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抹茶ラテいかが 静岡県立大と佐々木製茶(掛川)共同開発 カフェ3周年、三ケ日みかん使用

 静岡県立大食品栄養科学部(静岡市駿河区)のサークル「フードラボ」と佐々木製茶(掛川市上内田)は、同社と掛川中央茶業の運営する「茶の庭」の3周年を記念して期間限定ドリンク「三ケ日みかんクリームの抹茶あずきラテ」を共同開発した。3月14日まで同カフェで楽しめる。

開発した抹茶のドリンクを手にするフードラボのメンバー=掛川市上内田の茶の庭
開発した抹茶のドリンクを手にするフードラボのメンバー=掛川市上内田の茶の庭


 ラテはカフェで人気の掛川産抹茶を使ったラテに、三ケ日みかんのソースとピール(皮)、マスカルポーネチーズのクリームを乗せ、粒あんも入れた。飲み応えがあり、かんきつの爽やかさを感じる味わいに仕上げた。開店3周年にちなみ数字の「3」が入り、抹茶との相性に意外性がある三ケ日みかんを素材に選んだ。
 食の魅力発信に取り組む同サークルは県内の茶産業の振興を考え、単価の高い抹茶に注目。2023年度のテーマに選んだ。抹茶スイーツ提供店のマップ作りに取り組み、さらなる消費拡大につなげるため同社に共同開発を打診した。
 3年の葛山結衣代表(21)は「おいしくできた。若者にうけるように見た目もかわいく仕上げた」と話した。同社の米持巧さんは「茶の新たな切り口を見つけてくれた。気づかなかった点を補ってくれる」と取り組みの意義を語った。
 共同開発したラテは600円(税込み)。
 (掛川支局・山本萌絵佳)

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