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「市街地に自習室を」 掛川市長に高校生提案 意見交換会

 掛川市の久保田崇市長と高校生の意見交換会「市長と掛川を語ろう」が市役所で開かれ、掛川西高の2年生11人がまちづくりについて発表した。空き店舗の有効活用に着眼し、学習スペースへの再生などを提案した。

久保田市長(左端)に市の魅力や課題を伝える高校生=掛川市役所
久保田市長(左端)に市の魅力や課題を伝える高校生=掛川市役所

 市街地に学習スペースの整備を求めたグループは、生徒約250人に実施したアンケートを紹介した。掛川駅や同校の近くに自習室が欲しいと考える生徒は7割超に上るとした上で「夜まで長時間利用できる自習室が理想」と生徒の声を伝えた。久保田市長は「増えている空き店舗を活用してフリースペースにするやり方なら、比較的ハードルは低い」と応じた。
 市の魅力については、新幹線駅や高速道路がもたらす交通利便性を挙げる生徒が目立った。伝統工芸を足掛かりにした地域振興を提案した小松幹汰さん(17)は「思った以上に意見を言えて貴重な機会になった。市長になった理由も聞いてみたかった」と振り返った。

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