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清水区のPFAS検出問題 実態究明、住民団体発足へ 静岡市

 静岡市清水区三保の三井・ケマーズフロロプロダクツ清水工場周辺の地下水から高濃度の有機フッ素化合物(PFAS)が検出されている問題で、実態究明などを目指す住民団体が近く発足する見通しとなった。11日に同区の入江生涯学習交流館で元従業員や住民ら10人以上が集まり、「PFAS問題を考える連絡会準備会」が開かれた。

PFAS問題への対応を話し合う市民ら=静岡市清水区の入江生涯学習交流館
PFAS問題への対応を話し合う市民ら=静岡市清水区の入江生涯学習交流館

 会合では5月13日に市役所静岡庁舎で記者会見を開き、住民団体発足をアピールするほか、同18日には結成総会と記念講演を清水区の岡生涯学習交流館で開くことが決まった。三保周辺の井戸水のPFAS濃度を地図上に整理するなどし、拡散の実態を突き止める。
 共同代表には元従業員の鈴木孝雄さん(77)=同区三保=が就いたほか、鈴木さんによると医師や弁護士も就任するという。

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