2023年2月3日(金)

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静岡市の記事一覧

  • 手作りお面で「鬼は外」 節分前に豆まき 静岡市の梨花幼稚園

     静岡市駿河区の梨花幼稚園は2日、節分の日を前に「豆まきの集い」を行った。手作りした鬼のお面をかぶった全園児約280人が参加し、豆まきの意味を学んだ。  鬼に扮(ふん)した幼稚園の教諭が劇を演じ、節分に豆をまくのは心の中にいる「泣き虫鬼」や「めんどくさい鬼」を追い払うため、と説明した。  園児は登場した鬼に驚きつつ「鬼は外、福は内」と大きな声を掛けながら豆を投げる動作をし、童謡「まめまき」や「赤鬼と青鬼のタンゴ」を元気よく歌った。  鬼退治のご褒美に菓子が配られ、園児の間に笑顔が広がった。年長の間嶋莉仁くん(6)は「かっこいいお面が作れた」と胸を張った。

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  • 中電の送電鉄塔の再建「年単位」 静岡市の2基 台風15号で倒壊

     昨年9月の台風15号で静岡市葵区の山間部にある中部電力パワーグリッドの送電鉄塔2基が倒壊した問題で、建て替えには年単位を要する見通しであることが2日、同社への取材で分かった。電気は現在、安定供給されているが、通常と異なる別系統で送電する応急対応の状態。新たな災害やトラブルに対し脆弱(ぜいじゃく)な状況で、発生から4カ月が経過する中、同社は早期復旧を目指す。  1月中旬、上空から見た倒壊現場では、土砂崩落に伴って倒れた鉄塔2基が当時と変わらず痛々しい姿をさらしていた。一方、周囲の樹木は一部伐採され、再建に向けた準備作業が進んでいる。  同社によると、鉄塔は現在地とは別の地点に建て替える。倒壊現

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  • 清水港の次世代交通調査へ 静岡市、乗り物候補を検討

     新サッカースタジアム建設など大型開発構想が浮上している静岡市清水区のウオーターフロント地区をスムーズに移動できるようにするため、市は2023年度、次世代モビリティー(乗り物)導入の調査に乗り出す。再生可能エネルギー由来の電力や水素を地産地消することで動く、小型の乗り物を想定していて「環境に優しい港」をアピールする。  想定するのはJR清水駅がある江尻地区と商業施設エスパルスドリームプラザのある日の出地区を結ぶ区間。かつて国鉄の線路が通っていた市道「清水港線跡緑道」(約1キロ)を中心に、新型モビリティーの導入を検討する。  新年度当初予算案に調査費1500万円を盛り込む方針。  江尻地区は、E

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  • 自治体の担当者が高血圧対策学ぶ 静岡市葵区で研修会

     静岡県はこのほど、高血圧対策をテーマにした研修会を静岡市葵区で開いた。県や市町で保険事業や健康づくりに取り組む担当者らが参加し、医療データの分析手法や自治体の優良事例を学んだ。国民健康保険加入者らの膨大な医療データを健康課題の解決に生かし、医療費の適正化を図る狙い。事業に協力した静岡社会健康医学大学院大の田原康玄研究科長は、保健師や栄養士が日常業務で感じる疑問や課題を基に仮説を立てた上で、データで検証することが重要だとの認識を示した。  県内外の自治体担当者は減塩や血圧測定を促す取り組みを報告した。伊豆の国市健康づくり課の担当者は尿中のナトリウムとカリウムを測定した結果を踏まえ、野菜摂取の重

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  • デザイン専門学校 卒業生の作品並ぶ 静岡市葵区で2月5日まで

     静岡デザイン専門学校(静岡市葵区)の卒業生によるグループ展「To Be Continued(トゥー・ビー・コンティニュード)」が5日まで、同区七間町の同校サテライトギャラリー「デザインファーム」で開かれている。  2018年にグラフィックデザイン科を卒業した11人が、社会人になって制作したイラストレーションや立体物など約120点を持ち寄った。ユニークな表情を見せる自作のキャラクターなどが色鮮やかに並ぶ。  出展者の井手柚さん(23)は「卒業後にそれぞれが積んだ経験で向上した技術の成果を見てほしい」と話した。

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  • 廃棄物処理に関心を 特支学校で出前講座 静岡市駿河区

     静岡県産業廃棄物協会は2日、廃棄物の適正処理に関心を深めてもらう環境出前講座を、静岡市駿河区の静岡南部特別支援学校で開いた。小中等部の生徒11人がリサイクルや分別の仕事について学んだ。  同協会青年部の海野貴治さん(40)が講師を務め、ごみ処理の流れや不法投棄の惨状などについて説明した。海野さんはペットボトルをチップ状に破砕加工する工程を説明したり、収集運搬車に段ボールを積み込む体験を子どもたちにしてもらったりしながら、循環型社会の重要性を説いた。  同協会理事で青年部会長の熊王紀夫さん(48)は「廃棄物処理は社会のサイクルとして欠かせない業種。将来の職業選択の一つになれば」と語った。

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  • 日銀・若田部副総裁 静岡県内で懇談 金融緩和継続の重要性を強調

     日銀の若田部昌澄副総裁は2日、静岡市葵区で開かれた県内経済団体トップらとの金融経済懇談会に出席し、大規模金融緩和継続の重要性を強調した。  県内経済の現況については「供給制約の影響を受けつつ、基調としては持ち直している」との見方を示した。今後の成長への鍵として、輸出振興や訪日客需要の取り込みに向けたインフラ整備と新産業創出、人口増対策を含めた雇用、子育て施策を挙げた。  大規模緩和政策に関し、「10年にわたって経済成長や雇用増などさまざまな面で成果を挙げてきた」と指摘。「今後の不確実性は高く、物価安定の目標を持続的、安定的に実現するため、引き続き着実に進めていく必要がある」と述べた。  静岡

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  • 勧誘役に指示か 詐欺容疑で逮捕 静岡の男性2200万被害

     静岡市駿河区の男性=当時(76)=から現金2200万円をだまし取ったとして、静岡南署組織犯罪対策推進本部と県警捜査4課は2日、詐欺の疑いで東京都新宿区西新宿3丁目、自称建設業の男(29)を逮捕した。同署によると、容疑者は詐欺ほう助罪で有罪判決を受けた詐欺グループの受け子を勧誘するリクルーター役の男=当時(22)=に指示を出していたとみられる。  逮捕容疑は昨年8月3日、既に逮捕済みの4人らと共謀し、親族らを名乗って「電車の棚にかばんを置き忘れた」「取引先に払うお金を貸してほしい」などと男性宅に電話をし、2回にわたり現金計2200万円をだまし取った疑い。  同署などは同詐欺グループが準暴力団組

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  • 第2子保育料完全無料化 4月から、静岡市が政令市初

     静岡市は1日、子育て世代の経済的負担の軽減に向けて、第2子の保育料を4月から完全無料化すると発表した。母親の伴走型支援や新たな屋内遊び場施設整備にも着手し、ハードとソフトの両面から子育て世代を総合的にサポートする。  同市の現在の保育料は、きょうだい全員が未就学児の場合は第1子は全額負担、第2子は半額負担、第3子以降は無料。ただ、年収やきょうだいの年齢によっては第2子以降も利用者が全額または半額を負担している。4月からは年収やきょうだいの年齢に関係なく、第2子の保育料を完全無料化にする。  市幼保支援課によると、第2子の無料化は政令市では初。これに伴い月平均約1万6千円~約5万円の負担軽減に

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  • 「どこでもポリス」静岡県警独自防犯アプリ始動 情報タイムリーに

     静岡県警は1日、独自に開発した防犯アプリ「どこでもポリス」の運用を開始した。身近な犯罪や特殊詐欺に関する迅速な情報提供に加え、女性や子どもが犯罪から身を守る際に役立つ防犯機能などを備えた。静岡市葵区で行われた完成記念式典で、加藤悟生活安全部長は「タイムリーに分かりやすい情報を提供する。多くの県民に利用してほしい」と呼びかけた。  静岡県の地図上に自転車盗や空き巣、交通事故、子どもや女性に対する不審者事案、特殊詐欺などの発生状況や警戒区域を表示する。居住地などを「マイエリア」として登録した利用者に対し、身近な犯罪情報を中心にプッシュ通知で素早く注意喚起する。  犯罪から身を守る機能も充実させた

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  • 静岡・杉尾の盛り土 土石流発生の目安超す勾配 地盤23度、静岡県「安全と言えず」

     藁科川上流の静岡市葵区杉尾地区にある土石流危険渓流に無許可で盛り土が造成されている問題で、盛り土の地盤の勾配が、国が土石流発生の目安としている「15度以上」の23度であることが1日までの県への取材で分かった。28人が死亡・行方不明になった一昨年の熱海土石流の崩落盛り土と同じ水準の傾斜角。県は「安全とは言えない」(砂防課)とし、土砂の全量撤去を基本に対策を検討している。  県によると、杉尾の盛り土は最上部と最下部を結んだ線で勾配を計算すると23度で、盛り土から約700メートル下流にある人家までは14度。盛り土の下流側1・5キロの地点で2度まで緩くなる。砂防課はこうした勾配を考慮すると途中の人家

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  • しずおかFG TJSを完全子会社化 地域企業のデジタル化推進

     しずおかフィナンシャルグループ(FG)は1日、ソフトウエア開発と人材派遣を手がけるティージェイエス(TJS、静岡市清水区)を完全子会社化した。昨年10月のFG移行後、初めて傘下に加わる子会社となる。専門事業者のノウハウとFGのネットワークや提案力を組み合わせ、地域企業のデジタル化と生産性向上、人材面の支援を強化する。  異業種参入を認める2021年施行の改正銀行法に基づき今年1月、金融庁から「他業銀行業高度化等会社」の認可を受けた。全株式取得額は非公表。  1979年創業のTJSは生産、流通管理などの情報システム開発のほか、IT関連などの人材派遣業務を手がける。人材派遣では県内大手で登録者は

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  • 静大・浜医大再編 静岡市長が期成同盟会設立に疑問「自治を尊重」

     静岡大と浜松医科大の運営法人統合・大学再編を巡り、浜松市と地元経済団体などが期成同盟会の設立を計画していることに関し、静岡市の田辺信宏市長は1日の定例記者会見で、「大学自治の問題。期成同盟会をつくるのは、いかがなものか」と疑問を呈した。  期成同盟会は3月上旬にも発足し、両大学が1法人2大学を目指すとした合意書の早期実現に向けた活動を展開する。期成同盟会は県中部、東部の自治体にも参加を呼びかける方針だが、田辺市長は参加する考えはないとし、「静岡大が今後どうあるべきかを下支えしていく。大学の自治を尊重する」と強調した。  一方、田辺市長は2022年7月の記者会見で、1法人の下に1大学を置く統合

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  • 卓球Tリーグ新チーム名は「静岡ジェード」 静岡市拠点に来季参戦

     静岡市北部の中山間地「オクシズ」を拠点に来季から卓球Tリーグに参戦する男子チームのチーム名が1日、「静岡ジェード」に決まった。同市の鳥「カワセミ」がモチーフで、一般公募・投票により決定した。県庁で会見した運営会社「静岡オクシズUU」の河村水稀代表は「カワセミのように鋭く羽ばたいていくイメージ。静岡の代表に恥じないチーム運営をしていきたい」と意気込んだ。  チーム名はカワセミの漢字表記でもある宝石「翡翠(ひすい)」の英訳「jade(ジェイド)」が由来。石言葉を基に「繁栄、長寿、幸福」などの願いが込められている。500件超の応募の中から選ばれた五つの最終候補に約1000票の一般投票があり、僅差で

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  • 真っ白な氷柱幾重にも 安倍の大滝、部分結氷 静岡・梅ケ島

     連日の厳しい寒さの影響で、静岡市葵区梅ケ島の「安倍の大滝」が部分結氷している。隣接する同区井川で氷点下6・3度の最低気温を観測した1日早朝には、滝周辺の岩肌に真っ白な氷柱が幾重にも重なる幻想的な光景が見られた。  梅ケ島の温泉街へと向かう県道から安倍川支流サカサ川沿いの登山道に入り、上流へ約40分。標高約980メートル地点で大きな音を立てて流れ落ちる大滝が目前に現れる。  1月下旬に強い寒気が県内を覆い、久しぶりの全面氷結が期待された。水量が多い影響か流れを止めるまでには至らなかったが、滝口周辺は凍り、美しい姿を楽しめる。  安倍の大滝は、日本の滝百選にも選ばれる名瀑(ばく)。落差約90メー

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  • 駿河湾フェリー 4月から運賃減額 3月割引終了で

     一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーは1日、清水―土肥港間を結ぶ駿河湾フェリーの運賃を4月1日に改定すると発表した。現在実施中の運賃半額キャンペーンは3月末に終了する。運賃収入の柱である旅客運賃を現行の大人2300円から300円引きの2千円に変更するなど、全体的に減額し、半額割引終了後の利用者数維持を図る。  最も引き下げ額が大きいのは、車両運賃のうち全長6メートル未満の区分で、現行の6300円から約6割の4千円に変更する。二輪車のうちバイクも約4割引き下げの1千円とする。新型コロナウイルス禍を機に需要が増えた個人旅行客の獲得に向け重点を置いたという。  これまで販売していた回数券は利用率が低

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  • 5類引き下げ「調整進める」 新型コロナで静岡市長

     静岡市の田辺信宏市長は1日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられることについて「関係機関と連携して円滑に調整を進め、情報発信をしていく」と述べた。  田辺市長は医療現場の逼迫(ひっぱく)状況が依然続いているとして「まだまだ適切な感染症対策が必要」と強調した。5類移行により、個人の判断に委ねられるマスク着用に関しては「市民の混乱を招かないようにしたい」と語り、科学的根拠に基づいた対応策を国に求めた。

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  • 静岡の80代女性、カード詐取被害 40万円引き出される

     静岡市葵区の80代女性が1日、警察官を名乗る男らにキャッシュカード2枚をだまし取られたと静岡中央署に届けた。口座から現金約40万円が引き出されていた。同署が特殊詐欺事件とみて捜査している。  同署によると、1月31日午後3時ごろ、女性宅に警察官を名乗る男から「キャッシュカードが使われている。私服の警察官を自宅に向かわせる」などと電話があった。女性は自宅を訪れた男に「キャッシュカードを回収して警察で処分する」と言われ、カード2枚を手渡したという。

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  • 静大生を応援!夕食100円で提供 静岡・浜松両キャンパス 3日まで

     静岡大と同大生活協同組合はこのほど、物価高騰の影響を受けている学生に安価で食堂を利用してもらおうと「学生応援!100円夕食プロジェクト」を始めた。3日まで静岡、浜松の両キャンパスで行う。  同大卒業生や企業などからの寄付金でつくる「未来創生基金」を活用した。同大に通う学生を対象に日替わりの夕食メニューを100円で提供する。各キャンパス1日170食限定。  静岡市駿河区の静岡キャンパス生協第一食堂の前には初日、長蛇の列ができた。学生は受付で学生証を見せ「ヒレカツカレー」や「チキン竜田丼」など4品から選んで購入。午後5時の開店から約30分後には全て売り切れた。  同キャンパス近くで1人暮らしをす

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  • 子どもの腸内環境改善へ新ブランド サッカー元日本代表・鈴木さん経営「AuB」

     サッカー元日本代表の鈴木啓太さん=静岡市出身、顔写真=が社長を務め、腸内細菌を研究するベンチャー企業「AuB(オーブ)」はこのほど、新ブランド「aub for kids」を立ち上げると発表した。約30種類の腸内細菌が入った子ども向けの粉末食品を、1日から自社サイトなどで販売している。  粉末食品は溶けやすいパウダー状で、食物繊維も配合。飲み物や食事に混ぜて摂取できる。今春に第2弾としてスープを発売する予定。  同社によると、健康な人ほど腸内環境の多様性が高く、腸内環境の基礎ができる2~6歳に多様な菌に触れたり、食材を取ったりすることが重要だという。鈴木さんは記者会見で「おなかから子どもの健や

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  • 偽ロレックス販売容疑の男を逮捕 静岡南署

     人気腕時計ブランド「ロレックス」の偽商品をインターネット上で販売したなどとして静岡南署は1日、商標法違反と詐欺の疑いで静岡市駿河区聖一色、自称飲食店経営の男(33)を逮捕した。  逮捕容疑は昨年11月3日、ロレックスの類似商標を付けた腕時計1点を正規品のように装って横浜市の男性(52)に販売し、同社の商標権を侵害した上、男性から現金30万円をだまし取った疑い。  同署によると、被害男性が商品受け取り後に偽物だと気付き、被害届を提出した。

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  • 記者コラム「清流」 伊豆山の教訓はどこへ

     静岡市葵区の藁科川上流の砂防指定地に不適切な盛り土が2カ所造成され、県警が捜査を始めた。規模は計約42万立方メートル。全国最大級という。  砂防行政を担う県が盛り土を把握したのは約17年前。業者の違法開発を制止する機会は幾度もあったはず。しかし、熱海市伊豆山の土石流災害後も土砂搬入は続き、今も県は撤去命令を出していない。  教訓は一体どこへ-。違法盛り土の崩壊で27人が死亡し1人が行方不明になった熱海土石流は、県と熱海市がずさんな開発行為を見過ごしてきた末の人災だった。同区の盛り土に対する県の対応を見れば、誓ったはずの再発防止を軽視しているようにも映る。  伊豆山のある遺族は語っていた。「二

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  • ⚽御前崎で昇格目指しキャンプ J3福島、歓迎セレモニー

     御前崎市内でトレーニングキャンプを行っているサッカーJリーグ3部(J3)福島ユナイテッドの歓迎セレモニーが1日、同市門屋の御前崎ネクスタフィールドで開かれた。  J3福島の御前崎キャンプは2年目。12日まで滞在して体力強化などに励む。鴨川朗副市長は「ぜひ有効なキャンプにしていただき、J2昇格を目指してほしい」と激励した。チームには特産品のイチゴとメロン、遠州夢咲牛が贈られた。  選手を代表し、ゴールキーパーの山本海人選手(37)=静岡市清水区出身=が「切磋琢磨(せっさたくま)し、昇格できるチームづくりをしていきたい」とあいさつした。2季目の指揮を執る服部年宏監督(49)=静岡市清水区出身=は

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  • 元静岡市消防局の課長に懲役5月 静岡地裁判決

     静岡市内でオートバイを酒気帯び運転したとして、道交法違反罪に問われた同市葵区、元市消防局葵消防署警備第1担当課長の野崎直文被告(53)の判決公判で静岡地裁は1日、懲役5月(求刑懲役6月)の実刑判決を言い渡した。  判決理由で国井恒志裁判官は、犯行直前に中ジョッキビール計8杯を飲酒していたとし「基本的な交通法規を意図的に破った」と認定。「酩酊度は相当高く、人を死傷させる危険性の高い犯行態様」と指摘した。  野崎被告は2019年9月にも別の道交法違反事件で有罪判決を受けたが、勤務先に報告せず公務員として働き続けていた。今回の飲酒運転は執行猶予期間の満了後わずか1カ月だったことに触れ、国井裁判官は

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  • 自身の検証記載せず 静岡市長、災害対応「今も自問自答」

     静岡市の田辺信宏市長は1日の定例記者会見で、昨年9月の台風15号における市の対応を検証した市の中間報告に関し、災害対策本部長である田辺市長の責任に触れられていなかったことについて、「(自身の対応の検証は)報告書に記載されるべき性質ではない」との認識を示した。  田辺市長は発災2日後の昨年9月25日に、被災地を視察する前に地域の敬老会や祭りに参加していたことについて「災害対応の最終責任は本部長の私にある。適切な行動だったかどうか、今も自問自答している」と明かした。  市長自身の対応を検証すべきではないかとの記者側の問いには、「市の災害対応力、危機管理能力を向上するための指針として報告書を残す。

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  • 打ちたてそば おいしいね 静岡市駿河区で子ども食堂 食材の大切さ体感

     静岡市駿河区のレストラン「セラヴィ」はこのほど、「子ども食堂」活動の一環で、職人によるそば打ちを披露した。店舗近隣の子どもとその保護者27人が参加し、力強いプロの技と打ちたてのそばの味を堪能した。  食材の大切さや食の楽しさを体感してもらおうと、鈴木啓介オーナーシェフ(46)が企画した。趣旨に賛同した「手打ち蕎麦(そば)たがた」(同市葵区)の田形治さん(54)が協力し、福井産の在来種を使ったそばを粉の状態から丁寧に打った。香ばしく匂う打ちたてのそばは、鶏肉や大根の端材などを使った炊き込みご飯とともに参加者に振る舞われた。  家族で参加した小西航太郎くん(11)は「今まで食べたそばの中で一番お

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  • 路線バスが軽乗用車に追突 静岡市清水区長崎の国道1号

     1日午後3時25分ごろ、静岡市清水区長崎の国道1号で、信号待ちで停止していた軽乗用車にしずてつジャストラインの路線バスが追突した。軽乗用車を運転していた同市の男性(26)とバス乗客の同市の女性(79)が首を打ち軽傷のもよう。清水署によると、バスには男性運転手(69)と乗客の女性の2人が乗っていた。同署が事故原因を調べている。

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  • 自動車部材にCNF活用へ 産学官研究会が報告書案

     植物由来の素材セルロースナノファイバー(CNF)の自動車部材への活用を目指し、県内の産学官が連携した研究会(会長・青木憲治静岡大農学部特任教授)の第5回会合が1日、静岡市葵区で開かれ、報告書案を取りまとめた。CNF普及に向け、部品の試作や研究開発などでさらなる支援や連携に取り組むとした。  研究会はCNF普及の課題を「強度確保」と「コスト」「リサイクル」に分類して検討した。報告書案では、高い安全性と強度が求められる自動車部品にCNF複合樹脂が使われるようになるには、試作品の耐熱試験などを重ねる必要があると指摘。CNFメーカーと自動車メーカーの協働による開発への公的助成の拡充も求めた。  CN

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  • 新会長に山本氏 静岡県農業経営士協会

     静岡県農業経営士協会は1月31日、総会を静岡市葵区で開き、任期満了に伴う役員改選で新会長に山本義明副会長(牧之原市)を選任した。任期は2年。  副会長は佐野智信(富士市)、藤野茂樹(浜松市)の両氏を選んだ。山本氏は「会員の声を国や県に届け、就農を志す若者を増やせるように励んでいきたい」と話した。  新型コロナウイルス禍で縮小してきた各部会での視察研修充実、行政や試験研究機関との連携強化などを盛り込んだ2023年度事業計画も承認した。  若手生産者でつくる県青年農業士会も同日総会を開き、土井良太氏(富士宮市)が会長に就いた。副会長は宮沢竜司(三島市)、渡辺泰且(掛川市)の両氏が選ばれた。

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  • 静岡県内の工芸家 作品を展示 松坂屋静岡店

     静岡県内の工芸家らの作品を集めた展示販売会「静岡の工芸2023」が1日、静岡市葵区の松坂屋静岡店で始まった。7日まで。  県工芸家協会の会員らによる陶芸やキルト、漆で作られた飾り箱など多彩な作品約200点が並ぶ。陶芸家で同協会会長の小割哲也さん(52)=富士宮市=は、炎が作り上げた自然な文様が特徴の信楽焼や織部焼など15点を出品した。  銀を使ったブローチを制作し、前年度の県工芸美術展で最優秀会員賞を受けた同市清水区の現代ジュエリー作家松浦峰里さん(49)は「精魂込めて作った作品から手のぬくもりを感じてほしい」と話した。最終日は午後4時まで。

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  • 地域防災力強化を支援 B&G財団 牧之原市と協定締結

     牧之原市とブルーシー・アンド・グリーンランド(B&G)財団は1日、大規模災害に備えた「防災拠点の設置および災害時相互支援体制構築」に関わる協定締結式を同市の静岡市消防局牧之原消防署で開いた。同財団の防災拠点の整備は県内で初めて。  同財団が2021年度から進める全国各地の自治体と連携した事業の一環で、全国54カ所に防災拠点を整備している。同市には23年度までに総額3900万円の支援が決まっていて、市はこれまでに防災倉庫や油圧ショベル、災害用ドローンなどを配備して防災拠点を整備。今後は市職員や牧之原消防署員を対象に重機を扱うための研修などの人材育成事業を続け、周辺自治体との相互支援体制構築を進

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  • 定時・通信制高校が合同文化祭 学習成果、展示や舞台で 静岡

     第35回県中部高校定時制通信制生徒合同文化祭(県教委など主催)が1日、静岡市駿河区のグランシップで開かれた。県中部地区の定時制、通信制8校の生徒が参加し、展示とステージの2部門で学習の成果を発表した。  展示部門では、授業や部活動で制作した絵画や手芸作品など約700点を展示した。校歌をイメージして制作した大型のキルト作品や学校行事を紹介するコーナーも設けた。ステージでは、吹奏楽部や有志バンドによる演奏が繰り広げられた。  パッチワークで作ったポーチを出品した静岡中央高定時制の石原知実さん(21)は「初めてパッチワークをやった。何度か失敗したけれど、何とかかわいくできた」と話した。

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  • 2月定例会で102議案審議へ 静岡市議会

     静岡市議会は1日、議会運営委員会を開き、8日開会の2月定例会で2022年度一般会計補正予算案や23年度一般会計当初予算案など102議案を審議することを確認した。  13、14両日の常任委員会で22年度補正予算案を審議する。田辺信宏市長の施政方針演説は20日に行い、総括質問は28日~3月3日の4日間。23年度当初予算案などを審議する常任委員会は3月7~10日の4日間実施する。会期は3月17日までの38日間。

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  • 「はるみ」選果始まる JAしみず柑橘共選場 はじける果肉、食感特長

     静岡市清水区で誕生した柑橘(かんきつ)「はるみ」の選果作業が1日、同区のJAしみず柑橘共選場で始まった。一般市場への出荷は2日以降になるとみられ、3月中旬までに県内を中心に新潟や京浜地方などへ約500トンの出荷を見込む。  選果作業では生産者が持ち込んだはるみの糖度や傷の有無を光センサーでチェックしたほか、作業員が目視で外観を確認し出荷する果実をえり分けた。昨年は台風15号など天候不順が続き農作物への病気のリスクも高まったが、年末にかけて天候が回復したことや生産者の努力もあって食味は良く仕上がった。  「清見」とポンカンを交配して生み出されたはるみは果肉が他の柑橘類よりしっかりしているのが特

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  • 自転車ヘルメット着用を 静岡中央署 街頭で啓発

     静岡中央署は1日朝、自転車乗車時のヘルメット着用が4月に努力義務化されることを周知するため、街頭啓発活動をJR静岡駅付近で行った。改正道交法の要点をまとめたチラシを配布しながら、交通安全対策の実行を呼びかけた。  署員や県交通安全協会静岡中央地区支部の交通安全指導員ら約10人が街頭に並び、通勤通学中の自転車利用者にヘルメット着用を促した。  同署によると、自転車事故は、衝突時に車のフロントガラスや地面に頭を強く打つケースが多く、死亡や重傷に直結しやすい。署員らは「頭部への衝撃は致命傷になりかねない」と訴え、ヘルメット着用を求めた。  同署管内(静岡市葵区)では昨年、自転車事故が県内最多の35

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  • 菊川市の子育て応援事業に寄付 静岡トヨタ自動車

     静岡トヨタ自動車(静岡市駿河区)は1月31日、菊川市の子育て応援事業に現金10万3080円を寄付した。同社の佐野桂常務営業本部長ら3人が市役所を訪れ、長谷川寛彦市長に目録を手渡した。  浄財は、ネッツトヨタ浜松小笠店(菊川市赤土)の移転新築に合わせて開催した地元産野菜販売会「産直マルシェ」の売り上げの一部。市は、子どもが生まれた家庭に名前入り絵本を贈る「こんにちは赤ちゃん祝い品プレゼント事業」に活用する。

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  • 釣り場ガイド 静岡県東部/中部/西部

    東部  熱海 1月26日はベラやネンブツダイ、トウゴロウイワシ。27日はトウゴロウイワシやネンブツダイ、メジナ、タカベ、アイゴなど。28日はメジナや小イサキ、カワハギ、カサゴ、トウゴロウイワシなど。29日はメジナやアイゴ、カサゴ、オオモンハタなどが揚がった。  ▽熱海市和田浜南町 熱海港海釣り施設・電0557(85)8600   伊東 伊東港周辺はフカセ釣りやウキ釣りでメジナ狙い。餌はオキアミでハード加工の物が使いやすい。まき餌にはオキアミやアミエビに配合餌を混ぜたコマセを使用する。日中も気温が上がらないため、防寒対策を。  ▽伊東市静海町 稲七つり具店・電0557(37)0177   沼

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  • 送迎車の安全装置に1・5億 静岡市2月補正予算 台風被害対応も重点

     静岡市は1日、2022年度2月補正予算案を発表した。認定こども園などの送迎用車両への安全装置装備や昨年9月の台風15号被害への対応が柱。台風関連では復旧工事の遅れによる23年度当初予算案への付け替えなどで計57億2千万円を減額したため、一般会計は47億円の減額補正となった。  特別会計と企業会計を合わせた補正総額は52億9千万円の減額。  22年9月に牧之原市で発生した送迎バス女児置き去り事件を受けて国が送迎用車両への安全装置装備を義務化したことに伴い、こども園などの車両への装備助成費として約1億5千万円を計上した。このほか、保育施設や学校での新型コロナウイルス対策、出産を控えた妊産婦へのP

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  • 自転車ヘルメット着用啓発 静岡県警、4月の努力義務化向け

     静岡県警は1日、自転車乗車時のヘルメット着用が4月1日から全年齢で努力義務になるのを前に、県内全28署で一斉広報活動を展開した。自転車事故による死者の致命傷の約7割が頭部で、ヘルメット非着用時の致死率が着用時の約3倍に高まるデータを示し、「自分を守るためにぜひ着用を」と呼びかけた。  静岡市駿河区のJR東静岡駅南口周辺では通勤・通学時間帯に合わせ、県警交通企画課と静岡南署の計10人が活動した。警察官が乗車用ヘルメットを実際に装着してPRしたほか、交通安全指導員らが利用者一人一人に声をかけ、着用効果を掲載したチラシを手渡した。  自転車と電車で通学する同区の女子高校生(18)は「母親に聞いて知

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  • 袴田さん 差し戻し審 3月中旬、再審可否決定へ 東京高裁意向

     現在の静岡市清水区で1966年、みそ製造会社の専務一家4人を殺害したとして死刑判決が確定し、裁判のやり直し(再審)を求めている袴田巌さん(86)の差し戻し後の即時抗告審で、東京高裁が、再審開始の可否を3月中旬に決定する意向を示していることが31日、関係者への取材で分かった。候補日を複数提示し、弁護団に希望日を回答するよう求めている。  高裁は弁護団の希望を踏まえ、1カ月前には決定日時を告知するとみられる。  事件は、発生から1年2カ月後に現場近くのみそタンクでシャツなど「5点の衣類」が見つかり、袴田さんの犯行着衣とされた。しかし、付着した血痕には赤みが残り、弁護団は「不自然」として捏造(ねつ

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  • 静岡市長の責任「検証しない」 台風15号対応 市が中間報告

     静岡市は31日、昨年9月に発生した台風15号の市の対応を巡り、災害対策本部の設置や情報の収集・共有、災害ごみへの対応など11項目について検証した中間報告を公表した。災害対策本部の本部長を務める田辺信宏市長の対応には触れておらず、市危機管理総室の一柳明俊総室長は報道陣の取材に「組織としての検証であり、市長個人の責任について今後も検証の予定はない」と説明した。  災害対策本部の設置や初回本部会議の開催などの初動に遅れがあったことを問題に挙げ、気象情報や被害情報の収集、市民の問い合わせに忙殺されていた上、風水害を対象とした訓練が未実施だったことが原因とした。市民への情報発信も不十分だったとの見解を

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  • アイドルグループ「リンクルプラネット」 静岡市「プラモ化計画」PR 公式サポーター第1号

     静岡市は31日、同市の「プラモデル化計画」をPRするオフィシャルサポーター第1号として、プラモデルの魅力発信に取り組むアイドルグループ「リンクルプラネット」にサポーターを委嘱した。出演CMが2月1日から放映されるほか、テレビ番組やSNSなどを通じ同市のプロジェクトを紹介する。  リンクルプラネットは、市内に製造拠点を置く玩具メーカー「バンダイスピリッツ」のプラモガールズプロジェクトから誕生した9人グループ。同社の公式アンバサダーとして活動する。多くの模型メーカーが集積し、プラモデル国内出荷額8割超を誇る同市のシティプロモーションの展開に最適な人材と、市が判断した。  委嘱式で田辺信宏市長がプ

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  • 松坂屋静岡店 店長に上西氏

     大丸松坂屋百貨店は31日、松坂屋静岡店(静岡市葵区)の新店長に、上西征直経営戦略本部DX推進部長兼システム企画担当部長(53)が3月1日付で就任すると発表した。落合功男店長は、執行役経営戦略統括部経営企画部長兼事業ポートフォリオ変革推進部長に就く。  上西征直氏(うえにし・まさなお)1993年大丸入社。営業本部MD戦略推進室MD・チャネル開発統括部オムニチャネル・WEB通販・ギフト部長などを経て、2021年9月から現職。同志社大卒。大阪市出身。

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  • JAしみず「きらり」 「本気のパンケーキ」発売 ふわとろ食感好評

     「地元産の米粉を使ったふわとろ食感のパンケーキはいかが」-。静岡市清水区北脇でJAしみずが経営する「四季菜ジェラート&カフェきらり」は昨年12月末から「本気のふわとろスフレパンケーキ」を発売し、好評を集めている。地元産のイチゴやブルーベリー、四季の果物を使ったジェラートなどのトッピングを楽しめ、早春の清水の味を目いっぱい詰め込んだ。  新発売のパンケーキの特徴は通常使われる小麦粉ではなく、地元産のコシヒカリの米粉にこだわったこと。小麦粉と違い、水などと混じりにくいため、材料の配分などを50回以上も試行錯誤した労作だ。グルテンフリーのためアレルギー体質の人でも安心して食べられる。  同JA営農

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  • 統一地方選 山田氏が県議辞職 静岡市長選

     山田誠県議(60)=静岡市葵区、自民改革会議=は31日、県議会の薮田宏行議長から辞職が許可された。山田氏は任期満了に伴う静岡市長選(3月26日告示、4月9日投開票)に無所属で出馬を表明している。山田氏の辞職により、2月1日付で県議会は欠員2となる。新たな会派構成は次の通り。  自民改革会議39▽ふじのくに県民クラブ17▽公明党県議団5▽無所属5

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  • 羽田直通バス運行 新静岡で発車式 しずてつジャストライン

     JR静岡駅前と羽田空港(東京都)を結ぶしずてつジャストライン(静岡市葵区)の直通バスが31日、運行を開始した。新静岡バスターミナル(同区)で行った発車式で、山田光常務が運転手に花束を手渡した。  当初は2020年春の運行開始を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で見合わせていた。担当者は「航空需要は回復傾向にある。多くの人に利用してほしい」と語った。

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  • 空き家の庭木、無料で点検 4月から静岡市と市造園緑化協会

     静岡市は4月から、管理不全の空き家問題の解消に向け、空き家の庭木や植栽の無料点検サービスを始める。市造園緑化協会と連携して庭木の繁茂による道路や隣地へのはみ出しを防ぎ、近隣への悪影響を減らす。利用1年目は点検2回まで無料で2年目以降は有料。点検サービスをふるさと納税の返礼品に加え、所有者の負担軽減につなげる。  高齢化などで今後の空き家の数は増加が見込まれることから、管理が行き届かない空き家の数がピークを迎える前に、未然に悪化を防ぐ狙い。全国的にも珍しい取り組みという。サービスでは、所有者の依頼に応じて造園業者が現場を無料点検し、有料の庭木の除草や剪定(せんてい)を提案する。  市によると、

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  • 生コン廃棄物再利用 脱炭素へ静岡市と4社連携 炭酸カルシウム生成しCO2吸収

     静岡市と化学製品メーカーなど市内外の企業4社は31日、脱炭素社会の実現に向け、大気中の二酸化炭素(CO2)を直接回収する技術「DAC(ダック=ダイレクト・エア・キャプチャー)」に関する連携協定を締結した。生コンクリート工場で発生する産業廃棄物「生コンスラッジ」から炭酸カルシウムを生成し、多種多様な製品の材料として活用し、3年以内の事業化を目指す。  市と協定を締結したのは化学製品メーカーのタケ・サイト(同市駿河区)や、大林組(東京都)、鈴与商事(静岡市葵区)、三菱商事建材(東京都)。  炭酸カルシウムは生コンスラッジを粉砕して水などと混ぜることで生成され、その過程で大気中のCO2を吸収する。

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  • 新富士駅のコワーキングスペース 働きやすさ見える場に【記者コラム湧水】

     静岡県内新幹線駅構内の商業施設で初となるコワーキングスペースがJR新富士駅にできた。富士市が設置し、年明けの開所から3週間で約150人が利用している。テレワーク推進都市を掲げる市の関係者は出足好調という受け止めだ。市民の働きやすさの実感につながる新たな要素になり得るか注目している。  新幹線駅といっても、抑えめな音楽が流れているくらいで静か。手狭ともいえる一角だが、利用者のほとんどが新幹線の乗客というオフィスでは改札至近というロケーションが何にも勝る。  富士ヒノキをテーブルや柱に使った意匠は、仕事の満足度も上げているはず。県外への発信に期待する半面、機会があれば県内の人にものぞいてみてほし

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  • SUS、滋賀に新工場 事業所の生産力1.5倍に

     アルミフレーム製造販売のSUS(静岡市駿河区)が滋賀県甲賀市に建設していた新工場=写真=が完成し、1日から稼働を始める。製造業の現場で高まる工場自動化(FA)の需要を背景に、製造機械・装置などの部材となるアルミフレームについて、同社滋賀事業所の生産能力を1・5倍に増強する。東海、関西、北陸圏での提案力や販売力も高める。同事業所の隣接地に鉄骨平屋建て約4500平方メートルの施設を構えた。主にアルミフレームの加工や組み立て作業を展開し、自動車関連企業や電子部品メーカーなどの取引先からの受注に対応する。生産能力を引き上げた滋賀事業所の年間売上高は、2023年2月期の業績予想の約45億円から60億円

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  • 静岡市清水区「ま・あ・る」10周年 元こども店長、経験今も心に “卒業生”思い語る

     静岡市清水区の「市こどもクリエイティブタウンま・あ・る」が1月20日に開館10周年を迎えたのに合わせ、市はこのほど、記念式典を行った。児童がまちづくりを体験する同施設の事業で「こども店長」を経験したことのある“卒業生”が、当時の思い出や現在の取り組みを語った。  清水東高3年の藤井倫太郎さん、静岡雙葉高2年の川口真奈さん、東京都立大1年の向山基生さんが登壇した。3人は小学校を卒業後もボランティアやスタッフとして児童の活動をサポートしている。それぞれ「人生の半分以上をま・あ・るで過ごした。人前で話すなどの経験が今に結びついている」「ここで出会い、多くの苦楽と達成感を味わ

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  • チーズ作りで加工品理解 静岡英和大短期大学部 種類や消費量学ぶ

     静岡市駿河区の静岡英和学院大短期大学部の学生がこのほど、モッツァレラチーズ作りに挑戦した。森永乳業静岡支店(同区)の協力で、食物栄養学科の2年生約40人が身近な加工食品への理解を深めた。  学生は世界のチーズの種類や消費量を学んだ後、酵素とクエン酸を加えた牛乳を加熱して固め、水分を抜いて練ったり、成形したりして弾力のあるチーズに仕上げた。杉山郁乃さん(20)は「チーズをのばす時に入れる水の水温調節が難しかった」と話した。  同短期大学部と森永乳業は2019年に連携協定を結び、地域活性化や人材育成に取り組んでいる。

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  • 防災・減災の学び発表 駿河総合高2年 冊子やポスター作製

     駿河総合高(静岡市駿河区)の2年生が30日、防災・減災について学ぶ「地域防災コミュニティプロジェクト」の最終報告会を同校で開いた。  生徒約240人は昨年6月、4人一組のグループをつくり、市役所や消防署、子育て支援センターなどでフィールドワークを実施した。この日は訪れた先で見つけた課題の解決策を発表した。  各グループは、赤ちゃん用防災バッグを広く知ってもらうために冊子を作製したり、住宅用火災警報器の設置率を上げるためにポスターを制作したりした活動を説明した。  保育施設を訪問した塩津吏那さん(16)は昨年の台風15号で自宅が断水の被害に遭った経験から、災害時のトイレ問題をテーマに探究。段ボ

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  • 日中関係の在り方考える 静岡で識者対談 「友好」から「共存」へ

     静岡県立大グローバル地域センターは31日、講演会「中国人の日本観~日中関係の新動向」を静岡市葵区の札の辻クロスホールで開いた。同センターの柯隆特任教授と早稲田大の劉傑教授が対談し、オンラインを含め約200人が耳を傾けた。  昨年に国交正常化50周年を迎えた日中関係について、劉教授は「日中友好」から「戦略的互恵関係」に変化し、今後は新型コロナを機に「競争的共存関係」に転換するなどと説明した。柯特任教授は共存するために「互いに認め合うルールが必要」と指摘した。  「中国人の日本観は世代間でどう違うのか」という参加者からの質問に、劉教授は「政治と文化を切り離して考える若者もいて、多様化している」と

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  • 駿州の旅、歌と劇で紹介 静岡でコンサート 弥次喜多扮し魅力発信

     弥次喜多道中伝遊会はこのほど、「駿州の旅コンサート」(静岡新聞社・静岡放送後援)を静岡市駿河区の県男女共同参画センターあざれあで開いた。  2020年に日本遺産にも認定された東海道の旅の魅力を多くの人に知ってもらおうと企画し、今回で2回目の開催を迎えた。  吉原宿から藤枝宿までの特色を、各宿にちなんだ歌や弥次郎兵衛と喜多八に扮(ふん)した演劇で紹介。県内出身の歌手や有志らは「富士山」「東海道五十三次華の道・夢の道」など7曲を披露したほか、ゲスト歌手の宮路オサムさん、青山和子さんらも出演した。  オープニングでは踊りの愛好団体が「竹千代どんどん」「平成ちゃっきり節」を踊り、会場を盛り上げた。

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  • 台風被害支援に感謝状 静岡国道事務所、18社に

     国土交通省静岡国道事務所は30日、昨年9月の台風15号で災害対策支援にあたった18社を同市葵区の同事務所で表彰した。  18社は国道52号に流入した土砂の撤去、同市内の道路復旧や路面清掃、給水活動支援などに従事した。式典には関係者が出席し、柳野和也所長から感謝状を受け取った。  柳野所長は迅速な対応に感謝し「地域の被害最小化や早急な復旧のために今後も協力をお願いしたい」と述べた。  表彰された企業は次の通り。  遠藤建設(富士市)井出組(同)小泉建設(静岡市清水区)総合建設克建(富士宮市)地成建設(同)花菱建設(静岡市葵区)村上土木(同市清水区)山田組(藤枝市)白鳥建設(静岡市葵区)青山建設

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  • 東海道線で一時運転見合わせ

     31日午後4時45分ごろ、静岡市葵区のJR東海道線東静岡-静岡駅間の架道橋の防護工に自動車が接触した。JR東海は安全確認のため、同区間の上下線で一時運転を見合わせた。JR東海によると、上下計2本が全区間運休、同14本が部分運休となり同8本が最大26分遅れた。約6830人に影響が出た。

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  • 「生」と「もろさ」ガラスで表現 静岡市美術館で松藤さん個展

     ガラスを使って自然と人間の関係を描き出すアーティスト松藤孝一さん(富山市)の個展「世界は生きている」が、静岡市葵区の市美術館エントランスホールで開かれている。暗がりで鮮やかな蛍光緑の光を放つウランガラスのインスタレーション「世界の終わりの始まり」は、物質の「生」と命あるものの「もろさ」という相反する要素を強烈に視覚化した。  表現の素材としてガラスを選び取ったのは大学時代。溶鉱炉で溶け、形を変えるガラスの姿に魅せられた。生命が存在できない炎の世界から取り出されたガラスが、冷えるにつれて徐々に透明な光と美しい表情を獲得していく。「物質の生」を感じた瞬間だった。  「千度を超える熱で溶けたガラス

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  • 茶況(1月31日)初手もみ茶完成 静岡市長に報告 手揉保存会

     静岡市茶手揉保存会は30日、静岡市役所静岡庁舎に田辺信宏市長を訪ね、新年の初手もみ茶の完成を報告した。同保存会の牧野力雄会長と県茶手揉保存会の平柳利博会長が、手もみ茶の伝承・保存に向けた取り組み内容を報告した=写真=。  初手もみ茶は1月中旬、静岡市葵区内牧で作った。茶を贈られた田辺市長は「海外輸出を進める上で手もみ技術は外国の人への訴求力となる。後進の育成をお願いしたい」と話した。

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  • パトカー損壊などの疑い 飲酒検知を拒否し頭突き 清水署が男逮捕

     清水署は31日、道交法違反と器物損壊の疑いで住所、職業いずれも自称の静岡市清水区西大曲町、会社員の男(38)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前4時半ごろ、同区梅ケ谷の市道で乗用車を運転中に署員から職務質問を受けた際、飲酒検知の求めを拒否しパトカーの屋根に頭突きをしてへこませた疑い。同署によると、容疑者は酒に酔っていたとみられる。

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  • グリーン水素普及へ本腰 静岡市、製造装置やバス補助 23年度

     静岡市は市内全域の脱炭素化を推進するため、生産過程で二酸化炭素(CO2)を出さない「グリーン水素」の普及を図る事業を本格化させる。2023年度当初予算案に、再生可能エネルギー由来のグリーン水素製造装置や、水素で走る「FCバス(燃料電池バス)」の導入費用を補助する方針を固め、24年度分の債務負担行為を含め関連経費約2億3500万円を計上する方向で調整している。30日までの関係者への取材で分かった。  関係者によると、現在の水素利用は一般の燃料電池自動車用がほとんどで、供給力に対して需要が追い付いていない。同市は事業者の設備導入を支援して水素の供給量を増やすとともに、大口の需要が見込まれるFCバ

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  • 常葉大常葉新体操部パワハラ 静岡県協会、指導内容を調査

     常葉大常葉中・高新体操部顧問の女性教諭が昨年12月に同校法人本部にハラスメント認定を受けた問題で、県体操協会が指導内容やハラスメントの詳細について、独自に調査していることが30日までに、関係者への取材で分かった。協会によると近年、同校の複数の部員から個別に、ハラスメントに関する相談が寄せられていた。  協会は今回の件について、学校側に必要な情報の共有を求めたが納得できる協力が得られなかった。協会は「1件や2件でなく数件(の訴え)が寄せられている。協会としても何とかしたい」と困惑する。  関係者によると、顧問は部員を大声で叱ることが頻繁にあり「ばか」「あほ」「おまえはいらない」などの罵声を浴び

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  • 静岡県景観賞最優秀 第一テレビ新社屋を選出

     静岡県や建築関連団体でつくる「美しいしずおか景観推進協議会」は30日、第15回県景観賞の最優秀賞に「静岡第一テレビ新社屋」(静岡市駿河区)を選出したと発表した。「安全な歩道空間や可視化されたせせらぎなど、地域住民と共有できる緑地景観を創出した」などと評価した。  優秀賞は湯ケ島地域交流拠点整備「上の家」(伊豆市)、大工町プレイス・弁天橋ボードウォーク(下田市)、松川周辺地区の和の明かり(伊東市)が選ばれた。  2月7日に県庁で表彰式を行う。

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  • 静岡県、転出超過4658人 22年人口移動、東京圏へ流入主因

     総務省が30日に公表した外国人を含む2022年の人口移動報告によると、静岡県は転出者が転入者を上回る「転出超過」が4658人となり、21年の3978人から680人増えた。転出超過数は新型コロナウイルス禍による行動制限などの影響で20、21年と縮小していたが、3年ぶりに増加に転じた。東京圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)への転出者が増加したことが主因。全国的にも東京一極集中の傾向が再び強まっている。  静岡県への転入者は5万9075人、本県からの転出者は6万3733人。転出超過数は21年と同じ全国ワースト8位だった。  本県と東京圏の移動では、東京圏から2万4153人が転入したのに対して転

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  • 若者よ、もっと歩こう♪ 静岡県が実証事業 アプリで目標宣言→仲間に報告→運動習慣化

     静岡県は若者の日常的な歩数を増やすため、「ナッジ」と呼ばれる行動経済学の知見を取り入れた実証事業を1月中旬から始めた。習慣化を目指すアプリを活用し、目標歩数に向けて自発的な運動を促すのが特徴。県民の歩数の平均値は県の目標に届かず、新型コロナウイルス禍で運動不足も指摘されている。生活習慣病のリスクが低いうちから運動を意識づけ、健康増進を図る。  公募に応じた県内5事業所の20~30代を中心に約140人が参加する。匿名で5人一組のチームをつくり、アプリ内であらかじめ目標の歩数を宣言。日々のウオーキングの写真を投稿したり、チャット機能で励まし合ったりしながら運動習慣をつくる仕組みだ。期間は1カ月間

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  • 掛川・きみくら 羽田空港に専門店 コロナや火災乗り越え

     丸山製茶グループのきみくら(掛川市)は31日、東京・羽田空港第3ターミナル直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」内に、茶専門店をオープンする。出店は4店舗目で都内では初めて。国内外から訪れる空港利用客らをターゲットに、日本茶の魅力発信と消費拡大を狙う。  東京五輪・パラリンピック前の2020年3月に開店予定だったが、新型コロナウイルス禍で延期を余儀なくされた。昨年4月は静岡市葵区呉服町に出店したが、8月に発生した雑居ビル火災の影響で現在も休業が続く。  歯がゆい出来事が続いたが、羽田での開店に向けて準備を進めてきた。阿部佳乃子副店長は「今考えられる中で一番良い商品を提供できる」と胸を張る。

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  • ⚾高校野球 静岡大会7月2日開幕 静岡県高野連、2023年度日程など審議

     静岡県高校野球連盟は30日、静岡市内で理事会を開き、2023年度の日程などを審議し、承認した。第105回全国高校野球選手権記念静岡大会は6月25日に抽選会を行い、7月2日に開幕する。昨年と同様に開会式のみを行い開幕戦は実施しない予定。開会式の入場は、現状は選手と保護者に限定される見通し。決勝は同29日に草薙球場で行う。  春季大会は昨年と同じ各地区12校と、選抜に選出された常葉大菊川の計37校を県大会出場とする。秋季大会は地区大会で新様式を採用。櫓(やぐら)の一部で東部と中部、中部と西部が混在する仕組みとなり、県大会出場は計40校に増える。  理事会の冒頭で、学生野球協会優秀選手に選ばれた日

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  • 持続的成長へ一丸 静岡経済懇話会が賀詞交歓会

     大手企業の県内支社、支店の代表でつくる静岡経済懇話会(代表世話人・平松岳人中部電力常務執行役員静岡支店長)は30日、賀詞交歓会「新年のつどい」を静岡市駿河区で開いた。3年ぶりの開催で、約80人が県内経済の持続的成長に向け意見交換した。  平松代表世話人は静岡空港の国際線運航再開や県内が舞台の大河ドラマ放送開始などに触れ、観光業を含めた今後の経済波及効果に期待した。「業種の垣根を越えて交流を深め、県内経済活性化につなげよう」と呼びかけた。  事務局を務める静岡新聞社・静岡放送の大須賀紳晃社長は「原材料高騰や人手不足など先行きが見えにくい状況だが、地域の魅力を広く発信し、郷土静岡を元気にしていき

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  • 磐田南高 トキ剥製移管へ 地球環境史ミュージアムで展示

     磐田市見付の磐田南高は、国特別天然記念物「トキ」の剝製をふじのくに地球環境史ミュージアム(静岡市駿河区)に移管する。同ミュージアムの学芸員がこのほど、同校を訪れ、剝製の保存状態を確認した。今後、環境省へ移管手続きを行い、県民の目に触れるよう同ミュージアムに特別展示する。  剝製は高さ約55センチ、全長約65センチ。これまで同校生物準備室に保管され、生物の授業や文化祭の展示物として使用されていた。昨年11月に開かれた創立百周年記念式典でも、会場入り口に飾られた。  同校に保管されている資料によると、剝製は1935~44年に寄贈されたとみられ、傷もなく保存状態は極めて良好だったという。2022度

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  • 大自在(1月31日)登呂遺跡発見80年

     奈良市にある日本最大の円墳・富雄丸山古墳で、過去に出土例のない盾形銅鏡と長さ2・3メートルの蛇行剣[だこうけん]が見つかった。画期的、国宝級の発見―と報じた先日のニュース。考古学の世界にとどまらず、幅広い関心を集めるだろう。  それ以上の興奮を呼んだのではないか。ちょうど80年前、弥生時代後期の登呂遺跡(静岡市)が発見された当時の様子を元旦朝刊から計5回の本紙連載「至宝 登呂遺跡 発見80年」が伝えていた。  見つかったのは太平洋戦争中の軍需工場建設現場。価値に気付いた地元の関係者、研究者らの尽力で保存がかない戦後、本格調査が始まった。「土器が出土するとみんな万歳して大騒ぎ」。女学校のスカー

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  • 静岡県ソフトテニス連盟 表彰者、ランク発表

     静岡県ソフトテニス連盟は、役員改選を行い落合敏男会長(静岡市)を再任した。本年度の表彰者とランキングも発表した。  役員と表彰者、上位のランキングは次の通り。(カッコ内は所属協会・団体、○印は新任)  【役員】副会長 ○小沢正直(富士)市川博(静岡市)市川広邦(浜松市)足立真一(高体連)小野康弘(中体連)○渡瀬義正(小学生)近藤敦子(レディース)▽理事長 小林正(静岡市)▽副理事長 ○奥村大造(三島)伊藤公祐(静岡市)大石幸男(静岡市)長谷川裕巳(浜松市)多田聡哉(高体連)太田賢(中体連)助野大輔(小学生)井本啓子(レディース)▽事務局長 漆畑勝之(静岡市)▽副事務局長 黒瀬麗子(静岡市)伏

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  • SDGsコレクションで集めたエコキャップ 藤枝の再生業者に寄託

     静岡市がツインメッセ静岡で14日に開催した「SDGsコレクション」の会場で集まったエコキャップ45・5キロが30日、藤枝市のリサイクル業者「環境のミカタ」に寄託された。同社は換金後、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」に寄付する。  エコキャップはイベントの来場者が持参した。1キロあたり5円になるため、今回の寄付分でポリオ(小児まひ)ワクチン約11人分に相当するという。  イベントの運営関係者が同社を訪れ、プラスチック容器やポリ袋いっぱいに詰められたエコキャップを阿井徹専務に渡した。  SDGsコレクションは、国内最大級のファッションショー「TGC しずおか2023」の関連

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  • どうした瀬名姫 生涯迫る講演会 静岡市葵区

     静岡市葵区の西奈図書館友の会「けやき」は29日、西奈地区に縁のある徳川家康の正室「瀬名姫」の生涯をたどる講演会を同区のリンク西奈で開いた。大河ドラマ人気を受け、約200人が会場に詰めかけた。  静岡古城研究会の水野茂名誉会長(79)が講師を務め、姫とその息子で家康の嫡男でもある松平信康の殺害について解説した。水野会長は歴史文書や調査などに基づき、家康と信康の対立による徳川家分裂の危機だったと考察。「英断を迫られた家康にとって最大の窮地だったのでは」と話した。  東京都から駿府城観光にあわせ参加した石倉義久さん(53)は「ドラマを見る前の予備知識が増えて良かった」と喜んだ。

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  • 道の駅実現へ 第2回いはらフェス マグロ料理など人気

     中部横断自動車道の清水いはらインターチェンジ(IC)のある静岡市清水区庵原地区に道の駅を作ろうと、地元実行委員会は29日、市清水庵原球場プロムナードや駐車場で「第2回清水いはらフェス」を行った。  2022年5月に続く2回目の社会実験。会場では地元名産のかんきつ類やマグロを使った料理などが提供され、県内だけでなく山梨からも観光客が訪れた。球場裏山へのウオーキングやステージイベントなどもあり盛り上がった。  2023年は42店舗が出店。山梨県からワイン、長野県からリンゴなどの店も初参加した。要望の強かった海産物関連の店も昨年の2店舗から6店舗に増やした。実行委では今後どのエリアから集客があった

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  • Tシャツ工場でイベント 本読みながら音楽を 静岡市駿河区

     静岡県内の古書店や出版社などが出店する本と音楽がテーマのイベント「ブルーストブックマーケット」が29日、静岡市駿河区馬渕のTシャツ工場「ブルースト」で開かれた。  同市葵区鷹匠の古書店「水曜文庫」や、伊東市の出版社「子鹿社」など4団体が集まった。県内外の音楽家によるライブやキッチンカーの出店もあった。  水曜文庫の市原健太さん(58)は「企画内容に合わせ、音楽関連を中心にした」と品ぞろえを説明した。主催したブルーストの山下貴大さん(30)は「本を読みながら音楽を聴く楽しみを提示できた」と話した。  同店はオリジナルTシャツの製造を行う専門店。週末には音楽イベントなどを開催している。

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  • 魅力発信へデジタル活用 静岡市、経済同友会などと協定 研修コンテンツで勉強会

     静岡市は30日、静岡経済同友会静岡協議会、地方創生に取り組む一般社団法人インスパイア(本部・東京都)とデジタルマーケティングを活用した地域の魅力発信に関する協定を結んだ。市職員や民間企業社員が、同法人が持つまちづくりのノウハウやデジタルマーケティング手法の専門知識を学ぶ機会を設け、市全体の情報発信力向上につなげる。  デジタルマーケティングはツイッターやユーチューブなどのデジタルメディアを総合的に活用し、目的に応じてオンライン上で広報活動を行う。協定書には、同法人が提供する研修コンテンツを用いた勉強会を同協議会が主催し、市が参加するというそれぞれの役割を明記した。市役所静岡庁舎での締結式で、

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  • 起業に向けアイデア発表 静岡・葵区で体験イベント 社会人や学生28人参加

     起業体験イベント「スタートアップ・ウイークエンド静岡」(NPO法人Startup Weekend主催)が27~29日、静岡市葵区で開かれた。起業や新規事業に関心のある社会人や学生が3日間にわたり、ビジネスプランを出し合い発表した。  静岡県内外から参加した28人が6チームを作り、社会課題の解決を図るアイデアについて意見を交わした。街頭に出て市場調査を行い、事業の戦略や採算性を踏まえて具体的なプランを構築した。  29日の発表会で1位に輝いたのは、隙間時間の有効活用を図るアプリを提案した「どうしよ家康」チーム。代表者で湖西市の会社員、藤本幸司さん(38)は「アイデア実現のためには仲間の力が欠か

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  • 寮所在自治会に防災ツナ缶寄贈 いなば食品

     静岡市清水区由比の缶詰製造販売「いなば食品」(稲葉敦央社長)はこのほど、同社の社員寮がある由比自治会(青木陽三会長)に防災備蓄用のツナ缶1344缶を寄贈した。  防災用の缶詰の寄贈は同社が毎年行っている地域貢献活動。同社で開いた寄贈式で、稲葉慶太副社長らが青木会長と同地区の町内会長らに目録を手渡した。  青木会長は「地域の小中学校への教育物資提供や地元イベントへの参加などの地域貢献に加え、毎年、缶詰をいただきありがたい」と謝意を示した。

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  • シニアの就労支援 初の地域別面談会 通勤負担軽減を考慮 静岡市

     静岡市のシニア就労支援窓口「ネクストワークしずおか」はこのほど、仕事を探すシニア層と人材を募集する事業所をマッチングさせる「お仕事面談会」を同市葵区の藁科生涯学習センターで開いた。高齢者の通勤の負担軽減を考えて、事業所の立地を藁科街道沿いに限定した地域別の面談会を初めて企画した。  介護福祉施設や製造業を中心に9事業所が相談ブースを出した。市内に住む50~70代の約50人が参加して各ブースを回り、採用担当者から仕事の内容や時間帯、待遇などの話を熱心に聞いた。長年勤務した職場を昨年退職した女性(69)は「今度は通勤時間のかからない場所で仕事したい。(面談会は)職種を広げて地域限定で開いてくれる

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  • 薬物乱用防止教育 強化へ実態学ぶ 静岡で指導員ら

     静岡県は30日、薬物乱用防止教育の強化を図る研修会を静岡市葵区のもくせい会館で開いた。学校薬剤師や薬物乱用防止指導員など約70人が参加し、薬物使用の実態や若者に受け入れられる説明方法などを学んだ。  県によると、2021年の大麻関連の県内摘発数は10~20代で6割以上を占めた。最近の大麻事案について講義した厚生労働省東海北陸厚生局麻薬取締部の稲次豪さん(48)は全国の大麻摘発数が8年連続で増加している状況を挙げ、「大麻乱用期に入っている」と指摘した。  県公認心理師協会の高野桂実さん(42)は、子どもの心に言葉を届けるために、信頼できる大人の存在を子どもたちに知ってもらう重要性を訴えた。

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  • レシピ動画 ケール くせなく柔らか、栄養豊富【野菜三昧㉓】

     アブラナ科に属し、キャベツやブロッコリーの原種に近いとされるケールは、青汁の主要な原料として知られている。11月から翌年2月が旬で、甘みが増しておいしくなる。  ここ数年、生食用に改良された品種が「サラダ用ケール」として店頭に並ぶようになった。苦みや香りのくせがほとんどなく、くしゃくしゃと縮れた葉は柔らかく、ドレッシングの絡みがいい。  ホウレンソウのようにシュウ酸の取り過ぎを心配する必要もないので、ぜひ食卓に気軽に取り入れてほしい。スムージーに入れるのもお勧めだ。  さまざまな栄養素をバランス良く含み、「緑黄色野菜の王様」とも呼ばれる。特にビタミンA、ビタミンC、ベータカロテン、カルシウム

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  • 静岡鉄道 線路上に置き石 乗客にけがなし

     30日午前7時35分ごろ、静岡市清水区追分2丁目の静岡鉄道元追分踏切近くで、新静岡発新清水行き電車が線路上の置き石をはねた。乗客と乗員約100人にけがはなく、約4分後に運行再開した。清水署によると、線路上に長さ2~3センチの粉砕痕があった。同署は何者かが線路に石を置いた可能性もあるとみて、往来危険の疑いで防犯カメラの映像などを調べている。

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  • 商店街華やか 清水駅前サンバ初開催 キャラクター披露も 静岡

     JR清水駅前にある清水駅前銀座商店街ににぎわいを呼び込もうと、地元実行委員会は29日、「第1回清水駅前サンバ2023」を開催した。迫力ある楽器隊の演奏に合わせて華やかな衣装に身を包んだダンサーが軽快な踊りを披露した。  サンバに参加したのは、地元の2チームと東京の2チーム。午前11時過ぎから午後5時ごろまで、サンバ隊が入れ代わり立ち代わりアーケード街を往復した。カメラマンが望遠レンズを構えたり、買い物中の親子連れが両手を胸の前で構えてダンサーにタッチをねだったりする様子が見られた。  実行委事務局長の加藤努さん(55)は「清水エスパルスの応援をサンバ隊が盛り上げていることもあり、清水とサンバ

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  • 中高生 企業に新サービス提案 静岡で大会、13校20チーム参加

     静岡県内の中高生が地域の資源を活用し、企業に新たなサービスを提案するプレゼンテーション大会「静岡カップ」が29日、静岡市葵区で開かれた。県内20企業から選出された13校20チームが、地元活性化や持続可能な開発目標(SDGs)の推進につながるユニークな企画案を披露した。  県内の学校と企業が協働して地方創生や人材育成を図る「シヅクリプロジェクト」(事務局・一般社団法人シヅクリ)の一環。午前の部、午後の部で各10チームが発表し、教育や組織開発の専門家らが企画の独創性や地域への貢献性、プレゼン手法などを評価した。  清水国際高の「エンジェルガールズ」は、県産の果物を使った香水作りを提案。メディアを

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  • 再審公判 速やかに 袴田さん支援集会 高裁可否決定控え

     現在の静岡市清水区で1966年、みそ製造会社の専務一家4人を殺害したとして死刑が確定し、裁判のやり直し(再審)を求めている袴田巌さん(86)の支援集会が29日、同区で開かれた。再審開始の可否を巡る東京高裁の決定を控え、参加者は、再審開始が認められて速やかに再審公判に移行することを期待した。  弁護団の加藤英典弁護士が、東京高裁で行われてきた差し戻し後の即時抗告審について説明した。高裁が再審開始を認めたとしても検察官は最高裁に特別抗告できることから、加藤弁護士は「(再審可否を巡る)審理が長引いてしまう。言いたいことがあれば再審公判で主張すべきで、世論の後押しが必要」と訴えた。  過去に3度再審

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  • ホイールなど窃盗疑い 男2人を逮捕、関係性含め捜査

     清水、焼津両署は29日までに、窃盗の疑いで、焼津市石津向町、自称建設作業員の男(22)と島田市道悦3丁目、自称工員の男(22)の両容疑者を逮捕した。  自称建設作業員の男の逮捕容疑は昨年11月中旬、焼津市内の自動車修理工場敷地内の倉庫からホイールなど40点(計38万円相当)を盗んだ疑い。自称工員の男の逮捕容疑は昨年11月中旬、静岡市清水区の自動車修理会社からホイール付きタイヤ2本(計1万2千円相当)を盗んだ疑い。  両署は2人の関係性を含めて捜査を進めている。

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  • 女性の社会参画訴え 外務省の与那嶺さん講演 静岡市葵区

     静岡市としずおか女性の会は28日、新春講演会を葵区のアイセル21で開き、外務省女性参画推進室課長補佐の与那嶺涼子さんが「女性が作るこれからの世界」と題して講演した。ジェンダー専門家の立場から、女性の社会参画や紛争地域の実情などを語った。  与那嶺さんは沖縄県出身で、内閣府国際平和協力本部事務局でジェンダー研修を担当した経験を持つ。ジェンダーの不平等が女性に対する暴力に結びつくとし、「ジェンダー平等は女性だけの問題ではなく、公平な社会の基盤づくりにつながる」と指摘した。日本の女性の政治参加が世界各国に比べて大幅に少ないデータを示し、「政策が変わらない原因の一つでは」と問題提起した。  ロシアに

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  • 漆器と陶器2人展 1月31日まで 静岡市葵区で日野岡さんら

     静岡市葵区の老舗漆店「日野岡漆店」店主で漆アートを制作する日野岡邦彦さんと茨城県鉾田市の陶芸家尾崎高行さんの作品展が31日まで、静岡市葵区鷹匠のギャラリー悠で開かれている。  SBS学苑パルシェ校で講師を務める日野岡さんは、ケヤキ、カシなどの木工材に漆を塗り重ねて金粉などで絵付けした皿や箸、スマートフォンを置く卓上スタンドなど約50点を出品。インテリアとして飾ることもできるが、「漆は使うほどいい艶が出てくる」と日常的な使用を勧める。  尾崎さんは「笠間織部」「茨城信楽」と銘打った皿やマグカップ、壁かけ花瓶など計200点を紹介。深みのある緑色が特徴の自身の作品について「天然の原料を使った上薬の

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  • 多彩なショーとマルシェ楽しむ 動画撮影にも熱 静岡市駿河区

     静岡市葵区の小劇場「あそviva!劇場」は29日、多彩なショーやマルシェを楽しむイベント「シネマdeVIVA!フェスティバル」を静岡市駿河区の東静岡アート&スポーツ/ヒロバで開いた。  同劇場を運営する大道芸人あまるさんの大道芸や「鼓都舞(こつぶ)」によるげたダンスのステージ、安倍口太鼓保存会の勇壮な演奏など迫力あるパフォーマンスが会場を盛り上げた。同区の業務用パン屋「エースベーキングモチズキ」の協力で開催されたマルシェでは、地場産品を使った軽食や手作り雑貨などを販売する約20店が軒を連ねた。  会場で撮影した映像を集めて後日、オリジナル映画を制作する企画も催され、来場者はカメラやスマートフ

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  • 園児ら丸太切りに挑戦 オクシズ森林の市 木材の魅力伝える 静岡

     地元木材の魅力を紹介するイベント「オクシズ森林(もり)の市」が29日、静岡市葵区の市林業センターと周辺で開かれた。多くの親子連れが訪れ、井川、梅ケ島両地区などの市産材への関心を高めた。  同センターには、ペン立てや箸などの木工品を制作できるブースが並んだ。地元農産物や木製家具の販売ブースもにぎわった。  同センター付近の「千代みどりの森」では、丸太切りの体験会が行われた。園児や小学生らが林業家の指導を受けながら、地元産スギをチェーンソーで切断した。岡部遥大君(6)=静岡市駿河区=は「まっすぐ切れてよかった」と話し、うれしそうに木片を持ち帰った。  市内の森林組合や林業関係者などでつくるオクシ

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  • 就労支援の20年振り返る 静岡、サポーターら記念式典

     NPO法人青少年就労支援ネットワーク静岡は28日、設立20周年記念式典と本年度の活動報告会を静岡市葵区の静岡労政会館で開いた。ボランティアサポーターら約40人が参加し、20年の歩みを振り返った。  東部、中部、西部地区の各代表者1人が就労支援を始めたきっかけや思い出話などを語った。東部地区の渡辺慈子さんは「応援を通じて支援した人とも仲間になると実感した」と語った。  同NPOの顧問を務める津富宏県立大教授は、市民のネットワークを生かして就労支援に取り組む「静岡方式」の始まりや信念を紹介。「若者を助けようと一から始めたことが少しずつ地域に根付いている」と話した。  各地区の本年度の活動を発表し

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  • 「詩の心」感動が生む 静岡県詩人会例会 佐相憲一さん講演

     静岡県詩人会(中久喜輝夫会長)は、年始恒例の「ポエム・イン・静岡」を静岡市駿河区の県男女共同参画センターあざれあで開いた。詩人で編集者、ライターの佐相憲一さんが「詩という事件」と題して講演した。自作詩の朗読と解説を交え、詩の送り手と受け手との関係性を論じた。  昨年発刊した「サスペンス」に収録した「うすくれないの帰り道」「電子体温計」「漁村」などを読み上げ、「詩の心」のありかを探った。「散文的意識の積み重ねの中で魂を揺さぶられる瞬間。大切な何かを他者と共有した瞬間。世界そのものが自分の中で声を上げる瞬間。それが詩の心だと思う」と考察した。  詩を芸術の「ジャンル」として固定的に捉えることに疑

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  • どうする観光業 「大河」人気取り込みへ企画続々 家康イメージ客室/「ドラマ予習」バスの旅

     徳川家康を主人公にした大河ドラマの放送に合わせ、県内の観光・宿泊事業者らが家康関連の歴史文化資源を生かした商品・サービスを次々に投入している。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ観光業界。放映開始を待ちわびていた各事業者は「まさに観光復活の起爆剤。絶好機を逃さず、経済活性化と経営改善を果たす」と訪日客を含めた誘客促進に創意工夫を凝らす。  静岡鉄道グループの静鉄ホテルプレジオ静岡駅南(静岡市駿河区)は、最上階の13階に限定客室「家康公コンセプトルーム」1室(1泊税込み1万6500円~)を用意した。壁面に葵の紋や駿府城を大きくデザインし、主役を演じる松本潤さんの所属グループ「嵐」でのメンバーカラー

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  • 静岡・両替町の雑居ビルから出火 白煙に包まれ一時騒然

     28日午後9時半ごろ、静岡市葵区両替町2丁目の雑居ビル1階の飲食店から出火し、店内を焼いた。  市消防局によると、店の従業員や客は店外に避難し、無事とみられる。従業員から「厨房(ちゅうぼう)から火が出て消火器を使ったが、火が消えない」と通報があったといい、駆け付けた消防隊員が消火活動に当たった。現場は静岡駅北口の繁華街。当時、現場周辺は多くの人でにぎわっていて、白煙に包まれ一時騒然となった。

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  • 伊藤美誠・早田ひな組 史上最多5連覇 25連勝「最強ペア」 卓球全日本選手権女子ダブルス

     卓球の全日本選手権第6日は28日、東京体育館で男女のシングルス準々決勝、ダブルスの準決勝、決勝を行い、女子ダブルス決勝で伊藤美誠(スターツ、磐田市出身)・早田ひな(日本生命)組が3-0で成本綾海・井絢乃(中国電力)組を下し、史上最多の5連覇を達成した。  女子シングルスの平野美宇(木下グループ、沼津市出身)は0-4で早田にストレート負けし4強入りを逃した。鈴木李茄(トップおとめピンポンズ名古屋、静岡市出身)も木原美悠(エリートアカデミー)に敗れたが、自己最高タイのベスト8。 同級生支えで輝き再び  未踏の金字塔を打ち立て、名実ともに「日本最強ペア」の称号を手にした。伊藤・早田組が女子ダブル

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  • 深海研究プレゼン さかなクン「すギョい着眼」 静岡で児童発表会

     深海の専門知識を身に付けた児童を育てる「深海研究スーパーキッズ育成プロジェクト」(一般社団法人シヅクリ主催)の研究成果発表会が28日、静岡市清水区の東海大海洋科学博物館で開かれた。深海研究スーパーキッズ大賞には沼津市立片浜小6年の広瀬翔太郎君が選ばれた。  同プロジェクトは「日本財団海と日本プロジェクト」の一環で、2022年6月から県内外の小学5、6年生15人が深海に関して学習を進めてきた。沼津高専での基礎講座の受講や駿河湾フェリーへの乗船などを通じて基礎を固め、その後は各自で興味のある分野について研究を深めた。分かりやすく考えを伝える能力を高めようと、動画編集方法やプレゼンテーション講座に

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  • 時論(1月29日)河川敷広場の復旧 なぜ1年

     台風で被災した河川敷のスポーツ広場の修復と再開になぜ、こうも時間がかかるのか。  静岡市清水区の大規模断水をはじめ、各地で甚大な被害をもたらした昨年9月の台風15号。同市の安倍川河川敷でも、増水によりサッカーや野球の施設が土砂に覆われたり、陥没したりする被害が出た。全33カ所のうち、被災は19カ所に上る。全面復旧はことし夏にずれ込む見通しだ。  被害が小規模だった7カ所は復旧作業が進み、4月までに利用が再開される。残る12カ所は国の補助事業で復旧させる方針だが、この手続きに時間を要している。国土交通省の都市災害に関する復旧事業の適用を見込み、担当者による被災現場の確認を待つことになったのが要

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  • パトカー内 アクリル板壊す 器物損壊容疑で男逮捕 静岡

     静岡中央署は28日、器物損壊の疑いで静岡市葵区昭府2丁目、職業不詳の男(36)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は同日午前7時半ごろ、同区昭府2丁目の空き地に駐車中のパトカー内で、運転席と後部座席を隔てるアクリル板を両手で引っ張り湾曲させて壊した疑い。同署によると、容疑者は酒に酔っていたという。

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  • 安倍川-静岡駅間で枕木から煙 東海道線 運休や遅れ

     28日正午ごろ、JR東海道線安倍川-静岡駅間で、走行中の上り貨物列車の運転士が線路の枕木から煙が出ているのを発見した。JR東海静岡支社によると、消火活動や安全確認のため上下計21本が全区間運休、同47本が部分運休となり、同17本が最大131分遅れて、約1万3180人に影響が出た。静岡市消防局と静岡南署が出火原因を調べている。

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  • 男性の手にかみつく 傷害の疑いで女逮捕 静岡

     静岡中央署は28日、傷害の疑いで千葉県松戸市松戸新田、自称不要品回収業の女(46)を逮捕した。  逮捕容疑は同日午前9時ごろ、静岡市葵区東千代田の集合住宅駐車場で同区の無職男性(36)の手にかみつき、指から出血するけがを負わせた疑い。同署によると、容疑者は引っ越しを手伝う業者として男性宅に来た際、男性と口論になり危害を加えたとみられる。

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  • 刃物凶悪犯罪へ対応 静岡鉄道、警察と連携訓練

     静岡鉄道は27日、刃物を使った凶悪犯罪への対応訓練を静岡市葵区の新静岡駅で行った。駅構内で不審者を発見し、犯人を取り押さえるまでの流れを実践。社員や警察官約50人が参加して連携態勢の強化を図り、駅利用者の避難誘導方法などを確認した。  ナイフを所持した男がホーム停車中の列車に侵入したと想定。不審な男を見つけた駅係員はすぐに110番し、不審者が列車に侵入した後は、2人がかりで刺股を使って男の行動を制止した。  その間、他の駅係員らは乗客を安全な場所まで避難誘導し、数分後に駆け付けた警察官が男の身柄を確保した。男の所持品から有毒な液体も見つかったと想定し、テロ対策訓練の一環で列車の扉を閉めて密閉

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  • 寒風の夜「七草祭」 静岡市葵区日向 五穀豊穣願い舞奉納

     静岡市葵区日向の福田寺(ふくでんじ)観音堂で28日、県無形民俗文化財に指定されている「七草祭」が3年ぶりに行われた。厳しい寒さの中、古来の祭事が繰り広げられた。  本殿前の特設舞台で行われた夜祭りでは、裃(かみしも)姿の舞役6人が円陣を組んで舞う「大拍子踊」や「申(さる)田楽踊」、馬と山鳥の冠をかぶった小中学生がササ竹の中を出入りして養蚕の繁栄を祈る「こまんずばやし」などを奉納した。  祭り中盤、本尊の千手観音に奉納する山海の幸を担いだ「浜行」「若魚」と呼ばれる面を着けた道化が登場。清めの海水をまきながら境内を練り歩いた。終盤には、大太鼓の前で稲作の様子を独特の節回しで語る「数え文(かぞえも

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  • ドッジボール 全国V報告 小学生女子県代表の静岡市7選手

     昨年12月に茨城県で開かれた小学生ドッジボールの第9回全日本女子総合選手権で優勝した県代表チーム「Fillies(フィリーズ)」が27日、静岡市役所静岡庁舎に田辺信宏市長を訪ね、4度目の優勝を勝ち取った喜びを報告した。  フィリーズは県内各地のクラブチームから選ばれた合同チーム。大会に出場した選手14人のうち市内の学校に通う7人が出席し、全国32チームが参加した大会での活躍を報告した。中田小6年由比藤彩衣さんは「最高の仲間と優勝できてうれしかった」と喜び、麻機小6年木原悠菜さんは「チームで一致団結できた」と手応えを語った。葵小6年田中沙月さんは「大きな声を出して試合に臨めた」と振り返った。

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  • 船内の実験、生活を紹介 宇宙飛行士土井さん 静岡で講演

     宇宙飛行士としてスペースシャトルに2度搭乗した土井隆雄さんの講演会「宇宙をめざせ!」(県労働者福祉基金協会主催)が28日、静岡市駿河区のグランシップで開かれた。  現在は京都大大学院特定教授を務める土井さんは、1997年と2008年に宇宙ステーション活動に参加。船内で取り組んだ調査実験や印象に残っているエピソードについて、資料映像などを交えて紹介した。  実験結果から人は無重力状態になると骨細胞を生成する機能が劣ると指摘し、「いま宇宙は骨粗しょう症の治療薬開発などで注目を集めている」と述べた。  また、2回目の搭乗時はメンバー7人のうち唯一の日本人だったことに触れ、「国際協力を大切にして互い

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  • 脳卒中予防テーマ 2月11日に講演会 静岡・グランシップ

     静岡県は2月11日午後1時半から、脳卒中予防をテーマにした「健康寿命をのばそう!講演会」を静岡市駿河区のグランシップで開く。参加無料。  滋賀医科大の上島弘嗣名誉教授が減塩を中心とした血圧コントロール、信州大大学院の増木静江教授が「インターバル速歩」と呼ばれるウオーキングについて講演する。企業や大学がブース出展し、健康度チェックも行う。定員200人で先着順。ウェブサイトかファクスで申し込む。2月2日締め切り。  問い合わせは県健康政策課<電054(221)2404>へ。

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  • 家康の側室 於愛(おあい)の方ってどんな人? 2代将軍・秀忠の母 広く慕われた慈愛の女性

    於愛の方の生涯  於愛の方(おあいのかた)は天文21年(1552年)、遠江国西郷村(現・掛川市上西郷)生まれ。母方のいとこ・西郷義勝に嫁いだものの義勝が戦死し、叔父・西郷清員(きよかず)の養女となった。  その美貌が家康の目に止まって側室となり、天正7年(1579年)に家康の3男・長丸(2代将軍・秀忠)を、天正8年(1580年)には4男・福松丸(松平忠吉)を生んだ。秀忠誕生後は母方の家名と地名から、西郷の局と名乗った。  三方ケ原の戦い、長篠・設楽原の戦い、小牧・長久手の戦いなど、戦が続いた家康の苦難の時代を支えた。家康とともに浜松城から駿府城へ移ったが、苦労が多く、38歳で死去。駿府の龍泉

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  • 家康ドラマ館 静岡にオープン 広瀬アリスさん、春風亭昇太さん登場「静岡の歴史楽しんで」

     大河ドラマ「どうする家康」の世界観を伝える「静岡 大河ドラマ館」が27日、静岡市葵区の静岡浅間神社境内にオープンした。名誉館長に就いた落語家・春風亭昇太さん(清水区出身)と、ドラマで徳川2代将軍秀忠の母於愛(おあい)の方を演じる広瀬アリスさん(同区出身)が記念式典に出席し、地元への思いやドラマ館への期待を語った。  昇太さんと広瀬さんは、同館を運営するドラマ活用推進協議会会長の岸田裕之静岡商工会議所会頭、副会長の田辺信宏市長らとともに神社の拝殿でドラマ館を生かした地域活性化を祈願。式典では鏡開きで開館を祝った。昇太さんは「何度も訪れ、静岡のおいしいものを食べて、静岡の歴史を楽しんでもらいたい

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  • 学校のブラック校則、謎ルール、見直しませんか② 関係者インタビュー【賛否万論】

     ブラック校則や学校の謎ルールについて考えています。校内暴力などが社会問題化していた時代は学校の秩序を保つために厳しい校則が必要とされていましたが、今は時代にそぐわなくなっている校則もあるようです。静岡新聞社にもこれまで、校則に悩む多くの生徒から投稿が寄せられてきました。非合理的なルールが、不登校の子どもを増やしているという指摘も聞こえてきます。積極的に校則の見直しを進める静岡市立西奈中で、生徒指導主事を務める大村悠紀教諭(34)に今後の校則の在り方について話を聞きました。 意見や考え 発信する力養いたい 静岡西奈中・生徒指導主事 大村悠紀さん 大村悠紀さん 大学卒業後、清水第六中に5

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  • 新春祝う華麗なひな飾り 清水区蒲原「お休み処」、4月9日まで

     静岡市清水区蒲原の国登録有形文化財「お休み処」でひな飾りの展示が行われている。同地区では旧暦の桃の節句を祝う風習が残っていて、4月9日まで展示を楽しめる。  同所2階に、御所を模した舞台へとひな人形を据える「御殿作り」が3台と7段飾りを1台並べ、新春を祝う華麗な景観に仕上げた。市内外から寄贈された人形を展示し、昭和初期のひな飾りなどの他に、子どもが賢く育つことを祈念する天神人形も置いた。

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  • 救急、救助出動最多 静岡市消防局 2022年まとめ

     静岡市消防局は27日までに、2022年の救急統計と火災発生状況の速報値をまとめ、県中部5市町に広域化した2016年以降で救急出動件数、救助出動件数がともに過去最多だったと明らかにした。火災件数は過去最少だった。  救急出動は前年比6535件増の4万5045件で、搬送者は同5643人増の4万904人。搬送者の6割以上が高齢者、4割以上が軽症だった。  救急出動が過去最多となったことについて、同消防局によると「新型コロナウイルス感染拡大の影響はあくまで一要因。交通事故による出動などが全体的に増えている」という。救助出動は同53件増の547件で、そのうち火災が148件と最も多かった。  火災件数は

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  • 静岡の巨大盛り土 森林法違反疑いも捜査 県警、市の対応聞き取り

     静岡市葵区の藁科川上流域の日向、杉尾地区に無許可で造成された盛り土(残土処分場)を巡り、県砂防指定地管理条例など砂防法関連の法令違反を視野に造成業者への捜査に着手した県警が、森林法違反の疑いもあるとみて裏付け捜査を進めていることが27日、関係者への取材で分かった。日向地区での開発行為が森林法に抵触する可能性が高い。県警は同法を所管する静岡市への聞き取りも進めて実態を解明する。  日向地区の盛り土は市内の業者が造成し、概算で広さは約6万平方メートル、土砂量は約37万立方メートルに及ぶ。森林法では1ヘクタール(1万平方メートル)超の森林開発には、同法に基づく林地開発許可が必要。県警のこれまでの捜

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  • 静岡市当初予算案 屋内子育て施設整備へ 第2子保育料無料化も

     子育てをしやすいまちの実現に向け、静岡市が新たに屋内の遊び場施設を整備することが27日、関係者への取材で分かった。2026年度の供用開始を目指し、23年度市当初予算案に調査費約1千万円を計上する方向で調整している。  関係者によると、市が22年12月に子育て世代を対象に実施したアンケートで、駐車場が整備された屋内の子育て施設に魅力を感じるとした回答が多数寄せられた。静岡科学館る・く・る(駿河区)やこどもクリエイティブタウンま・あ・る(清水区)などの体験施設はあるが、児童館の機能を持った屋内の大型施設はなく、焼津市など周辺の自治体に足を運ぶ世帯が多かった。  市は積極的な子育て施策で人口を増や

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  • 静岡市中心市街地 通行量2年連続で増加 パルシェ前地下道1位 2022年11月調査、コロナ禍前には及ばず

     静岡商工会議所がまとめた2022年度静岡市中心市街地の通行量調査によると、総通行量は前年度比0・7%増の38万9800人と2年連続で前年度を上回った。社会経済活動の正常化に伴う人出の大幅回復が期待されたが、44万人超を記録したコロナ禍前(19年度)に及ばなかった。  調査は22年11月27日、同市葵区の中心市街地の計78地点で実施した。2年連続の通行量トップは「パルシェ前中央地下道」の2万7841人(前年比14・8%増)。次点は「新静岡セノバ前南口モール」の2万2710人(1・8%減)、「スターバックスコーヒー呉服町通り店前・サンカメラ前」の1万8854人(4・8%増)が続いた。  同商議所

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  • 早春の西伊豆歩こう 駿河湾フェリーとJR東海、静岡駅でPR

     一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーとJR東海は28日から3月31日まで、西伊豆地域への誘客キャンペーン「早春の西伊豆ウオーキング」を実施する。企画が始まるのを前に両社などは27日、関連イベントをJR静岡駅構内で行った。  伊豆市土肥や西伊豆、松崎の観光協会職員ら約15人が駅利用者に観光パンフレットやグッズなどを配布した。人気スポットも映像で紹介し、「ぜひ旅行先に伊豆西海岸を選んで」と呼びかけた。  キャンペーンでは清水港(静岡市清水区)-土肥港(伊豆市)を結ぶ駿河湾フェリーと電車の利用を推奨。土肥港を徒歩で出発し、土肥金山や恋人岬などを巡る「土肥コース」と、土肥港から無料バスで松崎町に移動し

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  • 記者コラム「清流」 語呂合わせ「登呂遺跡」

     弥生時代の稲作文化を伝える登呂遺跡(静岡市駿河区)の覚え方には、こんな語呂合わせがあるようだ。「弥生さんは静かにトロを食う」。受験生がインターネット上に書き込んでいるのを見つけた。  秀逸さに感心しつつ、試験対策として重要な遺跡が身近にあることへの誇らしさも感じた。ただ、喜んでばかりはいられない。登呂遺跡の発見80年に合わせた正月連載「至宝 登呂遺跡 発見80年」では、教科書からの記述が減っていることなどさまざまな課題が浮き彫りになった。  語呂合わせには「健さんは水だ」という続きもある。俳優の故高倉健さんと高床式倉庫を結びつけている。水は水田跡。節目の年に、語呂合わせの光景をイメージしたイ

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  • 静岡人インタビュー「この人」 台風15号で県内支援をした日本カーシェアリング協会代表理事 吉沢武彦さん

     宮城県石巻市を拠点に全国の災害被災地で、車の無料貸し出し活動を行う。昨年9月の台風15号直後から静岡市を拠点に、浸水で自家用車を失った人や災害ごみの搬出でトラックを必要とする人たちなどを支援した。44歳。  ―活動実績は。  「10月から乗用車と軽トラックを延べ286件貸し出した。申し込みが殺到したが、ピーク時170人だった待機者は今はゼロ。貸し出し期間は2月28日までとしている。車の寄付を募ったところ、有志や中古車業界団体の協力で24台を譲り受けた。中古車需要が高い中で手放した思いに感謝が尽きない」  ―静岡市の調査時の印象は。  「清水区を最初に訪ね、住民の話を聞き、思っていたよりもひど

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  • 静岡県議選 平島政二氏出馬へ 静岡市葵区選挙区

     行政書士の平島政二氏(63)=静岡市葵区足久保口組=が27日までに、任期満了に伴う4月の県議選に同市葵区選挙区(定数5)から立候補する意向を固めた。日本維新の会に公認を申請している。  平島氏は取材に対し「中山間地振興を県全体の課題と捉えて積極的に取り組みたい。教育無償化や行財政改革なども強く訴えていく」と述べた。  平島氏は同市出身、明治大政治経済学部卒。2013年の静岡市議選で初当選し1期務めた。17、21年の同市議選に出馬し、落選した。  

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  • 統一地方選に向け模擬投票 駿河総合高生「選挙」学ぶ

     静岡市駿河区選挙管理委員会事務局は27日、4月の統一地方選に向けて、駿河総合高で選挙に関する知識を伝える出前講座を行った。生徒は模擬投票を通して投票所での流れを学んだり、若者の投票率が低い現状などについて理解を深めたりした。  2年生約240人が参加した。統一地方選の時点で18歳を迎える代表生徒3人が同事務局職員の指示を受けながら、記載台で投票用紙に架空の候補者の名前を記入して投票箱に投じた。  体験した大塚楓人さん(17)は「想像以上に簡単な作業で驚いた。候補者のことをしっかり調べて統一地方選に臨みたい」と初めての投票に向け意気込んだ。  講座では、講師を務めた同事務局の梅田しおり参事が2

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  • 通園バス園児置き去り防止 静岡市も補助金 2月補正に計上方針

     牧之原市で昨年9月に発生したこども園の送迎バス女児置き去り死亡事件を受け、静岡市は、こども園などの送迎バスの安全対策に補助金を支給する方針を固めた。国が送迎用車両への安全装置装備を義務化したことに伴う対応。関連費約1億5千万円を2022年度2月補正予算案に計上する。27日までの関係者への取材で分かった。  車内の安全確認を怠ると警報を発するなどのシステムを装備する際にかかる費用を補助する。安全装置の装備が義務化される認定こども園や保育所などには車両1台につき18万円、放課後児童クラブなど義務化対象外の施設には1台当たり9万円を助成する。  登園管理システムや園児の位置情報などを確認できるタグ

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  • 西伊豆地域へ誘客 静岡駅でキャンペーン関連イベント

     一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーとJR東海は28日から3月31日まで、西伊豆地域への誘客キャンペーン「早春の西伊豆ウオーキング」を実施する。企画が始まるのを前に両社などは27日、関連イベントをJR静岡駅構内で行った。  伊豆市土肥や西伊豆、松崎の観光協会職員ら約15人が駅利用者に観光パンフレットやグッズなどを配布した。人気スポットも映像で紹介し、「ぜひ旅行先に伊豆西海岸を選んで」と呼びかけた。  キャンペーンでは清水港(静岡市清水区)-土肥港(伊豆市)を結ぶ駿河湾フェリーと電車の利用を推奨。土肥港を徒歩で出発し、土肥金山や恋人岬などを巡る「土肥コース」と、土肥港から無料バスで松崎町に移動し

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  • 所得税納付遅延 追加課税373万円 静岡市立清水病院

     静岡市は27日、市立清水病院職員の2022年6月期末・勤勉手当と同年10月給与にかかる源泉所得税について職員のミスで納付が遅延したと発表した。延滞税と不納付加算税計373万7900円の追加課税が生じ、市は近く市議会2月定例会に補正予算案を諮って納付する。  同病院によると、約800人分の6月賞与の源泉所得税約6163万が約5カ月、約940人分の10月給与の源泉所得税約3116万円で1日、それぞれ納付が遅れた。いずれも担当職員の手続きミスが原因だった。10月給与分源泉所得税の延滞税2千円は既に納付したという。  同病院は「職員への事務内容の引き継ぎが十全でなく、決算過程でのチェックも機能してい

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  • 強盗致傷 被告に有罪 静岡地裁沼津支部が判決

     強盗致傷と公務執行妨害の罪に問われた静岡市清水区、無職の男(54)の裁判員裁判判決公判で、静岡地裁沼津支部は27日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役5年)を言い渡した。  弁護側は被告に逮捕を免れる目的はなかったとして強盗致傷罪は成立せず、窃盗と傷害の罪にとどまると主張していたが、野沢晃一裁判長は暴行の経緯から「警察官による身柄拘束を免れようとした」と認定した。  判決によると、被告は昨年3月2日午後3時ごろ、富士宮市内の神社のさい銭箱から現金約6千円を盗み、停止を求めた富士宮署の男性巡査部長を複数回殴るなどしてけがを負わせ、職務を妨害した。

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  • 静岡市の国保料率 据え置き「妥当」 運営協、市長に答申

     静岡市国民健康保険運営協議会(会長・井上恒弥市議)は27日、2023年度の国民健康保険料率を現行のまま据え置くなどとした市の諮問は「妥当」として田辺信宏市長に答申した。  医療の高度化や被保険者の高齢化により1人当たりの医療費は今後増加していく見通しで、保険料の引き上げは必要な状況だとした上で、エネルギー価格や原材料価格の高騰による被保険者の経済状況を考慮し、据え置きは妥当とした。  健康診査の受診率向上やジェネリック医薬品の普及促進、治療薬価格の適正化を国に要望することなども求めた。

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  • 北方領土、早期返還を 静岡で県民大会、標語入賞者を表彰

     静岡県内60団体でつくる北方領土返還要求県民会議(会長・薮田宏行県議会議長)は26日、本年度の県民大会を静岡市駿河区のグランシップで開いた。大会宣言の採択や県民から募った標語入賞者の表彰を行った。  構成団体の関係者ら約100人が出席し、「一日も早い北方領土の返還が実現されるよう努力する」との大会宣言を採択した。  標語は寄せられた304点の中から、11点が入賞、入選した。静岡市立服織中2年の石上晴さんの「四島返還 平和な未来へ 世代越え」が最優秀賞に輝いた。石上さんは「若い世代も北方領土への理解を深めてほしい」と思いを語った。  元島民3世や大学院生、中学教員らによるパネルトークも行った。

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  • 25の特別支援学校に図書260冊寄贈 静岡県労働金庫

     静岡県労働金庫(増田泰孝理事長)は県内の県立特別支援学校全25校に図書計260冊を寄贈する。27日には、増田理事長が静岡市駿河区の静岡聴覚特別支援学校を訪れ、同校の代表生徒に絵本や児童書、図鑑など計15冊を手渡した。  増田理事長は「読書を通して感性を磨いてくれれば」と話し、松本仁美校長は「本校は読書が好きな子どもが多いのでありがたい」と感謝した。

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  • パートナー制度周知へ「多様な政策と連動を」 静岡でシンポジウム

     静岡県は27日、性的少数者や事実婚のカップルを公認するため3月1日に導入する「パートナーシップ宣誓制度」の周知を図るシンポジウムを静岡市駿河区の県男女共同参画センターあざれあで開いた。  県男女共同参画課の山口精子課長が制度の概要を説明。カップルとして宣誓し公認されれば「大切なパートナー、家族であることを周囲に説明しやすくなる」と利点を語った。  基調講演を行った追手門大の三成美保教授は静岡県の制度について「カップルの子どもも含めて家族関係を認めるファミリーシップ制度で、先進型だ」と評価。一方、法律ではないため子どもへの親権はないと説明した。性的少数者に対する包括的な法律がまだ日本にない中で

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  • PB三ケ日ミカン 台湾の百貨店で販売 静鉄ストア

     静鉄ストア(静岡市葵区)がプライベートブランド(PB)として展開する三ケ日ミカンが1月下旬から、台湾の百貨店「新光三越」の店頭に並ぶ。海外での販売は初めて。現地では贈答用として日本産果物の人気が高く、販路拡大を目指す。  1ケース10キロ入りの「天与の味覚 三ケ日マルナみかん」を30ケース限定で販売する。静鉄ストアが生産者を指定するなど品質の高さを追求したPB「生産者の声を聞きました。」の一つ。  担当者は「ミカンを足がかりに、今後も米やジャムといったPB商品の販売を進めたい」と話す。

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  • 静岡トヨタ 西部整備センター 移転拡大オープン

     静岡トヨタ自動車(静岡市駿河区)は28日、タクシーやバスなど法人車両の整備点検を担う西部整備センターを浜松市南区から同市東区に移転開業する。施設規模を大幅に広げ、顧客の利便性や業務効率の向上につなげる。  新施設は鉄骨造平屋建て。延べ床面積約890平方メートルを確保し、検査場を従来の4台分から8台分に増やした。受注台数が多いタクシーの専用スペースでは、料金メーターや自動ドアの動作確認を行える。新施設では旧施設比2倍の受注獲得を目指す。

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  • 食文化を観光に 可能性探る講演会 2月6日、静岡

     時事通信社と県は2月6日午後2時から、特別講演会「静岡県におけるガストロノミーツーリズムの可能性」を静岡市駿河区のホテルグランヒルズ静岡で開く。参加無料。  本県が今年の東アジア文化都市の国内都市に選出されたことを受け、県産食材や食文化を観光に結びつける「ガストロノミーツーリズム」の認知度向上を図るのが目的。基調講演は、三菱総合研究所の宮崎俊哉主席研究員がインバウンド観光の推進について解説する。パネル討論ではレストランカワサキ(静岡市葵区)の河崎芳範オーナーシェフらが意見を交わす。  オンライン視聴も可能。参加申し込みの締め切りは30日。申し込み、問い合わせは時事通信社静岡総局<電054(2

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  • 広瀬アリスさんと春風亭昇太さん 静岡に 大河ドラマ館と歴史博物館訪問【動画】

     徳川家康が主人公の大河ドラマ「どうする家康」の世界観を伝える「静岡 大河ドラマ館」(静岡市葵区)の開館に合わせ、名誉館長の春風亭昇太さんと、大河ドラマで於愛の方を演じる広瀬アリスさんが27日、大河ドラマ館と静岡市歴史博物館を訪れた。 家康がよく分かる 正室・側室/人柄/戦い ▶特設サイト「静岡人必読 今さら聞けない 徳川家康」

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  • 特捜隊ノート 「ゾウの花子 愛にあふれた生涯」

     1970年代後半から80年にかけ、静岡県内を渡り歩いたゾウがいたことをご存じでしょうか。くる病を患い、温暖な土地を求めて北海道から静岡に来た「花子」です。  花子は現在の静岡市清水区から焼津、静岡市駿河区へと移動し、最後はパラグアイに渡りました。県内を転々とした花子ですが、各地で手を差し伸べた人がいたことが分かりました。地域の人が花子のために食べ物を持ち寄り、ゾウ舎を手作りしたこともあったそうです。  取材を進める中で、「花子に会うのが楽しみで、友人と一緒に毎日ゾウ舎に通いました」との声を聞きました。記事を紹介すると「家族との思い出話に花が咲きました」という反響もいただきました。  花子の生

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  • 今川氏真ってどんな人? 戦国大名・今川家の歴史に幕 後に出家して文化人に 晩年は家康と駿府で交流

    今川氏真の生涯  天文7年(1538年)生まれ。父は「海道一の弓取り」と呼ばれ駿河・遠江・三河を治めた戦国大名の今川義元、母は武田信玄の姉。駿河と隣接する甲斐、相模の和平協定「甲相駿三国同盟」の一環として、北条氏康の娘・早川殿を正室に迎えた。  永禄3年(1560年)に織田信長との「桶狭間の戦い」で父・義元が討死すると、今川配下にあった三河の松平元康(徳川家康)が離反。武田信玄の嫡男・義信が廃嫡され、正室だった氏真の妹・嶺寒院(嶺松院とも)が駿府に送還されたり、駿河湾の塩を送るのをやめる「塩止め」を行ったりして、甲斐の武田信玄との関係も悪化。こうした事態を受けて氏真は、信玄の敵である越後の

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  • 静岡市長選 告示まで2カ月 争点不明確、有権者の関心低調 山田氏 草の根活動を展開/難波氏 政治関係支援厚く

     任期満了に伴う静岡市長選(4月9日投開票)の告示まで残り2カ月となった26日、立候補を表明している自民党県議山田誠氏(60)は議員辞職願を提出し、元副知事の難波喬司氏(66)は同市葵区で後援会の事務所開きを行った。両氏とも出馬を公言した昨秋以降、選挙戦への準備を進めている。ただ、表だった大きな動きは見せておらず、現時点では争点も明確でないため、有権者の関心はいまひとつだ。  山田氏は26日午前、県庁で薮田宏行県議会議長に辞職願を提出した。辞職は31日付。市長選に向けて退路を断ち、「静岡市政を変えていくという思いを強くした」と語った。  1月中旬に地元葵区で開いた決起集会では、具体的な政策とし

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  • 劇団四季「人間になりたがった猫」静岡公演開幕 ダンスと歌で魅了

     劇団四季のファミリーミュージカル「人間になりたがった猫」の静岡県内公演(静岡新聞社・静岡放送など主催)が26日、沼津市民文化センターで開幕した。  米国の児童文学を基にした作品。魔法使いの飼い主によって2日間だけ人間にされた猫が、出会った娘を意地悪な役人から守る冒険物語で、人間の素晴らしさや仲間の大切さを描く。俳優たちがステージで披露する躍動感あふれるダンスと心に訴えかける歌が、観客の親子連れなどを魅了した。  公演は28、29両日に静岡市清水区の清水文化会館マリナート大ホールで、31日に浜松市中区のアクトシティ浜松大ホールでそれぞれ開かれる。  問い合わせは劇団四季静岡オフィス<電0570

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  • 火災休業の老舗洋食店 移転再開 鍋や包丁…「戦友」と奮起 静岡

     昨年8月に起きた静岡市葵区呉服町のビル火災の影響で休業を余儀なくされた老舗洋食店「グリルくらもと」がこのほど、同市駿河区南町に移り約4カ月ぶりに再開した。名物だったオムライスなどの復活に、常連客から期待の声が聞かれた。  「いらっしゃいませ」  1月初旬。新店舗でオーナーシェフの倉本毅さん(66)の明るい声が響いた。メニューは再開前と同じものをそろえ、客を迎える。10年以上、店に通う駿河区の男性(68)は「卵の濃厚な味が際立つオムライスは絶品。楽しみにしていた」と声を弾ませた。  35年にわたり店の歴史を紡いできた倉本さんにとって火災は大きな試練だった。店舗は火災が発生したビルの地下にあり、

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  • 四輪バギーで滝へ温泉へ 静岡・梅ケ島散策ツアー2月開始

     静岡市葵区の市営梅ケ島温泉「黄金の湯」は2月4日から、公道走行が可能な四輪バギーを活用した「地域散策ツアー」を始める。本番に向けてこのほど、ツアーを先導するキャストの講習会を開催。参加者は車両の扱い方などを学び、ツアーコースを試走した。  「アドベンチャー気分で自然豊かな梅ケ島の光景や文化を楽しんでもらおう」と昨年秋から準備。四輪バギーは排気量49ccで、6台用意した。  講習会には市内から3人のキャスト候補生が参加。ヘルメットを着用した参加者は、講師を務める同温泉の小松原明浩マネジャー(63)と一緒に車両を点検した後、近くの広場で発進や停止、ハンドル操作など繰り返し、二輪とは違う車両特性を

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  • 家康時代から続く鋳物文化発信 栗田産業 静岡市にショールーム

     金属鋳造の栗田産業(静岡市駿河区)が26日、鋳物製品ブランド「重太郎」のショールーム兼販売店舗を同区豊原町に開いた。スズ製などの食器展示や製造工程の紹介を通じ、伝統的な鋳物産業の魅力を発信する。  1890年創業で、工作機械や産業用ロボット向けの部品製造を手がける。技術を生かして生活に身近な品を作る企画として2017年、創業者の名前に由来する「重太郎」ブランドを立ち上げた。  水や酒の酸味や苦みをやわらげ、まろやかにするとされるスズを材質にビアグラスやぐい飲みを開発。ミニ四駆をかたどった箸置きや、県の鳥「サンコウチョウ」をモチーフにした鋳鉄製栓抜きなども商品化した。オンラインショップや催事な

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  • 「二度と見られない」ZTF彗星 静岡市清水区の山田さんが撮影 2月2日、地球最接近

     今回を逃すと地球から二度と見ることができないとされ、天文ファンに話題の「ZTF(ズィーティーエフ)彗星(すいせい)」を、静岡市清水区上清水町のアマチュア天文家山田昇さん(70)が撮影した。国立天文台(東京都)によると、彗星は2月2日未明に地球から約4200万キロまで近づく。担当者は「天の川が見えるような十分に暗い空であれば肉眼でもぼんやり見ることができる」と話す。  山田さんは1月25日午前4時半ごろ、自宅から250ミリの望遠レンズを向けて90秒間露光で撮影。25枚を加算平均合成(ノイズ処理)した。彗星に含まれるガスの成分で核が緑色に輝く様子や、彗星から放出されたちりが太陽光で照らされて尾が

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  • 厳しい寒さ 釣り堀全面氷結 梅ケ島、厚さ2センチ 氷割りに汗 

     厳しい寒さが続いている影響で26日朝、静岡市葵区梅ケ島のレジャー施設「日影沢親水園 魚魚(とと)の里」では釣り堀が全面氷結し、営業開始前に氷を割る作業が行われた。  同日午前10時ごろ、釣り堀では今季一番という厚さ2センチほどの氷が水面を覆った。「こんなにしっかりとした氷が張るのは久しぶり」と従業員の内野重男さん(72)。「広く氷を除去しないと魚が氷の下に隠れてしまい、釣りにならない」と話しながら、かじかむ手でバールを握り、力を込めて次々と氷を割った。  同施設は釣り堀が氷結した時は氷の除去作業を行い、厳冬期でも来場者にアマゴ釣りを楽しんでもらっている。

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  • 記者コラム「清流」 街で遊ぶ

     静岡大の人文社会科学部と理学部は前身の旧制静岡高時代を含め2022年で創立100周年を迎えた。同高は1949年に同大に包括。校地は68年に静岡市葵区大岩本町から駿河区大谷に移転した。  旧制静岡高出身の芥川賞作家吉行淳之介さんのエッセーに、在籍時の思い出に触れたくだりを見つけた。仲間と連れだって毎日のように街へ出かけ、酒を飲んだり映画を見たりしたという。  記者は同大人文社会科学部を2年前に卒業した。学生時代を振り返ると、自分も周りの友人も「街で遊ぶ」という感覚は薄かった。大谷と静岡駅前は距離があったし、コロナ禍の影響も受けた。  中心街での回遊はにぎわいに欠かせない。若者の流出が嘆かれる中

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  • 社会貢献、思いを形に 遺贈先に日赤紹介 スルガ銀行が協定

     スルガ銀行は26日、遺言を残して財産寄付する「遺贈」に関する協定を日本赤十字社静岡県支部と結んだ。遺言信託などの相談を受けた場合、顧客ニーズに応じて遺贈先の候補として同支部を紹介する。  静岡市葵区の同支部で締結式を行い、同行営業本部静岡コミュニティバンク長の大石裕之執行役員と同支部の鈴木亨事務局長が協定を交わした。大石執行役員は「社会貢献を希望するお客さまの尊い思いを形にできるようにしていきたい」と述べた。  同行は、地銀の中でいち早く2007年から遺言信託サービスを開始。高齢化が進み遺言信託などの相談増加が見込まれる中、多様な要望に対応していく。近年は築いた財産を障害者福祉や災害支援など

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  • 謎解きや「動物恋みくじ」 日本平動物園活性化へ提案 静岡デザイン専門学校の2年生

     静岡デザイン専門学校グラフィックデザイン科の2年生が26日、日本平動物園(静岡市駿河区)の活性化に向けて考案した企画を同市葵区の同校で発表した。同園の関係者らが耳を傾けた。  学生は同園を訪れて来園者の年齢層などを分析した上で、昨年10月から個人やグループで企画を考えてきた。  この日の発表では、謎解きイベントの開催や、飼育員をモチーフにした広報キャラクター制作など、斬新なアイデアが提案された。10代、20代のカップルの来園増を狙った「デートスポット大作戦」を企画した班は、学生がデザインした「動物恋みくじ」を見せ「SNSで拡散が期待できる」と強調した。  金原百々菜さん(19)は「来園が比較

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  • 中小企業の賃上げ「重要だが難しい」 静岡商議所会頭

     静岡商工会議所の岸田裕之会頭は26日の定例記者懇談会で、地域企業の賃上げ動向について、「賃上げは重要という認識はあるが、企業の経営体力を考えた際に、しっかり価格転嫁をしながら進めるべきだ」と述べた。  岸田会頭は、賃上げによる購買力の向上が経済成長に必要だとしながらも「原材料価格が高騰する中、中小企業にとって賃上げは難しい問題」と指摘。その上で「一律に賃上げしてほしいとまでは言えないが、企業として最大限の努力をしてほしい」と期待した。  4月の静岡市長選に向け、岸田会頭は同商議所として改めて「中立」の姿勢を示した。立候補予定者に対し、「新型コロナウイルス禍から経済を動かし、景気が上向くような

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  • ランドセルと下敷き寄贈 静岡の交通安全財団

     一般財団法人市川交通安全財団(静岡市駿河区)は25日、交通安全を啓発する下敷き3万1500枚とランドセル1個を県教委に寄贈した。  下敷きは各市町を通して来年度の新入学児童全員に、ランドセルは保護者が交通事故により死亡または負傷した児童1人に届けられる。県庁で開かれた贈呈式で、同財団の市川聡康副理事長(58)は「未来を担う子どもが交通事故に遭わないように役立てて」と話した。  同財団による寄贈は1981年から毎年行われ、今回で43回目。市川副理事長から目録を受け取った県教委の塩崎克幸教育監は「下敷きを使うことで児童一人一人の交通意識が高まる」と感謝した。

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  • 朝比奈君(伝馬町)が優勝 東日本大会に進出 公文杯将棋

     公文杯第48回小学生将棋名人戦県予選会(日本将棋連盟清水支部主管、静岡新聞社・静岡放送後援)はこのほど、静岡市清水区の江尻生涯学習交流館で開かれた。静岡市立伝馬町小5年の朝比奈潤君が優勝し、3月の東日本大会に進む。  県内の小学1~6年生計60人(うち女子6人)が出場。グループ戦の後、トーナメント戦で戦った。外岡健司支部長は「女子の参加も多く将棋への関心の裾野の広がりを感じている。決勝は接戦となり会場は大いに盛り上がった」と述べた。  そのほかの主な結果は次の通り。  ②長島旦陽(藤枝岡部5)③渥美賢信(磐田北5)

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  • ポンカン品評会 土屋さん最高賞 松崎

     松崎町農業振興会果樹部会は26日、第34回ポンカン品評会を同町宮内の町環境改善センターで開いた。町内の生産農家12軒が30点を出品し、土屋人さん(那賀)が最高賞の金賞に輝いた。  町によると、ポンカンは、静岡市、浜松市に次ぐ生産量を誇る特産品。県賀茂農林事務所、JAふじ伊豆の職員が審査員を務め、形や糖度、味を確認した。加賀主(あるじ)部会長(74)によると、ここ数年は日照不足でやや小ぶりだが、生育は順調。審査後には販売も行われた。  このほかの入賞者は次の通り。  銀賞 船津正雄(船田)松本久(門野)▽銅賞 高橋江美(道部)斉藤さと子(中村)加藤豪一(小杉原)加賀主(八木山)清水美穂子(桜田

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  • 清水港CNP協議会 脱炭素へ計画素案提示 静岡県、3月に公表

     将来的な二酸化炭素(CO2)収支ゼロを目指す、清水港カーボンニュートラルポート(CNP)協議会の第4回会合が26日、静岡市清水区の清水マリンビルで開かれた。事務局作成の「CNP形成計画」の素案が示され、2月1日からパブリックコメントを行うことを申し合わせた。県は3月末までに決定した計画を公表する。  オンラインを含め官民50人以上が参加。冒頭、県交通基盤部の勝又泰宏理事が「港湾立地産業の環境面での競争力獲得のため、官民が一体となり計画を作りたい」とあいさつ。非公開の会議で示された素案では、各企業へのヒアリングを通じ集計した清水港のCO2排出総量や、将来目標のための努力量などが可視化されたとい

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  • アコヤ真珠、普段着にも 愛媛大使がフェアPR

     愛媛県漁業協同組合の職員とJFえひめ真珠大使の池田奈菜子さん(23)が26日、静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館を訪れ、27~29日に県水産会館(同市葵区)で開催する「フォーマルパールフェア」をPRした。  愛媛県は真珠の生産量が17年連続で全国1位を誇る。フェアでは同県産のアコヤ真珠を中心に世界各地の真珠製品約3千点を割引価格で販売する。標準サイズ(約40センチ)のネックレスを複数つなげ、二連にしたり途中で結んだりもできる「ロングパールネックレス」のコーナーも設ける。  池田さんは「最近は冠婚葬祭だけでなく、スエットに合わせるなどカジュアルにも使われている。好みの色やサイズを見つけていただけ

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  • 台風被害のスポーツ施設修繕に B3静岡が市に浄財を寄付

     バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)のベルテックス静岡は26日、昨年の台風15号で被災したスポーツ施設の修繕に役立ててもらおうと、静岡市に10万7971円を寄付した。市役所静岡庁舎を訪れた運営会社の松永康太社長が、望月哲也観光交流文化局長に目録を手渡した。  ベルテックスは「スポーツ募金」として2022年10月から、選手自らがホームゲーム会場やイベントで募金活動を展開。Bリーグや所属する県外チームなども協力を求め、集まった浄財を今回寄付した。  同市内では安倍川河川敷の広場などが被害に遭い、現在も使用できない施設がある。松永社長は「皆さんの思いを代表して届けることができた。スポーツを愛す

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  • 長泉で町民参加型フェス、来年度開催へ 静岡出身の谷さん企画

     長泉町文化センターベルフォーレは来年度、音楽クリエイター谷真人さん(静岡市葵区出身)をプロデューサーに起用し、子どもを中心とする町民参加型イベント「ベルフォーレフェス」を開く。高橋健館長と谷さんがこのほど、町役場を訪れ、池田修町長に事業内容を報告した。  高橋館長は「夏は芸術・楽器体験ができる体験型イベントを、春は合唱団結成などステージコンテンツを中心に予定している」と報告した。谷さんは「地域のためにできることを俯瞰(ふかん)的に取り組みたい」と意気込んだ。

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  • 交通事故死者 過去最少 2022年の静岡南署管内

     静岡南署は25日の同署協議会(石田幸彦会長)で、昨年管内で発生した交通事故死者が過去最少の2人だったことを明らかにした。同協議会では今年1~3月の業務重点として、自転車事故と特殊詐欺被害の防止を推進する方針も決めた。  同署の統計記録が残る1955年以降、年間の交通事故死者数が最も少なかったのは2014年と21年の3人だった。死亡事故のうち1件は自転車による単独事故だった。  昨年の同署管内の人身事故は前年比30件増の1249件、自転車事故は同28件増の309件だった。特殊詐欺の認知件数は前年比7件増の30件で、被害額は2099万円増の8044万円。同署は昨年の自転車事故件数と特殊詐欺の認知

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  • 卒園記念の箸置き 園児が粘土で手作り 静岡大付属幼稚園

     静岡大付属幼稚園(静岡市葵区)の年長園児約40人がこのほど、卒園記念品として箸置きを制作した。  同大付属特別支援学校高等部の陶芸班の生徒12人が講師を務めた。園児に作り方を説明した後、粘土の練り方から丁寧に指導した。  園児は粘土で動物や虫、植物など思い思いの形を作り、生徒に託した。同校内の窯で焼き上げ、色付けをして完成させる。

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  • 障害者就労支援へ NPOに68万円 SOMPO福祉財団

     SOMPO福祉財団(東京)は26日、障害者の就労支援を行うNPO法人「絆」(佐塚啓吾代表)に68万円を寄付した。静岡市駿河区下川原の同NPOで贈呈式が行われた。  同財団の母体である損保ジャパン(東京)の山本耕平静岡支店長が、佐塚代表に贈呈書を手渡した。寄付金はトイレと更衣室の改修に活用される。  山本支店長は「今後も地域の社会福祉の発展に貢献していただければ」とあいさつした。

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  • いじめ訴訟結審 6月29日に判決言い渡し 静岡地裁

     静岡市の市立小で2017年度にいじめを受け、適応障害を発症したなどとして、当時5年生だった10代の男子生徒が市や同級生らに損害賠償を求めた訴訟は26日、静岡地裁(菊池絵理裁判長)で結審した。判決は6月29日に言い渡される。  訴状によると、男子生徒は17年9月ごろからいじめに遭い、18年1月以降に適応障害や機能性難聴と診断され、同4月に転校した。

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  • 不条理と暴力、詩人の愛憎劇 「天上の花」 片嶋一貴監督

     詩人萩原朔太郎(1886~1942年)の没後80年に合わせて昨年12月から各地で上映が続く映画「天上の花」は、朔太郎の娘、葉子の同名小説が原作。朔太郎を師と仰ぐ三好達治と朔太郎の末妹の愛憎劇だ。暴力的なシーンにどきりとするが、片嶋一貴監督は「太平洋戦争下で社会が閉塞[へいそく]し、個人がストレスをためる様子は新型コロナ禍に通じる」と指摘する。  昭和初期。東出昌大が演じる達治は朔太郎の末妹の慶子(入山法子)と出会い、恋に落ちる。結婚を認めてもらうために出版社に就職するが、倒産。失意の中、見合い結婚をする。  日本はきな臭い時代へと進む。達治は戦争を賛美する詩を精力的に作り名を上げる。朔太郎の

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  • 茶況(1月26日)蘭字グッズ売り上げ 静岡県茶業会議所に寄付 静大生の団体

     静岡大地域創造学環の学生でつくる団体「ランジ de 茶蘭字」がこのほど、県茶業会議所に5万2804円を寄付した。浄財は蘭(らん)字を印刷して作ったTシャツやバッグ、巾着などの売り上げの全額。  大学の授業で茶輸出用茶箱に貼る版画のラベル「蘭字」のデザインに魅力を感じた学生らが商品の企画・製作を手がけ、昨年9~10月に県内各地で販売した。茶文化振興につなげてもらうため、売上金を同会議所に寄せた。  同団体の松本侑さんは「蘭字を通して興味を持ったお茶の文化や歴史を今後も学んでいきたい」と話した。

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  • 50店近くから用心棒料か 静岡県警が暴力団事務所を捜索 酒代金名目で回収

     静岡市葵区の繁華街にある社交飲食店の経営者から酒の購入代金名目で用心棒料が回収されていたとされる事件で、県暴力団排除条例違反の疑いで25日に県警に逮捕された指定暴力団稲川会森田一家若頭の無職の男(49)=同区駒形通6丁目=らが、繁華街の飲食店など50店近くに酒を販売していたとみられることが26日、関係者への取材で分かった。  県警によると、容疑者らは盆と暮れの年2回、1本千円程度の酒に1本1万円の値段を付けて用心棒関係にある飲食店などに2本1セットで販売し、用心棒料を集めていたという。関係者によると、1店舗につき1セットを基本に、一部で値段をさらに上げたり、複数セットを売ったりした可能性もあ

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  • 静岡市歴史博物館⇔大河ドラマ館 無料シャトルバスで周遊を 27日から運行開始

     大河ドラマを通じた地域活性化を目指す静岡市の官民組織「どうする家康活用推進協議会」(会長・岸田裕之静岡商工会議所会頭)は27日、同市葵区の市歴史博物館と、同区の静岡浅間神社境内に開館する大河ドラマ館を結ぶ無料シャトルバスの運行を開始する。平日は12便、土日祝日は23便を運行し、両施設を含めた市街地の周遊性向上を図る。  同博物館とドラマ館のほか、両施設の間に位置する浅間通り商店街と、駿府城公園中堀の遊覧船「葵舟(あおいぶね)」乗り場を停留所とし、どこでも乗降できる。午前9時半ごろ~午後6時ごろの間に平日は45分間隔、土日祝日は15~30分間隔で運行する。  このほか、同神社周辺や市中心街の民

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  • 記者コラム「清流」 未来の高校球児へ

     近年、高校球児の数が減っていると聞く。元球児の一人として残念に思う。減少要因は多々あるだろうが、先日、静岡市内の中学生と高校生の合同練習を取材した際、明るい兆しを垣間見た気がした。  日本高野連は、公平性確保などを理由に中高の野球部が単独チーム同士で練習することを認めていないが、今回は学校関係者が尽力し、複数チームが参加することで合同練習を実現させた。“先輩”に教わる中学生のはつらつとした表情が印象的だった。同じ白球を追って刺激を受けた経験が、野球を続けるきっかけになってくれればうれしい。  あす春の選抜高校野球大会出場校が発表される。県勢の選出と活躍に期待しつつ、こ

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  • 用心棒料 年2回10年以上か 逮捕の暴力団幹部 酒代金名目で回収

     静岡市葵区の繁華街にある社交飲食店の経営者から用心棒料が回収されていたとされる事件で、県暴力団排除条例違反の疑いで25日に逮捕された指定暴力団稲川会森田一家幹部の無職の男(49)=同区駒形通6丁目=が、10年以上にわたって用心棒の関係にある複数の飲食店などに年2回、酒を販売して購入代金名目で用心棒料を受け取っていたとみられることが同日、県警への取材で分かった。  県警捜査4課によると、容疑者は森田一家の若頭でナンバー2の立場。蔵元から4合瓶(約720ミリリットル)の酒を仕入れて独自に発注したラベルに貼り替え、自身が用心棒となっている飲食店などに2本1セットで販売していたとみられる。盆と年末の

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  • 東北6県魅力PR 物産展40店ずらり 29日まで、静岡伊勢丹

     東北6県の名産品を集めた物産展が25日、静岡市葵区の静岡伊勢丹で始まった。29日まで。  宮城の牛タンや秋田のハタハタを使った弁当、岩手の南部せんべいなど約40店が出店し、自慢の品をアピールする活気ある声があふれた。山形の鉄瓶、福島のきりだんすなど伝統の技が光る工芸品のコーナーでも多くの来場者が足を止めた。  初日は、青森・弘前城の「ミス桜」松田萌里さん(22)が来店し、青森県特産のりんごジュースなどを先着の来場者に配った。初めて静岡に来た松田さんは「静岡は暖かくて親切な人が多い。青森のリンゴがふんだんに入った食パンがおすすめ。東北の魅力を堪能してほしい」と話した。

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  • EVシフト、脱炭素推進 持続的成長へビジョン策定 加藤充明/小糸製作所社長 【聞きたい】

     電気自動車(EV)など次世代モビリティ開発が進む中、主力製品の自動車用ランプを高性能化する一方、新規事業の発掘や早期事業化に力を注ぐ。持続的な成長や環境との共生に向け、2022年11月に30年度までの経営目標「KOITO VISION(コイト・ビジョン)」も策定した。  ―足元の事業環境は。  「自動車用ランプの22年の年間生産数は7900万台。前年比450万台増とはいえ、新型コロナウイルス感染拡大前の状況までは回復していない。半導体や部品不足は完全解消したと言えず、23年も厳しい経営環境が続くだろう」  ―ビジョン策定の狙いは。  「国内自動車産業はEVシフトや脱炭素化などで大きな変革期を

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  • 自民党本部が難波氏推薦決定 静岡市長選

     自民党本部は25日、任期満了に伴う3月26日告示、4月9日投開票の静岡市長選について、立候補を表明している元副知事難波喬司氏(66)の推薦を決定した。党県連が上申していた。  難波氏に対しては公明党、立憲民主党も推薦を決めている。同市長選には自民県議の山田誠氏(60)も出馬を表明している。

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  • 静鉄タクシーで巡る伊豆の旅 28日から実証実験 駿河湾フェリーで静岡と結ぶ

     静鉄タクシー(静岡市駿河区)と、一般社団法人「ふじさん駿河湾フェリー」(同市清水区)は28日、同市と下田、河津、南伊豆の各市町をタクシーとフェリーで結ぶ観光客向けの実証実験を始める。2月26日まで。新型コロナウイルス下で利用が低迷したフェリーの利用増を図るとともに、タクシーで長距離を移動する需要の有無を検証する。  「223(ふじさん)タクシー」と銘打ち、小規模グループの旅行人気が高まるなどコロナ下で変容する行動形態に対応し、伊豆地域の周遊促進にもつなげる。  タクシー1台に目的地の異なる複数人が相乗りするプラン(1人当たり片道税込み4500円)と1グループで貸し切るプラン(同1万8000円

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  • 新産業創出へ産学官連携 開発振興機構 20年間の成果発表

     静岡商工会議所の外郭団体「新産業開発振興機構」(理事長・藤田綾子同商議所副会頭)はこのほど、創立20周年記念式典を静岡市駿河区で行った。  会員企業や大学関係者らが、イチゴの炭疽(たんそ)病予防堆肥や、三保半島の地下海水を利用した陸上養殖など20年間の事業成果を発表した。高温や乾燥に対する植物の耐性を向上させる野草抽出エキスの販売をインド向けに展開していく計画も披露した。  藤田理事長は「地域のノウハウや技術を活用した新しい産業の創出に向け、産学官の連携を推進していく」とあいさつした。

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  • 静岡のペット店株式 業界コンサルに譲渡 小型動物ケアてこ入れ

     首都圏でペットショップを展開するトーリーメイト(静岡市清水区)が、ペット業界コンサルタントのテイクオーバー(焼津市)に株式譲渡するM&A(企業の合併・買収)が成約し、支援したしずおか焼津信用金庫本店(静岡市葵区)でこのほど、調印式が行われた。テイク社は、人材養成に力を入れてきたトーリー社のノウハウを生かし、飼育頭数が伸びているウサギや爬虫(はちゅう)類といった小型動物のケアなどをてこ入れする。  トーリー社は商業施設内で15店舗ほどペットショップを展開している。三橋則昭社長の意向を受けて、事業を承継する新しい経営者を同信金が2年前から探していた。  両社がペットショップ業界の労働環境改善や理

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  • エシカル消費 衣服で学ぶ 常葉大橘高で授業 ファッション楽しみ方再考

     人や社会、環境に配慮した消費行動「エシカル消費」について衣服を題材に学ぶ授業が25日、静岡市葵区の常葉大付属橘高で開かれた。同校英数科の1年生39人が環境問題などを踏まえ、ファッションの楽しみ方を見つめ直した。  同校の水口裕太教諭(36)が、衣服を作るために必要な水や排出される二酸化炭素(CO2)の量など、環境への負荷について解説。発展途上国の中には劣悪な労働環境の下で衣服を製作する人たちもいることを説明した。  生徒は4人一組になり、環境に配慮した衣服の扱い方などについて議論。「捨てる服を切って雑巾として再利用する」といった提案が出た。白鳥兼佑さんは「買うときに流行に影響されすぎず、本当

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  • 子どもや若者のがん 医師ら解説 静岡県立こども病院 29日グランシップで講座

     静岡県立こども病院は29日午後2時から、静岡市駿河区のグランシップで「小児・AYA世代(思春期・若年成人)がん医療公開講座」を開く。  医師の講演では、同病院の脳神経外科科長が子どもの頭痛に関して、心配される症状やチェック方法を紹介する。整形外科医長は骨肉腫と成長痛の症状の違いを解説する。小児がん経験者が「自分らしく生きる」をテーマに講演するほか、プロ野球阪神タイガースの元選手横田慎太郎さんによるオンライン講演「諦めない心」も予定している。  午後4時まで。子ども用のプレイルームあり。問い合わせは同病院小児がん相談室<電054(247)6251>へ。

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  • 「選挙に行こう」 ポスターで啓発 静岡・葵区で展示会

     静岡市選挙管理委員会による「明るい選挙啓発ポスターコンクール展示会」が25日、葵区の市役所市民ギャラリーで始まった。29日まで。  市内の小中高生が制作した318点が並ぶ。最優秀賞に輝いた静岡高1年の尾崎咲菜さんの作品は、国会議事堂の前で投票用紙を持つ人を描き、「届け!私の声」とのキャッチコピーを添えて投票を促した。  市選管の平井寿弥さん(48)は「4月の静岡市長選を前に、選挙に関心を持つきっかけにしてもらえれば」と期待した。

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  • 障害者雇用 相互理解へ説明会、9社参加 静岡・駿河区

     静岡市障害者自立支援協議会の就労支援部会(中村文久部会長)は25日、障害者を対象にした合同企業説明会「就フェス」を静岡市駿河区のあざれあで開いた。  雇用について障害者と企業が相互に理解を深めるのが目的。障害者やその保護者、自立支援を行う就労移行支援事業所の関係者など約150人が参加し、市内外の企業9社から事業内容などの説明を受けた。参加者が勤務形態などを質問し、企業が回答した。  出展した静岡鉄道人事部の永田淳也主任(27)は「活躍の場面は多彩。まずは業務内容を知ってほしい」と話した。中村部会長は「取り組みを続けることで、静岡市の障害者雇用を増やしたい」と強調した。

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  • 文化財保護へ消防訓練 静岡浅間神社 4年ぶり実施

     26日の文化財防火デーを前に、静岡市葵区の静岡浅間神社で25日、消防訓練が実施された。同神社自衛消防隊や市消防局葵消防署、市消防団などの約70人が、国の重要文化財に指定されている本殿などを守るための手順や連携を確認した。  本殿裏山から出火したと想定。巡回中の神社職員が煙に気付き消防に通報した後、参拝者の避難誘導、ご神体や宝物の搬出、初期消火訓練に取り組んだ。はしご車やポンプ車計7台も出動。駆けつけた消防署員らは、地面に置いて噴霧する「水幕ホース」で水の壁を作り、八千戈(やちほこ)神社などに一斉放水して延焼を防いだ。  訓練は新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となった。終了後には神社職

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  • TOKAI(静岡市葵区) 温暖化防止へ40万円寄付

     TOKAI(静岡市葵区)は25日、県地球温暖化防止活動推進センター(同)に40万円を寄付した。  同区内での寄贈式で、小栗勝男社長が佐藤博明センター長に目録を手渡した。小学生向け体験学習「アース・キッズチャレンジ」などの環境教育活動に充てる。TOKAIは昨年、市内小学校の環境体験学習会の開催に協力した。  小栗社長は「次代を担う子どもたちの教育を含め、社会課題の解決に向け今後も協力したい」と話した。

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  • 音楽専攻6人卒業演奏 清水南高 3年間の集大成

     静岡市清水区の清水南高は25日、芸術科卒業演奏会を同市葵区の静岡音楽館AOIで開いた。音楽専攻の生徒6人が3年間の学習の集大成を披露した。  生徒は新型コロナ禍で学生生活を過ごし思うように練習ができない中、音楽への情熱を失わず技術を磨いてきた。演奏会ではソプラノ独唱、ピアノやトランペット独奏など計9曲を演奏し、来場した保護者らから大きな拍手が送られた。  ピアノ独奏を披露した高田結月さん(18)は「レベルの高い曲で演奏できるか不安だったが、音に気持ちを乗せて演奏できた」と話した。

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  • 東海大翔洋中、男女で最優秀 県中体連、県総体成績を表彰

     静岡県中体連は25日、2022年度県中学総体総合成績優秀校への教育長杯授与式(静岡新聞社・静岡放送後援)を静岡市駿河区のグランシップで開いた。男女で最優秀校に輝いた東海大翔洋中の生徒に賞状や優勝旗を贈った。  同校は男子が軟式野球で優勝、柔道と剣道で準優勝した。女子は剣道を制し、柔道で3位に入った。代表して男子の佐野一颯(軟式野球)が「厳しく練習に取り組み、全国2位、県内公式戦無敗で終えることができた」とあいさつ。女子の窪田咲姫(剣道)が「コロナ禍の3年間は制限が多かったが、精いっぱい努力を重ねた」と述べた。  男子の2位は浜松開誠館中、3位は浜松修学舎中、女子の2位は長泉北中、3位は浜松北

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  • 5団体19個人表彰 全国大会で優勝 静岡県高体連

     静岡県高体連は25日、全国選抜大会(2021~22年度)や22年度の全国総体、国体などで優勝した11競技の5団体19個人の計60人を静岡市駿河区のグランシップで表彰した。  選手を代表し、レスリング男子フリースタイル51キロ級で選抜、総体、国体の高校3冠を達成した菊地優太(飛龍)は「優勝は監督やチームメート、保護者のおかげ。日本、世界で活躍できるよう精進していく」と述べた。ボート女子シングルスカルで選抜、総体を制した高橋莉子(浜松北)は「次のステージでも感謝と競技を楽しむ気持ちを忘れず、恩返しをしていきたい」と決意を新たにした。  宮本宗明会長(浜松江之島高校長)は「皆さんの活躍は県民に希望

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  • 「緑の募金」寄付、ダイドーに感謝状 静岡県グリーンバンク

     ダイドードリンコ中部営業部は24日、森林整備や緑化推進に役立てる「緑の募金」に長年寄付を続けてきたとして、国土緑化推進機構から感謝状を贈られた。  同社は2005年から、二酸化炭素(CO2)を吸収する森林を増やすため、誰もが簡単に同募金に寄付できる自動販売機を設置している。売り上げの1%を寄付し、累計で約1482万円に上っている。  静岡市葵区の県産業経済会館で贈呈式が行われ、同社の貝元太部長が県グリーンバンクの鈴木一雄理事長から感謝状を伝達された。貝部長は「カーボンニュートラルの自動販売機も増やし、豊かな森林を次世代に受け継いでいきたい」と話した。

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  • 静岡県内外の風景活写 浜北区の岩下さん 31日まで個展

     浜松市浜北区の写真愛好家岩下孝さん(70)が31日まで、同区の県立森林公園バードピア浜北で個展を開いている。県内外で撮影した風景写真を中心に約40点を並べた。  静岡市清水区由比地区から見える富士山は満月の夜に撮影し、周辺の自然もくっきりと写るようにした。出身地である長崎市の街の風景は、午前5時ごろからカメラを構え、明るくなり始めた空と所々に灯がともる街並みの共演を表現した。岩下さんは「余計な物が写り込まないようにし、いい構図になるよう常に意識して撮っている」と話す。

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  • 27日開館「静岡 大河ドラマ館」公開 家康の衣装やパネル展示

     徳川家康が主人公の大河ドラマ「どうする家康」の世界観を伝える「静岡 大河ドラマ館」の27日開館を前に、ドラマの活用推進協議会(会長・岸田裕之静岡商工会議所会頭)は25日、静岡市葵区の静岡浅間神社境内に整備した同館を関係者に公開した。ドラマで役者が着用した衣装や家康ゆかりの地の紹介を通じ、静岡の歴史や文化を発信する。  主演松本潤さん演じる松平元康(家康)と有村架純さんが演じる瀬名の婚礼衣装や、今川義元役の野村萬斎さんが実際に着用した衣装、ドラマで用いたやりや書状などの小道具が並ぶ。  家康と関わりが深い静岡市内の神社仏閣や登場人物の魅力を紹介するパネルも展示。歴代の大河ドラマに登場した今川義

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  • 大井川港「タチジギ・ペアバトル」 白熱タチウオジギング大会 静岡の望月・大高ペア優勝

     近年、船のタチウオ釣りでもライトタックルで楽しめるジギングが全国的に人気だ。ジギング船を出す釣り船業者も増えてきた。焼津市の大井川港で15日、「第2回大井川港タチジギ・ペアバトル」(Marine Sweeper=焼津市=など主催)が開催され、25組50人の参加者が釣果を競い合った。  大会は3年前に男女ペアでの第1回が開かれたが、コロナ禍で途切れてしまい、Marine Sweeperが引き継ぐ形で開催した。  午前2時、5組ほどずつ船に乗り込み、出船。大会のルールは、竿は1人1本、ルアーはメタルジグのみ使用可能。PEラインは1号以下、メタルリーダーの使用は禁止-など。時間内にペアで釣り上げた

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  • 釣り場ガイド 静岡県東部/中部/西部

    東部  熱海 19日はスズメダイやタカベ、メジナなど。20日はベラなど。21日はマダイやクロダイ、スズメダイ、タカベ、メジナなど。22日は小マダイや小イサキ、タカベ、メジナ、アイゴなど。トウゴロウイワシとネンブツダイは連日揚がっている。  ▽熱海市和田浜南町 熱海港海釣り施設・電0557(85)8600   伊東 伊東港周辺は水温が下がり、本格的なメジナのシーズン。磯釣りが定番だが、港周辺でも釣れる。フカセ釣りで40センチ級が狙える。他にカサゴなどを狙って探り釣り。魚の活性が悪い今の時期はブラクリや胴つき仕掛けに、動きのあるイソメ餌がおすすめ。  ▽伊東市静海町 稲七つり具店・電0557(

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  • 「用心棒料」知人介し収受疑い 組幹部ら6人逮捕 静岡中央署など

     静岡市葵区の繁華街で社交飲食店を営む経営者から用心棒料を受け取ったなどとして、静岡中央署、静岡南署、県警捜査4課は25日、県暴力団排除条例違反の疑いで指定暴力団稲川会森田一家の幹部の男ら6人を逮捕した。暴力団組員が条例逃れのため、組員ではない知人らを介して用心棒料を受け取っていたとみて実態の解明を進めている。  逮捕されたのは森田一家幹部の無職の男(49)=同市葵区駒形通6丁目=、同一家組員の無職の男(38)=同市駿河区小鹿1丁目=、無職の男(41)=藤枝市北方=、解体工の男(41)=静岡市葵区川合1丁目=、建築業の男(45)=同区瀬名中央2丁目=、塗装業の男(38)=同区南沼上1丁目=の6

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  • 静岡・杉尾地区の盛り土 川勝知事「県の対応、問題なし」

     藁科川上流域の静岡市葵区日向、杉尾地区に無許可で造成された巨大な盛り土(残土処分場)を巡り、川勝平太知事は24日の定例記者会見で、砂防法関連の法令に基づく県の行政対応について「やるべきことはやっている」として、問題はなかったとする認識を明らかにした。造成業者が県の指導に協力的だとして、強制力のある行政命令の発出にも否定的な見解を示した。  県は盛り土の造成を確認した2005年以降の17年間、造成業者に土砂撤去の命令を出さず、土石流で28人が死亡・行方不明になった逢初川流域(熱海市)に造成された盛り土の約5倍の残土が搬入され続けた。  砂防法は森林法など他の法令と異なり、下流域の人家を守るため

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  • 寒波襲来 静岡で初雪、平年より18日遅く 浜松市街地でも舞う

     今季一番の寒波が襲来した24日、静岡地方気象台は静岡市駿河区で初雪を観測したと発表した。平年より18日遅く、前年より24日遅い。静岡市内では午後6時50分ごろ、雪が降った。浜松市の市街地でも同7時ごろから一時雪が舞った。 「少量の雪でもスリップ」 中日本高速道路 県内に注意喚起  強い冬型の気圧配置のため、静岡県内は24日夜から強い寒気が流れ込んだ。25日朝にかけて各地で冷え込みが続き、降雪量は山間地を中心に1~3センチの見込み。少量の雪でも路面が滑りやすくなる可能性があり、中日本高速道路は24日、高速道路で降雪が予測される区間を発表し、早めの対策を呼びかけている。  同社によると、東名高

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  • 教員確保へ官学タッグ 仕事の魅力、高校生に発信 静岡県内大学×教委

     公立学校の教員採用試験の倍率が低下している現状を受け、静岡県内の教員養成大学と地元の教育委員会が連携して教員志望者を増やす試みが始まっている。静岡大教育学部は2022年度、県教委などと共に高校生対象の教職セミナーを開催した。少子化で高校生の全体数が減少傾向にある中で、教員を志して教育学部に進学する生徒を増やすため、教員という職業の魅力発信に力を入れている。  21日、静岡大教育学部が県教委と連携して沼津市で開いた高校生向け教職セミナーには、教員の仕事に関心を持つ県東部の高校1、2年生とその保護者の約30人が参加した。県教委事務局の職員が教員免許の種類や採用試験の仕組みを説明したほか、県東部

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  • 演劇専攻設置へ改修 静岡県立清水南高、定員10人予定

     静岡県教委は2024年度に静岡県内初となる演劇専攻を設置する予定の県立清水南高(静岡市清水区)について、23年度中に演劇教育に対応した施設改修を行う方針を固めた。県の23年度一般会計当初予算案に関連経費を盛り込む方向で調整している。24日までの関係者への取材で分かった。  関係者によると、体育館2階の格技場を改修し、鏡や舞台用照明装置を備えた稽古場として整備する。芸術科は定員40人で、演劇専攻の定員はそのうち10人となる見込み。24年度の開設に向け、演劇教育を専門とする教員の配置も検討する。  同校は21年度に県舞台芸術センター(SPAC)と協定を結び、芸術分野で活躍する人材育成を目指した演

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  • 変化に対応、飛躍の年に 静岡県広告協会と県広告業協会 新年の集い

     静岡県広告協会(会長・大須賀紳晃静岡新聞社・静岡放送社長)と県広告業協会(理事長・波多野浩太郎アドコウ社長)は24日、合同で新年の集いを静岡市葵区で開いた。  大須賀会長は円安や物価高に伴う生活環境の変化のほか、拡大と沈静化を繰り返す新型コロナウイルスに言及。「これまでの経験を生かして対策しながら、経済活動を進めていかなければならない」と強調した上で、「大きく変化する時代の中でも、広告に携わる各社が協力し、飛躍の年にしたい」と言葉に力を込めた。  新年の集いは、2020年以来3年ぶりの開催。広告主や制作会社などの関係者約120人が出席した。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 賀茂地域で住民の健康長寿研究に取り組む 田原康玄さん(静岡市駿河区)

     賀茂地域1市5町の住民を対象に健康調査を行い、健康状態の変化などを追跡する「静岡多目的コホート事業」を進める。効果的な予防方法の開発や疾病の早期発見、健康づくりの意識を高めることを目指す。静岡社会健康医学大学院大(静岡市)研究科長。川崎市出身。53歳。  ―コホートとは。  「集団を長期間追跡し、疾患の発症や関連する特徴を明らかにする研究手法で電気や水道と同じ社会インフラ。疾病予防は分かっていないことが多く、社会環境の変化で認知症やフレイル(虚弱)などの課題も出てきた。リスク因子を明らかにし県民の健康づくりに貢献したい」  ―研究成果は。  「自分が取り組むもう一つのコホート(滋賀県長浜市)

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  • タイヤ8本盗んだ疑い 男を再逮捕 静岡中央署

     静岡中央署は24日、窃盗の疑いで静岡市葵区瀬名3丁目、会社員の男(23)を再逮捕した。逮捕は3回目。再逮捕容疑は昨年12月中旬ごろ、焼津市の2カ所の駐車場で男性会社員(51)と男性会社役員(35)の乗用車からホイール付きタイヤ計8本(計約28万円相当)を取り外して盗んだ疑い。同署によると、転売目的とみられる。容疑者は別の男性の乗用車からホイール付きタイヤを盗んだとして、昨年12月14日と1月3日に窃盗容疑で逮捕されていた。

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  • 重機盗んだ疑い 男4人を再逮捕 静岡中央署など

     重機などを狙った広域窃盗事件を捜査している静岡中央、静岡南、島田の3署と県警捜査3課、山梨県警の合同捜査班は24日、窃盗の疑いで甲府市上今井町の無職の男(48)、静岡市葵区牛妻の会社員の男(42)、同区北3丁目の警備員の男(38)、茨城県土浦市真鍋4丁目の無職の男(34)の4容疑者を再逮捕した。  4人の再逮捕容疑は共謀して昨年8月初旬ごろ、山梨県山梨市牧丘町の土捨て場でパワーショベル1台(約100万円相当)を盗んだ疑い。関係者によると、4人は転売目的で重機や農機具を狙う窃盗グループのメンバーとみられる。  無職の男(48)、会社員の男(42)両容疑者の逮捕は3回目、警備員の男(38)、無職

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  • 報告書公表に遅れ 静岡市消防局 隊員殉職火災の事故調査委

     静岡市消防局の隊員1人が死亡した静岡市葵区呉服町の雑居ビル火災で、外部有識者でつくる事故調査委員会は24日、駿河区の市消防局で第3回会合を非公開で開いた。当初は1月末をめどに検証結果や再発防止に関する提言をまとめた報告書を公表する予定だったが、計画に遅れが生じている。  同局などによると、委員らは「現場でどのような装備や機材を活用したか」「その際に火災はどのような状態だったか」など詳細に確認した。現場活動だけでなく、平時の訓練状況についても聞き取ったという。  委員長を務める慶応大理工学部の中西美和教授は会合後に取材に応じ、「情報を広く集め、多角的に要因を検証している。少し遅れがあるが、いず

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  • 優良公民館に3施設 静岡県教育委員会が表彰

     静岡県教委はこのほど、2022年度の優良公民館として、静岡市西奈生涯学習センター(静岡市葵区)と同市高部生涯学習交流館(同清水区)、浜松市高台協働センター(浜松市中区)の3施設を表彰した。  社会教育や生涯学習の拠点としての取り組みを評価する表彰。西奈生涯学習センターは地域の歴史を紹介する地図を地元住民らと共に作り小学校に配るなど、郷土の歴史文化に触れ合う機会を提供した。高部生涯学習交流館は不登校をテーマに当事者や医師を交えた講座を企画した。高台協働センターは敷地内の畑を子どもの「居場所」として開放し、地域住民との交流の場をつくった。  3施設には、静岡市内で開いた公民館職員らの研修会に合わ

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  • 消費者電話相談は「188」 声優・帆世さん、JR静岡駅で啓発

     消費者庁と静岡県中部県民生活センターは24日、消費者トラブルの際の電話相談窓口「消費者ホットライン188」の広報活動をJR静岡駅構内で行った。静岡市葵区出身の声優、帆世雄一さん(36)を同センターの一日所長に任命し、同窓口の認知向上を図った。  同窓口のテレビCMに出演中の帆世さんは、イメージキャラクター「イヤヤン」などと一緒に駅利用者に啓発グッズを配った。帆世さんは「188と聞いてもピンとこない人も多い。まずは番号だけでも知ってもらいたい」と呼びかけた。  同センターには、成人年齢引き下げに伴い、若年層から美容医療契約などに関する相談が増えているという。寺本浩子所長は「一人で悩まず気軽に相

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  • 三保海浜マラソン初開催 地元大学生が企画、児童も大人も160人

     地元大学生が企画した「第1回三保海浜マラソン」がこのほど、静岡市清水区の三保半島突端にある吹合ノ岬で行われ、小学生から大人まで約160人が参加した。晴天の下、参加者たちは富士山や伊豆半島などの雄大な景色を見ながら汗を流した。  実行委員長となったのは同区折戸の常葉大2年、宮城嶋開人さん(20)。主会場となった旧三保飛行場を家族や高校の後輩らと整備し、マラソン大会開催にこぎ着けた。宮城嶋さんは「あまり知られていないこの場所の貴重さを伝えられたと思う。今後もアットホームなマラソン大会を続けていきたい」などと振り返った。  大会終了後には参加者は三保松原の保全活動も行った。

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  • 風景、生き物など写真愛好家作品展 29日まで静岡市葵区

     静岡市内の写真愛好家でつくる龍然会の作品展が29日まで、同市葵区の西奈生涯学習センターで開かれている。  70~80代の会員7人がそれぞれ得意とするテーマを決めて撮影した計約40点を出品している。会員は月に1回、写真を持ち寄って技術を磨いている。会場には雪が降り積もった湖畔の冬景色、麻機遊水地(同区)で魚を捕まえる鳥の姿など、個性豊かな作品が並ぶ。  同会の早川和泉会長(81)は「さまざまなジャンルの写真を楽しんでほしい」と話した。

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  • 文化財の焼失防げ 釣月院で放水訓練 牧之原

     26日の「文化財防火デー」を前に、静岡市牧之原消防署などは22日、牧之原市地頭方の「釣月院」で防火訓練を実施した。地元消防団を含め65人が参加し、文化財に対する消火活動の手順を確認した。  釣月院本堂東側の住宅部分から出火したとの想定で、県指定文化財の本堂への延焼を防ぐのが目的。隊員らは同所にある放水銃の使用手順や地元消防団との連携を確認しながら放水作業を行った。  文化財防火デーは1949年1月26日の法隆寺金堂壁画の焼損を機に定められた。

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  • 社会福祉施設参加のまちづくり学ぶ 静岡市駿河区で研修会

     静岡県知的障害者福祉協会は24日、会員となっている社会福祉施設の施設長らを招いた研修会を静岡市駿河区のグランシップで開いた。社会福祉法人「仏子園」(石川県)の清水愛美理事(50)が社会福祉施設が参加するまちづくりについて講演した。  施設長らの資質向上を図り、利用者の処遇向上につなげる狙い。清水理事は廃寺を施設利用者の働く温泉施設にリニューアルした同園の事業を紹介。「地域の特色や課題に目を向けて」と呼びかけ、後継者不足が懸念されるシイタケ農家の担い手として利用者が栽培、販売する取り組みも説明した。  同協会の天良昭彦副会長(63)は「共生社会実現への一つの道を示してもらった」と話した。  「

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  • 植松三十里さん 新著「家康の海」 大御所の外交、鮮やかに

     作家植松三十里さん(静岡市出身)が、晩年の徳川家康の外交戦略を題材にした小説「家康の海」(PHP研究所)を出版した。大航海時代のスペインやポルトガル、オランダなど西欧諸国が新天地を求める中、日本を平和へと導いた天下人の知られざる苦悩や野望を鮮やかに浮かび上がらせた。  過去作では家康の母於大[おだい]、次男の結城秀康を描いた。「埋もれた史実や人物について書くことが原動力」という自負があった。  だが今回は、日本の誰もが知る家康が主人公。その意図について「外交に注力し、諸外国と対等な関係を築いた功績はあまり知られていない。幕末の海軍や外交は私の得意分野の一つであることも背中を押した」と語る。

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  • 土石流危険渓流に盛り土 静岡県内に9カ所 7カ所は砂防未指定

     熱海土石流後の盛り土総点検で判明した静岡県内の不適切盛り土196カ所のうち、少なくとも9カ所(熱海を含む)が、下流の人家に被害の及ぶ危険性がある「土石流危険渓流」に造成されていたことが23日、県への取材で分かった。このうち7カ所は、熱海と同様に砂防法の盛り土規制区域「砂防指定地」に指定されていない土石流危険渓流で、下流域の人家を守る目的のある砂防法とは異なる法令で対応していた。  県が不適切盛り土196カ所の中で危険度の高い上位30カ所に絞って調べたところ、砂防指定地に指定されていない土石流危険渓流が7カ所あった。いずれの場所も、元々崩れやすい地質で急勾配の沢などに人為的に盛り土が造成された

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  • 開運!家康グッズ続々 静岡県内「大河」ゆかりの地

     大河ドラマ「どうする家康」に合わせ、県内で関連グッズが次々に発売されている。生涯の半分を県内で過ごし、天下太平の世を築いた徳川家康にちなみ、開運や出世など縁起をかつぐ品が多い。2023年が始まったばかり。さまざまな願いを成就させるべく、ゆかりの地を訪ねてグッズを手にしてみては。  だるま  家康を祭る静岡市駿河区の久能山東照宮。ドラマの主演松本潤さんは、家康を演じるに当たって最初に参拝したという。久能山までロープウエーでつなぐ日本平駅の売店「たいらぎ」では、昨秋から松本さんのファンとみられる客が増えたことから、商機ととらえて商品開発に力を注いでいる。  人気が高いのは縁起物として有名な「高

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  • 茶況(1月23日)友好都市訪問 藤枝茶を発信 高校生、北海道で児童に

     藤枝市はこのほど、藤枝茶について学ぶ高校生が友好都市である北海道恵庭市を訪れ、茶をPRする交流イベントを行った。高校生4人が現地の小学生との触れ合いや、呈茶サービスなどに臨んだ。  訪問したのは静岡雙葉、島田商、静岡市立の各高校に通う生徒たち。いずれも、藤枝市の小学生育成制度「ジュニアお茶博士」の卒業生でつくる「藤枝茶楽研究部」に所属している。  メンバーは昨年12月下旬、2泊3日の日程で恵庭市を訪問。小学生に急須での入れ方や茶の効能などを解説した。最終日には恵庭市長と市教育長を訪問し、あいさつと藤枝茶の呈茶を行った。

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  • 記者コラム「清流」 静岡市歴史博物館に思う

     休暇を利用し、横浜市のカップヌードルミュージアムを家族で訪れた。即席麺の開発秘話を伝える展示は見応えがあり、カップ麺を手作りする体験では子ども以上に夢中になってしまった。  余韻も残る数日後、全面開館した静岡市歴史博物館を取材に訪れた。展示のメインは静岡ゆかりの徳川家康だが、物足りなさを感じたのは気のせいだろうか。世界的に活躍する建築家ユニット「SANAA」が設計した建物の迫力だけが印象に残っている。  抜群の知名度を誇る家康だけに、市歴史博物館に寄せられる期待は大きい。展示の充実に加え、食を絡めた体験企画も必要になりそうだ。来館者とリピーターを獲得するためにも、一層の深化と進化を願ってやま

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  • 県境またいだ業者のマッチング 清水銀行が推進 静岡県産鮮魚 即日、長野へ

     中部横断自動車道を利用して静岡県から長野県に新鮮な海産物を届けようと、清水銀行などが静岡市と長野県の業者の「越境ビジネスマッチング」に取り組んでいる。連携拡大すれば本県の新鮮な海産物が競り落とされたその日に長野県内の各地で食べられるという。  21日、丸松水産(静岡市)が長野県南信地方の下諏訪町に置く販売拠点に鮮魚が運ばれ、そこから従来配送エリア外である同県東信地方の佐久市のスーパーえちごやに車で1~2時間かけ送られた。静岡市中央卸売市場で仕入れた生マグロの解体ショーが行われて「さくが置いたそばから売れていった」(同行関係者)  丸松水産は親会社が清水銀と取引があり、8年ほど前から毎日静岡市

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  • 静岡の盛り土 知事が初視察 葵区・藁科川上流域の2カ所

     川勝平太知事は23日、藁科川上流域の静岡市葵区杉尾、日向地区に造成された巨大な盛り土2カ所を視察した。関係者によると、この2カ所の知事の視察は初めてという。  砂防法の規制区域「砂防指定地」に無許可で造成された広大な敷地に入り、県職員からパネルを使って説明を受けた。  土石流危険渓流に造成された杉尾の盛り土では、職員の話に真剣な表情で聞き入った。

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  • インボイス「年度内申請」7割強 10月導入へ認知進む

     2023年10月のインボイス(適格請求書)制度導入に向け、信用調査会社の帝国データバンク静岡支店が静岡県内企業を対象に実施した調査で、インボイスの発行事業者登録を「既に申請済み」「22年度内に申請する」と答えた企業は計75・7%に上り、制度が一定の認知を得ている実態が浮かんだ。ただ、取引先企業の登録状況まで確認しているかについては、「確認済み」「確認中」で計32・3%と低水準だった。  制度開始直後から税控除を受けるための事業者登録について、55・7%が22年9月時点で「申請済み」と答えた。「23年4月以降に申請予定」も10・0%あった。  取引先企業の登録状況は4・7%が「確認済み」、27

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  • 海外経済動向「注視が必要」関東経済産業局長が講演 静岡県商議所連 新春懇談会

     静岡県商工会議所連合会(会長・岸田裕之静岡商工会議所会頭)は23日、新春懇談会を静岡市駿河区で開いた。県内15商議所正副会頭らが、太田雄彦関東経済産業局長の講演「2023年の展望」を聴講した。  太田氏は日銀短観(22年12月)で悪化した製造業と改善傾向となった非製造業の業況判断指数に言及。「製造業はサプライチェーン(供給網)の混乱が影響した一方、新型コロナウイルス禍で苦戦していたサービス業は、政府の全国旅行支援などで徐々に改善している」と説明した。  今後については「輸出型製造業の収益に波及するため、欧米や中国など海外経済の動向に注視が必要。非製造業の国内需要持続には、賃上げをはじめとした

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  • ゲーム感覚で災害リスク習得 防災ロゲイニング 行政職員ら体験

     行政職員や地域で防災活動に取り組む団体のメンバーらでつくる「なでしこBOSAI(ぼうさい)パワーズ」はこのほど、制限時間内に防災に関連するスポットを巡り、得点を競う「防災ロゲイニング」の体験会を静岡市葵区の県地震防災センター周辺で開いた。考案者で静岡高教諭の美沢綾子さんから開催する際のこつも学んだ。  ロゲイニングは地図上のチェックポイントを巡る競技。ゲーム感覚で災害リスクや防災の知識を学んでもらおうと、防災教育に応用した。  参加者はグループに分かれ、30分以内に地震計や1次避難場所、消火器などのポイントを探し当てた。美沢さんは各地域で防災ロゲイニングを実施する場合、チェックポイントの候補

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  • 台風被害の託児所 静岡「くるーる」再出発 厚意の寄付「励みに」

     昨年8月の台風8号で建物に雨漏りや浸水の被害を受けて休所していた静岡市清水区の認可外保育施設「託児所くるーる」が近くに移転し、5カ月ぶりに再開した。移転資金のために実施したクラウドファンディング(CF)では約140の個人、企業などから111万円の支援金が集まった。清野夕紀子代表(33)は「多くの方の支援により再スタートできた。一層頑張っていきたい」と気持ちを新たにする。  新施設は、以前の施設から徒歩3分ほどの距離にあるビルの1階(同区巴町)。使っていた家電や玩具、ベビーベッドなどは水にぬれ、使用できなくなったため、支援金で買い替えたり、寄付を受けたりした。「SNSを通じて状況を知った元利用

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  • カード3枚詐取 容疑の女再逮捕 金融機関職員になりすまし 清水署

     清水署は23日、窃盗の疑いで東京都大田区西馬込2丁目、無職の女(45)を再逮捕した。  再逮捕容疑は2022年10月24日、静岡市清水区の無職女性=当時(81)=宅に共謀者が市や金融機関職員を装って「年金の返金がある」「キャッシュカードを新しい物にした方が良いので手続きのために職員が伺う」とうその電話をかけている最中に、金融機関職員になりすまして女性宅を訪れ、キャッシュカード3枚が入った封筒をすり替えて盗んだ疑い。  容疑者は同年11月15日に窃盗容疑で同署に逮捕されていた。同署は詐欺グループの受け子役とみて調べている。

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  • ビール8リットル盗んだ疑い 男を逮捕 静岡中央署

     静岡中央署は23日、建造物侵入と窃盗の疑いで栃木県鹿沼市生まれ、住所不定、無職の男(30)を逮捕した。逮捕容疑は2022年9月13日未明、静岡市葵区の飲食店に侵入し、ビールサーバーから生ビール約8リットル(約4千円相当)を盗んだ疑い。同署によると、当時店は営業時間外だった。

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  • ライトアップの効果説明 駿府城公園 中堀活用会議1年、継続へ取り組み共有

     静岡市葵区の駿府城公園中堀(二ノ丸堀)を生かしたまちづくりを進める「駿府城公園中堀水辺空間活用会議」は23日、2022年度第2回会合を市役所静岡庁舎で開いた。発足1年目となった22年度の活動を振り返り、今後の取り組みを共有した。  同会議のワークショップに参加し、昨年11月に中堀で実施したライトアップ事業「すんぷらんぷ」に携わった常葉大1年の堀江美月さん、今枝千咲都さん、秋本二千翔さんが、事業の概要や来場者に行ったアンケートの結果を説明した。取り組みに魅力を感じるかの問いには来場者の9割が「非常に感じる」「多少感じる」と答え、「景観が美しい」「SNS映えする」などが理由に挙がったという。学生

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  • 大道芸人企画、ショーとマルシェ 来場者が会場撮影、後日独自映画に 静岡市で開催

     静岡市葵区の小劇場「あそviva!劇場」は29日と2月5日、多彩なショーやマルシェを楽しむイベント「シネマdeVIVA!フェスティバル」を同市内で開く。来場者が会場で撮影した映像を用いて後日、独自映画を制作する。  同劇場を運営する大道芸人あまるさんが「来場者も一体となって作り上げるイベントにしたい」と思いを込めて企画した。地元アーティストらによる演劇、大道芸、演奏などのショーや総菜パン、新鮮野菜、雑貨などの出店が並ぶマルシェなど、思い思いの場面を撮影してもらう。司会のあまるさんも出演者や出店者と交流し、会場を盛り上げる。  29日は駿河区の東静岡アート&スポーツ/ヒロバで、2月5日は清水区

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  • 清水事業所80周年祝う 日立ジョンソンコントロールズ空調

     静岡市清水区村松の日立ジョンソンコントロールズ空調清水事業所は23日、設立80周年記念式典を同事業所で開いた。  清水事業所は1943年に圧縮機などを生産する日立製作所亀有工場清水分工場として創立し、現在は業務用の冷凍機器、空調機器を専門に扱う。記念式典では従業員のほか、田辺信宏市長ら行政関係者、地元の連合自治会員らが集まり節目の年を祝った。  同事業所の阿部宏樹所長は「80年の長きにわたって事業を継続できたのは従業員とその家族、地元住民のみなさんのおかげだ」とあいさつした。

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  • 水素ガス吸入器 エスパルスに寄贈 SUISO JAPANとH2

     SUISO JAPAN(スイソ・ジャパン、愛知県あま市)とH2(エイチツー、富士市)はこのほど、スポーツ支援の一環としてサッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスに、高濃度水素ガス吸入器を寄贈した。  静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行われた寄贈式で、SUISO社の関係者は「選手の疲労回復や、睡眠の質向上につなげ、J1昇格に役立ててほしい」と話した。エスパルス関係者は「1月下旬からのキャンプで活用していきたい」とお礼を述べた。

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  • 静岡南八幡幼稚園と伊東対島中 総理大臣賞を受賞 教育美術展

     授業の中から生まれた子どもの創造的な作品を審査する「全国教育美術展」(教育美術振興会主催)の全国学校賞「内閣総理大臣賞」にこのほど、南八幡幼稚園(静岡市駿河区)と伊東市立対島中が選ばれた。  同展には全国の幼稚園、小中学校など計2364校から10万4926点の応募が寄せられた。内閣総理大臣賞は個人賞の特選者が多い学校の中から、優れた美術教育が行われた幼小中の各1施設に贈られる。  そのほかの県内入賞校は次の通り。  【地区学校賞】教育委員会賞 静岡南八幡幼稚園、静岡長田東小、浜松三方原中▽教育美術奨励賞 伊東対島中

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  • 産廃業者 静岡県組合講座でSDGs理解 目標設定し修了

     静岡県産業廃棄物処理協同組合(梅原義隆理事長)は23日、本年度から組合員企業向けに取り組んできた持続可能な開発目標(SDGs)構築セミナーの修了式を、静岡市葵区のペガサートで行った。  全4回の講座を受講した10社に梅原理事長が修了証書を手渡した。各企業は講座を通して、SDGsの基本的な考え方を学び、本業に即した具体的な目標を設定した。  参加したエーシーピー物流(静岡市清水区)は、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出を実質ゼロにするなどの目標を発表した。小笠原英訓社長は「廃棄物のリサイクルを推進し、循環型社会の発展に貢献したい」と話した。  同社を含め静岡市に本社を置く8社は、設定目標

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  • 書き損じはがきや使用済み切手募集 小さな親切静岡県本部

     「小さな親切」運動静岡県本部は書き損じ年賀はがきや使用済み切手、ベルマークの寄付を募っている。発展途上国での図書館運営や学校建築など幼児教育に充てられる。  同本部によると、2022年は年賀はがきを含む書き損じはがき2695枚(8万520円)、使用済み切手約185キロ(約27万7千円分)が県内各地から寄せられた。使用済み切手は収集家に買い取ってもらうことで活動資金になる。  ベルマークは昨年1年間で170個人・団体から寄付があった。  寄付は年間を通じ、静岡銀行の本支店窓口で受け付けている。

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  • 三つ以上の言語で考え発表 静岡の森さん銀賞 都内でプレゼン大会

     三つ以上の言語で自由に考えを発表する多言語プレゼンテーション大会が22日、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれ、日本人や日本の学校に通う外国人留学生ら13カ国の計44人が参加した。静岡県内からは3人が出場し、会社員森優希さん(25)=静岡市清水区=が銀賞を受賞した。  県内からの参加は、森さんと秋田大2年の市川翔天さん(21)=静岡市葵区出身=、浜松学芸高2年の小田木美緒さん(17)=浜松市中区=。  森さんは中国語やフランス語など計6言語で話した。自身や他人の考え方を客観視する大切さを強調し「自分の考え方の癖を知ることで、他人の気持ちを想像しやすくなる」と語った。  市川さんは専門で学んで

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  • 自転車運転 ルール順守 静岡中央署など、静岡西高で呼びかけ

     静岡中央署などはこのほど、「高校生自転車マナーアップチャレンジモデル校」に指定されている静岡市葵区の静岡西高で、自転車の安全運転を呼びかける街頭啓発活動を行った。登校してきた生徒らに交通ルールの順守徹底やヘルメット着用を促した。  署員をはじめ、県交通安全協会静岡中央地区支部の交通安全指導員や同校の生徒ら約20人が参加。午前8時ごろから正門付近に並び、のぼり旗を掲げて交通マナーの向上を訴えた。  4月には改正道交法の施行に伴い、ヘルメット着用が努力義務化されることを説明。安全対策を講じる重要性を伝えた。  スマートフォンを操作しながらの自転車運転や、友人らとの並進走行といった危険行為も厳しく

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  • 選挙の意義や種類 投票制度学ぶ講座 静岡・駿河区で2月3日

     選挙について学ぶ講座「行こうよ選挙!(入門編)」が2月3日夜、静岡市駿河区の市健康文化交流館「来・て・こ」で開かれる。  市選挙管理委員会の職員が、選挙の意義や種類、投票制度などの基礎知識を伝える。4月の統一地方選を前に投票意識を高めてもらおうと市選管が企画した。  午後7時から同8時半まで。聴講無料で定員は20人(先着順)。申し込みは同館<電054(202)4300>へ。

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  • 静岡・清水区うどん店に支援続々 3月営業再開目指しCF 台風15号被災から再生へ

     台風15号の影響で床上1メートル以上の浸水被害に遭い営業できなくなった静岡市清水区高橋のうどん店「げんき」が3月下旬の再開に向け準備を進めている。テイクアウト用の冷凍鍋焼きうどん製造のため1200万円の投資をした直後の被災で資金難に陥った。クラウドファンディング(CF)を行ったところ支援者が現れている。  「讃岐でも稲庭でもない延びのある細打ち麺がうちの特徴」。店主の松波岩徳さん(49)は話す。地元産のスダチを使った冷やかけうどんが人気で、20席ある店内の前には昼時に行列ができた。  店があったのは、巴川からあふれる泥水による浸水がひどかった地域。周辺駐車場に止めてあった車は水没。店内にも泥

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  • 三霊山協定 3県締結 富士山/立山(富山)/白山(石川)文化や経済、交流発信

     「日本三霊山」を抱く静岡、富山、石川の3県で連携する「三霊山連携協定」の締結式が22日、富士山を望む静岡市清水区の日本平で開かれ、3県知事が協定書を交わした。知事らは歴史・文化を生かした交流促進と魅力発信を確認し、三霊山の関係自治体にも連携への参画を呼びかける方針を申し合わせた。  協定締結の端緒は、「越中で立山 加賀では白山 駿河の富士山 三国一だよ」と歌詞の一節に三霊山が登場する富山県民謡「越中おわら節」。古くから人々の信仰の対象となってきた富士山、立山、白山が立地する3県は、文化・芸術、スポーツ、経済・観光などの分野で協力し、地域振興に役立てる。今後、具体的な連携事業の展開を目指す。

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  • 水道事業へ理解深める 静岡・足久保配水場 自治会役員ら見学

     静岡市は22日、昨年12月に耐震改修工事が完了した同市葵区の足久保配水場の見学会を開いた。地元自治会役員ら約10人が水道事業への理解を深めた。  参加住民は市上下水道局の職員から配水場施設の機能について説明を受けながら、各家庭に水道水を送るポンプなどを見て回った。井戸から取水した水を滅菌するため、一時的に貯水する容量約400トンの配水池も見学し、安心な飲み水が出来上がる行程を学んだ。  同施設は現在約800戸に配水している。災害時の停電に備え、自家発電機能も完備した。  足久保学区自治会連合会の三重野隆志会長は「生活に欠かせない水道インフラの仕組みを知ることができた。災害対策の知識にもつなが

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  • 青少年に技術伝授 静甲ソフトボール部 静岡市清水区

     清水北ロータリークラブ(望月重伸会長)は22日、日本女子ソフトボールリーグの静甲ソフトボール部を静岡市清水区の清水庵原球場に招き、地元の青少年を対象にした競技教室を開いた。  地元の中学校などから5チーム約55人が参加し、同部の部員やコーチと交流した。児童生徒らは後ろにボールをそらさない捕球のコツや送球の方法、スイングの姿勢などを教わり、学んだ技術をしっかり身につけようと繰り返し練習に励んだ。

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  • 清水港の今昔 パネルで紹介 JR清水駅、散策イベント合わせ

     JR清水駅で22日、港湾の景観の移り変わりを紹介するパネル展示が行われた。同日、静岡市清水区で開かれたJR東海の散策イベント「さわやかウオーキング」と清水港・みなと色彩計画推進協議会がコラボレーションした企画。  散策は清水駅から清水港エリアを進み、途中の忠霊塔公園から駿河湾を一望できる約14キロの徒歩コースを設定。出発地点の同駅東西連絡通路に、同協議会が、1991年から進めているクレーンやタンクなど港湾設備の自然と調和した色彩への塗り替え、緑化などを紹介するパネルを設置し、景観をより楽しめる仕組みにした。  同日午前8時にイベントが始まると参加者の多くがパネルの前に足を止め、同港の景観が地

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  • 西山さん(静岡中島小6)最高賞 静岡浅間神社 新春書道展、入賞者表彰

     静岡浅間神社の新春奉納書道展(静岡浅間献書会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の表彰式が22日、静岡市葵区の同神社で開かれた。最高賞の神社本庁統理賞は同市立中島小6年の西山里花さんが輝いた。  園児や小中高生2150人が新春を題材に書をしたためた。同神社の中沢聡権宮司が上位入賞者7人に賞状を手渡した。  このほかの入賞者は次の通り。  県知事賞 西川結菜(静岡中島小3)大木心遥(静岡東高2)▽県議会議長賞 天野衣都(静岡清水有度第二小2) 佐藤ゆらな(静岡服織中1)▽県教育長賞 山崎結愛(静岡葵小4)渡辺麻央(藤枝青島北中2)▽静岡市長賞 山崎紗愛(静岡葵小1)梶山来美(静岡中藁科小3)森木初

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  • 作風、ジャンル多彩 若手作家が合同作品展 静岡市葵区

     静岡県内を拠点に活動している若手作家の合同作品展「カラーピッカー」が22日、静岡市葵区のギャラリー十夢で始まった。29日まで。  30~40代の10人が約50点を出品した。銅版画や日本画、油彩や水彩、ペン画など、ジャンルも作風もさまざま。参加作家の一人は「あえてジャンルにこだわらないことで、いろいろな作品を楽しんでもらえる」と話す。  作品は購入可能。来場者は顔を近づけるなどして、思い思いのペースで鑑賞している。

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  • 4年ぶり開催 静岡・蒲原駅伝大会 幅広い世代の21チーム参加

     静岡市清水区蒲原の新春恒例行事「蒲原駅伝大会」が22日、4年ぶりに蒲原中学校周辺で行われた。地元企業や学校部活動、クラブ活動などから21チームが参加した。  第45回となる今回は蒲原中周辺を周回する5区間7・5キロのコースで、子どもから大人まで計105人が出場した。沿道には地元住民が並び写真を撮ったり声援を送ったりと盛り上げた。  同駅伝は旧蒲原町時代から毎年1月に開かれてきたが、雨天と新型コロナウイルス禍を理由に中止が続いていた。

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  • 「親亡き後」を考える ひきこもり支援団体ら講演会 静岡

     KHJ全国ひきこもり家族会連合会県支部「いっぷく会」と、ひきこもり当事者と家族の人生設計を支援するOSDよりそいネットワークは22日、親亡き後の生活安定化をテーマにした講演会を、静岡市駿河区の県男女共同参画センターあざれあで開いた。  OSDは「親が死んだらどうしよう」という言葉から生まれた名称。同事務局マネジャーで、都内でデザイン会社を経営する間野成さん(55)が講師を務めた。  間野さんは、新潟県の実家で30年以上にわたって引きこもっていた兄(63)との関係性を紹介。それまで疎遠だった兄と関わるようになった転機について、「大げんかしていた父と和解し、『兄の存在が重荷』という気持ちが消えた

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  • 男社会への挑戦 新型コロナ下、自伝まとめる 「女になれない職業」を出版した映画監督/浜野佐知氏【本音インタビュー】

     女性が映画制作に携わることが困難な時代に成人向け「ピンク映画」の監督として頭角を現し、一般映画でも女性の性の抑圧を撮り続けてきた異色の人。新著の自伝「女になれない職業」や仕事への思いを聞いた。  -自伝をまとめたきっかけは。  「古希を迎え、近年は常に『これで最後かも』と覚悟して映画に向き合ってきた。ところがコロナ禍でその映画制作が止まり、映画祭なども軒並み中止になった。映画の他にできることはないかと考え、これまでの自分を全て記録しておこうと思い立った」  -自身のキャリアをどう振り返るか。  「静岡の七間町で映画に夢中になるうち、女性の描かれ方に疑問を持ち、本物の女を表現したいと監督を志

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  • 虚偽自白の心理解説 袴田さん支援団体 浜松で警察官向け勉強会

     旧清水市(静岡市清水区)で一家4人を殺害したとして死刑が確定し、再審請求中の袴田巌さん(86)=浜松市中区=の支援団体は21日、刑事司法に関する勉強会を同区の浜松復興記念館で開いた。袴田さんの供述鑑定をした浜田寿美男奈良女子大名誉教授が警察官のための取り調べ授業をテーマに講演した。  法心理学が専門の浜田名誉教授は取り調べ時の取調官と被疑者、それぞれの心理状況から虚偽の自白に陥るメカニズムを解説した。  有罪になると死刑が予想される場合でも、被疑者は取り調べの辛さから逃れるため、虚偽自白をすることがあると強調。取調官が無実の可能性を考慮せず、被疑者の言い分を聞かないでいると、無実の被疑者でさ

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  • 家康ゆかりの「松風」幽玄 グランシップ静岡能

     能公演「グランシップ静岡能」(県文化財団、静岡新聞社・静岡放送など主催)が21日、静岡市駿河区のグランシップで開かれた。徳川家康が実際に舞ったとされる能「松風」などが上演され、約550人の観客を幽玄の世界に引き込んだ。  「松風」は、須磨の浦に流されていた在原行平への愛を、霊となった海女の松風姉妹が狂おしく舞う恋物語。シテ(主役)の松風を演じた山階彌右衛門さんが、迫力のある舞台を繰り広げた。怪物を退治する内容の「土蜘蛛(つちぐも)」は、シテを観世三郎太さんが演じた。  今年の大河ドラマで注目される徳川家康は、静岡で過ごした幼少時に能楽師観世十郎から稽古を受けるなど生涯を通じて能に親しんだ。

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  • 若い力でまちづくり 静岡市駿河区の魅力発信 ワークショップ重ね成果発表

     静岡市駿河区の区民意見聴取事業のワークショップ最終発表会が19日、同区役所で開かれた。地元自治会役員や大学生ら20~80代の約30人が「駿河区の魅力再発見」をテーマに事業案を説明した。  同事業は大学生ら若い力を生かしたまちづくりを住民が主体となって発案するのが目的。昨年11月から計4回のワークショップを重ね、同区の魅力や特色などを意見交換してきた。  最終発表会では、イチゴやしらすなどの特産品を売るイベントを開く▽大学生が中心となりSNS(交流サイト)で徳川家康ゆかりの地を発信する-などの案が出た。  全てのワークショップに参加した常葉大2年の天野菜月さん(20)は「異なる年代の方との意

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  • 重岡さんに環境省表彰 放置竹林とごみ減量、合わせ技で解決 静岡市葵区

     優れた環境保全活動に取り組む環境カウンセラーをたたえる環境省の本年度の環境保全活動表彰で、静岡市沼上資源循環学習プラザ(同市葵区)の環境啓発顧問、重岡広男さん(72)が地域特別貢献賞(市民部門)を受賞した。  環境カウンセラーは自身の知識や経験を基に、市民や事業者の活動に助言を送る。重岡さんは、竹粉を活用した生ごみの堆肥化を学生らに指導するなど、市内で広がる放置竹林問題とごみ減量に取り組んできた。小学生に堆肥を使った野菜栽培を指導するなど、環境学習にも注力した。  重岡さんは「ごみを捨てないだけでなく、どう資源にして活用するかを考えてほしい。一人一人の環境意識向上のために今後も力を尽くしたい

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  • 競技用義足 走りのこつ指導 静岡でパラ陸上山本選手(掛川出身)ら

     静岡県と県障害者スポーツ協会は21日、県内出身のパラアスリートらから競技用義足での走り方を学ぶ講習会を静岡市駿河区の草薙総合運動場体育館このはなアリーナで開いた。競技用義足の体験会も併せて開き、幅広い世代の県民が義足やパラスポーツへの理解を深めた。  陸上競技でパラリンピックに出場した山本篤選手(掛川市出身)、佐藤圭太選手(藤枝市出身)、春田純選手(静岡市清水区出身)らが講師を務め、上半身を伸ばすことや一歩の幅を大きくすることなど走り方のこつを伝えた。  山本選手は競技用義足の使用者に積極的に声を掛けた。実際に動作を示しつつ「義足を装着している方の足の膝をもっと曲げて」などと具体的に指導し

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  • 禅画や書43点一堂に 駿府博物館で企画展トーク

     禅に関する書や日本画を集めた企画展「禅 ダルマさんが並んだ」(駿府博物館主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が3月5日まで、静岡市駿河区の同館で開かれている。21日にギャラリートークが開かれ、来場者が奥深い禅の世界に触れた。  県内にゆかりがある山本玄峰や白隠慧鶴などの禅僧が手がけた書のほか、中国禅宗の開祖とされる達磨(だるま)の伝説を表現した禅画など計43点を展示している。  ギャラリートークで、高林寺(同区)の山崎慈耕住職は「墨跡を通じて作者の心境が分かる。今では会えない禅僧の人々の影に触れることができる」と魅力を語った。中高年を中心に約90人が集まり、熱心に聞き入った。

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  • 医療現場もDX導入 静岡で県病院協会 働き方改革向け学会

     静岡県病院協会は21日、第62回県病院学会を静岡市葵区で開いた。「デジタルトランスフォーメーション(DX)導入で医療現場はどう変わる」をテーマに基調講演や県内病院の事例発表を行い、地域医療の在り方を探った。  社会医療法人石川記念会HITO病院(愛媛県)の石川賀代理事長が「働き方改革を見据えた病院DX」と題して基調講演した。医師に対する時間外労働の上限規制が2024年4月から適用され、業務効率化が喫緊の課題となる中、情報通信技術(ICT)を駆使した働き方改革の必要性を訴えた。  石川理事長は、医療従事者に各1台のスマートフォンを貸与し、チャット機能を用いた情報共有、電子カルテの閲覧などを実践

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  • 小林さん(駿河総合1)最高賞 静岡市葵区で県高校中部地区書作展

     静岡県高校中部地区書作展が22日まで、静岡市葵区の市民文化会館で開かれている。  10校の生徒が、好きな言葉や文字を草書や楷書などで仕上げた。会場には特別賞10点を含む入賞作245点を展示した。最高賞の高文連会長賞には、駿河総合1年の小林美沙希さんが選ばれた。  その他の特別賞受賞者は次の通り。  高文連書道専門部会長賞 山崎凛花(金谷3)森田槻野(静岡商2)▽中部書道専門部会長賞 高橋莉奈(清水西2)平井真帆(清水桜が丘2)若山茜音(静岡東1)洞江しゅり(静岡城北2)紅林優希(静岡中央定時制4)川上りら(静岡市立2)大畑奈穂(静岡英和女学院1)

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  • 静岡・城北小40周年 節目祝う 児童、式典で地域に感謝

     静岡市葵区の城北小は21日、創立40周年の記念式典を同校で開いた。児童や保護者ら約700人が同校の歴史を振り返り、喜びを胸に節目を祝った。  6年生の代表8人はスライドを使い、開校当時の校舎や学校活動の写真を紹介。水泳大会や陸上大会など、現在は開催されていない行事があったことを伝えた。校名や校章の由来も説明した。  5年生の代表3人は同校敷地内に整備されている「四季の小径(こみち)」について発表した。校舎の周囲にサクラやキンモクセイ、バナナなどさまざまな木々が並ぶ光景を示し、「自然いっぱいの学校に通えてうれしい」と誇らしげに語った。  児童代表の松田圭佑さんは「地域の人への感謝を忘れず、伝統

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  • 80代女性 カードだまし取られ、50万円被害 静岡市清水区

     静岡市清水区の80代女性が21日までに、警察官をかたる女らにキャッシュカード2枚をだまし取られた、と清水署に届けた。少なくとも50万円が引き出されていて、同署が特殊詐欺事件として調べている。  同署によると、女性宅に20日午前10時ごろ、警察官を名乗る女から「金融機関に勤めていた人があなたの家族の口座を勝手に作って人に渡そうとしていた」「近くに警察官がいるのでキャッシュカードを確認させてもらいたい」などと複数回電話があった。その後警察官を装った男が女性の自宅を訪れ、女性から受け取ったキャッシュカードを封筒に入れ、女性が席を外した隙にすり替えて盗んだ。

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  • ふじのくに⇆せかい演劇祭 中韓仏の5作品上演 GW、静岡市で

     静岡県舞台芸術センター(SPAC)は20日、静岡市内でゴールデンウイークに開催する「ふじのくに⇆せかい演劇祭2023」の概要を発表した。本県が中国、韓国の3都市とともに「東アジア文化都市」に選ばれたことを受け、両国をはじめ海外の演劇、ダンスなど計5作品を静岡芸術劇場(同市駿河区)と県舞台芸術公園(同)で上演する。  日程は4月29日から5月7日。世界の話題作がいずれも日本初演となる。静岡芸術劇場では中国の実験的な演劇「アインシュタインの夢」(孟京輝さん演出)、韓国の若者社会を描く演劇「XXLレオタードとアナスイの手鏡」、韓国のダンス「Dancing Grandmothers~グランマと踊る」

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  • 卓球・静岡オクシズUU×島田樟誠高 地域活性化へタッグ スポンサー契約締結

     静岡市北部の中山間地「オクシズ」を拠点に卓球男子チームを創設し、来季Tリーグに参入する静岡オクシズUU(河村水稀代表)と、島田樟誠高(杉本寿久校長)はパートナーシップ(スポンサー)契約を締結し、20日に同校で調印式を行った。競技力向上や地域活性化へ連携する。Tリーグによると、私立高とのスポンサー契約は珍しいという。  同校の卓球部は昨秋の県高校新人大会で男女とも団体3位の強豪。契約には同校から静岡オクシズUUへの協賛金のほか、チームのユニホームや練習着、部活動ウエアなどへの掲出を想定した校章、チームロゴマークの相互使用、生徒のチーム練習への参加などが盛り込まれた。ホームゲームやイベント開催な

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  • 空きビルがギャラリーに 沼津の地下階レストラン「ボルカノ」跡 若手芸術家が作品展

     かつて沼津市大手町のレストラン「ボルカノ」が営業していたビルの地下階が、期間限定でギャラリーに生まれ変わった。29日まで、20代のアーティスト2人による展示「TEMPERATURE」が開かれている。  JR沼津駅南口近くの空きビルを活用し地域活性化を目指すプロジェクト第2弾「丸天ビル for now」の一環。同スタッフで、ギャラリー「space戯曲」を主宰する古地由莉香さん(30)が、ボルカノの移転後10年以上使われていなかった地下階を生かそうと企画した。  展示は静岡市駿河区の古着店店主でイラストレーター「CODY」として活動する山梨滉大さん(28)と、写真家「SYUNTA」こと松浦駿太さ

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  • 自転車ヘルメット 「努力義務化」啓発 静岡県交通安全対策協

     自転車マナー向上キャンペーン「指導強化の日」の20日、県交通安全対策協議会は静岡市や清水署などと連携し、4月1日から始まる自転車利用者のヘルメット着用「努力義務化」をJR清水駅付近で呼びかけた。  県、市の職員や署員ら約15人は「ヘルメットかぶろう」などと書かれた旗を掲げ、通行人にLEDライトが入った啓発品150個を配布した。同署交通課の金岩史和警部補は「自転車事故で亡くなった人の6~7割は頭部が致命傷。負傷を防ぐためにヘルメットを着用して」と強調した。  県警交通企画課によると、2022年の県内の自転車事故は2908件で死者は8人。13~22年の自転車事故による死者168人のうちヘルメット

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  • 低温保管で鮮度保つ コールドチェーン整備に注力 沼津中央青果 地元生産者の収益安定へ

     青果卸売市場運営の沼津中央青果(沼津市)が、低温保管で野菜や果物の鮮度を保つコールドチェーン整備を軸とした事業革新に取り組んでいる。生産者の収益安定に向けた取引形態確立や商品のブランド化などを通じ、県内産青果物の販路拡大に挑む。  同社は2014年、JR沼津駅南口徒歩15分の同市丸子町から、国道1号沼津バイパス沿いの同市原への移転を機に、売り場の気温を10~15度に保つ設備を採用した。導入面積は県内最大の2400平方メートル。高鮮度の青果を出荷する体制を整えたことで、量販店や大型食品工場、「オイシックス」や「アマゾンフレッシュ」といった食品宅配サービス向けのレタスや枝豆、ポンカンなどの取扱量

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  • 1月景気判断据え置き 日銀支店11カ月連続 住宅投資は下方修正

     日銀静岡支店が20日発表した1月の県内金融経済動向は、景気全体の判断を「新型コロナウイルス感染症や供給制約の影響を受けつつも、基調としては持ち直している」と11カ月連続で据え置いた。政府の支援策の効果で観光需要は回復傾向にあるが、物価高や住宅投資減退などの状況を考慮した。  住宅投資は資材価格高騰に伴う住宅価格の上昇が響き、「横ばい圏内の動き」から「弱含み」へ10カ月ぶりに下方修正した。  自動車や機械などの生産分野で、部品不足の状況は緩和傾向にある。ゼロコロナ政策が解除された中国では、感染者増で県内企業の現地拠点の稼働率が一部で低下しているという。  小泉達哉支店長は、岸田文雄首相が新型コ

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  • 大自在(1月21日)不適切盛り土

     静岡市葵区の藁科川上流の砂防指定地に無許可で造成された盛り土2カ所に県警の捜査が入った。標高700メートル近い山中に計40万立方メートル超の土砂が積まれる。熱海伊豆山の盛り土の5倍超。全国最大級という。  伊豆山の盛り土は標高約400メートル。大量の化石燃料を使い、二酸化炭素を出してまで建設残土がわざわざ不安定な山の上に運ばれている実態がある。  高い所にある物が低い所に落ちようとするのは自然の摂理。文明の発展はこの摂理との闘いでもある。物理学者で随筆家の寺田寅彦は「天災と国防」にこう書いた。〈災害の運動エネルギーとなるべき位置エネルギーを蓄積させ、いやが上にも災害を大きくするように努力して

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  • 記者コラム「清流」 “幻”の興津鯛

     「世に名も高き興津鯛(おきつだい) 鐘の音ひびく清見寺…」。鉄道唱歌にもうたわれる興津鯛は、駿河湾産の1尺以上のシロアマダイの一夜干しのこと。徳川家康が好んだことでも知られる。  魚店ごとに受け継がれる塩のあんばいや開き方が異なるという。静岡市清水区の興津地区にある古刹(こさつ)・清見寺門前の魚店「魚格」店主の男性(53)は「もっぱら贈答用」と話し、地元市場でもシロアマダイが買えるのは年に数えるほど。いまの時期が旬で年明けには20匹程度が並んだ。  一般には老舗たい焼き店の「興津のたい焼」の方が有名かも。興津鯛にはなかなか巡り合えないが、「貴重」と聞くと地元紙記者として食べてみ

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  • 時論(1月21日)田辺静岡市政の「功罪」

     静岡市の田辺信宏市長が4月の市長選に出馬せず、3期目の任期満了をもって市長を退任する。12年の田辺市政を振り返ると、「功罪相半ばする」という表現がこれほどふさわしい人も珍しい。清水区の桜ケ丘病院の移転問題を巡る対応はその象徴だった。  2021年3月までの4年半、田辺市政を取材した。その間の最大の政治課題が桜ケ丘病院の移転問題だった。同病院は元々、全国に散らばる社会保険病院の一つで、市立病院ではない。しかし、市は老朽化した同病院の移転に深く関与していた。  この問題での「功」は同病院を存続させたことだろう。黙っていても医師が集まる都市部と違い、県内は医師不足が深刻。市が病院存続に向け、土地の

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  • スポーツでまち元気に 室伏スポーツ庁長官 静岡で講演会

     静岡市と市スポーツ協会は20日、スポーツ庁の室伏広治長官(沼津市出身)を招いた講演会を同市葵区のしずぎんホール「ユーフォニア」で開いた。抽選で選ばれた約200人が参加し、スポーツを生かした地域づくりについて学んだ。  室伏氏は静岡市が進めるJR東静岡駅北口のアリーナ構想や中学部活動改革に触れ、「スポーツでまちを元気にする取り組みが素晴らしい」と評価。スポーツは生活に欠かせないとした上で、「目的と効果を意識し、継続的に楽しむことが重要」と強調した。  聴講した葵区のパーソナルトレーナー大坪瑛貴さん(26)は「ハンマー投げ選手の自分にとって、室伏さんはあこがれ。アドバイスを参考にしたい」と話した

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  • 室伏スポーツ庁長官 静岡のアリーナ候補地視察「活性化の核に」

     室伏広治スポーツ庁長官(沼津市出身)が20日、静岡市に田辺信宏市長を訪ね、アリーナやスタジアムなどのスポーツ関連施設を官民連携で整備する政府の方針をトップセールスした。市がアリーナの誘致を目指している候補地のJR東静岡駅北口市有地などを視察した。  スポーツ庁は地方自治体に対し、アリーナやスタジアムの建設にPFI(民間資金活用による社会資本整備)方式を採用するよう促している。室伏長官は「民間の創意工夫を生かすことで行政負担を大幅に削減できる。(施設整備が)地域活性化の核となるよう後押しする」と述べた。  JR東静岡駅北口市有地は2・4ヘクタールで、市によると、約30年前からアリーナの整備構想

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  • スマート水道メーター 清水区三保の住宅街で実証実験

     水道の自動検針に向けた機器の実証実験開始に向けて静岡市上下水道局と関係企業が結んだ基本協定で、同市清水区三保の住宅街で20日、「アタッチメント型スマート水道メーター」の取り付けが報道陣に公開された。  実証実験は少子高齢化社会で検針員が不足する事態を見越したもの。内蔵されたカメラでメーター数値部分を読み取り、電力スマートメーター通信網を活用して遠隔で水道使用量データが収集可能となるという。  同局によると、内蔵された振動センサーにより漏水検知もできる。今後地区内の100戸に取り付ける。

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  • 準備と協力の大切さ伝授 静岡・西奈小 元ラグビー日本代表・小野沢さん特別授業

     静岡市葵区の西奈小は20日、元ラグビー日本代表の小野沢宏時さん(44)=島田市出身=を講師に招いた特別授業を同校で開いた。卒業を控える6年生約130人が、キャリア教育の一環としてチームプレーの重要さを学んだ。  児童は、マーカーコーンを使い相手より先に直線を作る「○×ゲーム」にクラス対抗で挑戦。出場者選びや攻守の作戦などをチーム内で相談しながら楽しんだ。小野沢さんは「成功するには準備が重要。協力して問題の解決を図り、チームで成果を出すことに楽しみを見いだせる人になってほしい」とエールを送った。  佐藤悠広さん(12)は「みんなで協力することの大切さを学べた」と話した。

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  • 青島さん(静岡市葵区)最高賞 JA静岡市イチゴ品評会

     JA静岡市は20日、本年度の「いちご果実品評会」を同市駿河区の同JA本店で開いた。主力品種の「紅ほっぺ」と「きらぴ香」計72点が出品され、最高賞の優等1席に青島一欽さん(葵区)のきらぴ香が輝いた。  県職員やJA関係者ら9人が色や形、パック詰めの美しさを審査した。昨夏の猛暑や台風の影響で収穫が2週間程度遅れ、昨年12月24日時点で前年比6割の出荷という。  出品されたイチゴは同市葵区の青葉シンボルロードで販売したほか、同市駿河区の静岡南部特別支援学校に寄贈した。  このほかの主な結果は次の通り。  【優等】2席 大長吉英(駿河区)  【1等】1席 松永一雄(葵区)▽2席 久保田登(同)▽3席

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  • 久能山東照宮に「家康公遺訓」奉納 藤枝の書家・吉永さん

     藤枝市在住の書家吉永益美さんは20日、静岡市駿河区の久能山東照宮に書作品「家康公遺訓」を奉納した。同神社で奉納奉告祭が営まれた。今後、展示される。  「家康公遺訓」は昨年、日光東照宮(栃木県)が徳川家康生誕480年を記念して行った美術展覧会で最高賞の「吐綬鶏(とじゅけい)賞」を受賞した。  姫岡恭彦宮司(64)は「ご遺訓は家康公の生き方そのもの。参拝に来た人の目に留まる場所に飾りたい」と話し、吉永さんは「作品が静岡の文化芸術の発展に寄与することを願っている」と目を細めた。

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  • 静岡市内料亭で芸妓踊り鑑賞会 2月から

     静岡伝統芸能振興会(事務局・静岡商工会議所清水事務所)は2~3月の計5日間、芸妓(げいぎ)の踊り鑑賞会を静岡市内の料亭3カ所で開く。  地元の若手芸妓(げいぎ)「半玉」が4月に一本立ちするため、振り袖姿が見納めとなる。参加費は税込み6千~8千円。  問い合わせ、申し込みは同振興会の窓口<電054(295)6677>へ。  会場は次の通り。  2月4日、3月4日=大花(同市清水区)▽2月8、9日=三笑亭本店(同市葵区)▽3月9日=浮月楼(同区)

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  • インフルで3施設 学年、学級閉鎖 藤枝と静岡、浜松

     静岡県は20日、県内の幼稚園と小学校計3施設でインフルエンザに感染したとみられる患者計21人が確認され、学年閉鎖や学級閉鎖を行ったと発表した。  県内139の定点医療機関における直近1週間(9~15日)の平均患者数は今季最高の4・62人で、前週の3・19人から上昇した。  市区町別の施設と患者数は次の通り。  藤枝市の幼稚園5人、静岡市葵区の小学校9人、浜松市東区の小学校7人。

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  • 還付金詐欺 100万円だまし取られる 静岡の60代女性

     静岡市清水区の自営業の60代女性が20日までに、区役所職員を名乗る男に約100万円をだまし取られたと清水署に届けた。同署が特殊詐欺事件として調べている。  同署によると19日午後3時ごろ、女性宅に区役所職員をかたる男から「3万円の還付金があります。近くのATMで手続きしてください」などと電話があった。女性は指示に従ってATMを操作し、口座に現金を振り込まされ、だまし取られた。

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  • スズキ車販売店 浜松市南区寺脇町に4月オープン 遠鉄

     遠州鉄道(浜松市中区)は20日、スズキとの四輪車販売代理店契約に伴う正規ディーラーの1号店を4月下旬に同市南区寺脇町に開店すると発表した。  店名は「スズキアリーナ寺脇」。子会社の静岡トヨタ自動車(静岡市駿河区)の西部整備センターを改修する。鉄骨造平屋建てで、敷地面積約1970平方メートル、延べ床面積約430平方メートル。ショールームのほか、3台分の整備場と車検などを行う1台分の完成検査場を備える。スズキの乗用・商用車の全車種を扱う。西部整備センターは同市東区に移転する。  遠鉄は昨年12月にスズキと代理店契約を締結した。静岡トヨタ自動車を子会社に持つ遠鉄がスズキの新車販売を手がけるのは初め

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  • 名古屋の企業に観光商品発信 2地銀が初の商談会

     静岡銀行は19、20の両日、包括業務提携を結ぶ名古屋銀行と初の合同商談会をオンラインで開いた。トヨタ自動車系の定額制車両利用サービス事業者「KINTO(キント、名古屋市)」とのマッチングをテーマに、地域企業に協業の機会を提供した。  包括業務提携を結ぶ山梨中央銀も協力し、静岡、愛知、山梨3県の27社が参加した。アウトドア用品や観光などの各分野で、若年層が多いキントの利用者に訴求する商品・サービスを提案した。  静岡市清水区三保でサーフショップやホテルを運営する「ゴーシーズ」は、地元名産の折戸ナスを使った料理と宿泊、マリンスポーツを組み合わせた旅行商品をアピール。合志明倫社長は久能山東照宮を含

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  • 立民県連、難波氏と政策協定 党本部推薦状を交付 静岡市長選

     立憲民主党県連は20日、幹事会を静岡市内で開き、静岡市長選(3月26日告示、4月9日投開票)に立候補を予定する元副知事難波喬司氏(66)と政策協定を結んで党本部の推薦状を手渡した。  曳田卓県連幹事長は幹事会後の取材に、副知事時代にリニア中央新幹線や熱海市土石流の対応に当たった難波氏の実績に触れた上で「人間性、行動力を高く評価している。静岡市長候補として適任」と推薦決定の背景を語った。  政策協定は、静岡市民が幸せを実感できる静岡の実現▽大規模災害や新興感染症に対する危機管理体制の強化▽自由と多様性を尊重し、持続可能かつ成熟した共生社会の実現―の3項目。

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  • 「もったいない」から生まれる新ビジネス 静岡県内に広がり【NEXTラボ】

     国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)が企業活動で重視され、消費者が環境に十分配慮されたサービスや商品を選択する「エシカル(倫理的)消費」への関心も高まる近年。環境保全の観点から新たなビジネスの創出を目指す取り組みが、静岡県内でも広がっている。 倉庫に眠る洋服 デザイン付加 コーデ提案 タイタコーポレーション(静岡市葵区) 無地の服やエコバッグにイラストをプリントしたリングレッツの商品=静岡市葵区のタイタコーポレーション    セレクトショップを中心に県内外で衣料品店9店舗を経営するタイタコーポレーション(静岡市葵区)は2021年8月、新品のまま倉庫に眠る洋服に付加価値を付けて

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  • 300万円のカード詐取被害 静岡の70代女性

     静岡市駿河区の飲食店経営の70代女性が19日、息子などを名乗る男らにキャッシュカード3枚をだまし取られたと静岡南署に届けた。口座から複数回にわたり計300万円以上が引き出され、同署は特殊詐欺事件とみて調べている。  同署によると、17日午後1時半ごろ、女性宅に息子や息子の上司、日本郵政の職員を名乗る男女から「仕事で大事な書類を間違えて送ってしまった」「上司が400万円用意してくれるから、300万円何とかならないか。手元に現金がなければ、キャッシュカードを貸してくれないか」などと電話があった。同日午後2時半ごろ、女性宅を訪れた息子の上司の親戚を名乗る男にカード3枚を手渡し、暗証番号を伝えたとい

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  • 茶況(1月20日)入札販売会に185点 静岡茶市場

     静岡茶市場の入札販売会が18日開かれ、荒茶や出物など計185点の出品があった。深蒸しの二茶や粉などの取引が中心で、一部で2000~1000円の品を手当てする動きがみられた。  静岡市中も買い手の慎重姿勢が目立ち、荷動きが鈍い。あっせん業者は「在庫補充の注文は前年より少ない」と話す。  市中問屋は「年末年始向け商材の動きが芳しくなかった。国内向けは大きな動きがないまま新茶期を迎えそう」と見通す。

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  • 春の足音聞こえるね 薄寒桜咲き始め 静岡県内、暖かな大寒

     20日は二十四節気の大寒。暦の上では1年で最も寒い時期とされ、県内は高気圧に覆われて晴れ間が広がった。  気象庁の観測によると同日午前の最低気温は浜松市天竜区佐久間で氷点下1・9度、川根本町で同3・2度を記録するなど一部の山間部は平年より冷え込んだ。一方、平野部は静岡市駿河区2・8度、三島市2・9度など平年を上回った。  静岡市清水区の清水清見潟公園では早咲きの薄寒桜が咲き始め、地元住民や園児らがきれいな淡いピンク色の花びらを眺めながら散歩していた。蜜を求めて飛び交うメジロの姿も見られ、近づく春を感じさせた。

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  • 静岡エアコミュータの行為「誠に遺憾」 ヘリ整備巡り、静岡放送がコメント

     静岡エアコミュータ(静岡市)が報道用ヘリコプターの整備を巡り、国土交通省東京航空局から業務改善勧告を受けた問題で、同ヘリを使用する静岡放送は19日、「信頼を裏切る行為で誠に遺憾。厳重に抗議し、詳細な経緯の説明を求めている」とコメントを出した。

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  • スポーツビジネスで地域再生 野々村氏(Jリーグチェアマン)と山室氏(エスパルス社長)対談 静岡県経営者協会の新春交流会

     静岡県経営者協会は19日、新春会員交流会を静岡市葵区で開いた。地域スポーツビジネスをテーマにした対談を行い、会員約200人が新型コロナウイルス禍からの地域再生策への理解を深めた。  サッカーJリーグの野々村芳和チェアマン(同市清水区出身)と清水エスパルスの運営会社エスパルスの山室晋也社長が意見を交わした。  野々村チェアマンは前職のコンサドーレ札幌運営会社社長時代を振り返り、「クラブ運営とは試合、スタジアム、サポーターの熱量を総合して一つの作品を創ること。『わが街のチームを支えたい』という思いを共有してもらうため、将来ビジョンを発信し続けることが重要だ」と強調。山室社長はJリーグ2部(J2)

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  • 低所得者ほど減収傾向 コロナ禍、手取り額に影響は… 食料配布会利用者に聞く

     静岡市のひとり親支援団体「シングルペアレント101」が、2020年7月から実施した食料配布会の利用者559人のアンケート結果を取りまとめた。「新型コロナウイルス禍で収入が減った」とした人は4割みられ、低所得の層ほど減収者の割合が高いことが分かった。  回答者の1カ月当たりの手取り額を「7・5万円未満」から「20万円以上」までの間で五つのグループに分けた。「7・5万円未満」のグループは「減収した」と回答した人の割合が52%と最も多く、「7・5万以上10万円未満」のグループも44%と半数近かった。理由として「勤務時間の減少」や「退職」が目立つ。  回答者の7割以上が無収入から月収15万円未満に集

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  • 維新・馬場代表 新たな擁立意欲 統一地方選に向け静岡県庁で会見

     日本維新の会の馬場伸幸代表は19日、統一地方選に向けた全国キャラバンのため静岡市を訪れ、JR静岡駅前で街頭演説を行ったほか、川勝平太知事と非公開で面談した。面談後に県庁で会見し、「静岡県でも選挙直前まで努力し、維新の改革を行う志士を誕生させたい」として、これまでに発表した県議選2人の立候補予定者に加え、さらなる擁立を目指す意欲を示した。  馬場代表は会見で、川勝知事とはリニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川水問題を巡って意見交換したと明らかにした。リニア工事を巡る県や川勝知事の主張に対する自身の評価は明言しなかったが、「リニア建設をやめることは現状では難しい。維新としてローカルマ

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  • 大自在(1月20日)家康の「着初めの鎧」

     全面開館した静岡市歴史博物館に展示されている「紅糸威腹巻[くれないいとおどしはらまき]」は、徳川家康が駿府で元服した際に今川義元が作らせたと伝わる。数えで14歳頃の家康が、初めて着用したよろいだ。現代なら中学1年生ぐらいか。  来場者からは「小さいねえ」と声が上がっていた。高さ62・5センチ。胴回りも細い。膝上から首の下までを覆う形状から勝手に推測すると、当時の家康の身長は140センチ前後ではないか。  時代が違うとはいえ、赤いよろいに身を包んだ姿は、いかにも幼く見えただろう。義元が織田信長に討ち取られる「桶狭間の戦い」の約5年前である。  2回目を終えた大河ドラマ「どうする家康」で目を奪わ

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  • 「待月楼」の模型製作 静岡・科学技術高生 課題学習成果を発表

     静岡市葵区の科学技術高は19日、建築デザイン科とロボット工学科の3年生が昨年1年間に行った課題学習の成果を紹介する発表会を開いた。2年生や教員、保護者ら約100人が耳を傾けた。  生徒は2~7人で建築模型やロボットの製作に取り組んできた。静岡市駿河区の懐石料理店「待月楼」を紙粘土やプラスチックのボードで再現したグループは、実際に店を訪れて取材したり、建築図面を参考にしたりしながら完成させた。窓枠や瓦、庭の植物など細部まで丁寧に作り込んだことを伝えた。  リーダーを務めた河原崎碧さんは「今までで最も難易度の高い製作だった。1、2年生の時に学んだ知識が生きてよかった」と充実感をにじませた。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 「静岡どぼくらぶ」で建設業の魅力を発信する県職員 富田ひかるさん(静岡市駿河区)

     社会インフラを守るため、土木工事の担い手づくりを目指す産学官連携組織の担当者。業界のイメージアップを図る取り組みの中心的な役割を担う。2018年に土木技術職として県に入庁し、島田土木事務所に勤務後、21年4月から交通基盤部建設政策課に所属する。静岡市出身。29歳。  ―なぜ、土木技術職なのか。  「小さい頃から工作好きで、ものづくりに興味があった。高校時代に新東名高速道の工事を見学し、大規模な構造物を作る技術者の誇りを感じ、大学で土木学科に進学するきっかけになった。学生時代には東日本大震災の被災地を訪れ、災害を防ぐインフラの大切さを実感した」  ―どぼくらぶの意義は。  「毎年のように大規模

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  • 器物損壊疑い 中国籍の男を再逮捕 清水署

     清水署は19日、器物損壊の疑いで中国籍、静岡市清水区船越2丁目、無職の男(25)を再逮捕した。再逮捕容疑は2022年12月下旬ごろ、自宅アパート別室の男性会社員(39)方の窓ガラス2枚を損壊した疑い。同署によると、容疑者は同年12月31日、入管難民法違反の疑いで同署に逮捕されていた。

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  • 静岡、山梨中央、名古屋3行 防災連携強化 県域越え協議

     静岡銀行と山梨中央銀行、名古屋銀行は、県域を越えた防災分野での連携強化に乗り出した。南海トラフ地震や富士山噴火などの大規模災害に備えて相互に防災ノウハウを学び、災害時も安全確保に努めながら事業を継続して地域の復旧復興に貢献する狙い。当面は防災訓練の共催や備蓄品の共同調達などに取り組む。  「災害時に一番困るのは水。3行で融通し合う、互助システムのようなネットワークが必要ではないか」-。静岡市葵区で19日に開かれた3行による「総務・防災アライアンス会議」の第1回会合で、静岡銀の担当者は昨年9月の台風15号による同市清水区の大規模断水を踏まえ、水の備蓄と災害時の相互融通を提案した。  山梨中央銀

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  • 給食に三保サーモン 静岡市立小中で提供、児童ら笑顔 食育の一環

     ご当地サーモンとして売り出し中の三保サーモンを子供たちに味わってもらおうと、静岡市は本年度最後の「わくわく給食」で市立小中学校120校の児童生徒約4万5千人に「三保サーモンバーガー」を提供している。19日は清水駒越小の児童らが三保半島で陸上養殖された三保サーモンを味わった。  提供は16日から24日まで。地産地消の食育の一環で年6回あるわくわく給食。本年度はサクラエビのかき揚げやシラス丼がメニューになってきた。清水駒越小には養殖施設を運営している日建リース工業の担当者が訪れ全校児童らにオンラインで「健康でおいしい三保サーモンを味わって」と呼びかけた。  陸上養殖には温度が一定している清浄な

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  • 大工“弟子入り” くぎ打ちに苦戦 静岡・長田北小

     静岡市駿河区の長田北小の6年生約80人が19日、同校で大工の仕事を体験した。静岡の木を身近に感じてもらおうと、地元の野沢工務店やNPO法人まちなびやなどが企画し、児童は職人に手ほどきを受けながらくぎ打ちに挑戦した。  同工務店の棟梁(とうりょう)我妻輝彦さん(44)が家が建つまでの工程を紹介した後、くぎ打ちを披露。「必ずくぎを見る」「まっすぐ打つ」といったコツを伝授した。  同法人の弓削幸恵理事長(53)はクイズを交えながら、二酸化炭素を吸収したり、水をためたりする森林の役割を説明した。  児童は5センチのくぎを角材に打ち込み、松永千波さん(12)は「くぎが曲がってしまった。思っていた以上

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  • 安倍川中グループ 29日まで合同図工美術展 静岡

     静岡市葵区の安倍川中の小中一貫グループ(同校、田町小、駒形小)の合同図工美術展が29日まで、同市葵区の市西部生涯学習センターで開かれている。  3校の児童生徒がデザイン画など147点を出品した。SDGsをテーマにした作品をはじめ、自校の紙バッグやシンボルマークのデザインなど、多彩なテーマで生徒の取り組みを発表している。保護者や親子連れらが訪ね、作品に見入っていた。

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  • 静岡・リバウェル井川 22日「感謝デー」リフト券などプレゼント

     静岡市葵区のリバウェル井川スキー場は22日、「感謝デー」を開催する。先着70人(大人20人、子ども50人)の来場者に1日リフト券を、先着100人に菓子をプレゼントする。問い合わせは同スキー場<電054(260)2316>へ。

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  • 高橋さん(JAみっかび)最高賞 静岡県貯蔵ミカン品評会

     JA静岡経済連などは19日、県貯蔵ミカン品評会を静岡市駿河区で開いた。高橋誠さん(JAみっかび)が最高賞の農林水産大臣賞に輝いた。同時開催の県中晩生柑橘(かんきつ)品評会(ポンカンの部)は、沢野郁夫さん(JAしみず)が最高賞の優秀賞を獲得した。  貯蔵ミカンは前年比35点減の206点、ポンカンは3点減の48点がそれぞれ出品された。貯蔵ミカンは昨年11月下旬の気温上昇や降雨の影響で過去最少の出品数だった。審査員が外観や肉質、食味などを評価した。  このほかの主な上位入賞者は次の通り(かっこ内は所属JA)。  【貯蔵ミカン】優秀賞 大山陽一(とぴあ浜松)長坂敏章(みっかび)渡辺龍之(大井川)井口

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  • 地域経済発展誓う 静岡県商工会連合会 新春祝賀会

     静岡県商工会連合会は19日、新春祝賀会を静岡市葵区で開いた。県内35商工会の会長ら約80人が出席し、新型コロナウイルス感染拡大や物価高騰の影響が続く中でも地域経済を発展させようと誓い合った。  前沢侑会長は「新型コロナの収束が見えない中、物価高や災害など厳しい状況が続く。連合会は各商工会と団結して会員の課題解決に取り組んでいく」とあいさつした。経営改善普及事業の功労者らへの表彰も行った。  表彰を受けた主な個人は次の通り。  【知事表彰】産業振興功労表彰 増田学(吉田町)村松辰芳(浜北)  【関東経済産業局長表彰】女性部功労者 今野朝子(牧之原市)山本香代子(南伊豆町)

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  • 整備実習教材用に小型トラック寄贈 静岡日野自動車

     静岡日野自動車(金子修一社長)は19日、静岡市葵区の静岡工科自動車大学校に小型トラック「デュトロ」と大型トラックの部品60点を寄贈した。整備実習などで活用してもらう。  同校で行われた贈呈式で金子社長は「自動車の技術の進歩に対応し、学び続けてほしい」とあいさつした。4年の望月雄陽さんは「寄贈品を使って学び、一級自動車整備士の資格を取得したい」と意気込んだ。

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  • 「スマホ使いこなしたい」 静岡市葵区で教室 高齢者がネット検索など

     しずおか健康長寿財団は19日、高齢者を対象にしたスマートフォン(スマホ)講座を静岡市葵区の県総合社会福祉会館で開いた。「調べたいことを検索してみよう」をテーマに、70代以上の13人が携帯電話販売店の店員から操作方法の指南を受けた。  インターネットの便利な検索方法や通信アプリ「LINE(ライン)」の使い方などを学んだ。普段使っているスマホを手にしながら、店員に個別相談する場面もあった。受講した同市葵区の女性(80)は「スマホを使いこなしたいと考えて参加した。友人との交流でもっと活用したい」と笑顔で語った。  講座はシニア層の生きがいづくりを目指す同財団の事業の一環。

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  • 温かみのある創作びな並ぶ 2月6日まで 静岡市葵区

     静岡県内外の人形作家4人による「おひなさま展」が2月6日まで、静岡市葵区の亀山画廊で開かれている。  粘土に和紙を貼り重ねた紙塑(しそ)人形、木製の胴体に溝を彫り布地を入れ込む木目込み人形など約60点を展示販売する。今年の干支(えと)のウサギの創作ひな人形など温かみのある作品が来場者を楽しませている。  木製やブロンズ製のひな人形を出品した同区の彫刻家とさかますみさん(75)は「作品に込めた子どもたちの安寧を願う気持ちを感じ取ってもらえれば」と話した。

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  • 茶況(1月19日)茶文化の歴史解説 22日、松坂屋静岡店

     松坂屋静岡店(静岡市葵区)は22日午後0時半から、セミナー「お茶しませんか?」を同店北館2階アート&ラグジュアリーサロンで開く。同市歴史博物館の中村羊一郎館長が、歴史をひもときながら庶民の茶文化を解説する。聴講無料。  午後2時、同3時半からの計2回、森内茶農園(葵区内牧)の茶7種類と菓子、茶器を楽しむイベントも開かれる。事前予約制で有料。  問い合わせは同店<電054(254)1111>へ。

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  • ヘリ損傷直さず運航 静岡エアコミュータ、2年超 国交省改善勧告

     ヘリコプターを運航する静岡エアコミュータ(静岡市)が、整備中に誤って機体を損傷したのに修復しないまま約2年3カ月にわたって運航を続け、整備記録も改ざんするなどしたとして、国土交通省東京航空局から19日までに、業務改善勧告を受けた。安全統括管理者の職務について改善措置を講じるよう警告書も受けた。18日付。   東京航空局と静岡エアコミュータによると、2020年7月の整備中に誤って静岡放送が使用するヘリの床に損傷を生じさせた。整備責任者は軽微なものと判断して修復せず、22年11月になって「損傷を修復した」と報告した。これを受けて東京航空局が立ち入り検査すると、実際は修復作業をしておらず

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  • 「パリッ、ふわっ」のうな重と眺望堪能を うなぎ料理専門店の元城亭 20日開店

     遠州鉄道グループの遠鉄観光開発(浜松市西区)は18日、中区元城町のホテルコンコルド浜松最上階に20日にオープンするうなぎ料理専門店「元城亭」で試食会を開いた。関係者らが「うな重」の味わいと地上約60メートルの眺望を堪能した。  ウナギは浜名湖産を使用する。たれは2021年に営業を終了した舘山寺温泉のホテル九重のレシピを引き継ぎ、甘めでとろみがあるのが特徴という。国産の粒サンショウは食べる直前に、卓上に用意したミルでひく。  鈴木康生和食料理長(51)は「肉厚のウナギを厳選し、パリッと、ふわっと焼き上げた」と自信をのぞかせる。試食した静岡市の30歳代の女性会社員は「ウナギの味は上品で、サンショ

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  • 「まるちゃん」がルルカカードに 静岡鉄道 限定1000枚発行

     静岡鉄道は16日、静岡市のPR曲「まるちゃんの静岡音頭」のデザイン画を入れた電子カード「LuLuCa(ルルカ)パサール」の発行を開始した。市のシティプロモーション推進事業の一環。  デザイン画は、人気漫画「ちびまる子ちゃん」の作者で、清水区出身の漫画家さくらももこさんが生前に、PR曲のために描き下ろした。同社の担当者は「まるちゃんの静岡音頭の認知度向上をお手伝いしたい」としている。  限定1千枚。静鉄電車新静岡、草薙、新清水の各駅と新静岡セノバ5階のカードカウンターで発行する。無くなり次第、終了する。

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  • 2月開催「河津桜まつり」 ミス伊豆の踊り子、橋場さんらPR

     河津町の観光関係者らが18日、静岡市駿河区の静岡新聞放送会館を訪れ、2月1日から28日まで開かれる「河津桜まつり」をPRした。  岸重宏町長や町観光協会の山田和子会長、「ミス伊豆の踊り子」の橋場南美さんら7人が訪問し、見どころや期間中に行われるイベントを伝えた。今年は、高台で河津川沿いの桜を見下ろせるスポット「涅槃(ねはん)堂」を3年ぶりに開放する予定。弁当と温泉の入浴を楽しめるプランも用意する。開花状況は公式サイトからライブカメラの映像で確認できる。  山田会長は「今年も感染対策を徹底する。来場者数がコロナ禍前の状況に近づいてくれるとうれしい」と期待した。

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  • 御宿場印求め来たれ東海道 三島―白須賀 22カ所制作 静岡県信金協が寄贈

     静岡県信用金庫協会は東海道の旧宿場町を活用した観光活性化事業として、県内全22カ所の印章「御宿場印」と台帳「御宿場印帳」を制作し、18日に東海道沿いの県内各観光協会に寄贈した。21日に発売する。訪日客を含めた県内誘客につなげ、新型コロナウイルス禍から回復途上にある地域企業を支援する。  御宿場印は神社や寺院の御朱印などにちなんで考案。はがき大の紙に宿場名を記して風景画を添え、三島(三島市)から白須賀(湖西市)まで22枚をそろえた。各地の観光案内所や飲食店など38カ所で取り扱う。  18日に静岡市駿河区の老舗飲食店「丁子屋」で開かれた寄贈式で、県信金協会の田形和幸会長(しずおか焼津信金理事長)

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  • 井川の魅力 ロゴで表現 静岡文化芸術大生、図案を提案 店舗や施設で活用

     静岡文化芸術大(浜松市中区)の学生が考案したロゴやシンボルマークの図案を使い、静岡市葵区井川地区の魅力を内外に発信する井川地域デザインプロジェクトの最終報告会が18日、同市役所静岡庁舎で開かれた。発表された図案は今後、同地区内の施設や店舗で活用される。  報告会では、同大デザイン学部の学生4人が、地区のプロモーション、農産物加工販売所などを題材に考案した図案のデザインや活用方法を提案した。「井川湖渡船待合所リニューアル計画」をテーマに発表した落合侑美さん(4年)は「家紋をモチーフに船の帆と湖面をイメージした」と井川湖渡船のシンボルマークの制作意図を解説。「待合所が皆の集う魅力ある場所だという

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  • 記者コラム「清流」 火の用心 徹底を

     1月に入り、牧之原市内で火災が相次いでいる。強風に加え、空気が乾燥して火が拡大しやすい季節を迎える中、改めて注意を呼びかけたい。  静岡市消防局によると、1日から15日までに発生した火災は4件。うち3件は山林や農地から出火し、12日には西萩間の山林で下草など約1000平方メートルを焼いた。先日も農地での焼却作業の現場に遭遇したが、その大きな火柱に危険を感じた。空気が乾燥するこの時期、枯れ草などがある場所での火の不始末は、大きな火災を引き起こす原因になりかねない。  「この程度なら」という考えではなく、近隣の消防署や行政機関への届け出を行い、消火用具の準備や消火確認の徹底などを図った上で作業に

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  • 児童虐待早期発見へ 医療機関用の相談窓口設置 静岡県立こども病院

     静岡県立こども病院(静岡市葵区)はこのほど、児童虐待が疑われる事案に対する医療機関からの相談窓口を設置した。児童虐待の早期発見と防止を図る。  外傷とその原因や経緯が合わなかったり、家族の態度に不審な点を感じたりするような虐待が疑われる症例などについて、医療機関での対応が困難な場合に相談を受ける。同病院育児環境支援室メンバーが分析した上で医療機関に助言するほか、必要に応じて同病院で検査・治療を行う。  県の委託事業。同病院では以前から相談を受け付けていたが、窓口設置によって体制をより明確化した。  相談は平日午前9時~午後5時に同病院育児環境支援室<ファクス054(247)5688>または<

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  • 清水区中心部「無堤防」解消へ 防潮堤、1月中にも本体着工 液状化防ぐ地盤改良

     静岡市清水区港町で昨秋から進められている防潮堤工事が、1月下旬にも本体工事に移行する。同区中心部の日の出・江尻エリアはこれまで“無堤防区間”だったが、港町を皮切りに海抜4メートルの高さで順次整備が進む予定。清水港の岸壁は埋め立てによって海側に拡大してきたため、現在は本体工事前の地盤改良を施す作業の真っ最中だ。  「買い物客が多いので安全第一で行っている」。施工業者の鈴与建設の担当者は「パワーブレンダー」と呼ばれる特殊な重機を指さしながら説明した。海水が浸透する埋め立て地の地下にセメントを噴射させながら、深さ13メートルまでの土壌をかき混ぜる特殊な工法により、液状化しな

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  • 他人のカード使い17万円盗んだ疑い 男を4回目の逮捕 三島署

     三島署は18日、窃盗の疑いで横浜市神奈川区羽沢町、無職の男(26)=窃盗、窃盗未遂で逮捕=を再逮捕した。逮捕は4回目。  再逮捕容疑は昨年8月17日、何者かと共謀して不正入手した静岡市葵区の80代女性のキャッシュカードを使い、同区のコンビニのATMで現金約17万円を引き出して盗んだ疑い。

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  • 経営強化へ人材育成 静岡県農業法人協会 事業計画を決議

     静岡県農業法人協会(事務局・JA静岡中央会)は18日、通常総会と新春祝賀会を静岡市葵区で開いた。会員事業者の経営力向上に向けた人材教育、農業高・大学などとの連携強化を盛り込んだ2023年度の事業計画を決議した。23年度は新入社員向けビジネスマナー研修会などを実施するほか、新型コロナウイルス禍で制限されてきた視察研修や交流サイト(SNS)での情報共有も活性化させる。  新春祝賀会では、高糖度トマト生産のサンファーマーズ(静岡市駿河区)の稲吉正博代表が「静岡発 めざせ世界ブランド!」と題して講演した。

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  • キノコ尽くしの写真展 静岡県内に自生、毒性ある種も 地球環境史ミュージアム

     静岡県内に自生するキノコの写真を集めた「ふじのくにキノコ写真展」(静岡木の子の会主催)が、静岡市駿河区大谷のふじのくに地球環境史ミュージアムで開かれている。種類が豊富で形や色もさまざまなキノコの魅力を、写真を通して伝える。  キノコに興味を持つ人や研究者などでつくる同会のメンバーが、昨年県内で撮影した写真約80点をパネルで展示した。  食用になるマツタケ、シイタケ、アラゲキクラゲ、ハタケシメジなどを自然のままの姿で紹介。一方、ベニテングタケなど毒性があるキノコも12点展示し、説明している。  直径50センチほどの白いボール状になるオニフスベの写真を出展した小倉辰彦会長(69)は「神出鬼没で見

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  • サギ電話多発 静岡県警が注意報 中部ブロック

     静岡県警は18日、中部ブロック(清水、静岡中央、静岡南各署管内)にサギ電話の多発注意報を発令した。20日まで。  県警生活安全企画課によると、17日午前8時~午後4時半ごろ、静岡市葵区(松富、北、羽鳥、瀬名中央、瀬名、内牧)と同市清水区(蜂ケ谷、蒲原小金、横砂中町)で計10件の不審電話を認知した。大半は親族をかたり「会社に送る荷物を間違えて送った」などと話す内容で、市役所職員を装い「還付金がある」とうそを言う電話もあったという。  県内では同日、計31件のサギ電話が確認されたという。同課は詐欺グループの活動が活発化しているとして警戒を呼びかけている。

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  • 企業の夢実現目指す 静岡県中央会賀詞交歓会

     静岡県中小企業団体中央会は18日、賀詞交歓会を静岡市駿河区で開いた。山崎亨副会長は「人材不足や賃上げといった課題への対応だけでなく、中小企業の夢の実現に向け、多様な事業に取り組んでいく」とあいさつした。  組合の代表者ら約130人が出席し、新型コロナウイルス禍や原材料高など、厳しい経営環境下での事業発展を誓い合った。  来賓の川勝平太知事は「国全体が苦しい中でも先頭に立ち、一緒に日本を元気にしていこう」と呼びかけた。

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  • 9事業者に褒状 静岡県農林漁業奨励賞 先進的取り組みを評価

     静岡県は18日、経営発展を目指して先進的な取り組みを行う県内農林漁業事業体をたたえる「ふじのくに未来をひらく農林漁業奨励賞」の表彰式を県庁で行った。特産品のブランド化や県産材の利用拡大、中山間地での複合経営などを進める9事業者に川勝平太知事が褒状を手渡した。  受賞した個人・団体は次の通り。  農業 高橋純哉(伊豆の国市)小河麦人(富士宮市)志村吉紀(静岡市)森木農園(牧之原市)深川知久・馨(菊川市)渥美隆裕・敦子(浜松市)▽林業 志村清(静岡市)落合大樹(島田市)▽漁業 南駿河湾漁業協同組合「波乗り鰆推進協議会」(御前崎市)

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  • 個性豊かな絵画や写真 手足の不自由な子どもの作品展 静岡で2月10日まで

     静岡県手足の不自由な子どもの絵画・写真展(県肢体不自由児協会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が18日、静岡市葵区の県総合社会福祉会館で始まった。県内の18歳以下の幼児や児童、生徒から寄せられた個性豊かな絵画と写真が並ぶ。2月10日まで。  応募作品計99点のうち8点が優秀賞に輝いた。優秀賞の県健康福祉部長賞を受賞した県立中央特別支援学校小学部1年の保崎秀章君の作品「虫のせかい」はタブレット端末で指先を使って描いた。カマキリがバッタを食べようとしている様子や虫の親子を表現した。  このほかの優秀賞受賞者は次の通り。  県教育委員会教育長賞 稲葉進一郎(東部特別支援学校中学部1)▽県社会福祉協議

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  • 椿の女王ら 伊豆大島椿まつりPR 静岡 新聞放送会館訪問

     東京都大島町の観光PR役を担う「ミス大島」や「椿の女王」ら3人が18日、静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館を訪れ、29日から3月26日まで開催される伊豆大島椿まつりを紹介した。  3人は頭にツバキ柄の手ぬぐいを巻き、市松模様の着物に身を包む大島の伝統衣装「あんこ姿」で訪問。伝統芸能を披露する「夜祭り」やツバキの花びらでハンカチを染める体験会など、期間中のイベントを伝えた。  ツバキは2月から3月にかけて見頃を迎え、島内では自生する約300万本のヤブツバキや1千種以上の園芸種を楽しめる。  第66代ミス大島の黒崎夏帆さん(22)は「富士山を背景にツバキを楽しめる椿花ガーデンがおすすめスポット」と

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  • 鉄道の油彩画6点 元国鉄職員が描く 静岡市葵区で展示

     元国鉄職員で静岡市葵区の山下特幸さん(77)の絵画展の第1部「鉄路に生きる」が2月14日まで、同区のしずぎんギャラリー四季で開かれている。鉄道を題材にした油彩画6点が並ぶ。  山下さんは1964年に国鉄に入社し、機関車の整備士、電気機関車や貨物列車の運転士として働いた。80年の転勤を機に、同市出身の現代美術家飯田昭二さんから指導を受け、機関車やその部品を描き始めた。  会場では、昭和天皇の「お召し列車」をけん引した電気機関車の運転席から見た風景や、蒸気機関車(SL)の床下の装置を描いた作品などを出品している。山下さんは「鉄道に携わる仕事に就いたからこそ目にした、列車の部品の魅力を感じてもらえ

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  • 釣り場ガイド 静岡県東部/中部/西部

    東部  熱海 11日はアイゴやマダイ、カサゴ、イサキなど。12日はトウゴロウイワシやネンブツダイ、アイゴ、メジナ、カサゴ。13日はヒラメやメジナ、マダイ、クロダイ、トウゴロウイワシ、タカベ、アイゴ。14日はマダイやアイゴ、イサキ、アジ、ネンブツダイ。15日はマダイやタカベ、ネンブツダイ、トウゴロウイワシ、メジナなどが揚がった。  ▽熱海市和田浜南町熱海港海釣り施設・電0557(85)8600   伊東 新年低調だったイワシやカマスが回遊してきた。イワシは日中、サビキ釣りでコマセを多めにまくこと。カマスはキビナゴやイワシの餌釣りを主にルアー釣りでも釣れる。  ▽伊東市静海町稲七つり具店・電05

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  • 茶況(1月18日)呈茶と化学 多面的に解説

     日本茶インストラクター協会静岡ブロック・同協会県支部は14日、会員向け研修会「実体験で理解するお茶のいれ方と化学」を静岡市駿河区で開いた。日本茶アドバイザー専任講師の宮崎剛至さん=藤枝市=が、呈茶で重視するポイントを多面的に解説した。  集まった会員14人は、茶を入れる際の水の硬度や温度、茶葉の量などで変化する香りや味わいを比較した。  同支部の松島章恵副支部長は「インストラクターやアドバイザー資格取得後のスキルアップを図り企画した」と話す。

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  • 罹災証明 未申請400世帯 意思あれど手続きが壁に 台風15号被害の静岡市

     昨秋の台風15号により浸水や土砂災害の被害が出た静岡市で、「罹災(りさい)証明」の申請をしていない世帯が昨年末時点で約400世帯に上ることが17日までに、市への取材で分かった。3分の1は申請の意思があるものの、高齢者も多く手続きが難しいケースがあるとみられる。一方、財政支援の申請期限が迫っており、対応が急務となっている。  市が被災した約1万3900世帯を対象に昨年11、12月に行った訪問調査で判明した。未申請の約400世帯のうち、約180世帯は申請の意思を示し、その後約50世帯が申請手続きに入った。残る約220世帯は被害が軽微などで申請意思がなかったとしている。  市によると、申請の意思を

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  • 「118番の日」 清水海保が周知活動「正しく通報を」 98%超が不適切

     海上保安庁の緊急通報ダイヤルに語呂を合わせた1月18日の「118番の日」を前に、清水海上保安部が118番通報の周知に取り組んでいる。通報件数の98%以上が間違い電話、無言電話など不適切な通報という現状を、同庁の調査で5割を切った118番の認知度を改善することで是正を目指す。  118番は海難事故や密輸・密航事件に迅速に対処しようと2000年に運用を開始した。清水海保によると翌年には最多の約85万件の通報が寄せられたが、99%以上が着信してすぐに切るいわゆる「ワン切り」、無言電話、いたずら、間違い電話だった。22年までに不適切通報は半減したが、海難通報など適切な電話の割合は約1・3%にとどまっ

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  • 茶況(1月17日)米と茶テーマ対談 22日に島田、参加募集 茶の都ミュージアム

     島田市のふじのくに茶の都ミュージアムは、22日午後1時半から開催する特別イベントの参加者を募集している。「米と茶」をテーマに同館の熊倉功夫館長と、ふじのくに地球環境史ミュージアム(静岡市)の佐藤洋一郎館長が対談する。  東アジアに共通する食文化で、和食の原点でもある米と茶について両者が語り合う。京都府立大特別専任教授の佐藤館長は稲の起源や進化、農業と環境の関係史などの第一人者で、和食文化学会の初代会長を務めた。  80人限定。イベント当日は観覧券(一般300円)が必要。参加希望者はふじのくに電子申請サービスまたはFAXで申し込む。問い合わせは、ふじのくに茶の都ミュージアム<電0547(46)

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  • しずおか焼津信金が講演会「プラス材料が顕在化」 金融市場動向を展望

     しずおか焼津信用金庫は17日、新春講演会を静岡市葵区で開いた。野村アセットマネジメントの石黒英之シニアストラテジストが今年の国内外の金融市場を展望した。  石黒氏は米国の利上げ幅縮小やインフレ鈍化、中国のゼロコロナ政策緩和など直近の海外情勢を示し、「世界の市場動向は徐々にプラス材料が顕在化している。コロナ下でのトンネルを抜けつつある状況」と指摘した。その上で「今年前半は株式や不動産投資信託(REIT)に資金が流れにくいかもしれないが、債券市場は正常化していく」と見通した。  対ドルの円相場については「130円を挟んでの動きになる」と予測。「今年は円高に振れやすくはなるが、仮に日銀の政策修正が

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  • 立民 難波氏の推薦を決定 静岡市長選

     立憲民主党は17日、国会内で常任幹事会を開き、3月26日告示、4月9日投開票の静岡市長選で、元副知事難波喬司氏(66)の推薦を決定した。静岡県連が党本部に上申していた。  県議選掛川市選挙区では、新人杉村義夫氏(63)を公認した。

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  • 無党派層に支持広げる 公明党・静岡県本部幹事長/早川育子氏【各党に聞く 2023年選挙戦略④】

     ―統一地方選の位置付けは。  「前半戦は県議選と浜松市議選に計10人、後半戦の市町議選には計19人の立候補を予定している。県内公明党議員60人のうち半数が選挙戦に挑む。2024年11月に結党60年の節目を迎えることもあり、全員の勝利を目指す。公明党はネットワーク政党。市町、県、国の連携によって政策を作り上げてきているため、統一地方選は非常に重視している」  ―県議選は現状の5議席維持が目標となる。  「今回から定数が減る沼津市、新人が出馬を予定する静岡市葵区をはじめ重点選挙区ばかり。(今回擁立しなかった)浜松市については区割りの動向や定数を見ながら、今後検討していく必要があると思っている」

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  • 特養ホーム希望者減 5462人 4月時点 静岡県調査「ニーズは高い状態」

     静岡県がこのほど発表した2022年4月1日時点の県内特別養護老人ホームの入所希望者は5462人だった。前年度の調査から353人減ったが、県は「ニーズは高い状態が続いている。今後も施設整備などを計画的に進める」としている。  県内309施設が対象。このうち原則として入所対象となる要介護3以上の人は417人減の5069人だった。希望者減少の背景には、認知症高齢者グループホームやサービス付き高齢者向け住宅などの受け皿が拡大したことがあるとみられる。  6カ月以内の入所を希望した在宅の人は、要介護3以上で182人減の1744人。このうち1人暮らしで介護者が不在などの理由で入所の必要性が高いと判断され

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  • 記者コラム「清流」 爪痕は「見えない部分」に

     台風15号で大規模な浸水被害に遭った静岡市清水区に足を運んだ。被災から3カ月後、道路に散らばった泥だらけの衣服や家具は撤去され、コインランドリーから行列は消えていた。港町は日常を取り戻したかのように見えた。  だが取材に入ると、すぐに思い違いだと分かった。その日は災害ボランティアの指揮をとる支援団体に同行した。70代女性の自宅は1階の断熱材や壁下にカビが生え、修理のために柱がむき出しになっていた。2階での生活に「上り下りがつらい」とうつむいた。土が薄く残るアパートで生活保護を受給しながら暮らしをつなぐ60代男性は「死んだ方が楽かも」と漏らした。  取材を通して見て聞いて、復興には時間がかかる

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  • 記者コラム「清流」 真の観光交流都市へ

     御殿場市東山のカフェで先月、ピアノコンサートが開かれた。都内在住の奏者はその数カ月前、アウトレットのついでに同店に立ち寄り、店内のピアノを演奏した。音色を聞いた店舗関係者が出演オファーを出した。観光地、御殿場だからこそ生まれた縁だ。  御殿場市には国内有数の集客施設があり、宿泊施設や観光施設の開業も相次ぐ。2021年度の観光交流客数1199万人は静岡市に次ぎ県内市町で2位だ。だが、多くの来訪者の目的地はあくまでアウトレットや時之栖であって、御殿場という町ではない。  市は観光交流都市を標ぼうする。訪れた人々が地域と関わる仕掛けがもっと増えれば。来る人と迎える人が交流し、新たな文化やイノベーシ

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  • 密接して速度80キロ超 日本平の集団暴走 容疑者「一体感が楽しく」

     静岡市駿河区の市道「日本平パークウェイ」を乗用車で集団暴走したとして道交法違反(共同危険行為)の疑いで男4人が逮捕された事件で、4人は運転する乗用車を互いに密接させた状態で、制限速度の2倍を上回る80キロ以上のスピードで暴走していたことが、17日までの清水署への取材で分かった。暴走行為ではわずかな車間距離しかなかった瞬間もあるとみられ、調べを進めている。  同署によると、4容疑者は調べに対し「一体感が楽しかった」との趣旨の発言をしているという。清水署など同日、暴走行為に使用された乗用車4台を同署敷地内で公開した。

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  • 130万円詐取被害 清水区の80代女性

     静岡市清水区の80代の無職女性が17日、130万円をだまし取られたと清水署に届けた。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。  同署によると、女性宅に同日午後1時ごろ、息子をかたる男らから「仕事で困ったことがある。荷物を間違って送ってしまった。至急お金が必要」「おれは取りに行けないから、お金を上司に渡してほしい」などと電話があった。女性は自宅を訪問してきた息子の上司をかたる男に現金を手渡した。

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  • 大井川鉄道 閑蔵-井川運休 23日から2月3日まで

     大井川鉄道は17日、井川線井川駅(静岡市葵区)の構内工事のため、23日から2月3日まで閑蔵-井川間を運休すると発表した。運休中、同区間のバスによる代行輸送は行わない。

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  • 電車内で女子大学生にわいせつ行為 20代男を逮捕 焼津署

     焼津署は17日、強制わいせつの疑いで住所、職業ともに自称、静岡市葵区浅間町2丁目、アルバイトの男(24)を逮捕した。逮捕容疑は同日、県内を走行中の電車内で、県中部の10代の女子大学生にわいせつな行為をした疑い。同署によると、大学生が降車後に焼津駅前交番に被害を訴えた。警察官がJR浜松駅で容疑者を発見し、取り押さえたという。

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  • 元静岡市消防局の課長 懲役6月求刑 酒気帯び運転 静岡地裁公判

     静岡市内でオートバイを酒気帯び運転したとして、道交法違反の罪に問われた同市葵区、元市消防局葵消防署警備第1担当課長の被告(53)の初公判が17日、静岡地裁(国井恒志裁判官)で開かれ、被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役6月を求刑し、即日結審した。判決は2月1日。  論告で検察側は、犯行時に被告の呼気から基準値の約4倍のアルコールが検出されたとし「人を死傷させかねない危険かつ悪質な行為」と指摘。職場の同僚らと宴会に参加し、ビール8杯を飲んでいたことを明かした。  被告は2019年にも別の道交法違反事件で有罪判決を受けた。今回の飲酒運転は執行猶予期間の満了後わずか約1カ月だったとして「規範意識の

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  • ミカン・ポンカン品評会 糟屋さん最高賞 形や色、味を審査 静岡・葵区

     JA静岡市は17日、「貯蔵みかん・ポンカン果実品評会」を同市葵区のあさはた支店で開いた。  市内で生産された青島温州ミカン16点とポンカン6点が出品された。市職員や市場関係者ら9人が形や色、味などを審査した。ミカン、ポンカンともに糟屋訓敏さん=同市駿河区=が最高賞の優等に輝いた。  村田裕行審査委員長は「昨年は台風や雨の影響で生産が難しい一年だったが、出来のよい果実がそろい驚いた」と話した。

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  • がん検診受診率向上へ あいおい生命静岡営業部 オンラインで研修

     三井住友海上あいおい生命保険静岡営業部は17日、県対がん協会の加藤薫事務局長を講師に招き、がん検診受診率向上のためのオンライン研修会を静岡市葵区で開いた。代理店の職員約100人がオンラインで参加した。  同社は昨年5月、県と「がん検診受診率50%以上」を達成するための協定を締結し、連携しながら啓発活動をしている。加藤さんは生涯のうちに日本人は2人に1人ががんになり、日本人女性は9人に1人が乳がんを患うとデータを紹介し、「がんは発見が困難な上、簡単に治療ができない。早期発見、治療につなげるためにも定期的に検診を」と訴えた。

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  • 中学の校則見直し 生徒が実践発表 静岡市教委、意見取り入れ

     静岡市教育委員会は17日、市立中学校での校則見直しに関する実践発表会を同市葵区の教育センターで開いた。末広中と西奈中の生徒がオンラインで参加し、生徒自らが変更に取り組んだ校則の内容や見直し後の変化などを市内小中学校の生徒や教諭に紹介した。  末広中は2021年度に、生徒による「校則見直し委員会」を発足させ、「安心安全で、誰もが気持ちよく過ごせる環境をつくる」をテーマに見直しに着手した。全校生徒へのアンケートで変更すべき校則を調査。色が限定されていた雨具や靴、靴下は複数の色を選べるようにし、登下校時に防寒着の着用を認めるルールに変えた。  発表会では、生徒会メンバーが動画を使って経緯を説明し

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  • 紙と光 慰霊の空間演出 美術家・森妙子さん(静岡市葵区)

    「Requiem―鎮魂歌―」 3月6日までグランシップ(静岡市駿河区)  ショーウインドーの中の狭い空間。天井付近から床へとネットのようなものがつり下がる。表から差し込む日の光が、荒い網目模様を後方の壁に映し出す。「影がすごくきれいに出るでしょう」。美術家の森妙子さん(70)=静岡市葵区=が、「Light[ライト][・]and[アンド][・]Lines[ラインズ]」と題したインスタレーションを指し示す。素材はほとんどが紙だ。  白い紙ひもを編んだネットはしなやかに形を変える。その所々に、薄い紙で作ったチョウ。「死者に恨みがあると白いチョウに転生する」。そんな朝鮮半島の言い伝えが基になっている。

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  • 独創性光る年賀状 木版画で 静岡市葵区で作品展

     静岡市葵区の「西奈木版画の会」による年賀状展が17日、同区の西奈生涯学習センターで始まった。木版画で2023年干支(えと)のウサギを描いた年賀はがき約350枚を並べた。22日まで。  同会のメンバーら15人が差し出し用に制作したほか、年明けに木版画の愛好家仲間から受け取った年賀状を出展した。ウサギが跳びはねるイラストとともに新年の飛躍を誓う作品もあり、作者の独創性が光る。  同展は木版画の楽しさを広めようと10年ほど前から毎年、干支をテーマに開催している。河野修治代表(83)は「手作りの年賀状を芸術作品として鑑賞してほしい」と述べた。

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  • 現代美術家集団「幻触」と鈴木慶則さんを語る 本阿弥さん(静岡)、峯村さんが対論

     1960年代末から70年代初頭にかけて活動し、全国から注目を集めた静岡市などの現代美術家の集団「グループ幻触」と、その中心的存在だった鈴木慶則さん(1936~2010年)を語るトークイベントが、東京都中央区銀座のギャラリーQで開かれた。同ギャラリーの40周年記念展「鈴木慶則-石子順造と歩んだ世界」の関連企画。  グループ幻触を研究する美術評論家本阿弥清さん(静岡市清水区)と、多摩美術大名誉教授の峯村敏明さんが対論した。同ギャラリーのディレクター上田雄三さん(旧清水市=現静岡市清水区=出身)が司会を務めた。  本阿弥さんと峯村さんは幻触のメンバーの主な作品をたどりながら、旧清水市を拠点に彼らと

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  • 日本平で集団暴走 容疑の男4人逮捕 清水署など

     静岡市駿河区の日本平パークウェイで集団暴走したとして、清水、静岡中央、静岡南各署と県警交通機動隊、同交通指導課の合同捜査班は17日、道交法違反(共同危険行為)の疑いで同市内などの男4人を逮捕した。  逮捕されたのは同市葵区建穂2丁目、会社員の男(27)▽同市清水区三保、会社員の男(27)▽富士市宮下、会社員の男(35)▽静岡市清水区船原1丁目、会社員の男(27)―の各容疑者。  逮捕容疑は共謀し、昨年5月下旬、同市駿河区の市道「日本平パークウェイ」で各容疑者運転の乗用車を連ね、高速で走行するなど集団で暴走行為をした疑い。  同捜査班はこれまでに同所で集団暴走したとして男5人を逮捕している。

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  • 路線バス 運転手に暴行、運賃払わず 強盗の疑いで男逮捕 静岡

     静岡南署は17日、強盗の疑いで静岡市駿河区小鹿3丁目、会社員の男(59)を逮捕した。  逮捕容疑は昨年12月30日午後3時ごろ、同区のバス停に停車中のしずてつジャストラインの路線バスの車内で、降車時に男性運転手(55)に暴行を加え、乗車料金190円の支払いを免れた疑い。同署によると、車内に設置されたカメラなどから容疑者を特定した。

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  • ホームセンターから電線盗む 容疑の男を再逮捕 島田署

     島田署は17日、窃盗の疑いで静岡市駿河区寺田、代行運転手の男(29)を再逮捕した。  再逮捕容疑は2022年11月28日午後3時ごろ、同市駿河区内のホームセンターで電線1個(約1万8千円)を盗んだ疑い。容疑者は島田市内のホームセンターで除草剤を盗んだとして窃盗容疑で逮捕されていた。

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  • 静岡市杉尾地区の盛り土造成地 熱海と同じ「土石流危険渓流」 静岡県、撤去命令せず

     静岡県警が砂防法関連の法令違反容疑で捜査に着手した藁科川上流域の静岡市葵区杉尾地区の巨大な盛り土(残土処分場)が、人的被害の及ぶ危険性の高い「土石流危険渓流」に造成されていたことが16日までの県などへの取材で分かった。県は造成業者が防災工事に対応しているとして盛り土の撤去命令を出していない。2021年7月に起きた熱海市の土石流では同様の理由で土石流危険渓流の盛り土を撤去させず、大惨事を防げなかった。  静岡県によると、杉尾の盛り土は19年2月、静岡市からの通報で発覚。19年11月に文書で原状回復を求める指導をしたが業者は応じず、残土の搬入が続いた。22年5月にも文書で是正措置を要請したが、残

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  • 清水庁舎改修案 住民に説明 静岡市、情勢変化を理由に

     静岡市は16日、当初の移転新築案から改修案へと方針を転換した市役所清水庁舎の説明会を同庁舎で開いた。方針転換後の説明会は初めて。市民約20人が参加した。  同庁舎は清水駅東口公園への移転新築が決まっていたが、その後、同公園に桜ケ丘病院の移転が決定。22年度に方針を一から考える検討委員会を設置し、将来的な同区江尻地区への移転を見据えつつ既存の庁舎を改修することが決まった。  説明会で市の担当者は方針転換の理由として情勢変化を挙げ、「桜ケ丘病院の移転で建設可能な面積が減少した」「サッカースタジアムの建設候補地になるなど東口エリアのまちづくり計画が流動的」「コロナ禍でデジタル化が進み、あるべき新庁

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  • 土砂災害最多211件 22年、静岡県まとめ 台風15号被害大きく

     静岡県は16日、2022年に県内で発生した土砂災害が前年比174件増の211件だったと発表した。統計が確認できる1988年以降で最多という。このうち台風15号による土砂災害は167件と全体の約8割を占め、被害の大きさを改めて示す結果となった。  過去10年の平均発生件数は48件で、例年を大幅に上回った。内訳は崖崩れ146件、土石流61件、地滑り4件。台風15号による被害は崖崩れ111件、土石流54件、地滑り2件だった。死者は1人。  静岡市葵区油山や藤枝市原など4カ所の土石流と、磐田市平松など2カ所の崖崩れは、緊急性が高いとして国の補助事業に採択された。  静岡市葵区内牧や松崎町雲見など15

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  • 宮秀(静岡市) 猫用ひな人形「ひなまる にゃん」発売

     ひな人形製造販売の宮秀(静岡市葵区)は、猫用のひな人形「ひなまる にゃん」を発売した。  ひな具職人が成型と塗装を手がけた。人形は黒と灰色、キャメルの3種類。猫が遊ぶキャットタワーを模したひな飾りも用意した。  少子化でひな人形の需要が落ち込む中、新型コロナウイルス禍で高まるペット人気に着目した。担当者は「ペットの迎え入れや誕生を祝う文化を静岡から全国に発信したい」と話す。1万9800円から。

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  • 多様性認め支え合う企業へ 静鉄とTOKAIHD社員が意見交換

     静岡鉄道(静岡市葵区)とTOKAIホールディングス(同区)はこのほど、多様性を認めて支え合う企業運営「ダイバーシティ&インクルージョン」を学ぶワークショップを同区で開いた。両社の社員約30人が仕事と育児を両立する手法、障害者や女性が活躍する先進事例を紹介し合い、意見を交わした。  「管理職に就く意欲のある女性が、妊娠や出産を理由に昇進を諦めることをなくしたい」「ライフイベントに伴う社員の環境変化をサポートする仕組みが必要だ」などの声が上がった。  理想的な労働環境を自社で実現する上での課題や方策についても検討した。

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  • 身を切る改革、地方でも 山下洸棋氏/日本維新の会・静岡県総支部幹事長【各党に聞く 2023年選挙戦略③】

     ―統一地方選で何を訴えていくか。  「県内で日本維新の会の看板を掲げて戦う初めての統一地方選になる。人口減少や物価上昇など待ったなしの課題について国会で論戦が繰り広げられているが、地方自治体でもできることが多くある。維新は大阪で、地方が変われば国も変わることを示してきた。その精神を県内に浸透させたい。統一地方選の先に次の衆院選が行われる可能性も見えてきている。国政選挙に向けても、今回の統一地方選で地域に根付いた地方議員を誕生させることが最も重要なことだと考えている」  ―候補者擁立の進捗(しんちょく)は。  「まずは県議選から擁立を進め、静岡市駿河区、沼津市の2選挙区で公認予定者を決めた。支

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  • 静岡人インタビュー「この人」 静岡県介護福祉士会会長に就任 水野公智さん(静岡市清水区)

     昨年5月の理事会で副会長から昇格した。介護福祉士の上位資格である認定介護福祉士の資格を取得。静岡市駿河区の介護福祉施設に勤めながら、在宅介護についても学ぶため、聖隷クリストファー大大学院(浜松市北区)に通う。介護福祉士の資質向上や働きやすい環境づくりのために先頭に立つ。46歳。  ―福祉の世界に入ったきっかけは。  「専門学生時代、末期の大腸がんになった祖父の介護をした。当時の自分には排せつの補助などが苦痛だった。早く介護から解放されたいと思った直後に祖父が他界。『もっとできることがあったのではないか』という後悔の気持ちから、福祉の世界に入った」  ―会長として取り組むべきことは。  「会は

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  • 葵舟の“古里” 松江市と観光交流促進 静岡市、互いの魅力PRへ

     静岡市葵区の駿府城公園二ノ丸堀(中堀)を周遊する「葵舟(あおいぶね)」の船3隻を市に寄贈した島根県松江市と松江しんじ湖温泉旅館協議会の職員が16日、静岡市役所静岡庁舎を訪れ、望月哲也観光交流文化局長らと両市の観光交流の促進に向けて意見を交わした。  松江市職員は、同市は抹茶やおでんが名物で、国宝の松江城があることを説明し、「静岡と共通のコンテンツがある。それを生かして相互交流できれば」と提案。静岡市の職員は、駿府城に天守台が残存していないため、「ない部分を補い合っていきたい」と話し、互いの魅力をPRし合うことを確認した。  葵舟3隻の“古里”である松江市とは、静岡空港

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  • 寺島実郎氏「世界情勢、正確に認識を」 静銀など新春講演会

     静岡銀行と静岡経済研究所は16日、新春講演会を静岡市葵区で開いた。日本総合研究所の寺島実郎会長が混迷するウクライナ情勢や世界経済の動向を解説し、「健全な危機感を持って世界情勢を正確に認識し、日本経済の反転攻勢を目指して」と呼び掛けた。  日本の国内総生産(GDP)の世界シェアが、1994年の17・9%をピークに21年は5・1%まで減少したことや、半導体産業がけん引する台湾などアジア圏の経済成長をデータで紹介。その上で「世界の中で日本の埋没化が進んでいる。アジアの成長のダイナミズムを知ることが日本企業の経営戦略の鍵」と説いた。アフリカや中南米などの主に南半球を中心にした新興国群を指す「グローバ

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  • 発達障害の「理解と配慮」学ぼう 静岡県自閉症協会 20日から、静岡・富士・浜松で

     静岡県自閉症協会は20日から、発達障害のある人への「合理的配慮」をテーマにした勉強会を静岡市など3カ所で開く。参加無料。  湖西市で発達障害や知的障害の特性を持つ人の支援施設を長年運営する、同協会の津田明雄会長(71)が講師を務める。基本的な理解と配慮を説明し、参加者の質疑にも答える。津田会長は「職場などでの合理的配慮に戸惑っている人も、気軽に相談する場にしてほしい」と呼びかける。  20日に県総合社会福祉会館(静岡市葵区)、2月3日にロゼシアター(富士市)、同10日にアクトシティ浜松研修交流センター(浜松市中区)で行う。いずれも午後6時半~7時50分。  申し込み、問い合わせは同協会事務局

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  • 男性トイレに汚物入れ 静岡市、13公共施設に設置

     静岡市はこのほど、前立腺がんなどの影響で尿漏れパッドを使用する男性が安心して外出できる環境を整えるため、市役所など13施設の男性用トイレに、使用済みパッドを捨てられる「サニタリーボックス」を設置した。  昨年の市議会9月定例会で問題提起され、市が11月末から取り付けを開始した。現在までに市役所静岡庁舎新館、同清水庁舎、駿河区役所、蒲原支所、上下水道局庁舎といった市庁舎のほか、清水病院、静岡ホビースクエアなど13施設の計83カ所への設置が完了した。利用状況を踏まえ、他の公共施設への拡大も検討するという。  市保健衛生医療課によると、泌尿器系のがん手術を受けた男性で排尿の制御が難しくなり、パッド

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  • 静岡の女性詐取被害 電子マネー4万円分

     静岡市清水区のパート従業員の40代女性が16日、電子マネー利用権(計4万円)をだまし取られたと清水署に届けた。  同署によると7日、女性の携帯電話に「未払い料金を本日中に支払わないと電話の利用停止措置を取る」「コンビニ店で電子マネーカードを購入して」などと通信事業者を装った偽メールが届いた。女性は指定された電子マネーを購入してプリペイド番号を撮影した写真を添付したメールを返信し、4万円分の利用権をだまし取られたという。

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  • 海洋プラごみ削減へ議論 静岡城北高生とモーリシャスの生徒 オンライン交流最終回

     静岡城北高の1、2年生有志は16日、インド洋の島国モーリシャスの高校生と持続可能な開発目標(SDGs)について意見を交わすオンライン交流の最終回を同校で開いた。両校の生徒計26人が参加し、SDGsの14番目の目標「海の豊かさを守ろう」をテーマとして、議論をまとめた。  生徒は三つのグループに分かれ、プランクトンを利用した環境負荷の少ない袋を作る案など、海洋プラスチックごみ削減に向けた提案を英語で発表した。2年の三保実乃里さん(16)は「テーマは難しかったが、交流を通じて自分の英語力が向上した」と話した。  オンライン交流は、静岡市が東京五輪・パラリンピックで同国のホストタウンを務めた縁で実現

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  • 生活保護費だまし取った疑い 男を再逮捕 静岡中央署

     静岡中央署は16日、詐欺の疑いで静岡市葵区池ケ谷東、運搬作業員の男(56)を再逮捕した。逮捕は3回目。再逮捕容疑は2018年10月5日から19年3月5日までの間、就労収入があったにもかかわらず同市葵福祉事務所に虚偽の収入申告書を提出し、複数回にわたって生活保護費計約30万円をだまし取った疑い。沼本容疑者は別の期間にも同様の手口で生活保護費を不正受給したとして詐欺容疑で逮捕されていた。

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  • 座禅初心者を指南 静岡市葵区で愛好家 仏教思想や足の組み方紹介

     静岡県内の座禅愛好家でつくる静岡座禅サークル(小林孝年代表)は15日、初心者に基礎を伝える体験会を静岡市葵区のアイセル21で開いた。  小林代表が足の組み方や姿勢、息を数えながら瞑想(めいそう)に集中する呼吸法「数息観」などを紹介。参加者が実際に25分間の座禅に2回取り組んだ。仏教思想や座禅の歴史について文献を基に解説も行った。  初めて挑戦したという鎌田八重子さん(76)=同市駿河区=は「もやもやした気持ちが軽くなった気がする。今後も継続したい」と話した。

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  • 元教員が描いた油彩画など30点 静岡市葵区で作品展

     静岡市内の公立小中学校の元教員でつくる絵画同好クラブ「じさん会」の作品展が22日まで、同市葵区の県教育会館で開かれている。  60~80代の会員4人が、大小さまざまな油彩画など約30点を出品した。富士山崩壊を題材にした抽象画や、高校生の情熱的な創作ダンスを躍動感たっぷりに描いた作品などが来場者の目を引いている。  同会員で同市清水区の滝進さん(73)は「会員みんな楽しんで描いている。それぞれの絵の良さを楽しんでもらえれば」と話した。

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  • 静岡県内作家ら18人 現代美術作品展 静岡市葵区で24日まで

     現代美術の作品展「コンテンポラリーアート2023」が24日まで、静岡市葵区七間町のギャラリーえざきで開かれている。  県内を中心とした30~80代の作家18人が、油絵や写真、彫刻、版画など個性豊かな28点を出品した。「存るということ」と題した近藤正寛さんの写真は、ボートを係留するロープを、水面に浮かぶ波紋とともにモノクロで神秘的にとらえている。  出品者の一人、柴田靖夫さん(78)=島田市=は大理石を使い、合わせる手の中に生まれる「何か」を石彫で表現した。柴田さんは「初めて出合った作品との自由な対話を楽しんでもらいたい」と話した。水曜は休廊。

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  • 「目指すまちづくり」テーマ 21日に特別講演、トークショーも 静岡済生会病院

     静岡済生会総合病院の特別講演とトークショー(同病院済生会フェア実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が21日午後1時半~3時半、静岡市駿河区の県立大短期大学部講堂で開かれる。同病院を運営する社会福祉法人恩賜財団済生会の110周年を記念したフェアの一環。  同法人の炭谷茂理事長が「済生会が目指すまちづくり」と題して講演する。トークショーは、サッカー元日本代表の北沢豪さんや静岡市出身の歌人田中章義さん、同病院血液内科部長の竹内隆浩医師が登壇し「スポーツがつなぐ地域の未来」のテーマで意見を交わす。  参加無料。申し込みは平日午後1~4時に、済生会フェア事務局<電080(8670)6689>へ。

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  • 憩いの場の未来 生徒がデザイン 公園設計、静岡市が初のコンテスト 清水・梅が岡地区

     地域の公園整備に中学生をはじめとした幅広い世代の考えを取り入れようと、静岡市は同市清水区梅が岡地区を対象に、地元の生徒から公園の設計案を募集した。市によると、公園の設計を募るデザインコンテストの実施は初めて。地域住民の評価などと合わせて整備に反映させる。デザインのお披露目が15日、市立清水二中で開かれた。  取り組みの舞台になった梅が岡地区周辺では、1955年に都市計画決定されていた公園が整備されないまま計画が廃止され、代わりとして別のエリアで「梅が岡公園」の整備計画が進んでいる。従来、市は公園整備の際に地元自治会の意見を重視していたが、自治会員の高齢化が進んでいることもあり、地域の将来を

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  • ぷりぷり食感、いつでも堪能 富士川楽座「生しらす生桜えび丼」【道の駅 食探訪⑪】

     東名高速道と一般道の両方からアクセスできる利便性と、霊峰富士の眺望が自慢の富士川楽座(富士市)。フードコート内の「すし道中 やじ喜多」が提供する生のシラスと桜エビが載った丼物は滋味に富む一杯だ。シラスと桜エビを常時生の状態で食べられる店は少ないため、旅行者だけでなく地元の人にも人気という。  桜エビは近くの由比(静岡市清水区)産、シラスは御前崎や用宗(同市駿河区)で水揚げされたものを使う。取れたてを急速冷凍することで、漁期以外でもぷりぷりとした食感と、それぞれの甘みやうまみが堪能できる。紅白の華やかな見た目も魅力。企画部の望月伸哉部長(47)は「土産物も桜エビやシラスの加工品の需要が高い。静

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  • 茶況(1月16日)茶業発展を祈願 初手もみ 静岡市の保存会

     静岡市茶手揉保存会はこのほど、新年の初手もみを同市葵区内牧で行った。会員約30人が集まり、一年の健康と茶業発展を祈願した。  冷凍保存していた茶葉約15キロを6台の焙炉(ほいろ)の上で数時間もんだりほぐしたりする工程を重ね、乾燥させて仕上げた。  手もみ茶は1月下旬に田辺信宏市長に贈る予定。保存会の牧野力雄会長は「イベントや教育関係の行事など、手もみ技術紹介の機会を増やす一年にしたい」と話した。

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  • FDA 今春から中部国際空港で定期便 高知行き

     静岡市の航空会社フジドリームエアラインズ(FDA)が今春から中部国際空港(愛知県常滑市)と高知空港(高知県南国市)を結ぶ定期便の運航を始める。中部地方のハブ空港である中部空港に拠点を置くことで、国内外の旅客を取り込む狙い。17日に正式発表する。  FDAは国内地方都市を中心とした16空港に定期便を就航している。チャーター便以外で中部空港に発着する路線はFDAでは初となる。既に愛知県内で定期便のある県営名古屋空港(同県豊山町)と高知空港を結ぶ路線も継続するという。

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  • 深海生物の標本群 東海大海洋科学博物館【美と快と-収蔵品物語㊿】

     駿河湾に面する三保半島の先端近くで、半世紀にわたって「三保の水族館」として愛され、本年度で通常の公開を終了する東海大海洋科学博物館(静岡市清水区)。展示の目玉の一つが、2010年7月に開館40周年記念として設置された「深海生物の標本群」だ。40年間に駿河湾を中心に採集された魚類や無脊椎動物を一堂に紹介している。 生物の多様性伝える 計157種のホルマリン液浸標本を展示している「深海生物の標本群」の全体像  魚類115種、無脊椎動物42種、計157種のホルマリン液浸標本を展示している。最小の約3センチ(テンガンムネエソ)から最大の約120センチ(ミツクリザメ)までサイズは多様。駿河湾の

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  • おまち華やぐ映像と音楽 静岡・常磐公園で初投影

     静岡市中心市街地の活性化を推進する「I Love しずおか協議会」は15日、同市葵区の常磐公園でプロジェクションマッピングのイベントを開いた。映像や音楽による華やかな演出があたりに広がった。  毎年恒例の青葉シンボルロードイルミネーションに連動して初めて開催した。昨年10周年を迎えた同協議会の過去の事業をモチーフに映像を制作。噴水を囲う壁面にメリーゴーラウンドや花火などが投影され、集まった人たちを魅了した。  2月11、12日も実施予定。午後6、7、8時ちょうどに始まる噴水ショーが終わり次第、演出が見られる。

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  • 保育士は一生できる仕事 おくむらさん講演 沼津でセミナー

     静岡県、県社会福祉協議会、しずおか保育士・保育所支援センターは15日、「保育のお仕事フェア 就職応援セミナー&相談会」を沼津市のプラサヴェルデで開いた。気象予報士で保育士のおくむら政佳さんが講演し、「保育は一生できる柔軟な仕事で他分野への応用も効く。保育という営みの自由さを知ってほしい」と呼びかけた。  おくむらさんは「『自分』と『子ども』の未来をつくる保育士の働きかた」と題し、「保育士不足や虐待などの暗いニュースがあるが、自分と子どもの未来を作れるのが保育士の魅力。カリキュラムがない分、教育の自由度も高い」と説明した。未就学児向けの気象サイト開発、大学教授に虫取りを学ぶ遠足など、自らの取り

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  • 横沢神楽を奉納  静岡・御嶽神社

     静岡市葵区横沢の御嶽神社で15日、春の例祭が行われ、安倍川や大井川などの流域集落に伝わる郷土芸能「神楽」が3年ぶりに奉納された。  地元の横沢神楽保存会(江川進会長)の舞手や奏者6人が参加。神事の後、横笛や太鼓の神楽囃子(ばやし)に合わせ、「おうりんめいの舞」や「弓の舞」など4演目を次々と奉納し、集まった人たちを喜ばせた。  「幣(へい)の舞」を奉納した同区森腰の後藤利勝さん(31)は「以前から神楽に興味があり、今回初めて参加した。とても緊張した」と話した。同神社での神楽の奉納は、10月の秋の例祭でも行われる。

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  • 大的射抜き観客拍手 静岡浅間神社で新春恒例の神事

     平安時代、朝廷で行われた神事に倣い、天下太平や除災招福を祈念し矢を放つ新春恒例の「奉射祭(ぶしゃさい)・大的式(おおまとしき)」が15日、静岡市葵区の静岡浅間神社で行われた。  同神社で研さんを積む弓道教場の会員が烏帽子(えぼし)と直垂(ひたたれ)をまとい神事に臨んだ。6人の射手が2人一組になり、約60メートル先の直径約1・5メートルの大的を目がけ、交互に2本ずつ計12本の矢を放った。的に命中すると見物客から拍手が起こった。  射手を務めた長嶋恵子さん(71)は「戦争のない世界と新型コロナウイルスの終息を祈った」と述べた。

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  • 静岡新聞社・静岡放送スポーツ賞、森川選手ら8個人表彰 選手の育成期待

     第71回静岡新聞社・静岡放送スポーツ賞の表彰式が15日、静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館で行われた。スポーツ界で優秀な成績を収めた本県関係の選手、指導者や、スポーツの振興に尽力した功労者ら8個人が受賞し、それぞれ決意を新たにした。  本年度から新設された「スポーツ大賞」に輝いたのは、昨年9月のレスリング世界選手権女子65キロ級で初優勝した森川美和(23)=ALSOK、沼津三中出=。受賞者を代表し、「(2024年の)パリ五輪に向けて昨年よりも厳しい戦いが続く。強い気持ちと覚悟を持って、まず今年五輪代表に内定し、五輪で金メダルを獲得できるように頑張っていきたい」とあいさつした。  静岡新聞社・静

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  • 近接の中学高校 野球部が合同練習 静岡・安倍川中地区

     中学生と高校生の野球技術や活動意欲向上を目的にした合同練習が15日、静岡市葵区の安倍川中で開かれた。  安倍川中地区で推進する地域連携事業の一環として初めて実施。近接する同中と服織中、静岡商高軟式野球部が参加し、島田商高硬式野球部も応援に駆けつけた。  中学生に合わせて軟式ボールを使い、キャッチボールやバントなどの練習に取り組み、高校生は中学生に「リラックスして」などと身ぶり手ぶりで丁寧に指導した。ポジション別に分かれて行ったノックでは、お互いのプレーを鼓舞する元気なかけ声が響いた。  安倍川中2年の勝見洸太さんは「フライの落下点への入り方など高校生はレベルが高い」と目を輝かせた。静岡商2年

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  • 劇場、文化芸術の役割は 宮城SPAC総監督 浜松で講演

     舞踊家佐藤典子さんの門下生などでつくる「佐藤典子同門会」は15日、静岡県舞台芸術センター(SPAC)の宮城聰芸術総監督の講演会(静岡新聞社・静岡放送後援)を浜松市中区のプレスタワーで開いた。宮城総監督は、演劇人として国内外で活動する立場から、多様性を認める劇場や文化芸術が果たす役割の大切さを説いた。  宮城総監督は、現在の学校教育の問題点を「人と違うことに価値を置いていない」と指摘し、「劇場がもう一つの学校として機能すべきだ。存在意義は高まっている」と述べた。  地方の課題として東京などへの人口流出を挙げ、「多様性が容認される寛容な空気は『文化があること』とセットになっている。地方への反転の

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  • 東海大生 柴揚げ漁に挑戦 静岡の遊水地、自然環境も調査

     静岡市葵区の麻機遊水地で15日、冬ごもりする魚の習性を利用した伝統漁法「柴揚げ漁」が行われた。  柴揚げ漁は、秋にコナラなどの枝を水中に沈め、冬になって寒さをしのぐために枝の裏に隠れた魚を網ですくう漁法。市内の川や池の水質調査を行う東海大海洋学部のサークル「水棲環境研究会」メンバー9人が参加し、小舟の上から挑戦。フナとモツゴ計10匹を捕獲した。  地元有志でつくる麻機遊水地柴揚げ漁保存会が企画し、同遊水地の自然環境の調査を兼ねて毎年行っている。捕れる魚の数は減少傾向にあり、同サークルの高橋真生部長(20)は地球温暖化による水温の上昇が原因と指摘する。「遊水地の水質が変化していることを多くの人

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  • 写真特集 TGCしずおか2023

    ランウエーを歩く人気モデルら=14日午後、静岡市駿河区のツインメッセ静岡(写真部・小糸恵介) 3年ぶりに開催された「SDGs推進 TGC しずおか 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION」=14日午後、静岡市駿河区のツインメッセ静岡(写真部・小糸恵介) 静岡県産の生花を身につけて登場した清水の権田修一選手(中央)と平成フラミンゴの2人=14日午後、静岡市駿河区のツインメッセ静岡 静岡県産の生花をまとって登場した池田美優さん=14日午後、静岡市駿河区のツインメッセ静岡 ランウエーを歩くゆうちゃみさん=14日午後、静岡市駿

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  • ランウエーからSDGs発信 TGCしずおか、3年ぶり開催

     国内最大級の人気ファッションイベント「SDGs推進 TGC しずおか 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION」(東京ガールズコレクション実行委主催、プラチナパートナー・シャンソン化粧品)が14日、静岡市駿河区のツインメッセ静岡で開かれた。  新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年1月以来3年ぶりの開催。カラフルな洋服やアクセサリーを着飾った人気モデルが次々と登場し、華麗なショーで観衆を魅了した。  県内で開かれるのは3回目。関連イベントも開かれ、SDGsについて学ぶ体験企画やSBSラジオの公開録音などが行われた。 みちょぱさん、権田選手ら サステナブルな衣装で

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  • ⚽清水エスパルス復権 2000人と考える J1昇格願い静岡で集会、元選手や来場者議論

     サッカーJリーグ2部(J2)清水エスパルスの応援を目的とした有志団体「エスパルスを愛する会」は14日、清水の復権を願って集会「エスパルスを早くJ1に戻そう」を静岡市駿河区のグランシップで開いた。清水の元選手を招き、集まったサポーターらと意見を出し合った。  清水OBの三渡洲アデミールさん(54)、西部洋平さん(42)、鄭大世さん(38)が登壇。今季、クラブ2度目のJ2を戦う清水が再び強豪に返り咲くには何が必要かを約2千人の来場者と考えた。  試合終了間際での相次ぐ失点が降格の一因となった昨季の戦いを振り返り、3人は「選手同士で腹を割って話せる関係がチーム内でできていたか」などと指摘。J2での

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  • ⚾翔洋は三島南・錦田と初戦 長田南―浜名など好勝負期待 しんきんカップ静岡県中学選抜野球

     2月18日に開幕するしんきんカップ第53回静岡県中学選抜野球大会(県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)の組み合わせ抽選会が14日、静岡市駿河区登呂の静岡 新聞放送会館で開かれた。新型コロナウイルス感染予防のため、オンラインでの大会運営委員による代理抽選で行った。昨年はコロナの感染拡大で中止となったため大会開催は2年ぶり。  優勝候補の筆頭は昨夏の全国中学校体育大会で準優勝した東海大翔洋。当時から主軸の伏見や右腕池谷ら戦力がそろっている。初戦の相手は東部優勝の三島南・錦田。制球力がある左腕土屋を擁し打線も有尾、影山を軸に力があり、好勝負が期待される。西部優勝の掛川桜が丘と個々の能力が高い吉田

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  • 時論(1月15日)なぜ家康は駿府を選んだのか

     静岡市歴史博物館が駿府城公園の隣地に全面開館した。記念展は「徳川家康と駿府」。当然のテーマだろう。これを新たな出発点にしたい。家康が大御所として駿府を選んだ理由は幼少期を過ごしたことなど五つあり、その一つが「米の風味他国にまされり」と天保年間の地誌「駿国雑志」にある。  子どもたちに知ってほしい五つの理由だが、歴史博物館の展示にはない。家康没後200年以上たってからの書物で確証がなく、言い伝えまたは創作の可能性もあるとのこと。展示にはなくても、学芸員が丁寧に解説してくれた。これが博物館の良さなのだろう。子供たちには駿府が選ばれた理由を考え、話し合い、誇りを持ってほしい。  スタートした大河ド

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  • 再審の請求人、拡大を 福岡事件支援者 浜松で講演

     福岡市で1947年に商人2人が射殺された福岡事件で、強盗殺人罪で死刑判決を受けた西武雄さん(1975年執行)らの再審運動を支援する熊本県玉名市の僧侶古川龍樹さん(63)が14日、浜松市中区で講演した。再審を申し立てることができる請求人の対象拡大など、制度改正の必要性を訴えた。  講演会は、強盗殺人罪などで死刑が確定し、再審請求中の袴田巌さん(86)=同区=を支援する同市の団体「袴田巌さんを救う市民の会」が企画した。  福岡事件で、主犯とされた西さんは無実を訴え続け、実行犯として死刑判決確定後に恩赦で無期懲役になった石井健治郎さん(2008年に死去)も「強盗目的はない」と主張した。2人の再審請

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  • シャンソン、トヨタ自に惜敗 今季初の地元戦 バスケWリーグ

     バスケットボール女子Wリーグは14日、県武道館などで行われ、シャンソン化粧品は延長の末に65-71でトヨタ自動車に惜敗した。  シャンソンは前半、イゾジェ・ウチェのインサイドプレーで食らい付き、第3クオーター(Q)は吉田舞衣が3本の3点シュートを決めて43-46。第4Q終盤にウチェ、パレイ紀子、小池遥の連続6得点で逆転したが、残り52秒で追い付かれ、延長で競り負けた。  15日は静岡市中央体育館でトヨタ自動車との第2戦が行われる。  トヨタ自動車(29) 71(14―18 15―10 17―15 14―17 延長 11―5)65 シャンソン化粧品(23) ウチェ躍動 22得点 22リバウ

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  • ⚽浜松開誠館 8ゴール好スタート 静岡県高校新人サッカー

     男子サッカーの県高校新人大会は14日開幕し、1回戦を行った。全国選手権県大会を制した浜松開誠館は富士を8-0で下し、好スタートを切った。 開誠館新チーム 全国悔しさ胸に成長誓う  全国選手権初戦で惜敗した悔しさを胸に浜松開誠館が新チームでも攻撃力を発揮した。  「新年度への足掛かりをつくり、選手を見極めたい」と青嶋監督が位置付ける大会。1回戦は選手権でメンバー入りを逃した選手を中心に戦い、レギュラー争いの活性化を図った。  ゴールでアピールしたのは2年生のMF長谷部。前半17分に左クロスを合わせ得点すると、24分にもゴール前でこぼれ球に反応し、相手のオウンゴールを誘った。  全国初勝利は

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  • 知的障害者相談員ら 災害時個別避難計画学ぶ 静岡

     知的障害者の保護者らでつくる「県手をつなぐ育成会」は14日、知的障害者相談員らを対象とした研修会を静岡市葵区の県総合社会福祉会館で開いた。県内から約60人が参加し、災害時に備えた要支援者の個別避難計画について理解を深めた。  講師を務めた県健康福祉部企画政策課の勝又斗紀夫さんは、計画の概要や狙いを解説した上で「いかに計画内容の実効性を高めていくかが課題」と説明。計画作成に向け、福祉の専門知識を持つケアマネジャーや知的障害者相談員の協力が求められているとした。  計画作成は市町の努力義務にとどまり、自治体によって進捗(しんちょく)状況に差が生じている。同会の小出隆司会長は「(避難計画に頼ること

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  • かつての七間町 写真をカラー化 静岡市葵区で展示会

     静岡市葵区の七間町名店街を撮影した古写真をカラー化させて紹介する「あの日の七間町クロニクル写真展」が14日、同商店街の雑貨店「カーサ」跡地で始まった。29日まで。  住民から寄せられたモノクロ写真をAI技術で着色するサイトを利用してカラー化させた。明治末期から昭和30年代に撮影された約120枚が並ぶ。  1945年の静岡大空襲直後の街並みや、かつて営業していた飲食店の店員の生き生きとした表情を捉えた写真が年代順に展示され、来場者は商店街の歴史を楽しめる。  企画した同商店街振興組合の久保耕介理事長は「カラー化したことで、昔の写真が親近感をもって感じられるはず」と来場を呼びかける。

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  • 自然や伝承の歌 児童がプロと合唱 静岡・水見色小で発表会

     静岡市葵区の水見色小で14日、学習発表会「感謝の会」が開かれ、全校児童6人がプロミュージシャンと一緒に歌声を披露した。  児童と共演したのは静岡ゆかりの童謡や唱歌などをジャズ風にアレンジして歌うアコースティックデュオ「Hiddy&Satty(ヒッディ・アンド・サッティ)」の新井秀夫さんと福井佐知子さん。水見色の自然や伝承などをテーマに作ったオリジナルソング「伝説の里」のCD化に合わせ、同校の児童にも歌で参加してもらおうと、2年ほど前から交流を続けてきた。  体育館で行われたミニライブでは、Hiddy&Sattyと児童が「オオアカガシ」「龍神の池」など、地区の名所が入った歌を合唱。集まった住民

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  • 詐欺や交通事故防止呼びかけ 静岡中央署などJR静岡駅で

     静岡中央署と県くらし交通安全課などは13日、県内で相次ぐ特殊詐欺事件の被害防止と交通安全を呼びかける啓発活動をJR静岡駅で行った。  署員をはじめ県職員、地域安全推進員ら約15人が駅構内に並び、アニメ「ちびまる子ちゃん」のイラストが施された反射材やエコバッグが入った啓発品約150個を高齢者らに配布した。  交通事故防止に向け、夜間は反射材の積極的な活用を促した。特殊詐欺被害を見抜くポイントなども分かりやすく解説し、「お金やキャッシュカードに関する不審な電話があったら警察に相談してほしい」などと訴えた。

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  • 戦国遺構を舞台に 迫真「鬼の舞」 静岡市歴史博物館

     静岡市葵区の市歴史博物館で14日夜、地元の伝統芸能「清沢神楽」の保存会メンバーと、県芸術舞台センター(SPAC)の俳優がコラボレーションした演劇が披露された。館内の「戦国時代末期の道と石垣の遺構」の周りに特設舞台が設けられ、来場者は幻想的な空間を楽しんだ。同館のグランドオープンイベントの一環で、15日も上演する。  披露されたのは、桶狭間の戦いで今川義元が討ち死にした一報を駿府に知らせた後、清沢地区に集落を開いた今川家の家臣・小林作兵衛の物語。清沢神楽保存会の北沢岳士さん(40)の「鬼の舞」に合わせ、SPACの三島景太さん(55)と春日井一平さん(42)が朗読。来場者は静かに神楽舞を見つめ、

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  • ロゲイニング 地域防災に活用 ゲーム感覚で避難訓練 静岡大防災総合センター副センター長/村越真氏【本音インタビュー】

     昨年9月の台風15号のような大規模災害への備えと命を守る行動が求められる中、オーストラリア発祥のスポーツ、ロゲイニングを地域の防災活動に活用する「防災ロゲイニング」を先月、静岡市駿河区川原地区で初めて実施した。狙いや今後の展望を聞いた。  -防災ロゲイニングとは。  「ロゲイニングは地図上に示されたチェックポイントを制限時間内に探し、合計点を競う競技。その競技特性を防災教育に生かせないかと、2013年に当時静岡高の地学教諭だった美沢綾子氏が高校生向けに提唱したフィールドワークが発端となった。使用する地図にハザードマップを組み込むことで、日常の生活圏に潜む自然災害のリスクを認知し、予防対策を

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  • 新東名下りで車両火災 14日午前、1車線を一時規制

     14日午前8時10分ごろ、静岡市葵区谷津の新東名高速道下りで、同区の男性(79)が運転する軽乗用車から出火し全焼した。けが人はいなかった。影響で3車線のうち1車線を一時規制した。県警高速隊が出火原因を調べている。

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  • 道の駅実現へ社会実験 29日に「いはらフェス」 静岡 

     静岡市清水区庵原地区に道の駅を作ることを目指す「庵原地区道の駅社会実験実行委員会」(実行委員長=山梨滋己庵原地区連合自治会長)は29日、第2回いはらフェスを市清水庵原球場プロムナードや駐車場で行う。中部横断自動車道の清水いはらインターチェンジ(IC)のある同地区では、山梨や長野からの集客も見込めるとしてマグロなどの水産物や名産のかんきつ類などを販売する。  前回昨年5月に行った第1回では駐車場が不足したため、今回は増やす予定。参加店舗も約2倍の42店舗にする。山梨や長野からも初出店するという。

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  • 宮沢賢治 朗読で理解深めて 静岡市清水区、毎月第2火曜日

     静岡市清水区の生涯学習講座「清見潟大学塾」の宮沢賢治作品の朗読会が参加者を募集している。活動は毎月第2火曜日の午前9時半から2時間程度、同区辻生涯学習交流館で行う。宮沢賢治学会に所属する講師が朗読の方法について教える。宮沢賢治に関するさまざまな情報交換なども行う。問い合わせは朗読会の楳田さん<電090(4862)5014>へ。

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  • 家康の正室 築山殿ってどんな人? 戦国の世に翻弄された悲劇の美女 今川に出自、「瀬名姫」とも

    築山殿の生涯  誕生年は不明。父は今川家重臣・関口氏純、母は今川義元の妹という説がある。今川館付近(現在の静岡市葵区の駿府城公園の坤櫓(ひつじさるやぐら)付近)に住んでいたとみられ、美しい女性だったと伝わる。  今川の元で育てられていた松平元康(徳川家康)の正室となり、長男・信康と長女・亀姫をもうけた。家康が独立して岡崎に移った後も駿府に留め置かれたが、今川方との人質交換で岡崎に移った。岡崎居住時、築山の近くに住んだため「築山殿」と呼ばれた。  当時敵対していた武田方との内通を織田信長に疑われ、家康の命を受けた家臣により佐鳴湖畔(現・浜松市)で暗殺された。信長の娘で、信康の妻・徳姫の密告があ

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  • 公務員給与 静岡県が1位 静岡市は政令市2位 2年連続

     総務省がこのほど公表した2022年地方公務員給与実態調査結果によると、国家公務員給与を100として地方の給与水準を示すラスパイレス指数(22年4月1日時点)で、静岡県は前年と同じ102・2で都道府県別で2年連続トップだった。政令指定都市では静岡市が102・2(前年比0・1減)で全国20政令市の中で2位。浜松市は100・1(同)の10位で、前年から順位に変動はなかった。  同指数は基本給のみの比較で、諸手当が反映されていない。地域手当や時間外勤務手当など諸手当を加えた平均給与月額は、県が43万2321円で全国5位。静岡市は41万191円で政令市中17位。浜松市は39万7069円で19位だった。

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  • 砂防法抵触盛り土 初摘発へ 静岡・葵区で造成、全国最大級 県警が捜査

     藁科川上流域の静岡市葵区杉尾、日向両地区で土砂災害の危険性がある巨大な盛り土が造られていた問題で、静岡県警は13日までに、砂防法の規制区域「砂防指定地」に無許可で土地改変行為をした疑いがあるとして、造成業者への捜査に着手した。県砂防指定地管理条例など砂防法関連の法令違反の摘発を視野に現地の実測調査や業者への聴取を進めている。捜査関係者への取材で分かった。  県警は今月中旬、造成などをした疑いのある業者の立ち会いの下、現地で実測を行い、改変面積を確定する作業を進めた。県や静岡市の職員も県警の要請を受けて一部作業に加わった。杉尾地区の盛り土は国道362号沿いの休憩所の裏側にある崖斜面に広がり、森

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  • 土砂投棄17年間「放置」 静岡の山間部 規制区域に巨大盛り土 撤去命令出さず、対応の鈍さ露呈

     静岡市葵区の藁科川上流域で砂防法の規制区域「砂防指定地」に無許可の巨大盛り土が造成されていた問題で、県が存在を知った2005年以降、17年間にわたって土砂の撤去命令を造成業者に出していなかったことが13日までの県への取材で分かった。盛り土崩落で28人が死亡・行方不明になった熱海市の土石流でも県は砂防法の対応を放置していて、土砂災害を防ぐ役割を担う砂防担当者の開発に対する警戒感の鈍さが浮き彫りになった。  静岡市の市街地から約20キロ離れ、川根本町との境界に程近い静かな山あい。県警による今月中旬の実測調査では、捜査員が急斜面に造成された広大な開発地で写真を撮影したり、面積を測量したりする様子が

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  • 静岡市歴史博物館が全面開館 駿府の歴史発信 館長「子どもたちの身近な学びの場に」

     徳川家康や今川氏にまつわる資料をそろえ、駿府の歴史や文化を伝える静岡市葵区の歴史博物館が13日、全面開館した。8日に放送が始まった大河ドラマ「どうする家康」や隣接する駿府城公園と連携し、市の歴史文化発信や観光交流の拠点として市中心街のにぎわい創出につなげる。  開館前に行われた記念式典には関係者約120人が出席した。田辺信宏市長は昨年12月に始まった同公園のライトアップや27日に開館予定の大河ドラマ館に触れ、「必ずや相乗効果を生み、世界に輝く静岡の実現に近づくと確信している」と自信をのぞかせた。中村羊一郎館長は「静岡の未来を担う子どもたちの身近な学びの場になれば」と願った。  午後2時に一般

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  • 静岡市のプラモニュメント2作品 JAA広告賞を受賞

     静岡市は13日、市内に設置されている郵便ポストと公衆電話のプラモニュメント2作品が、公益社団法人日本アドバタイザーズ協会(JAA)主催の2022年度審査会でそれぞれ広告賞を受賞したと発表した。  JAA広告賞の審査会は広告活動の発展が目的で、60回目。全国の企業や自治体から6部門に計1164点の応募があった。このうち「屋外・交通広告部門」で、郵便ポストが最高賞の「グランプリ」に輝き、公衆電話が優秀賞の「メダリスト」に選ばれた。  プラモデル出荷額で国内8割のシェアを有する静岡市は、プラモデルの部品群をかたどったモニュメントを整備する「プラモデル化計画」に取り組んでいる。市内に計5基あり、今回

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  • 静岡・ハットパーク用宗 東棟を秋に開業 CSA不動産 観光回復見込む

     CSA不動産(静岡市葵区)が今秋、同市駿河区用宗に商業施設「ハットパーク用宗」東棟を開業する。アイワホールディングス(同市葵区)との協業で、訪日観光客数の回復などを見込み、地域の観光資源充実を図る。  両社は2021年、海岸沿いに位置する旧水産加工場跡地にハットパーク西棟を開設。新型コロナウイルス禍でも近隣県などからの来客は堅調で、雑貨店やカフェなどのテナント入居が進んだ。22年に延期していた東棟建設を決め、同年12月に着工した。  東棟は2階建てで延べ床面積が約620平方メートル。アイワホールディングスが土地・建物を所有して建設し、CSA不動産が設計、賃貸を担う。全8区画に料理店やアパレル

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  • 地域の思い天高く 色鮮やかな御幣焼き 高さ7・5メートル 静岡・清水区吉原

     静岡市清水区の山間地・吉原地区で13日、伝統の「御幣(おんべ)焼き」が行われた。飾りや書き初めなどが取り付けられた高さ7メートル50センチの竹ざおを正月飾りと一緒に燃やすどんど焼きを兼ねた独特の行事で、江戸・明治期に長野県から伝えられたとされる。  特徴は、竹ざお中央付近に付けられた直径5メートル程度の花がさ。高齢者が手作りした「猿ねんねこ」と呼ばれる飾りや、だるまなどがぶら下げられた。午後5時半ごろに年男が点火、東の方向に引き倒すと、縁起物とされる花がさの飾りを住民がわれ先にと拾った。  行事では、竹ざおを燃やした際に書き初めが天高く舞い上がれば字の上達が望めるとされる。会場の吉原公園には

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  • JR静岡駅 観光案内所を刷新 「家康が愛したまち」PR ゆかりの施設や行事紹介

     静岡県中部5市2町の観光まちづくり組織「するが企画観光局」はこのほど、JR静岡駅北口の観光案内所をリニューアルした。大河ドラマ「どうする家康」の放送に合わせ、出入り口のガラス扉に徳川家康や富士山を表現したフィルムを張り、「家康公が愛したまち静岡」をPRしている。  扉の装飾は、青色を基調に、富士山と日の出、家康の愛したタカ狩りのタカをあしらい、静岡の繁栄への願いを込めた。案内所内には家康にゆかりのある施設や関連行事を紹介するコーナーも新たに設けた。担当者は「案内所が大河ドラマをきっかけに来訪した人のフォトスポットになれば」と期待する。  同観光局によると、ドラマ第1話の放送後、市の観光ホーム

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  • 耐震性ない建物 静岡県内337棟 災害時緊急輸送ルート沿い 6割強が伊豆半島

     静岡県は13日、耐震改修促進法に基づき、災害時に緊急車両が通行する緊急輸送ルート沿いにある建築物の耐震診断結果を公表した。1981年5月以前の旧耐震基準で建てられ、大規模地震で倒壊した場合に道路をふさぐ高さを有する公表対象の建築物は400棟あり、このうち耐震性がない建物が337棟(84%)に上った。6割強が伊豆半島に集中していた。  県は400棟について、それぞれの所在地や用途、名称、診断結果をホームページで公表した。用途別は住宅が最も多く63%。店舗・百貨店12%、庁舎・事務所11%と続いた。耐震性がある建物は61棟、耐震改修中2棟だった。  耐震性がない建物が最も多いのは浜松市で55棟。

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  • 酒気帯び運転で事故、けが負わせた疑い 藤枝署が男逮捕

     藤枝署は13日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の疑いで藤枝市横内、無職の男(65)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後8時ごろ、藤枝市内の県道で軽トラックを酒気帯び運転した上、男性公務員(41)=静岡市葵区=の乗用車に衝突する事故を起こし、男性と同乗していた妻(42)の2人に軽傷を負わせた疑い。

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  • 2022年版静岡県環境白書を発行 SDGs関連など詳報

     静岡県はこのほど、県の環境施策をまとめた2022年版環境白書を発行した。南アルプス学会の設立や「県SDGsビジネスアワード」の開催など21年度の取り組みを中心に紹介している。  概要版でA4判26ページ。国連が掲げる持続可能な開発目標(SGDs)に関連付けて18事業を詳報した。南アルプス学会は22年2月に設立した。同地域の自然環境を保全するために研究活動の活性化を図る。SGDsビジネスアワードは、環境課題解決に貢献する事業アイデアを表彰するとともに事業化を支援する取り組みで、21年度に初開催した。  白書では、「脱炭素社会の構築」や「循環型社会の構築」など五つの項目別に施策の実施状況を紹介し

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  • 静岡県議選に出馬 中山氏を推薦 連合静岡

     連合静岡は13日、執行委員会を静岡市駿河区で開き、任期満了に伴い4月に実施される県議選に出馬を表明している新人中山真珠氏(27)=静岡市清水区、国民民主党公認=の推薦を決めた。

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  • 五木寛之さんら講師 静岡・清水区の生涯学習講座 2月20日まで募集

     各界の著名人を招いて継続している静岡市清水区の生涯学習講座「しみずかがやき塾」は2月20日まで、2023年度(第29期)の受講生を募集している。  今期はマリナート大ホールを会場に、6月17日~24年1月20日に全8回開催する。講師は作家の五木寛之さんや弁護士の菊地幸夫さん、フリーアナウンサーの笠井信輔さんらを予定している。  定員は先着1200人。受講料は8千円。希望者は郵便局の振込用紙の通信欄に住所や氏名などを記し、同塾運営委員会へ送金する。  問い合わせは同塾事務局<電054(353)6700>(月・水・金曜の午前10時~正午)へ。

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  • 歴史博物館にソーラー時計寄贈 ソロプチミスト静岡

     国際ソロプチミスト静岡(佐野日出子会長)は静岡市歴史博物館(同市葵区)にソーラー時計を寄贈し、13日の開館記念式典で佐野会長が田辺信宏市長に目録を手渡した。  時計は高さ5・3メートルで同館の北側出入り口付近の屋外に設置した。近くに駿府城公園もあり、今後通行人の増加が見込まれることから寄贈を決めた。  佐野会長は「歴史博物館のオープンによって静岡市がより良い街に発展してほしい」と期待した。

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  • 性暴力根絶へ集い フラワーデモ静岡 市民ら思い語る

     性暴力根絶を訴える「フラワーデモ静岡」の集いが12日夜、静岡市葵区の青葉シンボルロードで開かれた。  大学教授や県議、市議、一般市民ら6人が、花飾りや「性暴力のない社会」などと書いたカードを手に輪になって、それぞれの思いを語り合った。議員たちは所属議会などで性教育の重要性について発言したと報告し、「超党派の女性議員で取り組んでいきたい」と決意を新たにした。  参加した前県助産師会会長の草野恵子さん(69)は終了後、「性暴力のないより良い社会をつくろうと、熱く語る女性の姿に心強さを感じた」と振り返った。  フラワーデモ静岡実行委員会は毎月、オンラインで定例会を開き情報交換している。今回は「集い

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  • 静岡県司法書士会など5団体 静岡で賀詞交歓会

     静岡県司法書士会など5団体の合同賀詞交歓会が13日、静岡市葵区のホテルで開かれた。会員ら約100人が参加し、昨年で創設150年を迎えた司法書士制度の歩みを振り返り、土地相続に関する新制度や現状について理解を深めた。  同会の白井聖記会長(58)は「今年は登記制度に大きな変革が起きる年。認知向上に向け、各団体で連携して取り組んでいきたい」とあいさつした。所有者不明の土地を増やさないために4月27日に施行される相続土地国庫帰属制度について解説した井上尚人副会長(50)は「法律の実効性を高めるために、われわれ司法書士が適切な助言を行うことが重要。相談会や広報活動を強化し、社会のインフラとして貢献し

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  • 消防の改善策など提案 土井さん(浜松)最優秀賞 静岡県意見発表会

     第30回静岡県消防職員意見発表会(県消防長会主催)が13日、静岡市駿河区の県男女共同参画センターあざれあで開かれた。県内各地区の消防局や消防本部から選ばれた10人が登壇し、職務に対する決意や改善案などを発表した。  最優秀賞に浜松市消防局の土井康政さん(33)が輝き、4月に千葉県で開かれる関東支部の発表会に出場する。土井さんは、現場活動にスマートウオッチを導入することを提案した。導入により、情報や隊員の体調の「見える化」ができ、リスク管理に有効であることを強調した。  優秀賞には、仮想空間で災害を疑似体験できるシステムの構築を提案した湖西市消防本部の池田海等さん(25)と、GPS装置などを活

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  • 福祉活動充実へ 2団体に助成金 静岡市社協

     静岡市社会福祉協議会(三重野隆志会長)はこのほど、「宮地三千代・展江特別基金助成金」の贈呈式を同市葵区の市中央福祉センターで行い、静岡老人ホームと市難病障害者協議会に計15万3780円を寄付した。  三重野会長は「福祉活動のさらなる充実に役立ててほしい」とあいさつし、2団体の代表者に目録を手渡した。浄財は、空気洗浄機の購入など設備拡充に活用する予定。  同基金は、故宮地三千代さん、展江さん姉妹(同市)の寄付金を基に1997年に創設。毎年、運用益を助成金として福祉団体に贈呈している。

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  • 2カ年計画を決議 自然災害対策など重点活動 静岡県JA青年大会

     JA静岡青壮年連盟はこのほど、第50回県JA青年大会を静岡市駿河区で開き、2023年度からの2カ年計画を決議した。  新2カ年計画は、農業所得向上▽農業の将来への継承▽組織基盤の強化-の3項目が柱。重点活動には、台風や大雨など自然災害に備えた事業継続計画(BCP)の学習、交流サイト(SNS)を通じた消費者への情報発信、健康意識向上などを盛り込んだ。  同連盟の乗松純一委員長は「長く受け継がれてきた情熱を次世代に伝えるために活動を発展させていく」と話した。

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  • 「観光再生の年に」 旅行業3団体が賀詞交歓会

     静岡県内の旅行業3団体が11、12の両日、賀詞交歓会を静岡市内で相次いで開き、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ観光業の巻き返しを誓った。  日本旅行業協会中部支部静岡地区委員会の会合で、竹内規夫委員長は静岡空港国際線の運航再開や県内が舞台の大河ドラマの放送開始を引き合いに、「コロナ禍は予断を許さない状況だが、業界に少しずつ明るい兆しが出てきている。真の観光再生の1年にしよう」と呼びかけた。  来賓として出席した出野勉副知事は静岡空港国際線再開に関し、「韓国線に続き、次は台湾線もなるべく早い復活を目指したい」と述べた。  県旅行業協会と全国旅行業協会県支部は合同で開催し、遠藤勝久県旅行業協会長

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  • 介護ロボ技術紹介 静岡でフォーラム

     介護労働安定センター静岡支部は12日、福祉現場での情報通信技術(ICT)活用を考える「介護ロボット地域フォーラム」を静岡市駿河区で開いた。  行政や福祉事業所などは介護ロボットに関する施策や活用状況を報告。体験展示コーナーに出展した約20事業者は、要介護者を遠隔から見守る機能や介護記録の管理システムなどの技術を紹介した。  車いすとトイレの間などでの立ち上がり動作を支える移乗サポートロボットを披露したベルメディカルケア(同市清水区)の担当者は「現場で活躍する介護福祉士のニーズに応えたい」と話した。  高齢化が進む中、介護業界では先端技術導入への関心が高まっている。同支部の柿本茂支部長は「介護

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  • 池谷さんら知事賞 「長寿祭美術展」表彰

     静岡県すこやか長寿祭美術展(しずおか健康長寿財団など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の表彰式が13日、静岡市駿河区のグランシップで行われた。  日本画、工芸、書など6部門に計212点が寄せられ、56点が入賞した。同財団の佐古伊康理事長や県福祉長寿局の浦田卓靖局長が受賞者に表彰状を手渡した。  出品作は15日までグランシップ6階で展示する。  主な入賞者は次の通り。  県知事賞 池谷千恵子(清水町)河原崎静子(菊川市)大場啓史(松崎町)大庭修二(長泉町)大橋松玲(浜松市)仁藤政孝(富士市)▽しずおか健康長寿財団理事長賞 藤井克治(浜松市)野嶋照子(同)吉田誠(藤枝市)彦根雅行(函南町)伊藤彩妙

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  • 静岡市歴史博物館 グランドオープン タイムライン速報

     静岡市歴史博物館が13日、グランドオープンしました。建設構想から30年。ついに開館する博物館の展示内容は。見どころは。現場で取材している「あなたの静岡新聞」の記者が、タイムライン形式でお伝えします。(更新終了)   1階   ■戦国時代末期の道と石垣の遺構   コンセプトは「土地の記憶、新たな交流」。戦国時代の道と石垣の遺構が博物館内に露出展示されています。徳川家康が駿府城を築き、まちの姿が変化していた時代の遺構と考えられています。     2階   ■大御所外交メディアテーブル(映像)   外交に携

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  • 年頭大点検 使命感新た 静岡県警、服装や携行品確認

     静岡県警は13日、服装や携行品の点検を通じて使命感の高揚を図る年頭大点検を静岡市葵区の市民文化会館前で開いた。県警本部庁舎に勤務する約170人が厳正な規律への自覚を高め、犯罪や事故の抑止、治安維持に向けて決意を新たにした。  各部で整列し、指揮官の畠山雅英警務部長の号令で手帳や手錠、警棒、警笛など職員の携行品を一つ一つ点検した。出し入れのきびきびとした動作や姿勢なども細かく確認し、緊張感が漂った。  点検官の大原光博本部長も県公安委員会の委員らと職員の服装を巡閲。「諸君の気力みなぎるまなざしを頼もしく感じた。いざというときに有効に対処できるメンタル、身体の両面の備えを万全にすべく、愚直な鍛錬

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  • 節分 邪気払う「おにやらぼう」奉製 静岡浅間神社・婦人会

     静岡市葵区の静岡浅間神社で12日、2月3日の節分祭で用いられる「おにやらぼう」の奉製作業が行われた。  「おにやらぼう」は「鬼やらい(追払い)棒」がなまった名称で、春に花が咲くウメやネコヤナギの若枝に掛け紙を巻き、麻ひもで結んだ縁起物。家の戸や窓をたたいて、玄関先や鬼門の方角に飾ると邪気を払い、福を招くと伝えられている。  同神社敬神婦人会の会員約10人が慣れた手つきで約千本を束ねた。安池照江会長(87)は「早く新型コロナ禍が収束することを願い制作した」と話した。完成品は14日から1本800円で販売する。  

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  • 鈴与社長 鈴木健一郎氏 環境配慮の清水港PR【難局に挑む 新年トップインタビュー⑤】

     -景気の先行きをどう見るか。  「人流が新型コロナウイルス感染前に戻りつつあり、海外の旅行客も増えている。一方で物価高騰による消費意欲の減退や、国外の景気後退の可能性という不安要素もあるように思う。これらの要素をプラスマイナスしていくとどうなるか。基本的には半年ぐらいはプラス基調でいくのでは」  -清水-甲府間の中部横断自動車道開通から1年以上が経過した。  「順調に推移しているという認識だ。わが社は10年以上前から山梨や長野でマーケティングを行い準備してきた。予想していた顧客をしっかりと取り込めている。清水港を使ってもらえる余地はまだ多く、努力を着実に積み重ねる」  -清水港の強みとは。

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  • 全面開館目前 静岡市歴史博物館 家康の一生、駿府の実像に迫る

     静岡市は12日、市歴史博物館(同市葵区)が13日に全面開館するのを前に、施設内部の展示を報道関係者に公開した。「静岡発展のキーマン」と位置付ける徳川家康や、町の基礎を築いた今川氏にまつわる資料を中心とした展示で、戦国時代以降の駿府・静岡の歴史や文化を発信する。  市中心部の駿府城公園沿いの旧青葉小跡地に整備した同館。昨年7月のプレオープンに続いて公開を始めるのは2、3階の展示室で、資料計約130点が並ぶ。生涯の3分の1を駿府で過ごした家康の一生を紹介。「首都」駿府で進めた諸外国との「大御所外交」など、一般にあまり知られていない家康像を提示した。  元服の際に今川義元から贈られたとされるよろい

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  • コラボ御城印、期間限定販売 駿府城公園と静岡市歴史博物館

     静岡市歴史博物館(同市葵区)のグランドオープンに合わせ、隣接する駿府城公園とコラボレーションした御城印(1枚500円)の販売が13日、同公園内で始まる。約3カ月間の期間限定販売を予定している。  葵の紋章に「駿府城」と書かれた通常販売中の御城印に、同博物館の外観の写真を加えた特別なデザインを採用した。  指定管理者「駿府城公園ランドマーク共同事業体」が企画し、同公園内の東御門・巽櫓(たつみやぐら)、坤(ひつじさる)櫓、紅葉山庭園で販売する。 家康がよく分かる ドラマももっと楽しくなる ▶特設サイト「静岡人必読 今さら聞けない 徳川家康」

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  • 逆風も政策実現力訴え 良知淳行氏/自民党・静岡県連幹事長【各党に聞く 2023年選挙戦略①】

     ―統一地方選では何を訴えていくか。  「地域ごとに候補者の主張は異なるが、共通しているのはエネルギー価格や物価高騰によって厳しい状況が続く1次産業や中小企業をしっかり支えていくということ。4月のこども家庭庁発足に合わせ、国と連携して安全・安心な子育て環境をつくる。人口減少が続く中での地域振興策も重要だ。われわれの強みである政策実現力をアピールしていく」  ―具体的にどう戦うか。  「県議選は現有議席の40から一つでも多く上積みし、納得のいく結果を出したい。選挙区変更で新たに単独区となった長泉町をはじめ、現時点で公認候補が決まっていない選挙区で擁立作業を加速させる。川勝平太知事に対しては是々

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  • 静岡の80代女性 カード詐取被害 60万円引き出される

     静岡市駿河区の80代女性が12日、銀行協会職員を名乗る男にキャッシュカード2枚をだまし取られたと静岡南署に届けた。同署によると、現金約60万円が引き出されたとみられる。  同署によると、11日午後2時ごろ、女性宅に銀行協会職員を名乗る男から「キャッシュカードに傷が付いているので家まで取りに行く」などと電話があった。女性は自宅に現れた男にカード2枚が入った封筒を渡し、だまし取られたという。

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  • 福祉活動支援で12団体に助成金 静岡市社会福祉協議会

     静岡市社会福祉協議会(三重野隆志会長)は10日、「あいネットグループ寄付金助成金」の贈呈式を同市葵区の市中央福祉センターで開き、子育て支援や障害者福祉活動に取り組む12団体へ総額約91万円を贈った。  同グループが8月に寄付した100万円の寄付を基に、静岡手をつなぐ育成会、NPO法人県難病団体連絡協議会などが助成を受けた。事務用品やリハビリ用マットなどの購入に充てられる。  同グループの杉山茂之社長は「各団体の日頃の活動に敬意を表する」と話した。三重野会長は「有効に活用し業務に役立ててほしい」と述べた。

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  • 認知度向上「まち劇」「しずまえ」 「住み続けたい」8割超え高水準 静岡市民意識調査

     静岡市は11日、2022年度の市民意識調査の結果を公表した。このうち18項目で市の施策の認知度や満足度を尋ねた満足度調査では、市のまちづくり施策「まちは劇場」は19・0%(前年度比2・8ポイント増)、市の海産物をPRするキーワード「しずまえ」が62・2%(同3・5ポイント増)で、2項目で認知度が前年度を上回った。市の担当者はロゴマークなどを活用したPRが奏功したと分析する。  設問別に5段階の選択方式で回答し、「そう思う」や「ある程度そう思う」など、高評価が5割を超えたのは18項目中9項目あった。「同市に住み続けたい」は83・3%(同3・7ポイント減)で、8割超えの高水準を維持した。このほか

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  • 元船舶設計者のイラストレーター野上さん 精巧な海洋画130点展示 静岡・フェルケール博物館

     静岡市清水区のフェルケール博物館で企画展「威風堂々―野上隼夫が描く海洋画」が開かれている。実際に船舶の設計に関わってきたイラストレーター野上隼夫さん(91)による精巧な水彩画や油彩画計約130点を楽しめる。  展示されているのは中国・上海の伝統的な町並みと一緒に描かれた「上海における天洋丸」のほか、本の表紙のために描かれたタイタニック号や大型戦艦など。2021年に船の科学館(東京都)に一括寄贈された野上さんの作品群の展覧会は今回が初めて。  野上さんは日立造船造船設計部に勤務し、新造船の進水記念絵はがきの原画も手がけてきた。これまで2300点以上の作品がある。同博物館の関係者は「絵筆だけで表

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  • 静岡は難波氏 浜松は中野氏 公明、両市長選で推薦

     公明党は12日の中央幹事会で、任期満了に伴う静岡市長選(4月9日投開票)で元副知事の難波喬司氏(66)を、浜松市長選(同日投開票)で前総務省都道府県税課長の中野祐介氏(52)をそれぞれ推薦することを決めた。県本部が両氏の推薦を党本部に上申していた。

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  • 難波氏推薦を党本部に上申へ 静岡市長選で自民県連

     自民党県連は12日、統一地方選の3次公認・推薦候補者を発表し、4月9日投開票の静岡市長選で元副知事の難波喬司氏(66)の推薦を党本部に上申することを決めた。11日付。  4月23日投開票の富士宮市長選で現職の須藤秀忠氏(75)を、小山町長選で元職の込山正秀氏(75)をそれぞれ推薦することも決定した。

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  • 清水庁舎改修案への意見公募 静岡市、1月16日に説明会も

     静岡市は26日まで、老朽化が進む市役所清水庁舎(清水区旭町)の改修案について、パブリックコメント(市民意見公募)を受け付けている。  清水庁舎は有識者による検討委員会での議論を踏まえ、現庁舎を改修し、改修後の耐用年数を20年程度とする案がまとまった。  当初はJR清水駅東口公園に清水庁舎を移転、新築する計画だったが、桜ケ丘病院の移転や新サッカースタジアム構想など同公園周辺の環境変化を受けて方針転換した。  市は16日午後7~8時、清水庁舎の改修案とパブコメに関する説明会を同庁舎で開く。定員230人。申し込み、問い合わせは市アセットマネジメント推進課<電054(221)1167>へ。

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  • 地球温暖化の現状は 2月、静岡で環境セミナー 参加者募る

     静岡市環境保全推進協力会は2月21日午後3時~4時半、環境セミナーを同市駿河区のグランシップで開く。入場無料。  気象予報士の千頭望さんが「地球温暖化の現状と気象災害の今後」の題で講演する。記録的大雨などの極端現象、県内の気候変化などについて解説する。先着順で定員50人。申し込みは同協力会事務局<電054(221)9373>へ。

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  • 台風15号被災に学ぶ 1月21日、静岡で講座

     静岡県としずおか防災コンソーシアムは21日午前10時半から、昨年9月の台風15号被害から防災を学ぶ「ふじのくに防災学講座」を静岡市葵区の県地震防災センターで開く。ビデオ会議システム「Zoom」でも受講できる。  講師は、同市清水区で被災家庭を支援してきた「しずおか子育て防災ネットワーク」に参加するNPO法人「よしよし」(同市)の末吉喜恵理事長と、県東部で母親向け防災塾を開く「マモルマムズ」の高木有加代表。被害や支援の実情を報告するほか、災害時のトイレの備えについて助言する。  受講無料。申し込み、問い合わせは県地震防災センター<電054(251)7100>、メール<bousaigaku@am

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  • 真実が見えにくい今に通じる SPAC「リチャード二世」 演出の寺内亜矢子さん語る

     静岡県舞台芸術センター(SPAC)による演劇「リチャード二世」の一般公演が14日、静岡市駿河区の静岡芸術劇場で始まる。シェークスピアが16世紀に書いた歴史劇を現代によみがえらせた新作。演出を手がける寺内亜矢子さんは「言葉の重さや軽さを取り扱う、現代の私たちに通じる物語として取り組んだ」と話す。  実在のイングランド王の王位簒奪[さんだつ]劇を描いた同作品。好き放題に振る舞った男が王位を奪われ、その態度や言葉は、傲慢[ごうまん]から卑屈へ、希望から絶望へ、諦めから執着へ―と一気に切り替わる。劇の中心になるリチャード二世役はベテラン俳優阿部一徳が演じる。  自身もSPACを主な拠点に俳優や演出家

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  • チタン製で軽量 扱いやすいスコップ試作 浜松の二輪車部品製造企業 技術生かし災害支援に活用

     バイク用マフラー製造のサクラ工業(浜松市東区)が災害現場での使用を想定したチタン製スコップの試作を進めている。本業で培った金属加工技術を応用した。鉄製より軽くて扱いやすく、2022年9月の台風15号で浸水した静岡市では泥かきに使われた。高額なコストが課題で商品化は未定だが、担当者は「使用者の声を参考に改良し、災害支援に貢献したい」と話す。  スコップは長さや柄の位置、受け皿の角度が異なる3種類を試作した。重さは190~341グラム。同じ長さの鉄製スコップと比べ、約4割軽いという。  試作のきっかけは災害ボランティアを経験した社員の声だった。19年10月の東日本台風で、長野市の復旧支援に参加し

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  • 茶況(1月12日) 煎茶道黄檗弘風流 静岡で新年総会

     煎茶道黄檗弘風流(おうばくこうふうりゅう)は8日、新年総会を静岡市葵区で開いた。門下生らが今年初めての茶席に臨み、抱負を語り合った。  出席者は茶に小さな昆布と梅干しを入れた「大福(おおふく)茶」を味わい、無病息災を祈願した。歴代家元の遺影に茶を供える献茶式も行った。  黄檗弘風流は同区安東に本部を置き、県内各地に支部がある。高鳥真堂家元は「慌てず着実に挑戦を重ねていく1年にしたい」と語った。

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  • 麻機遊水地周辺 「千本桜」目指し植樹 地元の地域活性化チーム

     静岡市葵区の麻機遊水地周辺を市民の憩いの場にしようと、地元住民や元地権者らでつくる遊水地第2工区活性化チームが11日、同工区の堤防の周りに桜の木を植樹した。「遊水の千本桜プロジェクト」と銘打ち、多くの人でにぎわう場所づくりに取り組む。  同遊水地は大雨の際に近くを流れる川の水を引き込み、一時的にため込む施設。4工区に区切って整備が進められ、一部は公園として活用されている。同チーム代表の佐塚賀一さん(85)は草木が生い茂り環境や治安上の懸念がある区画もあるとして「手入れする必要がある。遊水地は元は農地で、先祖が一生懸命開墾してきた場所。大切にしていきたい」と、プロジェクトに込めた思いを語る。

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  • 思い出の園舎に「ありがとう」 建て替え前に園児ら窓や壁にメッセージ 静岡・新間杉の子幼稚園

     静岡市葵区の新間杉の子幼稚園(井上登美子園長)は11日、園舎の建て替え工事を前に「ありがとうの会」を同園で開いた。47年間地域保育を支えてきた園舎の窓ガラスや床、壁などに、園児や職員が感謝の気持ちを書き込んだ。  現園舎は1975年に完成し、老朽化が進んだため15日に取り壊す。同じ敷地内に新園舎を建設し、9月から稼働する予定。  園児約100人と職員は、園舎の各所にカラフルなペンで「ありがとう」の言葉や好きな絵を思い思いに描いた。堂々と許された“いたずら書き”を園児は夢中で楽しんだ。  年長の山下惺愛(せな)ちゃん(6)は「新しい園舎ができたら遊びに来たい」と話した。

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  • ペット同行避難 訓練重ね模索 鳴き声、衛生面…空間確保など課題

     災害時にペットを連れて避難所に行く同行避難を想定した防災訓練が静岡県内で徐々に広がっている。ペットスペースの確保や避難に要する時間の増加といった課題もあり、継続的な訓練の必要性を訴える声が上がっている。  「地域防災の日」の昨年12月4日、避難所に指定されている静岡市駿河区の西豊田小で、遊具などを防雨用のブルーシートで覆って作るペットスペースの開設訓練が初めて行われた。飼い主らは、市動物指導センターが市内防災倉庫に配備したペットスペース開設マニュアルや備品入りのボックスを活用しながら作業を進めた。  訓練中、問題になったのは設営場所の選定だった。当初は体育館付近にある駐輪場と決めていたが、一

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  • 光沢のある黄色い花 ロウバイが見頃に 静岡・洞慶院

     観梅の名所として知られる静岡市葵区羽鳥の洞慶院(丹羽義裕住職)で11日、ロウバイの花が見頃を迎えた。ろう細工のように光沢のある黄色い花が独特の甘い香りを漂わせ、訪れた人たちを喜ばせている。  ロウバイの木は、同院の梅園や境内に50本以上が植栽されている。昨年12月20日ごろから開花が始まり、日当たりが良く暖かい場所では満開となった。広い園内では、まだつぼみが固い木々も多い。同院によると、花は2月上旬まで楽しめそうだという。

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  • 静岡市 インフルエンザ患者急増 流行は2年10カ月ぶり 

     静岡市は11日、市内でインフルエンザの流行が始まったと発表した。2022年12月26日~23年1月1日の市内の定点医療機関の平均患者数が1・28人となり、流行の目安となる1人を上回った。1月2~8日には同患者数が3・28人となるなど急速に感染が広がっているという。  市保健予防課によると、患者数が1人以上となったのは20年2月17~23日の週以来、約2年10カ月ぶり。県内全体では22年12月28日に流行が始まっている。同課は手洗いやうがい、せきエチケットなど、基本的な感染対策の徹底を呼びかけている。

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  • 三木卓さん童話 半世紀経て新版「お月さまになりたい」 頑張る姿や失敗 人生に重ね

     静岡市出身の作家三木卓さんが半世紀前に創作した児童書「お月さまになりたい」が、オールカラーの新版として偕成社から刊行された。三木さんは「30代半ばにドキドキしながら書いた初期の童話。大変ありがたい」と喜ぶ。  同書は1972年に三木さんが書き、「100万回生きたねこ」などを描いた絵本作家、佐野洋子さん=同市出身=が絵を担当。あかね書房から出版された。版を重ねてロングセラーとなっていたが、しばらく品切れになっていた。  物語は、男の子が学校からの帰り、1匹の犬と出会うところから始まる。犬はおしゃべりができるし、恐竜や風見鶏、気球にも変身できる。ユーモラスな会話のやりとりから、意外なストーリー

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  • 大自在(1月12日)新東名建設

     新東名建設のつち音が各地で響いていた15年ほど前。静岡市清水区の中日本高速道路の工事事務所に勤めていたその職員は、地域の学校で「先生」と呼ばれていた。新東名を題材にした総合学習で講師を務めたのがきっかけ。学校に足を運ぶたび、気さくな職員は人気者になった。  連休中に立ち寄った新東名の清水PAで渋滞した進入路を進みながら、その地で当時、「先生」が招待した地元の清水小河内小の児童がたこ揚げを楽しんだ様子を思い出した。  造成が整い、山間地に出現した広大なPA建設用地は約16万平方メートル。東西に広がる上下車線は、はるかかなたに伸びる。圧倒的迫力で、引率した校長は「学区の中にすごい施設ができる。誇

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  • 静岡、浜松市長選 過疎地活性化が争点 川勝知事見解

     川勝平太知事は11日の定例記者会見で、4月の静岡、浜松両市長選の争点を問われ、人口減少の課題に直面する両市周辺部の活性化が焦点となるとの見解を述べた。  知事は浜松市について「面積が札幌市より広い天竜区に人口約3万人しかいない」、静岡市は「清水区はほっとかれた。(葵区の)井川も人口が減少している」とし、「そういう地域をどう励ますかが争点になる」と指摘した。  県議の山田誠氏と、元副知事の難波喬司氏が出馬を表明している静岡市長選の構図については「一人は政党組織に乗る戦略。他方はそれに乗れず有権者に広く訴え、対照的だ」との見方を示した。  難波氏の陣営を「経済界の推す勝ち馬に(自民党市議団が)乗

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  • 改札機を壊した疑い

     静岡中央署は11日、器物損壊の疑いで島田市金谷中町、無職の男(50)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は同日午後5時半ごろ、JR静岡駅中央改札口に入る際、自動改札機の切符投入口に液体を流し込み、同機を壊した疑い。同署によると、容疑者は当時酒に酔っていて、流し込んだのは酒だった可能性があるという。容疑を否認している。

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  • 花や日常の光景 愛好家が写真展 1月31日まで静岡

     静岡市清水区の写真愛好家望月大介さん(77)と小長谷裕さん(74)の作品展「二人展」が31日まで、葵区古庄の写真店「ズームアイ」で開かれている。  仕事を通じ旧知の2人が共通の趣味である写真撮影で意気投合し、初めて企画した。望月さんは、日常の何げない光景や子どもの笑顔を写した17点にユーモアを交えた写真説明を添えて展示した。県内外の山野草をテーマにした25点を出品した小長谷さんは、それぞれに花言葉を添えひっそりと咲く美しさを表現した。  望月さんは「ふとした瞬間を撮った面白さを楽しんでほしい」と話し、小長谷さんは「愛らしい花が心の癒やしになれば」と来場を呼びかけた。

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  • 静岡デザイン専門学校卒業生 絵画、写真作品展 22日まで葵区

     静岡デザイン専門学校グラフィックデザイン科の卒業生6人による作品展が11日、静岡市葵区七間町の同校サテライトギャラリー「デザインファーム」で始まった。22日まで。  人、動物をアニメ風にパソコンで描いたデジタルイラストや水彩画などの絵画のほか、黒と赤の2色を基調とした花の写真、絵本などさまざまなジャンルの作品約60点を展示、販売している。  代表の小塚司さん(24)=同市清水区=は「学生時代から一人一人の技術が上がっている。作品を見て成長を感じてほしい」と話した。

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  • 学校再開に合わせ通学路で交通指導 静岡中央署

     静岡中央署は10日朝、静岡市葵区平和の通学路で交通指導取り締まりを行った。新年に入り学校が本格的に再開したことを受け、車や自転車に交通ルールの順守徹底を求めた。  署員約10人が午前7時ごろから籠上中、井宮小付近の市道に立ち並んだ。自転車に対しては歩行者妨害に注意を促し、安全な速度で車道の左側を走行するように呼びかけた。登校中の子どもたちには、横断歩道の正しい渡り方を解説した。  昨年、同署管内(静岡市葵区)で発生した人身交通事故は1204件、死亡事故は1件で、いずれも過去最少を更新した。  一方、人身事故のうち約3割が自転車が絡む事案だった。同署の鈴木英文交通1課長は「車や自転車のドライバ

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  • 卓球新チームPR 2月26日 オクシズ藁科でフェス

     静岡市立藁科中で11日、市北部の中山間地「オクシズ」を拠点にした卓球Tリーグ男子チームの創設に合わせて2月26日に同校で開催されるイベント「静岡オクシズ卓球フェスin藁科」の第1回実行委が開かれた。フェスは現役選手による講習会に音楽イベントや飲食・物販のマルシェ(市場)をコラボし、チーム誕生をPRするとともに地域のにぎわい創出を図る。  チームは「静岡オクシズUU」(河村水稀代表)が運営会社となり、来季からリーグ戦に参戦する。近くチーム名も決まる予定で、今回はリーグ参入決定後初のイベントとして、同社と連携する卓球事業会社「FPC」が主催する。講習会には国内トップ選手を招き、経験者向けの技術講

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  • ICT人材育成 1月14日、静岡市葵区でセミナー

     静岡県は14日午後3時から、情報通信技術(ICT)分野の人材育成に向けたオープンセミナーを静岡市葵区御幸町のレイアップ御幸町ビルで開く。  データサイエンスやサイバーセキュリティーなどの専門家が最新動向を踏まえながら、企業や団体のデジタルトランスフォーメーション(DX)に必要な要素を解説する。オンライン受講も可能。  参加無料。13日午後1時までに、ふじのくにICT人材育成事業公式ウェブサイトの応募フォームから申し込む。問い合わせは県産業イノベーション推進班<電054(221)2609>へ。

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  • 船舶事故で5年ぶり死者 清水海保、件数は減少 2022年まとめ

     清水海上保安部は11日、沼津市から湖西市にかけて清水海保が管轄する海域の2022年の船舶事故発生状況を発表した。事故件数は31隻で前年から12隻減少したが、17年以来となる死亡事故が発生した。  清水海保によると、船舶事故による死者・行方不明者の内訳は、22年6月の浜名湖でのボート衝突事故で死者1人、同3月に起きた三保沖の漁船転覆で行方不明1人、同12月に遠州灘で作業船が転覆したことによる行方不明1人の計3人。船の種別はプレジャーボートが19隻(前年比5隻減)で最多だった。事故内容は運航不能12隻、衝突8隻、転覆5隻の順で多かった。  遭難者は39人(同1人増)で、そのうち死者・行方不明者は

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  • サギ電話1日12件 中部ブロックに多発注意報 静岡県警

     静岡県警は11日、中部ブロック(清水、静岡中央、静岡南各署管内)にサギ電話の多発注意報を発令した。13日までの期間中、特殊詐欺被害の危険性があるとして各署員がパトロールやATM付近での警戒を強め、被害の未然防止を図る。  県警生活安全企画課によると、10日午前9時半~午後4時半ごろ、静岡市駿河区(見瀬、中野新田、西島、丸子)で8件、葵区(北安東、幸庵新田)と清水区(吉川、天王西)で各2件の不審電話があり、警察官や親族をかたる手口だった。  注意報の発令は今年初。同課は「例年、正月明けに詐欺グループの活動が活発になる。県警ホームページなどで手口を確認してほしい」と呼び掛ける。

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  • 釣り場ガイド 静岡県東部/中部/西部

    東部  熱海 2日はメジナやタカノハダイ、トウゴロウイワシなど。3日はメジナやアイゴ、オニカサゴ、アジ、トウゴロウイワシなど。4日はタカベやニザダイ、アイゴ、ネンブツダイなど。5日はコノシロやネンブツダイ、タカベなど。6日はカワハギや小マダイ、イワシ、ネンブツダイなど。7日はメジナや小マダイ、アイゴ、タカノハダイ、ベラなど。8日は小イサキやタカベ、小マダイ、スズメダイ、トウゴロウイワシなどが揚がった。  ▽熱海市和田浜南町 熱海港海釣り施設・電0557(85)8600   伊東 連休で釣り場はにぎわいを見せた。ウキ釣りやフカセ釣りでは40センチまでのメジナが揚がった。コマセ、付け餌ともにオキア

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  • 全国PTA広報紙コンクール 静岡市の西奈中と西豊田小が入賞

     静岡市の西奈中(同市葵区)と西豊田小(同市駿河区)のPTAが2021年度に発行した広報紙がそれぞれ、第44回全国小・中学校PTA広報紙コンクールで入賞した。全国的にPTA活動の見直しや省力化が進む中、仕事や家事育児の合間を縫って取材編集に力を注いだ両PTAは「やるからには親子に役立つ内容にしたかった。受賞は予期せぬ朗報」と喜び合った。応募した中学校1099校、小学校2233校のうち、西奈中と西豊田小はそれぞれ上位12校に入った。県PTA連絡協議会に記録のある第33回以降、県勢の小中同時入賞は初。 知りたい情報追求 西奈中 日本PTA全国協議会会長賞  西奈中PTAは2年ぶりに再び日本PTA全

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  • 大自在(1月11日)アニメ好き

     デジタル庁の広報キャンペーンが思わぬ波紋を広げている。人気アニメ「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」を使ったマイナンバーカードのPR動画である。  アニメは偽名で他国に潜入したスパイと、彼が任務遂行のために仕立てた妻と娘が主人公。そんな“偽の家族”が、動画では「健康保険証として使える」「本人確認に便利」などとマイナカードの利点を説明する。SNSでは「ミスマッチ」の声がかまびすしい。  最近、コンビニで逆の例を見つけた。豆菓子メーカーの節分向け商品。「全集中 鬼は外!」と銘打ってアニメ「鬼滅[きめつ]の刃[やいば]」の登場人物を起用している。お役所に

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  • 国の新幹線調査「歓迎」 静岡・田辺市長 リニア開業見据え

     静岡市の田辺信宏市長は10日の定例記者会見で、昨年末に斉藤鉄夫国土交通相がリニア中央新幹線開業後の静岡県における東海道新幹線の停車頻度増加などに関する調査に着手すると表明したことに関し、「歓迎したい」と受け止めを述べた。  JR東海はリニア全線開通後、新幹線のひかり、こだまが増便する可能性を示唆している。田辺市長は「新幹線の停車増加は市民にとってメリットになる。(国の調査が)市民がリニア問題に関心を持つきっかけになれば」と期待した。  また、「環境問題と経済をどう両立させ、合意形成していくかが政治の役割」と強調し、「川勝平太知事がキーパーソン。知事はリニア推進の立場のはず。批判するだけではい

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  • 創業100周年 静岡県内69社 帝国データ調べ

     2023年に創業100周年を迎える静岡県内企業は69社に上ることが、民間調査会社の帝国データバンク静岡支店の調査で分かった。前年(43社)に比べて26社多い。  同社の企業概要データベースから県内分を抽出・集計した。100周年はアイ・テック(静岡市清水区)や平井工業(同市葵区)、二葉建設(御殿場市)など。業種別では、建設業と卸売業がいずれも17社で最多。製造業13社、小売業9社が続いた。  地域別では東部と西部がともに24社で、中部は21社。年商規模別は1億円未満が29社、1億円以上10億円未満が26社に上り、合わせて約8割を占めた。  周年企業の最多は50周年の751社で、20周年602社

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  • 居住相談高止まり 低所得、高齢者の賃貸契約難しく 台風15号被災の静岡・清水区

     昨年9月の台風15号で大規模な床上浸水が発生した静岡市清水区で、低所得者や高齢者ら「住宅確保要配慮者」から寄せられた直近12月の居住支援相談件数は19件と、発災以来、ほぼ同水準で推移していることが10日までに分かった。災害から3カ月がたっても生活拠点がままならない被災者の現状が浮き彫りになった格好。支援団体は「件数が多く、迅速な対応が難しい」と苦慮する。  同区で住宅確保要配慮者の居住支援を行うNPO法人「WAC(ワック)清水さわやかサービス」によると、昨年9~12月の新規居住相談は84件で、前年同期の約2倍。内訳は9月21件、10月24件、11月20件と高止まりが続く。  住宅確保要配慮者

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  • 静岡鉄道の運賃改定認可 中部運輸局 初乗り4月から160円に

     中部運輸局は10日、静岡鉄道が申請していた私鉄(静岡清水線)の運賃改定を認可したと発表した。改定は4月1日。平均改定率は12・0%で、初乗りは20円上げて160円になる。定期の改定率は通勤17・6%、通学は据え置く。定期外は10・8%。  静岡清水線の運賃改定は2019年10月以来で、新型コロナウイルス下の利用者減少などを受けた措置。21年度乗客数(951万2千人)は、過去最低だった20年度と比べ4・0%増えたが、人口減少や生活様式の変化でコロナ前水準への回復は困難とみている。  値上げで収益改善を図り、老朽化した車両の更新や駅のバリアフリー化にも対応する。

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  • 110番 適正利用を 映像通報システムも紹介 静岡県警

     静岡県警は「110番の日」(10日)に合わせ、110番の適正利用を呼びかける街頭広報を県内各地で展開している。110番を取り扱う県警通信指令課は地域課や静岡中央署などとともに同日、静岡市葵区のJR静岡駅北口地下広場で活動し、昨年10月に全国の警察で試行運用を始めた「110番映像通報システム」の紹介と体験スペースも設けた。  新システムは通報者に事件・事故や災害現場の映像、画像を送ってもらい、状況を適切に把握してより迅速な初動対応につなげる狙い。県内での活用は現在までに3件。  会場では新システムの仕組みをテレビに映して解説し、訪れた市民は送信手順を体感した。同区の自営業山本孝雄さん(73)は

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  • 息子関係者装い、詐欺受け子疑い 清水署が男逮捕

     清水署は10日、詐欺未遂の疑いで住所、職業不詳の男(30)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は同日午前11時ごろ、静岡市清水区の無職女性(86)宅に氏名不詳の共謀者が女性の息子を名乗って「病院で財布と携帯電話をなくした」「会社の契約のために現金200万円が必要」とうその電話をした後、午後2時25分ごろ、息子の関係者を装って女性宅を訪れて現金をだまし取ろうとした疑い。  同署によると、女性は電話を受けた後に家族に相談して同署に通報、駆けつけた署員が容疑者を逮捕した。詐欺グループの受け子役とみられる。

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  • AOI監督野平一郎氏 東京音大新学長に選出

     東京音大は10日、静岡音楽館AOI(静岡市葵区)の芸術監督で作曲家・ピアニストの野平一郎氏(69)を次期学長に選んだと発表した。任期は4月1日から4年間。  野平氏は東京芸術大やパリ国立高等音楽院で学んだ。2005年に同館の音楽監督に就任。21年4月から東京音大教授を務めている。04年サントリー音楽賞、12年紫綬褒章。

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  • 住宅2棟を全焼、けが人なし 牧之原市静谷

     10日午後1時45分ごろ、牧之原市静谷の男性方から出火し、この住宅と隣接するいずれも木造2階建て住宅を全焼、さらに1棟の一部を焼いた。  静岡市消防局によると、住民にけが人はいなかったが、消火活動に当たった男性消防団員2人が軽いけがを負ったという。現場周辺は住宅のほか田畑が点在し、一部の田畑にも延焼した。  近くに住む70代女性は「パチパチという音が聞こえた。風が強くあっという間に燃え広がった」と話した。  同局と牧之原署が出火原因を調べている。

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  • 11月輸送微減の1・2万人 駿河湾フェリー コロナや台風影響

     一般社団法人ふじさん駿河湾フェリー(静岡市清水区)がこのほど発表した昨年11月の利用状況によると、輸送人員は前年同月比0・3%減の1万2020人で、11月としては1隻体制となった2009年以降で最少だった。新型コロナウイルスの感染再拡大に加え、台風15号で静岡市清水区が被災したことに伴う旅行マインドの低下が続いたとみている。  前年割れは2カ月連続。乗用車が10・1%減の2718台と2桁の落ち込みとなった。バスは19・2%増の124台と前年を上回り、徒歩乗船者は11月19日に実施した無料キャンペーン効果で64・0%増の2073人と大幅に増えた。2千人を超えるのは3年ぶり。運航率は14・2ポイ

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  • アイヌ民族衣装 迫力「布の造形」収集工芸品など並ぶ 静岡・芹沢銈介美術館

     静岡市出身の染色作家芹沢銈介が集めたアイヌ民族の衣装や工芸品に関する企画展「アイヌの衣装-迫力ある布の造形-」が3月19日まで、同市駿河区登呂の市立芹沢ケイ介美術館で開かれている。  収集家としても知られる芹沢は、30代の頃からアイヌの工芸品を集め始めたとされる。オヒョウなどの樹皮から取った繊維で織り、独特の刺しゅうを施したアイヌ民族の伝統衣装「厚司(アットゥシ)」、神事の際に使用した道具「棒酒箸(イクパスイ)」など約80点が並ぶ。展示室前半では「華の字のれん」など芹沢の代表作50点も展示されている。  企画展に関連した講演会やワークショップなども予定している。

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  • 大河で地域活性化 静岡市長「最大限活用を」

     徳川家康が主人公の大河ドラマ「どうする家康」の放送開始を受け、静岡市の田辺信宏市長は10日の定例記者会見で、「地域の活性化に資するように最大限活用していきたい」と意気込み、交流人口拡大と若い世代の郷土愛醸成に意欲を示した。  田辺市長は「城や神社を造るために家康が全国から集めた職人が駿府に住みついたことから、静岡市にはクラフトマンシップが息づいている」と強調。市がプラモデルなどの地場産業を生かしたシティープロモーションに力を入れていることを取り上げ、「観光産業にも波及していけば」と期待した。  ドラマについては、「たぬきおやじなイメージがある家康だが、ひょっとしたら1年間で日本人が持っている

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  • 病気平癒祈る 静岡・少彦名神社で例祭 子と丑の彫刻公開

     静岡市葵区の静岡浅間神社の境内社である国指定重要文化財の少彦名(すくなひこな)神社で8日、例祭が営まれた。  宮司が祝詩を話し、巫女(みこ)が舞を披露して技芸上達や病気平癒を祈った。同神社は、社殿の外壁に十二支のうち10種類の動物の彫刻が施されている。例祭の終了後には、普段は公開されていない社殿内部の子(ね)と丑(うし)の彫刻を公開。参列者は列をつくって拝観した。  同日放送開始の大河ドラマ「どうする家康」の主人公、徳川家康が寅(とら)年で虎を好んだことから、寅の彫刻に見入る参列者も多かった。今年の干支(えと)である卯(う)も人気だった。

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  • 心動いた場面 洋画家が描く 静岡のギャラリー十夢で作品展

     静岡市葵区の洋画家横井友子さん(66)の作品展が10日、同区のギャラリー十夢で始まった。15日まで。  人や花、動物などを色鮮やかに描いた油彩画や水彩画25点が並ぶ。女性とユリを描いた「開花」は縦約190センチ、横約160センチの大作。鑑賞した同市駿河区の小林志津子さん(72)は「背景のユリが透けている感じが好き。大きいのでインパクトがある」と声を弾ませた。  横井さんは「今までの自分の経験の中で、心が動いた場面を描いた。作品を見に足を運んでほしい」と話した。

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  • 不思議な空間 油彩で表現 掛川の画家永田さん 静岡で個展

     掛川市の画家永田ますみさん(74)の個展が27日まで、静岡市葵区のしずおか焼津信用金庫本店のギャラリー「ゆめ空間」で開かれている。  コンセント、ブラインドといった身近な物や動物、風景などを題材に、構図や色使い、マチエール(絵肌)にこだわって描いた油彩画21点が並ぶ。パイプ椅子が宙に浮かぶ不思議な空間を表現した作品などが来場者の目を引いている。  永田さんは「人と人のつながり、命の大切さ、平和への願いを感じ取ってもらえるとうれしい」と話した。

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  • 淫行の疑いで会社員の男逮捕 静岡中央署

     静岡中央署は10日、静岡県青少年環境整備条例違反の疑いで、静岡市葵区末広町、会社員の男(27)を逮捕した。逮捕容疑は2022年4月中旬、県中部居住の女子高校生(16)が18歳未満であることを知りながら自宅で淫行した疑い。同署によると、2人は交流サイト(SNS)を通じて知り合った。容疑の一部を否認しているという。

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  • 静岡・清水区で山林火災 樹木など600平方メートル焼く

     10日午後3時ごろ、静岡市清水区村松の山林から出火し、農道脇の斜面の樹木など約600平方メートルを焼き、約1時間10分後に消し止められた。けが人はいなかった。清水署と市消防局が出火原因を調べている。

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  • 110番の日 各地でPR【清水/焼津/牧之原】

    相談窓口との使い分け求める 清水署  1月10日に語呂を合わせた「110番の日」にちなみ清水署は9日、110番通報の適正な利用を呼びかける街頭広報を静岡市清水区のエスパルスドリームプラザで実施した。  同署によると、2022年に寄せられた県内の110番通報約20万件のうち、4分の1程度は不要不急のものだった。同署は緊急性のない案件で電話窓口が埋まると事件事故への対応が遅れるとして、110番と署の電話番号や相談窓口との適切な使い分けを求めている。  街頭広報の会場にはパトカーや白バイを並べたほか、制帽をかぶった同区の広報キャラクターのシズラや県警のエスピーくん、サッカーJ2清水エスパルスのパルち

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  • へき地・小規模校の教育活動 “他者”との関わり創出 市街地校と交流/異学年の縦割り

     少子化を背景に、学級数が適正規模に達しない公立小中学校は全国の半数を超える。特に中山間地やへき地での学校は児童数の減少が顕著で、児童生徒は特定の顔触れで過ごすため意思疎通しやすい半面、多様な意見に触れたり、語彙(ごい)を増やしたりする機会の創出が課題になっている。人数の少なさを意識的に補い、対話のきっかけを創出する学校の取り組みを取材した。  JR静岡駅から24キロ北上した中山間地にある大河内小中学校(静岡市葵区)は2020年度から、「教員の関わり」「ICT機器の活用」「地域連携による体験の創出」を3本柱に掲げる。児童生徒数は20人で、1学年当たり数人ほど。話し合いで思考が偏った際などには

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  • 掛川の油彩画家 永田さんが個展 27日まで静岡

     掛川市の画家永田ますみさん(74)の個展が27日まで、静岡市葵区のしずおか焼津信用金庫本店のギャラリー「ゆめ空間」で開かれている。  コンセント、ブラインドといった身近な物や動物、風景などを題材に、構図や色使い、マチエール(絵肌)にこだわって描いた油彩画21点が並ぶ。パイプ椅子が宙に浮かぶ不思議な空間を表現した作品などが来場者の目を引いている。  永田さんは「人と人のつながり、命の大切さ、平和への願いを感じ取ってもらえるとうれしい」と話した。

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  • 茶況(1月10日)マルシェに出店 静岡市茶商PR

     静岡茶商工業協同組合(市茶商)はこのほど、静岡市駿河区のグランシップ芝生広場で開かれた「しずおかマルシェ」に出店し、市内産の茶をPRした。  500円均一のリーフ茶を販売した。緑茶や和紅茶などのテイクアウトコーナーも来場者の人気を集めた。  マルシェはNHK大河ドラマ「どうする家康」の関連イベントに合わせて企画された。同組合の担当者は「お茶の街としての魅力を幅広い層に発信できた」と話す。

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  • 介護助手にシニアの力 静岡県内施設、働きやすく業務細分化の動き 体力必要な仕事は専門職に/朝と夕方2時間ずつ勤務

     人手不足感が強い介護施設で高齢者を「介護助手」として活用するため、勤務時間帯や仕事内容を細分化する動きが県内で広がっている。体力などに懸念のある高齢者でも、働きやすい環境をつくるのが狙い。80代で働くケースもあり、シニア層の雇用の受け皿としても期待されている。  「介護の仕事は大変だというイメージがあったが、仕事の仕方を工夫すれば問題ない」と話すのは、静岡市葵区の特別養護老人ホーム「竜爪園」に勤める滝浪陽子さん(72)。長年勤務した幼稚園や保育園を62歳で退職し、現在は介護助手として食事の配膳や食後の歯磨きの手伝いなどを担当する。食事の際に誤嚥(ごえん)防止のとろみをつけるなど個々の利用者に

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  • 消防出初め式 一斉放水や表彰式 防火・防災の決意新たに【静岡/牧之原/吉田】

    静岡 台風の教訓踏まえ、防火・防災へ意識新た 一斉放水も  静岡市消防局は8日、新年恒例の出初め式を同市葵区の市民文化会館で行った。市消防局職員や市消防団員ら約千人が参加し、防火と災害危機対応への意識を新たにした。  秋山義隆消防局長は昨年9月の台風15号の教訓を踏まえ、「地域防災の要である消防団員と連携し、市民の安全安心を守っていく」とあいさつ。式典では消防殉職者に黙とうをささげ、長年にわたり消防活動に尽力した功労者らを表彰した。  会場の外では、消防音楽隊の演奏に合わせてカラーガード隊が華麗な踊りを披露したほか、駿河消防署隊が訓練を実演した。消防車両約60台が駿府城公園の堀に向かって一斉

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  • 筋トレの意義伝授 筋肉体操・谷本さん(静岡市出身)講演 SBS学苑

     順天堂大スポーツ健康科学部先任准教授の谷本道哉氏(50)=静岡市出身=が9日、同市葵区で「健やか、楽しい筋肉トーク」と題して講演した。約50人が正しい筋トレの方法や健康との関係性について学んだ。  SBS学苑パルシェ校が主催する特別講座で講師を務めた。筋肉やトレーニングに興味を持ったきっかけを振り返り、けがの経験から安全に実施できるトレーニングの研究を始めたと述べた。  「(バーベルの)重さこそが正義と思っていたが、やり方を変えれば自重でも効果がある」と説明した上で、「筋肉は何歳からでも付けられる。筋肉は裏切らないは、やり方次第」と強調した。  参加者は、体を伸ばすストレッチやスクワットなど

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  • 国際協力学び成果発表 静岡県内の高校生がタイと交流

     静岡県ボランティア協会と静岡リバティライオンズクラブは8日、県内の高校生が海外のボランティア活動や国際交流について学ぶスタディツアーの報告会を静岡市葵区の県総合社会福祉会館で開いた。タイで活動するNGOや現地の高校生らとオンラインで交流した参加者が、社会問題への関心を高めた経験を発表した。  参加者は公募に応じた県内の高校1~3年生。昨年10~12月に計3回、青年海外協力隊員やタイで貧困問題解消に取り組むNGO関係者、現地の高校生らと交流した内容を1人ずつ語った。  富岳館高2年の相馬太郎さんは、タイの高校生と意見交換した経験について、「うつ病やスマホ依存など日本と共通する課題もあると知った

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  • 憲法学者木村さん 12日静岡で講演 ひとり親支援団体

     静岡市のひとり親支援団体シングルペアレント101は12日午後7時から9時まで、静岡市駿河区の県男女共同参画センターあざれあで、憲法学者の木村草太さん(東京都立大法学部教授)を招いた講演会「離婚後共同親権を考える」を開く。導入により想定される課題を解説する。  法制審議会の家族法制部会が、離婚後の子どもの養育制度の見直しに関する中間試案をまとめ、法務省がパブリックコメント(意見公募)を始めたことを受け、同団体が企画した。聴講料500円、ひとり親は無料。希望者は同団体ホームページの専用フォームから申し込む。

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  • 珠算の腕 180人競う 静岡で県選手権大会

     本年度の県珠算選手権大会(県珠算協会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が9日、静岡市葵区の静岡労政会館で開かれた。小学1年生から社会人までの約180人が腕を競った。  掛け算や割り算、見取り算など6種目に挑む個人総合競技は、年代別の7部門で実施した。同じ教室の上位得点者3人の合計点数で順位を決める団体総合競技には24団体が参戦。フラッシュ暗算をはじめとした種目別競技も行われた。  主な優勝者は次の通り。  【個人総合】小学3年生以下 深津瑚子(小沢渡珠算塾)▽同4年生 鈴木愛未(鈴木珠算)▽同5年生 池谷晴輝(同)▽同6年生 藤ケ谷美怜(たかなし珠算教室)▽中学生 原田茜梨(同)▽高校生 西崎

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  • 皆に幸あれ七福神踊り 静岡・梅ケ島「黄金の湯」 舞踊グループが披露

     静岡市葵区の梅ケ島新田温泉「黄金の湯」で8日、今年の開運を祈願する「七福神踊り」が上演され、訪れた人々を喜ばせた。  演舞を披露したのは、同区あさはたの「五反田楽友舞」(築地恵子リーダー)の一行。舞台となった休憩広間の一角で「弁財天」や「大黒天」などの神々にふんした女性7人が、軽快な音楽に合わせ息の合った踊りを披露した。賞品が当たる抽選会もあり、七福神から“福袋”を手渡された当選者が笑顔を見せた。  同グループは、住民交流の場にと有志が20年前に結成。公民館を活動拠点に、市内の老人福祉施設などで演芸の上演をボランティアで行っているほか、花壇整備や草むしりなどの美化活動

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  • Tシャツ工場 開店1周年記念しイベント 静岡パルコで開催

     静岡市葵区の静岡パルコで8日、同市駿河区のTシャツ工場「OPEN FACTORY BLUEST(オープン・ファクトリー・ブルースト)」の開店1周年を記念したイベントが開かれた。  同店は「誰もが集えるTシャツ工場」をコンセプトに、東京・下北沢で音楽やファッションなどのカルチャーに親しんだ山下貴大さん(30)と長沢拓憧さん(31)=いずれも駿河区出身=が2022年1月に開設した。イベントには同店のほかコーヒーやカレー、古着店など16店舗が出店し、同店にゆかりのあるミュージシャンがライブを繰り広げた。  同店はオリジナルTシャツの製作をしながら、週末にマルシェやライブなどのイベントを開いている。

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  • 図書館に弦楽器の音色 静岡室内楽協会コンサート 新年祝う曲披露

     静岡市葵区の市立中央図書館で8日、「新春!ライブラリーコンサート」が開かれ、市民70人が弦楽器の音色を楽しんだ。  県文化奨励賞や県芸術文化活動奨励賞を受賞した静岡室内楽協会のメンバー18人がヘンデルの「アルキーナ組曲 変ロ長調」などを披露。チェロやビオラなどが華麗なハーモニーを奏で、来場者が聞き入った。「富士山」など新年にちなんだ童謡も披露した。  開催は34回目。市民に図書館に親しんでもらおうと毎年企画している。

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  • 書き初めで明るく迎春 静岡市清水区で席書大会

     静岡県書道連盟清水支部はこのほど、静岡市清水区の書道教室に通う幼児から高校生を対象にした「第75回書きぞめ清水地区展席書大会」(静岡新聞社・静岡放送後援)を同区の清水総合運動場体育館で開いた。新型コロナ禍のため3年ぶりの開催となった。  同展の学生部門に応募した1551人のうち、1次審査を通過した約300人が集まった。参加者は学年ごとに設定された「思いやり」「出発の春」「将来を語る」などの題材に挑戦した。主催者側から提供された5枚を45分間で使い、うち1枚を提出した。  書き初めを通じ、楽しく国語を学ぶことなどが目的。同支部の関係者は「お正月の風物詩としての大会に参加することで、新年を明るく

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  • 現代世相を絵で表現 美術家が作品展 静岡市葵区で15日まで

     焼津市の現代美術家甲賀保さん(72)の作品展が15日まで、静岡市葵区のギャラリー樹で開かれている。  新型コロナウイルスやロシアによるウクライナ侵攻など現代の世相をテーマにした絵画18点が並ぶ。「スイカの奪い合い」と題した作品はカブトムシとクワガタをロシア、ウクライナに見立てて、領土を巡る攻防をスイカで表現した。スイカに突き刺さったフォークには両国の国旗が描かれている。  甲賀さんは「絵を見て今の社会で起きている出来事に目を向けるきっかけにしてほしい」と話した。

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  • 職人技光る木製品 駿府楽市で展示会 16日まで

     静岡県中部の木工職人でつくる相星会の展示販売会「木・人・心 職人の技展」が16日まで、JR静岡駅構内のアスティ西館「駿府楽市」で開かれている。  同会に所属する彫刻、仏壇、指物の職人3人が木製品約100点を出品している。手彫りで花をあしらった手鏡や木目を生かした皿などの日用品を中心に、ぬくもりが感じられる作品が並ぶ。  出品者の斉藤良夫さん(82)=静岡市駿河区=は「職人が受け継いできた技に注目してほしい」と話した。

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  • 巧みな話術で講談紹介 田辺さんと門下生が発表会 静岡市葵区

     静岡市出身で「静岡講談道場」を主宰する講談師田辺鶴遊さん(44)の新春講談会と道場生の発表会が8日、同市葵区の宝台院旧アソカ幼稚園講堂で開かれ、巧みで迫力ある話術で観客を沸かせた。  静岡、浜松、沼津市などから通う道場生7人が、徳川家康にまつわる「三方ケ原軍記」などの古典のほか、身近な話題を取り上げた独自の講談を披露。抑揚をつけた名調子で魅了し、次に登壇する仲間の人柄も工夫を凝らしながら紹介した。  毎月第2日曜に開いている静岡講談道場には、小学生から70代まで幅広い年齢層が通う。田辺さんは「道場を始めて早くも15年目を迎えた。お客さんの前で披露し、拍手をもらえることが何よりのやりがいになる

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  • 松本潤さんら出演者コメント集 大河ドラマ「どうする家康」出陣式

    浜松会場 徳川家康役 松本潤さん  浜松(の出陣式)は屋外で。浜松にはトラックができ始めの時に、お邪魔してまして。ドラマ館が出来上がる前の状態だったんですけど。だいぶ雰囲気が変わって。非常に感慨深い。(きょう)浜松のうなぎを頂きました。静岡から移動してきて、高速下りたのが三方原。(MCのタレント天野ひろゆきさん=ここで俺は負けたのかと思いながら?)そうそう。ここかーと思いながら。今まさにその辺を撮ってたりする。三方ケ原回りはちょっと楽しみにしていてほしい。  家康はたぬきオヤジのイメージ、晩年のイメージが強い人が多い気がする。ですが、若い頃にいかに強敵と渡り合ってきたかがポイントになると思っ

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  • 大河「どうする家康」 静岡、浜松両市で出陣式 松本潤さんら登場

     徳川家康を主人公にした大河ドラマ「どうする家康」の放送開始の8日、家康にゆかりのある静岡、浜松両市で「出陣式」が開かれた。主演の松本潤さんら出演者がそれぞれ約3千人のファンを前に、地域の魅力やドラマの見どころをPRした。  静岡市駿河区のグランシップで行われた式は、太鼓の演奏と市立森下小の児童の宣言で開幕した。松本さんは家康を演じるに当たり、最初に久能山東照宮(同区)を訪ねたことを振り返り「家康公が皆さんに愛されていること、家康公をきっかけに盛んになった産業が市内に残っていることを知って感動した」と述べた。  続いて浜松市中区の会場では「(家康について)晩年のイメージが強い人が多いかもしれ

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  • 大学生が海浜マラソン企画 21日初開催 三保半島突端の絶景PR

     富士山やガントリークレーン、伊豆半島が一望できる静岡市清水区の三保半島突端にある吹合ノ岬の魅力をPRしようと、地元大学生が企画した「第1回三保海浜マラソン」が21日に開催される。同岬は観光客は訪れないものの絶景ポイントとして知られる。観光施設が減少する三保の多面的な魅力を発信し、郷里を元気づけようとしている。  同岬周辺には国の重要文化財に指定された清水灯台や、本年度から県が管理する旧三保飛行場がある。絶景のパノラマが広がるが、あまり知られていない。近年は大型宿泊施設が閉館し、本年度に東海大海洋科学博物館が有料入館を終了するため、一層訪れる人が減る可能性がある。  「せっかくの景色なのに、こ

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  • 社説(1月9日)静岡県政展望 次代を切り開く選択を

     2023年は4年に1度の統一地方選が4月に行われ、身近な政治の担い手を選択する重要な年となる。静岡県内で今年予定される24の地方選挙のうち21が該当し、県議選とともに15市町で首長選や議員選が控える。静岡、浜松の両政令市長選で期数を重ねた現職が不出馬を表明し、県内政治は転換期を迎えた印象だ。次世代が希望を抱けるビジョンと実行力を持つリーダーを選びたい。  本県人口は22年2月に360万人を割り込み、35年前の水準となった。少子高齢化による自然減と若者の県外流出に歯止めがかかっていない。新型コロナウイルス禍は東京一極集中のもろさや、国と自治体の連携の不十分さをあぶり出した。次代を切り開くポスト

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  • 「東海道図屏風(マッケンジー本)」静岡市歴史博物館【美と快と-収蔵品物語㊾】

     関ケ原の戦いで勝利を収めた徳川家康が、江戸と京都を結ぶ交通基盤として整備した東海道。江戸時代前期の様子を描写した「東海道図屏風[びょうぶ](マッケンジー本)」は、13日にグランドオープンする静岡市歴史博物館(静岡市葵区)の主要作品の一つ。太平の世を謳歌[おうか]する人々のいきいきとした姿を今に伝える。 多様な人物 綿密に描く  峠の茶屋で一休みする旅人、城下を進む大名行列、商人、琵琶法師、猿回し―。多くの人が行き交う街道にさまざまな階層や職種の人が描かれ、町の喧噪[けんそう]が聞こえてきそうだ。  画面全体にたなびく金雲の間から、眼下に広がる東海道を眺める構図。右隻に江戸から浜松、左隻に舞阪

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  • 静岡県内書道家の多彩な作品並ぶ 静岡で10日まで

     ふじのくに芸術祭協賛事業書道部門の第29回委嘱作家展(県書道連盟主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が8日、静岡市葵区の市役所市民ギャラリーで始まった。10日まで。  県芸術祭の書道部門で複数回の入賞を重ねた県内の書道家88人が出品した。40~90代の幅広い書道家がこの展覧会のために制作し、漢詩や和歌などを題材にした多彩な作品が並ぶ。書芸術に親しんでもらおうと、はがきサイズに統一した作品も展示している。

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  • 紅林さん(牧之原中3)優秀賞 大石さん(静岡南中3)奨励賞 海保図画コンクール

     海上保安庁主催の図画コンクール「第23回未来に残そう青い海」でこのほど、第3管区海上保安本部管内の応募作品3991点の中から優秀賞(第3管区海上保安本部長賞)に牧之原市の牧之原中3年紅林洸利さんが、奨励賞に静岡市駿河区の南中3年大石悠月さんが輝いた。  同コンクールは小中学生への海洋環境保全と海上保安業務への理解促進を目的に、2022年6月1日から9月6日まで作品を募集した。県内の小中学校からは計568点の応募があり、優秀として推薦を受け第3管区海上保安本部に送られた作品群の中から2人が選ばれた。同年12月17日に横浜市中区の横浜海上防災基地で開かれた表彰式で2人に表彰状が手渡された。

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  • 大河「家康」に合わせ物販所 静岡浅間神社 関連品や特産品を販売

     大河ドラマ「どうする家康」初回放送日の8日、同ドラマの関連商品や静岡県内の特産品を集めた物品販売所が静岡市葵区の静岡浅間神社境内にオープンした。  同ドラマのロゴマークを施したグッズや安倍川餅、わさび漬けといった県内の特産品など計約250種類の商品が並ぶ。同販売所の限定メニューとして同神社の井戸水を使用して作った水餅「御神水餅」を販売する。ドラマの物語や登場人物について解説するパネルも展示している。  名古屋市から初詣に訪れた会社員鈴木浩也さん(32)は「家康が晩年を過ごした静岡の魅力を感じられた。今日の初回も楽しみ」と期待した。  27日には同神社境内に大河ドラマ館が開館することから、観光

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  • マルシェにぎわい どうする家康イベントに合わせ開催 静岡・グランシップ

     静岡県内の特産品などを販売するブースが集う「しずおかマルシェ」(静岡市大河ドラマ「どうする家康」活用推進協議会主催)が8日、静岡市駿河区のグランシップ芝生広場で開かれた。  同日、グランシップで開かれた大河ドラマ「どうする家康」の出演者巡回イベントに合わせて企画した。静岡茶の販売店や「静岡おでん」のキッチンカーなど計50団体が出展し、家族連れや若者を中心に多くの来場者でにぎわった。県内のミュージシャン7組によるステージも来場者を魅了した。

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  • 40~60歳代の身元不明遺体 安倍川沖で発見 清水海保

     8日午前7時20分ごろ、静岡市駿河区の安倍川沖を航行中のプレジャーボートの船長男性から「6キロほど沖に死体らしきものが浮いている」と118番があった。清水海上保安部の巡視艇が現場付近で男性の遺体を発見、収容した。海保によると、40~60歳代とみられ、身長約160センチ。死後2週間程度経過し、目立った外傷はなかった。

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  • 静岡・浜松会場写真特集 大河ドラマ「どうする家康」出陣式

    駿府城公園の巽櫓を背に撮影に応じる徳川家康役の松本潤さん(中央)、本多忠勝役の山田裕貴さん(右)、榊原康政役の杉野遥亮さん(左)=8日午前、静岡市葵区   徳川家康役の松本潤さん=8日午前、静岡市葵区の駿府城公園前   榊原康政役の杉野遥亮さん=8日午前、静岡市葵区の駿府城公園前   本多忠勝役の山田裕貴さん=8日午前、静岡市葵区の駿府城公園前   大河ドラマ「どうする家康」の出演者の(左から)杉野遥亮さん、松本潤さん、山田裕貴さん=8日午後、浜松市中区   浜松城を背に行われた大河ドラマ

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  • カモメと触れ合い楽しく 至近距離で迫力の餌やり 清水港クルーズ船

     清水港にユリカモメの群れが飛来し、港内を遊覧するクルーズ船からの餌やりが人気を集めている。3連休初日の7日は多くの親子連れが訪れ、富士山清水港クルーズが運営するベイプロムナード号に乗船しながら、「ギューイ」と鳴きながら至近距離に寄ってくる体長40センチほどのカモメたちに手移しでの餌やりを楽しんだ。  同社によると毎年11月ごろから3月末ごろまでカムチャツカ半島などからカモメが訪れる。例年1月ごろが飛来数のピークとなるという。沼津市から父母ら家族と乗船し、船内で100円の餌を買ってカモメと触れ合った露木蓮大君(7)は「カモメの顔がかわいかった。初めての体験で楽しかった」などと感想を話した。  

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  • 笑顔で初滑り 静岡市のスキー場「リバウェル井川」 冬期営業開始

     静岡市葵区の市営スキー場「リバウェル井川」が7日、冬期の営業を開始した。この日を待ちわびた大勢の家族連れが訪れ、冷たい雪の感触を楽しんだ。  造雪作業の滞りで、当初予定の2週間遅れでのオープンとなった。富士山や南アルプスの山々を望む全長約300メートルのスキーゲレンデでは青空の下、笑顔で初滑りを楽しむスキーヤーやスノーボーダーの姿が見られた。  雪遊びもできるそりゲレンデは、そりに乗って大きな歓声を上げる子どもたちでにぎわった。牧之原市から家族で訪れた山下聡仁君(10)は「毎年来ている。もっとスキーが上手になりたいので、頑張って滑る」と話した。  3月12日まで無休で営業する予定。営業時間は

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  • 三遠、広島に敗れる バスケ男子のBリーグ1部

     バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)は7日、愛知県のウィングアリーナ刈谷などで12試合が行われ、中地区の三遠は広島に74―84で敗れ12勝16敗。東地区首位の千葉Jは三河を95-79で退け、23勝4敗とした。同2位のA東京は川崎に75-64で勝ち、21勝6敗。  中地区は横浜BCが琉球を67-51で破り、16勝11敗で川崎と並んだ。  ▽1部 広島 23勝5敗 84(23―20 22―21 17―11 22―22)74 三遠 12勝16敗

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  • Bリーグ 静岡圧倒9連勝 年明け初戦、岐阜に96―67

     バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)は7日、静岡市中央体育館などで行われ、静岡は96-67で岐阜を下して連勝を9に伸ばした。  静岡は立ち上がりにタバリオ・ミラーが内角で得点を重ねて先行し、第2クオーターは吉田健太郎らが5本の3点シュートを沈めて42-32。後半もケニー・ローソンのインサイドプレー、アレクシス・エールセネルの3点シュートなど多彩な得点パターンでリードを広げた。  静岡は8日も同会場で岐阜と対戦する。  ▽3部 静岡 22勝3敗 96(19―13 23―19 25―20 29―15)67 岐阜 11勝14敗  内外から得点 理想の攻撃体現  静岡が理想的な展開で岐阜を

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  • 子ども将棋白熱 掛川、王将戦第1局前に 藤井王将、羽生九段も見守る

     掛川市で開かれる将棋の第72期王将戦7番勝負第1局に先立ち、同市などでつくる「将棋によるまちづくり実行委員会」などは7日、全国の小中学生が対局する「掛川こども王将戦」を同市掛川の中央図書館で開いた。3クラスに計55人が出場し、S級は北川万葉さん(福井県)が優勝した。A級は鈴木大輝さん(磐田市)、B級は関谷真一朗さん(横浜市)が制した。  会場には藤井聡太王将と羽生善治九段の両対局者が足を運び、盤上の攻防を見守った。各クラスの優勝者は王将戦前夜祭で藤井王将らから祝福を受けた。  2位以下は次の通り。  S級 ②望月友就(静岡市)③永井大賀(裾野市)▽A級 ②長瀬優月(掛川市)③岩本倖(同)▽B

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  • 工場の一部を焼く 島田市宝来町

     7日午後8時35分ごろ、島田市宝来町の木粉・プラスチック粉製造販売「カネキ燃料」の工場から出火し、工場の一部を焼いた。島田署によると、出火当時、工場は稼働しておらず、けが人はなかった。静岡市消防局によると、通行人から「工場の窓から白煙と火の粉が見える」と119番があった。同署などが出火原因を調べている。

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  • そろばん副教材を静岡市教委に寄贈 珠算2団体

     日本珠算連盟静岡支部と全国珠算教育連盟県支部はこのほど、小学3、4年生向けの算数副教材「たのしいそろばん」を静岡市教育委員会に寄贈した。両団体のメンバーが同市役所清水庁舎を訪れ、赤堀文宣教育長に教師用も含めて計5815冊を届けた。  そろばんの使い方や計算方法を優しく解説した冊子で、市内83校の小学3年生に配布する。

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  • ことしの干支ウサギと記念撮影 日本平動物園

     静岡市駿河区の日本平動物園で9日まで、今年の干支(えと)「卯(う)」にちなんだ企画展が開かれている。ウサギとの撮影スポットと生態を紹介する展示を設けている。  親子連れが生後2カ月のウサギを膝に乗せて記念撮影を楽しんだ。葵区の村山晴麻君(4)は優しくなでながら「ふわふわでかわいい」と声を弾ませた。  園内のビジターセンターではウサギの種類や身体能力を解説するパネル、頭骨の標本などを展示。最近ペットとして人気があるウサギの飼い方も紹介している。

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  • 24社が事業や選考説明 静岡で新卒のかんづめセミナー

     2024年春就職予定の大学生らを対象にした就活イベント「新卒のかんづめ2024 新春プレミアム就活準備セミナー」(静岡新聞社主催)が7日、静岡市駿河区のグランシップで開かれた。県内での就職を検討する学生約100人が参加し、各企業の事業内容や選考に関する説明に耳を傾けた。  建設、製造、金融など県内の24企業・団体がブースを構えた。人事担当者が事業概要のほか、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みや男性社員の育児休暇取得率、インターンシップの予定などを紹介した。学生らは「持っていると有利な資格はあるか」「社員の男女比率は」などと熱心に質問していた。  マスコミの仕事に興味があるという静岡大人

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  • 無病息災願い 七草がゆ提供 静岡・葵区七間町婦人会

     静岡市葵区の七間町町内会婦人会は7日、七草がゆを無料で振る舞うイベント「一月七日は七間町で七草粥(がゆ)を食べよう!」を同区の市上下水道局庁舎前で開いた。  メンバーは、同区内の農家から取り寄せた水菜など旬の野菜を調理し、約200食を用意。野菜がたっぷり入った特製がゆに、近隣の住民らが列を作った。家族3人で立ち寄った駿河区の勝見則彦さんは「2歳の娘は初めての七草がゆ。(食べて)今年1年無事で過ごしたい」と話した。  イベントは無病息災を願い、地域の絆を強めることを目的に開催している。同会会長の見城公子さん(79)は「1年間元気に暮らせるよう気持ちを込めて作った」と目を細めた。

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  • かけ声高らか 新春餅つき大会 トヨタユナイテッド静岡

     トヨタユナイテッド静岡(桝谷安城社長)は7日、静岡県内62店舗で新春餅つき大会を実施した。  静岡市葵区の長沼店では、顧客や地域住民ら約100人が参加した。同社スタッフが用意した餅を「ヨイショー」のかけ声に合わせてついた。つきたての餅は、きな粉と磯辺に味付けされ、参加者に振る舞われた。  親子で参加した同市駿河区の橋ケ谷一翔君(9)は「きねが重かったけど、自分でついたお餅はおいしい」とほほ笑んだ。  イベントは正月の風習を子どもたちに体験してもらい、地域交流を深める目的で企画された。8日も各店舗で午前11時と午後3時から実施される。参加は無料。

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  • 家康の愛刀「ソハヤノツルキ」ナイフで再現 久能山東照宮監修で商品化へ 岐阜のメーカー、CF募る

     刃物生産が盛んな岐阜県関市の老舗メーカー「ニッケン刃物」が、久能山東照宮(静岡市駿河区)の協力を得て、徳川家康の愛刀「無銘 光世作」(ソハヤノツルキ)をモチーフにしたペーパーナイフの商品化を進めている。久能山東照宮の姫岡恭彦宮司(64)は「ソハヤノツルキを広く知ってもらうきっかけになれば」と期待する。  ペーパーナイフは全長17センチで、実物の5分の1の大きさ。所蔵する久能山東照宮に監修してもらい、約4カ月間にわたって試作を重ね、刀の独特な形や身幅、茎(なかご)の刻印などをリアルに再現した。職人が丁寧に刃付けし、持ち手には透明なフッ素樹脂チューブを巻くなど、見た目と使用性の両方に気を配ってい

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  • しずおかフィナンシャルグループ社長/柴田久氏 社会課題解決へ新事業【難局に挑む 新年トップインタビュー②】

     ―当面の経済見通しは。  「2023年前半は難局が続くと想定される。インフレで原材料を含めたさまざまな物の値段が上がり、地域経済を取り巻く環境はかなり厳しいと思う。賃上げの進展も注目点になる。一方で課題が多ければ多いほど、われわれの役割も大きい。地域、顧客にしっかり寄り添い、地域活性化に貢献していく」  ―今年の注力事業、特にグループ子会社の新設の方向性は。  「来年度の始動に向けて準備を進めている。人材やDX(デジタルトランスフォーメーション)、地域の経営資源を活用するまちづくり会社などが候補に考えられ、長期的には脱炭素推進なども検討事項だ。新会社をつくったり、他の組織と連携したり、資本

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  • 足湯で運動パフォーマンス「向上」 静大生が焼津温泉で実験 コミュニケーションにも効果、痛み緩和

     静岡大の学生が焼津温泉の湯を使った足湯でスポーツの効果について検証する実験を行った。大学の運動部員の協力で2日間実施したところ、「足湯に入ると運動パフォーマンスが向上する」との結論が得られた。コミュニケーション促進にも一定の効果があるという。  検証実験を企画したのは同大地域創造学環3年の中橋幸作さん(21)。昨年11月26日と同12月3日に同大のサッカー、バレーボール、女子バスケット、女子ハンドボールの部員延べ66人が足湯に入るグループと入らないグループに分かれて参加した。その後に2グループが合流して練習に取り組み、感じた効果をアンケートで回答した。  アンケートの結果、「ボールタッチは良

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  • ワクチン接種、コロナ対策徹底を 静岡市保健所長「20~40代感染増」

     新型コロナウイルスの感染者増加を受け、静岡市の田中一成保健所長は6日、記者会見を開き、オミクロン株対応ワクチンの接種や適切な感染予防の徹底を市民に呼びかけた。  田中所長は社会活動が活発な20~40代の感染者が多く、この世代のワクチン接種率が著しく低いと指摘。ワクチンは重症化だけでなく、感染や発症の予防につながるとして積極的な接種を求めた。  市内での救急搬送の受け入れ困難事例が、12月中旬から年末年始の間で約5倍に増加したとして、医療機関の逼迫(ひっぱく)の深刻さも指摘。田中所長は「行動制限がないのは適切な予防、ワクチン接種、認証店の利用などを前提とした対応。ルールやマナーを守って」と強調

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  • 大河ドラマ「どうする家康」放送間近 舞台の静岡県内、観光商戦に熱 関連の土産品、特設コーナー続々

     大河ドラマ「どうする家康」の放送開始が8日に迫る中、舞台となる静岡県への観光客訪問を見込んで土産物商戦が熱を帯びている。各店舗で家康関連の商品や定番商品の販売エリアを拡大する動きが広がっている。  土産物を扱うJR静岡駅のグランドキヨスク静岡は6日、大河ドラマ関連の特設コーナーを設置した。お茶や和菓子など26商品が並ぶ。JR浜松駅のギフトキヨスク浜松は、10日ごろから関連の菓子商材9商品を追加販売する。  家康関連の土産商品は昨年から増加した。きり箱入りの「徳川家康刻印火打鎌と火打石セット」などを昨年7月に発売した浜松市中区の玩具店「永田ビル」の永田頼弘社長は「帰省したお客さんに購入していた

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  • 大量の流木でシラス漁打撃 台風15号で安倍川から用宗港近海に 網被害、漁師ら撤去訴え

     記録的な大雨をもたらした昨年9月の台風15号で静岡市の安倍川から大量の流木が同市駿河区の用宗漁港近海に流れ出し、特産のシラス漁に打撃を与えている。海中や海底の流木が引っかかって網が破損し、漁に出られない日もある。昨年11月の漁獲量は一昨年同期の半分。3月に始まる来季までに流木が撤去されなければ影響はさらに拡大する恐れがあり、漁師らは国などに早期の対応を求めている。  「これだけの流木が海に出るのは30年間の漁師生活で初めて」。用宗しらす船曳組合の杉山喜規組合長(49)が昨年12月下旬、不安な表情を浮かべた。台風以降、漁に出る度に海中の流木が網を引き裂き、修理代だけで200万~300万円かかっ

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  • ​輞川図巻 鮮やか理想郷 中国・明代の絵巻 静岡県立美術館で全巻初公開

     静岡県立美術館は9日まで、2018年に県民から寄贈を受け、3年間かけて静岡市内の工房で修理した中国・明(1368~1644年)代の絵巻「​輞川(もうせん)図巻」を公開している。全巻公開は初。  「​輞川図」は唐代の詩人で画家の王維が自らの別荘「​輞川荘」を描いたという故事に基づく、長く中国や日本で愛されてきた画題。同館収蔵作品のように石の版から刷った墨1色の絵を基に着色した事例は珍しい。同館によると、米国のシアトル美術館の蔵本や長崎県の聖福寺の旧蔵本が知られているが、数は少ないという。  県立美術館の作品は、険しい山、整然と並んだ木々、それらに囲まれた居宅や庵(いおり)などが描かれる。緑や青

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  • 春の静岡県議選 松井氏出馬へ 静岡市清水区選挙区

     任期満了に伴う4月の静岡県議選で、元衆院議員秘書の松井優介氏(39)=静岡市清水区千歳町=が6日までに、同市清水区選挙区(定数4)から立候補する意向を固めた。政党からの公認などは目指さず、無所属で出馬する。同選挙区は現職2人、新人3人の計5人が立候補する予定で選挙戦となる見込みだ。  取材に「しがらみのない市民目線の政治を進めたい。定住人口の増加をかなえるため、昨秋の台風15号や東日本大震災を教訓に清水の防災を考えていきたい。保育士の待遇改善など子育て支援の充実を目指す」とした。  北海道出身。法政大卒。現在障害者福祉施設評議員を務める。2019年の県議選に立憲民主党公認で初出馬し、落選した

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  • 静岡県中部街商協組 手をつなぐ育成会に5万円寄付

     露店出店者らでつくる静岡県中部街商協同組合はこのほど、静岡市静岡手をつなぐ育成会に5万円を寄付した。  同組合の小西秀幸副理事長、田村克巳副理事長が同市葵区の市中央福祉センターを訪れ、同会の中村章次会長に浄財を手渡した。寄付金は事業の運営に用いるパソコンの購入費に充てる。

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  • 静岡市 自殺対策行動計画案 独自の調査分析に着手

     静岡市はこのほど、自殺のない社会の実現を目指す第4期市自殺対策行動計画(2023~26年度)の計画案を示した。人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺死亡率を現状の15・5人から13人以下にすることを目標とし、大学と連携した市独自の調査分析や若者の自殺危機対応チームの発足などに着手する。  計画案では子ども・若者、勤労者・経営者、高齢者・介護者、生活困窮者を重点対象とし、それぞれに合った取り組みを展開するとした。子ども・若者向けには教諭やスクールカウンセラーなど学校現場の「支援者支援」など、高齢者・介護者向けには精神科を含めた医師、病院間の連携促進などを進める。  市独自の調査分析では、地域ご

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