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袋井をより良い街へ 若き発想、市長らに披露 中学生が「未来会議」

 袋井市教委は18日、次世代を担う中学生に市政への関心を高めてもらうとともに、自主的な学びを支援しようと「中学生未来会議」を市防災センター(同市国本)で開いた。市内4中学校の生徒が「誰もが笑顔で住みやすいと感じる市にするために、どんな企画や場があると良いだろう」をテーマに、若者らしい柔軟な発想を大場規之市長らに披露した。

中学生未来会議で、市幹部らと活発に意見を交わす生徒ら=袋井市国本の市防災センター
中学生未来会議で、市幹部らと活発に意見を交わす生徒ら=袋井市国本の市防災センター

 2015年度から続く事業。これまで、会議の形を変えながら市幹部らと将来を見据えた意見交換を行ってきた。今年は、浅羽と袋井南、袋井、周南の4中学校から計8人が参加し、生徒自らテーマ設定や会議の企画・運営などを担った。
 生徒らは3班に分かれて「JR袋井駅周辺の水田を有効活用して広場を新設し、老若男女が楽しめるイベントを開催する」などと提案。集まった市幹部や市議会議員らと活発に意見を交わした。大場市長は「自分たちに何ができるのかを考えることが大切。できることを少しずつ企画して発信すれば、みんな応援してくれる」と助言した。
 (磐田支局・崎山美穂)

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