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個性光る「駿河蒔絵」ずらり 駿府楽市で展示即売会 静岡市

 静岡蒔絵(まきえ)組合は10日まで、約180年の歴史を持ち県郷土工芸品に指定される「駿河蒔絵」の展示即売会をJR静岡駅構内のアスティ静岡西館「駿府楽市」で開いている。組合に所属する県中部の蒔絵師7人が手がけた小箱やアクセサリーなど約200点を紹介している。

蒔絵師の個性が光る多彩な作品が並ぶ展示即売会=JR静岡駅構内の「駿府楽市」
蒔絵師の個性が光る多彩な作品が並ぶ展示即売会=JR静岡駅構内の「駿府楽市」

 蒔絵は漆器の表面に漆などで絵を描き、上から金や銀の金属粉をまいて装飾する技法。色とりどりのコスモスが描かれたアクセサリー入れや、桜、チョウがデザインされた髪留め、金粉で鶴を表現した華やかな盆などが並ぶ。
 出品者の杉浦暁子さん(42)=静岡市葵区=は「職人の個性が光る多彩な作品の数々を楽しんでもらいたい」と魅力を語った。

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