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筆へ感謝 50本供養 掛川の書道教室

 掛川市西大渕の書道教室「淵皷塾(えんこじゅく)」は23日、同所の三熊野神社で筆供養を行った。塾生らが1年間で使った筆50本を供養し、書のさらなる上達を祈った。

玉串をささげる塾生=掛川市西大渕の三熊野神社
玉串をささげる塾生=掛川市西大渕の三熊野神社

 同塾の小6、中3の約20人が出席した。祝詞が読み上げられた後、塾生らは玉串をささげて筆への感謝の気持ちを込めた。小学1年時から通っている大須賀中3年の青野蓮生さん(15)は「うまくなれたのは筆のおかげ。大切に使わないといけないと改めて思った」と話した。
 同塾は1924年に開業し、供養は毎年の恒例行事になっている。松本玉葉塾長(62)は「字を書く機会は減ったが、日本の伝統をなくさないように塾を続けたい」と語った。

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