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児童クラブ情報や体験談も 袋井の市民団体 子育て支援冊子完成

 袋井市の市民団体「ふくろい子育てハンドブックはなさき編集委員会」がこのほど、18歳までの子どもを持つ世帯向けに発達支援や子育てに関する情報をまとめたハンドブック「はなさき」(A5判、72ページ)を作成した。市内の保育園や小学校などを通じ配布する。

子育てハンドブックの完成報告に訪れた篠田代表(中央)ら=袋井市役所
子育てハンドブックの完成報告に訪れた篠田代表(中央)ら=袋井市役所

 支援センター、園、児童クラブなどの子育て情報や心配事の相談先、県の相談窓口などを掲載したほか、利用した保護者の体験談を盛り込んだ。企画に賛同したデザイナーが協力し、見やすく、使いやすい構成を意識した。
 同市には乳児期以降の年齢向けのガイドブックがなく、子育て中の母親が中心となって編集委員会を発足させた。約半年をかけて制作し、企業協賛などを募って1万冊を発行した。
 市の協働まちづくり事業の一環で、子ども未来課も関わった。篠田久美代表らが市役所に大場規之市長を訪ね、完成を報告した。篠田代表は「『子育てするなら袋井で』と思われる街を目指す一助になればうれしい」と話した。

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