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湖西市、過去最高6位 驚異10人抜き、区間賞三つ 監督デビュー戦【市町対抗駅伝】

 静岡市で2日行われた第24回県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)は県西部8市町から9チームが出場し、地域の誇りを胸にたすきをつないだ。市の部準優勝の浜松市北部に続き、同市南部が3位、湖西市が過去最高の6位、掛川市も2年連続の10位入賞を果たすなど健闘した。

過去最高の6位入賞した湖西市チーム=草薙陸上競技場
過去最高の6位入賞した湖西市チーム=草薙陸上競技場


 湖西市は、中嶋克太監督(47)の“デビュー戦”で過去最高の6位に食い込んだ。3選手が区間賞の力走。指揮官は「7位以上を目標にやってきた。想定以上の結果」と満足げだった。
 3区金田陽愛選手(11)=湖西岡崎小6年=が驚異の10人抜きで区間タイの記録をたたき出し、チームを勢いに乗せた。「とにかく前にいる人を全員抜くつもりで全力で走った。気づいたら10人抜いていた」。全国高校総体3000メートル障害4位入賞の記録を持つ主将の辻本桜寿選手(18)=浜松開誠館高3年=は5区で区間3位。「もう少し主将らしい走りをしたかったが、みんなの頑張りに助けられた」と振り返った。中嶋監督から誘われて陸上の道に進んだだけに「監督に恩返しができたかな」と笑みを見せた。
 昨年に続き、12区のアンカーを務めた西方大珠選手(24)=愛三工業=は「目の前に5位が見えた。来年も過去最高を更新できるようチーム一丸となって戦いたい」と抱負を語った。
 (浜松総局・小林千菜美)

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