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三社祭礼囃子 児童ら奉納 掛川・三熊野神社大祭

 江戸の祭り文化を継承する掛川市横須賀地区の三熊野神社大祭は6日、祭典2日目を迎え、祢里(ねり)と呼ばれる山車の引き回しが本格的に始まった。同神社では満開の桜の下、県無形民俗文化財の三社祭礼囃子(ばやし)が奉納された。

大勢の観衆に見守られながら三社祭礼囃子を奉納する児童=掛川市西大渕の三熊野神社
大勢の観衆に見守られながら三社祭礼囃子を奉納する児童=掛川市西大渕の三熊野神社
豪快なかけ声とともに、華やかな祢里を引く青年ら=掛川市西大渕の三熊野神社
豪快なかけ声とともに、華やかな祢里を引く青年ら=掛川市西大渕の三熊野神社
大勢の観衆に見守られながら三社祭礼囃子を奉納する児童=掛川市西大渕の三熊野神社
豪快なかけ声とともに、華やかな祢里を引く青年ら=掛川市西大渕の三熊野神社

 境内に設置された舞屋で奉納当番である大工町の青年や小学生が披露した。ひょっとこやおかめの面を着け扇子などを手にした児童は、おはやしに合わせて軽快に舞った。演者は2023年11月ごろから稽古に励んだという。指導した大工町の松本俊二総代(64)は「最高の出来栄えで練習の成果が出せた。近年はコロナの影響を受けたが、うまく継承できている」と笑顔で話した。
 奉納が終わると、境内に集結した13町の祢里は豪快なかけ声とともに遠州横須賀街道に繰り出した。祭典は7日、最終日を迎える。同日まで、周辺で車両の交通規制を行う。

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