テーマ : 静岡市

議長に自民・大村氏有力 副議長候補は公明・井上氏 静岡市議会

 静岡市議会最大会派の自民党市議団は5日、市役所静岡庁舎で議員団総会を開き、次期議長候補に大村一雄氏(75)=清水区=を選出した。副議長候補には、自民と協力関係にある公明党市議会が同日の総会で、井上智仁氏(54)=駿河区=を選んだ。

大村一雄氏
大村一雄氏
井上智仁氏
井上智仁氏
大村一雄氏
井上智仁氏

 同市議会の正副議長は1年交代を慣例とし、25日の市議会4月臨時会で正副議長選を行う。
 自民党市議団の議席は過半数に満たないが、公明党市議会とポストを分け合う形で大村、井上両氏が選出される公算が大きい。公明党市議会から副議長が選出されれば、政令市移行後初となる。
 大村氏は2009年に初当選し、現在4期目。自民党市議団政調会長や幹事長を歴任した。井上氏は4期目。市議会厚生委員長や市監査委員などを務めた。
 自民党の議員団総会では執行部人事も協議し、会長に鈴木和彦氏を再任、副会長に繁田和三氏、幹事長に畑田響氏を選任した。総務会長に宮城展代氏、政調会長に尾崎行雄氏を選んだ。25日付で就任する。
 鈴木会長は取材に、近く会派として知事選に向けた選挙対策本部を立ち上げる方針を示し「いつ何があっても動けるように準備していく」と述べた。

いい茶0

静岡市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞