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被爆ピアノ 平和の尊さ奏でる 袋井の演奏家 三川小でコンサート

 袋井市の三川小の体育館でこのほど、広島市で1945年に原爆の被害を受けたピアノを演奏する「被爆ピアノコンサート」(袋井市被爆ピアノ実行委主催)が開かれた。

被爆ピアノの繊細な音色を響かせる安間さん=袋井市の三川小
被爆ピアノの繊細な音色を響かせる安間さん=袋井市の三川小

 袋井市在住のピアニストで歌手の安間鮎子さんが演奏を披露した。全校児童約140人が繊細なピアノの音色に耳を傾け、平和の尊さを学んだ。児童も「メリーさんの羊」などを演奏し、ピアノに触れた。
 被爆したピアノを修理して全国での演奏会に協力している調律師矢川光則さん(71)も登壇し、被爆ピアノの成り立ちとともに、原爆の怖さを伝えた。体育館には広島県と長崎県が原爆によって受けた被害を解説する資料も展示された。

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