点を構える認定NPO法人災害救助犬静岡のメンバーにフォーカスを合わせた。同市下平川の訓練場を訪れ、メンバーが救助犬と共にシーソーやがれきなど足場の悪い中を捜索する様子を撮影した。  講師は京都府宮津市の写真家中井由紀さんが務めた。地元から参加した動画クリエーター後藤聡子さん(42)は「救助犬の活動

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  • 奨学金医学生ら交流 静岡でセミナー、地域医療貢献へ理解

     静岡県はこのほど、県内で働く医師確保を目的に運営する仮想大学「ふじのくにバーチャルメディカルカレッジ」の夏季セミナーを静岡市駿河区のグランシップで開いた。対面開催はコロナ禍を経て3年ぶり。県の奨学金制度を利用する県内外の医学生約25人が先輩医師らと交流を深めながら、地域医療に貢献する志を育んだ。  参加者は4班に分かれ、本県が抱える医師不足や医師偏在の解決策などをテーマに話し合った。県内で受けられる魅力的な研修プログラムの創設や医師少数区域と多数区域をローテーションできる仕組みなどを求める意見が出た。病院の集約化についても言及した。  菊川市出身の埼玉医科大4年小笠原可恋さん(23)は、県内

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  • 茶の新2品種育成 販路開拓を支援 静岡県茶業研究センター

     静岡県農林技術研究所茶業研究センター(菊川市)は5日までに、茶の2品種を新たに育成した。茶飲料向けに大量生産できたり、香りに特徴があったりする品種を生産現場に投入することで、農家の販路開拓を後押しする。育成したのは、おくて品種「95-7-35」と、さわやかな香りが特徴の「90-2-213」。農林水産省への出願を経て、2023年ごろの種苗流通開始を目指す。  近年は急須で入れるリーフ茶の需要が低迷する一方で、ペットボトルの茶飲料の消費は増加傾向にある。飲料原料の供給基盤確立に向け、大量生産型の95-7-35を育成した。10アール当たり収穫量は、本県の主力品種「やぶきた」の約2倍を見込めるという

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  • 他人のカードで380万円窃盗疑い 掛川署 男を再逮捕

     掛川署は4日、窃盗の疑いで神奈川県伊勢原市桜台2丁目、宅配すし店店員の男(22)=詐欺容疑などで逮捕済み=を再逮捕した。  再逮捕容疑は4月6日と7日、何者かと共謀して不正に入手した掛川市の70代女性名義のキャッシュカードで菊川市と東京都内のATMから現金計380万円を引き出した疑い。同署によると容疑者は詐欺グループの出し子とみられる。

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  • 中部ブロック、サギ電話警報 静岡県警

     静岡県警は4日、中部ブロック(清水、静岡中央、静岡南各署管内)と浜松北ブロック(天竜、細江両署管内)にサギ電話の多発警報を、中東遠ブロック(菊川、掛川、袋井各署管内)に注意報をそれぞれ発令した。期間は警報が10日まで、注意報は6日まで。  親族や警察官、市役所職員をかたった特殊詐欺被害が多発する恐れがあり、各署員がパトロールやATM付近での警戒を強めて被害の未然防止を図る。  県警生活安全企画課によると、3日、静岡市内で計29件の不審電話を確認。親族を名乗って「荷物をなくした」「電車で携帯電話を落とした」として、現金などを要求する内容が23件と最多だった。  掛川市や菊川市などで同日、市役所

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  • 天竜、細江両署管内に警報 サギ電話多発で県警 中東遠は注意報発令

     静岡県警は4日、中部ブロック(清水、静岡中央、静岡南各署管内)と浜松北ブロック(天竜、細江両署管内)にサギ電話の多発警報を、中東遠ブロック(菊川、掛川、袋井各署管内)に注意報をそれぞれ発令した。期間は警報が10日まで、注意報は6日まで。  親族や警察官、市役所職員をかたった特殊詐欺被害が多発する恐れがあり、各署員がパトロールやATM付近での警戒を強めて被害の未然防止を図る。  県警生活安全企画課によると、3日、静岡市内で計29件の不審電話を確認。親族を名乗って「荷物をなくした」「電車で携帯電話を落とした」として、現金などを要求する内容が23件と最多だった。  掛川市や菊川市などで同日、市役所

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  • 菊川の水、きれいかな 水生生物採集、水質も確認 親子が河川調査

     菊川市環境推進課は4日、1級河川菊川の生き物と水質を調べる「菊川河川生物調査隊」を菊川文化会館アエルで開いた。親子6組が参加した。  7月から開催中のアエルこどもサマーフェスティバルの一環。子どもたちに身近な川の状態を知ってもらおうと実施した。  参加者はアエル北側の菊川上流で水生生物を採集し、種類を図表と照らし合わせて川のきれいさを調べた。ヤマトヌマエビなど20匹以上の生物を採集した掛川市立城北小1年の渡辺陽生君(7)は「大きなエビを捕まえることができて楽しかった」と話した。水質によって色が変化するパックテストも行い、川がきれいであることを確認した。  (掛川支局・伊藤さくら)

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  • 進学、就職の前に…肩書がない期間「ギャップイヤー」 菊川市市民協働センターのナヤーさん、浸透に力

     菊川市市民協働センター職員のナヤー友里佳さん(20)=御前崎市=が、学生が進学や就職の道にすぐに進まず、ボランティアや旅行など学校以外の場で経験を積む「ギャップイヤー」の考えを広める活動に取り組んでいる。2020年に任意団体「日本ギャップイヤー協会」を立ち上げ、オンラインを中心に活動している。「決められた道ではなく、自分だけの道を進むのは楽しい。肩書がない期間だからこそ、さまざまな経験ができる」と力を込める。  ナヤーさんは高校卒業後の20年春、父親の出身国で小学5年から4年間暮らしたマレーシアへの留学を希望したが、新型コロナウイルス禍でかなわなかった。将来への不安を感じる中、SNS(交流サ

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  • カードゲームでSDGsを理解 8月7日、菊川で講座

     菊川市市民協働センターは7日午後1時半~4時半、カードゲームで持続可能な開発目標(SDGs)を学ぶ講座「2030SDGs」を同市役所庁舎東館プラザきくる3階で開く。参加無料。  講師は一般社団法人ローカルSDGsネットワーク代表理事の佐々木幸雄氏。講座ではSDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりをカードゲームで体験し、SDGsの必要性や可能性を理解する。  定員は20人。対象は市民活動団体、企業、自治体職員、学生などSGDsに関心のある人。申し込みは同センター<電0537(35)2220>へ。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 菅谷昌司さん 外来種問題に関する絵本を出版した 

     昆虫研究家。県ホタル連絡協議会長として、ホタルが生息できる環境づくりに奔走する。文芸社から出版した2冊の絵本では、外来種のアカミミガメを主人公に、生物の存在意義を提起した。69歳。  ―本に込めた思いは。  「外来種が悪者扱いされていることに違和感を抱いていた。生態系に問題があることは十分に承知しているが、もともとは人の手によって持ち込まれた生き物。外来種を排斥して人の行為を正当化しようとする風潮に一石を投じたかった」  ―反響はあったか。  「読み聞かせグループや環境保全活動に熱心な企業から問い合わせがあった。メッセージ性の強さが響いたようだ。出版をきっかけに、化学薬品メーカーとの協業が実

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  • 中東遠医療センター 体制逼迫で診療制限 新型コロナ

     新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて、中東遠総合医療センター(掛川市菖蒲ケ池)は2日までに、緊急を要しない手術や検査を延期するなどの診療制限に踏み切ったことをホームページで明らかにした。院内の複数病棟でクラスター(感染者集団)が発生して診療体制が逼迫(ひっぱく)しているため、重篤な患者を優先して医療資源を振り向ける必要があると判断した。  救急は、心筋梗塞や脳卒中など生命を脅かす病態に限って対応する。発熱者の外来診療は原則的に停止し、ほかの医療機関への相談を呼び掛ける。  同センターは中東遠地域の基幹病院。宮地正彦院長は「職員一丸となり、早急な院内感染の収束と診療の完全復活を目指す」とのコ

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  • 広島の高校生が描く被爆体験 菊川市役所に展示

     戦争の悲惨さや平和の尊さを伝える「原爆と人間展」(同実行委主催)が1日、菊川市役所1階ロビーで始まった。広島市立基町高美術部の生徒が被爆者からの体験を基に描いた絵などが並ぶ。  会場には原爆投下後に川に流れる人々や子どもを抱えたまま息絶えた母親、翌朝積み上げられた死体など悲惨な状況を表現した絵が18枚並ぶ。実行委代表の山内一徳さん(79)は「インパクトのある絵をぜひ見てほしい。戦争や核兵器を政治的、科学的に考える人もいるが、感覚的に捉えることも大切」と話した。  日本原水爆被害者団体協議会のパネル40枚も展示している。展示は9日まで。土日は閉庁。

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  • 茶豆を特産品に 菊川市が試食販売会 「きくのん」も登場

     菊川市は30、31の両日、市内農業者と特産化を目指している枝豆の一種「茶豆」の試食販売会を同市加茂のスーパーラック菊川店で開いた。市マスコットキャラクター「きくのん」も登場し、買い物客にPRした。  野菜栽培を手掛ける「ソイルパッション」(同市吉沢)が用意した1袋250グラム入りを600袋販売した。同社の深川知久社長(43)によると、香りと甘みの強さが特徴で、盛期は7月中下旬。主産地の山形県や新潟県などの茶豆が出回る前に市場に出せる優位性があるという。  市は2014年度、農家と共に茶豆栽培の取り組みを始めた。茶農家を支える補完作物としての可能性を探っている。  

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  • 段ボール箱使い簡易トイレ作り 菊川、親子防災講座

     菊川市は29日、夏休みに合わせた親子防災ワークショップを市役所東館プラザきくるで開いた。市内の児童と保護者10組25人が参加し、段ボール箱を使った簡易トイレ作りに挑戦した。  参加者は段ボール箱を組み合わせ、くりぬいたり補強したりしてトイレを作った。座面の下に空のペットボトルを配置して支柱代わりにした。便器内に取り付けたポリ袋には猫砂や新聞紙などを入れ、それぞれの吸水性を試す実験も行った。  ワークショップは8月11日まで全4回開催し、非常食の試食や災害時に役立つアウトドア術の習得などに取り組む。

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  • 茶畑付近、停止車両から出火 31日未明、菊川市古谷

     31日午前1時5分ごろ、菊川市古谷の茶畑付近に止めてあった乗用車から出火し、全焼した。菊川署によると出火当時、周辺は無人だった。同署が車の所有者や出火原因などを調べている。

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  • 内田地区出土の土器展示 菊川市中央公民館

     菊川市埋蔵文化財センターどきどきはこのほど、同市内田地区の遺跡から出土した土器などの特集展示「菊川を掘る!」を同市中央公民館の展示室で始めた。10月2日まで。  いずれも上小笠川沿いにある御門前遺跡、木舟遺跡、政所本屋敷遺跡、古川遺跡の弥生、古墳、奈良、平安時代の出土品を展示した。このうち、政所本屋敷遺跡から出土した平安時代の石製の帯飾りは県内で10例ほどしか確認されていない貴重な資料という。当時の貴族や役人の衣服で使われた。このほか、鳥の頭に似せた土器や、人や馬を表した土製品も並べた。  同センターは展示に合わせ、文化施設を巡るスタンプラリーも同じ期間に開催している。スタンプの設置場所は同

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  • 土器と焼きびな「どきどきフェスティバル」 菊川の児童

     菊川市埋蔵文化財センターでこのほど、粘土で土器と地域で受け継がれている「焼きびな」を制作する「どきどきフェスティバル」が開かれた。児童20人が参加した。  焼きびなは明治時代から小笠地区で作られている。農閑期に農家が制作に励んできた。昭和に衣装びなが流行すると徐々に作り手が減ったという。  児童は、粘土をこねてのばし、天神様や招き猫、ウサギなどの型に詰め、取り外して形を整えた。にわとりの焼きびなを作った袴田藍杜君(9)は「粘土をはめるのが楽しかった。白い色を塗って完成したら玄関に飾りたい」と話した。  土器作りはろくろがない時代の方法を実践した。粘土の下に葉を敷いて形を作り、貝殻や木で模様を

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  • 感染症外来 かかりつけ患者と家族に限定 菊川市家庭医療センター

     菊川市家庭医療センター(同市赤土)は29日、新型コロナウイルス感染拡大で診療に影響が生じているとして、同日から新型コロナなどの感染症に関する外来診療を制限するとホームページで明らかにした。感染症外来の対象をかかりつけの患者と家族に限定する。  市内と近隣市町での患者の増加傾向が続き、現在の状況では十分な診療体制を整えることができないと判断した。感染症以外の外来診療と在宅診療は継続する構え。同センターを管轄する市立総合病院によると、25日に職員3人の感染が明らかになり、診療機能の一部を制限していた。  同センターはかかりつけ以外の患者に対して、最寄りの診療所などに相談するよう呼び掛けている。

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  • 未来の菊川「こんなまちにしたい」 児童が提言「こども議会」

     菊川市議会は28日、小学生が議会を体験する「こども議会」を本会議場で開いた。市内の6年生18人が「こんなまちにしたいな 未来の菊川」をテーマに、市幹部や市議の前で意見を発表した。  子どもたちに議会や市政に関心を持ってもらうことが目的で、コロナ禍で3年ぶりの開催となった。児童はお茶や教育、防災、スポーツ、自然環境などさまざまな分野を取り上げた。議長役の児童に一礼して登壇し、各自5分程度、データや他市の事例を根拠にして堂々と提言した。  六郷小の松島漣君は菊川を有名にしようとテーマパーク建設を提案。沼津港深海水族館を例に、小さな施設でも展示内容が充実していて全国から人が訪れるとし、「広さではな

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  • 小笠LC解散決定 ボッチャ用具、菊川市に寄贈

     菊川市の小笠ライオンズクラブ(LC)はこのほど、会員の減少を理由に解散を決めた。同日、余剰資金で購入したボッチャ用具を同市に寄贈した。  同LCは2000年に結成された。当時35人いた会員は9人にまで減少した。市役所で贈呈式が行われ、役員の和田達雄さんが長谷川寛彦市長に目録を手渡した。  寄贈品には年齢や障害の有無を問わず、多くの人が楽しめるスポーツの用具を選んだ。役員の赤堀隆治さんは「解散は寂しい限り。最後に、小笠地域だけでなく市全体の役に立てれば」と話した。同市は寄贈品を貸し出し器具として活用する予定。

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  • 過失傷害容疑 トラック運転の男を逮捕 菊川署

     菊川署は27日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで浜松市北区三方原町、自称トラック運転手の男(46)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は同日午前6時ごろ、菊川市青葉台の市道で大型トラックを運転中、市道を渡っていた同市の男性(63)に衝突して負傷させた疑い。同署によると、男性は頭などを打ち、意識不明の状態で救急搬送された。現場は信号機のある交差点。容疑者は東進中に南方向に右折したとみられる。

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  • 警察官の仕事紹介 8月、菊川署説明会

     菊川署は8月13、20の両日、警察官の仕事に関する説明会を菊川市加茂の同署で開く。時間は両日とも午前10時から11時半まで。  仕事内容や警察学校の生活について紹介し、若手署員が体験談を語る。対象は高校生以上35歳以下で、採用試験の受験希望者や警察官の仕事に関心がある人。問い合わせは同署<電0537(36)0110>へ。

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  • 今秋2作品に出演 俳優経験者を募集 劇団静岡県史

     菊川市を拠点に活動する劇団静岡県史は31日まで、舞台「田沼意次物語」「二宮金次郎物語」の2作品に出演する舞台俳優経験者を募集している。県内在住で、菊川市内で行う練習やリハーサルに参加できることが条件。  8月7日に菊川市内で面談とオーディションを行う。公演は田沼意次物語が10月15、16の両日、二宮金次郎物語は11月25日にいずれも菊川文化会館アエル(菊川市本所)で開く。  問い合わせは同劇団<電0537(29)8387>へ。

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  • 掛川、菊川の新廃棄物施設 両市長「検討委の提言尊重」

     掛川、菊川両市の衛生施設組合が計画する新たな廃棄物処理施設について、整備手法などを議論してきた専門家の検討委員会は24日、検討結果をまとめた提言書を両市長に提出した。産業廃棄物は受け入れず、公設が望ましいとする内容。両市長は提言を尊重する姿勢を示した。  策定済みの基本構想は、産廃を受け入れて民設民営で施設を運営する手法を最優先と位置付けているため、方針を転換する。掛川市の久保田崇市長は「第1優先とした手法を否定するには理論的な材料が必要だった。提言を発射台に再検討する」と見直す構えを示した。菊川市の長谷川寛彦市長も「最大限に尊重して判断する。ごみの一層の減量と有効活用に努める」と述べた。

    速報NEWS
  • “カイピラ”盛況 菊川でブラジルの祭り 子どもたちがダンス

     菊川市赤土のブラジル人学校ソヒゾ・デ・クリアンサは23日、同市役所東館プラザきくる横のきくる広場でブラジルの祭り「フェスタ カイピラ」を開催した。子どもたちがダンスを発表した。  日本人と外国人の交流を目的に開いた。子どもたちは帽子やジーンズ、チェックシャツなど牧歌的な衣装を着て参加。踊りや椅子取りゲームをして楽しみ、会場を盛り上げた。ブラジル料理の販売も行われた。

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  • 避難所運営、最善策は 高校生がゲーム「HUG」体験 菊川

     菊川市の菊川文化会館アエルで23日、「アエルこどもサマーフェスティバル」が始まった。初日は子育てサポーターぽれぽれによる防災イベント「パワフル・ジャンプきくがわ」が開かれ、高校生が避難所運営ゲームHUGを体験した。  ふじのくに防災士菊川市委員会が出前講座としてHUGを行った。小笠高、常葉大菊川高の生徒3人が避難所の配置図を囲み、持病のある人やペットを連れた人など、避難者の情報が書かれたカードを受け取り配置を考えた。中学でもHUGを体験した常葉大菊川高3年の宮城凜大さんは「次々とさまざまな条件の避難者が来て、素早く最善の方法を探すのが大変だった」と話した。このほか、同市による生活環境フェスタ

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  • 犯罪ノックアウト 夏季特別警戒出発 菊川署

     菊川署は20日、夏季特別警戒「K・Oクリーン作戦」の出発式を同署で行い、署員や防犯ボランティア計約30人が事件、事故防止に尽力することを誓った。  作戦の名前は同署管内の菊川市と御前崎市の頭文字を取り、犯罪をノックアウトする―との意味が込められている。8月19日までの約1カ月間、通常よりもパトロールを強化し、空き巣や車上狙い、交通事故などの抑止に努める。  吉川靖剛署長は重点的に防ぐべき犯罪として高齢者を狙った特殊詐欺や子ども、女性を狙った性犯罪を挙げ、「広報や見守りをお願いしたい」とあいさつした。地域安全推進員ら防犯ボランティアには県警の特殊詐欺防止策「さくらセーフティ作戦」の周知と熱中症

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  • 赤ちゃんみんな、絵本の主人公に 菊川市がプレゼント事業

     菊川市は本年度、赤ちゃんがいる家庭に子どもの名前入り絵本「きくすくブック」を無料でプレゼントする事業を始めた。親子のコミュニケーション向上や、子どもが本に親しむきっかけづくりを目指す。同市によると県内で初めての取り組み。対象は同市に住所がある4月1日以降に生まれた乳児。表紙やページに子どもの名前が入ることで、子どもが絵本の主人公になる。名前の由来や、親から子どもへのメッセージを記載するページも設けた。  保健師が生後4カ月までの乳児家庭を訪問し、親子の心身状況を確認する乳児家庭全戸訪問事業に合わせた企画。保健師が保護者に絵本注文チケットを渡し、保護者が申し込むと、2~3週間で絵本が郵送される

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  • 茶況(7月21日)こども園などに寄贈 JA遠州夢咲小笠茶業委

     JA遠州夢咲小笠茶業委員会はこのほど、菊川市小笠地区の小中学校、こども園など8カ所にお茶を贈った。  子どもたちに親しんでもらおうと、茶生産者でつくる同委員会が毎年実施している。小中学校4校にはリーフ茶を計25キロ、こども園など4園にはティーバッグ茶計60キロを寄贈した。  みなみこども園には片山裕司委員長(59)が訪れ、園児に「たくさん飲んでください」と伝えてお茶を手渡した。年中と年長園児36人がお礼に歌2曲を披露した。同園では寄贈されたお茶をお昼などに飲むという。  (掛川支局・伊藤さくら)

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  • 京アニ元社員大村さん 地元菊川で原画展「あふれる才能感じて」

     2019年の京都アニメーション放火殺人事件に巻き込まれた菊川市出身の大村勇貴さん=当時(23)=の原画展が20日、同市堀之内の市立図書館菊川文庫で始まった。大村さんが創作した「どっくんどっくん」「うーちゃんのまつざき」の絵本2冊の原画を展示している。24日まで。  「どっくんどっくん」は、生き物が地球上に誕生してから今日まで38億年の命のつながりを、色彩豊かな絵と擬音・擬態語で表現した大作。松崎町を舞台にした「うーちゃんのまつざき」では、地域の日常風景をみずみずしく描いた。  菊川市立図書館が主催する原画展は、21年の小笠図書館(同市下平川)に次いで2回目。企画を主導した斎藤政巳図書1係長(

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  • 丹精の花 菊川署入り口彩る 小笠高2、3年生が寄贈

     菊川市の小笠高の生徒がこのほど、授業で育てた花のプランター20個を菊川署に寄贈した。  花は2、3年生20人が「草花」の授業で育てたメランポジウム。かれんな黄色が特徴的で、生徒たちが同署入り口に並べた。  冨岡剛司次長は「署員の心が和やかになる。この花を見て来庁者の対応により力を入れていきたい」と感謝した。

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  • 急須文化育むキット開発 ほっとする味と時間伝えたい 江波さん(菊川市出身)起業

     茶文化を次世代に伝えようと、菊川市古谷で3代続く茶農家で生まれ育った江波星見(ほしみ)さん(38)=横浜市在住=が、子どもがお茶のいれ方を学べる「茶育キット」の販売で起業した。江波さんは「親子で楽しく学び、急須でいれたお茶の味やほっとする気持ちを感じてほしい」と語る。  茶育キットは急須、湯飲み、菊川市産深蒸し茶、茶さじ、ワークブックなどのセット。子どもが扱っても割れにくいよう、急須は飽和ポリエステル樹脂、湯飲みはメラニン樹脂を使用。急須は透明で、茶葉の広がりや色が見えるようにした。価格は税込み5800円。  ワークブックは全19ページで、夏休みの自由研究にも使えるようお茶の種類や歴史、効能

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  • 特殊詐欺グループ 1000万円詐取か 指示役6回目の逮捕

     菊川署と静岡県警捜査4課は19日、窃盗の疑いで東京都江東区南砂4丁目、収納代行業の男(35)を再逮捕した。容疑者は特殊詐欺グループの中枢を担う指示役とみられ、逮捕は6回目。グループは昨年10月中旬から11月中旬に県内外であった少なくとも10件の特殊詐欺事件に関与したとされ被害額は約1000万円に上る。  再逮捕容疑は昨年10月14日、他の者と共謀して長野県飯田市の茶道教室講師の女性(85)からキャッシュカードをだまし取り、同市内の商業施設の現金自動預払機(ATM)で100万円を引き出して盗んだ疑い。  同署などによると、10件の被害者は同市に加え三島市、焼津市など県内外の80代女性。逮捕済み

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  • 4中学校に本73冊寄贈 菊川LC

     菊川市の菊川ライオンズクラブ(LC)はこのほど、常葉大菊川中に図書26冊を寄贈した。  同校で寄贈式が行われ、落合岐良幹事らが生徒会長の本杉壱さん(14)と副会長の松田薫音さん(14)に本を手渡した。同LCによる本の寄贈は毎年行われていて、2人は「いつも朝読書の時間に読んでいる。これからも大切に読みたい」と謝意を示した。  同LCは同日までに菊川西中、菊川東中、牧之原中でも寄贈式を行い、4校に計73冊を贈った。夏休みには4校を対象にした読書感想文コンクールを行う。

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  • 産廃受け入れ方針撤回へ 掛川・菊川の新廃棄物施設

     掛川、菊川両市の衛生施設組合が計画する新たな廃棄物処理施設で、専門家の検討委員会は16日、掛川市内で会合を開き、一般ごみだけを扱う焼却炉を公設で整備するのが望ましいとする結論をまとめた。両市は検討委の議論を尊重する姿勢を示しているため、基本構想に盛り込んだ産業廃棄物の受け入れ方針は事実上、撤回が決まった。  最優先と位置付けていた民設民営の事業方式も見直される見通し。世界的な脱炭素の潮流や産廃受け入れに対する市民の不安などを踏まえた。  委員長の平井一之県環境資源協会専務理事は「脱炭素に向けた国策への臨機応変な対応や行政責任の明確化を考えれば、民設民営には課題がある」と述べた。  2021年

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  • 「カブトムシの部屋」人気 菊川で昆虫展 18日まで

     菊川市の平川地区コミュニティ協議会は16日、カブトムシを間近で観察できるイベント「こども昆虫展」を同市下平川の平川コミュニティ防災センターで開いた。18日まで。  カブトムシ150匹を集めた「カブトムシの部屋」が目玉。ヘラクレスオオカブトやコーカサスオオカブト、ニジイロクワガタなど世界のカブトムシとクワガタ計6種も展示した。  地元中学生がボランティアで運営に参加し、昆虫の解説や写真撮影の補助などを担った。ガイドを務めた岳洋中2年の牧野蓮さん(13)は「実際に見て触れる機会は貴重。カブトムシの魅力や捕まえられる場所を教えてあげたい」と話した。  外来種問題をテーマにしたパネル展も同時開催し、

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  • 警察業務理解へ 菊川署を開放 23日には音楽隊演奏も

     菊川署は23日、「一日オープンデー」を菊川市加茂の同署で開く。時間は午前9時半から午後2時まで。  警察業務への理解を深めてもらう目的で初めて開催する。開会式で県警音楽隊が演奏する。  白バイ走行の実演や鑑識体験、パトカーとの写真撮影なども予定している。  問い合わせは同署<電0537(36)0110>へ。

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  • 京アニ放火事件から3年 元社員・大村さんゆかりの松崎 有志ら、絵本題材に作品展

     36人が犠牲となった京都アニメーション放火殺人事件は18日、発生から3年を迎える。事件に巻き込まれた菊川市出身の元社員大村勇貴さん=当時(23)=が学生時代に作品制作のために訪れていた松崎町では、住民の有志が16日から、大村さんの絵本「うーちゃんのまつざき」を題材に作品展を開く。絵本が地域の懸け橋となり、その魅力を伝える活動が広がりを見せている。  企画するのは地元食材を使ったランチなどを提供する企業組合「であい村蔵ら」。大村さんが絵本を手掛けた常葉大在学時、仲間と同町を訪れた際に決まって昼食を取った店。青森千枝美代表(87)は昨年5月、大村さんの両親と知り合い、「松崎をうーちゃんの町にして

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  • 維新倍増2位 首位は自民、立民・国民後退 参院選比例得票率

     10日に投開票された参院選で、比例代表の県内政党別得票は自民党が約61万9千票を獲得し、堅くトップを維持した。得票率は40・05%と前回の2019年参院選と比べ1・27ポイント上昇した。日本維新の会は前回から2倍超の得票を得て6位から2位に躍進。新興の少数政党、諸派勢力も得票を伸ばした。一方、立憲民主党は前回の2位から4位に、国民民主党は3位から5位へ後退した。  自民は全43市区町で政党別で最多得票となり、前回から3万7千票余り増やした。続く維新は約17万7千票を確保し、約10万票を上乗せした。得票率は6・30ポイント増の11・47%。43市区町のうち27市区町で立民を上回り、都市部で強

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  • 茶況(7月14日)JA遠州夢咲 一茶荒茶品評会 やまま満寿多園、最優秀

     JA遠州夢咲と遠州夢咲茶業振興連絡協議会は14日、2022年度産一茶の荒茶品評会を菊川市のサエリアで開いた。管内から48点の出品があり、浜岡地区のやまま満寿多園が最優秀に選ばれた。  茶づくりの技術向上と茶業振興が目的。審査員5人が、外観や香気など4項目で採点した。  審査長を務めた小林利彰県茶業研究センター主任は「4月後半に雨が多く適期摘採が難しかったが、品質の差が少なくレベルの高い茶が多かった」と講評した。  優秀は次の通り(かっこ内は地区)。  丸伍赤堀園(小笠)黒田尚志(同)  (掛川支局・高林和徳)

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  • バイオ炭、茶園土壌に活用 CO2削減へ実証試験 中電とJA遠州夢咲など

     中部電力とJA遠州夢咲、農業・食品産業技術総合研究機構は12日、菊川市と御前崎市の茶園で、もみ殻などの植物性廃棄物を炭化させた「バイオ炭」を活用する実証試験を始めると発表した。土にバイオ炭を混ぜて、土壌の炭素貯留効果を調べ、二酸化炭素(CO2)排出量削減を目指す。土壌改良による茶の品質向上にも取り組む。期間は2025年9月まで。  農作物の生産過程で発生する枝葉やもみ殻などは土に混ぜると、微生物に分解されてCO2が大気中に放出される。しかし、それらを炭化させたバイオ炭は微生物に分解されにくく、炭素が長期間貯留され、CO2放出が抑制されるという。  菊川市では西方地区の805平方メートルの茶園

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  • 浜岡原発「稼働」が伸長 近隣3市意識調査出そろう

     中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の再稼働の是非などを問う市民意識調査で、掛川、菊川、牧之原の隣接3市の結果が11日、出そろった。同日発表した掛川市では「安全が確認できれば稼働した方がよい」との回答が32・9%と過去最高になり「廃炉・停止」に肉薄した。発表済みの菊川市は同率で並び、牧之原市で容認派が慎重派を逆転するなど再稼働容認の意識の広がりが鮮明になった。  掛川市の調査は市民2500人を対象に実施し、回答数は1170件(回答率46・8%)。「安全が確認できれば稼働」は前年から3・8ポイント上昇して初めて30%台に達した。「廃炉」と「停止」を合わせた回答は8・5ポイント下降の36・1%。  

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  • 配達物盗んだ疑い 配達員の男を逮捕 菊川署

     菊川署は11日、窃盗の疑いで浜松市中区上島7丁目、配達員の男(28)を逮捕した。逮捕容疑は4月中旬ごろ、菊川市内の運送会社営業所で、配達物のタブレット1台(4万円相当)を盗んだ疑い。同署によると、タブレットを注文した顧客から「指定日になっても届かない」などと運送会社に連絡があり発覚した。

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  • 風景など力作34点 菊川写楽会作品展 7月17日まで

     菊川市の写真愛好家グループ「菊川写楽会」の作品展が9日、同市堀之内の市立図書館菊川文庫で始まった。17日まで。  会員16人が風景や動植物に焦点を当てた34点を出品した。砂が舞う同笠海岸(袋井市)や朝焼けを背景にした御前埼灯台(御前崎市)など県内外の景勝地を写した力作が並ぶ。  同会の酒井敏夫代表(76)は「メンバーそれぞれの視点がしっかりしてきた。自己表現が強い作品が多く集まった」と話している。  

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  • 南陵学園に措置命令 静岡県、資金不足や役員欠員確認

     菊川市の学校法人南陵学園が運営する和歌山南陵高(和歌山県)で教職員がストライキをした問題を巡り、静岡県は8日、私立学校法に基づき法人に経営改善計画の提出などを命じる措置命令を出した。県は経営資金不足のほか、役員と評議員の大幅な欠員や、適切な予算と事業計画がない状態で法人運営が行われていた実態を確認した。  措置命令ではほかに、法人役員と評議員の選任や学校経営に必要な財産の確保、2022年度の予算などの必要書類を作成することなどを求めた。  県私学振興課は5~6月の調査で、就学支援金の返還と教職員給与支給の遅れに加え、共済掛け金や税金の滞納で法人の土地や建物の一部が差し押さえられていることを確

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  • 外国人児童ら日本の夏満喫 菊川の団体が招待

     菊川市の青少年健全育成市民会議平川支部は8日、同市下平川のひらかわ会館に外国人の子どもを招待し、日本の夏の風物詩を体験するイベントを開いた。児童や生徒ら20人が流しそうめんとスイカ割りを楽しんだ。  「虹の架け橋菊川小笠教室」と「こどもの文化センター」に通う、ブラジルとフィリピン国籍の子どもが参加した。流しそうめんは3年ぶりの開催。同支部のメンバーが竹を割って台を作り、水と一緒にそうめんや果物を流した。子どもたちは箸でそうめんを上手にすくって味わった。  スイカ割りにも挑戦した。目隠しして棒を持ち、仲間の声を手がかりにスイカを狙った。命中して割れると歓声が上がった。

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  • 未就学女児にわいせつ行為、撮影 容疑の男を逮捕 菊川署

     菊川署は7日、強制わいせつと児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで東京都足立区花畑6丁目、職業不詳の男(30)を逮捕した。  逮捕容疑は1月24日ごろ、菊川市内で、県西部の未就学の女児にわいせつな行為をし、その状況をスマートフォンで撮影して児童ポルノを製造した疑い。

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  • 特殊詐欺指示役 菊川署など、窃盗疑いで5回目の逮捕

     菊川署と静岡県警捜査4課は6日、窃盗の疑いで東京都江東区南砂4丁目、収納代行業の男(35)を再逮捕した。同署によると、容疑者は特殊詐欺グループの指示役とみられる。逮捕は5回目。  再逮捕容疑は昨年11月10、11日、他の者と共謀して袋井市の無職女性(81)と藤枝市の無職女性(86)からそれぞれキャッシュカードをだまし取り、袋井市や藤枝市のコンビニ店のATMで計150万円を引き出して盗んだ疑い。

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  • スター精密 工作機械、世界需要に対応 日中タイで生産増強

     スター精密は新型コロナウイルス禍で落ち込んだ設備投資の世界的な復調を見据え、国内外で工作機械の生産販売態勢を強化する。中国、タイで生産を増強し、国内の菊川工場(菊川市)は2025年に大規模改修する。販売支援拠点のソリューションセンターを日本、中国、欧州に整備して顧客提案力を高め、得意とする小型・精密部品加工機分野で戦略的に需要確保を図る。  2月に増床した中国・大連の工場と、現在設備を増強中のタイ工場で、22年末までに生産能力を25%程度引き上げる。マザー工場の菊川工場は総事業費約100億円を投じて改修。基幹部品を含めた生産強化と工場全体のデジタル化・自動化を推進する。  ソリューションセン

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  • 静岡県体育章 功労章7氏、五輪メダリストら特別選手章

     静岡県スポーツ協会は第63回体育章の受章者を5日までに発表した。功労章は県スキー連盟会長を務めた和田三郎氏ら7人。卓球の伊藤美誠(スターツ、磐田市出身)、水谷隼氏(磐田市出身)ら東京五輪・パラリンピックのメダリスト15人と、体操の芦川うらら(日体大、常葉大常葉高出)ら世界選手権優勝者3人を特別優秀選手章に選出した。  優秀チーム章は県女子相撲選抜チーム。奨励賞には12個人5チームを選んだ。贈与式は15日、静岡市内で行う。  受章者は次の通り。(個人は敬称略)  ◇…功労章…◇  ▽和田三郎(元県スキー連盟会長、富士市)  ▽杉山悟(元県トライアスロン協会長、磐

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  • 参院選静岡選挙区 主な遊説日程(5日)

     変更の可能性あり。  【舟橋夢人氏】未定  【鈴木千佳氏】午前11時半、浅羽ショッピングタウンパディ(袋井市)▽午後2時半、浜松市ギャラリーモール・ソラモ(浜松市中区)▽同4時半、セブン-イレブン磐田城之崎3丁目店付近(磐田市)  ◇選挙事務所<電054(245)2244>  【山本貴史氏】午後5時、修善寺駅前(伊豆市)▽同7時、伊豆長岡駅前(伊豆の国市)  【山崎真之輔氏】午前11時、イオン清水店前(静岡市清水区)▽午後2時、静岡東急スクエア(同市葵区)▽同6時、青葉イベント広場葵スクエア(同)  ◇選挙事務所<電054(204)2802>  【若林洋平氏】午前8時、御前崎市文化会館▽同1

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  • 医療や福祉、司法 専門職が相談会 9日、静岡県内3会場

     静岡市清水医師会などは9日午後1時半から、医療や福祉、司法の専門職有志が地域住民の心配事に応じる「なんでもかんでも相談会」を同市清水区、菊川市、下田市の県内3会場で開く。  会場は清水保健福祉センター、菊川市総合保健福祉センター、下田市民文化会館。社会福祉士や精神保健福祉士が来場者の悩みを聞き取った後、内容に応じて各分野の専門職が相談に加わる。一部、オンラインを活用する。  相談は無料。予約制で希望者は事前に申し込む。外国語にも対応する。  問い合わせは静岡市清水医師会在宅医療介護相談室<電054(344)0550>へ。

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  • 菊川市 コロナ自宅療養を支援、食料510セットを配布

     菊川市は30日、新型コロナウイルスに感染し自宅療養する市民に食料などを届ける支援事業の利用状況を市議会全員協議会で報告した。6月20日までに食料510セットを配布した。  市職員が市内の自宅療養者にパック米飯やレトルト食品など3日分の食料セットを届け、希望者にはパルスオキシメーターを貸し出す事業。昨年9月9日から始め、12月から約1カ月半休止したが、1月17日から再開した。7月以降も継続する。  実施期間中の感染者の合計は2460人。1月17日から3月までの期間は、感染者数が1653人に上り、食料357セットを配布した。4月は52セット、5月は81セットを届けた。

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  • 茶業機械を普及 落合氏(菊川)表彰 静岡県茶業会議所が総会

     静岡県茶業会議所は27日、総会を静岡市内で開き、2022年度茶業功績者に選ばれた落合刃物工業(菊川市)代表取締役の落合益尚氏(65)を表彰した。  落合氏は国内や東南アジア、アフリカなどへの茶業機械普及に尽力し、日本茶業機械工業会会長などの要職も歴任した。総会の席上で上川陽子会頭が賞状を手渡し、功労をたたえた。  総会では21年度事業報告も行われ、出席者が意見交換した。

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  • 南陵学園に弁明機会を付与 静岡県、措置命令前提に通知

     菊川市の学校法人南陵学園が運営する和歌山南陵高(和歌山県)の教職員が給与未払いを理由にストライキをした問題で、法人への指導権限を持つ静岡県が28日、運営改善などの措置命令を前提として法人に弁明機会を与える通知を出したことが、関係者への取材で分かった。県は24日に法人本部で立ち入り検査を実施していた。  関係者によると、県は立ち入り検査で財務状況などを調べ、教職員に対する給与の未払いや、保護者に対する就学支援金の還付の遅れ、所得税や住民税の滞納などの問題があったことを確認した。法人に対し書面か口頭で弁明の機会を与えると通知し、その期限も示した。  県は法人の弁明を踏まえ、措置命令を出すかどうか

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  • 猫の冒険 一緒にダンス 7月公演前にワークショップ 菊川

     菊川市の菊川文化会館アエルは27日、劇団たんぽぽの出張ワークショップを同市のおおぞら認定こども園で開いた。7月にアエルで上演する演劇公演「ルドルフとイッパイアッテナ」を前に実施した。  作品は猫の勇気と友情の冒険物語。劇団員の久野由美さん(55)と松下哲子さん(46)が園を訪れ、年中園児58人と劇中に流れる曲を踊った。2人は「歌と踊りが多く、元気が出る作品。子どもたちに楽しんでほしい」と話した。園児は猫の話にちなみ、動物の絵も描いた。絵は公演当日にアエルに飾る。  公演は7月24日、アエルの大ホールで行われる。開場午後1時、開演午後2時。料金は大人1500円、中学生以下900円。2歳以下は

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  • 新食肉センター指定管理者 静岡県、JA静岡経済連で調整

     静岡県は27日の県議会産業委員会で、2025年度に県が菊川市に指定管理者制度を導入して整備予定の新食肉センターについて、稼働後5年間はJA静岡経済連を指定管理者とする意向を明らかにした。  これまでは指定管理者として民間事業者を公募する方針を示していた。JA静岡経済連は現在、再編予定の小笠食肉センターを運営する。  県は指定管理者の選定条件に、高度な食肉加工技術を保有▽食肉流通加工施設再編を巡る県施策と連携可能▽施設運用に習熟―の3点を挙げた。  吉田慎畜産振興課長は、県が21年度に県内食肉事業者に意見聴取した結果、3社が指定管理者の申請に意欲を示したと説明。その上で「JA静岡経済連のみが選

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  • スクールバスと軽乗用車衝突 牧之原の交差点

     27日午前7時半ごろ、牧之原市静波の国道150号の交差点で、同市の男性(86)の軽乗用車と菊川市の外国人学校のスクールバスが衝突した。牧之原署によると、軽乗用車の男性が胸に痛みを訴え病院に搬送されたが、軽傷のもよう。バスには運転手の男性(48)を含め4~16歳の児童・生徒計18人が乗っていたが、いずれもけがはなかった。直進中のスクールバスに、右折しようとした軽乗用車が衝突したとみられる。現場は信号機のある交差点。同署が事故原因を調べている。

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  • レンガde落語 17日、菊川・アエルで寄席

     菊川市本所の菊川文化会館アエルは7月17日午後2時から、寄席「レンガde落語」を同施設で開く。落語家の笑福亭瓶二さんと立川志の八さんが出演する。  菊川赤れんが倉庫で開催してきた恒例イベント。新型コロナウイルス感染症対策で会場を変更した。全席自由で入場料3千円。未就学児は入場不可。  問い合わせは同施設<電0537(35)1515>へ。

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  • 好き、得意を仕事に 経営者ら助言 浜松・北浜北小で未来授業

     北浜北小(浜松市浜北区)の6年生約120人がこのほど、地域の社会人の話を聞いて自らの将来について考える「未来授業」を同校で受けた。県西部の経営者、医療関係者ら11人が講師を務めた。  菊川市で飲食店を営む山本紘之さんは以前、スーパーマーケットに勤務したが、企業の利益を追求する以上に有機野菜など「しっかりした物を消費者に届けたい」と退職し、好きな洋酒と料理を扱う店を開業したと自己紹介。「好きなことで勝負しよう。今は自分の得意なことを考えてみて」と呼び掛けた。石川あおいさん(11)は「絵を描くのが好きで、仕事にできるかもしれないと思えてわくわくした」と感想を話した。鍼灸(しんきゅう)師の山内彩乃

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  • 戦国の砦跡アピール マルシェ初開催 菊川市観光協会

     菊川市観光協会は25日、「獅子ケ鼻砦(とりで)跡」近くの同市大石の蓮池公園で、マルシェ「おひざもと市」を開いた。地元商店など12事業者が出店したほか、同市を拠点に活動する劇団静岡県史がチャンバラを披露した。  獅子ケ鼻砦は徳川家康が高天神城を奪還するために築いた六砦の一つで、最も東側に位置する。来年の大河ドラマ「どうする家康」に合わせて、多くの人に家康ゆかりの史跡を知ってもらおうとマルシェを初めて開いた。菓子や雑貨を販売する店が並び、約200人が来場した。10月と11月にも開催する予定。  劇団静岡県史は7月、家康が大敗した三方ケ原の戦いを題材にした公演「三方ケ原合戦物語」を同市などで行う

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  • 菊川の70代女性 カード詐取被害 100万円引き出される

     菊川市の70代の女性が25日までに、銀行員を名乗る男らにキャッシュカード1枚をだまし取られたと菊川署に届けた。女性の口座からは現金100万円が引き出されていた。同署は特殊詐欺事件として捜査している。  同署によると23日、女性宅に市役所職員を名乗る男から「医療費の還付金があるので振込口座を教えてほしい」と電話があった。女性が指定の銀行を伝えると、その銀行員を名乗る男から電話があり、女性は暗証番号などを伝えた。女性は同日午後3時ごろ、自宅に現れた銀行員を装う男にカードを渡したという。

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  • 5議案可決し閉会 菊川市議会6月定例会

     菊川市議会6月定例会は23日、物価高騰対策の水道料金軽減事業費など2億1300万円を追加する2022年度一般会計補正予算案など5議案を可決して閉会した。新たな廃棄物処理施設の整備に関して、速やかな市民説明会の開催を求める請願書は不採択とした。

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  • 交通功労者ら表彰 安協菊川地区支部 菊川署

     静岡県交通安全協会菊川地区支部と菊川署は23日、本年度春季表彰式を菊川市本所の菊川文化会館アエルで開いた。交通安全活動に尽力した功労者や、長年無事故・無違反を続けた運転者らを表彰した。  主な受賞者は次の通り。  【関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会長連名表彰(交通功労)】熊切りつ子、熊切英男  【優良運転金賞】寺本由美子、堀計美、鈴木克子、増田重、住川美枝子、水野達郎、大石由美子、阿形昭  【優良運転銀賞】鈴木重幸、森信介、前田久子、田部政春、石川久美子、鈴木裕次、匂坂佳弘、竹山由明、加藤信明、坂部俊之、小川忠雄、太田文雄、曽根初雄、須藤清志、鎌田安美、増田あつ子、金子陽子、長谷川敦

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  • 浜岡原発「停止」「稼働」初の同率 菊川市が市民調査

     菊川市は16日、浜岡原発(御前崎市佐倉)に関する設問を盛り込んだ2022年度市民アンケートの結果を発表した。浜岡原発について「停止しておいた方がよい」と「安全が確認できれば稼働した方がよい」がともに37・8%と14年度に同設問を加えて以来初めて並んだ。  アンケートは4月に無作為に選んだ2千人を対象に実施し、1067人から回答を得た(回答率53・4%)。「どちらともいえない」は17・2%、「わからない」が6・6%、「無回答」0・7%。  「停止しておいた方がよい」との回答は前年度から10・3ポイント下降し、14年比で18・3ポイント下落となった。一方、「安全が確認できれば稼働した方がよい」は

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  • 少年警察協助員に表彰・感謝状贈呈 菊川署連絡会

     菊川署少年警察協助員連絡会(石川清会長)はこのほど、同署で総会を行い、長年協助員を務めている会員に吉川靖剛署長が感謝状や表彰状を手渡した。  吉川署長は2022年1~5月に傷害や器物損壊などの疑いで摘発した少年は6人で、うち4人が14歳未満の触法少年だったと報告。喫煙や深夜徘徊(はいかい)などで補導したのは30人だったという。女子高生らに接客させる「JKビジネス」や特殊詐欺事件など少年少女が関与する恐れがある犯罪を例示し、「一人一人に目を配って犯罪の前の声掛けで抑止することが欠かせない」と強調した。  少年警察協助員は街頭補導や通学路の見守りなどに取り組む。同連絡会は22人の会員が活動してい

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  • チャレンジスペースに事務所 中小企業診断士勝又さん 菊川

     JR菊川駅前にある起業を目指す人のチャレンジスペース「サンカノー・シェアスペース菊川」にこのほど、中小企業診断士の勝又徹さん(45)が入居し、事務所を構えた。中小企業の経営支援や販売促進、補助金申請の支援などを行う。  2020年に菊川市のイツワ不動産が同市などと協力して始めたチャレンジプロジェクトの一環。店舗を最長半年間無償貸与する制度で、勝又さんの事務所が3件目の入居事業。  勝又さんは元同市職員で、主に公立病院の経営に関わった。16年に中小企業診断士の資格を取得し、昨年独立した。「経営者の悩みをしっかり聞き、ベストな選択肢を見つけたい」と話す。  初回相談は無料。予約が必要。問い合わせ

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  • 写真愛好家の会心作ずらり 御前崎

     御前崎市や菊川市などの写真愛好家でつくるグループ「写楽彩(いろどり)」の作品展が17日、御前崎市池新田の市立図書館で始まった。26日まで。  会員6人が「絶景伊豆半島」「四季」など個々に設定したテーマに沿って8点ずつ出品した。りりしい表情のゴリラや巣穴から顔を出す小鳥、海鳥が飛び交う御前崎市の海岸など、それぞれの会心の一枚が並んでいる。  期間中は20、23日が休館。

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  • 鈴生、野菜生産の脱炭素に力 廃棄の葉や茎、肥料に活用

     農業生産法人の鈴生(静岡市)が今年から、野菜栽培で排出される二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの削減に向けた取り組みを本格化させている。脱炭素化で食の安全性を高め、持続可能な農業の推進や生産野菜の付加価値向上につなげる。農業分野では、特に露地栽培で脱炭素化に取り組む生産者はまだ少なく、同社は年内に排出削減量を算定するシステムを構築し、周辺農家などへの普及も目指す。  温室効果ガス排出の原因となる化学肥料の使用量を慣行栽培基準の80%以上、化学農薬を同50%以上それぞれ削減した。化学肥料の代替は、従来廃棄していた枝豆の収穫後の葉や茎、水産加工会社から譲り受けた魚の残渣(ざんさ)などを粉末化し

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  • 生活支援策に2億1300万円 菊川市補正予算案 水道料金減免など

     菊川市の長谷川寛彦市長は16日の定例記者会見で、物価高騰の影響を受ける市民や事業者への支援策として2億1300万円を追加する2022年度一般会計補正予算案を示した。水道料金の軽減、プレミアム付き商品券の発行、給食費の保護者負担軽減事業費を盛り込んだ。開会中の市議会6月定例会に追加議案として提出する。  水道料金の軽減事業は昨年に続き2回目。市民および市内事業者約1万9千世帯が対象で、水道料金の基本料金4カ月分を減免する。事業費は1億400万円。  プレミアム付き商品券は1セット5千円で1万円の買い物が可能。1世帯2セットまで購入できる。利用できるのは10月ごろを予定している。当初はプレミアム

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  • ひき逃げの疑い 掛川署、ブラジル人逮捕

     掛川署は16日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いでブラジル国籍、菊川市下平川、無職の男(37)を逮捕した。  逮捕容疑は15日午前8時ごろ、掛川市西大渕の県道交差点で軽乗用車を運転中、横断歩道を渡っていた同市の男子中学生(13)に衝突し、右足に軽傷を負わせてそのまま逃走した疑い。

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  • 教職員スト、南陵学園に財務状況報告求める 指導権限を持つ静岡県

     和歌山県の私立和歌山南陵高の教職員が5月に給与未払いなどを理由にストライキをした問題を巡り、運営する学校法人「南陵学園」(菊川市)への指導権限を持つ静岡県が、私立学校法に基づき財務状況に関する報告や検査に対応するよう法人に通知したことが、県への取材で分かった。通知は14日付。  5月11日のストを受け、静岡、和歌山の両県が同24日に法人本部で立ち入り調査を実施したが、小野和利理事長が不在で直接の聞き取りができず、書類には不備があった。再調査を求めたが法人側が応じなかったため、通知では「6月24日まで」と期限を決めて小野理事長の説明を求めたという。給与の未払いや保護者に対する就学支援金の未還付

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  • 首都圏活動の足がかりに 菊川市、都内で移住促進意見交換

     菊川市の長谷川寛彦市長が14日、東京都千代田区のふるさと回帰支援センターに高橋公理事長を訪ね、首都圏からの移住促進策について意見交換した。4月に市営業戦略アドバイザーに就任した鬼石真裕さんも同席し、地方移住の課題やニーズを聞き取った。  高橋理事長は地方移住を成功させる要素として、住居や雇用の確保、移住者を歓迎する地元の雰囲気の醸成を挙げた。センター内への同市のブース設置も提案した。鬼石さんは雇用の創出と市が抱える茶業の担い手不足を関連付け「複合的に解決できそうな課題が見つかった」と今後の施策づくりに手応えを示した。  同市は本年度、移住定住施策を進める営業戦略課を新設。新型コロナによる人々

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  • 静岡人インタビュー「この人」 木村仁さん 松崎町副町長に就任し職員PTの発足に尽力した 

     小規模自治体ならではの取り組みとして、管理職や係長以外の全職員が所属するプロジェクトチーム(PT)の立ち上げを提案した。部署横断で普及が遅れるDXの推進など過疎地域特有の課題解決に取り組む環境を整え、人材育成を後押しする。1994年に県職員となり、市町村の行財政運営なども見てきた。4月から現職。菊川町(現菊川市)出身。51歳。  -PTについて。  「SDGsやDXなど新しい時代への変化が進む。職員が少ない町の現状を踏まえると、対応するにはタイムマネジメントを意識した職員の主体的な取り組みが必要だ。有志のPTも検討したが、一人一人に地域への関心を高めてもらうため、全職員を対象とした。自ら課題

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  • 田んぼアート公開 迫力のトラ、コロナ退治 菊川市下内田

     菊川市下内田で11日、水田をキャンバスに見立てた田んぼアートの公開が始まった。高さ約6メートルのやぐらから、干支(えと)にちなんだ迫力のある虎の姿を鑑賞することができる。  2008年から続き、15回目。1600平方メートルの水田に7種類の古代米を植えて、左側にはホワイトタイガーがウイルスを退治する様子を、右側に寅(とら)の字を題材にしたキャラクターを描いた。  今年は田んぼアートの写真と絵画のコンクールも開催している。画用紙は会場で配布する。作品は秋に中央公民館で展示する。  やぐらから鑑賞できるのは8月15日までの土日祝日。鑑賞料は大人200円、小学生100円。  7月10日は鑑賞会のイ

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  • 人物や自然題材に日本画力作並ぶ 菊川文庫

     日本画グループ「白翠会」の展示会が11日、菊川市の菊川文庫で始まった。16日まで。  展示会は新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった。講師の木曽諦子さんをはじめ、菊川、掛川、磐田市の7人の作品を並べた。  題材は人物、風景とさまざま。季節を感じるアジサイや孫の姿、青森県の奥入瀬渓流などを色鮮やかに表現した。13日は休館日。

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  • 身軽に一途に客席と共演 一人芝居、演劇人の挑戦【NEXTラボ】

    俳優・演出家 佐藤剛史さん(静岡市)  体一つでドラマを立ち上げる「一人芝居」は、細部まで行き届いた所作やせりふが見る人の想像力を刺激する。コロナ禍によって稽古や公演が制約を受ける中、機動力と柔軟性を備えたスタイルは活動継続の足場にもなっている。客席の視線を一身に浴びる演劇人の挑戦をのぞいてみた。   「町民の皆さんの意見を聞く場でございます!」。右へ左へ視線を送るジャンパーの中年男が大きくうなずき、謝り、開き直る。静岡市葵区の小劇場「人宿町やどりぎ座」で行われた一人芝居の公演。スポットライトを浴びる俳優佐藤剛史さん(58)=同区=に、観客がじっと見入る。  この日の上演は15分ほどの短編を

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  • 菊川市議会報告会 住民と意見交換 6月25日まで

     菊川市議会の議会報告会「議会ふれあいミーティング 語ら座ぁ」が7日夜に始まった。25日まで、全11地区と市役所庁舎東館プラザきくるで開かれる。  報告会は同市議会基本条例に基づき、見える議会・開かれた議会を目指して実施する。3年ぶりの会場開催となった。議員17人が4班に分かれて全地区を回る。  初日は西方地区センターで開かれ、住民7人が参加した。議員はごみ削減対策をテーマにした昨年度の政策討論会や、本年度の予算審査を報告した。住民とは新型コロナウイルスをテーマに意見を交わした。

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  • 警察業務で市民と意見交換 菊川署

     警察業務について警察官と市民が意見を交わす協議会が8日、菊川署で開かれた。同署は1~4月の管内(菊川市、御前崎市)の事件と事故の発生件数が、前年同期に比べて減少したことなどを報告した。  刑法犯の発生件数は前年同期比29件減の40件で、自転車盗や空き巣など身近な犯罪も9件減って16件だった。交通事故は9件減の80件で、負傷者は9人減の110人だった。一方、吉川靖剛署長は「特殊詐欺被害は前年同数で、高齢者が関連する交通事故は高止まりしている」と指摘。6~9月は海水浴などで車や人の往来が増え、イベントの雑踏に乗じた犯罪や交通事故も増加する傾向があるため、引き続き抑止活動に努めるとした。  委員は

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  • 文明開化、輸出茶の象徴 特別展「蘭字―横浜開港と近代日本の輸出ラベル―」 浜松・平野美術館

     幕末の開港後の日本で、外貨獲得のため花形商品として海外へ盛んに輸出されていたものの一つが茶だ。茶箱を彩ったラベル「蘭字[らんじ]」や、茶の輸出拠点だった開港当時の横浜港の様子を描いた「横浜絵」を紹介する特別展「蘭字-横浜開港と近代日本の輸出ラベル-」が11日、浜松市中区の平野美術館で開幕する。近代化に貢献したパッケージデザインの“先駆”とも言える、表現力に富んだ意匠の数々を並べる。  「安政五カ国条約」を皮切りに開始された対外貿易における主要輸出品は生糸とお茶だった。当時、茶輸出は産地から開港場に運び、売り込み問屋、外国商館を経由するのが基本で、静岡県であれば清水港の

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  • 四季折々 風景写真並ぶ 小笠写友会、28日まで菊川

     菊川市の写真愛好家グループ「小笠写友会」の作品展が28日まで、同市下平川の市中央公民館で開かれている。会員5人が撮影した風景写真など15点を展示している。  被写体は、菊川市内の茶畑や田植え後の水田、法多山や可睡斎など近隣市町の名所などさまざま。四季折々の風景を切り取った力作が並び、来場者の関心を集めている。

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  • 菊川市、中学部活動 地域移行 推進計画策定へ

     菊川市の松本嘉男教育長は7日、市議会6月定例会一般質問で、中学校の休日の部活動の地域移行に向けた推進計画を本年度策定し、検討を進めると明らかにした。渥美嘉樹氏(みどり21)への答弁。  松本教育長は市内3中学校の部活動について、一部団体競技で単独チームの編成ができないなど状況が変化していると説明。今後、生徒数の減少に伴う部活動の維持、教員の長時間勤務などが課題になると指摘した。地域移行の課題には指導者や施設の確保、大会のあり方などを挙げた。市教委を含む関係部署が学校や地域の実態を把握し、今後の部活動の方向性を検討する。  茶業振興策を質問した須藤有紀氏(同)に対しては、長谷川寛彦市長が答え、

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  • 水道感謝のつどい 安定供給、安全願う 掛川

     掛川市はこのほど、先人の水道事業に感謝する「水道感謝のつどい」を同市大池の十九首水源地公園近くで開いた。同市管工事業協同組合による水神宮例祭も行われた。  久保田崇市長や同組合の鈴木博幸代表理事ら35人が出席し、水源である大井川の恵みや先人の功績に感謝した。水神宮例祭では神事を行い、水道の安定供給と工事の安全を祈願した。  久保田市長は「水の確保に苦労した歴史がある。水を大切にし、後世に守り続けていく」とあいさつした。菊川市で5月に発生した断水については「掛川市も水道の管路が古くなっている。管路の更新を前倒し、しっかり計画を立てなければいけないと思う」と述べた。  旧掛川市の水道事業は192

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  • 市役所外壁、地震でれんが剥落恐れ 菊川市長答弁 対策検討

     菊川市の長谷川寛彦市長は6日の市議会6月定例会一般質問で、市役所本庁舎外壁のれんがタイルについて「大きな地震発生時に剝落する可能性があり、対策が必要と認識している」と述べた。西下敦基氏(市民ネット)に答えた。  本庁舎は鉄筋コンクリート造りで、建築から39年が経過した。れんがタイルは材料や接着部材が経年劣化しているため、市は剝落防止策を検討している。工事を行う場合、足場を組むなど大がかりな作業になるため、庁舎全体の長寿命化・耐震化に向けた改修と合わせて効率的な方法の検討を進めている。  一般質問ではこのほか、イチゴや枝豆など高収益作物の栽培状況について答えた。市は水田で米から高収益作物への転

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  • 梅雨入り前に水防訓練 日本語学校生が土のう作り参加 掛川、菊川

     本格的な出水期を前に掛川、菊川両市で5日、水防訓練が行われた。水防団が土のうの作り方や積み上げ方などを確認し、体制の強化を図った。  掛川市大坂の市大坂コミュニティー公園では、団員や地区の自主防災会のメンバーら約170人が訓練に励んだ。掛川日本語学校(同市南)の学生も参加し、水を入れたポリ袋をプランターに入れて土のうの代わりにする簡易浸水対策などを学んだ。  菊川市の訓練は、同市下内田の河川防災ステーションが会場。団員ら約110人が土のう作りに取り組んだほか、ロープワークの習得にも努めた。  

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  • 新住職が就任 好運寺で「晋山式」 菊川

     菊川市下平川の好運寺でこのほど、新住職就任の儀式「晋山式」が営まれた。  新住職は松浦正道さん(43)。1992年から務めた前住職の義父徳道さん(72)に代わり、20代目の住職に就いた。松浦さんは稚児の先導で参道を歩き、本堂に入堂。世界平和や檀(だん)信徒の安泰を祈願するお経を唱えた。松浦さんは「お寺を護持して次世代に残していきたい」と決意を語った。  好運寺は臨済宗妙心寺派の寺院。江戸時代に小笠地域を治めた代官の黒田家の菩提(ぼだい)寺で、1585年(天正13年)創建とされる。

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  • リニア工事訴訟 原告が意見陳述 静岡地裁

     リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う流量減少問題を巡り、大井川流域の住民らがJR東海を相手取り、県内工区(10・7キロ)の工事差し止めを求めた訴訟の第6回口頭弁論が3日、静岡地裁(増田吉則裁判長)であった。菊川市で米や野菜を作っている原告の鴨川登さんが「農業を営むことができているのは、大井川の水があってこそ」などと意見陳述した。  弁論終了後の進行協議では、増田裁判長から原告側に対し、専門家を証人尋問する考えがあるかや具体的な候補者がいるかどうかの質問があったという。次回は9月9日で、次々回は11月25日。

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  • 記者コラム「清流」 直径10センチの配管

     菊川市で5月に発生した断水は約6700世帯に影響を及ぼした。原因は地中約1.2メートルに埋まっていた水道管の破断。市によると、老朽化や交通量の多さなどが原因とみられる。  断水が続いた数日間、給水所にはタンクを持って何度も足を運ぶ市民の姿があった。幼い子どもの飲み水を確保するために早朝からドラッグストアに向かった母親、親戚宅に身を寄せて過ごした高齢男性の話も聞いた。  原因の水道管が見つかったのは、市が漏水調査を開始して5日目のこと。地中から見つかった配管は真っ二つに割れ、横にずれていた。配管の直径はわずか10センチ。想像していたより細く驚いた。同時に、この細い配管が50年もの間、地域住民の

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  • アジサイ苗木140鉢無料配布 菊川の平松さん

     菊川市西方の駿河屋クリーニング店主、平松克巳さん(81)がアジサイの苗木約140鉢を無料で配布している。  花いっぱいの町になることを願い、毎年挿し木で育て、希望者に配っている。苗木は高さ20センチほどの大きさで、すでに花を咲かせているものもある。自宅の敷地内で栽培した観賞用のアジサイは見頃を迎え、淡い紫やピンクの花を咲かせている。

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  • ジャガイモ収穫 園児が歓声 菊川保育園

     菊川市の菊川保育園の園児は2日、園近くの畑でジャガイモを収穫した。同市の元気サロン「おせっかいの会」が協力し、園児48人と一緒に取り組んだ。  同会のメンバーと園児は3月、畑に種芋を植えた。園児は土を掘って次々に収穫し、大きなジャガイモが見つかると歓声を上げた。収穫したジャガイモは給食の材料にする。畑では今後、サツマイモを育てるという。  同会は地域の遊休農地を活用し、育てた野菜を配りながら募金を行ったり、子どもが野菜に親しむよう保育施設と連携して農作業をしたりしている。

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  • シニア佐々木、PO制す ゴルフ静岡県アマシニア選手権

     ヤマハカップ第32回県アマチュアゴルフシニア選手権(静岡新聞社・静岡放送、県ゴルフ連盟主催)は1日、袋井市の葛城ゴルフ倶楽部宇刈コース(パー72)で開催された。シニア(55歳以上、6534ヤード)は佐々木清士(静岡C浜岡C)と木梨雅夫(菊川市)が71で並びプレーオフの末、佐々木が優勝した。6233ヤードのミッドシニア(65歳以上)は小久江正人(葛城GC)が71で連覇、グランドシニア(70歳以上)は安達光宣(リバー富士CC)がプレーオフを制した。  各部門の優勝者は11月8、9日の県アマチュアゴルフ選手権決勝の出場権を得た。  ■集中切らさず6度目頂点  シニアは佐々木が昨年の覇者木梨とのプ

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  • 放射性セシウム 過去の変動幅内 浜岡原発の放射能調査

     静岡県は31日、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)周辺の環境放射能調査の結果を公表した。発電所周辺海域の海底土から1キロ当たり1・6ベクレルの放射性セシウムが検出されたが、過去の変動幅の範囲内だった。  このほか、牧之原市や菊川市、掛川市などで浮遊塵、上水、茶葉、原乳を採取した。いずれも放射性セシウムは検出されなかった。

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  • 菊川・小笠東小に図書30冊寄贈 丹野報徳社

     菊川市の丹野報徳社はこのほど、小笠東小に小説や図鑑、絵本など本30冊を寄贈した。  鈴木一理事長らが学校を訪れ、図書委員会の6年生、中島理仁君と松本夏楓さんに本を手渡した。本の寄贈は今年で3年目。鈴木理事長は「子どもたちが健やかに成長するよう継続的に寄贈したい。楽しんで読んでほしい」と話した。  ひがしこども園にも30冊贈った。

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  • ポリ容器の洗浄能力増強 鈴与エコプロダクツ 袋井に第2工場

     ポリ容器の洗浄リユース事業などを手掛ける鈴与エコプロダクツ(菊川市、鈴木忠彦社長)は、4月に施行されたプラスチック資源循環促進法による需要増を見据え、処理能力を増強する。袋井市の袋井事業所に第2工場を整備し、2030年までに年間300万本のポリ容器の処理態勢を構築する。  大手外食チェーンや食品工場から出る業務用食器洗剤などの空容器を回収して高圧洗浄を施し、洗剤メーカーに戻して再利用するシステムを展開している。ポリ容器は内部に廃液が残り、破砕処理も難しいため、多くの場合は一度使われただけで焼却処分されていた。リユースで容器1本当たりの二酸化炭素(CO2)排出量(30・2キログラム)を半分以下

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  • 菊川市議会が開会 補正予算案を可決

     菊川市議会6月定例会が30日、開会した。会期を6月24日までの26日間と決めたあと、6議案を上程した。低所得の子育て世帯を支援する特別給付金の事業費5100万円を追加する2022年度一般会計補正予算案(第2号)を先議し、原案通り可決した。  国の物価高騰対策で、子ども1人あたり5万円を支給する。同補正予算案には住民税非課税世帯などに10万円を給付する事業費も盛り込んだ。  一般会計補正予算案(第3号)には新型コロナウイルスワクチンの4回目接種事業費、市道赤土高橋線の工事費、菊川流域治水対策事業費など1億1300万円を追加した。補正後の総額は207億5900万円。

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  • 茶況(5月30日)磐田二茶初上場 静岡茶市場

     静岡茶市場の県外産二茶は、約1万2500キロ上場した。県内産は磐田地区から31日初荷が届く見通し。  鹿児島県種子島二茶は700円台から500円台の手合わせが多い。ある市中問屋は「来週以降は、出回りが増える県内産の仕入れに注力する」と語る。       ◇  世界緑茶協会は21日から、県産新茶を味わうプチ講座を静岡市駿河区のしずおかO-CHAプラザで開く。同内容の講座を7月1日まで全12回開催する。  県内で収穫された新茶を急須でいれて水色や香りを楽しむ。定員は各回4人。同協会ウェブサイトから申し込む。受講無料。  問い合わせは同協会<電054(654)3700>へ。  藤枝 茶価の低迷が

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  • 「グランシップ静岡能」 菊川で出前公演 ダイナミックな演舞堪能

     静岡県民に日本の伝統芸能を紹介する「グランシップ静岡能」(県文化財団、県、静岡新聞社・静岡放送など主催)が29日、菊川市の菊川文化会館アエルで開かれた。演目は、神通力で龍神を岩屋に閉じ込めた仙人が登場する「一角仙人」。観客約250人が、仙人と龍神のダイナミックな演舞を堪能した。  グランシップが手掛ける出前公演の一環。「一角仙人」は歌舞伎十八番「鳴神」のモデルになった演目で、観世流シテ方の山階彌右衛門さんが演じた。龍神が岩屋から飛び出す場面では、観客は息をのんで舞台の展開を見守った。  狂言「寝音曲」も上演した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う延期公演。同市では当初、2021年1月に開催が予

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  • 菊川で大規模断水 情報早期発信と点検を【解説・主張しずおか】

     菊川市内で発生した断水は原因の特定に時間がかかり、影響が広範囲に及んだ。さらに、市民への情報提供が遅れたことで不安が広がった。水道管の老朽化は全国的な問題となっており、同様の事態が今後再発する可能性もある。市は住民生活に直結するライフラインの備えを再点検し、非常時の情報発信についても見直してほしい。  菊川市の断水や水圧低下は20日夜に発生し、23日まで続いた。影響を受けたのは住宅が密集する六郷、河城、西方、加茂、内田地区の一部で、最大で約6700世帯。市内の約3分の1の世帯に影響が出た。市は18日に水を一時的にためる配水池の水位が平常時の半分以下になったことを受け、漏水調査を開始していた

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  • 「遺産」で田植え本格化 菊川・千框棚田 親子ら没頭

     農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に認定された菊川市倉沢の千框(せんがまち)棚田で28日、田植えが本格化した。復元に取り組むNPO法人せんがまち棚田倶楽部の棚田オーナー制度登録者ら約270人が参加し、作業に汗を流した。  静岡大棚田研究会のメンバーが手ほどきした。参加者は丁寧に稲の苗を手に取り、等間隔で植え付けた。全身泥まみれになりながら没頭する親子連れの姿も目立った。  オーナーらは、夏場の草刈りや秋の収穫にも取り組む。同法人の山本哲理事長は「オーナーや学生のおかげで美しい景観が保てる。地元だけではいくら頑張ってもできないだろう」と感謝した。  田植えに先立ち、県は農山村と企業の協働活動を支援

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  • 断水問い合わせ500件超 4回目ワクチン、7月4日から 菊川市

     菊川市は27日、市内で発生した断水に対し、市民からの問い合わせが506件あったと市議会全員協議会で報告した。  水道管の破断に伴う断水や水圧低下は20日夜から23日まで続いた。問い合わせの内訳は断水76件、水圧低下100件、水の濁り42件。このほか、情報提供が遅いという苦言や詳細な情報提供の要求など情報発信に関する内容が36件、復旧の見通しは111件だった。その他は141件。  水道課の山内輝男課長は今後の課題として、今回の漏水のように路面に水が噴出しない場合の早期対応や、老朽管の更新、関係機関との連絡調整や協力体制の強化、市民への的確な情報提供を挙げた。  全員協議会ではこのほか、新型コロ

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  • JA遠州夢咲 荒茶品評会 山本製茶が最高賞 菊川

     JA遠州夢咲の第39回一番茶荒茶荷口品評会が27日、菊川市和田の同JA茶業振興センター「サエリア」で開かれた。同市吉沢の山本製茶が最高賞の一等一席を受賞した。  4月中下旬に生産された荷口26点が出品された。一等二席は堀川園(同市中内田)、一等三席はヤマキ鈴木製茶(同市丹野)だった。  茶商やJA職員が審査した。全国茶品評会の深蒸し茶の審査基準に合わせ、外観、香気、水色、滋味の4項目を採点して、合計得点により順位を決めた。  審査長を務めた春木屋(甲府市)の青柳元章社長は「本年は序盤の天候に苦労したと思うが、出品されたお茶に大きな欠点はなく、良品だった。わずかな差が天候に左右されたと感じる」

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  • 交通安全推進貢献で感謝状 菊川署

     菊川署は26日、交通安全の推進に貢献した県交通安全協会菊川地区支部顧問の鈴木保さん(76)=菊川市下平川=と、特殊詐欺被害を防いだミニストップ菊川堀之内店に感謝状を贈った=写真=。  鈴木さんは2004~12年度に同支部長、13年度から顧問を務める。吉川靖剛署長から警察一般協力章(県警本部長感謝状)を伝達された。鈴木さんは「交通安全の推進にはモラルの普及が大事だと思って活動してきた。今後も自らを正して見本を示していきたい」と語った。  同店は4月26日、高額の電子マネーを購入しようとした50代男性に声を掛けて被害を未然に防いだ。1月にも同様の特殊詐欺被害を防いだとして同署から感謝状を受けた。

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  • 記者コラム「清流」 かみ合わなかった報告会

     新廃棄物処理施設の整備計画を巡り、菊川市が地元代表で構成する委員会への報告会を開いた。委員だけが発言できる決まりだったが、会合の中盤に傍聴者が意見を上げると押し切られる形で市側は発言を許し、傍聴席からの声はますます大きくなった。 是非はともかく、事前の取り決めは何だったのだろう。発言権がない人の中には、出席を見送って自身の意見を委員に託した人もいたはずだ。傍聴者の主張は理解できるが、ルールが破られたことで、当局と向き合っていた委員の熱量が一気に下がってしまったのは残念だった。 閉会直前、委員の1人が挙手した。「代表として区民に伝えるためにも、しっかりと説明を聞きたかった」。市は苦言を重く受け

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  • 大自在(5月26日)水を巡る苦渋

     水が絶たれると生活生業はたちまち混乱する。改めて思い知らされた。菊川市の八王子配水池の水位低下による断水と水圧低下は直径10センチの硬質塩ビ管の破断が原因だった。東名高速道の側道に埋められ、敷設から半世紀近く経過していた。  地中構造物の老朽化は判断が難しい。長谷川寛彦市長は「更新計画をしっかり見直す」と陳謝した。高度経済成長期に多くの公共インフラが張り巡らされた。地道に改修していくしかない。  隣県の愛知からも、水を巡る人々の苦渋が伝わる。豊田市を流れる矢作川の取水施設「明治用水頭首工[とうしゅこう]」の大規模漏水で、農、工業のいずれの配水も滞った。田植えの時期に農家の苦悩はいかばかりか。

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  • 菊川市商工会 コロナ対策議論 2022年度通常総会

     菊川市商工会は24日、2022年度通常総会を菊川文化会館アエルで開き、新型コロナウイルス感染症対策やデジタル化支援などを柱にした事業計画を決めた。事業の集約化や見直しを進めて、商工会の財政強化も図る。  会員事業所従業員の永年勤続表彰なども行った。清水厚会長は、新型コロナ対応の長期化やロシアによるウクライナ侵攻など経営を取り巻く環境の変化に言及し「会員と従業員の安全を最優先に考えて業務改善に取り組んでいく」と強調した。

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  • 歌やダンスとお菓子楽しむ 菊川でイベント

     菊川市のエンターテインメントグループ「炎衆北斗TRIBE」は22日、歌やダンスのステージと市内菓子店の商品を楽しめるイベント「菊川スイーツきくるん」を同市のきくる広場で開いた。  和洋菓子店5店舗が出店した。ステージ発表ではご当地アイドルや常葉大菊川高ダンス部など5団体がパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げた。じゃんけんゲームも行い、勝った子どもに菓子店のスイーツをプレゼントした。イベント運営には地元の中高生がボランティアで参加した。

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  • 菊川の断水 ほぼ解消 20日夜発生、6700世帯に影響

     菊川市の一部地域で続いていた断水は23日、解消した。市は午後1時から、給水を止めていた配水池からの給水を再開した。午後7時までに通常の流量に戻り、全面復旧した。  長谷川寛彦市長は「市民生活に多大なご迷惑をおかけし大変申し訳ない」と陳謝した。断水の原因とされる破断した水道管が50年前に埋設されていたことを受け、「更新計画をしっかり見直す必要がある」と述べた。  断水や水圧低下は20日夜に発生し、六郷、河城、西方、加茂、内田地区など約6700世帯が影響を受けた。市は18日から漏水調査を行い、22日に破断した水道管を発見。水が道路の表面に出ず、排水路から出ていたため特定までに時間を要したという。

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  • 安全推進員に感謝状 菊川署管内防犯協会総会

     菊川署管内防犯協会(会長・長谷川寛彦菊川市長)はこのほど、同署で総会を開いた。3年以上地域安全推進員を務めた石田登さん(69)=菊川市西方=、鈴木保治さん(72)=同市下平川=、沖衛さん(79)=御前崎市門屋=に、同会長と吉川靖剛署長の連名感謝状を贈った。  総会には菊川、御前崎両市の自治会や町内会、消防団などの代表者ら役員約20人が出席した。同署によると、2021年の管内の刑法犯認知件数は20年比43件増の210件。空き巣や車上狙いなどの盗難被害が増加したという。長谷川会長は「地域の実情に即した積極的な防犯活動を推進してほしい」とあいさつした。

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  • 破断水道管の復旧工事完了 菊川、一部地域で断水続く

     菊川市内の一部地域で続いている断水で、同市西方で破断しているのが見つかった水道管の復旧工事は23日午前0時、完了した。市によると配水池の水位は上昇したが、一部で依然、断水や水圧低下が続き完全復旧には至っていない。  断水や水圧低下は20日夜、六郷、河城、西方、加茂、内田地区の一部で発生し、約6700世帯が影響を受けた。市は22日夕方に断水の原因とみられる水道管の破断を発見し、復旧工事を進めてきた。破断した水道管は1972年に埋設された。市は破断した原因を老朽化とみている。また、大型車が通行する頻度が高く、起伏が激しい道路で圧力がかかりやすいため、重みに耐えきれなかった可能性がある。  20日

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  • 菊川の断水 水道管破断見つかる 工事着手、復旧は未定

     22日午後7時ごろ、菊川市西方の東名高速道側道下の地中で、水道管が破断しているのが見つかった。同市では20日夜から断水が発生していた。市は断水の原因箇所とみて、復旧工事に着手した。  市は22日午後3時ごろ、同所付近の排水路に普段より多くの水が流れているのを確認。塩素反応があったため、道路を掘削したところ、破断した水道管を発見した。硬質塩化ビニール管で、直径10センチ。地中約120センチに埋設されていた。設置から40年以上が経過していたとみられる。  市によると、工事は23日未明に完了する予定だが、断水の復旧見込みは未定。23日午前7時から、青葉台コミュニティセンターと市役所本庁舎駐車場で給

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  • 動物ポーズで初動学ぶ 菊川・河城小、ゲーム通して防災練習

     静岡県はこのほど、菊川市の河城小で防災の特別授業を開いた。1年生約50人が保護者と共に、さまざまな災害の初動を練習するゲーム「防災ダック」に取り組んだ。  県西部地域局の担当者2人が、地震の被害から身を守るために両手を頭に乗せてかがみ込むアヒル、高い場所を目指して津波から逃げるチーターなどさまざまな動物のポーズを実演した。  児童は音楽に合わせて繰り返しポーズを取り、災害から身を守る方法を学んだ。  同校は自助と共助を軸とした防災教育に力を入れている。6年生は、地震の仕組みや想定される被害、備えの重要性などを学ぶ防災講座に臨んだ。  

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  • 全国各地の川の石 一堂に展示 菊川・アエル

     静岡県西部連合水石会による水石展が21日、菊川市の菊川文化会館アエルで始まった。22日まで。  菊川市から浜松市までの会員23人が51点を出展した。会場には北海道から四国まで、全国各地の川で発見した珍しい石が並ぶ。  ツバメやミミズクが描かれているように見える紋様(もんよう)石や、梅の木のような柄の梅花石、甲羅のような亀甲石など、浸食や風化によって生み出された天然の石の姿を鑑賞できる。

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  • 菊川で断水、6700世帯に影響 六郷、河城、西方地区

     20日午後11時ごろ、菊川市の六郷、河城、西方地区の一部で断水が発生した。水圧が低下した世帯も含めると約6700世帯に影響が出ている。復旧のめどは立っておらず、現時点で原因は分かっていない。  市によると、18日、同市和田の八王子配水池の水位が平常時の半分以下になったため、近隣の配水池から八王子配水池へ受水量を増やした。19日には大井川広域水道企業団に依頼して緊急増量を始めた。しかし、20日午後、配水池の水位が著しく下がり、11時ごろには一部で濁り水が発生したため、八王子配水池からの配水を止め、近隣の配水池からの配水に切り替えた。  市は18日以降、漏水調査会社と原因を調べている。21日午前

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  • 茶況(5月20日)藁科、川根の本茶取引終了 静岡茶市場 県産一茶

     静岡茶市場の県産一茶は、本山筋や富士などから計5639キロが届いた。藁科や川根の本茶取引が終わった。一番茶と二番茶の端境期で、市場を訪れる問屋の数は少ない。  藁科は1000円台前半が多い。かぶせの良品は3000円台や2000円台半ばで取引された。  富士は700円台で商談成立した。紅茶の荷口も複数上場し、2000円台後半から前半で手合わせした。富士は来週で本茶の上場を終える見込み。  鹿児島県種子島産の二茶はくりたわせやしまみどりなどが上場。700円周辺から600円台半ばの親値が多かった。  藤枝 市之瀬の里が瀬戸谷地区の山あいにある茶園に設置したティーテラスは、絶景の中での一服が魅力で人

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  • 学生が選ぶインターンアワード 静岡県立大・上原ゼミが入賞

     静岡県立大経営情報学部の上原克仁准教授のゼミ活動がこのほど、「第5回学生が選ぶインターンシップアワード」で入賞した。菊川市と連携し、同市のふるさと納税額の増加に向けて返礼品を提案、発信する一連の取り組みが評価された。  同アワードは、学生の職業観の育成に効果的なインターンシッププログラムを表彰・周知する取り組み。全国の企業や大学、地方自治体が645プログラムを応募し、学生や有識者による審査で10プログラムが選ばれた。  活動したのは、4年生の田中彩恵さん(22)、石井杏奈さん(21)、望月豪士さん(21)の3人。昨年8月から半年間、全国のふるさと納税返礼品を分析し、学生目線で同市内の魅力ある

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  • ハワイ気分演出 文化や食を紹介 菊川でフェス

     ハワイの文化や食を紹介するイベント「プチハワイフェス」が15日、菊川市加茂の市商工会前広場で開かれた。  フラダンスやウクレレなどの愛好家団体がステージに上がり、雰囲気を盛り上げた。  同市を拠点にキッチンカーでのドーナツ販売を手掛ける「マウナラニ」が主催した。会場にはハンバーガーやピザなどの飲食物やハワイアン雑貨を販売する店舗も並び、大勢の市民でにぎわった。

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  • 今年は「虎」 田んぼアート、200人で田植え 菊川

     田んぼアート菊川実行委員会は15日、「田植祭」を菊川市下内田の水田で開いた。15年目となる今年の図柄は干支(えと)にちなんだ虎。3年ぶりに一般の参加者を募り、約200人が1600平方メートルに7種類の苗を植えた。  地域を活性化させようと2008年から続けている。今年は左側に縁起がいいとされるホワイトタイガー、右側には掛川工高の伊藤幸永(こと)さん(16)がデザインした虎のキャラクターを描く。伊藤さんは「寅(とら)の字を虎と米の絵で表現した。完成が楽しみ」と話した。  今回は文字も表現するため、細かい図柄となった。実行委が前週までに測量し、2200本の棒を下絵に沿って立てた。参加者は色の配置

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  • 浜岡原発再稼働、容認ゼロ 周辺11市町首長アンケート

     中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)が政府要請で全炉停止してから14日で11年が経過するのに合わせ、静岡新聞社は浜岡原発から半径31キロ圏の緊急防護措置区域(UPZ)内に位置する11市町の首長を対象にアンケートを行った。浜岡原発が原子力規制委員会の審査に「合格」した場合、再稼働を容認すると回答した首長は今年もいなかった。  脱炭素社会実現の必要性や世界的なエネルギー価格の高騰を背景に原子力利用を求める声もある中で、UPZ内の各首長が地元の原発には依然、厳しい見方を保っていることが浮き彫りになった。  アンケートは4月に実施し、全首長から回答を得た。規制委の審査で新規制基準を満たした場合、首長とし

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  • 写真や絵画、書 3団体が合同展 御前崎

     御前崎市文化協会写真部「フォト御前崎」と同市の書道教室「豊蘭会」、菊川市の社会福祉法人「草笛の会」の合同作品展が14日から、御前崎市池新田の同市立図書館で開かれる。22日まで。  フォト御前崎の呼び掛けに2団体が応じ、計約200点が一堂に集まった。写真の題材は海辺や富士山など風景が中心。豊蘭会は園児から80代の高齢者まで幅広い年代が草書や楷書、書画などを出品した。草笛の会は運営する障害者施設の利用者の絵画や陶芸品、書を展示した。  フォト御前崎の清水正弘代表(69)=同市佐倉=は「作品展のテーマは多様性。いろいろな芸術の世界を楽しんでほしい」と話した。

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  • ウクライナ支援へ109万円 菊川市の募金活動

     菊川市は13日、ウクライナ支援を目的にした募金活動で109万5969円が集まったと発表した。同日までに、在日ウクライナ大使館に送金した。  募金の期間は4月1~28日。市役所本庁舎と市総合保健福祉センター「プラザけやき」、中央公民館の3カ所に募金箱を設置した。みなみやま会館(同市高橋)で開催した市民交流イベントで市民から集めた寄付金と菊川西中の生徒が独自に募った浄財を合わせた。

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  • サイクリストリーダー指定校 常葉大菊川高に委嘱 菊川署

     菊川署はこのほど、中高生の自転車事故防止を目的に常葉大菊川高(菊川市半済)を本年度の「サイクリストリーダー指定校」に委嘱した。管内の模範として交通安全を徹底し、事故防止の啓発活動にも取り組んでもらう。  同校で委嘱式を行い、指定証や「サイクリストリーダー指定校」と書かれた横断幕を託した。吉川靖剛署長は「これから梅雨の時期に入り、事故は起こりやすくなる。交通安全の実践と推進をお願いします」とあいさつし、生徒会長の影山穂希さん(3年)は「交通マナーを守り、危険箇所の周知を徹底していきたい」と語った。

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  • 最低賃金法違反の疑い 磐田

     磐田労働基準監督署は13日、最低賃金法違反の疑いで、菊川市加茂の榊原歯科医院の男性院長(69)を静岡地検浜松支部に書類送致した。送致容疑は、従業員2人に対し、2020年2~10月分の賃金について、当時の県最低賃金に基づいて算出された計約52万円を所定日に支払わなかった疑い。

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  • 常葉大菊川高生、地域発信へ冊子制作 アートイベントや店紹介

     菊川市の常葉大菊川高の生徒が昨年制作した菊川の魅力を発信するフリーペーパーが4月に完成した。市内のアートイベントやJR菊川駅周辺の店を取材し、A5サイズ12ページにまとめた。  課題探求を行う同校の「みらい学講座」を受講した生徒の中から、地域の課題を情報発信と考えたチームが冊子を作った。メンバーは3月に卒業した鶴見茉紀さんと、3年生の鈴木来奈さん、萩下友里佳さん、安藤優羽さん、坂本明佳音さんの5人。  冊子では竹灯籠を400本並べた夜のイベントや、新聞紙で巨大なちぎり絵を作ったアート教室、駅前のカフェや喫茶店などを写真と文章で紹介した。デザインの協力と発行はNPO法人アートコラールきくがわが

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  • 和歌山南陵高 教職員ストライキ 菊川の運営法人給与未払い

     学校法人南陵学園(菊川市)が運営する私立和歌山南陵高(和歌山県日高川町)の教職員が、給与未払いなどを理由に11日の授業を行わないストライキを実施した。学校への取材で12日、分かった。教職員のストライキは異例。生徒への影響などを考慮し、12日から授業を再開した。  学校によると、4月分の給与が法人から支払われなかったことなどから、全教職員23人がストライキを実施。11日午前の授業を行わず自習とし、午後は部活動とした。13日まで実施予定だったが、法人が同日に今後の対応を説明すると回答したことや、生徒への影響を考慮して取りやめた。  県によると、家庭が高校に支払う授業料を国が補助する就学支援金制度

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  • 静岡人インタビュー「この人」 深谷たか江さん(菊川市)粟ケ岳登頂3000回を達成

     近所の友人の誘いで2010年、中学生の校外活動以来の粟ケ岳(標高532メートル)登山を再開した。掛川市北部の山に残る豊かな自然と景観に魅了され、毎朝の日課になっている。元化粧品販売員。78歳。  ―3千回達成をどう受け止めているか。  「節目を迎えたという感慨は全然ない。ただの通過点と思っている。ただ、麓の地場産品直売所のスタッフや近所の人は自分のことのように喜んでくれた。お祝いとして高価なコチョウランを届けてくれた人もいる。本当にありがたい」  ―粟ケ岳にはまった理由は。  「中学のころの遠足では、もう駄目かと思うほどしんどかった。そんな記憶がずっと残っていたが、久々に登った時は爽快感と充

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  • 菊川東中サクソフォン四重奏 中部大会で金賞

     菊川市の菊川東中吹奏楽部のサクソフォン四重奏の4人が3月、富山県で行われた「第34回中部日本個人・重奏コンテスト本大会」で金賞を受賞した。9日、菊川市役所を訪れ、長谷川寛彦市長に結果を報告した。  訪問したのは3年の八木咲〓さんと小宮志帆さん、2年の中野羽菜さんと小田結月さん。4人は音源審査で行われた県大会を通過し、本大会に進んだ。本大会には県内から6校が出場し、金賞は菊川東中だけだった。  4人は「結果を受け、今までこのメンバーで頑張ってきてよかったと思った。支えてくれた人への感謝を忘れず、今後も技術を磨きたい」とあいさつした。大会で演奏した「グリムの古城」の一部も披露し、出席者が4人の息

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  • 茶況(5月11日)東部のかぶせ堅調 静岡市中 県産一茶

     静岡市中の県産一茶は、東部から持ち込まれたほか、磐田の番茶が出回った。富士の品種物のかぶせの引き合いが堅調で、2000円前後で取引された。  富士の露地物は800円周辺から700円台前半の手合わせが多い。大半の工場が来週中に生産のめどをつける見通し。東部の製茶工場幹部は「一茶の製造コストを考慮すると、価格を下げる余地が小さくなってきている」と話す。  牧之原地域からの出回りはほぼなかった。一茶の仕入れをほぼ終えた市中問屋は「芽合いの良い二茶の仕入れの方に関心が向いている」と話す。  静岡茶市場は午前10時現在、県内産1万6696キロ、県外産6734キロが上場した。  藤枝 JA茶業部藤枝工

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  • タレント赤堀愁さん 11日菊川で寄席

     菊川市で文化活動を行う「TOMO☆PROJECT」は11日、同市でご当地タレントとして活動する赤堀愁さん(22)の寄席を菊川文化会館アエルで開く。  アエルの和室で古典落語2本と菊川茶の呈茶を行う。開場は午後2時。落語は2時半、呈茶は3時から。料金は菊川茶とお菓子付きで千円。

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  • 新廃棄物処理施設 経過を市民に報告 17日に菊川市

     掛川、菊川の両市が整備する新たな廃棄物処理施設について、菊川市は17日午後7時から、専門家の検討委員会による議論の経過を住民に説明する報告会を同市西方の西方地区センターで開く。  市の担当者が、住民代表の西方環境対策委員会に対して報告する。傍聴は自由。菊川市内での住民との意見交換は初めて。  新廃棄物処理施設を巡っては、両市が3月21日に検討委を設置して基本構想の見直し議論を進めている。掛川市は14日午後2時から、同市御所原の市生涯学習センターで市民対話集会の開催を予定している。

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  • 地元バンドら盛り上げ 菊川 野外ライブに11組出演

     菊川市の菊川文化会館アエルは8日、屋外イベント「アエルエンジョイライブ」を開いた。地元のミュージシャンら11組が出演し、来場者を楽しませた。  地元バンド「ザ・菊川ヤン茶ーズ」や、浜松市浜北区の伊藤みひ乃さん(13)、シンガー・ソングライター「未来-miku-」などがパフォーマンスを披露した。観客は手拍子で会場を盛り上げた。御前崎市の画家Jiroさんはミュージシャンが演奏する横で高さ2メートルの鏡に絵を描くライブペインティングを行った。  人や動物との交流、ふれあいを目的にしたイベントであることから、犬猫の譲渡会や飲食店の屋台が並ぶマルシェも開催した。

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  • 「電動車椅子」販売拡大 免許返納の高齢者サポート 車に代わる移動手段提案

     高齢者の運転免許証返納が増加傾向にある中、新たな移動手段の確保を支援しようと、静岡県内の自動車販売店で操作性の高い次世代型電動車椅子の取り扱いが広がりだした。店側から車以外の選択肢を積極的に提示することで、これまで車に乗ってきた高齢顧客の生活を支えつつ、商材の多様化で販売店としての競争力強化も図る。  導入が広がるのは、都内メーカーのWHILL(ウィル)が手掛ける電動車椅子「ウィル」。静岡スバル自動車(静岡市清水区)は3月下旬、県内13店で取り扱いを始めた。最大5センチの段差を乗り越える高い走破力と、手でレバーを操作するだけで動く扱いやすさが特長。黒を基調にした近未来的な外観も併せ、アクテ

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  • 医療、福祉、司法 有志が相談会 14日、静岡県内4会場

     静岡市清水医師会などは14日午後1時半から、医療や福祉、司法の専門職有志が地域住民の心配事に応じる「なんでもかんでも相談会」を同市清水区の清水保健福祉センターを主会場に、県内4会場で開く。  そのほかの3会場は県下田総合庁舎、東伊豆町立図書館、菊川市総合保健福祉センター。社会福祉士や精神保健福祉士が来場者の悩みを聞き取った後、内容に応じて各分野の専門職が相談に加わる。一部、オンラインを活用する。  相談は無料。予約制で希望者は事前に申し込む。外国語にも対応する。  問い合わせは静岡市清水医師会在宅医療介護相談室<電054(344)0550>へ。

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  • 八十八夜に合わせ児童ら茶飯味わう 菊川市学校給食

     菊川市の菊川学校給食センターは2日、八十八夜に合わせて、市内の小中学校などで茶飯を提供した。  茶飯は粉末茶と塩、酒を混ぜて炊いた。お茶を使った料理を振る舞うことで、茶産地で育つ子どもたちに八十八夜を知ってもらう狙いがある。  同市本所の菊川中央こども園では3~5歳児130人が茶飯を味わった。園児は「緑色のご飯だ」「お茶のにおいがする」などと喜んでいた。

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  • 茶業発展に貢献 静岡で2人表彰 杉山彦三郎賞

     茶の主力品種「やぶきた」の生みの親である杉山彦三郎(1857~1941年)にちなみ、茶業発展の功績者をたたえる表彰式が八十八夜の2日、静岡市葵区の駿府城公園内の杉山翁胸像前で行われた。  本年度の杉山彦三郎賞は2個人。茶品種改良・普及功績賞は、新品種の開発と普及や後継者育成に努めた小柳津勤さん(64)=掛川市=、茶業振興功労賞には、茶摘み機メーカー社長として改良発明を行い省力化と高品質な茶生産を後押しした落合錬作さん(93)=菊川市=が選ばれた。  杉山彦三郎翁顕彰会の岩崎正樹副会長が「茶業発展のため後進の指導に尽力してほしい」と上川陽子会長のメッセージを代読。小柳津さんと、落合さんの代理で

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  • 菊川LC 市に慈善マラソン 賛助金など寄付

     菊川ライオンズクラブ(LC)はこのほど、3月に開催した「菊川さくらチャリティーマラソン大会」で集まった賛助金と参加料25万円を菊川市に寄付した。  市役所で贈呈式が行われ、同LCの落合岐良会長や大会関係者が出席した。落合会長=写真左=が長谷川寛彦市長に目録を手渡し、感謝状を受け取った。市は寄付金を生活困窮世帯の児童生徒への支援に活用する予定。

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  • こいのぼりの下で演技 菊川、よさこいダンスや書道

     菊川市のみなみやまコミュニティ協議会はこのほど、こいのぼりコンサートを同市高橋のみなみやま会館で開いた。地元の3団体がパフォーマンスを披露した。  会場には大小50匹以上のこいのぼりを掲げた。よさこいダンスチーム「炎衆北斗」は雨が降る中、迫力のあるダンスを踊り、観客を楽しませた。このほか、東海書道会琳明教室の書道パフォーマンスや小笠剣詩舞会の発表も行われた。  こいのぼりは6日まで飾る予定。

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  • 菊川の魅力発信へ写真コンテスト インスタグラムを活用

     菊川市観光協会はこのほど、写真共有アプリ「インスタグラム」を活用した写真コンテスト「菊川フォト」を始めた。市内の魅力を発信する写真を12月23日まで募集している。  テーマは「おいしい菊川2022」「魅力あふれるきくがわ2022」「こどものえがおきくがわ2022」「歴史たのしむきくがわ2022」の四つ。インスタグラムで市観光協会のアカウントをフォローした上で、ハッシュタグ「#菊川のみどころフォトコン2022」に加え、四つのテーマからいずれかのハッシュタグを付けて投稿する。撮影場所が市内であることなどが条件。入賞者41人には食事券などが贈られる。  写真を郵送で市観光協会などに応募する「第9回

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  • 居場所カフェ開店へ ヘルパーが特技生かす NPOハートあんどハート菊川

     菊川市で介護保険事業や助け合い事業などを行うNPO法人ハートあんどハート菊川は5月11日から、居場所カフェ「ここくる」を同市半済の事務所の一角に開店する。29日、オープニングイベントとして、地域住民にカフェをお披露目した。  ヘルパーの高齢化に伴い、昨年9月に訪問介護のヘルパー派遣事業を終了したことを受け、ヘルパーの第2のステージとしてカフェの設置を決めた。60~80代のヘルパー8人が傾聴や料理など、それぞれの特技を生かして運営する。  カフェは広さ40平方メートル。事務所の一部を改装し、カウンターやテーブルなど15席を設置した。代表理事の沖美保子さん(60)は「小学校や病院が近く、みんなが

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  • 書道家佐々木さん 遊び心交え喜寿展 菊川で5月1日まで

     書道家佐々木和江さんの喜寿展が5月1日まで、菊川市本所のギャラリー画鬼庵で開かれている。会場の空間を生かし、長年書きためた作品を自由な発想で、遊び心を交えて展示した。  会場にはふすまに書いた作品や、障子にさまざまな色の紙を貼ってステンドグラスのように表現した大作などが並ぶ。百人一首を書いた長い紙の横には、かるたを置いて展示を工夫した。佐々木さんは「コロナ禍で笑う機会が少ないので、皆さんに展示を楽しんでほしい」と話した。  画鬼庵に隣接する画禅庵では1日まで、佐々木さんの夫で2008年に亡くなった水墨画家佐々木鉄心さんの傑作展を、近隣の菊川文化会館アエルでは6日まで、文楽をテーマにした鉄心さ

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  • 菊川市待機児童ゼロ 4年連続

     菊川市はこのほど、2022年度当初の保育施設の国定義待機児童が4年連続でゼロになった発表した。  市によると、保育園と認定こども園の認可定員は1252人。西方こども園の施設整備やみなみこども園の保育枠拡大などにより、前年より30人増えた。  新規入所希望者数は前年より32人減少し、295人。国の定義で計上されない潜在的な待機児童数は前年より25人減少し、35人。このうち、1歳児が17人、2歳児が9人だった。

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  • 深蒸し菊川茶で来庁者もてなし 市茶業協会

     菊川市茶業協会は26日、新茶シーズンを盛り上げようと、市役所本庁舎と中央公民館で新茶の呈茶サービスを始めた。  市役所ロビーには呈茶コーナーを設置し、同市河城地区の茶業関係者グループ「茶レンジャー」のメンバーが協力してお茶をいれた。初日は茶娘や市マスコット「きくのん」が登場し、来庁者を深蒸し菊川茶でもてなした。  中央公民館での呈茶サービスは28日まで。市役所では5月2日と6日にも行う。

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  • 「鎌倉殿の13人」大河ドラマ館 来場5万人突破

     伊豆の国市ゆかりの鎌倉幕府第2代執権北条義時が主人公の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放映に合わせ、同市の韮山時代劇場に設置されている大河ドラマ館の来場者がこのほど、5万人に達した。  到達日は23日で、節目の来場者になったのは菊川市の会社員内田義久さん(56)一家。両親の墓参を兼ねて訪れた伊豆の国市出身の内田さんは「ふるさとが舞台になっていて毎回楽しみにしている。里帰りの良い記念になった」と喜んだ。記念品として特産品を贈った市推進協議会の稲村浩宣会長は「ドラマ館を拠点にゆかりの地を巡って」と勧めた。  大河ドラマ館は1月15日にオープンした。今月末からの大型連休中は無休で開館する。

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  • 営業戦略アドバイザーに鬼石さん 菊川市が委嘱

     菊川市はこのほど、営業戦略アドバイザーに起用した同市出身の鬼石真裕さん(41)=東京都=の委嘱状交付式を市役所で開いた。  鬼石さんはマーケティング支援やシステム開発を行う会社「シエン」の代表。市のアドバイザーとして、情報発信や菊川茶のPR、庁内のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、事業継承、産業振興など幅広い分野で助言や提案をする。期間は来年3月31日まで。  長谷川寛彦市長から委嘱状を受け取った鬼石さんは「菊川の魅力を改めて感じると同時に、他市町に比べて弱いところも見受けられる。しっかりお役に立てるよう動いていきたい」と抱負を語った。

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  • 公設民営、民設より割安 新炉建設で試算 掛川、菊川の廃棄物施設

     掛川、菊川両市の衛生施設組合が整備する新たな廃棄物処理施設について、両市は24日、火災による損傷で使用不能になっている隣接の不燃・粗大ごみ処理施設を一部取り壊し、現施設とほぼ同規模の焼却炉を建設できると仮定した試算を公表した。公設民営方式を採用した場合、2023~50年の27年間で両市の負担額は308億円になり、基本構想で最優先とした民設民営の公民連携方式より34億円安くなる。  同日、掛川市役所で開かれた専門家の検討委員会で明らかにした。両市は「現施設の隣接地に建設できれば、複数の可能性を模索できる」として、試算結果を深掘りする方針。具体的には、建設の可否や概算費用の算出、費用対効果の検討

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  • 移住促進パンフ完成 家族の体験談中心に掲載 菊川市

     菊川市の長谷川寛彦市長は22日、定例記者会見で、移住促進パンフレット「きくがわ茶柱生活」の完成を発表した。移住した家族の体験談を中心に紹介した。パンフレットでは市の魅力や生活環境、移住や子育ての補助制度を掲載した。市内で暮らしながら、テレワークを活用して都内の会社に勤める女性の話も取り上げた。  A4判12ページ。表紙は目を引く黄色にした。都市圏で開く移住相談会や市内の観光施設に配布する。長谷川市長は「茶柱が立ったときのように、わくわくした気持ちで日々を過ごせる場所であるとPRしたい」と話した。  会見ではこのほか、環境省の2020年度一般廃棄物処理事業実態調査の結果を報告した。同市の1人1

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  • 島田の山内さん 高齢者保護に貢献 菊川署が感謝状

     菊川署は21日、道に迷った高齢女性を保護した島田市大代の山内和津江さん(60)に感謝状を贈った。同署で吉川靖剛署長が手渡した。  山内さんは16日、菊川市潮海寺の畑で農作業をしていた際、側溝にしゃがみ込んでいた磐田市の70代女性を発見した。女性は一緒に車で出掛けていた夫とはぐれたという。山内さんは自分の軽トラックに女性を乗せ、同署菊川駅前交番に送り届けた。  山内さんは「おばあさんはとても不安な様子だった。無事に引き渡せてよかった」と話した。

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  • 二十四節気「穀雨」潤う大地 菊川、田植え最盛期

     20日は二十四節気の「穀雨」。種まきや田植えの時期に春の雨が降り、田畑を潤すころとされる。県内は高気圧に覆われて晴れの天気となったが、気圧の谷の影響で所により雲が広がった。気象庁によると、県内各地の最低気温は静岡13・8度、浜松12・4度、三島13・6度など。  菊川市内田地区の水田では、「コシヒカリ」の田植えが最盛期を迎えた。早朝から田植え作業などで汗を流した農家の高塚享佑さん(38)は「苗の生育はとても良い。8月中旬から下旬には収穫できそう」と話した。

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  • 全国中学生空手道選抜 常葉大菊川中・高塚さん「2年女子形」V

     常葉大菊川中3年の高塚彩夏さん(14)=御前崎市白羽=が、3月に京都府で行われた全国中学生空手道選抜大会の「2年女子形」で優勝した。全日本空手道連盟の強化選手にも指定され、さらなるレベルアップを期して稽古に励んでいる。  形は実戦形式の組手とは異なり、見えない敵を仮想して演武する。立ち姿や技の美しさ、力強さなどを審査員が採点する。2年女子形には各都道府県から4人ずつの計188人が出場。高塚さんは予選から順調に勝ち上がり、決勝では昨年の同大会「1年女子形」の優勝者を上回った。  兄の影響で4歳から空手を始めた。「先輩たちの姿を見てかっこいいと思った」という形にのめり込み、小学3年生で全国大会優

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  • 不登校乗り越え御城印デザイン 菊川の沢島さん「地域の役に立てて、うれしい」

     菊川市東横地の国指定史跡「横地城跡」の御城印が3月に完成した。イラストを描いたのは同市の沢島由実さん(21)。菊川南陵高(休校中、同市河東)の校舎内にあり、不登校経験のある生徒らを対象にした和歌山南陵高通信制課程通学型静岡キャンパス「りん」に沢島さんが通っていたことが、制作に携わるきっかけとなった。  沢島さんはイラストがうまく、りんに在学中、掲示物や卒業アルバムに添える絵を担当してきた。りんの元非常勤講師で横地城跡文化財保存会の福井淳一さん(74)が沢島さんの絵に才能を感じ、デザインを依頼した。  描いたのは弓の名手として名をはせた横地城主。馬に乗って弓を引く勇ましい姿を筆ペンと鉛筆で表

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  • スーパーカブ200台集合 全国の愛好家、菊川で交流

     ホンダの二輪車「スーパーカブ」の愛好家が集うイベント「CUBDAY」(実行委主催)が17日、菊川市の菊川文化会館アエルで初めて開かれた。全国から約200台のスーパーカブが集まった。  愛好家が自慢の愛車と共に集い、交流を楽しんだ。関東や関西地方からも駆け付けた。会場には個性あふれるバイクがずらりと並び、ライダーが写真を撮影したり、魅力を語り合ったりした。  実行委員長で介護士の天野智宏さん(33)は「年代問わず乗ることができ、生活に密着したバイク。雨の中でも全国からこれだけの人が来てくれた」と喜んだ。

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  • 災害備え情報伝達訓練 菊川市、出水期前に

     出水期を前に、菊川市は15日、災害時の情報伝達訓練を市役所で実施した。新年度の組織再編で災害対策本部の情報伝達班が新体制になったことから、災害時の情報発信方法や役割を確認した。  営業戦略課、危機管理課、地域支援課から11人が参加した。水害を想定し、同報無線やホームページ、交流サイト(SNS)、テレビのデータ放送で災害関連情報を伝える手順を確かめた。  職員は「通知が届くLINE(ライン)での発信を優先してはどうか」「文字制限があるツイッターはどこまで情報を入れたらいいか」などと意見を交わした。営業戦略課の渡辺真里課長は「いつ災害が起こるか分からないので課題を早めに検討し、対応を決めたい」と

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  • 車同士が衝突、90代男性死亡 菊川市の県道交差点

     16日午後0時55分ごろ、菊川市半済の県道交差点で、掛川市岩滑の無職男性(91)の軽乗用車と、同市の男子大学生(19)の軽乗用車が衝突した。男性は胸を強く打ち、搬送先の病院で死亡した。男子大学生と同乗していた高校生の弟(17)は軽傷のもよう。現場は信号機のある十字路交差点。菊川署が原因を調べている。

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  • 絵画療育に情熱注ぎ60年 藤枝の画家・落合さん「障害者との一体感大切に」

     元浜松大(現常葉大)教授で藤枝市在住の画家落合英男さん(82)が福祉施設の知的障害者を対象に絵画指導を始めて60年になる。3月下旬にかけて静岡市内で開いた“教え子”たちの作品展には、個性あふれる多彩な色使いの絵画が並び、来場者の目を引きつけた。落合さんは「障害者との一体感を大切に、これからも支え続けたい」と意欲を燃やす。  落合さんは施設利用者らの日常を潤す「アート療育」を実践し、一人一人の障害の程度や個性に合った創作手法を伝えている。  自身、小学3年の時、事故で左肘を複雑骨折し、片手が不自由になった。当時音楽会で木琴を担当することになっていたが、手が不自由だという

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  • 肥料散布機「R-6SC」 落合刃物工業(菊川市) 省力化ニーズに対応【静岡ものづくり最前線】

     大規模化する茶生産者のニーズに応えて、作業効率を高めた肥料散布機を開発した。従来は茶の畝をまたいで機体の左右に設置していた肥料の容器を統合し、中央部に搭載したのが特徴。容量300リットルの大型化で肥料投入回数が減り、大幅な省力化につながった。  同社の乗用型茶園管理機に取り付けるアタッチメント(付属装置)の一つ。容器内の肥料はスクリューで均等に分けられて、左右の散布部に送られる。茶園の端で作業する際は、片側だけ散布することも可能。運転席のレバーで操作できる。  肥料の散布量は手元のダイヤルでスクリューの回転数を変化させて調整する。旋回のたびに装置を昇降させる必要もなくなり、作業時間の大幅短縮

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  • 自転車マナーしっかり 菊川西中 1年生対象に交通教室

     菊川市加茂の菊川西中で11日、「自転車交通教室」が開かれ、1年生約180人が正しい運転ルールを学んだ。  1年生は約半数が自転車通学で、事故に遭わないための注意点について菊川署と県交通安全協会菊川地区支部の担当者から説明を受けた。同校体育館で仮想の道路を設定し、見通しの悪い十字路交差点を横断する体験では、番号札を持った生徒が左右の道路上に立ち、一時停止をする場合としない場合でどれだけ正しく番号を識別できるかを確かめた。タイヤに空気が入っているかや、ライトが点灯するかなど運転前の点検の大切さも学んだ。  山田凱斗さん(13)は「今までは一時停止や左右の安全確認を強く意識してこなかった。今後はし

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  • 4月21日に新茶初取引 JA遠州夢咲

     JA遠州夢咲は12日までに、2022年度新茶初取引を21日に菊川市和田の同JA茶業振興センター「サエリア」で開くことを決めた。21年度より5日遅い。感染対策のため、式典は午前6時半から屋外で行い、取引は午前7時から人数を制限して屋内で行う。

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  • 茶況(4月12日)磐田の品種物、初上場 静岡茶市場

     静岡茶市場に磐田と磐田市豊田の計約100キロが初上場した。品種はおおいわせとさえみどりで、平年並みの価格で商談成立した。  来週にかけて数量が増加していく見込み。市中問屋は「味がしっかりしており、今後の出来に期待できそう」と話した。  静岡市中には初倉のさえみどりとやぶきたが届いた。生産に向けて準備を進める初倉の生産者は「天候次第だが、全体の出回り数量が少ない今週中に摘採を始め、利益を確保したい」と話す。                        ◇  静岡茶市場で11日、茶商らでつくる同市場買手懇話会の総会が開かれ、鹿児島などの県外産地では、短期集中で生産が進むと報告された。  藤枝

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  • 交通安全呼び掛け 新入学児に啓発品 菊川署、安協支部

     静岡県交通安全協会菊川地区支部と菊川署はこのほど、入学式が行われた菊川市と御前崎市の2小学校で新入学児に交通安全の啓発品を贈った。  啓発品は交通標識が描かれた連絡袋と自由帳、交通事故に遭わないための注意点を書いたチラシ。藤沢照夫支部長や成瀬正吾交通課長らが、真新しいランドセルをしょった児童に手渡した。  藤沢支部長は「ルールを守って6年間事故に遭わずに登下校してほしい。ドライバーも児童を見かけたら減速して気をつけてもらいたい」と話した。

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  • 茶畑、花など表現 和紙絵力作並ぶ 御前崎で真佳会

     菊川市の和紙絵愛好家グループ「真佳会」の作品展が30日まで、御前崎市佐倉の浜岡原子力館で開かれている。  15人の会員が計約30点を出品した。はさみを使わずに手で和紙をちぎり、ピンセットで丁寧にのり付けして制作した。題材は風景や花が中心。もえぎ色の茶畑と雪化粧した富士山、御前崎海岸から望む初日の出、打ち上げ花火などを描いた。複数の和紙を重ねて立体感を出しつつ、水彩や油彩と変わらない色合いに仕立てている。  代表の鈴木克子さん(75)=菊川市下平川=は「和紙の使い方に個性が出る。会員同士でお互いに学び合っている」と話す。期間中は18日が休館。

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  • スーパーカブ愛好家が交流 菊川でイベント、17日

     ホンダの二輪車「スーパーカブ」の愛好家が集うイベント「CUB DAY」(実行委主催)が17日午前10時から午後3時まで、菊川市本所の菊川文化会館アエルで開かれる。各地のオーナーが自慢の愛車を披露して交流する。  センスが良いカスタム車を選ぶ「カスタム賞」、スーパーカブに似合う服装のオーナーに贈る「ファッション賞」の表彰を行う。関連部品や飲食の販売ブースも出展する。  入場無料。問い合わせは実行委事務局<電0537(35)6660>へ。

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  • 小笠山散策、より楽しく 掛川遊歩会 ハイキングマップ全面改訂

     掛川市の山歩き愛好家グループ「掛川遊歩会」が、掛川と袋井の両市にまたがる小笠山(標高264・8メートル)のハイキングマップを作製した。2010年3月の初版発刊以来の全面改訂になる。  複数のハイキングルートのうち、代表的な7コースを選んで解説を加えた。  従来のマップを広域化して、袋井市側のJR愛野駅やエコパスタジアム周辺からのコースを収録したのが特徴。小笠山の地形や動植物、名所を紹介する動画にアクセスできるQRコードも掲載した。  編集には市民団体「小笠山を愛する協議会」が協力した。B2判で1部300円(税込み)。JR掛川駅構内これっしか処と高久書店(掛川市掛川)、菊川市観光協会(菊川市加

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  • 新廃棄物処理施設 掛川市、24日に検討委会合

     掛川市は7日、菊川市と合同で整備する新廃棄物処理施設の事業方式などを議論する検討委員会の第2回会合を24日午後1時半から、掛川市役所で開くと発表した。会合は公開で、インターネットを通じたライブ配信も行う。  29日には、地元の掛川市満水地区の住民を対象にした非公開の市民対話集会を開き、検討委の状況報告や意見交換を行う。周辺地区の住民向けには5月14日午後2時から、市生涯学習センター(同市御所原)で同様の集会を公開で開催する。

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  • 萌芽期は4月3日 茶業センター調べ

     静岡県農林技術研究所茶業研究センター(菊川市)は6日、調査用茶園の萌芽(ほうが)期が4月3日だったと明らかにした。平年より2日早い。  萌芽期は、茶園全体の芽に対して7割以上が芽生えた時期を指す。3月中旬以降の気温が平年よりやや高く推移し、降水量も安定したことで生育が進んだ。  担当者は「4月中旬以降の摘採に向け、凍霜害や病害虫対策を進めてほしい」と呼び掛けている。

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  • 原風景守る 静岡・両河内地区  古民家活用、ジェラートや看板ヤギ...「名物」次々と【わたしの街から】

     静岡市清水区西里の市清水森林公園「やすらぎの森」で、休耕地となっていた田畑に小麦や大麦が青々と育っている。同区両河内地区のNPO法人複合力(加藤伸一郎代表)が、新しい特産品を創出し地域を活性化させようと活動している。 両河内地区の美観維持と特産品 創出のために整備した小麦畑   酒米、ジェラート、看板ヤギも…「名物」次々に  同NPOの設立は2012年末、高齢化が進み、放置され荒れつつあった農地や樹林、古民家などを地域活性化の資源にしようと活動を開始。地場産品の開発に取り組み、17年には地場産大麦を使った地ビール「両河内エール」を販売した。他地域にも麦の栽培活

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  • “聖獣”白象 袋井・玄泉庵でお披露目 4月末まで名前を募集

     袋井市宇刈の玄泉庵(村松賢樹住職)でこのほど、仏教で聖獣とされる白象がお披露目された。高さ1・8メートル、全長2・3メートルの張り子で、長年の安置により老朽化が進んでいた。修繕され、生まれ変わった姿で地域を見守っている。  元々は菊川市の仏教行事などで披露され、その後は40年以上、同市の寺院で保管されていた。子どもたちが寺に親しむきっかけにしようと、村松住職が引き取り、釈迦(しゃか)の生誕(4月8日)を祝う「花まつり」に合わせて公開した。  同寺は4月末まで白象の名前を募集している。村松住職は「愛着を持ってもらえるよう多くの人に参加してほしい。地域でかわいがってもらえたらうれしい」と話した。

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  • 旅行会社がお薦め! 穴場の観光地紹介 静岡県が冊子作成

     静岡県はこのほど、県内の隠れた観光名所を紹介する冊子「県内旅行会社がオススメする!県内観光スポット50」を作成した。県内の旅行会社などで無料配布している。  ガイドブックに掲載されていないような地元の見どころや名産品について、県旅行業協会を通じて加盟する旅行会社に募った。県内各地の約50社から回答が寄せられた。  茶園越しの富士山を撮影できる富士市の「大淵笹場」を紹介したのはレイライン富士本社(富士市)。電線が写り込まず撮ることができる数少ない写真スポットという。  ガラス容器の中で苔(こけ)を育てる「苔テラリウム」の制作を体験できる菊川市の店舗「苔工房アイモス」は、日本トラベルサービス(菊

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  • 病院の食べ残しを電気に 菊川市、バイオガスプラントに搬入

     菊川市はこのほど、市立総合病院で発生する食べ残しを鈴与菊川バイオガスプラント(同市西方)に搬入する取り組みを始めた。7日から、おおぞら認定こども園での食べ残しも追加する。  市によると、病院で1日当たり50キロ、こども園で7キロの廃棄物が削減できる見込み。市環境推進課は「ごみを減らし、排出される温室効果ガスの削減を進めていく」としている。  鈴与菊川バイオガスプラントは、食品加工などで排出される廃棄物をメタン発酵させてエネルギーに転換する発電施設。鈴与商事が2016年に稼働させた。

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  • 自民静岡県連幹事長に良知氏 三役内定 参院選へ陣頭指揮

     4日に行われた県議会最大会派自民改革会議の役員選考会で、自民党県連の三役が内定した。夏の参院選や来年春の統一地方選の党勢拡大に向け陣頭指揮を執る。  幹事長に良知淳行氏(57)=焼津市、3期=、総務会長に宮城也寸志氏(62)=菊川市、3期=、政調会長に中田次城氏(57)=伊東市、3期=がそれぞれ内定した。幹事長は会派の代表も兼務する。  役員選考会は非公開。関係者によると、良知氏は「新型コロナウイルスなどに苦しむ県民の声を国に届け、会派代表としてかじ取りしていく」と決意を述べた。記者団の取材に対しては「参院選や統一地方選に向けてしっかりと取り組んでいく」と強調した。  選考会では宮城氏が「一

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  • 茶業発展、先人に感謝 菊川で供養祭、感染終息も祈願

     菊川市茶業協会は2日、鎌倉時代に中国から茶の実を持ち帰ったとされる茶祖、栄西禅師と市内茶業先覚者の供養祭を同市の菊川公園で営んだ。  公園内の茶業頌徳(しょうとく)碑の前に茶業関係者20人が集まり、地元の茶業の発展に尽力した先人に感謝した。3月末に市内のハウス茶園で手摘みし、手もみで仕上げた新茶を献上して、茶業繁栄と感染終息を祈願した。  市茶業協会会長の長谷川寛彦市長は「深蒸し茶発祥の地として、菊川のお茶をしっかりPRしていきたい」とあいさつした。

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  • 生命守り 災害備える 消防団辞令交付 菊川

     菊川市消防団の辞令交付式が3日、同市消防本部で開かれた。本年度は新たな団員35人を迎え、10分団283人の体制となった。  入退団式が雨で中止となったたため、辞令交付のみ行った。新たな本部役員と正副分団長、退団者に辞令を交付した。退団者には感謝状も授与した。県佑次団長は「訓練を通じて、火災や自然災害に備えてほしい。いざというときは協力して市民の生命と財産を守りましょう」とあいさつした。

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  • ウクライナ支援 菊川市が募金箱 缶バッジも配布

     菊川市は1日、ロシアの侵攻を受けているウクライナの人道支援を目的とした募金箱を市役所など3カ所に設置した。ウクライナの国旗の色に合わせて手作りした缶バッジも配布している。28日まで。  設置場所は市役所本庁舎1階総合受付、プラザけやき1階こども未来部受付、中央公民館1階社会教育課受付。3月末に缶バッジを市の会員制交流サイト(SNS)で発信したところ、市民からウクライナを支援したいと連絡があり、募金箱の設置を決めた。浄財は在日ウクライナ大使館に届ける。

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  • 静岡県人口359万3524人 3月推計 22カ月連続減

     静岡県がこのほど公表した3月1日現在の本県の推計人口は359万3524人で、前月に比べ3119人減少した。人口減少は22カ月連続。  出生数から死亡数を引いた自然動態は2547人減(出生1629人、死亡4176人)、転入数から転出数を引いた社会動態は572人減(転入8801人、転出9373人)。自然動態は2011年11月から125カ月連続、社会動態は3カ月連続の減少となった。  市町別では、伊豆の国市(15人増)と函南町(10人増)で人口が増加した。自然動態はすべての市町が減少する中、社会動態は11市町で増加した。伊豆の国市の58人を筆頭に、浜松市52人、函南町38人、袋井市34人、湖西市2

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  • 車庫の軽ワゴン車全焼 菊川市

     1日午前0時15分ごろ、菊川市倉沢の無職男性(82)方から出火し、木造2階建て住居兼車庫の1階に駐車していた男性の軽ワゴン車1台が全焼した。隣に止めてあった乗用車の一部や車庫の天井も焼いた。けが人はいなかった。菊川署によると、男性は息子と2人暮らし。2階にいた息子が出火に気付いて119番した。男性は敷地内の別棟の母屋にいたという。同署などが原因を調べている。

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  • 公表範囲を縮小 職員の新型コロナ感染 掛川、菊川、御前崎3市

     掛川、菊川、御前崎各市は31日、職員が新型コロナウイルスに感染した場合の公表範囲を縮小し、感染者が出る度に情報発信していた体制を見直すと明らかにした。4月1日以降は市民生活に影響が及ぶ場合を除いてメールや会員制交流サイト(SNS)の配信はせず、ホームページ(HP)への掲載のみとする。御前崎市はHPにも掲載しない。  各市は市民生活に影響が及ぶ例を「濃厚接触者の特定が困難」「公共施設や部署でクラスター(感染者集団)が発生した」「業務を一時的に停止した」などとし、この場合は報道発表も含めてHP、メール、SNSで公表する。  園や学校の学級閉鎖はHPなどで従来通り公表する。

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  • 菊川の「学習会」に文房具を寄贈 東遠地域労福協

     掛川、菊川、御前崎市の労働組合約70団体でつくる東遠地域労働者福祉協議会は30日、菊川市で経済的な理由などで学習塾に通えない子どもの学習や居場所づくりを支援する「わくわく学習会」に文房具を寄贈した。  学習会の活動場所である菊川市市民協働センターで贈呈式を開き、同協議会の西尾智卓会長が学習会の勝又健介代表に文房具を渡した。寄贈したのはクリアファイルやノート、コンパス、定規セットなど1万3千円相当。事前に西尾会長らが学習会を見学し、必要な文房具をそろえた。勝又代表は「大事に使わせていただきます」と感謝した。

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  • おいしいお茶に ハウス茶園で初摘み 菊川で手揉保存会

     菊川茶手揉保存会は30日、新茶シーズンを前に、菊川市半済のハウス茶園で新茶の初摘み会を開いた。  保存会や茶業協会、JA遠州夢咲から約20人が参加して生葉1.7キロを収穫した。茶園を管理する宮城孝雄さん(75)は「2月の気温が低く、例年より成長が遅かったが、その分芽が柔らかくておいしいお茶に育った」と話した。  収穫したお茶は保存会が手もみして仕上げ、4月2日に茶業協会が行う栄西禅師供養祭で茶業の繁栄などを祈願して献茶する。茶業協会会長の長谷川寛彦市長は「今年こそは世の中が元気で平和になるよう願いたい」と語った。

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  • 揺れる廃棄物処理施設建設 掛川・菊川、地元不安に「再検討」

     掛川、菊川の両市が整備する新たな廃棄物処理施設の建設計画が揺れている。現施設の火災損傷や地元不安の高まりを受けて、基本構想の前提が崩れたためだ。静岡県内で初めて導入しようとした産業廃棄物の受け入れと民設民営の整備手法は「ゼロベースでの再検討」をするとかじを切り、論点は公共ごみ処理システムの安全性と持続可能性の深掘りに立ち返った。  計画が住民の反発を招いた主な要因は、扱うごみに建設廃材など産廃を含めたこと。地元の掛川市満水地区は2月、「産廃の処理施設は到底受け入れられない」とする要望書を両市に提出した。周辺でも、処理に伴う危険性や騒音、異臭への懸念が高まっている。  「廃材はリサイクルが加速

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  • コロナ中傷訴訟和解 静岡地裁浜松支部 被告が謝罪、解決金

     新型コロナウイルスに感染した浜松市の不動産会社経営の男性(39)が会員制交流サイト(SNS)で誹謗(ひぼう)中傷され精神的苦痛を受けたとして、菊川市の男性(45)に慰謝料など330万円の支払いを求めた訴訟は29日、静岡地裁浜松支部で和解が成立した。和解条項によると、被告が事実関係を認め、請求通り解決金を原告に支払う。  この日の和解協議では、被告が改めて原告に対して謝罪した。  訴状によると、被告は短文投稿サイト「ツイッター」などで、2020年7月に新型コロナに感染した原告について「東京に旅行に行っていた」といったうそや、「あの社長は被害者ではなく加害者」などと攻撃をあおるような情報を発信し

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  • 若者目線でまちづくり提案 小笠高と常葉大菊川高生

     菊川市は29日、第6回高校生まちづくりプレゼンテーション大会を市役所で開いた。小笠高と常葉大菊川高の生徒45人が芸術や福祉、駅の活性化など11のテーマで地域課題を解決するアイデアを市幹部職員に提案した。  感染防止のため、市役所と両校をオンラインでつないで実施した。小笠高の1年生の班は食べやすさに配慮した食品「ユニバーサルデザインフード」を紹介した。食べる幸せを多くの人に届けるために「地元の農産物を活用し、見た目も楽しいユニバーサルデザインフードを提供したい」と発表した。  長谷川寛彦市長は「いろいろな角度から考えていてすばらしい発表。まちづくりのヒントになる話がたくさんあった」と講評した。

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  • 掛川市地域おこし協力隊 芳川さん報告 活動エリア拡大に意欲 

     掛川市第1号の地域おこし協力隊として2021年8月から活動している芳川翠さん(33)が28日、市役所で報告会を開き、活動を振り返った。2年目の22年度は活動エリアの拡大などに意欲を示し「さらにパワーアップして活動を全うする」と力を込めた。  21年度は、かけがわ粟ケ岳山麓農泊推進協議会の事務局を務める傍ら、地図に示されたポイントを徒歩で巡るロゲイニングのイベント企画に携わった。22年度は活動地域を中山間地から市内全域に広げて、沿岸部を含めたシティープロモーションに取り組む。  芳川さんは「人と食べ物も目的地になり得る」と述べ、魅力的な人材の紹介に注力する考えを示した。隣接する菊川市の地域おこ

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  • 新年度予算案可決 菊川市議会閉会

     菊川市議会2月定例会は28日、最終本会議を開き、2022年度一般会計予算案など市提出の9議案を原案通り可決し、閉会した。  JR菊川駅南北自由通路整備事業費1億5100万円を当初予算案から減額する修正動議は賛成少数で否決された。このほか駅整備事業計画に関する請願を不採択とし、議員発議3件を可決した。  会期中、JR東海との工事協定など計24議案を審議し、可決した。

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  • 桜の下 マラソンに汗 菊川で初の大会

     菊川市の菊川堤防道路で26日、市民ランナーが駆ける「菊川さくらチャリティーマラソン大会」(菊川ライオンズクラブ主催)が開かれた。小学3年生以上の73人が参加し、健脚を競った。  コースは小学生対象の2キロと中学生・40歳以上向けの3キロ、一般の5キロを用意した。新型コロナウイルス感染症対策で密集を避けるため、スタートは5人ずつ15秒間隔で行った。参加者は時間差でラインに立ち、花がほころび始めた桜の下を力走した。  同クラブが初めて企画し、ランナーの参加費と19社の協賛金計約30万円は全額、市教育委員会に寄付する。同クラブの落合岐良会長は「子どもたちがスポーツに親しめるよう、運動用具の購入費な

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  • 防犯カメラ設置で協定 菊川署と2自治会

     菊川署と菊川市の日吉町、宮前の2自治会は24日、防犯カメラの設置に関する協定を結んだ。同署で締結式を行い、吉川靖剛署長と日吉町自治会の小沢好考会長、宮前自治会の杉山五郎会長が合意事項を記した協定書に署名した。  犯罪の抑止を目的とした県警の取り組みで、設置台数は両自治会とも5台ずつ。設置期間は4~9月の半年間とした。効果を住民が自ら検証した上で、自治会や市町に主体的にカメラを導入してもらう狙い。

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  • 菊川河川敷で「桜マルシェ」 27日、菓子や小物販売

     菊川市観光協会は27日、1級河川菊川の河川敷で「菊川桜マルシェ」を開く。25店舗以上が出店し、菓子や小物を販売する。パフォーマンスも行われる。  場所は菊川文化会館アエルの西側河川敷の菊川桜づつみ。450メートルの区間に約40本の桜の木が並ぶ。アエルの駐車場を利用できる。  観光協会はまた、4月5日まで、半済の菊川公園で「菊川桜まつり」を開催する。午後6時半から午後8時まで園内の桜をライトアップする。

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  • 平和願いしだれ桜植樹 菊川遺族会壮年部「戦死者の供要に」

     3月末に解散する菊川市菊川地区遺族会壮年部は25日、同市加茂の舟岡山招魂社で記念植樹式を開いた。世界の平和を願い、しだれ桜を3本植えた。  26人が出席し、招魂社に参拝後、植樹した。部長の戸塚宏一さん(78)は「花の時期になったら参拝し、花をめでてほしい。それが若くして戦死した父の供養になる。桜が大きくなる頃には世界各地の戦争がなくなり、平和が訪れることを心から祈念する」とあいさつした。  壮年部は1986年、当時の菊川町遺族会の内部組織として発足した。太平洋戦争で戦死した父親を持つ人の集まりで、30年以上慰霊や招魂社の清掃を続けてきた。解散後は遺族会に合流する。

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  • コロナ禍の一人時間テーマ 市民の詩「のれん」彩る 菊川赤れんが倉庫で詩集展

     菊川市の菊川赤れんが倉庫で25日から、市民が書いた詩の一節をデザインしたのれんなどを飾る「てんてん詩集展」が始まる。コロナ禍で過ごした一人の時間をテーマにした詩90篇をさまざまな形で表現している。27日まで。  文化芸術事業を展開する東京都の野ノ編集室が「きくがわの詩プロジェクト」として、デザイナーや詩人、玉川大芸術学部などと協力して運営する。昨年11月から2カ月間、市内10カ所に詩のポストを設置したり、ブラジル人学校でワークショップをしたりして詩を集めた。  会場には詩の一節や市内の写真を載せた長さ4メートルののれんや詩集を展示している。  詩集には中原中也賞を受賞した小島日和さんが寄稿し

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  • 学校再編への協議 対話重視を要望 牧之原市長らに市議会

     牧之原市議会は24日、市が進める小中学校の再編に関する要望書を杉本基久雄市長、橋本勝教育長に提出した。  要望書では、今後の協議事項において、引き続き市民や議会との意見交換を行っていくこと、現在再編対象外になっている牧之原市菊川市学校組合についても関係者と協議を継続することなどを求めた。  植田博巳議長らが市役所相良庁舎に杉本市長、橋本教育長を訪ね、書面を手渡した。杉本市長は「50年、100年先を見越して考えていく必要がある。今後もできるだけ多く市民参加の機会を設けていきたい」と述べた。  市は2030年度までに現在市内に10校ある小中学校を小中一貫校として2校に再編する計画を進めている。近

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  • 「戦死者の子」活動終了 菊川遺族会壮年部 平和希求の祈りは消えない

     菊川市菊川地区遺族会壮年部が3月末で解散し、親会に合流する。メンバーの高齢化で解散は既定路線だったが、ロシアによるウクライナ侵攻と時期が重なった。「われわれと同じような立場の子どもが生まれている」。最後の部長となる戸塚宏一さん(78)=菊川市本所=はやるせない思いを抱えている。  壮年部は1986年、当時の菊川町遺族会の内部組織として発足した。太平洋戦争で戦死した父親を持つ人の集まりで、30年以上にわたって慰霊と平和を祈る活動を続けてきた。戦没者をまつる招魂社周辺の清掃・整備も担っている。  80人以上いた壮年部は49人に減った。メンバーは戦死者の子どもに限られているため、最も若い人でも19

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  • 知的障害者の個性輝く作品 菊川で草笛絵画展

     菊川市の社会福祉法人草笛の会は31日まで、第60回草笛絵画展を同市の菊川文庫で開いている。施設を利用する知的障害者が制作した絵画や陶芸作品16点を展示した。  草笛の会は絵画を中心とした創作活動を療育に取り入れている。動物や建造物、風景など題材はさまざま。鮮やかな色使いや緻密な表現など利用者の個性あふれる作品が来館者を楽しませている。  月曜休館。

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  • 社会福祉法人に芝刈り機寄贈 菊川の自動車総連静岡

     自動車総連静岡地方協議会はこのほど、菊川市の社会福祉法人草笛の会に芝刈り機などを寄贈した。同市上平川の草笛共同作業所で贈呈式が行われた。  式では松浦信司議長が鈴木吾朗理事長に目録を手渡した。贈ったのは芝刈り機のほか、草刈り機やバリカンなど50万円相当。鈴木理事長は「運動場に芝生を植えたが管理が大変だった。利用者の健康増進や地域住民との交流につなげたい」と感謝した。

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  • 地域づくり交付金活用 菊川の市民団体が活動報告

     菊川市は19日、市民活動を支援する公募型助成制度「1%地域づくり活動交付金」を活用した団体による報告会を市役所で開いた。本年度、新たな取り組みをした団体などが発表した。市民ら40人が聴講した。  制度は2009年度に始まり、本年度は42団体が助成を受けた。牛渕地区の耕作放棄地を有効活用してソバを栽培する団体「そばづくりクラブ アグリろくごう」代表の後藤昇一さん(73)は収穫やそば打ちを通じて牛渕地区と他の地区との交流が進んだと説明。高齢化が進む同地区の農業を他地区の人が支援することにもつながった。  このほか、気軽に学べる場を提供する「キクルデツクル」、菊川赤レンガ倉庫を拠点にまちの活性化に

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  • 静岡県人事(18日)

     【課長級=4月1日付】監査委員事務局監査課参事(会計検査院事務総長官房法規課法規第1係長=採用=)松田兆人▽交通基盤部漁港整備課長(袋井市都市建設部技監=採用=)石井哲▽交通基盤部景観まちづくり課長(牧之原市建設部理事=採用=)森西洋之▽島田土木事務所次長(菊川市建設経済部参事=採用=)海野智之▽袋井土木事務所次長(焼津市都市政策部長=採用=)松岡宏典【退職=3月31日付】監査委員事務局監査課参事 神野志真秀=会計検査院へ

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  • ウクライナ避難民 相談を受け付け 菊川市が市営住宅提供

     菊川市は18日、ロシアの侵攻によるウクライナからの避難民支援について、外国人相談窓口で相談を受け付け、必要に応じて市営住宅を3戸程度提供すると発表した。  窓口は市役所東館の地域支援課に設置されている。県の相談窓口と連携し、避難民の受け入れや生活に関する相談を受け付ける。対面、電話、メールで相談が可能。翻訳機器や映像通訳を活用し、日本語、英語、ロシア語で対応する。

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  • 菊川市の人事 総務部長に佐藤氏 健康福祉部長は諏訪部氏

     菊川市は18日、4月1日付の人事異動を内示した。実質的な異動者数は2021年度より31人多い176人。総務部長に佐藤雅巳企画財政部長を起用し、健康福祉部長兼福祉事務所長には諏訪部晴美健康づくり課長が昇格する。管理職の女性の割合は21年度の13・7%から19・2%に上昇した。組織は広報と移住定住を一体で進める営業戦略課を企画財政部内に新設した。  【部長級】総務部長(企画財政部長)佐藤雅巳▽企画財政部長(企画政策課長)勝浦敬豊▽生活環境部長(健康福祉部長兼福祉事務所長)鈴木和則▽健康福祉部長兼福祉事務所長(健康づくり課長)諏訪部晴美▽建設経済部長(総務課長)中川敬司▽議会事務局長(市民課長)落

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  • ジョギング途中に児童がごみ拾い 菊川・加茂小

     菊川市の加茂小6年生がこのほど、ジョギングしながらごみを拾う「プロギング」を体験した。77人がごみ袋と火ばさみを手に校区内の4コースを巡り、空き缶やペットボトルなどを拾い集めた。  プロギングは、スウェーデン発祥の新スポーツ。地域貢献や持続可能な開発目標(SDGs)を学ぶ学習の一環で初めて実施した。  教員や保護者らも参加した。プロギングで汗を流した後は、市環境推進課職員が出前講座を開き、市のごみ処理とリサイクルの現状やごみ減量に向けた取り組みを解説した。

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  • 菊川署なども祝い品贈呈 新入学児に

     菊川署と県交通安全協会菊川地区支部(藤沢照夫支部長)はこのほど、4月に小学校に入学する児童への入学祝い品を菊川、御前崎の両市教育委員会に贈った。菊川市の松本嘉男教育長、御前崎市の河原崎全教育長が代表して受け取った。  祝い品は道路標識や信号機などのイラストが入った連絡袋と自由帳。吉川靖剛署長は「交通マナーの順守をお願いします」と両教育長に呼び掛けた。

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  • 音楽の楽しさ伝えたい 指揮者アクセルロッド、菊川公演を振り返る

     新型コロナウイルス禍で再入国できなくなるリスクを避けるため昨秋から日本に長期滞在し、1月下旬に菊川市で京都市交響楽団と2回の演奏会を実現した指揮者のジョン・アクセルロッド。スイスへの帰国後にメールでインタビューし、中学生との交流もあった演奏会を振り返ってもらった。  -初日の中学生のための公演では、終演後舞台に残って生徒たちと言葉を交わした。どんな思いがあったか。  「時としてステージは遠く、威圧的に見えます。しかし、私たち音楽家は生徒たちの家族と同様、生身の人間であり、気軽に話せる存在であることを知ってほしかったのです。彼らの質問に答え、彼らに音楽の楽しさを知ってもらうために、私は話し掛

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  • ワクチン接種、誤って4回目 菊川市、80代女性に

     菊川市は16日、80代の女性に誤って4回目の新型コロナウイルスワクチンを接種するミスが10日に発生したと発表した。市によるとこれまでに女性の体調に異変はない。  女性は2月24日、市が指定した医療機関で3回目のワクチン接種を受けた。3月7日、女性は市予約センターに3回目接種に関して問い合わせ、職員が接種履歴を確認しないまま接種予定日を2月24日から3月10日に変更。さらに、同日、女性が予約センターに3回目接種券の再発行を申請。市が接種券を再発行し、集団接種会場で4回目の接種をした。  11日になって前日分の接種記録を登録する際に誤接種が判明した。市は再発防止のため、予約変更と接種券再発行時は

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  • 教育大綱見直しへ 市長らが意見交換 菊川市総合教育会議

     菊川市総合教育会議が16日、市中央公民館で開かれた。長谷川寛彦市長や松本嘉男教育長、市教育委員4人が教育大綱の見直しについて意見を交わした。  教育大綱の計画期間は2017年度から25年度までの9年間。本年度が期間の中間年度であり、コロナ禍で社会情勢が変化したことから中間見直しを行う方針。会合では22年度から検討、協議を進め、23年3月に改訂版を策定して公表する計画が示された。  松本教育長は見直しの考え方に関して、「人づくり」について記載した教育の基本理念を追加し、第2次市総合計画との整合を図って基本目標と基本方針を見直すことや、SDGsの推進やGIGAスクール構想などを意識して進めると説

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  • イセエビ盗で逮捕の男性 再び不起訴処分 静岡地検

     静岡地検は15日、静岡検察審査会が「不起訴不当」と議決した菊川市の30代男性の建造物侵入と窃盗容疑について再捜査の結果、再び不起訴処分とした。  男性は昨年4月6日午後7時半ごろ御前崎市にある魚市場に侵入し、市内の水産卸業者が使用していたいけすからイセエビ19尾(計4万3千円相当)を盗んだとして、同5月に菊川署に逮捕された。地検が同8月に不起訴とし、静岡検察審査会が同12月に「不起訴不当」と議決していた。

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  • 劇団静岡県史 三浦環音楽劇上演へ 常葉大菊川高ダンス部も稽古

     27日に菊川市の菊川文化会館アエルで上演する劇団静岡県史(松尾朋虎主宰)の音楽劇「マダム・バタフライ-三浦環ものがたり」に向けて、出演者が稽古に励んでいる。地元の常葉大菊川高ダンス部の生徒も18人出演し、舞台を華やかに演出する。  オペラ「蝶々夫人」で国際的に活躍した三浦環の生涯を描く物語。三浦役の藤森美香さん(42)は「地元にゆかりのある人を知ってほしい。三浦環の生き方が現代に生きる人の一つのヒントになれば」と語る。  総出演者数は43人。アンサンブルキャストとして舞台に立つダンス部の生徒は、はかま、振り袖、ドレスと3回衣装を替える。特に番傘を持って踊る場面が見どころだ。部長の坂本明佳音さ

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  • 茶況(3月10日)茶園で賞味 新茶飲み比べや弁当 丸松製茶場

     菊川市の丸松製茶場は5月5日、体験型イベントを市内で開く。新茶期の美しい茶園で茶摘みを行う。  お茶を好きになってもらおうと複数の体験を提供する。茶摘みのほか、サングラム菊川店でおいしいお茶のいれ方を学んだり、製法や生産者ごとに飲み比べたりする。昼は景色のいい茶園でオリジナルの弁当を味わうことができる。摘んだ茶葉は製茶して、後日参加者に届ける。  時間は午前9時半から午後2時まで。先着50人。費用は3500円。申し込み、問い合わせは丸松製茶場<電0537(36)1200>、<メール info@san-grams.jp>へ。

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  • プラザけやき 電力制限解除 菊川市

     菊川市は10日、1月末に発生した電気設備の不具合により電力使用を一部制限していた、総合保健福祉センタープラザけやきの制限を解除したと発表した。土曜に閉館していた菊川児童館は通常通り利用できる。  5日に仮復旧を行い不具合が生じなかったため制限を解除した。本復旧工事は4月に実施する予定。

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  • 菊川、掛川の新ごみ処理施設 検討委「説明重視」

     菊川市の鈴木勝生活環境部長は9日の市議会2月定例会一般質問で、新たな廃棄物処理施設の整備に向けて同市と掛川市が設置する検討委員会について「住民に公開して進めていく」と述べ、地元説明を重視する考えを示した。横山隆一氏(無所属、日本共産党)への答弁。  長谷川寛彦市長は2021年8月の火災による施設損傷などを念頭に「いま一度安心安全で安定的な施設稼働のため検討委を設置する」と説明した。市は同日、22年度一般会計当初予算案に検討委の運営費など480万円を追加する補正予算案を提出した。補正予算案には市の総合保健福祉センタープラザけやきの高圧ケーブルを復旧する工事費も盛り込んだ。  一般質問には西下敦

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  • 新ごみ処理施設の検討委運営費 掛川市、22年度予算案に追加補正

     掛川市は9日、新たな廃棄物処理施設の整備に向けた検討委員会の運営費など1千万円を2022年度一般会計当初予算案に加える補正予算案を開会中の市議会2月定例会に提出した。市議会で審議中の当初予算案への補正は異例。一般会計当初予算案の総額は509億2千万円になった。  検討委は菊川市と合同で設置し、専門家6人で構成する。両市の衛生施設組合が運営する既存の廃棄物処理施設「環境資源ギャラリー」の更新期限は2024年度。後継施設は一般ごみに加えて産業廃棄物の受け入れも想定していたが、地元の不安の高まりなどを踏まえて再検討する。  掛川市議会2月定例会は同日、本会議を再開し、21年度の予算関係議案やロシア

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  • 菊川市職員採用試験 国籍条項を撤廃へ 市長答弁

     菊川市の長谷川寛彦市長は8日の市議会2月定例会代表質問で、2022年度に実施する市職員採用試験から国籍を問わず募集すると明らかにした。倉部光世氏(市民ネット)への答弁。  これまで採用試験を受けるには日本国籍が必要だったが、受験資格から国籍条項を廃止する。2月末時点で同市の外国籍住民は3540人。総人口に占める割合は7・41%と県内の自治体の中で最も高い。長谷川市長は「職員にも外国の言語や文化の知識を有する人材が求められる」と述べ、多文化共生の取り組みを進めるとした。  このほか、新型コロナウイルス禍に伴う経済対策として、市内に営業所のあるタクシー会社と自動車運転代行業者に支援金を給付する考

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  • 犯罪の不安解消 防犯カメラ「有効」8割 静岡県民調査

     静岡県が1月に実施した「犯罪に対する不安解消」に関する県民モニターアンケートによると、不安解消に有効な方法について「防犯カメラや街灯などの充実」と回答した人が全体の8割を占めた。街頭防犯カメラの導入促進が犯罪抑止に有効と捉える声の高まりを受け、県警は通学路を含む県内各地の危険箇所への整備を加速し、住民による自主的な防犯活動につなげる。  アンケートは県警の依頼で1月7~20日に行われ、673人が回答した。通常の生活の中で「被害に遭う(可能性がある)と思う」と答えた人(実際に被害に遭った人も含む)に理由を聞くと、50・3%が「防犯カメラや街灯が整備されていない」と回答。有効な解決策は「カメラや

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  • 根強い性別役割分担意識 静岡県の男女平等指数、経済分野45位

     8日の国際女性デーに合わせ、「地域からジェンダー平等研究会」が発表した都道府県版ジェンダーギャップ指数。静岡県は経済分野の指数が目立って低く、家庭や職場の性別役割分担意識が依然根強い結果を示した。  ■家事や育児などに使用する時間 46位  「長らく女性が働かなくても家計が成り立つ時代があり、年配になるほど意識が固定化している」とみるのは静岡市駿河区の料理家藤田恵子さん。15年ほど前から市内にスタジオを構え、料理教室を男性向けにも開催してきた。当初は参加動機を「妻がいなくなったら困るから」と話す男性が多かったという。  とはいえ、男性の意識は少しずつ変化している。生徒の一人、菊川市の岩田和男

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  • 菊川市議会 ウクライナ侵攻に抗議

     菊川市議会は7日の市議会2月定例会本会議で、ロシアによるウクライナ侵攻に抗議する決議案を全会一致で可決した。  決議はロシアの軍事行動を「国際秩序の根幹を揺るがす行為」と非難し、中止を求める内容。日本政府に対しては、残留邦人の安全確保などを要請する。

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  • 12年ぶり本尊ご開帳 菊川・慈眼寺 「おやくっさま」住民守る

     菊川市奥横地地区の住民が6日、同地区の慈眼寺で本尊の薬師如来像を公開した。12年に1度、寅(とら)年に行うご開帳。大勢の住民が手を合わせ、疫病退散と新型コロナウイルス禍の早期収束を祈願した。  地区の代表者が見守る中、12年ぶりに厨子(ずし)が開かれ、約30センチの仏像の胎内から約10センチの薬師如来像が取り出された。堂外では、大勢の参拝者が薬師如来像の左手とつながったひもを握り、病苦や厄難からの救済に願いを込めた。  慈眼寺は横地城跡に近く、平安時代末期から一帯を治めていた横地氏の氏寺と伝わっている。住職が不在になった後も住民は「おやくっさま」と呼び、大切に守ってきた。  式典で奥横地自治

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  • 子どもの接種、看護師ら研修 菊川市

     菊川市は5日、子どもの新型コロナウイルスワクチン接種を12日に始めるのを前に、看護師や保健師を対象にした研修会を市民総合体育館で開いた。注射するときに子どもの腕が動かないようにする工夫など、子ども特有の対応を確認した。  市家庭医療センターの松田真和医師らが講師を務めた。約20人が参加し、小児用ワクチンの準備方法や注射を打つ位置、緊急時の対応を学んだ。  小さい子どもの場合は保護者が横向きに子どもを抱っこして体や腕を固定し、介助者が肩と肘を持って固定する方法を提案した。看護師の津野圭子さん(35)は「子どもは大人と比べて動いてしまうので、介助の仕方を保護者にも共有して安全に接種できるようにし

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  • 菊川茶のブランド化 外部の視点で魅力発信【22年度予算案/遠州7市町⑤】

     「深蒸し菊川茶を知らない人に手に取ってもらえるよう、親しみやすいデザインにしてはどうか」。東京都のデザイナー宮崎亜未さん(26)は2月中旬、茶の包装デザインを菊川市茶業協会に提案した。和風の茶袋が多い中、白を基調にしたシンプルな表現が特徴。協会の黒川浩丹事務局長(64)は「若い層へのPRは難しい。新たな発想で若者に響く包装にしたい」と意気込む。  協会が推奨する包装デザインは約30年前からほとんど変わっていない。文化芸術事業を展開する野ノ編集室(東京都)との連携で新デザインを導入し、菊川茶のブランド化を目指す。新包装には飲み方や作り手の思いを伝えるガイドブックを添える。専用サイトを立ち上げ、

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  • ランニングで管内パトロール 菊川署員

     菊川署はこのほど、署員が走りながら防犯や交通安全を呼び掛ける「ランニングパトロール」を菊川市中心部で行った。体力強化を兼ねて吉川靖剛署長ら23人が参加した。署員は「振り込め詐欺撲滅」などと書かれたTシャツやビブスを着用し、10キロと5キロの2コースに分かれて同署をスタート。主にJR菊川駅周辺を走り、歩行者などにやドライバーに事件や事故の防止を啓発した。

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  • 菊川でイノシシ1頭豚熱

     静岡県は4日、菊川市西方で捕獲された野生イノシシ1頭が豚熱(CSF)に感染していたと発表した。県内の感染確認は359頭となった。

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  • 茶況(3月3日)手もみ紅茶品評会 菊川支部3人上位 市長に受賞報告

     静岡県茶手もみ保存会の手もみ紅茶品評会で上位を占めた保存会菊川支部の3人が3日、菊川市役所を訪れ、長谷川寛彦市長に高品質な紅茶を届けた。  品評会は1月に静岡茶市場で行われ、37品が出品された。1等1席の黒田一成さん、2等1席の宮城徹也さんと森下直人さん、同支部顧問の赤堀実さんが受賞を報告した。受賞した紅茶を味わった長谷川市長は「味や香りのバランスが良くて飲みやすい」と話した。黒田さんは「今後も継続して手もみ技術を磨いていきたい」と抱負を述べた。

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  • 音楽劇「マダム・バタフライ」 3月27日、劇団静岡県史が公演

     劇団静岡県史が27日に上演する音楽劇「マダム・バタフライ-三浦環ものがたり」は、オペラ「蝶々夫人」を歌い続けたプリマドンナの物語。主人公の三浦環を演じる藤森美香は「歌に懸ける姿を今に届けたい」と気持ちを込める。  現在の御前崎市出身の父、菊川市出身の母を持つ三浦の明治から昭和にかけての生涯を描く。家族の他に滝廉太郎や山田耕筰ら音楽仲間との交流を織り交ぜ、蝶々夫人役を2千回にわたって務めた歌姫の人物像を掘り下げる。  菊川市を拠点に活動する同劇団が満を持して舞台化。脚本・演出を手掛けた主宰の松尾朋虎は「三浦の功績は静岡国際オペラコンクールなどに受け継がれている。地元の人たちに改めて伝える機会に

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  • 菊川市 基礎疾患ある5~10歳児 26日から優先接種

     菊川市は1日、新型コロナウイルスワクチン小児接種に関して、基礎疾患のある子どもを優先して進めると市議会全員協議会で明らかにした。  同市赤土の集団接種会場、市民総合体育館で12日から11歳の接種を開始し、26日から基礎疾患のある5~10歳を優先的に接種する。  優先接種の予約は7日午前9時から、市のワクチン接種予約センターで保護者からの電話により受け付ける。  3回目接種については、2月27日時点で65歳以上の対象者のうち1万261人が接種し、接種率は78%と報告した。64歳以下の接種は9日から始める予定。昨年11月までに2回目の接種をした18歳以上の市民は、5月末までに3回目接種が完了する

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  • 在宅避難の工夫 主婦目線で提案 菊川、防災士草野さん

     ふじのくに防災士菊川市委員会は27日、「家族とおうちを守るための防災講演会」を同市の菊川文化会館アエルで開いた。防災士でイラストレーターの草野かおるさん(63)=神奈川県=が講師を務め、聴講した約100人に在宅避難で役立つ知恵や工夫を主婦目線で提案した。  草野さんは東日本大震災後、自治会やPTA活動で得た防災知識を4コマ漫画にしてブログで発信し注目を集めた。「キッチンが防災研究所」と語り、普段から食材を一つ余分に買う備蓄方法や小麦粉を使ったさまざまなアイデア料理などを紹介した。食用品ラップをロープにしたり、ステンレスボウルをヘルメットにしたりと実演も披露。このほか、断水前に浴槽に水をためて

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  • 食品ロスなど考える 菊川・岳洋中生徒会、市職員に取り組み発表

     菊川市の岳洋中の生徒会は25日、校内で実施する持続可能な開発目標(SDGs)に関する取り組みを市環境推進課職員に発表した。3月にSDGs週間を設定し、学校全体でごみや食品ロス問題などを考える。  鈴木照基副会長(14)は全校のクラスや班が掲げた「ごみの分別」「エコバッグの活用」などの目標を報告したり、今後各委員会が取り組む内容を紹介したりした。市職員は菊川市のごみの量が少ないことや、市内の給食の食べ残しが毎日約100キロに及ぶといった状況を解説し、生徒会役員が地域の環境に理解を深めた。  赤堀雅さん(14)は「食べ残しが少なくなるよう生徒会が積極的に呼び掛けたり、掲示物を貼ったりしたい」と話

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  • ペシャワール会 中村医師の活動 写真やDVDで紹介 菊川

     福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」の現地代表としてアフガニスタンで活動し、2019年12月に銃撃され死亡した医師中村哲さんの写真展(実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が27日まで、菊川市中央公民館で開かれている。同日には中村さんの活動を伝えるDVDの上映会も行う。  会場には写真やパネル91枚を展示した。診療する中村さんや当時の干ばつの状況、用水路の建設によって復活した農地の写真など、アフガニスタンの人たちの生活が自立できるように支援した中村さんの功績がわかる。DVDは午前10時、正午、午後2時からの計3回上映する。  28日からは写真展の会場を同市役所本庁舎に移し、3月4日

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  • 接遇力の向上へ 「たこ満」と研修 菊川市

     菊川市はこのほど、職員の接遇力向上を目指し、地元の菓子メーカー「たこ満」の社員を招いて研修を行った。長谷川寛彦市長や幹部職員50人が参加した。  同社の平松季哲会長と元トレーナーの島本規子さん(56)が講師を務めた。島本さんは「役所に入るのは緊張するが、笑顔で迎えられ、あいさつされれば市民は安心する」と話し、参加した職員と声を出してあいさつの練習を行った。平松会長は上司から部下に声を掛けて信頼関係を築く大切さを語った。  市は「行政は最大のサービス業」として職員の接遇を改善しようと取り組んでいる。来年度は接客の評価が高いとして、たこ満と人材育成に関する協定を締結する。

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  • コロナ感染で誹謗中傷 被告が認め謝罪 静岡地裁浜松支部初弁論

     新型コロナウイルスに感染した浜松市の不動産会社経営の男性が会員制交流サイト(SNS)などで誹謗(ひぼう)中傷され精神的苦痛を受けたとして、菊川市の男性(45)に慰謝料など330万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が25日、静岡地裁浜松支部で開かれた。被告は答弁書で事実関係を認めて謝罪した。今後は和解協議に移行し、賠償金額や支払い方法を話し合う。  訴状によると、被告は短文投稿サイト「ツイッター」などで、新型コロナに感染した原告への攻撃をあおるような内容や、名誉を傷つける虚偽の情報を発信したという。原告の元には多数の脅迫やいたずらの電話がかかってきたという。  被告は閉廷後の取材に「匿名な

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  • 茶況(2月25日)技術や品種研究 成果を動画配信 茶業研究センター

     静岡県茶業研究センター(菊川市)は28日午後5時まで、茶の生産技術や品種育成など6件の研究成果に関する発表を動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信している。  ドローンを使った新芽の生育量、成分評価の手法や、ドリンク向け需要を見据えた製茶コストを抑える技術、土壌改善といったテーマで報告している。同センターホームページから閲覧できる。  問い合わせは同センター<電0548(27)2881>へ。

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  • 茶業振興に尽力 功労者5人表彰 JA遠州夢咲など 

     JA遠州夢咲と遠州夢咲茶業振興連絡協議会は18日、恒例の茶業振興大会を菊川市内で開き、長年にわたって茶業発展に尽力した功労者5人を表彰した。  管内の茶業者が一堂に会して次年度の茶業振興の方向性を決める節目の大会。今回は新型コロナウイルス感染症対策のため規模を縮小し、内容を表彰に絞って開催した。  表彰を受けた功労者は次の通り。  勝又辰雄(菊川市潮海寺)斎能守(同市赤土)永田茂司(同市三沢)鈴木仙策(掛川市岩滑)水野光広(御前崎市上朝比奈)

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  • 油絵や彫刻…集大成並ぶ 常葉大菊川高、静岡で卒業制作展

     常葉大菊川高(菊川市)の美術・デザイン科の卒業制作展が27日まで、静岡市葵区の市民文化会館で開かれている。  日本画、油絵、彫刻、デザインを専攻する3年生39人が制作した39点が並ぶ。毎年開催されていて、生徒は昨年9月から制作に励んだ。  テーマは設けず、作品の完成まで生徒が主体となって取り組んだ。パソコンのアプリ内で作った作品や粘土を使ったフィギュアなど、工夫を凝らした作品が展示されている。  卒業制作展実行委員長の鈴木伶奈さん(18)は「学校だけでなく自宅でも制作に励んだ集大成。今後も思いを人に届けられる作品を作っていきたい」と話した。

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  • 妊婦とパートナー優先 菊川市ワクチン3回目接種

     菊川市は22日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種に関して、妊婦とそのパートナーを優先すると発表した。  優先接種の対象は2回目接種から6カ月経過し、菊川市に住所があるか、里帰り中で市内に居住している妊婦とそのパートナー。優先接種届を来所または郵送で予約センターに提出し、接種日時を調整した人に接種券を郵送する。  予約は24日午前9時から受け付ける。接種は3月5日から、集団接種会場の市民総合体育館(同市赤土)で実施する。

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  • 菊川ボーイズ「全国中学野球頑張る」 市長に健闘誓う

     3月の全国大会に出場する菊川市の中学硬式野球チーム「菊川ボーイズ」が21日、市役所を訪れ、長谷川寛彦市長と松本嘉男教育長に抱負を語った。  選手24人が出席した。増田慈与(いつと)主将=菊川西中2年=は「菊川の名を背負って頑張りたい」とあいさつした。長谷川市長は「チーム力で予選を優勝したのはすばらしい。全国でも菊川ボーイズ旋風を起こしてほしい」と激励した。市はチームに奨励金を贈った。  菊川ボーイズは昨年11、12月に行われた第52回日本少年野球連盟春季全国大会の県支部予選で優勝。全3試合で1点差の接戦を制した。2年前の同大会予選でも優勝し、全国大会出場を決めたが新型コロナの影響で大会が中止

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  • 絵画2グループが菊川文庫で合同展 27日まで

     菊川市の絵画グループ緑会とやよい会の合同展「第7回菊川絵画展」が22日、菊川市の菊川文庫で始まった。両会員22人が油彩や水彩など44点を出展した。27日まで。  毎年恒例の作品展。鈴木惇介さんの色鮮やかな具象画「再利用」は畑で農機具倉庫として使っていた貨車を描いた。永田ますみさんの「ありえない」は天変地異をイメージし、重なっていたパイプ椅子がばらばらになって浮く様子を表現した作品。このほかにも個性あふれる作品が多く並んでいる。

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  • 外来種から自然考えよう 昆虫研究家菅谷さんが絵本出版 菊川

     菊川市青葉台の昆虫研究家、菅谷昌司さん(68)がこのほど、外来生物から自然について考える絵本「ぼくはここにいてはいけないの?」を文芸社から出版した。外来種の象徴とされるミシシッピアカミミガメの物語を、貼り絵を添えてつづった。  生物多様性に対する議論を深めたいと考え、2年がかりで制作した。絵本ではミシシッピアカミミガメの子どもが母親を探す中でさまざまな外来種や在来種の生き物に出会う。10種類以上の外来植物も和紙をちぎって貼ることで表現した。菅谷さんは「人間も生き物のつながりの中で生かされている。地球との向き合い方、身近な自然について子どもたちにも考えてほしい」と語った。  菅谷さんは県ホタル

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  • 茶況(2月17日)本気のハーブティー パッケージ新しく 菊川ジュニアビレッジ

     菊川市で小中学生が農業ビジネスを体験する「菊川ジュニアビレッジ」は1月、市内産の紅茶とハーブをブレンドした商品「本気のハーブティー」のパッケージデザインを新しくした。  作り手の思いがお客さんにより伝わるよう子どもたちがデザインした。袋の大きさは気軽に試せるコンパクトサイズに変更。内容量も1袋ティーバッグ8個入りから4個入りにして、価格も下げた。  自然な甘さが人気の本気のハーブティーはステビア、レモンバーベナ、パイナップルミントの3種類展開。市内を中心に菓子店などで販売している。ステビアは税込み400円、レモンバーベナとパイナップルミントは税込み450円。

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  • 小屋の一部焼く 菊川市友田、けが人なし

     17日午前1時15分ごろ、菊川市友田の工場で鉄骨造平屋建ての小屋(95平方メートル)の一部が焼けた。けが人はいなかった。菊川署によると、小屋にはもみ殻や、もみ殻を炭化させた薫炭(くんたん)などがあった。当時は無人で、稼働していなかったという。同署と市消防本部が原因を調べている。

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  • 遠鉄ストア菊川店、17日新装開店 シャトレーゼ併設

     食品スーパーの遠鉄ストア(浜松市中区)は17日、菊川市の同ストア菊川店をリニューアルオープンする。菓子製造・販売のシャトレーゼ(甲府市)のフランチャイズ店を初めてストアに併設した。  シャトレーゼは洋菓子80種類、和菓子40種類など200種類以上の商品をそろえる。同ストア菊川店は鮮魚や精肉などの品ぞろえを拡大する。  遠鉄ストアは昨年12月、シャトレーゼとフランチャイズ契約を締結した。

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  • 22議案を上程 市長が施政方針 菊川市議会開会

     菊川市議会2月定例会が15日、開会した。会期を3月29日までの43日間と決めた後、長谷川寛彦市長が施政方針演説を行った。2021年度一般会計補正予算案や22年度当初予算案、JR東海との菊川駅の工事協定など22議案を上程した。  長谷川市長は施政方針で22年度に向けた重点施策などを説明した。広報と移住定住を一体で進める営業戦略課を設け、「地方の暮らしに関心が高まる機会に市の魅力を伝え、人を呼び込む取り組みを進める」と述べた。

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  • 菊川市、まちづくりへ未来投資型 一般会計過去最大205億円 2022年度予算案

     菊川市は14日、2022年度当初予算案を発表した。一般会計は21年度当初比7・5%増の205億3600万円と過去最大。未来投資型予算と掲げ、子どもへの投資やJR菊川駅の南北自由通路の整備など将来へのまちづくりを推進する。  長谷川寛彦市長は新型コロナウイルス対応、地方創生とデジタル化推進の2項目を重点的に取り組む方針を示した。感染拡大防止と経済活動の両立を図り、地域の活力を取り戻すための取り組みを実施する。  一般会計の歳入は市税が6・5%増の73億600万円。このうち個人市民税は15・4%増の24億3300万円、法人市民税は13・6%増の3億2700万円を見込んだ。財政調整基金の繰り入れ

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  • 「営業戦略課」を新設 菊川市、アドバイザー起用

     菊川市の長谷川寛彦市長は14日、2022年度からシティープロモーションと移住定住事業を一体で行う「営業戦略課」を新設し、マーケティングやデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する「営業戦略アドバイザー」を起用すると発表した。関連費430万円を予算計上した。  営業戦略課は秘書広報課を廃止して、企画財政部内に創設する。民間企業のように職員が市の営業を担当して効果的に情報発信を行うことを目指す。  アドバイザーには同市出身で、マーケティング支援やシステム開発事業を行う会社「シエン」代表の鬼石真裕さん(40)=東京都=を起用する。月に2回程度、原則リモートで業務を行う。  長谷川市長は鬼石

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  • 次世代車で電気供給 菊川で体験会、災害時の利点PR

     静岡県はこのほど、災害時に避難所での電源確保の手段として次世代自動車を活用する外部給電の体験会を菊川市下内田の河川防災ステーションで開いた。県西部8市町の危機管理担当者ら約20人が参加し、燃料電池車(FCV)やプラグインハイブリッド車(PHV)から照明器具に電気を送る手順を学んだ。  災害時に電源として使える利点をPRして市町に導入を促す狙いがある。参加者はケーブルで次世代自動車と外部給電器、照明器具や電気ストーブなどの電気機器を接続して実用性を確認した。実演に先立ち、FCVなどを扱う静岡トヨタ自動車(静岡市駿河区)の担当者が燃料電池の仕組みや実際の活用事例を説明した。  県西部地域局の沢野

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  • 新ごみ処理施設 整備検討委開催へ 掛川市長「4月までに」

     掛川市の久保田崇市長は10日の定例記者会見で、新たな廃棄物処理施設の整備に関する検討委員会を4月までに開催する方針を示した。人選を進めて、菊川市と合同で設置する。8月をめどに結論を導きたい考え。  両市の衛生施設組合が運営する既存のごみ処理施設の更新期限は2024年度。同組合が21年1月に示した新施設整備の基本構想は、優先順に民設民営の「公民連携方式」と公設民営の「DBO方式」の2方式から整備手法を選定すると定めている。  検討委には専門家が加わる予定。久保田市長は「基本構想をベースに詳しく検討してもらう。検討委から答申を出してもらい、それを尊重して意思決定したい」と述べた。

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  • 窃盗などの疑い 消防団員不起訴 静岡地検掛川支部

     静岡地検掛川支部は10日、建造物侵入と窃盗の容疑で逮捕、送検された菊川市のコンビニ店店員で同市消防団員の男性(30)を不起訴処分にした。同支部は理由を明らかにしていない。  男性は昨年10月ごろ、同市内の消防分団倉庫に侵入し、チェーンソーなどを盗んだとして菊川署に逮捕された。

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  • 三浦環を音楽劇に 菊川の劇団 知事にPR、3月上演

     菊川市を拠点に活動する劇団静岡県史の松尾朋虎代表らが9日、県庁に川勝平太知事を訪ね、3月に同市で上演する音楽劇「マダム・バタフライ-三浦環ものがたり」(静岡新聞社・静岡放送後援)をPRした。  現在の同市出身の母、御前崎市出身の父を持ち、オペラ「蝶々夫人」で国際的に活躍した三浦の物語。静岡国際オペラコンクールに出場する現代女性の視点で、明治から昭和にかけてのプリマドンナの足跡をたどる。滝廉太郎や山田耕筰らも音楽仲間として登場する。  松尾さんは連続テレビ小説「エール」で三浦をモデルにした人物が話題になったことに触れ、「地元が盛り上がり、今こそ取り上げたい人物。出演者も張り切っている」と紹介。

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  • 菊川市 コロナワクチン接種 保育や小中教職員優先

     菊川市は9日、新型コロナウイルスワクチンの追加接種について、市内の保育施設や小中学校で働く教職員を優先して進めると発表した。27日から2週間程度、同市赤土の市民総合体育館で集団接種を実施する。  園児や児童生徒への感染拡大を防ぐため、1、2回目接種と同様に優先して行う。対象者は約650人。市外に住む教職員も含まれる。  5~11歳の接種については国が3月から接種可能とした場合、3月12日から同体育館で集団接種を行う。接種日を毎週土曜日の午前中に設定し、接種のための早退や副反応による欠席など学校生活への影響を抑える狙い。  64歳以下の追加接種は3月初旬から順次、予約制で集団接種を実施する。

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  • SNSで中傷被害 新型コロナ感染の男性が提訴 静岡地裁浜松支部

     新型コロナウイルスに感染した浜松市の不動産会社経営の男性が7日までに、会員制交流サイト(SNS)で誹謗(ひぼう)中傷され精神的苦痛を受けたとして、菊川市の男性に慰謝料など330万円の支払いを求める訴訟を静岡地裁浜松支部に起こした。  訴状によると、2020年7月に感染した原告に関して、被告は短文投稿サイト「ツイッター」などに「極秘で家族とは別の女性と東京に旅行に行っていた」「あの社長は被害者ではなく加害者」といったうそや攻撃をあおるような内容を投稿したという。  原告の元には脅迫やいたずらの電話が多数かかってきた。原告は「SNSへの投稿が感染者への差別や偏見を招くと容易に想定できる状況だった

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  • ふるさと納税増収へ 菊川市に県立大生3人提案 SNS活用や返礼品追加

     菊川市のふるさと納税の寄付額増加に向けて活動してきた県立大の学生3人が7日、オンラインで報告会を行った。会員制交流サイト(SNS)を活用したPRや主力返礼品の追加など取り組みの成果を説明し、情報発信の強化を提案した。  3人はいずれも経営情報学部3年の石井杏奈さんと田中彩恵さん、望月豪士さん。エース級不在だった返礼品リストに菊川市産の自然薯(じねんじょ)を扱う老舗とろろ汁店「丁子屋」(静岡市駿河区)の商品を加えた実績を振り返り、「人気が高い寄付額1万円台の返礼品を充実させるべき」「返礼品の良さを伝える取り組みが必要」などと求めた。  報告を受けた赤堀慎吾副市長は「大学生の創造力、企画力はこれ

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  • 福豆、ドライブスルーで 鬼が車内にお届け 菊川でイベント

     菊川市嶺田のみねだ地域づくり協議会は6日、鬼に変装した住民が節分用の福豆とお菓子をドライブスルー方式で配るイベントを地元のみねだ会館で開いた。  同協議会は毎年節分に合わせて100人規模の行事を開いているが、コロナ禍で例年通りの実施が難しく、昨年からドライブスルー方式を取り入れた。  福豆が入った袋150セットを用意し、会場に音楽を流して楽しい雰囲気を演出した。駐車場には開始直後から続々と車両が訪れ、ユニークな鬼のお面を着けた住民が運転手や後部座席の子どもに袋を手渡した。  協議会の笠原基兄会長(73)は「コロナ禍でも開催方法を考え準備を進めてきた。多くの住民が来てくれたので楽しい行事になっ

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  • 福祉有償運送事業 継続に向け募金呼び掛け 菊川市社協

     菊川市社会福祉協議会は3月31日まで、公共交通機関の利用が難しい要介護者や障害者を支援する福祉有償運送事業を継続するため、募金を呼び掛けている。  県共同募金会が1月から始めた「赤い羽根課題解決プロジェクト募金」として取り組んでいる。目標金額は100万円。同協議会によると福祉有償運送を必要とする人は増えていて、昨年12月末時点で会員登録者数は79人。運送回数は10~12月で430件だった。浄財は車両の維持管理費に充てる。振込取扱票はプラザけやき内にある同協議会の窓口で配布している。インターネットでも募金できる。問い合わせは同協議会<電0537(35)3724>へ。

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  • 春告げる甘い香り 菊川・黒田代官屋敷で「梅まつり」

     菊川市下平川の国指定重要文化財、黒田代官屋敷で6日から、「梅まつり」が始まる。寒紅梅や白加賀など約180本が咲く庭園が無料開放され、屋敷の趣を感じながら梅の甘い香りを楽しむことができる。3月6日まで。  毎年、地元の平川地区コミュニティ協議会や自治会が中心となって開催している。現在は小梅を中心に庭園の梅の半分ほどが咲いていて、今後品種ごとに順次見頃を迎えていく。  梅まつりの期間中は代官屋敷の御城印を限定販売する。初日には、参加賞付きのクイズを実施する。新型コロナウイルスの影響で長屋門フェスタのステージ発表などは中止となった。  開場時間は午前10時から午後3時まで。

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  • 菊川市と故紙センタートヨタ 避難所のごみ収集で協定

     菊川市は4日、故紙センタートヨタ(静岡市駿河区)と災害協定を締結した。避難所で発生するごみの収集や、災害廃棄物の仮置き場を運営するための機材の提供を行うなど、災害時の協力内容を確認した。  古紙卸売業の同社は菊川市三沢に営業所がある。市役所で行われた締結式には長谷川寛彦市長と高野将史社長が出席し、協定書に署名した。長谷川市長は「大規模災害が起きれば避難所で発生するごみの処理が問題になる。地域が困っているときに助けていただけるのはありがたい」と協定締結に感謝した。高野社長は「災害発生時に対応できるよう準備を進めたい」とあいさつした。

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  • 5~11歳ワクチン 菊川市、集団接種実施へ 新型コロナ

     菊川市は1日、5~11歳の子どもを対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種について、同市赤土の市民総合体育館で集団接種を実施する予定であることを明らかにした。  成人の追加接種と同じ会場を使うが、成人用と小児用のワクチンが混ざらないよう接種日を分けるという。市によると対象者は約3200人。国は3月以降に5~11歳の住民への接種を進めるよう自治体に求めている。

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  • 菊川駅整備事業 市の負担減を試算

     菊川市は1日、JR菊川駅の南北自由通路などの整備事業費について市議会全員協議会で説明した。市が昨年10月に示した財源試算より国の補助金が増加し、市の負担が減少する新たな試算を示した。  立地適正化計画に基づき、都市機能を向上させる施設整備を集中的に支援する国の補助事業を活用する見込み。南口駅前広場の拡張や駐輪場の整備など、当初の計画より補助対象範囲が駅周辺にまで拡大する。新たな試算では市の負担がこれまでより2億円減り、6億円となると見込んだ。  市は2017年に駅北整備構想を策定した。今後はJR東海との覚書締結後、22年度から27年度までの工事協定を結び、工事着手を目指す。

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  • 菊川プラザけやき 電力使用一部制限 土日祝日を閉館

     菊川市は1日、市の総合保健福祉センタープラザけやきの電気設備に不具合が生じたとして、館内の電力使用を一部制限していると発表した。当面の間、土日祝日を閉館する。空調を作動させていないため、暖かい格好での来庁を呼び掛けている。  1月30日に停電が発生した。施設内にある市こども未来部、健康福祉部、社会福祉協議会は通常通り業務を行っている。菊川児童館は土曜日、閉館する。復旧見込みは未定で、現在は大型発電機から電力を供給している。ワクチンの保管に影響はなかった。

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  • 非課税世帯への10万円給付 菊川市、コールセンター開設

     菊川市は31日、住民税非課税世帯に10万円を支給する国の臨時特別給付金について、市民の問い合わせに対応するコールセンターを開設したと発表した。  市は同日、住民税非課税世帯に宛てて確認書類を発送した。初回の給付金振込日は2月9日になる予定。収入が激減した家計急変世帯については2月下旬から順次、申請を受け付ける。  問い合わせはコールセンター<フリーダイヤル(0120)100654>へ。

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  • 次期振興計画を諮問 菊川市茶業審議会、社会情勢の変化反映

     菊川市茶業審議会の会合が31日、市役所で開かれ、市は次期市茶業振興計画の策定について諮問した。茶業を取り巻く現状の課題への対応に加えて、新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり需要の増加など社会情勢の変化を反映する。  現行計画は2013~22年度。23年度にスタートする新たな10カ年計画の策定に向けて、審議会は生産と流通、文化・消費の各専門部会を中心に意見を集約し、22年10月をめどに案をまとめて答申する。  長谷川寛彦市長は茶価低迷や後継者不足などの課題に触れた上で、「消費者のニーズを把握する必要がある。課題解決に向けてさまざまな意見をいただきたい」と求めた。後藤克宏会長は「市内の茶業を

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  • 特殊詐欺被害を防止 菊川署、2店舗に感謝状

     菊川署は28日、特殊詐欺被害を未然に防止したJA遠州夢咲池新田支店とミニストップ菊川堀之内店に署長感謝状を贈った。  JA遠州夢咲池新田支店では14日、御前崎市内の70代男性が「グーグルの使用料の未払い金をATM(現金自動預払機)で振り込みたい」などと申し出て、職員が詐欺を疑って振り込みをやめるよう説得した。ミニストップ菊川堀之内店では13日、詐欺グループの一員とされる者から電子マネーの購入を求められていた菊川市内の50代女性が来店。携帯電話で何者かと通話したままの女性に店員が対応し、110番した。  同署で贈呈式を行い、JA遠州夢咲池新田支店は若宮友二支店長、ミニストップ菊川堀之内店はオー

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  • 菊川舞台の作品4月発表へ 浜松在住の小説家いぬじゅんさん

     菊川市教育委員会は29日、小説家いぬじゅんさん=浜松市中区=の講演会の収録を菊川市中央公民館で行った。いぬじゅんさんは4月に菊川を舞台にした作品を発表すると明らかにし、「これからも地域に根付く小説家として活動したい」と語った。  奈良県出身のいぬじゅんさんは浜松市でケアマネジャーの仕事もしている。講演では静岡県に来た理由や小説を書き始めたきっかけを話したり、幼少期に親しんだ本や天竜浜名湖鉄道を舞台にした「無人駅で君を待っている」など自身の作品を紹介したりした。収録した動画は2月9日からユーチューブの市公式チャンネル「広報菊川」で配信する。

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  • もったいない給食の残食 発電、肥料…活用広がる【NEXT特捜隊】

     読者の疑問や困り事に応える静岡新聞社「NEXT特捜隊」に、静岡市駿河区に住む30代の公立中教員から「給食の大量の食べ残しに胸を痛めています」とメッセージが寄せられた。まずは、全国、静岡県内の現状を調べることから始め、「残食」を取り巻く背景や課題を探った。【記事の最後に動画があります】   1人年間7.1キロ  環境省が2015年、全国の市区町村教育委員会に行った調査によると、給食の食べ残し割合「残食率」は約3割の自治体が把握していて、平均値は約6.9%だった。重さにすると、子ども1人当たり年間7.1キロと推計されるという。  県内の全35市町にも聞いた。残食率を自治体として把握し

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  • 菊川で中学生に演奏披露 京都市交響楽団 29日一般向け公演

     静岡県文化財団などは28日、「グランシップ 中学生のためのオーケストラ」を菊川市の菊川文化会館アエルで開いた。京都市交響楽団が出演し、浜松市の丸塚中と可美中の生徒が迫力ある演奏を堪能した。  米国出身のジョン・アクセルロッドさんが指揮を務め、チャイコフスキーの歌劇「エフゲニー・オネーギン」のポロネーズ、交響曲第4番などを披露した。アクセルロッドさんはアエルでの公演のため、スイスへの一時帰国を延期して昨年11月から日本に滞在している。  同楽団は29日、アエルで一般向けの名曲コンサートを行う。ピアニスト横山幸雄さんも出演する。開場午後1時、開演午後2時。当日券あり。

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  • 肖像画など披露 菊川のすずきさん 菊川文化会館アエル

     菊川市川上の洋画家すずき麗華さん(72)の作品展が2月27日まで、菊川文化会館アエルで開かれている。ふるさとをテーマに、肖像画や風景画など16点を展示した。  オペラ歌手の三浦環や初代県知事の関口隆吉、植物学者の橋本梧郎など地元の偉人の肖像画を多数選んだ。このほか、雄大な富士山やかわいらしいコスモスを描いた作品、御前崎市佐倉の桜ケ池の竜神伝説をテーマにした絵画などが並ぶ。すずきさんは「地元の風景や歴史を忘れてほしくない」と思いを語った。  アエルは月曜休館。

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  • 架道橋にトラック衝突 菊川

     26日午前10時半ごろ、菊川市西方のJR東海道線架道橋「寺田川橋梁(きょうりょう)」にトラックの屋根部分が衝突した。JR東海によると、安全確認のため菊川―掛川駅間の上下線で約30分運転を見合わせ、4本が運休、2本が部分運休したほか、4本が最大30分遅れて約410人に影響した。菊川署によると、トラックは食品を輸送中で、運転していた埼玉県本庄市の男性(22)にけがはなかった。事故処理で現場の市道を約3時間半、交通規制した。

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  • 浸水へ備え 車止め、菊川市内2カ所に 冠水検知し自動通報

     静岡県袋井土木事務所は25日、冠水センサーを内蔵した車止めを菊川市内2カ所に設置した。冠水が一定の水位に達すると非常灯の点滅で知らせるほか、県と市にメールで自動通報する仕組み。通行規制の実施など迅速な初動対応が可能になる。  設置したのは、道路冠水が多発していた半済地区と平川地区。半済地区では、県の担当者が地域住民に機能やメール配信手順などを説明した。水位5センチと10センチの2段階でメールを送信する設定。県は、今後の活用状況を踏まえて改善を加えるとしている。  住民が非常灯を見て早めに土のうを準備するなど、早期の備えにもつながる。地元自主防災会長の石川義和さん(67)は「危険が早く分かれば

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  • 菊川の織物工場焼ける

     24日午前11時15分ごろ、菊川市嶺田の織物工場から出火し、木造平屋建ての建屋約130平方メートルが全焼した。けが人はいなかった。菊川署によると当時は操業中で、機械の電源接続部分の付近から火花が出たという。従業員2人が消火器で消し止めようとしたが燃え広がった。約3時間後に鎮火した。同署と市消防本部が原因を調べている。

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  • 菊川市消防団長 「綱紀粛正徹底」コメント 団員逮捕受け

     菊川市の消防団員が建造物侵入と窃盗の疑いで菊川署に逮捕されたことを受けて、市消防団は24日、市内の消防分団倉庫の備品管理と綱紀粛正の徹底を図る方針を決めた。  市消防団の県佑次団長は同日、「消防団員の信用と名誉を失墜させる行為であり、市民の信頼を損ねることになった。詳細な事実を確認後、厳正に対処すると共に、団員への指導を徹底して信頼回復に努める」とのコメントを出した。

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  • 織物工場から出火 菊川市嶺田、けが人なし

     24日午前11時15分ごろ、菊川市嶺田の織物工場から出火し、木造平屋建ての建屋約130平方メートルが全焼した。けが人はいなかった。  菊川署によると当時は操業中で、機械の電源接続部分の付近から火花が出たという。従業員2人が消火器で消し止めようとしたが燃え広がった。約3時間後に鎮火した。同署と市消防本部が原因を調べている。

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  • 工具盗んだ疑い 消防団員を逮捕 菊川署

     菊川署は24日、建造物侵入と窃盗の疑いで菊川市沢水加、コンビニ店店員で同市消防団員の男(30)を逮捕した。  逮捕容疑は昨年10月ごろ、同市内の消防分団倉庫に侵入し、チェーンソーなど3点(計5万円相当)を盗んだ疑い。  同署と市消防本部によると、容疑者は被害のあった消防分団とは別の河城分団所属。盗んだ物は転売したとみられる。他の分団からも同様の被害届が出ていて、同署は関連を調べる。  同市消防団の県佑次団長は「市民の皆様の信頼を損ねることとなり、誠に申し訳ありませんでした。処分については警察の調査による詳細な事実確認後、厳正に対処します」とのコメントを出した。

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  • 50年前殉職、中野警視追悼 掛川署と菊川署「不屈の闘志、受け継ぐ」

     掛川、菊川両署は21日、重傷を負いながらも犯人を取り押さえて殉職した故中野倉治警視=当時(53)=の追悼式を菊川市中内田の慰霊碑前で開いた。菊地邦宏掛川署長や吉川靖剛菊川署長、若手署員ら16人が出席し、碑に黙とうや献花をした。  1972年1月21日、殺人事件で指名手配中の男が職務質問中の署員を殴って逃走する事件が発生した。当時、掛川署の刑事課長だった中野警視が男を発見し、男にナイフで刺されながらも逮捕した。中野警視はその後病院で亡くなった。  菊地署長は「中野警視は重傷を負いながらも150メートル犯人を追跡して逮捕した。その不屈の闘志と責任感を引き継いでいきたい」と話した。

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  • 丹精の洋ラン137点色鮮やか 浜松・やまはる園芸

     第21回新春洋蘭(らん)展(実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が22、23の両日、浜松市浜北区新原の園芸店「やまはる園芸」で開かれる。愛好家が丹精した品の展示と、静岡県内外の園芸店による即売会があり、色鮮やかに咲く洋ランを楽しめる。  展示品は県内を中心に19人が137点を寄せ、愛好家グループ「浜松蘭友会」による審査で最高賞の市長賞は磐田市の鈴木由則さんが出した淡いピンク色のカトレアが選ばれた。静岡新聞社・静岡放送賞は菊川市の落合和義さん。園主の河村賢治さん(48)は「展示品は他の品評会でも賞が取れるような力作ばかりだ」と話す。  問い合わせは、やまはる園芸<電053(586)4082>

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  • 菊川の地場産品 販路拡大へ 静鉄若手社員が成果発表

     静岡鉄道(静岡市葵区)の若手社員が菊川市の地場産品の販路拡大策を考える研修の成果発表会が21日、市役所庁舎東館プラザきくると同社をオンラインでつないで開かれた。市外での販売やイベントの開催など若手の発想でさまざまなアイデアを実現した。  研修は市や市商工会と連携して実施した。入社4年目の社員12人が参加し、昨年10月から市内3事業者の課題解決に取り組んだ。レストランのココペリの班は自家製グラノーラをPRするため、ホームページの改善や、地元の小笠高と協力してSNSによる情報発信をした。  レストランのうでまくりDINING喜楽人の班は菊川茶餃子を市外2店舗で販売し、さらに3店舗での販売を目指し

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  • あかでみトマト、イメキャラでPR 地産地消を強化 菊川・ベルファーム

     鈴与商事の関連会社の農業法人ベルファーム(菊川市)は、自社ブランド「あかでみトマト」の地産地消を強化する。新たにイメージキャラクターを制作し、22日から静岡県内を中心に販促活動を始める。商品パッケージやインターネットの会員制交流サイト(SNS)などで活用し、親しみやすさをアピールする。  キャラクターはトマトの妖精「あかでみちゃん」。シールを商品パッケージに貼り出し、県内主要スーパーなどの店頭に並ぶ。インスタグラムとフェイスブックも同時に立ち上げ、生産現場の取り組みやトマト料理のレシピも紹介する。  あかでみトマトは水やりや施肥、換気などが自動管理された次世代農業用ハウスで栽培。年間約720

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  • 大井川用水の現状学ぶ 28日まで参加者募集

     大井川の清流を守る研究協議会は2月25日、大井川用水を学ぶ視察会を島田、菊川両市で開く。28日まで、参加者を募集している。定員は40人。  島田市の川口発電所や神座分水工、菊川市の菊川頭首工など計8カ所を見学し、大井川用水の現状を学ぶ。JR島田駅南口を出発して、バスで巡る。  参加料は千円。協議会構成市町の島田、焼津、掛川、藤枝、袋井、御前崎、菊川、牧之原市、吉田、川根本町の住民が参加対象。定員を超える応募数の場合は抽選となる。  はがきに住所、郵便番号、氏名、性別、生年月日、電話番号を明記し、〒428-0013 島田市金谷東2の1112の2、大鉄観光サービス「大井川用水を学ぶ視察会」宛てに

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  • コロナ自宅療養者へ食料配布 菊川市が再開

     菊川市は20日、市内の新型コロナウイルス感染者に対する自宅療養支援事業を再開したと発表した。市職員が自宅療養者の自宅に3日分の食料セットを届けて不安軽減を図る。  セットはパック米飯やレトルト食品、栄養補助食品などで、1家族3人分が上限。希望する世帯には、血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターも貸し出す。いずれも無料。  3月31日まで実施する。市は2021年9月9日~11月30日にも、同様の支援事業を展開していた。  問い合わせは市健康づくり課<電0537(37)1112>へ。

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  • 外国人児童 力いっぱい餅つき体験 菊川

     菊川市の青少年健全育成市民会議平川支部は20日、外国籍の子どもに日本文化を体験してもらおうと餅つき大会を同市下平川のひらかわ会館で開いた。  虹の架け橋菊川小笠教室とこどもの文化センターに通う子どもたち19人が参加した。順番にきねを持ち、もち米が入った臼を勢いよくついた。味付けは地元の女性らが担当した。子どもたちは完成したイチゴ大福やきなこ餅を受け取ると喜び、「ありがとうございます」と感謝した。感染拡大防止のため、会場では飲食せずに持ち帰った。  同支部では地域に外国籍の住民が多いことから、多文化共生に力を入れていて、夏にはスイカ割りなどの行事も行っている。

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  • 大井川用水学ぶ視察会、参加者募集 菊川などで2月25日

     大井川の清流を守る研究協議会は2月25日、大井川用水を学ぶ視察会を島田、菊川両市で開く。28日まで、参加者を募集している。定員は40人。  島田市の川口発電所や神座分水工、菊川市の菊川頭首工など計8カ所を見学し、大井川用水の現状を学ぶ。JR島田駅南口を出発して、バスで巡る。  参加料は千円。協議会構成市町の島田、焼津、掛川、藤枝、袋井、御前崎、菊川、牧之原市、吉田、川根本町の住民が参加対象。定員を超える応募数の場合は抽選となる。  はがきに住所、郵便番号、氏名、性別、生年月日、電話番号を明記し、〒428-0013 島田市金谷東2の1112の2、大鉄観光サービス「大井川用水を学ぶ視察会」宛てに

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  • 菊川・黒田代官屋敷 御城印でPR 2月「梅まつり」で販売

     菊川市下平川の黒田代官屋敷をPRしようと地元の平川地区コミュニティ協議会はこのほど、御城印を制作した。2月6日~3月6日に開催される「梅まつり」の期間中、600枚限定で販売する。  国指定重要文化財の黒田代官屋敷は戦国時代の城館で、現在も15代当主の黒田淳之助さん(84)家族が暮らしている。御城印は同協議会の御城印作成委員会が1年かけて完成させた。「二つ藤巴紋」の家紋を中央に、東洋水墨美術協会の創始者で2008年に亡くなった佐々木鉄心さんが描いた長屋門を左上に配置した。文字は屋敷近くの施設で以前、書道を教えていた御前崎市の沖黎翠さんが書いた。  黒田さんは「御城印は屋敷に来てくれた人の記念に

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  • 交通安全宣言書 浅野静岡工場 菊川署に提出

     金属部品の試作品製造「浅野静岡工場」(菊川市西方)は18日、交通安全宣言書を菊川署に提出した。山田淑晃事業部長と寺田清人課長が同署を訪問し、従業員61人分の宣言書を吉川靖剛署長に手渡した。  「無理な追い越しなど無謀な運転をしない」「交差点では必ず安全を確かめる」など9項目を誓った。吉川署長は「さらに交通安全教育を徹底してほしい」とあいさつした。  同工場の従業員は乗用車やバイクで通勤し、営業担当は社用車で県外に出向くこともあるという。事故映像を記録した安全教育用のDVDを視聴する講習を定期的に行い、意識の高揚に努めている。

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  • カードで引き出し200万円窃盗容疑 菊川署、2人再逮捕

     菊川署と県警捜査4課は17日、どちらも窃盗の疑いで千葉市中央区大森町、無職の男(38)と東京都の専門学校生の少年(20)=事件当時(19)=を再逮捕した。  2人の再逮捕容疑は昨年10月26日、他の何者かと共謀して菊川市の女性(82)からキャッシュカードを盗み、さらに同日から27日にかけて同市と島田市のコンビニ店の現金自動預払機(ATM)で計200万円を引き出した疑い。  同署によると、女性宅には市役所職員を名乗る者から「還付金を振り込むためにキャッシュカードを新しくする必要がある」と電話があり、その後、少年が現れてカードをだまし取ったとみられる。男と少年は自動車で行動し、男は運転手だった。

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  • 静岡県農林漁業奨励賞 8個人2団体表彰

     静岡県は14日、農林漁業の発展に向けて先進的な取り組みを行う事業体をたたえる「ふじのくに未来をひらく農林漁業奨励賞」の表彰式を県庁で行った。耕作放棄地解消や担い手育成、独自の経営ノウハウなどを実践する8個人・2団体に川勝平太知事が褒状を手渡した。  受賞した個人・団体は次の通り。  農業 高橋鉄兵(下田市)広瀬順一(三島市)稲葉克仁(富士宮市)三軒屋(静岡市)アグリネクスト(焼津市)早川大喜・早川ナナ(菊川市)鳥居英剛(浜松市)▽林業 高橋幸村(松崎町)尾崎友昭(牧之原市)▽漁業 本多龍介・本多明人(浜松市)

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  • 田中さん、匂坂さん入賞 社明運動作文コンテスト 菊川西中で表彰伝達式

     「第71回社会を明るくする運動」作文コンテストで優秀賞に輝いた田中優花さん(15)と佳作を受賞した匂坂真音さん(15)=ともに菊川西中3年=の表彰伝達式が13日、同中学校で開かれた。  東小笠地区保護司会の赤堀吉史会長が2人に賞状を手渡した。中学生の部には県内で5693点の応募があり、田中さんは上位3人に選ばれた。「偏見を捨てて」と題した作文では、外国籍の生徒と言葉の壁を越えて交流した経験をつづった。田中さんは「作文を通じて社会から偏見がなくなってほしい」と述べた。  匂坂さんの作文「支え合うことによって」ではデイサービス、地域包括支援センター、民生委員など地域の平和に貢献する人々に焦点を当

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  • 茶況(1月13日)菊川茶の歴史、動画に SNS広告で発信

     菊川市茶業協会はこのほど、深蒸し菊川茶をPRする動画を制作した。同市にゆかりのある初代県知事の関口隆吉に焦点を当て、菊川茶の歴史を紹介している。動画はSNS広告として使えるよう30秒の長さにした。  市内で文化活動を行う「TOMO☆PROJECT」が企画した。ご当地タレントとして活動する赤堀愁さん(21)が関口役を務めて牧之原開拓時代と県知事時代の関口を演じた。茶園や菊川赤レンガ倉庫、関口隆吉像が建つJR菊川駅前など市内各所で撮影を行った。  動画はユーチューブの茶業協会のアカウントで公開している。現在第2弾の動画も制作しているという。

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  • お茶の入れ方学ぶ 菊川の園児 香りとおいしさ楽しむ

     菊川市の菊川保育園で13日、おいしいお茶のいれ方教室が行われた。年長園児26人が参加して、日本茶インストラクターから深蒸し菊川茶の入れ方を学んだ。  市の出前行政講座の一環で行われ、地元河城地区の茶生産者グループ「ふかむし茶レンジャー」が講師を務めた。園児は湯の量や温度、茶葉の量、浸出時間などお茶をおいしく入れるための手順を学んだ。急須を持ち、量や濃さを均一にする「まわし注ぎ」にも挑戦した。  深蒸し茶のほかに紅茶や玄米茶、ほうじ茶も味わった。「いい香り」「苦いけどおいしい」などと話し、さまざまなお茶の味を楽しんだ。

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  • 繊細な水墨画50点 18日まで島田で作品展

     菊川市和田の水墨画家樫原創心さん(76)の作品展が18日まで、島田市川根町のギャラリーやませきで開かれている。墨の濃淡を生かした繊細な作品約50点を展示している。  樫原さんは東洋水墨美術協会(菊川市)創始者の故佐々木鉄心さんに師事し、水墨画を始めた。ことしの干支(えと)「寅(とら)」を描いた掛け軸、山水画や動植物の絵を描いたうちわ、紙皿などが来場者の心を和ませている。  樫原さんは「墨の濃淡やぼかしで表現する水墨画作品の良さが伝われば」と話した。展示は午前10時~午後5時。

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  • 納税返礼品や観光名所をPR 菊川市、ポスター製作

     菊川市はこのほど、新たな観光ポスターを2種類製作した。2枚を並べると市マスコット「きくのん」の顔がつながるデザイン。ふるさと納税の返礼品と観光名所をアピールしている。  ふるさと納税のポスターにはキャンプ用品など人気のある返礼品7品の写真を掲載した。QRコードを読み取るとふるさと納税サイトにつながる仕組み。観光名所をPRするポスターは市が昨年発行した観光パンフレットと連動させた。QRコードから市のユーチューブチャンネルにアクセスでき、火剣山キャンプ場や市内のウオーキングコースを紹介する動画を見ることができる。

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  • 新救助工作車をお披露目 菊川市消防本部

     菊川市消防本部は8日、新たに導入した救助工作車を公開した。交通事故や水害、大型機械を使う工場での事故などの災害出動を想定する。消防職員が市消防本部で、地元自治会の代表者らに装備や機能を説明した。  常時5トンの力で引っ張ることができる高性能のウインチ(巻き上げ機)が特徴。クレーンと発電照明装置も備えたほか、油圧救助器具や画像探索機などを積載した。既存の工作車の老朽化に伴う更新で、1月中旬に運用を開始する。  公開に先立って行われた消防出初め式には、職員と消防団員ら約230人が出席した。功労者に対する表彰などを行い、防火への決意を新たにした。

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  • 菊川「きくのん」誕生を祝福 写真撮影や工作楽しむ

     菊川市は8日、市のマスコットキャラクター「きくのん」の誕生会を市役所東館プラザきくるで開いた。親子連れやファンが来場し、市民になって8回目の誕生日を祝った。  拍手で迎えられたきくのんは、自身の顔が描かれた特製ケーキを前に写真撮影などに応じた。写真立てなどを作る親子向けワークショップが行われ、来場者はきくのんと一緒に工作を楽しんだ。  きくのんは市制10周年を記念して2014年にデビューした。年齢や性別は不明で、妖精の国からやってきたとの設定。市制施行の1月17日を誕生日としている。

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  • 110番適正利用を広報 「茶娘」山本さん 菊川で一日署長

     1月10日の「110番の日」を前に、菊川署は7日、同署とJR菊川駅前で110番の適正利用を広報した。一日署長に招いた菊川市茶業協会の8代目「菊川茶娘」の山本かなさん(21)=同市和田=とともに、110番は事件・事故の緊急時のみ使うよう駅の利用客や来庁者に呼び掛けた。  山本さんは模擬で交通事故の目撃者からの110番を受ける体験もして「通報する前に一度落ち着いて情報を整理することが大事だと思った」と感想を語った。駅の利用客や来庁者には啓発品を手渡し、緊急時は110番、緊急性のない相談や要望は警察総合相談ダイヤル「#(シャープ)9110」と、使い分けるよう呼び掛けた。

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  • 茶業の発展願い初もみ 菊川で保存会員 伝統技法で針状に

     菊川茶手揉保存会と小笠手もみ製茶技術保存会は6日、茶業の発展を願って茶葉をもむ「新春初もみ会」を菊川市役所東館プラザきくるで行った。会員11人が、2021年春に摘み取った一番茶を伝統の技法で針状の手もみ茶に仕上げた。  毎年取り組んでいる恒例行事。菊川茶手揉保存会の宮城孝雄会長(74)は「新型コロナウイルス禍の収束と良質な新芽の生育を願いながら丁寧にもんだ。地元の茶のおいしさを伝えていきたい」と話した。  仕上げた手もみ茶は100歳を迎えた市内の高齢者15人に長寿祝いとして郵送する。

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  • 新型コロナ 3回目ワクチン、2月6日から 菊川市

     菊川市は6日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を2月6日に開始すると発表した。1月14日から順次、対象者に接種券を発送する。  2021年8月末までに2回目接種を終えた65歳以上の市民に対しては、市が日時や接種場所を事前に指定する。予約は不要。  21年9月以降に2回目を接種した65歳以上と18~64歳の市民からは、電話かインターネットで予約を受け付ける予定。2回目から8カ月経過後の接種が原則で接種日の1カ月前に接種券を発送する。

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  • 温かみのある和紙作品並ぶ 菊川・小菊荘で展示会

     菊川市の和紙絵愛好グループ「真佳会」が16日まで、作品展を同市の小菊荘で開いている。和紙を貼り合わせて色鮮やかに表現した作品30点を展示した。  同会は毎月、講師の鈴木克子さん(74)の指導の下、市内で勉強会を行っている。作品展には雨上がりの富士山を表現した鈴木さんの作品をはじめ、会員15人の力作が並ぶ。花や風景、来年の干支(えと)の寅(とら)など、伝統ある和紙をちぎって貼った温かみのある作品を出展した。

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  • 菊川市仕事始め 長谷川市長、職員に訓示 組織改編も視野

     菊川市は4日、仕事始め式を市役所で開いた。長谷川寛彦市長が幹部職員50人を前に新年の訓示をした。  長谷川市長は新型コロナウイルスワクチン接種や子育て世帯への10万円給付など、昨年の職員の対応をねぎらったあと、笑顔でのあいさつや接遇、前例にとらわれない発想、現場を知って足を運ぶことを心がけるよう呼び掛けた。「コロナで世の中が大きく変わった今、前例にとらわれず、縦割りではなく横軸を通して仕事を進めてほしい」と述べ、組織改編も視野に入れた。勤続30年を迎えた職員7人の表彰も行われた。

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  • 田んぼの枯れ草焼ける けが人なし 菊川

     4日午前11時10分ごろ、菊川市牛渕の田んぼで枯れ草など約1100平方メートルが焼けた。けが人はいなかった。菊川署によると、田んぼの所有者の家族が刈り取った草を燃やしていたところ、火の勢いが増したという。

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  • 農業ビジネス体験 静岡県信連が支援 菊川の小中生にアドバイス

     静岡県信用農業協同組合連合会(県信連)が本年度、菊川市で小中学生が農業ビジネスを体験する「菊川ジュニアビレッジ」の活動をサポートしている。研修として若手職員を中心に8人が参加していて、このほど静岡市駿河区の県農業会館で部員と職員がハーブティーの販売会を開いた。  ジュニアビレッジはグローカルデザインスクール(牧之原市)が展開し、部員がハーブティーの製造販売を通じて経営を学ぶ。県信連の職員は部員と農作業を行うほか、「ファシリテーター」役として部員の話し合いを円滑化する。リスク統括部の高橋寛弥さん(26)は「以前は食農営業部だったが現在の部署は農業と離れている。農協組織として農業に関わりたいと思

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  • きくのんに年賀状「まだ間に合うよ」 菊川市、7日まで募集

     菊川市は7日まで、市のマスコットキャラクター「きくのん」への年賀状を募集している。送った人にはきくのんの年賀状を返信する。11日に発送する予定。  きくのんは例年、各地のイベントで市をPRしてきたが、コロナの影響で出演機会が減少した。市は交流の場を設けることが難しいため、郵便での企画を考えた。  宛先は〒439-8650 菊川市堀之内61 菊川市役所きくのん宛

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  • 位牌の転倒防止 檀家役員が修理 菊川の正覚寺

     菊川市川上の正覚寺の檀家(だんか)の役員がこのほど、位牌(いはい)堂を修理した。木製の位牌壇を新調したうえ、地震で位牌が転倒しないよう支えのパイプを備え付けた。  正覚寺の本堂は1928年に建てられ、老朽化している箇所も多い。年末年始に寺を訪れた人が先祖に思いをはせることができるよう、役員4人が2カ月かけて位牌堂の修理に取り組んだ。  役員代表の杉森義二さん(78)は「材料探しから始め、試行錯誤を繰り返した」と振り返る。住職の大滝秀巳さん(69)は「何度も来て修理をしてくれた。位牌堂がきれいになり感謝している」と話した。

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  • 遠江歌考の解説本出版 賀茂真淵記念館講師「国学触れる入り口に」

     賀茂真淵記念館(浜松市中区)で講師を務める後藤悦良さん(78)=菊川市=が真淵の著作を紹介する「『万葉集遠江歌考』を読む」がこのほど、出版された。真淵が現在の県西部に関わりのある万葉集の19首を解釈した著作について、分かりやすく解説している。  「万葉集遠江歌考」は1742年の著作。現在の県西部である遠江を題材にした歌や遠江出身者の歌などを真淵がまとめ、解説した。真淵の没後50年以上たってから孫弟子によって出版された。  後藤さんは本文を口語訳し、語句の解釈も盛り込んで丁寧に書籍をまとめた。「真淵の明朗な文章が伝わるように訳した」と説明する。「引馬野」を題材にした歌では「引馬野の所在地は三河

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  • 空手道部員、全国へ闘志 常葉大菊川高 東海は7年ぶりV

     空手の男子団体組手で東海高校選手権大会を制した常葉大菊川高の空手道部員が、2022年3月の全国高校選抜大会に向けて練習に励んでいる。東海大会の優勝は7年ぶり。全国舞台でも上位入賞を狙っている。  同校は東海大会決勝で、強豪・御殿場西高に判定で競り勝った。高橋英司監督は土壇場での強さを評価した上で「まだ粗削りで伸びしろがある。全国大会までにさらに力を付けていきたい」と気を引き締める。  卒業生の支えが東海制覇を後押しした。コーチとして指導に当たるのは、7年前の東海大会優勝メンバー。個々の選手に合ったトレーニングメニューを組み、技術と精神の両面を支えている。  「自分たちの力だけではなしえなかっ

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  • コロナ感染者中傷で罰金命令 掛川簡裁、菊川のSNS投稿者に

     浜松市内の飲食店で2020年7月に発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)に絡み、感染者をインターネット上で誹謗(ひぼう)中傷したとして掛川区検は27日までに、名誉毀損(きそん)の罪で菊川市の男性会社員(45)を掛川簡裁に略式起訴した。同簡裁は同日までに、罰金20万円の略式命令を出した。  略式命令などによると、男性会社員は20年8月2日、不特定多数の人が閲覧できる状態の会員制交流サイト(SNS)に、新型コロナに感染した浜松市の不動産会社経営の男性(39)が「東京に旅行に行って感染し、その後、浜松のクラスターの発生源になった」という趣旨の内容を5回にわたり投稿し、男性の名誉を損な

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  • 毎年伸びる門松 施設玄関に設置 菊川のグループ

     菊川市青葉台の園芸グループ「花咲くあおばだい」(浅井克悦代表)は26日、同市の青葉台コミュニティセンターの玄関に高さ約2・4メートルの門松を設置した。毎年3センチずつ高くしている。  センターに15人が集まって作業を行った。竹7本を使い、松や梅、センリョウ、ナンテン、ハボタンを飾り付けた。センターでの新年の集いはことしに続き来年も中止となったが、地域のつながりを大切にしようと門松作りは毎年続けている。7年目となり、年々完成度が上がっているという。門松の設置は来年1月15日まで。

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  • 2年ぶりの菊川朝市「にぎわいをもう一度」 地元野菜や衣類並ぶ

     菊川市の菊川駅南商店街グリーンモールで25日、駅南朝市&フリーマーケット&グルメ(実行委主催)が開かれた。歩行者専用道に地元産野菜や衣類、骨董(こっとう)品などを販売する約30店が並び、大勢の来場者でにぎわった。  新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2年ぶりの開催になった。中央商店街組合の大橋隆夫会長は「出店者が集まるかどうか心配だったが、人出もあってほっとしている。もう一度にぎわいを取り戻したい」と話した。  次回の開催は2022年3月26日を予定している。

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  • 花寄贈の小笠高に感謝状 菊川署

     菊川署は24日、同署に長年にわたり鉢植えやプランターを寄贈している県立小笠高(菊川市東横地)に署長感謝状を贈った。全校集会で、吉川靖剛署長が署員のメッセージカードとともに代表の生徒に手渡した。  同校は例年、農業科目「草花」を受講している生徒が学校の温室で花を栽培し、同署には夏と冬の年2回寄贈している。15年ほど前から続けているという。今冬はパンジーの鉢植え約30個を12月上旬に届けた。黄色や紫のかれんな花が玄関を彩っている。  吉川署長は「署員や来庁者も和んでいる。警察としては安心、安全を守ることで恩返ししたい」とあいさつした。

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  • 危険通学路 静岡県内1086カ所 各教委、解消へ対策進める

     政府が24日公表した小学校の通学路の緊急点検で、危険性があり対策が必要な県内の通学路は10月末時点で1086カ所が確認された。県教委は政令市を除く33市町で計915カ所を把握し、静岡市教委は市内105カ所、浜松市教委は66カ所を確認した。  静岡県教委によると、横断歩道の白線が薄くなっている場所やガードレールがない道路の例が挙がったという。静岡、浜松両市では幅の狭い道路や自動車の往来の多い箇所が挙がった。静岡市内では、渋滞時に車両が抜け道として使う幹線道路付近が特に多かった。  各教委や学校は児童への交通安全教育と併せ、危険箇所の解消に向けた対策を進めている。浜松市教委は毎年度、各校から危険

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  • 酒気帯び運転した疑い 菊川の男逮捕

     掛川署は24日、道交法違反の疑いで菊川市嶺田、飲食店従業員の男(35)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前7時ごろ、掛川市内の県道で乗用車を酒気帯び運転した疑い。交差点でトラックに衝突して発覚した。

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  • 消防と菊川署、土砂災害想定し合同訓練

     菊川市消防本部と菊川署は22日、土砂災害に備えた合同訓練を菊川市内で行った。計24人が参加し、捜索や救出の技術向上と連携強化を図った。  参加者は、人形を使って土砂に埋まった人を助ける手順を確認した。ベニヤ板で要救助者の周りを囲んで土砂の流入を食い止め、スコップで丁寧に掘り下げて運び出した。  3人が土砂崩れに巻き込まれたとの想定で、実践的な訓練も行った。参加者は声を掛け合いながら、捜索による位置の特定や救出作業に取り組んだ。土砂災害対応の合同訓練は初の試み。熱海市伊豆山の大規模土石流の発生を踏まえて実施した。

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  • 高校生 地域課題解決へプロジェクト発表 菊川まちづくりスクール

     高校生が考えた企画やアイデアをまちづくりに生かす「きくがわ高校生まちづくりスクール」の最終報告会がこのほど、菊川市のプラザきくるで開かれた。常葉大菊川、掛川工業、金谷高の14人が地域課題の解決に向けて考えたプロジェクトを市民30人の前で発表した。  千框(せんがまち)棚田のPRを考えた班は、棚田での行事やオーナー制度を紹介するパンフレットを作成し、地域交流をテーマにした班は、地区センターを中心とした掃除イベントの開催を提案した。このほか、予防医療や動物の殺処分、外国籍の子どもとの関わり方をテーマにした班の発表もあった。  まちづくりスクールは菊川市市民協働センターが主催し、NPO法人わかもの

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  • 五輪ソフト金や市町駅伝最高位… 菊川市「重大ニュース」発表

     菊川市はこのほど、2021年に市内で起きた出来事や市が関連する事柄の中から重大ニュースを10項目発表した。  1月に初代菊川市長の太田順一氏が退任し、長谷川寛彦市長が就任したことや、12月の第22回しずおか市町対抗駅伝で過去最高の12位の成績を収めたことなどを選んだ。  東京五輪パラリンピックも挙げた。ともに常葉菊川高出身の渥美万奈選手と山崎早紀選手がソフトボールの金メダル獲得に貢献した。また、パラリンピックの聖火リレーが市内で行われた。このほか、5月に発生した竜巻による住宅半壊や7月の局地的大雨による床上浸水の被害、11月に雑誌ananの「カラダにいいもの大賞」に深蒸し菊川茶が選ばれたこと

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  • 5議案を可決、同意 菊川市議会閉会

     菊川市議会12月定例会は22日、最終本会議を開いた。2021年度一般会計補正予算案や松本嘉男教育長の再任案など5議案を可決、同意して閉会した。  補正予算案は子育て世帯臨時特別給付金の事業費など7億6200万円を追加した。補正後の総額は212億3100万円。松本教育長は2期目となり、任期は25年2月9日までの3年間。JR菊川駅整備事業の中止や見直しを求める請願など4件は不採択とした。

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  • 菊川ひき逃げ 81歳男に罰金50万円命令 浜松簡裁

     菊川市で集団登校中の小学生の列に乗用車が衝突し、そのまま逃走した事件で、浜松区検は20日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の罪で車を運転していた磐田市の無職男性(81)を浜松簡裁に略式起訴した。同簡裁は同日、罰金50万円の略式命令を出した。  略式命令によると、男性は9日午前7時半ごろ、菊川市の道路で乗用車を運転中、登校中の児童に車を衝突させて児童2人にけがを負わせた上、救護措置をせず事故を警察に報告しなかった。

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  • ポップな年賀状 18年間分ずらり 菊川の安間さん初個展

     菊川市富田の安間晶子さん(46)の初の作品展がこのほど、菊川文化会館アエルで始まった。ローブローアートを得意とする安間さんが描いたポップな年賀状が18年間分展示されている。  安間さんは常葉学園短期大で美術デザイン科を専攻。20代前半に自身が活動するバンドのフライヤーやグッズの制作に取り組み、家族ができてからは毎年、家族をモチーフにした年賀状を描いている。色鮮やかなイラストには子どもの成長など家族の歴史が表現されている。  作品展は来年1月15日まで。月曜休館。年末年始などは開催しない。

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  • シャトレーゼとFC契約締結 遠鉄ストア

     遠鉄ストア(浜松市中区)は17日、菓子製造・販売のシャトレーゼ(甲府市)とフランチャイズ(FC)契約を結んだと発表した。来年2月、同ストア菊川店(菊川市)に最初の店舗を開業する。  シャトレーゼは400種に及ぶ菓子類のほか、アイスやパン、ワインなどを取り扱う。同ストアは、特に30~40代のファミリー層の需要が高いシャトレーゼの商品を通じて集客を図る狙い。食品スーパーとシャトレーゼのFC契約は東海4県で初めてという。  同ストア菊川店はコロナ禍で積極活用していなかったイートインスペースをシャトレーゼの売り場(約113平方メートル)に転用する。

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  • 通学路の危険箇所、HPで公開へ 菊川市教委

     菊川市教育委員会は9日に六郷小の通学路でひき逃げ事件が起きたことを受け、安全対策を強化している。現在、通学路の危険箇所を示した地図を作成中で、1月中に市ホームページに公開する予定。17日には各小学校に通学路の再点検を依頼した。  市内の小中学校では毎年、職員が年度初めに通学路の危険箇所を点検し、夏には警察や道路管理者と現場を確認する交通安全対策検討会を開いている。公開する地図は本年度の調査をもとに、学区ごとに作成。車の抜け道や交通量が多い場所などの住所や状況、対策を写真付きで説明する。9日に事件があった六郷小学区の通学路も地図に反映するという。赤堀智生学校教育課長は「子どもたちの命を守るのが

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  • 記者コラム「清流」 キャンパー目線で改善を 

     菊川市の火剣山キャンプ場を訪ねた。豊かな緑と清潔感がある。市街地に近いのに、自然に包まれている感覚に満たされた。アクセス道の風景も素晴らしく、起伏に沿って広がる茶畑と青空のコントラストに感動した。  地域の宝を詰め込んだような場所だが、利用するにはハードルが高い。2週間前までに予約する必要があるからだ。思い立った時にアウトドアを楽しみたいのがキャンパーのさが。当日の天候を気にしながら過ごす2週間はあまりにも長い。  キャンプ場の認知度向上に向けて、市はロゴマーク制定や野外イベントの開催など施策展開を強化している。魅力は既に十分発信できていると思う。残る課題はキャンパーの目線に立った仕組み改善

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  • 教員目指す大学生・増田さん 菊川東中で放課後学習を支援

     菊川市の菊川東中で11月から、静岡大教育学部1年の増田有花さん(19)=同市仲島=が生徒の学習を支援している。毎週月曜、希望生徒が集まる放課後の自習時間にボランティアで活動している。  教員を目指す増田さんは大学で講義を受講する中で、教えることの難しさを実感し、学校現場での学習ボランティアを志望した。5回目となる13日は1年生7人が苦手な科目を克服しようと集まり、分からない問題があると増田さんに聞いた。鈴木心晴さん(13)は「説明が分かりやすくて納得できた」と勉強への意欲を高めた。  市は地域と学校との連携を目指す「学びの庭」構想を進めている。増田さんは「素直な生徒が多く、感謝されるとうれし

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  • 臨時給付金、10万円一括で 菊川市、児童手当世帯24日振り込み

     菊川市は16日、国が新型コロナウイルス経済対策で子育て世帯に配る臨時特別給付金について、現金10万円を一括給付すると発表した。児童手当受給世帯を対象に24日に指定口座に振り込む。  全額現金給付を認める国の方針転換を踏まえた。高校生の子どもだけの世帯などに対しては、12月中に案内通知を送付して申請を受け付け、来年1月下旬から給付を始める。  市は給付対象を約8200人と見込んでいる。

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  • 菊川・児童ひき逃げ現場 時間帯交通規制を開始

     菊川市本所で集団登校中の六郷小児童5人が重軽傷を負ったひき逃げ事件を受け、県警は15日、現場の市道の時間帯交通規制を開始した。「指定方向外進行禁止」の標識を設置した交差点2カ所に菊川署員が立ち、児童の登校を見守った。  同校の約6割の児童は毎朝、菊川の堤防の上を歩き、神社の横の切り通しを通って学校に向かう。標識は菊川橋東側の交差点と、切り通しを抜けた先の交差点に設置した。平日の午前7~8時、自転車などの軽車両を除いて進入を禁止し、通学路の安全を図る。  同署員は規制の周知のため、17日まで登校時間帯に交差点に立つ。横山弘樹交通課長は「関係機関と連携し、さらなる安全対策に努めたい」と語った。現

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  • のぼり旗手に街頭広報 菊川市と交通安全会

     菊川市と市交通安全会は15日、市内約50カ所で街頭広報を行い、通勤・通学中の市民に交通事故防止を呼び掛けた。市役所前交差点では、市幹部や市議、自治会の代表ら約30人がのぼり旗を手に、運転者に交通ルール順守を促した。  街頭に立った長谷川寛彦市長は、六郷小の児童が重軽傷を負ったひき逃げ事件を念頭に「登下校中の児童生徒を自分の子ども、孫だと思って優しい気持ちでハンドルを握ってほしい」と話した。

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  • 年末特別警戒の出発式 園児が和太鼓披露 菊川署

     菊川署は15日、年末特別警戒の出発式を同署で行った。双葉こども園(菊川市本所)の園児が和太鼓を演奏し、特別警戒活動に臨む署員や地域安全推進員、少年警察協助員らを激励した。  年長児約30人が2曲を演奏した。新型コロナウイルス禍で練習の成果を披露する地域の行事が相次ぎ中止されたとあって、園児は貴重な発表の機会で元気よくばちを振るった。  吉川靖剛署長は「園児にパワーをいただき、犯罪を一掃できるよう努めたい」とあいさつ。署員らは園児に見送られ、パトロールに出発した。

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  • 中学生以下5万円ずつ 菊川市、高校生は一括給付方針

     菊川市の長谷川寛彦市長は14日、政府が実施する18歳以下への10万円相当の給付について、中学生以下は現金5万円ずつ、高校生らは10万円一括給付する方針を示した。  児童手当を受給する中学生以下の子どもがいる世帯には6日に案内通知を送付済みで、24日に1回目の5万円を指定口座に振り込む。2回目の5万円は来年1月中に振り込む予定。  一方、申請が必要な高校生らには年内に案内通知を送って申請を受け付け、来年1月中に給付を始める予定。市は、残りの5万円給付にかかる事業費を含む補正予算案を22日の市議会12月定例会最終本会議に提出する。市によると給付対象者は8200人。

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  • 菊川のひき逃げ現場 平日午前7~8時、車進入禁止に

     菊川署は14日、菊川市本所で集団登校中の六郷小児童5人が重軽傷を負ったひき逃げ事件の現場の市道について、15日から登校時間帯に合わせて交通規制すると正式に発表した。平日の午前7~8時、車両の進入を禁止して通学路の安全を確保する。  14日午後、交差点2カ所に指定方向外進行禁止の標識を設置した。ただ道幅は約3メートルと狭く、市は拡幅に向けて2022年度に工事の詳細な設計を行う方針。

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  • 空き家対策7項目 菊川市長に提言書 市議会総務建設委

     菊川市議会総務建設委員会は14日、空き家対策に関する課題や意見をまとめた提言書を長谷川寛彦市長に提出した。赤堀博委員長らが届けた。  委員会では本年度、空き家対策をテーマに勉強会や空き家の視察を進めた。提言書では市内の空き家が2003年から15年間で2倍以上に増加したことを指摘。市の空き家相談窓口の広報や不動産業者など専門家との連携、高齢者の1人暮らし世帯への意向調査、空き家改修費補助制度の創設など7項目を求めた。

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  • 菊川・ひき逃げ現場の市道 登校時間帯に交通規制 静岡県警方針

     菊川市本所で集団登校中の小学生5人が重軽傷を負ったひき逃げ事件で、静岡県警は14日、現場の市道を児童の登校時間帯に合わせて交通規制する方針を明らかにした。県公安委員会の決定を経て、15日にも規制を開始する見通し。  警察や行政、地元自治会関係者らが事故現場を確認する14日朝の「現場診断」で、県警交通企画課の長倉隆一交通事故統括分析管理官が説明した。交差点2カ所に指定方向外進行禁止の規制標識を設け、平日の午前7~8時、車両の進入を禁止する。  下本所自治会の原田博会長(67)は「子どもの安全のためには必要なこと」と語った。他の参加者からは下校時間帯の安全対策を求める意見も上がった。  現場では

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  • ゲームや地域紹介で交流 長野の児童、菊川・河城小を訪問

     菊川市と友好都市協定を結ぶ長野県小谷村の小谷小の5年生21人が8日、菊川市の河城小を訪れた。新型コロナの影響で2年ぶりの訪問となった。  両小学校の児童が互いの地域の特徴を発表したあと、ゲームをして交流した。小谷小の児童は新潟県に隣接する村の位置や、校庭に雪が積もるという冬の気候を紹介した。西村奈那さん(11)は「肌寒いと聞いていたが暑いくらい。河城小の児童は元気いっぱいで楽しかった」と菊川の印象を振り返った。  市マスコット「きくのん」も登場し、小谷小の児童にお茶を贈呈した。河城小の山内真菜さん(11)は「スキーが楽しそう。雪が降っているときに小谷村に行きたい」と話した。  菊川市(旧小笠

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  • 水彩や油彩画、愛好家の力作並ぶ 菊川で作品展

     菊川市のやよい会は14日まで、「第18回やよい会展」を菊川文庫で開いている。会員11人が34点の絵画を出展した。  展示室にはドライフラワーを描いた水彩画や同市倉沢の千框(せんがまち)棚田の風景を表現した油彩画など、会員の力作が並ぶ。同会には30~80代の会員が所属していて、毎月市内で勉強会を開いて会員が持ってきたモチーフを描いたり、年に数回スケッチに出かけたりしている。  13日は休館。

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  • ソプラノ歌手、児童に歌声披露 菊川・小笠南小

     菊川市の菊川文化会館アエルは10日、ソプラノ乗松恵美さんとピアニスト新崎誠実さんのコンサートを小笠南小で開いた。3~6年生約90人が鑑賞を楽しんだ。  子どもたちに生の音を身近な場所で体験してもらおうと企画した。乗松さんは山田耕筰の「赤とんぼ」やシューベルトの「魔王」、市ゆかりのオペラ歌手三浦環が世界中で公演した「蝶々夫人」の劇中歌を披露した。曲の背景にある物語も児童に伝えた。新崎さんはピアノの鍵盤の数や音域の広さなどを説明し、美しい音色を響かせた。  同様のコンサートは9日にも堀之内小で開いた。乗松さんのソプラノコンサートは11日、アエルで開かれる。午後1時半開場、午後2時開演。当日券あり

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  • 教育研究実践論文表彰 最優秀 牧之原小、稲葉さん(下田浜崎小)

     日本教育公務員弘済会静岡支部は10日、教育の質向上と発展を目的にした静岡教弘教育研究実践論文の表彰式(静岡新聞社・静岡放送後援)を静岡市葵区の県教育会館で開いた。学校と個人・グループの2部門に計119件の応募があり、各部門の最優秀賞に牧之原市菊川市学校組合立牧之原小(小柳津敏法校長)と下田市立浜崎小の稲葉愛栄養教諭が選ばれた。  牧之原小は「小中一貫校をめざした、小中連携の在り方について」と題し、小中学校の利点や課題を認め合い、教育目標の統一を図るなど連携の方法を模索した。浜崎小の稲葉教諭は「食に関わる資質・能力の育成を目指して」をテーマに、給食の残食率を分析し、教育機関と連携した食育を行っ

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  • 容疑者「大したことないと思った」 菊川ひき逃げ、事故認識か

     菊川市内で集団登校中の児童5人が重軽傷を負ったひき逃げ事件で、軽乗用車は児童にぶつかった後に一時停止していたとみられることが10日、関係者への取材で分かった。菊川署は9日夜、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで軽乗用車を運転していた磐田市池田、無職の男(81)を逮捕した。関係者によると、容疑者は「大した事故ではないと思った」などと供述しているという。同署は容疑者が事故を認識した上で逃走したとみて経緯などを調べる。  逮捕容疑は9日午前7時半ごろ、菊川市本所の市道で軽乗用車を運転中、登校していた市立六郷小の児童らにぶつかってけがを負わせ、救護せずにそのまま逃走した疑

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  • 菊川 児童ひき逃げ疑い 磐田の81歳男を逮捕

     菊川市内で集団登校中の児童5人が重軽傷を負ったひき逃げ事件で、菊川署は9日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、磐田市池田、無職の男(81)を逮捕した。  逮捕容疑は同日午前7時半ごろ、菊川市本所の市道で軽乗用車を運転中、登校していた六郷小の児童らにぶつかってけがを負わせ、救護せずにそのまま逃走した疑い。負傷した5人の児童のうち、3年生の女児(8)は右足の指を骨折する重傷。1年の女児(7)、2年の女児(8)、5年の男児(11)、6年の男児(11)は肩や膝などを打撲した。同署は容疑者の認否を明らかにしていない。  同署によると、児童は当時、約30人の列で集団登校し

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  • 通販サイト開設やホームページ改修 菊川市、最大10万円を補助

     菊川市はこのほど、地域産品を販売する中小企業者や個人事業者を対象に、通販サイトの開設やホームページの改修にかかる費用を最大10万円補助する事業を始めた。28日まで申請を受け付ける。  新型コロナウイルス経済対策として、市内産の原材料を使ったり、市内で生産や加工を行ったりした地域産品を販売する中小企業者らを支援する。来年2月28日までの事業が対象となる。現在までに10件ほど申し込みがあったという。  制度を利用した観光農園「ブルーベリーの郷」はホームページを約10年ぶりに改修した。デザイン・イベント会社「ライトスクエア」に依頼してホームページに掲載する農園のイメージ動画の制作や商品写真の撮影を

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  • 子育て世帯給付金 菊川市、24日に振り込み 児童手当受給世帯

     菊川市は8日までに、国が新型コロナウイルス経済対策で子育て世帯に配る臨時特別給付金の先行給付金5万円について、児童手当受給中の世帯には24日に指定口座に振り込むことを決めた。  高校生らの保護者は申請が必要になるため、順次案内状を送付する。支給は来年1月以降になる見通し。

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  • 木造住宅の耐震補強 菊川市、3900戸未着手 市議会答弁

     菊川市の長谷川寛彦市長は7日、市議会12月定例会一般質問で、大規模災害対策について「自助・共助・公助により市民の生命財産を守っていく」と述べた。建物の倒壊対策では、1981年5月以前の旧耐震基準で建てられた木造住宅のうち、3900戸が耐震補強事業と耐震シェルター整備事業のどちらも未着手であると説明した。渥美嘉樹氏(みどり21)に答えた。  木造住宅耐震補強事業は耐震補強の設計費および工事費に対し最大100万円、高齢者のみの世帯には最大120万円の補助金を交付する制度。本年度は25件無料耐震診断を実施したが、補助を活用して設計と工事を行ったのは2件だった。耐震シェルターの整備事業に申請した世帯

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  • 中学校の制服 見直し検討へ 菊川市教育長

     菊川市の松本嘉男教育長は6日、市議会12月定例会一般質問で、中学校の制服について「性の多様性などさまざまなニーズに対応した見直しが必要」と述べた。  市内3中学校では男子は詰め襟、女子はセーラー服とスカートを着用する。松本教育長は市や小笠地区の校長会で制服の見直しに関する話題が上がっていると説明し、「3中学校が足並みをそろえた形で見直しを検討していきたい」と考えを示した。

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  • 菊川の合唱団、管弦楽団と合同練習会 待望の「第九」本番へ熱 コロナ禍 2度の延期経て アエルで19日 コンサート

     菊川市の合唱団体「フラウエンコール・菊川」と菊川文化会館アエルなどは19日、1年3カ月の延期を経て「KIKUGAWA第九コンサート」を開催する。5日、初めての合同練習会がアエルで行われた。 新型コロナの影響で2度の延期を余儀なくされた。代表の大石友子さん(71)は「多くの人の応援のおかげで自信を持って練習できる。コロナ禍で心がくじけそうになったが、やっと目標をかなえられる」と開催への思いを語った。 コンサートは同団体が毎年開催する「すずむしコンサート」の第30回記念として行う。静岡市を中心に活動する室内管弦楽団「コレギウム・ムジクム静岡」とともに総勢100人以上でベートーベンの交響曲第九番「

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  • 情報発信 専門部署新設へ 菊川市長 意欲

     菊川市議会12月定例会は6日、一般質問を行った。長谷川寛彦市長はシティープロモーションを行う専門の部署を新設する意欲を示した。倉部光世氏(市民ネット)への答弁。 移住定住の促進に関する質問で、長谷川市長は市の情報や魅力を発信するシティープロモーションについて「新たな部署の創設なども含めて取り組んでいきたい」と考えを示した。外部人材の活用も検討していく。 行政報告では長谷川市長が総務省の2020年国勢調査確定値に基づき市の結果を説明した。人口は4万7789人で、前回調査より1026人増えた。外国人人口は3473人で、前回より1286人増加。総人口に占める割合は7・3%で、県内の自治体の中で最も

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  • 遺体処置や障害物撤去訓練 菊川市【地域防災の日】

     地震などの大規模災害を想定した地域防災訓練が5日、静岡県内各地で行われた。菊川市は遺体安置所設営と遺体処置訓練を堀之内体育館で実施した。  市と県の職員、県警の検視官ら15人が参加した。訓練は遺体の洗浄、検視・検案、歯牙判定が終了した想定で行い、市職員が人形を使って遺体を収納袋に入れる手順を確認した。このほか市消防本部では、道路上のがれきなどの障害物を処理する道路啓開訓練を行った。

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  • 菊川市 12位躍進 落合兄弟たすきリレー【静岡県市町駅伝】

     菊川市は昨年の21位から、入賞まであと一歩の12位に躍進した。黒田明監督(51)は「大会直前に調子を崩した選手もいた中で、みんなで頑張った結果だ」とたたえた。  チームで注目されていたのは落合兄弟。11区を任された尊翔選手(15)=常葉菊川高1年=は「自分の記録は満足できなかったが、兄やみんなの力でいい結果を出せたのは良かった」と振り返る。  弟からたすきを受けたアンカーの葵斗選手(22)=神奈川大4年=は「兄弟でたすきをつなぐ機会はこの大会くらい。いい記念になった」と話し、箱根駅伝に向けて弾みを付けた様子だった。  課題の小学生区間でも各選手が健闘を見せた。加藤愛樹選手(12)=堀之内小6

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  • ほうじ茶づくりに挑戦 菊川のキャンプ場でイベント

     菊川市の火剣山キャンプ場で4日、「火を学び、火を楽しむ」をテーマにした野外イベントが開かれた。市内外の約80人がバーベキューやほうじ茶づくり、周辺の散策などを楽しんだ。  ほうじ茶づくりでは、参加者が市茶業協会のスタッフの指導を受けながら、地元産の茶を炭火で焙煎(ばいせん)した。家族5人で参加した同市の会社員本庄健太さん(39)は「野外の空気に茶の香りが広がっておいしい。家族とのキャンプでもやってみたい」と味わった。  市地域おこし協力隊の大山智世さん(29)が企画した。大山さんは「子どもたちにとって火を学ぶ機会は貴重。ピクニック感覚で気軽にキャンプを楽しむきっかけにしてほしい」と狙いを話し

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  • 「得意なこと仕事に」 常葉菊川中で未来授業 地元で働く10人、やりがい伝える

     菊川市の常葉大菊川中で2日、職業について学ぶ「未来授業」が行われた。地元で働く10人が講師を務め、2年生に仕事のやりがいや楽しさを伝えた。  菊川、掛川市でダンススタジオを経営する山本真理子さん(41)は「好きなことや得意なことを仕事にしてほしい」と、生徒に将来の職業の選び方をアドバイスした。生徒は自分自身を分析できるよう、興味のある物事を書き出し、そこから関係する職業を連想した。  このほか、建築やイベント、美容など、さまざまな分野に携わる人が講師を務めた。

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  • 伊藤・平野組V ゴルフ・静岡県ミックスダブルス大会

     第8回静岡県ミックスダブルスゴルフ大会(県ゴルフ連盟主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が2日、菊川市のホロンGC(パー72)で行われた。伊藤俊行・平野範子組が12アンダーの60で優勝した。  男女ペア80組が出場し、2打目以降、ベストボールを選ぶスクランブル方式で競った。伊藤・平野組は2位に1打差で競り勝った。  その他の上位成績は次の通り。同スコアはマッチングカード方式で決定。  ②東浦・尾畑61③松浦・太田63④佐々木・永田63⑤西田・松原63⑥寺田・後藤65⑦小久江・山下65⑧早川・唐仁原66⑨久能・松山66⑩中跡・崎田66

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  • 茶況(12月2日)茶くずで染め物 菊川・茶農家堀さん提案

     茶を加工する際に発生したくずやけばを染め物に活用する体験会がこのほど、菊川市倉沢の上倉沢公会堂で開かれた。茶草場農法を実践する茶農家堀延弘さん(64)の企画で、自身が事務局長を務めるNPOせんがまち棚田倶楽部の棚田オーナーら約60人が参加した。  製茶機械などにたまった茶のくずから抽出した液に無着色のトートバッグを浸し、媒染剤で色止めした。染色前に布地の一部を輪ゴムなどで絞り、オリジナルの模様付けも楽しんだ。  持続的な農業システムと位置付けられる茶草場農法と廃棄物の有効活用を組み合わせて、環境価値を高める狙いがある。堀さんは「捨てることを考え直す試み。恒例行事にしていく」と話した。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 松下智子さん 静岡県西部初の市民後見人に選任された

     静岡家庭裁判所から9月、認知症や知的、精神障害などで判断能力が不十分な人に代わって財産管理や法律的な手続きなどを行う市民後見人に選任された。県西部での選任は初。68歳。  -市民後見人とは。  「親族後見人や弁護士などの専門職後見人以外の一般市民による後見人。同じ地域に住み、被後見人に寄り添ったきめ細やかな支援を行う。成年後見人制度に対応できる専門職の数が限られるため、新たな担い手として市民後見人が各地で求められている」  -活動内容は。  「精神科に入院する成人男性を担当する。菊川市社会福祉協議会の監督を受けながら日常の生活管理を行う。たとえば入院の契約など。本人による契約が難しければ代理

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  • 子育て世帯5万円給付へ 菊川市議会、補正予算案を可決

     菊川市議会12月定例会が30日、開会した。会期を12月23日までの24日間と決めたあと、18議案と請願4件、陳情1件を上程した。子育て世帯臨時特別給付金の事業費4億1600万円を追加する一般会計補正予算案(第7号)を含む5件を先議し、原案通り可決した。  国の新型コロナウイルス経済対策として、18歳以下に給付される10万円相当のうち、現金5万円の給付を12月から開始する。中学生以下は児童手当の制度を活用して12月中に支給が完了するが、高校生らは申請が必要となるため支給が1月以降になる見通し。国は残り5万円相当を子育て関連に使えるクーポンで支給するとしているが、詳細は決まっていない。  一般会

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  • 河川施設の管理に長年従事 国交省浜松事務所、菊川の2人に感謝状

     国土交通省浜松河川国道事務所は29日、菊川市内にある菊川水系の河川管理施設の管理・操作に長年従事した2人に感謝状を贈った。菊川市役所で授与式を行った。  感謝状を受けたのは鈴木晶さんと鈴木義弘さん。それぞれ本所第1樋管と黒沢川排水機場を担当し、日常点検や除草、出水時の操作などを11年半実施してきた。  同事務所の吉田敏章所長が2人に感謝状を手渡し、「内水被害の軽減など地域の生命財産を守る役目がある。今後も大切な役割を果たしてほしい」と感謝した。

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  • コロナ禍の思い詩に 菊川市内にポスト設置 来年1月中旬まで

     菊川市でこのほど、「きくがわの詩プロジェクト」が始まった。コロナ禍で過ごした一人の時間を思い出して自由に詩を書いてもらおうとの趣旨。市内10カ所に詩のポストを設置した。1月中旬まで、ポストに置いてある用紙に詩を寄せ、投函(とうかん)してもらって作品を募り、詩集作成などを行う。  東京都の一般社団法人野ノ編集室(工藤大貴代表)や玉川大芸術学部のほか、グラフィックデザイナーや詩人がプロジェクトを運営する。工藤代表が2年前、市内のアート交流事業に参加したことがきっかけで今回の企画が始まった。  集まった詩は詩集にするほか、詩の一節をデザインしたのれんを制作したり、全作品を紹介する展覧会を開催したり

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  • 菊川ゆかりの偉人 関口隆吉と栗田土満の功績たどる 5日まで

     菊川市にゆかりのある初代県知事関口隆吉と国学者栗田土満の功績を紹介する合同展が12月5日まで、菊川市堀之内の市立図書館菊川文庫で開かれている。  関口は幕臣として徳川慶喜の警護役を務めた後、菊川市に移り住んで茶園開拓に尽くした。同市に生まれた栗田土満は、賀茂真淵に入門して国学と歌道を究めた郷土の偉人。  関口関連は、肖像画や洞月院(同市加茂)にある顕彰碑の拓本など約40点を展示している。栗田にちなんだ展示は、自筆の平尾八幡宮(同市中内田)の地図など約30点。  関口隆吉遺徳顕彰会と栗田土満翁顕彰会の共催。同様の合同展は12月15日~1月30日、掛川市立大東図書館でも開催する。

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  • 店の消毒液スタンド、注文増 菊川・小笠高生が製作、納品

     菊川市の小笠高の3年生が地域の店舗などから注文を受けて、消毒液スタンドの製作に取り組んでいる。工業系列の生徒6人が課題研究として製作し、これまでに7台を納品した。  同校は月に1回ほど、プラザきくるで地元農産物や加工品を販売する「小さな収穫祭」を開いている。夏頃、収穫祭に手作りの消毒液スタンドを設置すると、出店した店舗から製作を依頼された。その後、徐々に注文が増えていったという。25日は市民協働センターへの納品日。生徒が笠原活世センター長に完成品を手渡した。  スタンドは高さ110センチ。木材を電動のこぎりで切り、やすりで磨いて組み立てた。森下綺音さんと黒沢勇登さんは「大切に使ってほしい」「

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  • 作品展「花のワルツ」 菊川市文化協会アートフラワー部、4日まで

     菊川市文化協会アートフラワー部の生徒の作品展「花のワルツ」が12月4日まで、菊川文化会館アエルで開かれている。  講師の深雪アートフラワー師範の松下とし子さん(84)と生徒11人の作品約40点を展示した。布を染色し、電気ごてでユリやスイセン、バラなどさまざまな花を本物そっくりに表現している=写真=。松下さんは「生徒一人一人の作品に個性が表れている」と話した。  アエルは月曜休館。

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  • 菊川市チーム激励会「夏からの成果 発揮を」【静岡県市町駅伝】

     静岡市で12月4日に開催される県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に出場する菊川市チームの選手激励会が24日、同市の炭焼きさわやか菊川グラウンドで開かれた。  前回大会は市の部21位。黒田明監督は「残り10日間となった。夏から練習してきた成果を発揮してほしい」と選手を鼓舞した。長谷川寛彦市長は「自分と仲間を信じ、ベストを出せるようがんばってほしい。4万8千人の市民が背中を押している」と激励した。  選手団は次の通り。  監督 黒田明▽コーチ 宮城葵▽選手 加藤舜大(河城小6)田中開起(同6)平野紗羽(六郷小5)加藤愛樹(堀之内小6)井指陽介(内田小6)梁瀬伊織(菊川西

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  • JR菊川駅の南北自由通路 4団体が早期開設要望

     菊川市の4団体が24日、JR菊川駅の南北自由通路と北口駅前広場の早期開設を求める要望書を同市の長谷川寛彦市長に提出した。  菊川駅の橋上化を推進する会の清水厚会長、菊川市身体障害者福祉会の山田正臣会長、常葉大付属菊川中・高の中沢俊一校長、菊川駅北開発推進協議会の小林博文会長の4人が市役所を訪れた。要望書では駅北側地域が商業、工業、農業などあらゆる面でポテンシャルが高く、北口の開設により地域が活性化して人口減少対策につながるとし、早期の工事着手を求めた。長谷川市長は「コロナ禍で地方が見直されている。将来の投資と考えできるだけ早く進めていきたい」と話した。  4団体は2018年にそれぞれ早期開設

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  • オペラ歌手・三浦環に理解深める 御前崎のシニアスクール

     御前崎市の55歳以上の市民が参加する「シニアスクール」の活動が22日、同市の白羽小で行われた。約30人の受講生が、同市ゆかりのオペラ歌手三浦環(たまき、1884~1946年)について理解を深めた。  環の銅像建立を目指す実行委員会の桜井康博委員長が講師を務めた。環の父熊太郎は御前崎市、母とわは菊川市出身。熊太郎の遠縁に当たる桜井委員長は、環の東京音楽学校(現東京芸術大)時代や代表作「蝶々夫人」をはじめとする世界での活躍を紹介した。  御前崎市在住の声楽家石原久章さんと母の典子さん、ピアニストの田辺晃一さん=菊川市=は「宵待草」など環と関連のある国内外の歌曲を演奏した。

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  • 犯罪被害者支援態勢を確認 菊川署

     菊川署犯罪被害者支援連絡協議会(会長・吉川靖剛署長)はこのほど、本年度の会合を同署で開いた。同署幹部や弁護士、菊川市と御前崎市の職員らが出席し、犯罪被害者の支援態勢の確認や意見交換をした。  吉川署長は「求められる支援は多岐にわたり、関係機関の連携が欠かせない」とあいさつ。木下耕二警務課長は女性6人を含む署員18人を「指定被害者支援要員」として犯罪被害者の病院への付き添いや給付金の手続き補助などに当たっていると説明し、過去3年間の事件や事故での支援状況も紹介した。

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  • 竜虎の水墨画 水墨画家佐々木鉄心さん回顧展 菊川のギャラリー

     東洋水墨美術協会の創始者で2008年に亡くなった水墨画家佐々木鉄心さんの回顧展「竜虎相搏(う)つ」が20日、菊川市本所のギャラリー画禅庵で始まった。来年の干支(えと)の寅(とら)にちなんだ企画。22日まで。  回顧展は、鉄心さんの長男で庵主の寛直さん(52)が千点以上の作品の中から毎月テーマを決めて開いている。126回目の今回は竜と虎の水墨画を50点展示した。黒一色で描かれ、濃淡やにじみ、かすれなどが筆で表現されている。寛直さんは「見る人によって虎の表情が違い、想像するのが楽しいと思う」と話した。  画禅庵は六郷小の向かいに位置する。入庵料は喫茶付きで500円。

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  • 牧之原の突風被害 特徴や仕組み解説 静岡で防災学講座

     静岡市葵区の県地震防災センターで20日、ふじのくに防災学講座が開かれた。静岡地方気象台の真下国寛地域防災官が、5月に牧之原市や菊川市で発生した竜巻とみられる突風をテーマに講演し、被害の特徴や被害認定の仕組みなどについて説明した。  突風は両市計4カ所で発生し、最も被害が大きかった牧之原市布引原での推定風速は65メートルだった。真下地域防災官は「県内で同規模の突風は浜松市で発生した1962年までさかのぼる。珍しい現象だった」とした。  一方、老舗しょうゆ店の工場兼倉庫3棟が倒壊した同市須々木の風速は35メートルと推定した。理由について「建物が古く判定の根拠にしなかった。自動販売機が倒れたことか

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  • 茶況(11月18日)太陽光活用 碾茶栽培事例学ぶ 県農業会議

     静岡県農業会議は17日、「営農型太陽光発電事業に係る研究会」を菊川市倉沢の茶生産販売業、流通サービスで開いた。同社の服部吉明社長が太陽光発電装置を搭載した被覆棚で抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)を栽培する茶園を紹介した。  再生可能エネルギーが注目され、営農型太陽光発電事業への関心も高まっているが、下部農地での営農に苦慮する事例もあるため、優良事例を学ぼうと研究会を初めて開催した。県や市町、農業委員、発電事業者など約50人が参加した。  同社の太陽光パネルを搭載した被覆棚は売電収入で設備投資負担を軽くしている。服部社長は「太陽光パネルを設置した茶園は霜が降りず、夏の干ばつも防ぐことができる」

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  • 健康づくりで連携 菊川市と明治安田生命

     菊川市と明治安田生命保険はこのほど、健康増進に関する連携協定を締結した。健康づくりやがん・感染症対策などで連携する。  片倉浩彰浜松支社長が市役所を訪れ、長谷川寛彦市長と協定書を交わした。片倉支社長は「健康寿命の延伸と地域活性化のために共に汗を流していく」と述べ、具体的な連携事業の検討を進める考えを示した。  長谷川市長は「市民の生命と財産を守る上で、健康は一番大事。支援をお願いしたい」と協力を求めた。

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  • 菊川署が焼失面積発表 17日、菊川市中内田の火災

     菊川署は18日、菊川市中内田で17日夜に発生した建物火災の現場を実況見分し、全焼した木造平屋建て住宅の焼失面積が約70平方メートルだったと発表した。

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  • 自動車整備工場から出火 菊川市中内田

     17日午後9時25分ごろ、菊川市中内田の自動車整備工場から出火した。菊川署と市消防本部によると、けが人はいないとみられる。同署などが原因を調べている。

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  • 菊川市内に初の支店オープン 浜松いわた信用金庫

     浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は15日、菊川市に初の支店を開設した。同金庫では東端の支店で、同市や御前崎市のほか、牧之原市や吉田町など中部エリアの顧客開拓も図る。  同市加茂の東名高速道菊川インターチェンジ近くの菊川署南側に新設した。鉄骨造2階建て、延べ床面積約520平方メートル。白を基調にしたシンプルな外観で、室内は窓を多くして開放的な雰囲気に仕上げた。現金自動預払機(ATM)2台を置く。  15日には同店でテープカットなど記念セレモニーを行った。吉岡健支店長は「地域活性化に貢献したい」と抱負を述べた。

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  • 食肉センター来年度着工へ 静岡県、基本設計に着手

     静岡県は16日までに、菊川市で2025年度に稼働予定の新食肉センターの基本設計に着手した。22年度の着工を見据えて民間の食肉業者からの意見募集も並行して進め、委託先の意向や需要に沿った施設づくりを目指す。  浜松と菊川の既存施設を統合し、菊川市赤土に新設する。建設費約70億円を投じ、1日当たり牛50頭、豚850頭の処理能力を整える。  既存の2施設は老朽化や稼働率低下が著しく、他県の食肉センターに出荷する県内畜産業者が多い。  新センターは最新の食肉解体機や保管設備などを導入する。高い衛生管理基準を満たすことで、県内や近県への供給のほか、アジアへの輸出対応も可能にする。  県や市町、JA静岡

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  • 不登校対応など菊川市議会提言 市長に提出

     菊川市議会は15日、一般会計予算決算特別委員会で討議した提言書を長谷川寛彦市長に提出した。不登校児童への丁寧な個別対応や新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた生活困窮者支援などを挙げ、2022年度一般会計当初予算編成に反映させるよう求めた。  松本正幸議長ら3人が届けた。特別委による提言書の提出は初めて。農業新興も盛り込み、荒廃農地の再生と集積促進など茶業の盛り返しを目的とした施策展開を要望した。  市議会教育福祉委員会も同日、高齢者の居場所づくりを求める提言書を長谷川市長に提出した。生涯学習が豊かな人生につながるとして、推進に向けた部局間連携を提案した。

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  • 菊川の洞源院に新住職 稚児行列で祝う

     菊川市西方の洞源院で13日、新たに袴田雪仁住職を迎える晋山結制式が行われ、地域の子どもたちが稚児行列を披露した。  華やかな衣装に身を包んだ2~10歳の24人が、保護者に手を引かれながら地区を練り歩いた。大勢の檀家(だんか)らが沿道で見守り、新住職の就任を祝った。

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  • 茶況(11月11日)御前崎の河原崎功さん金賞 JA遠州夢咲 茶園共進会

     遠州夢咲茶業振興連絡協議会とJA遠州夢咲は9、10の両日、茶園の管理技術向上を目的にした茶園共進会を開き、御前崎市の河原崎功さんが金賞に選ばれた。  菊川と掛川、御前崎の管内3市から乗用型管理茶園成木園の部に20点の出品があった。県中遠農林事務所やJA静岡経済連などの担当者が審査に当たり、各地区の茶園を巡回して栽培管理や土壌の状態、生育状況などを採点した。  県中遠農林事務所の永谷隆行審査長は「管理が行き届き、良好な状態に保たれていた。病害虫の被害も少なく、樹勢の強い優れた茶園がそろっていた」と講評した。  金賞以外の主な結果は次の通り。  銀賞 黒田尚志(菊川市)河原崎剛太(御前崎市)▽銅

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  • サツマイモ「取れた」 菊川の園児、秋の恒例 

     菊川市の川上みどりの里推進委員会(村松義博会長)は10日、同市川上の畑でサツマイモ掘りを行った。地元の「ひがしこども園」の園児や高齢者ら約60人が参加し、収穫作業を楽しんだ。  同委員会が発足した2017年から毎年続けている恒例行事。会員は6月に管理する約300平方メートルの畑で「ベニアズマ」のつる挿しをして、草取りなど手入れをしてきた。園児らは自分の手で掘り出したサツマイモをうれしそうに持ち帰った。  (御前崎支局・木村祐太)

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  • 菊川で「まめまめマーケット」 14日、小物や軽食販売 

     菊川市の子育てサポーターぽれぽれと雑貨店「ニーム」は14日、市役所庁舎東館プラザきくるなどで「まめまめマーケット&小さな収穫祭」を開く。  小物や軽食の販売や、つまみ細工などのワークショップを行う。きくる広場ではダンスや歌のパフォーマンスを披露する。時間は午前9時から午後2時まで。

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  • 菊川市、男性にミスで空気注射 新型コロナワクチン

     菊川市は9日、市民総合体育館で6日に行った新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、男性1人に誤って空気を注射したと発表した。これまで男性の体調不良は確認されていないという。市は男性の経過観察を行い、後日改めて接種するように調整している。  同市によると、担当の看護師が接種した注射器の動きに違和感を覚え、従事者に確認したところ薬液が入っていなかったことが判明した。ワクチンの充塡(じゅうてん)されていない注射器を誤ってブースに運び込み、確認不足のまま接種したという。市は再発防止のため「充塡済みの注射器とワクチン残量の確認を徹底する」としている。

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  • 長野県小谷村、村長が菊川訪問 友好都市のさらなる交流誓う

     菊川市と昨年度友好都市協定を結んだ長野県小谷村の中村義明村長が9日、市役所を訪れ、長谷川寛彦市長を表敬訪問した。  菊川市(旧小笠町)と小谷村は遠州と信州を結ぶ「塩の道」がきっかけで長年交流を続けている。昨年度の協定締結式がコロナの影響でオンライン開催だったため、今回は2年ぶりの訪問となった。  中村村長は中部横断自動車道の開通に触れ「ますます菊川市と近くなった。末永くいろいろな交流ができれば」と語り、長谷川市長も「交通が便利になったので、両市村の交流がさらに発展していくといい」と語った。

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  • 静岡の県産品 待ってた“上京” 企業や自治体の出展活気再び

     新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除され、県内の企業や自治体が一大消費地・東京で自社商品や特産品のPRを本格的に再開し始めた。販路拡大や情報発信の好機をつかもうとイベント出展は増加中。県も後方支援に力を入れている。  週末を過ごす家族連れでにぎわうJR大井町駅前。6、7の両日に開かれた「静岡産直マルシェ」の初日には前回の9月よりも多い14店舗が並んだ。企画運営するティーブル(東京都品川区)の矢後真由美社長は「最近お祭りごとがなかった分、来場者が多い。売れ行きも好調」と街の変化を実感する。  ヤマキ鈴木製茶(菊川市)は、約2年ぶりの都内での活動再開だった。コロナ禍でインターネット

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  • 市政功労10人を顕彰 菊川市

     菊川市は8日、市政の発展に寄与した功労者をたたえる2021年度の市表彰式を市役所で行い、10人を顕彰した。長谷川寛彦市長が「まちづくりへの多大なる貢献に深く感謝したい」と述べ、それぞれに表彰状を手渡した。  対象者は次の通り。  太田順一(元市長)村田英之(元市立総合病院長)宮城力弘(元市議会議員)水野貞幸(同)津田司(元市家庭医療センター所長)坂本光司(元市行財政改革推進懇話会長)堀内和清(元JA遠州夢咲役員)藤本照雄(元愛育会理事長、元西方保育園長)藤本みよ子(元西方保育園長、元愛育保育園長)村瀬正治(元スクールガード)

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  • 静岡県父親ソフトボール大会始まる 32チーム頂点競う 菊川

     チャブ保険カップ争奪第52回県父親ソフトボール大会(NPO法人県ソフトボール協会、静岡新聞社・静岡放送主催)が7日、菊川市の菊川運動公園で開幕した。  県内各地区の予選を勝ち抜いた代表など32チームがトーナメント方式で頂点を競う。チームは小学校区単位で35歳以上のメンバーで構成されている。初日は1回戦が行われ、父親世代の選手が熱戦を繰り広げた。  14日に2回戦と準々決勝、21日に準決勝と決勝、3位決定戦を行う予定。

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  • 紅葉盛りの「オクシズ」 ランナー健脚競う 水見色トレラン 山道駆ける

     静岡市の中山間地域「オクシズ」の山々を舞台にしたトレイルランニングレース「第7回水見色トレラン」(同実行委員会主催)がこのほど、同市葵区の水見色小を発着点に行われた。県内各地から191人が参加し、起伏の激しい山道を力強く駆け抜けた。 約16キロの「ショート」と約22キロの「ロング」の2部門で健脚を競った。勢いよくスタートした選手たちは、竜が住んでいたとの伝説が残る「高山の池」や静岡市内や駿河湾が一望できる高山(717メートル)山頂などを巡り、心地よい汗を流した。 ロングコースを2時間14分30秒で駆け抜け1位になった菊川市の米倉健人さん(33)は「登りが急で大変だったが、景色が良くて気持ちよ

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  • 油性ペンで描いた独創作品並ぶ 菊川文化会館アエル

     知的障害があり、鮮やかな色使いで絵を描く松井久悦さん(23)=菊川市=の個展「ひさよしの絵画展」が12日まで、同市本所の菊川文化会館アエルで開かれている。油性ペンで描いた独創的な作品約30点が並ぶ。  新作「あそこ、ここに行きたい」は、新型コロナウイルス禍で外出が制限される中、訪ねたい場所や施設を思いのままに描いた力作。「静岡空港」は、ターミナルビルから見下ろした色とりどりの機体を題材にした。ユニークな構図と色彩感覚が来場者の関心を集めている。

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  • 掛川、菊川「花の会」 市役所に丹精の菊鮮やか

     掛川市の掛川花の会掛川支部(戸塚里江支部長)と菊川市花の会(宮崎剛会長)は1日、会員が丹精込めて育てた菊の花をそれぞれの市役所庁舎に飾った。鮮やかな色彩が来庁者の目を引いている。  掛川市役所1階ロビーでは、掛川花の会のメンバーが菊で日本列島を表現した作品の設置作業に取り組んだ。例年は掛川城公園三の丸広場で開催している菊花展が新型コロナウイルス流行の影響で中止になったことを受けた代替企画。  日本列島の形に、一致団結によるコロナ禍克服の願いを込め「がんばれ!日本」の横断幕を添えた。4日まで展示する。  菊川市花の会は、菊川市役所東館プラザきくるの外階段付近に、約200鉢のドーム菊やスプレー菊

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  • 菊川でデジタル産業祭 スマホでスタンプラリー 特産品当たります

     菊川市の観光協会や商工会でつくる市観光イベント実行委員会は30日、スマートフォンを活用したスタンプラリー「デジタル菊川産業祭」を開始した。対象となる市内の店舗や施設を10カ所回ると抽選で特産品などが当たる。12月5日まで。  コロナの影響で毎年恒例の産業祭を昨年に続き中止したため、今年は市内を巡るスタンプラリーを企画した。対象店舗と施設は111カ所で、掲示された張り紙のQRコードをスマートフォンで読み取ると参加できる。深蒸し茶や菊川地域ブランド認定品、米、牛肉などの景品が計200人に当たる。  スタンプ10個で抽選に応募でき、20個だと当選確率が2倍、30個で5倍、50個で10倍となる。10

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  • 菊川市 事業所のPCR検査費補助

     菊川市は菊川市商工会と連携し、市内事業者のPCR検査費用を補助する事業を始め、申請の受け付けを1日から開始する。抗原検査費用や検査キットの購入費用も含む。  事業の安定的な継続や早期の再開を図るために、民間検査機関などで独自に新型コロナウイルス感染症の検査を実施した事業所に対し補助を行う。補助対象経費は消費税を除く全額で、従業員数に応じて上限がある。19人以下は5万円、20人以上49人以下は10万円、50人以上は20万円。  衛生用品などの導入費を補助する事業も始め、1日から申請を受け付ける。飲食店と宿泊施設は県の補助制度があるため対象外。対象経費の半分を補助し従業員数が5人以下は3万円、6

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  • ハロウィーン 各地でにぎわい 竹灯籠の光 秋夜演出 菊川、市民楽しむ

     菊川市とNPO法人アートコラールきくがわは30日、ハロウィーンに合わせた竹灯籠ライトアップイベント「きくがわ灯(あか)りの散歩道」を市役所庁舎東館周辺で開いた。訪れた多くの市民が灯籠の光に包まれ、秋の夜を堪能した。 竹灯籠はきくる広場と菊川赤レンガ倉庫に計400本飾った。アマビエやハロウィーンのカボチャなどさまざまな模様の灯籠を並べ、来場者を楽しませた。小笠高の生徒や市内の外国人児童、地元の子どもたちが放置竹林問題に取り組む市民活動団体「たねあかり」の会員に教えてもらいながら仕上げた灯籠も展示した。 菊川赤レンガ倉庫にはフォトスポットを設け、仮装をした子どもたちが写真を撮影した。市内のお菓子

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  • 菊川 沢水加の山車人形 子ども喜ばせたい【遠州秋祭り⑤】

     ちびまる子ちゃん、きかんしゃトーマス、ピカチュウ-。菊川市沢水加(さばか)地区の秋祭りは、屋台の上に乗せるキャラクターの山車人形が名物だ。40歳以下の祭り青年でつくる自治会親睦会(芳野裕二郎会長)が手作りしている。  地元の子どもたちを喜ばせようと、人形の制作は約40年前に始まった。祭りを彩ってきたのは、エリマキトカゲやキン肉マンなど、時代の“人気者”。「毎年、どのキャラクターが選ばれるのか楽しみだった」。親睦会員らは幼少期を振り返って口をそろえる。  制作期間は約2カ月。親睦会が週に2回、夜に屋台小屋に集まって作業する。発泡スチロールをのこぎりで切って形を作り、やす

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  • JR菊川駅整備事業 工事費43億円 自由通路と橋上駅舎 市が説明

     菊川市は28日、JR菊川駅の南北自由通路と駅舎の整備事業について、市議会全員協議会で説明した。JR東海に委託していた概略設計が完了し、工事費が約43億8千万円になる見込みと明らかにした。  駅舎は鉄骨造2階建てで、ホームをまたぐ橋上構造。延べ床面積は1100平方メートル。南北自由通路は長さ90メートルで、新たに造成する北口広場と現在の南口広場を結ぶ。エスカレーターとエレベーターなども合わせて設置する。工事費43億8千万円のうち、38億4千万円を国の補助事業などでまかない、市は5億4千万円を負担する見込み。  駅北整備構想は2017年に策定した。現在菊川駅には北口がないため、市はコロナ禍で地方

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  • 菊川の80代女性 カード詐取被害 200万円引き出される

     菊川市の80代の無職女性が28日までに、金融機関職員をかたる男らにキャッシュカード1枚をだまし取られたと菊川署に届けた。女性の口座からは現金200万円が引き出された。 同署によると26日、女性宅に市役所職員を名乗る男から「還付金を振り込みたいのでキャッシュカードの暗証番号を教えてください」などと電話があった。女性はその後、自宅を訪れた金融機関職員を装う男にカードを手渡した。目を離した隙に、カードが入った封筒を別の封筒にすり替えられたという。

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  • 菊川市ワクチン接種3回目 12月以降に

     菊川市は28日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を12月以降に開始する方針を市議会全員協議会で明らかにした。  対象者は2回目の接種を終了してから、おおむね8カ月以上経過した人。12月以降、医療従事者から順次接種を開始する予定。接種場所や予約方法などは現在検討している。

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  • 菊川で30日にマルシェ ミニパンフェアも

     菊川市は30日、市役所庁舎東館横のきくる広場で食品などを販売する「きくるマルシェ」を開く。パン屋が多く出店する「ミニパンフェア」も同時に開催する。  パンフェアには市内外のパン屋が出店する。マルシェは16日から毎週土曜に開催していて、11月27日まで計7回実施する。毎回、地元の作家や事業者が10店舗ほど出店している。時間は午前9時から正午まで。

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  • 御前崎 高松神社の奉納相撲 地域の一員 土俵で自覚【遠州秋祭り③】

     遠州灘を望む海抜65メートルの高台に鎮座する高松神社(御前崎市門屋)。秋の例祭ではわんぱく盛りの小学生や力自慢の青年たちが、五穀豊穣(ほうじょう)などを願って奉納相撲を繰り広げる。  氏子は同市門屋、合戸、塩原新田、菊川市河東の4町。各町の選手は213段の石段を上って参拝した後、本殿東側の土俵に向かう。最初に行うのは花相撲の2番で、各町が1勝1敗になるよう決着する。その後は子ども相撲を30~40番。そして大関、関脇、小結の三役相撲に20代中心の年若衆が臨む。  平日の仕事終わりに稽古を積んできた男たちは気合十分だ。地元消防団や農園などの名前が入った“懸賞旗”が掲げられ

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  • 静鉄若手社員が菊川で研修 3事業者の商品、販路拡大へ

     静岡鉄道(静岡市葵区)はこのほど、菊川市商工会と連携した若手社員の人材育成研修を始めた。社員が菊川市内3事業者の商品の販路拡大を目指す。社員の大山智世さん(29)が現在、自己啓発休暇制度を利用して菊川市の地域おこし協力隊として活動しているのが縁で実現した。  これまでの座学中心の研修から、実際にある地域課題に目を向けた実践的な研修を初めて行う。原材料や伝統技法など、菊川にこだわった「菊川ブランド認定商品」を販売する製茶業の丸松製茶場、レストランのココペリ、レストランのうでまくりDINING喜楽人と連携し、新卒入社4年目の社員12人が企画を考えていく。  丸松製茶場には4人の社員が訪問した。深

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  • 千框の棚田 稲刈り、秋の日を満喫 菊川・倉沢

     菊川市倉沢の千框(せんがまち)の棚田で23日、稲刈りが始まった。参加者が黄金色の稲穂を刈って、さわやかな秋の日を満喫した。  NPO法人せんがまち棚田倶楽部(山本哲理事長)や静岡大棚田研究会のメンバー、オーナー制度の申込者らが、自らが田植えした区画でもち米「葵美人」の稲を刈り、束ねて干した。24日までに278人が参加する。稲は1週間ほど乾燥させ、地元農家が脱穀と精米をしてオーナーに届ける。  千框の棚田は県の「ふじのくに美しく品格のある邑(むら)」に登録されている。5月にはせんがまち棚田倶楽部の堀延弘事務局長が、棚田保全活動を通じて茶草場と棚田の関係を多くの人に伝えているとして、「静岡の茶草

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  • 防犯功労者表彰 山本さんらに伝達 菊川署

     菊川署はこのほど、長年にわたり児童の登下校見守りや青色防犯パトロールなどに尽力した管内の地域安全推進員に表彰を伝達した。  対象者は菊川駅前交番地域安全推進員班長の山本まさ江さん(78)=菊川市堀之内=と、同署地域安全協議会副会長の中山猛さん(71)=御前崎市門屋=。2000年から地域安全推進員を務める山本さんには関東防犯協会連絡協議会、06年からの中山さんには県防犯協会連合会の表彰を、吉川靖剛署長がそれぞれ伝達した。  全国防犯協会連合会の青パト写真コンクールで佳作に入った浜岡交番地域安全推進員の岡村勝さん(74)=御前崎市比木=にも表彰状を手渡した。

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  • キャッシュレス決済 初心者向けに教室 菊川市が28、29日

     菊川市は28日と29日に初心者向けのキャッシュレス決済教室を開く。28日はプラザきくる、29日は平川コミュニティ防災センターでそれぞれ開催する。  19日時点で定員に空きがあるのは28日午後3時、29日午前9時半と午前11時からの教室。参加するにはスマートフォンを持参する必要がある。  教室の開催は11月1日から30日まで実施するスマートフォン決済サービス「PayPay(ペイペイ)」を使ったキャンペーンに合わせた。期間中は決済金額の最大20%がポイントとして戻ってくる。問い合わせは市商工観光課<電0537(35)0936>へ。

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  • 文化団体 息の合った演奏披露 菊川でお月見コンサート

     菊川市の菊川文化会館アエルで17日、市内文化団体の活動発表会「アエルふれあいお月見コンサート」(静岡新聞社・静岡放送後援)が開かれた。楽器や声楽の練習に励む8団体が出演した。  アエルを拠点に活動する「アエル合唱講座」のメンバーは、アカペラによる「ほたるこい」など3曲を発表した。新型コロナウイルス禍で文化イベントの中止が相次ぎ、各団体にとって久々の発表機会。合同練習も制約を受けた中で息の合った演奏を披露した。  市観光協会が地場産品を販売したほか、フラワーサークルや写真愛好家グループなどが作品を展示した。

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  • 菊川の水路遺体 身元判明、ブラジル国籍男性

     菊川署は15日、菊川市川上の水路で14日に発見された男性の遺体の身元がブラジル国籍、住所不定、無職の男性(45)と判明したと発表した。同署は死因を調べている。

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  • 「調理と健康」題材に講演 地域交流会をウェブ開催 菊川

     静岡県健康づくり食生活推進協議会西部連絡会と県西部健康福祉センター、菊川市はこのほど、「地域交流会」をウェブ開催した。菊川市のプラザけやきを主会場に、同市や掛川、袋井、湖西各市の会員計20人がオンラインで講演を聴いたり意見を交わしたりした。  浜松調理菓子専門学校講師の神谷紀代美さんが「調理と健康」と題して講演し、調理で脳が活性化することや、毎回の食事に取り入れるべき野菜や海藻類といった食材を紹介した。各市の会員は活動状況を報告。食育教室の中止に伴い、レシピ集を作成して参加予定だった親子に配布するなど、新型コロナウイルス禍に対応した事例を共有した。  同交流会は会員が親睦を深め、食を通じた健

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  • 学校再編計画案、市民と共に【迫る 牧之原市長選㊥】

     「学校と地域の連携が難しくなるのでは」「遠くから通う場合に負担がないようにして」「いじめの問題が心配」-。8月上旬、牧之原市で開かれた学校再編に関する意見交換会。出席した市民は再編の必要性に理解を示しつつも、多くの不安や要望を市に伝えた。  現在の小中学校は12校。旧榛原町と旧相良町で各校を集約し、小中一貫校をそれぞれ1校ずつ新設する再編計画案を、各地区での意見交換会で説明してきた。目標とする開校時期は2030年度。菊川市との市境近くにある牧之原台地の牧之原小、中は、再編対象とするか「引き続き検討する」としている。  学校再編の背景にあるのは、子どもの大幅な減少だ。市などによると、近年の市内

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  • 水路に身元不明遺体 菊川市川上の道路沿い

     14日午後4時半ごろ、菊川市川上の道路沿いの水路で男性の遺体を付近の住民が発見し、110番した。菊川署によると男性は40代ぐらいで、身長約170センチの中肉。丸刈り頭で上半身は裸、緑色の短パンを着用し、はだしだった。目立った外傷はないが、背中やすねなどに擦り傷があった。死後1日程度とみられる。所持品は見つかっていない。水路は幅約90センチ、深さ約50センチで発見時の水深は約20センチ。同署が身元を調べている。

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  • キャンプ愛好家から人気 アイアンクラフトのたき火台 アウトリガー(菊川市)【静岡ものづくり最前線】

     ガレージブランド「アイアンクラフト」のたき火台「きらめき」。火がゆらゆらと揺れる様子を、紗綾形(さやがた)模様を加工したステンレス板を通して楽しむことができる。  こだわりの詰まった独創的なデザインの金属製アウトドア用品を展開するアイアンクラフト。オーダーメードにも応じ、個性を表現できるとキャンプ愛好家たちから人気だ。これまでもたき火台を10種類以上製造してきた。  きらめきは横幅47センチ、奥行き23センチ、高さ28センチ。火をたく場所の高さを3段階調節することができ、料理も可能。三方向から空気が入り、火が上に抜ける設計になっている。火が安定するためよく燃え、ほとんど燃えかすが残らないとい

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  • 外国人労働者に防犯教室 菊川署

     全国地域安全運動(11~20日)に合わせて、菊川署は12日、外国人労働者を対象とした防犯教室を、農業法人「鈴生(すずなり)」の菊川支部(菊川市加茂)で行った。  同支部ではタイ出身の従業員3人、インドネシア出身の従業員1人がレタスやブロッコリーなどの野菜栽培に従事している。同署員はタイ語、インドネシア語で書かれたチラシを渡し、普段使っている自転車の施錠の徹底や交通ルールの順守を呼び掛けた。地震や津波などの自然災害に備えることや避難の大切さも訴えた。

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  • 菊川市成人式 分散、短縮開催

     菊川市は14日までに、来年1月の成人式について、新型コロナウイルス感染症対策のため2部制に分散し、時間を短縮して開催すると発表した。 式は1月9日に菊川文化会館アエルで開く。午前の部は菊川地域、午後は小笠地域の新成人が対象となる。密を避けるため、原則として新成人のみ参加できる。内容は簡略化し、式典後の記念写真撮影は実施しない。 参加対象者は480人。案内状は11月上旬に発送する。式は感染症拡大の状況によって変更または中止する場合がある。

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  • 主な遊説日程 10月15日【参院静岡補選】

     変更の可能性あり。電話は立候補者の選挙事務所  【若林洋平氏】  午後7時、三島商工会議所TMOホール(演説会、三島市)  ◇事務所<電054(273)7700>  【山崎真之輔氏】  午前8時、JR西焼津駅北口前▽同9時、田子重登呂田店前(焼津市)▽同11時、小山城駐車場(吉田町)▽午後3時、イオンタウン浜岡前(御前崎市)▽同6時、松下新聞店前(菊川市)  ◇事務所<電054(291)6155>  【鈴木千佳氏】  午前10時、大谷団地(浜松市天竜区)▽同10時45分、遠鉄ストア天竜店(同)▽同11時半、二俣大橋南(同)▽午後3時半、サンストリート浜北(同市浜北区)▽同4時半、染地台野鳥公

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  • ペイペイボーナス20%還元 菊川市、11月にキャンペーン

     菊川市の長谷川寛彦市長は13日の定例記者会見で、スマートフォン決済「PayPay(ペイペイ)」と連携した「みんなで使って菊川を元気に!最大20%戻ってくるキャンペーン」を11月1日から30日まで実施すると発表した。  市内のペイペイ加盟店のうち、市とペイペイが指定した中小規模加盟店が対象となる。大手チェーン店とコンビニを除く、市内の250~300店舗が対象となる見込み。ペイペイ残高で支払うと、会計額の最大20%のペイペイボーナスが付与される。1回の上限は千円相当、期間中の上限は1万円相当となる。  長谷川市長は「飲食業や小売業などの事業者への支援、新しい生活様式の一つであるキャッシュレス決済

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  • 12月からワクチン集団接種を縮小 菊川市

     菊川市は13日、市民総合体育館で実施している新型コロナウイルスワクチンの集団接種について、12月から開設日を縮小すると発表した。接種を希望する市民には11月7日までに1回目の接種が完了するよう呼び掛けている。  12歳以上の1回目の接種率は10月11日現在で84・29%に達した。11月末までに2回目の接種率が85%超になる見込みで、現在週に4回実施する集団接種を12月以降は週に1回程度に減らす。新たに12歳になる市民や、事情により接種できなかった市民には12月以降も引き続き接種機会を確保する。

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  • 掛川市不燃ごみ 市外搬出開始 施設火災影響、施設更新前倒し検討

     掛川市・菊川市衛生施設組合のごみ処理施設「環境資源ギャラリー」(掛川市満水)で8月に発生した火災で、掛川市の久保田崇市長は12日、処理が滞っていた不燃ごみの搬出を始めたことを明らかにした。市外の廃棄物処理業者に不燃・粗大ごみの処理を委託した。同日の定例記者会見で説明した。  火災は8月16日、施設内の不燃物を解体、再資源化するリサイクルプラザ棟で発生した。掛川、菊川の両市は翌17日にごみの受け入れを再開したが、不燃・粗大ごみは敷地内に仮置きしている状態が続いていた。可燃ごみ処理を含めた施設全体の更新期限が2024年度に迫っていることから、市は更新の前倒しを含めて対応を検討する。  市環境政策

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  • コロナ収束願い菊川市に千羽鶴 井伊谷さんら寄贈

     菊川市加茂の喫茶店「珈琲屋香妹」のオーナー井伊谷香代子さん(67)と常連の青木まさみさん(69)が11日、新型コロナウイルス収束の願いを込めた千羽鶴を菊川市役所に届けた。2人は「千羽鶴のように仲良く集まれる社会に戻ってほしい」と述べ、長谷川寛彦市長に手渡した。  店の客に協力を求め、約2カ月かけて千羽を折った。喫茶店は芸術活動の拠点にもなっていて、コロナ禍で活動の停滞を余儀なくされていることから、沈んでいる常連客の気分を晴らす狙いもあったという。  市は、市役所ロビーに展示後、健康福祉部などが入る市総合保健福祉センター「プラザけやき」に飾る考え。

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  • 大井川視察参加者募集 11月、源流部学ぶ

     大井川流域の8市2町でつくる「大井川の清流を守る研究協議会」は15日まで、11月12日に静岡市などで実施する「大井川の源流部を学ぶ視察会」の参加者を募集している。  協議会構成市町の島田、焼津、藤枝、牧之原、袋井、御前崎、掛川、菊川市、吉田、川根本町の住民が対象で参加費は千円(昼食代、交通費、保険代込み)。定員は20人。応募者多数の場合は抽せんになる。出発地点はJR島田駅南口で、井川ダムや畑薙第1ダムなどを見学し、源流部の河川状況を学ぶ。はがきに住所、氏名、生年月日、性別、電話番号を明記し、〒428―0013 島田市金谷東2の1112の2、大鉄アドバンス 大鉄観光サービス「大井川の源流部を学

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  • 管内の事件事故 発生状況を報告 菊川署協議会

     警察官と一般市民が警察業務について意見を交わす協議会が7日、菊川署で開かれた。同署は車上狙いなど身近な犯罪や交通事故が管内で増加していることを報告し、防犯活動や交通安全対策に一層注力するとした。  菊川署の管内は菊川市と御前崎市。同署によると車上狙いは8月末までに前年比2件増の11件発生し、このうち9件は無施錠だった。農作業中に被害に遭うケースが多く、秋の収穫期は注意が必要とした。万引は同5件増の18件。交通事故は同5件増の173件で、死亡事故は3件発生した。  協議会の委員は両市の市民9人で、交通安全対策は署員が学校などを直接訪問して指導するよう求める意見が上がった。会議後は署員の鑑識の訓

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  • 大井川源流部学ぶ視察会参加者募る 15日まで

     大井川流域の8市2町でつくる「大井川の清流を守る研究協議会」は15日まで、11月12日に静岡市などで実施する「大井川の源流部を学ぶ視察会」の参加者を募集している。  協議会構成市町の島田、焼津、藤枝、牧之原、袋井、御前崎、掛川、菊川市、吉田、川根本町の住民が対象で参加費は千円(昼食代、交通費、保険代込み)。定員は20人。応募者多数の場合は抽せんになる。出発地点はJR島田駅南口で、井川ダムや畑薙第1ダムなどを見学し、源流部の河川状況を学ぶ。  はがきに住所、氏名、生年月日、性別、電話番号を明記し、〒428―0013 島田市金谷東2の1112の2、大鉄アドバンス 大鉄観光サービス「大井川の源流部

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  • 茶況(10月7日)JAや生産者 意見交換 菊川

     菊川市の今後の茶業について考える意見交換会が、菊川市役所で開かれた。市茶業振興課やJA遠州夢咲、商工会、生産者などの茶業関係者がそれぞれの立場で課題や意見を出し合った。  参加者からは、リーフやティーバッグなど「葉っぱ」で飲む文化の継承、茶農協の法人化推進、消費者目線に立って茶業関係者全体で菊川茶を宣伝するよう求める意見が上がった。長谷川寛彦市長は「お茶を入れることは豊かな時間を楽しむこと。今後は成功者の事例も含めて横展開を図る」と話した。  意見交換会は5月に続いて2回目。生産者の高齢化や担い手不足などの課題を、データを用いて明確化した。本県と鹿児島県との比較も行い、地形や荒茶工場の規模な

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  • 学校給食で活用  菊川の組合、市にコシヒカリ寄贈

     菊川市内の稲作農家でつくる菊川水田受託営農組合は5日、コシヒカリの新米360キロを市に寄贈した。鈴木龍司組合長が市役所を訪れ、長谷川寛彦市長に届けた。  市内小中学校と障害児支援施設東遠学園の給食で使う。鈴木組合長は、試験的に取り入れた新しい農法を説明した上で「工夫を重ねて育てた。ぜひ『おいしい』と言ってもらいたい」と期待を込めた。  耕作放棄地の増加など農業を取り巻く課題についても話し合い、市の協力を求めた。

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  • 外国人児童ら竹灯籠作り 市民団体から指導 菊川で日本文化体験

     外国籍の子どもたちに日本の文化に触れてもらおうと、菊川市のNPO法人アートコラールきくがわは7日、竹灯籠を作るワークショップを市役所庁舎東館プラザきくるで開いた。  同市下平川の虹の架け橋菊川小笠教室に通う外国籍の児童生徒15人が参加した。子どもたちは市民活動団体「たねあかり」の指導のもと、30センチの竹にカボチャやおばけ、黒猫などの絵を描いた紙を貼り付け、絵に沿って電動ドリルで穴を開けた。黙々と作業に取り組み、ドリルの刃の太さを変えながら柄を丁寧に表現した。制作した竹灯籠は30日にプラザきくる周辺で開催するハロウィーンイベントで飾られる。  (掛川支局・伊藤さくら)

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  • 荒茶加工「良い香り」 菊川・小笠東小3年生が工場見学

     菊川市の小笠東小3年生が5日、同市古谷の片山製茶工場を見学した。摘んだ茶葉が荒茶に加工される一連の工程を確認し、地元特産品への理解を深めた。  37人が2グループに分かれて、運び込まれた茶葉を蒸す様子や、もみながら乾燥させる機械などを見て回った。毎日、茶を飲むという斉能周吾くん(8)は「蒸した途端にお茶の良い香りが広がって驚いた」と話した。

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  • 故杉山良雄さんの身延街道作品並ぶ 菊川

     東海道をはじめとする歴史街道を描いた旧小笠町赤土出身の故杉山良雄さんの街道画展「静岡・山梨を結ぶ身延街道を歩く」が10日まで、菊川市の菊川文庫で開かれている。身延街道の作品を30点展示した。  身延街道は生活の道、信仰の道として古くから多くの人が往来した道で、戦国時代には軍用の道としても使われた。市が所有する多くの街道作品の中から、今回は中部横断自動車道が8月に全面開通したことを受け、身延街道を選んだ。展示室には興津や岩淵、身延や甲府の町並みやのどかな風景を描いた作品が並ぶ。素朴な筆遣いで表現された作品が来場者を楽しませている。

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  • 防災用品1千万円分、菊川市に 企業版ふるさと納税で石川の企業

     石川県能美市の化学素材メーカー「小松マテーレ」がこのほど、企業版ふるさと納税で菊川市に1千万円分の防災用品を物納した。市への企業版ふるさと納税で、物納は初めて。  寄付したのは土のう924個や段ボールベッド50台など。このほかマスクや携帯用太陽光シート、パーティションを贈った。  防災用品はトラックで市消防本部に届けた。市危機管理課職員が、防災用品の中身や数量を確認して、防災倉庫に収納した。市の防災力の強化事業に活用するため、今後、河川防災ステーションや水防倉庫、指定避難所などに分散備蓄する。

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  • 機能分担や協力体制構築 中東遠の公立5病院が連携協定

     中東遠6市町(磐田、袋井、掛川、菊川、御前崎、森)が設置、運営する公立5病院は4日、相互の機能分担や、密接かつ組織的な連携と協力体制の構築へ連携協定を結んだ。  締結したのは磐田市立総合病院、中東遠総合医療センター、菊川市立総合病院、市立御前崎総合病院、公立森町病院。これまで機能分担や医療連携は進めてきたが、新型コロナ感染拡大を機に協定締結の機運が高まった。  協定は救急医療や感染症医療などの医療連携体制を構築することを確認。医療技術職の職員らを対象とした合同研修会も定期的に開催するとした。医療機器の共同利用、共同購入なども検討する。  袋井市役所で調印式が開かれ、5病院の病院長と6市町の首

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  • 物流コンサル企業 マスク2万枚寄贈 菊川市に

     菊川市の物流コンサルタント業「ビーエムサポート」はこのほど、同市に不織布マスク2万枚を寄贈した。  代表取締役の落合岐良さんが市役所を訪れて、長谷川寛彦市長にマスクを手渡した。マスクは落合さんが中国での事業で築いた人脈をたどって購入した。市は今後、マスクを介護施設や福祉施設、市立総合病院などに配布して活用する。

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  • ハーブティー販売 コロナで苦戦 迫る賞味期限 児童ら地道に販売

     小中学生がハーブティーの製造販売を通じて企業経営を体験するプロジェクト「菊川ジュニアビレッジ」が本年度、ハーブティーの販売に苦戦している。新型コロナの影響で販売会が行えず、多くの在庫を抱えている。  菊川ジュニアビレッジの活動は6年目を迎えた。メンバーが作る「本気のハーブティー」は菊川市産の紅茶とハーブをブレンドした商品。昨年4千個製造したが、今年8月の時点で1300個在庫があった。現在は500個までに減ったものの、賞味期限が11月20日までのため、メンバーが地道な販売活動を続けている。  社長役を務める菊川西中1年の戸塚望さんは「ハーブ栽培のための土作りや、商談は大変だがやりがいのある活

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  • 小笠東小5年 松本さん金賞 菊川市防火ポスター

     菊川市消防本部はこのほど、防火ポスターコンクールの優秀作品を発表した。金賞には小笠東小5年の松本夏楓さんが選ばれた。  市内の3小学校の5年生から159点の応募があり、優秀作品9点を選んだ。火災予防啓発のため、応募のあったポスターは全て12月23日から26日まで、菊川文庫に掲示する。  金賞以外の優秀作品は次の通り。  銀賞 幸野逢生(加茂小)▽銅賞 岡橋咲月(同)▽佳作 下田美羽(小笠東小)度会陽向(同)水谷栄翔(小笠北小)相羽優弥(同)コチサミラ(同)山口沙瑛(同)

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  • 昆虫の魅力、動画発信に力 磐田・竜洋の自然観察公園

     磐田市大中瀬の竜洋昆虫自然観察公園が、新型コロナウイルス下で来園できない人にも昆虫の魅力を伝えようと動画投稿サイト「ユーチューブ」を活用した情報発信に注力する。職員が夜の園内を探索したり、展示する虫を説明したりする。  同園の公式チャンネル「竜昆ちゃんねる」は今年5月に開設。8月から毎週動画を投稿し始め、現在6本を公開する。「こんちゅうクン」こと北野伸雄館長(35)と、職員の柳沢静磨さん(26)、荒井克也さん(22)が企画・出演する。動画編集はフリーランスの後藤聡子さん(41)=菊川市=が行う。  このほど、職員らが園内で撮影を行った。海外に生息し国内ではあまり見られないという「ヨロイオオム

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  • おせっかいの会「野菜福祉募金」 菊川市に寄付

     菊川市の元気サロン「おせっかいの会」はこのほど、同市に10万円を寄付した。同会の猪又猛さんが市役所を訪れ、長谷川寛彦市長に目録を手渡した。  同会では募金をした人に会員が地域の遊休農地で育てた野菜や、家庭菜園の余剰野菜を配る「野菜福祉募金」の活動を行っている。募金は福祉団体などに寄付していて、今回は4月以降の活動で集めた浄財を市に届けた。市は同会に感謝状を贈呈した。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 大山智世さん 菊川市地域おこし協力隊に就任

     6月に菊川市地域おこし協力隊に就任した。静岡県立大を卒業後、静岡鉄道に入社。同社の自己啓発制度を利用して休職し、協力隊として活動中。茨城県ひたちなか市出身。29歳。  -応募のきっかけは。  「コロナ禍で働き方が変化し、これまでの当たり前が当たり前でなくなった。多様な生き方に挑戦したいと思い、地域に根ざして働くことができる協力隊を目指した」  -菊川を選んだ理由は。  「自然豊かなまちが好き。火剣山キャンプ場でキャンプをしたことや仕事で市内を訪れたことがあり親近感があった。菊川はまちづくりに取り組んでいる人が多い。活躍する人々から多くのことを吸収したい」  -活動内容は。  「交流人口の増加

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  • 事業者支援費含む補正予算案を可決 菊川市議会閉会

     菊川市議会9月定例会は29日、最終本会議を開き、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた小規模企業者への給付金や、ホームページを開設する事業者への補助金など3200万円を追加する2021年度一般会計補正予算案を可決して閉会した。  売り上げが減少した小規模企業者への給付額は従業員がいる場合は15万円、従業員がいない場合は10万円。21年の8月か9月の売り上げが20年または19年の同月と比べて、30%以上減少していることなどが条件となる。販路拡大のために、ホームページや通販サイトの開設や改修に取り組む事業者には上限10万円で全額を補助する。  本会議ではこのほか20年度一般会計歳入歳出決算など

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  • 企業版ふるさと納税寄付で感謝状 菊川市

     菊川市はこのほど、企業版ふるさと納税で市に寄付した水処理設備のアクアインテックに感謝状を贈った。寄付は2021年度の第1号。移住定住事業の促進に活用する。  金額は非公表。市役所で贈呈式を開き、長谷川寛彦市長が八本功社長に感謝状を手渡した。八本社長は「住みやすいまちづくりを進める姿勢に共感した。住民の幸せは従業員の幸せに通じる」と話した。長谷川市長は謝辞を述べ、「移住先として多くの人に選ばれるまちづくりに全力を挙げる」と強調した。  同社は水処理設備機器のほか、老朽化した下水道管の長寿命化にかかわる資材を扱っている。13日に本社を掛川市から菊川市に移転した。

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  • オペラ歌手三浦環の生い立ちは 菊川で親戚の元木さん講演

     菊川市の菊川文化会館アエルは26日、地元にゆかりのあるオペラ歌手三浦環について学ぶ第1回勉強会を開いた。三浦環の母方の親戚で、同市出身の元木房子さん(75)が講師を務めた。  三浦環は大正から昭和にかけてオペラ「蝶々夫人」の主役として世界各地で2千回公演した歌手。母親の永田登波は菊川市出身で、同市小沢には生家の記念碑が建っている。  元木さんは三浦環の生い立ちや海外での活躍について語った。音楽学校に自転車で通い「自転車美人」と有名になったエピソードや、ビタミンCを発見した三浦政太郎との結婚、米国ウィルソン大統領の前で歌ったことなどを、生前の写真や録音された歌声と合わせて紹介した。  勉強会は

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  • 菊川茶PRポスター配布 市、175事業所に

     菊川市はこのほど、市内175事業所に対し、菊川茶のPRポスターと卓上プレートの配布を始めた。  24日は同市西方の日東工業菊川工場に「まいにち、菊川茶!」「私たちは菊川茶を応援しています」と書かれたポスターとプレートを届けた。鈴木寿治工場長は「菊川茶は風味が豊かと社員から好評。お茶所として菊川茶を発信したい」と話した。社員食堂や来客が訪問するショールームに掲示するという。ポスターの配布先は昨年度、国の茶販売促進緊急対策事業補助金を活用した事業で、深蒸し菊川茶の配布に協力をお願いした事業所。市茶業振興課の松本初音主任主査は「昨年の事業に続き、茶業者と別の事業者をつないでいきたい」と話した。

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  • 竹灯籠イベントへ ふるさと納税募集 菊川市、運営費に

     菊川市は9月30日まで、竹灯籠ライトアップイベントの運営費に充てる寄付金を募集している。自治体の特定の事業に対し、ふるさと納税として寄付するガバメントクラウドファンディングを活用する。 イベントは10月30日に市役所庁舎東館プラザきくる周辺で開催する予定。放置竹林の竹で作った灯籠を飾ることで、放置竹林が抱える問題を身近に感じてもらう狙いがある。竹灯籠は市民有志のほか、地域の学生や外国籍の子どもが制作する。 寄付はふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」から。

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  • 5個入りのクリ発見! 通常は3個...菊川の男性「記念に残します」

     菊川市高橋の松下公夫さん(73)宅の畑でこのほど、5個入りのクリが見つかった。通常、いがの中には3個が入っているとされ、松下さんは「4個すら見たことがないのに」と目を丸くする。  畑には約30年前にクリの木7本を植えた。19日、普段通り地上に落ちたクリを拾っている時に見つけたという。  収穫分は例年、家族で食べたり知人にあげたりしているが、5個入りの“珍品”は「記念に残します」と話した。

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  • 長寿会員に赤飯配布 菊川の2グループ 敬老行事代替で企画

     敬老の日に合わせて、菊川市の高齢者グループ「和田おたっしゃクラブ」と「寿楽会」は20日、77歳以上の会員に赤飯を届けて長寿を祝った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で敬老行事が中止になったことを受けた対応。 メンバーが手分けして対象者60人の自宅を回った。同市和田の山内忠さん(90)宅にはクラブの竹内平作会長(72)が訪問し「健康に気を付けて、いつまでもお元気で」と赤飯を手渡した。 赤飯配布は2年連続。クラブでは年8回、体操や歌などのサロンを展開してきたが、コロナ禍で活動の縮小を余儀なくされている。

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  • 菊川市に40万円 明治安田生命

     明治安田生命保険相互会社は17日、菊川市に「私の地元応援募金」40万9千円を贈呈した。同社の片倉浩彰浜松支社長が市役所を訪れ、長谷川寛彦市長に目録を手渡した。市は同社に感謝状を贈った。  同社は昨年度から「地元の元気プロジェクト」を全国で展開している。応援募金はプロジェクトの一環で、従業員がゆかりのある自治体を指定して行う募金に会社の拠出を上乗せした。市は寄付金を市民の健康チェックに使う血圧計など、健康器具の購入に活用する予定。

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  • 中東遠運転代行業 支援制度で陳情 17事業所、菊川市に

     中東遠地域の運転代行業者17事業所がこのほど、菊川市と市議会にまん延防止等重点措置・緊急事態措置に伴う支援制度に関する陳情と署名を提出した。  同市のまこと代行サービスの木村祐介代表らが市役所を訪れて、長谷川寛彦市長と松本正幸議長に手渡した。陳情は酒を提供する飲食店に営業時間短縮などを要請する際に、運転代行業者に対しても飲食店への協力金と同等の支援制度を設けることを求めた。10日には掛川市と市議会にも同様の陳情と署名を提出した。

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  • 菊川の70代女性 カード詐取被害

     菊川市のパート従業員の70代女性が17日、金融機関職員を名乗る男らにキャッシュカード1枚をだまし取られたと菊川署に届けた。 同署によると10日、女性宅に金融機関職員を名乗る男から「保険料の払い戻しがあり、キャッシュカードを新しくするので暗証番号を教えてください」と電話があった。女性はその後、自宅に現れた男に口頭で暗証番号を伝え、カードを手渡した。男が帰った後、口座からは現金が引き出されたという。

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  • 104歳の小田さん 菊川市長が長寿表彰

     菊川市の長谷川寛彦市長は16日、敬老の日に先立ち、長寿表彰対象者の代表として同市半済の小田久雄さん(104)宅を訪問し、直筆の色紙などの記念品を贈呈した。  小田さんは1917年(大正6年)生まれ。ガソリンスタンドの社長を引退した後も店先に立ち、1月まで常連客にお茶やコーヒーを提供していた。長谷川市長が「いつまでもお元気で。日本最高齢を目指してください」と激励すると、小田さんは「笑う門には福来る」と書かれた色紙を持ちながら「最高齢までいけると思う」と笑顔で答えた。  敬老会は新型コロナの影響で2年連続で中止になった。同市の100歳以上の市民は15日時点で40人。本年度中に100歳を迎える市民

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  • 旬の味イチジク 丁寧に手摘み 御前崎など

     夏から秋の味覚とされるイチジクの栽培が盛んな御前崎市浜岡地区や菊川市、掛川市南部で収穫作業が進んでいる。JA遠州夢咲によると、11月ごろまで続く見通し。 新規就農1年目の鈴木美佐さん(43)=御前崎市下朝比奈=は、20アールの畑で毎朝6時ごろから作業に励む。数々の品評会で受賞歴がある義父の競さん(73)の手ほどきを受け、高さ約2メートルの木から赤く色づいた実を一つ一つ丁寧に手摘みしている。 7、8月の天候不順で日照量が少なく、例年に比べて色づきが進んでいないものの、味や大きさは上々という。鈴木さんは「これから秋晴れが続いてくれれば」と話す。同JAいちじく委員会の生産者は33人で、栽培面積は計

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  • 菊川の閻魔像120年ぶり復元 「コロナ退治を」願い込め

     寺院の仏具や山車の製作を手掛ける「静波伝統技法研究社」(牧之原市)は14日、菊川市川上の地域住民が古くから信仰してきた閻魔(えんま)像の修復作業を完了した。はやり病の終息を祈願して1682(天和2)年に製作されたという閻魔像。新型コロナウイルスが猛威を振るう現在と当時を重ねながら、同社の職人が丁寧に復元した。  閻魔像は高さ110センチの木製の座像。今回の修復は3度目で、1度目は1794年、2度目は1902年に行われた。前回から約120年の歳月を経て塗装がはがれ、木材が腐食するなど損傷が目立っていたため、維持管理を担う川上地区の川西下組の住人らが修復を依頼した。  担当した同社の後藤孝之さん

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  • プレミアム商品券 菊川市、10月販売

     菊川市は10月1日から31日まで、プレミアム付商品券「スマイルチケット2021」の販売を実施する。1セット5千円で、プレミアム率は60%。1世帯2セットまで購入できる。  1セットは大型店では使用できない千円券5枚と全取扱店で使用できる同3枚の計8枚つづり。市内の約300店舗で使用できる。有効期間は10月1日から2022年1月31日。  対象は7月31日に市の住民基本台帳に記載されている世帯。9月20日から順次、市が各世帯に引換券を郵送する。販売場所は市内の郵便局7カ所(菊川、菊川駅前、河城、横地、小笠、川上、小笠南山)とセブン-イレブン4店(菊川本所、菊川加茂北、菊川加茂、菊川赤土)。  

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  • 観光看板修復費にふるさと納税募る 菊川市

     菊川市はこのほど、市内の老朽化した観光看板を修復するため、ふるさと納税ガバメントクラウドファンディングによる寄付金の募集を開始した。10月31日まで。 老朽化した看板を修復して、菊川を訪れた人にわかりやすい情報を提供する目的。修復するのは国の重要文化財「黒田家代官屋敷」の案内看板や同市西方にある市内の名所を表示した大きな地図、火剣山キャンプ場の看板。いずれも建設から少なくとも15年以上経過していて、鉄が腐食したり、色が薄くなったりしている。 長谷川寛彦市長は「菊川赤レンガ倉庫や棚田、横地城跡など、菊川には多くの名所がある。コロナ収束後はぜひ来訪してほしい」と話した。寄付はふるさと納税サイト「

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  • ペットボトル再生の輪、静岡県内広がる 回収協力でポイント/製造業、原材料に活用

     ペットボトルのリサイクル機運を高めようと、静岡県内の小売り、製造、資源処理など幅広い業種でペットボトルの回収、再生を促進する取り組みが徐々に広がっている。国内の回収率は向上しているものの、海洋汚染の一因に挙げられることもある。各業界は消費者にペットボトルを無駄にしない生活を提案する。  浜松市東区の杏林堂薬局ピーワンプラザ天王店は、専用カードに換金可能なポイントがたまるペットボトル回収機を設置し、毎日、多くの買い物客が利用する。  同市中区の40代の男性会社員は「家から離れているが、自宅で出たペットボトルは必ずここに入れている。家庭での環境教育にもつながる」と話す。同店によると、約1立方メー

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  • カテキン成分でコロナ不活性化 静岡県シンポ、研究発表

     静岡県はこのほど、緑茶成分の新型コロナウイルス不活性化について考えるシンポジウムをオンラインで開いた。京都府立医科大大学院の松田修教授が伊藤園と共同でカテキン成分によるウイルスの不活性化を確認した研究成果を解説した。  コロナウイルスと唾液が入った試験管内に緑茶、紅茶、ほうじ茶を加えると、10秒後に「ゼロに近い形」までウイルスが不活化したという。「他人と接する際にお茶を飲むことで、感染を抑制できる可能性がある」と期待を示した。  県茶業研究センター(菊川市)の松浦英之研究統括官は各国で進む研究事例を紹介。自宅療養するコロナ感染者10人に緑茶成分を経口などで投与した結果、回復が早まったとするイ

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  • 茶況(9月9日)一日限定の秋摘み茶 JA遠州夢咲管内

     JA遠州夢咲管内の30工場で7日、一日限定の「秋摘み茶」の手摘みが一斉に行われた。菊川市半済の茶園では菊川中央茶農業協同組合の組合員ら10人が参加した。  秋摘みは30年ほど前から実施している。秋晴れの空の下、参加者は夏の間に大きく成長した葉を一芯二葉で丁寧に摘み取った。村松幹夫組合長は「厳しい夏を越えて力強く伸びた芽。深蒸しで味わい深い仕上がりになる」と話した。  秋摘み茶は10日ごろから菊川市内のJA遠州夢咲の直売所2カ所で販売する。ともに税込みで、75グラム入りの袋が1080円、100グラム入りの缶が1404円。  (掛川支局・伊藤さくら)

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  • 菊川市が自宅療養者支援 食料配布、パルスオキシメーター貸し出し

     菊川市は9日、市内の新型コロナウイルス感染症の自宅療養者を対象にした支援事業を始めた。3日分の食料を届けるほか、血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターを貸し出し、自宅療養者の不安軽減を図る。  ドラッグストアの杏林堂薬局(浜松市中区)との連携事業。市職員がパック米飯やレトルト食品、栄養補助食品など3日分の食料セットを療養者の自宅に届ける。パルスオキシメーターは希望する世帯に1台を貸し出す。  いずれも無料で、11月30日まで申し込みを受け付ける。事業開始に合わせて、市はパルスオキシメーター20台を新たに調達した。  問い合わせは市健康づくり課<電0537(37)1112>へ。

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  • 下草焼け男性やけど 菊川市半済の八幡神社敷地内

     8日午前11時35分ごろ、菊川市半済の八幡神社敷地内で下草約150平方メートルが焼け、同所の男性(73)が顔や足に軽いやけどを負った。菊川署と市消防本部によると同日午前10時ごろから男性ら地元住民4人が敷地内で草刈りをしていた。集めた草を燃やしていたところ、火が燃え広がったという。

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  • 太陽光発電「条例化必要」 菊川市議会で市長答弁

     菊川市の長谷川寛彦市長は7日、市議会9月定例会一般質問で市内での太陽光発電事業の実施について「条例化する必要がある」と述べ、制定を目指す考えを示した。坪井仲治氏(みどり21)への答弁。  市は2019年9月、事業者が太陽光発電設備を適切に設置・管理するためのガイドラインを施行。地元の理解を得ることや、関係法令の順守を指導している。長谷川市長はガイドラインは「実効性は担保されている」とした一方で、条例化は「事業者が防災、景観、環境などの観点も含めて、地域と調和を図って適切に事業を実施するために必要かつ重要」と述べた。  県によると、現時点で県内35市町中20市町が条例を制定している。市は条例化

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  • 新型コロナワクチン 全世代予約可能に 9月14日から菊川市

     菊川市は7日、新型コロナウイルスワクチン接種について、19~29歳の市民の予約を14日から始めると発表した。全世代の予約受け付けが可能になる。  19~29歳の接種開始日は29日。予約、接種ともに当初の予定より20日ほど早めた。市では11月末までに希望する全市民への接種を完了させる計画を進めていたが、ワクチンの供給量や予約者数を考慮して随時、計画を前倒ししていた。

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  • 看護職員が新型コロナ感染 菊川市立総合病院

     菊川市立総合病院は7日、勤務する看護職員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。病院の調査によると、濃厚接触者に該当する患者はいない。関係する職員数人を検査し、陰性を確認した。入院や外来診療などは通常通り継続している。

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  • ビニールハウス焼く 菊川市で7日未明

     7日午前2時55分ごろ、菊川市中内田で、ビニールハウスの一部約4平方メートルを焼いた。菊川署によると、散水用のスイッチなどがある機械周辺の燃え方が激しいという。同署と市消防本部が原因を調べている。

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  • JR菊川駅北口整備構想 市長、進捗状況を説明 市議会一般質問

     菊川市の長谷川寛彦市長は6日の市議会9月定例会一般質問で、JR菊川駅北整備構想の進捗(しんちょく)状況を説明した。  JR東海に委託した駅舎と南北自由通路の概略設計が9月末までにまとまり、事業費などが明らかになる見通し。駅北地域のまちづくりについては現在、地権者に対してアンケートを実施し、意向を確認している。結果をもとに地元代表者も交え協議を進める。

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  • 菊川市議会一般質問 通学路危険箇所地図、HPで公表へ

     菊川市の松本嘉男教育長は6日の市議会9月定例会一般質問で、市内通学路の危険な場所を地図に集約して市ホームページなどで公表する方針を示した。千葉県八街市で下校中の小学生5人が大型トラックにはねられて死傷した事故を受けた対応。倉部光世氏(市民ネット)に答えた。  横山隆一(無所属、日本共産党)、内田隆(みどり21)の2氏も通学路の安全について質問した。  八街市での事故を踏まえて、市は道路を緊急点検し、路側帯がないなど危険な場所を確認した。今後、小学校区ごとに集約した地図を作成して公表する。職員や子どもだけでなく、地域住民にも理解してもらうことを狙う。  菊川市では毎年、年度当初に学校職員が危険

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  • デジタル菊川産業祭 スタンプラリー出展者募集、10日まで

     菊川市の観光協会や商工会でつくる市観光イベント実行委員会は10月30日から12月5日まで、「デジタル菊川産業祭」を実施する。毎年恒例の産業祭を新型コロナウイルス禍で昨年に続き中止したため、今年はスマートフォンを活用して市内の店を巡るスタンプラリーを企画した。9月10日まで、出展者を募集している。  スタンプラリーは、参加者が店舗や施設などに設置されたQRコードをスマートフォンで読み取り、デジタルスタンプを集める。  期間中に一定の数のスタンプを集めると、抽選で市内の特産品などが当たる。  出展は菊川市商工会、茶業協会、観光協会、JA遠州夢咲の会員や組合員で、市内に事業所があることが条件。  

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  • 独特の色彩生き生き 知的障害の松井さん 個展開催、10年節目

     知的障害を抱えながら独特の色彩感覚で絵画を描く松井久悦さん(23)=菊川市=の作品展が7日まで、島田市川根町のギャラリーやませきで開かれている。ことしは個展を始めて10年の節目。母照子さんは「多くの人に支えられて、息子の生き生きとした絵がここにある」と感謝の思いを口にする。  小学2年で絵を描き始めた松井さんは、油性ペンでカラフルに彩るのが作風の特徴。新型コロナウイルスの影響で遠出が難しい中でも、かつて訪れた印象的な場所の写真などを題材に制作に励んでいる。  大井川鉄道の「きかんしゃトーマス号」が走る様子や、車窓から見た茶畑の風景を描いた新作など、個性の光る作品約25点を展示した。  松井さ

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  • 人物や植物、色鮮やかに JR掛川駅、障害者アート並ぶ

     静岡県障害者文化芸術活動支援センターみらーとの障害者アート展が19日まで、JR掛川駅構内のこれっしか処で開かれている。中東遠地区で創作活動を行う人の作品を出展した。  ねむの木学園(掛川市)、なごみかぜ工房(袋井市)、きくがわ作業所(菊川市)などの福祉事業所の利用者や個人での参加者の作品38点を並べた。人物の表情を豊かに描いた大作や植物を色鮮やかに表現した絵画などが来場者を楽しませている。会場では、掛川工房つつじ(掛川市)が作ったポーチの販売も行っている。

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  • 竹灯籠、丁寧に手作り 野外イベントで展示へ 菊川・県立小笠高

     菊川市の小笠高の生徒は2日、市内のイベントで飾る竹灯籠を制作した。生徒が作業を通じて、町おこしや放置竹林の現状について理解を深めた。  芸術活動を支援するNPO法人アートコラールきくがわが主催し、同校のビジネス系列の3年生が参加した。市民活動団体「たねあかり」やNPO法人里山再生クラブの指導のもと、生徒は高さ30センチの竹に絵を描いた紙を貼り付け、絵の輪郭に沿って電動ドリルで穴を開けた。竹に垂直に力を加えることを意識して作業を進め、穴を開けた竹の中に電球を入れて完成させた。  生徒は今後、オリジナルのデザインを考えて竹灯籠を作り、10月末にはプラザきくる周辺、12月には火剣山キャンプ場で星を

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  • 菊川市職員感染 新型コロナウイルス

     菊川市は3日、市役所本庁舎に勤務する建設経済部の職員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。市は濃厚接触者の判断基準に該当する来庁者や外部の業務関係者はいないとしている。

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  • ワクチン経費など補正予算案上程 菊川市議会

     菊川市議会9月定例会は1日、開会した。会期を30日までと決めたあと、2021年度一般会計補正予算案など18議案と、報告3件、請願1件を上程した。  補正予算案(第4号)は新型コロナウイルスワクチン接種の経費や経済対策としてのスマートフォン決済ポイント還元事業費など2億3500万円を計上した。同予算案1件と請願1件を委員会付託とした。  長谷川寛彦市長は行政報告で「市内の8月の感染者は195人。昨年4月から今年の7月までの累計が89人なので、一カ月で大きく上回った」と述べた。市民への感染予防対策を呼び掛け、市としてはワクチン接種や経済対策を進めるとした。

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  • 社説(8月31日) あす「防災の日」 身近なリスク再確認を

     今年も夏にかけ気象災害が多発した。地震も含めて自然災害の多い日本では、いつどこでどんな災害が起きてもおかしくない。9月1日は「防災の日」。同日を挟む8月30日~9月5日は「防災週間」となる。改めて防災意識を高め、万一の事態に備えておきたい。  新型コロナウイルスの感染拡大を受け、御前崎、菊川市内で予定された本年度の静岡県総合防災訓練は中止となった。訓練中止は2年連続。県内でも感染者が急増し、緊急事態宣言が発表されている中では、多数の住民が集まる形式の訓練中止はやむを得ない。  しかし、新型コロナが流行している中でも、自然災害に備える必要があることは忘れてはならない。地震の危険はどこにもあり、

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  • 菊川市職員1人感染 新型コロナウイルス

     菊川市は30日、市役所本庁舎に勤務する建設経済部の職員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。市は濃厚接触者の判断基準に該当する来庁者や外部の業務関係者はいないとしている。

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  • 初代静岡県知事 関口隆吉の功績、紙芝居に 菊川・山田さん作製

     菊川市にゆかりのある初代県知事の関口隆吉の功績を子どもにも知ってもらおうと、同市土橋の山田祐子さん(63)がこのほど、紙芝居を作った。  紙芝居は12枚。JR菊川駅前に建つ関口の銅像の紹介から始まり、武士になるための稽古に熱心だった幼少期や勝海舟との関係、同市月岡に移り住んで牧之原開拓を行う場面などを色鮮やかに描いた。  山田さんは同市の図書館「菊川文庫」の職員として働く中で、関口を知らない子どもたちが多いことに気づき、得意な紙芝居で郷土の偉人を紹介することを思い付いた。子どもに理解してもらうため、簡単な言葉を使うよう心がけたという。山田さんは「関口隆吉の偉業や功績を次世代に伝えたい」と思

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  • 夜空彩る花火 地域に元気を 菊川市商工会

     菊川市商工会はこのほど、地域住民を元気付けようと市内で花火を打ち上げた。30分間で460発の花火が上がり、夜空を彩った。  新型コロナの終息を願い、疫病退散のご利益がある同市加茂の大頭龍神社近くで行った。商工会会員に協賛金を募ったところ、141事業所から約130万円が集まった。密を避けるため、事前の告知は市内にとどめ、住民は自宅や屋外の広い場所から花火を鑑賞して楽しんだ。

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  • 菊川市教職員 希望者2回接種完了 コロナワクチン

     菊川市は27日、市内の小中学校、幼稚園、保育施設に勤める教職員で新型コロナワクチンの優先接種を希望した約650人の2回接種が、26日までに完了したと発表した。  市は夏休み明けまでの教職員接種完了を目指し、7月から優先接種をしてきた。教職員の総数は約760人で約85%が接種を完了したことになる。市外在住で、居住地で接種を受けた教職員は数に含んでいない。  市担当者は「教職員や子どもの安心材料になれば、と進めてきた。接種しても感染の可能性はあり、注意してほしい」と話した。市は幼稚園や保育施設の感染対策のため、9月11日まで可能な限りの家庭保育を呼びかけている。市は12~18歳の接種予約を2週間

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  • 菊川市職員1人感染 新型コロナウイルス

     菊川市は27日、市役所本庁舎に勤務する建設経済部の職員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。市は濃厚接触者の判断基準に該当する来庁者はいないとしている。

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  • プレミアム付商品券 菊川市 取扱店を募集

     菊川市は31日まで、プレミアム付商品券「スマイルチケット2021」が使用できる市内の取扱店を募集している。対象は市内に店舗、事業所などを有する事業者。取扱店の負担金や換金手数料は必要ない。  同商品券の販売は昨年度も実施し、市内の約320店舗が参加した。新型コロナの影響が長引いていることから、消費喚起と事業者支援を目的に本年度も実施を決めた。プレミアム率は60%。1セット5千円で、大型店では使用できない千円券5枚と全取扱店で使用できる同3枚の計8枚つづり。1世帯2セットまで購入できる。販売と利用開始は10月を予定している。  応募は菊川市プレミアム付商品券事業専用ホームページから申し込みがで

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  • 小中学校の給食中止 菊川市、8月31日まで

     菊川市は25日、学校での新型コロナ感染拡大防止のため、市内の全小中学校で給食の提供を31日まで中止すると発表した。  市は23日時点で、今週までに2学期を開始する7校は給食を中止し、午前のみの授業を行うとしていた。市内の感染状況を考慮して来週始業する5校も含めて措置を延長することを決めた。期間中に放課後児童クラブを利用する子どもは弁当を持参して対応する。

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  • やさいバスに高評価 加藤百合子さん「女性のチャレンジ賞」受賞

     起業や地域活動などを通じた社会課題解決に挑む女性を顕彰する内閣府の「女性のチャレンジ賞」の本年度表彰に農作物流通システム事業「エムスクエア・ラボ」(菊川市)の加藤百合子代表が選ばれ、23日、県庁で表彰伝達式が開かれた。  加藤代表は、農業生産者と小売業者をつなぐ流通システム構築を進める同社を2009年に設立。各地の「バス停」に生産者が持ち寄った作物を集荷し、購入者とつなぐ共同配送システム「やさいバス」を構築してきた挑戦が高く評価された。  川勝平太知事から伝達を受けた加藤代表は「多くの失敗を重ねながらチャレンジしてきた。今後も挑戦を続けたい」とし、海外展開を含めたシステム普及に意欲を示した。

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  • 菊川の魅力配信100回に 毎週火曜「アエルTV」活動2年

     菊川市内の話題をインターネット動画で配信する「菊川アエルTV」が20日、100回目と101回目の収録を同市の菊川文化会館アエルで行った。ゲストには長谷川寛彦市長を迎えた。  菊川アエルTVは2019年10月から、アエルと市観光協会、市内で文化活動を行う「トモプロジェクト」の松尾交子代表が始めた。毎週火曜日に動画投稿サイト「ユーチューブ」で、アエルや観光協会の情報に加え、市内で活躍する人物をゲストに迎えて紹介している。動画の撮影や編集などは全て無償で行っている。  100回目の収録ではパーソナリティーの藤原万起子さんの進行により、長谷川市長が市政運営などを説明した。101回の撮影では、パーソナ

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  • コロナワクチン妊婦優先 菊川市、予約受け付け・接種開始

     菊川市は23日、妊婦とそのパートナーの新型コロナワクチン優先予約・接種を24日から始めると発表した。市ホームページ内に妊婦のワクチン接種に関する特設コーナーも開設し、接種のメリットや注意点などを説明している。  優先接種の対象は菊川市に住所があるか、里帰り中で市内に居住している妊婦と、そのパートナー。24日から9月7日までの間に、ホームページでダウンロードするか窓口で入手できる優先接種届に記入し、来所か郵送で市の接種予約センターに提出する。  妊婦の優先接種は、千葉県で新型コロナウイルスに感染した妊婦が入院先を見つけられずに早産し、新生児が死亡した事例を受けて全国で広がっている。

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  • 12~18歳、30代は接種時期を前倒し 菊川市

     菊川市は18日、12~18歳と30~39歳を対象にした新型コロナウイルスワクチン接種の開始時期の前倒しと、市外の福祉施設や小中学校に勤める市民の優先接種を実施すると発表した。  12~18歳と30代の予約は8月31日から、接種は9月19日から開始する。市内で感染が広がり、未成年の感染者も発生していることから、当初の予定より開始時期を2週間ほど早めた。19~29歳の予約と接種開始時期も前倒しするよう調整している。市はこれまで、市内の高齢者施設や障害者施設、保育施設、小学校の職員などは住居地を問わずに接種を進めてきたが、市外の同様の施設に勤める市民にも優先接種を行う。希望者は施設従事者等優先接種

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  • 菊川市 公園プール開放終了 18日から公共施設利用制限

     菊川市は17日、まん延防止等重点措置の適用に伴って18日から公共施設に利用制限を敷くことを決めた。  各図書館は読書スペースを閉じ、貸し出しと返却のみとする。各地区センターと中央公民館、プラザけやきはスペースの貸し出しを中止、プラザきくるは多目的エリアの供用を中止する。  各児童館、子育て支援センターは休館、各体育施設と火剣山キャンプ場は貸し出しを中止する。和田公園プールは本年度の開放を終了する。代官屋敷資料館は休館、埋蔵文化財センターは展示室を閉室する。いずれも期間は31日までで、今後状況に応じて延長する可能性がある。

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  • 御前崎市と菊川市、公道で東京パラ聖火リレー ライブ中継視聴/対策施し観覧…応援の形さまざま

     新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、東京パラリンピックでは全国唯一の公道区間の聖火リレーが17日、御前崎市と菊川市で行われた。沿道での観覧の自粛要請に従い、ライブ中継を視聴した人。感染対策を施し、ランナーの近くで拍手を送った人。市民はコロナ禍に揺れる思いを抱きながら聖火を見守った。  同日朝から断続的に降っていた雨は、午後6時過ぎのスタート前に上がった。東京五輪に出場した陸上の飯塚翔太選手(30)=御前崎市出身=らが浜岡福祉会館前を出発。地元の星を一目見ようと付近は若干の“密”状態が発生したが、県道では大会関係者を除き観覧者は少なかった。  同会館近くに住む主婦

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  • 掛川のごみ処理場火災 電池混入が原因か

     掛川市・菊川市衛生施設組合のごみ処理場「環境資源ギャラリー」(掛川市満水)で16日午前発生した火災は不燃物を破砕、再資源化するリサイクルプラザ棟のベルトコンベヤーなどを焼き、約3時間後に鎮火した。掛川市によると、可燃ごみの処理に影響はないが、同日の集積所からの回収に一部遅れが生じた。搬入ごみの対応は早ければ17日に再開し、当面不燃ごみの受け入れを継続しながら修理を進める方向で検討している。火災は同日午前10時半ごろ、不燃物の破砕機室で発生した。市などによると、破砕機からベルトコンベヤーに流れ出たごみが出火したとみられ、リチウムイオン電池が混入していた可能性があるという。男性職員1人がのどに軽

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  • 浜松・天竜川下り船転覆事故10年 天竜浜名湖鉄道 安全への決意、運行に生かす

     浜松市天竜区の天竜川で、乗客乗員5人が犠牲になった川下り船転覆事故から17日で10年。「二度とあのような事故を起こしてはならない」-。当時、川下り事業を受託運営していた天竜浜名湖鉄道(同区)では、事故の反省を安全な鉄道運行につなげるべく、今も社員が“あの日”と向き合い続けている。  「あの事故を経験した社員は年々減っているが、われわれの責務はこの事故を決して忘れないことです」。慰霊式を翌週に控えた今月10日、松井宜正社長(57)は全体朝礼で社員に呼び掛けた。朝礼の最後、本社内には安全綱領を唱和する社員の声が響き渡った。  この10年、同社には事故の反省と風化への危機感

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  • 8月17日 パラ聖火リレーで入場、交通規制 静岡・御前崎・菊川

     ■集火式会場 日本平山頂  静岡県は17日、東京パラリンピック聖火リレー集火式の開催に伴い、式典会場の日本平夢テラス(静岡市清水区)がある日本平山頂への一般入場を規制する。  規制時間は同日午前から午後1時まで。日本平夢テラスや隣接の展望回廊、「吟望台」に通じるルートを通行止めにする。同テラスは同日午前9時から午後1時まで休館する。周辺の道路や駐車場は規制しない。  県によると、日本平山頂の周辺にあるロープウエーや売店は営業するという。  集火式では、リレーの実施に先立ち、全35市町の採火行事を経て寄せられた火を一つにまとめる。リレーはまん延防止等重点措置が適用されている静岡市では実施せず、

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  • 規制時間帯避け移動を 聖火リレー通行止め周知 菊川署員ら

     御前崎、菊川両市で17日に行われる東京パラリンピックの聖火リレーを前に、菊川署と両市はこのほど、コースの県道掛川浜岡線で交通規制の事前広報活動を行った。  聖火リレーのコースは浜岡福祉会館(御前崎市池新田)からみなみやま会館(菊川市高橋)までの4・1キロ。浜岡福祉会館から県道の高橋交差点は午後5時20分から7時半まで、同交差点からみなみやま会館は午後6時半から8時まで、いずれも車両通行止めになる。帰宅時間に重なることから混雑も予想される。  署員と両市の職員計約30人は規制時間帯に合わせて、県道で信号待ちをする車の運転手にチラシを手渡した。規制時間帯を避けた通行と迂回(うかい)への協力を呼び

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  • ペット火葬や納骨 菊川に専用墓地 シェアハウスをイメージ

     菊川市本所のペット葬のアスモ(長谷祥兵社長)はこのほど、同市堀之内にペット専用の墓地「アスモガーデン」をオープンさせた。火葬炉も設け、大型のペットの火葬にも対応する。  ペットを家族の一員として供養する。火葬だけでなく、収骨や納骨も行う。ペットの死後の世界をうたった作者不明の詩「虹の橋」をコンセプトとし、共同墓地はペットが仲間と過ごせるよう、シェアハウスをイメージした。墓石にはペットの名前を彫ることができる。  場所は山王霊園の北側。年中無休。問い合わせはアスモガーデン<電0537(36)5110>へ。

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  • 認知症女性を保護 掛川の中野さんに感謝状 菊川署

     菊川署はこのほど、行方不明の認知症の高齢女性を保護したエネジン中遠支店従業員の中野佑太朗さん(26)=掛川市天王町=に署長感謝状を贈った。  中野さんは7月15日午後9時ごろ、勤務中に掛川市中の農道で、手押し車を押して1人で歩く女性(83)=菊川市=を見つけて声を掛けた。受け答えに難があったことから同署に通報し、交通事故を避けるため現場近くの同支店敷地内に誘導した。同署には約30分前に女性の家族が行方不明を届けていた。女性の自宅から発見場所は約10キロ離れていた。  吉川靖剛署長から感謝状を受け取った中野さんは「女性に何事もなくて良かった」と話した。

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  • 茶況(8月12日) 2施設に給茶機設置 菊川市

     菊川市はこのほど、市内のくれたけイン菊川インターと菊川カントリークラブの2カ所に給茶機を設置した。来訪者の多い施設に設置して菊川茶をPRする。  市外の人にも菊川茶に親しみを感じてもらうのが狙い。給茶機の購入にはトーシン産業(本社・東京都)からの企業版ふるさと納税を活用した。給茶機で使用する茶葉は市内の茶業者から購入する。  5日は給茶機を置いた2カ所で呈茶サービスを実施した。市職員や市マスコットの「きくのん」が来訪者に菊川茶を配って味わい深さをアピールした。  (掛川支局・伊藤さくら)

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  • カブトムシ 間近で観察 菊川でこども昆虫展

     菊川市の平川コミュニティ協議会はこのほど、「こども昆虫展」を同市のひらかわ会館で開いた。子どもたちがカブトムシなどの昆虫を観察して学んだ。 毎年開催しているイベントで、今年もコロナ対策を講じて実施した。カブトムシ120匹を展示した幅2メートル、奥行き8メートルの部屋は子どもたちに大人気で、参加者はカブトムシの動きや体の形を間近で見て楽しんだ。 今年のパネル展はLGBTや性的マイノリティーについて考えてもらおうと、昆虫の雄雌をテーマにした。同市の菅谷昌司さん(68)が企画し、一つの個体に雄と雌の特徴が混在する雌雄嵌合(かんごう)体の昆虫の標本を展示した。

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  • 外国人学校児童と地元子どもら交流 菊川でミニ運動会

     菊川市市民協働センターはこのほど、外国人学校の児童と地元の小中学生との交流ミニ運動会をおがさセントラルパークで開いた。約50人が参加し、東京五輪にちなんだ模擬聖火リレーや水鉄砲合戦を楽しんだ。 企画したのは両親が南米出身で菊川市育ちの大学生山田ブライアン一男さん(21)。同センターのインターン活動で外国人学校を巡る中、地域社会との接点を求める児童が多いことを知り、国籍や言葉の壁を越えた子ども同士の交流を築こうと考案した。 児童たちは聖火リレー走者を務めた伊藤義広さん(47)=磐田市=のトーチを借りて写真撮影したり、水鉄砲を手に広場を駆け回ったりして触れ合った。

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  • 災害救助犬の訓練体験 菊川で中高生向けセミナー

     菊川市市民協働センターは7月末から、中高生向けのNPO体験セミナーを市内各地で開いている。8月7日はNPO法人災害救助犬静岡のセミナーを市内の訓練場で開いた。  高校生6人が参加した。同NPOの市川金子専務理事が災害現場で優れた嗅覚をもとに要救助者を探す災害救助犬の能力や、警察犬との違いを説明した。7月に熱海市伊豆山で発生した土石流災害など、これまでの出動実績も紹介した。救助犬は危険な場で活動を行うため「犬を訓練するハンドラーとの信頼関係が必要。服従訓練が最も大切」と強調した。  高校生は救助犬が建物やがれきの中から要救助者を探す訓練に参加した。要救助者役として建物の中に入った常葉大菊川高1

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  • 浜松で静岡県内最高37.3度 8日、4地点で猛暑日

     静岡県内は8日、暖かい空気が流れ込んだ影響で県西部を中心に気温が上昇し、浜松市天竜区天竜で37・3度と県内の今年の最高気温を更新した。浜松市中区や磐田市など4地点で35度を超える猛暑日になった。  静岡地方気象台によると、主な気温は浜松市天竜区佐久間町36・7度、浜松市中区36・6度、磐田市35・6度、菊川市34・2度など。  浜松市中区中央の公園では、親子連れが涼を求めて噴水で水浴びを楽しんだ。長男の麟太郎君(1)と訪れた会社員池田佑冬さん(24)=同区=は「コロナ禍で外出を控える中、少しでも外で遊ばせてあげたかった。今年の夏は特に暑さが続いている印象」と額の汗をぬぐった。

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  • 水遊び、歓声響く 菊川でイベント

     菊川市のみなみやまコミュニティ協議会はこのほど、みなみやま会館で子ども向け水遊びイベントを開いた。芝生広場に大小のプール五つを並べ、水鉄砲や水風船を多数用意して開放した。地元の園児、児童約50人が訪れた。  子どもたちに夏らしい思い出を作る場を提供しようと、数年前から続けている。暑い日差しの下、集まった子どもたちは冷たいプールに大喜び。水を掛け合ったり水風船を投げ合ったりと、全身ずぶぬれになってはしゃぎ回った。

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  • 基礎疾患の子ども同居家族 菊川市、ワクチン優先接種【新型コロナ】

     菊川市は6日、新型コロナウイルスワクチンについて、12歳未満で基礎疾患がある子どもの同居家族を優先して接種すると発表した。申し込みが必要で、10日から24日まで受け付ける。  子どもの重症化リスクを減らし、同居家族の不安を解消する狙い。対象となるのは市内の同一家屋に基礎疾患のある12歳未満の子どもと居住し、生活スペースや生活用具を共有する家族。市ホームページに掲載した「基礎疾患者同居者優先接種届」を市のワクチン接種予約センターへ来所または郵送で提出することで申し込みができる。同居者優先接種届は市の接種相談窓口でも配布している。  問い合わせは接種予約センター<電(0120)507001>また

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  • 傷害の疑い 会社員の男を逮捕 牧之原署

     牧之原署は6日、傷害の疑いで菊川市半済、会社員の男(45)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後6時50分ごろ、牧之原市内の路上で同市の男性会社員(39)に引き倒すなどの暴行を加え、腕に軽傷を負わせた疑い。同署によると、容疑者と男性は車の運転を巡ってトラブルになったという。

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  • 15、18歳の接種 菊川市、9月6日から 新型コロナワクチン

     菊川市の長谷川寛彦市長は5日、定例記者会見を開き、新型コロナウイルスワクチンについて、15歳と18歳の市民の接種を9月6日から開始すると発表した。受験や就職などを控える学年を優先する。  市内に在住する中学3年と高校3年に相当する約900人が対象で、集団または個別接種の方法を選択できる。予約の申し込みは8月17日から電話でのみ受け付ける。15歳の接種は保護者の同意と同伴が必要となる。  15歳と18歳の接種スケジュールは40歳代と同時期で、保護者と一緒に接種を受けることもできる。全体の接種計画に大幅な変更はなく、11月末までに希望する全市民への接種が完了する予定。  7月29日に発生した大雨

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  • 茶況(8月5日) 菊川産のハーブティーや冷茶 牧之原小児童が堪能

     菊川市のNPO法人アートコラールきくがわは5日、「菊川魅力たっぷり体験ツアー」を市内で開いた。牧之原小に通う菊川市の児童18人が参加し、菊川産の和紅茶とハーブをブレンドしたハーブティーや冷茶を味わった。  夏休みの子ども会のイベントとして企画した。児童は小中学生がハーブティーの製造販売を通じて企業経営を体験する「菊川ジュニアビレッジ」の部員4人と、同市倉沢の畑でハーブの収穫を行った。ハーブティーを飲んだ5年の和田弥樹君は「甘くておいしかった」と感想を述べた。  収穫後はNPO法人うまのあとの牧場でポニーの乗馬を楽しんだ。防災や減災に取り組む市民団体「TEAM439」の指導のもと、テントの設営

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  • 22日、オンラインで地域医療シンポ 浜松医科大など開催

     浜松医科大地域医療学講座などは22日午後1時半~3時半、住民自らが医療に関わることについて考えるシンポジウムをオンラインで開く。参加無料。  菊川市立総合病院の松本有司院長、同市家庭医療センターの松田真和所長が、地域医療や在宅ケアをテーマに講演する。  参加は10日までに、浜松医科大地域医療講座<メールchiiki@hama-med.ac.jp>へ申し込む。問い合わせは同講座<電053(435)2060>へ。

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  • パラ聖火ランナーを応援 活躍期待し横断旗3枚 菊川・小笠南小

     17日に県内で行われる東京パラリンピック聖火リレーで、コースになっている菊川市のみなみやま会館で3日、小笠南小の児童が聖火ランナーを応援する横断旗を作った。  みなみやまコミュニティ協議会が主催し、児童25人が参加した。縦1メートル×横2・5メートルの白い不織布で横断旗を3枚完成させた。子どもたちは「心をつなごう」「ファイト!」「がんばれ日本」のメッセージに合わせて、国旗や富士山、風船などを色鮮やかに描いた。児童は「虹をきれいに塗れた」などと感想を話し、聖火ランナーやパラリンピック出場選手の活躍を期待した。  横断旗は会館近くのみなみこども園の園児も1枚制作した。児童が作った3枚

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  • 金融商品詐欺 310万円被害 菊川の70代男性

     菊川市の70代の無職男性が2日、金融商品詐欺で現金310万円をだまし取られたと菊川署に届けた。  同署によると5月31日午後3時ごろ、男性宅に投資会社を名乗る者から「コイン投資でもうけることができる」などと仮想通貨への投資を持ちかける電話があった。その後も勧誘の電話が相次ぎ、男性は7月8日から16日までの間、指定された複数の個人名義の口座に、市内外の金融機関で計4回にわたり現金を振り込んだ。

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  • 菊川市に消毒剤 市社協にも寄贈 杏林堂薬局

     杏林堂薬局はこのほど、新型コロナウイルス感染症予防対策として菊川市に手指消毒剤を千本寄贈した。 同市のプラザけやきで贈呈式が行われ、同社の健康医療ネットワーク推進部の尾上智彦部長が市健康福祉部の鈴木和則部長に消毒剤を手渡した。寄贈された消毒剤はワクチン接種会場や医療施設、介護施設や幼児施設に配布する予定。同社は市社会福祉協議会にも消毒剤を500本寄贈した。

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  • 新型コロナワクチン 高齢者1回目、接種88% 菊川市 

     菊川市は30日の市議会全員協議会で、新型コロナワクチンの高齢者接種率が25日時点で1回目88・52%、2回目69・66%であると説明した。市民全体は1回目25・58%、2回目19・44%。従来の計画通り、11月末までの希望者接種完了を目指すとした。  2021年度で現事業者の期間が満了する文化会館アエルの指定管理者について、市は22~26年度の事業者公募を8月から始める方針を示した。プロポーザル方式で8月中旬に募集要項を公表する。  赤堀慎吾副市長は29日の大雨で床上、床下浸水計76棟の被害があったと報告し、「浸水に遭った方々は後片付けが必要。市も支援したい。中長期的な対策も進めていく」と述

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  • 菊川出身の京アニ元社員 大村さんの作品原画並ぶ 小笠図書館

     菊川市立小笠図書館で、同市出身で京都アニメーション社員だった故大村勇貴さんの作品の原画展が開かれている。8月29日まで。  大村さんが常葉大造形学部在学中に手掛けた卒業制作「どっくんどっくん」と、松崎町を舞台にした絵本「うーちゃんのまつざき」の原画を展示している。卒業制作は地球に生物が誕生してから現在までの命のつながりを、躍動感あるイラストや擬音語で色彩豊かに表現した作品。会場には発泡スチロールを削った擬音語の造形物もつるしている。堀川訓子館長は「かわいい絵のタッチで作品がとても優しい。菊川市出身の作家として多くの人に知ってほしい」と話した。  原画展は「こども図書館フェスタ」の一環で開催し

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  • 茶況(7月29日) 学校にティーバッグ茶 小笠茶業委員会が寄贈

     JA遠州夢咲小笠茶業委員会はこのほど、菊川市小笠地域の小中学校やこども園など8カ所に、給食や休み時間などに飲んでもらう地元産ティーバッグ茶を寄贈した。  岳洋中では片山裕司委員長と宮城力弘副委員長が、「上手に入れておいしく飲んでほしい」と3年の給食委員長内山桃歌さんに10キロ分を手渡した。内山さんは「住んでいる地域のお茶を大切にいただきます」と感謝した。  小笠地域の茶生産者で組織する小笠茶業委員会は、地元の茶に関心を持ってもらおうと毎年教育保育施設に茶を贈っている。今年は18工場から一番茶の提供があった。  (掛川支局・宮坂武司)

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  • NPO体験前に中高生が学習会 菊川

     菊川市市民協働センターはこのほど、夏休みに実施する「中高生NPO体験セミナー」の事前学習会を同市のプラザきくるで開いた。社会貢献に関心のある中高生75人が参加した。 中高生がセミナーでNPOの業務を体験する前に、より地域や自分自身を知ってもらおうと学習会を実施した。同市の「NPO法人うまのあと」の小林雅幸代表が活動を紹介したり、「認定NPO法人キーパーソン21」がワークショップ「自分のわくわくエンジンを見つけよう」を開いたりした。生徒は自分が好きなことについて理由を考え、言語化することによって自分の興味関心を深掘りした。

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  • 29日早朝の大雨 菊川で76棟が浸水被害、道路も冠水

     菊川市は29日、同日早朝の大雨で床上浸水11棟、床下浸水65棟の被害を市内で確認したと発表した。午後3時現在の集計。人的被害はなかった。  市によると半済、本所、加茂など旧菊川町地区を中心に被害があった。道路は一時、冠水により市道3カ所で通行止めとなったが、午後3時までに全て復旧した。このうち、市道朝日2号線のJRアンダーパスは最深約3メートル水がたまった。車両1台が立ち往生をしたが、運転手は避難して無事だった。  災害ごみは同市棚草の環境保全センターで、30日午前9時から午後4時まで受け入れる。週末の受け入れも実施する予定。市役所本庁舎一階の環境推進課では30日午後4時まで、消石灰を配布し

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  • 金属バットで殴打 牧之原男性殺害 静岡地検、殺人罪で起訴

     牧之原市片浜の会社員男性(41)=中国籍=が自宅で殺害された事件で、殺人容疑で牧之原署捜査本部に逮捕された菊川市本所、無職の男(46)=同=が、金属バットで男性の頭などを殴っていたとみられることが29日、静岡地検への取材で分かった。地検は同日、容疑者を殺人の罪で静岡地裁に起訴した。  起訴状によると、被告は8日午前5時半ごろ、牧之原市片浜の男性宅で男性の頭や背中などを金属バットで多数回にわたって殴打し、外傷性ショックで死亡させ、殺害したとされる。  関係者によると、被告と男性は女性を巡るトラブルがあったとみられている。被告は周囲に男性と話しに行くと告げ、7日夜~8日朝に男性宅を訪問。その後、

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  • コロナワクチン 50代の接種開始前倒し 菊川市

     菊川市は28日、新型コロナワクチン接種の50~59歳の予約開始日と接種開始日を前倒しすると発表した。  予約開始は7月30日午前9時、接種開始は8月2日とし、従来の予定より4~9日早める。予約は郵送済みの接種券を使い、ウェブサイトか電話で行う。  8月2日から予約と相談の電話番号を変更する。  新番号は予約センター<フリーダイヤル(0120)507001>、接種相談窓口<フリーダイヤル(0120)285780>。

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  • 山崎、渥美両選手母校・常葉大菊川高沸く【五輪ソフトボール金】

     東京五輪ソフトボールで金メダルを獲得した日本代表の山崎早紀選手(掛川市出身)、渥美万奈選手(浜松市出身)の地元では関係者が各所で米国との決勝戦をテレビ観戦し、優勝に歓喜した。  2人の母校、菊川市の常葉大菊川高ではソフトボール部の部員ら約40人が校舎内で観戦。桜井康晴監督(39)は「2人は高校時代から素晴らしい選手だった。日の丸を背負って金メダルを取る日が来るとは。常葉大菊川の誇り」と喜んだ。高校時代に主将を務めた渥美選手の活躍を見て、2年の松下紗季主将(17)=菊川市=は「粘り強い打撃と堅い守備が良かった。渥美選手が大事な場面で仲間に声を掛けていた場面が印象に残った。私もチームに安心感を与

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  • 常葉大菊川高が熱海義援金募金

     菊川市の常葉大菊川高がこのほど熱海市土石流災害の義援金募金活動を校内で行った。集まった約4万円を現地に届ける。生徒会役員らが朝の登校時や文化祭会場で協力を呼び掛けた。 村松秀映生徒会長(3年)は「ニュースで見て、とんでもないことが起きたと感じた。自分たちの力でできることを考えて行動した」と話した。

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  • 4中学に図書寄贈 菊川LC

     菊川ライオンズクラブ(LC)はこのほど、菊川市と牧之原市の4中学校に図書59冊を寄贈した。 毎年実施している。常葉大菊川、菊川西、菊川東、牧之原の各中学校で要望のあった本をそろえた。16日には同LCの落合岐良会長らが牧之原中を訪れた。贈呈式が行われ、代表で出席した3年の松下英心さんと村田ももさんは落合会長から本を受け取ると、「全員で大切に読ませていただきます」と感謝の言葉を述べた。

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  • 患者の心を癒やす障害者アート設置 静岡済生会病院内

     静岡市駿河区の静岡済生会総合病院内の壁面にこのほど、菊川市の社会福祉法人「草笛の会」を利用するM.さちよさんが原画を描いた作品が飾られた。ヒーリングアートとして、病気や治療に不安を抱える患者や関係者の心を癒やす。  タイトルは「船のある風景」。青色を基調に、船と港をポップな色彩で表現したパステル画で、縦2メートル、横3・5メートルほどに拡大した。アートを通じて障害者らを応援するNPO法人アートコネクトしずおか(静岡市葵区)が同院に提案し、社会福祉法人「まごころ」(同市駿河区)が設置費用などを負担した。  障害者アーティストの作品設置は3回目。吉沢加代子看護部長は「患者さんがよく利用する通路。

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  • 菅本さん(とぴあ浜松)最優秀 菊川「静岡そだち」枝肉共励会

     JA静岡経済連は23日、特選和牛「静岡そだち」の枝肉共励会を菊川市の小笠食肉センターで開いた。静岡そだち認定農場の会の会員生産者12人が1点ずつ出品し、菅本徹さん(とぴあ浜松)が最優秀賞、関伸二郎さん(同)と遠藤英雄さん(バイオ)が優秀賞に輝いた。 枝肉の色やさし、ロース芯の大きさ、歩留まり基準値などを同センターの審査員らが採点した。審査員は「さしの入り方やロース芯の大きさなどは全国的に見てもレベルが高い。生産者の努力がうかがえる枝肉が目立った」と講評した。

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  • 防災テーマに体験講座 避難所運営やペット対策も 菊川

     菊川市の菊川文化会館アエルで24日、「アエルこどもサマーフェスティバル」が始まった。同日は子育てサポーターぽれぽれによる「パワフルジャンプきくがわ」が開かれ、防災をテーマにした体験講座が行われた。8月15日まで、アエルでさまざまなイベントが予定されている。  避難所運営ゲーム(HUG)の体験や段ボールベッドの展示など地元団体や企業が九つのブースを並べた。「どうぶつ共生防災ネットワーク」は災害時のペットの同行避難を紹介した。長谷山鈴江代表らがペット用の防災バッグを用意することや、風呂敷で小型の動物を運べるスリングの作り方を紹介した。  このほか物々交換会「ママバトン」や防災食の講座などが行われ

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  • 伝統の焼きびなを児童制作 文化財の歴史、価値学ぶ 菊川

     菊川市教育委員会は23日、郷土工芸品「焼きびな」と古代の土器を制作する「どきどきフェスティバル」を市埋蔵文化財センターで開いた。小学生20人余りが参加して文化財の歴史や価値を学んだ。  市内には古墳群があり、土器が多数見つかっている。江戸時代には粘土を焼成、着色して造る色鮮やかなひな飾りが生まれ、受け継がれてきた。イベントは豊かな文化に触れてもらおうと企画した。  焼きびなはお内裏様や七福神、猫、鳥といった型に粘土を詰め、取り外して表面を滑らかに磨いてから焼成する。児童たちは好きな型を選んで整形し、余った粘土で思い思いの小物を造った。8月に再度集まり着色する。  同センターは夏休みから10月

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  • 聖火ヘッドマーク展示 天竜浜名湖鉄道 30日まで菊川市役所

     東京五輪の開幕に合わせ、菊川市役所で、天竜浜名湖鉄道の聖火ヘッドマークが展示されている。21日、市役所で受け渡し式が行われ、松井宜正社長が長谷川寛彦市長にヘッドマークを手渡した。 同鉄道は6月23日、浜松市北区で行われた聖火リレーで臨時列車を運行し、西気賀駅から気賀駅まで聖火を運んだ。直径60センチのヘッドマークは列車に装着した特製で、日付や聖火を運んだランタンがデザインされている。 展示は長谷川市長が同鉄道の前社長だったことが縁で企画された。2人は「ヘッドマークの展示によって、オリンピックの機運が高まり、盛り上がりにつながれば」と話した。 展示は7月30日まで。本庁舎1階ロビーで平日のみ行

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  • 聖火リレートーチを体感 菊川東中 ランナー藤原さん招く

     菊川市の菊川東中で20日、聖火リレーのトーチに触れる会が開かれた。生徒にオリンピックを身近に感じてもらおうと、同市在住の聖火ランナー藤原未央さん(41)を招いた。  藤原さんはランナーへの応募動機について「37歳で乳がんを発症して、友人や家族の支えがあって病気に立ち向かうことができた。聖火リレーは私が生きていることを証明するために走った」と語った。生徒から走った感想を質問されると「1人が走るのに、サポーターや沿道で応援する人がいる。みんなで協力して成し遂げていると実感した」と答えた。  生徒は藤原さんからトーチの持ち方を教わり、大きさや重さを体感した。7月末まで同校に、ユニホームやトーチが展

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  • コロナワクチンのネット予約 菊川市が手順を動画に

     菊川市は20日から64~60歳の新型コロナウイルスワクチン接種の予約を開始したのに合わせて、市ホームページなどで予約手順を解説する動画を公開した。共創事業としてオンライン環境設定代行のカインドBizが動画制作に協力した。 約3分の動画で、インターネット予約の操作手順を説明する内容。予約システムへの接続方法、ログイン、予約完了までの手続きがわかる。市ホームページのほか、ユーチューブの市公式チャンネル「広報菊川」でも閲覧できる。

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