掛川市の記事一覧
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県人口353万162人 1日現在 前月比2047人減
静岡県がこのほど公表した7月1日現在の推計人口は前月に比べて2047人減の353万162人だった。推計人口の減少は2カ月連続。社会動態も3カ月ぶりに減少に転じた。 転入数から転出数を引いた社会動態は158人減(転入8910人、転出9068人)、出生数から死亡数を引いた自然動態は1889人減(出生1428人、死亡3317人)だった。 推計人口を市町別にみると、増加したのは掛川市2人、吉田町1人。減少したのは33市町で、最大の浜松市が446人。以下は静岡市291人、湖西市142人、沼津市117人など。 社会動態が増加したのは14市町で、富士市の82人を筆頭に、掛川市43人、島田市24人、磐田市2
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行方不明者保護で狩野さんに感謝状 菊川署
御前崎市門屋の狩野幸さん(78)が24日、行方不明者の早期保護に貢献したとして菊川署から感謝状を受け取った。 狩野さんは6月17日、行方が分からなくなった菊川市下平川の男性について情報提供を求める菊川市の防災メールを受信した。その後、行方不明者と服装や格好が似ている男性を掛川市内で偶然発見し、すぐに警察に通報したという。 岩瀬盛一署長は、狩野さんの迅速な行動に謝意を伝え、感謝状を手渡した。
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茶況(7月26日)水出しセットなど夏のセール展開 JA掛川市の直売所
JA掛川市の新鮮安心市場さすが市の茶直売所「お茶処いっぷく」(同市弥生町)は夏のセールを展開している。送料無料のサービスや水出しティーバッグの特別セットを販売している。8月30日まで。 贈答用の需要を見越し、4千円買うごとに1カ所への送料を無料にする。5グラム26個入りの水出し煎茶のティーバッグを5袋買うと、1袋プレゼントするキャンペーンなども実施している。 直売所によると、水出しの商品は例年と同じように引き合いが強い。ボトル缶のセットも人気という。担当者は「食後に飲んでもすっきりする。暑い夏にさわやかな気分になってほしい」と話す。 (掛川支局・山本萌絵佳)
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職員の名札 脱フルネーム広がる 静岡県内市町3割超が名字のみに変更 トラブル防止へ見直し
職員が勤務中に着用する名札について、静岡県内市町の3割超に当たる12市町が本年度、フルネームだった表記を名字のみに変更したことが、25日までに全市町への取材で分かった。全国の自治体で職員がフルネームから住所を特定されたり、SNSで名指しの中傷をされたりするトラブルが報告されていて、名札の見直しは急速に広がっている。 今春以降変更したのは下田、伊豆の国、三島、沼津、裾野、小山、富士、御前崎、掛川、袋井、森、磐田の各市町。いずれも名字だけを漢字か平仮名、ローマ字などで表記するデザインとした。下田、伊豆の国、三島、沼津、裾野の各市は名札に顔写真を付けていたが、削除した。富士宮市は昨年8月に同様の
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先祖供養 伝統の音色にぎやか 掛川・鳥居町区の初盆行事「オッチャカチャン」
掛川市鳥居町区の初盆行事「オッチャカチャン」が24日、地区内で行われた。小学生約50人が太鼓やかねを打ち鳴らし、にぎやかに地区の全戸を練り歩いた。 児童は盆飾りを付けたササを手に、太鼓を先頭にした行列で先祖を供養した。太鼓とかねの拍子が沿道に響き、住民は玄関先に出て見守った。約50年にわたって行事に協力している世話人の後藤祐次朗さん(88)は「歴史と伝統、文化を引き継ぎ、いつまでも続けていきたい」と話した。 オッチャカチャンは戦国時代に徳川、武田両軍がぶつかった三方ケ原の戦いの死者を弔う遠州大念仏が伝わって根付いたとされる。周辺でも同様の風習があったとされるが、現在は途絶えている。 (
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水資源保全で連携 日本コカ・コーラと掛川、御前崎の両市
掛川と御前崎の両市は23日、日本コカ・コーラ(東京)と水資源の保全に関する連携協定をそれぞれ締結した。環境に配慮した農業の推進や自然環境教育などの取り組みを通じて、環境負荷軽減を目指す。 協定は、両市の茶が同社の飲料製品で使われた実績などが縁。掛川市は、茶や米を有機栽培に転換する際に収量や品質が低下してしまう課題の解決を狙い、同社と連携して研究を進める。御前崎市は地下水と森林の保全などで協力する。 同日、両市役所を訪ねた同社サスティナビリティー推進部の田口美穂ディレクターは「水は飲料ビジネスに欠かせず、地域社会にとっても大切なもの。水資源の保全活動をサポートする責任と義務があると考えてい
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太田川水系治水「事業の促進を」 期成同盟会、袋井市長ら国交省に
袋井、磐田、掛川、森の4市町でつくる太田川水系治水対策推進期成同盟会が23日、国土交通省に治水関係予算の確保や河川改修事業の促進を要望した。会長の大場規之袋井市長と副会長の草地博昭磐田市長、久保田崇掛川市長、太田康雄森町長らが同省で堂故茂副大臣に文書を提出した。 太田川水系の敷地川が2年連続で台風による決壊や護岸崩壊の被害に見舞われたことを踏まえ、予算確保に加えて自治体独自の対策を後押しする「緊急自然災害防止対策事業債」などの制度活用期間延長も求めた。河川改修は、流域全体への影響が大きい太田川河口付近や敷地川の事業加速化を働きかけた。 袋井市は柳原雨水ポンプ場整備事業について、下水道防災
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森林の絶景写真や林道優良工事紹介 浜松・浜名区のバードピア浜北
浜松市浜名区の静岡県立森林公園バードピア浜北で30日まで、「第40回しずおか森林写真コンクール」(県山林協会主催)と「治山・林道等コンクール」(同)の優秀作品を紹介する特別展が開かれている。 しずおか森林写真コンクールの作品は、応募272点の中から選ばれた28点を展示。富士宮市の田貫湖畔で撮影した富士山と森林の絶景や、皆伐作業に汗を流す林業従事者の様子、森林に囲まれた神事の風景など多彩な写真が並ぶ。 治山・林道等コンクールは13点の優良工事をパネルで展示。掛川市千浜の県産木材を使った海岸防災林や、険しい地形と降雪の中で実施した浜松市天竜区佐久間町の林道工事などを紹介している。
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肥料など価格高騰 農家負担軽減要望 生産者団体、掛川市に
掛川市米生産の将来を考える会はこのほど、水田農業政策に関する要望書を市に提出した。肥料、農薬などの価格高騰に比べ米価格が上昇していないとして、農家の負担軽減などを要望した。 同会の鈴木昇代表ら生産者8人が市役所を訪れ、久保田崇市長に要望書を手渡した。同会は後継者不足や荒廃農地の増加に触れ、「もうかる農業」にするための農業政策の強化や地域の草刈りへの住民協力、地権者と協議する場の設置、農作物の学校給食への使用などを求めた。鈴木代表は「選ばれる職業にしたい。このままでは地域の文化が保たれない」と危機感をあらわにした。453人の署名が集まったことも明かされた。 久保田市長は「いろいろな対応が迫
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つるし飾り 丁寧に手作り キキョウをモチーフ 掛川城御殿展示へ
掛川市で地域活動活性化のために活動する「コミネット掛川」は22日、キキョウの形のつるし飾り制作教室を同市御所原の市生涯学習センターで開いた。 掛川城天守復元30周年を記念して御殿を彩る飾り作りを企画した。城主だった太田氏の家紋からキキョウをモチーフにした。参加した18人は不要な着物を活用した生地を器用に縫い合わせて約10センチの花を作った。 秋ごろに展示する予定。
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静岡人インタビュー「この人」 掛川市危機管理監に就いた元航空自衛隊1等空佐 岩岡政治さん(掛川市)
危機管理部長を兼務する。元戦闘機パイロットで、航空自衛隊松島基地(宮城県)所属のブルーインパルス(第4航空団第11飛行隊)を指揮する飛行群司令も務めた。掛川市にとって、危機管理監に外部人材を起用する人事は初。富士宮市出身。防衛大卒。57歳。 ―掛川市の災害特性は。 「見据えている災害は大きく分けて南海トラフ地震と土砂災害の二つ。市は災害関連死ゼロを目指している。災害対策本部運営の流れや停電時のバックアップ、自主防災会の仕組み、訓練の状況など既存の態勢の総点検に着手した。1年で課題を全て洗い出すつもりだ。対応に時間が必要な課題もあるが、できる部分はすぐに改善していきたい」 ―職員に求める
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【時評】静岡県茶業存続 消費拡大が鍵 多様性と機能性生かして(小泊重洋/地紅茶学会顧問)
今年の一番茶は記録的な安値であった。二番茶はどうなるのか、息苦しい中にいつの間にか終了した。これから本県茶業はどうなるのだろうか。 今年の荒茶価格低迷の理由として、直接的には品質の低下によると説明されているが、あくまでも需給バランスの崩壊による。もともと買い手市場のところに、一層の消費減退ムードが流れ、値崩れが生じた。それを受けた二番茶では、意識的、無意識的に生産調整がなされたため、ある程度のところで底を打った。 農作物は、豊作の年には安くなり、不作の時には高くなる。結果として生産者の手取りは、ほぼ均衡したものになっていた。ときには、トラクターでキャベツをつぶしたり、牛乳を廃棄したりして
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衆院3区支部長 山本氏申し込みへ 自民掛川市支部が推薦
宮沢博行元衆院議員の議員辞職に伴い空席となっている自民党衆院静岡3区支部長の選考で、掛川市議会議長の山本裕三氏(41)が22日、公募に申し込む意向を明らかにした。党掛川市支部は同日、掛川市内で常任総務会を開き、山本氏の推薦を決定した。 公募期間は23日~8月1日の10日間で、近く正式に申し込む。山本氏は取材に「地域と日本のために尽くす覚悟を決めた。政治の信頼回復に向けて、全身全霊で挑戦していきたい」と抱負を語った。 公募は、3区内の12地域支部のうち、1支部以上の推薦を得ることが要件。県連正副会長や三役、地元選出の県議らで構成する選考委員会が書類と面接で審査し、8月中旬をめどに新支部長を
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米ユージン市に訪問団 8月、掛川市が6年ぶり再開
掛川市は8月3日、姉妹都市の米オレゴン州ユージン市に友好訪問団を派遣する。9日まで、久保田崇市長ら9人が現地を訪ねてルーシー・ヴィニス市長や市議らと交流する。訪問団派遣は2018年以来、6年ぶり。市長を団長にした結成は9年ぶりになる。 訪問団はこのほど、市役所で結団式を行った。現地ではホームステイしながら市施設や商工会議所、語学学校などを訪問する。ヴィニス市長は23年3月に掛川市を訪問していることから、返礼の狙いもあるという。 市は新型コロナウイルス禍で休止した国際交流を再開させる構え。8月19日に米ニューヨーク州コーニング市に中高生ら13人を派遣するほか、同28日には韓国から学生を受け
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掛川の新東名で車両火災 森掛川―島田金谷IC間、一時通行止め
20日午前9時45分ごろ、掛川市倉真の新東名高速道上り粟ケ岳トンネル内で、愛知県豊明市の税理士男性(57)の乗用車から出火し、約30分後に鎮火した。けが人はなかった。影響で森掛川インターチェンジ(IC)ー島田金谷IC間の上下線で一時通行止めとなった。県警高速隊が出火原因を調べている。
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ビニールハウスなど焼く 掛川
20日午前6時5分ごろ、掛川市浜野の男性の所有するビニールハウス内から出火し、ビニールハウスの一部と枯れ草など約1250平方メートルを焼いた。同署や市消防本部などが出火原因を調べている。
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静岡県体育章を発表 功労章8人、優秀選手章に海野大透(体操・トランポリン)ら
静岡県スポーツ協会は19日までに、第65回体育章の受章者を発表した。功労章は静岡県フェンシング協会副会長を長年務めた斎藤雅子氏ら8人。優秀選手章、優秀チーム章は9個人2団体、奨励賞は8個人6チームが選ばれた。静岡市内で同日、贈与式が開かれた。代表して功労章を受けた内海信明氏が「心から感謝申し上げる。一層の努力と精進を重ね、スポーツ王国静岡の復活に向け貢献したい」と謝辞を述べた。 受章者は次の通り。(個人は敬称略) ◇…功労章…◇ ▽斎藤雅子(元県フェンシング協会副会長、沼津市) ▽青柳正(県スケート連盟副会長、富士市) ▽内海信明(県ソフトボール協会会
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文化財保存活用巡り国審議会 掛川市の計画 認定
文化審議会は19日、掛川市が申請していた文化財保存活用地域計画を認定した。地域ぐるみで文化財の保存と活用を進めるための総合的な方針と具体策を示す計画で、県内での認定は9市町目になる。 市計画では、未指定文化財の把握調査を重視した。人口減少や世代交代で、個人所有の古文書などが散逸・消滅する事態を防ぐ狙いがある。和田岡古墳群と高天神城跡、横須賀城跡の国指定3史跡の整備にも重点的に取り組み、文化財を守り伝える施策を通じて「誇りをつなぐまち」の実現を目指す。 文化財保護法で定められた文化財だけでなく、身近な伝説や方言、地名なども文化財と定義して計画の対象に加えたのが特徴。計画期間は2024~33
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原野谷中校区 小中一貫校 建設地変更 要望書2回 掛川
掛川市は19日の市議会全員協議会で、原野谷中校区で進めている再編事業について、一部住民から2回にわたって建設地変更を求める要望書が提出されたことを明らかにした。久保田崇市長は、原野谷中の敷地内に小中一貫校を整備する従来方針を維持する姿勢を示した上で「意思決定を理解してもらう時間が必要」と述べた。 要望書は、原野谷中ではなく校区内の原谷小の敷地に新設校を整備するよう求める内容で、1月と6月に提出された。地域代表らでつくる検討委と市、市教委はそれぞれ、敷地面積や周辺環境などを踏まえて原野谷中の敷地を建設地とすることを既に決定している。 原野谷中校区の再編事業を巡っては、当初は2023年度中に基本
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優秀安全運転 21事業所表彰 県警など
静岡県警と自動車安全運転センター県事務所はこのほど、同センターが発行している運転記録証明書を有効活用し、従業員の交通事故防止と安全意識向上に努める優秀安全運転事業所の表彰式を静岡市葵区で行った。 表彰は金賞が10事業所、銀賞が11事業所。各事業所の代表者が静岡中央署での表彰式に出席し、県警の加藤悟交通部長と同事務所の北沢博所長から表彰状と記念品の盾を受け取った。 事業所は次の通り。 【金賞】しずてつジャストライン鳥坂営業所(静岡市清水区)しずてつジャストライン本社(同市葵区)岡村建設工業(焼津市)しずてつジャストライン浜岡営業所(御前崎市)新潟運輸掛川支店(掛川市)袋井清掃(袋井市)北
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磐田の宇藤さん 2カ月連続優勝 日本将棋連盟浜北支部大会
日本将棋連盟浜北支部の7月大会がこのほど、浜松市浜名区のサンライフ浜北で開かれた。91人が参加し、最強のSクラスで磐田市の宇藤敬行さんが6月大会に続き優勝した。 上位入賞者は次の通り。 S ①宇藤敬行(磐田市)②寺崎勝(中央区)③稲場渉(浜名区)④赤羽優太(中央区)⑤内山透(同)▽A ①岸智之(静岡市葵区)②池谷芳久(中央区)③菅沼優星(磐田市)④大橋翔太郎(同)⑤落合雅巳(菊川市)▽B ①花本真也(中央区)②鶴見晃輔(浜名区)③森孝彰(中央区)④村松清(同)⑤北島耕太郎(同)▽C ①中村敏男(同)②赤松賢伸(天竜区)③松岡優人(中央区)④高柳長男(掛川市)⑤鈴木与四郎(中央区)▽D ①
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掛川の初代協力隊 芳川さん任期満了 「今後も住み 恩返しを」
掛川市で最初の地域おこし協力隊として活動し、7月末に任期満了を迎える芳川翠さん(35)がこのほど、同市日坂の萬屋で活動報告会を開いた。任期を振り返り「人に恵まれ、甘えさせてもらった3年間だった」と地域への感謝を口にした。今後も市内に住み続けて恩返しに励むという。 芳川さんは静岡市清水区出身。2021年8月に委嘱を受け、主に中山間地域のPRに取り組んだ。2年目以降はシティープロモーションや移住定住促進に業務の幅を広げ、移住者交流会など独自の企画も展開した。着任当初から、掛川市での定住を希望していた。 萬屋では21日まで、「掛川百貨展」と銘打った展示を行っている。芳川さんの活動や人脈を伝える写真
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掛川で土砂崩れ 夜明け前の大雨の影響 けが人なし
16日午前4時半ごろ、掛川市千羽の男性(74)宅の裏にある山が崩れ、自宅間際まで土砂が迫った。排水路が土砂で埋まり、自宅の土間に水が流れ込んだ。男性を含む住人3人にけがはなかった。 男性によると、同日午前4時ごろに強い雨音で目を覚ました。「ガサゴソ」という土砂の草が壁に当たる音が聞こえ、裏山が崩れたことに気付いたという。裏山の斜面にひびが入っていたことから、約1年前からブルーシートで覆う対策を施していた。男性は「家の前で止まってよかった。梅雨末期、これで済めば良いが」と心配そうに土砂を見つめた。 市によると、近隣の住宅と同市上土方落合の寺院の敷地内でそれぞれ、同様の土砂崩れが発生した。市
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子会社を吸収合併へ ティーライフ
ティーライフは16日、完全子会社で生活雑貨などの卸売業ダイカイ(掛川市)を吸収合併すると発表した。同日の取締役会で決議した。10月1日付。人的資源の有効活用などを通じ、運営の効率化を図る。 ダイカイの2023年7月期の売上高は3億9200万円。従業員数は約20人。
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掛川の大塚孝展さん 全国手もみ茶品評会で2等1席
第32回全国手もみ茶品評会がこのほど、静岡茶市場(静岡市葵区)で開かれた。県勢からは大塚孝展さん(掛川市)が2等1席に入賞した。勝又匠さん(富士市)が2等2席、荒井仁さん(御殿場市)が2等3席で続いた。県内の60点を含む100点が14都府県から寄せられ、県職員らが外観や香気、滋味などを審査した。 このほかの県勢入賞者は次の通り。 【2等】小沢晃(静岡市葵区)住田恵朗(藤枝市)住田すみ江(同) 【3等】太田美咲(浜松市天竜区)平柳彰彦(富士市)住田康広(藤枝市)荻野和也(富士市)勝又正登(同)鈴木三和司(浜松市中央区)木村和彦(富士市)下田光子(藤枝市)
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自転車安全利用 買い物客に啓発 掛川で県警など
夏の交通安全運動(20日まで)に合わせ、県警交通企画課や掛川署などは16日、子どもと高齢者の事故防止や自転車の安全利用を呼びかける啓発活動を、掛川市高御所のミソラタウン掛川で行った。 県や市、交通安全協会掛川地区支部を合わせた20人と、県警のマスコットキャラクター「エスピーくん」、県の「ふじっぴー」が参加した。職員は自転車走行用のヘルメットを着用し、買い物客に反射材やうちわを配布した。 同署管内では人身交通事故の発生件数が増加傾向だという。
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天浜線車両更新 沿線活性化 先進事例に【記者コラム 風紋】
第三セクターの天竜浜名湖鉄道(浜松市天竜区、天浜線)が全15車両の更新を決めた。出資する県や沿線6市町が負担を分け合う以上、収益安定と沿線活性化への一層の努力が求められる。人口減や生活様式の変化が進む中で観光需要を取り込み、車両刷新を成長への追い風としたい。 新車両は環境性能に優れた電気式気動車で、2025年度から段階的に切り替わる。現車両は古い物では導入から20年以上が経過している。消耗部品の交換費用や今後の安全性の観点から、更新の判断は妥当だろう。 車両1両の導入費用は約3億4千万円。県と6市町が同鉄道に拠出する24~28年度の支援金額は車両代金などで膨らみ、過去5年間と比べて10億
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自民党静岡県連 衆院3区支部長公募を7月23日開始 対象から宮沢氏を除外
自民党静岡県連は15日、袋井市内で衆院静岡3区の代表者会議を開き、宮沢博行元衆院議員の議員辞職に伴い空席になっている3区支部長を公募で決めるとする方針について了承を得た。出席者によると、公募期間は23日~8月1日の10日間で、3区内の12地域支部のうち1支部以上からの推薦が必要。20日の県連総務会で正式に決定する。 県連は8月中旬の支部長選任を目指し、選考委員会を設置して作業を進める。井林辰憲県連会長(衆院静岡2区)は「自民党の政策と理念を共有して、日本と静岡の将来のために働いていきたいという方は必ずいると信じている」と述べた。 宮沢氏を公募の対象から除外することも決議した。提案した江間
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長引く円安 外国人苦境 母国家族への仕送り目減り 静岡県内企業 職場環境改善に力
歴史的な円安が長期化し、母国に送金する外国人労働者の負担が増している。国によっては年金制度がなく、仕送りの目減りは親の死活問題になりかねない。円の価値下落を受けて送金額を上乗せする外国人も多く、「非常に大変」との嘆きも。雇用主は貴重な労働力の定着に向け、外国人が働きやすい職場環境の整備に力を入れる。 2020年に来日したインドネシア人女性のアニサヌルファトナさん(24)は、介護資格を取得して5月から特別養護老人ホーム「百々山」(浜松市天竜区)で働く。同僚との関係は良好で、特に同国出身のイラヌルファリラアグシティナさん(27)、マルカナさん(27)とは互いに助け合う仲だ。「日本が好き。ずっと
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五輪選手輩出の名門「掛川桔梗女子ソフト」 全国大会へ10人の挑戦 過去最少人数で頂点狙う
掛川市のソフトボールチーム「掛川桔梗女子ソフト」が、秋田県で27日に開幕する全日本小学生女子ソフトボール大会に県代表として出場する。東京五輪金メダルの山崎早紀さん(32)=掛川市出身=を輩出した名門チームだが、メンバーは10人と過去最少人数での挑戦。体調管理に細心の注意を払い、追い込みの練習に励んでいる。 大会には全国42チームが出場する。掛川桔梗女子ソフトは出場26回の強豪。21年大会では頂点に立った。今大会は6年生3人、5年生2人、4年生5人で臨む。半数が4年生のチームを引っ張る高畑磨穂主将(12)は「大会を通して2失点以下に抑えるのが目標。ナンバーワンになる」と投打の技術強化に余念が
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葉の上でゆらり 浮遊感を堪能 掛川花鳥園でオオオニバス乗り
掛川市南西郷の掛川花鳥園で13日、世界最大級の水生植物「オオオニバス」の葉に乗ることができる恒例イベントが始まった。9月ごろまでの土・日曜と祝日、お盆期間の8月10~18日の限定開催。終了時期は葉の状態によって早まる場合がある。 オオオニバスは南米アマゾン川流域に自生し、葉の直径は2メートルを超す。来場した子どもたちはボートで葉に渡り、独特の浮遊感を堪能した。恐る恐る立ち上がり、保護者に向かってVサインではにかむ姿も見られた。対象は3歳以上、体重25キロまで。 モウセンゴケやハエトリグサなどを集めた「食虫植物展」も同時開催。9月1日まで。ウツボカズラをトンネル状に飾ったコーナーが人気を集
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5月有効求人0.77倍 ハローワーク掛川管内
掛川公共職業安定所(ハローワーク掛川)がまとめた管内(掛川、菊川、御前崎の3市)の5月の有効求人倍率(実数値)は前月比0・04ポイント下降の0・77倍だった。下降は4カ月連続で、0・7倍台は2021年1月(0・79倍)以来、3年4カ月ぶり。物価高を背景に、製造業で採用を控える動きが広がっている。 新規求人数は前年同月比10・5%減の833人。産業別では、製造業が39・2%減の141人で、3年4カ月ぶりに200人を割り込んだ。食料品や金属製品、輸送用機械器具などが落ち込んだ。宿泊・飲食サービスの新規求人も半減した。建設業は1・7%増の121人だった。 ハローワークによると、コスト上昇分の価
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考える材料 いつも本の中に 掛川の鈴木嘉弘さん 学校図書館賞
静岡県内高校で学校図書館の活用に尽力してきた日本学校図書館学会県支部顧問の鈴木嘉弘さん(94)=掛川市=が、全国学校図書館協議会の「第54回学校図書館賞」(運動の部)に選出された。8月1日に都内で表彰式がある。本県関係者としては奨励賞を含め、22年ぶり9人目。図書館教育とともに歩んだ道を振り返ってもらった。 学校図書館法が制定された1953年、富士高に国語の新任教諭として着任。長い教員生活の中で、県教委指導主事や県立中央図書館長、静岡高校長などを歴任した。高校教育の現場を離れて以降は常葉学園大教育学部教授、同大付属図書館長を務め、退職後も「掛川市子どもの読書活動を考える会」の設立などに関
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御前崎市長に顧問を委嘱 掛川市倫理法人会
掛川市倫理法人会の栗田徳光会長ら3人がこのほど、御前崎市役所を訪れ、下村勝市長に顧問の委嘱状を手渡した。 同会は主に掛川、菊川、御前崎の3市内の個人・事業者らが所属。会社の健全な発展や地域活性化に向け、モーニングセミナーを毎週水曜午前6時から、掛川市の大日本報徳社大講堂で開催している。 栗田会長は下村市長に対し、「中東遠地域が活性化するためには行政の力が欠かせない」と期待を寄せた。
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遠州山中酒造(掛川)にプラチナ賞 「葵天下」2種 フランスの日本酒審査
掛川市横須賀の遠州山中酒造の日本酒「葵天下」が、6月にフランスで行われた日本の伝統的な酒のコンクール「KuraMaster(クラマスター)」に初出品し、プラチナ賞に輝いた。 受賞したのは純米大吟醸酒部門の「葵天下ブルーレーベル葵」と純米酒部門の「葵天下純米吟醸55%~誉富士」の2種。いずれもやわらかい風味で、心地よい余韻が楽しめる。クラマスターはフランスの市場に向けた基準で審査され、今回は1223銘柄の出品があったという。 社長で杜氏(とうじ)の山中久典さん(53)らが10日に市役所を訪れ、久保田崇市長に報告した。山中さんは「娘を嫁に出すような気持ちで出品した。非常にうれしい」と喜びを語
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お散歩中にお手柄だワン 倒れた男性発見、飼い主に知らせる 掛川の小杏ちゃん
掛川市沢田の逆川の土手沿いで、柴犬が男性の命を救った。散歩中に土手に向かってほえ、70代男性が倒れていることを飼い主に知らせた。男性は無事救助された。 「ウォン」-。6月11日午後8時40分ごろ、同市細田の会社員鈴木喬太さん(32)は、おとなしい性格でめったにほえない愛犬の小杏(こあん、12歳、雌)の声に驚いた。土手の茂みを見ると、側溝に足をとられあおむけに倒れている男性を発見した。男性が病院名や「実家に帰りたい」と話したため病院に連絡した。 その後、鈴木さんと小杏は、病院職員や掛川署員が駆けつけるまでの20分間、男性を見守った。鈴木さんがパトカーに場所を知らせようとその場を離れたときは
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茶況(7月11日)夏迎えさわやかなレモン緑茶人気 掛川・山英とサンゼン
掛川市日坂の製茶販売「山英」と同市葛川の食品スーパー「サンゼン」が共同開発したティーバッグ「緑茶とレモンのオーガニックティー」が人気を集めている。県内産の有機緑茶とレモンピール、ハーブの一種レモンマートルを使用し、さわやかさが特徴。 レモンと緑茶の香りの良いバランスを探るため試作を繰り返したという。水出しで飲むと、香り高く豊かな味わいを楽しめる。夏を迎え注文も多いといい、山英の担当者は「夏の水分補給に役立ててほしい。さっぱりした気分になる」と話した。 ティーバッグは1個3グラム12個入りで540円(税込み)。サンゼンや山英店頭、ホームページなどから購入が可能。 (掛川支局・山本萌絵佳)
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浜岡原発放射能 環境へ影響なし 静岡で協議会確認
静岡県と浜岡原発の地元4市(御前崎、牧之原、掛川、菊川)、中部電力などでつくる県原子力発電所環境安全協議会は10日、本会議を静岡市葵区で開き、2023年度の環境放射能調査結果について、浜岡原発からの環境への影響は認められなかったとする報告を確認した。平常時の変動幅の上限を超える測定結果が複数あったが、発電所内に異常がなかったとして浜岡原発の影響ではないと評価した。 調査結果によると、空間放射線量では御前崎市、掛川市、菊川市の3地点で平常の変動幅の上限を上回る時があった。測定地近隣の工場で行われたエックス線検査や降雨の影響とみられる。陸上や海で採取した試料では53地点のうち8地点で放射性物質
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掛川市の地元企業など 地域サッカークラブに協賛 ユニホームと練習着提供
掛川市の建設業「若杉組」と東京都のスポーツウエア製造販売「フラスコ100cc」は、掛川市と市スポーツ協会などが大東・大須賀地区に設立したサッカークラブ「FC掛川South」の運営に協賛社として関わる。中学部活動の地域移行で、受け皿になる市内の地域クラブがスポンサーを獲得するのは初めて。市は各クラブで協賛企業の募集を続けて保護者負担の軽減を図る。 若杉組はホーム用とアウェー用のユニホーム計40着を寄贈した。スポンサーロゴが入らないため、公式試合でも着用可能。フラスコ100ccは、選手とスタッフの練習着20着を提供する。練習着には協賛2社の社名を入れてPRする。 チームメンバーは大浜中と大
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掛川 城東中学区の新設校 整備候補地を提示 小中一貫化で検討委員会
掛川市と市教委が市内全9中学校の各校区に小中一貫校を整備する再編事業で、城東中学区の学校施設やコンセプトなどを議論する整備検討委員会が9日、市内で始まった。2024年度内に計7回の協議を重ねて、基本構想と基本計画を策定する。 再編対象は城東中と土方、佐束、中の3小学校。市教委は新設校の整備候補地に城東中の敷地に加え、撤退した東京女子医科大掛川キャンパス跡地を提示した。委員からは土砂災害のリスクや通学路の安全性、通学手段などに関する意見や質問が上がった。 地区と保護者の代表、校区内の小中学校長ら22人が委員の委嘱を受け、静岡理工科大の石川春乃准教授が委員長に就いた。 (掛川支局・高林和徳
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紙おむつを固形燃料に 掛川市 10月に資源化実証実験
掛川市は10月、使用済み紙おむつを資源化する実証実験を開始する。民間3社と連携し、現状は燃えるごみとして焼却処理している紙おむつを固形燃料に加工する。県の再資源化実証事業に応募した。 久保田崇市長が10日の定例記者会見で発表した。再資源化する装置に入れた紙おむつを処理作業の度に入れ替える「バッチ式」ではなく、中身を出し入れする必要がない「連続式」を採用して処理技術の確立を目指す。回収と分別は廃棄物処理・収集運搬の中遠環境保全(同市八坂)、再生処理は環境機器メーカーのプラントシステム(静岡市清水区)、固形燃料製造はレックス(島田市)が担う。 実験期間は1カ月を予定し、二酸化炭素(CO2)の削減
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掛川城30周年事業 かけがわ茶エンナーレ 合同会議で意見交換
掛川市の掛川城天守復元30周年記念事業と地域芸術祭「かけがわ茶エンナーレ」の両実行委員会はこのほど、市役所で合同会議を開いた。主要イベントの開催が今秋に重なることから、両実行委の委員がそれぞれの日程や内容などの情報を共有して意見交換した。 掛川城の記念事業は10月19日の式典を皮切りに本格化する。茶エンナーレの開催は11月2~17の16日間。両実行委は11月9、10の両日に掛川城周辺で開く大茶会で連携し、日中と夜間の2部構成で茶文化を発信する方針を確認した。 両実行委の委員長を務める久保田崇市長は「切れ目なくイベントが続いていく。さらに連携を深めて成功に導きたい」と話した。
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愛車で運転技術競う 掛川でオートテスト
自家用車でコースを走り、運転の正確さを競う「オートテスト」の競技会がこのほど、掛川市のつま恋リゾート彩の郷で開かれた。県内外から77人が参加し、運転の丁寧さとタイムを競った。 オートテストは英国発祥のモータースポーツ。愛車のハンドルを握ったドライバーは、パイロンを並べたコースでスラロームや8の字走行、車庫入れなどを行った。会場には地面にタイヤがこすれる音が響き、観客を沸かせた。 大会は浜松市中央区のJAF加盟クラブ「チームエムアイ」が主催し、JAF静岡支部が協力した。
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行方不明の2歳男児を保護 掛川市の男性警備員に感謝状 島田署
島田署はこのほど、行方不明になった幼児の保護に貢献したとして、セーフティガード(島田市)の警備員久米進さん(66)=掛川市下俣南=に署長感謝状を贈った。 久米さんは5月4日夕、島田市の蓬莱橋近くの駐車場で交通誘導の仕事帰りに、脇道から出てきた2歳の男児を発見。声をかけて抱き上げ、付近の売店に警察への通報を依頼するなど保護活動に貢献した。男児は現場から数百メートル離れた自宅から出て、行方が分からなくなっていたとみられる。同署が男児の家族から連絡を受け、捜索を始めようとした直後に無事発見されたという。 同署での贈呈式で森昭夫署長が久米さんに感謝状を手渡した。久米さんは「靴を履いておらず、おか
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スノボ三木選手「目標は世界選手権V2」 掛川の活動報告会で来季抱負
スノーボード女子アルペンの三木つばき選手(21)=浜松いわた信用金庫、掛川市=が7日、同市で活動報告会を開き、金メダルを目指す2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪の前哨戦となる来季に向け「目標は世界選手権2連覇。達成するにはエステル・レデツカ選手(チェコ)に勝つしか道はない」と意気込んだ。 23年世界選手権女子パラレル大回転で日本アルペン界初の金メダルを獲得した三木選手は、今季のワールドカップ(W杯)で2度の優勝を果たし日本人歴代最高の総合2位。国際スキー・スノーボード連盟のポイントランキングでアジア人初の1位に輝いた。 報告会にはスポンサーや後援会の関係者、ファンら約200
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児童50人が名刺交換 掛川で起業体験プログラム始まる
掛川商工会議所青年部が小学5、6年生を対象に実施する起業体験プログラム「ジュニアエコノミーカレッジ」が7日、掛川市掛川の同商議所で始まった。資本金1万円を元手に商品開発や店作りに取り組み、11月に販売を実践する。 10チーム50人が参加した。初回のセミナーに臨んだ児童は会社の登記を済ませた後、青年部メンバーや他チームと名刺交換して自社を紹介した。株式会社の仕組みや付加価値を意識した商品開発、地場産業に関する講義にも耳を傾けた。 開発する商品には掛川茶を使うのがルール。各チームは今後、仕入れ調査を行って商品企画書をまとめるほか、銀行や株主に事業計画を説明して資金を集める。販売実践は11月3
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安全運転審査で交通ルール確認 掛川自動車学校
掛川地区安全運転管理協会は5日、セーフティードライバーコンテストを掛川市の掛川自動車学校で開いた。20事業所の従業員ら27人が参加した。 参加者は交通ルールなど50問に答える学科試験と、クランクやS字カーブを走行する実技に臨んだ。地区代表として、9月に開かれる県大会に出場する上位3人は次の通り。 優勝 兼松未那美(スズキ大須賀工場)▽準優勝 大石恭之(丸松興事)▽3位 内田安紀(スズキ大須賀工場)
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メタバース活用例 島田掛川信金紹介 NTTデータと研究
島田掛川信用金庫とNTTデータは5日、共同で研究するインターネット上の仮想空間「メタバース」など空間コンピューティングの活用例の報告会を掛川市内で開いた。信金職員のアイデアを基に考案した創業や設備投資、相続、採用の場面での活用例が紹介された。 創業の提案は、飲食店の出店を計画する創業希望者と融資担当が仮想空間内で店舗候補地を選び、店内のレイアウトやコストの試算などをするもの。参加者がヘッドマウントディスプレーを装着し、カフェの内装を検討する体験も行われた。 両社は今後も情報交換し、今回出た例が商用化できるか検討するという。
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コラム窓辺 掛川に魅了されて(土井彩子/土井酒造場取締役)
私の地元は島根県浜田市です。大学時代は京都で暮らし、その後東京で就職、結婚を機に掛川に移住して現在、掛川歴14年。掛川のことは何も知らずに越してきました。 掛川で暮らし始めて最初に感動したことは、お正月に晴れていること、少し車で走れば富士山が見えることです。静岡県で生まれ育った方には何を言っているんだと思われるかもしれませんが、私の地元は冬は曇りや雨の日が多く雪がちらつく日もあり、お正月に気持ちよく晴れている記憶はあまりありません。1年の始まりの元旦に雲一つない青空で富士山を拝める。それだけでとても良い1年が始まりそうな気分になります。 お正月だけでなく、冬の間は特に晴れている日が多い印
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掛川・横須賀城跡の斜面が一部崩落 6月末の雨が影響
6月末に発生した大雨で、掛川市西大渕の国指定史跡横須賀城跡の斜面が一部崩れていたことが4日、市への取材で分かった。被害があった箇所はブルーシートで覆い、遊歩道を一部通行止めにしている。 崩れたのは本丸東側の斜面。植え込みや土などが、7メートル下の遊歩道に落下した。けが人はいなかった。6月29日、住民から「横須賀城が崩れている」と市に連絡があり、通行止めにするなどの対応をしたという。 今後、遊歩道の上の土を片付ける予定。復旧は国や県と相談して進めていくという。横須賀城跡では2022年にも斜面が複数箇所で崩れ、復旧工事をしていた。
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低速EVなど5車種を発表 タジマモーター
タジマモーターコーポレーション(東京都)は4日、低速電気自動車「NAO2(ナオツー)」など新型車両5種を発表した。 ナオツーは観光地などでの人員輸送への活用を想定した車両で、6人乗りと8人乗りをそろえた。4輪のホイール内部にモーターを配置した「インホイールモーター方式」を採用し、平らなフロアを実現したのが特徴。バッテリーを運転席下に設置して路面からの高さを約25センチに抑え、子どもや高齢者が乗降しやすくした。袋井市内の工場で製造する。 このほかに発表した電動商用バン、ワゴンは掛川市内で、電動ミニカーは磐田市内で製造する。
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浜松の高柳さん SSクラス優勝 磐田将棋愛好クラブ大会
磐田将棋愛好クラブの第238回大会がこのほど、磐田市の市総合健康福祉会館iプラザで開かれ、56人が参加した。最強のSSクラスは浜松市の高柳丞さんが優勝し、焼津市立黒石小3年の安藤隼斗さんが準優勝した。 上位入賞者は次の通り。 SS ①高柳丞(浜松市)②安藤隼斗(焼津市)③鈴木庄三(磐田市)▽S ①清水克真(静岡市)②渥美良純(浜松市)③大橋誠(磐田市)▽A ①松尾三十四(掛川市)②前田勇(同)③斉藤正直(浜松市)▽B ①鈴木三雄(磐田市)②清水文彦(同)③大橋実(同)
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濃淡 美し水墨画 掛川で二村さんと門下生が展示会
掛川市の水墨画家二村穂心さん(80)と門下生7人の展示会「水墨画秀作展」が13日まで、同市大坂の大東図書館で開かれている。用紙やうちわに動植物などを描いた約30点を展示している。 濃淡やにじみ、かすれなどのテクニックを駆使した力作が並ぶ。紙を補強する裏打ちや額装は出品者それぞれが手がけた。画歴50年を迎えた二村さんは「同じ黒でも技法で表情が変わるのが魅力」と話す。
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記者コラム「清流」 元気を与える自然と人
5月中旬、掛川市の山間部、西山地区の「夫婦滝」を訪れた。新緑に囲まれて聞いた水の音は涼しく、自然の豊かさを感じた。 連れて行ってくれたのは同地区を盛り上げようと活動する中山敏治さん(72)。中山さんは各所に桜を植えたり空き地を広場にしたりと精力的で、登山道の整備まで行っている。 山を案内してもらう中で驚いたのは中山さんの足取りの軽さだ。足袋の健脚で段差をすいすい登り下りしていく。スニーカーの平たい底を気にしながら息を切らす私は、自分の運動不足を反省した。 「次の日のエネルギーを与えられる場所にしたい」。私は自然の輝きだけでなく、中山さんの思いと快活な姿に勇気づけられた。疲れた時には元気
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熱海干物×掛川の日本酒 東京・豊洲で伝統食発信
東京・豊洲市場に隣接する商業施設「豊洲千客万来」で飲食店「米三角」を運営する浜友E.F.(浜松市)は4日から、同店で熱海産の干物を使った新メニューを提供する。「葵天下」のブランドで知られるグループ会社、遠州山中酒造(掛川市)の日本酒との組み合わせを提案し、日本の伝統食を広く発信する。 干物屋ふじま(熱海市網代)の藤間義孝さんが手がけたキンメダイやアジ、サバ、希少なビンチョウマグロなど5種をそろえた。日本酒は県産米誉富士を使った純米吟醸酒。藤間さんが干物の製造工程で同酒造の純米吟醸酒を使用している縁があり、コラボレーションが実現した。 3日に店舗で新メニューをお披露目した。藤間さんは「仕込
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補正予算案を可決 議員発議 意見書も 掛川市議会閉会
掛川市議会6月定例会は2日、最終本会議を開き、2024年度一般会計補正予算案や緑地誤売却問題を受けて市長と副市長の給料を減額する条例案、人事案件など22件を可決、承認、同意した。 議員発議の意見書3件も可決した。刑事訴訟法の再審規定(再審法)の改正とテレビ難視聴地域の受信環境確保を国に求める。県に対しては、1981年以降に建てられた木造住宅の耐震性にも課題があるとして、県の木造住宅耐震化プロジェクト「TOUKAI(東海・倒壊)―0」の新制度創設を要望する。
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大自在(7月2日)斜め防災林
遠州灘海岸には昔から砂浜に沿う海岸林とは別に「斜め海岸林」がある。海岸線から斜め方向に内陸へと林が延びる。地上からでは分かりにくいが、グーグルマップ(航空写真)だとはっきり見える。 遠州特有の強い西風を防ぐために、100年以上をかけ地元住民が造り上げてきたという。斜め海岸林の後背地は強風や飛砂の影響を受けない。そこに作物を栽培してきた。明確に残る御前崎市から掛川市までは2010年度の県景観賞優秀賞を受けた。 内陸部に斜め海岸林を復活させようと袋井市で、静岡大の学生や地元住民らが実証研究を行っている。植栽するのは常緑広葉樹のウバメガシ。指導する同大の増沢武弘客員教授によると、海岸林の定番と
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茶況(7月1日)一茶 前年比1割安 掛川、小笠
掛川、小笠地区の二茶生産は1日までに、ほぼ終了した。両地区ともに、一茶の平均単価は前年比1割安で、掛川茶市場では過去最低を記録した。二茶はミル芽摘採と少雨が重なって収量が膨らまなかったことから、相場は底堅く推移した。 4月23日に初取引を迎えた掛川茶市場では序盤、高品質の荷が並んだが、八十八夜(5月1日)の降雨以降はコワ葉化が進み、軟調な相場展開が続いた。一茶取扱量は36万6714キロで前年比6・8%増、平均単価は11・9%減の2130円だった。 JA掛川市管内では一茶の記録的安値を受け、品質重視の二茶生産が徹底された。取引は、減産傾向が見え始めてからじり安の展開となった。6月28日時点
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祇園祭前に 獅子頭を新調 掛川・雨桜神社で清祓
掛川市垂木地区の雨桜神社と六所神社の祭礼で市無形民俗文化財に指定されている「垂木の祇園祭」(7~14日)を前に、同市上垂木の雨桜神社で1日、清祓(きよはらい)の神事が執り行われ、新調した獅子頭が披露された。以前の獅子頭に取り付けられていた紙垂(しで)から、獅子頭の交換は少なくとも江戸時代以降で初めてという。 獅子頭は祇園祭のみこし渡御で登場し、道中を清める。垂木の祇園祭保存会の榛村保会長(79)は「新しい歴史が始まる。祭礼が永久に続くことを願っている」と話した。 神社によると、現在使っているみこしの建立が1858(安政5)年で、新調前の獅子頭も同時期に制作された可能性が高い。貴重な文化財とし
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ヘラブナ釣り 永田さん(袋井)V 掛川・西大谷池で大会
第19回掛川市長杯争奪西大谷池ヘラブナ釣り大会(掛川観光協会大須賀支部など主催)が30日、同市西大渕の同池で開かれ、県内外の53人が釣果を競った。3・91キロを釣った永田浩徳さん(袋井市)が優勝した。 早朝から9時間かけてつり上げたヘラブナの総重量で順位を決めた。雨がぱらつく中、参加者は工夫して大物を狙った。 大会は池を生かして地域を盛り上げようと1987年から行っている。昨年末には大会に向けて600キロのヘラブナを放流した。 主な成績は次の通り。 ②寺田茂(浜松市)③吉田岩弘(愛知県豊橋市)▽大物賞 岩沢昌弘(磐田市)
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版画家牧野さん(静岡市葵区)に紺綬褒章伝達 掛川市に作品寄贈
掛川市は26日、木版画や版木など148点を市に寄贈して国の紺綬褒章を受けた版画家牧野宗則さん(84)=静岡市葵区=に褒状を伝達した。作品は掛川市掛川の二の丸美術館で保管・展示している。 掛川市役所で久保田崇市長が牧野さんに褒状を手渡した。牧野さんは創作の歩みを「宝探しのように夢中になった」と表現した。近隣に大日本報徳社やステンドグラス美術館がある二の丸美術館の立地に触れ「自分の作品にとって好ましい環境。この場所で皆さんに見てもらうためにつくっていたのかなと思える」と述べた。 二の丸美術館で開催中の受贈記念展「牧野宗則 木版画の世界」は7月15日まで。観覧料は一般500円、中学生以下無料。
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子どもが運動部を希望したら、週末に部員の送迎を求められ、担える環境になく困った…。【NEXT特捜隊】
新年度が始まって3カ月。日々、部活動に励んでいる中学生も多いのでは。読者の疑問に答える静岡新聞のNEXT特捜隊に、この春、子どもが公立中に入学したという保護者から「運動部に入ろうとしたら、週末に部員の送迎を求められ、担える環境にないので困ってしまった」との投稿が寄せられた。この問題をどう考えるか、読者や有識者に意見を聞いた。(生活報道部・西條朋子) 送迎「やむを得ず」の声も 投稿してくれたのは、静岡市内に住む40代の女性。年度当初に学校から配布された部活動の一覧には、希望する部の保護者会の仕事として「月1回程度、大会や練習試合で配車(自家用車での部員送迎)当番あり」とあった。女性は運転免
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掛川の空き家 市民意識を分析 京大研が中間報告
空き家対策を進める掛川市はこのほど、連携し市内の空き家の状況を分析している京都大経済研究所から、市民意識調査に関する中間報告を受けた。関口格所長ら4人が市役所を訪れ、将来空き家を所有する可能性があるとの認識を持つ人が多かったことや、高齢化する親と子の話し合いが進まない例が見受けられたことなどを久保田崇市長らに報告した。 市が5月に実施した市民意識調査では、地域での空き家の多さや困り事などを聞いた。報告を受けて久保田市長は「早めに相談に来てもらうためにはどうしたらよいか」と尋ね、研究所側は「うまくいったケースを紹介すると利活用につながる」と見解を述べた。市と同研究所は4月、データを活用した空き
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茶業功績者 2氏を表彰 県会議所、静岡で総会
静岡県茶業会議所は24日、2024年度の総会を静岡市葵区で開き、茶業功績者として松永大吾氏(71)=掛川市=と塩沢勝義氏(74)=同=を表彰した。 松永氏はJAグループ役員のほか、全国茶生産団体連合会副会長、同会議所副会頭など業界組織の要職を歴任。県内外の茶業振興に努めた。塩沢氏は、有機栽培の導入や高付加価値茶の栽培を提唱。JA静岡経済連茶業委員長などを務め、茶業の発展に尽くした。 総会では23年度の事業報告が行われ、担い手不足や輸出拡大などの課題で意見交換した。
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画業50年の軌跡たどる 木版画家牧野さん 掛川で個展
掛川市の市二の丸美術館で7月15日まで、静岡市の木版画家牧野宗則さん(84)の画業を総覧する「牧野宗則 木版画の世界 織りなす色 いのちの輝き」展(静岡新聞社・静岡放送後援)の後期展示が開かれている。 富士山や有明海を壮大に描いた代表作をはじめ、静岡市内の里山風景の初期作、版木を裁断して組み合わせた「ブロックス・アート」など50点を展示し、画業50年の軌跡をたどった。精緻な彫り、版を摺(す)り重ねた色彩の濃淡が柔らかな情感をたたえる。 牧野さんは伝統的な浮世絵版画技術を基に、作画から彫り、摺りまで一貫して1人で行い、独自の木版画表現を追求してきた。昨年3月、作品と版木などの関連資料144点を
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仕事通じて地元の魅力発見 掛川・栄川中で体験講座
掛川商工会議所青年部は25日、職業を通して掛川市の魅力を紹介する講座「未来創造プロジェクト」を同市の栄川中で行った。2年生36人が建設、飲食、デザイン広告など6班に分かれて仕事を体験した。 理美容の班では、会員の理容師、美容師が仕事の流れやカラーリング、カットの仕方を伝えた。生徒はプロが使うはけを使った染髪を体験した。美容師に関心がある岡本晄さん(13)は「髪の内側まで塗るのが難しかった。すごい技術を持っていると感じた」と話した。生徒は実技の後、職業選択の条件や地元での就職について討論した。 同青年部は11月にも同プロジェクトを予定し、生徒が思い描く仕事を地域課題の解決につなげる方法を探る出
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御殿場市「住みよさ」静岡県内1位 東洋経済ランキング 全国順位上げ70位
御殿場市は25日までに、全国の市と特別区を対象とした「住みよさランキング」で同市が812市区中70位に入ったと発表した。昨年の83位から順位を上げ、県内では5年連続で1位となった。 ランキングは東洋経済新報社が公表した。安心度、利便度、快適度、富裕度の各指標について50を平均とした偏差値を算出し、平均値を総合評価として順位付けする。同市は産業関係の指標を基にした利便度(全国41位)、財政力などで測る富裕度(同29位)が特に高く、総合評価偏差値は52・26となった。 同市は、健全な財政基盤を維持した中で市民生活の支援と地域経済対策を積極的に推進したことが結果に結びついたと分析した。 県
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低山×ひとっ風呂 自然と絶景 夏ハイク 静岡県西部編【しずおかアウトドアファン】
本格的な夏の到来を控えた時季。身近な低山に登って景色を楽しんだら、下山後は温泉に漬かって汗を流したい。今回は県西部でハイカーに親しまれている標高千メートル以下の三つの山を選び、トレッキングコースと周辺の入浴スポットを巡った。 ■粟ケ岳(掛川市)⇒倉真温泉 茶畑縫うように進む 新東名高速道を走っていると、目に飛び込んでくる山腹の巨大な「茶」の文字。掛川市の粟ケ岳(標高532メートル)のシンボルで、多くの人に親しまれている。 地場産品などを販売する麓の休憩所「東山いっぷく処」そばに車を止めて出発。同所の壁には登頂回数を記録した木札がかかり、中には2千回超えの人も。茶畑を縫う
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松本サリン事件で犠牲 掛川の遺族の30年「ただ年月過ぎただけ」 母の揺らいだ生活、続く悲しみ
1994年に長野県松本市で発生し、掛川市出身の会社員の男性=当時(23)=ら8人が犠牲になった松本サリン事件は27日、発生から30年を迎える。「ただ年月が過ぎただけ。節目としては捉えられない」。母(82)は淡々と受け止めた。区切りを感じたことはないが、毎年6月27日が近づくと気持ちが沈むという。理不尽な凶行で次男を失った悲しみと苦しみは続いている。 男性の危篤を伝える電話が鳴ったのは94年6月28日午前4時15分。混乱しながら現地に向かう支度を始めた。5分後、再び電話が鳴り、息を引き取ったことを知らされた。「最初の電話の時、既に亡くなっていたのかもしれない。『心の準備をしておくように』とい
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素掘りトンネルの適切な保全を要望 掛川市に山歩きグループ
掛川市の山歩き愛好家グループ「掛川遊歩会」は25日、同市上張地区の素掘りトンネルの保全に関する要望書を掛川市に提出した。遠州と信州を結ぶ「塩の道」の一部を構成する貴重な歴史資産として、適切な保全を求めた。 同会の鈴木久裕代表ら5人が市役所を訪れ、久保田崇市長に要望書を手渡した。トンネルは延長約40メートルで、周辺では砂利の採取事業が進行中。鈴木代表は、今後に想定される開発事業が進めば取り壊される懸念があると指摘し「江戸時代には存在していた貴重なトンネル。当時の雰囲気を残してほしい」と要望した。 久保田市長は「トンネルの文化的な価値がどのくらいあるか見極めないといけない」と応じた。
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優雅な調べ 息の合った演奏披露 掛川市民オーケストラ定演
掛川市民オーケストラは23日、第22回定期演奏会(静岡新聞社・静岡放送後援)を同市の市生涯学習センターで開いた。団員ら約60人が息の合った演奏を披露した。 客演指揮には元NHK交響楽団の首席オーボエ奏者茂木大輔さんを招いた。同市出身のピアニスト今田篤さんも参加し、シューマンの「マンフレッド序曲」や交響曲第3番「ライン」などを演奏した。聴衆は優雅な調べに魅了された。
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視覚障害者 自力で1票 投票補助具 掛川など導入 困難解消 充実感も
目が不自由でも投票を諦めないように-。視覚障害者のサポートを行っている日本点字図書館(東京都新宿区)は、投票用紙の記入部分が手触りなどで分かるようにした補助具の販売を始めた。7月7日投開票の東京都知事選で一部自治体が導入する予定。投票時の困難が解消され、自力で記名できるため「1票を投じた」という充実感にもつながりそうだ。 補助具はプラスチック製ファイルで、投票用紙を挟み込む。候補者の名前や政党名を記入する部分がくりぬかれており、全盲の人でも表面を触ると位置を確認できる。 また弱視の人が分かりやすいように、記入部分を黒く縁取るなどして、際立たせた。 1枚250~390円(税別、購入枚数に
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濃淡工夫 植物や富士山描く 掛川で水墨画展
掛川市の水墨画愛好グループ「淡墨の会」の作品展が7月18日まで、同市満水の多目的施設「たまりーな」で開かれている。72~90歳の会員8人が18点を出品した。 生命力があふれる竹や藤の花、軽やかに舞う鶴などを独自の構図で描いた。富士山や滝を題材にした山水画も並ぶ。天野智啓会長は「濃淡の工夫でさまざまな表現ができるのが水墨画の魅力」と話した。
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掛川の書道教室 100年記念し展示会
掛川市西大渕の書道教室「淵皷塾(えんこじゅく)」の開塾100周年記念展が30日まで、同市西大渕の大須賀図書館で開かれている。6人の指導者らの作品や塾の歩みをまとめた年表、写真などを展示している。 同塾は1924年に開業し、地域の子どもたちを中心に教えてきた。指導者が臨書、行書などでしたためた軸や色紙16点が並ぶ。三熊野神社の神社名を刻んだ柱「社標」や地元菓子店ののれんを手がけたことなども写真で紹介している。3代目の松本玉葉塾長(62)は「技術だけでなく礼儀も伝えてきた。何代も続いて生徒になってくれた例もある。字を書くという大切な文化を守っていきたい」と話した。
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災害時の遺体安置で連携協定 掛川市とセレモニーホール大浜
掛川市と同市大坂の葬儀場「セレモニーホール大浜」は24日、大規模災害時に遺体の収容と安置、資機材の提供などで協力する連携協定を締結した。式場施設で一時的に帰宅困難者も受け入れるほか、平常時には合同で防災訓練も行う。 久保田崇市長と鈴木晶彦社長が市役所で協定書を交わした。久保田市長は「協力はありがたく、心強い」と謝辞を述べた。鈴木社長は2021年7月に熱海市伊豆山で発生した土石流災害の被災地で活動した経験に触れ「避難所と遺体安置所は別々の場所が望ましい」と意義を強調した。 遺体収容などに関する掛川市との協定は全日本冠婚葬祭互助協会、イズモに次いで3例目。
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道の駅で取り締まり 改造車に反則告知 袋井、掛川署
袋井、掛川両署と静岡県警交通機動隊はこのほど、掛川市八坂の「道の駅掛川」で実施した不正改造車の取り締まりの結果を発表した。反則告知したのは整備不良を含む2件だった。 25人体制で午後5時から約5時間にわたり、約20台を検査した。オートバイの消音器を外していた整備不良と、免許不携帯を反則告知した。 掛川署によると、道の駅掛川では週末の深夜を中心に改造車が騒音運転などの迷惑行為を繰り返し、利用者や近隣住民から取り締まりの要望や苦情が寄せられていたという。袋井署管内でも同様の迷惑行為に関する情報があった。今後も取り締まりを継続する。
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色鮮やかな影絵 親子600人を魅了 掛川
掛川市のねむの木学園は22日、劇団角笛(東京都)による影絵劇「角笛シルエット劇場」(静岡新聞社・静岡放送後援)を同市生涯学習センターで開いた。 「すてきな3にんぐみ」と「つのぶえのうた」を上演。色鮮やかな背景に、動物らの影が動き回る様子に親子約600人が見入った。 公演は子どもたちの健やかな成長を願い、長年行っている。
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「ふじのくに防災士」3000人超に 静岡県が養成、認証 団体での活動拡大
地域の防災リーダーとしての活動が期待されている「ふじのくに防災士」の認証数が、2010年度の制度開始から23年度末までに3千人を超えた。学んだ知識を生かし、自主防災組織や防災の各種活動などで活躍する人がいる一方で、活動方法が分からないなどの悩みを抱える人も多い。浜松市や菊川市などでは市町単位でふじのくに防災士がグループをつくり、活動を展開する例が広がりを見せている。 防災人材の育成は阪神大震災後の1996年度に全国に先駆けて始まった。一時中断したが、2005年度に再開し、10年度に認証制度を導入した。毎年度150~200人程度が受講している。23年度末までに3631人が講座を受け、要件
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掛川市消防本部 静岡県救助技術大会引き揚げ部門、30年ぶり優勝 市長に報告
静岡県消防救助技術大会の引き揚げ救助部門で優勝した掛川市消防本部の救助隊が20日、市役所で久保田崇市長に結果を報告した。同部門での優勝は1994年以来、30年ぶり。県代表として7月18日に千葉県で開かれる関東大会に出場する。 引き揚げ救助は地下への転落事故を想定して要救助者を救出する内容。5人一組で出場し、確実性と所要時間を競う。市瀬成吾士長(29)らメンバー5人と須和部嘉浩救助隊長(40)が久保田市長に「向上心を持って訓練に臨めた」「訓練を市民の安心安全につなげる」などと報告した。 同部門の過去の成績は2022年が3位、23年は2位。久保田市長は「日頃の鍛錬のたまもの。心強く感じている
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詐欺防止 西郷郵便局に感謝状 掛川署 職員2人にも
掛川署は19日、特殊詐欺被害防止に貢献したとして、西郷郵便局(掛川市上西郷)と職員の金原伸恭課長(41)、内村智美さん(40)に感謝状を贈った。 内村さんは5月28日、大雨が降る中、閉局間際に訪れ300万円を引き出そうとした80代男性を不審に思い声をかけた。男性が「息子が会社でトラブルになり出金したい」などと話したため詐欺を疑い、金原課長に相談。金原課長が通報した。 金原課長は「財産をお守りできてよかった」と胸をなで下ろした。内村さんは「課長らと連携して、迅速で冷静に対応できた」と振り返った。鈴木康弘署長は「被害の受理件数が増えている。引き続き声をかけてほしい」と感謝した。
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静岡空港新駅 対話の扉開くか 県要望30年超 リニア交渉術?JR社長一転柔軟姿勢
水問題解決前の協議 慎重論も 4代の知事が30年以上にわたって整備を求めてきた静岡空港の東海道新幹線新駅構想がついに動き出すのか、県内関係者の注目度が高まっている。鈴木康友知事と5日に初対面したJR東海の丹羽俊介社長が「考えを受け止めながら対話する」と柔軟姿勢に転じたためだ。ただ、大井川流域にはリニア中央新幹線工事に伴う環境問題解決の交渉材料にされるのではとの警戒感も強く、協議の開始は容易でないとの見方もある。 「ミカン箱みたいな駅なんて造れるわけがない」 JRの山田佳臣社長(在任2010~14年)は13年12月の定例記者会見で県の新駅構想をこき下ろした。その後の柘植康英社長(14~18
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中高連携で防災訓練 横須賀高と大須賀中 災害時の即戦力に
掛川市の横須賀高と近隣の大須賀中は20日、南海トラフ地震の発生を想定した合同防災訓練を横須賀高で行った。中高連携で取り組む恒例行事。両校の生徒約300人が協力して、避難所運営や負傷者の応急処置などを実践した。 8グループに分かれて、間仕切りや仮設トイレの設置に汗を流した。こつが要る簡易テントの設営と収納では、高校生が中学生に手順や配置をアドバイスする姿が見られた。市の高校生ドローン防災航空隊のメンバーは、小型無人機の操縦を実演した。 地区や学校は、生徒を地域防災力の強化に向けた即戦力と位置付けて定期的に訓練を実施している。地区代表の住民も参加し、避難所運営の流れを確認した。
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磐田の宇藤さん優勝 日将連浜北支部大会
日本将棋連盟浜北支部の6月大会がこのほど、浜松市浜名区のサンライフ浜北で開かれた。85人が参加し、最強のSクラスで磐田市の宇藤敬行さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 S ①宇藤敬行(磐田市)②鈴木雄也(静岡市葵区)③榛葉大樹(中央区)④内山透(同)⑤安藤隼斗(焼津市)▽A ①赤松竜也(天竜区)②稲場理(浜名区)③渡辺伸五(同)④渥美孝太郎(同)⑤池谷芳久(中央区)▽B ①渥美良純(浜名区)②斉藤裕二(同)③大庭悦治(磐田市)④村松清(中央区)⑤尾藤菊一(同)▽C ①佐藤粋聖(中央区)②斉藤正直(同)③松浦達雄(掛川市)④中村敏男(中央区)⑤芝田信照(袋井市)▽D ①竹内康高(中央区)②
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大阪府警名乗る男に110万円詐取被害 掛川の20代男性
掛川市の20代男性会社員が19日までに、警察官を名乗る男に現金110万円をだまし取られたと掛川署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。 同署によると、18日午後4時ごろ、男性のスマートフォンに大阪府警を名乗る男から「逮捕した詐欺グループを家宅捜索したらあなたの口座のキャッシュカードが出てきた」「口座がマネーロンダリング(資金洗浄)に使われ、共犯者とされている」などと電話があった。その後LINE(ライン)で男性の名前の入った逮捕状のような画像を見せられ、身の潔白を証明するための調査名目で現金を相手の指定する口座に振り込んだという。男性が不審に思って届けた。
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アジサイ咲き誇り 各地で見頃 せせらぎ耳に庭園散策 掛川・下西郷の龍尾神社
掛川市下西郷の龍尾神社でアジサイが見頃を迎えている。約7000平方メートルの庭園に、ピンクや青など色とりどりの1000株が咲き誇る。 ガクアジサイやスミダノハナビなど6種類ほどが並ぶ。今春植えたアナベル20株も純白の花を咲かせている。庭園には遊歩道があり、川のせせらぎを聞きながら鑑賞できる。 7月初旬ごろまで楽しめそう。入園料は500円で、小学生以下は無料。
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浜松国際ピアノコンクール 出場者94人を承認 実行委
浜松市中央区のアクトシティ浜松で11月に行われる第12回浜松国際ピアノコンクールの実行委員会(会長・中野祐介市長)は18日、同所で会合を開き、予備審査を通過した94人の出場者を承認した。予備審査への応募は638人と過去最多だった。 予備審査は5月下旬に都内で行われ、小川典子審査委員長らが審査した。通過者の国籍は掛川市出身の佐藤元洋さんら日本をはじめ、韓国、中国、ロシアなど25カ国1地域。男性77人、女性17人で平均年齢は24・16歳。実行委は11月4日のオープニングコンサートや9~24日の予選と本選、25日の入賞者披露演奏会のチケット発売計画も決めた。通し券は7月14日から、各日の単券は同2
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「旅するチョウ」待ってるよ 掛川大坂小3年生、フジバカマ植栽
掛川市大坂の大坂小3年生約60人は17日、旅するチョウとして知られる「アサギマダラ」を呼ぼうと、フジバカマの苗35本を同校の花壇に植えた。理科の授業の一環で、飛来したアサギマダラの生態を観察する予定。 児童はグループに分かれて地域のボランティア3人の手ほどきを受けながら、スコップで穴を掘り苗を植えた。荒木啓至さん(8)は「穴を掘ったのが楽しかった。チョウが来るのが楽しみ」と話した。 2023年から地域住民の発案で始めた。苗はボランティアが用意し、学校近くの居沼池のフジバカマを株分けした。苗は子どもたちが管理する。
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静岡ブルーレヴズ 小中生対象に仏名門とキャンプ
静岡ブルーレヴズは8月20日から3日間、ラグビーフランス1部リーグ「トップ14」所属で、今季欧州王者のスタッド・トゥールーザンと合同の小中学生向けキャンプを掛川市のつま恋リゾート彩の郷で開催します。 フランス代表経験のあるSOロマン・ヌタマックの父エミール氏を含むアカデミーコーチと、レヴズのアカデミーコーチが共に指導にあたります。ここでしか受けられない特別なスキルアップの機会となっています。6月23日までの申し込みで早期割引が適用されます。詳細、申し込みはレヴズ公式ウェブサイトへ。
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小中校 太陽光発電 新設時の売電検討 掛川市
掛川市の赤堀純久協働環境部長は18日の市議会6月定例会一般質問で、新たに小中学校に太陽光発電設備を設置する場合、売電や蓄電など電力の有効活用を検討する考えを示した。官民出資で設立した地域新電力会社「かけがわ報徳パワー」への売電を想定する。鈴木久裕氏(共に創る掛川)への答弁。 市は体育館などに大型の太陽光発電設備を設置し、かけがわ報徳パワーを経由して他施設に余剰電力を供給する計画を進めている。市環境政策課によると、既に小中学校に設置した設備は小規模で外部送電に対応していないため、売電は困難。今後、学校再編に伴う再整備の機会などを捉えて、自家消費以外の活用法を探るとしている。
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松本亀次郎の動画更新 掛川工高生がプログラミング
掛川市大坂の大東図書館内にある松本亀次郎記念館が、中国人留学生の教育に尽力した松本亀次郎の功績を動画で紹介するシステムを更新した。プログラミングを担ったのは掛川工高情報技術科の歴代生徒。市はこのほど、記念館で式典を開いて新たな動画を公開し、同校に感謝状を贈った。 タブレットで指定した動画をモニターで再生する仕組みで、松本亀次郎の生涯を追った動画を視聴できる。更新に合わせて、教え子の魯迅と周恩来の足跡をたどる映像を追加した。 操作性や全体のバランスにこだわって仕上げた。制作を主導した3年原田煌埼[こうき]さん(17)は「郷土の偉人を学ぶ機会になった。多くの人に松本亀次郎のことを知ってほしい」と
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原谷村の成り立ち 背景は 掛川 学芸員ら 対談形式で解説
掛川市原谷地区の郷土史を学ぶ住民グループ「原谷史学習会」は16日、同市編入以前の原谷村の成り立ちに関する歴史講演会を地元の原谷地域生涯学習センターで開いた。同グループの佐藤収一さんと市学芸員の南隆哲さんが対談形式で歴史の背景を解説した。 江戸時代に掛川藩領と横須賀藩領、旗本領が混在していた原谷地区は、明治の市制・町村制の制定に伴って区域や村名、役場の位置などの枠組みづくりが始まった。南さんは徴税や戸籍の事務処理を例に挙げ「近代の負担に耐えうる新町村をつくるのが明治政府の狙いだった」と説明した。 佐藤さんは、重要な決定を20代が主導したことに触れ「明治の学校教育を受けた若者が中心だった」と紹介
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掛川東中校区に一貫校2校 小中再編事業、教育長答弁
掛川市と市教委が市内全9中学校の各校区に小中一貫校を整備する再編事業で、佐藤嘉晃教育長は17日、掛川東中校区に2校の小中一貫校を配置するのが望ましいとの考えを示した。校区の児童と生徒を合わせると約2千人の過大規模校になるため、校区の区割りを検討する。市議会6月定例会で、嶺岡慎悟氏(新しい風)の一般質問に答えた。 掛川駅北側にある東中は、住宅街が広がり子どもの数が多い駅南一帯も校区に含む。佐藤教育長は、過大規模校は運営面で支障が発生するとした上で「駅南地域に1校を整備することが適正配置の観点から見ても妥当」と述べた。 先行して再編事業に着手した原野谷中校区については、検討の遅れを明らかにし
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有印私文書偽造・同行使の疑い 男を逮捕 牧之原署
牧之原署は15日、有印私文書偽造・同行使の疑いで牧之原市大江、無職の男(30)を逮捕した。逮捕容疑は13日ごろ、牧之原市の自宅で、偽造した書類1通を掛川市の男性会社員(30)に提出して行使した疑い。
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中村砦跡散策、地元の歴史学ぶ 市職員が講師、掛川中小5年生
掛川市の中地区まちづくり協議会はこのほど、市立中小の5年生を対象に、徳川家康が武田方の高天神城を攻略するために築いた「中村砦(とりで)」の成り立ちを伝える講座を開いた。参加した児童17人は学校近くの中村砦跡を歩き、地元の歴史を学んだ。 市職員が講師を務め、2カ所の物見台から四方を見張っていたことや、周辺に川があり物資集散の拠点になっていたことなどを説明した。中村砦城山保全会も活動を紹介した。児童は住民の案内で砦跡の上まで登り、眺めを確認した。山本芭菜さん(10)は「思ったより高かった。橋や海が見えた」と話した。 同協議会の松下隆会長(71)は「地元の良さは実際に触れないと分からないことも
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農業経営、コンサルは大学生 静岡県農業法人協会×県立大連携15年
静岡県農業法人協会と県立大生が連携し、農産物のマーケティング戦略を考える「アグリビジネスコンサルティング(ABC)事業」の本年度初会合が6月上旬、静岡市駿河区の同大で開かれた。2009年に発足して今年で15年。近年はSNSやインターネットを使った販促を依頼する法人が増え、学生は若い感性を武器に、新たな戦略の提案に知恵を絞る。 ABC事業では、県内の農業法人が同大経営情報学部の岩崎邦彦教授(農業経済学)のゼミ生にコンサルタントを依頼。各法人の課題に関する打ち合わせを重ね、6次産業化やインターネット販売など販路開拓の方策を練る。 これまでに約40法人が相談を寄せ、延べ65件のコンサルタントを
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自動車の魅力 中高生に発信 掛川工高で展示会
掛川市の掛川工高で15日、中学生対象のオープンスクールに合わせた自動車展示会が開かれた。静岡工科自動車大学校と静岡県内のディーラー5社がブースを構えて、中高生に車の魅力を伝えた。 人手不足感が強まる自動車整備士の育成が狙い。キャンピングカーやスポーツカー、先端技術を採用した電気自動車などが並んだ。大学校の学生が手がけたカスタムカーも展示され、生徒の関心を集めた。
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静岡県の少子化速度1.39 全国上回る 18~22年出生率 全市町で低下
厚生労働省がまとめた2018~22年の市区町村別合計特殊出生率によると、静岡県内で最も高かったのは長泉町の1.67、最も低かったのは熱海市の1.06だった。全35市町が前回(13~17年)を下回った。県全体は1.39。前回から0.15ポイント低下し、0.10ポイント減の1.33となった全国を上回るペースで少子化が進行している実態が浮かんだ。 合計特殊出生率は女性1人が生涯に産む子どもの推定人数で、毎年の人口動態統計などを基に5年間の平均値を推定した。浜松市は今年1月の行政区再編前の区が対象。 長泉町に次いで2番目に高かったのは菊川市の1・58。浜松市東区と袋井市がともに1・56、御殿場市
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掛川市、部活動の地域移行 市内企業から運営費募る 教育長答弁
掛川市の佐藤嘉晃教育長は14日の市議会6月定例会で、中学校部活動の地域移行に伴う保護者負担の軽減策として、市内企業の広告収入を活用する考えを示した。協賛企業から活動場所や用具の提供を受けたり、練習着に企業名を入れたりして運営費の一部を賄う。富田まゆみ氏(共に創る掛川)の一般質問に答えた。 市教委によると、部活動の受け皿になる地域クラブと市内企業をつなぐコーディネーターを配置した。4月に発足した大東・大須賀地区のサッカークラブではスポンサー獲得に向けた調整が大詰めを迎えていて、ユニホームなど各種ウエアで支援を受けられる見通しになったという。 市と市教委は2026年夏までに部活動を全廃し、地域ク
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動植物の精密画を展示 掛川花鳥園 教室も開催
掛川市南西郷の掛川花鳥園で30日まで、画家加古川利彦さんが植物の姿を精密に描いたボタニカルアート展が開かれている。会期中の16~21日には加古川さんが来園し、アート教室と実演を展開する。 展示会のタイトルは「植物と動物と」。ボタニカルアートの手法で描いたアオバズクやカワセミなどの動物画も併せて展示され、生き生きとした描写が来場者を楽しませている。
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緑と白のコントラスト鮮やか ハンゲショウ見頃 掛川市倉真
掛川市倉真の温泉旅館「真砂館」で、夏至に向けて葉が白くなるハンゲショウ(半夏生)が見頃を迎えた。7月10日ごろまで、緑と白の鮮やかなコントラストを楽しめる。 ハンゲショウはドクダミ科の植物。約30年前に植栽され、現在は敷地内の4カ所に群生している。今年は気候の影響で例年よりも1週間ほど色づくのが早いという。女将(おかみ)の染葉広美さん(67)は「季節を感じてもらいたい。日陰に穏やかに生えている様子を写真に収めてほしい」と話した。 真砂館では鉢植えのハスも開花した。色とりどりの250鉢が庭園に並び、8月初旬ごろまで見頃だという。花の観賞は宿泊客でなくても可能。
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リース商品 積極提案 ダイレクトワン社長/安斎善毅【サンフロント21懇話会~熱き地域人】
-新型コロナウイルス5類移行後の事業環境は。 「リベンジ消費拡大などで個人の資金ニーズが高まっている。法人は設備投資の意欲が回復している。主力事業のコンシューマーファイナンスやリースの追い風になっている」 -今後の戦略は。 「県東部回帰を掲げ法人部門を強化する親会社のスルガ銀行と足並みをそろえる。法人顧客の課題を解決するツールとして、機械設備や車両などのリース商品を積極的に提案したい。銀行の顧客ではないサプライヤーへの営業も強化する」 -地域貢献への思いは。 「需要にスピード感をもって応え、多くのお客さまにサービスを利用していただく。スルガ銀行グループの企業理念『あってよかった、
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ワクワク、快適な施設提案 松山拓也さん(アウトドアプロデューサー・磐田市)㊦【達人は語る】
長年のキャンプ経験などを生かし、初心者向けのアウトドア講座などを始動させたアウトドアプロデューサーの松山拓也さん(51)=磐田市=。新たなチャレンジとしてキャンプ場のプロデュースにも挑戦した。 ◇ 掛川市での「アウトドアの学校」の取り組みをきっかけに、市内で閉鎖中だった明ケ島キャンプ場の再生に携わることになりました。市中心部から遠く、携帯電話の電波も届かない不便さを逆に魅力と捉え、「STUDY TO BE QUIET(穏やかなることを学ぶ)」をコンセプトに据えました。静かなサイトで美しい渓流や満天の星を楽しむことを重視して整備し、県外からも取材が来るなど反響がありました。
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掛川の70代女性 カード詐取被害
掛川市の70代無職女性が11日までに、銀行協会の職員を名乗る男らにキャッシュカード5枚をだまし取られたと掛川署に届けた。口座からは現金が引き出されていた。同署が特殊詐欺事件として調べている。 同署によると7日、女性宅に家電量販店や銀行職員を名乗る人物から「カードを使おうとした者がいる」「確認するのでカードを封筒に入れて保管してほしい」などと電話があった。その後、女性宅を訪れた銀行職員を名乗る男にカードを入れた封筒をすり替えられてだまし取られたという。
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三木(浜松いわた信用金庫、掛川市)らSランク 全日本スキー連盟強化指定選手
全日本スキー連盟は11日、2024~25年シーズンの強化指定選手を発表し、最高のSランクにジャンプ男子で2022年北京冬季五輪金メダルの小林陵侑(チームROY)や同女子の伊藤有希(土屋ホーム)、スノーボード男子ハーフパイプで北京五輪覇者の平野歩夢(TOKIOインカラミ)らが名を連ねた。 他にノルディック複合女子の葛西春香(早大)や、スノーボードで男子ハーフパイプ(HP)の平野流佳(INPEX)戸塚優斗(ヨネックス)、女子HPの小野光希(バートン)、女子アルペン種目の三木つばき(浜松いわた信用金庫、掛川市)らが入った。
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死亡事故現場診断「街灯設置して」「上り坂、ハイビーム積極PRを」 掛川署
掛川署はこのほど、掛川市高御所で4月25日に発生した交通死亡事故の現場診断を行った。地元の住民代表や地域交通安全活動推進委員ら約30人が参加し、現場の状況を確認して再発防止策を話し合った。 現場は緩やかな勾配がある片側1車線の直線道路。直進の軽乗用車と路上にいた男性が衝突し、男性が死亡した。参加者からは事故が夜間の発生だったことを踏まえて、街灯の設置を求める声が目立った。「上り坂になっていてロービームでは視界が悪い。暗い道ではハイビームを積極的に活用してもらうPRが必要」との意見もあった。 同署管内では2024年に入って3件の交通死亡事故が発生している。23年はゼロだった。
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時の記念日「時間の大切さ感じて」 掛川、報刻太鼓 園児ら鳴らす
時の記念日(6月10日)に合わせて、掛川観光協会掛川支部は10日、同市掛川の掛川城御殿で「報刻の大太鼓」の打ち鳴らし会を行った。1957年から続く恒例行事。約100人が参加し、正午に合わせて迫力ある音を響かせた。 地元の園児や観光関係者らはばちを振り下ろして、力いっぱい太鼓を打った。忍者や武将に扮(ふん)した観光ボランティア「掛川城戦国おもてなし隊」が手助けした。同支部の担当者は「子どもたちに時間を大切にしてほしい。全国的にも珍しいイベントで続けていきたい」と話した。 報刻の大太鼓は1855年8月、掛川藩主だった太田資功が城下に時刻を知らせる目的で製作したとされる。明治中頃までは時報とし
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支部長「遅くとも総裁選までに」 自民静岡3区、支部長人事協議 市町支部に意見聴取へ
自民党衆院静岡3区支部は9日、袋井市内で幹事会を開き、宮沢博行元衆院議員の議員辞職・離党で空席になっている支部長人事を協議した。各市町支部から今後、どんな人物が望ましいかなどを意見聴取すると決めた。3区支部幹事長の江間治人県議は「遅くとも9月の党総裁選までには決めたい」との意向を示した。 市町支部には今月21日までに、ふさわしい人物像や支部長選任の手続きなどについての意見を文書で提出するよう求めた。江間県議は意見聴取後の人事に関するスケジュールは未定とし、「次期衆院選が近づく中で早く決めたいとの声もあったが、(党公認候補として)長く応援できる人材を探したい。拙速に決める考えはない」と強調し
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「もったいない」日に合わせ啓発イベント 掛川市など ごみ減量へ
掛川市と複数の環境活動団体でつくる「掛川市エコ・ネットワーキング」は9日、市の「もったいないを考える日」に合わせて、ごみ減量の啓発イベントを同市内の商業施設で行った。 市は4月に施行したカーボンニュートラル推進条例で、毎月9日を「もったいないを考える日」と定める。市職員らは買い物客に生ごみ処理機の使い方を説明し、購入補助制度を紹介した。「考える日」の周知へのぼり旗も掲げた。 市によると、燃えるごみのうち生ごみが4分の1を占めているという。担当者は「ごみ減量の意識を高めてほしい」と話した。
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【部活動改革】休日地域移行13市町試行 国の推進期間2年目 指導者確保にハードル 静岡新聞社調査
少子化による体験格差の解消や教員の働き方改革を目的に公立中学の部活動を地域団体などに委ねる「地域移行」は本年度、国が休日の移行の環境整備を促す「改革推進期間」の2年目に入った。静岡県内で、休日の地域移行を試行中の学校があるのは13市町で2023年度より10市町増えたことが、静岡新聞社が23年に続き県内全35市町に実施したアンケートで分かった。移行の目標時期を明確にして取り組みを模索する自治体がある一方、過疎化が深刻な市町は指導や運営に関わる人材確保などのハードルが高く、計画を立てにくい実情も浮かび上がった。 国の改革推進期間は25年度までの3年間。県教委はこの間に、関係者による協議会設置な
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【第4章】半割れ発生(後編)⑧ 軟弱地盤で住宅倒壊 過疎地 企業が捜索支援【東海さん一家の防災日記 南海トラフ地震に備える/いのち守る・防災しずおか】
四国沖でマグニチュード(M)8.0の大地震が起き、気象庁が後発地震への警戒を呼びかける南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)を発表してから約1年半が経過した。津波浸水想定区域に住む要配慮者らに事前避難が呼びかけられた「地震発生から1週間」はとうに過ぎ、市民が自宅での通常生活に戻った中、「その日」は突然訪れた。 最大震度7の本震の後も震度5強以上の余震が続き、道路網の被害が拡大していた。人命救助や物資輸送の生命線となるべき道路には割れ目や段差が生じ、自動車の通行を妨げている。 発災から5日目、東海遠州さん(38)は勤務先である運送会社の本社まで愛用のマウンテンバイクで往来していた。自宅の
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文化芸術身近に 多彩な授業 SPAC「おやこ小学校」 開校 静岡 鬼ごっこで演劇体感
小学生の親子を対象としたアートプロジェクト「すぱっくおやこ小学校」(県主催)が8日、静岡市駿河区の静岡芸術劇場で開校した。親子で文化芸術に触れる機会を増やしてもらおうと3年目。静岡市のほか、長泉町と浜松市の3会場で7月末まで、県舞台芸術センター(SPAC)俳優や地域で活躍する専門家たちが多彩な授業を展開する。 静岡会場の1時間目は、SPAC俳優で掛川市を拠点に農業や狩猟に取り組む山崎皓司さん(41)が先生役として国語と体育を合わせた授業をした。初日は県内外から16組33人の親子が参加し、舞台で鬼に扮(ふん)した山崎さんから逃げる鬼ごっこや、サイズや重さが変わったボールを想像しながら投げ合うエ
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「絵を描く仲間たち」の力作一堂に 掛川で展示
掛川市の掛川水彩画クラブと元会員でつくる「絵を描く仲間たち」の作品展が11日まで、同市御所原の市生涯学習センターで開かれている。 70~80代の11人が、水彩画を中心にペン画やデジタルアートなど約30点を出品した。掛川駅北口や大池公園のあずまやなど市内の身近な景色を切り取った風景画のほか、花や愛猫に焦点を当てた力作も並び、来場者の関心を集めている。
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東名・菅ケ谷高架橋 床版取り換え工事を公開 中日本高速道路
中日本高速道路は6日、東名高速道掛川インターチェンジ(IC)—袋井IC間の菅ケ谷高架橋(袋井市国本)で進めているコンクリート床版(高速道路の床面)の取り換え工事の様子を、報道陣に公開した。2015年度に着手した高速道路リニューアルプロジェクトの一環。 同高架橋は全長約270メートル。開通から55年を経て老朽化した舗装路面下の厚さ床版(約20センチ)を、耐久性が高い新しい床版に交換する。1日に3万台超の車両が走行する交通量の多い区間のため、工事では床版を分割して交換する工法を県内で初めて採用した。片側2車線の車線数を極力確保し、交通への影響を最小限に抑える。同区間の工事は202
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職場の課題改善 活動成果を発表 QCサークル静岡地区
職場の課題解決にチームで取り組むQC(クオリティー・コントロール=品質管理)サークル静岡地区の事例発表会がこのほど、静岡市駿河区のグランシップで開かれた。製造、事務・販売・サービスの各部門で、県内企業の17チームが業務効率化や機械トラブル解消などの活動成果を紹介した。 製造部門で最高賞の地区長賞に輝いたキャタラー(掛川市)のソルジャー2サークルは金型整備作業における飛来、落下、激突などの危険を洗い出し、職場環境の改善に取り組んだ。トヨタ自動車東富士研究所(裾野市)のバンドギャップサークルは、次世代太陽電池の開発に必要な評価用の「ミニ太陽電池」を効率的に増産する仕組みを考案。微細なごみが付着
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SNS型投資詐欺で150万円被害 掛川の50代男性
掛川市の50代の会社役員男性が6日、交流サイト(SNS)を通じて知り合った人物に仮想通貨への投資目的で現金約150万円をだまし取られたと掛川署に届けた。同署はSNS型投資詐欺事件として調べている。 同署によると、男性は3月下旬、仮想通貨への投資を勧誘された。5月上旬から中旬までの間、4回にわたり指定されたアドレスに送金したという。通貨を現金化しようとしたところ、高額な手数料を請求されたため不審に思い、同署に相談した。
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掛川市議会が開会 15議案上程
掛川市議会6月定例会は6日開会し、会期を7月2日までの27日間と決めた後、2024年度一般会計に10億6千万円を追加する補正予算案など15議案を上程した。一般質問は14、17、18の各日に行う。 補正予算案は、定額減税補足給付金事業費9億7千万円を含む。エアコンと冷蔵庫、冷凍庫の購入者に一律2万円を支給する省エネルギー家電購入費補助金3300万円など市独自の事業費も盛り込んだ。
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交通安全に尽力 功労者を表彰 掛川地区安全運転管理協会
掛川市の掛川地区安全運転管理協会はこのほど、同市内で2024年度の総会を開き、交通安全の功労者らに表彰状を伝達した。 主な受賞者は次の通り。 【県警本部長・県安全運転管理協会長連名表彰】優良安全運転管理者 岡田広行(三光合成静岡工場)伊藤薫(フジクラ・コミュニケーションズ)▽優良事業所 トーエネック掛川営業所、中部電気保安協会掛川営業所▽優良運転者 桑原志げ子(コプレック)織部研二(積水ハウス静岡工場)
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浅井さん(磐田)特選 掛川で三熊野神社大祭写真展
掛川市の三熊野神社大祭を題材にした「第27回おまつり写真コンテスト」(掛川観光協会大須賀支部、静岡新聞社・静岡放送主催)の作品展示が30日まで、同市西大渕のプラザ大須賀で開かれている。応募のあった全344点を展示している。 特選は磐田市の浅井貴章さんで、鳥居と祢里(ねり)と呼ばれる山車を撮影し、バランスの良さが評価された。準特選は愛知県津島市の村松義喜さんと同県岡崎市の秋屋実さんだった。 このほかの県内受賞者は次の通り。 観光協会大須賀支部会長賞 小松原清(浜松市)▽静岡新聞社・静岡放送賞 間遠洋一(森町)▽掛川みなみ商工会長賞 尾崎道子(藤枝市)▽遠州横須賀倶楽部城代賞 青野ひとみ(掛川市
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野外活動の基礎「学校」で伝授 松山拓也さん(アウトドアプロデューサー・磐田市)㊤【達人は語る】
ここ数年、新規開業やリニューアルが相次いでいるキャンプ場。デザイン事務所を経営する傍ら、県内の人気施設の監修や初心者向けの講座などを手がけるアウトドアプロデューサーの松山拓也さん(51)=磐田市=が、アウトドア文化の普及活動やキャンプ場づくりの極意について語った。 ◇ 本格的にキャンプを始めたのは、14歳の頃。自転車の後ろにテントを積んで、中学の友人たちとふるさとの袋井市の野山に出かけていました。野外で過ごす楽しさに魅了され、以後30年以上にわたって年間30~50日ぐらいキャンプ泊する生活が続いています。これまでに全国のすべての都道府県を回り、海外にも足を運びました。 20代で
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記者コラム「清流」 「報徳」感じた善意
先日、掛川市内での取材を終えて運転していたところ、対向車に道を譲って脇に寄せたら車輪が側溝に落ちてしまった。教習所以来の脱輪にぼうぜんとしていた私に、下校中の高校生2人が声をかけてくれた。その後、犬の散歩中の男性らも足を止めてくれ、計4人で車を押してくれた。 結局、車は動かずロードサービスを呼ぶことになったのだが、知らない人が困っていても反射的に助ける掛川市民の姿に感動した。報徳の教えが根付いているからかもしれない。 高校生に名前を聞いたら「いやいや」と笑って帰ってしまった。奥ゆかしさに面食らいながら、私も市民らしく彼らを見習って生活しようと決めた。地元の役に立つ記事を書きたいとの思いも
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⚽「満足してない」 海外初挑戦の森下(磐田ユース出)
J1名古屋からポーランド1部レギア・ワルシャワに期限付き移籍している掛川市出身のDF森下龍矢(27)=磐田ユース出=が3日、掛川市内で静岡新聞社の取材に応じた。初の海外挑戦となった今季を振り返り「自分の良さをぶつけることはできたが、満足はしていない」と語った。 シーズン途中の加入となった今季は13試合に出場し、名古屋時代と同じ両WBでプレー。持ち味の上下動を繰り返すプレーはできたと自負するが、得点、アシストともになく、「チャンスメークはできたが、数字として結果を出せなかった。外国人選手として結果を出す難しさを経験した」と悔しがった。 期限付き移籍の契約は今年末まで。「ブンデスやプレミアな
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掛川で70万円被害 仮想通貨への投資名目
掛川市の50代の女性清掃員が3日、交流サイト(SNS)を通じて知り合った人物に仮想通貨への投資名目で現金約70万円をだまし取られたと掛川署に届け出た。同署はSNS型投資詐欺事件として調べている。 同署によると、女性は5月30日に仮想通貨への投資を勧誘された。6月2日から3日にかけて、仮想通貨の代金や誤った通貨を購入したことによる違約金の名目で、4回にわたって指定された口座に振り込んだという。購入した通貨を現金化できなかったため不審に思い、同署に相談した。
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工事巡る報告体制「事前の協定必要」 掛川市長 岐阜水位低下で【大井川とリニア】
掛川市の久保田崇市長は3日の定例記者会見で、リニア中央新幹線工事で岐阜県内の井戸などの水位が低下した問題でJR東海による岐阜県への報告が遅れたことについて「問題だと思っている。静岡県でも、何かが起こった際にしっかり報告がくる体制をあらかじめ定めておく必要がある」と述べた。 現場近くで水位が低下した岐阜県のケースと異なり、静岡工区では工事箇所から離れた大井川中下流域での影響が懸念されている。久保田市長は「静岡工区で水枯れが生じた場合、自治体や住民に立証を求められても困難で、泣き寝入りすることになりかねない」と指摘した。 現状では、モニタリングで状況に変化があった際の対応が曖昧との認識を示し
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行政相談に貢献 17人と1団体表彰 静岡で委員全体会議
総務省静岡行政監視行政相談センターはこのほど、静岡県内の行政相談委員を集めた全体会議を静岡市駿河区のグランシップで行った。長年地域住民と行政の架け橋として尽力した行政相談委員17人と1団体を表彰した。 行政相談委員は相続などに関する住民の要望や苦情を聞き取り、関係機関につなぐボランティアで、県内各市町では127人が活動している。 表彰された委員は次の通り。 中部管区行政評価局長表彰 芹沢隆伸(裾野市)渡辺暁美(牧之原市)秋山俊満(磐田市)▽静岡行政監視行政相談センター所長感謝状 高木君人(西伊豆町)河野稔(三島市)進藤賀代子(清水町)矢ノ下幸子(同)渡辺知明(長泉町)米山民恵(小山町)
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県アマ将棋名人戦 静岡で予選会 決定戦7人進出
第73期静岡県アマチュア将棋名人戦(日本将棋連盟県支部連合会、静岡新聞社・静岡放送主催)の予選会が2日、静岡市葵区の県総合社会福祉会館で開かれた。決定戦に進む7人が決定した。 県内15支部から小学生から80代までの77人が参加し盤上の戦いに熱を込めた。決定トーナメントは同会場で9日、前回優勝者の伊藤大悟さん(裾野市)を合わせた8人で行う。優勝者は9月に行われる第78回全日本アマチュア将棋名人戦、今秋開催の将棋公開模範対局(静岡新聞社・静岡放送など主催)に出場する。 決定戦進出者は次の通り。 渡辺優作(静岡市葵区)一木尉人(同市駿河区)山岸亮平(同)安田義崇(同)田口晃士(同)平尾祐太(
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グラウンド整備要望 4903人分署名提出 掛川サッカー協、市に
掛川市の掛川サッカー協会は3日、市内でサッカーなどの競技が楽しめるグラウンド整備を求める署名を久保田崇市長に提出した。ポーランド1部レギア・ワルシャワでプレーする森下龍矢選手(27)=掛川市出身=も同席した。 同協会は4月から2カ月間で4903人分の署名を集めた。伊藤薫会長は、市内のグラウンドは下垂木多目的広場などに限られているとした上で「誰もが思い切りスポーツに親しめる環境を整えてほしい」と要望した。森下選手はワルシャワのスポーツ事情を説明し「グラウンドや広場が多く、スポーツと市民が常に隣り合わせの環境。スポーツを使った集客が上手にできている」と紹介した。 久保田市長は「何とか形にして
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掛川市6月補正予算案 10億6千万円 省エネ家電などに補助
掛川市は3日、2024年度一般会計に10億6千万円を追加する6月補正予算案を発表した。物価高騰対策と省エネルギーの推進、熱中症予防の観点から、省エネ家電購入費補助事業を創設し、関連経費3300万円を計上する。 エアコンと冷蔵庫、冷凍庫に絞り、本体費5万円以上を購入した市民に一律2万円を支給する。買い替えだけでなく新規購入も対象で、市内販売店での購入が条件。1世帯で1回の申請に限る。 24年度にスタートした上限50万円の空き家解体費補助金には2200万円を追加する。当初予算では16件分に当たる800万円を盛り込んだが、予算枠を大幅に超える問い合わせがあったことを踏まえた。久保田崇市長は「長
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スノボ・三木つばき選手がツバキ植栽 地元・掛川の天浜線桜木駅
スノーボードのワールドカップ女子アルペン種目で総合2位の成績を収めた三木つばき選手(21)=掛川市=が2日、地元の天竜浜名湖鉄道桜木駅でツバキの苗木を植樹した。所属する浜松いわた信用金庫が進めている「天浜線 人と時代をつなぐ花のリレー・プロジェクト」の一環。三木選手と同信金職員、地域住民らが駅ホーム近くに、冬になると赤と白、ピンクの花を付ける苗木5本を植えた。 植栽に先立ち、三木選手は「試合の時、ふるさとの思い出が心の支えになっている。2年後のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪で、ツバキの花と同じように雪の上で満開に咲きたい」と誓った。 三木選手と一緒に作業に当たった桜が丘中生徒会長
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事件事故防止と災害対策重視 自動ブレーキ体験も 掛川署協議会
掛川署協議会が30日、同署で開かれ、夏季の事件・事故の防止、自然災害対策の2点を重視した施策推進を決めた。協議に先立ち、自動ブレーキなどの安全運転支援装置を搭載した乗用車に試乗し、メーカーによる交通安全の取り組みに理解を深めた。 同署管内の2024年1~4月の人身事故発生件数は前年同期比41件増の227件、前年同期にゼロだった死者数は3人、負傷者数も増え、トリプル増になった。鈴木康弘署長は、近隣署より発生件数が多いとした上で「交通指導取り締まりをこれまで以上に強化している。署を挙げて抑止に取り組んでいく」と説明した。
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記事読み行動 認知症支援 22、23年度新聞感想文最優秀 掛川西中2年・礒部葵衣さん【月刊一緒にNIE@しずおか】
しずおか新聞感想文コンクールで2022年度は小学生の部、23年度は中学生の部で最優秀を連続受賞した掛川西中2年の礒部葵衣さん(13)。23年度は認知症と共生社会に関する新聞記事をきっかけに認知症サポーターになった過程をまとめ、記事を自分の問題としてとらえ、行動につなげた点が評価された。 話し好きだった祖母の口から言葉が出にくくなったのは数年前。若年性アルツハイマー型認知症と診断された祖母から「もういい」と会話を打ち切られてしまうことが増えたという。認知症サポーターを取り上げた記事を機に掛川市の養成講座を受講して学びを深め、身近な人に寄り添うすべを学んだ。 葵衣さんが意識したのは、自尊心を
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能登地震5カ月 ボランティアまだ足りない 炊き出し、片付け、補修…多様化するニーズ
能登半島地震は6月1日で発生から5カ月。倒壊家屋がいまだ多く残る石川県輪島市に5月31日入った。輪島中に開設された避難所では、静岡市駿河区の会社員友田伊織さん(28)と栗原亘輝さん(25)が炊き出しを手伝う姿があった。2人は現地に入り、復興の遅れとボランティアの不足を実感させられた。栗原さんは「またボランティアに来たいし、知人も動員したい」とつぶやいた。 この避難所にはまだ約130人が身を寄せる。日中は約半数が学校や仕事で出かけ昼食は70人分。翌日から仮設住宅に移る人も多いことから、特別に豪華なたい飯を準備した。2人はうろこ取りや野菜のカットなど調理を補佐した。炊き出しを続ける地元グループ
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掛川の弓道の70年一冊に 市連盟が市長に完成報告
掛川市弓道連盟が、創立70周年記念誌を製作した。沿革や主な大会記録、歴代役員紹介に加えて、会員らが弓道にまつわる思い出や先輩への感謝をつづった投稿コーナー、往時の写真を集めた「かけがわ弓アルバム」なども盛り込み、A4判70ページにまとめた。 村松裕子会長ら編集委員5人がこのほど、市役所に久保田崇市長を訪ねて完成を報告した。編集委員長を務めた佐藤典雄顧問は、資料集めに奔走した経緯を振り返り、「長老会員に聞き取りを重ねた。写真をできるだけ多く掲載したのが特徴。若い人にも活動の成果を知ってほしい」と話した。 250部を製作した。会員と元会員に配るほか、市内図書館や県西部の各弓道団体などに配布す
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掛川市 DXリーダー育成 職員半減見据え効率化
掛川市は庁内でデジタル技術を活用した変革「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を進めるリーダーを育成する。研修プログラムを展開し、2025年度までに先進自治体や民間企業でも活躍できる技能を備えた人材を100人規模で育てる。人手不足に伴う将来的な職員の半減を見据えた取り組みで、デジタル活用による効率化と高度化で行政サービスの維持・拡充を目指す。 市が策定したDX人材育成計画は、リーダー育成と並行し、全職員のデジタルに関するスキルの底上げを図る内容。能力をレベル1~3の3段階に分類して可視化する。市によると、現状は効率化に必要な最低限のスキルを持つ「レベル1」の職員が92・1%。25年度ま
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地域交通安全に尽力 清水さんに表彰状 安協掛川地区支部が伝達
静岡県交通安全協会掛川地区支部はこのほど、2024年度の春季表彰式を掛川市内で開き、地域の交通安全に尽力したとして関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会長連名表彰を受けた清水昇一さん(73)=同市横須賀=に表彰状を伝達した。長年にわたって無事故無違反を続ける模範運転者の計15人も表彰した。 表彰を受けた運転者は次の通り。 優良運転金賞 西村栄男(宮脇)村松正隆(西大渕)中村進(各和)竹内和男(二瀬川)▽同銀賞 栗下政一(上内田)鈴木浩司(本郷)石川文夫(中方)伊藤弘(下垂木)松井義彦(大坂)竹原洋二(八坂)中山佐津枝(初馬)鈴木勇(西之谷)宮崎静夫(吉岡)原勝(和光)和泉正(大坂)
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郷土力士 葛錦「稽古に精進する」 掛川市役所で戦歴報告
掛川市出身の大相撲郷土力士で序ノ口の葛錦[かつにしき](16)=本名中村謙信、錦戸部屋=が27日、同市役所に久保田崇市長を訪ねて、角界入りから約1年の戦歴を報告した。「まずは勝ち越して番付を上げるのが目標。胸を張って稽古に精進したい」と成長を誓った。 2023年3月の入門後、初めての帰省。まげ姿を披露し、惜しくも勝ち越しを逃した夏場所を振り返った。「基礎を固めてから自分の形を探していく。今はただ真っすぐに当たっていく段階」と述べ、体づくりを最優先する考えを示した。 葛錦は身長163・5センチ、体重93・9キロ。掛川北中卒業後に上京した。久保田市長は「体がとにかく資本。けがに気をつけて活躍
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韓国・仁川の市議ら 掛川に 少子化対策 まちづくり協議会視察
韓国・仁川広域市の市議らでつくる視察団が28日、掛川市の城北地区まちづくり協議会を訪問した。韓国でも問題化している少子化対策調査の一環。生涯学習を通した市民協働政策で生活課題の解決を目指す掛川市と同協議会の取り組みを聞き取った。 同協議会の担当者が、住民主体で導入した子供用フォーマル服貸し出し事業など、子育て支援施策を紹介した。仁川広域市議会行政安全委員会の申東燮[シンドンソプ]委員長は「財政状況が先細る中、行政と市民が協力し合って対応している。市民主権で生涯教育を進めていることに感銘を受けた」と話した。 一行は27日に来日した。こども家庭庁や横浜市役所で少子化対策の取り組みを視察し、30日
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記者コラム「清流」 浸透しない避難計画
浜岡原発の全炉停止から13年が経過した。原子力防災の観点から振り返ると、避難先を明示した県の広域避難計画が策定されてから8年。これだけ長い時間があっても啓発や課題の整理は道半ばで、あまりに歩みが遅いと感じている。 計画の対象になっている11市町の住民で、避難先を知っている人はどれほどいるだろう。例えば、掛川市民は原発単独事故が起こった場合は愛知県内16市町村に、大規模地震との複合災害時は富山県11市町村に避難する。支局がある掛川市西山口地区は愛知県西尾市と富山県魚津市が避難先。原則、自家用車で向かうことになっている。 原発の安全と安心は、事業者による追加対策だけでは成り立たない。行政のソ
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40代男性 脳死判定 中東遠医療センター入院
日本臓器移植ネットワークは27日までに、中東遠総合医療センター(掛川市)に低酸素性脳症で入院していた40代男性が臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。男性の家族が臓器提供を承諾した。心臓と肺、肝臓が県外の病院で移植される。
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山本(掛川市出身)「いい陸上人生」 引退会見 すがすがしく
パラ陸上男子の第一人者で、パラリンピックに夏冬合わせて5度出場した義足アスリートの山本篤(42)=新日本住設、掛川市出身=が27日、神戸市内で記者会見し「陸上は僕にとって、人生を楽しむ遊びだった。いろいろな人に応援してもらって、すごくいい陸上人生を歩んだ」と、すがすがしい表情で話した。 25日に閉幕した世界選手権神戸大会では、走り幅跳びで5位に終わった。2017年からプロとして活動してきたベテランは「メダル争いができないと思った時点で、勝負は終わっている」と、潔く第一線から退いた。 高校時代に交通事故に遭い、左脚を切断。パラ初出場だった08年北京、16年リオデジャネイロ大会では走り幅跳び
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静岡県立総合病院に車いす2台寄贈 掛川の村岡財団
高齢者福祉支援と青少年健全育成に取り組む掛川市の村岡財団(村岡義夫理事長)は27日、静岡市葵区の県立総合病院に車いす2台を寄贈した。 贈呈式で村岡理事長は「わずかだが、患者や医療従事者の力になれたらうれしい。今後も継続して支援していきたい」とあいさつ。同病院の井上達秀院長代行が感謝状を手渡し、「積極的に社会貢献に取り組む姿勢に感銘を受けている。寄贈品は今後病院で有効活用していく」と述べた。 同財団は長年、中東遠総合医療センター(掛川市)などに車いすを寄贈していて、同病院への寄贈は3回目。外来患者がスムーズに治療を受けられるように活用していくという。
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遠州織物の魅力発信 若手関係者、都内で催し 産地の働き方も紹介
遠州産地の若手繊維関係者の有志でつくるプロジェクトチーム「entrance(エントランス)」はこのほど、地域外で初のイベントとなる販売会とトーク会を都内で開いた。海外高級服飾ブランドから品質力で評価される遠州織物の魅力や産地での働き方を発信した。 会場にはカット生地やアパレルブランドのシャツ、小物などが並び、終日盛況だった。「さんち職人トーク」には遠州地域の機屋と染色工房、アパレルブランドの計5社が登場した。 シャトル織機を使った高密度生地が特徴の古橋織布(浜松市)とカネタ織物(掛川市)、浜松注染そめを手がける和田染工(浜松市)の代表らは、こだわりのものづくりや家業承継の思い、将来像など
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長屋門土壁 住民の手で修復 掛川市指定文化財「松ケ岡」
掛川市は25日、同市南西郷の市指定文化財「松ケ岡(旧山崎家住宅)」の修復工事体験会を同所で開いた。参加した親子ら約20人は、長屋門の土壁の下地を修復し、今後も残る地元の文化財への愛着を深めた。 松ケ岡の長屋門は2023年から修復工事を行っている。参加者は同市の宮大工飛鳥工務店の職人に教わりながら、修復前の土を再利用して用意した壁土を団子状にして、竹を組んだ下地に押しつけた。その後、平らな下地になるように手やこてで伸ばした。 参加者が修復した土壁は、職人がさらに上から重ねて塗る仕上げ作業を行う。家族で参加した袋井市の伊藤弓恵さん(41)は「子どもと一緒にできたのがいい経験。また見に来たい」
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パラ陸上走り幅跳び・山本(掛川市出身) 現役引退表明
パラリンピック陸上競技の走り幅跳びで活躍した山本篤(42)=新日本住設、掛川市出身=が26日、現役引退を自身の交流サイト(SNS)で表明した。目標にしてきたパラ・パリ大会への出場が現実的に難しくなったことを理由に挙げ、「長く競技を続けられたのはたくさんの方に支えていただき、力をもらったおかげ」と感謝した。 山本は掛川西高2年時に交通事故で左足を太ももから切断。義肢装具士を目指した専門学校時代に陸上を始めた。パラ初出場の2008年北京大会の走り幅跳びで日本人義足陸上選手として初めて表彰台に上り、銀メダルを獲得。16年には当時の世界記録を更新した。 パラ大会には21年の東京まで4大会連続で出
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掛川の倉庫全焼
25日午後5時5分ごろ、掛川市吉岡の男性(63)の倉庫から出火し、木造倉庫1棟が全焼し、周辺のガラス温室と倉庫の一部が燃えた。男性は出火当時、現場付近にいたが無事だった。掛川署によると、倉庫には木材が入っていたという。同署などが出火原因を調べている。
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【静岡県知事選】歴代のリーダー経歴は? 官僚、政治家、学者…求める像、時代で変化
26日の投開票が迫る知事選では、官民さまざまな経歴をもつ新人6候補が舌戦を繰り広げている。戦後の公選知事7人の経歴を見ると、前々知事の石川嘉延氏以前は6人全員が官僚か政治家の出身だったのに対し、前知事の川勝平太氏は学者出身だった。県内政治に詳しい識者は「それぞれ特徴が異なり、時代の変化によって県民が求める知事像も変わってきた」と指摘。15年ぶりに選ばれる新知事はどんな人物となるか―。 公選知事を初代から振り返ると、小林武治氏と斎藤寿夫氏は官僚出身。竹山祐太郎氏は農林省技師から衆院議員を経て知事になった。山本敬三郎氏は三井物産社員、県議、参院議員を経験。斉藤滋与史氏は富士市長、衆院議員、建
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シラトリに事業継承 御前崎のチヨダスポーツ
部活動のユニホーム販売などを扱うチヨダスポーツ(御前崎市)が、スポーツ用品販売のシラトリ(静岡市)に株式譲渡する契約が成立し、24日、掛川市で調印式が行われた。 チヨダスポーツは1960年の創業。後継者不足で10年ほど前から、島田掛川信用金庫に相談し事業継承を模索していた。シラトリはチヨダスポーツのような「地域のインフラ」を守ることに加え、同社の持つ学校や地元とのつながりを未来の顧客獲得へつなげようと、静岡銀行の協力を得て契約に至った。譲渡後も店名や従業員の雇用を維持する。 調印式でチヨダスポーツの沢入こまつ社長(83)は「地域1番店を目指してきた。感謝の気持ちでいっぱい」と話した。シラ
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住民と交流、多様な価値観触れる 掛川東中生徒、円形に座り1分間トーク
掛川市葛川の東中3年生約200人が24日、地域住民と会話を楽しむ「トークフォークダンス」を同校で行った。1分間ずつ、指定されたテーマについて話しながら交流を深めた。 生徒と地域住民が対になって円形に座った。双方が寄せた「どんな大人になりたいか」「宝物は何か」「人付き合いのこつは」などのテーマについて、相手を交えて話した。初恋の思い出の話題で、会話が盛り上がったという後藤徹平さん(14)は「年齢は違うが仲間であるという意識が芽生えた」と話した。 中学生が地域住民と会話することで、多様な価値観に触れて広い視野を得ることが目的で、2023年から行われている。住民が生徒の発言から、地域活性のヒン
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掛川みなみ商工会 新会長に藤原氏
掛川市の掛川みなみ商工会は23日、2024年度の通常総会を同市大坂の市文化会館シオーネで開いた。任期満了に伴う役員改選を行い、設計事務所ヴァイスプランニングの藤原龍美代表(66)=写真左端=を新会長に選出した。任期は3年。 藤原会長はデジタル化推進と販売促進事業に注力した従来路線を継承する考えを示し「会員との連携を強化し、開かれた商工会にしていきたい」と述べた。
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御前崎の特支生徒 サツマイモつる挿し体験
御前崎市の県掛川特別支援学校御前崎分校の1~3年生14人が24日、サツマイモのつる挿し体験を同市合戸の市民農園で行った。市と民間会社が協力した農福連携事業で、生徒たちの就労や進路の選択肢を広げる狙い。 野菜の生産販売などを手がける掛川市のジャパンベジタブルの社員から手ほどきを受けた。市がビニールハウス内で育てたサツマイモの苗を15センチほどの長さで摘み取り、屋外の畑に植えた。つるが雨風で倒れないように地中にしっかり差し込み、生徒たちは1本ずつ慎重な手つきで作業を進めた。砂地が多い同市では昔からサツマイモ栽培が盛んで、地域産業についても学びを深めた。 秋には収穫体験も行う。
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新緑鮮やかな盆栽12席並ぶ 掛川花鳥園
日本盆栽協会中遠支部は盆栽展を24日から、掛川市南西郷の掛川花鳥園で開く。26日まで。 「新緑の青葉祭り」をテーマに12席を展示する。芽が出たばかりのエゾマツやスギ、緑色が鮮やかなヤマモミジやカエデなどが並ぶ。会員は23日、盆栽の搬入、設置作業を行った。 事務局の寺田良毅さん(82)は「樹種それぞれの緑を楽しんでほしい」と話した。
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静岡ブルーレヴズ 8月、小中生キャンプ フランス名門と連携
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズは8月20~22日、パートナーシップ協定を結んでいるフランス1部リーグ(トップ14)のスタッド・トゥールーザンと連携したアカデミーキャンプを掛川市のつま恋リゾート彩の郷で行う。2泊3日の宿泊型で、定員は小学4~6年生30人、中学1~3年生30人。7月21日まで参加者を募集している。 フランス選手権優勝22回、ヨーロピアンチャンピオンズカップ優勝5回(いずれも最多)を誇る世界トップクラブの一つの同チームが日本でアカデミーキャンプを行うのは初めて。元フランス代表で、代表コーチ経験もある、アカデミーディレクターのエミール・ヌタマック氏らが指導を行う。 同
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効率的な行政運営探る 御前崎市、業務改善へ説明会
御前崎市は23日、人口や職員数の減少に対応できる効率的な行政運営を実現するため、幹部職員らを対象に業務改善を図る説明会を市研修センターで開いた。 講師を務めた元掛川市職員で自治体経営コンサルタントの戸塚芳之さんは、将来的に職員数が減少しても高い行政サービスを提供し続けられる組織づくりが求められていると説明。行政に期待される役割が多様化する中、「デジタル化で業務の効率化を図り、他市町との広域連携を模索する必要がある」と指摘した。 御前崎市は本年度、行政改革の一環で業務改善を推進する部会を立ち上げた。今後、全庁の業務量などを調査し、実務内容やフローを検証しながら生産性の高い職場環境を目指す。
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静岡人インタビュー「この人」 「ゆるゆる遠州ガイドライド」で参加者を案内する 松浦君裕さん(掛川市)
掛川市発着の複数のコースで自転車のグループ旅を楽しむ、春の恒例イベント。2012年に始まり、コロナ禍を除いて開催を続けている。当初から案内役のガイドサイクリストを務め、参加者と一緒に走って中東遠地域の魅力を紹介する。同市出身。58歳。 ―ガイドを始めたのは。 「自転車に乗り始めたのは20年ほど前で、早朝サイクリングの会に誘われたのがきっかけ。趣味で楽しんでいたところ、ガイドライドの開始時に声をかけられた。地元の社会人大学でパンク修理などを基礎から学び直し、案内ができるようになった」 ―中東遠地域でのサイクリングにはどんな魅力があるか。 「自分が生まれ育った地。いわゆる景勝地や有名観光
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スノボ三木選 手W杯成績報告 「競技人生で一番の結果」 掛川市長訪問
スノーボードのワールドカップ(W杯)女子アルペン種目の総合成績で2位に入った三木つばき選手(20)=掛川市=が22日、同市役所に久保田崇市長を訪ね、今季の結果を報告した。「競技人生の中で一番良い結果を出すことができた」と振り返り、来季の目標にW杯総合優勝と世界選手権2連覇を掲げた。 三木選手はW杯12戦のうち6回、表彰台に立った。「今シーズンは何としてもW杯で結果を出したいと思っていた。達成できたのはすごく良かった」と述べ、スポンサーや市民の応援に感謝した。シーズン中、強敵ホフマイスター(ドイツ)との直接対決では6戦4勝2敗だったとして「直接対決では劣っていない」と手応えを口にした。 試合に
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スノボ三木選手 W杯成績報告 「競技人生で一番の結果」 掛川市長訪問
スノーボードのワールドカップ(W杯)女子アルペン種目の総合成績で2位に入った三木つばき選手(20)=掛川市=が22日、同市役所に久保田崇市長を訪ね、今季の結果を報告した。「競技人生の中で一番良い結果を出すことができた」と振り返り、来季の目標にW杯総合優勝と世界選手権2連覇を掲げた。 三木選手はW杯12戦のうち6回、表彰台に立った。「今シーズンは何としてもW杯で結果を出したいと思っていた。達成できたのはすごく良かった」と述べ、スポンサーや市民の応援に感謝した。シーズン中、強敵ホフマイスター(ドイツ)との直接対決では6戦4勝2敗だったとして「直接対決では劣っていない」と手応えを口にした。 試合に
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12月の第九合唱「ぜひ参加を」 菊川の団体、市長に協力求める
菊川市の菊川混声合唱団リベルラは、12月8日に菊川文化会館アエルで開く公演「KIKUGAWA第九コンサート」の合唱参加者を募集する。合唱団の大石友子代表ら6人が21日、同市役所に長谷川寛彦市長を訪ねて概要を説明し、募集の協力を求めた。 公演は、菊川市政20周年イベントの一環として開催する。指揮者の堺武弥さんがタクトを振り、NPO法人掛川市民オーケストラが演奏する。大石代表は「市職員も巻き込んで編成したい」と述べ、長谷川市長は「庁内にも合唱が好きな人はいるはず」と協力する考えを示した。 合唱参加費は1万円で、募集はソプラノとアルト、テノール、バスの声域で各10人が目安。9月下旬から計5回の合同
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民俗学者・柳田国男の調査カード、掛川の図書館で発見 「村」がテーマ 語彙集編さんの基礎資料か
日本民俗学の創始者とされる柳田国男(1875~1962年)が民俗語彙(ごい)を集めた調査カードが、掛川市掛川の中央図書館で見つかった。「村」をテーマにしたア行からワ行までの語彙が10袋の封筒に分類されて入っていた。図書館によると、晩年の柳田が新たな語彙集の編さんに取りかかるため、基礎資料として各地の弟子に振り分けていた可能性があるという。 カ行の封筒に入っていた1枚からは「カネシ 村職 飾り屋(阿波ノ言葉) 〇カナヤ カネザイク」の文字が読み取れる。柳田の直弟子だった茨城大名誉教授の民俗学者竹田旦さんが生前に掛川市に寄贈した膨大な資料・書籍群「竹田文庫」に関連して、市内に暮らす竹田さんの長
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春作クラウンメロン 中條さん(袋井)最高賞 袋井で品評会
クラウンメロンの春作品評会(県温室農協クラウンメロン支所主催)がこのほど、袋井市小山の同支所で開かれた。最高賞の優等賞には、袋井市の中條友貴さんが選ばれた。 4地区で行われた予選会を通過した40人の生産者が6玉一箱で出品した。全国12市場の関係者らと静岡市の日本平ホテルの料理長らが審査員を務めた。形状と網目の美しさなどの「外観」、甘みや風味をはじめとする「内容」で採点した。 その他の主な結果は次の通り。 1等 ①山崎靖史(磐田市)②桑原吉斉(袋井市)▽2等 ①大場勝典(同)②高橋英樹(同)③沢木俊文(掛川市)④鈴木健太郎(浜松市)⑤田中英夫(袋井市)▽3等 ①鈴木幸一(磐田市)②井口貴彦(袋
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掛川「けっトラ市」一新 開催は年4回に 区画数拡大、にぎわいさらに
掛川市の中心市街地で地元商店主らが開く軽トラ市「かけがわけっトラ市」(同実行委員会主催)が18日、リニューアルした。本年度から毎月だった開催を年4回に変更する一方、区画数を拡大して出店数を増やし、さらなるにぎわい創出を促進する。 市内や近隣から飲食や生鮮食品などを扱う54店舗が出店した。これまで少なかった雑貨や食品加工品の店舗を増やし、音楽ステージも新たに設けた。コロナ禍を経て出店する農家が減少したため、出品者を多様化させて対応した。 同実行委員会事務局の岩崎亜弓美さん(40)は「いつもよりにぎわいがある。開催日を減らしたことで農家も参加しやすくなるといい」と話した。
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力いっぱい地引き網体験 伝統触れ海に親しみ 掛川・千浜小生ら
掛川市千浜地区に伝わる地引き網の継承を目的に活動する福住丸保存会は19日、地引き網体験会を地元の砂浜で開いた。千浜小の児童や保護者など約150人が参加し、地元の海と伝統に親しんだ。 約1時間前に保存会が仕掛けていた網を、参加者は二手に分かれて力いっぱい引いた。水揚げされたイワシ約20キロは児童で分け合った。6年の水野蒼惟君(11)は「思っていたよりも引く力が必要だった。力を合わせるのが楽しかった」と笑顔で話した。 同保存会は2022年に発足し、地元の約25人で活動している。水島成幸会長(82)は「子どもたちが和気あいあいとやってくれた」と喜んだ。
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静岡県知事選、後半戦突入 リニア訴えの針路は...岐阜・水位低下問題、候補者戦略にも影響
26日の投開票に向けて後半戦に突入した知事選で、各候補者が岐阜県瑞浪市の井戸などで水位が低下した問題を重視し、リニア中央新幹線工事に関する主張を強化したり、変化させたりして支持獲得を目指している。全国的な関心も集まる中で、終盤の戦いにどう影響するかが注目される。 JR東海は16日、瑞浪市での水位低下を受けてトンネル掘削工事を一時中断し、地質や地下水の状況を詳細に調査すると発表した。大井川の水資源確保と南アルプスの環境保全が本県の最重要課題になっているだけに、県内の有権者の懸念も高まっている。 共産党県委員長の森大介氏(55)=同党公認=は、水や生態系保全の観点からリニア建設の中止を一貫し
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中央区・榛葉さん Sクラス優勝 日将連浜北支部大会 浜松市
日本将棋連盟浜北支部はこのほど、浜松市浜名区のサンライフ浜北で5月将棋大会を開いた。59人が参加し、最強のSクラスは中央区の榛葉大樹さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 S ①榛葉大樹(中央区)②相曽剛史(同)③宇藤敬行(磐田市)④鈴木雄也(静岡市葵区)⑤太田真作(浜名区)▽A ①安藤隼斗(焼津市)②宮城島捷翔(浜名区)③赤松竜也(天竜区)④稲場理(浜名区)⑤渥美賢信(磐田市)▽B ①前田勇(掛川市)②高橋建夫(袋井市)③藤原紳裕(御前崎市)④森孝彰(中央区)⑤赤松僚助(天竜区)▽C ①伊藤龍(浜名区)②佐藤粋聖(中央区)③清水文彦(磐田市)④斉藤正直(中央区)⑤鈴木与四郎(同)▽D
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静岡県知事選2024 候補者を追う(17日)
森大介氏(共新) 浜岡原発は南海トラフ巨大地震の想定震源域の真上に建っている。本来、原発などあってはならないところ。それが浜岡原発。世界一危険な原発だ。福島第1原発事故を教訓とするのであれば、浜岡原発は再稼働することなく、一日も早く廃炉を決断し、再生可能エネルギーの開発、普及へとかじを切るべきではないか。(掛川市での街頭演説) 鈴木康友氏(無新) 企業集積を加速させ、魅力ある雇用を生み出さなければならない。浜松市長時代、企業誘致できる土地がほとんどなかったが、「なければつくればいい」と国の総合特区制度を活用し一部の農地に誘致した。今や都田・三方原地区はものづくりのメッカだ。取り組みを
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CO2排出量4割削減 22年度新電力寄与「目標達成」 掛川市
掛川市は17日の市議会全員協議会で、2022年度に市が事務事業で排出した二酸化炭素(CO2)の量は7258トンになり、基準年度として設定している1万2638トンを42・5%下回ったと明らかにした。市地球温暖化防止実行計画は、30年度に13年度比40%削減すると定めていて、目標値を前倒しで達成した。 市環境政策課によると、官民出資で20年度に設立した地域新電力会社「かけがわ報徳パワー」による再生可能エネルギー由来の電力供給が寄与した。市は体育館や学校給食センターに大型の太陽光発電設備を設置し、余剰電力は同社を介してほかの施設に供給するなどの方法で公共施設の脱炭素化を進める。 同社は24年度
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押し花の切り絵、季節の彩り 御前崎で掛川の92歳・平松さん
掛川市大渕の平松ぎんさん(92)が制作した押し花と切り絵の作品展が31日まで、御前崎市門屋の「ひと休処(どころ)つくし」で開かれている。繊細で色鮮やかな作品約20点が並ぶ。 御衣黄やアジサイの押し花は、春や初夏の季節感を演出し空間を彩っている。約20年前に完成させたイチゴの作品は大粒の実が色あせることなく、来場者の目を引きつけている。 切り絵も秀逸さが光る。滝上りするコイや亀、鶴をテーマに選び、躍動感が出るように仕立てた。 平松さんは70歳になってから趣味で作品づくりを始めた。神経を指先に集中させ、細かく動かすことが健康につながっている。「草花の華やかさを楽しんでほしい」と呼びかけた。
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綿の種まきでSDGs学ぶ 掛川・倉真小 静大、障害者施設と連携
掛川市の倉真小の全校児童60人は17日、綿の種まきを同校で行った。成長した綿は、植物由来の新素材セルロースナノファイバーより繊維の目が粗いセルロースファイバー(CF)に加工する。静岡大や地元の障害者就労支援施設と連携した活動で、地域に参画しながら持続可能な開発目標(SDGs)を学ぶ。 種は、綿の栽培を行う障害者就労支援施設「きほくのもりペンタス」から提供を受けた。児童は鉢に土を入れた後、綿の種2、3粒をまいた。丁寧に種をまいた6年佐藤永愛さん(11)は「大きく育てたい」と話した。 種まきに先立ち2月、児童は静岡大グローバル共創科学部の青木憲治准教授からCFが脱炭素につながる素材であること
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空き店舗再生案 模型で展示 掛川、静岡理工科大生
掛川市中心市街地の商店街を舞台に、静岡理工科大の学生が空き店舗のリノベーション例を提案するプロジェクト展が17日、同市中町の空き店舗「松浦履物店」で始まった。市街地活性化の拠点としてカフェやゲストハウスなどに再生する改装案4例を模型で展示した。26日まで。 商店街の松浦履物店は間口4メートル、奥行き40メートルの典型的な町屋形式の空き店舗。活用策が限られ、シャッターを下ろしてから約10年が経過している。同大の学生とNPO法人「かけがわランド・バンク」は2023年5月、店舗をにぎわい創出の中核にするためのプロジェクトを始動させ、地元高校生を交えて片付けなどに取り組んできた。 展示会は人が集
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記者コラム「清流」 茶園で見た月
新茶期を告げる「月夜の茶摘み会」が今年も掛川市五明で開かれた。夜の茶園に音楽が響き、ランタンのやわらかな光に照らされて芽を摘むのはまさに非日常体験。運営のため市内茶業関係者も多く出席した。 ただこの日は月がなかなか姿を見せず、終盤にようやく真ん丸の黄色い光が見えた。雲が切れるとどよめきが起こり、会場はメインの登場を喜び合った。さわやかな夜の体験だった。 このすがすがしさとは裏腹に、業界を取り巻く状況は厳しい。茶価が安定せず農家の経営を圧迫している。現状を打破しようと市は今期から、生産者と茶商が連携して適正価格を形成する「茶業版フェアトレード」を進める。関係者がみな希望を持てるようになり、
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レンコン植え付けに挑戦「食べるの楽しみ」 掛川・和田岡小児童、泥まみれで作業
掛川市の和田岡小3年生22人が16日、地区のハス園で種レンコンの植え付けに取り組んだ。地元の農家グループ「蓮華(れんげ)の郷」のサポートを受けながら、泥まみれになって作業を楽しんだ。 耕作放棄地を活用したハス園1500平方メートルのうち、500平方メートル区画に約30株を植え付けた。グループのメンバーは種レンコンを植え付ける向きや深さ、泥のかぶせ方などを丁寧に説明した。児童からは「たくさん収穫したい」「食べるのが楽しみ」などと声が上がった。 今回で8回目。10月に収穫する。グループの鈴木孝夫代表(72)は「卒業式の時に『レンコンの植え付けが一番面白かった』と言ってくれた児童がいた。愛郷心
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マツバギク、白く華やか 掛川・田ケ池公園で見頃
掛川市中の田ケ池公園で、マツバギクが見頃を迎えた。池の東岸斜面に植物で浮かび上がらせた「田ケ池こうえん」の文字を白い花が引き立たせている。 カワヅザクラや芝桜が楽しめる同公園を手入れする住民グループ「田ケ池公園保全会」が2年前、年間通して花を楽しめる場所にしようと植栽した。繁殖が自然に進み、今年はより華やかになったという。安藤鉄秋副会長(72)は「きれいにそろい、文字の緑が目立っている」と話した。20日過ぎごろまで楽しめそう。
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掛川市、多死社会備え会議創設 7月めど、施策検討
掛川市は7月をめどに、団塊世代の高齢化の進行を見据えた有識者会議「多死社会のまちづくりを考える会議」を創設する。学識経験者や不動産業者、司法書士ら15人程度で構成し、施策を議論する。庁内の各担当部署でも空き家問題や労働力不足、介護・健康・医療などに関する5部会を設けて、課題を抽出する。 市によると、2021年度までは1200人前後で推移していた市内の死亡者数が22年度に1400人を超え、今後も増加傾向が続く見通し。久保田崇市長は「福祉や空き家、相続のほか、今後は火葬場待ちの問題も生じてくる。直面している課題から目を背けることなく、しっかりと向き合っていきたい」と述べた。 24年度内に3回
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⚾横須賀【静岡県高校野球チーム紹介2024夏】
部員が少ない分、協調性があるチーム。点差が開いても食い下がる粘り強さがある。打撃の強化も図った。取れるアウトを確実に取り、県ベスト8を目標に勝ち進みたい。 table { width: 100%; border-collapse: collapse; } table, th, td { border: 1px solid black; padding: 8px; } th { background-color: #f2f2f2; } tr:nth-child(even) { background-color: #f2f2f2; } 役
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【時評】シアスター・ゲイツ「アフロ民藝」 理想と実践 明快に提示(山口裕美/掛川市「現代アート茶会」芸術プロデューサー)
ArtReviewの2023年「アート業界で影響力があるベスト100ランキング」第7位のアーティスト、シアスター・ゲイツに会ったのは、2年前の国際芸術祭あいちの常滑会場(愛知県常滑市)だ。陶芸家、彫刻家、都市計画のキーパーソン-。たくさんの肩書で紹介される彼の表現活動は多岐にわたる。 日本の哲学とブラックアイデンティティーを融合させてきた彼の集大成ともいうべき個展「アフロ民藝」が、東京・六本木の森美術館で開催中だ。今年のベスト3に入るのは確実だと思う。 最初の部屋には、河井寛次郎が所有していた江戸時代後期の僧侶、木喰上人の《玉津嶋大明神》と彼自身の作品、次の部屋には本展のために常滑で制作
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事故対策 他署とも協力 浜松東署長・藤浦学さん【新署長語る】
管内は車の交通量が多く、混雑している印象。交通事故への対策が課題となっている。自転車のヘルメットを着用している人が少なく、危険性の周知を図りたい。学校や家庭、職場での啓発が重要だ。今年に入ってから死亡事故が発生していないので、他署とも協力しながら継続していきたい。 事件では、一昨年と昨年を比較して侵入盗やひったくりなどの重要窃盗犯の認知件数は減少している一方、自転車盗といった非侵入窃盗が大幅に増加している。災害への備えも確実に進めなければいけない。署員には与えられた仕事をしっかりこなしてほしい、現状を認識した上で役割を果たしてもらいたいと伝えている。 阪神淡路大震災を機に「地域のためにで
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まぬけ【間抜け】 山崎皓司/「気がついて」やっている【SPAC俳優 言葉をひらいて㉛】
気がつかないでばかげた事をすること、そういう人―だそうです。夕食時、妻に「間抜けな顔してる」と言われて調べました。ただ僕は、“気がついて”ばかげたことをしています。それが僕の仕事、俳優は「間」が大事! 先日、東京の知人から「中野区新庁舎のイベントページに山崎さんの写真が!」と送られてきた写真は、ふんどし姿で餅をまき、人の頭を筆に書道をして決め姿の僕(写真は11日に行われた「新庁舎開庁記念イベント」の様子)。先月のこのコラムの写真には殿さま姿の僕。“気がついて”とは言うものの、確かに間抜け。 僕の親族は、毎年恒例で元日に20人程が集まるのです
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道路寸断想定 大半「訓練せず」 震災時、広域避難路開けるか 浜岡原発停止13年
静岡新聞社が浜岡原発について実施した11市町の首長アンケートで、道路寸断を想定した訓練を実施しているかを聞いたところ、大半の市町が「実施したことはない」と回答した。建物倒壊や津波が発生し、要救助者がいる状況で広域避難は可能なのか―。北陸電力志賀原発が立地する石川県志賀町の担当者は、発災後の混乱期の代替ルート選定や周知の難しさを挙げ、ルートの多重化や訓練の重要性を強調する。専門家は、南海トラフ地震で発生しうる被害を現実的に考えた対策を求める。 「実施したことがある」としたのは焼津と掛川の2市のみ。焼津市は「県原子力防災訓練の図上訓練で実施した」と説明する。県と11市町が毎年実施している図上訓
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浜岡原発全炉停止13年 広域避難計画、複合災害への想定甘く 11首長アンケート
政府の要請で中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)が全炉停止して14日で13年を迎える。元日の能登半島地震では緊急輸送路の寸断が相次ぎ、大規模地震と原発事故の複合災害が起きた場合の広域避難の難しさが露呈した。静岡新聞社が浜岡原発の半径31キロ圏11市町の首長に対して実施したアンケートでは迂回(うかい)路の検討不足などが明らかになった。県の広域避難計画を含めて複合災害に対する想定の甘さが浮かんだ。 ※画像タップで拡大してご覧になれます 迂回路を設定しているか尋ねた質問では、御前崎、藤枝、島田、磐田、吉田の5市町が「検討中」と回答した。島田市は「県と国がアクセス道路について代替路線などを
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「テンカラ大王」石垣さん招き、釣り講習会 掛川・原野谷川漁協【動画あり】
掛川市の原野谷川漁協は11日、和式毛針を使うテンカラ釣り講習会とアマゴ放流会を同市居尻で開いた。動体視力研究の第一人者で釣りファンからは「テンカラ大王」として知られる石垣尚男愛知工業大名誉教授(77)が講師を務め、釣法を分かりやすく指南した。 静岡県内外から14人が参加した。石垣さんは水温と魚の活性との関連性やさお選びのポイントなどを丁寧に解説した。参加者からは「毛針の色は釣果に影響するか」「さおの長短による違いは」などと質問が相次いだ。原野谷川でのキャスティング練習にも励んだ。 講習に合わせて、参加者と漁協関係者ら約30人がアマゴの成魚70キロを放流した。水生昆虫を模した毛針を自作する
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新茶2キロ 掛川市に寄贈 茶商協同組合、18日呈茶も
掛川茶商協同組合は10日、掛川市に新茶2キロを贈った。18日に掛川駅北側の駅通りで開催されるイベント「けっトラ市」の来場者に振る舞い、PRする。 同組合の堀内知久理事長ら5人が市役所を訪れ、久保田崇市長に手渡した。 今年の茶はうまみ成分の「テアニン」を多く含んでいるという。堀内理事長は「おいしい茶ができた。安心して販売できる」と話した。市が推進している「茶業版フェアトレード」にも触れ、「生産者にも茶商にもよい結果になるといい。茶が健康に良いことをアピールして消費を拡大できたらいい」と話した。 茶業版フェアトレードは、生産者と茶商がパートナーシップを結び適正な価格形成をする仕組み。市によ
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視覚障害者の自筆投票サポート、手作り補助具導入 知事選で掛川市選管
掛川市選挙管理委員会は26日投開票の知事選で、視覚障害者が自ら投票用紙に候補者名を記入するのをサポートする補助具を導入する。プラスチック製ファイルの一部をくりぬき、挟み込んだ投票用紙の記入欄と枠が一致するよう仕上げた。職員の手作りで、表面を触れば凹凸で記入欄が分かる仕様になっている。 市選管によると、公職選挙法は投票者が自書することを規定している。視覚に障害がある人を考慮して、点字投票と選管担当者が代わりに記入する代理投票が認められているが「自分で候補者名を書きたい」との要望は根強かった。代理投票では、担当者に候補者名を口頭で伝える必要があり、投票先が周囲に漏れることを不安視する人も多かっ
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交通事故死 再発防止策を検討 掛川署が現場診断
掛川署は9日、掛川市三俣の市道で3月13日に発生した交通死亡事故の現場診断を行った。住民や署員、市職員ら約30人が参加し、再発防止策を検討した。 事故は午後7時ごろ発生した。直線道路を南進していた軽乗用車と同じ方向に歩いていた70代女性が衝突し、女性が亡くなった。現場は見通しが良く、当時は交通量はまばらだった。参加者からは歩道や街灯の設置や右側通行の徹底を求める案が出た。現場近くの横断歩道の表示が薄くなっていることも指摘され、塗装の塗り直しも提案された。 同署管内では2024年に入り、交通死亡事故が3件発生している。
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記者コラム「清流」 熱いごみ減量レース
人口10万人以上50万人未満の自治体の中で、ごみ排出量が最も少なかった掛川市が2位に後退した。前年よりさらに排出量を減らしたにもかかわらず、東京都日野市に全国トップを譲った。市民として悔しい。 悔しさを抑えて日野市に電話で問い合わせた。担当課は「ごみゼロ推進課」。プラスチックごみの資源化を進めた第2次ごみ改革の効果が表れたという。第1次改革は戸別収集方式や高額な指定ごみ袋などが特徴的。啓発戦士「ごみゼロマン」もいる。ごみを巡る文化の違いが新鮮だった。 掛川市でも衣装ケースなどの製品プラスチックを回収する実験が始まった。紙おむつや生ごみの資源化に向けた研究も続ける。日野市と競り合いながら、
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掛川・原野谷川漁協、アユ漁業権を更新せず 今季から放流なし
掛川市北部の原野谷川で遊漁を管理する原野谷川漁協が、アユに関する漁業権の更新を見送ったことが8日、同漁協への取材で分かった。県内各地の河川で今季のアユ釣り解禁が迫る中、原野谷川は対象河川から外れる。アユ釣り愛好家の減少や放流の負担増などが主な要因。今季からアユの放流を行わず、アマゴとニジマスに絞った渓流釣りに経営資源を集中する。 同漁協によると、アユ関連事業は不振で、遊漁料収入では放流費用を賄えない状況が続いていた。2023年シーズンは一定数の成魚を放流したが、おとりアユ販売は取りやめた。同漁協の河合宏一理事(56)は「アユの釣り場でなくなるのは残念だが、やむを得ない。経営が改善すれば復活
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掛川の衝突死亡事故、身元判明
掛川署は8日、掛川市高御所の市道で4月25日に発生した軽乗用車と路上にいた男性の衝突事故で、死亡した男性の身元がベトナム国籍、川崎市宮前区野川本町3丁目、技能実習生の男性(32)と判明したと発表した。
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モーグル堀島、最優秀選手に 三木つばきらは優秀選手 全日本スキー連盟
全日本スキー連盟は8日、2023~24年シーズンの最優秀選手賞にフリースタイルのモーグルで日本男子初となるワールドカップ(W杯)種目別優勝を果たした堀島行真(トヨタ自動車)を選んだ。同日、東京都内で表彰式を開いた。 優秀選手賞は、伝統あるジャンプ週間で3度目の総合優勝を達成した小林陵侑(チームROY)、スノーボード世界選手権女子パラレル大回転で優勝した三木つばき(浜松いわた信用金庫、掛川市)らが受賞。ジャンプ男子で4季ぶりにW杯に出場し、最多出場記録を更新した51歳の葛西紀明(土屋ホーム)は特別賞を受賞した。
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笠井中・門奈さん SSクラス優勝 磐田将棋愛好クラブ大会
磐田将棋愛好クラブの第237回大会がこのほど、磐田市の市総合健康福祉会館iプラザで開かれた。39人が参加し、最強のSSクラスで浜松・笠井中3年の門奈佑紀さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 SS ①門奈佑紀(浜松市)②田中雅英(同)③宇藤敬行(磐田市)▽S ①北島耕太郎(浜松市)②赤松僚助(同)③花本真也(同)▽A ①池谷哲治(磐田市)②藤沢勝(同)③大庭悦治(同)▽B ①鈴木繁(磐田市)②鈴木勉(森町)③高柳長男(掛川市)
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鉄道×自転車 輪行 気ままに遠くまで 掛川、森巡るガイド旅【しずおかアウトドアファン】
サイクリングは徒歩に比べて遠くまで移動できるのが長所だが、一日に自走できる距離には限界がある。そんな時に選択肢となるのが、列車や電車などの公共交通機関に自転車を持ち込んで乗車する「輪行」だ。日程や体力に合わせて上手に取り入れれば、行動範囲は大きく広がる。4月下旬に中東遠地域で行われたイベント「ゆるゆる遠州ガイドライド」(実行委主催)で、鉄道での輪行旅の魅力に触れた。(生活報道部・草茅出、山本淳樹) 同イベントで輪行を含むコースを採用したのは「森町三昧[ざんまい]! 美味[おい]しい小京都を巡る自転車&鉄道の旅」。地元ガイドの案内で、県内外から参加した11人が掛川市役所を出発した。同市と「
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静岡県知事選、一枚岩にならない農業票 県農対協が大村氏推薦も西部JAは自主投票
知事選の告示を9日に控え、静岡県内農業団体の動きが活発化している。川勝平太知事の農業生産者に対する差別的な発言が辞職につながっただけに、新たな知事を決める選挙への関心は高い。上部団体の方針に地域の事情や思惑が交錯し、一枚岩にならない情勢の中、立候補予定の各陣営は農業課題の解決策を打ち出し、懸命に取り込みを図る。 4月25日、県内10JAのトップらで組織する県農政対策協議会(農対協)。元副知事大村慎一氏(60)の推薦を決めた鈴木政成委員長(JA静岡中央会会長)は終了後、報道陣の取材に「全会一致」を強調した。前浜松市長鈴木康友氏(66)の実績に一定の評価を示しつつ、県西部のJA関係者も含めて「
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掛川の日本酒 最高金賞 土井酒造場「開運夢仕込み」
土井酒造場(掛川市小貫)の日本酒「開運特別本醸造夢仕込み」が、今春開かれた品評会「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2024」のメイン部門で、最高金賞に選ばれた。 開運夢仕込みは、すっきりとした味わいが特徴で、飲みやすくふくよかな余韻が楽しめる。掛米に同市南部で生産する「高天神コシヒカリ」を使用した。 7日、土井彩子取締役と杜氏(とうじ)の榛葉農さん(47)が市役所を訪れ、久保田崇市長に報告した。土井取締役は「メードイン掛川の夢仕込みが受賞したことがうれしい」と語り、榛葉さんは「食用の米で造った酒が良い評価を得られた。これからの季節、カツオの刺し身と楽しんでほしい」と話した。 久保田市長は
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デジタル茶況(5月7日)遅場所中心の顔ぶれに
静岡市中と静岡茶市場の県産一茶は、産地の顔ぶれが中西部から東部や本山筋の山間部などの遅場所中心に切り替わりつつある。降雨の影響による取引小休止を見越した買いはあったが、「二茶を売っているような感覚になる相場」(市中あっせん業者)が続く。 一茶生産を終え、番茶を出荷する産地も出始めた。郡部茶商は「番茶が本茶の値段と同じか、場合によっては高いケースもある」と話す。 藤枝 JA大井川藤枝工場は7工場から11口1652キロが上場し、3600~1350円で取引された。高値は藤枝かおり。1000円台後半が中心。雨と値段の影響で買い手が多く、片付きは早かった。 島田、金谷、川根 JA金谷センターには
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⚾中学女子野球チーム発足 掛川拠点「中遠ガールズ」 進学後も継続希望、受け皿に
女子中学生を対象にする軟式野球チーム「中遠ガールズ」が本年度、掛川市を拠点に発足した。スポーツ少年団に所属し、進学しても野球を継続したい選手の受け皿になっている。全国大会に向け汗を流しながら、女子野球の普及活動にも取り組む。 チームには中東遠地域の9人が所属し、週に2回、同市内のグラウンドで活動する。中学の野球部や他の部活と兼任する選手もいる。市の公認地域クラブで、2026年夏までに予定される部活動の地域移行の受け入れ先にもなる。 枝村皇也代表(41)によると、女子の野球経験者は進学を機に中学の野球部に入るか他競技に変更する場合が多い。体格差や雰囲気などから、男子の多い中学の野球部にはな
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東大「緑茶愛好会」と掛川・大塚製茶がタッグ 地元産新茶で商品開発、学園祭で販売へ
掛川市の大塚製茶は東京大の学生グループ、緑茶愛好会と協力し、新茶商品の開発に取り組んでいる。若者に茶の魅力を伝えることが目的。6日、愛好会のメンバー8人が同社を訪れ、テイスティングをしながら掛川市産のやぶきたをメインに使ったブレンドに決めた。 同愛好会が若者へ茶をPRするため、18、19日に行う学園祭で販売する商品の開発を企画し、同社に協力を依頼した。メンバーは6日、同市東山の茶園や荒茶工場などを見学した後、同社で茶の味や色を見ながら販売する配合を決めた。3種の茶をさまざまな割合で混ぜて試飲を重ね、香りや味がはっきり感じられる飲みやすい茶を追求した。パッケージには赤門や茶を飲む人のイラスト
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国画賞に浜松の葛西祐子さん
国画会の第98回国展で、版画部の葛西祐子さん(浜松市中央区)が最高賞の国画賞を受賞した。同部の永田寿治さん(同)が会員に推挙された。同展は13日まで東京・国立新美術館で開催され、21~26日に愛知県美術館で巡回展示する。 県内入選者は次の通り。 絵画部 萩原敏江(御殿場市)▽版画部 本多薫(浜松市中央区)本島建治(掛川市)勝亦彰夫(沼津市)篠田泰雄(静岡市葵区)▽工芸部 佐々木泰男(富士宮市)高安朱麿子(磐田市)鷲巣恭一郎(静岡市葵区)▽写真部 青野真由美(長泉町)
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木版の新たな表現求め 牧野宗則さん(静岡)画業50年たどる展覧会 18日から、掛川市二の丸美術館
静岡市の木版画家牧野宗則さん(84)が今年、画業50年を迎えた。伝統的な浮世絵版画の技法を基に、作画から彫り、摺[す]りまで一貫して一人で行う。江戸時代から続く伝統を超え、木版による新たな絵画表現を求めてきた半世紀でもある。その軌跡をたどる展覧会が18日、掛川市二の丸美術館で始まる。 中学3年の時、松坂屋静岡店で開かれた浮世絵展で、京都からやってきた摺師[すりし]の実演に「すっかり魅せられ、1週間毎日通った」。高校の長期休暇のたびに京都へ。その職人の仕事場に寝泊まりし、絵師や彫師の熟練技も目の当たりにした。卒業するころには道具の扱い方や版木の見極め方までも習得。伝統版画の複雑さ、精緻さに
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GW後半 静岡県内交通混雑 東名高速で事故渋滞も
ゴールデンウイーク(GW)後半の4連休初日の3日、好天に恵まれた県内の交通網は観光客や帰省客で混雑した。 JR東海静岡支社によると、東海道新幹線は午前中を中心に上下とも混み合った。静岡駅発着のひかりの自由席乗車率は下りで最大150%、上りで最大140%に達した。こだまも下りで100%、上りで80%となった。 高速道や一般道は事故や混雑の影響で渋滞が散発的に発生した。県警交通管制センターなどによると、新東名高速道下り浜松サービスエリア―新城インターチェンジ(IC)間で最長8・5キロ、東名高速道下り御殿場IC―駒門パーキングエリア間で5キロ、熱海市の国道135号や浜松市中央区の国道1号でも2
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安全運転推進へ 2事業所を指定 掛川署と地区安管協
掛川署と掛川地区安全運転管理協会はこのほど、2024年度の安全運転管理推進事業所に、積水ハウス静岡工場(掛川市中)と若杉組(同市千浜)の2事業所を指定した。 同署で行われた交付式で、鈴木康弘署長が積水ハウス静岡工場の鈴木正太郎さんと若杉組の若杉有城社長に指定証を手渡した。鈴木さんと若杉社長は「従業員に交通安全を呼びかけていく」と話した。
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城郭復元イラストの第一人者・香川さんの原画展 4日にはトークイベント 掛川城御殿
掛川市掛川の掛川城御殿で6月2日まで、城郭復元イラストの第一人者として知られる香川元太郎さんの原画展が開かれている。5月4日には、香川さんが作品を詳しく解説するギャラリートークを行う。 精密なタッチで描かれた城の鳥瞰(ちょうかん)図50点を出展した。掛川城と高天神城(同市)、静岡市の賤機山城や丸子城など東海地方の城郭が中心。徳川家康入城時の江戸城(東京都)や小牧・長久手の戦い当時の小牧山城(愛知県小牧市)など歴史の舞台になった名城も多く、来場者を楽しませている。 掛川城天守復元30周年記念事業の一環。香川さんのイラストをあしらった限定御城印も販売している。1枚500円(税込み)。
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GWの事故抑止 速度取り締まり 袋井署、掛川署など
袋井署と掛川署、県警交通指導課は30日、大型連休中の交通事故抑止を目的に、袋井市愛野の小笠山総合運動公園エコパ前の道路で、可搬式速度違反自動取締装置による車両の速度取り締まりを実施した。 法定速度が制限の掛川市内の県道で実施。同所は車両の速度が出やすく、大型連休中には交通量の増加が予想される。署員ら計9人が約2時間にわたり車の速度違反に目を光らせた。
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デジタル茶況(5月2日)雨後で取引小休止
静岡茶市場と静岡市中の県産一茶は前日朝から各産地で降り続いた雨により摘採を見送った工場が多く、少量の取引となった。初倉や磐田は最終盤を迎え、遅場所の東部や中山間地は生産が本格化してきた。東部のJA担当者は「今期は上場し始めた段階で他産地の相場が悪く、例年以上に厳しいスタートとなっている」と話す。 藤枝 前日の雨で取引はなかった。市場関係者は「雨後は大きく様変わりするだろう」と話す。 島田、金谷、川根 前日の雨の影響で取引は少量に限られた。 榛原、相良 取引はほぼなかった。牧之原市内で契約茶園の生産が本格化しつつある。 掛川、小笠 1日の降雨の影響で掛川茶市場は休場した。生産者は露払い
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茶業功労たたえる 杉山彦三郎賞 4個人1団体 静岡
本県産茶の主力品種「やぶきた」の生みの親である杉山彦三郎翁の遺徳をしのび、茶業の発展に貢献した功労者をたたえる「杉山彦三郎賞」の表彰式が八十八夜の1日、静岡市葵区の駿府城公園で開かれた。 各茶業団体が推薦した本年度の茶業振興功労賞受賞者は、JAグループの要職を歴任し、地域農業の振興に寄与した松永大吾さん(71)=掛川市=、県や全国の茶業組織のトップとして指導力を発揮した成岡揚蔵さん(70)=静岡市葵区=、温度調節機能のあるほいろを開発し、手もみ製茶の普及に貢献した長谷壽一さん(86)=浜松市中央区=、製茶機械の技術開発を重ね、高品質・大量生産可能な製茶機械の礎を築いた寺田順一さん(85)=島
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蒸気機関車の汽笛 鳴らしてみよう! 5日、掛川でイベント
東海鉄道OB会掛川支部は5日午前10時から、掛川市中央の中央公園に保存される蒸気機関車(SL)に親しむイベント「汽笛を鳴らそう」を同公園で開く。 SLの汽笛を鳴らす体験や、記念撮影ができる。「こどもの日」をモチーフにしたヘッドマークも用意する。 年に2回行っている恒例のイベントで、参加は無料。小雨決行。
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デジタル茶況(5月1日)出荷量減り 取引足早
八十八夜を迎えた静岡市中と静岡茶市場の県産一茶取引は、前日朝の雨の影響で出荷量が減少したこともあり、足早に終わった。市中問屋は「八十八夜という雰囲気ではないが、連休を見越した買いが集中したのだろう」とみる。 取引価格帯は1000円台前半が膨らみ、生産開始間もない遅場所の値段も低調に推移している。1000円を大きく割り込む荷もあった。市中あっせん業者は「お茶が一番売れた頃とは隔世の感がある。これでは2番茶の値段だ」と話した。 藤枝 JA大井川藤枝工場は5工場から10口1752キロが上場し、3900~2200円で取引された。中心は2000円台半ば。安値の荷の引き合いが強かった。 島田、金谷
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デジタル茶況(4月30日)八十八夜前 全体相場が続落
静岡市中と静岡茶市場の県産一茶は、産地がおおむね出そろった。遅場所の出回りが膨らんだが、終盤を迎えた早場所の値に引きずられ、相場は続落。八十八夜(5月1日)を前に取引全体の中心価格帯は1000円台に落ち込んでいる。一部に品質重視の買いがあるが、主流は価格を優先した取引に移行している。 郡部の問屋は「茶の商いが良かった時代は、この時期の相場が2000円台後半だった。八十八夜の新茶という文化が消費者にも業界にもなくなりつつある」と指摘する。 本山筋のある生産者は「一番茶でこの値段では、来年は続けられない」と下を向く。 藤枝 JA大井川藤枝工場は6工場から13口2102キロが上場した。高値は
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2024年春の叙勲 輝く受章者【静岡県内関係一覧】
政府は2024年春の叙勲受章者を29日付で発表した。静岡県内受章者は次の通り。 ◇…桐花大綬章…◇ 大谷 直人(71)元静岡地裁所長=東京都世田谷区代田 ◇…旭日中綬章…◇ 岡本 護(79)元県議会議員=浜松市中央区幸 西原 茂樹(70)元牧之原市長=牧之原市堀野新田 森 竹治郎(81)元県議会議員=下田市須崎 ◇…瑞宝中綬章…◇ 青島 伸治(81)筑波大学名誉教授=茨城県つくば市上ノ室(本籍静岡県) 大嶽 幸彦(81)上越教育大学名誉教授=新潟県上越市南城町(本籍静岡県) 大谷 栄治(73)東北大学名誉
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2024年春の褒章 静岡県内受章者 喜びの声【まとめ】
2024年春の褒章受章者(29日発令)が発表された。県内関係は13人。業務に精励した人に贈られる黄綬褒章が5人、公共的な職務に貢献した人に授与される藍綬褒章が8人だった。受章者が喜びを語った。 ◇…黄綬褒章…◇ 伊藤 哲(73)大和工機社長=静岡市葵区梅屋町 武内 昭人(61)鉄組潜水工業所工事部長=静岡市清水区村松 西川 浩之(58)司法書士=焼津市田尻北 堀内 昭次(77)行政書士=掛川市大多郎 山本 正信(72)富士見工業社長=静岡市駿河区富士見台 ◇…藍綬褒章…◇ 青木 峯子(78)保護司=沼津市大岡 石井 剛司(
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リニア開業に伴う沿線の振興 東海道新幹線どう活用?【静岡県知事選2024 リニアの行方㊥】
リニア中央新幹線沿線都府県の経済団体で構成される「リニア中央新幹線建設促進経済団体連合会」(事務局・名古屋商工会議所)。静岡県が2022年7月に加盟した行政中心の期成同盟会と対になる組織で、リニア開業に伴う沿線の振興を目的にしている。静岡市の北端をトンネルが通るだけで、“蚊帳の外”だった静岡県の経済団体も最近、加盟に向けて遅まきながら動き始めたと複数の関係者が明かす。県幹部は「これまではリニア新駅ができる地域の議論が中心だったが、東海道新幹線沿線にも目を向けるきっかけになる」と歓迎する。 JRとの間で環境問題の協議が続いている静岡県では、環境の議論を優先し、リニア開
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NEC、地元戦惜敗 本村(掛川出身)適時打及ばず ソフトボール・JDリーグ
女子ソフトボールのJDリーグは27日、掛川球場などで行われ、NECプラットフォームズは3-4でデンソーに敗れ、今季最初の地元戦を白星で飾れなかった。 NECは二回に金井亜茉音の適時打、三回は諏訪いろはの左越えソロで2点を先行したが、五回に2番手大場亜莉菜(三島市出身)が4長短打を浴びて4失点。六回に本村夏穂(掛川市出身)の適時打で1点差に迫ったが、届かなかった。 28日は同球場でビックカメラ高崎と対戦する。 反撃の二塁打 NECは今季の地元初戦で敗れたが、昨季プレーオフに進んだデンソーから2点を先行。逆転されても食らい付き、上位と渡り合う力を付けている。 打力が課題のチームが、六回ま
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地元産の新茶がずらり 来場者でにぎわう 掛川・とうもんの里
掛川市山崎の農村文化発信施設「とうもんの里総合案内所」で27日、恒例のとうもん新茶まつりが始まった。地元産の新茶の試飲サービスや農産物販売を展開し、大勢の来場者でにぎわった。28日まで。 掛川と袋井の両市から各種の新茶が届いた。施設を運営するNPO法人とうもんの会のメンバーは、ホットプレートを使った製茶を実演した。山下みさお理事長は「天候不順で新茶がそろうか心配だったが、間に合って良かった。田園の風景を守っていきたい」と話した。 雨の影響で、茶娘衣装の着付けと茶摘み体験は28日に延期した。
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掛川の市道で軽乗用車と男性衝突 男性は死亡
25日午後10時20分ごろ、掛川市高御所の市道で、同市長谷1丁目、看護師の女性(24)の軽乗用車と路上にいた男性が衝突した。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。 現場は片側1車線の道路直線部分。掛川署によると、男性は外国人とみられ、道路に座っていた。近くに自転車があったという。同署が身元の確認を急ぐとともに、事故の原因を調べている。
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幻想的空間 月夜の茶摘み 掛川
掛川市の掛川茶振興協会は25日夜、恒例の「月夜の茶摘み会」を同市五明の茶園で行った。参加者は月明かりの下、柔らかな新芽を丁寧に摘み取った。 県内外の約60人が参加し収穫を楽しんだ。生育の早かった「めいりょく」の茶園250平方メートルが会場。東山茶業組合が製作した竹灯籠の明かりや藤枝市の演奏者HIROさんによるアコースティックギターや竹笛の音色が、幻想的な空間を演出した。3度目の参加という掛川市の会社員青山直子さん(61)は「たくさん摘めて楽しかった。月の下での収穫は貴重な機会」と話した。 「満月の夜に摘んだ茶はおいしい」との一説を元に2009年に始まったイベントで、新茶の呈茶や菓子のサービス
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道の駅掛川 祝“20歳” 6日まで「記念ウイーク」
掛川市八坂の道の駅掛川で26日、開業20周年の記念式典が開かれた。「記念ウイーク」と銘打って5月6日まで、新茶や特売品などを提供する。 運営会社や行政の関係者がくす玉を割り、節目を祝った。道の駅掛川の岩下拓二社長が「当初は農産物が集まらず苦労したが、今では遠方からたくさんの人が来てくれる。応えてくれた農家に感謝したい」と歩みを振り返った。久保田崇市長は「道の駅がさらに発展して成長することを願う」と述べ、観光と茶業の振興に注力する考えを示した。 会場ではSBSラジオの番組「上田朋子のゴーイング マイ ウエスト」の公開生放送が行われた。日坂小児童は地元の新茶で大勢の来場者をもてなした。
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デジタル茶況(4月26日)雨後で値押し目立つ展開
静岡茶市場と静岡市中の県産一茶は産地の顔ぶれがほぼ出そろった。降雨による小休止をはさんだため、買い手は芽伸びを指摘して値押しを続ける展開が目立った。買い気も鈍く、特に大口の荷は手合わせまでに時間を要した。 早場所は2000円前後の取引が中心で、相場は全体として軟調に推移。初荷で2000円を割り込む工場も散見された。生産者からは「この安さではとても続けられない。今期でやめる農家もどんどん出てくるだろう」との声が続出している。市中あっせん業者は「末端で売れていないのか、買いの本数が少ない。下の荷は買いたたかれてしまう」と話す。 藤枝 JA大井川藤枝工場は4工場から9口1053キロが上場した。
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企業が取り組むSDGs学ぶ 袋井・浅羽中生 松浦梱包輸送(掛川)見学
袋井市の浅羽中2年生9人が23日、掛川市梅橋の松浦梱包輸送を訪れ、同社が推進する持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた取り組みを学んだ。現場改善のために自動化された倉庫なども見学した。 同社の担当者が、地域貢献の一環で注力している交通安全と防犯の活動などを紹介した。トラックを使った交通安全教室を小学校で計画していることも明かし「地域の安全確保を目指していく」と述べた。真っ先に挙手して質問した渥美航平さん(13)は「勉強になった。実践している具体的な取り組みがよく分かった」と話した。 同社は掛川市と連携して地域課題を解決する「掛川SDGsパートナー」に登録され、循環型まちづくりなどの事業
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デジタル茶況(4月25日)雨後で小休止 明日取引本格化
静岡市中と静岡茶市場の県産一茶は、雨後で取引が小休止した。24日の茶市場に今期初めて1万キロ超が上場し、ようやく盛期入りのムードが出てきた。26日は市中、茶市場ともに産地の顔ぶれと荷口が一段と増える見込み。 今期の県産一茶の出来栄えについて市中問屋は「各地とも全体的に味が濃く、まとまっている印象。値段と品質のバランスの見極めがとりわけ重要なシーズンになる」と話した。 藤枝 前日の雨で取引は行われなかった。生産者と茶商らは雨後の様変わりを懸念している。 島田、金谷、川根 前日の雨の影響で、川根地域は取引がなかった。早場所の島田市川根町や地名など南部地域で摘採が始まった。 榛原、相
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宮沢博行衆院議員(比例東海)、自民に離党届提出
自らの不祥事を理由に議員辞職願を出している自民党の宮沢博行氏(衆院比例東海)は24日、同党に離党届を提出し、受理された。議員辞職は25日の衆院本会議で許可される見通し。 宮沢氏を巡っては24日の「文春オンライン」が、妻子がありながら、別の女性と金銭援助を伴う同居をしていたなどと報じた。 宮沢氏は辞職願を出した23日、国会内での報道陣の取材に「不祥事が重なり、辞職を決意した。政治不信を増幅しかねないということもあった」と述べた。 ただ、具体的な不祥事の内容は近く週刊誌に掲載されるとして説明を避け、その後は記者会見もしていない。事務所関係者によると、所在が把握できない状態が続いているという
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衆院静岡8区 新人松下友樹氏擁立 参政党
参政党は24日、次期衆院選静岡8区に新人の松下友樹氏(40)=浜松市中央区=を擁立すると発表した。同党によると、松下氏は金沢市出身。浜松北高、浜松医科大を卒業し、形成外科医として県西部の総合病院で16年間勤務した。現在は掛川市の美容クリニックで院長を務める。
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丸山製茶 茶農協継承 掛川で25日から生産
担い手不足で2023年8月に解散が決まった富士東製茶農協(掛川市東山)の運営を、地元茶商の丸山製茶(同市板沢)が引き継いだ。25日から、同社の「富士東茶工場」として新茶を生産する。 富士東製茶農協が操業を始めたのは1940年。協同組合の発足は掛川市周辺では先駆けだったという。東山の茶はしっかりとした味わいが特徴で固定ファンも多い。ただ、所属する茶農家は20年前と比べて半減し、高齢化も課題だった。 茶価の低迷により運営が苦しくなる中、複数の若手が組合を去ることを契機に昨夏、幕を下ろすと決めた。若手の1人、松浦永治さん(44)は「先に辞めた方が得になる状況だった」と経営の厳しさを語る。 丸
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掛川の岩本さん SSクラス優勝 日将連浜松支部4月大会
日本将棋連盟浜松支部の4月大会がこのほど、浜松市中央区の積志協働センターで開かれた。69人が参加し、最強のSSクラスで岩本倖さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 SS ①岩本倖(掛川市)②高〓烝(浜名区)③田中雅英(中央区)▽S ①河合将輝(浜名区)②岡本徳裕(磐田市)③渥美孝太郎(中央区)▽A ①幸田好司(磐田市)②川口哲也(中央区)③藤原紳裕(御前崎市)▽B ①高瀬冬馬(中央区)②伊藤龍(浜名区)③佐久間庸生(中央区)▽C ①山下浩之(浜名区)②鈴木繁(磐田市)③鈴木勉(森町) ※高〓烝の〓は木ヘンに却の去がタ
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春をテーマに山岳写真映写会 27日、掛川の小川さん
掛川市の山岳ガイド小川正育さんが27日午後1時から、春をテーマにした山岳写真の映写会を同市大渕の市大須賀市民交流センターで開く。 北海道の大雪山系や長野県安曇野市の山々、静岡と山梨の両県にまたがる天子山地などの春の風景を切り取った写真を紹介する。ハイキングや登山に関する質問にも応じる。 参加無料。問い合わせは小川さん<電090(7952)6856>へ。
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「産業人の力で地域振興を」 大坪所長(静岡産業大総合研究所)掛川で講演
静岡産業大総合研究所の大坪檀所長(95)が22日、掛川市内で開かれた中小企業経営者らの自己研さん組織マネジメント・リッチ・クラブ(MRC)の総会で講演した。「人口流出と事業革新」と題して社会環境の変化を解説し、成長産業への挑戦を呼びかけた。 若者流出の要因の一つに大都市圏との所得格差があるとして、賃上げの原資確保に向けた体質改善を促した。地域振興を政治に任せるべきではないとの見解を示し「この地域をどうするかは産業人に懸かっている」と力を込めた。 成長の鍵に、事業のグローバル化と製品・サービスの高付加価値化を挙げた。業務提携や新事業参入の事例を紹介した上で「遠慮なく海外から学ぶ姿勢が大事に
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クラウンメロン 高橋さん(袋井)優等賞 若手品評会
クラウンメロンの若手生産者を対象とした品評会(県温室農業協同組合クラウンメロン支所青年部主催)がこのほど、袋井市小山の同支所で開かれた。最高の優等賞には高橋正行さん(同市)が輝いた。 袋井、浜松、掛川市に住む36歳以下の生産者16人が、6玉一組で出品した。市場関係者や栽培指導部門の生産者らが審査員を務め、外観のそろいや食感、糖度などを確認した。 クラウンメロンの品質向上、生産者の育成などを目的とし、30回目。同支所によると、今年も質の高いメロンがそろったという。 その他の入賞者は次の通り。 1等賞 寺田利明(袋井市)▽2等賞 金原大貴(同)▽3等賞 岡本竜始(掛川市)
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デジタル茶況(4月24日)雨前の荷集中で今期最多の荷
静岡市中と静岡茶市場の県産一茶は、雨前に摘採した荷が集中し、産地と荷口の数がともに今期最多となった。雨後となるあすの取引小休止を見越し、先買いに動く買い手が目立った。 早場所は一茶生産の折り返しを過ぎ、相場が固まってきていて連日500円前後の下げ。2000円台を割る荷も出始め、全体に軟調ムードが漂っている。市中あっせん業者は「値の上下差が激しい。さばくのに苦労する荷が一定数ある」と語る。 これから摘採が本格化する県東部の生産者は「この相場状況を見ていると、例年よりもさらに厳しいシーズンになりそうだ」と懸念する。 藤枝 JA大井川藤枝工場で初取引が行われ、4工場から8口404キロが上場し
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【時評】川勝県政15年と本県茶業界 「協創」で次世代へ道開く(小泊重洋/地紅茶学会顧問)
川勝平太静岡県知事が15年に及ぶ知事職を辞する。本県茶業界との関わりを振り返ってみたい。私事だが、21年ほど本欄を書き続けている。時評ゆえに、その時々の出来事を書いているので、日記代わりになる。 2009年、本県で国民文化祭が開かれた。「日本人にとって茶の湯とは何か」というシンポジウムを企画して、基調講演を当時静岡文化芸術大学長であった川勝さんにお願いした。「茶の文化と文明」という題であった。しかし、急に県知事に就任したため、沙汰やみになった。川勝さんは人も知る茶文化の研究者でもある。 すぐに、静岡に日本の理想郷を作ろうと走り出した。お茶では、茶の都構想を打ち出した。どのようなものができ
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生育進み、品質良好 市内8工場から上場 掛川で新茶初取引
掛川茶市場は23日、掛川市千羽のJA掛川市本所で初取引を行った。3月の冷え込みを受けて前年より8日遅い開幕となった。生産者と茶商、行政関係者が式典に出席し、取引の活況を願った。 市内南部、東部などからの8工場から11口計1066・8キロが持ち込まれ、やぶきたやさえみどりが上場した。売り手と買い手が価格交渉を行い、取引が成立すると3回手をたたく「手合わせ」の音を各所で響かせた。最高値は3万円だった。 市は今期から、生産者と茶商が連携して適正価格を形成する「茶業版フェアトレード」を推進する。取引に先立ち行われた式典で、取引運営委員会の堀内尚委員長は「農家と茶商は一蓮托生(いちれんたくしょう)
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自民・宮沢氏(衆院比例東海)が議員辞職願「不祥事重なり決意」 女性問題原因か
自民党安倍派の宮沢博行衆院議員(比例東海)は23日、額賀福志郎衆院議長に議員辞職願を提出した。自身の女性問題が原因とみられる。辞職願提出後、国会内で記者団の取材に「私の不祥事が重なり、辞職を決意した。政治不信を増幅しかねないということもあった」と語った。不祥事の内容については、政治資金収支報告書の不記載とは別だと主張。近く週刊誌に掲載されるとして、詳細な説明を避けた。辞職は25日の衆院本会議で許可される見通し。 宮沢氏は派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、昨年12月に防衛兼内閣府の副大臣を辞任していた。裏金事件に関し「多くの仲間は身の潔白を証明したいと思っているが、派閥からしゃべるな
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部活動地域移行 課題を意見交換 静岡県都市教育長協議会
静岡県内23市の教育長でつくる県都市教育長協議会(会長・奥村篤沼津市教育長)が22日、同市で開かれた。「競技志向型」と「生涯志向型」のすみ分けや指導者確保など、部活動の地域移行に関する課題について意見交換した。 同市教委、市スポーツ協会と民間クラブ「アスルクラロ」の担当者が取り組み状況を紹介後、各市の教育長が現状を報告した。2026年度中に地域クラブに移行する掛川市は、子どもへの調査で要望が大きかったバドミントンの公認クラブを新設し、競技レベル別に3クラス設けるなど、具体的な運用方針を紹介。「96%以上の教員が部活動から離れたい意向を持っていた」と、市内教員への調査結果も示した。 指導者
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デジタル茶況(4月23日)出回りまばら 活気に欠ける
静岡茶市場と静岡市中の県産一茶は、雨後のつゆを気にして操業を取りやめた工場が多かった影響で、入荷がまばらだった。市中は坂部、磐田、初倉が中心で、順調に商談が成立。平均価格帯は3000円台半ばで推移した。初荷の上級品では7000円台~6000円台があった。 市中問屋は「品質は悪くないが、活気に乏しい」と語る。あっせん業者も「それほど買い気が強いわけではない。今日は入荷が少なく苦労しなかったが、明日一気に荷が増えたときにどうなるか」と気をもむ。 島田、金谷、川根 川根地域の初取引が行われ、下長尾や久野脇からやぶきた4口36キロが上場した。40888~10800円で取引された。平均単価は159
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掛川で東海北陸7県議会議長会議 再審法改正 国に要望へ 静岡県提起
圏域の共通課題を協議する東海北陸7県議会議長会議(座長・中沢公彦静岡県議会議長)が22日、掛川市内で開かれた。静岡、愛知、三重、岐阜、富山、石川、福井の各県議会が提出した10議案を審議し、いずれも原案通り決定した。議決事項は要望書として各省庁に提出する。 本県は刑事訴訟法の再審規定(再審法)改正を提起した。再審請求手続きでの証拠開示に制度的保障がないことや、再審開始決定後も再審公判に移行するまで長期間を要している実情などを問題視し、国に議論の加速を求める内容。鈴木澄美副議長による提案理由説明の後、中沢議長が袴田事件に言及し「県内では関心が非常に高い。袴田巌さんが再審請求に長年、苦労されたこ
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不要な製品プラ回収実験開始 掛川市のカインズ 再び製品原料に
不要になった衣装ケースやバケツなどの製品プラスチックを店頭回収する掛川市の実証実験が20日、同市上西郷のカインズ掛川店で始まった。9月末まで、駐車場に設置したコンテナで回収し、再び製品原料として流通させる資源循環モデルの構築を目指す。 ホームセンター大手カインズ(埼玉県本庄市)と廃棄物処理業の太洋サービス(浜松市中央区)、リサイクルプラスチック製造販売のプラニック(御前崎市)との共同事業。式典で久保田崇市長は「どのくらいの量が集まり、どのような製品に生まれ変わるのか。見定めながら取り組みを広めていきたい」と述べた。 衣装ケースをコンテナに入れる実演も行い、重量に応じてポイントをもらう回収
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「誰も取り残さず」 連合静岡東遠地協が宣言採択 掛川でメーデーの集い
連合静岡東遠地域協議会は21日、メーデーの集いを掛川市のつま恋リゾート彩の郷で開いた。約1300人が出席し、「誰一人取り残されることのない社会を築く」との宣言を採択した。 ウクライナ侵攻やガザ戦闘を念頭に、世界平和実現の先導役になるとした。また物流、建設業などに向けた法改正を受け、長時間労働の是正に向けた働き方改革に向き合うことも明記した。 菅仁実行委員長は春闘が大きな転換期を迎えたとし「物価上昇に負けない賃金確保のためには来年以降も継続した高い賃上げが必要」と話した。5月の知事選に向け、推薦候補への協力も呼びかけた。
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中東遠でゆる~く自転車旅 「ガイドライド」掛川からスタート 景色や銘菓楽しみながら
地元ガイドと一緒に自転車の旅を楽しむ「ゆるゆる遠州ガイドライド」(実行委主催)が20日、掛川市を中心とする中東遠地域で始まった。21日まで。 掛川市役所をスタート・ゴールとする全6コースを設定した。森町まで足を延ばして天竜浜名湖鉄道に自転車ごと乗って戻るコースは、高低差が比較的小さく初・中級者向け。参加者は途中で小国神社を参詣したり地元銘菓を味わったりしながら、約40キロのサイクリングを楽しんだ。 初日は計約80人が参加した。静岡市葵区の会社員藤原明日香さん(24)は「自転車に乗るのは久しぶりだが、慣れてきたら街並みも楽しめた。地元の人があいさつを返してくれてほっこりしました」と話した。
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日将連浜北支部大会 4月大会
日本将棋連盟浜北支部の4月大会がこのほど、浜松市浜名区のサンライフ浜北で開かれた。72人が参加し、最強のSクラスは静岡市の鈴木雄也さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 S ①鈴木雄也(静岡市葵区)②門奈光(中央区)③中川丈太郎(浜名区)④田中雅英(中央区)⑤夏目雄介(島田市)▽A ①落合雅巳(菊川市)②岸智之(静岡市葵区)③高瀬啓一郎(中央区)④稲場理(浜名区)⑤岡本徳裕(磐田市)▽B ①鈴木一男(中央区)②斉藤裕二(浜名区)③村松清(中央区)④藤原紳裕(御前崎市)⑤前田勇(掛川市)▽C ①中村敏男(中央区)②庄司圭佑(静岡市清水区)③伊藤龍(浜名区)④鈴木与四郎(中央区)⑤赤松賢伸
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掛川市緑地誤売却 市長と2副市長を減給処分 前市長は市に寄付
掛川市が行政財産の緑地を市内不動産業者に誤売却した問題で、久保田崇市長は19日、自身を減給10分の2(3カ月)、高柳泉と石川紀子の両副市長を減給10分の1(3カ月)にする処分を科すと明らかにした。市議会6月定例会に関連議案を提出する。 同日の市議会全員協議会で説明した。久保田市長は「行為が起こった時点では現執行部ではなかったが、将来に対して再発防止の責任を有する」と理由を述べた。問題が浮上した当時の松井三郎前市長から市に200万円を寄付する申し出があったことも明かし「当時の市長の職にあった者として、少なからず管理監督責任は生ずるのではないかと判断した」とする松井前市長の手紙を読み上げた。
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掛川市、55人分 アドレス漏えい メール誤送信
掛川市は19日、市が主催する茶摘みイベントの申し込み者55人への連絡で、メール誤送信に伴う情報漏えいがあったと発表した。全ての受信者のメールアドレスが表示される方式で一斉送信したという。 市お茶振興課によると、同日午前8時45分ごろ、職員が誤送信した。約30分後に受信者の1人から「他人のアドレスが見えるようになっている」と電話があり、発覚した。漏えいした情報はメールアドレスだけで、名前などの記載はなかったという。 市は受信者に謝罪すると同時に、メールの削除を依頼した。久保田崇市長は「二度とこのようなことが起こらないよう再発防止に努める」とコメントした。
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静岡県清酒鑑評会5年連続最高賞 焼津・磯自慢酒造「蔵人11人でつかむ」
焼津市の蔵元「磯自慢酒造」(寺岡洋司社長)が、静岡県酒造組合主催の県清酒鑑評会で最高賞の知事賞に5年続けて選ばれた。同組合によると、鑑評会が現在の2部門での審査となった2000年度以降で最多の連続受賞記録となった。 23年度に製造された清酒の鑑評会は3月に開かれた。吟醸酒と純米吟醸酒の2部門に県内20の蔵元から63点が出品され、審査員13人が香りや味のバランスを評価した。吟醸酒の部は磯自慢酒造の「磯自慢」、純米吟醸酒の部は土井酒造場(掛川市)の「開運」がそれぞれ最高賞に輝いた。 73回の歴史を持つ同鑑評会は、00年度から吟醸と純米吟醸の2部門で行っている。磯自慢酒造は19年度から純米吟醸
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女性の自治会長、静岡県内わずか2.4% 23年度、防災会議委員は市町間で開き
静岡県内の自治会長のうち、女性の割合が2・4%にとどまっていることが、2023年度の県男女共同参画白書で分かった。市町の防災会議における女性委員の割合も8・9%と低く、中にはゼロの市町もあった。自然災害が起きるたびに女性の視点を取り入れた地域防災の重要性が叫ばれるが、県の担当者は「地域社会に性別役割分担意識が根強く残っている」と指摘し、女性防災リーダーの育成支援や自治会の理解促進に努めたいとしている。 ※画像タップで拡大してご覧になれます 白書は、01年度に始まった県男女共同参画推進計画に基づく施策の実施状況や市町の現況、全国比較などを毎年公表している。計画では「政策・方針決定
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静岡人インタビュー「この人」 マジックを通じた認知症予防に取り組む マギー塁さん(掛川市)
島田市を中心に県中部で活動を続ける。トランプやハンカチなど身近な道具を用い、指先を使った脳の活性化や成功しても失敗しても笑顔になれるなどの認知症予防効果を紹介する。マジシャンのマギー司郎さんの弟子。認知症サポーターや島田市の介護予防体操「しまトレ」を普及する「しまトレーナー」も務める。静岡市出身。39歳。 ―活動のきっかけは。 「一昨年の12月、藤枝市の認知症カフェでマジックを披露したところ、認知症の夫がいる女性が『久しぶりに外に出て笑うことができた』と涙ながらに声をかけてくれたこと。今までこれほど感謝されたことはなく、無名の芸人でも社会の役に立つことができると思い、認知症について学び始
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記者コラム「清流」 葛布と時を刻みたい
掛川市の伝統工芸の葛布(くずふ)。魅力の一つは丈夫で、年月を経て色の変化を楽しめるところだろう。市内の織元で、織られたばかりの新品と35年、100年前のものを見比べる機会があった。いずれも光沢を持ちながらも、新品は白色で徐々にあめ色に変わっていく。家族の歴史を見守ってきた事実が、色の変化で可視化できたようで感慨深かった。 そんな葛布だが、市内の織元は2カ所に減り、手間のかかる葛の繊維をとる農家は高齢化が進む。化学繊維の普及で需要が減少し、今に至っているそうだ。 ただ、消費社会に多くの人が疑問を感じ始めた今、丈夫で持ち主と一緒に時を刻むことができる葛布は、PR次第で再び注目を浴びるのではな
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へん【変】 山崎皓司/私に与えられた「役割」【SPAC俳優 言葉をひらいて㉙】
思えば、子供の頃に「変」と言われ続けたことが僕の人生に大きな影響を与えました。「人に期待されているように人はなる」と誰かが言っていましたが、まさにそんな感じで、急に高校生の時に舌や首にピアスを開けてみたり、サッカー部なのにボクシングジムに通い出したり、役者になると言い出したり。そして美大で変な人たちに囲まれて、「僕が一番普通で、一番ちゃんとサラリーマンができるだろう」なんて思っていましたが、結局ならずに今に至ります。 シェークスピアの「お気に召すまま」に出てくる「この世は舞台、人は皆役者」という言葉が僕に翼を与えてくれました。あと愛媛の農場主さんの「百姓というのは、百の姓を持つ、百の屋号を
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4施設学級閉鎖 静岡県内インフルエンザ
静岡県は16日、県内の高校、小中学校4施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計38人確認され、学級閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 下田市1施設14人、御殿場市1施設9人、掛川市1施設7人、袋井市1施設8人
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磐田の宇藤さんがSSクラス優勝 将棋愛好クラブ大会
磐田将棋愛好クラブの第236回大会がこのほど、磐田市の市総合健康福祉会館iプラザで開かれ、59人が参加した。小学生から大学生まで12人が参加し、磐田北小6年の渥美賢信君がSクラスで準優勝した。 上位入賞者は次の通り。 SS ①宇藤敬行(磐田市)②高柳丞(浜松市)③田中雅英(同)▽S ①笹井雄太(磐田市)②渥美賢信(同)③本杉雅人(静岡市)▽A ①牧野斉(浜松市)②松尾三十四(掛川市)③川口哲也(浜松市)▽B ①芝田信照(袋井市)②高柳長男(掛川市)③鈴木三雄(磐田市)
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希少山野草「クマガイソウ」菌で元気に 掛川の自生地で生育促進の試み
希少な山野草クマガイソウの自生地を一般公開している掛川市倉真地区で、植物の根に共生して養分の吸収を助ける菌根菌に着眼した生育促進の試みが始まった。地元保存会と日本菌根菌財団が連携して、自生地の土壌環境の改善を図る。保存会は「来年か再来年には株数を倍増させたい」と意気込んでいる。 保存会と財団のメンバーら11人が16日、見ごろを迎えた自生地に菌根菌をまいた。土壌の腐植を増やすため、枯れたスギの枝葉も敷いた。一部の群生ではあえて手を加えず、来季に生育状況を比較する。財団の石井孝昭理事長は「菌の多様性を高めて、クマガイソウとの共生関係を強めていく」と話した。 自生地は、新東名高速道路掛川パーキ
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共生社会実現へメーデーの集い 掛川で連合中遠地協、宣言採択
連合静岡中遠地域協議会は14日、掛川市の小笠山総合運動公園で、静岡県内で先陣を切ってメーデーの集いを開き、貧困や格差のない共生社会実現などを目指すとする宣言を採択した。 被災地への寄り添った支援や働き方改革の推進、近づく県知事選や衆院選において、組織で行動をともにすることを確認した。永井新次議長は「活動を振り返りながら変化を取り入れ、組織を発展させていく」とあいさつした。
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水彩画サークル 7人の力作並ぶ 15日まで掛川
掛川市の水彩画サークル「掛川イーゼル会」の展示会が12日、同市御所原の市生涯学習センターで始まった。15日まで。 花や人物、風景をモチーフにした45点を展示している。昨秋にスケッチで出かけた磐田市の旧赤松家記念館を描いた力作も並び、来場者を楽しませている。 同会メンバーは市内外の50~80代の7人。同センターを拠点に毎月1回、制作に励んでいる。
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掛川市 待機児童ゼロ 4年連続 ソフト対策が奏功
掛川市がまとめた2024年度当初の就園状況分析によると、国定義の待機児童数は4年連続でゼロだった。市独自の人件費補助制度の拡充や一部幼稚園が取り入れた早朝・延長保育など、市はソフト面の対策が奏功したとみている。 4月1日時点の取りまとめで、認可保育園などへの入園申し込みは前年比22人増の2829人。定員は25人増の3241人だった。国の定義では計上されない潜在的な待機児童数は24人増の94人で、このうち特定園希望などを理由にした在宅保育は46人だった。 市によると、保護者の働き方の多様化などを背景に、年度途中からの保育利用希望者は増加傾向。年間を通した対策の重要性が増しているという。 (掛川
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色鮮やか 繊細な絵画ずらり 掛川出身 藤野さん、都内で個展
掛川市出身の画家藤野今日子さん(東京都練馬区)がこのほど、都内の銀座中央ギャラリーで個展を開いた。2022年に同ギャラリー公募展の大賞に輝いた記念企画で、「優しい時間が流れる空間」をテーマに50号の大作を含む約30点を紹介。小さな生き物や草花と人間の織りなす繊細な関係を色鮮やかに表現した。秋には「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」への参加も予定しているという。
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茶況(4月11日)月夜の茶摘み 参加者を募集 24日、掛川
掛川茶振興協会は24日午後7時半から、掛川市五明の茶園で「第十五夜 月夜の茶摘み会」を開く。満月の明かりに照らされながら、茶摘み体験ができる。17日まで参加者を募集する。 茶園に設置されたランタンや竹灯籠、生演奏の音楽が幻想的な雰囲気を演出し、楽しく茶に親しめる企画にした。摘み取った生葉は後日、製茶して100グラム分を参加者に送付する。 掛川茶ファン拡大のために始めて今年で15回目の取り組み。同協会の担当者は「新芽が色づき始めて開催日には摘むことができそう。新茶の時期を告げるイベントとして楽しんでほしい」と話した。 参加費は3千円で、掛川駅から茶園までの送迎がある。問い合わせは同協会<
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希少な山野草「クマガイソウ」 紫模様の花 掛川・倉真で咲き始め
園芸価値が高い希少な山野草「クマガイソウ」が自生する掛川市倉真地区の山林で咲き始めた。クリーム色に紫色の模様が入った袋状の花が楽しめる。 自生地は新東名高速道路掛川パーキングエリア南側の「おいの久保池」近くの斜面。ところどころに群生する様子を見ることができる。自生地を管理する倉真クマガイソウ保存会によると、2023年に比べて3割増の約300株が確認された。 同保存会は、全国的に盗掘被害があるクマガイソウの公開に向けて周辺環境を整備し、昨年一般公開した。佐藤典雄代表(75)は「マナーを守ってくれる人がほとんど。今年もきれいに咲いたので、ユニークな花の形を見に来てほしい」と話した。花は20日
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保育士一斉退職問題 「意思疎通が不足」 掛川市長、会見で指摘
掛川市千羽の千羽すぴか保育園で保育士の大半が一斉退職した問題で、掛川市の久保田崇市長は10日の定例記者会見で「園の経営者と職員、保護者とのコミュニケーションが不足していた」と指摘した。市は園が4月以降も基準を満たす保育士数を確保できているとした上で、引き続き運営状況を確認するとしている。 久保田市長は「民間の園が教育や経営でユニークな方針を打ち立てていくこと自体は否定すべきものでなく、素晴らしい」との認識を示した。一方で「準備期間を置かずに急にやろうとすると保育士や保護者が不安に思い、ついていけなくなるのは当然のこと」と述べ、段階を踏んだ意思疎通を求めた。 市こども希望課によると、問題を
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掛川市長「辞意表明から辞職、短い方がいい」【川勝知事辞職届提出】
掛川市の久保田崇市長は10日の定例記者会見で、川勝平太知事の辞職届提出について「辞意表明から実際の辞職までが長いと、その間は新たなことが決められない。一般的な意味で短い方がいい」と受け止めた。新しい知事像に関しては「リニアを着実に推進し、同時に水問題で県民不安を払拭できる人。バランスよく両立できることが求められている」と述べた。 職業差別と受け取れる川勝知事の発言にも言及した。市内にも農業などに従事する人が多いとした上で「不用意な発言で不適切だった」と断じた。
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掛川市と3事業者 プラスチック再生で連携 店頭で回収
掛川市は10日、可燃ごみや粗大ごみとして扱ってきた衣装ケースや風呂いすなどの製品プラスチックを店頭回収する実証実験を行うと発表した。ホームセンター大手カインズ(埼玉県本庄市)、廃棄物処理業の太洋サービス(浜松市中央区)、プラスチック再生事業を手がけるプラニック(御前崎市)の3事業者と連携する。 期間は20日から9月30日まで。回収用のコンテナをカインズ掛川店(掛川市上西郷)の駐車場に設置する。太洋サービスが選別や破砕などを担い、プラニックが再生プラスチックに加工してメーカーなどに販売する。市は回収拠点への持ち込みを市民に周知する。 市は採算性や持続可能性などを検証し、課題を整理した上で循
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今新茶期から計画生産 掛川市「茶業版フェアトレード」、生産者と茶商連携 全国初の取り組み
掛川市の久保田崇市長は10日、市が実施を検討してきた持続可能な荒茶取引「茶業版フェアトレード」について、2024年の新茶期から計画生産を推進すると発表した。生産者と茶商がパートナーシップを結び、適正な価格形成で経営安定化につなげる。市お茶振興課によると、茶のフェアトレードは全国初の取り組み。 フェアトレードに参加するのは市内の茶商24社と32生産者になる見込み。茶商はあらかじめ品質、量、種類などの仕様を示し、生産者は必要な荒茶を生産する体制を整え、両者合意のもと取引を行う。 同市によると、荒茶価格が安定しないことから生産者の経営が圧迫され、離農が加速している。市内の茶農家は10年の141
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ソフトボールJDリーグ・NEC 12日開幕へ闘志 目指せ15勝、プレーオフ進出
ソフトボール女子JDリーグの東地区に所属するNECプラットフォームズ(掛川市)が、12日の大垣ミナモとの開幕戦(岐阜県・大垣市北公園野球場)に向け士気を高めている。今季もリーグ戦15勝、プレーオフ進出を目標に据える。溝江監督は「地道なことの積み重ねで、試合が終わる時に1点でも多く取っている戦い方をしていきたい」と強調する。 大場、横谷の左右二枚看板に続く投手力の飛躍が鍵になる。今季は日本女子リーグの静甲(静岡市)から山本(藤枝順心高出)が加入。昨季同リーグサファイアセクションで優秀選手賞を受賞した右腕は「最少失点で切り抜ける投球をしたい」と意気込む。昨季に初先発を果たし、東地区優勝のビック
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掛川・大須賀物産センター13日再開業 名称「おひさまテラス」に
運営会社の解散に伴って営業を終了した掛川市大渕の大須賀物産センター「サンサンファーム」が13日、「おひさまテラス」と名称を変えて再オープンする。野菜を直売するほか、海鮮丼や浜焼きなどの飲食物を提供し、沿岸地域振興拠点としての機能を拡充する。 施設は公設民営。市内の二輪車整備業LHIが運営を引き継ぐ。地場野菜だけでなく、弁当や鮮魚なども扱う新たな店舗展開で集客を目指す。市農林課によると、大須賀地区伝統の地砂糖「よこすかしろ」の製造も継続し、サトウキビ収穫イベントを定期開催する。 旧サンサンファームは1993年開設。運営会社は地元農家の高齢化や離農で商品調達が難しくなったことなどを理由に20
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遠州親睦将棋大会・名人クラス 掛川の石野さんが優勝
浜松市中央区の北部協働センターでこのほど、遠州親睦将棋大会が開かれた。同市や豊橋市、磐田市、掛川市、袋井市、森町などから66人が参加し、最強の名人クラスで掛川市の石野俊夫さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 名人 ①石野俊夫②田中雅英③内山透④間淵秀明⑤増井豊▽S ①岡田力也②岡本光③宮道孝徳④藤原紳裕⑤嶌英昭▽A ①三輪周男②中根清③松原政宏④袴田洋三⑤吉田志郎▽B ①高柳長男②田畑敏夫③中村敏男④山本勉⑤尾藤菊一▽C ①山下浩之②松田寿一③鈴木繁④杉山敏郎⑤藤森勗
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掛川茶市場、新茶初取引は23日に
掛川茶市場取引運営委員会は8日、2024年度の新茶初取引を23日に掛川市千羽のJA掛川市本所で行うと決めた。前年より8日遅く、平年と比べても3日ほど遅い。午前7時半に式典を開き、終了後に取引を始める。
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楽しい思い出 つくって ねむの木学園(掛川) 始業式 本年度から英語授業も
女優の故宮城まり子さんが創設した国内初の肢体不自由児のための養護施設として知られる「ねむの木学園」(掛川市上垂木)で8日、始業式が行われた。約70人が出席し、全員で「アメージング・グレース」を合唱して新学期のスタートを切った。 学園を度々訪れている米グラミー賞受賞アーティストのスキップ・マーティンさんも同席した。梅津健一学校長は、マーティンさんを講師に迎えて月1回、音楽を通した英語の授業を展開することを明らかにした上で「大きな病気やけがをせず、元気に過ごしてほしい」とあいさつした。 社会福祉法人ねむの木福祉会の熊谷三樹雄理事長は「つらいことや悲しいことの記憶は薄れても、楽しい思い出は何十
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三社祭礼囃子 児童ら奉納 掛川・三熊野神社大祭
江戸の祭り文化を継承する掛川市横須賀地区の三熊野神社大祭は6日、祭典2日目を迎え、祢里(ねり)と呼ばれる山車の引き回しが本格的に始まった。同神社では満開の桜の下、県無形民俗文化財の三社祭礼囃子(ばやし)が奉納された。 境内に設置された舞屋で奉納当番である大工町の青年や小学生が披露した。ひょっとこやおかめの面を着け扇子などを手にした児童は、おはやしに合わせて軽快に舞った。演者は2023年11月ごろから稽古に励んだという。指導した大工町の松本俊二総代(64)は「最高の出来栄えで練習の成果が出せた。近年はコロナの影響を受けたが、うまく継承できている」と笑顔で話した。 奉納が終わると、境内に集結
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「掛川観光のきっかけに」 御城印と天守閣入場券をセット販売 新幹線ネット予約会員対象
掛川市の掛川観光協会とJR掛川駅が、掛川城と新幹線をあしらった御城印と天守閣入場券などのセットを発売した。駅利用者が掛川を観光するきっかけを作ろうと、若手駅員が発案した。インターネット予約の「スマートEX」か「エクスプレス予約」の会員を対象に、2025年3月末まで500セット限定で販売する。 御城印は、掛川城と木造駅舎が印刷された2枚組。鉄道ファンに人気がある新幹線の点検用車両「ドクターイエロー」も取り入れた。掛川城天守閣などの入場券、15日に駅北口に開店した緑茶カフェのどら焼きと茶の引換券のセットで用意する。 企画した同駅係員小田裕也さんは「コンサートが目的で利用する人も多い。城やお茶
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「茶祖」栄西禅師に業界発展願掛け 掛川・粟ケ岳山頂で供養祭
静岡県掛川市東山地区の茶生産者らでつくる茶祖栄西禅師顕彰会は5日、鎌倉時代に中国から茶の実を持ち帰って日本の喫茶文化の発展に貢献したとされる栄西禅師の報恩供養祭を市北東部の粟ケ岳山頂で執り行った。約110人が参列し、茶業の安泰と発展を祈願した。 新茶期に先立つ恒例行事で、今回で64回目。地元の観泉寺の住職が栄西禅師の銅座像前で読経と献茶を行い、参列者が焼香した。顕彰会長を務める杉山裕朗・東山茶業組合長は「ここ数日の気温上昇で茶園が色づき始めた。良質な新茶ができると期待している」と述べた。 同組合によると、3月上旬の冷え込みで生育は前年より1週間から10日ほど遅れているという。
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島田掛川信金が支店再編
島田掛川信用金庫は5日、1支店を統廃合し、2支店を複数店舗が同じ建物内で営業する店舗内店舗として移転させる再編計画を発表した。人材を課題解決支援やコンサルティングなどの部門に集中させることでサービスの向上を図る。 統廃合は、藤枝市の駅南地区にある大洲支店を藤枝南支店に統合する内容で、10月15日を予定している。移転関連は、11月5日に掛川市の駅南支店が本店営業部の店舗内店舗になる。同18日には島田市の島田西支店が島田本店営業部の建物内に移転する。 統廃合に伴い、同信金の店舗は48店舗になる。
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支店再編を発表 島田掛川信金
島田掛川信用金庫は5日、1支店を統廃合し、2支店を複数店舗が同じ建物内で営業する店舗内店舗として移転させる再編計画を発表した。人材を課題解決支援やコンサルティングなどの部門に集中させることでサービスの向上を図る。 統廃合は、藤枝市の駅南地区にある大洲支店を藤枝南支店に統合する内容で、10月15日を予定している。移転関連は、11月5日に掛川市の駅南支店が本店営業部の店舗内店舗になる。同18日には島田市の島田西支店が島田本店営業部の建物内に移転する。 統廃合に伴い、同信金の店舗は48店舗になる。
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茶況(4月4日)カフェ「茶の庭」がランチメニュー 掛川
掛川市の佐々木製茶と掛川中央茶業が運営する茶専門店・カフェ「茶の庭」(同市上内田)はこのほど、ランチメニューの提供を始めた。季節を感じることができる2種を用意した。 春メニューとして用意したのは「春香る抹茶パスタ」と「茶の庭茶漬け」。パスタは、麺に抹茶を練り込み、タケノコや菜の花など季節の食材を添えた。茶漬けはタイやウナギなど魚の切り身と薬味に深蒸し茶をかけて食べる。季節に合わせて提供する料理を変える予定。 2021年の開店と同時にランチを始める予定だったが、新型コロナの影響で延期していた。担当者は「お茶を通してくつろいでほしい。飲むだけでなく、食べるお茶のPRにつなげたい」と話した。
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ハローワーク掛川 10月21日庁舎移転 駅前の複合ビルに
掛川と菊川、御前崎の3市を管轄する掛川市金城の掛川公共職業安定所(ハローワーク掛川)は10月21日、掛川駅前の複合ビル「SKしんきんプラザ」(同市駅前)の2階に移転する。10月18日まで、現庁舎での業務を継続する。 静岡労働局によると、現庁舎の老朽化が主な理由。現庁舎は掛川駅から約1・5キロ離れているため、駅前への移転で利用者の利便性向上も図る。移転の前後で電話番号に変更はない。 複合ビルは島田掛川信用金庫が建設し、4月8日に開業する。鉄骨造の5階建てで、ハローワークのほか、同信金掛川駅前支店や中部電力グループなどがオフィスを構える。
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ソフトボールJDリーグ 12日開幕 NECはミナモと対戦 地元初戦は27日
ソフトボール女子のJDリーグが12日、開幕する。東地区で昨季7位のNECプラットフォームズ(掛川市)は同日、大垣市北公園野球場(岐阜県)で同8位の大垣ミナモとの開幕戦に臨む。 地元初戦は27日からの第3節。掛川球場でデンソーと対戦し、28日にはビックカメラ高崎と戦う。レギュラーシーズンは各チームが29試合を行う。 日本女子ソフトボールリーグは20日に開幕し、昨季優勝の静甲(静岡市)は同日、専光寺ソフトボール場(石川県)でVONDS市原と対戦する。
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「子育てに優しい」新たに4事業所 掛川市認定 2事業所は格上げ 仕事と両立の環境 整備
掛川市はこのほど、子育てと仕事を両立できる環境の整備に取り組む市内事業所を顕彰する「子育てに優しい事業所」に桑高工業所、中遠ガス、県労働金庫掛川支店、トキコシステムソリューションズ静岡事業所の4事業所を認定した。掛川自動車学校と榛葉鉄工所の2事業所は認定の階級を格上げした。 久保田崇市長が市役所で各事業所の代表に認定証を交付した。市と社会保険労務士が事業所の取り組みを審査して3区分の階級で認定する制度で、2017年度から実施している。認定は計44事業所になった。
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がんばれ新社会人! 中部各市町で辞令交付
静岡県中部の各市町で1日、新規採用職員への辞令交付式が行われた。真新しいスーツに身を包んだ職員は緊張した面持ちで辞令書を受け取り、公務員としての決意を新たにした。 静岡市203人「誠実かつ公正に」 静岡市は1日、新規採用職員の辞令交付式を市役所静岡庁舎で開いた。2024年度の採用数は203人(消防、病院、教育職を除く)。 新規採用職員を代表し、建設政策課の青島英里さん(22)が難波喬司市長から辞令を受け取った。教職員課の鈴木香穂さん(22)、市民税課の山内文斗さん(22)が「全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行することを固く誓います」と宣誓した。 難波市長は「小さな成功体験を重ね
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狩野川の築堤 着手 国交省 静岡県1257億円配分 本年度当初予算
国土交通省は1日、2024年度当初予算のうち、公共事業の予算配分(箇所付け)を発表した。本県への補助事業の配分額は前年度当初予算比40億円増の1257億円。19年10月の台風19号で広範囲の浸水被害が発生した沼津市大平地区の浸水対策として、国直轄で狩野川の築堤工事に着手する。用地取得などに11億7千万円を計上した。 そのほか、直轄の新規採択では、大井川の長島ダム(川根本町)のえん堤改良やストックヤード整備に2億1千万円を充てた。堆積が進む土砂を撤去し、貯水能力の回復を図る。過去の洪水で浸水被害があった掛川市の下小笠川などの改修にも5億円を割り当てた。 道路関係の直轄は、国道1号静清バイパ
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歴史・四季の移ろい、掛川城に投影 高校生が映像制作 木造天守復元30周年で
掛川市の高校生が30日夜、掛川城に映像を投影するプロジェクションマッピングを掛川城公園本丸広場で開いた。木造天守復元30周年記念事業の一環。 映像は掛川工と掛川西の生徒約30人が「掛川城の歴史と四季」をテーマに3カ月かけて制作した。城の白壁に映し出された季節の花や武者が戦う姿に、来場者は見入った。映像の制作に携わった掛川工の木村幸愛さん(16)は「年月が感じられるような内容にした」と話した。
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掛川・高天神社で神事や火縄銃実演 富士の研究会が披露
掛川市上土方嶺向の高天神城跡にある高天神社で31日、例大祭が行われた。神事や火縄銃の実演が披露され、多くの来場者でにぎわった。 愛好家でつくる「駿府古式炮術研究会」(富士市)の13人が、神社北側の田んぼで火縄銃を扱った。陣羽織を着た会員が横一列に並び「立放し」や「腰放し」など9種類の打ち方で10発分を披露。火薬を詰め、木綿の縄の先に火を付けて「打て」の号令に合わせて放つと、迫力ある銃声が集まった観客を沸かせた。神楽の奉納や神輿(みこし)渡御も行われた。 高天神城は戦国時代、徳川軍と武田軍が激しい攻防を繰り広げたことで知られている。武田軍は下から攻めてくる徳川軍を、鉄砲で迎え撃ったとされる
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地域防災力向上 新入団員が誓い 掛川市消防団
掛川市消防団は31日、2024年度の入退団式を市文化会館シオーネで行った。新入団員70人が任命を受け、災害対応や地域防災力向上へ士気を高めた。 鈴木将介団長から辞令を受けた伊藤颯悟さん(大東第5分団)が、新入団員を代表して宣誓した。鈴木団長は「知識や技術を得て組織になじみ、経験を積み上げてほしい」と訓示した。 退団者は134人で、24年度当初の団員数は653人。
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自動運転「レベル2」 移動サービス25年度に延期 静岡県、新車両導入
静岡県は29日までに、自動運転車両による移動サービスの開始時期を、目標としていた2024年度から25年度に延期する方針を決めた。走行速度や乗車定員に関する利用者ニーズを踏まえ、新たな車両を導入して実証実験を重ねる。新たな工程表では、25年度に一部の操作をシステムが担う「レベル2」の一般向け運行を始め、27年度に5カ所以上へ拡大し、30年度には特定条件下で運転手がいなくても走行可能な「レベル4」を実現するとした。 県建設政策課未来まちづくり室によると、新たに導入する車両はワゴン車タイプ。既存車両の最高時速19キロに対し、30キロ程度を想定する。乗車定員も現在の8人から10人程度に増える。2
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「地方創生テーマ」 島田掛川信金、茶業者に講演 80人参加
島田掛川信用金庫は27日、島田、掛川両市など営業エリアの茶業者を対象にした講演会「協創力が稼ぐ時代と地方創生ビジネス」を掛川市内で開いた。約80人が参加し、千葉商科大の笹谷秀光教授の講演に耳を傾けた。 笹谷教授は、持続可能な開発目標(SDGs)を解説した上で「事業活動が孫の世代につながるかどうかという視点が大事になる」と述べた。瀬戸内海周辺で栽培されるレモンや奈良県の平城宮跡歴史公園整備事業を紹介し「日本には良いものがたくさんあり、発信の背景には必ず企業のコラボがある。協働で新たな価値をつくる力が必要になっている」と強調した。 笹谷教授は農水省出身。2008年の退官後、伊藤園に入社し、常
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掛川・クラフト雑貨市 21店舗出店 30日まで
掛川市掛川の市指定文化財「竹の丸」で29日、クラフト雑貨市「とわのいろ」が始まった。市内外の21店舗が出店し、革小物や水引細工などの雑貨を販売している。30日まで。 掛川城木造天守復元30周年記念事業のスタートアップイベント「掛川城満開まつり」(29~31日)の一環。30日には掛川城に映像を投影するプロジェクションマッピングやステンドグラス美術館のナイトミュージアム、31日には三の丸広場で飲食雑貨市マルシェなどを開催し、城下のにぎわいを演出する。 市は記念事業を11月上旬までの約7カ月間と設定している。10月にはメインの記念式典や和装パレードなどを開く。
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ごみ排出少ない自治体 掛川市が全国2位 2022年度調査
環境省が発表した2022年度の一般廃棄物処理実態調査(人口10万人以上50万人未満)で、掛川市はごみ排出量が少ない自治体として全国2位になった。2年連続で守ってきた日本一の座を日野市(東京都)に明け渡した。ごみ排出量は前年度より減少し、過去最少になった。 調査によると、掛川市の1人1日当たりのごみ排出量は614・5グラム。前年度より8・1グラム減少した。久保田崇市長は「3年連続日本一とならず大変残念だが、ごみ量が減っていることは市民が高いごみ減量意識を持ち続けている結果」とコメントした。 首位の日野市は600・5グラム、3位の小金井市(東京都)は619・6グラムだった。全国平均は880グ
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自主運行バスに新システム 掛川市4月導入 スマホで経路や現在地確認
掛川市は4月1日、自主運行バスの経路や現在地、遅延情報をスマートフォンなどで確認できるシステムを導入する。バス待ちの不満解消につなげるほか、各バス停での乗降数データも収集して運行ルートやダイヤを改善するための基礎資料にする。 対象は市街地循環線や桜木線、掛川大須賀線など全8路線。各バス停の2次元コード(QRコード)をスマホで読み取るほか、専用アプリや市ホームページの専用ウェブサイトなどでも検索できる。市役所発着便は、本庁舎総合案内付近に電子表示板を設置する。 市都市政策課によると、これまでは市職員が年に数回、バスに乗り乗降数を調べていた。担当者は「データが積み上がって精度が上がれば交通政
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保育士一斉退職、掛川の保育園で説明会 保護者「納得できる回答なかった」
掛川市千羽の千羽すぴか保育園で保育士の大半が一斉退職する問題で、園は28日夜、保護者説明会を開いた。保護者からは「納得できる回答はなかった」「安心して子どもを預けられる園にしてほしい」などの声が聞かれた。 説明会は非公開で、約2時間半に及んだ。出席した保護者によると、園を運営する社会福祉法人ゆにわ会の増田多朗理事長が経緯を説明し、一斉退職の理由の一つに園が進める改革方針との意見の食い違いを挙げたという。保護者の1人は「理念の説明が多かった」と受け止めた。「方針が合わないだけで多くの職員が辞めるのか疑問」と話す保護者もいた。 園が保護者に状況を通知したのは3月15日。保護者の間には不安や戸
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茶況(3月28日)茶の萌芽調査 3日遅い生育 JA遠州夢咲管内
JA遠州夢咲は28日、一番茶の時期を前に、萌芽(ほうが)調査を始めた。JA職員ら8人が管内8カ所の定点茶園で調査し、平均より3日ほど遅い生育と分かった。 20センチ四方の枠を使い、枠内で芽を数えて萌芽率を調べた。初日の萌芽率は14・3%で前年の46・3%を下回った。3月上旬と下旬の冷え込みで生育が遅れているが、長期予報では高温が続くとされているため、平均並みの生育になる可能性があるという。同JA茶業振興センターの河原崎繁センター長補佐(47)は「急な寒さに備え、防霜ファンの稼働状況を確認してほしい」と呼びかけた。 JA掛川市は25日に調査を始めていて、同日の萌芽率は4%だった。前年の24
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JA掛川市人事(4月1日)
組合員課長を兼ねる 営農経済部長堀内祥司▽営農課長(経済課長)山崎輝幸▽東部営農経済センター長統括長(営農経済センター統括長)山本晴久▽西部・南部営農経済センター長統括長(営農課長)黒沢康男▽東山口支所副支所長(西南郷支所副支所長)榛葉浩介▽西南郷支所副支所長(組合員課長)松井保夫▽緑茶加工課調査役課長(さすが市課長)榛村旭▽経済課長心得(経済課長補佐)杉山真也▽農機具センター課長補佐心得(農機具センター調査役)今駒和宏▽やすらぎ課長補佐心得(やすらぎ係長)鈴木正義
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アーチェリー静岡県勢男子3人、32強止まり 全国高校選抜大会
アーチェリーの全国高校選抜大会は28日、掛川市のつま恋リゾート彩の郷で男女の決勝トーナメント(T)を行った。県勢は男子の鈴木脩真(知徳)、加藤温人(浜松北)、浜口茂之(同)の3人がいずれも決勝T2回戦で敗れ、32強止まりだった。 知徳の鈴木無念 下位相手に苦杯 昨夏の全国総体7位の鈴木(知徳)は決勝トーナメント(T)2回戦で無念の敗退となった。総体と異なる1対1の対戦形式で「負けたらどうしよう、と硬くなってしまった」。予選順位が下の相手に苦杯をなめさせられた。 前日の予選は「風に悩まされた」と振り返りつつも8位タイにつけると、順位が同じ相手との1射勝負のシュートオフを制して決勝Tのシー
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当時の職員に「重過失なし」 賠償審査委が答申 掛川・緑地誤売却問題
掛川市が行政財産の緑地を市内不動産業者に誤売却した問題で、市が設置した職員賠償責任等審査委員会は28日、売買契約に関わった当時の副市長と総務部長、管財課長について審査した結果を答申した。いずれも土地を行政財産と認識することは困難だったとして、故意に近い重大な注意欠如の状態とされる重過失には当たらないと結論づけた。 市は同日の市議会全員協議会で内容を報告し、答申を根拠に求償権を行使しない考えを示した。久保田崇市長は「このような事態が二度と発生しない体制づくりに取り組む」と述べた。 答申では、土地が県の指摘で行政財産と発覚した後の対応について、当時の副市長は各課長に経過報告を求めなかったこと
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特殊詐欺被害を未然防止 掛川の柴田さんに署長感謝状
掛川署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだとして掛川市の石油・中古車販売業エネクスフリート・アップル掛川店主任柴田恵さん(46)に署長感謝状を贈った。 柴田さんは2月22日、来店した顧客の高齢女性からスマートフォンを使った電子マネーの支払い操作を依頼され、詐欺を疑った。女性には現金5億1千万円とマンションがもらえる懸賞に当選したとの通知がメールで届いていたという。女性は受取手数料として5万円を支払うつもりだった。 柴田さんは詐欺を直感し「詐欺かもしれないから警察に聞いてみよう」と女性を安心させた上で掛川署に通報した。感謝状を受けて「身近な人に引っかかってほしくない。気軽に相談してくれる
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アーチェリー・男子3人 決勝T2回戦へ 全国高校選抜大会
アーチェリーの全国高校選抜大会は27日、掛川市のつま恋リゾート彩の郷で開幕し、男女個人の予選と決勝トーナメント(T)1回戦を行った。県勢は男子の鈴木脩真(知徳)が予選を8位で通過。決勝Tはシードとなり、28日に行われる2回戦進出が決まった。浜松北の加藤温人と浜口茂之はそれぞれ予選を30位と36位で突破。決勝T1回戦ではともにストレート勝ちし、2回戦に駒を進めた。 ▽男子予選 ⑧鈴木脩真(知徳)619点=決勝トーナメント進出(30)加藤温人(浜松北)598点=決勝トーナメント進出(36)浜口茂之(浜松北)590点=決勝トーナメント進出(74)鈴木勇斗(浜松商)537点=落選(96)本島駿也(
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賀茂4高校 サテライト制に 静岡県内初 28年度前後導入想定 「本校」下田と「キャンパス」
静岡県教委は27日、賀茂地域の高校4校(分校含む)について、複数校舎を活用し1校として機能させる「サテライト制」を導入すると明らかにした。これまで賀茂における同制度導入は示唆していたが、本校とサテライト化する学校の役割を明確にし、対象となる学校にも踏み込んだ。県教委によると、2028年度前後の本格的な展開を想定する。県外では事例があるが、同制度の導入は本県初という。 県立高再編案を盛り込んだ第3次長期計画(18~28年度)再検討へ設置した地域協議会の最終会合を県下田総合庁舎で開き、説明した。4校は下田(下田市)と稲取(東伊豆町)、松崎(松崎町)、下田高南伊豆分校(南伊豆町)。下田を本校と
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掛川の課題 水道など3分野、市に政策提言 市議会
掛川市議会は27日、1年間の調査研究の成果としてまとめた政策提言を市に提出した。上下水道事業の課題解消と少子化対策、持続性の高い農業推進の3分野。山本裕三議長ら7人が市役所に久保田崇市長を訪ねて提言書を手渡した。 水道分野に関して、簡易水道事業で地元負担が大きいとして、会計を市の上水道事業に統合するよう求めたほか、災害発生時に備えて職員の配置見直しも提言した。少子化対策では、子育て支援全般を網羅した実行計画の策定と全庁を挙げた推進を要望した。子育て世帯へのさらなる経済的支援の検討や遊び場の整備拡充も盛り込んだ。 農業については、大規模農家だけでなく兼業農家などを含めて収入が安定する施策の
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ミシン技術全国大会最高賞 掛川・西山口小の瀬川さん、小学生の部
掛川市の西山口小6年瀬川ももこさん(12)がこのほど、ミシンの技術を競う全国大会「ホームソーイング小中高生作品コンクール」小学生の部で、最優秀に当たる経済産業大臣賞を受けた。夏用の開襟シャツとズボン、バッグ、ヘアバンドを制作した。瀬川さんは「ミシンが楽しいし、やってみようと応募した。うれしい」と喜んだ。 小学生の部には1033点の応募があった。瀬川さんは、夏でも涼しい服にするため麻の入った布を選んだ。弟2人にも将来着てもらえるよう男女の区別がない仕様にし、胸には柄の布でポケットを付けてデザイン性を高めた。シャツの襟を、首に沿うように縫うのが難しかったという。型紙も自分で起こし、約4カ月で完
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【静岡県内公示地価・西部】浜松市中央区、遠鉄沿線需要変わらず/掛川市、人気の駅近は供給限定的
浜松市中央、浜名区 中央区の住宅地は0・5%上昇。遠州鉄道沿線の人気は依然根強く、曳馬で15万円の売買があった。東名高速道へのアクセスが良く、道路整備が進む初生町では12万円台。商業地は0・9%上がった。スーパー、ドラッグストア、家族葬向け葬儀場やフィットネスジムの出店意欲が目立つ。浜名区の住宅地は0・1%上昇した。遠鉄沿線の市街化区域周辺は安定した取引が続く。小松の調整区域は6万円台後半から7万円台前半。旧引佐郡3町は下落傾向にあり、空き家が増えている。事業継続計画(BCP)の対策で工業地への関心が垣間見える。 浜松市天竜区 住宅地は2・0%、商業地は2・1%下落したが、直近
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人手不足解消支援 事業計画を決定 掛川商議所
掛川市の掛川商工会議所は26日、同市内で通常議員総会を開き、2024年度の事業計画を決めた。「変革と挑戦」をスローガンに掲げて、デジタル化支援や人手不足解消に向けた環境整備などを推進する。 地域の中小企業の成長に関しては、取引価格の適正化や生産性向上の取り組みを支援する。藤田哲男会頭は、株高や春闘での大手各社の大幅賃上げ回答に触れた上で「中小企業に恩恵が及ばず苦しい状況にある。とりわけ人手不足は深刻。賃上げ原資の確保は事業者の努力では限界があり、社会全体で労務費を含む価格転嫁を進めなければならない」と述べ、課題解決に尽力する姿勢を強調した。 会員事業所の永年勤続従業員表彰も行い、15事業所6
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山間地暮らしの豊かさ表現 菊川市の映像ディレクター松村さん大賞 山の洲ビジュアルアワード
静岡、山梨、長野、新潟の4県による広域経済圏「山の洲(くに)」創出を目的に開催したコンテスト「第3回山の洲ビジュアルアワード」(静岡県主催)の受賞作品22点がこのほど、発表された。総合部門の大賞には菊川市の映像ディレクター松村康介さん(27)の作品が選ばれた。 「わたしがうつす山の洲」をテーマにした映像や写真を募った。SNSでの公開が応募要件になっていて、31秒~5分以内の映像作品を対象にした総合部門はユーチューブ、30秒以内の動画や、写真を対象にした一般部門はインスタグラムに投稿されている。応募は2部門で計3545点。部門ごとに大賞1点と優秀賞5点、一般の写真は特別賞10点を選出した。
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市民健康増進へ 大塚製薬と協定 掛川市
掛川市と大塚製薬(東京都)はこのほど、市民の健康増進に関する包括連携協定を締結した。協力して熱中症対策や女性の健康づくり、防災・減災活動などを推進する。 同社ニュートラシューティカルズ事業部東海支店の平内秀司支店長と久保田崇市長が市役所で協定書に署名した。平内支店長は「笑顔あふれる人生を過ごすためには健康がベースになる。各種事業で幅広く協働していきたい」とあいさつした。久保田市長は「熱中症対策は避難所運営でも重要なテーマ。大いに貢献してもらえると期待している」と述べた。 大塚製薬との同様の協定締結は県内22市目。
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不要品流通を加速 国内外へ間口拡大 掛川・菊川市、4月から
掛川市・菊川市衛生施設組合は4月1日、リユース・リサイクル業「ECOMMIT」(鹿児島県)と連携した不要品の販売を始める。同組合が運営する廃棄物処理施設に搬入された不要品を同社が回収し、国内外で再流通させる。 同組合はフリーマーケットアプリ「メルカリ」を利用した粗大ごみ販売に取り組んでいる。メルカリの場合、購入者は施設まで引き取りに出向く必要がある。同組合はECOMMITの販路を活用して流通先を拡大することで、リユース事業の加速化を図る構え。開始に先立ち、3月6日から実証実験を行って搬出物や量を調べている。 同社は国内50以上の自治体や組合と連携していて、県内では初めて。同組合は定期的に
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SDGs推進、企業などが事例紹介 掛川市がフェスタ
掛川市は23日、市と共に持続可能な開発目標(SDGs)を推進するパートナー企業や団体を集めたフェスタを市役所で初開催した。 13社・団体が参加し、それぞれの活動を訪れた市民らに伝えた。ペットボトルの使用を減らすためにウオーターサーバーを置いたり、空き家を有効活用したりする取り組みを紹介。ブース出展も行った。 市は地域の課題とアイデアを共有する場「掛川SDGsプラットフォーム」を2021年に設置。特設サイトを開いていた。今回は市民への活動周知も兼ねてイベントを開催した。現在、特設サイトには215企業・団体が登録しているという。
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筆へ感謝 50本供養 掛川の書道教室
掛川市西大渕の書道教室「淵皷塾(えんこじゅく)」は23日、同所の三熊野神社で筆供養を行った。塾生らが1年間で使った筆50本を供養し、書のさらなる上達を祈った。 同塾の小6、中3の約20人が出席した。祝詞が読み上げられた後、塾生らは玉串をささげて筆への感謝の気持ちを込めた。小学1年時から通っている大須賀中3年の青野蓮生さん(15)は「うまくなれたのは筆のおかげ。大切に使わないといけないと改めて思った」と話した。 同塾は1924年に開業し、供養は毎年の恒例行事になっている。松本玉葉塾長(62)は「字を書く機会は減ったが、日本の伝統をなくさないように塾を続けたい」と語った。
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スタート切るきみにエール 期待と不安 胸に一歩【親子の本棚 学校司書えりすぐり】
もうすぐ4月。入学や進級、新しい生活が始まります。今月のテーマは「スタート」。期待と不安が入り交じる季節に、そっと背中を押してくれる本を選びました。生命の歴史をテーマにしたロングセラー絵本も紹介します。 「あさになったのでまどをあけますよ」 ページをめくると「あさになったのでまどをあけますよ」の言葉とともに、それぞれの場所のあさが現れます。どの場所もあざやかに描かれていて、それぞれに違った魅力があります。 この本は、作者の荒井良二さんが、東日本大震災の被災者の方と、被災場所で一緒に活動した時の思いを込めて書き上げた本だそうです。あさになって、まどをあける。そんな何ともない日々のくり
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保育士一斉退職の掛川の保育園 「来週中に保護者説明会」
掛川市千羽の千羽すぴか保育園で保育士の大半が一斉退職する見通しになった問題で、不安の高まりを受けて園が保護者説明会を開くことが22日、関係者への取材で分かった。園が同日までに「来週中に説明会を行う」とするメールを保護者宛てに送信した。 市は同日、転園・退園の申請受け付けを締め切った。手続きを済ませたのは計15人で、前日から6人増えた。市内保育施設に追加の受け入れの可否を照会した結果、複数の施設から前向きな回答が得られたとして、転園希望者とのマッチングを急ぐ。 市は同日、園に職員を派遣して市の相談窓口を案内する文書を送迎の保護者に配布した。窓口には園運営に対する戸惑いのほか、園からの情報提
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危機管理監に空自出身 岩岡氏 掛川市人事
掛川市は22日、危機管理監に防衛省航空自衛隊幹部学校教育部の岩岡政治1等空佐(56)を起用する人事を発表した。4月1日付で任期は3年間。 岩岡氏は1990年に防衛大学校を卒業し、航空自衛隊に入隊。航空総隊運用課長、特別航空輸送隊司令などを歴任した。3月30日付で防衛省を退官する。
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佐藤教育長を再任 掛川市議会閉会
掛川市議会2月定例会は22日、最終本会議を開き、2024年度一般会計当初予算案や追加上程した佐藤嘉晃教育長(63)の再任案など39議案を原案通り可決、同意して閉会した。 佐藤教育長は3期目になる。任期は2026年度末までの3年。
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ごみ減量標語 松井君(西郷小4年)最優秀 掛川で表彰式
掛川市はこのほど、市内小学4~6年生から募集したごみ減量標語の表彰式を市役所で開いた。最優秀賞に輝いたのは、西郷小4年松井大空君(10)が考案した「考えて!それはゴミかな?資源かな?」。市は標語を市指定ごみ袋に印字する。 標語募集は前年に次いで2回目で、150点が寄せられた。表彰を受けた松井君は「環境について勉強してきた。ごみ減量や分別の大切さを周りの人に呼びかけていきたい」と話した。
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ニンニン!忍者みたいに走り抜け ボートレース浜名湖 31日までイベント
湖西市新居町のボートレース浜名湖で31日まで、春休みの子ども向けイベント「ニンジャマックス」が開かれている。足場やネットなどで障害物を設けたコースを走り抜けてタイムを競う種目で、子どもたちが果敢に挑戦している。 園児と小学生向けで難易度が異なるコースで、参加者は手裏剣を的に当て、網の上や高さ3メートルほどの壁を乗り越えたり、斜めになった足場を通り抜けたりして記録を競った。掛川市立第二小3年秋山晴都君(9)は「手裏剣を的に当てるのが難しくて時間がかかった。でもコースは怖くない」と笑顔を見せた。会場では、レーザーガンで首から提げた的を撃ち合う「シューティングマックス」も実施している。 対象は
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茶況(3月21日)菊川で振興大会 茶業活性へ決意 JA遠州夢咲など
遠州夢咲茶業振興連絡協議会とJA遠州夢咲はこのほど、茶業振興大会を菊川市本所の菊川文化会館アエルで開いた。茶業関係者ら約200人が参加し、茶業活性への決意を新たにした。 持続可能な経営と産地力向上を目指した有機茶生産に向けた取り組みなどの大会決議や、農薬使用基準の順守を盛り込んだ安全宣言を採択した。同協議会の戸塚訓由会長は「情勢を踏まえた経営を実践しつつ、生産者一人一人がお茶の魅力を発信してほしい」とあいさつした。茶業発展に貢献した個人、団体の表彰も行った。 受賞者は次の通り。 茶業功労者表彰 宮城孝雄(菊川市)植田一弘(同)杉山修一(同)山本一美(掛川市)河原崎秀起(御前崎市)▽茶業
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静岡人インタビュー「この人」 全国優秀警察職員表彰を受賞した 相沢大輔さん(掛川市)
1984年4月拝命。主に捜査1課など刑事畑を歩み、殺人や強盗、傷害をはじめとする困難かつ重要な事件を解決に導く功績が評価された。現在、磐田署刑事課強行犯上席係長を務め、卓越した捜査技術を生かして若手の育成にも尽力する。愛知県岡崎市出身。警部補。58歳。 -受賞の感想は。 「これまで携わってくれた上司や先輩、同僚の指導助言のおかげで受賞することができた。約40年の警察人生を支え、理解してくれた家族にも感謝している。苦楽をともにした捜査1課のOBからもたくさんの連絡を頂き、改めて賞の重みを感じた」 ―印象に残っている事件は。 「捜査1課係長時代の2007年から4年間、県西部で殺人関連の捜
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土砂災害警戒区域 静岡県内候補9047カ所
静岡県は21日、土砂災害警戒区域に新たに指定される可能性がある場所が、県内で9047カ所に上ることが判明したと発表した。県砂防課ホームページで、具体的な候補箇所を示す地図を公表した。同区域に指定されると、市町に土砂災害への警戒態勢を整える義務が生じる。県は今後、詳細調査を行い範囲を明確にした上で、指定作業を進める。 国が土砂災害防止対策基本指針を変更したことを受け、県は3次元点群データを活用して、30度以上の傾斜がある高さ5メートル以上の急傾斜地など、区域指定の要件に当てはまる場所を改めて調査した。その結果、土石流が発生する恐れがある場所が2862カ所、崖崩れの恐れがある急傾斜地が6185
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保育士一斉退職の掛川の保育園 9人が転退園を申請 保護者に戸惑いと不安
掛川市千羽の千羽すぴか保育園で保育士の大半が一斉退職する見通しになった問題で、これまでに園児9人の保護者が転園・退園の申請を済ませたことが21日、市への取材で分かった。同日に相談のため来庁した保護者は6人。市は22日まで申請を受け付ける。 保護者には、情報がないことに対する戸惑いや不安が広がった。保護者の1人は「一斉退職の原因や経営方針の転換について園から何の説明もなく、相当混乱している。子どもを通わせ続けるかどうかを検討するための判断材料がない」と話した。別の保護者によると、園に保護者説明会の開催を要望したが、聞き入れてもらえなかったという。 市は当初、転園希望の締め切りを19日に設定
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掛川城、青と黄にライトアップ 「世界ダウン症の日」啓発
世界ダウン症の日(3月21日)に合わせて、掛川市は21日夜、掛川城天守を啓発のシンボルカラーの青と黄の2色で彩るライトアップを開始した。28日まで、日没後から午後10時まで実施する。 掛川城公園で開かれた点灯式には約40人が参加し、理解の広がりを願った。市手をつなぐ育成会の高木敏男会長は「社会の固定観念や先入観の壁を乗り越えるには、当事者の社会参画が大事。一緒に行動して良いまちにしていこう」と呼びかけた。久保田崇市長は「どんな境遇の人も活躍できる社会を目指す。応援していきたい」と述べた。
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掛川市、公共施設の災害時復旧へ協定 県建築士事務所協会
掛川市はこのほど、県建築士事務所協会と災害時の公共建築物の応急復旧工事設計などに関する協定を締結した。速やかな災害復旧につなげる。 久保田崇市長と同協会の金丸智昭会長が市役所で協定書に調印した。同協会は災害時に、公共施設の被災度区分の判定や応急復旧工事の設計などを行う。 同協会と同様の協定を結んだ市は3例目。久保田市長は「早急な復旧は市の防災力と直結する。心強い協定を結ぶことができた」と語った。金丸会長は「協会には400社の建築事務所が所属している。技術面のサポートをしていきたい」と語った。
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移動式カフェで景色と茶満喫 キャンプ用トレーラー活用 掛川・木村園
掛川市下垂木の茶製造販売「木村園」(木村徳彦社長)が、キャンピングトレーラーを活用した移動式カフェ「お茶旅」を完成させた。車でけん引できるため出店場所が自由で、景色を見ながらお茶を楽しめるのが売り。20日、同市東山の「茶草場農法ビューポイント3」でお披露目した。 お茶旅は縦5メートル、横2・2メートル。約3畳の畳スペースのほかにキッチン、トイレなどがある。景色を楽しめるよう窓を大きくとり、和室を意識して木材をふんだんに使った。同日は、東山茶と抹茶クリーム入りのどら焼きを販売。地元住民らが訪れ、粟ケ岳の茶文字を望みながら茶を味わった。 木村園は自園自製自販で茶を扱っていたが2020年ごろ、
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子ども支援の店に米56キロ寄贈 掛川で連合静岡
連合静岡(角山雅典会長)はこのほど、組合員約300人が寄せた米56キロを子どもの食事支援を行う喫茶店「Cafe fonte(カフェフォンテ)」(掛川市上西郷)に寄贈した。 同店は客が300円で買ったチケット「おごチケ」を店内に貼り、来店した18歳以下の子どもがそのチケットでカレーライスなどの飲食ができる取り組みを進めている。連合静岡は組合員が集会時などに米を持ち寄る「お米1人一合運動」を1月から展開。物価高騰などで困窮する家庭などに間接支援をしようと同店への寄贈を決めた。 贈呈式は同店で行われ、角山会長が同店の泉恵美子代表に米を手渡した。角山会長は「少しでも力になれたら。県内の子ども食堂
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ひらく【開く】 山崎皓司/価値あるもの自らつくる【SPAC俳優 言葉をひらいて㉗】
僕のテーマです。 「私有地を開いて共有地(コモン)をつくる」という試みです。僕は今、耕作放棄地を借りて食べ物を作っています。売っていません。あげています。 お金を稼ぐ仕事だけではなく、使用価値のあるものを自らつくり出す仕事(趣味じゃなく断固として仕事!)もすると、将来への不安が減るし楽しいし、“自産自消”が世界平和につながると伝えるためのモデルファームです。この世界を楽園にしたいので、名前は「山崎パラダイス」。 ただやっぱり欲がでて、私有したくなります。それでも「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」(宮沢賢治)から、自分にむち打って開く。
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掛川の保育園、保育士大半が退職へ 19人のうち15人 新規採用で運営継続
掛川市千羽の千羽すぴか保育園で、保育士の大半が3月末で一斉退職する見通しになったことが19日、関係者への取材で分かった。正規と非正規の保育士ら19人のうち15人が退職する意向を示しているとみられ、同園は新規採用で運営を継続する見込み。市は「安全で安心な保育環境が提供できているかどうかを注視していく」としている。 関係者によると、園の運営方針が現場の理解を得られなかったことや、管理職との意見の隔たりなどが理由。市は2月末に10人超の保育士が辞意を固めている状況を把握し、3月12日に指導監査を実施した。市幹部は「採用予定者が決まっていて、4月以降の態勢も基準を満たしていることを確認した。現段階
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日本就学うたい勧誘 労基法違反疑い 掛川の人材派遣会社
掛川市満水の人材派遣会社「Live」と同社関係者4人が、日本とフィリピンの重国籍の10代女性に対して違約金を定めた労働契約を交わし、貸し付けた前借金を賃金と相殺した労働基準法違反事件で、同社が女性に日本での就学をうたい来日を勧誘していたことが、19日までの掛川署への取材で分かった。 同署によると、日本で語学を学ぶことができ、家族を日本に呼び寄せることもできるなどの説明をしていたという。同様の手口で、日本とフィリピンの国籍を持つ10代男女約20人が被害に遭ったとみられている。同社従業員がフィリピンで複数回説明会を開いていたとされ、参加者に同様の説明をして就労希望者を募集していたという。事件を
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天浜線定期入れ 掛西高生考案 大きいサイズに対応 20日から販売
掛川市の掛川西高2年生5人が、天竜浜名湖鉄道とオリジナルの定期入れを共同開発した。茶と青、黒の3色で牛革製。黒には同校の校章をあしらった。 大木雄稀さん(17)ら5人グループが、地域課題の解決を図る授業の一環で考案した。天浜線の定期券はJR各社の定期券や交通系ICカードなどと比べてサイズが大きく、「入学時に定期入れを買ったのに使えなかった」(大木さん)のが開発の原点。天竜浜名湖鉄道社員への聞き取りや打ち合わせを重ねて商品化を目指してきた。 天竜浜名湖鉄道によると、定期券の外周にはみ出たラミネートフィルムを切り取ってサイズを小さくした上で市販の定期入れを使う利用者もいるという。大木さんは「
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発災時の車両提供 自動車学校と協定 掛川市
掛川市と掛川自動車学校(同市大池)は19日、災害発生時の支援に関する防災パートナーシップ協定を締結した。大規模な地震や風水害の際に同校の保有車両を提供するほか、運転操作で同校社員を派遣する。 久保田崇市長と高部隼一社長が協定書に調印した。久保田市長は「大変心強く感じる。一層、防災力を高めていく」と謝意を示した。高部社長は「一人でも多くの人を助けるために役立つなら、使えるものは何でも使う」と、地域貢献に取り組む姿勢を強調した。
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掛川市・掛川城下 葛布の伝統、未来へ紡ぐ 若い感性受け入れ進化【わたしの街から】
4月に木造天守復元30年を迎える掛川市の掛川城。城下の商店街には歴史ある店舗が軒を連ねる。掛川城天守閣のふすまに使われているのは、市特産の葛布(くずふ)。芭蕉布(ばしょうふ)、榀布(しなふ)と並ぶ日本三大古布で、江戸時代に産業が栄えた。独特の光沢と丈夫さが魅力だが、現在の織元は城周辺にわずかに残るのみ。歴史ある工芸を次世代につなごうと若手が奮闘している。 修業中の小崎将徳さん(32)は2023年11月、父が専務、おじが社長を務める小崎葛布工芸(同市城下)に入社した。販売員として店頭に立って知識をつけながら、職人としての研さんを重ねている。葛布は、横糸に葛の繊維、縦糸に絹や麻などを用いて織る
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スノーボード・三木(浜松いわた信用金庫、掛川市)が帰国 「充実したシーズン」
スノーボードのワールドカップ(W杯)で女子アルペン種目の総合成績で2位に入った三木つばき(浜松いわた信用金庫、掛川市)が18日、今季の試合出場を終えて羽田空港に帰国し「本当に充実したシーズンで、一日一日を大切に過ごせた。成長できた点がたくさんある」と満足感をにじませた。 昨季、世界選手権を初制覇した五輪種目のパラレル大回転では、W杯初優勝を含む2勝を挙げるなど躍進。来季は金メダルを目標に掲げる2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の前年となる。「世界選手権で(パラレル回転と)2種目とも勝ち、W杯でも総合優勝したい」とさらなる進化を期した。
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観光農園の可能性追求 キウイフルーツカントリージャパン(掛川市)/平野耕志代表【キーパーソン・最前線】
循環型農業の実践に軸足を置き、キャンプ場整備や修学旅行の受け入れなど事業の多角化を進める。1月には中南米11カ国の省庁職員らが視察に訪れ、自然循環の仕組みに強い関心を示した。持続可能な開発目標(SDGs)実現に向けた機運の高まりを追い風に、観光農園の可能性を追求している。 ―観光農園を取り巻く環境をどう見るか。 「全国的に経営体は減っている現状。自園への来園者は新型コロナウイルス禍で半数程度まで落ち込んだが、今は持ち直している。売り上げ自体はコロナ前より上がった。新事業として始めたカフェやキャンプ場の寄与もある。新しい取り組みを生み出し続けて発信していく姿勢が大事だ」 ―強みは。 「
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多重国籍の10代と違約金契約交わす 掛川の会社 書類送検 労基法違反容疑
日本とフィリピンの多重国籍者と違約金を定めた労働契約を交わして雇い、渡航費などの名目で貸し付けた前借金を賃金と相殺したとして、掛川署などは18日、労働基準法違反の疑いで掛川市満水の人材派遣会社「Live」と同社役員の男ら4人を静岡地検浜松支部に書類送致した。 書類送検されたのは掛川市の会社役員の男(75)、磐田市の無職の男(68)、焼津市の会社員の女(49)、藤枝市の会社員の男(54)。書類送検容疑は、4人が同社の従業員だった2022年9月8日、焼津市内の同社事務所で日本とフィリピンの国籍を持つ10代女性と、労働契約の不履行に対する違約金を10万円と定める契約を交わし、さらに同11月から2
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おむつなど4品目資源化 掛川市長に提言書 ごみ減量推進会議
ごみを燃やさずに資源化する仕組みを検討する掛川市の「おむつリサイクル・ごみ減量推進会議」はこのほど、紙おむつや製品プラスチックなど4品目の資源化の方向性をまとめた提言書を久保田崇市長に提出した。 提言では、使用済み紙おむつは資源化する方法の研究を継続し、製品プラスチックは市民の利便性と回収効率向上に配慮した分別収集方法の検討をすることを求めた。生ごみは発生量を抑え、民間事業者を活用した液肥などの販路の確保、剪定(せんてい)枝や落ち葉は地域、資源化事業者への効果的な支援策の検討を要望した。 同会議の守屋輝年雄委員長は「市民らが自分事として捉えられるような施策を展開するべき」と語った。久保田
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掛川市人事 企画政策部長平松氏 理事も 総務部長に都築氏、女性管理職最多
掛川市は18日、4月1日付の人事異動を内示した。全体の異動規模は前年より11人多い246人。企画政策部長の平松克純氏が理事を兼ねるほか、総務部長に都築良樹協働環境部長が就く。協働環境部長には赤堀純久生涯学習協働推進課長を起用する。 60歳超の職員8人が定年延長し、それぞれ希望する異動先で経験や資格を生かす。女性の管理職登用は28人で、比率は前年度比2・7ポイント上昇の20・7%。過去最多を更新した。 ◇市長部局 【部長級】理事を兼ねる 企画政策部長平松克純▽総務部長(協働環境部長)都築良樹▽協働環境部長(生涯学習協働推進課長)赤堀純久▽産業経済部参与を兼ねる 産業労働政策課長溝口尚美▽
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掛川市・袋井市病院企業団人事
掛川市・袋井市病院企業団は18日、4月1日付の人事異動を内示した。 ◇中東遠総合医療センター 【副院長級】がん総合診療センター副センター長兼化学療法センター長(医務局長)副院長兼外科診療部長兼消化器外科診療部長兼消化器病センター長兼IVR・画像診断センター長京兼隆典▽がん総合診療センター副センター長兼緩和ケア支援センター長(がん・緩和ケア支援センター診療部長)副院長兼麻酔科診療部長兼手術センター長内山智浩▽副院長兼臨床研究管理室長(院長補佐)小児科診療部長岩島覚▽副院長兼医務局長兼臨床研修センター長(院長補佐)循環器内科診療部長兼心血管内治療センター長兼ICU・CCUセンター副センター長兼地
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「カケジョブ」で掛川の企業情報手軽に 市運用開始、セミナーや適職診断も
掛川市はこのほど、就職希望者に市内企業の魅力を発信する企業情報サービス「カケジョブ」の運用を開始した。通信アプリLINE(ライン)を使い、企業検索や適職診断、セミナー情報の配信など地域密着型サービスを展開する。LINE版とウェブ版を用意し、各企業の先輩社員のコメントも発信する。 利用にはLINEの友だち登録が必要になる。スマートフォンで手軽に情報収集できる利点があり、ウェブ版では全登録企業の確認も可能。登録企業は58社、コメントを寄せた先輩社員は82人で、随時更新して拡充する。市産業労働政策課によると、これまで市には地元企業を紹介する媒体がなく、大学や学生から情報を求める声が寄せられていた
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棚田にテント張り、里山風景を堪能 菊川「千框(せんがまち)」
菊川市倉沢の千框(せんがまち)の棚田で16日、キャンプイベントが開かれた。棚田オーナー制度登録者や市民ら10組が農閑期の棚田にテントを張り、里山の風景を堪能した。 棚田の保全活動に取り組むNPO法人せんがまち棚田倶楽部が、交流人口の拡大を目的に企画した。地元産の茶葉を使ったほうじ茶づくりや火おこし体験、マシュマロ焼きなどが楽しめるコーナーも設けて約60人をもてなした。 イベントは前年に続き2回目。掛川市から家族4人で参加した鈴木実法さん(40)は「素晴らしいロケーション。炊事場もシャワー棟もないのが逆に楽しい」と話した。
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スノボ三木「充実したシーズン」 W杯女子アルペン総合2位
スノーボードのワールドカップ(W杯)で女子アルペン種目の総合成績で2位に入った三木つばき(浜松いわた信用金庫、掛川市)が18日、今季の試合出場を終えて羽田空港に帰国し「本当に充実したシーズンで、一日一日を大切に過ごせた。成長できた点がたくさんある」と満足感をにじませた。 昨季、世界選手権を初制覇した五輪種目のパラレル大回転では、W杯初優勝を含む2勝を挙げるなど躍進。来季は金メダルを目標に掲げる2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の前年となる。「世界選手権で(パラレル回転と)2種目とも勝ち、W杯でも総合優勝したい」とさらなる進化を期した。
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掛川で抹茶スイーツコンテスト 最優秀に夏目さん(大渕小6)の「和!ガトーショコラ」 地元菓子店が商品化
掛川市は16日、市内の小中学生を対象に募集した「かけがわ抹茶スイーツコンテスト」の最終審査を市役所で行い、大渕小6年の夏目咲陽さん(12)が考案した「和!ガトーショコラ」を最優秀賞に選んだ。コンテストに協力した地元菓子店のたこ満が5月中に商品化し、市内店舗で販売する。 前年に続いて2度目の開催。前回は入賞できなかったという夏目さんは、抹茶と地元産の干し芋をふんだんに使ったスイーツで再挑戦し、頂点に立った。「洋菓子の定番に和の食材を合わせた。干し芋の食感を強調できるよう工夫した」と述べ、受賞を喜んだ。 コンテストでは16組23人が計18点のレシピを提出し、書類審査を通過した5点を審査員6人
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太陽光パネル 銅線窃盗被害 掛川市
掛川市南部で太陽光パネルに取り付けられていた銅線の盗難が2件続けて発生したことが15日、関係者への取材で分かった。掛川署が捜査を進めている。 被害に遭った同市の会社によると、4日朝、太陽光パネルの異常アラームを受けて現地確認したところ、同市千浜と同市浜野の2カ所の太陽光発電施設で銅線が盗まれていた。銅線は2本で各約15メートル分、切断されて持ち去られ、被害額は計60万円という。 会社は同署に被害届を提出した。同社担当者は「周辺にも複数、太陽光パネルを設置している。対策を検討中だが不安だ」と話した。
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掛川で小屋全焼
15日午後2時15分ごろ、掛川市上内田の男性方から出火し、敷地内の木造の小屋を全焼したほか、隣接する木造2階建て住宅の屋根の一部を焼いた。掛川署によると、男性はきょうだいと3人暮らし。出火当時は3人とも外出していた。同署などが出火原因を調べている。
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きみくらが緑茶カフェ開店 JR掛川駅北口
丸山製茶グループのきみくら(掛川市板沢)は15日、JR掛川駅北口に緑茶カフェ「matcha KIMIKURA 掛川駅フラッグシップストア」を開店した。 店舗は木造駅舎に隣接した2階建て。1階でドリンクの注文や抹茶商品の買い物、2階では飲食を楽しめる。駅利用者の来店を見込み、無線LANや電源も整備した。有機抹茶を使用し、店頭でたてた抹茶をラテとして提供するほか、深蒸し茶も用意する。限定商品として掛川駅舎の焼き印を入れた抹茶どら焼きや、外装パッケージに駅舎のイラストを入れた掛川茶ティーバッグを販売する。地元人気店のパンや総菜も日替わりで置く。 同日のオープニング式典で、同社の丸山勝久社長は国
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廃棄物処理施設で協定 掛川、菊川の衛生施設組合
掛川市・菊川市衛生施設組合は14日、2030年4月の稼働に向けて建設する新廃棄物処理施設の管理などに関する環境保全協定を周辺3自治会と締結した。公害防止や適切な運転管理を目的に、外部有識者による評価監視委員会を設置することを盛り込んだ。 対象自治会は、いずれも掛川市の満水区と東山口地区、菊川市の西方地区。協定書によると、処理するのは両市から排出された一般廃棄物に限り、災害などで他自治体からごみを受け入れる場合は事前に協議する。排出ガスのばいじんや塩化水素など6項目で自主規制値を設定した。
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藤井王将が揮毫「雲外蒼天(うんがいそうてん)」掛川市に 掛川城御殿三の間へ
掛川市は15日、掛川城の木造天守復元30周年を記念して将棋の藤井聡太王将(21)が市に贈った揮毫(きごう)をお披露目した。「雲外蒼天(うんがいそうてん)」の四字熟語で、額装して30日午前11時に掛川城御殿の三の間に飾る。 雲外蒼天は、雲を抜けた先には青空が広がっていることから、困難の先に明るい未来があるという意味。久保田崇市長は、徳川家康による今川氏攻めの際、掛川城の井戸から霧が噴き出して攻撃を阻んだとする伝説に触れ「掛川城の別名は『雲霧城』。ふさわしい文字を揮毫してもらった」と喜んだ。 約7カ月間にわたる掛川城の30周年記念事業は29日に開幕する。29~31日に幕開けのイベント「掛川城
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仕立て直し技術を応用 羽毛布団再生シュラフ 山昇(掛川市)【静岡ものづくり最前線】
不要になった布団の羽毛を使ったシュラフ(寝袋)を開発した。古くなって生地が汚れた布団を預かり、羽毛の洗浄や生地の取り換えで再生させる仕立て直しのノウハウを生かした。キャンプや防災用品としての需要を見込み、家庭で眠っている寝具の有効活用を提案する。 オーダーメードが基本。持ち込まれた古い布団や婚礼寝具などを解体し、中身の羽毛を洗浄した上で封筒型のシュラフに加工する。外側の生地は、肌触りを重視したポリエステルと綿の混紡、本格派のナイロンの2種類から選択できる。 シュラフ1枚に400~600グラムの羽毛を使用するのが目安。シングルサイズの布団1枚でシュラフ2枚まで、ダブルサイズなら3枚に仕上げ
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静岡県・山梨県生涯野球連盟リーグ戦 喜寿の部 掛川ファイターズV報告
2023年春から秋ごろまで行われた静岡県・山梨県生涯野球連盟リーグ戦の喜寿の部(75歳以上)で、中高年の野球チーム掛川ファイターズが優勝した。14日、チームのメンバー14人が掛川市役所を訪れ、久保田崇市長らに喜びを伝えた。 同チームには約50人が所属し、最高齢は89歳。喜寿の部のリーグ戦には両県の7チームが参加し、11勝1引き分けと圧倒的な強さを発揮した。市役所では、出場メンバーらが年齢とポジションを自己紹介した。奥宮正敏代表(74)は「野球好きな人で楽しく活動している。新しい団員も募集中」と話した。久保田市長は「皆さんを見て大谷翔平選手もびっくりするだろう。引き続き頑張ってほしい」とたたえ
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水球日本代表「大学でも」 U―17アジア選手権V貢献 大神さん(掛川西高)に卒業証書
水球のU-17(17歳以下)アジアエージグループ選手権がこのほど、フィリピンで開かれ、日本代表が優勝した。県勢として唯一選出されていた掛川西高の大神幸真さん(17)=磐田市立野=は13日、同校を訪れ、卒業証書を受け取るとともに、喜びと今後の目標を語った。 決勝では体格で勝るイランを相手にカウンター攻撃を効果的に仕掛け、接戦を制した。ゴールキーパーの大神さんは「プレーだけでなく、声かけも意識してチームの精神的支えにもなれた」と振り返った。大会で卒業式に出られなかった大神さんは校長室で、広住諭校長から卒業証書を受け取った。広住校長は「今後、これまで見たことがない世界やもの、人に出会うと思う。チ
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三熊野神社大祭PR 掛川観光協会、静岡 新聞放送会館訪問
掛川観光協会大須賀支部(内藤澄夫会長)の役員5人が12日、静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館を訪れ、掛川市横須賀地区で4月5~7日に開催される三熊野神社大祭をPRした。 同大祭では地区の13町がそれぞれ自慢の「祢里(ねり)」と呼ばれる山車を引き回し、同地区に伝わる県無形文化財「三社祭礼囃子(ばやし)」のリズムに合わせて地区内を練り歩く。6日の奉納祭と最終日の千秋楽では、全町の祢里が境内に集まる。両日の様子はユーチューブでライブ配信する。 法被姿で訪れた役員は大祭の魅力を紹介した。同支部の山下浩章理事は「地元を離れた人たちも祭りのために帰ってきてくれて、町がにぎやかになる。遠州の春を祭りで楽
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河井弥八の功績紹介 掛川で講演会 食糧増産運動たたえる
掛川市南郷地区まちづくり協議会と区長会はこのほど、地区出身で元参議院議長などを務めた地元出身の河井弥八(1877~1960年)に関する講演会を同市上張の南郷地域生涯学習センターで開いた。大日本報徳社の鷲山恭彦社長が登壇し、河井が昭和初期に推進した食糧増産運動などを紹介して功績をたたえた。 河井は1945年に大日本報徳社の社長に就き、自給自足を重視して食糧増産に取り組んだ。鷲山社長は、連合国軍総司令部(GHQ)に報徳の考え方を説明して共感を得たエピソードに触れ、「戦後の転換期に報徳運動を推進する基礎を築いた」と強調した。 住民ら約80人が聴講した。龍谷大文学部の手嶋泰伸講師も講演し、河井が
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記者コラム「清流」 五明茶の○○売れ
俳優やアイドルなどが身につけたり紹介したりすると爆発的に商品が売れる「○○(俳優の名前)売れ」の文字を交流サイト(SNS)でよく見る。掛川市の五明茶も人気アイドルが取り上げて、ファンらによる注文が殺到した。 五明茶業組合がエコパアリーナで公演する歌手らに茶を提供してきたことがきっかけとみられる。○○売れは企業が戦略的に行うことも多いが、今回は組合も寝耳に水だった。生産者らが地道に丁寧に、取り組んだお茶づくりが好機を呼び込んだのだろう。SNSを見ると、五明茶の味や香りはファンからも好評だ。 掛川には茶以外にもイチゴやトマトなど特産品がある。ハードルは高いかもしれないが、公演時の提供やロケ弁
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ともしび 掛川から祈る 能登被災地報告も【東日本大震災13年】
東日本大震災から13年の節目に合わせ、掛川市の有志が11日、犠牲者の追悼と早期復興を願う集い「キャンドルナイト」を同市内で実施した。能登半島地震の被災地でボランティア活動を行った市民団体メンバーも参加し、現地での活動の様子を報告した。 市民約20人がろうそくの火を見つめて祈りをささげた。能登半島地震の被災地支援のため6回にわたって現地を訪れている市民団体「ふっこう支援掛川」統括の斎藤一さん(65)が講話し「石川県の支援も続けるが、東北地方の支援も継続する」と強調した。参加者に活動への協力を求めたほか、東日本大震災と能登半島地震を踏まえた食料備蓄などの災害対策拡充を呼びかけた。 穴水町や輪
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三木つばき(浜松いわた信用金庫、掛川市)は最終戦5位 スノボW杯パラレル回転
スノーボードのワールドカップ(W杯)は9日、ドイツのウィンターベルクでパラレル回転の最終戦が行われ、女子で昨季世界選手権パラレル大回転覇者の三木つばき(浜松いわた信用金庫、掛川市)は準々決勝で敗れて5位だった。種目別でも5位。2位だったパラレル大回転と合わせた総合では自己最高の2位に入った。 他の日本勢は予選敗退し、金沢野愛(中京大)は23位、大島ひなの(松本大)は28位、竹内智香(広島ガス)は失格、男子の斯波正樹(ジョイングループ)は途中棄権。女子はエステル・レデツカ(チェコ)、男子は李相昊(韓国)が制した。 種目別は女子がラモナテレジア・ホフマイスター(ドイツ)、男子は李が1位。総合
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藤井聡太王将「一手一手考えて指せた」 掛川で3連覇祝賀会
将棋の第73期王将戦7番勝負で3連覇を果たした藤井聡太王将(21)の祝賀会が8日、掛川市内で行われた。藤井王将は「長い持ち時間を生かして、一手一手を考えて指せた」と振り返り、集まった200人のファンから拍手を浴びた。 藤井王将は挑戦者の菅井竜也八段を4勝0敗で退け防衛、3月9、10日に同市内で予定されていた第6局はなくなった。掛川を訪れた印象を「去年、おととしと大変な緊張感の中で過ごした。対局がないことで掛川のいろいろな面を感じられている」と語った。 祝賀会に先立って訪れた掛川城では天守閣から市街を眺め、「掛川城主になった気分だった」と語って笑いを誘った。久保田崇市長は「市での王将戦は1
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【東日本大震災13年】道路寸断恐れ109市町村 原発30キロ圏、静岡県内9市町
建設中を含む国内19原発の30キロ圏にある自治体のうち18道府県計109市町村で、地震など災害時の緊急輸送道路が土砂崩れなどにより寸断される恐れがあることが8日、分かった。30キロ圏に含まれる21道府県計138市町村の79%に当たり、原発事故時の避難に支障が出る恐れがある。東京電力福島第1原発事故から13年。国土交通省が公開している地理情報データを基に、道路が土砂災害警戒区域を横断しているかどうかを共同通信が分析した。 静岡県内で寸断の恐れがあるのは、藤枝市、島田市、牧之原市、掛川市、菊川市、御前崎市、袋井市、磐田市、森町の9市町の高速道路や国道、県道など。1月の能登半島地震でも土砂災害が
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原発30キロ圏、土砂崩れで道路寸断の恐れ「事前に迂回路検討を」 浜岡周辺の住民指摘
中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)から30キロ圏内では9市町の計27路線が、土砂崩れなどにより寸断の恐れがある緊急輸送道路に該当した。能登半島地震では石川県が定めた北陸電力志賀原発の重大事故時の避難経路11路線中7路線が一時通行止めになった。静岡県の関係自治体の間には「能登半島とは地理的条件が異なり、複数の道路があるため孤立は考えにくい」と冷静な受け止めが広がるが、住民からは「迂回(うかい)路の組み合わせを事前に検討していくべき」との意見が上がる。 「主要道路が使えなければ、住民はどの道で避難すれば良いか分からず、混乱するだろう」。御前崎市町内会長連合会の水野克尚会長(69)は災害時の不安を
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妊産婦や乳幼児の避難生活日用品、備蓄不十分 静岡県内市町 静岡新聞社アンケート【国際女性デー2024】
地震などの災害時に女性や妊産婦、乳幼児が避難生活を送る上で必要になる日用品が、静岡県内の市町で十分に備蓄されていない実態が明らかになった。静岡新聞社が8日の「国際女性デー」に合わせて県内35市町に実施したアンケートで、1日時点で離乳食を備蓄しているのは4市町、赤ちゃん用おしり拭きは7市町にとどまった。調査した9品目中5品目で2割以下の市町にしか備蓄がなく、全市町に備蓄のない品目もあった。 調査品目は、内閣府が男女共同参画の視点を盛り込んで自治体向けにまとめた「防災・復興ガイドライン」で例示した備蓄品から抜粋した。最も浸透していたのは生理用ナプキンで27市町に備蓄があった。一方、女性用下着
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個別最適な学びへ 宿題や家庭学習どう取り組ませる?⑤ しずしんニュースキュレーターと読者の意見【賛否万論】
前回の賛否万論では、理想的な放課後の学びについて、「個々にカスタマイズした宿題は非現実的だが、運用を工夫する柔軟性は必要」「学力向上に加え、『非認知能力』の養成も大事」「子どもにどのような学力を求め、夢の実現を後押しできるか、親の度量が問われている」などの意見が寄せられました。多様な価値観が入り交じる現代。宿題や家庭学習が果たすさまざまな役割を多方面から考察することが「個別最適な学び」を理解する端緒になるのでは、と感じました。今回もキュレーターと読者の声を紹介します。 日本のあらゆる学び デザインし直すべき キュレーター 松浦静治さん(島田市) 任意団体Study Li
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茶況(3月7日)新団長に芝田さん 静岡県茶業青年団
静岡県茶業青年団(県茶青)は7日、2024年度定時総会を静岡市葵区で開き、新団長に美笠園(掛川市)の芝田悟さん(43)を選任した。任期は1年。 副団長には川連(牧之原市)の大石健さん(43)、石田茶店(森町)の石田宏之さん(43)が就いた。芝田団長は就任あいさつで「各企業の発展のため、団の活動を持ち帰って大いに役立ててほしい」と呼びかけた。 7人が卒退団し、24年度の団員数は70人。 (経済部・垣内健吾)
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わかば、ねむの木に 静岡県が御下賜金伝達
天皇陛下から優良な社会福祉施設や社会事業団体に贈られる御下賜金(ごかしきん)の伝達式が6日、県庁で行われた。 伝達を受けたのは社会福祉法人農協共済中伊豆リハビリテーションセンターの障害者支援施設わかば(伊豆市)と、学校法人ねむの木学園の特別支援学校ねむの木(掛川市)。川勝平太知事が手渡した。 わかばの紅野利幸施設長は「大きな喜びとともに身の引き締まる思い。より一層の研さんを図っていきたい」と謝辞を述べた。ねむの木学園の梅津健一理事長は2020年に亡くなった創設者宮城まり子さんをしのび、「子どもたちの個性を尊重する教育理念を受け継いでいきたい」と抱負を語った。
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島田掛川信金 複合ビル完成 JR掛川駅前
島田掛川信用金庫がJR掛川駅前で建設を進めてきた複合ビル「SKしんきんプラザ」が6日、完成した。オープンは4月8日。同信金掛川駅前支店が移転するほか、多目的ホールや屋上テラスなどを備える。 プラザ棟は5階建てで延べ床面積は約4300平方メートル。1階に支店、4階に多目的ホールと子育て支援施設を配置する。2、3階と5階は事務所で、インフラ関係などの企業がオフィスを構える。隣接の4階建て駐車場棟は、プラザの開業に先立つ3月18日に運用を開始する。 現地で6日に行われた竣工(しゅんこう)式で、千葉靖史理事長は「中心市街地活性化に資する施設にすべく協議を重ねて建設を進めた。既存施設との相乗効果も見込
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貯水機能付き給水管に補助 災害時の断水想定 掛川市、市議会答弁
掛川市は2024年度、災害時に一定の水を家庭で確保できる「貯水機能付き給水管」に対する補助制度を新設する。管の損傷で水不足が深刻化した能登半島地震を踏まえた対応。6日の市議会2月定例会一般質問で、本多弘典危機管理監が明らかにした。 貯水機能付き給水管は、管の一部が貯水タンクになっていて、断水時も容量分の水が使える利点がある。市危機管理課によると、20万円を上限に導入を補助する。備蓄用の水を購入して自宅に運ぶのは高齢者にとって負担が大きいなどとする市民の意見を反映した。 ペットボトル水を日常で消費しながら補充するローリングストックの啓発も強めて、自助による断水対策を推進する。井戸水とため池
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掛川駅前に複合ビル完成 島田掛川信金 4月8日オープン
島田掛川信用金庫がJR掛川駅前で建設を進めてきた複合ビル「SKしんきんプラザ」が6日、完成した。オープンは4月8日。同信金掛川駅前支店が移転するほか、多目的ホールや屋上テラスなどを備える。 プラザ棟は5階建てで延べ床面積は約4300平方メートル。1階に支店、4階に多目的ホールと子育て支援施設を配置する。2、3階と5階は事務所で、インフラ関係などの企業がオフィスを構える。隣接の4階建て駐車場棟は、プラザの開業に先立つ3月18日に運用を開始する。 現地で6日に行われた竣工(しゅんこう)式で、千葉靖史理事長は「中心市街地活性化に資する施設にすべく協議を重ねて建設を進めた。既存施設との相乗効果も
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食や木材 地域の魅力発信 掛川・日坂宿本陣跡に地元店集う
掛川市の日坂・東山地区の店舗が商品販売を行うイベント「もっと!ニットー!」がこのほど、同市日坂の日坂宿本陣跡で開かれ、多くの人でにぎわった。 両地区のコーヒー店や茶販売店、農園など約30店がブースを構えた。イチゴやシイタケなどの農産物や特産の茶を使ったお菓子などをアピールした。地元産のスギやヒノキの木材を積み上げて遊ぶワークショップは子どもたちの人気を集めた。 過疎化に危機感を募らせた地元の3社が地域発信を目的に企画し、2023年に続き2回目の開催となった。運営本部の三浦健太代表(44)は「山に囲まれ茶畑のあるのどかな雰囲気が地域の魅力。今後も続けていきたい」と話した。
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卒業記念の額縁に学校の木 掛川日坂小 思い出、学び“総仕上げ”
掛川市の日坂小6年生15人が5日、卒業記念のフォトフレームの制作に取り組んだ。学校林の伐採見学などを通した地元林業に関する学びの締めくくり。ヒノキを加工した木材を使い、6年間の思い出を飾る額縁を仕上げた。 同校は1学年1学級の小規模校。15人は市森林組合や近隣の三浦製材所などのサポートを受けながら、森林の役割と製材加工の流れを学び、かんな削りとフレームの組み立てに励んだ。入学以来変わらないクラスメートと一緒に写った複数の画像をA4判の用紙にレイアウトして、完成したばかりの額縁に収めた。 三浦製材所を経営する三浦健太さん(44)がPTA会長を務めている縁で制作が決まった。自身も卒業生という
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津波災害警戒区域 掛川の沿岸部指定 静岡県
静岡県は5日、津波防災地域づくり法に基づき、掛川市の沿岸部で津波による浸水が想定される区域約550ヘクタールを「津波災害警戒区域(イエローゾーン)」に指定したと発表した。区域の詳細は県河川砂防局ホームページなどで確認できる。 同区域に指定されると、想定される浸水深に建物の立地状況などを加味した精度の高い「基準水位」が示され、より実効性の高い避難対策が可能になる。県は、市のハザードマップの作成や周知、要配慮者利用施設の避難確保計画作成などを支援する。 今回で県内の沿岸21市町のうち14市町が指定済みとなった。残りの7市町は、整備中の防潮堤や避難施設の減災効果が被害想定に反映されていないため
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会計年度任用職 給与条例を改正 掛川市長、24年度
掛川市の久保田崇市長は5日の市議会2月定例会一般質問で、会計年度任用職員の給与に関する条例を2024年度に改正して処遇改善を図る考えを示した。鈴木久裕氏(共に創る掛川)への答弁。 市は人事院勧告などに基づく給与改定で、正規職員の給与は23年4月にさかのぼって差額を支給したが、会計年度任用職員には適用していない。久保田市長は「任用の際に年度途中で給与の増額改定があり得ることを明示していない」などと弁明した上で、24年度に条例改正案を提出するとした。大井敏行総務部長は「正規職員と同様の適用が可能になるよう条例の整備と人事給与システム改修、任用通知書の改定に取り組む」と述べた。 石川紀子、安田彰(
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安全運転に貢献 優秀事業所表彰 静岡県警など
静岡県警と自動車安全運転センター県事務所は4日、同センターが発行している運転記録証明書を有効活用し、従業員の交通事故防止と安全意識向上に努める優秀安全運転事業所の表彰式を静岡市葵区で開いた。表彰はプラチナ賞が2事業所、金賞が5事業所、銀賞が7事業所で、プラチナ、金、銀を受賞した代表者が静岡中央署で、県警の加藤悟交通部長と同事務所の北沢博所長から表彰状と盾を受け取った。 最高賞のプラチナは、富士宮牛乳運輸(富士市)と浜松バス(浜松市浜名区)。浜松バスの担当幹部は「基本的な内容だが、社長による安全教育を反復的に続けていることが、80人余りの全従業員への浸透につながっている。賞を励みにしたい」と
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ふるさとワーキングホリデー 掛川市長導入検討 市議会一般質問
掛川市の久保田崇市長は4日の市議会2月定例会一般質問で、都市部の若者が働きながら滞在する「ふるさとワーキングホリデー」の制度導入を検討する考えを明らかにした。「実施市町の状況分析やニーズ把握を行い、活用を研究する」と述べた。松本均氏(創世会)への答弁。 市広報・シティプロモーション課によると、県内では南伊豆町が導入済み。今後、県内外の事例を調べて人材誘致につながるかどうか検証し、市内での仕事や宿泊の受け入れ先の検討も進める。ふるさとワーキングホリデーと併せて、健康的で活発な60歳以上のアクティブシニアを対象にした施策展開も想定し、関係人口の拡大を図る。 首都圏から地方への移住支援に取り組
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掛川市大渕・中新井公民館が落成 住民100人が祝う
掛川市大渕の中新井公民館がこのほど、完成した。地域住民が会合やレクリエーションなどに使う施設で、3日に落成式が開かれた。 地元住民約100人が集まり、新たな活動拠点の完成を祝った。永井清一区長(67)は「住民の活動が活発になるように活用してほしい」と話した。 公民館は木造平屋建て、延べ床面積は120平方メートル。広間や和室、キッチンなどを整備した。総事業費は3728万円。市や県の補助を受けた。
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津波想定、夜間避難迅速に 要配慮者搬送も体験 掛川の沿岸部、今沢地区
津波対策推進旬間(2~11日)に合わせ、掛川市は2日夜、沿岸部の同市今沢地区で津波避難訓練を行った。市での夜間実施は初。住民ら約100人が参加し、足元に注意して津波避難タワーに急いだ。 市内で最大震度7を観測する地震が発生し、大津波警報が発表されたとの想定。参加者は自宅から津波避難タワーまでの道のりを確認しながら、市職員や消防団らの誘導で海抜15メートルのタワーを上った。市職員は簡易トイレや防寒に役立つレスキューシートなどの備蓄品があることを伝えた。 要配慮者をリヤカーで運ぶ訓練のほか、消防団による搬送方法の実演も行い、住民が実際に避難者役の搬送を試した。 運搬を体験した松本航輝さん(
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掛川ライオンズクラブ60周年 会員ら節目祝う
掛川ライオンズクラブ(LC)は3日、60周年記念式典を掛川市内で開いた。会員ら約100人が出席し、節目を祝った。 式典では記念事業として、中東遠総合医療センターへの歩行補助器具の寄贈を行ったことが紹介された。大日本報徳社の鷲山恭彦社長による記念講演のほか、テノール歌手の榛葉昌寛氏(同市出身)のリサイタルも行われ、式典に花を添えた。 同LCは1964年3月に617番目のクラブとして誕生した。
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若手芸術家に発信の場を 5日まで常葉大生企画展
静岡市内の大学生を中心とする若手芸術家が発信できる機会を設けようと、常葉大造形学部3年の佐藤葵さん(21)と須田健史さん(21)でつくる美術チーム「DESIGN CLUB(デザインクラブ)」が企画した展示会「芸術楽座」が2日、同市葵区駿府町のギャラリーテルサで始まった。5日まで。 初開催のイベントで、市内の学生ら12人が出品した。展示物は3日までの前期と4日からの後期で入れ替える。前期は佐藤さんがデザインしたワッペン付きのジャンパーや、須田さんが制作したオリジナルデザインの御朱印帳、アーティスト名「はなのま」さんが幼少期の思い出を描いたポップな絵柄のイラスト、「松浦」さんが手がけたスタイリ
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健康増進で知事褒賞 7企業・団体 授与式
静岡県はこのほど、従業員の健康増進に積極的に取り組む県内7企業・団体を表彰した。県庁で授与式を行い、川勝平太知事が代表者に褒状を手渡した。取り組みの内容は事例集にまとめ、県内の事業所に配布する。 健康診断の受診促進や受動喫煙・禁煙対策、従業員の家族や地域住民を巻き込んだ健康づくりなどが対象。川勝知事は「健康寿命を延ばすには行政だけでは限界がある。皆さんの取り組みを広めていきたい」とたたえた。 出席者は自社の健康経営の事例を紹介し、「体の健康だけでなく、心の健康も大切」「家族の健康にも良い影響が出ている」などの声が上がった。 表彰を受けた企業・団体は次の通り。 赤阪鉄工所(焼津市)キャ
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多世代交流拠点に改修 遊具やカフェ、休憩所設置 掛川の「たまりーな」
掛川市は1日、22世紀の丘公園(同市満水)の多目的施設「たまりーな」の改修整備を手がける事業者が決定したと発表した。工事は川島組(同市二瀬川)と乃村工芸社(東京都)の共同企業体(JV)、指定管理は静岡ビル保善(静岡市葵区)と乃村工芸社のJVが担う。温水プールと温浴施設を改修し、未就園児から小学校低学年までを主な対象にした屋内遊び場を整備する。 同市として初めて、設計と施工、管理運営を一括発注するDBO方式を採用する。高低差を生かした遊具を中心に据えた「アクティブゾーン」と積み木ブロックなどを配置する「クリエイティブゾーン」を設ける。誰でも利用できるカフェや売店、休憩スペースも設置し、多世代
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能登地震の課題 掛川市職員が報告 現地派遣、意見交換も
掛川市は1日、能登半島地震の被災地支援に携わった派遣職員の報告会を市役所で開いた。消防や給水など各分野の代表5人が現地での活動と課題を報告し、災害発生時に市災害対策本部の各支部長を務める若手職員と意見交換した。 石川県七尾市で応急給水対応に当たった水道課主査松井敦さん(43)は、送水管の破損などに伴う断水に見舞われた現地の状況を説明した。「自己水源がある補水ポイントの把握が重要になる」と述べ、掛川市でも補水箇所の選定と耐震化、周辺道路の幅などの再確認が必要と強調した。 出席者からは避難所の情報連絡体制やタブレット端末活用の有用性に関する質問が上がった。久保田崇市長は「非常に参考になる情報
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茶況(2月29日)掛川お茶大使講座 日本茶の強み紹介
掛川市などは、世界の茶を学ぶ講座を同市千羽のJA掛川市本所で開いた。掛川お茶大使で英国の茶品評会で審査員を務めた経験のあるスチュワード麻子さんが講師を務め、日本の茶類の強みを紹介した。 市内外の茶商ら29人が参加した。スチュワードさんは、日本茶が他国の紅茶と比べ、品種が豊富であることや風味が独特であることなどを特徴として挙げた。世界では茶に「健康」の要素が求められているとし、牛乳を入れずに飲む緑茶が人気を集めている現状を話した。また、欧米では安価な紅茶が売られているため、ストーリー性や地球環境への配慮を求めて高価格の茶を買う消費者が多いとの分析も紹介した。 ダージリンやべにふうき、ウーロ
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茶況(2月29日)静岡県茶業研究センター 5人が成果を報告 掛川で発表会
静岡県茶業研究センターは、本年度の研究成果発表会を掛川市で開いた。5人の研究員が、茶業の温室効果ガス削減や未利用茶葉の活用、有機栽培に適した品種などについて、各自の研究内容を報告した。 J-クレジットの方法論に登録されている石灰窒素を用いた施肥の研究では、環境負荷低減に加え、10アール当たり約9千円の肥料代の削減効果があるとの試算が示された。担当者は「収入面だけでなく、取り組み自体の付加価値も考慮し、ぜひ積極的に挑戦してほしい」と語った。 このほか害虫の効果的な防除や同研究所内の新商品開発支援施設「ChaOIファクトリー」の活用法も紹介された。 (経済部・垣内健吾)
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「聖母子(エッサイの樹)」 A.J.Dix工房(イギリス)、20世紀初頭 青に映える 純潔の白ユリ 掛川市ステンドグラス美術館【コレクションか㉕】
正面を見つめる美しい瞳、陶器のような白い肌、柔らかなウエーブヘア、そして手には白ユリの花。重厚な装飾空間にたたずむ女性、この人物こそ聖書物語をつかさどる聖母マリアである。聖母マリアはイエス・キリストの母であり、イエスが十字架にかけられるまで見守り続ける聖なる母として知られている。優しき母の左腕に抱かれているのは、後に救世主となるイエス・キリスト。子どもとは思えない聡明[そうめい]な顔立ちをしている。 教会建築におけるステンドグラスには、マリアとイエスの物語は欠かせない。なぜなら聖書物語を人々に教え授けるために、ステンドグラスは存在しているからである。 この作品は20世紀初頭に英国の著名な
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医療ケア児支援へ統括者 配置で態勢強化 静岡県議会定例会
静岡県議会2月定例会は29日、自民改革会議の河原崎全氏(御前崎市)と小沼秀朗氏(掛川市)、ふじのくに県民クラブの松井優介氏(静岡市清水区)が一般質問を行った。医療的ケア児の支援態勢強化に向け、八木敏裕健康福祉部長は県医療的ケア児等支援センター(静岡市駿河区)に2024年度から、支援機関のネットワーク構築を担う「スーパーバイザー」を配置する意向を示した。松井氏への答弁。 障害福祉課によると、県は各地域で多職種の支援機関との連携を図るコーディネーターの養成を進めているが、現状では市町が人材を活用できず課題になっているという。保育、福祉、教育の各分野に精通したスーパーバイザーとして2人を配置する
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静岡県内9施設 学級、学年閉鎖 インフルエンザ
静岡県は29日、県内の小中学校、こども園9施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計81人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 伊豆市1施設7人、沼津市2施設19人、御殿場市1施設11人、富士宮市1施設6人、静岡市駿河区1施設8人、藤枝市2施設24人、掛川市1施設6人
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民俗芸能5団体 県信連が助成金
静岡県信用農業協同組合連合会(県信連)はこのほど、公益信託JA・県信連民俗芸能振興基金の本年度助成対象5団体を決定した。 間宮しゃぎり保存会(函南町)、奥横地自治会(菊川市)、西大渕区(掛川市)、西本町区(同)、八坂神社祭典下方区保存会(同)で、1団体当たり約1万~約45万円、計約125万円を助成する。
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社協にマスクなど 掛川法人会女性部会 寄贈
掛川と菊川、御前崎の3市で活動する掛川法人会女性部会は28日、掛川市社会福祉協議会に新品のタオル250枚とマスク387枚を贈った。中村陽子副部会長が同市掛川の同協議会に届けた。 寄贈は女性部会が行っている社会貢献活動の一環。タオルとマスクは講演会や総会などの集会の開催時に参加者が持ち寄った。同協議会は福祉施設に送るなどして活用するという。
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掛川城の記念事業拡大実行委開催 イベント協力 市民に求める
掛川市は28日、4月に天守復元30周年を迎える掛川城の記念事業拡大実行委員会を市役所で開いた。開催予定のイベントの内容を共有し、地元関係者に協力を求めた。 事務局は、掛川城周辺で計画している大茶会や商店街キャンペーン、スタンプラリーなどの催しを紹介。計上している予算の内訳も説明した。拡大実行委員からは「市南部の市民も盛り上がる大きなイベントがほしい」「平日開催もあると市民が参加しやすいのでは」などの意見が上がった。 市はこれまで事業実行委員会を複数回開き、事業の内容を決めてきた。全市的な協力体制構築のため、今回は商店街振興組合の代表や観光ボランティアなど地域で活躍する30人を拡大実行委員とし
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夜桜彩る掛川城下 ライトアップで幻想的に
掛川市の掛川城下を流れる逆川両岸で、桜並木が見頃を迎えている。夜間のライトアップで淡いピンク色の花が浮かび上がり、4月に木造天守復元30周年を迎える掛川城を幻想的に彩っている。 市産業労働政策課によると、すでに七分咲きで例年より1週間程度早く、3月初旬には満開になりそう。連日、カメラを手にした市民や行楽客でにぎわっている。 桜並木は早咲きの園芸品種「カケガワザクラ(掛川桜)」。逆川沿い約2キロに約300本が植えられている。下向きの花が手まり状にまとまって咲くのが特徴で、花の終期に近づくにつれてピンク色が濃くなる。 ライトアップは市などが掛川城近くの緑橋ー大手橋の約150メートル区間で3
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静岡人インタビュー「この人」 全国高校生読書体験記コンクールで入賞した 佐野夢果さん(掛川市)
身体に障害がある作家市川沙央さんの芥川賞受賞作「ハンチバック」を読み、受けた衝撃を体験記にまとめた。自身も難病で幼少期からの車いす利用者。勉学に励む傍ら、県内外で講演やイベントを展開し、誰もが暮らしやすい社会の実現を目指している。掛川東高2年。17歳。 ―入賞をどう受け止めたか。 「驚いた。自身の内在的な負の感情を隠すことなく原稿用紙にぶつけた作文だった。本当に学校に提出していいのかという思いもあった。コンクールで多くの人に読んでもらえたことがうれしく、価値を感じる」 ―「ハンチバック」を題材に選んだきっかけは。 「市川沙央さんの芥川賞受賞のニュースに衝撃を受けた。すぐに本を手に入れ
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選ばれる茶産地目指し振興誓う 掛川で農協集会
JA静岡経済連と県茶業会議所は28日、県農協茶業者集会を掛川市で開いた。県内各地の生産者ら約300人が新スローガン「要望に応じた茶生産に取り組み、選ばれる茶産地静岡を目指そう」を唱和し、今期の茶業振興を誓った。 経済連の河原崎友二経営管理委員会長は、生産者と茶商のマッチングを進めるとし「消費拡大を目指してJAグループ一丸となった取り組みを実践していく」と話した。 マルセン砂川共同製茶組合(浜松市天竜区)の鈴木猛史さんが「慣行栽培から有機栽培への転換」をテーマに講演し、「有機茶園の視察、販路の確保、茶園の集積の3点がポイント」と説いた。緑茶輸出の現状と展望についての講演や2023年度の茶業
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和栗プロジェクト 本格始動へ講演会 掛川 他県事例学ぶ
地元企業や掛川市などでつくる「遠州・和栗プロジェクト」は28日、同市内で講演会を開いた。関係者ら約120人が、他県で地域資源の価値倍増に取り組んだ小原嘉元さんと栗の生産してきた松尾和広さんの2人から事例を学び、プロジェクトの本格始動への士気を高めた。 佐賀県嬉野市の旅館「和多屋別荘」に関わる小原さんは、特産の嬉野茶を生かした「ティーツーリズム」を手がけた。茶畑などで茶農家が入れた茶を飲むことができる体験を取り入れ、単価を上げた例を伝えた。小原さんは「ティーツーリズムは1杯の茶を求めて旅が計画されること」と話し、嬉野茶の価値創造につながったとした。 松尾さんは脱サラし、石川県能登町で栗生産に挑
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磐田の宇藤さん SSクラス優勝 磐田将棋愛好クラブ
磐田将棋愛好クラブの第235回大会がこのほど、磐田市の市総合健康福祉会館iプラザで開かれ、42人が参加した。 上位入賞者は次の通り。 SS ①宇藤敬行(磐田市)②高柳丞(浜松市)③鈴木嘉隆(磐田市)▽S ①大橋誠(同)②渥美良純(浜松市)③幸田好司(磐田市)▽A ①大庭悦治(同)②田辺国義(袋井市)③松尾三十四(掛川市)▽B ①山中勇二(磐田市)②芝田信照(袋井市)③清水文彦(磐田市)
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高校生「特殊詐欺 気をつけて」 掛川3校のサッカー部員 祖父母世代に訴え
掛川署と掛川市内3高校のサッカー部などは25日、特殊詐欺被害と闇バイト応募防止の啓発活動をJA掛川市の新鮮安心市場さすが市(同市弥生町)で行った。高校のサッカー部を舞台にした漫画「シュート!」の絵柄を使ったチラシを配布して、注意喚起をした。 参加した掛川東、掛川工、横須賀の9人は祖父母世代の買い物客らに「特殊詐欺が多い。怪しい電話には出ないで」「闇バイトに加担しないでと孫に伝えて」などと声をかけて、チラシやタオルなどの啓発品を手渡した。掛川東2年の鈴木琉冴部長(17)は「掛川でも被害があると聞き、なくなればいいと思って活動した。絵柄に気づいて受け取ってくれた人もいた」と話した。 署は「シュー
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蔵人 斗瓶取りで酒造り 掛川・土井酒造場
日本酒銘柄「開運」で知られる掛川市小貫の土井酒造場は27日、「斗瓶取り」と呼ばれる手法の酒造りを行った。もろみを木綿の袋に入れてタンクにつるし、自重で滴り落ちる酒を集める製造法。最高峰の大吟醸酒として県新酒鑑評会など各種コンテストに出品する。 もろみを移し替えたり袋をタンク上の棒にくくりつけたりする全工程を蔵人5人が手作業で行った。5代目蔵元の土井弥市社長(50)は「年によって甘さが変わる。透明感のあるきれいな酒に仕上がった」と話した。 斗瓶取りは29日まで行う。一般向けには「開運伝波瀬正吉斗瓶取り大吟醸」として販売する。
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三木(浜松いわた信用金庫、掛川市) 最終戦Vに達成感 スノボW杯・女子パラレル大回転
スノーボードアルペン種目・女子パラレル大回転の昨季世界選手権覇者、三木つばき(浜松いわた信用金庫、掛川市)が25日、ポーランドのクリニツァで行われたワールドカップ(W杯)の同種目最終戦で今季2勝目を手にした。五輪種目での総合成績も過去最高の2位に入り「最後に優勝を飾ることができて本当にうれしい」と達成感に浸った。 種目別総合 僅差の2位 種目別トップの「イエロービブ」姿で24、25日の2連戦を迎えた。24日は「自分の立ち位置や実力を高く見積もりすぎて気合が入りすぎた」と空回りして予選落ち。種目別で2位に後退した。 引きずらないのが成長の証しだ。「再び挑戦者として挑んだ」25日は集中力を高
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静岡県内7施設で学級閉鎖 インフルエンザ
静岡県は26日、県内の高校、小中学校、特別支援学校7施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計75人確認され、学級閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 伊豆市1施設8人、富士宮市1施設7人、富士市2施設15人、島田市1施設14人、磐田市1施設21人、掛川市1施設10人
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スノボ・三木つばきがW杯今季2勝目 パラレル大回転
スノーボードのワールドカップ(W杯)は25日、ポーランドのクリニツァでパラレル大回転の最終戦が行われ、女子で昨季世界選手権覇者の三木つばき(浜松いわた信用金庫、掛川市)が今季2勝目、通算3勝目を挙げた。予選3位から決勝トーナメントを勝ち上がり、今季の種目別成績ではラモナテレジア・ホフマイスター(ドイツ)に次ぐ2位に入った。 竹内智香(広島ガス)は19位、金沢野愛(中京大)は37位、男子の斯波正樹(ジョイングループ)は26位で、それぞれ予選落ち。男子はアルフィト・アウナーが制し、種目別優勝はベンヤミン・カール(以上オーストリア)だった。 (共同) 24日は予選落ち スノーボードのワールドカ
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掛川こども王将戦 小中生が棋力競う 長野さん(焼津)S級優勝
全国の小中学生が棋力を競う「掛川こども王将戦」(将棋によるまちづくり実行委員会主催)が24日、掛川市役所で行われ、S級は長野彪冴さん(焼津市)が優勝した。A級は宮城島捷翔さん(浜松市浜名区)、B級は塚本晴輝さん(焼津市)が制した。 全国から63人が出場し、実力別に3クラスに分かれて対局に臨んだ。各クラス優勝者は3月8日に市内で開かれる藤井聡太王将の祝賀会で表彰を受ける予定。 2位以下は次の通り。 S級 ②鈴木大輝(磐田市)③安藤隼斗(焼津市)▽A級 ②稲場理(浜松市浜名区)③西原康文(三島市)▽B級 ②藤井悠翔(掛川市)③鈴木千顕(浜松市中央区)
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岡戸君、伊藤さん最優秀 吉岡弥生賞 掛川で表彰
東京女子医科大を創設した掛川市出身の吉岡弥生の功績をたたえ、児童生徒の研究を推進する「第8回はばたけ未来の吉岡弥生賞」(同市、同大など主催)の表彰式が25日、同市下土方の大東北公民館で開かれた。 理科や医療・看護などに関する研究を募集し、県内外から82点の応募があった。小学生の部は糸電話を主題に選んだ菊川堀之内小2年岡戸瑛亮君、中学生の部はパラシュートを研究した静岡大付属島田中3年の伊藤和樹さんが最優秀賞に輝いた。受賞作品は3月末まで、吉岡弥生記念館(下土方)で展示する。 県内の受賞者、団体は次の通り。 【小学生】優秀賞 坂下愛衣(掛川桜木5)松本都代(掛川土方1)▽奨励賞 高鳥宏介(
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元AKB板野さん掛川市ふるさと納税PR 市長と対談、お茶トークも
AKB48の元メンバーでタレントの板野友美さんが24日、掛川市内で開会したトランポリン競技大会の会場を訪れ、久保田崇市長と対談した。同市のふるさと納税をPRしたほか、能登半島地震の被災地に向けた募金活動も行った。 板野さんがプロデュースする化粧品は市内の工場で製造され、同市のふるさと納税の返礼品になっている。板野さんは「全国を調べる中、水がきれいな掛川市を選んだ」と紹介した。特産の茶については「基本的に水を飲まず、起きてから寝るまでお茶しか飲んでいない。寒い日は温かいお茶を入れている」と話し、久保田市長は「ぜひお茶のPR大使になってほしい」と要望した。 モデルの和田奈々さん、元プロサッカ
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低速EVで松崎町ぐるり 「田んぼの花畑」や商店街へ 3月、実証実験 資金も募る
松崎町の中心を流れる那賀川周辺の活性化に取り組むミズベリング松崎会議は3月17日、町内を回遊する交通手段として低速電気自動車(EV)「グリーンスローモビリティ」の実証実験を始める。同町那賀の「田んぼをつかった花畑」や桜並木が見頃を迎える観光期に合わせて運行し、新たな移動手段や地域のにぎわい創出の可能性を探る。 6人乗りの車両で、時速20キロ未満で公道を走行する。電話予約して利用する仕組みで、観光施設や駐車場近くに乗車場所を設ける。花畑や商店街を結ぶルートを運行し、商店など町内各地に足を運ぶ機会を創出する。駐車スペースの少ない花畑周辺の車の混雑緩和も狙うという。 車両は3月30日まで運行す
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掛川の生涯学習グループ 多彩な作品を展示
掛川市の生涯学習グループ「カムカム遊悠倶楽部」の文化展が28日まで、同市大坂の大東図書館で開かれている。26日休館。 グループは、同市のNPO法人が主催するシニア向け生涯学習講座「掛川塾」の2016年度卒業生の集まり。木彫の仏像や木目込み人形、油彩画、陶器など多彩なジャンルの芸術作品が並ぶ。クラフトバッグなど実用的な作品もあり、来場者を楽しませている。
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女性だけでなく、男性も生きづらさを感じています 「男だから」にストレス 静岡新聞社アンケート【NEXT特捜隊】
近年、ジェンダー(社会的性差)平等への意識が高まったことで、「男性の生きづらさ」にも目が向けられている。静岡新聞社のNEXT特捜隊に「女性だけでなく、男性の生きづらさについても取り上げてほしい」との投稿があり、ウェブアンケートを実施した。長時間労働と家事・育児の両立に悩む声や、学校に男子更衣室がないことへの不満などが寄せられた。(生活報道部・大滝麻衣) 【▶静岡新聞社NEXT特捜隊 LINE友達になる】 2~5日に行ったアンケートには、静岡県内を中心に13~80歳の計66人が回答した。職場や家庭、学校で「男性だから」という固定観念を理由とした生きづらさや悩み、ストレスが「よくあ
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静岡県内16施設で閉鎖 インフルエンザ
静岡県は22日、県内の高校、小中学校、保育園計16施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計171人確認され、学級閉鎖、学年閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 函南町2施設17人、御殿場市1施設5人、富士宮市1施設14人、富士市1施設6人、静岡市葵区1施設17人、藤枝市1施設13人、島田市1施設14人、磐田市1施設10人、掛川市1施設9人、湖西市1施設13人、浜松市中央区5施設53人
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華やかステージ披露 ふじのくに芸術祭 静岡で開幕式典
静岡県内最大の総合芸術祭「ふじのくに芸術祭」(県など主催)の春の祭典がこのほど、静岡市駿河区のグランシップで開かれ、2024年の芸術祭が開幕した。今年は障害者芸術展を加え、展覧会やステージが各地で催される。 掛川市を拠点とする「KARASAWA DANCE CREW(カラサワダンスクルー)」のパフォーマンスで幕開け。県文化協会の鈴木寿美子会長は「これまでの歴史と伝統という財産を引き継ぎながら、芸術作品の制作や文化芸術活動を存分に堪能してほしい」とあいさつした。 23年の芸術祭と県障害者芸術祭「ふぁいんだー」作品公募展の入賞者の表彰も行われた。 主な入賞者は次の通り。 県芸術祭賞美術部
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ボッチャ用具、使って 掛川工高生自作 特支に寄贈
掛川市の掛川工高は22日、生徒が自作したボッチャ競技の投球補助具「ランプ」を掛川特別支援学校に寄贈した。ランプはボールを投げられない人が使う傾斜したレール状の勾配具。支援学校で寄贈式を行い、同校生徒が競技を体験した。 掛川工高自動車部が試験走行で支援学校の駐車場を借りていることへの返礼。機械科3年の5人が2023年5月に着手し、競技関係者や補助具製作者からアドバイスを受けながら完成を目指してきた。 スロープの長さと角度を3段階で変えられるのが特徴。土台の金属加工では工作機械を駆使した。バスケットボールを使ったボウリング用のランプも製作した。本体の木材は掛川市森林組合が無償で提供した。
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掛川の市民団体、能登で支援活動 23日から3日間 市長が激励
掛川市の市民団体「ふっこう支援掛川」は23~25日、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県七尾市で支援活動を行う。市内の企業や団体、小中学生らが用意した物資や義援金も届ける。メンバー3人のほか、協力した掛川市内の学校、企業などの代表者が市役所を訪れ、久保田崇市長から激励を受けた。 大須賀中と北中、西郷小の生徒児童と個人が寄せた浄財計34万3562円を七尾市役所に届けた後、同市内の商業施設や介護老人保健施設で呈茶や子どもへの菓子の配布を行う。JAや企業などは掛川茶のティーバッグ、ようかん、干し芋、寝袋などの支援物資を提供した。 支援活動を統括する斎藤一さんは「オール掛川でできたことに意味が
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の【野】山崎皓司/三里四方の生活術学ぶ【SPAC俳優 言葉をひらいて㉕】
野に咲く花のように 風に吹かれて 野に咲く花のように 人を爽やかにして そんな風に 僕達も 生きてゆけたら すばらしい 時には 暗い人生も トンネルぬければ 夏の海 (ダ・カーポ「野に咲く花のように」から) 画家山下清をモデルにしたドラマ「裸の大将放浪記」の主題歌です。小学生の頃の僕はこのドラマが大好きで、山下清をまねてちぎり絵にはまっていました。久々にドラマを見たら、「白のタンクトップに短パン姿、おむすびを求めてうろつくおじさん=清」。今なら不審者としてすぐに通報されそうですが、35年前は許されていた世界観なんだなぁと感じます。(次は僕が山下清役を!) 最近行きつけの
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製造業 国内回帰の動き 日本製品 評価再浮上を【西部 記者コラム 風紋】
楽器メーカーのヤマハ(浜松市中央区)が、国内のものづくり基盤を強化する。連結子会社で楽器・音響機器製造のヤマハミュージックマニュファクチュアリング(YMMJ、磐田市)を吸収合併すると、昨年末に発表(効力発生日は4月1日)した。 ヤマハはこれまでの生産戦略として、コストや効率面で有利な海外工場への工程移管を積極的に進めてきた。しかし、技術・技能の分散や継承、市場変化への対応などに課題が出ていたほか、海外労務費の上昇や長引く円安なども重なり、国内回帰に方向転換した。中田卓也社長(4月1日付で取締役会長に就任)は「国内機能の強化につなげたい」と強調し、開発と生産現場の連携が同社の発展につながると
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手数料条例改正案 掛川市議会、可決 2月定例会
掛川市議会2月定例会は20日、本会議を再開し、市手数料条例改正案の1議案を原案通り可決した。採決に先立ち、2023年度一般会計補正予算案など13議案を上程した。 一般質問は3月4~6日に行う。
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【2024注目予算】掛川市 空き家対策補助 片付け促し流通図る
農機具小屋だったかつての面影はなかった。掛川市西之谷のパン工房「カフェアンジュ」。北海道室蘭市出身の店主浜田弘子さん(62)が2021年10月、空き家を改装して開業した。趣のある店構えと石窯で焼くこだわりのパンが評判を呼び、常連のくつろぎ空間になった。遠方から足を運ぶパン好きも多い。 「石窯を設置できることが空き家選びの譲れない条件だった。自然も豊かで理想的。うまく運命を引き寄せられた」。浜田さんの満足度は高い。石窯の燃料に使うまきは常連が好意で間伐材を提供するなど地域とのつながりが育まれ、空き家は3年の間に人が集う交流拠点へと変わった。 一方で、浜田さんのような成功事例は多くない。掛川
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静岡県内8施設で閉鎖 インフルエンザ
静岡県は19日、県内の高校、小中学校8施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計99人確認され、学級閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 熱海市1施設5人、裾野市1施設8人、静岡市葵区1施設10人、同市駿河区1施設13人、掛川市1施設12人、森町1施設9人、浜松市中央区2施設42人
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「多死社会」備え検討会議 掛川市長が施政方針 市議会定例会
掛川市議会2月定例会は19日開会し、久保田崇市長が施政方針を表明した。高齢化で死者数が増える多死社会への対応が急務との認識を示した上で、部局横断の庁内組織「多死社会対策検討会議」を設置する考えを示した。 本格化する多死社会の影響として、空き家の増加や介護現場の逼迫(ひっぱく)、地域交通の衰退などを挙げ「いま対策を取らなければ5年後、10年後にさらに大きな問題になる。柔軟に、スピード感を持って取り組む」と強調した。都市政策課に新設する建築・空き家対策係の役割にも触れた。 教育・文化や健康・子育て・福祉など7分野の重点施策を説明した。4月に木造天守復元30周年を迎える掛川城については「価値を
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掛川特支校生、手工芸品を展示即売 キーホルダーやバッグなど
掛川市の掛川特別支援学校の生徒が自主制作した手工芸品の展示即売会が19日、同市上西郷の衣料品店「セルフウメキ西郷店」で始まった。革小物や陶器、木工品など多彩な作品を販売している。なくなり次第終了する。 革工芸や陶芸、木工など同校の各班で制作した革キーホルダーやクラフトバッグ、木製トレーなど約160点が並んだ。同校によると、生徒は客に喜んでもらえる作品づくりを意識していて、展示販売は大きな励みになっているという。 同店での開催は3回目。社会貢献の一環で店内にコーナーを設けた。仁科光雄代表は「どれもクオリティーが高く、人気がある。学校の取り組みを多くの人に知ってほしい」と話す。
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【第2章】高校時代② 留年選択「卒業目指す」 家族の総意【青春を生きて 歩生が夢見た卒業】
高校には、公私立を問わず、進級の可否を判断する際「履修」という一つの基準がある。各教科、決められた日数、授業に出席しなければならない。県立高はどの教科も3分の1程度欠席すると、履修不足となり進級できなくなる。病気でも考慮されない。2019年度、県立磐田北高1年だった寺田歩生[あゆみ]さんは2学期終了時点で54日休み、既に3分の1に近かった。 放射線治療や右足を切断した手術の影響が大きかった。寺田家でも懸案だったが、治療をやめるわけにはいかず、年明けに規定の日数を超えた。留年か、退学して治療に専念か、通信制高校への転学か。学ぶ意欲がある歩生さんや家族にとっては、いずれも受け入れがたい選択だっ
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ブレス浜松 西部8市町と連携協定 バレー軸に地域発展貢献
バレーボールVリーグ女子2部「ブレス浜松」は18日、県西部8市町と連携協定を締結したと発表した。浜松市浜名区のサーラグリーンアリーナで同日、大林素子GMらチームと各自治体関係者が発表会に臨んだ。 協定を結んだのは御前崎市、菊川市、掛川市、袋井市、磐田市、浜松市、湖西市と森町。2024~25年シーズンに新設される国内リーグの最高カテゴリー「SVリーグ」の参入を目指すブレス浜松は、これらの地域の発展やスポーツ振興、市民の健康増進に貢献しながら、さまざまな価値の創出を図る。 会見で大林GMは「8市町、そして最終的には日本全国を巻き込めるよう、勇気(を与え)、力になれるチームづくりを目指す」と述
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心弾む春の景色 70本の河津桜満開 掛川の田ケ池
掛川市中の田ケ池の河津桜が満開を迎えている。池の西岸約300メートルにわたり植えられた70本の周辺にメジロが飛び交い、春の訪れを告げている。 17日には池のそばの広場にキッチンカーが出店し、地域住民が食事をしながらピンク色の花を楽しんだ。今年は暖冬の影響で例年より10日程度早く満開となった。 周辺の草刈りなどで管理する田ケ池公園保全会の杉本光繁会長(76)は「きれいに咲いた。2月末まで楽しめそうなので多くの人に見てほしい」と話した。 (掛川支局・山本萌絵佳)
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環境保全活動で連携 御前崎市と掛川のキャタラーが協定締結
御前崎市と掛川市の自動車排ガス浄化触媒の開発生産会社「キャタラー」は16日、地方創生に関する包括連携協定を結んだ。 同社は海岸漂着ごみの清掃や処理費用負担など環境保全活動に協力する。5月には、サーファーらが多く利用する御前崎ロングビーチ沿いの駐車場にごみ回収ボックスを設置管理する予定。そのほか、同市の観光振興や就業支援、雇用促進でも連携していく。 柳沢重夫市長と協定書を交わした石田雅資社長は「遠州地域から愛される企業を目指し、地域の課題解決に貢献していきたい」と述べた。
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個性輝く共生ブレイキン!! 芸術祭で18日発表 掛川のダンス教室
掛川市南を拠点にするダンス教室「カラサワダンスクルー掛川スタディカルチャースクール校」の生徒43人が18日、静岡市駿河区のグランシップで行われる「ふじのくに芸術祭春の祭典」でオープニングパフォーマンスを披露する。同教室のブレイキン(ブレイクダンス)科とダウン症や知的障害などのある若者が所属するハートフル科が初めて合同でブレイキンの演目を作り上げる。 17日、掛川市内で8分の演技の最終調整を行った。ステージのテーマは「共生社会」で、全員が一緒に踊りソロパートでは個性をアピールする。構成や振り付けを担当したのは教室を主宰する唐沢剛史さん(47)。唐沢さんは個人の性格や生き方を大切にするブレイキ
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抹茶ラテいかが 静岡県立大と佐々木製茶(掛川)共同開発 カフェ3周年、三ケ日みかん使用
静岡県立大食品栄養科学部(静岡市駿河区)のサークル「フードラボ」と佐々木製茶(掛川市上内田)は、同社と掛川中央茶業の運営する「茶の庭」の3周年を記念して期間限定ドリンク「三ケ日みかんクリームの抹茶あずきラテ」を共同開発した。3月14日まで同カフェで楽しめる。 ラテはカフェで人気の掛川産抹茶を使ったラテに、三ケ日みかんのソースとピール(皮)、マスカルポーネチーズのクリームを乗せ、粒あんも入れた。飲み応えがあり、かんきつの爽やかさを感じる味わいに仕上げた。開店3周年にちなみ数字の「3」が入り、抹茶との相性に意外性がある三ケ日みかんを素材に選んだ。 食の魅力発信に取り組む同サークルは県内の茶
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3色の梅、甘い香り 掛川・龍尾神社で”春の競演”
龍尾神社(掛川市下西郷)の梅園でしだれ梅が見頃を迎えた。16日時点で六分咲き。白、ピンク、赤の小さな花と膨らんだつぼみが同時に楽しめる。 7千平方メートルの敷地内に約300本が並び、甘い香りが来場者を出迎えている。元茶畑の庭園は高低差があり、園路からさまざまな角度の花を眺めることができる。高台からは掛川城を望める。梅の下には黄色い花リュウキンカが咲き、〝春の競演〟を鑑賞できる。 同神社によると、3月上旬まで楽しめそう。開園は午前9時~午後4時まで。入園料は600円(小学生以下無料)。
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静岡県内25施設で学年、学級閉鎖 インフルエンザ
静岡県は16日、県内の高校、小学校、こども園25施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計282人確認され、学年閉鎖、学級閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 三島市2施設23人、御殿場市1施設4人、富士市1施設8人、静岡市葵区2施設23人、同市駿河区2施設24人、同市清水区3施設24人、藤枝市3施設23人、磐田市1施設8人、掛川市1施設12人、袋井市1施設28人、湖西市2施設32人、菊川市1施設8人、浜松市天竜区1施設18人、同市中央区4施設47人
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掛川の園児にイチゴ300粒贈る JA遠州夢咲
JA遠州夢咲いちご委員会はこのほど、掛川市大渕のおおぶちそよ風こども園にイチゴ300粒を贈った=写真=。 寄贈したのは会員が育てた紅ほっぺ。寄贈は子どもたちに地元で採れる旬の味を味わってもらうため毎年開催している。贈呈式には大松均委員長らが同園を訪れ、代表園児にイチゴを手渡した。 大松委員長は「地元産のおいしいイチゴを食べて毎日元気に過ごしてほしい」と話した。
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【時評】真冬の札幌国際芸術祭 過去から未来「旅」体験(山口裕美/掛川市「現代アート茶会」芸術プロデューサー)
札幌市で「札幌国際芸術祭(SIAF)2024」が開催中だ。2020年は新型コロナウイルス感染拡大で中止となったため、6年半ぶりの開催、会期は2月25日までとなっている。 今回の大きな特徴は過去2回と違い、真冬の札幌での開催という点である。気候が大きなハードルとなるが、あえて挑戦している。開催前から地域連携のコラボレーションが行われ、作品の多くが、鑑賞型ではなく体験型の展示となっている点が好ましい。 テーマとして掲げる「LAST SNOW」は、「LAST」に「最後」ではなく「この前の」「続く」といった意味を持たせている。日本語のサブテーマは「はじまりの雪」。 総合ディレクターは、オースト
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瞬間を生き続けるために パフォーマー・松島誠さん(沼津市)【表現者たち】
日本大芸術学部在学中の1980年代前半に、後に世界的な団体となるダンスシアター「パパ・タラフマラ」に参加し、2012年に解散するまでパフォーマーとして活躍した松島誠さん(60)=沼津市=。即興を主体にした、身体と声、表情をしなやかに用いた表現で知られる。 南米、中米、欧州、東南アジアなど20カ国以上、約500回の公演実績は、言葉を介さない表現の強みを最大限に発揮するすべを心得ているからこそ成し得たものだ。 「国内外を問わず、最初はダンサー同士のセッション、体の対話から始まる。即興のやりとりからどれだけ新しいもの、高揚感が生まれるか」。アーティスト同士で一つのパフォーマンス作品を作る。それ
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静岡市駿河区の田口さん Sクラスで優勝 日将連浜北支部大会
日本将棋連盟浜北支部の2月大会がこのほど、浜松市浜名区の浜北文化センターで開かれた。81人が参加し、最強のSクラスは田口晃士さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 S ①田口晃士(静岡市駿河区)②内山透(中央区)③鈴木雄也(静岡市葵区)④丸一健悟(中央区)⑤中川丈太郎(浜名区)▽A ①赤川陽平(浜名区)②門奈光(中央区)③岡本泰好(掛川市)④安藤隼斗(焼津市)⑤渡辺伸五(浜名区)▽B ①山下康弘(中央区)②大庭悦治(磐田市)③牧野斉(浜名区)④尾藤菊一(中央区)⑤高〓正芳(浜名区)▽C ①斉藤正直(中央区)②武村岳史(浜名区)③高〓長男(掛川市)④斉藤流(横浜市港北区)⑤芝田信照(袋井
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掛川城周辺の桜並木照らす 17日から夜間ライトアップ
掛川市と掛川商工会議所などは17日、掛川城周辺を彩る桜並木の夜間ライトアップを始める。掛川城下を流れる逆川両岸の約150メートルを発光ダイオード(LED)ライトで照らす。点灯は3月中旬まで各日午後5時半~午後9時半。 市産業労働政策課によると、周辺の桜の大半はまだつぼみが色づき始めた状態で、見頃は2月下旬から3月上旬ごろになりそう。気温の上昇で開花が早まる可能性を考慮して、前年より約1週間スタートを早めた。見頃を迎えれば、4月に天守復元30周年を迎える掛川城と桜並木のコントラストが楽しめる。 桜並木は早咲きの園芸品種「カケガワザクラ(掛川桜)」。下向きの花が手まり状にまとまって咲く。花の
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小規模高の教科指導充実 教育・学び 遠隔授業を活用【点検!静岡県予算案】
静岡県が13日に発表した2024年度当初予算案の教育分野は、不登校対策に力を入れるほか、小規模高校の教科指導の充実や、23年度から本格的に推進している公立中学校の部活動の「地域移行」への対応を拡充する。教員の労働改善、JR東静岡駅南口に移転する県立中央図書館の整備も引き続き進める。 小規模高校では専門教科の正規免許を持った教員の不足が指摘されてきた。24年度に県総合教育センター(掛川市)内に「遠隔授業配信センター」を設置し、専門科目の授業の配信機能を整える。事業費1200万円を計上し、25年度の本格運用を目指す。受信するモデル校に稲取高、松崎高、伊豆総合高土肥分校、浜松湖北高佐久間分校の4
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掛川市、インフラ投資大幅増 一般会計556億円で過去最大 24年度予算案
掛川市は14日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は23年度当初比10・6%増の556億7千万円。津波対策の防潮堤整備や同報無線設備の更新などのインフラ関連経費が大幅に増え、過去最大規模になった。地域の少子高齢化が進む中、空き家対策や小中一貫校整備など持続可能なまちづくりを意識した施策を拡充する。 ※画像タップで拡大してご覧になれます 11特別会計と水道など5企業会計を合わせた総額は6・0%増の899億2900万円。久保田崇市長は「人と環境の持続可能性につながる事業を重視した」と述べ、高齢化で死者数が増える多死社会への対応を加速させる考えを示した。 一般会計の歳入
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新年度予算案 掛川市
市町名(議会会期)①一般会計規模②前年度比伸び率③主要事業(事業費)の順 ◇掛川市(19日~3月22日)①556億7千万円②10・6%増③海岸防災林強化(10億7700万円)▽同報無線設備更新(6億3500万円)▽掛川城天守閣開門30周年記念事業(2500万円)▽空き家対策除却・片付け補助金(2400万円) ※インフラ関連経費が膨らみ過去最大規模。地域振興基金の積み立てにも13億6千万円を計上し、3年連続で500億円を超えた。
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公共施設再配置 計画策定を諮問 行革審が初会合 掛川市
掛川市行財政改革審議会(行革審)の2023年度初会合が14日、同市役所で開かれ、久保田崇市長が市の公共施設再配置方針を踏まえた計画策定について諮問した。今後、協議を重ねて25年3月に開く第7回会合で答申する予定。 市の方針は、全ての公共施設を現状のまま維持することは不可能として、延べ床面積を25%縮減する目標を設定している。行革審は、床面積の4割以上を占める学校で小中再編の枠組みが決まったことなども踏まえて、公共施設全体の再配置案を議論する。 委員は有識者や公募市民ら10人。久保田崇市長がそれぞれに委嘱状を手渡し「持続可能な掛川市をつくっていけるよう力添えをお願いしたい」と求めた。会長に
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静岡県内8施設で学級閉鎖 インフルエンザ
静岡県は13日、県内の高校、小学校、こども園計8施設でインフルエンザに感染したとみられる患者が計82人確認され、学級閉鎖を行ったと発表した。 市区町別の施設数と患者数は次の通り。 焼津市1施設10人、藤枝市2施設19人、掛川市1施設12人、湖西市1施設12人、磐田市2施設18人、袋井市1施設11人
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日本のサンバチーム 喝采 リオ 今駒さん(掛川出身)「来年もぜひ」
【リオデジャネイロ共同】真夏の祭典カーニバルが開かれているブラジル・リオデジャネイロで11日、日本のサンバチームが演奏を行い、集まった地元の人らから拍手喝采を浴びた。世界最大級のサッカー競技場マラカナン近くの広場で行われた街頭パーティー「ブロッコ」に参加したのは、東京のサンバチーム「ケール・スウィンガール・ベン・プラ・カ」(ポルトガル語で「スイングしたければこっちへおいで」の意)。 今年が5回目となり、打楽器奏者でチーム代表の宮沢摩周さん(53)=愛知県岩倉市出身=は「新型コロナウイルス感染拡大の影響からようやく戻った。盛り上がりを感じている」と手応えを語った。宮沢さんの妻で富山市の歯科医
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掛川で住宅1棟全焼 女性が煙吸い軽傷
12日午後4時半ごろ、掛川市上西郷の女性方から出火し、木造2階建て住宅1棟を全焼した。女性が煙を吸い軽傷を負った。隣接する住宅や倉庫計7棟の外壁や雨どいも焼いた。 同署によると、出火当時は女性と息子2人が在宅し、息子が「使用中のレンジから火が出た」などと話しているという。同署と市消防本部が出火原因を調べている。
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掛川市中心部の未来は 市民らが活性化策討論
第三セクター「かけがわ街づくり」と掛川市は12日、空き家の増加やにぎわいの減少が指摘されている同市中心部の未来を考える「掛川まちなか勉強会」を同市城下の飲食店「ぺーザロ」で開いた。パネル討論や講演を行い、集まった市民約40人とともに市中心部の今後の姿を考えた。 4月に迎える掛川城の天守復元30周年に合わせて開催した。パネル討論では市都市計画審議会の尾崎信会長が進行役を務め、久保田崇市長や市民団体代表、学生ら6人が登壇。掛川おかみさん会の山本和子代表は「街中の人口減少は顕著。居住者を増やすことが大事」と話した。 尾崎会長は「街中自体の魅力を高めることが大切」とし、商店街の店舗に触れ「奥行き
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東海道日坂宿(掛川市)舞台に文人の生き様 永井紗耶子さん直木賞受賞第1作
第169回直木賞を受賞した永井紗耶子さん(島田市生まれ)の受賞第1作「きらん風月」の主人公は江戸後期、東海道日坂宿(掛川市)を拠点に活躍した戯作[げさく]者栗杖亭鬼卵[りつじょうていきらん]。「寛政の改革」を主導し言論や表現を抑圧した元老中松平定信との邂逅[かいこう]から、時代に翻弄[ほんろう]されながらもしなやかに生きる自由人と、東海道を往来した文化の魅力を伝える。 定信のお忍び旅の道中、日坂宿でたばこ屋を営む鬼卵が昔語りを聞かせる。鬼卵は河内国(大阪府)に生まれ、詩文や書画の腕を磨いたが芽が出ず、三河吉田(豊橋市)、三嶋、駿府(静岡市)の下川原と居を移す。60歳を過ぎて日坂宿へ。東海道
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男性が首切りつけられる 掛川で3人けが、男ら4~5人逃走
10日午後11時50分ごろ、掛川市紺屋町の紺屋町公園周辺で、「友人が首を切られた」と110番があった。森町の男性(28)が刃物のようなもので首を切られ入院したが、命に別条はないという。一緒にいた男性2人も軽傷を負った。20代前後の4~5人の男が3人にけがを負わせて逃走したとみられ、掛川署が殺人未遂事件として調べている。 同署によると、掛川市の男性(31)は左頰を切られ、袋井市の男性(31)は馬乗りで殴られた。3人は掛川市内の店で飲酒後、店の前で男らに会い、口論になったとみられる。両グループに面識はないという。
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花や風景、力作50点 掛川・写遊会が写真展
掛川市の三井シニアクラブ写真サークル「写遊会」の作品展が18日まで、同市西大渕の大須賀図書館で開かれている。計50点が並び、来場者の関心を集めている。 被写体は花や旅先の風景などさまざま。菊川河口に架かる潮騒橋越しの夕日や小国神社の紅葉など、地元の魅力を切り取った作品も目立つ。 会のメンバーは70歳以上の5人。福住悦也代表(80)は「描写力が素晴らしい。それぞれが個展を開くつもりで撮影した力作がそろった」と話す。
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個性ある葉 オモトずらり 家康が愛した園芸植物、掛川花鳥園で展示
掛川市南西郷の掛川花鳥園で10日、園芸植物オモトの展示が始まった。市内外の愛好家が育てた50点を展示している。11日まで。 オモトは徳川家康が愛したとされ、江戸時代に盛んに栽培された多年草。葉の白斑が山肌に残った雪を想起させる品種「残雪」や、カールした葉が特徴的な「玉獅子の虎」などこだわりの鉢が並ぶ。 9点を出品した日本おもと協会県支部の松下実事務局長(75)は「形や色が年々変化するのが魅力。葉がこれほどきれいな植物はあまりない」と話す。
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掛川でひき逃げ 男子中学生が軽傷 貨物自動車逃走
9日午前7時40分ごろ、掛川市下垂木の市道で、通学のため歩いていた男子中学生(14)に貨物自動車が衝突し、逃走した。中学生は転倒して右足に軽傷を負ったもよう。掛川署がひき逃げ事件として捜査している。同署によると、貨物自動車が追い抜きざまに男子中学生に衝突したとみられるという。
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研修医にパワハラ 2医師を停職処分 中東遠総合医療センター
中東遠総合医療センター(掛川市菖蒲ケ池)を運営する掛川市・袋井市病院企業団は9日、不適切なハラスメント行為があったとして、いずれも同センター医師の女性診療部長(43)を停職3カ月、男性診療部長(44)を停職1カ月の懲戒処分にしたと明らかにした。処分は1月4日付。 企業団によると、2人は研修医の放射線診断研修を実施しなかったほか、複数の研修医へのハラスメント発言があった。研修医ら32人を対象にした聞き取り調査で、直接被害を受けた人は11人、見たり聞いたりした人は29人に上ったという。 9日の企業団議会全員協議会で報告した。宮地正彦企業長兼院長は「非常に重大な問題。教育を拒否する行為はあって
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高品質 イチゴずらり 掛川 JA遠州夢咲品評会 金賞に中村さん
JA遠州夢咲いちご委員会は9日、果実品評会を掛川市三俣の同JA営農会議室で開いた。紅ほっぺ34点、章姫1点、きらぴ香1点が出品され、中村達之さん(大城)が金賞に選ばれた。 JA静岡経済連職員や市場関係者など8人が形、色、味など8項目を審査した。審査長を務めた県中遠農林事務所生産振興課の加々美裕課長は昨年9月終盤まで続いた高温に触れ、「出品されたイチゴは果実が充実し品質が良く、手塩にかけられたことがうかがわれた」と講評した。 果実1粒当たりの重さを競うビッグベリーコンテストでは194グラムの紅ほっぺを出品した吉川勝巳さんら5人が入賞し、最も糖度が高いイチゴの出品者をたたえる糖度賞は匂坂かずえさ
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県花の展覧会審査 掛川 鈴木さん(JAふじ伊豆)大臣賞
第39回県花の展覧会(県花き園芸組合連合会主催)の審査会が9日、掛川市の掛川花鳥園で開かれた。最高賞の農林水産大臣賞にJAふじ伊豆の鈴木顕一さんのスナップが選ばれた。10日は同園で出展品の展示販売が行われる。 ガーベラやバラなどの8部門に294点が出品され、県農林技術研究所職員らが花の形質や発色、商品性などを審査した。 そのほかの金賞受賞者は次の通り(丸数字は席次。かっこ内は所属JA)。 ②渡辺勇暁(ふじ伊豆)③大場安輝子(掛川市)④木本大輔(とぴあ浜松)⑤遠藤美行⑥小野紀子(みっかび)⑦松尾哲司(とぴあ浜松)⑧山田巧(ふじ伊豆)⑨藤野行宏(とぴあ浜松)⑩浅野勝央(大井川)⑪岡田浩一(とぴあ
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JR掛川駅に緑茶カフェ 3月15日オープン 「きみくら」が出店
掛川市は9日、JR掛川駅北口に誘致した緑茶カフェのオープンが3月15日に決まったと発表した。ジェイアール東海静岡開発との協働事業で、丸山製茶グループのきみくら(同市板沢)が出店する。 店名は「matcha KIMIKURA 掛川駅フラッグシップストア」。木造駅舎に隣接した2階建て店舗で、1階に抹茶商品や深蒸し茶、スイーツなどが注文できるカウンターを設置する。2階はイートインスペースで28席を設ける。店舗は掛川茶のPR拠点としても活用する。 市が「お茶のまちづくり拠点整備事業」として内装工事費など1千万円を補助した。久保田崇市長は「駅周辺で緑茶を楽しめる店がないことに課題感を持っていた。県
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育てたコメで餅つき きね振りかぶり「重い」 掛川・和田岡小
掛川市の和田岡小5年生は8日、同校で餅つきを行った。児童は年間を通して田植えや稲刈りなど一連の米作りに取り組んでいて、今回の体験を収穫祭と位置付けた。 もち米は同校近くの田んぼで育てた10キロを使用した。児童は地域の農家グループ「米作り体験学習保存会」のメンバーから、頭の高さまできねを持ち上げることや臼の中央を狙うことなど道具の扱い方を教わった。子どもたちは思いきり振りかぶり交代で餅をついた。長谷川莉衣菜さん(11)は「きねが重かった。きな粉をつけて食べるのが楽しみ」と話した。 米作りは同校の恒例行事。和田岡地区で盛んな米作りを学ぶことで、地元愛を育む狙いがある。児童は米の種類や調理法な
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燃料電池車の仕組み学ぶ 地元メーカー社員 講師に 掛川 千浜小児童
掛川市の千浜小は7日、自動車用触媒メーカー「キャタラー」(同市千浜)と協力し、5年生が理科で学んでいる電磁石に関連した授業を行った。児童32人は同社の製品を使った燃料電池車(FCV)を実際に見て仕組みを学び、日頃の学習と社会や地域との関わりを実感した。 社員3人が講師となり、電磁石を応用したモーターについて説明。同社が排ガスを浄化する「触媒」を製造していることにも触れた。子どもたちは触媒が使われているFCVを見学し、排ガスが出るマフラーがないことやボンネット中の燃料電池を確認した。小田崇平君(11)は「環境のことを考えて車が作られていることが分かった。排ガスの臭いがしない」と話した。 授業は
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掛川・原谷小 改修 教室数9から13に 市教委が案
掛川市教育委員会は7日の市議会全員協議会で、2024年度中に実施する原谷小(同市本郷)の改修案を示した。25年4月の原田小(同市原里)の編入を見据えた対応。パソコン室と学童保育所を普通教室に改修し、現在の9教室から13教室に増やす。 市教委によると、児童数は原谷小220人、原田小55人。改修で校舎内の普通教室と図工室など特別教室を再配置する。原田小児童を対象にしたスクールバスの運行ルートやPTA組織に関する検討も進める。 両小学校がある原野谷中校区は28年4月の開校を目指して、小中学校が同一校舎に入る施設一体型の一貫校整備に向けた準備が進んでいる。原田小では児童減少で25年度に複式学級が発生
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石川県と富山県に各100万円を寄付 掛川市、能登半島地震
掛川市の久保田崇市長は7日、能登半島地震で被害を受けた石川県と富山県に義援金として各100万円を寄付したと明らかにした。市役所本庁舎と大東、大須賀両支所の計3カ所の募金箱に市民から寄せられた浄財の一部。 募金箱は1月5日に設置した。市によると、1月末までに計約220万4千円が集まった。富山県は市が大規模地震と原発事故の複合災害に見舞われた場合の広域避難先でもある。市は当面の間、募金箱の設置を続けるとしている。 被災者への市営住宅の提供に関しては、家族が被災した市民からの問い合わせが計2件あったという。
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平和研究 最高賞に鷲山さん、戸塚さん 掛川市
掛川市はこのほど、市内小中学生から募った「平和を考える自由研究」の受賞者を発表した。計17校から作文やポスターなど114作品が寄せられた。最高賞の市長賞は小学生の部が鷲山結萌さん(土方小6年)、中学生の部は戸塚にこさん(原野谷中3年)が獲得した。大須賀図書館(同市西大渕)で21日から3月3日まで展示する。 市長賞を除く受賞者は次の通り。 【小学生】教育長賞 高野朝輝(大坂6)▽優秀賞 名倉妃南(和田岡6)丸山結愛(上内田6)▽優良賞 山崎湊羽(和田岡6)鈴木音和(第二5)石川実緒(佐束4) 【中学生】教育長賞 佐藤愛心(桜が丘1)▽優秀賞 安藤千穏(大須賀3)▽優良賞 新田葵(桜が丘3)
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舞い上がれ、横須賀凧 掛川で愛好家80人が交流
静岡県内外の凧(たこ)揚げ愛好家が集う「遠州横須賀凧揚げまつり」(掛川観光協会大須賀支部、遠州横須賀凧巴会主催)が4日、掛川市西大渕で開かれた。県西部や愛知県、山梨県などから23団体約80人が参加し、交流を深めた。 曇天で風がほとんどない条件の中で、参加者は軽量の小型凧に切り替えるなど工夫を凝らして凧揚げを楽しんだ。凧が風をつかんで舞い上がると、周囲から喝采が湧き起こった。子ども向け凧づくり教室も人気を集めた。 横須賀凧は、戦国期の徳川氏と武田氏の戦いを表現したとされる「巴(ともえ)」や演者の姿を模したと伝わる「べっかこう」など多様なデザインが特徴。遠州横須賀凧巴会の石川昇会長(77)は
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新茶マラソン5年連続中止 掛川 交通規制など解決できず
掛川・新茶マラソン実行委員会は5日までに、掛川市内で4月に開催を予定していたマラソン大会を中止すると決めた。中止は5年連続。 事務局の掛川市スポーツ協会によると、交通規制やボランティアの確保、周辺自治会の理解などの課題を解決する見通しが立たないため。市が設置した検討委では、代替イベントへの転換やハーフマラソン化などを視野に見直し協議が進んでいる。市は、検討委の提言を踏まえて方向性を判断するとしている。
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自動運転バスの実証実験相次ぐ 静岡県内公道6カ所、全国3位 運転手不足解消に期待
静岡県内で自動運転バスの実証実験が相次いでいる。県や静岡、浜松市などが計6カ所で公道走行を実施し、共同通信の調査では愛知、栃木両県に次いで3番目に多かった。県によると、このほかにも複数の自治体が関心を示し、運行エリアがさらに広がる可能性がある。残業規制強化で運転手不足が深刻化する「2024年問題」が懸念される中、人口減や高齢化が進む地方の移動手段として期待が高まっている。 23年度に静岡、浜松、沼津、掛川市、松崎町のほか、三島市と長泉町にまたがるエリアで実証実験が行われた。いずれも一部の操作をシステムが担う「レベル2」だが、特定条件下で運転手がいなくても走行可能な「レベル4」の実現を視野
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デジタル活用法 高校生が提案 掛川で5市町9校 ゲームアプリも
島田掛川信用金庫は3日、高校生によるデジタル活用の研究発表会を掛川市御所原の市生涯学習センターで開いた。掛川と島田、牧之原、菊川、川根本の5市町9校の生徒が登壇し、農業振興や関係人口拡大などに関するアイデアを披露した。 島田商高のチームは、山梨県の就農者増加を目的に開発したゲームアプリ「ぶどう王国」を紹介した。特産のブドウを育てて収穫し、品種ごとの糖度や大きさ、色、収穫時期などが分かる図鑑を完成させるゲーム。メンバーは開発の動機や工夫した点を説明し「自分たちが学習してきたことを地域のために役立てたい」と話した。 発表会は高校生の郷土愛醸成や地域資源の再認識などが目的。合併前の旧島田信金が20
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掛川の五明茶、人気沸騰 キスマイ玉森さん紹介「飲みやすく香り高い」
アイドルグループ「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の玉森裕太さんがテレビ番組でお気に入りとして紹介したのをきっかけに、掛川市の五明茶業組合が販売する「緑茶ティーバッグ」の人気が急騰し、関係者を驚かせている。ファンからの注文が相次ぎ、放送後約2週間で昨年1年間の販売数の約3倍を売り上げた。 1月17日に放送された深夜番組で玉森さんがおすすめの静岡グルメとして紹介すると、翌朝には組合のメールに全国から約160件の問い合わせや注文が届いていた。「反響がすごい。工場がひっくり返るかと思った」と同組合の堀井聡理事(44)。ファンの要望を受け、放送後最初の土曜日となる20日には組合の直売店
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アイドルフクロウ「ポポ」天国へ 掛川花鳥園、献花台を設置
掛川花鳥園(掛川市南西郷)の知名度を全国区に押し上げたアフリカオオコノハズクの「ポポ」が1月下旬、老衰で死んだ。20年にわたって愛されたポポをしのび、同園は献花台を設置した。設置後最初の週末になった3日は大勢のファンが訪れ、併設のスケッチブックに「天国でも元気でいてね」「いつまでも大好きです」などとメッセージをつづった。 大勢の来園者が訪れる献花台=掛川市南西郷の掛川花鳥園 同園によると、スタッフが1月23日朝、死んでいるのを確認した。17、18年とされる小型フクロウの寿命を超える20歳だった。同園が開園した2003年に仲間に加わって以降、一度も病気をしたことがないほど健
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節分「福よ来い」 豆まきにぎわう 静岡県西部で行事
節分の3日、静岡県西部の各地で豆まきなどの行事が行われた。多くの地域住民が福をつかもうと懸命に手を伸ばした。 中央区・五社神社 節分の3日、浜松市中央区の五社神社で開運や厄よけなどを祈願する恒例の「節分祭」が行われた。福にあやかろうと、約千人の市民らが境内を埋め尽くした。 おはらいを受けた市内の年男、年女ら約70人が拝殿や仮設の舞台に登場。「鬼は外、福は内」のかけ声で福豆約7千袋と紅白餅などを一斉にまき、境内に詰めかけた人々を喜ばせた。 家族で訪れた同区の大力輝士君(7)は「お菓子がいっぱい取れた。今年は新しいことに挑戦してみたい」と目標を語った。 中央区・浜松八幡宮 人間社会に災
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不要な子ども礼服 地域で有効活用 無料でレンタル 家計負担軽減へ 掛川・城北地区まちづくり協
掛川市の城北地区まちづくり協議会が、入学式や卒業式などで使う小学生用フォーマル服の貸し出し事業を始めた。小中学生の保護者から着用機会がなくなった服を集め、セレモニーで必要な地区住民に無料でレンタルする。資源の有効活用に加え、貧困家庭をサポートする狙いもある。 事業は同協議会女性部が発案した。利用日の3~5日前に貸し出し、着用10日後までにクリーニングを済ませて返却する仕組み。地区の小中学校で2023年秋から、参観会などの機会を利用して保護者に賛同を求めてきた。すでに男女計約30着のフォーマル服とドレス、リボンなどが集まり、城北小校区の住民に利用を呼びかけている。 小学校の式典に限らず、
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心の内 キャンバスに描き表現 画家落合さん 掛川で作品展
菊川市の画家落合くれこさん(33)の個展「宝玉展」が2日、掛川市杉谷南の山田ゆかアトリエギャラリーで始まった。自身の心の内を61のキャンバスとボタンや石などと一緒に展示し、表現している。4日まで。 2児を育てながら制作活動をする落合さんが、生活の中で抱いたさまざまな感情を5~20センチ四方のキャンバスなどにアクリル絵の具やレジン、ネイル用のラメなど多様な素材を使って表した。宝石としてルビーやアメシストを描き、青の背景に黒の絵の具を置いて負の感情を表現した。 自身は価値のないと感じた作品が周囲に価値を見いだされた経験が展示のきっかけになったという。落合さんは「心の中を表現することで、自分の軸が
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中央区の増井さん SSクラス優勝 日将連浜松支部新春大会
日本将棋連盟浜松支部の「令和6年新春大会」がこのほど、浜松市中央区の積志協働センターで開かれた。64人が参加し、最強のSSクラスで増井豊さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 SS ①増井豊(中央区)②岸智之(静岡市葵区)③榛葉大樹(中央区)▽S ①宮城島捷翔(浜名区)②岡本徳裕(磐田市)③渡辺伸五(浜名区)▽A ①佐藤粹聖(中央区)②榊原寛(同)③藤原紳裕(御前崎市)▽B ①坂野義隆(藤枝市)②吉崎航瑠(中央区)③高〓長男(掛川市)▽C ①杉山敏郎(浜名区)②山下浩之(同)③片山久(中央区) ※高〓長男の〓は木ヘンに却の去がタ
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茶況(2月1日)フレーバーティー 台湾に向け発信 掛川の山啓製茶
山啓製茶(掛川市伊達方)とNTTスマートコネクト(大阪府)はこのほど、実演販売のライブ配信「ライブコマース」を行った。台湾で人気を集めるインフルエンサーさゆりさんが出演し、同国向けに栗や蜂蜜などのフレーバーティーを紹介した。 県による静岡茶の新しい需要創出を図る「ChaOI(チャオイ)プロジェクト」推進事業の一環。「ChaOIフォーラム」が両社をつないだ。配信には山啓製茶の商品開発者も出演し、商品の説明や開発の苦労話を披露した。抹茶入り玄米茶やほうじ茶などを集めた静岡茶セットや、さゆりさんが選んだ煎茶や果物のフレーバーティーが入ったセットなど計5セットを紹介した。深蒸し茶や茶草場農法などに
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記者コラム「清流」 福を呼び込む棒たたき
丸太を囲み、ほころぶ住民の笑顔を見て温かい気持ちになった。年始に掛川市の普門寺で行われた、たたき棒祭り。心の中のあかを落とし鬼を追い払って福を呼ぶとする“奇祭”は、丸太を藤の根の先が裂けるまでたたく。丸太の両脇を埋めた住民が一心不乱にたたく姿は迫力満点だった。 取材後、私も参加させていただくことに。何度も何度も棒を振り下ろすと、なるほど確かになんともいえないすがすがしさだ。招福のゆえんをかみしめ、慢性的な肩こりもほぐれた気がした。しかし私の腕力では根は裂けず、結局地元の方に手伝っていただいた。 年始から心が痛くなる出来事が続く。寒さで行動も鈍くなりがちだ。気分転換
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掛川で22人が食中毒 飲食店の弁当原因か
静岡県は1日、掛川市国安の飲食店「寿司割烹弥助」を利用した1グループ38人のうち、22人が下痢や発熱、嘔吐(おうと)などの症状を訴え、西部保健所が食中毒と断定したと発表した。患者と調理従事者の便、調理従事者用トイレの便座からノロウイルスG2が検出された。県は同日から当分の間、同店を営業禁止した。 県衛生課によると、同グループは24日に提供された弁当のいなりずしやかんぴょう巻きなどを食べたところ、翌25日未明ごろから10歳未満~80代男性8人、10~70代女性14人に下痢、発熱などの症状が出た。現在は全員が快方に向かっているという。
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23年救急件数 最多 掛川消防本部 前年比326件増
掛川市消防本部は、2023年の火災・救急・救助統計をまとめた。市内の救急件数は4744件で、2年連続過去最多を更新した。 救急件数は前年に比べ326件増加した。全体の62%が高齢者の搬送だったといい、高齢化とともに救急件数は増加しているとした。最も多かった月は8月の499件で、熱中症のほか、新型コロナウイルス感染症に関する搬送が集中したという。 火災は前年比1件減の35件だった。建物火災が10件でそのうち4件が住宅火災だった。原因はたき火が13件、たばこが3件で火の取り扱いの不注意が多くを占めている。発生時期は1、12月が最も多く、それぞれ8件発生した。救助件数は53件で例年並み。交通事故が
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高柳副市長 7日から復帰 掛川市
掛川市は1日、高柳泉副市長(63)が7日に公務に復帰すると発表した。血液関係の数値改善を目的に1月中旬から入院していた。
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消火栓、スプリンクラーの工事、点検 消防設備士へ理解深める 掛川工高生対象に講座
掛川市葵町の掛川工高は1日、消防設備士の資格について学ぶ講座を同校で開き、環境設備科2年の26人が参加した。県消防設備協会の松坂直和副理事長が講師を務め、消防設備士が消火栓やスプリンクラーなどの工事、整備、点検を行うことができる国家資格であることなどを紹介した。 消防設備の一つである火災報知システムの機能についてもデモ機を使用して説明した。デモ機には煙探知機や熱探知機のほかに緊急通報に使う発信機がついていて、生徒は実際に発信機のボタンを押すなどして消防設備への理解を深めた。 生徒からは「大変なことは」「スプリンクラーの水はずっと出続けるのか」などの質問が出た。藤田亮太さん(17)は「消防整備
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掛川市、地域おこし協力隊に委嘱 喜多村さん 南部活性へ注力
掛川市は1日、フリーライターの喜多村純さん(43)=袋井市出身=を地域おこし協力隊に委嘱した。任期は最長3年間。喜多村さんは市南部の活性化や農業のマネジメント、ブランディングに取り組む。 喜多村さんは飲食店の広告や取材を経験。市内では、市中心部のコワーキングスペースに携わるなど多岐にわたる活動をしてきた。市内でまちづくりを担う人に引かれたことや、地域を取材する中で一歩踏み込み深く関わることで地域活性につなげたいと応募を決め、浜松市から移住した。掛川は父親が市内に勤務していた地でもあり思い入れがあるという。久保田崇市長から委嘱状を受け取った喜多村さんは「まちづくりを盛り上げたい。楽しく活動し
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静岡県、人口流出ワースト7位 2023年も転出増、6154人 若年層の東京圏移動続く
総務省が30日公表した外国人を含む2023年の住民基本台帳人口移動報告によると、静岡県は転出者が転入者を上回る「転出超過」が6154人となり、22年の4658人から1496人増加した。転出超過数は全都道府県の中でワースト7位(前年はワースト8位)で、増加は2年連続。若年層を中心に東京圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)への人口流出が続いている実態が、改めて浮き彫りになった。 全国では東京都の転入超過数と増加幅が突出する一方、40道府県が転出超過となった。東京一極集中が再び加速し、新型コロナ禍前の水準に戻りつつある。 本県への転入者は5万8742人(前年比333人減)、転出者は6万489
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【時評】全国地紅茶サミット 物や人集める「コト」期待(小泊重洋/地紅茶学会顧問)
昨年12月2、3の両日に岐阜市で第21回全国地紅茶サミットが開かれた。全国から大勢の紅茶愛好家や生産農家が集まった。 この会は毎回、開催地の有志が組織を立ち上げて運営する。今回、最初に中心となっていた女性が不幸にして途中で亡くなる事態が生じ、開催が危ぶまれた。しかし、後を受けた女性はSNSを最大限活用して事前の情報発信やオンラインセミナー、会場からのインスタライブなど時代にマッチした運営を行った。さらに長良川、紅葉の金華山、岐阜城を一望するパノラマ茶会を催すなどして大好評のうちに終えることができた。 このように運営がすべて開催地に任される。また、全国の生産者が自慢の紅茶を持ち寄り出店する
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掛川南部にサッカークラブ 地域ぐるみの支援必要【記者コラム風紋】
掛川市教委などは4月、地域の中学校にサッカー部が設置されていなかった市南部の大東・大須賀地区にサッカークラブを創設する。少子化の進展で生徒の文化・スポーツ活動の選択肢が先細る中、あえて空白地帯への新設に踏み切った背景には、地元の子どもたちからの強い要望があった。スポーツ機会の地域間格差解消の動きを歓迎したい。 クラブ新設は、市が掲げる部活動改革の一環。1年前の市総合教育会議で佐藤嘉晃教育長が「最終的に学校と切り離す」と明言し、2026年度までに中学の部活動を全廃して地域クラブに移行させる方針を示した。備品の引き継ぎや調達、保護者の送迎負担など課題は多いが、すでに市内では市教委公認のクラブが
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富士山こどもの国花の谷 静岡県景観賞最優秀
静岡県や建築関連団体などでつくる「美しいしずおか景観推進協議会」はこのほど、第16回県景観賞の受賞地区を発表し、最優秀賞に「富士山こどもの国花の谷」(富士市)を選んだ。 地元のボランティア団体である山野草研究会が約30年にわたり景観形成に貢献したとし、「絶滅危惧種を含む在来種の保護観察、育成、教育プログラム提供といった地道な活動は未来の子どもたちへ残すことができる地域最高の景観資産の一つとなる」と評価した。 優秀賞には、掛川市の茶畑に囲まれる和田岡古墳群と浜松市茶室松韻亭が選ばれた。
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三木(浜松いわた信用金庫、掛川市)は5位 スノーボード・W杯パラレル大回転
スノーボードのワールドカップ(W杯)は27日、オーストリアのシモンヘーエでパラレル大回転が行われ、女子で2連勝を狙った三木つばき(浜松いわた信用金庫、掛川市)は準々決勝で敗れ、5位だった。 男子の斯波正樹(ジョイングループ)は1回戦で敗れて14位だった。他の日本勢は予選で敗退し、女子の竹内智香(広島ガス)は18位、越坂綾菜(ランプジャック)は34位、男子の清水大智(同大)は39位、篠原琉佑(大東大)は40位。 女子はザビーネ・シェフマン(オーストリア)、男子はダニエレ・バゴッツァ(イタリア)が優勝した。
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掛川の城下町、249チームが駅伝 懸命にたすきつなぐ
掛川市の掛川城周辺を駅伝チームが駆け抜ける市城下町駅伝競走大会(実行委員会主催)が28日、市中心部で開かれた。小中学生と一般・高校生の部に市内外の計249チームが出場し、懸命にたすきをつないだ。 新型コロナウイルスの行動制限解除を受けて、出場は前回大会より39チーム多い。コースは掛川城公園三の丸広場付近を発着点にした4区間で、小中学生が約7・7キロ、一般・高校生が約10・6キロ。選手は沿道の声援を受けながら寒風の中を力走し、好タイムを目指した。
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英語版能楽を体験 国際融合文化学会 熱海で新年例会
静岡大名誉教授の宗片邦義さん(熱海市桃山町)が会長を務める国際融合文化学会の新年例会が28日、同市昭和町の起雲閣で開かれた。「能・初謡いワークショップ」と題し、学会員ら15人が英語版の能楽に親しんだ。 参加者は、宗片会長の著書「英語謡曲のすすめ」を使い、シェークスピアの名作「ハムレット」を基に創作された“英語能”に挑戦した。能楽師の長谷川晴彦さん(掛川市出身)の手本に続き、初謡いを楽しんだ。研究発表では、能楽師の津村禮次郎さんが新年祝賀として仕舞「老松」、謡「勧進帳」を披露した。 同学会は世界の文化の調和と融合、新たな文化の創造に取り組む研究者らで構成し、定期的に例会を開いている。
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昭和レトロな菓子包装や家電紹介 掛川市二の丸美術館で企画展
掛川市掛川の市二の丸美術館で3月3日まで、昭和30~40年代の生活道具を集めた「ちょっと昔の暮らし展」(静岡新聞社・静岡放送後援)が開かれている。レトロなパッケージの菓子や電化製品などが並ぶ。 収蔵品に加え、個人や近隣の資料館などから借り受けた約150点を展示している。花柄のポットや電気炊飯器、木目調のテレビなど、暮らしを豊かにした往時の製品がそろった。デザインと機能の変遷や当時の主な出来事を紹介するパネルもある。 美術館が2023年夏に市民から募ったスケッチ画401点の公募作品展も同時開催され、来場者の関心を集めている。
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掛川の県道で乗用車がひき逃げ 横断中の女子中学生骨折
27日午前8時ごろ、掛川市大池の県道交差点で、横断歩道を歩いて渡っていた女子中学生(14)に乗用車が衝突し、そのまま逃走した。中学生は鎖骨を折るけがを負った。掛川署がひき逃げ事件として捜査している。 同署によると、現場は片側1車線で、信号機はない。
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掛川吹奏楽団、2月25日の定演へ入念に練習
掛川市の掛川吹奏楽団は2月25日午後1時半から、同市御所原の市生涯学習センターで定期演奏会を開く。本番を前に、団員は入念な練習に励んでいる。 「春の猟犬」(リード作曲)や歴代の刑事ドラマのテーマ曲を集めたメドレーなど約10曲を演奏する。天野祐美団長は「新型コロナウイルスによる制限がなくなり、足を運んでもらう演奏機会が増えた。団員は皆、気合が入っている」と本番を見据えた。 同楽団は2002年に発足し、同市と近隣の社会人奏者ら約40人が所属している。チケットは500円。小学生以下無料。同センターなどで取り扱う。
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三木つばき(掛川)が今季W杯初勝利 スノーボードパラレル大回転
スノーボード女子アルペン種目の三木つばき(浜松いわた信用金庫、掛川市)が25日、スロベニアのログラで行われたワールドカップ(W杯)パラレル大回転で今季初優勝した。同着だった2022年3月のパラレル回転以来、通算2勝目。欧州の練習拠点としている場所で頂点に立ち「ホームで初の単独優勝ができて、とてもうれしい」と喜んだ。 予選を2位で通過。決勝トーナメントを順当に勝ち上がり、決勝で予選1位のミヘーレ・デッカー(オランダ)を0秒03差で破った。 昨季は世界選手権を初制覇したがW杯は未勝利だっただけに「やっと優勝の報告ができて安心している」。さらなる飛躍を期す今季は非五輪種目のパラレル回転も含めて
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掛川城を火災から守れ 文化財防火デーで管理事務所などが訓練
文化財防火デーの26日、国の重要文化財に指定されている掛川市の掛川城御殿で消防訓練が行われた。掛川城公園管理事務所や周辺美術館の職員約20人と市中央消防署職員、消防団員が参加し、木造建物の有事の対応を確認した。 訓練は御書院上の間から出火し、足にけがをした人が1人いるという想定。担架の使用や消防への通報を連携して行った。御殿では四方に設置されている4基の放水銃のレバーを引いて消火の訓練を行った。 管理事務所の木曽美雪所長(58)は「防火への緊張感が高まった。日頃から電源をチェックするなど気を抜かず対応したい」と話した。
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記者コラム「清流」 求められる質問力
掛川市議会や一部事務組合議会の全員協議会は、慣例で質問が上限3回になっている。より多くの議員が発言できるようにするための配慮だが、議論が不完全燃焼に終わる場面も多い。 以前に取材した衛生施設組合議会の全員協議会では、議員の1人が制限の解除を提起し、その場に限って全議員の質問回数が無制限になった。案件の重要度に即した対応は当然だ。一方で、議論はあまり深まらなかった。既出内容の再確認など発展性に欠ける質問が目立ち、議事進行は間延びした。新味に乏しく、普段から勉強熱心な議員ほど口数が少ない印象だった。 発言に関する一律の規制には抵抗がある。回数を気にしない活発な議論の応酬が本来の姿だと信じるが
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茶況(1月25日)茶の知識や技術 小学生競い合う 掛川T-1グランプリ
掛川茶振興協会はこのほど、市内小学生が茶に関する知識や技術を競う「T-1(ティーワン)グランプリ」の決勝を掛川市役所で行った。3~6年の20人が参加した。 地元の子どもの掛川茶への愛着や誇りを醸成し、将来的に他地域に魅力を広めていくことが狙い。茶の知識10種類の中から、見た目で8種類の茶を選ぶ「お茶の種類当て競技」と、茶の入れ方の実技で順位を決めた。 審査に当たった掛川茶商協同組合の大塚裕彦さんは「ハイレベルな戦いだった。みんな基本的な動作は完璧で、湯を冷ます時間や注ぎ方など細かい項目で順位を付けた」と総括した。リモートで実施した予選には86人が出場。表彰式では1位に輝いた中央小4年の山
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W杯パラレル大回転 三木つばき(掛川市)今季初勝利
スノーボードのワールドカップ(W杯)は25日、スロベニアのログラでパラレル大回転が行われ、女子で昨季の世界選手権を初制覇した三木つばき(浜松いわた信用金庫、掛川市)が今季初勝利、通算2勝目を挙げた。
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【京アニ放火殺人】「判決内容には納得」「死刑でも戻らない」大村勇貴さんの関係者 やるせなさ募らせ
「判決内容には納得」「でも大村さんは戻ってこない」。京都アニメーション放火殺人事件の裁判で殺人などの罪に問われた青葉真司被告(45)に死刑判決が言い渡された25日、犠牲になった菊川市出身の大村勇貴さん=当時(23)=とゆかりがある静岡県内関係者は、事件から約4年半もの月日をかけて迎えた節目に、改めて大村さんを失った強い無力感とやるせない思いを募らせた。大村さんら36人もの尊い命が失われた事実を忘れてはならないと、事件の風化防止への決意を新たにした。 大村さんが進学した常葉大造形学部で交流があった後輩の男性会社員(26)=富士市出身=は「判決は思った通りだった。ただ、死刑になろうが反省しよう
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使用済みおむつは燃料に 掛川市ごみ減量会議 3月に提言書
ごみを燃やさずに資源化する仕組みを検討する掛川市の「おむつリサイクル・ごみ減量推進会議」は25日、市役所で最終会合を開き、使用済み紙おむつは同等製品に再生するよりも固形燃料化する方が実現可能性が高いなどとする検討結果を整理した。紙おむつや製品プラスチックなど4品目の方向性を取りまとめて、3月14日に久保田崇市長に提言書を提出する。 比較的ハードルが低い製品プラスチックについては、2025年度にモデル地区を設定して実証実験を行い、26年度に市内全域で導入するよう求める。ごみ分別の細分化に関しては、市民や事業者の理解促進と地域負担軽減の観点が重要との認識で一致した。 推進会議は地域団体の代表や有
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俳句大会、徳井さん最高賞 結社「海坂」90人が参加 浜松市中央区
浜松市など県西部を中心に活動する俳句結社の海坂はこのほど、新年俳句大会を同市中央区の市福祉交流センターで開いた。特選最高賞の「天」には徳井節子さん(78)=中央区=の「追羽子や 天はきはきと緊まりをり」が選ばれた。 県内外から集まった会員90人が2句ずつ計180句を寄せ、久留米脩二主宰ら主要同人11人が選句した。徳井さんの句は正月に行う羽根つきの情景の独創的な表現方法が評価された。 同団体が発行する月刊俳誌「海坂」は創刊79年目を迎え、2024年1月号で通巻934号を数える。同誌に投句するなどの貢献をした会員に対し、23年度の年間賞の授与も行った。 受賞者は次の通り。 功労賞 徳井伸
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「願い叶う」お茶 受験生に 掛川の茶業組合 寄贈
受験シーズンを前に、掛川市の五明茶業組合はこのほど、縁起を担いだティーバッグ「願い星」「叶(かな)い星」を北中3年生204人に配った。堀井聡理事(44)が生徒に手渡した。 五明地区の茶園は新星が発見されるなど星空観察に適した場所として知られている。叶い星は一番茶のシーズン、願い星は縁起の良いとされる八十八夜の時期に摘採した。包装には幸先の良い梅の花の水引をあしらった。 寄贈は4回目。堀井理事は「地元がお茶づくりが有名であることを忘れずに世界に飛び出してほしい」と呼びかけた。榛葉祐介さん(15)は「お茶を飲んでそれぞれの夢を叶えられるように頑張りたい」と話した。
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掛川・中東遠総合医療センター10周年 医師、職員ら演奏披露
掛川市菖蒲ケ池の中東遠総合医療センターで24日、開院10周年を記念したコンサートが開かれた。医師や職員、入院中の患者らが出演し、病院利用者に多彩な楽曲を披露した。 6組がジャズの名曲やNHK連続テレビ小説の主題歌などを届けた。新型コロナウイルス禍で奮闘していた同センターをもり立てるため、ヤマハ掛川工場が2020年12月に寄贈したピアノも活躍し、コンサートを盛り上げた。 フィナーレの曲目は、開院10周年を機につくった病院歌「金木犀(きんもくせい)、咲き誇る明日へ」。医師らがそれぞれ得意の楽器で演奏し、癒やしのひとときを締めくくった。
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部活なくても「サッカーしようぜ」 掛川大東・大須賀に地域クラブ 中学生に競技継続の機会
掛川市教育委員会と市スポーツ協会、掛川サッカー協会は4月、市南部の大東・大須賀地区に新たな地域クラブとしてサッカークラブを創設する。市と市教委が進める部活動改革の一環。地元の中学校にサッカー部がなく競技継続を諦めざるを得なかった生徒の声に応えて、クラブ活動を楽しめる環境を整備する。 市教委は2026年夏までに市内全中学校の部活動を廃止し、地域団体が展開する地域クラブに移行させる方針を示している。サッカークラブの創設は地域移行の先行モデルとの位置付け。市教委によると、県総合体育大会など中体連の大会にも出場可能で、市スポーツ協会が管理・運営を担い、地元スポーツ少年団のコーチが指導に当たる。
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ビタミン色500本 甘い香り 掛川「ロウバイの里」で見頃
掛川市初馬の初馬会館南側の山林に整備された「ロウバイの里」で、花が見頃を迎えている。ろうのような光沢がある黄色い花が甘い香りを漂わせ、来場者を楽しませている。 約7000平方メートルの斜面に、高さ約2.5メートルのロウバイの木約500本が植栽されている。地元の住民グループ「花咲会」が2018年から、苗木の植え付けや園路の敷設を進めてきた。水仙やコスモスなどの栽培にも取り組み、四季折々の花で地区を彩る構想を描いている。 同グループによると、ロウバイの花は2月中旬まで楽しめそう。石川寿代表(76)は「これだけの数のロウバイは見事。多くの人に楽しんでほしい」と話す。 (掛川支局・高林和徳)
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掛川城30周年事業 2500万円を計上方針 市24年度当初予算
掛川市は22日、4月に天守復元30周年を迎える掛川城の記念事業で、2024年度当初予算に関連事業費2500万円を計上する方針を示した。同日、市役所で開かれた記念事業実行委員会の会合で説明した。 市は3月29日から11月3日までの約7カ月間にわたって、掛川城周辺で多彩なイベントの実施を計画している。予算配分の内訳は、記念式典(10月19日)に80万円、和装パレードや演劇を展開する開門30周年祭(10月26日)に680万円、城下町商店街キャンペーン(10月19日~11月3日)に580万円など。 会合では、事業をPRするためのポスターのデザインを決めた。委員からは「通年のイベント日程が掲載されたパ
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着物学ぶ91人 和装で交流 掛川
装道礼法きもの学院県認可連盟は21日、「新年きものの集い」を掛川市内で開いた=写真=。着物教室で学ぶ県内の91人が和装で参加し、交流を深めた。 峰尾陽子委員長(79)は「日本人は毎日着物を着ることで精神性を育んできた。面倒なことも含めて文化。私たちと一緒に着物を伝えていってほしい」とあいさつした。その後、花嫁の打ち掛けや振り袖の着装の披露が行われ、参加者は素早く丁寧に着付けをする様子に見入った。
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「共に過ごす時間 大切」 掛川東高佐野さん 障害者理解作文・最優秀賞
掛川東高2年の佐野夢果さん(17)が障害者の理解を深める「心の輪を広げる体験作文」高校生の部で、最優秀賞の内閣総理大臣賞に選ばれた。作文のタイトルは「気づきから生まれる誰もが暮らしやすい社会」。障害の有無にかかわらず共に過ごす時間が大切だとつづった。このほど掛川市役所を訪れ、久保田崇市長に報告した。 作文募集は内閣府などの主催。佐野さんは車椅子を使いながら小中高と普通学級で過ごす中で、先生やクラスメートの工夫で一緒に授業を受けられたことや、障害のくくりではなく自分自身として生活を送ることができたことに触れた。時間を共にして互いを理解し、自分の経験から得られた気づきが社会を変えるきっかけになる
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コラム窓辺 被災地の教訓を明日へ【白井貴子/シンガー・ソングライター】
能登半島地震で被災された皆さまへ、一日も早い復興を心よりお祈りしています。そして私たちも、今まで以上に備えを進めましょう。 私は阪神大震災と東日本大震災の時、復興祈願チャリティーライブの折に被災地で手を合わせる機会をいただきました。阪神大震災の時、兵庫県芦屋市の街は木造家屋の1階が皆崩れ、鉄筋のビルだけが残っていたことが今も鮮明に思い出されます。 東日本大震災の後には、岩手県陸前高田市の小学校に建設された仮設住宅で、お住まいの皆さんの前で「元気になーれ」を歌わせていただきました。グラウンドに立っていた時でした。大きな揺れがあり、ギギギ~と遠い空のかなたから大地がきしむ音がとどろき、大地が
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日坂小児童、ハイキング客に東山茶振る舞う 掛川・粟ケ岳
掛川市大野の日坂小3年生12人はこのほど、地元の特産である茶をPRしようと粟ケ岳の麓の東山いっぷく処(同市東山)でハイキング客らに東山茶を振る舞った。 児童は3人ずつのグループに分かれ、急須で茶を入れた。準備をしたり蒸らしたりしている間には、お茶に含まれるカテキンやビタミンCなどの成分についてクイズを出して茶の魅力を説明した。飲んだ人は「おいしい」「2煎目のほうが濃い」などと味わいながら感想を伝えた。山城月咲さん(9)は「たくさん来てくれてよかった。お茶の良さやおいしさを伝えられた」と充実した表情を浮かべた。 取り組みは総合的な学習の一環。昨年4月、授業で地域を探検していたところ、茶農家
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指名手配犯逮捕し殉職の中野警視を追悼 掛川、菊川署「強い精神で業務当たる」
掛川、菊川両署は19日、重傷を負いながら容疑者を取り押さえて殉職した故中野倉治警視=当時(53)=の追悼式を菊川市中内田の慰霊碑前で開いた。鈴木康弘掛川署長、竹下貢菊川署長、若手署員ら約15人が碑に献花や黙とうをささげ、先輩警察官に敬意を示した。 中野警視は1972年1月21日、殺人事件で指名手配中の容疑者を発見。隠し持っていたナイフで首を刺されながらも約100メートル追跡して、逮捕した。その後、搬送先の病院で亡くなった。 鈴木署長は「刑事魂や職責の高さを感じる。将来の警察官に伝えていきたい」と話した。出席した若手の掛川署地域課、時森弐千翔巡査(23)は「犯人を追い詰める強い意志を感じた
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地域経済の発展へ 新年会で決意新た 掛川みなみ商工会
掛川市の掛川みなみ商工会はこのほど、恒例の新年会を同市内で開いた。会員事業所の代表ら約90人が出席し、地域経済の発展に向けて決意を新たにした。 平松季哲会長は、原材料価格や人件費の上昇などを受けて、多くの事業所は売り上げが伸びても利益が確保できていないと指摘した。デジタル化と販売促進事業の支援に注力する姿勢を示した上で「会員に寄り添って態勢を強化していく」と強調した。
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有機農業拡大へ後押し 静岡県、JA中央会が研究会 事例や技術紹介 情報共有の場に
静岡県やJA静岡中央会などは本年度から、県内での有機農業の規模拡大に向け、技術指導に本腰を入れ始めた。農家らが先進事例の紹介や指導者養成を受けられる研究会を新たに発足。環境負荷を減らす農業の普及、担い手の拡充を目指す。 取り組みの背景には、国が有機農業や化学肥料の使用量削減のビジョンを定めた「みどりの食料システム戦略」がある。同戦略は2021年時点で2万6600ヘクタールの有機耕作面積を30年に6万3千ヘクタール、50年には耕地面積全体の25%に相当する100万ヘクタールとする数値目標を掲げた。 本県の有機栽培は主に茶や水稲で行われているが、栽培面積全体の約1%(578ヘクタール)にと
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掛川文学賞を受賞 遠未さん招き交流 読書サミットで高校生ら
掛川市の市民選書委員の推薦図書5冊から高校生が1作品を決める「高校生が選ぶ掛川文学賞」の実行委員会は20日、読書サミット(静岡新聞社・静岡放送後援)を同市中央図書館で開いた。昨年11月に同賞受賞が決まった「おかげで、死ぬのが楽しみになった」(サンマーク出版)の著者遠未真幸さんを招き、授賞式と高校生との交流会を行った。 授賞式では生徒代表が遠未さんに賞状を手渡した。遠未さんは、高校生が予定時間を超過しながら全員が納得した上で作品を選んだことに触れ「本を書くのも同じで手間がかかる。コスパ(コストパフォーマンス)もタイパ(タイムパフォーマンス)も悪いかもしれないことにこそ大切なものは宿る。あえて遠
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かわいい名前付けてね♡ 12月誕生のケープペンギン 掛川花鳥園が2月15日まで募集
掛川市南西郷の掛川花鳥園は2月15日まで、2023年12月に生まれたケープペンギンのひなの名前を募集している。 性別は調査中で、今後DNA鑑定をして明らかにする。ひなは両親に当たる20歳の雄のアレックスと12歳の雌のれもんが交代しながら卵を温め続け、12月17日にふ化した。両親がアジをかみ砕いて与えていて、生まれたときは約80グラムだった体重が1・8キロに増えたという。ひなは22日以降に公開する予定。 名前はペンギンプールとショー会場に設置するパネルに示したQRコードから応募できる。3月24日の命名式で発表する。バード統括の北條龍哉さん(43)は「性別にとらわれない名前をつけてほしい。
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秘書広報室を新設 掛川市
掛川市は19日の市議会全員協議会で、2024年度の組織編成案を示した。トップメッセージの発信力強化を図るため、企画政策課の政策秘書係と広報・シティプロモーション課の広報広聴係を統合し、企画政策課内に「秘書広報室」を新設する。 広報・シティプロモーション課と観光交流課は廃止して、新たに観光・シティプロモーション課を設置する。中山間地や沿岸部を含めた市域全体の観光施策や移住促進を一体的に推進する狙いがある。子育て家庭を包括的に支援する「こども家庭センター」も新設し、家庭相談と保健関連の機能を一元化する。 外部人材の登用では、危機管理監と危機管理部長を兼任する専門人材として、防衛省から1等空佐を招
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能登地震 掛川市職員3人、被災地へ 「寄り添った支援 心がける」
掛川市は21日から順次、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県穴水町に職員3人を派遣する。罹災(りさい)証明書の交付と避難所運営に従事する。市役所で19日、出発式が行われ、3人が市幹部から激励を受けた。 派遣されるのは広報・シティプロモーション課主事近藤和也さん(30)とDX推進課主任青野竜洋さん(35)、土木防災課技術員時貞翔太さん(21)で、いずれも公募で志願した。近藤さんは「これまで培った経験を発揮できる機会。被災者に寄り添った支援を心がける」と力を込めた。 出発式と合わせて、市消防本部から延べ39人が赴いた緊急消防援助隊の派遣報告会も開かれた。久保田崇市長は「困難な業務だった。市を代
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茶況(1月18日)有機栽培のポイント学ぶ 掛川で研修会
掛川市は18日、茶の有機栽培に関する研修会を同市千羽のJA掛川市本所で開いた。市内の茶農家や茶商65人が参加し、経験者らから有機栽培のポイントを学んだ。 静岡県の有機栽培推進コーディネーター後藤昇一さんは、生育条件の良い園地の選定や病害虫の抑制環境をつくることなどが重要とした。後藤さんは「有機農業は地力に依存している。土壌の物理性改良や豊かな生物相を育む土作りが大切」と話し、茶草場農法の活用を推奨した。浜松市天竜区春野町で約30年間、有機栽培に取り組む鈴木猛史さんは自身の経験を語り、土作りにおける微生物の重要性に触れた。このほか、国の有機農業の支援策や有機JAS認証についての注意点などの紹
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中東遠総合医療センター 南海トラフ対策強化を 能登被災地派遣隊員 活動報告
能登半島地震の被災地支援に災害派遣医療チーム(DMAT)として加わった中東遠総合医療センター(掛川市菖蒲ケ池)の隊員が18日、同センターで活動報告した。道路が寸断された中で取り組んだ患者搬送などの任務を写真や動画で示し、南海トラフ地震を想定した対策の強化を呼びかけた。 同センターでは2日以降、計3隊を石川県に派遣している。第1隊として2~6日に現地で活動した救急科診療部長の松島暁医師(45)は、17日出発の第3隊の一員として再び現地入りした。輪島市の避難所からリモートで参加し「外科系よりも内科系の医師が活躍している段階。病院ではコロナ患者の診療もあった」と現地の状況を伝えた。 宮地正彦院長は
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戸籍証明書 自宅で受け取り 23日から 掛川市が新電子申請サービス
掛川市は23日、市民が戸籍証明書の交付をスマートフォンで申請し、自宅で受け取れる新たな電子申請サービスを開始する。マイナンバーカード所有者でクレジットカードかPayPay(ペイペイ)による決済が可能な市民が対象。 申請できるのは戸籍謄抄本、戸籍の付票、身分証明書、独身証明書、除籍・改製原戸籍の各証明書。市ホームページや市電子申請ポータルサイトから専用フォームにアクセスして申請する。発送手続きは決済確認後3開庁日以内。手数料は窓口と同額で、別途郵送料が必要になる。 24時間申請が可能。市はスマホで行政手続きを完結できる「手のひら市役所の実現」を目指している。
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三木(浜松いわた信用金庫、掛川市)は6位 スノーボード・W杯パラレル回転
スノーボードのワールドカップ(W杯)は16日、オーストリアのバートガシュタインでパラレル回転が行われ、女子で昨季パラレル大回転で世界選手権を制した三木つばき(浜松いわた信用金庫、掛川市)は6位だった。予選を4位で通過したが、準々決勝で敗れた。 他の日本勢は予選敗退。越坂綾菜(ランプジャック)は34位で、男子の斯波正樹(ジョイングループ)は17位、兼松直生(中京大)は43位、清水大智(同大)は46位だった。 女子はラモナテレジア・ホフマイスター(ドイツ)、男子はマウリツィオ・ボルモリーニ(イタリア)が優勝。 次につながる 三木つばきの話 自分の思うように体を動かすことができた。(準々決勝
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高柳副市長が入院 1カ月程度の予定 掛川市
掛川市は16日、高柳泉副市長(63)が県内の病院に入院したと発表した。期間は1カ月程度を予定している。決裁や相談はリモートで対応する。 市によると、入院は血液関係の数値改善が目的。
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東海4県「若手市長の会」掛川で総会
静岡と愛知、岐阜、三重4県の50歳未満の市長15人で構成する「東海若手市長の会」は16日、掛川市役所で総会を開き、施策の調査研究や研修会開催などを盛り込んだ2024年度の事業計画を決めた。役員改選を行い、会長の伊藤徳宇・三重県桑名市長を再任した。 開催市の久保田崇・掛川市長は、全国に先駆けた生涯学習都市宣言や積極的な外部人材登用など市の取り組みをアピールした。伊藤会長は、各市が携わっている能登半島地震の被災地支援に触れた上で「南海トラフ地震の発生確率も高く、何ができるか考えて対策を進めていく。連携を密に取っていきたい」と話した。 総会後に研修を行い、シェアリングエコノミー協会(東京)代表理事
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掛川の観光農園で「循環型農業」学ぶ 中南米11カ国の省庁職員ら
農業振興や中小企業支援に携わる中南米11カ国の省庁と非政府組織(NGO)の職員ら14人の視察団が16日、掛川市上内田の観光農園キウイフルーツカントリージャパンを訪れ、観光農園モデルや循環型農業の仕組みを学んだ。国際協力機構(JICA)が進める研修生受け入れ事業の一環。 農園の平野耕志代表が、持続可能な無農薬キウイ栽培の取り組みを説明した。倒木や剪定(せんてい)した枝をバーベキューなどの燃料に使うことで発生した煙が、温室内の病害虫発生を防ぐ効果も紹介した。参加者からは、収穫時期や収穫物の流通経路、交流サイト(SNS)活用などに関する質問が上がった。 一行は15日に来日した。17日は静岡市内で行
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着ぐるみ姿でレース ティラノ67頭が全力疾走 掛川で初開催【動画あり】
恐竜の着ぐるみで競走する「かけがわティラノフェス」が14日、掛川市の原野谷中東側の田んぼで開かれた。静岡県内外から67人が参加し、ティラノサウルス姿で全力疾走した。市内での恐竜レース開催は初めて。 中学生以上の成獣部門に50人、小学生以下の幼獣部門に17人がエントリーして、短距離走とダンスバトル、団体戦のポールリレーで競った。スタート地点に立った参加者は、発走の合図と同時にダッシュして懸命にゴールを目指した。ダンスでは首や短い手を激しく振って審査員にアピールし、来場者から笑いと歓声が上がった。 参加賞として地元の無農薬米を使ったおにぎりが振る舞われたほか、各種目と総合の部の上位入賞者には
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スノーボードW杯 三木、巻き返し3位 パラレル大回転
【シュクオル(スイス)共同】スノーボードのワールドカップ(W杯)は13日、スイスのシュクオルでパラレル大回転が行われ、女子は昨季世界選手権覇者の三木つばき(浜松いわた信用金庫、掛川市)が3位に入った。準決勝で敗れたが、3位決定戦を制した。竹内智香(広島ガス)は三木に準々決勝で敗れて7位だった。 男子の斯波正樹(ジョイングループ)は1回戦敗退で16位。清水大智(同大)は33位で予選落ちし、兼松直生(中京大)と女子の越坂綾菜(ランプジャック)は失格となった。 女子はルチア・ダルマッソ(イタリア)、男子はベンヤミン・カール(オーストリア)が優勝。 土壇場で勝負強さ 予選をぎりぎり16位で通
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浜松で将棋親睦大会 名人戦、渡辺さんV
浜松市中央区の南部協働センターでこのほど、遠州親睦将棋大会が開かれた。同市や豊橋市、磐田市、袋井市、掛川市の56人が参加し、最強の名人戦で聖隷クリストファー高2年の渡辺快さんが優勝した。 上位入賞者は次の通り。 名人 ①渡辺快②関口真貴③村松清④伊藤進⑤石野俊夫▽S ①山下康弘②嶌英昭③山口昌行④岡本徳裕⑤岡本康夫▽A ①斎藤正直②袴田洋三③池谷雄二④藁科勝祐⑤高柳正芳▽B ①芝田信照②内藤利雅③伊藤隆④高柳長男⑤大柳豆周一▽C ①藤森勗②越知隆一③平野惣一④片山久⑤鈴木さち子
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「きくのん大好き」 菊川市のマスコット 10回目の誕生日祝う
菊川市は13日、市のマスコットキャラクター「きくのん」の誕生日会を同市下平川の中央公民館で開いた。ファンや親子連れが訪れ、10回目の誕生日を祝った。 来場者はきくのんと写真撮影をしたり歌をプレゼントしたりしてお祝いした。会場には、きくのんの顔の形が完成する折り紙コーナーやキーホルダーづくりのブースなどが設けられた。掛川市の「茶のみやきんじろう」、御前崎市の「なみまる」「ふうちゃん」の3キャラクターもお祝いに駆けつけた。母親と市内から訪れた堀井美裕ちゃん(6)はきくのんに手紙を渡し「お顔が大好き」と話した。 きくのんは市政10周年を記念して2014年にデビュー。市制施行の1月17日を誕生日
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ペンギン一日署長がショー 110番の適正利用PR 掛川花鳥園
掛川署は13日、「110番の日」の広報キャンペーンを掛川市南西郷の掛川花鳥園で行った。ケープペンギンに一日警察署長を任命し、ショーや啓発品の配布を通じて適正な通報を呼びかけた。 一日署長を務めたのは雌の「音羽」。飼育員を通じて、鈴木康弘署長から特注のペンギンサイズのたすきをかけられると、来館者と記念撮影に応じた。 ペンギンプールでのショーでは、署員から「交通事故が発生したときは」「免許返納の方法を知りたいときは」などクイズが出され、音羽は飼育員の誘導を受けながら110番するべき状況か○×で示した。署員が持つくす玉のひもを音羽が引くと、「110番」「適正利用」のメッセージが現れ
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掛川茶のスイーツ、地元高校生が開発 第1弾パウンドケーキ、1月内販売予定
掛川市の掛川西高2年生4人が、同市の魅力を発信しようと国産サツマイモのスイーツ専門店「おいもや」(同市大渕)とともに、掛川茶を使用したスイーツ2種の開発に取り組んでいる。第1弾のパウンドケーキは1月中に販売予定。生徒は「一から手がけたものが販売されるのは貴重な経験」と販売準備を進める。 田中拓久磨さん、松井瑞樹さん、二宮優季さん、横山真奈さんの4人が授業の一環で、観光で地元を盛り上げる企画として掛川茶スイーツの開発を考えた。自ら同社に打診し、10月ごろから週に1度、ミーティングを進めてきた。 11日の会議では、同社EC事業部の伊藤優希さんが同校を訪ね、第2弾として準備するパフェの試食を
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伊藤若冲の世界を 西陣織で職人再現 17日まで掛川で展示
江戸時代の画家伊藤若冲(1716~1800年)の作品を京都の伝統織物西陣織で表現した掛け軸などの展示会が13日、掛川市御所原の生涯学習センターで始まった。17日まで。 「旭日雄鶏図」や「果蔬涅槃図(かそねはんず)」などを細部まで表現した約50点が並ぶ。若冲の作品データを参考に職人が力織機で織ったという。糸は髪の毛半分ほどの細さで、ニワトリを力強く描いた旭日雄鶏図には縦糸4千本、横糸約2万5千本が使われている。来場者はルーペを使って伝統の技を堪能した。 同展実行委員会の吉村昌人さんは「職人の精緻な技術を見てほしい」と話す。 西陣織誕生550年と若冲生誕300年を記念した全国巡回展の一環。
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地域のお店デザイン表彰 静岡県、大賞に柚野商店(富士宮)
静岡県は10日、外観デザインや地域社会への貢献度などで優れた個店をたたえる「『地域のお店』デザイン表彰」の表彰式を静岡市葵区で開いた。大賞の知事賞に富士宮市の柚野商店が選ばれ、川勝平太知事が賞状などを贈った。 柚野商店は同市山間部の柚野地区から店舗がなくなる危機にあった中、店主の平野映子さんが前身店舗から承継を決意し、地域の女性とともに新たにオープンした。改装した店内は木材を多く使用。日用品を取りそろえ、一部で量り売りを採用して客の使い勝手を良くした。 審査では「地域内外に開かれ、次世代との関わりも生み出している。地域とお店とのあるべき方向性が見えた。また、(外観、内観の)存在が美しい」
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4月に天守復元30年 掛川城“お茶カラー” 記念ロゴマーク決定 市民投票で最多4割支持
掛川市は12日までに、4月に天守復元30年を迎える掛川城の記念ロゴマークを発表した。 お茶を連想させる緑色を使ったさわやかなデザインで、「30」の数字と城のイラストを組み合わせた。「日本初本格木造復元天守閣」「1994」などの言葉も取り入れ、趣旨が一目でわかるように仕上げた。 ロゴマークは記念事業実行委員会での選定を経て、昨年末から約2週間、ウェブで市民からの投票を受け付けた。5案に投じられた575票のうち、最多の約4割を占めたデザインに決定した。久保田崇市長は「未来を感じさせる明るいデザインがよいと思っていた。いい案に落ち着いた」と印象を話した。 市は記念事業のシンボルマークとして活用し、
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知事選擁立、早期に準備 増田享大氏 自民党静岡県連幹事長【各党に聞く 2024年選挙戦略①】
2024年は御前崎、伊豆、藤枝など県内7市町の首長選が控え、翌25年の知事選や参院選に向けた候補者擁立作業が本格化する。自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題が岸田文雄政権を直撃し、国民の政治不信が高まる中、来るべき衆院選をどう戦い、党勢を拡大していくか。県内で候補者擁立を予定する主要政党幹部に戦略や展望を聞いた。 ―「政治とカネ」の問題による混迷が続く中で新しい年が幕を開けた。 「派閥の政治資金パーティーを巡る問題は通常国会前に捜査が進展し、さらに深刻な政治不信を招いている。県連として申し訳なく、おわびしたい。各派閥としても説明責任を果たしてほしい。失った信頼は簡単には取り戻せ
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茶況(1月11日)上品なうまみ 有機国産抹茶 掛川「山英」が発売
掛川市日坂の製茶販売「山英」(山崎元郷代表)はこのほど、「有機国産抹茶」を発売した。 まろやかで上品なうまみとあざやかな緑色が特徴。牛乳で割るラテやケーキ、プリンなどのデザートに使用しても楽しめる。取り出しやすい幅広のパッケージを採用し保存に向くチャックをつけた。 コロナ禍をきっかけにネット販売に力を入れる中、海外需要のある抹茶に目を向けたことが開発のきっかけだという。同社小売部の山崎千嘉さんは「量を調節して自分好みの抹茶料理を楽しんでほしい」と話した。 80グラムで999円(税込み)。店頭や各通販サイトで購入できる。 (掛川支局・山本萌絵佳)
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被災地病院、水不足深刻 中東遠医療センター DMAT 松島医師「想像以上に壮絶」 能登地震
能登半島地震に本県の災害派遣医療チーム(DMAT)として加わった中東遠総合医療センター(掛川市菖蒲ケ池)救急科診療部長の松島暁医師(45)が10日、取材に応じ、過酷な環境で奔走する医療現場の様子を語った。断水の影響による圧倒的な水不足や道路の陥没に触れて「想像以上に壮絶。土砂崩れや亀裂が多く感覚がおかしくなるほどだった」と振り返った。 松島医師は2~6日、薬剤師1人、看護師2人と共に現地で活動した。公立能登総合病院(石川県七尾市)を拠点に志賀町や輪島市の病院などに医療資機材や食料、水を輸送したほか、介護施設70カ所に電話し被害状況を聞き取った。 現地の病院でとりわけ深刻だったのは水不足。
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被災者に市営住宅用意 掛川市は3戸確保 能登半島地震
掛川市の久保田崇市長は10日の定例記者会見で、能登半島地震の被災者に市営住宅を提供すると表明した。当面の対応として3戸を確保し、避難先住居として石川県に登録した。 市は同日に緊急消防援助隊の第4次隊で6人を派遣した。現地で活動している第3次隊7人と交代する。市が派遣した消防職員は計27人になった。20日には1・8トンの給水車1台と職員4人を派遣する。住宅の被害認定調査や罹災(りさい)証明発行事務、下水道管の調査などに当たる職員派遣の準備も進めている。 久保田市長は市営住宅の提供に関して「掛川に親戚がいるなど、縁があれば希望者がいるかもしれない。段階に応じて被災地支援を続けていく」と話した