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浅羽佐喜太郎記念碑に献花 袋井・常林寺でベトナム訪日団

 ベトナム中部トゥアティエン・フエ省の越日友好協会の訪日団が2日、袋井市梅山の常林寺を訪れ、ベトナム独立運動の指導者ファン・ボイ・チャウを支援した同市出身の医師浅羽佐喜太郎(1867~1910年)の記念碑に献花した。

浅羽佐喜太郎の記念碑に献花する訪日団の一行=袋井市梅山の常林寺
浅羽佐喜太郎の記念碑に献花する訪日団の一行=袋井市梅山の常林寺

 団長を務める同省外務副局長のドー・ティー・ミー・チャウさんやファン・ボイ・チャウのひ孫にあたるファン・ニャット・トゥオンさん(57)ら8人が来訪。袋井ベトナム友好協会の関係者や佐喜太郎のひ孫の浅羽秀一さん(75)が出迎えた。トゥオンさんらは記念碑に花をささげ、佐喜太郎の墓に手を合わせた。
 同市とベトナムの交流は佐喜太郎が、ファン・ボイ・チャウの窮地を助けたとされることから始まった。

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