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山頂、登り口に巨大な“辰” 稲わらや茶草使用 掛川・粟ケ岳

 掛川市の粟ケ岳山頂と登り口にこのほど、2024年の干支(えと)の辰(たつ)の巨大オブジェがお目見えし、ハイキング客らを楽しませている。地元住民が訪れる人の楽しみになればと制作した。

稲わらでできた竜=掛川市倉真のこんにゃく亭
稲わらでできた竜=掛川市倉真のこんにゃく亭
茶草で制作した竜=掛川市東山の粟ケ岳山頂
茶草で制作した竜=掛川市東山の粟ケ岳山頂
稲わらでできた竜=掛川市倉真のこんにゃく亭
茶草で制作した竜=掛川市東山の粟ケ岳山頂

 登り口の交流施設「こんにゃく亭」(同市倉真)の竜は全長8メートル、高さ2・2メートル。地元農家から譲り受けた稲わら軽トラック3杯分を使った。元日に行われるサッカーの国際親善試合で、タイと対戦する日本代表を率いる森保一監督が倉真にゆかりがあることから、竜がサッカーボールを蹴っている姿に仕上げた。
 山頂では全長9メートル、高さ4・5メートルの竜がハイキング客を迎える。茶草場農法を実践する東山地区をアピールしようと、ススキを乾燥させた茶草約500キロを使って4日かけて制作した。
 同市の榛葉三枝子さん(71)はともに来年年女・年男を迎える孫の鈴木湊人さん(11)と山頂の竜の前で記念写真を撮影した。榛葉さんは「迫力がある。いい年にしたい。健康に長生きして孫の成長を見たい」とオブジェに手を合わせた。
 (掛川支局・山本萌絵佳)

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