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体操選手育成で連携 静産大、あいネットが協定

 静岡産業大と冠婚葬祭のあいネットグループ(静岡市駿河区)は16日、体操競技の振興などに関する連携協定を締結した。五輪などで活躍できるトップレベルの体操選手育成を目指す。競技の普及や地域振興などでも協力する。

体操競技の振興に関する協定書を交わす堀川学長(左)と杉山会長=磐田市大原の静岡産業大磐田キャンパス
体操競技の振興に関する協定書を交わす堀川学長(左)と杉山会長=磐田市大原の静岡産業大磐田キャンパス

 あいネットグループは大卒の体操選手3人を社員として採用し、競技活動を支援している。3選手はパリ五輪予選を兼ねた大会にも出場した。静産大にも体操部があり、競技の施設・設備が充実している。
 協定に基づき、静産大は同グループ所属の選手の練習を受け入れたり、部員との合同練習を行ったりする。スポーツ科学部の知見も強化に生かす。同グループの選手は大学主催の大会や地域のイベントに参加し、競技人口の拡大や地域の活性化に貢献する。卒業後も競技続行を希望する大学の部員の就職支援も検討しているという。
 磐田市大原の静産大磐田キャンパスで、堀川知広学長と県体操協会名誉会長を務める同グループの杉山雄吉郎会長が協定書に署名した。堀川学長は「県全体のスポーツ振興と競技力向上、地域の発展に寄与したい」とあいさつした。

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