テーマ : 静岡市

シャンソン堅守で頂点へ バスケ女子 プレーオフ初戦はアイシン

 バスケットボール女子Wリーグのシャンソン化粧品は30日から、プレーオフに臨む。レギュラーシーズン(RS)を5位で終え、初戦はアイシン(RS8位)と対戦。勝てば31日の準々決勝でトヨタ自動車(RS4位)とぶつかる。今季は持ち味の「堅守速攻」に磨きを掛け、上位とも互角に渡り合ってきた。2季連続ではね返された4強の壁を越え、18季ぶりの優勝を狙う。

18季ぶりの優勝を目指しプレーオフに挑むシャンソン化粧品。主将小池(手前右)、鷹のはし(同左)が攻守の要となる=静岡市駿河区の同社
18季ぶりの優勝を目指しプレーオフに挑むシャンソン化粧品。主将小池(手前右)、鷹のはし(同左)が攻守の要となる=静岡市駿河区の同社
Wリーグプレーオフ組み合わせ
Wリーグプレーオフ組み合わせ
18季ぶりの優勝を目指しプレーオフに挑むシャンソン化粧品。主将小池(手前右)、鷹のはし(同左)が攻守の要となる=静岡市駿河区の同社
Wリーグプレーオフ組み合わせ

 アイシンには今季2戦2勝と地力で分があり、2季続けてプレーオフで敗れているトヨタ自動車戦が最初のヤマ場だ。ただ、昨季までは2戦先勝方式の準決勝での対戦だったため相手に余裕があったが、今回は一発勝負。全日本選手権も含めた今季の対戦成績は2勝1敗と悪いイメージはない。初日からの登場にも、鵜沢監督は「若いチーム。(一つ勝って)勢いに乗ってぶつかれる」と前向きだ。
 鍵を握るのは指揮官が「チームの心臓」と評する主将小池と、今季羽田から故郷に帰ってきた鷹のはし(沼津市立高出)の28歳コンビ。小池はリーグ3位の平均6アシストと視野が広く、得点力もある。不動の司令塔として「守備、リバウンドを徹底してきた。自分たちのバスケをやり通せれば勝てる」とチームをけん引する。
 鷹のはしは守備の要。機動力を生かして相手エースに張り付き、トヨタ自動車とのRS第1戦では日本代表シューター山本を抑え、6季ぶりの白星に貢献した。地元チームで迎えるプレーオフに「アグレッシブな守備でいい流れを引き寄せたい」と意気込む。
 (運動部・山本一真)

いい茶0

静岡市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞